JP2019142287A - 太陽光発電パネルの水上設置用架台 - Google Patents

太陽光発電パネルの水上設置用架台 Download PDF

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Abstract

【課題】両面を受光面とする太陽光発電パネルを水上に設置するための太陽光発電パネルの水上設置用架台において、発電量をより増加させることが可能な技術を提供する。【解決手段】太陽光発電パネルの水上設置用架台は、水面に浮く浮力体と、浮力体よりも上方の位置において太陽光発電パネルを設置する架台部と、を備え、架台部は、太陽光発電パネルの裏側面の少なくとも一部が露出するように、太陽光発電パネルを支持し、浮力体の上面には、照射された太陽光を反射することで太陽光発電パネルの裏側面に太陽光の反射光を入光させる光反射部が形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、太陽光発電パネルの水上設置用架台に関する。
従来、エネルギー源不足やCOの排出抑制を背景として、太陽エネルギーを利用する太陽光発電が広く知られており、太陽光発電パネルで太陽光を受光することにより発電量を得る太陽光発電装置が一般化している。そして、近年、海、湖沼、貯水池、養魚池等の水面に浮かべて設置可能な水上設置太陽光発電装置が急速に普及し始めており、これにより、太陽光発電プラントの設置面積を広く確保することができる。
これに関連して、特許文献1には、池等の水上で太陽光発電を行う発電装置において、生産やメンテナンスのコストが抑えられる上に、メンテナンス作業が容易で、長期間にわたって使用できるようにする技術が提案されている。
特開2014−139032号公報
更に、近年、表裏両側から受光可能な両面受光タイプの発電素子を使用することによって、表裏両面で光を受光して発電する、いわゆる両面受光タイプの太陽光発電パネルが利用され始めている。両面受光タイプの太陽光発電パネルは、両面で太陽光を取り込むことから、同サイズの片面発電タイプの太陽光発電パネルと比較して大きな発電量を得ることができるという利点がある。しかしながら、両面受光タイプの太陽光発電パネルの上記利点を有効に活用することが可能な水上設置太陽光発電装置は、未だに提案されていない実情がある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、両面を受光面とする太陽光発電パネルを水上に設置するための太陽光発電パネルの水上設置用架台において、発電量をより増加させることが可能な技術を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明は、以下の手段を採用した。
即ち、本発明は、両面を受光面とする太陽光発電パネルを水上に設置するための太陽光発電パネルの水上設置用架台であって、
水面に浮く浮力体と、
前記浮力体よりも上方の位置において前記太陽光発電パネルを設置する架台部と、を備え、
前記架台部は、前記太陽光発電パネルの裏側面の少なくとも一部が露出するように、前記太陽光発電パネルを支持し、
前記浮力体の上面には、照射された太陽光を反射することで前記太陽光発電パネルの前記裏側面に前記太陽光の反射光を入光させる光反射部が形成されている、
太陽光発電パネルの水上設置用架台である。
本発明によると、太陽光発電パネルの裏側面の少なくとも一部が露出しており、且つ、
光反射部が照射された太陽光を反射して太陽光発電パネルの裏側面に反射光を入光させる。これによれば、太陽光発電パネルの裏側面における受光量を増加させることができる。その結果、両面受光タイプの太陽光発電パネルを用いた水上太陽光発電において、発電量を増加させることができる。
更に、前記光反射部は、水平面に対して傾斜した傾斜面を有してもよい。これによれば、浮力体の上面における反射光をより多く太陽光発電パネルの裏側面に導くことができ、結果、発電量を増加させることができる。
更に、前記光反射部は、シェルパウダーを含んで形成されていてもよい。これによると、光反射部は、シェルパウダーによって太陽光を反射する。シェルパウダーは、天然物由来であることから、水中環境への負荷を低減することができる。
また、本発明は、前記架台部は、前記太陽光発電パネルが取り付けられる架台本体と、
前記架台本体を前記浮力体に連結する連結体と、を有し、
前記架台本体は、前記連結体に対して回動することによって、前記太陽光発電パネルの姿勢を、使用姿勢と、前記使用姿勢よりも起立した起立姿勢との間で姿勢を切り替え可能であってもよい。これによれば、作業者は、架台本体の姿勢を起立姿勢とすることによって、太陽光発電パネルの裏側面を容易に点検することができる。
