JP2019133682A - 情報配信システム、情報配信装置及びプログラム - Google Patents

情報配信システム、情報配信装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザに適切かつ効率的に情報配信することが可能な情報配信システムを提供する。【解決手段】情報配信システムを、スピーカIDを送信する音波発信装置100、受信したスピーカIDを情報配信サーバ300に送信する携帯端末200、携帯端末200からのスピーカIDに関連付けられた広告情報を広告情報DB37から取得し携帯端末200に送信する情報配信サーバ300、これらを接続するネットワークで構成する。情報配信サーバ300は、所定の期間、スピーカIDごとに各スピーカIDを送信する携帯端末200の数をカウントし、該カウント数が所定数に達したスピーカIDを送信した携帯端末200に対して、広告情報を送信する。【選択図】図5

Description

本発明は、情報配信システム、情報配信装置及びプログラムに関する。
従来、広告配信等、ユーザに情報を配信する様々な技術が知られている。その一例として、ユーザに会員登録させ、ユーザのメールアドレスに店舗情報等を送る手法が知られている。また、ユーザが店舗の前など所定の場所に行くと、その店舗の広告がユーザの形態端末等に配信される手法が知られている。
しかしながら、前者の手法では、ユーザの居る場所に関係なく、大量の広告メールが配信されるため、ユーザが価値のある広告を探しにくくなる。また、後者の手法では、ユーザが登録した配信サイトの契約店舗が少なければユーザが広告を確認し易いが、店舗数が多くなると、店舗の前を通るたびに広告が配信されるため、前者の手法と同じようにユーザは無視するようになってしまう。いずれの場合も、広告の効果が薄れてしまうという状況にあった。
一方、情報配信のためのIDをスピーカから発信される音波に重畳して携帯端末に送信する手法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の情報配信システムでは、スピーカから音波とともに送信されるIDをユーザの携帯端末で受信し、このIDを所定のサーバに送信すると、サーバがURLを携帯端末に返信する。そして、このURLを携帯端末で送信することで、ユーザがコンテンツを得ることができる。
しかしながら、特許文献1のように、ユーザが興味のある情報を取得したい場合だけ、携帯端末を操作してサーバにIDを送信することで情報を入手できる方法もあるが、ユーザにとっては負荷が大きく、サービスを解約するユーザも出てくる。また、より多くのユーザに効率的に情報を送信したいという情報の提供元の希望に即したものではない。したがって、ユーザに適切かつ効率的に情報配信することが可能な、情報配信システムの開発が求められている。
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、ユーザに適切かつ効率的に情報配信することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本願に係る情報配信システムは、音波発信装置と、携帯端末と、情報配信装置とを備え、音波発信装置は、該音波発信装置を識別する識別情報を送信し、携帯端末は、識別情報を受信し、該識別情報を情報配信装置に送信し、情報配信装置は、携帯端末から受信した識別情報に関連付けられた配信情報を携帯端末に送信するよう構成された情報配信システムであって、情報配信装置は、所定の期間、識別情報ごとに、各識別情報を送信する携帯端末の数をカウントし、該携帯端末の数が所定数に達した識別情報を送信した携帯端末に対して配信情報を送信することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザに適切かつ効率的に情報配信することが可能となる。
本願の実施例1〜実施例3に係る情報配信システムの概略図である。 音波発生装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 携帯端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 情報配信サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 情報配信システムの機能ブロック図である。 図5の端末位置情報テーブルの一例を示す図である。 図5の広告情報テーブルの一例を示す図である。 図5のスピーカ位置情報テーブルの一例を示す図である。 店舗の位置とスピーカの位置とを対応づけた概略図である。 携帯端末から送信される通信情報のデータ構造の一例を示す図である。 