JP2019139134A - 顕微鏡システム - Google Patents

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Abstract

【課題】観察効率を低下することなく、観察者の意に反した急激な光量の増加を防止することができる顕微鏡システムを提供する。【解決手段】顕微鏡システム1は、光源部107aと、透過照明光学系と、接眼レンズ112およびカメラ114を有する観察光学系と、光源部107aの調光値を設定する調光操作部116と、光源部107aの所定調光値を記憶する記憶部122と、標本SPからの透過光の光路を検出するセンサ部111bと、センサ部111bからの検出信号に基づき、観察光路が接眼レンズ光路またはカメラ光路のいずれかを判定する観察光路判定部123と、光源部107aの光量を制御する照明制御部121と、を備え、照明制御部121は、観察光路判定部123が前記観察光路は前記接眼レンズ光路であると判定した場合、記憶部122から前記所定調光値を取得し、前記所定調光値以下に光源部107aの光量を制御することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、ステージ上に載置された標本を観察する顕微鏡システムに関する。
従来、顕微鏡システムにおいては、ハロゲンランプを光源として標本に照明光を照射していた。しかしながら、ハロゲンランプは、調光によって色温度が変化するため、視野の色が変わってしまうという問題点があった。このため、近年では、調光によって色温度がほとんど変化しないLED(Light Emitting Diode)を光源として標本に照明光を照射する技術が知られている(特許文献1参照)。この技術では、標本を観察する観察光路の状態と調光値設定部から入力された調光信号とに基づいて、LEDの光量を自動的に調光することにより、観察時の操作性の向上を図っている。
特開2005−250151号公報
特許文献1ではLED光源を使用するため、調光値設定部で設定された調光値に瞬時に切り替え可能である。しかしながら、電源投入時に調光値が必要以上に大きく設定されている場合等に、瞬時に大きな光量がLED光源から照射されるため、観察者が接眼レンズから目を離す回避行動や対光反射に要する時間的な余裕がなく、観察者の意に反して大きな光量が観察者の目に入射してしまい、眩しさにより目が疲れてしまう。
また、観察光学系にカメラを備えた顕微鏡システムでは、モニタ観察から接眼レンズを介した目視観察に切り替えて観察を行う場合、モニタ観察時の比較的大きい調光値のまま接眼レンズに光路が切り替えられることがあるため、電源投入時と同様に、観察者の意に反して大きな光量が観察者の目に入射してしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、観察効率を低下することなく、観察者の意に反した急激な光量の増加を防止することができる顕微鏡システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る顕微鏡システムは、照明光を発光するLED光源と、前記照明光を標本に照射する照明光学系と、前記標本からの透過光または反射光を観察する接眼レンズおよびカメラを有する観察光学系と、前記LED光源の調光値を設定する調光操作部と、前記LED光源の所定調光値を記憶する記憶部と、前記標本からの透過光または反射光の光路を検出するセンサ部と、前記センサ部からの検出信号に基づき、観察光路が接眼レンズ光路またはカメラ光路のいずれかを判定する観察光路判定部と、前記LED光源の光量を制御する照明制御部と、を備え、前記照明制御部は、前記観察光路判定部が前記観察光路は前記接眼レンズ光路であると判定した場合、前記記憶部から前記所定調光値を取得し、前記所定調光値以下に前記LED光源の光量を制御することを特徴とする。
また、本発明に係る顕微鏡システムは、上記発明において、前記照明制御部は、前記観察光路判定部が前記観察光路は前記接眼レンズ光路であって、前記調光操作部で設定された調光値が前記所定調光値以上であると判定した場合、前記LED光源の光量を前記所定調光値に調光、または前記LED光源を消灯することを特徴とする。
また、本発明に係る顕微鏡システムは、上記発明において、前記照明制御部は、前記観察光路判定部が前記観察光路は前記接眼レンズ光路であって、前記調光操作部で設定された調光値が前記所定調光値以上であると判定した場合、前記LED光源の光量を前記所定調光値に調光し、前記LED光源を点滅させることを特徴とする。
また、本発明に係る顕微鏡システムは、上記発明において、前記照明制御部は、前記LED光源の光量を前記所定調光値に調光した後、前記調光操作部で設定された調光値に前記LED光源の光量を段階的に上昇させることを特徴とする。
