JP2019141937A - ロボット制御装置及びロボットシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】特定の制御方向についてのみ積分器を適用する制御プログラムを容易に作成することが可能な技術を提供する。【解決手段】ロボット制御装置は、作業の動作フローを作成するための動作フロー作成領域を含む入力画面を表示装置に表示させる表示制御部を備える。表示制御部は、入力画面として、特定の制御方向について目標力と力検出器の測定力との差分に対して積分器を適用するか否かの設定を行うための第1画面領域と、積分器における積分ゲインの調整を行うことが可能な第2画面領域と、を表示可能に構成されている。【選択図】図12

Description

本発明は、ロボット制御装置及びロボットシステムに関する。
ティーチングプレイバック方式のロボットでは、教示された結果に基づきロボットの作業を表す制御プログラム(ジョブ)が作成される。ティーチングプレイバック方式とは、教示によって作成された制御プログラムを実行することによって、ロボットを動作させる方式を意味する。制御プログラムを作成する手順は、「ティーチング(教示)」と呼ばれており、従来から様々なティーチング方法が工夫されている。特許文献1では、力検出器を利用した力制御を実行するロボットの制御プログラムを作成するために、ロボットの動作のパラメーターを設定するためのガイダンス情報を教示装置の画面に表示する技術が開示されている。教示者(作業者)は、このガイダンス情報に従ってパラメーターを設定することによりティーチングを行うことが可能である。
ロボットの制御方法の一種として、力制御が知られている。力制御では、力検出器のフィードバックを利用して、所望の力を実現するようにロボットアームの動作が制御される。特許文献1では、力覚センサーを利用したロボットの力制御技術が開示されている。また、この従来技術では、目標力と測定力の差分に積分器を適用して、その定常偏差を解消する構成が開示されている。
特開平02−247705号公報
目標力と測定力の差分に積分器を適用すると定常偏差は解消されるが、応答性に影響を与える。しかし、ユーザーには応答性を優先させたい場合もあるものの、ユーザーは、定常偏差を解消することを優先させるのか、ロボットの応答性を優先させるのかを選択できなかった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態(aspect)として実現することが可能である。
(1)本発明の第1の形態によれば、力検出器を備えるロボットの作業の制御プログラムを作成するロボット制御装置が提供される。このロボット制御装置は、作業の動作フローを作成するための動作フロー作成領域を含む入力画面を表示装置に表示させる表示制御部と;前記動作フロー作成領域で作成された動作フローを制御プログラムに変換する変換部と;前記制御プログラムを実行して前記ロボットを制御する制御実行部と;を備える。前記表示制御部は、前記入力画面として、特定の制御方向について目標力と前記力検出器の測定力との差分に対して積分器を適用するか否かの設定を行うための第1画面領域と、前記積分器における積分ゲインの調整を行う第2画面領域と、を表示するように構成されている。
(2)上記ロボット制御装置において、前記表示制御部は、複数の制御方向のそれぞれについて前記積分器の適用の有無を独立に設定するように構成されているものとしてもよい。
(3)上記ロボット制御装置において、前記積分器が適用される場合には、前記目標力から前記測定力を減算して前記差分を求める減算器と、前記差分が入力される前記積分器と、前記差分と前記積分器の出力とを加算する加算器と、前記加算器の出力が入力される力制御器と、を含むように前記制御実行部が構成されるものとしてもよい。
(4)上記ロボット制御装置において、前記表示制御部は、作成された制御プログラムを実行して前記ロボットを動作させる実行命令を発行し、前記表示制御部は、前記積分器を適用しない状態で作成された制御プログラムを実行して前記ロボットを動作させた時に、前記測定力と前記目標力との間の定常偏差が予め設定された閾値よりも大きい場合に、前記積分器の適用の設定を開始するためのダイアログボックスを表示するものとしてもよい。
(5)上記ロボット制御装置において、前記表示制御部は、前記積分器を適用する制御方向については、前記測定力のオーバーシュートを低減するように力制御器のゲインを調整するものとしてもよい。
本発明は、上記以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、ロボット制御装置の機能を実現するためのコンピュータープログラム、そのコンピュータープログラムを記録した一時的でない記録媒体(non-transitory storage medium)等の形態で実現することができる。
ロボットシステムの斜視図。 複数のプロセッサーを有する制御装置の一例を示す概念図。 複数のプロセッサーを有する制御装置の他の例を示す概念図。 制御装置の機能ブロック図。 制御装置の制御構造を示すブロック図。 ロボット制御プログラムの作成手順のフローチャート。 力検出器を用いる作業の制御プログラムの作成手順を示す説明図。 力検出器を用いる作業の制御プログラムの作成手順を示す説明図。 力検出器を用いる作業の制御プログラムの作成手順を示す説明図。 力検出器を用いる作業の制御プログラムの作成手順を示す説明図。 動作フローを構成する動作の分類と動作オブジェクトの例を示す説明図。 接触オブジェクトの動作の概要を示す説明図。 脱力オブジェクトの動作の概要を示す説明図。 押付け探りオブジェクトの動作の概要を示す説明図。 押付け移動オブジェクトの動作の概要を示す説明図。 動作フローに従って作業を実行した結果を示す画面の一例を示す説明図。 積分器を適用するか否かの設定を行うための画面の一例を示す説明図。 積分器の設定を開始するための入力画面の一例を示す説明図。 積分ゲインの調整とその調整結果を示す画面の一例を示す説明図。
