JP2019148199A - 性能評価方法、性能評価装置、及び性能評価システム - Google Patents

性能評価方法、性能評価装置、及び性能評価システム Download PDF

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Abstract

【課題】運転時の圧縮機の性能の変化を高い精度で確認する。【解決手段】性能評価方法S1は、圧縮機の回転数に応じた機械マッハ数に対応させて予測性能カーブを複数取得する予測性能カーブ取得工程S3と、予測性能カーブ取得工程S3で取得した複数の前記予測性能カーブの中で基準予測性能カーブを選択し、前記流量係数が同じである場合に、他の前記機械マッハ数での前記予測性能カーブにおける前記効率の値を、選択された前記基準予測性能カーブにおける前記効率の値に一致させる補正値を複数の前記機械マッハ数及び複数の前記流量係数のそれぞれに対応して取得する補正値取得工程S4と、前記圧縮機の前記効率を取得する効率取得工程S6と、前記圧縮機の流量係数を取得する流量係数取得工程S7と、前記効率を前記機械マッハ数と前記流量係数とに応じた前記補正値で補正する取得値補正工程S8と、を含む。【選択図】図6

Description

本発明は、性能評価方法、性能評価装置、及び性能評価システムに関する。
従来、プラント等で利用される圧縮機として、複数段の羽根車を備えた多段遠心圧縮機が広く用いられている。このような圧縮機では、複数のガスが混合された混合ガスが作動ガスとして流入する。流入した混合ガスは、インペラにより昇圧されて圧縮機から吐出される。
このような圧縮機では、運転中の性能をモニタリングすることで、運転中の異常を検出している。例えば、特許文献1には、圧縮機の運転中の各種パラメータ値をリアルタイムでモニタリングするとともに、実際に期待される性能に対して許容値内となっているか否かを判定するモニタリング方法が記載されている。
米国特許出願公開第2015/0057973号明細書
ところで、圧縮機では、このような方法だけでなく、より高い精度で運転時の性能の変化をモニタリングすることが求められている。
本発明は、上記課題に応えるためになされたものであって、運転時の圧縮機の性能の変化を高い精度で確認することが可能な性能評価方法、性能評価装置、及び性能評価システムを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
本発明の第一態様に係る性能評価方法は、複数のガスが混合された混合ガスが流入する圧縮機の性能を評価する性能評価方法であって、前記圧縮機の複数の回転数のそれぞれ応じた機械マッハ数をそれぞれ取得するマッハ数取得工程と、前記圧縮機の効率と前記圧縮機の流量係数との相関関係を示す曲線である予測性能カーブを前記マッハ数取得工程で取得した複数の前記機械マッハ数に対応させてそれぞれ取得する予測性能カーブ取得工程と、前記予測性能カーブ取得工程で取得した複数の前記予測性能カーブの中で、基準とする前記機械マッハ数での前記予測性能カーブを基準予測性能カーブとして選択し、前記流量係数が同じである場合に、他の前記機械マッハ数での前記予測性能カーブにおける前記効率の値を、選択された前記基準予測性能カーブにおける前記効率の値に一致させる補正値を複数の前記機械マッハ数及び複数の前記流量係数のそれぞれに対応して取得する補正値取得工程と、運転中の前記圧縮機の流入口に流入される前記混合ガスの少なくとも圧力、温度、及び流量を入口測定値として取得し、運転中の前記圧縮機の流出口から流出する前記混合ガスの少なくとも圧力及び温度を出口測定値として取得する測定値取得工程と、前記入口測定値のうちの圧力及び温度と、前記出口測定値のうちの圧力及び温度とに基づいて、前記測定値取得工程で各種測定値を取得時の前記圧縮機の前記効率を取得する効率取得工程と、前記入口測定値のうちの流量と、前記取得時の前記圧縮機の回転数とに基づいて、前記取得時の前記圧縮機の流量係数を取得する流量係数取得工程と、前記効率取得工程で取得した前記効率を、前記取得時の前記圧縮機の前記機械マッハ数と、前記流量係数取得工程で取得した前記流量係数とに応じた前記補正値で補正する取得値補正工程と、を含む。
