JP2019149899A - 回転電機ユニット、回転電機および車両 - Google Patents

回転電機ユニット、回転電機および車両 Download PDF

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Abstract

【課題】冷却用滴下パイプの本数を削減し、回転電機の小型化および配置自由度を向上させる回転電機ユニット、回転電機および車両を提供する。【解決手段】ハイブリッド車両1に搭載された回転電機ユニット20は、ステータとロータとを有する回転電機本体と、回転電機本体に向け冷媒を送り込む可変式冷却用滴下パイプ31と、可変式冷却用滴下パイプ31に設けられた冷媒供給方向可変機構50と、を備え、冷媒供給方向可変機構50は、冷媒の流れ状態の変化に応じて回転電機本体への冷媒供給方向を変化させる。【選択図】図1

Description

本発明は、回転電機ユニット、回転電機および車両に関する。
ハイブリッド車両は、走行用動力源としてエンジン(内燃機関)と走行用モータとを搭載し、これらの双方あるいは一方を適宜用いることで高効率な走行を実現している。例えば、高速道路等を巡航する際には専らエンジンを用い、加速走行や登坂走行を行う際にはエンジンと走行用モータとの双方を用いることで、良好な燃費と高い走行性能とを実現している。
発電機および電動機を有するハイブリッド車両では、変速機のギヤ潤滑を兼ねるATF(Automatic Transmission Fluid:自動変速機油)等の冷媒を発電機および電動機のステータ側コイルに滴下させることにより、ステータ側コイルの冷却が行われている。
特許文献1には、2つのモータ/ジェネレータを並設した車輌用駆動装置が開示されている。2つのモータ/ジェネレータは、それぞれ回転軸を有し、互いの回転軸が同軸状に重畳するように配置されている。各モータ/ジェネレータの回転軸中には、それぞれ、回転軸の軸方向に沿って冷却経路が形成されている。ポンプから送り出された冷媒が回転軸の冷却経路を流通し、各回転軸に形成された複数の冷媒噴出孔から冷媒を噴出している。これにより、モータ/ジェネレータの各ハウジング内に収納されたスイッチング素子を含む2つのモータ/ジェネレータを効果的に冷却することができる、としている。
特開2003−339102号公報
しかしながら、回転電機の冷却には、回転電機上部に複数の冷却用滴下パイプを配し、広範囲に冷媒を滴下できるようにしている。そのため、冷却用滴下パイプを複数配置できるような設置スペースを確保しなければならない課題がある。
本発明は、このような背景に鑑みてなされたもので、冷却用滴下パイプの本数を削減し、回転電機の小型化および配置自由度を向上させる回転電機ユニット、回転電機および車両を提供することを目的とする。
前記課題を解決すべく、請求項1に記載の回転電機ユニットは、車両に搭載された回転電機ユニットであって、ステータとロータとを有する回転電機本体と、前記回転電機本体に向け冷媒を送り込む冷媒流路と、前記冷媒流路に設けられた供給方向可変手段と、を備え、前記供給方向可変手段は、冷媒の流れ状態の変化に応じて回転電機本体への冷媒供給方向を変化させることを特徴とする。
本発明によれば、冷却用滴下パイプの本数を削減し、回転電機の小型化および配置自由度を向上させる回転電機ユニット、回転電機および車両を提供できる。
本発明の第1の実施形態に係る回転電機ユニットにおいて、冷媒供給部がステータの周方向に沿って配置された状態を模式的に示す斜視図である。 上記第1の実施形態に係る回転電機ユニットの駆動モータの側面図である。 上記第1の実施形態に係る回転電機ユニットの可変式冷却用滴下パイプに内設された冷媒供給方向可変機構の拡大断面図である。 上記第1の実施形態に係る回転電機ユニットの可変式冷却用滴下パイプに内設された冷媒供給方向可変機構の動作を示す図であり、(a)は、プロペラが板状突起部を押している状態の図3のA−A矢視断面図、(b)は、その状態の図3のB−B矢視断面図、(c)は、プロペラが板状突起部を開放した状態の図3のA−A矢視断面図、(d)は、その状態の図3のB−B矢視断面図である。 上記第1の実施形態に係る回転電機の低速回転時の冷媒供給方向可変機構の動作を説明する図であり、(a)はその冷媒供給方向可変機構の拡大断面図、(b)はその回転電機ユニットの駆動モータの側面図である。 