JP2019134254A - Mobile terminal, information processing device, information processing method and program - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、携帯端末、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。 The present invention relates to a mobile terminal, an information processing apparatus, an information processing method, and a program.
近年、携帯端末をMFP(Multi Function Peripheral)等の画像形成装置を使用した業務にも活用したいというニーズが増えており、MFPと携帯端末とを連携させる機能が登場している(特許文献1)。携帯端末の画面を操作してMFPにコピー、プリント、スキャン等のジョブの設定や実行を指示する連携システムにおいて、MFPと携帯端末との間のデータ送受信には様々な通信方法を採用することが考えられる。例えば、10cm程度の近距離無線通信で低速なNFC(Near Field Communication)を使用してデータの送受信ができる。また、10m程度の中距離無線通信でありNFCに比べて通信速度が高速なIEEE802.11シリーズに準拠する無線通信(Wi−Fi(登録商標)とも呼ぶ)を使用してデータの送受信を行うこともできる。
また、NFCの通信により、MFPから携帯端末にWi−Fiの接続情報を送信し、Wi−Fiにつなぎかえて(Wi−Fiハンドオーバーとも呼ぶ)、より高速な無線通信によりジョブ処理を継続する技術が知られている。
In recent years, there is an increasing need to utilize a mobile terminal for business using an image forming apparatus such as an MFP (Multi Function Peripheral), and a function for linking the MFP and the mobile terminal has appeared (Patent Document 1). . In a cooperative system that operates the screen of a mobile terminal to instruct the MFP to set or execute a job such as copying, printing, or scanning, various communication methods may be employed for data transmission / reception between the MFP and the mobile terminal. Conceivable. For example, data can be transmitted and received using a low-speed NFC (Near Field Communication) in short-range wireless communication of about 10 cm. Data transmission / reception is performed using wireless communication (also referred to as Wi-Fi (registered trademark)) conforming to the IEEE802.11 series, which is mid-range wireless communication of about 10 m and has a higher communication speed than NFC. You can also.
Also, Wi-Fi connection information is transmitted from the MFP to the mobile terminal by NFC communication, and is switched to Wi-Fi (also referred to as Wi-Fi handover), and job processing is continued by faster wireless communication. Technology is known.
ところで、Wi−Fiハンドオーバーを行う場合は、携帯端末が接続するWi−Fiのアクセスポイントをきりかえる処理が必要となるため時間がかかるという課題がある。例えば、現在接続しているアクセスポイントとの接続を切断する処理とハンドオーバー先のアクセスポイントに接続する接続処理とを合計すると10秒から20秒程度を要するケースもある。
ここで問題になるのは、Wi−Fiハンドオーバーに要する時間が、そのままユーザの待ち時間となり無駄な時間をMFPの側で費やすことである。特許文献1の構成だと、スキャンジョブであれば、ユーザがMFPに原稿をセットしたあと、NFCのタッチによりジョブの開始を指示し、Wi−Fiハンドオーバーが成功するまで待ち、そこから原稿のスキャンが開始される。ユーザはスキャンが終了し、スキャン原稿を取り除くまではMFPの側にいる必要があるためWi−Fiハンドオーバーの時間が無駄となりユーザにとって利便性が低い。本発明は上述の問題点の少なくとも1つを鑑み、ハンドオーバーに要する時間を削減するための仕組みを提供することを目的の1つとする。
By the way, when performing Wi-Fi handover, there is a problem that it takes time because processing for changing the Wi-Fi access point to which the mobile terminal is connected is necessary. For example, there are cases in which it takes about 10 to 20 seconds when the processing for disconnecting from the currently connected access point and the connection processing for connecting to the handover destination access point are combined.
The problem here is that the time required for the Wi-Fi handover becomes the waiting time of the user as it is, and wastes time on the MFP side. In the case of the configuration of Patent Document 1, if a scan job is set, the user sets a document on the MFP, instructs the start of the job by touching NFC, waits for a Wi-Fi handover to succeed, and from there the document Scanning starts. Since the user needs to be on the MFP side until the scanning is completed and the scanned document is removed, the Wi-Fi handover time is wasted and the convenience for the user is low. In view of at least one of the problems described above, an object of the present invention is to provide a mechanism for reducing the time required for handover.
本発明は、第1の無線通信から前記第1の無線通信より高速な第2の無線通信に切り替える処理を行うか否かを決定する決定手段と、前記決定手段によって決定された前記切り替える処理を行うか否かを示す情報と、ジョブ設定と、を前記第1の無線通信で情報処理装置に送信する送信手段と、前記決定手段によって前記切り替える処理を行うと決定された場合、前記第1の無線通信から前記第2の無線通信につなぎかえ、前記第2の無線通信でデータを前記情報処理装置に送信するよう制御し、前記決定手段によって前記切り替える処理を行わないと決定された場合、前記第1の無線通信でデータを前記情報処理装置に送信するよう制御する制御手段と、を有する。 The present invention includes: a determination unit that determines whether or not to perform a process of switching from a first wireless communication to a second wireless communication that is faster than the first wireless communication; and the switching process that is determined by the determination unit. Information indicating whether or not to perform the job setting is transmitted to the information processing apparatus by the first wireless communication, and when the determination unit determines to perform the switching process, the first When switching from wireless communication to the second wireless communication, controlling to transmit data to the information processing device by the second wireless communication, and when determining that the switching process is not performed by the determining unit, And control means for controlling to transmit data to the information processing apparatus through first wireless communication.
本発明の1つの側面によれば、Wi−Fiハンドオーバーに要する時間を削減し、ユーザの利便性を高めることができる。 According to one aspect of the present invention, it is possible to reduce the time required for Wi-Fi handover and improve user convenience.
