JP2019148579A - 体重計を備える座布団 - Google Patents
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Abstract
【課題】座布団上に座る利用者の体重を正確に測定してディスプレイでき、保管、利用、携帯が便利である座布団を提供する。【解決手段】座布団は、底部を構成するフレキシブルなシート210と、一体形の矩形空間部221を備えるフレキシブルな下敷き220と、空間部221に注入される圧力伝達媒体と、フレキシブルな下敷きに加えられる外部圧力によって圧力伝達媒体に加えられる圧力を感知して体重として示す体重計230を備える。体重計230は空間部221の中に位置して下敷きと接触しなく圧力伝達媒体に加えられる圧力を感知するロードセル231と、ロードセルに加えられる圧力値から体重を演算する制御部236と、体重値を示す第1表示部233aと、制御部によって入力された所定の設定値と第1表示部の体重値の差を示す第2表示部233bを備える。【選択図】図5
Description
本発明は座布団に関し、より詳しくは座布団の利用者の体重を測定してディスプレイできるとともに運搬、保管および利用の便利さがある体重計を備える座布団に関する。
一般に、荷重測定装置、即ち体重計が設置された座布団は椅子の座などに設置されて姿勢の矯正用で利用されたり指圧計などの付加装置が設置されたりする場合が多い。
従来の座布団の一例は大韓民国特許登録第10−1551575号に開示されている。
従来の座布団100は、図1および図2のように、電源スイッチのオン・オフによって外部の電源を入力させて必要とする電源に変換させて供給する座布団またはクッションの形態からなる本体部110を備える。座布団100は、前記本体部の上部に、空気が注入される多数の空気エンボス部120を備える。座布団100は、前記本体部110から電源が供給され、空気注入制御信号によって空気を前記空気エンボス部120に注入する多数の空気注入部130−1〜130−Nを備える。
従来の座布団の一例は大韓民国特許登録第10−1551575号に開示されている。
従来の座布団100は、図1および図2のように、電源スイッチのオン・オフによって外部の電源を入力させて必要とする電源に変換させて供給する座布団またはクッションの形態からなる本体部110を備える。座布団100は、前記本体部の上部に、空気が注入される多数の空気エンボス部120を備える。座布団100は、前記本体部110から電源が供給され、空気注入制御信号によって空気を前記空気エンボス部120に注入する多数の空気注入部130−1〜130−Nを備える。
また、座布団100は、前記本体部110から電源が供給され、前記空気エンボス部120に注入された空気の圧力を感知する多数の空気圧感知部140−1〜140−Nと、前記本体部から電源が供給され、脊椎などの姿勢矯正のために座布団の利用者が前記空気エンボス部120に座る場合該利用者の部分体重などを感知する多数の体重感知部160−1〜160−Mと、利用者が座る前の初期状態で前記空気エンボス部を同じ高さにするための初期空気圧力値と、利用者が座った状態からの体中心に基づいてこれに対応してノーマルな対称姿勢に矯正するための矯正空気圧力値などを予め設定して記憶するメモリ部180を備える。
また、座布団100は、前記本体部110から電源が供給され、前記体重感知部で感知した部分体重などを分析して座った状態からの利用者の体中心を把握し、利用者の把握された体中心に対応する矯正空気圧力値などを前記メモリ部180から読み出すとともに、前記空気圧感知部から感知した空気圧が、読み出した矯正空気圧力値になるまでに空気が前記空気エンボス部に注入されるようにするための空気注入制御信号を生成して前記空気注入部に入力する制御部170を備える。
また、座布団100は、前記本体部110から電源が供給され、前記制御部から入力される空気排出制御信号によって前記空気エンボス部に注入された空気を排出する多数の空気排出部150−1〜150−Nを備える。
前記制御部170は、前記空気圧感知部で感知した空気圧が、前記読み出した矯正空気圧力値になるまでに前記空気エンボス部に注入された空気を排出するための排出制御信号を生成して前記空気排出部に入力できるように構成されている。
前記のように構成されている座布団は、本体部110が電源スイッチのオン・オフによって外部の電源を入力させて必要とする電源に変換して供給する段階;
前記本体部から電源が供給された多数の空気圧感知部140−1〜140−Nが、前記本体部の上部に形成された多数の空気エンボス部120に注入された空気の圧力を感知する段階;
