JP2019152160A - タンク水中圧力原動機 - Google Patents

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正典 藤崎
Masanori Fujisaki
正典 藤崎
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Abstract

【課題】気候変動に係る化石燃料、核燃料の使用を控え、脱炭素化に向けた水の応用技術拡大を図り、再生可能エネルギーに転換し電気化社会の未来を構築する。【解決手段】タンク1に貯留する常態の一次水と別に、水中に取り込んだ大気圧を異口径ピストン5,6の表面積の違い(比率)に生じる二次揚水圧力を創造、水圧を主体とする原動機であり、水中エネルギーを利用して発電機を稼働し、排水は元のタンクに還元して水量を保持する水中圧力の原動機。【選択図】 図1

Description

本発明は、増加傾向に在る二酸化炭素の排出削減を実現する為、水面開放のタンク1を設置して、再生可能エネルギーを創造し究極的に解決を図るものであり、水中エネルギーの静圧力と水中に取り込んだ大気圧力を資源に、公知技術の異口径ピストンを機械構成の機軸とし、更に進歩した持続可能なタンク1水を常態の一次水として貯留し、別に分離し異口径ピストン5、6に取り込んだ二次水を動力源として使用した後、二次揚水、及び二次排水とともに循環し、一次水に合流してタンク1水量を保持する、タンク水中圧力原動機の提供である。
該、タンク水中圧力原動機は、本人出願の水槽水圧力原動機、特開2015−25391号公報に係る改良に関する。
川を堰止める水力発電は流域の自然環境、海浜への影響など将来的にダムに代わる発電
技術には期待がかかる、しかし水の活用においては小型水力、海洋の波力や温度差発電と
いった既存技術において、火力発電、原子力発電を代替するほどの進展は見られず、そう
した再生可能エネルギーへの一層の技術革新が求められる。
本人出願の水槽水圧力原動機は、エネルギー密度の高い圧力と、恒常的に安定した水深
圧力を動力源としており、大気圧と水圧の差圧を異口径ピストンに接触させ、往復運動に
変換して揚水圧力を動力に活用し、排水を大気中に放流し上流の水を水槽に補給するもの
で、再生可能エネルギー開発に新しい道筋を開いている。
特開2015−25391号公報 文献1は、水槽水面を大気圧に開 放した同じ異口径ピストン5、6を機械構成の機軸にしているものの排水を大気中に 放流しており、上流の水の補給がないと止まってしまう。 特開2013−100803号公報 登録実用新案 第3092704号公報 実願平1−135498(実開平3−7 3677)のマイクロフイルム 欧州特許出願公開第165043 0号明細書 上記文献2は、何れも位置エネルギーの動力を利用した揚水に係る技術 であり、水の汲み上げに出力の概ね130%の動力(電力)を要することが分かって おり、限定した水量のタンクでは持続可能な動力として成立しない。
今日の国際社会は、気候変動に関わる二酸化炭素の削減をいかに実行するのか模索の状況に在る、CO2削減については、排出の元凶とされる化石燃料、核燃料(使用までの排出)を無くすほかないが、持続可能な原動機の創造が欠かせない。
再生可能エネルギーを強化し、燃焼機器の不使用が実現し、二酸化炭素を出さないで使える燃料が普通の時代に成る事が望ましく、結果的に石炭、石油、天然ガス、ウラン採掘の後退は余儀なく、それに頼らない水力に因る電気化社会が理想的、それゆえに公知技術、水の電気分解に因る水素生産は燃料電池の糧とした排気ガスゼロ社会へのひとつの課題として水には開発の余力がある。
有望なひとつはタンク1の水を活用した分散電源を各地に設置して電気化社会の実現に
向けた施設が期待され、水中エネルギーを機械構成の機軸として異口径ピストン5、6の
生み出す常時安定した未知の動力源が求められる。
水中エネルギーは化石燃料、核燃料を代替するのに十分な広域性、広範性を有しており、水中圧力を交えた大気圧下の環境において、原動機の創造は急務となってきた。
タンク1に貯留する水を住宅や工場など一般社会の電源に変換し使用するが、電気コンセントの他、水素製造等施設の多様化を図るもので、タンク1高さ6Mの水深5M、幅5M×奥行7M=175.0m3、重量175tを要する上部開放の水(液体)タンク1を用いる。水面1Bを大気に開放3し、上水道2等によって満たしたあとタンク1底部の水圧0.5kgf/cm2を保持しメーンピスト5・5Aと背面ピストン6・6A及び油圧ポンプ7等(図4)をタンク1底部のピストン架台4に堅固に設置する。「文中、M=メートル、異口径ピストン=メーンピストン、背面ピストン、の総称」。
本発明の、タンク水中圧力原動機、機軸のメーンピストン5及び背面ピストン6については、タンク1の一次水側を大とし、外側大気圧への接触面を小として(図6)に示すように数的(寸法)、外観的にも形状は理解できるものである。只単にタンク1、一次水の排水圧力を利用した技術において、溜まる常態の一次水が水面を超えないことはエネルギー保存の法則から明白である。したがって、タンク1、一次水の効果的な利用技術として、第一、二種永久機関に属しない、二次水の加圧が重要と成り、メーンピストン裏面8・8Aに生じる二次水の揚水及び二次排水の大気圧下への開放が主体を為し、同時に汲み上げて、タンク1、一次水に合流し水位を保持する持続可能な動作が「起動」の根拠と成る。