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
<実施形態1>
図1は、携帯端末108とMFP110とからなる情報処理システムのシステム構成等の一例を示す図である。
MFP110内のコントローラ部101は、MFP110の各部を制御する。操作部102は、ユーザが各種の操作を行うためのボタンや操作情報を表示するための表示部を備える。操作部102にはNFC(Near Field Communication)通信を行う機能が搭載されており、ユーザがアクセスしやすい場所にNFCアンテナ107が配置されている。MFP110は、NFCアンテナ107を介してNFC機能を有する外部装置との間でISO/IEC21481規格又はISO/IEC18092規格に準拠する近距離無線通信を実行することができる。
プリンタ部103は、コントローラ部101で処理された様々な種類の入力画像を印刷して出力する。スキャナ部104は、画面をスキャンしてコントローラ部101に入力する。コントローラ部101には有線ネットワーク通信を行う機能が搭載されており、ネットワーク105を通して外部の装置と通信が可能である。コントローラ部101にはまた、IEEE802.11規格に則ってWi−Fi通信を行う機能が搭載されており、Wi−Fiアンテナ106を通して外部の装置と通信が可能である。携帯端末108は、スマートフォンやタブレットPC等の持ち運び可能なデバイスであり、MFP110とはNFC通信やWi−Fi通信が可能である。Wi−Fiルータ109は、複数のWi−Fi通信が可能な装置を接続が可能で、接続した装置同士の通信や、有線ネットワークを通して外部の装置との通信を可能にするものである。
通常、携帯端末108は、メールサーバやインターネット上のファイルサーバ等に接続するために、Wi−Fiルータ109に接続している。携帯端末108のユーザがスキャンやプリントといったジョブを行う場合は、携帯端末108をMFP110に接続する必要があるが、Wi−Fiルータ109経由で接続せずに、MFP110と直接接続する場合が多い。この理由としては携帯端末108をMFP110に直接接続したほうが確実に接続できることである。
近距離無線はその通信距離が短いことで、1対1で接続されることが保証されており、ユーザが携帯端末を近づける(以下、タッチすると略す)相手のアドレスを知る必要がない。また近接無線通信で得たWi−Fiのアドレスに対してWi−Fiで接続すれば、確実に相手につながる。一方で、Wi−Fiルータ109経由の接続だと、携帯端末108のユーザは、MFP110のアドレスをWi−Fiとは別の手段で入手するという手間がかかる。また、MFP110がWi−Fiルータ109に接続されているかどうかがわからないため、携帯端末108のユーザは、携帯端末108からアクセスできない場合もありうる。近距離無線通信は第1の無線通信の一例である。Wi−Fi通信は第1の無線通信より高速な第2の無線通信の一例である。
<Embodiment 1>
FIG. 1 is a diagram illustrating an example of a system configuration of an information processing system including the
A
The
Normally, the
Short-range wireless is guaranteed to be connected one-to-one due to its short communication distance, and the user does not need to know the address of the other party who brings the mobile terminal closer (hereinafter abbreviated to touch). In addition, if Wi-Fi is connected to the Wi-Fi address obtained by the close proximity wireless communication, it is surely connected to the other party. On the other hand, if the connection is made via the Wi-
図2は、MFP110内のコントローラ部101と操作部102との内部構成を示した図である。
CPU(Central Processing Unit)201は、コントローラ部101の各部や操作部102を制御する。メモリ202は、CPU201によって使用される一時記憶領域である。ストレージ203は、プログラムやデータを保持する不揮発のメモリである。LAN(Local Area Network)コントローラ204は、CPU201の制御によってネットワーク105と接続された装置と通信が可能である。Wi−Fiコントローラ205は、CPU201の制御によって他のWi−Fi装置と通信が可能である。
MFP110は、Wi−Fiコントローラ205をWi−Fiルータ109に接続することにより、ネットワーク105に接続されているサーバやインターネットや、携帯端末108と通信する。例えば、携帯端末108は、Wi−Fiルータ109を介してMFP110に印刷データやスキャンデータを送受信することができる。
また、MFP110のWi−Fiコントローラ205は、アクセスポイントモードで動作することもできる。アクセスポイントモードで動作する場合、MFP110は、ソフトウェアアクセスポイントとして動作する。携帯端末108は、MFP110の提供するソフトウェアアクセスポイントに接続することにより、Wi−Fiルータ109のような中継装置を介することなく、MFP110と直接無線通信を実行することができる。
画像処理部206は、入力された画像データに様々な画像処理を施して処理後の画像データを出力させる機能を有する。スキャナI/F207は、スキャナ部104からスキャンして取り込まれた画像データをコントローラ部101に取り込む。プリンタI/F208は、画像処理部206で処理された画像データをプリンタ部103に送出し、記録紙に印刷する。
FIG. 2 is a diagram illustrating an internal configuration of the
A CPU (Central Processing Unit) 201 controls each unit of the
The MFP 110 communicates with a server, the Internet, and the
Also, the Wi-
The
操作部102内の操作部CPU209は、操作部102の各部を制御し、コントローラ部101内のCPU201とコマンドのやりとりにより通信を行う。CPU201が操作部102の状態を変化させるときに操作部CPU209にコマンドを送信する。また、操作部102の操作部CPU209は、ユーザが操作した内容をCPU201にコマンドで送信する。NFCコントローラ210は、CPU201の制御で携帯端末108とNFC通信を行う。
LCD211は、CPU201が生成した画面データを受信し、ユーザに対して表示するものである。タッチパネル212は、LCD211の表面に透明に配置される。ユーザがLCD画面に表示されたボタン等の画像の部分をタッチすることで、タッチした座標がタッチパネル212から操作部CPU209に送信される。そして、操作部CPU209は、タッチされた座標をコマンドに変換し、CPU201に送信する。ボタン213は、コピー開始や停止、テンキー等複数のプッシュスイッチからなる。操作部CPU209がボタンの状態を監視し、変化があったときにボタンの状態を示すコマンドをCPU201に送信する。LED214は、赤や緑等の複数のLEDからなる。操作部CPU209は、CPU201から受信したコマンド基にLED214を制御する。操作部CPU209は、エラー発生時は、CPU201から受信したコマンド基に赤色のLEDを点滅させることでユーザに周知する。
