JP2019139532A - 作業管理システム、作業管理プログラム、作業管理装置および作業管理方法 - Google Patents

作業管理システム、作業管理プログラム、作業管理装置および作業管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 たとえば来店者による調理品の消費量やメニューオーダーなどの調理品の消費情報を集積して効率的な作業者管理を実現する。【解決手段】 店舗業務に従事する作業者を管理する作業管理システム(2)であって、作業者が従事する店舗業務を表す店舗業務情報(属性20−5)を含む属性情報(20)で特定可能な作業者を表す作業者情報(22)を記憶する記憶部と、特定の情報を取得し、該特定の情報から特定期間、特定日または特定時間の消費見込み量(Mi)を予測し、該消費見込み量に対応する予測業務(Ni)を算出し、この予測業務に従事可能な作業者を前記作業者情報から算出する処理部とを備える。【選択図】 図1

Description

本発明はたとえば、飲食店などの店舗の調理業務、配膳室業務またはホール業務を担当する作業者の管理技術に関する。
飲食店などの店舗では、調理、配膳、食器回収、洗い場、客誘導、清掃などに携わる作業者が必要である。工程が複雑化すれば、迅速化や処理の効率化のため、各工程に作業者を割り当てる場合がある。このような作業管理に関し、作業負担を考慮した人員配置について、補助要員を管理する装置がその補助要員に対し、選択した作業を補助する旨の通知をすることが知られている(たとえば、特許文献1)。
特開2015−153092号公報
ところで、調理、配膳、食器回収、洗い場、客誘導、清掃などに作業者を配置し、場合によっては調理工程毎に作業者を配置する必要がある。季節、メニューなどの変動要素により、来店者数やこの来店者の時間帯による分布の予測を誤り、作業者の人的配置を誤ると、作業を停滞させ、または作業者の手待ちを招き、売上に影響する。斯かる課題の開示や示唆はなく、特許文献1に開示された構成では斯かる課題を解決することができない。
そこで、本発明の目的は上記課題に鑑み、たとえば来店者による調理品の消費量やメニューオーダーなどの調理品の消費情報を集積して効率的な作業者管理を実現することにある。
上記目的を達成するため、本発明の作業管理システムの一側面は、店舗業務に従事する作業者を管理する作業管理システムであって、作業者が従事する店舗業務を表す店舗業務情報を含む属性情報で特定可能な作業者を表す作業者情報を記憶する記憶部と、特定の情報を取得し、該特定の情報から特定期間、特定日または特定時間の消費見込み量を予測し、該消費見込み量に対応する予測業務を算出し、この予測業務に従事可能な作業者を前記作業者情報から算出する処理部とを備える。
前記作業管理システムにおいて、前記処理部は、店舗が位置する地域の気象情報を取得し、前記特定期間、前記特定日または前記特定時間の気象情報を参照して前記予測業務を算出してもよい。
前記作業管理システムにおいて、前記処理部は、店舗に来店した来店者の客層情報を取得し、該客層情報から特定期間、特定日または特定時間の来店者を予測し、予測した来店者に応じて前記作業者を算出してもよい。
前記作業管理システムは、さらに、前記処理部と無線または有線で接続され、前記処理部が出力する配置情報を提示する情報提示手段を備えていてもよい。
上記目的を達成するため、本発明の作業管理プログラムの一側面は、店舗業務に従事する作業者の管理をコンピュータで実行する作業管理プログラムであって、作業者が従事する店舗業務を表す店舗業務情報を含む属性情報で特定可能な作業者を表す作業者情報を生成する機能と、特定の情報を取得する機能と、前記特定の情報から特定期間、特定日または特定時間の消費見込み量を予測し、該消費見込み量に対応する予測業務を算出し、この予測業務に従事可能な作業者を前記作業者情報から算出する機能を前記コンピュータで実現させる。
前記作業管理プログラムは、さらに、店舗が位置する地域の気象情報を取得する機能と、前記特定期間、前記特定日または前記特定時間の気象情報を参照して前記予測業務を算出する機能を含んでもよい。
上記目的を達成するため、本発明の作業管理装置の一側面は、店舗業務に従事する作業者を管理する作業管理装置であって、作業者が従事する店舗業務を表す店舗業務情報を含む属性情報で特定可能な作業者を表す作業者情報を記憶する記憶部と、特定の情報を取得し、該特定の情報から特定期間、特定日または特定時間の消費見込み量を予測し、該消費見込み量に対応する予測業務を算出し、この予測業務に従事可能な作業者を前記作業者情報から算出する処理部とを備える。
前記作業管理装置において、さらに、前記処理部は、店舗が位置する地域の気象情報を取得し、前記特定期間、前記特定日または前記特定時間の気象情報を参照して前記予測業務を算出してもよい。
上記目的を達成するため、本発明の作業管理方法の一側面は、店舗業務に従事する作業者を管理する作業管理方法であって、作業者が従事する店舗業務を表す店舗業務情報を含む属性情報で特定可能な作業者を表す作業者情報を生成する工程と、特定の情報を取得する工程と、前記特定の情報から特定期間、特定日または特定時間の消費見込み量を予測し、該消費見込み量に対応する予測業務を算出し、この予測業務に従事可能な作業者を前記作業者情報から算出する工程とを含む。
前記作業管理方法は、さらに、店舗が位置する地域の気象情報を取得する工程と、前記特定期間、前記特定日または前記特定時間の気象情報を参照して前記予測業務を算出する工程を含んでもよい。
本発明によれば、次のような効果が得られる。
