JP2019144615A - 画面データ障害切り分けプログラム、画面データ障害切り分け方法および画面データ障害切り分けシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】障害の一次切り分けができること。【解決手段】画面データ障害切り分けプログラムは、サーバが生成した、識別子を有する第1画面データと、クライアントの画面に表示された、識別子を有する第2画面データと、サーバが送信した、識別子を有する第3画面データと、クライアントで受信された、識別子を有する第4画面データとを取得する処理をコンピュータに実行させる。当該プログラムは、識別子が一致する第1画面データと第2画面データとを比較し、第1画面データが第2画面データと異なる場合、識別子が一致する第3画面データと第4画面データとを比較する処理をコンピュータに実行させる。当該プログラムは、第3画面データが第4画面データと同じであれば、サーバまたはクライアントで障害が発生したと判定し、第3画面データが第4画面データと異なれば、ネットワークで障害が発生したと判定する処理をコンピュータに実行させる。【選択図】図1
Description
本発明は、画面データ障害切り分けプログラム、画面データ障害切り分け方法および画面データ障害切り分けシステムに関する。
従来、一般的なクライアント−サーバ型のシステムでは、サーバ側で処理した結果をクライアント側に送信し、クライアント側で画面を生成して処理結果を表示している。この場合、送信データと受信データとが一致しているか否かはチェックされているが、クライアント側で表示されている画面についてサーバ側が意図する画面となっているかは、人が確認することになる。また、監視対象装置とその表示装置との間に接続した装置を用いて、ディスプレイ信号を画像データに変換してサーバに送信することが提案されている。
また、ネットワークを用いてサーバからクライアント端末にデスクトップ環境を提供する仮想デスクトップ環境(VDI:Virtual Desktop Infrastructure)というサービス提供形態がある。VDIでは、サーバ側の停止やリソースの枯渇を監視することで、障害を検出することが行われている。
しかしながら、表示装置へのディスプレイ信号に基づく画像データを取得しても、障害が発生していることは判断できるが、障害の発生箇所を特定することは難しい。同様に、VDIにおいても監視対象のサーバ以外が原因である場合には、障害の発生箇所を特定することは難しい。すなわち、障害の発生箇所がクライアントやサーバの装置側であるのか、クライアントとサーバ間のネットワークであるのかを切り分けることが困難である。
一つの側面では、障害の一次切り分けができる画面データ障害切り分けプログラム、画面データ障害切り分け方法および画面データ障害切り分けシステムを提供することにある。
一つの態様では、画面データ障害切り分けプログラムは、サーバが生成した、識別子を有する第1画面データを前記サーバから取得する処理をコンピュータに実行させる。画面データ障害切り分けプログラムは、前記サーバから送られクライアントの画面に表示された、前記識別子を有する第2画面データを前記クライアントから取得する処理をコンピュータに実行させる。画面データ障害切り分けプログラムは、前記サーバが送信した、前記識別子を有する第3画面データを前記サーバから取得する処理をコンピュータに実行させる。画面データ障害切り分けプログラムは、前記サーバから送られ前記クライアントで受信された、前記識別子を有する第4画面データを前記クライアントから取得する処理をコンピュータに実行させる。画面データ障害切り分けプログラムは、前記識別子が一致する前記第1画面データと前記第2画面データとを比較する処理をコンピュータに実行させる。画面データ障害切り分けプログラムは、前記第1画面データが前記第2画面データと異なる場合、前記識別子が一致する前記第3画面データと前記第4画面データとを比較する処理をコンピュータに実行させる。画面データ障害切り分けプログラムは、前記第3画面データが前記第4画面データと同じであれば、前記サーバまたは前記クライアントで障害が発生したと判定する処理をコンピュータに実行させる。画面データ障害切り分けプログラムは、前記第3画面データが前記第4画面データと異なれば、ネットワークで障害が発生したと判定する処理をコンピュータに実行させる。
障害の一次切り分けができる。
以下、図面に基づいて、本願の開示する画面データ障害切り分けプログラム、画面データ障害切り分け方法および画面データ障害切り分けシステムの実施例を詳細に説明する。なお、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。また、以下の実施例は、矛盾しない範囲で適宜組みあわせてもよい。
図1は、実施例1の画面データ障害切り分けシステムの構成の一例を示すブロック図である。図1に示す画面データ障害切り分けシステム1は、サーバ10と、クライアント端末20と、運用管理装置100とを有する。なお、画面データ障害切り分けシステム1では、クライアント端末20の数は限定されず、任意の数のクライアント端末20を有するようにしてもよい。サーバ10とクライアント端末20との間は、ネットワークN1を介して、相互に通信可能に接続される。また、サーバ10と運用管理装置100との間は、ネットワークN2を介して、相互に通信可能に接続される。また、クライアント端末20と運用管理装置100との間は、ネットワークN3を介して、相互に通信可能に接続される。なお、ネットワークN1〜N3は、同じネットワークを用いてもよいし、異なるネットワークを用いてもよい。