更に、前記架台部は、前記太陽光発電パネルにおける互いに対向する両側端部を支持することによって前記太陽光発電パネルを取り付ける、取付構造を有してもよい。これによれば、太陽光発電パネルの裏側面において隠蔽される部分の面積を小さく抑えることができる。その結果、両面を受光面とする太陽光発電パネルにおいて、裏側面の受光量を確保することができ、発電量を増加させることができる。
本発明によれば、両面を受光面とする太陽光発電パネルを水上に設置するための太陽光発電パネルの水上設置用架台において、発電量をより増加させることが可能となる。
図1は、実施形態に係る水上設置太陽光発電装置の全体斜視図である。 図2は、実施形態に係る水上設置太陽光発電装置のX方向視図である。 図3は、実施形態に係る太陽光発電パネルの取付構造を示す図である。 図4は、太陽光発電パネルが架台に取り付けられた状態を示す図である。 図5は、実施形態に係る支柱連結部材を示す図である。 図6は、実施形態に係る受け桟連結部材を示す図である。 図7は、起立姿勢にある架台本体を示す図である。 図8は、実施形態に係るフロート体の全体斜視図である。 図9は、図8におけるA−A断面を示す図である。 図10は、実施形態に係る水上設置太陽光発電装置の発電方法を説明するための図である。 図11は、本実施形態に係る水上設置太陽光発電装置の使用例としての水上設置太陽光発電システムを示す図である。
次に、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。以下の説明は例示であり、本発明は以下の内容に限定されるものではない。
[全体構造]
図1は、実施形態に係る水上設置太陽光発電装置(以下、発電装置)100の全体斜視図である。図2は、発電装置100のX方向視図である。
図1及び図2に示すように、発電装置100は、太陽光発電パネルの水上設置用架台10(以下、単に「架台10」という)と、この架台10に適宜の傾斜角に起こされた状態で取り付けられた太陽光発電パネル20と、を備える。発電装置100は、海、湖沼、貯水池、養魚池等の水上に設置される。
[太陽光発電パネル]
まず、太陽光発電パネル20について説明する。図1及び図2に示すように、本実施形態に係る太陽光発電パネル20は、略矩形状の板状に形成されている。「太陽光発電パネル」は、ソーラーパネルや太陽電池モジュールとも呼ばれる。太陽光発電パネルは、一般的に、表側保護部材と裏側保護部材との間に発電素子(シリコンセル)が封止されて板形状に構成されている。ここで、本明細書において、太陽光発電パネル20の「下面(裏側面)」とは、架台10に設置したときに、水面に対向する側の面を指す。太陽光発電パネル20の「上面(表側面)」とは、架台10に設置したときに、水面とは反対側の面を指す。
本実施形態に係る太陽光発電パネル20は、発電素子に表裏両側から受光可能な両面受光タイプの発電素子を使用し、表側保護部材及び裏側保護部材をともに透明度の高いガラス板で構成することによって表裏両面で光を受光して発電する、いわゆるダブルガラス構造を採用している。本実施形態に係る太陽光発電パネル20は、即ち、表裏両面を受光面とする両面受光タイプ(両面発電タイプとも呼ぶ)の太陽光発電パネルといえる。このような両面受光タイプの太陽光発電パネルは、両面で太陽光を取り込むことから、同サイズの片面発電タイプの太陽光発電パネルと比較して大きな発電量を得ることができる。
ここで、太陽光発電パネルは、表面温度が所定の温度を越えると発電効率が低下する傾向がある。両面受光タイプの太陽光発電パネルは、同サイズの片面受光タイプの太陽光発電パネルと比較して発電量が大きいことから、片面発電タイプの太陽光発電パネルよりも表面温度が高くなりがちである。発電装置100は、水面の冷却効果により、太陽光発電パネルの表面温度を低下させることができるため、両面受光タイプの太陽光発電パネルを用いた太陽光発電に対して特に有効である。
[架台]
次に、架台10について説明する。架台10は、太陽光発電パネル20を水上に設置するための台である。架台10は、水平面内において所定の間隔を空けて互いに平行に設けられた一対の縦桟1,1と、縦桟1の延伸方向と直交する方向に延伸する態様で所定の間隔を空けて縦桟1上に架け渡された複数の横桟2と、を有する。図1に示すように、縦桟1が横桟2によって連結されることによって、架台10のフレームが形成されている。ここで、横桟2の延伸方向をX方向とし、上面視においてX方向と直交する方向、即ち、縦桟1の延伸方向をY方向とする。本実施形態に係る発電装置100では、太陽光発電パネル20がY方向に対して傾斜するようにして設けられる。ここで、Y方向において、太陽光発電パネル20が傾斜して下がっていく方向を「+Y方向」とする。