図1は、一実施形態におけるロボットシステムを示す斜視図である。このロボットシステムは、カメラ30と、搬送装置50と、ロボット100と、ロボット制御装置200と、を備えている。ロボット100とロボット制御装置200は、ケーブル又は無線を介して通信可能に接続される。
このロボット100は、アーム110の先端にあるアームフランジ120に各種のエンドエフェクターを装着して使用される単腕ロボットである。アーム110は6つの関節J1〜J6を備える。関節J2、J3、J5は曲げ関節であり、関節J1、J4、J6はねじり関節である。関節J6の先端にあるアームフランジ120には、対象物(ワーク)に対して把持や加工等の作業を行うための各種のエンドエフェクターが装着される。アーム110の先端近傍の位置を、ツールセンターポイント(TCP)として設定可能である。TCPは、エンドエフェクターの位置の基準として使用される位置であり、任意の位置に設定可能である。例えば、関節J6の回転軸上の所定位置をTCPとして設定することができる。なお、本実施形態では6軸ロボットを用いているが、他の関節機構を有するロボットを使用してもよい。
ロボット100は、アーム110の可動範囲内においてエンドエフェクターを任意の位置で任意の姿勢とすることができる。アームフランジ120には、力検出器130と、エンドエフェクター140とが設置されている。本実施形態ではエンドエフェクター140はグリッパーであるが、他の任意の種類のエンドエフェクターを使用可能である。力検出器130は、エンドエフェクター140に作用する3軸の力と、当該3軸まわりに作用するトルクとを計測する6軸センサーである。力検出器130は、固有の座標系であるセンサー座標系において互いに直交する3個の検出軸と平行な力の大きさと、当該3個の検出軸まわりのトルクの大きさとを検出する。なお、関節J6以外の関節J1〜J5のいずれか1つ以上に力検出器としての力センサーを備えても良い。なお、力検出器は、制御する方向の力やトルクを検出できればよく、力検出器130のように直接的に力やトルクを検出する手段や、ロボットの関節のトルクを検出して間接的に力やトルクを求める手段などを用いてもよい。また、力を制御する方向のみの力やトルクを検出してもよい。
ロボット100が設置された空間を規定する座標系をロボット座標系と呼ぶ。ロボット座標系は、水平面上において互いに直交するx軸とy軸と、鉛直上向きを正方向とするz軸とによって規定される3次元の直交座標系である。また、x軸周りの回転角をRxで表し、y軸周りの回転角をRyで表し、z軸周りの回転角をRzで表す。x,y,z方向の位置により3次元空間における任意の位置を表現でき、Rx,Ry,Rz方向の回転角により3次元空間における任意の姿勢を表現できる。以下、「位置」と表記した場合、位置と姿勢(position and orientation)も意味し得ることとする。また、「力」と表記した場合、力とトルクも意味し得ることとする。
本実施形態において、搬送装置50によってワークWK2が搬送される。搬送装置50は、搬送ローラー50a,50bを備えており、これらの搬送ローラー50a,50bを回転させることによって搬送面を移動させ、搬送面上に載置されたワークWK2を搬送することができる。搬送装置50の上方には、カメラ30が設置されている。このカメラ30は、搬送面上のワークWK2が視野に含まれるように設置されている。ワークWK2の上面には、嵌合孔H2が形成されている。エンドエフェクター140は、ワークWK2の嵌合孔H2に、エンドエフェクター140で把持したワークWK1を嵌合させる作業を行うことができる。なお、この嵌合作業は、搬送面を停止させた状態で行っても良く、或いは、搬送面を移動させつつ実行しても良い。但し、搬送装置50やカメラ30は省略可能である。
ロボット制御装置200は、アーム110と、エンドエフェクター140と、搬送装置50と、カメラ30とを制御する。ロボット制御装置200の機能は、例えば、プロセッサーとメモリーを備えるコンピューターがコンピュータープログラムを実行することによって実現される。
図2Aは、複数のプロセッサーによってロボットの制御装置が構成される一例を示す概念図である。この例では、ロボット100及びその制御装置200の他に、パーソナルコンピューター400,410と、LANなどのネットワーク環境を介して提供されるクラウドサービス500とが描かれている。パーソナルコンピューター400,410は、それぞれプロセッサーとメモリーとを含んでいる。また、クラウドサービス500においてもプロセッサーとメモリーを利用可能である。これらの複数のプロセッサーの一部又は全部を利用して、ロボット100の制御装置を実現することが可能である。
図2Bは、複数のプロセッサーによってロボットの制御装置が構成される他の例を示す概念図である。この例では、ロボット100の制御装置200が、ロボット100の中に格納されている点が図2Aと異なる。この例においても、複数のプロセッサーの一部又は全部を利用して、ロボット100の制御装置を実現することが可能である。