このような構成によれば、機械マッハ数を利用して補正値が取得されている。この補正値を利用して運転中の圧縮機の効率を補正することで、基準予測性能カーブに対応する機械マッハ数で運転している場合の効率として圧縮機の効率を取得することができる。そのため、運転中の圧縮機の実際の回転数にかかわらず、一つの機械マッハ数を基準として、圧縮機の性能を評価することができる。これにより、圧縮機の回転数の変化の影響を抑えて、圧縮機における効率と流量係数との関係を高い精度で確認することができる。
また、本発明の第二態様に係る性能評価方法では、第一態様において、前記圧縮機が目標とする状態で運転されている場合の前記効率と前記流量係数との相関関係を示す曲線として予め定められた目標性能カーブを取得し、前記取得値補正工程で補正された前記効率が、取得した前記目標性能カーブから外れているか否かを判定する判定工程をさらに含んでいてもよい。
このような構成によれば、流量係数及び補正した効率が目標性能カーブから外れているか否かを判定することで、目標とする圧縮機の運転状態と比較して異常が生じているなどの現状の圧縮機の異常を早期に把握することができる。
また、本発明の第三態様に係る性能評価方法では、第一または第二態様において、前記流量係数取得工程で取得された前記流量係数と、前記取得値補正工程で補正された前記効率とに基づいて、前記流量係数と補正された前記効率との相関関係を示す曲線として補正性能カーブを取得する補正性能カーブ取得工程をさらに含んでいてもよい。
このような構成によれば、現状の圧縮機の性能が補正性能カーブを利用して評価できる。そして、補正性能カーブと目標性能カーブとを比較することで、圧縮機の現状の性能と初期の目標とする性能とを容易に比較することができる。
また、本発明の第四態様に係る性能評価装置は、複数のガスが混合された混合ガスが流入する圧縮機の性能を評価する性能評価装置であって、前記圧縮機の複数の回転数のそれぞれ応じて予め定められた機械マッハ数をそれぞれ取得するマッハ数取得部と、前記圧縮機の効率と前記圧縮機の流量係数との相関関係を示す曲線である予測性能カーブを前記マッハ数取得部で取得した複数の前記機械マッハ数ごとにそれぞれ取得する予測性能カーブ取得部と、前記予測性能カーブ取得部で取得した複数の前記予測性能カーブの中で、基準とする前記機械マッハ数での前記予測性能カーブを基準予測性能カーブとして選択し、前記流量係数が同じである場合に、他の前記機械マッハ数での前記予測性能カーブにおける前記効率の値を、選択された前記基準予測性能カーブにおける前記効率の値に一致させる補正値を複数の前記機械マッハ数及び複数の前記流量係数のそれぞれに対応して取得する補正値取得部と、運転中の前記圧縮機の流入口に流入される前記混合ガスの少なくとも圧力、温度、及び流量を入口測定値として取得し、運転中の前記圧縮機の流出口から流出する前記混合ガスの少なくとも圧力及び温度を出口測定値として取得する測定値取得部と、前記入口測定値のうちの圧力及び温度と、前記出口測定値のうちの圧力及び温度とに基づいて、前記測定値取得部で各種測定値を取得時の前記圧縮機の前記効率を取得する効率取得部と、前記入口測定値のうちの流量と、前記取得時の前記圧縮機の回転数とに基づいて、前記取得時の前記圧縮機の流量係数を取得する流量係数取得部と、前記効率取得部で取得した前記効率の値を、前記取得時の前記圧縮機の前記機械マッハ数と、前記流量係数取得部で取得した前記流量係数とに応じた前記補正値で補正する取得値補正部とを備える。
また、本発明の第五態様に係る性能評価装置では、第四態様において、前記圧縮機が目標とする状態で運転されている場合の前記効率と前記流量係数との相関関係を示す曲線として予め定められた目標性能カーブを取得し、前記取得値補正部で補正された前記効率が、取得した前記目標性能カーブから外れているか否かを判定する判定部をさらに備えていてもよい。
また、本発明の第六態様に係る性能評価装置では、第四又は第五態様において、前記流量係数取得部で取得された前記流量係数と、前記取得値補正部で補正された前記効率とに基づいて、前記流量係数と補正された前記効率との相関関係を示す曲線として補正性能カーブを取得する補正性能カーブ取得部をさらに備えていてもよい。