タンク1内部の一次水圧と、外部大気圧を異口径のメーンピストン5・5Aと背面ピストン6・6Aの表面積の違い(比率)に生じる差圧を利用して、二次揚水及び二次排水に分流するが、大口径のメーンピストン5の断面積4800cm2(表面積5000cm2)をタンク1の一次水圧と接触し、小口径の背面ピストン6断面積200cm2は大気圧と接触して低い大気圧方向へ必然の動きとして圧力がかかる。
メーンピストン5と背面ピストン6の断面積は24対1の比率であり、長さ1メートル
のストロークを要する一体物で、対向するメーンピストン5と5Aはアーム9によって連
結し動きを同一にして、それぞれの間には機器操作に必要な不動の油圧ポンプ7と回動可能な固定軸10(図14)をポンプ架台11に装備する。
油圧ポンプ7はメーンピストン表面12・12Aを起動源としており、メーンピストン5・5Aの下死点到達直前のタイミングで作動し、メーンピストン5・5Aと動向する、しかし、油圧ポンプ7のストロークは短く、上下死点のタイミングを図るばね軸13を設けてメーンピストン5・5Aの下死点到達まで、前の位置の保全を図る。(図14)、
メーンピストン表面12・12Aに因って油圧ピストン7Aを起動し、生じる油圧媒体は油圧パイプ17を配管し操作ピストン14・14Aを動作して、揚水切換弁15・15Aの変換に因る揚水路21・21A、揚水道18・18Aと水圧均衡路19・19A及び大気圧開閉弁16左路、右路を切換えるように成っており、その結果、タンク1、一次水圧に因りメーンピストン5・5A裏面8・8A及び背面ピストン6・6Aには「圧縮不可能」な水を吸い込んだり吐いたりするが、此の滞留する水を揚水及び排水として大気圧下へ開放しない限り動作しないが、ピストンケーシング20・20A側面より大気へ放出し揚水及び大気圧開閉弁16より排水して、二次揚水圧力に変化する、(図6)。
異口径ピストン5・5A及び背面ピストン6・6Aを沈めた水深5M、水圧0.5kgf/cm2において、メーンピストン5・5A表面積5000cm2は2500kgf/cm2の水圧を受けて、タンク1の外の大気圧方向に押す力が働き、片方の背面ピストン6・6Aの断面積は大気圧との接触によって水圧0.5kgf/cm2×断面積200cm≒100kgf/cm2の圧力を生じる。「この場合の2500kgf/cm2は圧力に直接関係しません。」
タンク1の一次水圧はメーンピストン5・5Aの裏面8・8Aに吸い込んだ二次水、及び背面ピストン6・6Aに吸い込んだ二次水、即ち揚水切換弁15・15Aの変換で分離した二次水を大気圧開閉弁16の外へ押し出すにはメーンピストン5・5Aと同じ歩調の動作と成り、背面ピストン6・6Aの排水は先が大気圧への自然排水のために動力としてではなく、空滑りの動作であって圧力は一体に連動しているメーンピストン5・5A、断面積4800cm2×ストローク100cm=480000cm3の水に移動し、分離した二次水としてメーンピストン5・5A裏面8・8Aに滞留し、この時点では起動しない。
メーンピストン5・5Aの裏面8・8Aに残っている移動した水480000cm3の二次揚水を外部大気圧に開放しない限り動力は発生しないのであり、開放する二次揚水は「動力」として、ピストンケーシング20・20A側面の揚水路21・21Aから揚水切換弁15・15Aの揚水道18・18Aを経て揚水パイプ22に連通した揚水タービン23とタンク1上部に装置したタービン24を駆動して発電機25を稼働したあと、タンク1水面1Bに還元するように成る。
メーンピストン5・5Aの容量480000cm3の二次揚水は、背面ピストン6・6A断面積200cm2×ストローク100cm=20000cm3の24倍を有しており、液体圧力の伝播に関する法則(パスカル原理)により、メーンピストン5・5Aに生じる水圧力は24分の1に減少した4.16kgf/cm2(揚水能力約41メートル)となり革新を形成するとともに動力の根拠と成る。
上記によって、一方の背面ピストン6・6Aの二次排水一工程20000cm3の水は背面ピストン頭部26・26Aに接続した大気排水パイプ27・27Aから大気圧開閉弁16を通りぬけて、排水管28を下り勾配の自然排水により放流するが、排水は独立した外部の排水槽29に一旦溜めるようになる。
外の排水槽29の汲み上げには、タンク1、常態の一次水に介在しない、二次揚水パイプ22に装備した汲み上げ用の揚水タービン23の駆動に当発明の異口径ピストンを機軸とした、メーンピストン5・5Aおよび背面ピストン6・6Aに生じる二次揚水圧力、約4.16kgf/cm2を動力として使用する。(動力=異口径ピストン5、6単体の場合)
二次揚水圧力のうち25%とした場合は1.04kgf/cm2(揚水能力約10メートル)を回転軸30に連係した汲み上げポンプ31で吸水パイプ32から排水汲み上げパイプ33によりタンク壁1Cを貫通した0.5kgf/cm2水圧に注入し環流してタンクの水量を保持する。