(1) 来店者または調理品の消費量を予測し、必要な作業者または必要な作業者の配置を算出するので、その予測に基づいて作業者を割り当てることができ、管理の容易化とともに効率的な人的オペレーションを実現できる。
(2) 作業者は調理品の消費予想により業務に着手でき、事前準備を行うことができ、無駄な作業が除かれることによりモチベーションを高めることができる。
そして、本発明の他の目的、特徴および利点は、添付図面および各実施の形態を参照することにより、一層明確になるであろう。
第1の実施の形態に係る作業管理システムを示す図である。 消費情報、消費見込み量および予測業務量を示す図である。 Aは調理品・作業量データベースを示す図、Bは調理品・消費量データベースを示す図、Cは業務・作業量データベースを示す図である。 Aは作業者情報データベースを示す図、Bは作業者・業務スキルデータベースを示す図である。 作業者情報データベースを示す図である。 作業管理の処理手順を示すシーケンスである。 第2の実施の形態に係る作業管理システムを示す図である。 気象変化と調理品の消費傾向を示す図である。 客層変化を示す図である。 作業管理の処理手順を示すシーケンスである。 実施例1に係る作業管理システムを示す図である。 管理センターのハードウェアを示す図である。 情報端末のハードウェアを示す図である。 提示情報の一例を示す図である。 作業管理の処理手順を示すシーケンスである。
以下、実施の形態および実施例について、図面を参照して説明する。

第1の実施の形態
第1の実施の形態について、図1を参照して説明する。図1は、第1の実施の形態に係る作業管理システムを示している。図1に示す構成は一例であって、斯かる構成に本発明が限定されるものではない。
作業管理システム(以下、単に「管理システム」と称する)2は、調理品を提供する単一または複数の店舗などで調理業務、配膳室業務またはホール業務などの店舗業務に従事する作業者を管理するシステムである。この管理システム2には、消費情報源4、処理装置6および情報提示装置8が備えられる。この管理システム2は図1に示すように、複数の店舗10−1、10−2、・・・、10−nのそれぞれに設置できる。店舗10−1、10−2、・・・、10−nはチェーン店などであって、店舗10−1、10−2、・・・、10−nの経営主体が共通でもよいが、別であってもよい。つまり、管理システム2は消費情報源4を含む店舗10−1、10−2、・・・、10−n側の機器で構成される。消費情報源4は、各店舗10−1、10−2、・・・、10−nに共通の情報源でもよいが、店舗10−1、10−2、・・・、10−n毎に異なってもよい。
消費情報源4は店舗10−1、10−2、・・・、10−nなどで来店者に提供する調理品の消費情報を店舗10−1、10−2、・・・、10−nなどに提供する情報発信源である。この消費情報源4は各店舗10−1、10−2、・・・、10−nで取得した消費情報を蓄積する記憶手段であってもよい。
処理装置6は、たとえば作業管理装置であって、店舗10−1、10−2、・・・、10−nなどに備えるパーソナルコンピュータ(PC)など、情報処理機能や通信機能を備える装置であればよい。この処理装置6には消費情報源4が有線または無線により接続され、消費情報源4から消費情報が提供される。消費情報は、消費見込み量の予測に用いられる特定の情報の一例であり、この消費情報には、たとえば店舗10−1、10−2、・・・、10−nなどから発注される食材の消費情報や、該食材から加工される調理品の消費情報を含めばよい。情報提示装置8は有線または無線により接続される処理装置6により制御され、処理装置6の情報処理の結果を画像表示などで提示する情報提示手段の一例である。
処理装置6は、情報を処理する処理部を含み、この処理装置6の処理部で行う情報処理には次のa)からg)の処理が含まれる。
a)消費情報源4との無線または有線による接続処理
b)消費情報源4から調理品の消費情報の取得処理および消費情報データベース(DB)の構築処理
c)消費情報源4から取得した消費情報より特定期間、特定日または特定時間における調理品の消費見込み量の予測処理
d)調理品の消費見込み量から、特定期間、特定日または特定時間における調理業務、配膳室業務またはホール業務などの店舗業務の作業量の算出処理
e)店舗業務に従事する作業者を特定可能な作業者情報DBの構築処理
f)情報提示装置8の制御処理
g)作業者の配置を表す配置情報の生成および情報提示装置8への提示処理
各種のDBの構築において、処理部は、各DBに関連する情報を生成し、生成した情報を含む各種のDBを、処理装置6に含まれる記憶部に構築する。
〔消費情報、消費見込み量、および予測業務量〕
消費情報には焼肉店などの店舗で消費される調理品の消費情報が含まれる。図2のAは、調理品の消費傾向を表す消費量Lの推移を示している。消費量Lの推移は、特定日であってもよいし、平均化された日常の消費と考えてもよい。この消費量Lの推移は、店舗の開店時刻午前11時から閉店時刻午後11時の12時間の開店時間の消費トレンドを示している。この消費トレンドでは、12時の昼食時間を挟んで消費の第1ピークが生じ、午後5時以降には最大消費を継続する第2のピークが生じている。
図2のBは、調理品の消費見込み量Miの推移を示している。消費量Lのトレンドを用いれば、そのトレンドに連動する特定期間、特定日または特定時間の消費量が推測される。つまり、焼肉店の消費傾向では、焼肉店の来店者からすれば、調理品の品目に多少の変動はあるにしても、消費量に占める調理品の品目の分布は一定の傾向が見られる。また、品目については、各店舗の売上情報を用いた統計処理からも容易に知ることができる。したがって、消費量Lを知れば、調理品の消費見込み量Miを算出できる。