また、本発明の第七態様に係る性能評価システムは、第四から第六態様のいずれか一つの性能評価装置と、前記混合ガスが流入する圧縮機と、運転中の前記圧縮機の流入口に流入される前記混合ガスの少なくとも圧力、温度、及び流量を測定して入口測定値として前記性能評価装置に送る入口測定部と、運転中の前記圧縮機の流出口から流出する前記混合ガスの少なくとも圧力及び温度を測定して出口測定値として前記性能評価装置に送る出口測定部と、を備える。
本発明によれば、運転時の圧縮機の性能の変化を高い精度で確認することができる。
本発明の実施形態の性能評価システムを示す模式図である。 本発明の実施形態の性能評価装置のハードウェア構成を示す図である。 本発明の実施形態の性能評価装置の機能ブロック図である。 本発明の実施形態で機械マッハ数ごとの予測性能カーブから補正値を取得する際の一例を示すグラフである。 本発明の実施形態で取得される基準予測性能カーブと、補正性能カーブとの関係の一例を示すグラフである。 本発明の実施形態の性能評価方法を示すフロー図である。
以下、本発明の実施形態の性能評価システム1について、図面を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、性能評価システム1は、圧縮機20と、圧縮機20の流入口に繋がる上流ライン30と、圧縮機20の流出口に繋がる下流ライン40と、圧縮機20が運転中の混合ガスの状態を測定する測定部50と、圧縮機20の性能を評価する性能評価装置10とを備えている。
圧縮機20には、複数のガスが混合された混合ガスが上流ライン30から流入する。圧縮機20は、流入した混合ガスを圧縮して下流ライン40に吐出する。本実施形態の圧縮機20は、例えばプラント等に設置される一軸多段遠心圧縮機である。
測定部50は、運転中の圧縮機20に流入する混合ガスまたは圧縮機20から流出される混合ガスの状態を測定する。本実施形態の測定部50は、入口測定部51と、出口測定部52と、を有する。
入口測定部51は、圧縮機20において混合ガスを内部に流入させる吸込口(流入口)21に設けられている。入口測定部51は、吸込口21で測定した圧縮前の混合ガスの圧力、温度、及び流量を測定している。入口測定部51は、測定結果の情報を入口測定値MV1として性能評価装置10に送っている。ここで、入口測定値MV1のうち、測定された圧力を入口圧力Ps、測定された温度を入口温度Ts、測定された流量を入口流量Qとそれぞれ称する。
出口測定部52は、圧縮機20において混合ガスを外部に流出させる吐出口(流出口)22に設けられている。出口測定部52は、吐出口22で測定した圧縮後の混合ガスの圧力及び温度を測定している。出口測定部52は、測定結果の情報を出口測定値MV2として性能評価装置10に送っている。ここで、出口測定値MV2のうち、測定された圧力を出口圧力Pd、測定された温度を出口温度Tdとそれぞれ称する。
性能評価装置10は、圧縮機20の効率η及び流量係数φに基づいて圧縮機20の性能を評価する。性能評価装置10は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、ストレージ部104、信号受信モジュール(受信機)105を備えるコンピュータである。信号受信モジュール105には、測定部50から出力される測定結果の情報、及び運転中の圧縮機20に関する情報が入力される。
CPU101は、性能評価装置10の動作全体を司るプロセッサである。CPU101は、予め用意されたプログラムに従って動作することで、後述する各種機能を発揮する。
ROM102は、書き換え不能の不揮発性メモリである。RAM103は、書き換え可能な揮発性メモリである。ROM102やRAM103は、主記憶装置とも呼ばれ、CPU101が各種機能を発揮して動作するためのプログラムが展開されている。
ストレージ部104は、性能評価装置10に内蔵される大容量記憶装置(不揮発性メモリ)であって、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等である。ストレージ部104は、補助記憶装置とも呼ばれ、後述する圧縮機20及び各ガスの固有のデータや事前の試験やシミュレーションによって取得されたデータ等の予め必要な情報が記憶されている。
