JP2019140631A - ユーザ装置及び品質測定方法 - Google Patents

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秀明 高橋
アンダルマワンティ ハプサリ ウリ
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アンダルマワンティ ハプサリ ウリ
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Hiroki Harada
浩樹 原田
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Abstract

【課題】品質測定に関するユーザ装置の負荷を低減することを目的とする。【解決手段】本発明は、ユーザ装置及び品質測定方法を開示する。本発明の一形態によれば、複数のコンポーネントキャリアを用いた通信をサポートする無線通信システムにおけるユーザ装置は、いずれかのコンポーネントキャリアの周波数における品質測定を有効化又は無効化する設定情報を受信する受信部と、前記設定情報に基づいて、品質測定を行う品質測定部とを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、ユーザ装置及び品質測定方法に関する。
LTE(Long Term Evolution)システムでは、所定の帯域幅(最大20MHz)を基本単位として、複数のキャリアを同時に用いて通信を行うキャリアアグリゲーション(CA:Carrier Aggregation)が採用されている。キャリアアグリゲーションにおいて基本単位となるキャリアはコンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)と呼ばれる。
CAが行われる際には、ユーザ装置に対して、接続性を担保する信頼性の高いセルであるPCell(Primary Cell:プライマリセル)及び付随的なセルであるSCell(Secondary Cell:セカンダリセル)が設定される。ユーザ装置は、第1に、PCellに接続し、必要に応じて、SCellを追加することができる。PCellは、RLM(Radio Link Monitoring)及びSPS(Semi-Persistent Scheduling)等をサポートする単独のセルと同様のセルである。
SCellは、PCellに追加されてユーザ装置に対して設定されるセルである。SCellの追加及び削除は、RRC(Radio Resource Control)シグナリングによって行われる。SCellは、ユーザ装置に対して設定された直後は、非アクティブ状態(deactivate状態)であるため、アクティブ化することで初めて通信可能(スケジューリング可能)となるセルである。
LTEのRel−10までのCAでは、同一基地局eNB配下の複数のCCを用いている。一方、Rel−12ではこれを拡張し、異なる基地局eNB配下のCCを用いて同時通信を行い、高スループットを実現するデュアルコネクティビティ(DC:Dual Connectivity)が提案されている(非特許文献1参照)。つまり、DCでは、UEは、2つの物理的に異なる基地局eNBの無線リソースを同時に使用して通信を行う。
また、LTEでは、ユーザ装置が、ハンドオーバ時のセル選択処理、CA/DC時のCC追加・削除・変更処理等の観点で、サービングセル(Serving Cell)及び周辺セル(Neighbor Cell)の品質を測定して基地局に報告することが規定されている。これはメジャメント(Measurement)とも呼ばれる。
3GPP TS36.331 V12.7.0(2015−09)
現在、3GPP(Third Generation Partnership Project)において、LTEシステム及びLTE−Advancedシステムの後継として、NR(New Radio Access Technology)システムと呼ばれる新たな無線通信システムの仕様策定が進められている。
NRシステムでは、高周波数帯での伝搬ロスを補うためにビームフォーミングが適用されることが検討されており、基地局は、ユーザ装置での受信品質が良好になるように送信ビームの方向を決定することができ、ユーザ装置は、基地局からの受信品質が良好になるように受信ビームの方向を決定することができる。しかし、キャリアアグリゲーションが行われている場合に、ユーザ装置があるコンポーネントキャリアに対して受信ビームを向けて品質測定を行うと、他のコンポーネントキャリアの品質測定を適切に行うことができない場合がある。このような不適切な品質測定は、ユーザ装置の負荷を増大させることになるため、ユーザ装置の負荷を低減することが望まれる。
なお、キャリアアグリゲーションが行われている場合にはコンポーネントキャリア数に応じてユーザ装置の品質測定の負荷が増大するため、ビームフォーミングが適用されていない場合であっても、品質測定に関するユーザ装置の負荷を低減することが望まれる。
そこで、本発明は、品質測定に関するユーザ装置の負荷を低減することを目的とする。
本発明の一形態に係るユーザ装置は、
複数のコンポーネントキャリアを用いた通信をサポートする無線通信システムにおけるユーザ装置であって、
いずれかのコンポーネントキャリアの周波数における品質測定を有効化又は無効化する設定情報を受信する受信部と、