上記第1の実施形態に係る回転電機の高速回転時の冷媒供給方向可変機構の動作を説明する図であり、(a)はその冷媒供給方向可変機構の拡大断面図、(b)はその回転電機ユニットの駆動モータの側面図である。 上記第1の実施形態に係る回転電機ユニットの冷媒供給方向可変機構の冷媒流路可変速度の可変構造を示す断面図であり、(a)は冷媒供給方向可変機構のA部の構造を示す図、(b)は冷媒供給方向可変機構のB部の構造を示す図である。 図7に示す冷媒供給方向可変機構を可変式冷却用滴下パイプの所定箇所に適時組み合わせて配置する例を示す模式図である。 上記第1の実施形態に係る回転電機ユニットの冷媒供給方向可変機構の冷媒流路可変速度の可変構造を示す断面図であり、(a)は冷媒供給方向可変機構のA部の構造を示す図、(b)は冷媒供給方向可変機構のB部の構造を示す図である。 図9に示す冷媒供給方向可変機構を可変式冷却用滴下パイプの所定箇所に適時組み合わせて配置する例を示す模式図である。 本発明の第2の実施形態に係る回転電機ユニットの可変式冷却用滴下パイプに内設された冷媒供給方向可変機構の拡大断面図である。 上記第2の実施形態に係る回転電機ユニットの可変式冷却用滴下パイプに内設された冷媒供給方向可変機構の動作を示す図であり、(a)は図11のA−A矢視断面図、(b)はその状態の図11のB−B矢視断面図、(c)は図11のA−A矢視断面図、(d)はその状態の図11のB−B矢視断面図である。
次に、本発明の実施形態に係る回転電機ユニットおよびこれを備えた回転電機について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付し重複した説明を省略する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る回転電機ユニットにおいて、冷媒供給部がステータの周方向に沿って配置された状態を模式的に示す斜視図である。図2は、回転電機ユニットの駆動モータの側面図である。
図1に示すように、ハイブリッド車両1は、走行用の動力源である、図示しないエンジンと、並設された駆動モータ(回転電機)21および発電機71(回転電機)と、を備える。駆動モータ21および発電機71は、それぞれ回転軸を有し、互いの回転軸が同軸状に重畳するように配置されている。駆動モータ21および発電機71は、ハイブリッド車両に搭載された回転電機ユニット20を構成する。なお、図1中では、駆動モータ21のステータ22に配置される冷媒供給部30を図示しているが、駆動モータ21に並設される発電機71のハウジングおよびロータの図示を省略している。
駆動モータ21は、例えば、3相交流ブラシレスモータからなり、図示しないモータハウジング側に固定されるステータ22と、ステータホルダ23と、ステータコア24と、ステータコア24を巻回する巻線(コイル)25と、を有する。
なお、駆動モータ21に並設された発電機71ついても駆動モータ21と同様の構成のジェネレータステータ、ステータホルダ、ステータコア、ステータコアを巻回する巻線(コイル)を有する。以下の説明において、ステータ冷却という場合、駆動モータ21のステータ22と発電機71のジェネレータステータとの冷却を含む。
図2に示すように、駆動モータ21は、モータハウジング26と、回転軸27と一体的に回転可能に設けられたロータ28と、を備える。なお、点Oは、回転軸27の中心を示している。
駆動モータ21のステータホルダ23および発電機71のステータホルダ(図示略)の外周部には、図1に示すように、冷媒供給部30が備えられている。
冷媒供給部30は、回転電機の上部に配置された1本の可変式冷却用滴下パイプ31(冷媒流路、管体)と、可変式冷却用滴下パイプ31の下面側で、外周方向に揺動して冷媒を噴出する流出孔(噴出孔)57と、可変式冷却用滴下パイプ31の本体管体31aの端部が取り付けられ、本体管体31aに冷媒を供給する冷媒供給管33と、冷媒導入口34と、を備える。
可変式冷却用滴下パイプ31は、回転電機本体の径方向外周側上部に位置し、冷媒供給管33の冷媒を回転電機本体の上部に放出する。