図3は、制御装置200の機能を示すブロック図である。制御装置200は、プロセッサー210とメモリー220と表示装置260と入力装置270とを備えている。メモリー220は、メインメモリーと不揮発性メモリーとを含む。プロセッサー210は、メモリー220に予め格納されたプログラム命令222を実行することにより、ロボット制御プログラム作成部240と制御実行部250の機能を実現する。ロボット制御プログラム作成部240は、表示制御部242と変換部244を含んでいる。表示制御部242は、ロボット100の作業の動作フローを作成するための入力画面(後述)を表示装置260に表示させる。変換部244は、入力画面で作成された動作フローを制御プログラム224に変換する。変換された制御プログラム224は、メモリー220に格納される。制御プログラム224は、機械語などの低級言語で記述されていてもよく、或いは、ロボット言語などの高級言語で記述されていてもよい。制御実行部250は、こうして作成された制御プログラム224を実行することによって、作業の動作をロボット100に実行させる。入力装置270は、キーボードやマウスなどの入力デバイスであり、教示者による入力や設定が入力装置270を用いて行われる。なお、ロボット制御プログラム作成部240と制御実行部250の機能の一部又は全部をハ―ドウェア回路で実現しても良い。ロボット制御プログラム作成部240の機能については更に後述する。
図4は、ロボット制御装置200の制御構造の一例を示すブロック図である。ロボット制御装置200は、メモリー220や制御実行部250の他に、制御器調整部280と、動作指令生成部290と、を備えている。
制御実行部250は、減算器251と、積分器252と、加算器253と、力制御器254と、指令合成器255と、位置制御器256と、を含んでいる。このような制御実行部250の構成は、ロボット制御プログラム作成部240(図3)で作成された制御プログラム224によって設定される。
減算器251は、目標力Ftから、力検出器130で測定された測定力Fmを減算することによって、それらの差分ΔFを求める。目標力Ftは、動作指令生成部290が制御プログラム224に従って設定した力制御の目標値である。なお、本実施形態では、目標力Ftは、6軸方向の力(Fxt,Fyt,Fzt,Txt,Tyt,Tzt)を含んでおり、測定力Fmも6軸方向の力(Fxm,Fym,Fzm,Txm,Tym,Tzm)を含んでいる。減算器251は、これらの6軸方向について、それぞれ差分ΔFを算出する。従って、力の差分ΔFは、6軸方向の差分(ΔFx,ΔFy,ΔFz,ΔTx,ΔTy,ΔTz)を含む。但し、力制御の対象とする軸方向としては、1つ以上の軸方向を選択可能であり、選択された軸方向についてのみについて力制御を実行することが可能である。
積分器252は、6軸方向の差分(ΔFx,ΔFy,ΔFz,ΔTx,ΔTy,ΔTz)のそれぞれについて積分演算を実行する6つの積分器を含む。6つの積分器252の適用の有無は、制御器調整部280が個々の積分器252をイネーブルするか否かに応じて6軸方向について独立に設定可能である。また、6つの積分器252における積分ゲインKIj(jは1〜6)も、制御器調整部280によってそれぞれ独立に設定可能である。なお、或る積分器252の積分ゲインKIjをゼロに設定することは、その積分器252をディスエーブルすることと等価である。6軸方向の個々の積分器252を適用するか否かと、それらの積分ゲインKIjとは、ロボット制御プログラム作成部240で作成される制御プログラム224においてそれぞれ設定される。
加算器253は、力の差分ΔFと、積分器252の出力とを加算する。加算器253の出力は、力制御器254に入力される。力制御器254は、例えば、目標力Ftと測定力Fmの差分ΔFを用いたインピーダンス制御の運動方程式に実行することにより、力由来補正量ΔSを算出する。力由来補正量ΔSとは、TCPが機械的インピーダンスを受けた場合に、目標力Ftと測定力Fmの差分ΔF(t)を解消するために、TCPが移動すべき位置Sの大きさを意味する。ここで、「位置S」は、6軸方向の位置を意味する。インピーダンス制御は、以下の(1a)式又は(1b)式に従って実行することが可能である。
Figure 2019141937
(1a),(1b)式の左辺は、TCPの位置Sの2階微分値に仮想慣性パラメーターMを乗算した第1項と、TCPの位置Sの微分値に仮想粘性パラメーターDを乗算した第2項と、TCPの位置Sに仮想弾性パラメーターKを乗算した第3項とによって構成される。これらのパラメーターM,D,Kは、制御器調整部280が制御プログラム224に従って設定した値である。各パラメーターM,D,Kは、方向ごとに異なる値に設定してもよく、方向に拘わらず共通の値に設定してもよい。(1a),(1b)式の右辺第1項は、目標力Ftから測定力Fmを減算した力偏差ΔF(t)によって構成される。(1b)式の右辺第2項は、積分器252による積分演算に相当する。
指令合成器255は、力制御器254から出力される力由来補正量ΔSを、動作指令生成部290から与えられる位置目標値Stと加算することによって、位置制御の目標位置(St+ΔS)を求める。なお、位置目標値Stは、動作指令生成部290が制御プログラム224に従って設定した位置制御の目標値である。この位置目標値Stは、6軸方向の成分(Xt,Yt,Zt,Rxt,Ryt,Rzt)を含む。
位置制御器256は、指令合成器255から与えられる目標位置(St+ΔS)と、ロボット100の位置センサー160から与えられる測定位置Smとに応じて、位置制御を実行する。測定位置Smは、6軸方向の成分(Xm,Ym,Zm,Rxm,Rym,Rzm)を含む。なお、測定位置Smは、位置センサー160からの信号を基に間接的に決定してもよい。位置制御器256は、例えば、PD制御を実行する。位置制御器256の出力Dcは、操作量としてロボット100のアクチュエーターに供給される。
このように、ロボット制御装置200は、複数の軸方向のうちの特定の制御方向について、目標力Ftと測定力Ftとの差分ΔFに対して積分器252を適用するか否かを設定可能であり、また、積分器252における積分ゲインKIjの調整を設定可能に構成されている。従って、特定の制御方向についてのみ積分器252を適用することが可能である。