前記設定情報に基づいて、品質測定を行う品質測定部と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、品質測定に関するユーザ装置の負荷を低減することが可能になる。
本発明の実施の形態に係る無線通信システムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態において用いられるRRCメッセージの例を示す図(具体例1)である。 本発明の実施の形態において用いられるRRCメッセージの例を示す図(具体例2)である。 本発明の実施の形態に係る基地局の機能構成例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るユーザ装置の機能構成例を示す図である。 基地局又はユーザ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。例えば、本実施の形態の無線通信システムは、LTEシステム及びLTE−Advancedシステムの後継のNRシステムを想定しているが、本発明はCAをサポートする他の方式にも適用可能である。
また、本実施の形態におけるCAは、Intra−eNB CAのみならず、DCのようなInter−eNB CAも含む。また、本発明は、Inter−band CA、Intra−band non−contiguous CA、及びIntra−band contiguous CAのいずれにも適用可能である。
<システム構成、動作概要>
図1は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムの構成を示す図である。本実施の形態に係る無線通信システムは、図1に示すように、基地局(gNB又はeNBとも呼ぶ)100及びユーザ装置(UEとも呼ぶ)200を含む。基地局100及びユーザ装置200は、複数のCCを用いたCAを行うことが可能である。図1には、基地局100及びユーザ装置200が1つずつ示されているが、これは例であり、それぞれ複数であってもよい。また、ユーザ装置200は、複数の基地局と同時に通信を行う能力(Dual Connectivity)を備えていてもよい。
基地局100は、1つまたは複数(例えば、3つ)の(セクタとも呼ばれる)セルを収容することができる。基地局100が複数のセルを収容する場合、基地局100のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局RRH:Remote Radio Head)によって通信サービスを提供することもできる。「セル」または「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局、および/または基地局サブシステムのカバレッジエリアの一部または全体を指す。さらに、「基地局」「eNB」、「セル」、および「セクタ」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。基地局100は、固定局(fixed station)、NodeB、eNodeB(eNB)、アクセスポイント(access point)、フェムトセル、スモールセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
ユーザ装置200は、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
ユーザ装置200が基地局100と無線リンクを確立している場合、基地局100のセルはサービングセル(Serving Cell)と呼ばれる。サービングセルに隣接しているセルは周辺セル(Neighbor Cell)と呼ばれる。CAの場合、サービングセルには、PCellとSCellが含まれる。ユーザ装置200は、基地局100からの指示に従って、サービングセル及び周辺セルのRSRP(Reference Signal Received Power)、RSRQ(Reference Signal Received Quality)、SINR(Signal to Interference-plus-Noise Ratio)等の品質測定を行い、品質測定結果を基地局100に報告する。なお、RS(Reference Signal)は参照信号とも呼ばれ、適用される標準によってパイロット(Pilot)と呼ばれてもよい。
図2は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。図2を参照して図1に示す無線通信システムの基本的な動作を説明する。
ステップS11において、基地局100は、1つ又は複数のCCの周波数における品質測定を有効化/無効化する設定情報を、ユーザ装置200に送信する。
サービングセルのうちPCellはユーザ装置に対して接続性を担保するセルであるため、品質測定の有効化/無効化は、SCellの周波数に対して行われてもよい。また、サービングセルのレイヤ1測定は、CQI(Channel Quality Indicator)をユーザ装置200から基地局100に報告するために必要となるため、品質測定の有効化/無効化は、周辺セルに対して行われてもよい。
まず、SCellの周辺セルの品質測定を有効化/無効化する例について説明する。なお、セルの品質測定の有効化/無効化とは、セルの品質測定を明示的に有効化することを意味してもよく、品質測定が有効化されていないセルの品質測定は無効化されているとみなしてもよい。或いは、セルの品質測定の有効化/無効化とは、セルの品質測定を明示的に無効化することを意味してもよく、品質測定が無効化されていないセルの品質測定は有効化されているとみなしてもよい。