図2のCは、消費見込み量Miに対応する予測業務の作業量Niの推移を示している。消費見込み量Miが決定されると、消費見込み量Miの調理品の調理にかかる作業量、配膳室における消費見込み量Miの調理品の食膳準備にかかる作業量、および消費見込み量Miの調理品を消費する来客者のホールにおける接客にかかる作業量が求められる。
〔調理品情報DB〕
店舗10−1、10−2、・・・、10−nで提供される調理品の情報により、調理品情報DBが構築される。この調理品情報DBは、たとえば調理品と店舗業務の作業量を示す調理品・作業量DB12−1である。図3のAは、調理品・作業量DB12−1のデータテーブルを示している。この調理品・作業量DB12−1には調理品情報14および店舗業務の作業量情報16が格納されている。調理品情報14は複数の調理品14−1、14−2、・・・、14−nの品目に仕分けされている。作業量情報16は作業量16−1、16−2、16−3、・・・、16−nの品目に仕分けされている。この例では、調理品14−1、14−2、・・・、14−nと作業量16−1、16−2、16−3、・・・、16−nについて、各品目のマトリックス配列を示している。
たとえば、調理品14−1が「カルビ焼き」、調理品14−2が「ロース焼き」であり、作業量16−1が調理業務の作業量c1、c2、・・・、cn、作業量16−2が配膳室業務の作業量a1、a2、・・・、an、作業量16−3はホール業務の作業量h1、h2、・・・、hnである。調理業務の作業量c1、c2、・・・、cn、配膳室業務の作業量a1、a2、・・・、an、およびホール業務の作業量h1、h2、・・・、hnは、対応する各調理品14−1、14−2、・・・、14−nの処理に必要な作業人数を係数で表したものであり、たとえば作業量が1である場合、作業者1人が必要であることを表す。
〔消費情報DB〕
消費情報源4から提供される消費情報により、消費情報DBが構築され、この消費情報DBに基づき、調理品・消費量DB12−2が構築される。図3のBは、調理品・消費量DB12−2の一例である。この調理品・消費量DB12−2には調理品・作業量DB12−1と同様に、調理品情報14が格納されている。また、この調理品・消費量DB12−2には消費量情報18が格納されている。調理品情報14は複数の調理品14−1、14−2、・・・、14−nの品目に仕分けされている。消費量情報18には、各調理品の消費量が格納されている。図3のBでは、調理品14−1の「カルビ焼き」は、消費量m1であり、調理品14−2の「ロース焼き」は、消費量m2である。
〔作業量情報DB〕
既述の調理品・作業量DB12−1および調理品・消費量DB12−2に基づき作業量情報DBが構築される。この作業量情報DBは、たとえば調理品と店舗業務の作業量を示す業務・作業量DB12−3である。図3のCは、業務・作業量DB12−3のデータテーブルを示している。この業務・作業量DB12−3には調理品・作業量DB12−1と同様に調理品情報14および店舗業務の作業量情報16が格納されている。調理品情報14は複数の調理品14−1、14−2、・・・、14−nの品目に仕分けされている。作業量情報16は作業量16−1、16−2、16−3、・・・、16−nの品目に仕分けされている。この例では、調理品14−1、14−2、・・・、14−nと作業量16−1、16−2、16−3、・・・、16−nについて、各品目のマトリックス配列を示している。
作業量16−1、16−2、16−3、・・・、16−nには、調理品・消費量DB12−2に格納されている消費量m1、m2、・・・、mnを処理するために必要な作業量が格納される。つまり、作業量16−1、16−2、16−3、・・・、16−nは、調理品・作業量DB12−1の作業量16−1、16−2、16−3、・・・、16−nに調理品・消費量DB12−2の消費量情報18を掛けることにより得られる。また、業務・作業量DB12−3には各作業量16−1、16−2、16−3、・・・、16−nの合計値が格納される。各作業量16−1、16−2、16−3、・・・、16−nの合計値は、複数の調理品14−1、14−2、・・・、14−nの処理に必要な作業人数を表す。調理品・消費量DB12−2に格納されている消費量m1、m2、・・・、mnが消費見込み量Miであれば、業務・作業量DB12−3により消費見込み量Miの処理に必要な作業人数が得られる。
〔作業者情報DB〕
店舗10−1、10−2、・・・、10−nで働く作業者の情報は、作業者情報DBに格納されている。図4のAは、作業者情報DB12−4(第1の作業者情報DB)の一例を示している。これに対し、図4のBは作業者情報DB12−4(図4のA)に関係付けられた作業者・業務スキルDB12−5の一例を示している。作業者情報DB12−4に関係付けられたDBは属性情報DBを構築し、業務スキルに限らず、他の属性に対して作成されてもよい。
この作業者情報DB12−4は、作業者の属性を特定する属性情報20と作業者を表す作業者情報22とを含む。この属性情報20は複数の属性20−1、20−2、20−3、20−4、20−5、20−6、・・・、20−nに仕分けされている。たとえば、属性20−1は住所、属性20−2は性別、属性20−3は業務曜日、属性20−4は業務時間帯、属性20−5は店舗業務、属性20−6は業務スキルである。これらの属性情報20は、作業者情報DB12−4において作業者情報22に関係付けられている。作業者情報22は、作業者を表す情報であり、たとえば作業者w1、w2、・・・、wnである。