架台10は、更に、一対の縦桟1,1に両端を支持されるとともにY方向に所定の間隔を空けて設けられて水面に浮く一対のフロート体3,3と、一対の縦桟1,1に支持されるとともに一対のフロート体3,3同士に挟まれるようにして設けられた架台本体4と、を有する。フロート体3と架台本体4は、縦桟1によって連結されている。縦桟1は、本発明における「連結体」に相当する。また、架台本体4と縦桟1とを含んだ構成が、本発明における「架台部」に相当する。架台部は、フロート体3よりも上方の位置において太
陽光発電パネル20を設置する。架台10は、更に、一対の縦桟1,1の互いに対向する位置に取り付けられた一対の支柱連結部材5,5と、縦桟1における一対の支柱連結部材5,5から+Y方向に離間した位置に取り付けられた一対の受け桟連結部材6,6と、を有する。詳細については後述するが、架台本体4は、支柱連結部材5と受け桟連結部材6とを介して縦桟1に連結される。
フロート体3は、発電装置100を水面に浮かせるための浮力を得る部材である。本実施形態に係るフロート体3は、作業者の足場としても利用することができる。作業者は、フロート体3を足場にして、太陽光発電パネル20の設置や点検を行う。本実施形態に係る架台10は、フロート体3を作業用の足場としても利用されることから、上面視において太陽光発電パネル20とフロート体3とが重複しないように配置されている。図1に示すように、フロート体3は、縦桟1に横架されることで設けられている。フロート体3は、略直方体形状を有しており、対向する2面がX方向と直交するようにして架台10に取り付けられる。フロート体3は、耐候性の高い樹脂材料(例えば、繊維強化プラスチック)等の非金属材料を主材料とするケーシング3aの内部に発泡樹脂が充填されて形成されている。ケーシング3aは即ち、フロート体3の外面を構成する。また、フロート体3は水面に浮いており、フロート体3の一部が縦桟1の下方に突出して水中に位置することで発電装置100に浮力を作用させている。なお、フロート体3の上面は、縦桟1の上面と略同じ高さか、若干上方に位置する。また、フロート体3の上面には、作業者が足場としてフロート体3を使用する際に滑り止めとして機能する滑り止め部32が形成されている。フロート体3は、本発明における「浮力体」に相当する。また、フロート体3は、本発明に係る「光反射部」としての機能も有する。また、本実施形態に係るフロート体3は、発電装置100の発電量を増大させることができる。フロート体3の詳細については後述する。
架台本体4は、太陽光発電パネル20を適宜の傾斜角度で支持する。図1及び図2に示すように、架台本体4には、フロート体3よりも上方の位置において太陽光発電パネル20が取り付けられる。架台本体4は、支柱連結部材5を介して縦桟1に立設された一対の支柱41,41と、Y方向と平行に延在する態様で設けられるとともに一端側が支柱41の頂部に連結されて他端側が受け桟連結部材6を介して縦桟1に連結された一対の受け桟42,42と、一対の受け桟42,42にY方向に所定の間隔を空けてX方向と平行に延在する態様で横架された一対のレール部材43,43と、太陽光発電パネル20をレール部材43に固定する取付具7と、を有する。
図1に示すように本実施形態に係る発電装置100では、一対のレール部材43,43の上面に太陽光発電パネル20の互いに対向する両側端部が載置された状態で、レール部材43と取付具7とによって太陽光発電パネル20の両側端部が挟持されることによって、太陽光発電パネル20が架台10に取り付けられる。
ここで、本実施形態に係る架台本体4は、太陽光発電パネル20を取り付けるための構造である取付構造200を有している。図3は、本実施形態に係る太陽光発電パネルの取付構造200を示す図である。また、図4は、太陽光発電パネルが取り付けられた状態を示す図であって、レール部材43の延伸方向と直交する断面で切断したときの断面図である。図3に示すように、本実施形態に係る取付構造200は、レール部材43に形成されたガイド溝431及び載置部432と、取付具7と、を含んで構成される。
図3に示すように、ガイド溝431は、レール部材43の上面に開口するとともにレール部材43の延伸方向に延在する溝である。図4に示すように、ガイド溝431は、溝の底を形成する溝下壁43aと、溝下壁43aの両端から上方に延在する溝側壁43b,43bと、溝側壁43b,43bの上端から互いに対向して延伸した一対の溝上壁43c,
43cと、によって形成されている。また、ガイド溝431の開口縁には、挟着部材係止片433,433が上方に突出形成されている。