周辺セルの品質測定には、セル内のある範囲のユーザ装置に対して送信される同期信号及びブロードキャストチャネルの1単位であるSS Block(Synchronization Signal Block)を用いた品質測定と、特定のユーザ装置に対して送信されるCSI−RS(Channel State Information Reference Signal)を用いた品質測定が存在する。基地局100は、SCellの周波数において、SS Blockを用いた周辺セルの品質測定と、CSI−RSを用いた周辺セルの品質測定の両方を有効化/無効化してもよい。基地局100は、必ずしも両方の信号を用いた品質測定結果を必要とするとは限らず、例えば、基地局100が一方の信号を用いた品質測定結果を取得できればよい場合、他方の信号を用いた品質測定を無効化できる。この場合、基地局100は、SCellの周波数において、SS Blockを用いた周辺セルの品質測定のみを有効化/無効化してもよく、CSI−RSを用いた周辺セルの品質測定のみを有効化/無効化してもよい。
また、SCellに対してサービングセルの品質測定結果のみを用いた報告トリガーが設定されている場合(すなわち、周辺セルの品質測定結果を用いた報告トリガーが設定されていない場合)が考えられる。例えば、Event A1は、サービングセルの受信品質が所定の閾値を超えた場合の報告トリガーである。Event A2は、サービングセルの受信品質が所定の閾値未満になった場合の報告トリガーである。Event A1及び/又はEvent A2のみが設定されている場合、基地局100は、周辺セルの品質測定を無効化してもよい。
基地局100からユーザ装置200への設定情報は、RRC(Radio Resource Control)メッセージによって通知されてもよく、MAC CE(Mac Control Element)によって通知されてもよい。
ステップS12において、ユーザ装置200は、基地局100から受信した設定情報に基づいて、品質測定を行う。
ここでは、周辺セルの品質測定を有効化/無効化する例について検討しているため、サービングセルの品質測定は通常通り行われ、ユーザ装置200は、品質測定が有効化されている周辺セル(又は品質測定が無効化されていない周辺セル)の品質測定を行う。
ユーザ装置200の品質測定には、レイヤ1測定と、レイヤ3測定が存在する。レイヤ3測定は、RRM(Radio Resource Measurement)測定と呼ばれてもよい。ユーザ装置200は、レイヤ1測定の測定結果をフィルタリング又は平均化することにより、レイヤ3測定を行う。ユーザ装置200は、基地局100からの設定情報に従って、レイヤ3測定の実施を判断してもよく、レイヤ3測定を実施する/実施しない場合には、それに伴ってレイヤ1測定を実施する/実施しないと判断してもよい。
基地局100から、あるCCの周波数における周辺セルの品質測定を有効化又は無効化する設定情報を受信した場合、ユーザ装置200は、サービングセル及び品質測定が有効化されている周辺セル(又は品質測定が無効化されていない周辺セル)の品質測定を行う。ユーザ装置200は、品質測定が無効化されている周辺セル(又は品質測定が有効化されていない周辺セル)の品質測定を行わない。
また、SS Block及びCSI−RSの両方を用いた周辺セルの品質測定が有効化されている場合(又は無効化されていない場合)、当該周辺セルの品質測定を、SS Block及びCSI−RSの両方を用いて行い、無効化されている場合、当該周辺セルの品質測定を行わない。或いは、SS Blockを用いた周辺セルの品質測定のみが有効化されている場合(又は無効化されていない場合)、SS Blockを用いた当該周辺セルの品質測定を行い、SS Blockを用いた周辺セルの品質測定のみが無効化されている場合(又は有効化されていない場合)、SS Blockを用いた当該周辺セルの品質測定を行わない。一方、CSI−RSを用いた周辺セルの品質測定のみが有効化されている場合(又は無効化されていない場合)、CSI−RSを用いた当該周辺セルの品質測定を行い、CSI−RSを用いた周辺セルの品質測定のみが無効化されている場合(又は有効化されていない場合)、CSI−RSを用いた当該周辺セルの品質測定を行わない。
また、Event A1及び/又はEvent A2のように、サービングセルの品質測定結果のみを用いた報告トリガーのみがユーザ装置200に設定されており(すなわち、周辺セルの品質測定結果を用いた報告トリガーがユーザ装置200に設定されていない)、ユーザ装置200が基地局100から周辺セルの品質測定を無効化する設定情報を受信した場合、当該周辺セルの品質測定を無効化できる。一方、周辺セルの品質測定結果を用いた報告トリガーが設定されている場合には、基地局100から周辺セルの品質情報を無効化する設定情報を受信したとしても、当該周辺セルの品質測定を行ってもよい。
ステップS13において、ユーザ装置200は、基地局100から予め指定されるタイミングで品質測定結果を基地局100に送信する。なお、ステップS13の処理手順は、既存のLTEで規定されているMeasurementReportメッセージの送信手順に該当する。基地局100から予め指定されるタイミングとして、Event A1〜A6、B1、B2、C1、C2等が用いられてもよい。例えば、Event A1は、サービングセルの受信品質が所定の閾値を超えた場合である。Event A2は、サービングセルの受信品質が所定の閾値未満になった場合である。Event A6は、隣接セルの受信品質が、SCellの受信品質に所定のオフセットを加えた値を超えた場合である。