姿勢矯正のために利用者が前記空気エンボス部に座る場合、前記本体部から電源が供給された多数の体重感知部160−1〜160−Mが、利用者の部分体重などを感知する段階;
制御部170が前記体重感知部で感知した部分体重などを分析して座った状態で利用者の体中心を把握する段階;
前記本体部から電源が供給された前記制御部が、前記把握された利用者の体中心に対応する矯正空気圧力値などを読み込む段階;
前記制御部が、前記感知した空気圧が前記読み込んだ矯正空気圧力値になるまでに空気が前記空気エンボス部120に注入されるようにするための空気注入制御信号を生成して多数の空気注入部130−1〜130−Nに入力する段階;
前記本体部から電源が供給された前記空気注入部が、前記注入制御信号によって空気を前記空気エンボス部120に注入する段階を経て駆動される。
前記本体部から電源が供給された多数の空気圧感知部140−1〜140−Nが、前記本体部の上部に形成された多数の空気エンボス部120に注入された空気の圧力を感知する段階;
姿勢矯正のために利用者が前記空気エンボス部に座る場合、前記本体部から電源が供給された多数の体重感知部160−1〜160−Mが、利用者の部分体重などを感知する段階;
制御部170が前記体重感知部で感知した部分体重などを分析して座った状態で利用者の体中心を把握する段階;
前記本体部から電源が供給された前記制御部が、前記把握された利用者の体中心に対応する矯正空気圧力値などを読み込む段階;
前記制御部が、前記感知した空気圧が前記読み込んだ矯正空気圧力値になるまでに空気が前記空気エンボス部120に注入されるようにするための空気注入制御信号を生成して多数の空気注入部130−1〜130−Nに入力する段階;
前記本体部から電源が供給された前記空気注入部が、前記注入制御信号によって空気を前記空気エンボス部120に注入する段階を経て駆動される。
前記のように構成されて制御される従来の座布団100は利用者の身体不均衡を矯正することに特化されているが、一般的な座布団に利用することは限界がある。また、携帯、運搬および保管が不便であるだけでなくクッション部が必須に構成される座布団の特性を勘案すれば利用者が座布団の上に座ったときの体重を正確に測定することは難しい問題点がある。
本発明は、前記従来技術の問題点を勘案して案出されたものであり、座布団上に座る利用者の体重を正確に測定してディスプレイすることができ、保管、利用、携帯が便利である座布団を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、座布団の利用者が所定の体重値を入力した後、該座布団上に着席する場合、該入力された体重値と利用者の体重測定値を比較演算して、差分値をディスプレイしたりアラームしたりすることができるようにして利用者の体重増減を容易にわかることができるようにする座布団を提供することである。
本発明の他の目的は、座布団の利用者が所定の体重値を入力した後、該座布団上に着席する場合、該入力された体重値と利用者の体重測定値を比較演算して、差分値をディスプレイしたりアラームしたりすることができるようにして利用者の体重増減を容易にわかることができるようにする座布団を提供することである。
前記目的の達成のために本発明の体重計を備える座布団は、底部を構成するフレキシブルなシートと、前記フレキシブルなシート上に構成される一体形の矩形空間部を備えるフレキシブルな下敷きと、前記フレキシブルな下敷きの空間部に注入される圧力伝達媒体と、前記フレキシブルな下敷きに加えられる外部圧力によって前記圧力伝達媒体に加えられる圧力を感知して体重として示す体重計を備えるともに、前記体重計は前記フレキシブルな下敷きの空間部の中に位置して前記下敷きと接触しなく前記圧力伝達媒体に加えられる圧力を感知するロードセルと、前記ロードセルに加えられる圧力値から体重を演算する制御部と、前記制御部の演算内容である体重値を示す表示部を備えることを特徴とする。
また、前記体重計は、前記ロードセルを支持し前記底部を構成するフレキシブルなシートに固定されるベース体をさらに備えることを特徴とする。
また、前記体重計は、前記ロードセルを支持し前記底部を構成するフレキシブルなシートに固定されるベース体をさらに備えることを特徴とする。
また、前記表示部は実測の体重値を示す第1表示部と、前記制御部によって入力された所定の設定値と前記第1表示部の体重値の差を示す第2表示部からなることを特徴とする。
また、前記圧力伝達媒体は空気または流体からなることを特徴とする。
また、前記フレキシブルな下敷きの空間部の厚さは30〜100mm、前記フレキシブルな下敷き上面の面積は900〜2,500cm2を有するように構成されることを特徴とする。