また、載置部432は、レール部材43の上面を構成するとともにガイド溝431に沿って延在する平坦面である。図3に示すように、載置部432は、レール部材43の幅方向外側に突出するフランジによって形成されており、載置部432には、太陽光発電パネルを載置可能である。レール部材43には、一対の載置部432,432がガイド溝431を挟んで設けられている。
図3に示すように、取付具7は、係合部材71と、挟着部材72と、付勢部材73と、止着用ボルト74と、を含んで構成されている。
図4に示すように、係合部材71は、ガイド溝431の内部に挿入されて使用される。係合部材71は、ガイド溝431の延在方向における任意の位置においてガイド溝431の内部に挿入可能であり、また、ガイド溝431内をスライド自在に形成されている。これにより、取付具7をレール部材43の延伸方向における任意の位置に取り付けることができる。また、係合部材71は、ガイド溝431を形成する溝上壁43c,43cに係合する。係合部材71と溝上壁43cとが係合することによって、係合部材71に連結された挟着部材72がレール部材43に設置される。
図4に示すように、付勢部材73は、係合部材71に装着されて使用される。付勢部材73は、ガイド溝431の溝下壁43aを付勢する弾性片731を有している。弾性片734が溝下壁43aを付勢することによって、係合部材71が溝上壁43cに向かって付勢され、係合部材71と溝上壁43cとの係合が維持される。
図4に示すように、挟着部材72は、止着用ボルト74を介してガイド溝431内の係合部材71に連結されて使用される。止着用ボルト9は、いわゆるキャップボルト(六角穴付ボルト)である。挟着部材72は、ガイド溝431の外部において載置部432と対向するようにして設置される。挟着部材72は、載置部432に載置された太陽光発電パネル20に当接する当接部721と、載置部432に当接する一対の規制部722,722と、を有する。当接部721は、更に、太陽光発電パネル20の上面に当接する上面当接部721aと、太陽光発電パネル20の側端面に当接する側端面当接部721bと、を有する。当接部721は、ゴムによって形成されている。挟着部材72は、上面当接部721aによって太陽光発電パネル20の両側端部の上面を押圧する。また、一対の規制部722,722がレール部材43に形成された挟着部材係止片433,433を挟むことによって、挟着部材72がレール部材43の幅方向へ移動することが規制されている。
図4に示すように、太陽光発電パネル20は、載置部432によって下方から支持されており、その側端部を挟着部材72の上面当接部721aとレール部材43の載置部432とによって挟まれることによって架台10に取り付けられている。載置部432がガイド溝431に沿って延在して設けられていることから、太陽光発電パネル20の側端部の略全域を支持することができる。これにより、太陽光発電パネル20を支持する支持面の面積が十分に確保されるため、太陽光発電パネル20を安定して支持することができる。その結果、太陽光発電パネル20が撓むことを抑制することができる。また、当接部721がゴムによって形成されていることにより、押圧による太陽光発電パネル20のガラス板の破損を抑制することやガラス板の膨張を吸収することができる。
また、取付構造200は、太陽光発電パネル20の側端部をガイド溝431に沿って延在する載置部432に載置することによって太陽光発電パネル20を支持している。これにより、図1に示すように、太陽光発電パネル20がレール部材43を跨ぐことなく太陽
光発電パネル20を支持することができる。そのため、太陽光発電パネル20が両側端部において架台10に支持されることから、太陽光発電パネル20の裏側面20bの少なくとも一部が露出した状態となっている。特に、レール部材43に跨って太陽光発電パネル20が支持される構造と比較して、太陽光発電パネル20の裏側面20bにおいてレール部材43によって隠蔽される部分の面積を小さく抑えることができる。その結果、表裏両面を受光面とする両面受光タイプの太陽光発電パネル20において、裏側面20bの受光量を確保することができ、発電量を増加させることができる。