かかるネットワークN1〜N3には、有線または無線を問わず、インターネットを始め、LAN(Local Area Network)やVPN(Virtual Private Network)などの任意の種類の通信網を採用できる。また、ネットワークN1〜N3を介するサーバ10と、クライアント端末20と、運用管理装置100との間のそれぞれの通信は、例えば、TLS(Transport Layer Security)/SSL(Secure Sockets Layer)等によって暗号化されてもよい。
画面データ障害切り分けシステム1は、サーバ10が提供するVDIをクライアント端末20でユーザが操作するシステムの一例である。画面データ障害切り分けシステム1では、サーバ10で生成した画面がそのままクライアント端末20に表示されるため、サーバ10側とクライアント端末20側の画面が同一か否かを判定することで、特定の原因にとらわれずに障害を検出することができる。障害の発生箇所としては、サーバ10、クライアント端末20およびネットワークN1の3種類があり得る。なお、ネットワークN1は、サーバ10とクライアント端末20との間の経路ネットワークである。障害調査を行う場合には、障害の発生箇所がサーバ10またはクライアント端末20であるのか、ネットワークN1であるのかが予め判明していれば、障害調査を効率的に行うことができる。
このため、運用管理装置100は、サーバ10およびクライアント端末20から、生成および表示した画面データと、送受信した画面データとを取得して比較する。運用管理装置100は、生成した画面データと表示した画面データとが同一でない場合に、送受信した画面データが同一であれば、サーバ10またはクライアント端末20の障害であり、同一でなければ、ネットワークN1の障害であると判定できる。
サーバ10は、VDIを提供するための制御部11を有する。制御部11は、画面キャプチャ部12と、送信部13とを有する。画面キャプチャ部12は、VDIにおけるデスクトップ画面をキャプチャして、画面データを識別する識別子、例えば、所定の桁数を有するデータ番号を付与した第1画面データを生成する。画面キャプチャ部12は、第1画面データを、例えばMPEG−4等の各種コーデックによりエンコードした第3画面データを送信部13に出力する。画面キャプチャ部12は、第3画面データのエンコードの際に、対応する第1画面データと同じ識別子を付与する。また、画面キャプチャ部12は、ネットワークN2を介して、第1画面データを運用管理装置100に送信する。送信部13は、画面キャプチャ部12から入力された第3画面データを、ネットワークN1を介してクライアント端末20に送信する。また、送信部13は、ネットワークN2を介して、第3画面データを運用管理装置100に送信する。
クライアント端末20は、ユーザにVDIを提供するための制御部21を有する。制御部21は、受信部22と、画面描画部23とを有する。受信部22は、ネットワークN1を介して、サーバ10が送信した第3画面データに対応する第4画面データを受信すると、受信した第4画面データを画面描画部23に出力する。また、受信部22は、ネットワークN3を介して、第4画面データを運用管理装置100に送信する。なお、第4画面データは、対応する第3画面データと同じ識別子が付与されている。画面描画部23は、受信部22から第4画面データが入力されると、第4画面データをデコードして第2画面データを生成する。画面描画部23は、第2画面データの生成の際に、対応する第4画面データと同じ識別子を付与する。画面描画部23は、生成した第2画面データを図示しない表示部に表示する。また、画面描画部23は、ネットワークN3を介して、第2画面データを運用管理装置100に送信する。
なお、サーバ10およびクライアント端末20は、運用管理装置100に送信する各画面データについて、それぞれ直前を表すデータ番号が付与された画面データとの差分を送信するようにしてもよい。また、サーバ10およびクライアント端末20は、同様に、それぞれ直前を表すデータ番号が付与された画面データとの差分のサイズを送信するようにしてもよい。これにより、サーバ10およびクライアント端末20から運用管理装置100に送信するデータ量を抑制することができる。
運用管理装置100は、第1取得部101、第2取得部102、記憶部103、判定部104および表示部105を有する。第1取得部101は、ネットワークN2を介して、サーバ10から第1画面データおよび第3画面データを受信して取得する。第1取得部101は、取得した第1画面データおよび第3画面データを記憶部103に記憶する。第2取得部102は、ネットワークN3を介して、クライアント端末20から第2画面データおよび第4画面データを受信して取得する。第2取得部102は、取得した第2画面データおよび第4画面データを記憶部103に記憶する。
判定部104は、記憶部103を参照し、識別子が一致する、つまりデータ番号が一致する第1画面データと第2画面データとを比較する。判定部104は、第1画面データと第2画面データとが異なる場合、データ番号が一致する第3画面データと第4画面データとを比較する。判定部104は、第3画面データが第4画面データと同じであれば、サーバ10またはクライアント端末20で障害が発生したと判定し、第3画面データが第4画面データと異なれば、ネットワークN1で障害が発生したと判定する。判定部104は、判定結果を表示部105に出力して表示させる。