また、前記圧力伝達媒体は空気または流体からなることを特徴とする。
また、前記フレキシブルな下敷きの空間部の厚さは30〜100mm、前記フレキシブルな下敷き上面の面積は900〜2,500cm2を有するように構成されることを特徴とする。
本発明の体重計を備える座布団は、空間部が一個からなる一体形のフレキシブルな下敷きの空間部にロードセルを設置し、該ロードセルは前記空間部の中で該空間部に加えられる圧力を感知できるようにし、ロードセルは前記下敷きの下部に位置して底部を構成するフレキシブルなシートに固定されるベース体に支持できるように構成して、体重計をクッションがある座布団に構成しても荷重測定の精密度を具現できる効果を得る。
また、体重計を座布団に設置しても座布団が柔らかいので簡単に巻いて保管したり曲げ畳めることができるので家庭や食堂等で一般の座布団のように利用できる効果を得る。
また、体重計を座布団に設置しても座布団が柔らかいので簡単に巻いて保管したり曲げ畳めることができるので家庭や食堂等で一般の座布団のように利用できる効果を得る。
以下、図3乃至図7を参考にして本発明の体重計を備える座布団の技術構成および作用を詳しく説明する。
本発明の体重計を備える座布団200は、図3、4、6のように底部を構成するフレキシブルなシート210と、前記フレキシブルなシート上に構成される一体形の矩形空間部221を備えるフレキシブルな下敷き220から構成される。
本発明の体重計を備える座布団200は、図3、4、6のように底部を構成するフレキシブルなシート210と、前記フレキシブルなシート上に構成される一体形の矩形空間部221を備えるフレキシブルな下敷き220から構成される。
前記フレキシブルなシート210は、気密を維持するためのビニールなどが付着された布や天然皮革または人工皮革などから構成できる。また前記フレキシブルな下敷き220は、座布団の利用者が座る部分であるので一体形の空間部221が気密で完全に密閉された状態で該空間部に注入された圧力伝達媒体(空気または水などの流体を利用できるが、重さ、取り扱いの便宜上空気を利用することが好ましい)に圧力が加えられても該圧力伝達媒体が外部に漏れないようにする伸縮性が小さくフレキシブルな皮革などの材質を利用することが好ましい。図5のようにフレキシブルな下敷き220上に利用者が体重をのせて着席したとき、フレキシブルな下敷き220の面がフレキシブルなシート210面と接触できないほどの圧力伝達媒体が注入される。圧力伝達媒体の注入量が少なくてフレキシブルな下敷き220上に利用者が体重をのせて着席したとき、フレキシブルな下敷き220面がフレキシブルなシート210面と接触すると正確な荷重を測定することができないためである。
圧力伝達媒体は、圧力伝達媒体の注入口222を介して適量が注入されたり排気されたりする。
特に、前記フレキシブルな下敷きに加えられる外部圧力によって前記圧力伝達媒体に加えられる圧力を感知して体重に示す体重計230が座布団に設置されている。
圧力伝達媒体は、圧力伝達媒体の注入口222を介して適量が注入されたり排気されたりする。
特に、前記フレキシブルな下敷きに加えられる外部圧力によって前記圧力伝達媒体に加えられる圧力を感知して体重に示す体重計230が座布団に設置されている。
前記体重計230は、一例として図4のように前記フレキシブルな下敷きの空間部221の中に位置して前記下敷きと接触しなく前記圧力伝達媒体に加えられる圧力を感知するロードセル231と、前記ロードセルを支持し前記底部を構成するフレキシブルなシート210の外部に露出されて固定されるプラスチックなどからなる硬質のベース体232と、前記ロードセルに加えられる圧力値から体重を演算する制御部236と、前記制御部の演算内容である体重値を示す表示部233を備える。前記制御部236とロードセル231は配線234によって接続され、前記制御部236には図示されていない小型の電池を利用して電源が供給できるようにする。
前記ロードセル231は図4のようにフレキシブルなシート210の外部に露出されて固定されるプラスチックなどからなる硬質のベース体232に固定される構造に限定されなく、図7のようにベース体232がフレキシブルなシート210の外部に露出できないように空間部側のフレキシブルなシート210上に固定してもよい。
前記ロードセル231は圧力と荷重に対して構造的に安定した変形を生じる弾性変形体(elastic strain member)の感知要素から発生する物理的な変形をストレーンゲージを利用して電気抵抗に変換させて、ホイートストンブリッジ(Wheatstone bridge)という電気回路を構成して精密な電気信号に変換させる原理を利用して構成するものであるが、この技術は既に公知とされて体重計などに利用されている技術であるので詳しい説明は省略する。