残る、二次揚水圧力75%はタンク上部に装備した発電機25の動力として使用した後タンク1、水面に放水し水量を保持するが、二次揚水パイプ22を通じたタービン24の駆動後の動力は3.12kgf/cm2、揚水圧力は75%に減少して、発電機21の出力は約2.34kwhに低下する。
本発明第2は、排水槽29の排水を当発明の異口径ピストンを機軸とした、メーンピストン5・5Aおよび背面ピストン6・6Aに生じる二次揚水パイプ22に連通するタービン24を駆動して稼働する発電機25の「電力」を使って汲み上げるもので、出力約3.1kwhの25%とした場合は780wh(揚程約10メートル)の電動揚水ポンプ34を使用して、排水汲み上げパイプ33によりタンク壁1Cを貫通した0.5kgf/cm2の水圧に注入し環流してタンク1の一次水量を保持するようになり、電動揚水ポンプ34の駆動後の電力は減少し、2.32kwhに低下する。
一方、図6の左側は反対の動きになる、即ちメーンピストン5背面ピストン6の上死点35到達のあと、揚水切換弁15の揚水道18と大気圧開閉弁16左路が閉じた揚水後のメーンピストン裏面8と背面ピストン表面36の絶え間においては容積が減少し、同時に圧力は消滅して水中圧力とは概ね同じ0.5kgf/cm2の差圧と成っている。
メーンピストン5、背面ピストン6へ補充する一次水を水圧浸入口37から既に開いている揚水切換弁15を介し、水圧均衡路19と揚水路21(揚水時と逆方向)を通じて前記メーンピストン裏面8と背面ピストン表面36に取り入れるが、しかし、メーンピストン表面12及び背面ピストン表面36にはタンク1の一次水圧がかかって釣り合い、何れの方向にも移動できない空虚のニュートラル状態。
したがって、メーンピストン5・5Aを繋ぐアーム9を連結しており、「メーンピストン表面12A」に掛かるタンク1、一次水圧力、水深5M、0.5kgf/cm2×背面ピストン表面36大気面200cm2= 100kgf/cm2の圧力差を生じる、このタンク1の一次水圧のパワーを用い、移動能力を持つメーンピストン5Aの働きに依存して、フリー状態のメーンピストン5及び背面ピストン6はアーム9を利用して牽引し、復帰方向の下死点38に戻して、到達時に水圧と均衡する(揚水の反作用)。「水中圧力は異口径ピストンの水深を指す」。
タンクに貯留する常態の一次水を資源に、二次水を創造し、異口径メーンピストン5、背面ピストン6を機軸とした大気圧及び水中圧力に生じる差圧を動力源として、二次揚水と二次排水を回収し、タンク1の一次水に合流して水量を保持するとともに、水の循環と未知の動力を実現しており、二酸化炭素削減、脱炭素化による持続可能なエネルギー社会を構築する。
タンク1の透視面を除去した設置状況の概観を示しており点線はメーンピストン5、背面ピストン6の側面図。 タンク1の透視面を除去した正面を示しておりメーンピストン5、背面ピストン6断面及び天板のタービン24図。 タービン24及び発電機の透視面の除去した概観図。 メーンピストン5、背面ピストン6その他部材の配列図。 図4のB−B線の断面図。 図5のC−C線断面の一体図。 揚水切換弁15の断側面拡大図(図6の左側水圧均衡対応)図。 揚水切換弁15の断正面拡大図(図6左側の水圧均衡対応)図。 揚水切換弁15Aの正側面拡大図(図6右側の揚水対応)図。 揚水切換弁15Aの側面拡大図(図6の右側の揚水対応図)図。 のC−C線断面の一体図及び部材の配列図。 揚水切換弁15の断側面(図11左側の揚水対応)図。 揚水切換弁15の断正面(図11左側の揚水対応)図。 図5のC−C線断面一体の油圧ポンプ7拡大図。 図4B−B線断面の拡大図。 水中圧力原動機のタンク1設置状況を示す図。
水中圧力(静圧力)を動力に変換する陸上形式の装置であって、タンク1に上水道2等の水を一旦貯留し、異口径メーンピストン5・5A、背面ピストン6・6Aの圧力比率を分流して二次揚水を創造、更に二次排水を当発明の装置に生じる動力(電力)の一部で回収して、「人工の動力」を加えることなくタンク1に「一度確保」した水量を保持し循環して動力を得る装置である。
本発明は、資源として、水中エネルギーを応用している、即ちタンク1水面を大気圧に開放3した水圧下の異口径ピストンの二次揚水圧力4.16kgf/cm2のうち25%を使って二次排水を汲み上げてタンク1に還元し、残る75%の二次揚水圧力に因り発電機25を稼働して持続的に水量を保持し循環して未知の動力を創出している。
タンク1の一次水を利用して、メーンピストン5・5Aの裏面8・8Aに生じる二次揚水圧力を得るようになり、背面ピストン6・6Aの二次排水は大気圧下に放流し、排水槽29に溜めた後メーンピストン5・5Aの二次揚水圧力で汲み上げるが、位置エネルギーを利用した通常の揚水の場合には100の出力に対して概ね130%の負荷を要し、マイナスの効率と成りタンク1水量を保持できない。
本願は、排水槽29の二次排水を回収してタンクに戻すように成るが、タンク1、一次水圧より高い1.04kgf/cm2の水圧をかけて、汲み上げポンプ31を用いタンク壁1Cを貫通し水中に、直に注入して水を循環しタンク1、一次水の水位を保持する、水中エネルギーの場合は二次揚水圧力25%の負荷で済みタンク1全水量を保持しており、揚水に係る動力の違いを明確にしている。
