JP2019153176A - 避難誘導システム、避難誘導装置、及び制御装置 - Google Patents

避難誘導システム、避難誘導装置、及び制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】容易に管理することが可能な避難誘導システム、避難誘導装置、及び制御装置を提供すること。【解決手段】対象領域での避難を誘導する避難誘導システム100であって、複数種類の非常放送部11、非常灯部12、及び誘導灯部13を備える避難誘導装置1と、複数種類の非常放送部11、非常灯部12、及び誘導灯部13を制御する制御装置3と、を備え、制御装置3は、避難誘導装置1から分離されており、避難誘導システム100は、制御装置3と避難誘導装置1とを相互に電気的に接続する制御配線L1、を備えており、制御装置3は、複数種類の非常放送部11、非常灯部12、及び誘導灯部13を各々制御するための3種類の制御信号を制御配線L1を介して避難誘導装置1に送信し、制御配線L1は、3種類の制御信号に共通となっている。【選択図】図1

Description

本発明は、避難誘導システム、避難誘導装置、及び制御装置に関する。
従来、警戒区域に対して複数の閃光装置を設置して、当該閃光装置からの光にて避難誘導を行う避難誘導システムが知られていた。(例えば、特許文献1参照)。また、従来、警戒区域に対して複数のスピーカを設置して、当該スピーカからの非常放送にて避難誘導を行う技術や、複数の非常灯や誘導灯を設置して、当該非常灯や誘導灯の点灯にて避難誘導を行う技術も提案されていた。
そして、従来、これらの閃光装置、スピーカ、非常灯、又は誘導灯等の如き複数種類の避難誘導装置を警戒区域に設けて、防災性を向上させることが提案されていた。
特開2017−27610号公報
しかしながら、これらの複数種類の避難誘導装置各々については、警戒区域に個別的に管理する必要があり、管理性の観点から改善の余地があった。
すなわち、例えば、複数種類の避難誘導装置については、一般的には、防災受信機側と個別的に電気的に接続して用いられるように構成されていたが、防災受信機側と複数種類の避難誘導装置とを電気的に接続するために、配線を避難誘導装置の種類毎に引き回す必要があり、手間となる可能性があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、容易に管理することが可能な避難誘導システム、避難誘導装置、及び制御装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の避難誘導システムは、対象領域での避難を誘導する避難誘導システムであって、複数種類の避難誘導手段を備える避難誘導装置と、前記複数種類の避難誘導手段を制御する装置制御手段と、を備え、前記装置制御手段は、前記避難誘導装置から分離されており、前記避難誘導システムは、前記装置制御手段と前記避難誘導装置とを相互に電気的に接続する配線、を備えており、前記装置制御手段は、前記複数種類の避難誘導手段のうちの少なくとも2種類の避難誘導手段を各々制御するための少なくとも2種類の制御信号を前記配線を介して前記避難誘導装置に送信し、前記配線は、前記少なくとも2種類の制御信号に共通となっている。
また、請求項2に記載の避難誘導システムは、請求項1に記載の避難誘導システムにおいて、前記装置制御手段は、相互に異なる少なくとも2つの周波数帯の信号を、前記少なくとも2種類の制御信号として送信し、前記避難誘導装置は、前記装置制御手段からの前記相互に異なる少なくとも2つの周波数帯の信号を受信して各周波数帯の信号に濾波する濾波手段、を備え、前記複数種類の避難誘導手段のうちの少なくとも2種類の避難誘導手段は、前記濾波手段にて濾波された前記各周波数帯の信号にて制御される。
また、請求項3に記載の避難誘導システムは、請求項1又は2に記載の避難誘導システムにおいて、前記避難誘導装置は、前記装置制御手段側からの電力にて動作する。
また、請求項4に記載の避難誘導システムは、請求項1から3の何れか一項に記載の避難誘導システムにおいて、前記複数種類の避難誘導手段は、非常放送にて避難誘導を行う手段と、非常灯にて避難誘導を行う手段又は誘導灯にて避難誘導を行う手段とを含む。
また、請求項5に記載の避難誘導装置は、対象領域での避難を誘導する避難誘導装置であって、装置制御手段に制御される複数種類の避難誘導手段、を備え、前記装置制御手段は、前記避難誘導装置から分離されており、前記装置制御手段と前記避難誘導装置とは配線により相互に電気的に接続されており前記装置制御手段は、前記複数種類の避難誘導手段のうちの少なくとも2種類の避難誘導手段を各々制御するための少なくとも2種類の制御信号を前記配線を介して前記避難誘導装置に送信し、前記配線は、前記少なくとも2種類の制御信号に共通となっている。
また、請求項6に記載の制御装置は、対象領域での避難を誘導する避難誘導装置であって、複数種類の避難誘導手段を備える前記避難誘導装置を制御する制御装置であり、前記複数種類の避難誘導手段を制御する装置制御手段、を備え、前記装置制御手段は、前記避難誘導装置から分離されており、前記装置制御手段と前記避難誘導装置とは配線により相互に電気的に接続されており前記装置制御手段は、前記複数種類の避難誘導手段のうちの少なくとも2種類の避難誘導手段を各々制御するための少なくとも2種類の制御信号を前記配線を介して前記避難誘導装置に送信し、前記配線は、前記少なくとも2種類の制御信号に共通となっている。
請求項1に記載の避難誘導システムによれば、避難誘導装置が複数種類の避難誘導手段を備えることにより、例えば、複数種類分の従来の避難誘導装置に対応する機能を1つの避難誘導装置に対して実装することができるので、管理する対象となる避難誘導装置の個数を減少させることができ、避難誘導システムを容易に管理することが可能となる。また、装置制御手段と避難誘導装置とを相互に電気的に接続する配線を備えており、また、配線が少なくとも2種類の制御信号に共通となっていることにより、例えば、避難誘導装置と装置制御手段との間の配線の数を減少させることができるので、配線の引き回しの手間を減少させることができ、避難誘導システムの管理性を向上させることが可能となる。特に、配線が少なくとも2種類の制御信号に共通となっており、また、避難誘導装置が複数種類の避難誘導手段を備えることにより、例えば、配線の共用や、各避難誘導手段の集約を行ったり、あるいは、当該共通となっている配線を利用して、各避難誘導装置の電源の一括給電を行うことができるので、避難誘導システムの部品点数及び機器点数の削減を行うことが可能となり、更にこれらによる低コスト化、及びエコ化(つまり、自然観環境への配慮)を図ることが可能となる。