可変式冷却用滴下パイプ31は、冷媒を流すための流路となる中空体で構成されている。可変式冷却用滴下パイプ31は、端部が冷媒供給管33に取り付けられた本体管体31aと、本体管体31aの外径よりも大径で冷媒供給方向可変機構50(供給方向可変手段)(図3参照)が内設された複数の大径部管体31bと、有する。本体管体31aと大径部管体31bとは、一体形成されてもよいし、別部材を組み合わせて構成(例えば螺合接合)してもよい。
冷媒供給方向可変機構50(図3参照)は、冷媒の流れによる推力を用いて回転電機本体に噴出する方向を可変する機能を有する。
回転電機ユニット20は、冷媒(ATF)を貯留する冷媒貯留部40と、冷媒貯留部40に貯留された冷媒を駆動モータ21、発電機71にそれぞれ送給するメカオイルポンプ41と、メカオイルポンプ41から送られた冷媒を冷却するATF冷却器42とを備える。冷媒貯留部40、メカオイルポンプ41、および、ATF冷却器42は、それぞれ冷媒通路43(冷媒流路)を介して接続されている。この冷媒通路43の終端部は、駆動モータ21のモータハウジング(図示略)に接続されている。
冷媒貯留部40は、駆動モータ21および発電機を収容し、駆動モータ21および発電機71を冷却した冷媒を貯留する冷媒用ケース(例えば、オイルパン)として機能する。
メカオイルポンプ41は、冷媒(ATF)を循環させるものであり、図示しないエンジンの回転駆動力および駆動モータ21の回転駆動力によって出力するメカ式ポンプである。なお、メカ式ポンプに代替して、例えば、電動式ポンプを用いてもよい。
駆動モータ21および発電機71には、冷媒通路43の終端部に接続され、駆動モータ21や発電機71に対して回転電機のハウジング側から冷媒を供給する冷媒供給部30が設けられる。
また、冷媒供給部30は、回転電機ユニット20に隣接して配置され、回転電機ユニット20と連結可能な図示しないトランスミッションの部品(例えば、ギア、ベアリング)44を冷却する。なお、図1における抵抗の記号は、熱抵抗を示している。
[可変式冷却用滴下パイプ31]
<冷媒供給方向可変機構50>
図3は、可変式冷却用滴下パイプ31に内設された冷媒供給方向可変機構50の拡大断面図である。図4(a)(c)は、図3のA−A矢視断面図、図4(b)(d)は、図3のB−B矢視断面図である。
図3および図4に示すように、可変式冷却用滴下パイプ31は、本体管体31aと、冷媒供給方向可変機構50が内設された大径部管体31bと、有する。大径部管体31bの内径D2は、本体管体31aの内径D1よりも大径(D1<D2)に形成されている。本体管体31aの中空内には、冷媒供給管33から供給された冷媒が流通する第1冷媒流路31cが形成され、大径部管体31bの中空内には、第1冷媒流路31cからの冷媒が流通する第2冷媒流路31dが形成される。大径部管体31bの第2冷媒流路31dは、冷媒供給方向可変機構50の作業領域80を形成している。
冷媒供給方向可変機構50は、大径部管体31bの第2冷媒流路31dに冷媒の流れを受けるように設置されたプロペラ51(供給方向可変手段)と、プロペラ51を回転支持するプロペラ回転軸52と、第2冷媒流路31dの上部に埋設され、プロペラ回転軸52を回転自在に軸支するベアリング53と、を有する。冷媒供給方向可変機構50は、第2冷媒流路31dの下部に形成された長方形形状の開口部54と、開口部54を覆うように配置され、冷媒の流れ方向に直交する周方向に摺動する円弧状可動板55(図4(b)参照)(供給方向可変手段)と、円弧状可動板55の上面に固定されてプロペラ51が適時当接する板状突起部56(供給方向可変手段)と、円弧状可動板55に形成された冷媒の流出孔(噴出孔)57と、を有する。冷媒供給方向可変機構50は、円弧状可動板55の両端を収容する収容溝58と、収容溝58の一方の端部に取り付けられ、円弧状可動板55を一方側に付勢するばね部材59(図4(a)(b)参照)と、を有する。
可変式冷却用滴下パイプ31は、本体管体31aを拡径した大径部管体31bに、冷媒供給方向可変機構50を組み込んでいる。本実施形態では、冷媒供給方向可変機構50は、駆動モータ21および発電機71それぞれのステータホルダ23とその両側のステータコア24の配置に対応して、6(3×2)個が内設される(図1参照)。
プロペラ51は、冷媒の流れを受けて、図3の矢印a方向に回転し、プロペラ51の3枚の羽根のうち、1枚ずつが板状突起部56に適時当接する。プロペラ回転軸52は、摩擦低減のためベアリング53を介して第2冷媒流路31dの上部に固定される。