発明第2は、当該、発電機25の電力を使用するものであり、出力約3.1kwhのうち、780whの電動揚水ポンプ34を活用して、前記同様に背面ピストン6・6Aの二次排水を回収し、タンク壁1Cを貫通して環流するが、タンク1の一次水圧0.5kgf/cm2の水中に、二次揚水圧力の生み出す1.04kgf/cm2の水圧を掛け、水を循環してタンク1の一次水の水位を保持する。
而して、メーンピストン5・5Aを連結するアーム9は、二次揚水と水圧均衡の一致を測り双方ピストン5・5A、6・6Aの往復運動を円滑にし、アーム9の長さは、ねじゲージ39によって上死点35下死点38の微調整を図るものである、なお、異口径ピストン5,6の比率、又はストロークの拡大及び段差の設置を可能とし、大規模化を実現するものであり、水深5M、のタンク1水深又はメーンピストン5、背面ピストン6設置の数に限定するものではない。
本発明は、異口径のメーンピストン5・5A、背面ピストン6・6Aによって実現するのであって、タンク1水底の静圧力域のメーンピストン5と5Aの向き合った間に、双方の動作によって生じる押圧力を、油圧ポンプ7に受けて往復運動に生じる油圧媒体に因り操作ピストン14・14Aを起動し揚水切換弁15・15Aを作用させ、揚水路21・21A、揚水道18・18A、水圧均衡路19・19Aと大気圧開閉弁16を作動して二次揚水パイプ22又は水圧均衡路19・19Aの流れを交互に変換しており、メーンピストン5・5A背面ピストン6・6Aの往復運動を構成している。
該、原動機の「始動」は、水圧均衡バルブ40・40Aを閉めて(運転中は閉める)、
大気圧バルブ41・41Aを開くことによって(運転中は開く)、大気圧開閉弁16の開
いた方の背面ピストン6・6Aの二次水を排水し、タンク1の一次水圧を受けているメーンピストン表面12・12Aの何れか(下死点に在る方)が大気圧方向に移動して往復運動を開始する。
「停止」は、水圧均衡バルブ40・40Aを開いて、タンク1、一次水圧と背面ピストン6・6A表面36・36A及びメーンピストン表面12・12Aに一次水圧を釣り合わせて、大気圧バルブ41・41Aを閉めて(運転中は開いている)、外気圧を遮断して行う。
油圧媒体は、ピストン架台4に固定した油圧ポンプ7の油圧ピストン7Aをメーンピストン表面12・12Aと油圧ロッド42・42Aのロッド末端43・43Aを使って押し出すようになるが、ロッド自体のストロークが短く動作は先行する。即ち、メーンピストン5・5Aの下死点到達より油圧ポンプ7の動作が速くなる、したがって、メーンピストン5・5Aにおける折り返しの方向転換は、揚水切換弁15・15Aの変換に基づく往復運動となって揚水切換弁15・15Aに追従する動作と成る。
また、油圧ポンプ7のロッド枠44にはロッド枠ガイド45を設けて油圧ロッド42・42Aの安定に備えており、両側のメーンピストン5・5Aの何れかが下死点38・38Aに至るまで、ばね軸13の付勢によって維持(保全)し、前記のとおりメーンピストン表面12・12Aの下死点到達で油圧ピストン7Aを往復させて油圧媒体は、主に操作ピストン14・14Aと大気圧開閉弁16を動作している。
次に、メーンピストン5・5A及び背面ピストン6・6Aの動作、形態について詳述する。
( )=実動 メーンピストン裏面8・8A及び背面ピストン6・6Aにはタンク1内の常態の一次水とは、別の二次水が存在する。すなわち、下死点38・(38A)に到達したメーンピストン5・(5A)(図6の場合いは右側)の裏面8・(8A)及び背面ピストン6・(6A)には、既に、水圧浸入口37・(37A)、及び揚水路21・(21A)、水圧均衡路19・(19A)、大気圧開閉弁16右路を介したタンク1内の一次水を、揚水切換弁15・(15A)の作用で分離し変化した二次水が浸入して存在している。
更に、二次揚水パイプ22内には、常に、少なくともタンク1の上部に設置した発電機25まで高さ、約7M、0.7気圧の水に満たされているため、揚水路21・(21A)及び揚水切換弁15・(15A)を介して二次揚水パイプ22に連通したメーンピストン5・(5A)は、設置位置の水深に対応した水圧を二次揚水パイプ22及び揚水路21・(21A)内の水からも受けている。
そして、揚水切換弁15・15Aを切り替えて、上死点(35)・35Aに到達している(図6の場合は左側)メーンピストン裏面(8)・8Aと背面ピストン(6)・6A、へ揚水路(21)・21A、水圧均衡路(19)・19A、水圧浸入口(37)・37A及び揚水切換弁(15)・15Aを介してタンク1の一次水に連通させるとともに、下死点38・(38A)に到達しているメーンピストン5・(5A)の、揚水切換弁15・(15A)及び、揚水路21・(21A)、揚水道18・(18A)を介して二次揚水パイプ22に連通させ、タンク1の一次水圧に作用させる。
すると、メーンピストン表面(12)・12A及び背面ピストン表面(36)・36Aの両端はタンク1内の一次水圧を受けて移動できないフリー態勢、然るに、アーム9を移動手段としてメーンピストン5・(5A)の働き(移動)に依存するが、下死点38・(38A)に到達しているメーンピストン裏面8・(8A)、ピストンケーシング20・(20A)及び背面ピストン表面36・(36A)には大気圧開閉弁16(右路)が開いて、既に、大気圧が存在して次の動作態勢と成っている。