また、本発明に係る顕微鏡システムは、上記発明において、前記照明制御部は、前記LED光源を消灯、または前記LED光源の光量を前記所定調光値に調光し、前記LED光源を点滅させた後、所定時間経過後に前記調光操作部で設定された調光値に前記LED光源の光量を制御することを特徴とする。
本発明に係る顕微鏡システムによれば、観察効率を低下することなく、観察者の意に反した急激な光量の増加を防止することができ、観察者の目の疲れを低減することができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る顕微鏡システムの概略構成を示す模式図である。 図2は、本発明の実施の形態1に係る調光操作部を示す図である。 図3は、本発明の実施の形態1に係る顕微鏡システムにおける光源部の制御を説明するフローチャートである。 図4は、本発明の実施の形態2に係る顕微鏡システムにおける光源部の制御を説明するフローチャートである。 図5は、本発明の実施の形態3に係る顕微鏡システムにおける光源部の制御を説明するフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態を図面とともに詳細に説明する。なお、以下の実施の形態により本発明が限定されるものではない。また、以下の説明において参照する各図は、本発明の内容を理解でき得る程度に形状、大きさ、および位置関係を概略的に示してあるに過ぎない。すなわち、本発明は、各図で例示された形状、大きさおよび位置関係のみに限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態1に係る顕微鏡システム1の概略構成を示す模式図である。図1に示す顕微鏡システム1は、フレーム部101と、ステージ102と、保持台103と、回転焦準部104と、対物レンズ105と、ランプハウス107と、ミラー108と、コンデンサレンズ109と、接眼レンズ112と、カメラ114と、調光操作部116と、照明コントローラ120と、を備える。
机上に載置されるフレーム部101は、標本SPを載置するステージ102を保持代103により保持している。保持代103は、ステージ102を垂直方向(上下方向)へ移動可能に保持し、回転焦準部104はフレーム部101の内部に設けられた図示しないラックやピニオン等の機構を介して保持台103と接続され、保持台103を介してステージ102を垂直方向へ移動する。倍率が異なる複数の対物レンズ105は、フレーム部101に設けられるレボルバ106により、選択的に光路L上に配置される。
ランプハウス107は、本SPを照射する照明光を投射する光源部107aと、光源部107aから照射された照明光を平行光に変換するコレクタレンズ107bと、を有し、フレーム部101に対して着脱可能に取り付けられている。ミラー108は、コレクタレンズ107bから照射された照明光を標本SPに向けて反射し、ミラー108から反射された照明光は、コンデンサレンズ109により標本SPに照射される。
鏡筒111は、アーム部110の上面に固定され、対物レンズ105を介して入射された標本SPの観察像をミラー111aに照射し、内部に設けられた図示しない結像レンズ等によって結像する。鏡筒111には、標本SPの透過光である観察像を拡大して観察する接眼レンズ112と、カメラ114と、が取り付けられている。
また、鏡筒111内には、標本SPからの透過光の光路を検出するセンサ部111bが設けられている。センサ部111bは、標本SPからの透過光の光路、すなわち、観察光路が接眼レンズ光路かカメラ光路であるかを検出する。たとえば、センサ部111bをフォトインタラプタ等で構成し、接眼レンズ光路が選択された場合に、検出信号を後述する観察光路判定部122に出力する。
本実施の形態1では、ランプハウス107、ミラー108、およびコンデンサレンズ109により透過照明光学系が構成され、対物レンズ105、ミラー111a、接眼レンズ112、およびカメラ114により観察光学系が構成されている。なお、カメラ114は図示しないモニタ等と接続され、カメラ114により撮像した画像は、モニタ等により観察可能とされている。また、本実施の形態1では、透過照明光学系を備えた顕微鏡システム1について説明するが、反射照明光学系を備えた顕微鏡システムにおいても、本実施の形態1の適用は可能である。