図2に示すように、一対の受け桟42,42の−Y方向側の端部が支持柱によって持ち上げられているため、一対の対向するレール部材43,43は、−Y方向のレール部材43が+Y方向側のレール部材43よりも上方に位置するように設けられている。これにより、太陽光発電パネル20は、−Y方向側の端部が持ち上げられることで水平面に対して傾斜して取り付けられる。太陽光発電パネル20の傾斜角度は、発電装置100が設置される環境に応じて、適宜設定することができる。太陽光発電パネル20は、水面と水平に設けられてもよい。但し、太陽光発電パネル20は、少なくともY方向における一方の端部がフロート体3の上面よりも上方に位置するようにして設けられる。従って、太陽光発電パネル20は、裏側面20bの少なくとも一部がフロート体3の上面よりも上方に位置するように設けられる。ここで、太陽光発電パネル20を挟んで配置された一対のフロート体3,3のうち、太陽光発電パネル20に対して−Y方向側に位置するフロート体3を、第1フロート体3Aと称し、+Y方向側に位置するフロート体3を、第2フロート体3Bと称する。これにより、図2に示すように、発電装置100では、太陽光発電パネル20の裏側面20bの下方空間であって第1フロート体3Aの上面よりも上方の空間であるパネル裏空間Sが形成されている。パネル裏空間Sを、図2中のハッチングで示す。
図5は、本実施形態に係る支柱連結部材5を示す図である。また、図6は、本実施形態に係る架台10の受け桟連結部材6を示す図である。また、図7は、起立姿勢にある架台本体4を示す図である。本実施形態に係る架台10は、受け桟連結部材6と支柱連結部材5とによって架台本体4を縦桟1に連結していることによって、架台本体4の姿勢を図2に示す使用姿勢から図7に示す起立姿勢へ変化させることができる。
図5に示すように、支柱連結部材5は、縦桟1にボルト等で固定される固定部51と、固定部51から上方に突出するとともにX方向と直交する板形状を有する支持片52と、支持片52に形成された切欠52aと、を有する。切欠52aは、支持片52をX方向に貫通しており、支持片52の中央から上端にかけて延在している。ここで、支柱41における縦桟1との連結部分には、ネジ山が形成されてX方向に突出するネジ軸部41aが形成されている。切欠52aは、ネジ軸部41aを受け入れ可能に形成されている。支柱連結部材5は、切欠52aにネジ軸部41aを受け入れた状態でナットNをネジ軸部41aに螺合させることによって、支持片52を支柱41とナットNとで挟持し、縦桟1と支柱41とを連結する。ここで、支持片52における支柱41に対向する面には、水平に延在する溝が上下に並んだ係合溝群52bが形成されている。また、支柱41における支持片52に対向する面には、係合溝群52bの溝に受け入れられることで係合溝群52bに係合する係合突起群41bが形成されている。縦桟1と支柱41とが連結した状態では、ネジ軸部41aが切欠52aに受け入れられることで支柱41のY方向の移動が規制され、支持片52を支柱41とナットNとで挟持することで支柱41のX方向の移動が規制され、係合突起群41bが係合溝群52bに係合することで支柱41の上下方向の移動が規制される。この状態から、ネジ軸部41aとナットNとの螺合を解除し、係合突起群41bと係合溝群52bとの係合を解除し、ネジ軸部41aをスライドさせて切欠52aの上端から引き抜くことで、縦桟1と支柱41との連結を解除することができる。
図6に示すように、受け桟連結部材6は、縦桟1にボルト等で固定される固定部61と
、固定部61から上方に突出するとともにX方向と直交する板形状を有する軸支片62と、軸支片62からX方向に突出する回動軸部6aと、を有する。回動軸部6aには、ネジ山が形成されている。ここで、受け桟42における縦桟1との連結部分には、回動軸部6aよりも径大な貫通孔である軸受孔42aがX方向に貫通している。受け桟連結部材6は、回動軸部6aを軸受孔42aに挿通した状態でナットNをネジ軸部41aに螺合させることによって、受け桟42を軸支片62とナットNとで挟持し、縦桟1と支柱41とを連結する。受け桟連結部材6は、受け桟42を回動軸部6a回りに回動可能に軸支する。ここで、軸支片62における受け桟42に対向する面には、水平に延在する突起が上下に並んだ当接突溝群62bが形成されている。縦桟1と受け桟42とが連結した状態では、当接突溝群62bが受け桟42に当接することで、受け桟42が不用意に回動することが抑制されている。
発電装置100の使用時においては、受け桟42が受け桟連結部材6を介して縦桟1に連結され、支柱41が支柱連結部材5を介して縦桟1に連結されることによって、架台本体4の姿勢は、図2に示す使用姿勢に維持されている。この状態では、支柱41が縦桟1に固定されているため、受け桟42の回動軸部6a回りの回動が規制されている。この状態から、縦桟1と支柱41との連結を解除することによって、受け桟42を回動軸回りに回動させることが可能となる。これにより、太陽光発電パネル20をX軸回りに回動させて、太陽光発電パネル20と水平面とがなす角度を使用姿勢の状態から広げることができる。その結果、図7に示すように、架台本体4の姿勢を、太陽光発電パネル20と水平面との開度が使用姿勢よりも大きい起立姿勢とすることができる。架台本体4の姿勢を起立姿勢とすることによって、作業者は、太陽光発電パネル20の裏側面20bを容易に点検することができる。なお、架台10は、起立姿勢にある架台本体4を固定して起立姿勢を維持させるための姿勢維持手段を有してもよい。