図3に示すように、性能評価装置10のCPU101は予め自装置で記憶するプログラムを実行することにより、制御部111、マッハ数取得部121、予測性能カーブ取得部131、補正値取得部141、測定値取得部151、効率取得部161、流量係数取得部171、取得値補正部181、判定部191、及び補正性能カーブ取得部201の各機能を発揮する。
制御部111は、圧縮機20の起動、停止、性能評価処理の開始、終了など種々の制御を行う。
マッハ数取得部121は、圧縮機20の回転数に応じて定められる機械マッハ数Mmを取得する。機械マッハ数Mmは、下記の式(1)から算出することができる。各回転数に対応する機械マッハ数Mmの情報は予めストレージ部104に記憶されている。本実施形態のマッハ数取得部121は、ストレージ部104から複数の回転数のそれぞれに応じた機械マッハ数Mmを取得する。
Figure 2019148199
ここで、式(1)におけるインペラの代表周速Uは、圧縮機20の回転数に応じて予め決定される定数であり、圧縮機20の回転数に対応して取得される。本実施形態のインペラの代表周速Uは、任意の回転数で運転中の圧縮機20における任意の段のインペラの周速である。インペラの代表周速Uは、例えば、任意の回転数で運転中の初段のインペラの周速である。
また、式(1)における音速aは、混合ガスの種類によって決定される定数であって、圧縮機20に吸込まれる混合ガスの音速である。
予測性能カーブ取得部131は、図4に示すように、予測性能カーブを複数の機械マッハ数Mmごとにそれぞれ取得する。予測性能カーブは、圧縮機20の効率ηと圧縮機20の流量係数φとの相関関係を示す曲線である。具体的には、予測性能カーブは、事前に試験やシミュレーションを行って、機械マッハ数Mmに応じた圧縮機20の効率η及び流量係数φを取得することで得られ、予めストレージ部104に記憶されている。本実施形態の予測性能カーブ取得部131は、マッハ数取得部121で取得した機械マッハ数Mmに対応する予測性能カーブをストレージ部104から取得する。
補正値取得部141は、予測性能カーブ取得部131で取得した複数の予測性能カーブの中から基準予測性能カーブとして選択して取得する。基準予測性能カーブは、基準となる機械マッハ数Mmに対応する予測性能カーブである(例えば、図4における真ん中の破線)。基準となる機械マッハ数Mmは、例えば、評価者によって選択された圧縮機20の回転数(圧縮機20の回転数が100%など)に対応する機械マッハ数Mmである。補正値取得部141は、基準予測性能カーブ(例えば、図4における真ん中の線)と、他の機械マッハ数Mmでの予測性能カーブ(例えば、図4における基準予測性能カーブに対する上下の線)との関係から補正値を取得する。具体的には、補正値は、流量係数φが同じである場合に、他の機械マッハ数Mmでの予測性能カーブにおける効率ηの値を、基準予測性能カーブにおける効率ηの値に一致させる値である。補正値は、任意の流量係数φにおける基準予測性能カーブ上の効率ηと、他の予測性能カーブ上の効率ηとの差分として算出される。補正値取得部141では、複数の機械マッハ数Mm及び複数の流量係数φのそれぞれに対応するように、補正値が複数取得される。
測定値取得部151は、入口測定値MV1及び出口測定値MV2を取得する。即ち、測定値取得部151は、測定部50で測定された混合ガスの情報を取得する。
効率取得部161は、入口測定値MV1、出口測定値MV2、及び予め定められている混合ガスの比熱比kに基づいて、測定値取得部151で各種測定値を取得時(本実施形態では測定部50で各種測定値を測定した時点であり、以下、単に測定時点と称する)での圧縮機20の効率ηを取得する。具体的には、入口圧力Ps、入口温度Ts、出口圧力Pd、及び出口温度Tdに基づいて、以下の式(2)からポリトロープ指数nを算出する。
Figure 2019148199
効率取得部161は、算出したポリトロープ指数nと比熱比kとに基づいて、以下の式(3)から圧縮機20の効率ηを算出する。比熱比kは、混合ガスの種類に応じて予め定められて定数であり、事前にストレージ部104に記憶されている。