円弧状可動板55は、収容溝58とのシール機能を兼ねるために、シール性および摺動時の耐摩耗性を有するPEEK(Poly Ether Ether Ketone)材やPTFE(テフロン(登録商標))材等の樹脂材を用いる。
以下、上述のように構成された回転電機ユニット20の作用効果について説明する。
[基本動作]
まず、冷媒供給方向可変機構50の基本動作について説明する。
図4は、冷媒供給方向可変機構50の動作を示す図である。図4(a)は、プロペラ51が板状突起部56を押している状態の図3のA−A矢視断面図、図4(b)は、その状態の図3のB−B矢視断面図である。図4(c)は、プロペラ51が板状突起部56を開放した状態の図3のA−A矢視断面図、図4(d)は、その状態の図3のB−B矢視断面図である。
図4(a)の矢印に示すように、可変式冷却用滴下パイプ31には、冷媒供給管33(図1参照)から冷媒が供給される。冷媒の流れは、図3および図4(a)の矢印aに示すように、プロペラ51を回転させる。プロペラ51の回転により、プロペラ51の3枚の羽根のうちの一つが板状突起部56に当接し、羽根は板状突起部56に当接したまま、板状突起部56をばね部材59の付勢力に抗して押す。これに伴い、図4(a)(b)の矢印bに示すように、円弧状可動板55は、可変式冷却用滴下パイプ31の円周方向(反時計回り)に動く。
プロペラ51が更に回転すると、円弧状可動板55は、更に可変式冷却用滴下パイプ31の円周方向に動く。
プロペラ51が更に回転して、板状突起部56の開放点まで達すると、プロペラ51は、板状突起部56から外れ、板状突起部56は、プロペラ51の押力から開放される。これにより、円弧状可動板55は、ばね部材59の付勢力により、図4(c)(d)の矢印cに示すように、可変式冷却用滴下パイプ31の円周方向(時計回り)の定位置に復帰する。
このように、冷媒供給方向可変機構50は、冷媒の流れによりプロペラ51が回転し、プロペラ51の回転によって円弧状可動板55の板状突起部56が押され、円弧状可動板55が円周方向に動く。プロペラ51が更に回転し、円弧状可動板55上の板状突起部56から外れると、ばね部材59によって円弧状可動板55が押され、逆方向に動く。
以上の動作により、円弧状可動板55は、可変式冷却用滴下パイプ31の円周方向で、反時計回りと時計回りとの揺動を繰り返す。上記揺動の速度および頻度は、プロペラ51の羽根の枚数とばね部材59のばね力によって設定できる。
円弧状可動板55の円周方向揺動に伴い、円弧状可動板55に開口した冷媒の流出孔(噴出孔)57も、冷媒出口角度が円周方向で変わる。
可変式冷却用滴下パイプ31の冷媒出口角度を可動式にすることにより、1本の冷却パイプ数で回転電機全体の冷却を可能とする。
[回転電機の低速回転時/高速回転時]
次に、回転電機の低速回転時/高速回転時の冷媒供給方向可変機構50の動作について説明する。
<低速回転時>
図5は、回転電機の低速回転時の冷媒供給方向可変機構50の動作を説明する図であり、図5(a)はその冷媒供給方向可変機構50の拡大断面図、図5(b)はその回転電機ユニットの駆動モータの側面図である。
回転電機の低速回転時には、メカオイルポンプ41(図1参照)が、冷媒通路43(冷媒流路)に送出する冷媒の吐出量は少なくなる。このため、大径部管体31bの第2冷媒流路31dに流入される冷媒の流れは、低流量となり、図5(a)の矢印aに示すように、低流量の冷媒の流れによってプロペラ51はゆっくりと回転する。
プロペラ51が回転することで、図5(b)の矢印dに示すように、流出孔(噴出孔)57から回転電機本体の上部に冷媒が冷媒出口角度を変えながら噴出され、回転電機本体全体を冷却することができる。
<高速回転時>
図6は、回転電機の高速回転時の冷媒供給方向可変機構50の動作を説明する図であり、図6(a)はその冷媒供給方向可変機構50の拡大断面図、図6(a)はその回転電機ユニットの駆動モータの側面図である。