なお、上記の手順においては、サービングセルの品質測定を行い、周辺セルの品質測定を無効化する例について説明したが、サービングセル及び周辺セルの両方の品質測定を無効化することも可能である。
例えば、ステップS11において、基地局100は、SCellの周波数において特定の信号(SS Block、CSI−RS又はこれらの両方)を用いたサービングセル及び周辺セルの品質測定を有効化又は無効化する設定情報を、ユーザ装置200に送信する。
ステップS12において、SS Block及びCSI−RSの両方を用いたサービングセル及び周辺セルの品質測定が有効化されている場合(又は無効化されていない場合)、当該サービングセル及び周辺セルの品質測定を、SS Block及びCSI−RSの両方を用いて行い、無効化されている場合、当該周辺セルの品質測定を行わない。或いは、SS Blockを用いたサービングセル及び周辺セルの品質測定のみが有効化されている場合(又は無効化されていない場合)、SS Blockを用いた当該サービングセル及び周辺セルの品質測定を行い、SS Blockを用いた周辺セルの品質測定のみが無効化されている場合(又は有効化されていない場合)、SS Blockを用いた当該周辺セルの品質測定を行わない。一方、CSI−RSを用いたサービングセル及び周辺セルの品質測定のみが有効化されている場合(又は無効化されていない場合)、CSI−RSを用いた当該サービングセル及び周辺セルの品質測定を行い、CSI−RSを用いた周辺セルの品質測定のみが無効化されている場合(又は有効化されていない場合)、CSI−RSを用いた当該サービングセル及び周辺セルの品質測定を行わない。
<具体例1>
図3は、上記のS11において基地局100からユーザ装置200に送信されるRRCメッセージの例を示す図である。ユーザ装置200が行う品質測定に関する設定情報は、例えば、MeasObjectNR information elementに設定される。
例えば、MeasObjectNRには、品質測定対象の周波数(carrierFreq)と、品質測定に用いられる信号の設定情報(referenceSignalConfig)が含まれ、referenceSignalConfigには、SS Blockを用いた品質測定の設定情報(ssb-MeasurementTimingConfiguration)と、CSI−RSを用いた品質測定の設定情報(csi-rs-ResourceConfig-Mobility)とが含まれる。
ここで、ReferenceSignalConfigの中に、SS Blockを用いた周辺セルの品質測定と、CSI−RSを用いた周辺セルの品質測定の両方を無効化するためのmeasNeighCellsを追加してもよい。すなわち、measNeighCellsが存在する場合、又はmeasNeighCellsがdisabledである場合、SS Blockを用いた周辺セルの品質測定と、CSI−RSを用いた周辺セルの品質測定の両方が無効化される。
また、SSB-MeasurementTimingConfigurationの中に、SS Blockを用いた周辺セルの品質測定を無効化するためのmeasNeighCellsSSBを追加してもよい。すなわち、measNeighCellsSSBが存在する場合、又はmeasNeighCellsSSBがdisabledである場合、SS Blockを用いた周辺セルの品質測定が無効化される。
また、CSI-RS-ResourceConfig-Mobilityの中に、CSI−RSを用いた周辺セルの品質測定を無効化するためのmeasNeighCellsCSI-RSを追加してもよい。すなわち、measNeighCellsCSI-RSが存在する場合、又はmeasNeighCellsCSI-RSがdisabledである場合、CSI−RSを用いた周辺セルの品質測定が無効化される。
<具体例2>
図4は、上記のS11において基地局100からユーザ装置200に送信されるRRCメッセージの例を示す図である。ユーザ装置200が行う品質測定に関する設定情報は、例えば、MeasObjectNR information elementに設定される。
図3と同様に、MeasObjectNRには、品質測定対象の周波数(carrierFreq)と、品質測定に用いられる信号の設定情報(referenceSignalConfig)が含まれ、referenceSignalConfigには、SS Blockを用いた品質測定の設定情報(ssb-MeasurementTimingConfiguration)と、CSI−RSを用いた品質測定の設定情報(csi-rs-ResourceConfig-Mobility)とが含まれる。
ここで、SSB-MeasurementTimingConfigurationの中に、SS Blockを用いたサービングセル及び周辺セルの品質測定を無効化するためのmeas-SSBを追加してもよい。すなわち、meas-SSBが存在する場合、又はmeas-SSBがdisabledである場合、SS Blockを用いたサービングセル及び周辺セルの品質測定が無効化される。