Figure 2019148199
流量係数取得部171は、圧縮機20の性能を示す無次元パラメータの一つである流量係数φを取得する。流量係数取得部171は、入口流量Qと、測定時点での運転中の圧縮機20の回転数とに基づいて、圧縮機20の流量係数φを取得する。具体的には、以下の式(4)に基づいて、流量係数φを取得する。
Figure 2019148199
ここで、式(4)におけるインペラの代表直径Dは、圧縮機20に応じて予め決定される定数であり、事前にストレージ部104に記憶されている値である。本実施形態のインペラの代表直径Dは、圧縮機20における任意の段のインペラの直径である。インペラの代表直径Dは、例えば、初段のインペラの直径が代表直径Dとして設定される。
取得値補正部181は、効率取得部161で取得した効率ηの値を、測定時点の圧縮機20の回転数から算出した機械マッハ数Mmと、流量係数取得部171で取得した流量係数φとに応じた補正値で補正する。具体的には、取得値補正部181では、運転中の圧縮機20の回転数から機械マッハ数Mmを算出する。算出した機械マッハ数Mm及び取得した流量係数φに対応する補正値を取得した効率ηに加算することで、補正後の効率ηを取得する。
判定部191は、予めストレージ部104に記憶されている目標性能カーブを取得する。目標性能カーブは、圧縮機20が目標とする状態で運転されている場合の効率ηと流量係数φとの相関関係を示す曲線として圧縮機20に応じて予め定められている。
なお、判定部191における目標性能カーブは、基準予測性能カーブと同じであってもよい。また、目標性能カーブは、基準予測性能カーブ以外の予測性能カーブ取得部131で取得された他の予測性能カーブと同じであってもよい。また、目標性能カーブは、予測性能カーブ取得部131で取得したものとは別に新たに取得したものであってもよい。
判定部191は、取得値補正部181で補正された効率ηと、流量係数取得部171で取得された流量係数φとが、取得した目標性能カーブから外れているか否かを判定する。取得した効率η及び流量係数φが目標性能カーブから外れている場合、圧縮機20自体の性能が低下している等の圧縮機20に異常が生じていることを示している。
補正性能カーブ取得部201は、取得値補正部181で補正された効率ηと、流量係数取得部171で取得された流量係数φとに基づいて、補正性能カーブ(図5における実線)を取得する。補正性能カーブは、測定時点での運転中の圧縮機20の効率ηを補正した値と流量係数φとの相関関係を示す曲線である。図5に示すように、取得した補正性能カーブ(図5における実線)と、目標性能カーブ(図5における破線)とを比較することで、圧縮機20の初期性能と現状の圧縮機20の性能との状態の差が把握される。
次に、図6を用いて、本実施形態の性能評価システム1に基づく性能評価方法S1について説明する。本実施形態の性能評価方法S1は、マッハ数取得工程S2、予測性能カーブ取得工程S3、補正値取得工程S4、測定値取得工程S5、効率取得工程S6、流量係数取得工程S7、取得値補正工程S8、判定工程S9、及び補正性能カーブ取得工程S10の各工程を含む。
マッハ数取得工程S2では、式(1)に基づく圧縮機20における機械マッハ数Mmが、複数の回転数のそれぞれ応じてマッハ数取得部121によって取得される。マッハ数取得工程S2では、一の回転数に対して、対応する一の機械マッハ数Mmが取得される。これにより、マッハ数取得工程S2では、圧縮機20が運転する範囲における評価したい複数の回転数に応じて、複数の機械マッハ数Mmが取得される。
予測性能カーブ取得工程S3では、事前に試験やシミュレーションを行って、複数の機械マッハ数Mmごとにそれぞれ予測性能カーブが取得される。予測性能カーブ取得工程S3では、一の機械マッハ数Mmに対して対応する一の予測性能カーブが取得される。これにより、予測性能カーブ取得工程S3では、圧縮機20において評価される複数の回転数に対応するように、機械マッハ数Mmに対応する予測性能カーブが予測性能カーブ取得部131によって複数取得される。