本実施形態においては、MFP110の操作は携帯端末108から行うものであり、ユーザはLCD211を参照せず、タッチパネル212、ボタン213は使用せずに操作ができるように設計されている。
An
The
In this embodiment, the
図3は、NFCコントローラ210のハードウェア構成の一例を示した図である。
NFC制御CPU302は、NFC通信の制御と、ホストCPUであるCPU201との間でコマンドのやりとりを行う。NFC不揮発メモリ301は、NFC制御CPU302が使用するメモリであり、携帯端末108から受信したデータの保存や、携帯端末108に送信するためのデータを保存するメモリである。アンテナI/F303は、アナログ信号であるNFCアンテナ107とデジタルであるNFC制御CPU302との間の入出力信号を変換する。
FIG. 3 is a diagram illustrating an example of a hardware configuration of the
The
次に、図4は、携帯端末108のハードウェア構成の一例を示した図である。
CPU401は、携帯端末108の各部を制御する。メモリ402は、CPU401によって使用される一時記憶である。ストレージ403は、プログラムやデータを保持する不揮発のメモリである。NFCコントローラ404は、CPU401の制御によって他のNFC機能を有する装置と通信が可能である。NFCコントローラ404の内部構成は図3で説明したMFP110のNFCコントローラ210と同じである。Wi−Fiコントローラ405は、CPU401の制御によって他のWi−Fi装置と通信が可能である。LCD406は、CPU401が生成した画面データを受信し、ユーザに対して表示するものである。タッチパネル407は、LCD406の表面に透明に配置される。ユーザがLCD画面に表示されたボタン等の画像の部分をタッチすることで、タッチした座標がタッチパネル407からCPU401に送信される。ボタン408は、電源のoff/Onを指示する電源ボタンや、ホーム画面に戻るためのホームボタン等である。
携帯端末108にはユーザによってMFP110とジョブのやりとりを行うためのソフトウェア(以下、アプリと記す)がインストールされている。ユーザがこのアプリを起動して、操作することによって所望のジョブを遂行することができる。
Next, FIG. 4 is a diagram illustrating an example of a hardware configuration of the
The
Software (hereinafter referred to as an application) for exchanging jobs with the
図5は、NFC不揮発メモリ301のメモリマップの一例を示す図である。
携帯端末108はリーダライタモード、MFP110はカードエミュレーションモードで動作している。この場合は、携帯端末108からMFP110へライトすることと、MFP110のデータを携帯端末108がリードすることでNFC通信が行われる。
領域501は携帯端末108からMFP110へのライトするためのデータを格納する領域である。領域501にはNFC通信を行う前に予めCPU401がデータを書き込んで置く必要がある。領域503は携帯端末108からライトされたデータが格納される領域である。NFCコントローラ210は、ライトを検知したらCPU201にライトされたデータを転送する。これによりCPU401によって領域501に書かれた情報が、NFC通信によってCPU201に伝達される。
ここで携帯端末108からMFP110にライトする情報は、ジョブ設定、及び、Wi−Fiハンドオーバーの必要性に関する情報である。また、このライト動作はMFP110に対するジョブの開始要求として認識される。
FIG. 5 is a diagram illustrating an example of a memory map of the NFC
The
An
Here, information to be written from the
領域504は携帯端末108がMFP110をリードするデータを格納する領域である。領域504にはNFC通信を行う前に予めCPU201がデータを書き込んで置く必要がある。領域502は携帯端末108がリードしたデータが格納される領域である。NFCコントローラ404は、CPU401から指示されてリードした値をCPU401に転送する。これによりCPU201によって領域504に書かれた情報が、NFC通信によってCPU401に伝達される。これらの領域503と領域504とのアドレスは予め携帯端末108で動作するアプリとMFP110のCPU201で動作するソフトウェアとで共有しているためにNFC通信が可能となっている。他の携帯端末であっても同じアプリを使用していれば、同様に通信可能である。
ここで携帯端末108がMFP110からリードする情報は、Wi−Fiハンドオーバーに使用するSSID(Service Set Identifier)、パスワード、MFP110の機種情報、ステータスである。これらの情報により、携帯端末108がMFP110にアクセスポイントモードで接続することが可能となる。また、これらの情報により、MFP110の機種の情報や、エラーの有無等のステータス情報を携帯端末108の画面上に表示することが可能となる。
An
Here, the information that the
実施形態1においては、ユーザがスキャンジョブを選択し、スキャンしたデータをeMailで送信し、プレビューをしない、という例について説明する。
図6は、実施形態1における携帯端末108のCPU401の情報処理の一例を示すフローチャートである。図6のフローチャートに示す各動作(ステップ)は、CPU401がメモリ402又はストレージ403に記憶されたMFPと連携するためのアプリケーションのプログラムをRAM113に読み出し、実行することにより実現される。なお、一部の処理は、Wi−Fiコントローラ405、NFCコントローラ404、携帯端末108のOS等と協働して実現されるものとする。
S601において、CPU401は、ユーザの操作によってMFP110を携帯端末108から操作するためのアプリを起動する。
S602において、CPU401は、ユーザによってモードを選択するためのボタンの選択があったかどうかを判定する。CPU401は、モードを選択するためのボタンの選択があった場合は、S603に進み、ボタンの選択がなかった場合は、S604に進む。
S603において、CPU401は、モードを選択されたボタンに対応するモードに変更する。ここで選択できるモードは、プリント、スキャン、コピーである。モードの情報はNFCコントローラ404内のNFC不揮発メモリ301の領域501に保存される。前回アプリを使ったときに選択されたモードが予め選択されている状態でアプリが起動するため、そのままのモードでよければユーザは、モードを選択するボタンを選択しなくてもよい。
S604において、CPU401は、ユーザの操作によってジョブ設定に変更の操作があったかどうかを判定する。CPU401は、ジョブ設定に変更の操作があった場合は、S605に進み、変更の操作がなかった場合は、S606に進む。
S605において、CPU401は、ユーザの操作に基づいて、ジョブ設定を更新する。ジョブ設定の情報もNFCコントローラ404内のNFC不揮発メモリ301の領域501に保存されている。ここでジョブ設定は、スキャンジョブに関係するジョブ設定となり、スキャンしたデータの宛先、スキャン時の設定、プレビューの有無を指定可能である。これについても、前回アプリを使ったときの設定が予め選択されているため、ユーザは必要がなければ変更する必要は無い。
In the first embodiment, an example will be described in which a user selects a scan job, transmits the scanned data by eMail, and does not perform a preview.