また、CSI-RS-ResourceConfig-Mobilityの中に、CSI−RSを用いたサービングセル及び周辺セルの品質測定を無効化するためのmeasCSI-RSを追加してもよい。すなわち、measCSI-RSが存在する場合、又はmeasCSI-RSがdisabledである場合、CSI−RSを用いたサービングセル及び周辺セルの品質測定が無効化される。
<機能構成>
次に、これまでの説明した処理を実行可能な基地局100及びユーザ装置200における機能構成を説明する。
図5は、本発明の実施の形態に係る基地局100の機能構成例を示す図である。図5に示すように、基地局100は、信号送信部101、信号受信部102、生成部103を含む。図5は、基地局100における主要な機能部のみを示している。また、図5に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、どのような機能区分又は機能部の名称が用いられてもよい。当該基地局100は、単独の基地局でもよいし、設定(Configuration)により、DCを実行する際にはMeNBとSeNBのいずれにもなり得る。
信号送信部101は、基地局100から送信されるべき上位のレイヤの信号から、物理レイヤの各種信号を生成し、無線送信する機能を含む。信号受信部102は、各ユーザ装置200から各種の信号を無線受信し、受信した物理レイヤの信号からより上位のレイヤの信号を取得する機能を含む。信号送信部101及び信号受信部102はそれぞれ、複数のCCを束ねて通信を行うCAを実行する機能を含む。
信号送信部101及び信号受信部102はそれぞれ、レイヤ1(PHY)、レイヤ2(MAC、RLC、PDCP)及びレイヤ3(RRC)の処理を行うことを想定している。ただし、これに限られるわけではない。
生成部103は、図2のステップS11において基地局100からユーザ装置200に送信される設定情報を生成する。なお、当該設定情報は、RRCメッセージで送信されるIEであってもよいし、MAC CEであってもよい。
また、生成部103は、当該設定情報を、MAC PDU(Protocol Data Unit)又はRRCメッセージによりユーザ装置200に送信するように信号送信部101に指示する。
図6は、本発明の実施の形態に係るユーザ装置200の機能構成例を示す図である。図6に示すように、ユーザ装置200は、信号送信部201、信号受信部202、設定情報取得部203と、受信品質測定部204とを含む。図6は、ユーザ装置200において本発明の実施の形態に特に関連する機能部のみを示している。また、図6に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、どのような機能区分又は機能部の名称が用いられてもよい。
信号送信部201は、ユーザ装置200から送信されるべき上位のレイヤの信号から、物理レイヤの各種信号を生成し、無線送信する機能を含む。信号受信部202は、基地局100から各種の信号を無線受信し、受信した物理レイヤの信号からより上位のレイヤの信号を取得する機能を含む。信号送信部201及び信号受信部202はそれぞれ、複数のCCを束ねて通信を行うCAを実行する機能を含む。
信号送信部201及び信号受信部202はそれぞれ、レイヤ1(PHY)、レイヤ2(MAC、RLC、PDCP)及びレイヤ3(RRC)の処理を行うことを想定している。ただし、これに限られるわけではない。
設定情報取得部203は、基地局100から送信される設定情報を取得し、メモリ等に格納する。
受信品質測定部204は、設定情報取得部203において取得された設定情報に基づいて、基地局100から送信される参照信号等を用いて、これらの信号の受信品質(RSRP/RSRQ/SINR等)の測定を行う。また、基地局100から予め指定されているタイミングにより、品質測定結果(Measurement Report)を基地局100に報告する。
<ハードウェア構成>
上記実施の形態の説明に用いたブロック図(図5及び図6)は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に複数要素が結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
また、例えば、本発明の一実施の形態における基地局100とユーザ装置200はいずれも、本実施の形態に係る処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図7は、本実施の形態に係る基地局100及びユーザ装置200のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の基地局100及びユーザ装置200はそれぞれ、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。基地局100及びユーザ装置200のハードウェア構成は、図に示した1001〜1006で示される各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