補正値取得工程S4では、測定時点の圧縮機20の回転数に基づいて、評価者によって基準とする機械マッハ数Mm(例えば、圧縮機20の回転数が100%に対応する機械マッハ数Mm)が選択される。選択された機械マッハ数Mmに応じた予測性能カーブが基準予測性能カーブとして補正値取得部141で取得される。補正値取得工程S4では、基準予測性能カーブと、他の機械マッハ数Mmでの予測性能カーブ(例えば、図4における基準予測性能カーブに対する上下の線)との関係から補正値を取得する。補正値取得工程S4では、補正値取得部141によって、任意の流量係数φにおける基準予測性能カーブ上の効率ηと、他の予測性能カーブ上の効率ηとの差分として、補正値が算出される。補正値は、一の流量係数φに対して複数の機械マッハの数に対応して複数取得される。
測定値取得工程S5では、測定部50で測定された混合ガスの状態が取得される。本実施形態の測定値取得工程S5は、入口測定工程S51と、出口測定工程S52と、を含んでいる。
入口測定工程S51では、入口測定部51で測定された測定結果が測定値取得部151に送られることで、入口測定値MV1が取得される。出口測定工程S52では、出口測定部52で測定された測定結果が測定値取得部151に送られることで、出口測定値MV2が取得される。また、測定値取得工程S5では、測定時点での圧縮機20の回転数が取得される。
効率取得工程S6では、入口圧力Ps、入口温度Ts、出口圧力Pd、及び出口温度Tdと、上述した式(2)及び式(3)に基づいて、圧縮機20の効率ηが効率取得部161によって算出される。これにより、効率取得工程S6では、測定時点での圧縮機20の効率ηが取得される。
流量係数取得工程S7では、入口流量Qと、測定時点での運転中の圧縮機20の回転数から算出される初段のインペラの周速である代表周速Uと、上述した式(4)とに基づいて、流量係数φが流量係数取得部171によって算出される。これにより、流量係数取得工程S7では、測定時点での圧縮機20の流量係数φが取得される。
取得値補正工程S8では、効率取得工程S6で取得された効率ηの値が、測定時点での圧縮機20の機械マッハ数Mmと、流量係数取得工程S7で取得された流量係数φとに応じた補正値で補正される。具体的には、取得値補正工程S8では、運転中の圧縮機20の回転数から機械マッハ数Mmが取得値補正部181によって算出される。算出した機械マッハ数Mm及び取得した流量係数φに対応する補正値を取得した効率ηに加算することで、補正後の効率ηが取得値補正部181で取得される。
判定工程S9では、圧縮機20を運転させる際の目標とする状態に応じて、目標性能カーブが事前に取得される。判定工程S9では、取得値補正工程S8で補正された効率ηと、流量係数取得工程S7で取得された流量係数φとが、目標性能カーブから外れているか否かが判定部191によって判定される。
補正性能カーブ取得工程S10では、取得値補正工程S8で補正された効率ηと、流量係数取得工程S7で取得された流量係数φとに基づいて、補正性能カーブが補正性能カーブ取得部201によって取得される。
上記のような性能評価装置10及び性能評価方法S1によれば、上述した式(1)に基づいて機械マッハ数Mmが取得されている。この機械マッハ数Mmを利用して基準予測性能カーブに対する補正値が算出されている。この補正値を利用して運転中の圧縮機20の効率ηを補正することで、基準予測性能カーブに対応する機械マッハ数Mmで運転している場合の効率ηとして圧縮機20の効率ηを算出することができる。そのため、運転中の圧縮機20の実際の回転数にかかわらず、一つの機械マッハ数Mmを基準として、圧縮機20の性能を評価することができる。これにより、圧縮機20の回転数の変化の影響を抑えて、圧縮機20における効率ηと流量係数φとの関係を高い精度で確認することができる。
従来から、圧縮機20の運転中には、圧縮機20の効率ηをリアルタイムでモニタリングして圧縮機20に異常が生じて性能低下が生じていないかを確認する必要がある。ところが、圧縮機20はヘッド一定で運転されることが多く、このような場合には圧縮機20では回転数が変動しながら運転されている。そのため、測定時点での圧縮機20の効率ηを取得しても、圧縮機20の回転数が異なっていることで生じる機械マッハ数Mmの違いによって、取得する度に効率ηの値にばらつきが生じてしまう。その結果、圧縮機20の性能を正確に把握することが難しくなる。しかしながら、上記のような性能評価装置10及び性能評価方法S1によれば、圧縮機20の回転数の変化の影響を抑えることができ、運転時の圧縮機20の性能の変化を高い精度で確認することができる。