図2は、調光操作部116を示す図である。調光操作部116は、多回転エンコーダからなる調光値指示部116aと、モーメンタリスイッチ等からなる復帰ボタン116bとを有する。観察者は、調光値指示部116aを回転させて、光源部107aの光量を所望の調光値に設定する。調光値指示部116aの抵抗の摺動子接点が調光指示位置となる。観察者により調光値指示部116aが操作されると、調光指示位置信号が調光操作部116から照明コントローラ120に通知され、照明コントローラ120は調光値指示部116aにより設定された調光値に基づき光源部107aを調光する。なお、調光値指示部116aは、多回転エンコーダのほか、単回転ボリュームやスライダ等を使用することもできる。
照明コントローラ120は、光源部107aの光量を制御する照明制御部121と、光源部107aの所定調光値を記憶する記憶部122と、センサ部111bからの検出信号に基づき、観察光路が接眼レンズ光路またはカメラ光路のいずれかを判定する観察光路判定部123と、を有する。
照明制御部121は、CPU(Central Processing Unit)等を用いて構成される。照明制御部121は、調光操作部116からの調光指示信号を受けて、調光指示位置の調光値に応じた電力を光源部107aに供給する。照明制御部121は、観察光路判定部123が観察光路は接眼レンズ光路であると判定した場合、記憶部121から所定調光値を取得し、所定調光値と調光操作部116で設定された調光値とを比較する。設定された調光値が所定調光値以上である場合、照明制御部121は、光源部107aの光量を所定調光値に調整、または光源部107aを消灯する。設定された調光値が所定調光値より小さい場合、照明制御部121は、光源部107aの光量を設定された調光値に調整する。
記憶部122は、RAM(Random Access Memory)等を用いて構成され、調光値指示部116aで設定された現在の調光値や所定調光値を記憶する。所定調光値は、照明制御部121による光源部107aの制御により瞬時に光量が調光された場合でも観察者が眩しさを感じず、回避行動を不要とする光量に設定されている。例えば、調光値(抵抗)のMAX値に対し、1/20以下の調光値に設定されている。
次に、図3を参照して、本発明の実施の形態1に係る顕微鏡システム1における光源部107aの制御について説明する。図3は、本発明の実施の形態1に係る顕微鏡システム1における光源部107aの光量制御を説明するフローチャートである。
顕微鏡システム1の電源が入力されると、調光操作部116からの調光指示位置で設定された調光設定が有効とされ、観察光路が接眼レンズか否かを判定する(ステップS201)。観察光路の判定は、センサ部111bからの検出信号に基づき、観察光路判定部122が判定する。
観察光路が接眼レンズでない場合(ステップS201:No)、すなわち、観察光路がカメラ光路である場合、照明制御部121は、調光値指示部116aで設定された調光指示値に光源部107aの調光値を制御する(ステップS205)。
観察光路が接眼レンズである場合(ステップS201:Yes)、照明制御部121は、記憶部121から所定調光値を取得し、所定調光値と調光操作部116で設定された調光指示値とを比較する(ステップS202)。
調光指示値が所定調光値より小さい場合(ステップS202:No)、照明制御部121は、調光値指示部116aで設定された調光指示値に光源部107aの調光値を制御する(ステップS205)。
調光指示値が所定調光値以上の場合(ステップS202:Yes)、照明制御部121は、光源部107aを消灯、または光源部107aの光量を所定調光値に調整する(ステップS203)。
次に、照明制御部121は、復帰ボタン116bが押圧されたか否かを判定する(ステップS204)。復帰ボタン116fが押圧された場合(ステップS204:Yes)、照明制御部121は、光源部107aの光量を調光指示値に制御する(ステップS205)。実施の形態1では、防眩制御により観察者の意に反した大きな光量が光源部107aから照射されることを防止しているが、復帰ボタン116の押圧により防眩制御を解除し、観察者の意図する調光指示値に光源部107aの光量を制御することができる。
一方、復帰ボタン116bが押圧されていない場合(ステップS204:No)、ステップS201から繰り返す。
その後、観察光路判定部122は、観察光路が切り替えられたか否かを判定し(ステップS206)、変化していない場合は(ステップS206:No)、光源部107aの光量制御を終了し、変化した場合は(ステップS206:Yes)、ステップS201から繰り返す。
本発明の実施の形態1では、観察光路がカメラ光路から接眼レンズ光路に切り替えられる際、調光指示部116aの調光指示位置にかかわらず、照明制御部121は観察者が眩しいと感じない所定調光値に光源部107aの光量を調整、または消灯する。これにより、観察者の意に反した急激な光量の照射を防止し、目の疲れを防止することができる。また、上記の防眩制御がされた場合であっても、観察者が復帰ボタン116bを押圧すると、照明制御部121は防眩制御を無効として光源部107aを調光指示値に設定できるため、再度光源部107aの光量を設定する必要がなく、観察効率の低下を抑制することができる。