この例では、属性20−6、つまり業務スキルに、上位から下位に至る評価IからVのたとえば5段階評価が設定されている。評価IからVは、たとえば現在の業務に対する処理の正確性、処理の迅速性、処理の品質、作業者の好感度などの評価項目の評価を含む。評価IからVは、過去の業務履歴や過去の業務に対する評価を含んでいてもよい。この作業者・業務スキルDB12−5は、属性20−6の業務スキルについて、作業者w1の評価Iとしてたとえば評価情報d11を提供し、店舗業務に従事する作業者を処理装置6が算出する際、処理装置6は、各作業者の既述の評価項目の評価を参照することができる。
図5は、作業者情報DB12−6(第2の作業者情報DB)の一例を示している。この作業者情報DB12−6は、作業者情報DB12−4に基づき構築され、属性情報20を作業者情報22に係る作業者w1、w2、・・・に関係付けている。この作業者情報DB12−6では、属性20−5が調理業務、配膳室業務およびホール業務などに仕分けされるとともに、属性20−2および属性20−4が男性、女性、12〜17時、17〜22時などに仕分けされ、属性20−5および属性20−5以外の属性によりマトリクスが構成される。そして、作業者情報22は、属性20−5および属性20−5以外の属性により構成されるマトリクス内に格納される。したがって、店舗業務および性別または業務時間帯を特定すると、この店舗業務に従事可能な作業者を作業者情報DB12−6により特定することができる。
〔処理手順〕
図6は、消費情報源4、処理装置6および情報提示装置8の処理シーケンスを示している。このシーケンスは、作業管理プログラムまたは作業管理方法の一例である。処理装置6は、消費情報源4および情報提示装置8に無線または有線によりタイムリーに接続される。処理装置6は、店舗業務に従事する作業者を算出するに当たり、消費情報源4に消費情報の要求を行う(S101)。この要求を契機に、消費情報源4は処理装置6に消費情報を提供する(S102)。この消費情報は、特定期間、特定日または特定時間の何れでもよい。
処理装置6は、消費情報源4からの消費情報を用いて特定期間、特定日または特定時間の調理品の消費見込み量Miを予測する(S103)。この予測により、図3のBに示す調理品・消費量DB12−2を構築する。この場合、消費量情報18には自店舗における売上情報も参酌してよい。
続いて、処理装置6は調理品の消費見込み量Miから、その調理品の調理および食膳準備、ならびにその調理品を消費する来客者の接客などの予測業務、たとえば作業量16−1、16−2、16−3、・・・、16−nを算出する(S104)。この算出により、図3のCに示す業務・作業量DB12−3を構築する。また、処理装置6は店舗業務に従事する作業者を算出する(S105)。作業者の算出にあたり、処理装置6は、業務・作業量DB12−3から得られる作業量16−1、16−2、16−3、・・・、16−nを処理可能な人数の作業者を、店舗業務、性別、業務時間帯、業務スキルなどの属性情報20による制限内で算出する。属性情報20による制限は、たとえば作業者情報DB12−4、12−6のいずれかにより確認する。
このような算出結果を表す情報について、処理装置6は情報提示装置8に算出結果情報の提示を行わせる(S106)。この情報提示では、たとえば図3のBに示す調理品・消費量DB12−2および図3のCに示す業務・作業量DB12−3の各データテーブル、算出された作業者、ならびに算出された作業者の配置情報が提示される。
特定期間、特定日または特定時間の調理品の消費見込み量Miについて、処理装置6は消費情報源4に消費情報の要求を行い(S107)、消費情報源4から消費情報の提供を受ける(S108)。処理装置6は提供された消費情報が更新されているかを判断する(S109)。消費情報が更新されていなければ(S109のNO)、S105における作業者の算出結果を維持し、消費情報が更新されていれば(S109のYES)、更新された消費情報を用いて特定期間、特定日または特定時間の調理品の消費見込み量Miを予測する(S110)。この予測により、図3のBに示す調理品・消費量DB12−2を更新する。
続いて、処理装置6は調理品の消費見込み量Miから、その調理品の調理および食膳準備、ならびにその調理品を消費する来客者の接客などの作業量16−1、16−2、16−3、・・・、16−nを算出し(S111)、この算出により、図3のCに示す業務・作業量DB12−3を更新する(S112)。また、処理装置6は、店舗業務に従事する作業者の情報を、更新された業務・作業量DB12−3に基づき更新する(S113)。
更新された算出結果について、情報提示装置8には調理品・消費量DB12−2、業務・作業量DB12−3の各データテーブルの更新結果および作業者の更新結果を表す情報を提示する(S114)。
〔第1の実施の形態の効果〕
第1の実施の形態によれば、次の効果が得られる。
(1) 消費情報源から提供された消費情報を用いて調理品の消費見込み量を予測でき、予測した調理品の調理および食膳準備、ならびに予測した調理品の消費見込み量に関連する接客の作業量を算出できる。
(2) 消費予測、消費予測に基づく作業量、および作業量を処理可能な人数の作業者を表す情報を情報提示装置に提示できる。これらの情報の提示に基づき、必要な人数の作業者を手配し、手配した作業者を適切に配置することができ、店舗業務を適切に処理するとともに、作業者の過不足を抑制することができる。
(3) 消費予測、消費予測に基づく作業量、および作業量を処理可能な人数の作業者の提示の後、消費予測、作業量、および作業者を更新するので、消費予測の変動に応じて作業者を手配でき、無駄の少ない作業者手配を実現できる。