回転電機の高速回転時には、大径部管体31bの第2冷媒流路31dに流入される冷媒の流れは、高流量となり、冷媒の流速は速くなる。図6(a)の矢印aに示すように、プロペラ51の回転速度は上昇する。プロペラ51が高速回転することで、図6(b)の矢印eに示すように、冷媒は流出孔(噴出孔)57から回転電機本体の上部に対して、より短時間で噴射される。すなわち、単位時間あたりに、回転電機に掛る冷媒の噴出量が増大するので、回転電機全体の冷却効果を高めることができる。特に、高速回転で冷却が必要なステータの磁石冷却に有利である。
[冷媒流路可変速度と冷却能力]
次に、冷媒流路可変速度と冷却能力について説明する。
冷媒流路可変速度が上がることで、回転電機に掛かる冷媒流速が上昇する。
冷媒流速上昇により熱伝達が高まり、冷却能力が向上かる。
この場合の、熱伝達は、下記式(1)で示される。
Q[W]=h・A(θf-θw) …(1)

h:熱伝達率[W/(m2・K)]
熱伝達率hは、流速に比例する。
A:伝熱面積
(θf):流体壁温
(θw):個体温度
[冷媒供給方向可変機構50の冷却部位による冷却効果の切替]
次に、冷媒供給方向可変機構50の冷却部位による冷却効果の切替について説明する。
<低速回転時>
図7は、冷媒供給方向可変機構50の冷媒流路可変速度の可変構造を示す断面図であり、図7(a)は冷媒供給方向可変機構50のA部の構造を示し、図7(b)は冷媒供給方向可変機構50のB部の構造を示す。
図7(a)の矢印fに示すように、冷媒供給方向可変機構50のA部50a(第1供給方向可変手段)は、プロペラ51の回転により、図7(a)の矢印gに示すように、円弧状可動板55は、可変式冷却用滴下パイプ31の円周方向(反時計回り)に動く。
一方、図7(b)に示すように、冷媒供給方向可変機構50のB部50b(第2供給方向可変手段)は、プロペラ51Aのプロペラ枚数を4枚とし、B部50bのばね部材59のばね荷重を、A部50aのばね部材59のばね荷重よりも増加させている。
図7(b)の矢印hに示すように、冷媒供給方向可変機構50のB部50bは、4枚羽根のプロペラ51Aの回転により、羽根の一つがより頻繁に板状突起部56を押し、円弧状可動板55を、図7(b)の矢印iに示すように、可変式冷却用滴下パイプ31の円周方向で、反時計回りと時計回りとの揺動を繰り返えさせる。ここで、B部50bは、A部50aに対し、プロペラ51の枚数とばね部材59荷重を増加しているので、低流量時の冷媒流路可変速度を、A部>B部とすることができる。
以上、冷媒供給方向可変機構50は、冷媒の低流量時において冷媒流路可変速度が異なるA部50aとB部50bを有している。このA部50aとB部50bを、可変式冷却用滴下パイプ31(図3参照)の所定箇所に適時組み合わせて配置することで、冷媒供給方向可変機構50の冷却部位による冷却効果を切替えることができる。
図8は、図7に示す冷媒供給方向可変機構50を可変式冷却用滴下パイプ31の所定箇所に適時組み合わせて配置する例を示す模式図である。
図8に示すように、回転電機ユニット20は、冷媒の流れの上流側から順に、並設された発電機71および駆動モータ21に対して冷媒を噴出する位置に、A部50aとB部50bを組み合わせた冷媒供給方向可変機構50をそれぞれ配置する。具体的には、発電機71に対して(A部50aとB部50bとA部50a)を1組で配置し、駆動モータ21に対して(A部50aとB部50bとA部50a)を1組で配置する。より詳細には、1組で構成された(A部50aとB部50bとA部50a)は、発電機71および駆動モータ21のステータ22に位置する箇所(冷却部位)にA部50aを配置し、ホルダに位置する箇所(冷却部位)にB部50bを配置する。
図8の太矢印と細矢印に示すように、冷媒の低流量時には、冷媒流路可変速度が大きいA部50aからの冷媒が発電機71および駆動モータ21のステータ側に噴出され、冷媒流路可変速度が小さいB部50bからの冷媒が発電機71および駆動モータ21のホルダ側に噴出される。
<高速回転時>
図9は、冷媒供給方向可変機構50の冷媒流路可変速度の可変構造を示す断面図であり、図9(a)は冷媒供給方向可変機構50のA部の構造を示し、図9(b)は冷媒供給方向可変機構50のB部の構造を示す。
図9(a)の矢印jに示すように、冷媒供給方向可変機構50のA部50aは、プロペラ51の回転により、図9(a)の矢印kに示すように、円弧状可動板55は、可変式冷却用滴下パイプ31の円周方向(反時計回り)に動く。