次に、本実施形態に係るフロート体3の詳細について説明する。図8は、本実施形態に係るフロート体3の全体斜視図である。図8に示すように、フロート体3は、略直方体形状を有するフロート本体31部と、フロート本体31部の上面に形成された滑り止め部32と、フロート本体31部のX方向の両端部に形成された連結片33と、を有する。
連結片33は、フロート体3を縦桟1に連結するための部分であり、XY平面と平行な板形状を有している。フロート体3は、縦桟1の上面に載置された連結片33を縦桟1に固定することによって、架台10に取り付けられる。
滑り止め部32は、略角柱形状を有して上方に突出形成された滑り止め突起321がXY方向に所定の間隔を空けて複数配列することによって形成されている。図9は、図8におけるA−A断面を示す図である。図9に示すように、滑り止め突起321の頂面321aは、傾斜面となっている。頂面321aは、+Y方向に向かうに従って下がるように傾斜している。これにより、図2に示すように、第1フロート体3Aにおける滑り止め突起321の頂面321aが太陽光発電パネル20の裏側面20bに向き合う態様となっている。
作業者は、複数の滑り止め突起321からなる滑り止め部32上に足を乗せた状態で作業を行う。ここで、滑り止め突起321が間隔を空けて設けられていることによって、隣接する滑り止め突起321同士の間には、フロート本体31の上面を底面とする溝が形成されている。そのため、水中から滑り止め部32に乗り上げた水は、溝内に落ち込み、溝内を流れて水中に流れ落ちる。これにより、滑り止め部32に水が溜まることが抑制される。即ち、滑り止め突起321によって、作業者の足元の水捌けがなされる。これにより、作業者が水で滑ってフロート体3から転落すること等が抑制され、作業の安全性が確保される。
本実施形態に係るフロート体3は、太陽光の光を反射することによって太陽光発電パネル20の裏側面20bに光を入光させる光反射部としての機能も有する。フロート体3は、フロート体3に照射された太陽光を光反射部によって反射することによって、太陽光発電パネル20の裏側面20bに反射光を入光させることができる。以下、詳細に説明する。
本実施形態に係るフロート体3は、外面を形成するケーシング3aの材料として、上述の主材料としての耐候性の高い樹脂材料に加え、光反射材料を含んで形成されている。より具体的には、フロート体3のケーシング3aは、シェルパウダーを光反射材料として含んで形成されている。シェルパウダーは、ホタテ等の貝殻を超微粒に粉砕することで得られる粉状材料である。ホタテ等のある種の貝類は、真珠層とも呼ばれる炭酸カルシウムを主成分とする光沢物質を貝殻の内側に生成する。貝殻から生成されるシェルパウダーは、上記の真珠層を含んでいることから、光反射材料として利用されている。本実施形態に係るフロート体3は、ケーシング3aの材料にシェルパウダーを光反射材料として含むことによって、ケーシング3aの材料に光反射材料を含まないフロート体3と比較して、照射された太陽光を高い反射率で反射することができる。ケーシング3aが光反射材料を含んで形成されることによって、ケーシング3aの表面、即ち、フロート体3の外面は、光反射部として機能する。
ここで、光反射材料としては、シェルパウダーの他に、例えば、ガラス微粒子、アルミニウム微粒子、銀微粒子、銅微粒子などの金属微粒子などを例示することができる。但し、光反射材料として天然物由来のシェルパウダーを利用することによって、水中環境への負荷を低減することができる。なお、フロート体3の外面に光反射部としての機能を付与する方法としては、例えば、ケーシング3aの成形において光反射材料を主材料である樹脂材料に混合してもよいし、光反射材料を含むシート材料をケーシング3aの表面に転写してもよい。
<発電方法>
次に、本実施形態に係る発電装置100の発電方法について説明する。図10は、発電装置100のX方向視図であって発電方法を説明するための図である。太陽光発電パネル20は、図の符号L1で示す白塗りの矢印は、太陽から直接発電装置100に照射される太陽光の光路を模式的に表したものである。また、図中のL2で示すハッチングの矢印は、フロート体3で反射した太陽光の反射光の光路を模式的に表したものである。
図10に示すように、発電装置100は、太陽光発電パネル20の表側面20a(即ち、上面)が太陽に向けられて設置される。より詳細には、発電装置100に対する太陽の方向は時間経過に応じて変化するため、例えば、日照時間において太陽光発電パネル20の表側面20aが太陽に向けられる時間が最も長くなるように、太陽光発電パネル20の向きが設定される。