(4) 消費情報源から提供された消費情報から予測した消費見込み量Miに基づき作業量および作業者を算出し、作業者を決定するので、各店舗での作業管理負荷が軽減されるとともに、作業管理の精度を高めることができる。
(5) 店舗業務に従事する作業者を、店舗業務、業務スキル、性別、業務時間帯などの属性情報から選択される2種以上の属性情報を用いて効率的に選定することができる。

第2の実施の形態
図7は、第2の実施の形態に係る作業管理システムを示している。図7において、図1に示す構成と同一部分には同一符号を付してある。
この実施の形態に係る管理システム2では消費情報源4−1に加え、関連情報源4−2が含まれる。関連情報源4−2にはたとえば、気象情報源24および客層情報源26が含まれる。気象情報源24は、店舗が所在する地域の気象情報を提供する。客層情報源26は、来店者の客層情報、たとえば10代男性、20代女性などの性別および年代別客層情報を提供する。この客層情報は、たとえば店頭で収集されるPOS(Point of Sales)データの蓄積により得ることができる。
処理装置6では、消費情報源4−1から主たる情報として消費情報を受け、消費見込み量Miの予測または作業者の算出に影響する関連情報として、気象情報源24からの気象情報、客層情報源26からの客層情報を受ける。これにより、処理装置6では気象情報と消費情報の関連付けおよび客層情報と作業者情報の関連付けを行う。
〔気象情報および消費情報〕
図8のAは、時間に対する気象変化の推移を示している。この例ではたとえば、週間単位における気象の時間的変化に対し、快晴、曇天、雨天、荒天などの天候の変化や温度の変化などを含む気象情報の変化を示している。天候の変化は、たとえば快晴を1、とし、荒天を0とする天候指数で表される。これに対し、図8のBは週間単位の時間的変化に対する消費情報として消費の変化を示している。これらの情報から、各気象状態における消費量の増加または減少を表す気象・消費DBを構築すればよい。このような気象情報と消費情報を対比すると、気象の変化が消費に影響を与えることが推測できる。つまり、気象情報を参照すれば、消費傾向を知ることができ、気象情報を考慮して、作業量を予測することができる。
〔客層情報〕
図9のAおよび図9のBは、来店者の推移を示している。この例では、たとえば週間単位における来店者の時間的変化に対し、図9のAが30代から40代の男性客の推移を示し、図9のBが20代から30代の女性客の推移を示している。これらの情報から、特定期間、特定日または特定時間における客層およびこの客層を考慮した作業者を表す客層・作業者DBを構築すればよい。このような客層情報と作業者情報を対比すると、来店者の客層に応じて作業者を決定することができる。客層に応じた作業者の決定により、店舗業務を効率的に処理することができる。
〔処理手順〕
図10は、消費情報源4−1、関連情報源4−2、処理装置6および情報提示装置8の処理シーケンスを示している。このシーケンスは、作業管理プログラムまたは作業管理方法の一例である。
処理装置6には消費情報源4−1、関連情報源4−2および情報提示装置8が無線または有線によりタイムリーに接続される。処理装置6は、店舗業務に従事する作業者を算出するに当たり、消費情報源4−1に消費情報を要求し(S201)、消費情報源4−1から消費情報の提供を受ける(S202)。この消費情報は、特定期間、特定日または特定時間の何れでもよい。
処理装置6は、関連情報源4−2に関連情報の要求(S203)を行い、関連情報源4−2から関連情報の提供を受ける(S204)。処理装置6は、気象情報源24から気象情報、客層情報源26から客層情報を取得する。
処理装置6は、消費情報源4−1からの消費情報を用いて特定期間、特定日または特定時間の調理品の消費見込み量Miを予測する(S205)。処理装置6は、この消費見込み量Miの予測において、気象情報を参酌し、気象による消費量への影響を消費見込み量Miに織込む。この予測により、調理品・消費量DB12−2を構築する。この場合、消費量情報18には自店舗における売上情報も参酌してよい。
続いて、処理装置6は調理品の消費見込み量Miから、その調理品の調理および食膳準備、ならびにその調理品を消費する来客者の接客などの作業量16−1、16−2、16−3、・・・、16−nを算出する(S206)。この算出により、業務・作業量DB12−3を構築する。また、処理装置6は客層情報から来店者の客層を分析し(S207)、店舗業務に従事する作業者を客層に応じて算出する(S208)。
このような算出結果を表す情報について、処理装置6は情報提示装置8に算出結果情報の提示を行わせる(S209)。
処理装置6は、消費情報源4−1に消費情報を要求し(S210)、消費情報源4−1から消費情報の提供を受け(S211)、消費情報が更新されているかを判断する(S212)。消費情報が更新されていなければ(S212のNO)、S208における作業者の算出結果を維持し、消費情報が更新されていれば(S212のYES)、処理装置6は関連情報源4−2から関連情報の提供を受けるとともに(S213)、更新された消費情報を用いて特定期間、特定日または特定時間の調理品の消費見込み量Miを予測する(S214)。処理装置6は、この消費見込み量Miの予測において、気象情報を参酌し、気象による消費量への影響を消費見込み量Miに織込む。この予測により、調理品・消費量DB12−2を更新する。
続いて、処理装置6は、更新後の調理品の消費見込み量Miから、その調理品の調理および食膳準備、ならびにその調理品を消費する来客者の接客などの作業量16−1、16−2、16−3、・・・、16−nを算出する(S215)。この算出により、業務・作業量DB12−3を更新する。また、処理装置6は、店舗業務に従事する作業者を客層に応じて更新し(S216)、情報提示を更新する(S217)。
〔第2の実施の形態の効果〕
この第2の実施の形態によれば、次の効果が得られる。
(1) 消費情報に基づいて店舗業務を適切に処理するとともに、作業者の過不足を抑制することができ、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
(2) 気象変化と消費の関係から作業量を調整でき、無駄な作業者の配置を抑制することができる。
(3) 来店者の客層を分析し、客層に応じて作業者を決定することができ、店舗業務の効率的な処理を図ることができる。
図11は、実施例1に係る作業管理システムを示している。図11において、図1または図7と同一部分には同一符号を付してある。
この作業管理システム(以下、単に「管理システム」と称する)40では、管理センター42および情報端末46が含まれる。管理センター42および情報端末46はネットワーク48を介して接続されている。
管理センター42には、管理システム40を統括するサーバー装置58や記憶装置が備えられる。
情報端末46には通信機能を備えるパーソナルコンピュータ(PC)、タブレット端末、スマートフォンなどのいずれを用いてもよい。ネットワーク48はたとえば、インターネットである。ネットワーク48には消費情報源4−1、関連情報源4−2が有線または無線により接続され、消費情報源4−1が提供する消費情報、関連情報源4−2が提供する気象情報、客層情報などの関連情報が管理センター42または情報端末46に提供される。
〔情報端末46の情報処理〕
情報端末46の情報処理には次の処理が含まれる。
a)サーバー装置58(図12)との通信接続
b)サーバー装置58に対する作業管理プログラムの起動指示
c)サーバー装置58に対する作業者の決定に必要な情報の提供
d)情報提示
e)関連情報の参酌判断
f)関連情報の参酌指示
g)関連情報を反映した情報の提示
〔サーバー装置58の情報処理〕
サーバー装置58の情報処理には次の処理が含まれる。
h)情報端末46からの情報収集
i)消費情報源4−1に対する消費情報の要求およびその収集
j)調理品の消費見込み量Miの予測
k)調理、食膳準備および接客などの作業量の算出
l)店舗業務に従事する作業者の算出
m)情報端末46に対する算出結果情報の報告
n)関連情報源4−2に対する関連情報の要求およびその収集
o)店舗業務に従事する作業者の更新
〔管理センター42のハードウェア〕
図12は管理センター42のハードウェアの一例を示している。管理センター42には情報端末46とネットワーク48を媒介として連係されるサーバー装置58が備えられる。このサーバー装置58は作業管理装置の一例であり、情報端末46と連係して既述の処理装置6の機能を実現する。このサーバー装置58にはプロセッサ60、記憶部62および入出力部64が備えられる。プロセッサ60は、情報を処理する処理部の一例であり、記憶部62にあるOS(Operating System)や作業管理プログラムなどの各種のプログラムを実行する。
記憶部62にはROM(Read-Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory )、RAM(Random-Access Memory)などの記憶素子が備えられる。この記憶部62にはOSや作業管理プログラムなどのプログラムが格納されるとともに、各種のDBが構築される。各種のDBには、調理品・作業量DB12−1(図3のA)、調理品・消費量DB12−2(図3のB)、業務・作業量DB12−3(図3のC)、作業者情報DB12−4(図4のA)、作業者・業務スキルDB12−5(図4のB)を含む属性情報DB66、作業者情報DB12−6(図5)、既述の気象・消費DB68−1および客層・作業者DB68−2を含む関連情報DB68が含まれる。なお、サーバー装置58が、記憶部を形成する記憶装置に接続され、各種のDBが記憶装置に構築されていてもよい。
入出力部64にはネットワーク48を介して消費情報源4−1、関連情報源4−2および情報端末46が接続され、その他ユーザーインターフェースとしてたとえば、キーボード装置などの入力装置や、図示しないLCD(Liquid Crystal Display)などの情報提示装置が接続される。
〔情報端末46のハードウェア〕
図13は情報端末46のハードウェアの一例を示している。情報端末46は既述の処理装置6の一例であり、管理センター42のサーバー装置58と連係して処理装置6の機能を実現する。この情報端末46にはプロセッサ70、記憶部72、入出力部74、通信部76、情報提示部78、タッチパネル80が備えられる。プロセッサ70は、記憶部72にあるOSや作業管理プログラムなどの各種のプログラムを実行する。
記憶部72にはROM、RAMなどの記憶素子が備えられる。この記憶部72にはOSや作業管理プログラムなどのプログラムが格納される。
入出力部74にはたとえば、キーボード装置などの入力装置や、図示しないLCDなどの情報提示装置が接続される。
通信部76はプロセッサ70により制御され、ネットワーク48に接続された基地局と通信接続を媒介として管理センター42のサーバー装置58に接続される。情報提示部78はたとえば、LCDなどの情報提示装置を備える。この情報提示部78の表示画面には情報入力手段の一例としてタッチパネル80が備えられる。
〔情報提示〕
図14のAおよび図14のBは、情報提示部78の表示の一例を示している。情報端末46には管理センター42から提示情報が提示される。この提示情報には日付情報のほかに、既述の消費見込み量Mi(消費量)、気象情報、客層情報、作業者情報、作業者の配置情報が含まれる。