なお、積分器252を適用する制御方向については、測定力のオーバーシュートを低減するように力制御器254のゲインを自動的に調整することが好ましい。具体的には、例えば、仮想粘性パラメーターDを増大させることによってオーバーシュートを低減することが可能である。こうすれば、積分器252の適用によって測定力のオーバーシュートが過度に大きくなることを防止できる。
図5は、ロボット制御プログラムの作成手順を示すフローチャートであり、図6A〜図6Dは、その手順の説明図である。図5の処理は、教示者がロボット制御プログラム作成部240を実現するアプリケーションプログラムを起動することによって開始される。
図6Aは、ロボット制御プログラム作成部240が起動すると表示制御部242が表示装置260に表示するウィンドウW1の一例を示している。このウィンドウW1は、1つ以上の動作を含む作業の動作フローを作成するための入力画面に相当する。ウィンドウW1は、以下の領域を含んでいる。
(1)メインビュー領域MV:後述する動作オブジェクト及び条件分岐オフジェクトの選択肢や、制御プログラムの実行結果などを表示する領域である。
(2)動作フロー作成領域FL:複数のオブジェクトがグラフィカルに配置された動作フローを編集可能に表示する領域である。なお、動作フローで表される作業を「シーケンス」とも呼ぶ。
(3)シーケンス表示領域SQ:シーケンスのツリー構造を表示する領域である。
(4)パラメーター設定領域PR:作業全体に関する作業パラメーターや、個々の動作に関する動作パラメーターの設定を行うための領域である。
(5)結果領域RS:制御プログラムの実行結果を表示する領域である。
(6)実行指示領域RN:制御プログラムの実行を指示するための領域である。
図6Aの例では、ウィンドウW1内の複数の領域は、異なるフレームとして分割されているが、フレームに分割されていなくても良い。ウィンドウW1の左上には、作業の制御プログラムの作成手順の開始を指示するためのボタンBT1が設けられている。教示者がボタンBT1を押すと、図5のステップS110を開始するための入力画面が表示制御部242によって表示装置260に表示される。
図6Bは、ステップS110を開始するための入力画面としてのウィンドウW2の一例を示している。このウィンドウW2は、以下の領域を含んでいる。
(1)シーケンス名設定領域F21:新たなシーケンスの名称を設定するための領域である。図6Bの例では、シーケンス名が「Seq1」と入力されている。
(2)ロボット選択領域F22:使用するロボットのタイプを複数の選択肢から選択するための領域である。図6Bの例では、「RB1」というタイプのロボットが選択されている。
(3)シーケンスコピー指示領域F23:既に作成済みのシーケンスをコピーすることを指定するための領域である。この領域には、例えば、予めメモリー220内に登録されている複数のシーケンスのシーケンス名がプルダウンメニューとして表示される。シーケンスコピーを使用する場合には、図6Cで説明する設定は不要となり、後述する図6Dの画面に移行する。
本実施形態では、シーケンスコピーを使用せずに図6Cの画面に進む。すなわち、図6Bにおいて、教示者がフィールドF23の入力を行うこと無く「次へ」ボタンを押すと、表示装置260の表示内容が図6Cに示すウィンドウW1に変更される。
図6Cは、図6Aに示したウィンドウW1において、動作フローの作成を開始する状態を示している。ウィンドウW1の各領域には以下のような内容が表示される。
(1)メインビュー領域MV:
動作フローを構成する動作や条件分岐の分類を示す複数のカテゴリーと、各カテゴリーに属するオブジェクトの名称及びアイコンと、オブジェクトの内容の説明と、オブジェクトの概要を示す図とが表示される。メインビュー領域MVに表示されたオブジェクトは、ドラッグアンドドロップ等の操作によって動作フロー作成領域FL内の動作フローに任意に追加可能である。
(2)動作フロー作成領域FL:
1つ以上のオブジェクトがグラフィカルに配置された動作フローが編集可能に表示される。図6Dに示すように、動作フローの作成の開始時には、シーケンスのラベルを示すシーケンスブロックSB1のみが動作フロー作成領域FL内に配置される。
(3)シーケンス表示領域SQ:
動作フロー作成領域FLに表示されたシーケンスのツリー構造が表示される。
(4)パラメーター設定領域PR:
動作フロー作成領域FLに配置されたブロックのいずれかが選択されると、選択されたブロックに対するパラメーターが表示される。
図6Dは、ウィンドウW1の動作フロー作成領域FL内に、教示者が動作フローを作成した状態を示している。この例では、シーケンスブロックSB1の後に、接触オブジェクトOB1と、条件分岐オブジェクトOB2と、押付け探りオブジェクトOB3と、押付け移動オブジェクトOB4のブロックがこの順に配置されている。各オブジェクトのブロックの中には、そのオブジェクトの名称とアイコンとが表示される。4つのオブジェクトOB1〜OB4のうち、条件分岐オブジェクトOB2以外の3つのオブジェクトOB1,OB3,OB4は、動作オブジェクトである。動作のカテゴリーと動作オブジェクトについては更に後述する。動作フローには、メインビュー領域MVに表示されたオブジェクトを任意に追加可能であり、また、動作フロー中の任意のオブジェクトを削除することも可能である。
図6Dにおいて、動作フロー作成領域FLに配置されたブロックSB1,OB1〜OB4のいずれかが選択されると、選択されたブロックに対するパラメーターがパラメーター設定領域PRに表示される。例えば、シーケンスブロックSB1が選択されると、シーケンス全体に関する作業パラメーターが表示される。また、オブジェクトのブロックOB1〜OB4のいずれかが選択されると、そのオブジェクトに関するパラメーターが表示される。図6Dの例では、条件分岐ブロックOB2に関するパラメーターが表示されている。これらのパラメーターは、必要に応じて変更される。