請求項2に記載の避難誘導システムによれば、相互に異なる少なくとも2つの周波数帯の信号を少なくとも2種類の制御信号として送信し、また、避難誘導装置が相互に異なる少なくとも2つの周波数帯の信号を受信して各周波数帯の信号に濾波することにより、例えば、周波数帯の違いにより制御信号を複数種類に分けることができるので、共通の配線にて複数種類の避難誘導手段を一括かつ有機的に制御することが可能となる。
請求項3に記載の避難誘導システムによれば、避難誘導装置が装置制御手段側からの電力にて動作することにより、例えば、避難誘導装置側にバッテリを設けることが不要となるので、避難誘導システムの管理性を向上させることが可能となる。
請求項4に記載の避難誘導システムによれば、複数種類の避難誘導手段は、非常放送にて避難誘導を行う手段と、非常灯にて避難誘導を行う手段又は誘導灯にて避難誘導を行う手段とを含むことにより、例えば、少なくとも非常放送に加えて、非常灯又は誘導等を用いて避難誘導を行うことができるので、ユーザの聴覚に加えて視覚に訴えかけて避難誘導を行うことが可能となるので、ユーザによる避難の初動を早めることができ、防災性を向上させることが可能となる。
請求項5に記載の避難誘導装置によれば、避難誘導装置が複数種類の避難誘導手段を備えることにより、例えば、複数種類分の従来の避難誘導装置に対応する機能を1つの避難誘導装置に対して実装することができるので、管理する対象となる避難誘導装置の個数を減少させることができ、避難誘導装置を備える避難誘導システムを容易に管理することが可能となる。また、装置制御手段と避難誘導装置とが配線により相互に電気的に接続されており、また、配線が少なくとも2種類の制御信号に共通となっていることにより、例えば、避難誘導装置と装置制御手段との間の配線の数を減少させることができるので、配線の引き回しの手間を減少させることができ、避難誘導システムの管理性を向上させることが可能となる。特に、配線が少なくとも2種類の制御信号に共通となっており、また、避難誘導装置が複数種類の避難誘導手段を備えることにより、例えば、配線の共用や、各避難誘導手段の集約を行ったり、あるいは、当該共通となっている配線を利用して、各避難誘導装置の電源の一括給電を行うことができるので、避難誘導システムの部品点数及び機器点数の削減を行うことが可能となり、更にこれらによる低コスト化、及びエコ化(つまり、自然観環境への配慮)を図ることが可能となる。
請求項6に記載の制御装置によれば、複数種類の避難誘導手段を備える避難誘導装置を制御することにより、例えば、複数種類分の従来の避難誘導装置に対応する機能を1つの避難誘導装置に対して実装して制御することができるので、管理する対象となる避難誘導装置の個数を減少させることができ、避難誘導装置及び制御装置を備える避難誘導システムを容易に管理することが可能となる。また、装置制御手段と避難誘導装置とが配線により相互に電気的に接続されており、また、配線が少なくとも2種類の制御信号に共通となっていることにより、例えば、避難誘導装置と装置制御手段との間の配線の数を減少させることができるので、配線の引き回しの手間を減少させることができ、避難誘導システムの管理性を向上させることが可能となる。特に、配線が少なくとも2種類の制御信号に共通となっており、また、避難誘導装置が複数種類の避難誘導手段を備えることにより、例えば、配線の共用や、各避難誘導手段の集約を行ったり、あるいは、当該共通となっている配線を利用して、各避難誘導装置の電源の一括給電を行うことができるので、避難誘導システムの部品点数及び機器点数の削減を行うことが可能となり、更にこれらによる低コスト化、及びエコ化(つまり、自然観環境への配慮)を図ることが可能となる。
本実施の形態に係る避難誘導システムの接続図である。 避難誘導装置の斜視図である。 制御装置のブロック図である。 避難誘導処理のフローチャートである。
以下に、本発明に係る避難誘導システムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
〔実施の形態の基本的概念〕
まずは、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、概略的に、避難誘導システムに関するものである。
「避難誘導システム」とは、対象領域での避難を誘導するシステムであり、例えば、避難誘導装置、及び装置制御手段を備える。ここで、「対象領域」とは、避難を誘導する対象となる領域であり、例えば、監視領域等を含む概念である。「監視領域」とは、防災受信機による管理の対象となっている領域であり、具体的には、一定の広がりを持った空間であり、例えば、建築物のフロア(例えば、1階部分、2階部分等)、建築物の部屋(例えば、1階の部屋A、1階の部屋B、2階の部屋C等)、廊下、階段等を含む概念である。
また、「防災受信機」とは、監視領域を管理する機器であり、具体的には、火災、又はガス漏れ等の防災を行うものであり、例えば、R型受信機又はP型受信機等含む概念である。「R型受信機」とは、感知器と間で伝送を行うことにより防災を行う機器であり、また、「P型受信機」とは、感知器との間で個々に配線されて防災を行う機器である。
また、「感知器」とは、監視領域の火災又はガス漏れ等を検出する機器であって、防災受信機に対して電気的に接続される機器であり、例えば、煙感知器、熱感知器、火災感知器及びガス感知器等を含む概念である。
また、「避難誘導装置」とは、避難を誘導する装置であり、例えば、複数種類の避難誘導手段を備えるものである。「誘導手段」とは、任意の手法で避難を誘導する手段であり、例えば、非常放送にて避難誘導を行う手段と、非常灯にて避難誘導を行う手段又は誘導灯にて避難誘導を行う手段とを含む概念である。「非常放送にて避難誘導を行う手段」とは、非常放送装置(スピーカ等も含まれる)にて避難を誘導する放送である非常放送を行って避難誘導を行う手段であり、「非常灯にて避難誘導を行う手段」とは、非常灯を点灯することにより避難誘導を行う手段であり、「誘導灯にて避難誘導を行う手段」とは、誘導灯を点灯することにより避難誘導を行う手段である。なお、非常放送装置、非常灯、及び誘導灯については後述する。
また、「装置制御手段」とは、複数種類の避難誘導手段を制御する手段であり、例えば、複数種類の避難誘導手段を制御するための専用装置、防災受信機に対して複数種類の避難誘導手段を制御する機能を実装することにより実現される装置、あるいは、防災受信機以外の任意の装置(例えば、汎用的に用いられるコンピュータ等)に複数種類の避難誘導手段を制御する機能を実装することにより実現される装置等を含む概念である。
そして、以下の実施形態では、「誘導手段」として非常放送にて避難誘導を行う手段に加えて、非常灯にて避難誘導を行う手段又は誘導灯にて避難誘導を行う手段が設けられており、また、防災受信機以外の任意の制御装置に複数種類の避難誘導手段を制御する機能を実装することにより実現される装置である場合について説明する。