一方、図9(b)に示すように、冷媒供給方向可変機構50のB部50bは、プロペラ51Aのプロペラ枚数を4枚とし、B部50bのばね部材59のばね荷重を、A部50aのばね部材59のばね荷重よりも増加させている。
図9(b)の矢印lに示すように、冷媒供給方向可変機構50のB部50bは、4枚羽根のプロペラ51Aの回転により、羽根の一つがより頻繁に板状突起部56を押し、円弧状可動板55を、図9(b)の矢印mに示すように、可変式冷却用滴下パイプ31の円周方向で、反時計回りと時計回りとの揺動を繰り返えさせる。ここで、B部50bは、A部50aに対し、プロペラ51の枚数とばね部材59荷重を増加しているので、高流量時の冷媒流路可変速度を、A部<B部とすることができる。
すなわち、高流量時は、プロペラ51の回転速度上昇とばね部材59荷重大により、可変速度が向上する。
以上、冷媒供給方向可変機構50は、冷媒の高流量時において冷媒流路可変速度が異なるA部50aとB部50bを有している。このA部50aとB部50bを、可変式冷却用滴下パイプ31の所定箇所に適時組み合わせて配置することで、冷媒供給方向可変機構50の冷却部位による冷却効果を切替えることができる。
図10は、図9に示す冷媒供給方向可変機構50を可変式冷却用滴下パイプ31の所定箇所に適時組み合わせて配置する例を示す模式図である。
図10に示すように、回転電機ユニット20は、冷媒の流れの上流側から順に、並設された発電機71および駆動モータ21に対して冷媒を噴出する位置に、A部50aとB部50bを組み合わせた冷媒供給方向可変機構50をそれぞれ配置する。具体的には、発電機71に対して(A部50aとB部50bとA部50a)を1組で配置し、駆動モータ21に対して(A部50aとB部50bとA部50a)を1組で配置する。1組で構成された(A部50aとB部50bとA部50a)は、発電機71および駆動モータ21のステータに位置する箇所(冷却部位)にA部50aを配置し、ホルダに位置する箇所(冷却部位)にB部50bを配置する。
図10の細矢印と太矢印に示すように、冷媒の高流量時には、冷媒流路可変速度が小さいA部50aからの冷媒が発電機71および駆動モータ21のステータ側に噴出され、冷媒流路可変速度が大きいB部50bからの冷媒が発電機71および駆動モータ21のホルダ側に噴出される。
このように、プロペラ51の枚数とばね部材59荷重を調整することで、冷却部位によって冷却効果の切替が可能である。
以上説明したように、ハイブリッド車両1に搭載された回転電機ユニット20は、ステータとロータとを有する回転電機本体と、回転電機本体に向け冷媒を送り込む可変式冷却用滴下パイプ31(冷媒流路)と、可変式冷却用滴下パイプ31に設けられた冷媒供給方向可変機構50(供給方向可変手段)と、を備え、冷媒供給方向可変機構50は、冷媒の流れ状態の変化に応じて回転電機本体への冷媒供給を変化させる。具体的には、冷媒供給方向可変機構50は、大径部管体31bの第2冷媒流路31dに冷媒の流れを受けるように設置されたプロペラ51と、プロペラ51を回転支持するプロペラ回転軸52と、第2冷媒流路31dの上部に埋設され、プロペラ回転軸52を回転自在に軸支するベアリング53と、第2冷媒流路31dの下部に形成された長方形形状の開口部54と、開口部54を覆うように配置され、冷媒の流れ方向に直交する周方向に摺動する円弧状可動板55と、円弧状可動板55の上面に固定されてプロペラ51が適時当接する板状突起部56と、円弧状可動板55に形成された冷媒の流出孔(噴出孔)57と、円弧状可動板55の両端を収容する収容溝58と、収容溝58の一方の端部に取り付けられ、円弧状可動板55を一方側に付勢するばね部材59と、を有する。
この構成により、吐出口の吐出角(流出孔(噴出孔)57の冷媒出口角度)を可動させることができ、吐出範囲を拡大する機構を実現できる。これにより、1本の冷却パイプ数で回転電機全体の冷却が可能になる。その結果、冷却用滴下パイプの本数を削減することができ、回転電機の小型化および配置自由度を向上させることができる。
また、可変式冷却用滴下パイプ31は、回転電機本体の上部で、回転電機の回転軸方向に沿って配置された管体であることで、回転電機本体の上部で、吐出口の吐出角を可動するので、1本の冷却パイプ数で回転電機全体を冷却することができる。