図7は、動作フローを構成する際に利用可能な複数の動作オブジェクトの例を示しており、図8A〜図8Dは幾つかの動作オブジェクトの動作の概要を示している。複数の動作オブジェクトは、例えば以下の4つに分類可能である。これらは、いずれも力制御を伴う動作である。
<分類1:接触>指定方向に移動して、反力を受けたら停止する動作である。
接触動作の分類は、接触オブジェクトを含む。図8Aに示すように、接触オブジェクトでは、エンドエフェクター140で保持したワークWKaを指定方向DDに移動させ、力検出器130で反力を検出した時にエンドエフェクター140を停止させる。なお、図8Aに示したワークWKa,WKbは、図1に示したワークWK1,WK2とは無関係であり、動作の概要を説明するための仮想的なワークである。この点は、後述する図8B〜図8Dも同様である。
<分類2:倣い>指定軸の力が0になる状態を維持する動作である。
倣い動作の分類は、以下の3種類の動作オブジェクトを含む。
(a)脱力オブジェクト:指定軸の力が0になるように倣う動作である。
図8Bに示すように、脱力オブジェクトでは、指定軸の力が0になるように倣う動作が実行される。図8Bの例では、ワークWKa,WKb間のz軸方向の力が0でないときに−z方向にエンドエフェクター140を戻すことにより、力検出器130で検出されるz軸方向の力を0にしている。
(b)倣い移動オブジェクト:指定軸の力を0にするように倣いながら指定軌道を動く動作である。
(c)面合わせオブジェクト:指定方向に角度を倣いながら押し付けて、面と面とを合わせる動作である。
<分類3:探り>指定方向の力が0となる位置を探る動作である。
探り動作の分類は、以下の2種類の動作オブジェクトを含む。
(a)押付け探りオブジェクト:押付ながら指定された軌跡で探って穴を見つける動作である。
図8Cに示すように、押付け探りオブジェクトでは、エンドエフェクター140で保持したワークWKaを指定方向に押付けながら、指定方向の力がゼロとなる位置を探り、穴Hbの位置で停止させる。探りの軌跡としては、直線軌跡や螺旋軌跡などの複数の候補の中から1つの軌跡を選択することが可能である。
(b)接触探りオブジェクト:接触動作を繰り返して穴を見つける動作である。
<分類4:押付け>指定方向に指定の力で押し付ける動作である。
押付け動作の分類は、以下の2種類の動作オブジェクトを含む。
(a)押付け(単純押付け)オブジェクト:指定方向に指定の力で押し付ける動作である。この動作では、他の指定軸については「倣う」動作を実行させることも可能である。
(b)押付け移動オブジェクト:指定方向に指定の力で押し付けながら移動する動作である。この動作では、他の指定軸については「倣う」動作を実行させることも可能である。図8Dに示すように、押付け移動オブジェクトでは、指定方向DDにエンドエフェクター140を移動させて指定の力で押付け、その後、指定の力での押付けを維持しながら(すなわち、倣いながら)指定方向と異なる方向に移動する。図8Dの例では、エンドエフェクター140で保持したワークWKaをワークWKbの穴Hbに挿入する動作が、押付け移動によって実行されている。
図6Dに示した4つのオブジェクトOB1〜OB4のパラメーターとしては、例えば以下のパラメーターを設定できる。特に、動作オブジェクトOB1,OB3,OB4に関しては、動作の終了条件を定義するパラメーターと、動作の成否判定条件を定義するパラメーターとを設定可能である。
<接触オブジェクトOB1のパラメーター>
(1)動作を定義する動作パラメーターの例
・接触方向:−Z方向(接触方向は、作業パラメーターとして設定された嵌合方向から自動的に設定される。)
・接触予定距離:10mm
・動作速度:5mm/s
・接触時の力制御ゲイン:1.0
(2)終了条件の例
力の閾値:5N(5Nを超えると動作を停止する)
(3)成否判定条件の例
・成否判定条件:タイムアウト時間=3秒(タイムアウト時間までに終了条件を満たした場合には動作が成功したものと判定し、終了条件を満たさなかった場合には動作が失敗したものと判定する。)
・失敗時動作:シーケンスを継続(動作が失敗したと判定された場合にどのように進めるかを指定する。シーケンスの継続又はシーケンスの終了を指定可能である。)
<条件分岐オブジェクトOB2のパラメーター>
(1)条件分岐の判定条件の例
・判定対象オブジェクト:Contact01(判定対象オブジェクトの結果に応じて、条件分岐が実行される。)
・条件分岐の判定が真になる条件:動作の成功(判定対象オフジェクトの動作が成功した場合と、判定対象オフジェクトの動作が失敗した場合のいずれかを指定可能である。)
(2)条件分岐の移行先の例
・判定が真のときの移行先:PressProbe01(動作フロー中の任意の位置を指定可能である。)
・判定が偽のときの移行先:PressMove01(動作フロー中の任意の位置を指定可能である。)
<押付け探りオブジェクトOB3のパラメーター>
(1)動作を定義する動作パラメーターの例
・経路:螺旋(探る経路として、螺旋又は直線を指定可能である)
・経路形状:
・・螺旋の直径:5mm
・・螺旋のピッチ:1mm
・動作速度:5mm/s
・押付け方向:−Z方向(押付け方向は、作業パラメーターとして設定された嵌合方向から自動的に設定される。)
・押付力:3N
・押付け中の力制御ゲイン:2.0
(2)終了条件の例
下記条件C1とC2のアンド条件とする:
・条件C1:力の閾値(力の閾値を下回ったこと)
・条件C2:位置移動量の閾値(オブジェクト開始位置から閾値を超えた範囲に移動したこと)
(3)成否判定条件の例
・成否判定条件:経路終了までに終了条件を満たした場合には動作が成功したものと判定し、終了条件を満たさなかった場合には失敗したものと判定する。
・失敗時動作:シーケンスを終了
<押付け移動オブジェクトOB4のパラメーター>