[実施の形態の具体的内容]
次に、実施の形態の具体的内容について説明する。
(構成)
まず、本実施の形態に係る避難誘導システムの構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る避難誘導システムの接続図であり、図2は、避難誘導装置の斜視図であり、図3は、制御装置のブロック図である。なお、図1の避難誘導システム100には、対象領域である監視領域の規模等に応じて、任意の個数の避難誘導装置が設けられるが、ここでは、説明の便宜上、避難誘導装置1、2を図示して説明する。また、図1について、実際には、制御装置3には、信号出力部31に電力を供給する後述の商用電源供給部も設けられており、当該商用電源供給部が信号出力部31に電気的に接続されているが、この商用電源供給部については、説明の便宜上、不図示とされている。
避難誘導システム100は、対象領域での避難を誘導するシステムであり、例えば、避難誘導装置1、避難誘導装置2、及び制御装置3を備える。なお、避難誘導装置1及び避難誘導装置2は、相互に同様な構成であるので、ここでは、避難誘導装置1に着目して説明し避難誘導装置2及び他の不図示の避難誘導装置の説明は省略する(後述する避難誘導処理についても同様とする)。
(構成−避難誘導装置)
図1の避難誘導装置1は、複数種類の避難誘導手段を備える装置であり、例えば、制御配線L1を介して制御装置3と電気的に接続されているものであり、また、制御装置3側からの電力にて動作するものであり、また、図2に示すように監視領域の天井900に設けられているものであり、一例としては、本体部901、図1の非常放送部11、非常灯部12、誘導灯部13、及び装置側フィルタ部14を備えるものである。
(構成−避難誘導装置−制御配線)
制御配線L1は、制御装置3と避難誘導システム100の各避難誘導装置とを相互に電気的に接続する配線であり、例えば、避難誘導装置1の非常放送部11、非常灯部12、及び誘導灯部13を制御する各制御信号に共通となっている配線である。
なお、「制御信号」とは、避難誘導装置1を動作させて制御する電気信号であり、具体的には、当該避難誘導装置1の非常放送部11、非常灯部12、及び誘導灯部13を制御する信号であり、例えば、相互に異なる種類である放送制御信号、非常灯制御信号、及び誘導灯制御信号等を含む概念である。「放送制御信号」とは、例えば、非常放送部11を動作させる電力となる信号であり、また、後述する非常放送装置111にて非常放送を行う音声信号として機能する信号である。「非常灯制御信号」とは、非常灯部12を動作させる電力となる信号であり、また、後述する非常灯121を点灯するための駆動信号として機能する信号である。「誘導灯制御信号」とは、誘導灯部13を動作させる電力となる信号であり、また、後述する誘導灯131を点灯するための駆動信号として機能する信号である。なお、これらの各制御信号の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、相互に異なる周波数帯のアナログ信号として構成されており、一例としては、「放送制御信号(音声信号等も含まれる)」が300Hz〜3.4kHz帯の信号として構成されており、また、「非常灯制御信号」が20kHz帯の信号として構成されており、また、「誘導灯制御信号」が60Hz帯の信号として構成されている場合ものとして説明する。
(構成−避難誘導装置−本体部)
図2の本体部901は、避難誘導装置1の本体となる部分であって、天井900に取り付けられる部分である。この本体部901の具体的の種類や構成は任意であるが、例えば、天井900との一体感を保つことを考慮して、全体的に薄型の矩形形状となるように構成されている。
(構成−避難誘導装置−非常放送部)
図1の非常放送部11は、避難誘導手段であり、具体的には、非常放送にて避難誘導を行う手段であり、例えば、非常放送を行うものである。なお、「非常放送」とは、監視領域にて火災又はガス漏れ等の異常が発生した時(以下、非常時)に出力される放送であり、具体的には、避難を誘導するための放送である。この非常放送部11の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、図2の非常放送装置111を備えて構成することができる。非常放送装置111は、例えば、本体部901に設けられているものであり、また、前述の放送制御信号にて非常放送を行うための不図示のスピーカ等を備えて構成することができるものである。
(構成−避難誘導装置−非常灯部)
図1の非常灯部12は、避難誘導手段であり、具体的には、非常灯にて避難誘導を行う手段であり、例えば、点灯するものである。この非常灯部12の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、図2の非常灯121を備えて構成することができる。非常灯121は、例えば、本体部901に設けられているものであり、また、非常灯制御信号を通電することにより発光する不図示の発光ダイオード等を備えて構成することができるものである。また、非常灯121は、例えば、監視領域が暗くなる可能性を考慮して、監視領域を明るく照らす照明として機能するように構成されているものである。
(構成−避難誘導装置−誘導灯部)
図1の誘導灯部13は、避難誘導手段であり、具体的には、誘導灯にて避難誘導を行う手段であり、例えば、点灯するものである。この誘導灯部13の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、図2の誘導灯131を備えて構成することができる。誘導灯131は、例えば、本体部901に設けられているものであり、また、誘導灯制御信号を通電することにより発光する不図示の発光ダイオード等を備えて構成することができるものである。また、誘導灯131は、例えば、図2に示すように、避難方向を矢印で示すパネル中に前述の発光ダイオードを収容することで、当該パネルを点灯するように構成されているものである。
(構成−避難誘導装置−装置側フィルタ部)
装置側フィルタ部14は、制御装置3からの相互に異なる少なくとも2つの周波数帯の信号を受信して各周波数帯の信号に濾波する濾波手段であり、例えば、3つの周波数帯の信号を受信して各周波数帯の信号に濾波する濾波手段であり、一例としては、装置側放送部用フィルタ部141、装置側非常灯部用フィルタ部142、及び装置側誘導灯部用フィルタ部143を備える。
(構成−避難誘導装置−装置側フィルタ部−装置側放送部用フィルタ部)