FIG. 6 is a flowchart illustrating an example of information processing performed by the
In step S <b> 601, the
In step S <b> 602, the
In step S603, the
In step S <b> 604, the
In step S <b> 605, the
S606において、CPU401は、選択されたモードとジョブ設定とに応じて、Wi−Fiハンドオーバーが必要か否かを決定する。CPU401は、決定の結果をNFCコントローラ404内のNFC不揮発メモリ301の領域501に保存する。この決定の方法については、予めアプリに設定された条件によって決定される。条件については後述する。モードがスキャン、宛先がeMail、プレビューは無し、の場合、CPU401は、Wi−Fiハンドオーバーは不要と決定する。
S607において、CPU401は、NFCタッチがあったか否かを判定する。CPU401は、NFCタッチがあった場合は、S608に進み、NFCタッチがなかった場合は、S602の処理に戻る。CPU401は、携帯端末108のNFCコントローラ404とMFP110のNFCコントローラ210とのNFC通信が確立され、MFP110を検出したかどうかに基づき、NFCタッチがあったか否かを判定する。ユーザがMFP110のスキャナ部104にスキャンしたい原稿をセットしたあとに、スキャンジョブを開始するために、携帯端末108をMFP110のNFCアンテナ107に近接させる。このように、MFP110のNFCアンテナ107の近くに携帯端末をかざす動作をNFCタッチと呼ぶものとする。
In step S606, the
In step S <b> 607, the
S608において、CPU401は、NFCコントローラ404を介してジョブ設定とハンドオーバーの有無の情報とをMFP110のNFCコントローラ210に書き込む。ここでジョブ設定とは、ジョブ種がスキャン動作、スキャン時の読み込み設定、宛先のeMailアドレス、プレビューは無し、である。書き込む先は領域503である。これらのデータの書き込みによってMFP110のCPU201はスキャンジョブの開始要求として認識する。
本実施形態において、NFC通信によってジョブの開始要求としている。この理由としては、NFCの通信を行うことができるのはMFP110の近傍にいるユーザのみであり、原稿をセットするユーザと同一人物であることが保証され、排他処理が不要であるというメリットがあるためである。もし、Wi−Fi通信等の遠距離からの通信でスキャナを使用するジョブの開始要求をした場合、原稿をセットするユーザと開始要求をするユーザとが同一である保証がない。よって、Wi−Fi通信をするユーザ同士や、MFP110の操作部102を使って処理をするユーザとの排他制御が必要となり、使い勝手がよくない。一方でNFC等の近距離無線通信は、距離が離れると通信ができなくなるという性質を持ち、またNFCは100kbps程度の低速の通信であるので、短時間で通信を完了させなければならない。そのため、ジョブデータや画像データ等のサイズの大きいデータはNFCでは転送できないので、別の通信手段が必要である。Wi−Fiで直接やりとりするか、eMailやサーバ経由等の手段がある。
In step S <b> 608, the
In this embodiment, the job start request is made by NFC communication. The reason for this is that only users in the vicinity of the
S609において、CPU401は、NFCコントローラ404を介してMFP110から装置の情報とアドレス情報とを得る。ここで、装置の情報は、例えば装置の名前、装置のエラーの有無、Wi−Fi接続時のSSID及びパスワード等のアドレス情報である。予めCPU201によって領域504に書き込まれている情報である。上述のようにS606においてWi−FiハンドオーバーをしないためWi−Fi接続時のアドレス情報は使用されない。
S610において、CPU401は、Wi−Fiハンドオーバーが必要か否かを判定する。CPU401は、Wi−Fiハンドオーバーが必要な場合、S611に進み、Wi−Fiハンドオーバーが必要でない場合、S613に進む。
本実施形態の例ではWi−Fiハンドオーバーは不要であるので、S613において、CPU401は、eMailによってジョブデータを受信する。そして、CPU401は、図6に示すフローチャートの処理を終了する。もし、本実施形態とジョブ設定が異なり、S606においてWi−Fiハンドオーバーが必要と判定された場合、S611において、CPU401は、Wi−Fiハンドオーバーを行う。
ここでWi−Fiハンドオーバーとは、CPU401が、S609でMFP110から受信したアドレス情報が示す接続先に、携帯端末108のWi−Fiの接続先を切り替えるものである。Wi−Fiハンドオーバーする前にWi−Fiルータ109に接続されていた場合、CPU401は、接続を切る必要がある。もし、Wi−Fiハンドオーバーする前に携帯端末108のWi−Fiが無効の設定がされていればユーザ等にWi−Fiを有効に変更してもらい、Wi−Fiを使えるようにする必要がある。その後、CPU401は、MFP110に接続する。これらの動作には通常10秒から20秒を要する。
S612において、CPU401は、ハンドオーバーに成功したか否かを判定する。CPU401は、ハンドオーバーに成功した場合、S613に進み、ハンドオーバーに成功していない場合、S614に進む。
S613において、CPU401は、ジョブデータの送信、及びジョブ処理の実行後のデータの受信等を行う。そして、CPU401は、図6に示すフローチャートの処理を終了する。なお、プレビューが設定されている場合、CPU401は、ジョブ処理の一連のシーケンスのなかでWi−Fi通信を経由してMFP110からプレビュー画像を受信するものとする。プレビュー画像を受信したCPU401は図示省略のプレビュー画面を表示する。プレビュー画面には受信したプレビュー画像と、ジョブの実行を再開するための開始ボタンと、ジョブの実行をキャンセルするためのキャンセルボタンが表示される。CPU401は、開始ボタンを選択するユーザ操作を受け付けた場合、プレビュー中のジョブの実行を再開する指示をMFP110に送信し、当該ジョブの実行を再開する。一方、キャンセルボタンを選択するユーザ操作を受け付けた場合、ジョブの実行をキャンセルする指示をMFP110に送信し、当該ジョブの実行をキャンセルする。なお、キャンセルボタンの選択を受け付けた場合、S614のエラー表示に処理を進めるようにしてもよい。
S614において、CPU401は、LCD406にエラー表示を行う。そして、CPU401は、図6に示すフローチャートの処理を終了する。
In step S <b> 609, the
In step S610, the
Since Wi-Fi handover is not necessary in the example of the present embodiment, in S613, the
Here, the Wi-Fi handover is one in which the
In step S612, the
In step S613, the
In step S <b> 614, the
図7は、Wi−Fiハンドオーバーの必要性を決定する際に参照される表の一例を示す図である。
この表は図6で説明したフローチャートのS606で使用されるものである。
モード701は選択されたモードである。
ジョブデータ格納先702はジョブデータの格納先である。プリントジョブであれば携帯端末108のデータをプリントする場合と、プリンタサーバにあるデータのプリントをする場合とがある。携帯端末108のデータをプリントする場合はデータ量が大きく、NFCではデータ転送ができないため、CPU401は、Wi−Fiハンドオーバーしてからデータを送信する。プリンタサーバにあるデータであればMFP110がプリンタサーバからデータを受信し、携帯端末108とのデータの送受信がないためWi−Fiハンドオーバーは不要である。スキャンジョブであれば、スキャンしたデータを携帯端末108に保存する場合と、eMailで受信する場合とがある。携帯端末108にデータを保存する場合はデータ量が大きく、NFCではデータ転送ができないため、CPU401は、Wi−Fiハンドオーバーしてからデータを送信する。eMailで受信する場合は、MFP110がメールサーバにデータを送信し、携帯端末108とのデータの送受信がないためWi−Fiハンドオーバーは不要である。コピージョブは、原稿を記録紙に印刷するのでジョブデータは不要である。