各スピーカIDに対する携帯端末IDのカウント数を対応づけた図である。 携帯端末ID数が所定数以上のスピーカIDに対して配信優先順位に従って検索した広告情報のリストを示す図である。 携帯端末に表示された広告情報の一例を示す図である。 実施例1に係る情報配信システムにおける広告情報の取得動作の一例を示すシーケンス図である。 実施例2に係る情報配信システムにおいて、ある期間と1つ前の期間でスピーカID=SP000001を取得した携帯端末のリストを示す図である。 実施例2に係る情報配信システムにおいて、各スピーカIDに対する携帯端末IDのカウント数を対応づけた図である。 実施例2に係る情報配信システムにおいて、携帯端末ID数が所定数以上のスピーカIDに対して配信優先順位に従って検索した広告情報のリストを示す図である。 実施例2に係る情報配信システムにおける広告情報の取得動作の一例を示すシーケンス図である。 実施例3に係る情報配信システムにおいて、ある時点でスピーカID=SP000001を取得した携帯端末のリスト(左図)と、重複した携帯端末IDの情報を削除した携帯端末のリスト(右図)とを示す図である。 図5の広告配信済携帯端末情報テーブルの一例を示す図である。 広告配信済携帯端末テーブルが更新された状態を示す図である。 実施例3に係る情報配信システムにおける広告情報の取得動作の一例を示すシーケンス図である。
(実施例1)
以下、本願に係る情報配信システムの一実施例について、図面を参照して説明する。図1は実施例1に係る情報配信システムの構成を示す概略図である。図1に示すように、実施例1に係る情報配信システム1は、音波発信装置100、携帯端末200、情報配信装置としての情報配信サーバ300等を備え、これらがネットワーク400を介して相互に接続されて構成される。また、これらに加えて、店舗用のPC端末や管理用のPC端末等を備えることができる。
音波発信装置100は、BGMや店内アナウンス等を音波として放送する装置であり、スピーカやアンプ等を備えて構成され、自身を識別するための識別情報としてのスピーカIDを、音波として放送(送信)する機能を有する。音波発信装置100は、例えば、商店街(施設の一例)の店舗(被設置部の一例)ごと、百貨店やショッピングセンター(施設の一例)等のテナント(被設置部の一例)ごとに設置される。
携帯端末200は、音波発信装置100から送信されるスピーカIDを受信し、このスピーカIDを携帯端末IDとともに情報配信サーバ300に送信し、情報配信サーバ300から送信される情報を受信して表示する機能を有する。携帯端末200は、ユーザが携帯して操作するものであればよく、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)、ノートパソコン等が挙げられる。
情報配信サーバ300は、スピーカIDに関連付けられた配信情報を管理する音波発信装置100ごとにスピーカIDを割り当て、各音波発信装置100にスピーカIDを送信する。また、携帯端末200から送信されたスピーカIDに関連付けられた配信情報を携帯端末200に送信する機能を有する。情報配信サーバ300は、例えば、管理センター等に1台、または区画やフロアごとに1台ずつ複数台が備えられている。
ネットワーク400は、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)を含む通信ネットワークにより構成される。WANに電話回線等の公衆回線が含まれていても構わない。
<情報配信システムのハードウェア構成>
次に、本実施例の情報配信システム1のハードウェア構成について、図2〜図4を参照して説明する。図2は、実施例1に係る音波発信装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。音波発信装置100は、音波発信装置100全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)101、CPU101が実行するプログラムを記憶したROM(Read Only Memory)102、CPU101のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)103、スピーカID等の各種情報を記憶する記憶部としてのフラッシュメモリ等の記録メディア104、CPU101の制御に従って記録メディア104に対する各種データの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ105、音量や操作メッセージ等を表示するディスプレイ106、CPU101の制御に従ってディスプレイ106に表示データを伝送するディスプレイI/F(Interface)107、音波発信装置100の操作やデータ入力を行う入力部としての操作パネル108、スピーカID等を音声(音波)に変調する変調器109、変調された音波を増幅する増幅器110、音声を入力するマイク111、音声を出力するスピーカ112、CPU101の制御に従ってマイク111及びスピーカ112との間で音声信号の入出力を処理する音声入出力I/F113、各種の外部機器を接続するための外部機器接続I/F114、ネットワーク400を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F115、音波発信装置100の電源のONとOFFとを切り換えるための電源スイッチ116、及び上記各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン117等を備えている。
図3は、実施例1に係る携帯端末200のハードウェア構成の一例を示す図である。携帯端末200は、携帯端末200全体の動作を制御するCPU201、CPU101により実行されるプログラムを記憶したROM202、CPU101のワークエリアとして使用されるRAM203、CPU201の制御に従ってデータの読み出し又は書き込みを行うEEPROM204、CPU201の制御に従って被写体を撮像し画像データを得るカメラ205、カメラ205の駆動を制御する撮像素子I/F206、地磁気を検知する電子磁気コンパスやジャイロコンパス、加速度センサ等の各種加速度・方位センサ207、携帯端末ID等の各種データを記憶する記憶部としてのフラッシュメモリ等の記録メディア208に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ209、現在時刻や日付、曜日等の情報を有するチップであるRTC(Real Time Clock;リアルタイムクロック)210を備えている。そして、メディアドライブ209の制御に従って、既に記録されていたデータが読み出され又は新たにデータが書き込まれて記憶する記録メディア208が着脱自在な構成となっている。カメラ205は、レンズや、光を電荷に変換して被写体の画像(映像)を電子化する固体撮像素子を含む。この固体撮像素子として、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)等が用いられる。
携帯端末200は、さらに、音声を入力する内蔵型のマイク211、音声を出力する内蔵型のスピーカ212、CPU201の制御に従ってマイク211及びスピーカ212との間で音声信号の入出力を処理する音声入出力I/F213、アンテナ214、このアンテナ214を利用して無線通信信号により最寄りの基地局と通信を行う通信I/F215、アクセスポイントとIEEE80212規格に準拠する無線LAN通信を行う無線LAN通信I/F216、近距離通信用アンテナ217、この近距離通信用アンテナ217を利用してBluetooth(登録商標)、Wi−Fi、FeliCa(登録商標)等の近距離通信を行う近距離無線通信I/F218、GPS衛星からGPS信号を受信するGPS受信部219、被写体の画像データや各種アイコン等を表示する液晶や有機EL等の表示部であるディスプレイ220、ディスプレイ220に画像データを伝送するディスプレイI/F221、ディスプレイ220上に搭載された感圧式又は静電式のパネルによって構成され、指やタッチペン等によるタッチによってディスプレイ220上におけるタッチ位置を検出するタッチパネル222、携帯端末200の電源のONとOFFとを切り換えるための電源スイッチ223、及び上記各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン224等を備えている。また、携帯端末200は、専用の電池も備えており、この電池によって駆動される。
図4は、実施例1に係る情報配信サーバ300のハードウェア構成の一例を示す図である。情報配信サーバ300は、情報配信サーバ300全体の動作を制御するCPU301、CPU301が実行するプログラムを記憶したROM302、CPU301のワークエリアとして使用されるRAM303、情報配信プログラム、配信情報等の各種データを記憶するHD304、CPU301の制御にしたがってHD304に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するHDD(Hard Disk