そこで、メーンピストン表面12・(12A)を押圧する大気圧対象面「背面ピストン表面」36・(36A)200cm2へ向けてタンク1、一次水圧0.5kgf/cm2がかかり、メーンピストン5・(5A)に生じる100kgf/cm2の差圧を利用して、メーンピストン裏面8・(8A)に滞留する二次揚水、及び背面ピストン6・(6A)の二次排水とともに大気圧方向へ押し出す。なお、タンク1常態の「一次水圧の介在」しない、二次揚水パイプ22の降下圧、約0.7気圧を上回る4.16kgf/cm2の二次揚水75%はタービン24を駆動し、発電機25を稼働してタンク水面1Bに環流する。
一方、背面ピストン6・(6A)25%の二次排水は大気圧下へ放流し、排水槽29に溜めた後、汲み上げポンプ31によりタンク壁1Cを貫き水中に環流する。したがって、二次排水を終えた放流後は何ら動力の余地はない。
図1は、タンク1であるが高さ6M、天板上部にタービン24、発電機25、を設置して、メーンピストン5・5A、背面ピストン6・6Aに対応する水深5M、の水を貯留している、天板には大気開放口3を備えて水底に設置した、水中圧力原動機、異口径ピストン5,6に0.5kgf/cm2の水圧をかけるように成っている。
一方、タンク1外部の1気圧に対して、その圧力差を利用するが、動力源と成る一次水を175トン蓄えている、しかし此の常態の一次水の排水を直接利用するのではなく、分離した二次水に、常態の水圧0.5kgf/cm2の圧力をかけて、二次揚水圧力を生みだし、タービン24の駆動、発電機25稼働の後一次水のタンク1に戻し前述の水量を保持する。
図2は、図1のタンク1A−A線断面及び異口径ピストン5、6の5機の設置状態を示しており、二次揚水パイプ22をそれぞれタンク1天板上部の発電機25向けに引いている、異口径ピストンは単独でもよいが、タンク1の規模では5体と成っておりメンテナンスの及ぶ範囲であり利用可能水圧であれば段差(上下)の設置を可としており、稼働後は水面1Bへ放流する。
図3は、タービン24及び発電機25の拡大を示すものであるが、前述のとおり1機当たり2.3kwhとした場合5機では、約11.5kwhの出力に対して,太陽光の熱量は1m2当たり1kwh、太陽光発電にあっては現在の利用効率が最大20〜30%とされており、気象条件を考慮すれば、本件のタンク1設置面積35m2当たり0.32kwhの出力は昼夜稼働、しかも段差の設置を可能としており、水面に近くなるに連れて水圧は下がっても当該設置の数が増えたからと言って、水圧が降下する事は無く発電能力は高い。
図4は、異口径ピストン5・5A、背面ピストン6・6A設置状態の概観図を示しており、ピストン架台4により異口径ピストンを支え、かつ、揚水切換弁15・15Aを装備している、メーンピストン5・5Aに生じる二次揚水は揚水切換弁15・15Aを介して、二次揚水パイプ22へ連通して、途上に在る揚水タービン23を駆動した後、天板上部の発電機を稼働する。
図5は、図4のB−B線側断面の中央を示しており、ピストン架台4にはメーンピストン5、背面ピストン6及び揚水切換弁15を支持するとともに、ポンプ架台11には油圧ポンプ7を装備し油圧ロッド42にロッド枠44を装備しており、ポンプ架台11に設けた回動可能な固定軸10とロッド枠44の中央へ、ばね軸13を自在可能に連結している。
図6は、図5のC−C線断面の本体側面を示すもので、メーンピストン5、背面ピストン6は上死点35へ到達し、メーンピストン5A、背面ピストン6Aは下死点38Aへ到達し、双方は対称の動きをする。右側のメーンピストン5Aはピストン表面12Aに因って油圧ロッド42Aを押圧し、油圧ピストン7Aを動作して(図14)油圧ポンプ7に生じる油圧媒体は油圧パイプ17を介して操作ピストン14・14Aを起動し、揚水切換弁15・15Aと大気圧開閉弁16を動作してメーンピストン5Aは下死点38Aへ到達している。左側のメーンピストン5は二次揚水を終了し、背面ピストン6は二次排水を終了して上死点35に到達している。(参考例)は二次揚水又は一次水の流れを示す。
図の左側の揚水切換弁15と大気圧開閉弁16左路は上死点到達の直前に遮断しており(図8)、圧力がほぼゼロのメーンピストン裏面8と背面ピストン表面36に、水圧浸入口37から水圧均衡路19・揚水路21(逆向)の水圧がかかり、このあとメーンピストン5背面ピストン6は均衡方向の右へ移動し、タンク1水圧を受け入れる態勢。
図の右側は、揚水切換弁15Aと大気圧開閉弁16右路が大気圧に開放しており(図9)、メーンピストン5Aと背面ピストン6Aは次の動作態勢で、メーンピストン5Aの裏面8Aに滞留している二次揚水はこのあと一次水の押圧により揚水し、背面ピストン6Aの二次排水は大気排水パイプ27Aから、大気圧開閉弁16右路を通過して排水管28を下り勾配により一工程分20000cm3の水を外部の排水槽29に溜める。
排水槽29に溜まる水は、揚程約10メートルの揚水タービン23の回転軸30に揚水圧力の約25%を掛け汲み上げポンプ31を起動して吸水パイプ32から吸引し、汲み上げパイプ33によりタンク壁1Cを貫通して水中に還元してタンク1水量を保持する。
一方、二次揚水パイプ22の水は、揚水タービン23を起動したあとタンク1上部のタービン24を圧力の75%を使って駆動して発電機25の稼働後に揚水の一工程分480000cm3の水をタンク1に還元してタンク1水量を保持する。