プレビューの有無703はプレビューの有無である。プレビューはプリントジョブの場合は印刷される前に画像データを携帯端末108で確認する機能である。またプレビューはスキャンやコピージョブの場合は、スキャンした画像データをデータ転送、又は、印刷する前に携帯端末108で確認する機能である。画像データのデータ量が大きく、また、画像データの生成に時間が要することからNFCでの転送はできないためWi−Fiハンドオーバーが必要となる。
Wi−Fiハンドオーバーの必要性704はWi−Fiハンドオーバーの必要性を示す欄であり、ジョブデータ格納先とプレビューの有無とから決定される。少なくともどちらかの要因にWi−Fiハンドオーバーが必要である場合にこの欄の値を必要としている。
FIG. 7 is a diagram illustrating an example of a table that is referred to when determining the necessity of Wi-Fi handover.
This table is used in S606 of the flowchart described in FIG.
The job
Presence / absence of
The
図8は、携帯端末108の操作画面の一例を示す図である。
ユーザがMFP110を操作するときに起動するアプリの画面例である。
モード選択エリア801はモードを選択するエリアである。モード選択エリア801では、コピーボタン802、スキャンボタン803、プリントボタン804のうちの一つが有効になる。
宛先設定エリア805は宛先を設定するエリアである。スキャンジョブの場合、ユーザは、宛先設定エリア805でスキャンして得られた画像データの送信先を指定する。選択肢は携帯端末108とeMailとであり、ユーザは宛先指定ボタン806をタップすることでどちらかを選択できる。エリア807には選択した宛先が表示されている。
読み込み設定エリア808は読み込みの設定を行うエリアである。ユーザは読み込み設定の変更ボタン809をタップすることで、原稿サイズ、両面スキャンの有無、カラー/白黒選択、画質選択、プレビューの有無を指定することができる。ユーザは設定した内容を設定内容表示欄810で確認できる。
FIG. 8 is a diagram illustrating an example of an operation screen of the
6 is a screen example of an application that is activated when a user operates the
A
The
A
図9は、実施形態1におけるMFP110のCPU201の情報処理の一例を示すフローチャートである。図9のフローチャートに示す各動作(ステップ)は、CPU201がメモリ202又はストレージ203に記憶された制御プログラムをRAM113に読み出し、実行することにより実現される。なお、一部の処理は、Wi−Fiコントローラ205、NFCコントローラ210、操作部CPU209、ハードウェアモジュール等と協働して実現されるものとする。
S901において、CPU201は、NFCタッチがあったか否かを判定する。CPU201は、NFCタッチがあった場合は、S902に進み、NFCタッチがなかった場合は、S901の処理に戻る。CPU201は、MFP110のNFCコントローラ210が携帯端末108のNFCコントローラ404とNFC通信を確立され、携帯端末108を検出したかどうかに基づき、NFCタッチがあったか否かを判定する。
S902において、CPU201は、携帯端末108からジョブ設定とハンドオーバーの有無の情報とを受信する。ここでは、携帯端末108からMFP110のNFCコントローラ210内のNFC不揮発メモリ301の領域503にジョブ設定とハンドオーバーの有無の情報とが書き込まれる。NFC制御CPU302が書き込みを検知してCPU201に知らせる。そしてCPU201がNFC不揮発メモリ301の領域503を読み出すことによって、情報の伝達がなされる。この後、携帯端末108のCPU401はMFP110のNFCコントローラ210内のNFC不揮発メモリ301から装置情報やアドレス情報を読み出すが、この通信にCPU201は関与しないので図9のフローチャートには記載しない。
FIG. 9 is a flowchart illustrating an example of information processing of the
In step S901, the
In step S <b> 902, the
S903において、CPU201は、S902で受信したハンドオーバーの有無の情報に基づき、ハンドオーバー有か否かを判定する。CPU201は、ハンドオーバー有と判定すると、S904に進み、ハンドオーバー無と判定すると、S907に進む。
本実施形態ではハンドオーバーは不要なので、S907において、CPU201は、スキャナ部104を制御することでスキャン動作を開始し、得られた画像データをLANコントローラ204からネットワーク105を経由してeMailで携帯端末108に送信する。スキャン動作で得られた画像データは、ジョブ処理の実行後のデータの一例である。
S908において、CPU201は、ジョブが正常に終了したか否かを判定する。CPU201は、ジョブが正常に終了した場合、図9に示すフローチャートの処理を終了する。これによって、Wi−Fiハンドオーバーが不要と判定した場合には、Wi−Fiハンドオーバーに要する10秒から20秒の時間を待機することなく、NFC通信後に直ちにスキャン動作を開始することができ、ユーザに無駄な待ち時間を発生させないで済む。一方、CPU201は、ジョブが正常に終了しなかった場合、S906に進む。
In step S903, the
Since handover is not necessary in this embodiment, in S907, the
In step S908, the
S906において、CPU201は、操作部102のLED214を点滅させる。もし、本実施形態とジョブ設定が異なり、Wi−Fiハンドオーバーが必要という情報を受信していた場合は、CPU201は、S903からS904に処理を移す。
S904において、CPU201は、Wi−Fiハンドオーバーが完了するのを待つ。Wi−Fiコントローラ205は携帯端末108が接続されたことを検知することでWi−Fiハンドオーバーは完了と判定し、CPU201に通知する。
S905において、CPU201は、Wi−Fiハンドオーバーが成功したか否かを判定する。CPU201は、Wi−Fiハンドオーバーに成功していれば、S907に進む。S907において、CPU201は、ジョブ処理を行う。なお、CPU201はスキャンジョブを実行する場合は、スキャナ部104と協働して原稿を読み取る。原稿を読み取って得られた画像に基づくデータはLANコントローラ204やWi−Fiコントローラ205と協働して外部端末や携帯端末108に対して送信される。このとき、ユーザは原稿のスキャンが開始されるまで10秒から20秒の時間を待機することになるため、ジョブ設定でハンドオーバーが不要な設定を選択することが望ましい。また、プリントジョブを実行する場合は、CPU201は、プリンタ部103と協働して受信したプリントデータに基づきシートに画像を印刷する。また、コピージョブを実行する場合、CPU201は、スキャナ部104及び、プリンタ部103と協働してスキャナ部104で原稿を読み取って得られた画像をプリンタ部103に転送し、当該画像をシートに印刷するコピー処理を実現する。