すなわち、運用管理装置100は、サーバ10が生成した、識別子を有する第1画面データをサーバ10から取得し、サーバ10から送られクライアント端末20の画面に表示された、識別子を有する第2画面データをクライアント端末20から取得する。また、運用管理装置100は、サーバ10が送信した、識別子を有する第3画面データをサーバ10から取得し、サーバ10から送られクライアント端末20で受信された、識別子を有する第4画面データをクライアント端末20から取得する。運用管理装置100は、識別子が一致する第1画面データと第2画面データとを比較し、第1画面データが第2画面データと異なる場合、識別子が一致する第3画面データと第4画面データとを比較する。運用管理装置100は、第3画面データが第4画面データと同じであれば、サーバ10またはクライアント端末20で障害が発生したと判定し、第3画面データが第4画面データと異なれば、ネットワークN1で障害が発生したと判定する。これにより、運用管理装置100は、障害の一次切り分けができる。
次に、運用管理装置100の構成について説明する。図2は、実施例1の運用管理装置の構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、運用管理装置100は、通信部110と、表示部111と、操作部112と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、運用管理装置100は、図1に示す機能部以外にも既知のコンピュータが有する各種の機能部、例えば各種の入力デバイスや音声出力デバイス等の機能部を有することとしてもかまわない。
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。通信部110は、ネットワークN2を介してサーバ10と有線または無線で接続され、サーバ10との間で情報の通信を司る通信インタフェースである。また、通信部110は、ネットワークN3を介してクライアント端末20と有線または無線で接続され、クライアント端末20との間で情報の通信を司る通信インタフェースである。通信部110は、サーバ10から受信した第1画面データおよび第3画面データを制御部130に出力する。また、通信部110は、クライアント端末20から受信した第2画面データおよび第4画面データを制御部130に出力する。
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、ハードディスクや光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、第1画面記憶部121と、第2画面記憶部122と、第3画面記憶部123と、第4画面記憶部124とを有する。また、記憶部120は、制御部130での処理に用いる情報を記憶する。
第1画面記憶部121は、取得した第1画面データを記憶する。第2画面記憶部122は、取得した第2画面データを記憶する。第3画面記憶部123は、取得した第3画面データを記憶する。第4画面記憶部124は、取得した第4画面データを記憶する。
ここで、図3を用いて画面データについて説明する。図3は、画面データの一例を示す図である。図3に示すように、画面30は、VDIにおけるデスクトップ画面の一例であり、例えば、1024×768ピクセルである。画面30は、各ピクセルについて、画面30の左上から順に、縦軸(Y)と横軸(X)を(1,1)、(1,2)・・・と表すとする。このとき、各ピクセルには、RGBの三色それぞれの情報が含まれ、例えば、各色8ビットのデータとすると、1ピクセル当たり24bit、つまり3bytesのデータで表すことができる。従って、画面30に対応する第1画面データ31は、データ番号と画面30の全ピクセル(786,432ピクセル)分のデータとを有する約2.4MBのデータとなる。なお、データ番号は、所定の桁数、例えば、2進数で16桁(16ビット)に対応する0〜65535を繰返し用いるものとする。
図2の説明に戻って、制御部130は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、内部の記憶装置に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されるようにしてもよい。制御部130は、第1取得部131と、第2取得部132と、判定部133とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図2に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
第1取得部131は、図1の第1取得部101に対応する。第1取得部131は、ネットワークN2および通信部110を介して、サーバ10から画面キャプチャ部12に対応する第1画面データ、および、送信部13に対応する第3画面データを受信して取得する。第1取得部131は、取得した第1画面データを第1画面記憶部121に記憶する。また、第1取得部131は、取得した第3画面データを第3画面記憶部123に記憶する。第1取得部131は、例えば、運用管理装置100の管理者の操作に基づいて、第1画面データおよび第3画面データの取得を開始する。