(1)動作を定義する動作パラメーターの例
・経路:直線
・移動方向:−Z方向(移動方向は、作業パラメーターとして設定された嵌合方向から自動的に設定される。)
・移動距離:30mm
・移動速度:10mm/s
・Fx,Fy,Fz方向の力制御:倣い
・Fz方向の力制御:3N押付け
・Tx,Ty方向の力制御:倣い
・Tz方向の力制御:オフ
・力制御ゲイン:Fxのゲインは1,Fyのゲインは1,Fzのゲインは2,Txのゲインは300,Tyのゲインは300
(2)終了条件の例
下記条件C1,C2のアンド条件とする:
・条件C1:力の許容値(押付け方向の力の範囲が目標力±許容値の範囲内であること)
・条件C2:位置移動量の閾値(オブジェクト開始位置から閾値を超えた範囲に移動したこと)
(3)成否判定条件の例
・成否判定条件:経路終了までに終了条件を満たした場合には動作が成功したものと判定し、終了条件を満たさなかった場合には失敗したものと判定する。
・失敗時動作:シーケンスを終了
これらの例から理解できるように、本実施形態では、動作を定義するパラメーターと、動作の終了条件を定義するパラメーターと、動作の成否判定条件を定義するパラメーターとを設定可能なパラメーター設定領域PRを表示可能なので、動作の終了や成功/失敗の判定を含む制御プログラムを容易に作成することが可能である。なお、動作の終了条件を定義するパラメーターと、動作の成否判定条件を定義するパラメーターとのうちの一方又は両方の設定が行えない形態としてもよい。
図6Dの例において、4番目の動作オブジェクトOB4に対しては、アラームマークALが表示されている。このアラームマークALは、その動作オブジェクトOB4に関してパラメーター設定領域PRで設定されたパラメーターの中に、許容されないパラメーター値が含まれるときに表示されるマークである。このアラームマークALにマウスポインターを合わせると、不備のあるパラメーターの項目や値が表示されるようにしてもよい。教示者は、このアラームマークALを見た場合には、その動作オブジェクトOB4のパラメーターに不備があることが解るので、パラメーターの不備を修正することが可能である。
図6Dに示したように作業の動作フローが作成されると、この動作フローに従ってロボット100に作業を実行させることが可能である。例えば、図6Dの実行指示領域RN内にある「実行」ボタンを教示者が押すと、変換部244(図3)が動作フローを制御プログラム224に変換し、制御実行部250がその制御プログラム224を実行することによってロボット100に作業を実行させる。これは、制御プログラム224の試行に相当する。このように、表示制御部242は、作成された制御プログラム224を実行してロボット100を動作させる実行命令を発行可能である。
図9は、動作フローに従って作業を実行した結果を示す画面の一例を示している。この例では、動作フロー作成領域FLの3番目の動作オブジェクトOB3に実行停止マークSMが設定されている。この実行停止マークSMは、その動作オブジェクトOB3で実行を一時停止することを意味している。実行停止マークSMは、例えば、各動作オブジェクトのコンテキストメニューを使用して設定できる。コンテキストメニューは、マウスの右クリックで表示されるメニューである。
メインビュー領域MV内には、動作フローの実行時に力検出器130で検出された複数の力のうちから、Z軸方向の力FzとZ軸回りのトルクTzの時間変化が表示されている。なお、メインビュー領域MVには、力検出器130で検出された複数の力の中の任意の1つ以上の力の時間変化を選択して表示することが可能である。また、TCPの実測位置の時間変化や、TCPの目標位置と実測位置の偏差の時間変化をメインビュー領域MVに表示することも可能である。メインビュー領域MV内の結果表示の期間は、動作フロー中の任意の1つの動作オブジェクトの動作期間とすることも可能であり、また、実行開始から停止までの全期間とすることも可能である。例えば、動作フロー作成領域FL内で任意の動作オブジェクトを選択すると、その動作オブジェクトの動作期間の実行結果が表示される。また、シーケンスブロックSB1を選択すると、実行開始から停止までの全期間の結果が表示される。結果領域RSにも、制御プログラム224の実行結果の一部の情報が表示される。例えば、任意の動作オブジェクトについて、動作の終了状態(成功又は失敗)や、動作に要した時間、動作終了時の力、及び、動作終了時の位置などを結果領域RS内に表示可能である。
図10は、制御プログラム224の実行結果に応じて積分器252を適用するか否かの設定を行うための画面の一例を示す説明図である。ここでは、図9のウィンドウW1のメインビュー画面MVの一部と、積分器の設定の開始を促すダイアログDLが描かれており、ウィンドウW1の他の部分は図示が省略されている。メインビュー画面MVには、図9と同様に、力Fzの測定結果が表示されている。この例では、力Fzの目標力と定常偏差の許容値とが予め動作パラメーターとして設定されていると仮定している。なお、ユーザーが許容値を設定する代わりに、ロボットシステムで決められた許容値を用いてもよい。また、許容値の設定方法としては、1ニュートンなどの定数を用いて設定する方法を使用しても良く、或いは、目標力の10%等のように目標力に対する割合を用いて設定する方法を使用してもよい。制御プログラム224の実行時に得られた力Fzの測定力と、その目標力との定常偏差が許容値を超えている場合には、積分器の設定の開始を促すダイアログDLが表示制御部242によって自動的に表示される。教示者がこのダイアログDLの「はい」を選択すると、積分器252の設定が開始される。
図11は、積分器252の設定を開始するための入力画面としてのウィンドウW3の一例を示している。このウィンドウW3は、以下の領域を含んでいる。