なお、プレビューが設定されている場合、CPU201は、各種プレビュー画像(プリント前のプレビュー画像、コピー前のプレビュー画像、スキャン画像のプレビュー画像)を生成し、当該生成したプレビュー画像を携帯端末108に送信するものとする。この場合、CPU201は、携帯端末108からプレビュー中のジョブの実行を再開する指示を受け付けたことに従ってスキャンやプリントなどのジョブ処理を実行する。一方、CPU201は、携帯端末108からプレビュー中のジョブをキャンセルする指示を受け付けた場合は、ジョブの実行をキャンセルしS908に進む。
CPU201は、S905でWi−Fiハンドオーバーに失敗と判定した場合、S906に進む。S906において、CPU201は、LED214を点滅させる。そして、CPU201は、図9に示すフローチャートの処理を終了する。ここで、CPU201は、一定時間に携帯端末108がWi−Fi接続されなかったことを持って失敗と判定する。
In step S <b> 906, the
In step S904, the
In step S905, the
If the preview is set, the
If the
以上説明した処理動作を実行することにより、Wi−Fiハンドオーバーが不要なジョブ設定の場合にはNFC通信の後に直ちにスキャンが開始され、Wi−Fiハンドオーバーに要する時間を削減できる。よって、ユーザに無駄な待ち時間の発生を防ぐことができる。 By executing the processing operations described above, in the case of job setting that does not require Wi-Fi handover, scanning is started immediately after NFC communication, and the time required for Wi-Fi handover can be reduced. Therefore, it is possible to prevent occurrence of a waiting time that is useless to the user.
<実施形態2>
図10は、実施形態2における携帯端末108のCPU401の情報処理の一例を示すフローチャートである。実施形態1で説明した図5のフローとほぼ同じである部分の説明は省略する。相違点はS1001及びS1002である。
S1001において、CPU401は、選択されたモードとジョブ設定とに応じて、Wi−Fiハンドオーバーが必要か否かと、Wi−Fiハンドオーバーが必要な場合にはWi−Fiハンドオーバーのタイミングと、を決定する。この判定の方法については、予めアプリに設定された条件によって決定される。条件については後述する。ここでは、モードがスキャン、宛先が携帯端末108、プレビューは無し、であるので、CPU401は、Wi−Fiハンドオーバーは必要、Wi−Fiハンドオーバーのタイミングはジョブ開始の後、と決定する。
S1002において、CPU401は、ジョブ設定と、Wi−Fiハンドオーバーの必要性の情報と、Wi−Fiハンドオーバーのタイミングの情報と、をMFP110のNFCコントローラ210に書き込む。
<Embodiment 2>
FIG. 10 is a flowchart illustrating an example of information processing of the
In step S1001, the
In step S <b> 1002, the
図11は、実施形態2におけるWi−Fiハンドオーバーの必要性を決定する際に参照される表の一例を示す図である。この表は図6で説明した表に対して、Wi−Fiハンドオーバー完了のタイミング1101としてWi−Fiハンドオーバー完了のタイミングの欄が追加されている。
Wi−Fiハンドオーバーのタイミングは、プリントジョブであれば、ジョブデータの格納先が携帯端末108の場合はジョブの開始にWi−Fiハンドオーバーが必要であるのでジョブ処理前となる。ジョブデータ格納先がプリンタサーバで、かつ、プレビューが有りの場合はWi−Fiハンドオーバーの完了を待たずにジョブを開始できるためにジョブ開始後となる。スキャンジョブ、コピージョブの場合は、Wi−Fiハンドオーバーの完了を待たずにスキャン動作は開始できるためジョブ開始後となる。結果として、プリントジョブでジョブデータの格納先が携帯端末108のときのみ、Wi−Fiハンドオーバーの完了までの待ち時間が発生する。それ以外のケースではWi−Fiハンドオーバーが必要であってもNFC通信の後にジョブ処理を開始でき、待ち時間が発生しないか、短縮できるというメリットがある。
FIG. 11 is a diagram illustrating an example of a table referred to when determining the necessity of Wi-Fi handover in the second embodiment. In this table, a Wi-Fi handover completion timing column is added as a Wi-Fi
If the print data is a print job, the Wi-Fi handover timing is before job processing because the Wi-Fi handover is required to start the job when the job data storage destination is the
図12は、実施形態2におけるMFP110のCPU201の情報処理の一例を示すフローチャートである。
S1201において、CPU201は、NFCタッチがあったか否かを判定する。CPU201は、NFCタッチがあった場合は、S1202に進み、NFCタッチがなかった場合は、S1201の処理に戻る。
S1202において、CPU201は、携帯端末108からジョブ設定と、Wi−Fiハンドオーバーの有無の情報と、本実施形態で追加されたWi−Fiハンドオーバーのタイミングの情報と、を受信する。この後、携帯端末108のCPU401はMFP110のNFC不揮発メモリ301から装置情報とアドレス情報とを読み出すが、CPU201は関与しないのでフローチャートには記載しない。
S1203において、CPU201は、S1202で受信したWi−Fiハンドオーバーの有無の情報と、Wi−Fiハンドオーバーのタイミングの情報と、に基づき、ハンドオーバー有り、かつ、タイミングはジョブ開始前か否かを判定する。CPU201は、ハンドオーバー有り、かつ、タイミングはジョブ開始前である場合、S1204に進み、そうでない場合、S1207に進む。
FIG. 12 is a flowchart illustrating an example of information processing performed by the
In step S1201, the
In step S <b> 1202, the
In step S1203, the
S1204において、CPU201は、ハンドオーバーの完了を待機する。
S1205において、CPU201は、ハンドオーバーに成功したか否かを判定する。CPU201は、ハンドオーバーに成功した場合、S1207に進み、ハンドオーバーに失敗した場合、S1206に進む。
S1206において、CPU201は、LED214を点滅させて、ユーザにエラー発生を周知させる。そして、CPU201は、図12に示すフローチャートの処理を終了する。
S1207において、CPU201は、ジョブ処理を開始する。本実施形態ではWi−Fiハンドオーバーは必要であるが、Wi−Fiハンドオーバーのタイミングはジョブ開始後であるので、ハンドオーバーのタイミングの完了を待たずにS1207にてスキャン動作を開始する。
In step S1204, the
In step S1205, the
In step S1206, the
In step S1207, the
S1208において、CPU201は、再び、S1202で受信したWi−Fiハンドオーバーの有無の情報と、Wi−Fiハンドオーバーのタイミングの情報と、に基づき、ハンドオーバー有り、かつ、タイミングはジョブ開始前か否かを判定する。CPU201は、ハンドオーバー有り、かつ、タイミングはジョブ開始前である場合、S1210に進み、そうでない場合、S1212に進む。本実施形態では、Wi−Fiハンドオーバーは有りで、かつ、タイミングはジョブ開始後であるので、CPU201は、S1210に処理を移す。