装置側放送部用フィルタ部141は、放送制御信号に対応する周波数帯を濾波する放送制御信号用濾波手段である。この装置側放送部用フィルタ部141の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、放送制御信号を通過させる一方で、非常灯制御信号及び誘導灯制御信号をカットするように、300Hz〜3.4kHz帯の通過帯域を有するバンドパスフィルタ(BPF:Band−pass−filter)を用いて構成することができる。
(構成−避難誘導装置−装置側フィルタ部−装置側非常灯部用フィルタ部)
装置側非常灯部用フィルタ部142は、非常灯制御信号に対応する周波数帯を濾波する非常灯制御信号用濾波手段である。この装置側非常灯部用フィルタ部142の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、非常灯制御信号を通過させる一方で、放送制御信号及び誘導灯制御信号をカットするように、20kHz帯の通過帯域を有するバンドパスフィルタを用いて構成することができる。
(構成−避難誘導装置−装置側フィルタ部−装置側誘導灯部用フィルタ部)
装置側誘導灯部用フィルタ部143は、誘導灯制御信号に対応する周波数帯を濾波す放誘導灯制御信号用濾波手段である。この装置側誘導灯部用フィルタ部143の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、誘導灯制御信号を通過させる一方で、放送制御信号及び非常灯制御信号をカットするように、65Hz〜70Hz(つまり、60Hzよりも高く且つ300Hzよりも十分に低い周波数)の遮断周波数を有するローパスフィルタ(LPF:Low−pass−filter)を用いて構成することができる。
(構成−制御装置)
図1の制御装置3は、装置制御手段として機能する装置であり、具体的には、避難誘導装置1から分離されており、また、複数種類の避難誘導手段のうちの少なくとも2種類の避難誘導手段を各々制御するための少なくとも2種類の制御信号を制御配線L1を介して避難誘導装置1に送信するものであり、例えば、相互に異なる3つの周波数帯の制御信号である放送制御信号、非常灯制御信号、及び誘導灯制御信号を送信するものである。制御装置3は、例えば、図3の信号出力部31、電源部32、記録部33、及び制御部34を備える。
(構成−制御装置−信号出力部)
信号出力部31は、制御信号を出力する制御信号出力手段である。この信号出力部31の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、図1の放送制御信号出力部311、非常灯制御信号出力部312、及び誘導灯制御信号出力部313を備えて構成することができる。
(構成−制御装置−信号出力部−放送制御信号出力部)
放送制御信号出力部311は、放送制御信号を出力する放送制御信号出力手段であり、例えば、放送制御信号を制御配線L1を介して避難誘導システム100の各避難誘導装置側に送信するものである。放送制御信号出力部311は、例えば、後述する電源部32の不図示の商用電源供給部、又は、電源部32のバッテリ321から供給される電力を用いて、放送制御信号を生成して、生成した放送制御信号を送信するように構成されており、一例としては、公知の信号生成回路、あるいは、公知のフィルタ等を用いて構成することができる。
(構成−制御装置−信号出力部−非常灯制御信号出力部)
非常灯制御信号出力部312は、非常灯制御信号を出力する非常灯制御信号出力手段であり、例えば、非常灯制御信号を制御配線L1を介して避難誘導システム100の各避難誘導装置側に送信するものである。非常灯制御信号出力部312は、例えば、後述する電源部32の不図示の商用電源供給部、又は、電源部32のバッテリ321から供給される電力を用いて、非常灯制御信号を生成して、生成した非常灯制御信号を送信するように構成されており、一例としては、放送制御信号出力部311と同様にして構成することができる。
(構成−制御装置−信号出力部−誘導灯制御信号出力部)
誘導灯制御信号出力部313は、誘導灯制御信号を出力する誘導灯制御信号出力手段であり、例えば、誘導灯制御信号を制御配線L1を介して避難誘導システム100の各避難誘導装置側に送信するものである。誘導灯制御信号出力部313は、例えば、後述する後述する電源部32の不図示の商用電源供給部、又は、電源部32のバッテリ321から供給される電力を用いて、誘導灯制御信号を生成して、生成した誘導灯制御信号を送信するように構成されており、一例としては、放送制御信号出力部311と同様にして構成することができる。
(構成−制御装置−電源部)
図3の電源部32は、信号出力部31を含む制御装置3を動作させるための電力を供給する電源手段である。この電源部32の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、不図示の商用電源供給部、及び図1のバッテリ321を備えて構成することができる。
(構成−制御装置−電源部−商用電源供給部)
商用電源供給部は、非停電時に電力を供給するものであり、例えば、少なくとも放送制御信号出力部311、非常灯制御信号出力部312、及び誘導灯制御信号出力部313に電力を供給するものであり、一例としては、電力会社側からの電力を供給するものである。
(構成−制御装置−電源部−バッテリ)
バッテリ321は、停電時に電力を供給するものであり、例えば、少なくとも放送制御信号出力部311、非常灯制御信号出力部312、及び誘導灯制御信号出力部313に電力を供給するものであり、一例としては、一次電池、あるいは、リチウムイオン電池等のニッケル・カドミウム電池等の二次電池等を用いて構成することができる。
(構成−制御装置−記録部)
図3の記録部33は、制御装置3の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段であり、例えば、外部記録装置としてのハードディスク(図示省略)を用いて構成されている。ただし、ハードディスクに代えてあるいはハードディスクと共に、磁気ディスクの如き磁気的記録媒体、又はDVDやブルーレイディスクの如き光学的記録媒体を含む、その他の任意の記録媒体を用いることができる。
(構成−制御装置−制御部)
制御部34は、制御装置3を制御する制御手段であり、具体的には、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)、及びプログラムや各種のデータを格納するためのRAMの如き内部メモリを備えて構成されるコンピュータである。特に、実施の形態に係る制御プログラムは、任意の記録媒体又はネットワークを介して制御装置3にインストールされることで、制御部34の各部を実質的に構成する。
この制御部34は、機能概念的に、装置制御部341を備える。装置制御部341は、複数種類の避難誘導手段である非常放送部11、非常灯部12、及び誘導灯部13を制御する装置制御手段。なお、この制御部34の各部により行われる処理については、後述する。
(処理)
次に、このように構成される避難誘導システム100によって実行される避難誘導処理について説明する。図4は、避難誘導処理のフローチャートである(以下の各処理の説明ではステップを「S」と略記する)。「避難誘導処理」とは、非常時に避難を誘導する処理である。この避難誘導処理を実行するタイミングは任意であるが、例えば、避難誘導システム100の各装置の電源をオンした場合に実行を開始し、繰り返し実行するものとし、実行が開始されたところから説明する。
図4のSA1において制御装置3の装置制御部341は、避難誘導を開始するか否かを判定する。具体的には任意であるが、例えば、監視領域で異常である火災が発生したか否かを判定し、判定結果に基づいて判定する。詳細には、制御装置3が不図示の感知器からの発報信号(火災を検出したことを示す信号)を直接又は不図示の防災受信機を介して間接的に受信するように構成されていることとし、以下のように処理を行う。具体的には、発報信号を受信していない場合、火災が発生していないものと判定した上で、避難誘導を開始しないものと判定し(SA1のNO)、避難誘導を開始するものと判定するまで、繰り返しSA1を実行する。また、発報信号を受信した場合、火災が発生しているものと判定した上で、避難誘導を開始するものと判定し(SA1のYES)、SA2に移行する。ここでは、例えば、火災が発生した場合に、不図示の感知器が発報信号を出力するが、この場合、避難誘導を開始するものと判定する。
図4のSA2において制御装置3の装置制御部341は、避難誘導を行う。具体的には任意であるが、例えば、信号出力部31にアクセスして、アクセスした信号出力部31にて各制御信号を生成し、生成した各制御信号を連続的に繰り返し出力することにより避難誘導を行う。詳細には、図1の放送制御信号出力部311にて、不図示の商用電源供給部又はバッテリ321の電力を用いて放送制御信号を生成し、また、非常灯制御信号出力部312にて、不図示の商用電源供給部又はバッテリ321の電力を用いて非常灯制御信号を生成し、また、誘導灯制御信号出力部313にて、不図示の商用電源供給部又はバッテリ321の電力を用いて誘導灯制御信号を生成する。次に、これらの生成した放送制御信号、非常灯制御信号、及び誘導灯制御信号を生成し、生成したこれらの各制御信号を、制御配線L1を介して、連続的に順次繰り返し出力することにより避難誘導を行う。
この場合、制御装置3からの各制御信号は、制御配線L1を介して避難誘導装置1に到達して当該避難誘導装置1にて受信されるが、受信されたこの各制御信号は、装置側フィルタ部14にて露波されて非常放送部11、非常灯部12、及び誘導灯部13に到達して、この到達した各制御信号にて非常放送部11、非常灯部12、及び誘導灯部13が制御されることになる。
詳細には、まず、図1の制御装置3からの放送制御信号は、避難誘導装置1にて受信され、装置側放送部用フィルタ部141を通過し、装置側非常灯部用フィルタ部142及び装置側誘導灯部用フィルタ部143にて遮断(カット)されるので、非常放送部11にて受信されることになる。そして、非常放送部11は、この放送制御信号を用いて、図2の非常放送装置111から非常放送(例えば、「火災を検知しました。速やかに退避して下さい。」等の音声放送)を出力することにより、避難を誘導する。
また、図1の制御装置3からの非常灯制御信号は、避難誘導装置1にて受信され、装置側非常灯部用フィルタ部142を通過し、装置側放送部用フィルタ部141及び装置側誘導灯部用フィルタ部143にて遮断されるので、非常灯部12にて受信されることになる。そして、非常灯部12は、この非常灯制御信号を用いて、図2の非常灯121の発光ダイオードを点灯(もしくは点滅)して監視領域(特に、避難誘導装置1付近)を明るく照らすことにより、避難を誘導する。
また、図1の制御装置3からの誘導灯制御信号は、避難誘導装置1にて受信され、装置側誘導灯部用フィルタ部143を通過し、装置側放送部用フィルタ部141及び装置側非常灯部用フィルタ部142にて遮断されるので、誘導灯部13にて受信されることになる。そして、誘導灯部13は、この誘導灯制御信号を用いて、図2の誘導灯131の発光ダイオードを点灯して避難方向を矢印で示すパネルを明るく照らすことにより、避難を誘導する。そして、このような処理を行うことにより、監視領域内のユーザは、上述の非常放送装置111、非常灯121、及び誘導灯131の避難誘導の動作により、迅速に避難を行うことが可能となる。
図4のSA3において制御装置3の装置制御部341は、避難誘導を終了するか否かを判定する。具体的には任意であるが、例えば、監視領域での異常である火災が復旧したか否かを判定し、判定結果に基づいて判定する。詳細には、制御装置3が、不図示の防災受信機に対する所定操作により防災受信機が出力する復旧信号(復旧したことを示す信号)を受信するように構成されていることとし、以下のように処理を行う。具体的には、復旧信号を受信していない場合、火災が復旧していないものと判定した上で、避難誘導を終了しないものと判定し(SA3のNO)、火災が復旧してものと判定するまで、繰り返しSA3を実行する。また、復旧信号を受信した場合、火災が復旧したものと判定した上で、避難誘導を終了するものと判定し(SA3のYES)、SA4に移行する。ここでは、例えば、火災を迅速に鎮火した上で、不図示の受信機に対して所定操作を行うことにより復旧信号が出力された場合、復旧信号を受信した場合、火災が復旧したものと判定した上で、避難誘導を終了するものと判定する。
図4のSA4において制御装置3の装置制御部341は、避難誘導を終了する。具体的には任意であるが、例えば、SA2にて連続的な繰り返し出力を開始された各制御信号の出力を終了することにより、避難誘導を終了する。ここでは、例えば、各制御信号の出力を終了した場合、図2の非常放送装置111による放送が終了し、非常灯121の及び誘導灯部13が消灯することになる。これにて、避難誘導処理を終了する。
(実施の形態の効果)