(1)シーケンス名領域F31:シーケンスの名称を表示する領域である。
(2)オブジェクト選択領域F32:積分器252を設定するオブジェクト名を表示する領域である。
(3)対象方向設定領域F33:積分器252を設定する力の軸方向を設定する領域である。力の軸方向としては、力検出器130で検出可能な複数の軸方向のうちの1つの軸方向を設定可能である。
領域F21〜F23の設定値は、教示者が任意に変更可能である。この設定が終了すると、次の図12に示す入力画面に移行する。
図12は、積分ゲインの調整とその調整結果を示す画面の一例を示す説明図である。このときのウィンドウW4は、以下の領域を含んでいる。
(1)積分ゲイン設定領域F41:積分ゲインを設定する領域である。この例では、積分ゲイン設定領域F41内に、2つのスライダーバーSL1,SL2と、分割数設定領域F41と、ゲイン範囲設定領域F42とが含まれている。スライダーバーSL1,SL2は、積分器252の積分ゲインの好ましい値を探索する際の積分ゲインの下限値と上限値を設定するために使用される。ここでは、図11で指定された力方向の積分ゲインが設定対象となっている。ゲイン範囲設定領域F42には、スライダーバーSL1,SL2で設定された積分ゲインの数値が表示される。なお、スライダーバーSL1,SL2を用いる代わりに、ゲイン範囲設定領域F42の数値を直接入力してもよい。分割数設定領域F41は、設定されたゲイン範囲の中で、いくつのゲイン値を探索対象として使用して制御プログラム224の試行を行うかを意味している。例えば、分割数が2の場合には、設定されたゲイン範囲の両端の2つのゲイン値のみが積分ゲインとして使用され、それらの2つの場合について制御プログラム224が試行される。また、分割数が3の場合には、設定されたゲイン範囲の両端の2つのゲイン値と、その中間の値とが積分ゲインとして使用され、それらの3つの場合について制御プログラム224が試行される。なお、制御プログラム224の試行は、ボタンBT41を押すことによって開始される。
(2)表示選択領域F42:設定した積分ゲインを用いて制御プログラム224を試行した結果のうち、どれを結果表示領域F43に表示するかを選択する領域である。この例では、ゲインがOFFの結果(すなわち、積分器252を使用しない場合の元の結果)と、ゲインを0.5とした結果と、ゲインを1.0とした結果の3つの結果を表示することが設定されている。
(3)結果表示領域F43:設定した積分ゲインを用いて制御プログラム224を試行した結果を表示する領域である。
教示者は、結果表示領域F43の表示結果を見て、どの積分ゲインが好ましい値であるかを判定することができる。好ましいゲイン値が決まったら、教示者がゲイン選択ボタンB42を用いて複数の積分ゲイン値の中から1つの値を選択する。図12の例では、ゲイン選択ボタンB42はラジオボタンであり、好ましい積分ゲインとして0.5の値が選択されている。
図10〜図12で説明した積分器252の設定は、1つ以上の任意の数の軸方向についてそれぞれ実行することが可能である。なお、図11に示したウィンドウW3と、図12に示したウィンドウW4は、同じ1つのウィンドウ内に含まれる異なる画面領域として構成してもよい。また、これらのウィンドウW3,W4は、図10に示したダイアログDLを経由せずに、他の方法で表示するように表示制御部242が構成されていてもよい。具体的には、例えば、図6Dの動作フロー作成領域FL内の動作オブジェクトOB1,OB3,OB4のコンテキストメニューにおいて、特定の制御方向について積分器252を適用するか否かの設定を行うための第1画面領域と、積分器252における積分ゲインの調整を行うことが可能な第2画面領域を表示するようにしてもよい。
このように、本実施形態では、積分器252を適用しない状態で作成された制御プログラム224を実行してロボット100を動作させた時に、力検出器130で検出される測定力と目標力との間の定常偏差が予め設定された閾値よりも大きい場合に、積分器252の適用の設定を開始するためのダイアログボックスDLを自動的に表示するので、作業者が積分器252を適用する制御プログラム224を容易に作成することが可能である。
なお、表示制御部242は、積分器252を適用する制御方向については、測定力のオーバーシュートを低減するように力制御器254(図4)のゲインを自動的に調整することが好ましい。具体的には、例えば、仮想粘性パラメーターDを増大させることによってオーバーシュートを低減することが可能である。こうすれば、積分器252の適用によって測定力のオーバーシュートが過度に大きくなることを防止できる。
教示者は、更に、図9に示したような制御プログラム224の実行結果を観察し、必要に応じて個々のオブジェクトのパラメーターを調整することが可能である(図5のステップS120)。この調整は、動作フロー作成領域FL内のオブジェクトOB1〜OB4の任意の1つを選択した状態において、パラメーター設定領域PRに表示されるオブジェクトのパラメーターを変更することによって行うことができる。具体例として、例えば接触動作において接触したときの力が過度に大きな場合には、接触動作における速度を低下させるように接触オブジェクトのパラメーターが調整される。
こうして動作フローが完成すると、図5のステップS130において、教示者の指示に応じて変換部244が動作フローを制御プログラム224に変換する。この指示は、例えば、動作フロー作成領域FLのコンテキストメニューから「制御プログラムの作成」を選択することによって行うことができる。
図5のステップS140では、ステップS130で作成された制御プログラム224に従って、ロボット制御装置200がロボットを制御し、ロボットに作業を実行させる。この作業は、製造ラインでロボット100の動作を確認する確認作業や、或いは、製造ラインで製品を製造するための本作業として実行可能である。