第2取得部132は、図1の第2取得部102に対応する。第2取得部132は、ネットワークN3および通信部110を介して、クライアント端末20から画面描画部23に対応する第2画面データ、および、受信部22に対応する第4画面データを受信して取得する。第2取得部132は、取得した第2画面データを第2画面記憶部122に記憶する。また、第2取得部132は、取得した第4画面データを第4画面記憶部124に記憶する。第2取得部132は、例えば、運用管理装置100の管理者の操作に基づいて、第2画面データおよび第4画面データの取得を開始する。
なお、第1取得部131および第2取得部132は、サーバ10およびクライアント端末20から各画面データについて、それぞれ直前を表すデータ番号が付与された画面データとの差分を受信するようにしてもよい。また、第1取得部131および第2取得部132は、同様に、それぞれ直前を表すデータ番号が付与された画面データとの差分のサイズを受信するようにしてもよい。この場合、第1画面記憶部121から第4画面記憶部124には、1枚目の画像データと、2枚目以降の差分を表すデータ、または、差分のサイズを表すデータとが記憶される。
判定部133は、図1の判定部104に対応する。判定部133は、第1画面記憶部121と第2画面記憶部122とを参照し、データ番号が一致する、つまり同じデータ番号の第1画面データと第2画面データとを比較する。判定部133は、比較の結果、第1画面データと第2画面データとが同一であると判定した場合には、当該データ番号の画面データは正常であるとして、次のデータ番号の画面データの比較に移る。
判定部133は、比較の結果、第1画面データと第2画面データとが同一でないと判定した場合には、第3画面記憶部123と第4画面記憶部124とを参照し、第1画面データおよび第2画面データとデータ番号が同じである第3画面データと第4画面データとを比較する。判定部133は、比較の結果、第3画面データと第4画面データとが同一であると判定した場合には、サーバ10またはクライアント端末20の異常回数を1つカウントする。
判定部133は、比較の結果、第3画面データと第4画面データとが同一でないと判定した場合には、ネットワークN1の異常回数を1つカウントする。なお、判定部133は、第3画面データと同じデータ番号の第4画面データが第4画面記憶部124にない場合には、ネットワークN1において第4画面データが欠落していると考えられるので、ネットワークN1の異常回数を1つカウントする。同様に、判定部133は、第1画面データと同じデータ番号の第2画面データが第2画面記憶部122にない場合には、サーバ10またはクライアント端末20の異常回数を1つカウントするようにしてもよい。また、判定部133は、各画面データが差分、または、差分のサイズを表すデータである場合には、それぞれ差分同士、差分のサイズ同士を比較することで判定を行う。
判定部133は、サーバ10またはクライアント端末20の異常回数、あるいは、ネットワークN1の異常回数が所定時間当たりの閾値を超えたか否かを判定する。ここで、例えば、所定時間は1分間とし、閾値は10回とすることができる。判定部133は、異常回数が所定時間当たりの閾値を超えていないと判定した場合には、次のデータ番号の画面データの比較に移る。
判定部133は、異常回数が所定時間当たりの閾値を超えたと判定した場合には、異常回数が閾値を超えた箇所で障害が発生したと判定する。なお、異常回数が閾値を超えた箇所は、サーバ10またはクライアント端末20、あるいは、ネットワークN1のいずれかである。判定部133は、判定結果、つまり障害が発生したと判定した箇所に応じた障害発生情報を表示部111に表示して、運用管理装置100の管理者に通知する。なお、判定部133は、異常回数が所定時間当たりの閾値を超えたか否かの判定を行わず、サーバ10またはクライアント端末20の異常回数、あるいは、ネットワークN1の異常回数がカウントされた時点で障害が発生したと判定するようにしてもよい。
次に、実施例1の画面データ障害切り分けシステム1の動作について説明する。図4は、実施例1の障害切り分け処理の一例を示すフローチャートである。
運用管理装置100の第1取得部131および第2取得部132は、例えば、運用管理装置100の管理者の操作に基づいて、サーバ10およびクライアント端末20から、各画面データの取得を開始する(ステップS1)。第1取得部131は、取得した第1画面データを第1画面記憶部121に記憶する。また、第1取得部131は、取得した第3画面データを第3画面記憶部123に記憶する。第2取得部132は、取得した第2画面データを第2画面記憶部122に記憶する。また、第2取得部132は、取得した第4画面データを第4画面記憶部124に記憶する。
判定部133は、各画面データの取得が開始されると、第1画面記憶部121と第2画面記憶部122とを参照し、同じデータ番号の第1画面データと第2画面データとが同一か否かを判定する(ステップS2)。判定部133は、第1画面データと第2画面データとが同一であると判定した場合には(ステップS2:肯定)、当該データ番号の画面データは正常であるとして、ステップS2に戻り、次のデータ番号の画面データの比較に移る。
判定部133は、第1画面データと第2画面データとが同一でないと判定した場合には(ステップS2:否定)、第3画面記憶部123と第4画面記憶部124とを参照し、同じデータ番号の第3画面データと第4画面データとが同一か否かを判定する(ステップS3)。判定部133は、第3画面データと第4画面データとが同一であると判定した場合には(ステップS3:肯定)、サーバ10またはクライアント端末20の異常回数を1つカウントする(ステップS4)。
判定部133は、第3画面データと第4画面データとが同一でないと判定した場合には(ステップS3:否定)、ネットワークN1の異常回数を1つカウントする(ステップS5)。