また、冷媒供給方向可変機構50は、一つの冷媒流路に対し複数設けられたことで、回転電機に対して冷却部位を的確に冷却することができる。
また、可変式冷却用滴下パイプ31は、管体であり、冷媒供給方向可変機構50が備わる領域は、他の領域よりも拡径されたことで、冷媒供給方向可変機構50を可変式冷却用滴下パイプ31内に設置することができる。
また、冷媒供給方向可変機構50は、冷媒流路可変速度の異なるA部50a(第1供給方向可変手段)とB部50b(第2供給方向可変手段)とを有することで、冷却部位によって冷却効果の切替が可能である。例えば、回転電機の回転速度にあわせて最適な冷却部位を冷却することができる。
また、冷媒供給方向可変機構50のA部50aは、回転電機のステータ側に冷媒を供給し、B部50bは、回転電機の非ステータ側に冷媒を供給することで、回転電機のステータ側と非ステータ側に対し、冷媒流路可変速度を変えることができ、冷却部位を的確に冷却することができる。
また、冷媒供給方向可変機構50は、冷媒の供給量に応じて、冷媒供給方向可変機構50のA部50aの冷媒流路可変速度と、B部50bの冷媒流路可変速度とを切替えることで、回転電機のステータ側と非ステータ側に対し、冷媒流路可変速度を変えることができ、冷却部位を的確に冷却することができる。その結果、回転電機全体の冷却効果が高まり、高回転で冷却が必要な磁石冷却に有利である。
(第2の実施形態)
図11は、本発明の第2の実施形態に係る回転電機ユニットの可変式冷却用滴下パイプ31に内設された冷媒供給方向可変機構60の拡大断面図である。図12(a)(c)は、図11のA−A矢視断面図、図12(b)(d)は、図11のB−B矢視断面図である。なお、図11および図12の説明にあたり、図3および図4と同一構成部分には同一符号を付して重複箇所の説明を省略する。
冷媒供給方向可変機構60は、円弧状可動板55上面に2つの板状突起部61,62(供給方向可変手段)が固定されている。板状突起部61と板状突起部62とは、プロペラ回転軸52を点対象として略対称位置に配置されている。板状突起部61,62は、プロペラ51に適時当接する。板状突起部61と板状突起部62のうち、一方がプロペラ51が当接したとき、他方が離間するように配置される。
また、図3および図4に示す冷媒供給方向可変機構50のばね部材59は、取り除かれる。
次に、上述のように構成された回転電機ユニット20の作用効果について説明する。
[基本動作]
図12は、冷媒供給方向可変機構60の動作を示す図である。図12(a)は、プロペラ51が板状突起部61,62を押している状態の図11のA−A矢視断面図、図12(b)は、その状態の図11のB−B矢視断面図である。図12(c)は、プロペラ51が板状突起部61,62を開放した状態の図11のA−A矢視断面図、図12(d)は、その状態の図11のB−B矢視断面図である。
図11(a)の矢印に示すように、プロペラ51の回転により、プロペラ51の3枚の羽根のうちの一つが板状突起部61に当接し、羽根は板状突起部61に当接したまま、板状突起部61をばね部材59の付勢力に抗して押す。これに伴い、図12(a)(b)の矢印bに示すように、円弧状可動板55は、可変式冷却用滴下パイプ31の円周方向(反時計回り)に動く。
プロペラ51が更に回転すると、円弧状可動板55は、更に可変式冷却用滴下パイプ31の円周方向に動く。
プロペラ51が更に回転して、板状突起部61の開放点まで達すると、プロペラ51は、板状突起部61から外れ、板状突起部61は、プロペラ51の押力から開放され、この位置で停止する。ただし、この停止時間はごくわずかである。
図11(c)の矢印に示すように、プロペラ51の回転により、プロペラ51の3枚の羽根のうち、先行する他の羽根が板状突起部62に当接し、この羽根は板状突起部62に当接したまま、図12(c)(d)の矢印cに示すように、円弧状可動板55を、可変式冷却用滴下パイプ31の円周方向(反時計回り)に移動させる。
プロペラ51が更に回転して、板状突起部62の開放点まで達すると、プロペラ51は、板状突起部62から外れ、板状突起部62は、プロペラ51の押力から開放され、この位置で停止する。
円弧状可動板55の円周方向揺動に伴い、円弧状可動板55に開口した冷媒の流出孔(噴出孔)57も、冷媒出口角度が円周方向で変わる。