S1210において、CPU201は、Wi−Fiハンドオーバーの完了を待機する。
S1211において、CPU201は、Wi−Fiハンドオーバーが成功したか否かを判定する。CPU201は、Wi−Fiハンドオーバーが成功した場合、S1212に進み、Wi−Fiハンドオーバーが失敗した場合、S1206に進む。
S1212において、CPU201は、ジョブ処理を完了後にスキャンデータをWi−Fiで携帯端末108に送信する。
S1213において、CPU201は、ジョブが正常に終了したか否かを判定する。CPU201は、ジョブが正常に終了した場合、図12に示すフローチャートの処理を終了し、ジョブが正常に終了しなかった場合、S1206に進む。
In step S1208, the
In step S1210, the
In step S1211, the
In step S <b> 1212, the
In step S1213, the
以上説明した処理動作を実行することにより、Wi−Fiハンドオーバーが必要なジョブ設定であっても、条件によってはWi−Fiハンドオーバーが完了する前にジョブを開始することができ、待ち時間が発生しないか、短縮することができる。 By executing the processing operations described above, even if the job setting requires Wi-Fi handover, depending on the conditions, the job can be started before Wi-Fi handover is completed. Does not occur or can be shortened.
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
<Other embodiments>
The present invention supplies a program that realizes one or more functions of the above-described embodiments to a system or apparatus via a network or a storage medium. It can also be realized by a process in which one or more processors in the computer of the system or apparatus read and execute the program. It can also be realized by a circuit (for example, ASIC) that realizes one or more functions.
以上、本発明の実施形態の一例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではない。
例えば、上述した実施形態では、近距離無線通信にNFCを使用し、Wi−Fiにハンドオーバーする例について説明したがこれに限定されるものではない。例えば、近距離無線通信の方式としてBluetooth(登録商標)やTransferJet(登録商標)等の他の通信方式を採用することもできる。また、IEEE802.15.3e規格に準拠するTransferJet Xなどの通信方式を採用することもできる。なお、TransferJetやTranster Jet Xなど、NFCと比較してデータ転送速度が速い通信方式を使用する場合、プリントに使用する印刷データを近距離無線通信を介して送信するようにしてもよい。即ち、図7で説明した2行目に該当する場合(携帯端末からプリントデータを送信し、プレビューを行わないプリントジョブを実行する場合)は、Wi−Fiへのハンドオーバーを不要とすることができる。一方、MFP110は、その他の条件の場合、上述の実施形態で説明したNFCの場合と同様にハンドオーバーを行うように制御する。これは、スキャンデータやプレビューデータを受け取るまでの間、TransferJetやTranster Jet X等の通信が行える距離(3cm以内)に携帯端末をかざしつづけるのはユーザにとって使い勝手が悪いからである。したがって、近距離無線通信と比較して伝送距離が長いWi−Fiにハンドオーバーし、当該Wi−Fi通信を使用してタッチ操作以降のデータ通信(プレビュー画像の受信やスキャンデータの受信)を行うよう構成する。またNFC通信において携帯端末108側がリードライトモード、MFP110側がカードエミュレーションモードを使用したが、逆や、PeerToPeerモード等の他のモードを使用する場合に適用することもできる。
また、携帯端末108、MFP110のコントローラ部101のハードウェア構成として、CPUは複数存在してもよく、複数のCPUがメモリ又はストレージ等に記憶されているプログラムに基づき処理を実行するようにしてもよい。また、MFP110のコントローラ部101のハードウェア構成として、CPUの替わりに、GPU(Graphics Processing Unit)を用いてもよい。
The exemplary embodiment of the present invention has been described in detail above, but the present invention is not limited to the specific embodiment.
For example, in the above-described embodiment, an example in which NFC is used for short-range wireless communication and handover to Wi-Fi is described, but the present invention is not limited to this. For example, other communication methods such as Bluetooth (registered trademark) or TransferJet (registered trademark) can be adopted as a short-range wireless communication method. In addition, a communication method such as TransferJet X conforming to the IEEE802.15.3e standard can be adopted. Note that when using a communication method such as TransferJet or TransferJet X that has a higher data transfer speed than NFC, print data used for printing may be transmitted via short-range wireless communication. That is, in the case where it corresponds to the second line described with reference to FIG. 7 (when print data is transmitted from the portable terminal and a print job without preview is executed), the handover to Wi-Fi is not required. it can. On the other hand, in the case of other conditions, the
The hardware configuration of the
以上、上述した各実施形態によれば、Wi−Fiハンドオーバーに要する時間を削減することができる。 As mentioned above, according to each embodiment mentioned above, the time which Wi-Fi handover requires can be reduced.