図中の点線は異口径ピストン5、6の動向を示すものであって、左側のメーンピストン裏面8と背面ピストン6表面36には、水圧浸入口37の水が水圧均衡路19及び揚水路21を通じて浸入を開始している。そしてメーンピストン5、背面ピストン6は図の左から右へ移動して、油圧ロッド42を押圧し、油圧ピストン7Aを起動して、下死点38へ到達する。
右側の、メーンピストン裏面8Aの二次水と背面ピストン6Aの二次水は、メーンピストン5Aの移動によって生じる二次揚水をピストン側面20A及び揚水路21Aと揚水道18A、二次揚水パイプ22を連通した二次揚水は、揚水タービン23を起動したあと上部のタービン24と発電機25を駆動すると同時に背面ピストン6Aの二次排水を開始しており、図の右側が加圧に対して、左側はタンク1の一次水圧への均衡途上を示している。
メーンピストン5・5Aの二次揚水の動作とともに背面ピストン頭部26・26Aに連繋した大気排水パイプ27・27Aと大気圧開閉弁16左路・右路を通じて、タンク1外部の大気圧下へ背面ピストン6・6Aの二次排水を、排水管28を通じて自然排水して排水槽29Aに溜めて、前記のように汲み上げポンプ31汲み上げパイプ33によりタンク1に還元する。
図7は、揚水切換弁15の拡大図を示すが、図6の左側、メーンピストン5、背面ピストン6の動作に対応している、揚水切換弁15内蔵の閉子ギヤ48操作ピストンギヤ47を噛み合わせ、操作ピストン14を起動して、揚水と水圧均衡の変換を行うが、タンク1、一次水圧は本体の閉子46の貫通口により水圧浸入口37と水圧均衡路19と揚水路21に連通しており、揚水道18を遮断して水圧均衡の作動状態を示している。
図8は、図7の断面を示しており、操作ピストン14へ、図の左から油圧媒体の圧力を加えて操作ピストンギヤ47を作動し、閉子ギヤ48を起動して、水圧均衡路19を開きタンク1、一次水は水圧浸入口37より矢印方向の揚水路21を通りメーンピストン裏面8へ浸水する(揚水の逆行)、水圧均衡路19の一次水は背面ピストン6へ浸水する。
図9は、図6右側のメーンピストン5A、背面ピストン6Aに対応する揚水切換弁15Aの二次揚水の揚水過程を示しており、水圧浸入口37及び水圧均衡路19Aを遮断し、メーンピストン5Aに滞留する二次揚水を揚水路21A、揚水道18Aを介して二次揚水パイプ22へ連通する。
図10は、図9の側断面を示しており、操作ピストンギヤ47と閉止ギヤ48の噛合に因り閉子46を、図の右へ8分の一回転し揚水路21A、揚水道18Aを開いているが、反対動作は、左へ8分の一戻すと水圧均衡路19Aを開くとともに揚水道18Aを塞ぐ事に成る。
図11は、図6に反対の動きであって、メーンピストン5は下死点38へ到達し、背面ピストン6は下死点へ到達した動作を示しており、形態の違いとしては、本発明第2のもので発電機25の出力を二次排水の汲み上げに使用するものであり、単独の異口径ピストン5・6の場合、出力3.1khのうち780whを使用するが、揚水タービン23を装備せず、背面ピストン6・6Aの一行程分20000cm3の汲み上げに電動揚水ポンプ34を稼働し、排水汲み上げパイプ33によりタンク壁1Cを貫いて還元しタンク1水量を保持する。
図12は、揚水切換弁15の二次揚水の流れを示しており、図11左側のメーンピストン5、背面ピストン6、の動作に対応しており、操作ピストン14が作用し、操作ピストンギヤ47、閉止ギヤ48を噛み合せて、メーンピストン裏面8の滞留水を揚水路21、揚水道18を開いて、二次揚水パイプ22へ連通して発電機25を稼働する。
図13は、図12一体の断面を示しており、ピストン架台4に固定した揚水切換弁15内蔵の操作ピストン14へ油圧媒体を、図の右よりかけており操作ピストンギヤ47と閉子ギヤ48を噛み合わせて閉子46を図の左へ8分の1回転して、二次揚水路を形成し、水圧浸入口37及び水圧浸入口を塞いでいる。
図14は、油圧ポンプ7の断面拡大図を示しており、ポンプ架台11に油圧ポンプ7を固定し、メーンピストン5Aの下死点38A到達時における油圧ポンプ7の関わり、動作を示している。油圧ポンプ7と回動可能な固定軸10は不動のものでポンプ架台11に取り付け、油圧ピストン7Aと油圧ロッド42・42A、ロッド枠44は一体に連動して、メーンピストン5・5A、背面ピストン6・6Aと同じ往復運動する、しかしストロークは短く油圧ロッド42・42Aが早く作用してメーンピストン5・5Aの下死点38・38A到達直前には既に起動し揚水切換弁15・15Aを変換しており、メーンピストン5A押圧の場合の油圧パイプ17(図の左側)は往、(右側)は戻りの流れと成る。
メーンピストン表面12Aによってロッド端末43Aを押圧し、油圧ピストン7Aの生み出す油圧媒体は、操作ピストン14(図9左)及び大気圧開閉弁16(図6・右路)を起動する。更に、油圧ロッド42・42Aには油圧ピストン7Aと動向のロッド枠44をロッド中央に備えて、ポンプ架台11の回動可能な固定軸10と、ばね軸13の付勢によって、動きに対応して押しつけるように成っており、メーンピストン5は油圧ピストン7に遅れて到達する、その動作の間隙を維持している。また、メーンピストン5Aに取り付けたアーム9は、双方ピストンの往復運動を微調整可能としており、ジョイント49はアーム9の硬直性の緩和を図り、ピストン間の距離を取るねじゲージ39を備えて動作を円滑にしている。