太陽光発電パネル20の表側面20aに直接照射された太陽光は、太陽光発電パネル20の表側面20aに入光する。太陽光発電パネル20は、表側面20aで受光した光を利用して発電する。
そして、太陽光は、フロート体3の上面にも照射される。フロート体3の上面に照射された太陽光は、ケーシング3aに含まれる光反射材料によって反射する。上述のように、太陽光発電パネル20がフロート体3の上方に設置され、太陽光発電パネル20の裏側面20bが露出しており、太陽光発電パネル20の裏側面20bとフロート体3の上面との間にパネル裏空間Sが形成されていることから、フロート体3の上面で反射した反射光の一部は、パネル裏空間Sを通過して太陽光発電パネル20の裏側に到達する。即ち、フロ
ート体3は、フロート体3の上面に照射された太陽光を反射することによって、太陽光発電パネル20の裏側面20bに反射光を入光させることができる。太陽光発電パネル20は、裏側面20bで受光した光を利用して発電する。
更に、本実施形態に係るフロート体3は、滑り止め突起321の頂面321aを傾斜面で形成することによって、反射光の指向性を高め、太陽光発電パネル20の裏側面20bに光を集光させることができる。図10に示すように、第1フロート体3Aの滑り止め突起321の頂面321aは、太陽光発電パネル20の裏側面20bに向き合うようにして形成されている。これにより、フロート上面の反射光をより多く太陽光発電パネル20の裏側面20bに導くことができる。
[作用・効果]
以上のように、本実施形態に係る架台10は、太陽光発電パネル20を裏側面20bの少なくとも1部が露出するようにしてフロート体3の上方で支持し、且つ、太陽光発電パネル20の裏側面20bとフロート体3の上面との間にパネル裏空間Sを形成する。そして、フロート体3の上面には、照射された太陽光を反射して、太陽光発電パネル20の裏側面20bに反射光を入光させる光反射部が形成されている。これにより、太陽光発電パネル20の裏側面20bにおける受光量を増加させることができる。その結果、本実施形態に係る架台10によれば、両面受光タイプの太陽光発電パネル20を用いた水上太陽光発電において、発電量を増加させることができる。また、発電装置100の1基あたりの発電量が増加することから、発電装置100の設置面積に対する発電効率を向上させることができる。
なお、本実施形態に係る架台10は、フロート体3を作業用の足場としても利用されることから、上面視において太陽光発電パネル20とフロート体3とが重複しないように配置されている。そのため、フロート体3の上面に太陽光を照射させることができ、結果、太陽光の反射光を太陽光発電パネル20の裏側面20bに入光させることができる。
更に、架台10は、滑り止め突起321の頂面321aを水平面に対して傾斜する態様の傾斜面としている。即ち、光反射部は、水平面に対して傾斜した傾斜面を有している。これにより、フロート体3の上面における反射光をより多く太陽光発電パネル20の裏側面20bに導くことができ、フロート上面における反射光の太陽光発電パネル20の裏側面20bへの集光性を高めることができる。その結果、発電装置100の発電量をより増加させることができる。なお、滑り止め突起321の頂面321aを傾斜面とすることによって、滑り止め突起321の頂面321aに乗り上げた水が流れ落ち易くなるという利点もある。
但し、本発明は、滑り止め突起321の上面が傾斜面に形成されていなくともよい。滑り止め突起321の上面は、水平であってもよい。滑り止め部32は、突起に代えて、一方向に延在する複数の溝によって構成されてもよい。本発明は、フロート体3が太陽光発電パネル20の裏側面20bに光を入光させる光反射部としての機能を有していればよい。そのため、フロート体3は、滑り止め部32を有さず、フロート本体31が光反射部としての機能を有してもよい。但し、フロート体3が滑り止め部32を有することによって、作業者がフロート体3から滑り落ちることを防止することができる。また、滑り止め部32において滑り止め突起321が配列することによってフロート体3の上面が凹凸形状となっているため、滑り止め部32に照射された太陽光を乱反射することができる。そのため、発電装置100に対する太陽の方向によらず、一定量の反射光を太陽光発電パネルの裏側面に入光させることができる。なお、フロート体3は、滑り止め突起321を有さずに外面に凹凸形状を有してもよい。また、フロート体3は、ケーシング3aを有さなくともよく、外面が光反射部としての機能を有していればよい。ここで、フロート体3にお