また、流量係数φ及び補正した効率ηが目標性能カーブからずれているか否かを判定することで、目標とする圧縮機20の運転状態と比較して異常が生じているなどの現状の圧縮機20の異常を早期に把握することができる。
また、流量係数φ及び補正した効率ηから実性能カーブを取得することで、測定時点での圧縮機20の性能が実性能カーブを利用して評価できる。そして、実性能カーブと目標性能カーブとを比較することで、圧縮機20の現状の性能と初期性能とを容易に比較することができる。
(実施形態の他の変形例)
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、各実施形態における各構成及びそれらの組み合わせ等は一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換、及びその他の変更が可能である。また、本発明は実施形態によって限定されることはなく、特許請求の範囲によってのみ限定される。
なお、性能評価装置10は、上述した構成のみを備える構造に限定されるものではない、例えば、性能評価装置10には評価者によって確認可能な表示部があってもよい。この場合、各種取得した値を表示部に表示することで、評価者は、混合ガスの状態や圧縮機20の状態をリアルタイムに把握することができる。
1…性能評価システム 20…圧縮機 21…吸込口 22…吐出口 30…上流ライン 40…下流ライン 50…測定部 51…入口測定部 MV1…入口測定値 Ps…入口圧力 Ts…入口温度 Q…入口流量 52…出口測定部 MV2…出口測定値 Pd…出口圧力 Td…出口温度 10…性能評価装置 101…CPU 102…ROM 103…RAM 104…ストレージ部 105…信号受信モジュール 111…制御部 121…マッハ数取得部 Mm…機械マッハ数 U…代表周速 a…音速 131…予測性能カーブ取得部 141…補正値取得部 151…測定値取得部 161…効率取得部 k…比熱比 n…ポリトロープ指数 η…効率 171…流量係数取得部 φ…流量係数 D…代表直径 181…取得値補正部 191…判定部 201…補正性能カーブ取得部 S1…性能評価方法 S2…マッハ数取得工程 S3…予測性能カーブ取得工程 S4…補正値取得工程 S5…測定値取得工程 S51…入口測定工程 S52…出口測定工程 S6…効率取得工程 S7…流量係数取得工程 S8…取得値補正工程 S9…判定工程 S10…補正性能カーブ取得工程

Claims (7)

  1. 複数のガスが混合された混合ガスが流入する圧縮機の性能を評価する性能評価方法であって、
    前記圧縮機の複数の回転数のそれぞれ応じた機械マッハ数をそれぞれ取得するマッハ数取得工程と、
    前記圧縮機の効率と前記圧縮機の流量係数との相関関係を示す曲線である予測性能カーブを前記マッハ数取得工程で取得した複数の前記機械マッハ数に対応させてそれぞれ取得する予測性能カーブ取得工程と、
    前記予測性能カーブ取得工程で取得した複数の前記予測性能カーブの中で、基準とする前記機械マッハ数での前記予測性能カーブを基準予測性能カーブとして選択し、前記流量係数が同じである場合に、他の前記機械マッハ数での前記予測性能カーブにおける前記効率の値を、選択された前記基準予測性能カーブにおける前記効率の値に一致させる補正値を複数の前記機械マッハ数及び複数の前記流量係数のそれぞれに対応して取得する補正値取得工程と、
    運転中の前記圧縮機の流入口に流入される前記混合ガスの少なくとも圧力、温度、及び流量を入口測定値として取得し、運転中の前記圧縮機の流出口から流出する前記混合ガスの少なくとも圧力及び温度を出口測定値として取得する測定値取得工程と、
    前記入口測定値のうちの圧力及び温度と、前記出口測定値のうちの圧力及び温度とに基づいて、前記測定値取得工程で各種測定値を取得時の前記圧縮機の前記効率を取得する効率取得工程と、