図15は、図4のB―B線断面の拡大を示すものであり、ピストン架台4へメーンピストン5、背面ピストン6を設置している、更に、ポンプ架台11には油圧ポンプ7を装備してロッド枠44、転倒防止の連動枠ガイド45を備えて、ポンプ架台11に回動可能な固定軸13を取り付け、ロッド枠44との間には、ばね軸10を伸縮自在に連結し、押しばねを使用して前記のように油圧ピストン7Aの往復運動に対応する。
図14は、本件、水中圧力原動機、実施の概況を示すものである。タンク1を需要に対応して設置し、暮らしの支援に適応するもので、身近での発電、水素供給を可能としており未来に向けた脱炭素化を推進する。
1 ・・・ タンク
1B ・・・水面
1C ・・・タンク壁
2 ・・・上水道
2A ・・・逆止弁
3 ・・・大気開放口
4 ・・・ピストン架台
5 ・・・メーンピストン
5A
6 ・・・背面ピストン
6A
7 ・・・油圧ポンプ
7A ・・・油圧ピストン
8 ・・・メーンピストン裏面
8A
9 ・・・アーム
10 ・・・固定軸
11 ・・・ポンプ架台
12 ・・・メーンピストン裏面
12A ・・・メーンピストン裏面
13 ・・・ばね軸
14 ・・・操作ピストン
14A ・・・操作ピストン
15 ・・・揚水切換弁
15A ・・・揚水切換弁
16 ・・・大気圧開閉弁
17 ・・・油圧パイプ
18 ・・・揚水道
18A ・・・揚水道
19 ・・・水圧均衡路
19A ・・・水圧均衡路
20 ・・・ピストンケーシング側面
20A ・・・ピストンケーシング側面
21 ・・・揚水路
21A ・・・揚水路
22 ・・・二次揚水パイプ
23 ・・・揚水タービン
24 ・・・タービン
25 ・・・発電機
26 ・・・背面ピストン頭部
26A ・・・背面ピストン頭部
27 ・・・大気排水パイプ
27A ・・・大気排水パイプ
28 ・・・排水管
29 ・・・排水槽
30 ・・・回転軸
31 ・・・汲み上げポンプ
32 ・・・吸水パイプ
33 ・・・排水汲み上げパイプ
34 ・・・電動揚水ポンプ
35 ・・・上死点
35A ・・・上死点
36 ・・・背面ピストン表面
36A ・・・背面ピストン表面
37 ・・・水圧浸入口
38 ・・・下死点
38A ・・・下死点
39 ・・・ネジゲージ
40 ・・・水圧均衡バルブ
40A ・・・水圧均衡バルブ
41 ・・・大気圧バルブ
41A ・・・大気圧バルブ
42 ・・・油圧ロッド
42A ・・・油圧ロッド
43 ・・・ロッド端末
43A ・・・ロッド端末
44 ・・・ロッド枠
45 ・・・ロッド枠ガイド
46 ・・・閉子
47 ・・・操作ピストンギヤ
48 ・・・閉子ギヤ
49 ・・・ジョイント
50 ・・・電力
異口径ピストン5・5A及び背面ピストン6・6Aを沈めた水深5M、水圧0.5kgf/cm2において、メーンピストン5・5A表面積5000cm2は2500kgf/cm2の水圧を受けて、タンク1の外の大気圧方向に押す力が働き、片方の背面ピストン6・6Aの断面積は大気圧の接触によって水圧0.5kgf/cm2×断面積200cm≒100kgf/cm2の圧力を生じる。「この場合の2500kgf/cm2は圧力に直接関係しません。」
図13は、図12一体の断面を示しており、ピストン架台4に固定した揚水切換弁15内蔵の操作ピストン14へ油圧媒体を、図の右よりかけており操作ピストンギヤ47と閉止ギヤ48を噛み合わせて閉止46を図の左へ8分の1回転して、二次揚水路を形成し、水圧浸入口37及び水圧均衡路19を塞いでいる。
16は、本件、水中圧力原動機、実施の概況を示すものである。タンク1を需要に対応して、暮らしの支援に適応するもので、身近での発電、水素供給を可能としており未来に向けた脱炭素化を推進する。
タンク1の透視面を除去した設置状況の概観を示しており点線はメーンピストン5、背面ピストン6の側面図。 タンク1の透視面を除去した正面を示しておりメーンピストン5、背面ピストン6断面及び天板のタービン24図。 タービン24及び発電機の透視面の除去した概観図。 メーンピストン5、背面ピストン6その他部材の配列図。 図4のB−B線の断面図。 図5のC−C線断面の一体図。 揚水切換弁15の断側面拡大図(図6の左側水圧均衡対応)図。 揚水切換弁15の断正面拡大図(図6左側の水圧均衡対応)図。 揚水切換弁15Aの正側面拡大図(図6右側の揚水対応)図。 揚水切換弁15Aの側面拡大図(図6の右側の揚水対応図)図。 図5のC−C線断面の一体図及び部材の配列図。 揚水切換弁15の断側面(図11左側の揚水対応)図。 揚水切換弁15の断正面(図11左側の揚水対応)図。 図5のC−C線断面一体の油圧ポンプ7拡大図。 図4B−B線断面の拡大図。 水中圧力原動機のタンク1設置状況を示す図。
1 ・・・タンク
1B ・・・水面
1C ・・・タンク壁
2 ・・・上水道
2A ・・・逆止弁
3 ・・・大気開放口
4 ・・・ピストン架台
5 ・・・メーンピストン
5A
6 ・・・背面ピストン
6A
7 ・・・油圧ポンプ
7A ・・・油圧ピストン
8 ・・・メーンピストン裏面
8A