基地局100及びユーザ装置200における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール又はデータを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、基地局100の信号送信部101と、信号受信部102と、生成部103は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。また、ユーザ装置200の信号送信部201と、信号受信部202と、設定情報取得部203と、受信品質測定部204は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施の形態に係る処理を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、基地局100の信号送信部101及び信号受信部102は、通信装置1004で実現されてもよい。また、ユーザ装置200の信号送信部201及び信号受信部202は、通信装置1004で実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及びメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、基地局100及びユーザ装置200はそれぞれ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
<実施の形態のまとめ>
以上、説明したように、本実施の形態によれば、複数のコンポーネントキャリアを用いた通信をサポートする無線通信システムにおけるユーザ装置であって、いずれかのコンポーネントキャリアの周波数における品質測定を有効化又は無効化する設定情報を受信する受信部と、前記設定情報に基づいて、品質測定を行う品質測定部とを有するユーザ装置が提供される。
当該ユーザ装置は、基地局の指示に従って品質測定を無効化できるため、品質測定に関する負荷を低減することができる。
前記設定情報は、いずれかのコンポーネントキャリアの周波数における周辺セルの品質測定を有効化又は無効化する設定情報であり、前記品質測定部は、サービングセルの品質測定を行い、品質測定が有効化されている周辺セル、又は品質測定が無効化されていない周辺セルの品質測定を行ってもよい。
サービングセルのレイヤ1測定は、CQIをユーザ装置から基地局に報告するために必要となるため、サービングセルのレイヤ3測定を無効化しても、レイヤ1測定を無効化できない場合がある。したがって、品質測定の有効化/無効化は、サービングセルではなく、周辺セルを対象とすることが効率的である。
前記設定情報は、いずれかのコンポーネントキャリアの周波数において特定の信号を用いた周辺セルの品質測定を有効化又は無効化する設定情報であり、前記品質測定部は、サービングセルの品質測定を行い、特定の信号を用いた品質測定が有効化されている周辺セル、又は特定の信号を用いた品質測定が無効化されていない周辺セルの品質測定を、特定の信号を用いて行ってもよい。
周辺セルの品質測定には、SS Blockを用いた品質測定と、CSI−RSを用いた品質測定が存在するが、基地局は、必ずしも両方の信号を用いた品質測定結果を必要とするとは限らず、一方の信号を用いた品質測定結果を取得できればよい場合、他方の信号を用いた品質測定を無効化できる。
前記設定情報は、いずれかのコンポーネントキャリアの周波数における周辺セルの品質測定を無効化する設定情報であり、前記品質測定部は、周辺セルの品質測定結果を用いた報告トリガーが設定されていない場合、品質測定が無効化されている周辺セルの品質測定を行わず、周辺セルの品質測定結果を用いた報告トリガーが設定されている場合、品質測定が無効化されている周辺セルの品質測定を行ってもよい。
例えば、Event A1及び/又はEvent A2のように、サービングセルの品質測定結果のみを用いた報告トリガーのみがユーザ装置に設定されている場合には、周辺セルの品質測定を無効化できるが、周辺セルの品質測定結果を用いた報告トリガーが設定されている場合には、基地局から周辺セルの品質情報を無効化する設定情報を受信したとしても、当該周辺セルの品質測定を行わなくてもよい。その結果、基地局からの品質測定の有効化/無効化の設定情報にかかわらず、基地局が必要とする品質測定結果を提供することが可能になる。
前記設定情報は、いずれかのコンポーネントキャリアの周波数において特定の信号を用いたサービングセル及び周辺セルの品質測定を有効化又は無効化する設定情報であり、前記品質測定部は、特定の信号を用いた品質測定が有効化されているサービングセル及び周辺セル、又は特定の信号を用いた品質測定が無効化されていないサービングセル及び周辺セルの品質測定を、特定の信号を用いて行ってもよい。
サービングセルのレイヤ1測定は、CQIをユーザ装置から基地局に報告するために必要となるため、サービングセルのレイヤ3測定を無効化しても、レイヤ1測定を無効化できない場合がある。しかし、基地局が、SS BlockとCSI−RSの両方の信号を用いた品質測定結果を必要とせず、一方の信号を用いた品質測定結果を取得できればよい場合、他方の信号を用いた品質測定を無効化できる。
<実施形態の補足>
本明細書で説明した各態様/実施例は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で使用する「システム」および「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
本明細書において基地局によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つまたは複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局および/または基地局以外の他のネットワークノード(例えば、MMEまたはS−GWなどが考えられるが、これらに限られない)によって行われ得ることは明らかである。上記において基地局以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MMEおよびS−GW)であってもよい。