上記の実施の形態1では、所定調光値は予め設定された値が使用されているが、観察者が任意に設定するようにしてもよい。
(実施の形態2)
実施の形態2の顕微鏡システムにおいて、調光操作部116は、復帰ボタン116bを有しておらず、調光値指示部116aのみからなる。図4は、本発明の実施の形態2に係る顕微鏡システムにおける光源部107aの光量制御を説明するフローチャートである。
実施の形態2において、顕微鏡システムの電源が入力されると、実施の形態1と同様に、観察光路判定部122は、観察光路が接眼レンズか否かを判定し(ステップS301)、観察光路が接眼レンズでない場合(ステップS301:No)、照明制御部121は、調光値指示部116aで設定された調光指示値に光源部107aの調光値を制御し(ステップS306)、観察光路が接眼レンズである場合(ステップS301:Yes)、照明制御部121は、記憶部121から所定調光値を取得し、所定調光値と調光操作部116で設定された調光指示値とを比較する(ステップS302)。
調光指示値が所定調光値より小さい場合(ステップS302:No)、照明制御部121は、調光値指示部116aで設定された調光指示値に光源部107aの調光値を制御し(ステップS306)、調光指示値が所定調光値以上の場合(ステップS302:Yes)、照明制御部121は、光源部107aの光量を所定調光値に調整する(ステップS303)。
光源部107aの光量を所定調光値に調整した後、照明制御部121は、光源部107aの光量を調光指示値まで段階的に上昇させる(ステップS304)。実施の形態2では、一旦、観察者が眩しさを感じない光源部107aの光量を所定調光値に調整し、その後、光源部107aの光量を調光指示値まで段階的に上昇させるため、観察者の意に反した大きな光量が光源部107aから照射されることを防止するとともに、観察者に眩しさを感じさせることなく、観察者の意図する調光指示値に光源部107aの光量を制御することができる。
その後、観察光路判定部122は、観察光路が切り替えられたか否かを判定し(ステップS305)、変化していない場合は(ステップS305:No)、光源部107aの光量制御を終了し、変化した場合は(ステップS305:Yes)、ステップS301から繰り返す。
本発明の実施の形態2では、実施の形態1と同様に、観察光路がカメラ光路から接眼レンズ光路に切り替えられる際、調光指示部116aの調光指示位置にかかわらず、照明制御部121は観察者が眩しいと感じない所定調光値に光源部107aの光量を調整するため、観察者の意に反した急激な光量の照射を防止し、目の疲れを防止することができる。また、上記の防眩制御がされた場合であっても、その後光源部107aの光量を調光指示値に段階的に上昇させるため、復帰ボタン116bを設けることなく所望する調光指示値に調整でき、観察効率の低下も抑制することができる。
(実施の形態3)
実施の形態3の顕微鏡システムでは、実施の形態2と同様に、調光操作部116は、調光値指示部116aのみからなる。図5は、本発明の実施の形態3に係る顕微鏡システムにおける光源部107aの光量制御を説明するフローチャートである。
実施の形態3において、顕微鏡システムの電源が入力されると、実施の形態1および2と同様に、観察光路判定部122は、観察光路が接眼レンズか否かを判定し(ステップS401)、観察光路が接眼レンズでない場合(ステップS401:No)、すなわち、観察光路がカメラである場合、照明制御部121は、調光値指示部116aで設定された調光指示値に光源部107aの調光値を制御し(ステップS405)、観察光路が接眼レンズである場合(ステップS401:Yes)、照明制御部121は、記憶部121から所定調光値を取得し、所定調光値と調光操作部116で設定された調光指示値とを比較する(ステップS402)。
調光指示値が所定調光値より小さい場合(ステップS402:No)、照明制御部121は、調光値指示部116aで設定された調光指示値に光源部107aの調光値を制御し(ステップS405)、調光指示値が所定調光値以上の場合(ステップS402:Yes)、照明制御部121は、光源部107aの光量を所定調光値に設定し点滅、または消灯する(ステップS403)。