図14のAは、カレンダー表示の一例を示している。このカレンダー表示では、情報提示部78にカレンダー82が表示される。このカレンダー表示において、特定の日付が選択されると、情報提示部78の表示が作業管理表示に切り替わる。
図14のBは、作業管理表示の一例を示している。この作業管理表示84には、選択された特定の日付を表す日付情報86、照会部88および作業者表示部90が表示される。この照会部88には消費量、作業量、気象情報、客層情報などを明示した複数のアイコン92が表示される。このアイコン92を押下すれば、既述の消費情報などの具体的なデータを表示させることができる。
作業者表示部90には、日付情報86により表されている日に業務に従事する作業者名が、調理業務、配膳室業務、ホール業務などの店舗業務の配置情報とともに表示される。
〔処理シーケンス〕
図15は、情報端末46およびサーバー装置58間の作業管理の処理シーケンスを示している。この処理シーケンスは、作業管理プログラムまたは作業管理方法の一例である。この処理手順では、情報端末46がサーバー装置58と通信接続を確立させ(S301)、サーバー装置58に作業管理プログラムの起動を指示する(S302)。この起動指示を契機にサーバー装置58は指示を発した店舗たとえば、店舗10−1の情報端末46に対し、ID(IDentification)情報、店舗10−1からの指示情報などの情報収集を指示する(S303)。これに呼応し、情報端末46から作業者の決定に必要な情報をサーバー装置58に提供する(S304)。
サーバー装置58は消費情報源4−1に消費情報の要求を行う(S305)。この要求を受けた消費情報源4−1は、消費情報をサーバー装置58に提供する(S306)。この消費情報は特定期間、特定日または特定時間のいずれでもよい。
サーバー装置58は、消費情報源4−1からの消費情報を用いて、特定期間、特定日または特定時間の調理品の消費見込み量Miを予測する(S307)。この予測により、図3のBに示す調理品・消費量DB12−2を構築する。この場合、消費量情報18には自店舗における売上情報も参酌してよい。
サーバー装置58は、特定期間、特定日または特定時間の調理品の消費見込み量Miから、その調理品の調理および食膳準備、ならびにその調理品を消費する来客者の接客などの作業量16−1、16−2、16−3、・・・、16−nを算出し(S308)、この算出により、図3のCに示す業務・作業量DB12−3を構築する。また、サーバー装置58は店舗業務に従事する作業者を算出する(S309)。作業者の算出にあたり、サーバー装置58は、業務・作業量DB12−3から得られる作業量16−1、16−2、16−3、・・・、16−nを処理可能な人数の作業者を、店舗業務、性別、業務時間帯、業務スキルなどの属性情報20による制限内で算出する。
サーバー装置58は算出結果情報を情報端末46に通知する(S310)。この通知を受けた情報端末46は情報提示部78に算出結果情報を提示する(S311)。
この情報提示の後、情報端末46では、関連情報を参酌するか否かの判断を行い(S312)、関連情報の参酌を行う場合には(S312のYES)、サーバー装置58に関連情報の参酌指示を行う(S313)。
この参酌指示を受けたサーバー装置58では、関連情報源4−2に対し、関連情報の要求(S314)を行い、関連情報源4−2から関連情報の提供を受け(S315)、この関連情報を取得する(S316)。つまり、サーバー装置58は、気象情報源24から気象情報、客層情報源26から客層情報を取得する。
サーバー装置58は、消費情報源4−1からの消費情報を用いて、特定期間、特定日または特定時間の調理品の消費見込み量Miを予測する(S317)。サーバー装置58は、この消費見込み量Miの予測において、気象情報を参酌し、気象による消費量への影響を消費見込み量Miに織込む。
サーバー装置58は、特定期間、特定日または特定時間の調理品の消費見込み量Miから、その調理品の調理および食膳準備、ならびにその調理品を消費する来客者の接客などの作業量16−1、16−2、16−3、・・・、16−nを算出し(S318)、この算出により、図3のCに示す業務・作業量DB12−3を更新する。また、サーバー装置58は店舗業務に従事する作業者を更新し(S319)、関連情報を反映させた情報を情報端末46に通知する。これにより、情報端末46には関連情報が反映された情報が表示され(S320)、この処理を終了する。関連情報を参酌しない場合には(S312のNO)、S313からS320を省略し、この処理を終了する。
〔実施例1の効果〕
この実施例1によれば、次の効果が得られる。
(1) 管理センター42で包括的な管理およびサービスを提供できる。
(2) 調理品の消費情報、気象情報および客層情報により、調理品の消費予測に基づいた作業量や作業者を決定することができ、作業者の過不足を排し、効率的な作業者の割り当てを行うことができる。
実施例1では管理センター42のサーバー装置58において、作業量および作業者を算出しているが、これらの処理手順を情報端末46で行う構成としてもよい。この実施例2では、管理センター42が情報端末46の処理内容を管理する構成とすればよい。
〔実施例2の効果〕
この実施例2によれば、管理センター42から作業管理プログラムを情報端末46に提供し、情報端末46が独自に作業量およびその作業者を算出することができ、処理の分散化が可能である。

他の実施の形態