9 ・・・アーム
10 ・・・固定軸
11 ・・・ポンプ架台
12 ・・・メーンピストン表面
12A ・・・メーンピストン表面
13 ・・・ばね軸
14 ・・・操作ピストン
14A ・・・操作ピストン
15 ・・・揚水切換弁
15A ・・・揚水切換弁
16 ・・・大気圧開閉弁
17 ・・・油圧パイプ
18 ・・・揚水道
18A ・・・揚水道
19 ・・・水圧均衡路
19A ・・・水圧均衡路
20 ・・・ピストンケーシング側面
20A ・・・ピストンケーシング側面
21 ・・・揚水路
21A ・・・揚水路
22 ・・・二次揚水パイプ
23 ・・・揚水タービン
24 ・・・タービン
25 ・・・発電機
26 ・・・背面ピストン頭部
26A ・・・背面ピストン頭部
27 ・・・大気排水パイプ
27A ・・・大気排水パイプ
28 ・・・排水管
29 ・・・排水槽
30 ・・・回転軸
31 ・・・汲み上げポンプ
32 ・・・吸水パイプ
33 ・・・排水汲み上げパイプ
34 ・・・電動揚水ポンプ
35 ・・・上死点
35A ・・・上死点
36 ・・・背面ピストン表面
36A ・・・背面ピストン表面
37 ・・・水圧浸入口
38 ・・・下死点
38A ・・・下死点
39 ・・・ネジゲージ
40 ・・・水圧均衡バルブ
40A ・・・水圧均衡バルブ
41 ・・・大気圧バルブ
41A ・・・大気圧バルブ
42 ・・・油圧ロッド
42A ・・・油圧ロッド
43 ・・・ロッド端末
43A ・・・ロッド端末
44 ・・・ロッド枠
45 ・・・ロッド枠ガイド
46 ・・・閉子
47 ・・・操作ピストンギヤ
48 ・・・閉子ギヤ
49 ・・・ジョイント
50 ・・・電力
は、タービン24及び発電機25の拡大を示すものであるが、タービン24に、揚水圧力をかけて総合したシャフトで発電機25を駆動するように成っており、 前述のとおり1機当たり2.3kwhとした場合5機では、約11.5kwhの出力に対して、太陽光の熱量は1m2当たり1kwh、太陽光発電にあっては現在の利用効率が最大20〜30%とされており、気候条件を考慮すれば、本件のタンク1設置面積35m2当たり0.32kwhの出力は昼夜稼働、しかも段差の設置を可能としており、水面に近くなるに連れて水圧は下がっても当該設置の数が増えたからと言って、水圧が降下する事は無く発電能力は高い。

Claims (2)

  1. 水面1B開放のタンク1に貯留する水深5メートルの水圧及び175.0m3の水量を保持し、タンク1常態の一次水と別の、揚水切換弁15・15Aの変換に因り、メーンピストン裏面8・8Aに生じる二次揚水を本発明の動力とし、タンク1、一次水の水圧接触面のメーンピストン表面12・12A口径を大とし、背面ピストン表面36・36Aの大気圧接触面を小とし、タンク1、一次水圧0.5kgf/cm2と、大気圧約1kg・の差圧を利用するメーンピストン5・5A、及び背面ピストン6・6Aを、ピストン架台4に設置して異口径ピストン5と5Aの間に、双方が連動のアーム9を連結するとともに、異口径ピストン5,6を交互に往復運動させ、油圧ポンプ7及び回動可能な固定軸10をポンプ架台11に取り付ける。油圧ピストン7Aと油圧ロッド42・42A、油圧ロッド枠44を一体に連動し、メーンピストン表面12・12Aの下死点で起動して、油圧ポンプ7に因り生じる油圧は、油圧パイプ17により操作ピストン14・14A及び大気圧切換弁16へ配管し、油圧媒体で操作ピストン14・14Aを起動して、揚水切換弁15・15Aを機能させ、ピストンケーシング側面20・21A及び、水圧浸入口37・37A、揚水路21・21A、水圧均衡路19・19A、揚水道18・18A、を揚水と水圧均衡の変換に供するとともに、大気圧切換弁16の開閉に因り、異口径メーンピストン5・5A背面ピストン6・6Aの往復運動を持続可能な動力と成し、揚水切換弁15・15Aの変換に基づきメーンピストン5・5A下死点の折り返しタイミングを図り、タンク1常態の一次水に介在しない、二次揚水一工程480000cm3の75%をタンク上部に装置した発電機25の動力に使用、背面ピストン6・6Aの二次排水一工程20000cm2を、大気圧開放弁16の開放時に下り勾配の大気排水パイプ27・27A及び排水管28の自然排水により排水槽に溜め、二次揚水パイプ22の揚水途上に在る揚水タービン23を駆動して、排水槽29の排水汲み上げポンプ31、排水汲み上げパイプ33を使用し、残る25%の二次揚水で、二次排水をタンク1、一次水圧よりも高い1.04kgf/cm2をかけてタンク壁1Cを貫き還元して、前述の二次揚水の全量を循環し一次水に合流して、タンク1、一次水175.0m3の水量を保持する、タンク水中圧力原動機。
  2. 請求項1に記載の、タンク水中圧力原動機に係る二次排水の回収に、異口径メーンピストン5・5A,背面ピストン6・6Aを機軸とした動力に因って稼働する電力を使用して、排水槽29の水を電動揚水ポンプ34で起動し、排水汲み上げパイプ33に因り二次排水をタンク1、一次水に還元して、水量を保持し二次揚水パイプ22に装備したタービン24を駆動して発電機25の稼働を持続する、タンク水中圧力原動機。
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