判定部133は、サーバ10またはクライアント端末20の異常回数、あるいは、ネットワークN1の異常回数が所定時間当たりの閾値を超えたか否かを判定する(ステップS6)。判定部133は、異常回数が所定時間当たりの閾値を超えていないと判定した場合には(ステップS6:否定)、ステップS2に戻り、次のデータ番号の画面データの比較に移る。
判定部133は、異常回数が所定時間当たりの閾値を超えたと判定した場合には(ステップS6:肯定)、異常回数が閾値を超えた箇所で障害が発生したと判定する(ステップS7)。判定部133は、障害が発生したと判定した箇所に応じた障害発生情報を表示部111に表示して、運用管理装置100の管理者に障害発生を通知し(ステップS8)ステップS2に戻る。運用管理装置100は、VDIサービスが実行されている間、ステップS2〜S8を繰り返す。これにより、運用管理装置100は、障害の一次切り分けができる。
このように、運用管理装置100は、サーバ10が生成した、識別子を有する第1画面データをサーバ10から取得し、サーバ10から送られクライアント端末20の画面に表示された、識別子を有する第2画面データをクライアント端末20から取得する。また、運用管理装置100は、サーバ10が送信した、識別子を有する第3画面データをサーバ10から取得し、サーバ10から送られクライアント端末20で受信された、識別子を有する第4画面データをクライアント端末20から取得する。また、運用管理装置100は、識別子が一致する第1画面データと第2画面データとを比較し、第1画面データが第2画面データと異なる場合、識別子が一致する第3画面データと第4画面データとを比較する。また、運用管理装置100は、第3画面データが第4画面データと同じであれば、サーバ10またはクライアント端末20で障害が発生したと判定し、第3画面データが第4画面データと異なれば、ネットワークN1で障害が発生したと判定する。その結果、運用管理装置100は、障害の一次切り分けができる。
また、運用管理装置100は、第3画面データと識別子が一致する第4画面データが存在しない場合、ネットワークN1で障害が発生したと判定する。その結果、運用管理装置100は、ネットワーク障害であることを切り分けることができる。
また、運用管理装置100は、第1画面データと第2画面データとの比較、および、第3画面データと第4画面データとの比較について、データが異なる回数が所定時間当たりの閾値を超えた場合に、障害が発生したと判定する。その結果、運用管理装置100は、許容可能なエラーと障害とを切り分けることができる。
また、運用管理装置100は、第1画面データ、第2画面データ、第3画面データ、および、第4画面データについて、それぞれ直前を表す識別子が付与されたデータとの差分を取得する。また、運用管理装置100は、それぞれの差分を比較することで、障害の発生を判定する。その結果、運用管理装置100は、サーバ10およびクライアント端末20から取得するデータ量を削減できる。
また、運用管理装置100は、第1画面データ、第2画面データ、第3画面データ、および、第4画面データについて、それぞれ直前を表す識別子が付与されたデータとの差分のサイズを取得する。また、運用管理装置100は、それぞれの差分のサイズを比較することで、障害の発生を判定する。その結果、運用管理装置100は、サーバ10およびクライアント端末20から取得するデータ量をより削減できる。
上記実施例1では、障害の発生を運用管理装置100の管理者に通知したが、クライアント端末20のユーザに通知してもよく、この場合の実施の形態につき、実施例2として説明する。図5は、実施例2の画面データ障害切り分けシステムの構成の一例を示すブロック図である。図5に示す画面データ障害切り分けシステム2は、サーバ10と、クライアント端末40と、運用管理装置200とを有する。なお、実施例1の画面データ障害切り分けシステム1と同一の構成には同一符号を付すことで、その重複する構成および動作の説明については省略する。
実施例2のクライアント端末40は、実施例1のクライアント端末20と比較して、メッセージ通信部44をさらに有する。また、実施例2の運用管理装置200は、実施例1の運用管理装置100と比較して、メッセージ通信部206をさらに有する。なお、メッセージ通信部206の説明は、対応する図6のメッセージ通信部234として説明する。
メッセージ通信部44は、運用管理装置200で検知された障害の発生に対応するメッセージを、ネットワークN3を介して、メッセージ通信部206から受信する。メッセージ通信部44は、受信したメッセージを、例えば、デスクトップ画面のインスタントメッセージ表示欄に表示する。また、メッセージ通信部44は、表示したメッセージに対する返信が出来るように、ユーザからのメッセージの入力を受け付ける。メッセージ通信部44は、メッセージの入力を受け付けると、受け付けたメッセージを、ネットワークN3を介して、運用管理装置200のメッセージ通信部206に送信する。
図6は、実施例2の運用管理装置の構成の一例を示すブロック図である。図6に示すように、運用管理装置200の制御部230は、第1取得部131と、第2取得部132と、判定部133と、メッセージ通信部234とを有する。図6に示すメッセージ通信部234は、図5のメッセージ通信部206に対応する。なお、判定部133は、実施例1の判定部133に加えて、障害の発生時に障害発生情報をメッセージ通信部234に出力する。