光源部107aの光量を所定調光値に設定し点滅、または消灯した後、照明制御部121は、所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS404)。所定時間が経過した場合(ステップS404:Yes)、照明制御部121は、光源部107aの光量を調光指示値に設定する(ステップS405)。実施の形態3では、光源部107aの光量を所定調光値に調整して点滅、または消灯し、その後所定時間が経過後、光源部107aの光量を調光指示値に調整する。これにより、観察光路の切り替え直後に、観察者の意に反した大きな光量が光源部107aから照射されることを防止するとともに、光源部107aを点滅または消灯することにより観察者に注意喚起することができるので、所定時間後に光源部107aの光量を上昇させた場合でも、観察者に対し光量の上昇に対する対応する余地を与えることが可能となるとともに、観察者の意図する調光指示値に光源部107aの光量を制御することができる。
所定時間が経過しない場合(ステップS404:No)、ステップS404を繰り返し、その後、観察光路判定部122は、観察光路が切り替えられたか否かを判定し(ステップS406)、変化していない場合は(ステップS406:No)、光源部107aの光量制御を終了し、変化した場合は(ステップS406:Yes)、ステップS401から繰り返す。
本発明の実施の形態3では、実施の形態1および2と同様に、観察光路がカメラ光路から接眼レンズ光路に切り替えられる際、調光指示部116aの調光指示位置にかかわらず、照明制御部121は観察者が眩しいと感じない所定調光値に光源部107aの光量を調整し点滅、または消灯するため、観察者の意に反した急激な光量の照射を防止し、目の疲れを防止することができる。また、光源部107aの点滅、または消灯させることにより、光源部107aの光量が上昇することを観察者に認知させ、所定時間経過後に光源部107aを調光指示値に設定するため、観察者に対し光量増量に対する対応する余地を与えるとともに、観察効率の低下も抑制することができる。
1 顕微鏡システム
101 フレーム部
102 ステージ
103 保持台
104 回転焦準部
105 対物レンズ
106 レボルバ
107 ランプハウス
107a 光源部
107b コレクタレンズ
108 ミラー
109 コンデンサレンズ
110 アーム部
111 鏡筒
112 接眼レンズ
114 カメラ
116 調光値設定部
116a 調光指示部
116b 復帰ボタン
120 照明コントローラ
121 照明制御部
122 記憶部
123 観察光路判定部
L 光路
SP 標本

Claims (5)

  1. 照明光を発光するLED光源と、
    前記照明光を標本に照射する照明光学系と、
    前記標本からの透過光または反射光を観察する接眼レンズおよびカメラを有する観察光学系と、
    前記LED光源の調光値を設定する調光操作部と、
    前記LED光源の所定調光値を記憶する記憶部と、
    前記標本からの透過光または反射光の光路を検出するセンサ部と、
    前記センサ部からの検出信号に基づき、観察光路が接眼レンズ光路またはカメラ光路のいずれかを判定する観察光路判定部と、
    前記LED光源の光量を制御する照明制御部と、
    を備え、
    前記照明制御部は、前記観察光路判定部が前記観察光路は前記接眼レンズ光路であると判定した場合、前記記憶部から前記所定調光値を取得し、前記所定調光値以下に前記LED光源の光量を制御することを特徴とする顕微鏡システム。
  2. 前記照明制御部は、前記観察光路判定部が前記観察光路は前記接眼レンズ光路であって、前記調光操作部で設定された調光値が前記所定調光値以上であると判定した場合、前記LED光源の光量を前記所定調光値に調光、または前記LED光源を消灯することを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡システム。
  3. 前記照明制御部は、前記観察光路判定部が前記観察光路は前記接眼レンズ光路であって、前記調光操作部で設定された調光値が前記所定調光値以上であると判定した場合、前記LED光源の光量を前記所定調光値に調光し、前記LED光源を点滅させることを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡システム。
  4. 前記照明制御部は、前記LED光源の光量を前記所定調光値に調光した後、前記調光操作部で設定された調光値に前記LED光源の光量を段階的に上昇させることを特徴とする請求項2または3に記載の顕微鏡システム。
  5. 前記照明制御部は、前記LED光源を消灯、または前記LED光源の光量を前記所定調光値に調光し、前記LED光源を点滅させた後、所定時間経過後に前記調光操作部で設定された調光値に前記LED光源の光量を制御することを特徴とする請求項2または3に記載の顕微鏡システム。
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