このように、本実施形態では、第1の実施形態と同様に、可変式冷却用滴下パイプ31の冷媒出口角度を可動式にすることにより、1本の冷却パイプ数で回転電機全体の冷却を実現することができる。
本実施形態は、第1の実施形態のばね部材59を無くすことにより、冷媒供給方向可変機構60の部品点数の削減が可能である。
なお、本発明は、上記各実施形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
例えば、冷却構造としてハイブリッド車両1を挙げたが、回転電機(モータおよびジェネレータ)を備えこれを冷却する必要のある構造体であれば、これに限らない。例えば、ハイブリッド車両1は、エンジンを有さずモータのみを駆動源とする電気自動車または燃料電池車両であってもよい。
1 ハイブリッド車両
20 回転電機ユニット
21 駆動モータ(回転電機)
22 ステータ
23 ステータホルダ
24 ステータコア
25 巻線(コイル)
26 モータハウジング
27 回転軸
28 ロータ
31 可変式冷却用滴下パイプ(冷媒流路、管体)
31a 本体管体
31b 大径部管体
33 冷媒供給管
50,60 冷媒供給方向可変機構
50a A部(第1供給方向可変手段)
50b B部(第2供給方向可変手段)
51,51A プロペラ(供給方向可変手段)
52 プロペラ回転軸
53 ベアリング
54 開口部
55 円弧状可動板(供給方向可変手段)
56,61,62 板状突起部(供給方向可変手段)
57 流出孔(噴出孔)
58 収容溝
59 ばね部材
71 発電機(回転電機)

Claims (9)

  1. 車両に搭載された回転電機ユニットであって、
    ステータとロータとを有する回転電機本体と、
    前記回転電機本体に向け冷媒を送り込む冷媒流路と、
    前記冷媒流路に設けられた供給方向可変手段と、を備え、
    前記供給方向可変手段は、
    冷媒の流れ状態の変化に応じて回転電機本体への冷媒供給方向を変化させる
    ことを特徴とする回転電機ユニット。
  2. 前記冷媒流路は、
    前記回転電機本体の上部で、前記回転電機の回転軸方向に沿って配置された管体である
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転電機ユニット。
  3. 前記供給方向可変手段は、
    一つの前記冷媒流路に対し複数設けられた
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転電機ユニット。
  4. 前記冷媒流路は、管体であり、
    前記供給方向可変手段が備わる領域は、他の領域よりも拡径された
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転電機ユニット。
  5. 前記供給方向可変手段は、
    冷媒流路可変速度の異なる第1供給方向可変手段と第2供給方向可変手段とを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転電機ユニット。
  6. 前記第1供給方向可変手段は、前記回転電機のステータ側に冷媒を供給し、前記第2供給方向可変手段は、前記回転電機の非ステータ側に冷媒を供給する
    ことを特徴とする請求項5に記載の回転電機ユニット。
  7. 冷媒の供給量に応じて、前記第1供給方向可変手段の冷媒流路可変速度と、前記第2供給方向可変手段の冷媒流路可変速度とを切替える
    ことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の回転電機ユニット。
  8. ステータとロータとを有する回転電機本体と、
    前記回転電機本体に向け冷媒を送り込む冷媒流路と、
    前記冷媒流路に設けられた供給方向可変手段と、を備え、
    前記供給方向可変手段は、
    冷媒の流れ状態の変化に応じて回転電機本体への冷媒供給方向を変化させる
    ことを特徴とする回転電機。
  9. 請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の回転電機ユニットを搭載した車両。
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