メッセージ通信部234は、判定部133から障害発生情報が入力されると、入力された障害発生情報に基づいてメッセージを生成する。生成するメッセージは、例えば、現象の報告を促すメッセージが挙げられる。メッセージ通信部234は、生成したメッセージを、通信部110およびネットワークN3を介して、クライアント端末40のメッセージ通信部44に送信する。また、メッセージ通信部234は、判定部133が表示部111に表示する障害発生情報とともに、生成したメッセージを表示する。その後、メッセージ通信部234は、クライアント端末40のメッセージ通信部44からメッセージを受信した場合には、受信したメッセージを表示する。すなわち、メッセージ通信部44およびメッセージ通信部234は、ユーザと管理者との間でのチャットサービスを提供することができる。
ここで、図7を用いてメッセージの表示について説明する。図7は、メッセージの表示の一例を示す図である。図7の例では、ユーザAがクライアント端末40を用いているとする。クライアント端末40のデスクトップ画面45には、インスタントメッセージ表示欄46と、VDIのデスクトップ画面47とが表示される。このとき、クライアント端末40は、運用管理装置200からメッセージを受信すると、インスタントメッセージ表示欄46に、メッセージ48として表示する。
メッセージ48を見たユーザAによって返信メッセージが入力されると、クライアント端末40は、入力されたメッセージを運用管理装置200に送信する。運用管理装置200は、クライアント端末40からメッセージを受信して表示する。受信したメッセージを見た運用管理装置200の管理者によって、さらに返信メッセージが入力される。このように、クライアント端末40のユーザAと運用管理装置200の管理者との間で、メッセージ49に示すようにやり取りが行われる。
次に、実施例2の画面データ障害切り分けシステム2の動作について説明する。図8は、実施例2の障害切り分け処理の一例を示すフローチャートである。以下の説明では、障害切り分け処理のステップS1〜S8の処理は、実施例1と同様であるので、その説明を省略する。
判定部133は、ステップS8において、運用管理装置200の管理者に障害発生を通知するとともに、障害発生情報をメッセージ通信部234に出力する。
メッセージ通信部234は、判定部133から障害発生情報が入力されると、入力された障害発生情報に基づいてメッセージを生成する。メッセージ通信部234は、生成したメッセージを、クライアント端末40に送信し(ステップS9)、メッセージを表示させる。また、メッセージ通信部234は、生成したメッセージを表示する。メッセージ通信部234は、メッセージの送信を行うと、ステップS2に戻る。これにより、運用管理装置200は、クライアント端末40のユーザが問い合わせ先等を見つける手間を省いて、すぐにサポートが受けられるようにすることができる。
このように、運用管理装置200は、障害が発生したと判定した場合に、クライアント端末40に現象の報告を促すメッセージを送信する。その結果、運用管理装置200は、クライアント端末40のユーザから障害に関する現象の情報を取得できる。また、運用管理装置200は、クライアント端末40のユーザに対して迅速にサポートを提供することができる。
なお、上記各実施例では、各画像データの比較に、画像データ自体、直前の画像データとの差分または差分のサイズを用いたが、これに限定されない。例えば、画像データのチェックサムやハッシュ値を算出し、チェックサムやハッシュ値を比較するようにしてもよい。なお、チェックサムやハッシュ値の算出は、例えば、CRC(Cyclic Redundancy Check)−32、MD5(Message Digest Algorithm 5)、SHA(Secure Hash Algorithm)−1、SHA−256といった各種アルゴリズムを用いることができる。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、第1取得部131と第2取得部132とを統合してもよい。また、図示した各処理は、上記の順番に限定されるものでなく、処理内容を矛盾させない範囲において、同時に実施してもよく、順序を入れ替えて実施してもよい。
さらに、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよい。また、各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行されるプログラム上、またはワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよいことは言うまでもない。
ところで、上記の各実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することで実現できる。そこで、以下では、上記の各実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図9は、画面データ障害切り分けプログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
図9に示すように、コンピュータ300は、各種演算処理を実行するCPU301と、データ入力を受け付ける入力装置302と、モニタ303とを有する。また、コンピュータ300は、記憶媒体からプログラム等を読み取る媒体読取装置304と、各種装置と接続するためのインタフェース装置305と、他の情報処理装置等と有線または無線により接続するための通信装置306とを有する。また、コンピュータ300は、各種情報を一時記憶するRAM307と、ハードディスク装置308とを有する。また、各装置301〜308は、バス309に接続される。