また、前記表示部233は、前記制御部236によってロードセルに加えられる圧力から演算された体重値を示す第1表示部233aと、前記制御部を介して利用者が入力した所定の設定値と前記第1表示部の体重値の差を示す第2表示部233bを備える。前記第2表示部は別のアラーム装置や音声装置をさらに備えてもよい。前記のように第1表示部233aと第2表示部233bおよびアラーム装置を備える理由は、座布団の利用者が食物摂取のとき予め設定された重量以上の食物を摂取する場合、食べ過ぎないように情報を提供するためである。
また、体重測定モードにセットしたり、表示部233に示された内容をリセットしたり、制御部にコマンドを指令したりするための入力キー235をさらに設けてもよい。前記体重測定モードのセッティングは、一例として利用者が座布団上に座っていない状態で空間部221に注入された圧力伝達媒体の圧力値を制御部が予め差引演算して表示窓に0Kgが示されることを意味する。勿論、体重測定モードにセットされた座布団の下敷き上に利用者が座る場合、該下敷き上に加えられる追加圧力値から前記差引演算された圧力値を加算することにより第1表示部に利用者の体重値を正確に示すことができる。前記制御部236および表示部233は、フレキシブルな下敷き上に設置された構造を例示しているが、座布団外部に設置して配線ケーブルなどで接続する構造に構成してもよい。
また、前記ロードセル231を支持するベース体232を底部のフレキシブルなシート210に固定する理由は座布団自体のクッションがロードセルの圧力感知に影響を与えることを最小にするためのものである。
前記のように構成される本発明の座布団は、特にフレキシブルな下敷き220上に利用者が体重をのせて着席したときフレキシブルな下敷き220面がフレキシブルなシート210面と接触されないようにフレキシブルな下敷き220の空間部の厚さは30〜100mmにし、下敷きの上面の面積は利用者が全体体重をのせて座ることができるよう900〜2,500cm2の大きさで構成することが好ましい。
200:体重計を備える座布団:
210:フレキシブルなシート
220:フレキシブルな下敷き
221:空間部
222:圧力伝達媒体の注入口
230:体重計
231:ロードセル
232:ベース体
233:表示部
234:配線
235:入力キー
236:制御部
233a:第1表示部
233b:第2表示部
210:フレキシブルなシート
220:フレキシブルな下敷き
221:空間部
222:圧力伝達媒体の注入口
230:体重計
231:ロードセル
232:ベース体
233:表示部
234:配線
235:入力キー
236:制御部
233a:第1表示部
233b:第2表示部
Claims (5)
- 底部を構成するフレキシブルなシートと、
前記フレキシブルなシート上に構成される一体形の矩形空間部を備えるフレキシブルな下敷きと、
前記フレキシブルな下敷きの空間部に注入される圧力伝達媒体と、
前記フレキシブルな下敷きに加えられる外部圧力によって前記圧力伝達媒体に加えられる圧力を感知して体重として示す体重計を備えるともに、
前記体重計は、
前記フレキシブルな下敷きの空間部の中に位置して前記下敷きと接触しなく前記圧力伝達媒体に加えられる圧力を感知するロードセルと、
前記ロードセルに加えられる圧力値から体重を演算する制御部と、
前記制御部の演算内容である体重値を示す表示部を備えることを特徴とする、体重計を備える座布団。 - 前記体重計は、前記ロードセルを支持し前記底部を構成するフレキシブルなシートに固定されるベース体をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の体重計を備える座布団。
- 前記表示部は、実測の体重値を示す第1表示部と、前記制御部によって入力された所定の設定値と前記第1表示部の体重値の差を示す第2表示部を備えることを特徴とする請求項1に記載の体重計を備える座布団。
- 前記圧力伝達媒体は空気または流体からなることを特徴とする請求項1に記載の体重計を備える座布団。
- 前記フレキシブルな下敷きの空間部の厚さは30〜100mm、前記フレキシブルな下敷き上面の面積は900〜2,500cm2を有するように構成されることを特徴とする請求項1に記載の体重計を備える座布団。
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