このように本実施の形態によれば、避難誘導装置1が複数種類の非常放送部11、非常灯部12、及び誘導灯部13を備えることにより、例えば、複数種類分の従来の避難誘導装置に対応する機能を1つの避難誘導装置1に対して実装することができるので、管理する対象となる避難誘導装置の個数を減少させることができ、避難誘導システム100を容易に管理することが可能となる。また、制御装置3と避難誘導装置1とを相互に電気的に接続する制御配線L1を備えており、また、制御配線L1が少なくとも2種類の制御信号に共通となっていることにより、例えば、避難誘導装置1と制御装置3との間の配線の数を減少させることができるので、配線の引き回しの手間を減少させることができ、避難誘導システム100の管理性を向上させることが可能となる。特に、制御配線L1が少なくとも2種類の制御信号に共通となっており、また、避難誘導装置1が複数種類の避難誘導手段を備えることにより、例えば、制御配線L1の共用や、各避難誘導手段の集約を行ったり、あるいは、当該共通となっている制御配線L1を利用して、各避難誘導装置1、2の電源の一括給電を行うことができるので、避難誘導システム100の部品点数及び機器点数の削減を行うことが可能となり、更にこれらによる低コスト化、及びエコ化(つまり、自然観環境への配慮)を図ることが可能となる。
また、相互に異なる少なくとも2つの周波数帯の信号を少なくとも2種類の制御信号として送信し、また、避難誘導装置1が相互に異なる少なくとも2つの周波数帯の信号を受信して各周波数帯の信号に濾波することにより、例えば、周波数帯の違いにより制御信号を複数種類に分けることができるので、共通の制御配線L1にて複数種類の非常放送部11、非常灯部12、及び誘導灯部13を一括かつ有機的に制御することが可能となる。
また、避難誘導装置1が制御装置3からの電力にて動作することにより、例えば、避難誘導装置1側にバッテリを設けることが不要となるので、避難誘導システム100の管理性を向上させることが可能となる。
また、複数種類の避難誘導手段である非常放送部11、非常灯部12、及び誘導灯部13は、非常放送にて避難誘導を行う手段、非常灯にて避難誘導を行う手段、及び誘導灯にて避難誘導を行う手段を含むことにより、例えば、少なくとも非常放送に加えて、非常灯又は誘導等を用いて避難誘導を行うことができるので、ユーザの聴覚に加えて視覚に訴えかけて避難誘導を行うことが可能となるので、ユーザによる避難の初動を早めることができ、防災性を向上させることが可能となる。
また、避難誘導装置1が複数種類の非常放送部11、非常灯部12、及び誘導灯部13を備えることにより、例えば、複数種類分の従来の避難誘導装置に対応する機能を1つの避難誘導装置1に対して実装することができるので、管理する対象となる避難誘導装置の個数を減少させることができ、避難誘導装置1を備える避難誘導システム100を容易に管理することが可能となる。
また、避難誘導装置1が複数種類の非常放送部11、非常灯部12、及び誘導灯部13を備えることにより、例えば、複数種類分の従来の避難誘導装置に対応する機能を1つの避難誘導装置1に対して実装することができるので、管理する対象となる避難誘導装置の個数を減少させることができ、避難誘導装置1及び制御装置3を備える避難誘導システム100を容易に管理することが可能となる。
〔実施の形態に対する変形例〕
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上述の内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の詳細に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決したり、上述した効果の一部のみを奏したりすることがある。
(分散や統合について)
また、上述した構成は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散や統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、任意の単位で機能的または物理的に分散又は統合して構成できる。また、本出願における「装置」とは、単一の装置によって構成されたものに限定されず、複数の装置によって構成されたものを含む。例えば、図1の避難誘導装置においては、非常放送部11、非常灯部12、及び誘導灯部13のうちの、誘導灯部13を省略して非常放送部11及び非常灯部12のみを設けてもよいし、あるいは、非常灯部12を省略して非常放送部11及び誘導灯部13のみを設けてもよい。
(避難誘導手段について)
また、上記実施の形態では、避難誘導装置1に対して避難誘導手段を3種類設ける場合について説明したが、これに限らない。例えば、非常放送部11、非常灯部12、及び誘導灯部13のうちの任意の1つを省略して、避難誘導手段を2種類設けてもよいし、非常放送部11、非常灯部12、及び誘導灯部13以外の避難誘導手段を設けて、4種類の以上の避難誘導手段を設けてもよい。
(非常灯及び誘導灯について)
また、上記実施の形態では、図2の非常灯121及び誘導灯131については、火災発生を判定した場合に点灯するものと説明したが、これに限らず、任意のタイミングに点灯してもよい。具体的には、1日における夜間に点灯してもよいし、停電発生時に点灯してもよいし、あるいは、管理者が定めた所定のイベントが発生した場合に点灯してもよい。
(非常灯について)
また、上記実施の形態では、非常灯121が明るく照らす場合について説明したが、ここでの非常灯121が出力光については、可視光、紫外光、又は赤外光等の任意の光であってよいが、特に、非常灯121が可視光及び赤外光、あるいは、赤外光のみを出力するように構成してもよい。この場合、赤外光を可視光に変換する任意の波長変換材料にて文字又は画像等の文字を表示した表示手段(例えば、表示板等)を設けることにより、赤外光が煙を透過しやすいという特徴を利用して、監視領域で煙が充満した場合でも赤外光を表示手段に照射させて、ユーザに当該文字又は画像を視認させることにより避難を誘導をしてもよい。
(誘導灯について)
また、上記実施の形態では、誘導灯131に左方向の矢印及び右方向の矢印を表示して、火災発生の位置に応じて何れの矢印のみを点灯して避難誘導を行ってもよい。また、誘導灯131については、漢字の「非常口」と表示したり、あるいは、非常口を示すピクトグラム表示を行ったりしてもよい。
(様々な制御について)
また、上記実施の形態の図1の避難誘導システム100の各避難誘導装置を様々な手法にて制御してもよい。具体的には任意であり、例えば、各避難誘導装置の非常灯を非常口に向かって流れるイメージをユーザに与えるように順次制御してもよい。この場合、各避難誘導装置の非常灯各々にて、動作する非常灯制御手段の周波数帯を相互に異ならせることにより前述の制御を行ってもよい。また、例えば、火災が発生した階が特に明るくなるように制御してもよい。このように構成した場合、避難を容易に行わせたり、あるいは、必要な位置でのみ避難を誘導したりすることが可能となる。
(電圧による制御について)