情報等は、上位レイヤ(または下位レイヤ)から下位レイヤ(または上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及び/又はシンボルは信号(シグナル)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(CC)は、キャリア周波数、セルなどと呼ばれてもよい。
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的なものではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本明細書で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素(例えば、TPCなど)は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的なものではない。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本明細書で使用する「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量または順序を全般的に限定するものではない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1および第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、または何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
「含む(include)」、「含んでいる(including)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本明細書で説明した各態様/実施例の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書で説明した各態様/実施例は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施例に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
100 基地局
101 信号送信部
102 信号受信部
103 生成部
200 ユーザ装置
201 信号送信部
202 信号受信部
203 設定情報取得部
204 受信品質測定部

Claims (6)

  1. 複数のコンポーネントキャリアを用いた通信をサポートする無線通信システムにおけるユーザ装置であって、
    いずれかのコンポーネントキャリアの周波数における品質測定を有効化又は無効化する設定情報を受信する受信部と、
    前記設定情報に基づいて、品質測定を行う品質測定部と、
    を有するユーザ装置。
  2. 前記設定情報は、いずれかのコンポーネントキャリアの周波数における周辺セルの品質測定を有効化又は無効化する設定情報であり、
    前記品質測定部は、サービングセルの品質測定を行い、品質測定が有効化されている周辺セル、又は品質測定が無効化されていない周辺セルの品質測定を行う、請求項1に記載のユーザ装置。
  3. 前記設定情報は、いずれかのコンポーネントキャリアの周波数において特定の信号を用いた周辺セルの品質測定を有効化又は無効化する設定情報であり、
    前記品質測定部は、サービングセルの品質測定を行い、特定の信号を用いた品質測定が有効化されている周辺セル、又は特定の信号を用いた品質測定が無効化されていない周辺セルの品質測定を、特定の信号を用いて行う、請求項1又は2に記載のユーザ装置。
  4. 前記設定情報は、いずれかのコンポーネントキャリアの周波数における周辺セルの品質測定を無効化する設定情報であり、
    前記品質測定部は、周辺セルの品質測定結果を用いた報告トリガーが設定されていない場合、品質測定が無効化されている周辺セルの品質測定を行わず、周辺セルの品質測定結果を用いた報告トリガーが設定されている場合、周辺セルの品質測定を無効化する設定情報を受信したとしても、当該周辺セルの品質測定を行う、請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載のユーザ装置。
  5. 前記設定情報は、いずれかのコンポーネントキャリアの周波数において特定の信号を用いたサービングセル及び周辺セルの品質測定を有効化又は無効化する設定情報であり、
    前記品質測定部は、特定の信号を用いた品質測定が有効化されているサービングセル及び周辺セル、又は特定の信号を用いた品質測定が無効化されていないサービングセル及び周辺セルの品質測定を、特定の信号を用いて行う、請求項1に記載のユーザ装置。
  6. 複数のコンポーネントキャリアを用いた通信をサポートする無線通信システムにおけるユーザ装置における品質測定方法であって、
    いずれかのコンポーネントキャリアの周波数における品質測定を有効化又は無効化する設定情報を受信するステップと、
    前記設定情報に基づいて、品質測定を行うステップと、
    を有する品質測定方法。
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