Drive)305、フラッシュメモリ等の記録メディア306に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ307、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示するディスプレイ308、ディスプレイ308に画像データを伝送するディスプレイI/F309、ネットワーク400を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F310、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたキーボード311、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行うマウス312、着脱可能な記録媒体の一例であるCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)313に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するCD−ROMドライブ314、外部機器を接続するための外部機器I/F315、情報配信サーバ300の電源のONとOFFとを切り換えるための電源スイッチ316、及び上記各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン317等を備えている。
<情報配信システムの機能構成>
次に、実施例1の情報配信システム1の機能構成について説明する。図5は、実施例1に係る情報配信システム1の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
まず、音波発信装置100の機能構成を説明する。図5に示すように、音波発信装置100は、識別情報受信部11、識別情報変調部12、音声送信部13、スピーカID記憶部14を有している。識別情報受信部11は、図2のCPU101(CPU101からの命令、演算結果等を示す。以下同様)、ネットワークI/F115によって実現される。識別情報変調部12は、図2のCPU101、変調器109、増幅器110によって実現される。音声送信部13は、図2のCPU101、音声入出力I/F113によって実現される。スピーカID記憶部14は、図2のRAM103やラッシュメモリ等の記録メディア104によって実現される。
識別情報受信部11は、情報配信サーバ300からネットワーク400を介して送信される識別情報の一例であるスピーカIDを受信し、スピーカID記憶部14に保存(記憶)する。なお、音波発信装置100と情報配信サーバ300とがオフラインになっている場合、または音波発信装置100がネットワーク400に接続されていない場合等は、操作パネル108のタッチキー等からスピーカIDを入力するよう構成することができる。ユーザは、ディスプレイ106に表示されるスピーカIDを目視で確認しながら入力作業を行うことができる。この場合、操作パネル108から入力されたスピーカIDがスピーカID記憶部14に保存される。
識別情報変調部12は、スピーカIDを所定のフォーマットに変換(変調)する。この変調方法としては、特に限定されることはなく、公知の変調方法を適宜用いることができる。音声送信部13は、識別情報変調部12で変調されたスピーカIDをBGM、店内アナウンス等に重畳して、又はスピーカIDを単独でスピーカ112から放送する。
次に、携帯端末200の機能構成について説明する。図5に示すように、携帯端末200は、音声送受信部21、音声変換部22、情報送受信部23、配信情報表示部24、操作入力受付部25、スピーカID記憶部26、端末ID記憶部27を有している。
音声送受信部21は、図3のCPU201、音声入出力I/F213によって実現される。音声変換部22は、CPU201によって実現される。情報送受信部23は、図3のCPU201、通信I/F215、無線LAN通信I/F216、近距離無線通信I/F218等によって実現される。配信情報表示部24は、図3のCPU201、ディスプレイI/F221等によって実現される。操作入力受付部25は、図3のタッチパネル222、電源スイッチ223等によって実現される。
スピーカID記憶部26、端末ID記憶部27は、RAM203、EEPROM204、フラッシュメモリ等の記録メディア208等によって実現される。なお、携帯端末200は、撮像素子I/F206やカメラ205等で実現される撮像部など、通常の携帯端末としての機能をも備えている。
スピーカID記憶部26は、音波発信装置100から携帯端末200が受信した識別情報(第1の識別情報)が記憶される。実施例1では、識別情報としてスピーカIDを用いている。端末ID記憶部27は、携帯端末200の識別情報が予め記憶されている。実施例1では、携帯端末200の識別情報(第2の識別情報)として携帯電話番号を用いている。
音声送受信部21は、音声(音波)を受信して音声信号に変換する機能、音声信号を音声に変換して送信する機能を有する。音声送受信部21は、音波発信装置100のスピーカ112から発せられた音波を受信して音声信号に変換する。