ハードディスク装置308には、図2に示した第1取得部131、第2取得部132および判定部133の各処理部と同様の機能を有する画面データ障害切り分けプログラムが記憶される。また、ハードディスク装置308には、図6に示した第1取得部131、第2取得部132、判定部133およびメッセージ通信部234の各処理部と同様の機能を有する画面データ障害切り分けプログラムが記憶されるようにしてもよい。
また、ハードディスク装置308には、第1画面記憶部121、第2画面記憶部122、第3画面記憶部123、第4画面記憶部124、および、画面データ障害切り分けプログラムを実現するための各種データが記憶される。入力装置302は、例えば、コンピュータ300の管理者から操作情報等の各種情報の入力を受け付ける。モニタ303は、例えば、コンピュータ300の管理者に対して表示画面等の各種画面を表示する。インタフェース装置305は、例えば印刷装置等が接続される。通信装置306は、例えば、図2および図6に示した通信部110と同様の機能を有しネットワークN2およびN3と接続され、サーバ10ならびにクライアント端末20またはクライアント端末40と各種情報をやりとりする。
CPU301は、ハードディスク装置308に記憶された各プログラムを読み出して、RAM307に展開して実行することで、各種の処理を行う。また、これらのプログラムは、コンピュータ300を図2に示した第1取得部131、第2取得部132および判定部133として機能させることができる。また、これらのプログラムは、コンピュータ300を図6に示した第1取得部131、第2取得部132、判定部133およびメッセージ通信部234として機能させることができる。
なお、上記の画面データ障害切り分けプログラムは、必ずしもハードディスク装置308に記憶されている必要はない。例えば、コンピュータ300が読み取り可能な記憶媒体に記憶されたプログラムを、コンピュータ300が読み出して実行するようにしてもよい。コンピュータ300が読み取り可能な記憶媒体は、例えば、CD−ROMやDVD(Digital Versatile Disc)、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、ハードディスクドライブ等が対応する。また、公衆回線、インターネット、LAN等に接続された装置にこの画面データ障害切り分けプログラムを記憶させておき、コンピュータ300がこれらから画面データ障害切り分けプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
1,2 画面データ障害切り分けシステム
10 サーバ
11 制御部
12 画面キャプチャ部
13 送信部
20,40 クライアント端末
21 制御部
22 受信部
23 画面描画部
44 メッセージ通信部
100,200 運用管理装置
101,131 第1取得部
102,132 第2取得部
103,120 記憶部
104,133 判定部
105,111 表示部
110 通信部
112 操作部
121 第1画面記憶部
122 第2画面記憶部
123 第3画面記憶部
124 第4画面記憶部
130,230 制御部
206,234 メッセージ通信部
N1,N2,N3 ネットワーク
10 サーバ
11 制御部
12 画面キャプチャ部
13 送信部
20,40 クライアント端末
21 制御部
22 受信部
23 画面描画部
44 メッセージ通信部
100,200 運用管理装置
101,131 第1取得部
102,132 第2取得部
103,120 記憶部
104,133 判定部
105,111 表示部
110 通信部
112 操作部
121 第1画面記憶部
122 第2画面記憶部
123 第3画面記憶部
124 第4画面記憶部
130,230 制御部
206,234 メッセージ通信部
N1,N2,N3 ネットワーク
Claims (8)
- サーバが生成した、識別子を有する第1画面データを前記サーバから取得し、前記サーバから送られクライアントの画面に表示された、前記識別子を有する第2画面データを前記クライアントから取得し、前記サーバが送信した、前記識別子を有する第3画面データを前記サーバから取得し、前記サーバから送られ前記クライアントで受信された、前記識別子を有する第4画面データを前記クライアントから取得し、
前記識別子が一致する前記第1画面データと前記第2画面データとを比較し、前記第1画面データが前記第2画面データと異なる場合、前記識別子が一致する前記第3画面データと前記第4画面データとを比較し、前記第3画面データが前記第4画面データと同じであれば、前記サーバまたは前記クライアントで障害が発生したと判定し、前記第3画面データが前記第4画面データと異なれば、ネットワークで障害が発生したと判定する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする画面データ障害切り分けプログラム。 - 前記判定する処理は、前記第3画面データと前記識別子が一致する前記第4画面データが存在しない場合、前記ネットワークで障害が発生したと判定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画面データ障害切り分けプログラム。 - 前記判定する処理は、前記第1画面データと前記第2画面データとの比較、および、前記第3画面データと前記第4画面データとの比較について、データが異なる回数が所定時間当たりの閾値を超えた場合に、障害が発生したと判定する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の画面データ障害切り分けプログラム。 - 前記取得する処理は、前記第1画面データ、前記第2画面データ、前記第3画面データ、および、前記第4画面データについて、それぞれ直前を表す識別子が付与されたデータとの差分を取得し、