以上のように、本実施形態では、入力画面として、特定の制御方向について目標力と力検出器130の測定力との差分に対して積分器252を適用するか否かの設定を行うための第1画面領域(ウィンドウW3)と、積分器252における積分ゲインの調整を行うことが可能な第2画面領域(ウィンドウW4)と、を表示可能である。この結果、特定の制御方向についてのみ積分器252を適用する制御プログラムを容易に作成することが可能である。なお、第1画面領域(ウィンドウW3)と第2画面領域(ウィンドウW4)は、同じ1つの画面内に含まれる異なる画面領域として構成してもよい。
本発明は、上述の実施形態や実施例、変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、実施例、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
30…カメラ、50…搬送装置、50a,50b…搬送ローラー、100…ロボット、110…アーム、120…アームフランジ、130…力検出器、140…エンドエフェクター、200…ロボット制御装置、210…プロセッサー、220…メモリー、222…プログラム命令、224…制御プログラム、240…ロボット制御プログラム作成部、242…表示制御部、244…変換部、250…制御実行部、251…減算器、252…積分器、253…加算器、254…力制御器、255…指令合成器、256…位置制御器、260…表示装置、270…入力装置、280…制御器調整部、290…動作指令生成部、400…パーソナルコンピューター、500…クラウドサービス

Claims (7)

  1. 力検出器を備えるロボットの作業の制御プログラムを作成するロボット制御装置であって、
    作業の動作フローを作成するための動作フロー作成領域を含む入力画面を表示装置に表示させる表示制御部と、
    前記動作フロー作成領域で作成された動作フローを制御プログラムに変換する変換部と、
    前記制御プログラムを実行して前記ロボットを制御する制御実行部と、
    を備え、
    前記表示制御部は、前記入力画面として、特定の制御方向について目標力と前記力検出器の測定力との差分に対して積分器を適用するか否かの設定を行うための画面と、前記積分器における積分ゲインの調整を行う画面と、を表示するように構成されている、ロボット制御装置。
  2. 請求項1に記載のロボット制御装置であって、
    前記表示制御部は、複数の制御方向のそれぞれについて前記積分器の適用の有無を独立に設定するように構成されている、ロボット制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載のロボット制御装置であって、
    前記積分器が適用される場合には、前記目標力から前記測定力を減算して前記差分を求める減算器と、前記差分が入力される前記積分器と、前記差分と前記積分器の出力とを加算する加算器と、前記加算器の出力が入力される力制御器と、を含むように前記制御実行部が構成される、ロボット制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のロボット制御装置であって、
    前記表示制御部は、作成された制御プログラムを実行して前記ロボットを動作させる実行命令を発行し、
    前記表示制御部は、前記積分器を適用しない状態で作成された制御プログラムを実行して前記ロボットを動作させた時に、前記測定力と前記目標力との間の定常偏差が予め設定された閾値よりも大きい場合に、前記積分器の適用の設定を開始するためのダイアログボックスを表示する、ロボット制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のロボット制御装置であって、
    前記表示制御部は、前記積分器を適用する制御方向については、前記測定力のオーバーシュートを低減するように力制御器のゲインを調整する、ロボット制御装置。
  6. 力検出器を備えるロボットの作業の制御プログラムを作成するロボット制御装置であって、
    プロセッサーを備え、
    前記プロセッサーは、
    (a)作業の動作フローを作成するための動作フロー作成領域を含む入力画面を表示装置に表示させ、
    (b)前記動作フロー作成領域で作成された動作フローを制御プログラムに変換し、
    (c)前記制御プログラムを実行して前記ロボットを制御する、
    ように構成されており、
    前記入力画面は、特定の制御方向について目標力と前記力検出器の測定力との差分に対して積分器を適用するか否かの設定を行うための第1画面領域と、前記積分器における積分ゲインの調整を行う第2画面領域と、を表示するように構成されている、ロボット制御装置。
  7. ロボットシステムであって、
    力検出器を備えたロボットと、
    前記ロボットの作業の制御プログラムを作成するロボット制御装置と、を備え、
    前記ロボット制御装置は、プロセッサーを有し、
    前記プロセッサーは、
    (a)作業の動作フローを作成するための動作フロー作成領域を含む入力画面を表示装置に表示させ、
    (b)前記動作フロー作成領域で作成された動作フローを制御プログラムに変換し、
    (c)前記制御プログラムを実行して前記ロボットを制御する、
    ように構成されており、
    前記入力画面は、特定の制御方向について目標力と前記力検出器の測定力との差分に対して積分器を適用するか否かの設定を行うための第1画面領域と、前記積分器における積分ゲインの調整を行う第2画面領域と、を表示するように構成されている、
    ロボットシステム。
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