また、上記実施の形態では、避難誘導装置1の図2の非常放送装置111、非常灯121、及び誘導灯131について、周波数帯を変えて制御する場合について説明したが、これに限らず、各制御信号を相互に同様な周波数帯の信号(直流信号を含む)とした上で、各制御信号の電圧値を相互に異ならせて制御してもよい。この場合、非常放送装置111、非常灯121、及び誘導灯131を相互に異なる電圧値の範囲にて動作するように構成し、前述の電圧値を相互に異なる制御信にて制御してもよい。この場合、非常放送装置111、非常灯121、及び誘導灯131をほぼ同時に制御するためには、これらの各装置と制御装置3とを相互に異なる電力配線にて接続して、この電力配線を用いて制御を行ってもよい。
また、例えば、避難誘導システム100の各避難誘導装置を、相互に異なる電圧値の範囲にて動作するように構成し、この各避難誘導装置に三角波の如き電圧値げ時間の経過にした従って変化する制御信号を送信することにより、各避難誘導装置を順次制御してもよい。
(その他の変更について)
また、例えば、前述の「(電圧による制御について)」で説明した場合に限らず、実施の形態で説明した場合でも、非常放送装置111、非常灯121、及び誘導灯131と、制御装置3とを相互に異なる電力配線にて接続してもよい。
また、例えば、制御装置3の機能の一部又は全部を避難誘導装置1に設けてもよい。また、例えば、避難誘導装置1にバッテリを設け、また、この避難誘導装置1及び制御装置3に無線通信手段(例えば、アンテナと無線通信回路等)を設けて、また、アドレスを設定した上で、避難誘導装置1及び制御装置3を相互にアドレスに基づいて無線通信を行って避難誘導するように構成してもよい。
また、例えば、避難誘導装置1については、この変形例のように無線通信手段が設けられているか否かに関わらず、制御装置3側からの電力では無く、避難誘導装置1側での電力にて動作するように構成してもよい。具体的には、避難誘導装置1にバッテリを設けて、当該バッテリにて避難誘導装置1が動作するように構成してもよい。
(特徴について)
また、実施の形態の特徴及び変形例の特徴を任意に組合わせてもよい。
(付記)
付記1の避難誘導システムは、対象領域での避難を誘導する避難誘導システムであって、複数種類の避難誘導手段を備える避難誘導装置と、前記複数種類の避難誘導手段を制御する装置制御手段と、を備え、前記装置制御手段は、前記避難誘導装置から分離されており、前記避難誘導システムは、前記装置制御手段と前記避難誘導装置とを相互に電気的に接続する配線、を備えており、前記装置制御手段は、前記複数種類の避難誘導手段のうちの少なくとも2種類の避難誘導手段を各々制御するための少なくとも2種類の制御信号を前記配線を介して前記避難誘導装置に送信し、前記配線は、前記少なくとも2種類の制御信号に共通となっている。
付記2の避難誘導システムは、付記1に記載の避難誘導システムにおいて、前記装置制御手段は、相互に異なる少なくとも2つの周波数帯の信号を、前記少なくとも2種類の制御信号として送信し、前記避難誘導装置は、前記装置制御手段からの前記相互に異なる少なくとも2つの周波数帯の信号を受信して各周波数帯の信号に濾波する濾波手段、を備え、前記複数種類の避難誘導手段のうちの少なくとも2種類の避難誘導手段は、前記濾波手段にて濾波された前記各周波数帯の信号にて制御される。
付記3の避難誘導システムは、付記1又は2に記載の避難誘導システムにおいて、前記避難誘導装置は、前記装置制御手段側からの電力にて動作する。
付記4の避難誘導システムは、付記1から3の何れか一項に記載の避難誘導システムにおいて、前記複数種類の避難誘導手段は、非常放送にて避難誘導を行う手段と、非常灯にて避難誘導を行う手段又は誘導灯にて避難誘導を行う手段とを含む。
また、付記5の避難誘導装置は、対象領域での避難を誘導する避難誘導装置であって、装置制御手段に制御される複数種類の避難誘導手段、を備え、前記装置制御手段は、前記避難誘導装置から分離されており、前記装置制御手段と前記避難誘導装置とは配線により相互に電気的に接続されており前記装置制御手段は、前記複数種類の避難誘導手段のうちの少なくとも2種類の避難誘導手段を各々制御するための少なくとも2種類の制御信号を前記配線を介して前記避難誘導装置に送信し、前記配線は、前記少なくとも2種類の制御信号に共通となっている。
付記6の制御装置は、対象領域での避難を誘導する避難誘導装置であって、複数種類の避難誘導手段を備える前記避難誘導装置を制御する制御装置であり、前記複数種類の避難誘導手段を制御する装置制御手段、を備え、前記装置制御手段は、前記避難誘導装置から分離されており、前記装置制御手段と前記避難誘導装置とは配線により相互に電気的に接続されており前記装置制御手段は、前記複数種類の避難誘導手段のうちの少なくとも2種類の避難誘導手段を各々制御するための少なくとも2種類の制御信号を前記配線を介して前記避難誘導装置に送信し、前記配線は、前記少なくとも2種類の制御信号に共通となっている。
(付記の効果)
付記1に記載の避難誘導システムによれば、避難誘導装置が複数種類の避難誘導手段を備えることにより、例えば、複数種類分の従来の避難誘導装置に対応する機能を1つの避難誘導装置に対して実装することができるので、管理する対象となる避難誘導装置の個数を減少させることができ、避難誘導システムを容易に管理することが可能となる。また、装置制御手段と避難誘導装置とを相互に電気的に接続する配線を備えており、また、配線が少なくとも2種類の制御信号に共通となっていることにより、例えば、避難誘導装置と装置制御手段との間の配線の数を減少させることができるので、配線の引き回しの手間を減少させることができ、避難誘導システムの管理性を向上させることが可能となる。特に、配線が少なくとも2種類の制御信号に共通となっており、また、避難誘導装置が複数種類の避難誘導手段を備えることにより、例えば、配線の共用や、各避難誘導手段の集約を行ったり、あるいは、当該共通となっている配線を利用して、各避難誘導装置の電源の一括給電を行うことができるので、避難誘導システムの部品点数及び機器点数の削減を行うことが可能となり、更にこれらによる低コスト化、及びエコ化(つまり、自然観環境への配慮)を図ることが可能となる。
付記2に記載の避難誘導システムによれば、相互に異なる少なくとも2つの周波数帯の信号を少なくとも2種類の制御信号として送信し、また、避難誘導装置が相互に異なる少なくとも2つの周波数帯の信号を受信して各周波数帯の信号に濾波することにより、例えば、周波数帯の違いにより制御信号を複数種類に分けることができるので、共通の配線にて複数種類の避難誘導手段を一括かつ有機的に制御することが可能となる。
付記3に記載の避難誘導システムによれば、避難誘導装置が装置制御手段側からの電力にて動作することにより、例えば、避難誘導装置側にバッテリを設けることが不要となるので、避難誘導システムの管理性を向上させることが可能となる。