上記実施の形態では、作業者を作業者情報DB12−6により特定しているが、少なくとも調理業務、配膳室業務およびホール業務を含む属性情報で作業者を特定すれば良く、たとえば作業者情報DB12−4を用いて作業者を特定してもよい。
以上説明したように、作業管理システムなどの最も好ましい実施の形態等について説明した。本発明は、上記記載に限定されるものではない。特許請求の範囲に記載され、または発明を実施するための形態に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能である。斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明によれば、調理品の消費に関係付けて作業者の管理を行うシステム、そのプログラム、方法および装置を実現でき、調理品の消費に応じて必要な作業者を算出でき、店舗の消費に応じた無駄のない作業者の配置を実現でき、有益である。
2 管理システム
4、4−1 消費情報源
4−2 関連情報源
6 処理装置
8 情報提示装置
10−1、10−2、・・・、10−n 店舗
12−1 調理品・作業量DB
12−2 調理品・消費量DB
12−3 業務・作業量DB
12−4、12−6 作業者情報DB
12−5 作業者・業務スキルDB
14 調理品情報
16 作業量情報
18 消費量情報
20 属性情報
22 作業者情報
24 気象情報源
26 客層情報源
40 作業管理システム
42 管理センター
46 情報端末
48 ネットワーク
58 サーバー装置
60 プロセッサ
62 記憶部
64 入出力部
66 属性情報DB
68 関連情報DB
68−1 気象・消費DB
68−2 客層・作業者DB
70 プロセッサ
72 記憶部
74 入出力部
76 通信部
78 情報提示部
80 タッチパネル

Claims (10)

  1. 店舗業務に従事する作業者を管理する作業管理システムであって、
    作業者が従事する店舗業務を表す店舗業務情報を含む属性情報で特定可能な作業者を表す作業者情報を記憶する記憶部と、
    特定の情報を取得し、該特定の情報から特定期間、特定日または特定時間の消費見込み量を予測し、該消費見込み量に対応する予測業務を算出し、この予測業務に従事可能な作業者を前記作業者情報から算出する処理部と、
    を備えることを特徴とする作業管理システム。
  2. さらに、前記処理部は、店舗が位置する地域の気象情報を取得し、前記特定期間、前記特定日または前記特定時間の気象情報を参照して前記予測業務を算出することを特徴とする請求項1に記載の作業管理システム。
  3. 前記処理部は、店舗に来店した来店者の客層情報を取得し、該客層情報から特定期間、特定日または特定時間の来店者を予測し、予測した来店者に応じて前記作業者を算出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の作業管理システム。
  4. さらに、前記処理部と無線または有線で接続され、前記処理部が出力する配置情報を提示する情報提示手段と、
    を備える請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の作業管理システム。
  5. 店舗業務に従事する作業者の管理をコンピュータで実行する作業管理プログラムであって、
    作業者が従事する店舗業務を表す店舗業務情報を含む属性情報で特定可能な作業者を表す作業者情報を生成する機能と、
    特定の情報を取得する機能と、
    前記特定の情報から特定期間、特定日または特定時間の消費見込み量を予測し、該消費見込み量に対応する予測業務を算出し、この予測業務に従事可能な作業者を前記作業者情報から算出する機能と、
    を前記コンピュータで実現させるための作業管理プログラム。
  6. さらに、店舗が位置する地域の気象情報を取得する機能と、
    前記特定期間、前記特定日または前記特定時間の気象情報を参照して前記予測業務を算出する機能と、
    を含むことを特徴とする請求項5に記載の作業管理プログラム。
  7. 店舗業務に従事する作業者を管理する作業管理装置であって、
    作業者が従事する店舗業務を表す店舗業務情報を含む属性情報で特定可能な作業者を表す作業者情報を記憶する記憶部と、
    特定の情報を取得し、該特定の情報から特定期間、特定日または特定時間の消費見込み量を予測し、該消費見込み量に対応する予測業務を算出し、この予測業務に従事可能な作業者を前記作業者情報から算出する処理部と、
    を備えることを特徴とする作業管理装置。
  8. さらに、前記処理部は、店舗が位置する地域の気象情報を取得し、前記特定期間、前記特定日または前記特定時間の気象情報を参照して前記予測業務を算出することを特徴とする請求項7に記載の作業管理装置。
  9. 店舗業務に従事する作業者を管理する作業管理方法であって、
    作業者が従事する店舗業務を表す店舗業務情報を含む属性情報で特定可能な作業者を表す作業者情報を生成する工程と、
    特定の情報を取得する工程と、
    前記特定の情報から特定期間、特定日または特定時間の消費見込み量を予測し、該消費見込み量に対応する予測業務を算出し、この予測業務に従事可能な作業者を前記作業者情報から算出する工程と、
    を含むことを特徴とする作業管理方法。
  10. さらに、店舗が位置する地域の気象情報を取得する工程と、
    前記特定期間、前記特定日または前記特定時間の気象情報を参照して前記予測業務を算出する工程と、
    を含むことを特徴とする請求項9に記載の作業管理方法。
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