前記判定する処理は、それぞれの前記差分を比較することで、障害の発生を判定する、
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の画面データ障害切り分けプログラム。 - 前記取得する処理は、前記第1画面データ、前記第2画面データ、前記第3画面データ、および、前記第4画面データについて、それぞれ直前を表す識別子が付与されたデータとの差分のサイズを取得し、
前記判定する処理は、それぞれの前記差分のサイズを比較することで、障害の発生を判定する、
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の画面データ障害切り分けプログラム。 - さらに、障害が発生したと判定した場合に、前記クライアントに現象の報告を促すメッセージを送信する、
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の画面データ障害切り分けプログラム。 - サーバが生成した、識別子を有する第1画面データを前記サーバから取得し、前記サーバから送られクライアントの画面に表示された、前記識別子を有する第2画面データを前記クライアントから取得し、前記サーバが送信した、前記識別子を有する第3画面データを前記サーバから取得し、前記サーバから送られ前記クライアントで受信された、前記識別子を有する第4画面データを前記クライアントから取得し、
前記識別子が一致する前記第1画面データと前記第2画面データとを比較し、前記第1画面データが前記第2画面データと異なる場合、前記識別子が一致する前記第3画面データと前記第4画面データとを比較し、前記第3画面データが前記第4画面データと同じであれば、前記サーバまたは前記クライアントで障害が発生したと判定し、前記第3画面データが前記第4画面データと異なれば、ネットワークで障害が発生したと判定する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする画面データ障害切り分け方法。 - 識別子を有する第1画面データを生成するサーバと、前記識別子を有する第2画面データを表示するクライアントと、運用管理装置とを有する画面データ障害切り分けシステムであって、
前記サーバは、
前記第1画面データを生成する生成部と、
生成した前記第1画面データに対応する送信データを前記クライアントに送信するとともに、前記第1画面データ、および、前記送信データである第3画面データを前記運用管理装置に送信する送信部と、を有し、
前記クライアントは、
前記サーバから前記送信データに対応する受信データを受信する受信部と、
受信した前記受信データに基づく前記第2画面データを画面に表示する表示部と、
前記第2画面データ、および、前記受信データである第4画面データを前記運用管理装置に送信する送信部と、を有し、
前記運用管理装置は、
前記サーバが生成した前記第1画面データを前記サーバから取得し、前記クライアントの画面に表示された前記第2画面データを前記クライアントから取得し、前記サーバが送信した前記第3画面データを前記サーバから取得し、前記クライアントで受信された前記第4画面データを前記クライアントから取得する取得部と、
前記識別子が一致する前記第1画面データと前記第2画面データとを比較し、前記第1画面データが前記第2画面データと異なる場合、前記識別子が一致する前記第3画面データと前記第4画面データとを比較し、前記第3画面データが前記第4画面データと同じであれば、前記サーバまたは前記クライアントで障害が発生したと判定し、前記第3画面データが前記第4画面データと異なれば、ネットワークで障害が発生したと判定する判定部と、
を有することを特徴とする画面データ障害切り分けシステム。
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JP2018025473A JP2019144615A (ja) | 2018-02-15 | 2018-02-15 | 画面データ障害切り分けプログラム、画面データ障害切り分け方法および画面データ障害切り分けシステム |
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CN112764614A (zh) * | 2021-01-22 | 2021-05-07 | 维沃移动通信有限公司 | 一种数据隔离方法和电子设备 |
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CN112764614A (zh) * | 2021-01-22 | 2021-05-07 | 维沃移动通信有限公司 | 一种数据隔离方法和电子设备 |
CN112764614B (zh) * | 2021-01-22 | 2022-06-24 | 维沃移动通信有限公司 | 一种数据隔离方法和电子设备 |
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