いては、太陽光が照射される上面が太陽光を反射することによって、太陽光発電パネル20の裏側面20bに反射光を入光させることができる。従って、フロート体3は、外面全部ではなく上面のみが光反射部として機能してもよい。その場合、少なくともフロート体3の上面に光反射材料が含まれていればよい。
更に、架台10は、光反射材料として、天然物由来で光沢性を有するシェルパウダーを使用している。即ち、光反射部は、シェルパウダーを含んで形成されている。これにより、水中環境への負荷を低減することができる。
また、架台10は、架台本体4が縦桟1に対して回動することによって、太陽光発電パネル20の姿勢を、使用姿勢と、使用姿勢よりも起立した起立姿勢との間で姿勢を切り替え可能である。これにより、作業者は、架台本体4の姿勢を起立姿勢とすることによって、太陽光発電パネル20の裏側面20bを容易に点検することができる。
また、架台本体4は、太陽光発電パネル20における互いに対向する両側端部を支持することによって太陽光発電パネル20を取り付ける、取付構造200を有している。これによれば、太陽光発電パネル20の裏側面20bにおいてレール部材43によって隠蔽される部分の面積を小さく抑えることができる。その結果、表裏両面を受光面とする両面受光タイプの太陽光発電パネル20において、裏側面20bの受光量を確保することができ、発電量を増加させることができる。
図11は、本実施形態に係る発電装置100の使用例としての水上設置太陽光発電システム1000(以下、発電システム1000)を示す図である。図11に示すように、発電システム1000は、XY方向に配列された複数の発電装置100を連結することによって構成される。発電システム1000においてY方向に並ぶ発電装置100は、共通の縦桟1を使用している。また、X方向に並ぶ発電装置100は、共通の横桟2及び共通のレール部材43を使用している。これにより、XY方向に配列された発電装置100が連結されている。なお、Y方向に隣り合う発電装置100は、共通のフロート体3を使用している。夫々の太陽光発電パネル20に対する太陽光の反射光の供給は、当該太陽光発電パネル20の−Y方向側に隣接するフロート体3によってなされる。発電システム1000は、複数の発電装置100を配列して太陽光発電アレイを形成することによって、発電装置100単体よりも大きな電力を得ることができる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。また、上記の実施形態で例示した内容は、矛盾のない限り組み合わせることができる。
100・・・水上設置太陽光発電装置
10・・・水上設置用架台
20・・・太陽光発電パネル
1・・・縦桟
2・・・横桟
3・・・フロート体(浮力体)
31・・・フロート本体
32・・・滑り止め部
4・・・架台本体
41・・・支柱
42・・・受け桟
43・・・レール部材
5・・・支柱連結部材
6・・・受け桟連結部材(軸部材)
7・・・取付具

Claims (5)

  1. 両面を受光面とする太陽光発電パネルを水上に設置するための太陽光発電パネルの水上設置用架台であって、
    水面に浮く浮力体と、
    前記浮力体よりも上方の位置において前記太陽光発電パネルを設置する架台部と、を備え、
    前記架台部は、前記太陽光発電パネルの裏側面の少なくとも一部が露出するように、前記太陽光発電パネルを支持し、
    前記浮力体の上面には、照射された太陽光を反射することで前記太陽光発電パネルの前記裏側面に前記太陽光の反射光を入光させる光反射部が形成されている、
    太陽光発電パネルの水上設置用架台。
  2. 前記光反射部は、水平面に対して傾斜した傾斜面を有する、請求項1に記載の太陽光発電パネルの水上設置用架台。
  3. 前記光反射部は、シェルパウダーを含んで形成されている、請求項1又は2に記載の太陽光発電パネルの水上設置用架台。
  4. 前記架台部は、前記太陽光発電パネルが取り付けられる架台本体と、
    前記架台本体を前記浮力体に連結する連結体と、を有し、
    前記架台本体は、前記連結体に対して回動することによって、前記太陽光発電パネルの姿勢を、使用姿勢と、前記使用姿勢よりも起立した起立姿勢との間で姿勢を切り替え可能である、請求項1から3の何れか1項に記載の太陽光発電パネルの水上設置用架台。
  5. 前記架台部は、前記太陽光発電パネルにおける互いに対向する両側端部を支持することによって前記太陽光発電パネルを取り付ける、取付構造を有する、
    請求項1から4の何れか1項に記載の太陽光発電パネルの水上設置用架台。
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