108 携帯端末
110 MFP
101 コントローラ部
201 CPU
401 CPU
108 Mobile terminal 110 MFP
101
401 CPU
Claims (19)
前記決定手段によって決定された前記切り替える処理を行うか否かを示す情報と、ジョブ設定と、を前記第1の無線通信で情報処理装置に送信する送信手段と、
前記決定手段によって前記切り替える処理を行うと決定された場合、前記第1の無線通信から前記第2の無線通信につなぎかえ、前記第2の無線通信でデータを前記情報処理装置に送信するよう制御し、前記決定手段によって前記切り替える処理を行わないと決定された場合、前記第1の無線通信でデータを前記情報処理装置に送信するよう制御する制御手段と、
を有する携帯端末。 Determining means for determining whether or not to perform processing for switching from the first wireless communication to the second wireless communication that is faster than the first wireless communication;
Transmission means for transmitting information indicating whether or not to perform the switching process determined by the determination means and job setting to the information processing apparatus by the first wireless communication;
Control to switch from the first wireless communication to the second wireless communication and to transmit data to the information processing device through the second wireless communication when the determination unit determines to perform the switching process. And when the determination unit determines not to perform the switching process, a control unit that controls to transmit data to the information processing apparatus through the first wireless communication;
Mobile terminal having.
前記制御手段は、前記決定手段によって前記切り替える処理を行うと決定された場合、前記装置情報と、前記アドレス情報と、に基づいて前記第1の無線通信から前記第2の無線通信につなぎかえ、前記第2の無線通信でデータを前記情報処理装置に送信するよう制御する請求項1記載の携帯端末。 The apparatus further comprises receiving means for receiving device information of the information processing device and address information from the information processing device in the first wireless communication,
The control means switches from the first wireless communication to the second wireless communication based on the device information and the address information when it is determined by the determining means to perform the switching process. The mobile terminal according to claim 1, wherein control is performed so that data is transmitted to the information processing apparatus through the second wireless communication.
前記第2の無線通信は、Wi−Fi通信である請求項1乃至6何れか1項記載の携帯端末。 The first wireless communication is short-range wireless communication;
The portable terminal according to any one of claims 1 to 6, wherein the second wireless communication is Wi-Fi communication.
前記切り替える処理を行うか否かを示す情報が前記切り替える処理を行わないことを示していた場合、前記ジョブ設定に基づきジョブ処理を開始するよう制御し、前記切り替える処理を行うか否かを示す情報が前記切り替える処理を行うことを示していた場合、前記切り替え処理の完了を待機し、前記切り替え処理が完了したのち、前記ジョブ設定に基づきジョブ処理を開始するよう制御する制御手段と、
を有する情報処理装置。 Information indicating whether or not to perform processing for switching from the first wireless communication to the second wireless communication that is faster than the first wireless communication, and the job setting are received from the portable terminal by the first wireless communication. Receiving means;
If the information indicating whether or not to perform the switching process indicates that the switching process is not performed, the information indicating whether or not to perform the switching process by controlling to start the job process based on the job setting Indicates that the switching process is to be performed, a control unit that waits for completion of the switching process, and controls to start job processing based on the job setting after the switching process is completed;
An information processing apparatus.
前記第2の無線通信は、Wi−Fi通信である請求項8乃至13何れか1項記載の情報処理装置。 The first wireless communication is short-range wireless communication;
The information processing apparatus according to claim 8, wherein the second wireless communication is Wi-Fi communication.
第1の無線通信から前記第1の無線通信より高速な第2の無線通信に切り替える処理を行うか否かを決定する決定工程と、
前記決定工程によって決定された前記切り替える処理を行うか否かを示す情報と、ジョブ設定と、を前記第1の無線通信で情報処理装置に送信する送信工程と、
前記決定工程によって前記切り替える処理を行うと決定された場合、前記第1の無線通信から前記第2の無線通信につなぎかえ、前記第2の無線通信でデータを前記情報処理装置に送信するよう制御し、前記決定工程によって前記切り替える処理を行わないと決定された場合、前記第1の無線通信でデータを前記情報処理装置に送信するよう制御する制御工程と、
を含む情報処理方法。 An information processing method executed by a mobile terminal,
A determination step for determining whether or not to perform a process of switching from the first wireless communication to the second wireless communication that is faster than the first wireless communication;
A transmission step of transmitting information indicating whether or not to perform the switching process determined by the determination step and a job setting to the information processing apparatus by the first wireless communication;
When it is determined by the determining step that the switching process is performed, control is performed so that the first wireless communication is switched to the second wireless communication, and data is transmitted to the information processing apparatus by the second wireless communication. And a control step of controlling to transmit data to the information processing device by the first wireless communication when it is determined not to perform the switching process by the determination step;
An information processing method including:
第1の無線通信から前記第1の無線通信より高速な第2の無線通信に切り替える処理を行うか否かを示す情報と、ジョブ設定と、を前記第1の無線通信で携帯端末より受信する受信工程と、
前記切り替える処理を行うか否かを示す情報が前記切り替える処理を行わないことを示していた場合、前記ジョブ設定に基づきジョブ処理を開始するよう制御し、前記切り替える処理を行うか否かを示す情報が前記切り替える処理を行うことを示していた場合、前記切り替え処理の完了を待機し、前記切り替え処理が完了したのち、前記ジョブ設定に基づきジョブ処理を開始するよう制御する制御工程と、
を含む情報処理方法。 An information processing method executed by an information processing apparatus,
Information indicating whether or not to perform processing for switching from the first wireless communication to the second wireless communication that is faster than the first wireless communication, and the job setting are received from the portable terminal by the first wireless communication. Receiving process;
If the information indicating whether or not to perform the switching process indicates that the switching process is not performed, the information indicating whether or not to perform the switching process by controlling to start the job process based on the job setting Indicates that the switching process is to be performed, a control step of waiting for completion of the switching process and controlling to start job processing based on the job setting after the switching process is completed;
An information processing method including:
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