    前記入口測定値のうちの流量と、前記取得時の前記圧縮機の回転数とに基づいて、前記取得時の前記圧縮機の流量係数を取得する流量係数取得工程と、
    前記効率取得工程で取得した前記効率を、前記取得時の前記圧縮機の前記機械マッハ数と、前記流量係数取得工程で取得した前記流量係数とに応じた前記補正値で補正する取得値補正工程と、を含む性能評価方法。
  2. 前記圧縮機が目標とする状態で運転されている場合の前記効率と前記流量係数との相関関係を示す曲線として予め定められた目標性能カーブを取得し、前記取得値補正工程で補正された前記効率が、取得した前記目標性能カーブから外れているか否かを判定する判定工程をさらに含む請求項1に記載の性能評価方法。
  3. 前記流量係数取得工程で取得された前記流量係数と、前記取得値補正工程で補正された前記効率とに基づいて、前記流量係数と補正された前記効率との相関関係を示す曲線として補正性能カーブを取得する補正性能カーブ取得工程をさらに含む請求項1又は請求項2に記載の性能評価方法。
  4. 複数のガスが混合された混合ガスが流入する圧縮機の性能を評価する性能評価装置であって、
    前記圧縮機の複数の回転数のそれぞれ応じて予め定められた機械マッハ数をそれぞれ取得するマッハ数取得部と、
    前記圧縮機の効率と前記圧縮機の流量係数との相関関係を示す曲線である予測性能カーブを前記マッハ数取得部で取得した複数の前記機械マッハ数ごとにそれぞれ取得する予測性能カーブ取得部と、
    前記予測性能カーブ取得部で取得した複数の前記予測性能カーブの中で、基準とする前記機械マッハ数での前記予測性能カーブを基準予測性能カーブとして選択し、前記流量係数が同じである場合に、他の前記機械マッハ数での前記予測性能カーブにおける前記効率の値を、選択された前記基準予測性能カーブにおける前記効率の値に一致させる補正値を複数の前記機械マッハ数及び複数の前記流量係数のそれぞれに対応して取得する補正値取得部と、
    運転中の前記圧縮機の流入口に流入される前記混合ガスの少なくとも圧力、温度、及び流量を入口測定値として取得し、運転中の前記圧縮機の流出口から流出する前記混合ガスの少なくとも圧力及び温度を出口測定値として取得する測定値取得部と、
    前記入口測定値のうちの圧力及び温度と、前記出口測定値のうちの圧力及び温度とに基づいて、前記測定値取得部で各種測定値を取得時の前記圧縮機の前記効率を取得する効率取得部と、
    前記入口測定値のうちの流量と、前記取得時の前記圧縮機の回転数とに基づいて、前記取得時の前記圧縮機の流量係数を取得する流量係数取得部と、
    前記効率取得部で取得した前記効率の値を、前記取得時の前記圧縮機の前記機械マッハ数と、前記流量係数取得部で取得した前記流量係数とに応じた前記補正値で補正する取得値補正部とを備える性能評価装置。
  5. 前記圧縮機が目標とする状態で運転されている場合の前記効率と前記流量係数との相関関係を示す曲線として予め定められた目標性能カーブを取得し、前記取得値補正部で補正された前記効率が、取得した前記目標性能カーブから外れているか否かを判定する判定部をさらに備える請求項4に記載の性能評価装置。
  6. 前記流量係数取得部で取得された前記流量係数と、前記取得値補正部で補正された前記効率とに基づいて、前記流量係数と補正された前記効率との相関関係を示す曲線として補正性能カーブを取得する補正性能カーブ取得部をさらに備える請求項4又は請求項5に記載の性能評価装置。
  7. 請求項4から請求項6の何れか一項に記載の性能評価装置と、
    前記混合ガスが流入する圧縮機と、
    運転中の前記圧縮機の流入口に流入される前記混合ガスの少なくとも圧力、温度、及び流量を測定して入口測定値として前記性能評価装置に送る入口測定部と、
    運転中の前記圧縮機の流出口から流出する前記混合ガスの少なくとも圧力及び温度を測定して出口測定値として前記性能評価装置に送る出口測定部と、を備える性能評価システム。
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