付記4に記載の避難誘導システムによれば、複数種類の避難誘導手段は、非常放送にて避難誘導を行う手段、非常灯にて避難誘導を行う手段、又は誘導灯にて避難誘導を行う手段のうちの少なくとも2つを含むことにより、例えば、少なくとも非常放送に加えて、非常灯又は誘導等を用いて避難誘導を行うことができるので、ユーザの聴覚に加えて視覚に訴えかけて避難誘導を行うことが可能となるので、ユーザによる避難の初動を早めることができ、防災性を向上させることが可能となる。
付記5に記載の避難誘導装置によれば、避難誘導装置が複数種類の避難誘導手段を備えることにより、例えば、複数種類分の従来の避難誘導装置に対応する機能を1つの避難誘導装置に対して実装することができるので、管理する対象となる避難誘導装置の個数を減少させることができ、避難誘導装置を備える避難誘導システムを容易に管理することが可能となる。また、装置制御手段と避難誘導装置とが配線により相互に電気的に接続されており、また、配線が少なくとも2種類の制御信号に共通となっていることにより、例えば、避難誘導装置と装置制御手段との間の配線の数を減少させることができるので、配線の引き回しの手間を減少させることができ、避難誘導システムの管理性を向上させることが可能となる。。特に、配線が少なくとも2種類の制御信号に共通となっており、また、避難誘導装置が複数種類の避難誘導手段を備えることにより、例えば、配線の共用や、各避難誘導手段の集約を行ったり、あるいは、当該共通となっている配線を利用して、各避難誘導装置の電源の一括給電を行うことができるので、避難誘導システムの部品点数及び機器点数の削減を行うことが可能となり、更にこれらによる低コスト化、及びエコ化(つまり、自然観環境への配慮)を図ることが可能となる。
付記6に記載の制御装置によれば、複数種類の避難誘導手段を備える避難誘導装置を制御することにより、例えば、複数種類分の従来の避難誘導装置に対応する機能を1つの避難誘導装置に対して実装して制御することができるので、管理する対象となる避難誘導装置の個数を減少させることができ、避難誘導装置及び制御装置を備える避難誘導システムを容易に管理することが可能となる。また、装置制御手段と避難誘導装置とが配線により相互に電気的に接続されており、また、配線が少なくとも2種類の制御信号に共通となっていることにより、例えば、避難誘導装置と装置制御手段との間の配線の数を減少させることができるので、配線の引き回しの手間を減少させることができ、避難誘導システムの管理性を向上させることが可能となる。。特に、配線が少なくとも2種類の制御信号に共通となっており、また、避難誘導装置が複数種類の避難誘導手段を備えることにより、例えば、配線の共用や、各避難誘導手段の集約を行ったり、あるいは、当該共通となっている配線を利用して、各避難誘導装置の電源の一括給電を行うことができるので、避難誘導システムの部品点数及び機器点数の削減を行うことが可能となり、更にこれらによる低コスト化、及びエコ化(つまり、自然観環境への配慮)を図ることが可能となる。
1 避難誘導装置
2 避難誘導装置
3 制御装置
11 非常放送部
12 非常灯部
13 誘導灯部
14 装置側フィルタ部
31 信号出力部
32 電源部
33 記録部
34 制御部
100 避難誘導システム
111 非常放送装置
121 非常灯
131 誘導灯
141 装置側放送部用フィルタ部
142 装置側非常灯部用フィルタ部
143 装置側誘導灯部用フィルタ部
311 放送制御信号出力部
312 非常灯制御信号出力部
313 誘導灯制御信号出力部
321 バッテリ
341 装置制御部
901 本体部
900 天井
L1 制御配線

Claims (6)

  1. 対象領域での避難を誘導する避難誘導システムであって、
    複数種類の避難誘導手段を備える避難誘導装置と、
    前記複数種類の避難誘導手段を制御する装置制御手段と、を備え、
    前記装置制御手段は、前記避難誘導装置から分離されており、
    前記避難誘導システムは、前記装置制御手段と前記避難誘導装置とを相互に電気的に接続する配線、を備えており、
    前記装置制御手段は、前記複数種類の避難誘導手段のうちの少なくとも2種類の避難誘導手段を各々制御するための少なくとも2種類の制御信号を前記配線を介して前記避難誘導装置に送信し、
    前記配線は、前記少なくとも2種類の制御信号に共通となっている、
    避難誘導システム。
  2. 前記装置制御手段は、相互に異なる少なくとも2つの周波数帯の信号を、前記少なくとも2種類の制御信号として送信し、
    前記避難誘導装置は、前記装置制御手段からの前記相互に異なる少なくとも2つの周波数帯の信号を受信して各周波数帯の信号に濾波する濾波手段、を備え、
    前記複数種類の避難誘導手段のうちの少なくとも2種類の避難誘導手段は、前記濾波手段にて濾波された前記各周波数帯の信号にて制御される、
    請求項1に記載の避難誘導システム。
  3. 前記避難誘導装置は、前記装置制御手段側からの電力にて動作する、
    請求項1又は2に記載の避難誘導システム。
  4. 前記複数種類の避難誘導手段は、非常放送にて避難誘導を行う手段と、非常灯にて避難誘導を行う手段又は誘導灯にて避難誘導を行う手段とを含む、
    請求項1から3の何れか一項に記載の避難誘導システム。
  5. 対象領域での避難を誘導する避難誘導装置であって、
    装置制御手段に制御される複数種類の避難誘導手段、を備え、
    前記装置制御手段は、前記避難誘導装置から分離されており、
    前記装置制御手段と前記避難誘導装置とは配線により相互に電気的に接続されており、 前記装置制御手段は、前記複数種類の避難誘導手段のうちの少なくとも2種類の避難誘導手段を各々制御するための少なくとも2種類の制御信号を前記配線を介して前記避難誘導装置に送信し、
    前記配線は、前記少なくとも2種類の制御信号に共通となっている、
    避難誘導装置。
  6. 対象領域での避難を誘導する避難誘導装置であって、複数種類の避難誘導手段を備える前記避難誘導装置を制御する制御装置であり、
    前記複数種類の避難誘導手段を制御する装置制御手段、を備え、
    前記装置制御手段は、前記避難誘導装置から分離されており、
    前記装置制御手段と前記避難誘導装置とは配線により相互に電気的に接続されており、 前記装置制御手段は、前記複数種類の避難誘導手段のうちの少なくとも2種類の避難誘導手段を各々制御するための少なくとも2種類の制御信号を前記配線を介して前記避難誘導装置に送信し、
    前記配線は、前記少なくとも2種類の制御信号に共通となっている、
    制御装置。
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