音声変換部22は、音声送受信部21で受信し変換した音声信号をスピーカIDに変換し、スピーカID記憶部26に保存する機能を有する。このスピーカIDへの変換方法も、公知の適宜の方法を用いることができる。
情報送受信部23は、携帯端末200と情報配信サーバ300、他の携帯端末200、装置、システム等との通信を行う機能を有する。情報送受信部23は、スピーカIDと携帯端末IDとを、情報配信サーバ300に送信し、情報配信サーバ300から配信情報としての広告情報を受信する。また、情報送受信部23は、ユーザからの指示(操作)に従って、情報配信サービスの利用アプリのダウンロードを行う。
配信情報表示部24は、画像情報を編集してディスプレイ220に表示する機能を有する。配信情報表示部24は、情報送受信部23が受信した広告情報を、表示属性等に従って編集して、ディスプレイ220に表示する。
操作入力受付部25は、携帯端末200の操作のためのユーザによる各種入力を受け付ける機能を有する。操作入力受付部25は、ユーザがタッチパネル222で情報配信サービスの利用アプリのダウンロード操作を受け付ける機能を有する。また、操作入力受付部25は、ユーザの電源スイッチ116の操作による電源ON又はOFFの入力を受け付ける。
次に、情報配信サーバ300の機能構成について説明する。図5に示すように、情報配信サーバ300は、識別情報送信部31、端末情報受信部32、端末数算出部33、配信情報取得部34、配信情報送信部35、端末位置情報DB(データベース)36、広告情報DB37、スピーカ位置情報DB38を有している。
識別情報送信部31、端末情報受信部32及び配信情報送信部35は、図4のCPU301、ネットワークI/F310によって実現される。端末数算出部33及び配信情報取得部34は、図4のCPU301によって実現される。端末位置情報DB36、広告情報DB37、スピーカ位置情報DB38は、図4のHD304によって実現される。
識別情報送信部31は、音波発信装置100の識別情報としてのスピーカIDを音波発信装置100に送信する機能を有する。このスピーカIDは、スピーカ位置と関連付けられてスピーカ位置情報DB38に予め記憶されている。
端末情報受信部32は、携帯端末200からスピーカID及び携帯端末IDを受信し、取得時刻とともに端末位置情報DB36に追記(記憶)する機能を有する。端末数算出部33は、スピーカIDごとに、各スピーカIDを送信した携帯端末200の数をカウントする機能を有する。カウント数は、RAM303等に保存される。
配信情報取得部34は、スピーカIDに関連付けられた配信情報としての広告情報を広告情報DB37から検索して取得する機能を有する。配信情報送信部35は、取得した広告情報を所定の携帯端末200又は音波発信装置100に送信する機能を有する。
端末位置情報DB36は、携帯端末200から送信されたスピーカID及び携帯端末IDが取得時刻と関連付けられて格納された端末位置情報テーブル36aを有している。図6は、実施例1に係る端末位置情報テーブル36aのテーブル構造の一例を示す。図6に示されるように、端末位置情報テーブル36aは、スピーカIDと携帯端末IDとが、これらを取得した取得時刻、端末情報受信部32が受信した時刻が関連付けられて記憶されている。
スピーカIDは、音波発信装置100を特定するための識別情報であって、各店舗に設置された音波発信装置100が有するスピーカ112(図2参照)にそれぞれ割り当てられている。スピーカIDとして、適宜の数字、文字等を用いることができる。実施例1では、スピーカIDとしてスピーカを示す「SP」と数字(連番)とで表しているが、本願のスピーカIDがこれに限定されることはなく、スピーカ112の製造番号等を用いることもできる。
携帯端末IDは、携帯端末200を特定するための識別情報である。携帯端末IDとして、適宜の数字、文字等を用いることができる。実施例1では、携帯端末IDとして携帯電話番号を用いているが、本願の携帯端末IDがこれに限定されることはなく、携帯端末200の製造番号や個体識別番号(端末識別番号)、メールアドレス等を用いることもできる。
取得時刻は、携帯端末200からスピーカID及び携帯端末IDを受信した時刻である。本実施例では、日付を含む時刻(時、分)を用いているが、本願の取得時刻がこれに限定されることはなく、時刻のみを用いることもできるし、秒単位の時刻を用いることもできる。
広告情報DB37は、広告番号、店舗番号、店舗名、配信期間、広告情報が格納された広告情報テーブル37aを有している。図7は、実施例1に係る広告情報テーブル37aのテーブル構造の一例を示す。この広告情報DB37の各データは、広告を配信したい店舗関係者が情報配信サーバ300にアクセスして登録する。
広告番号は、広告を特定するための識別情報であり、実施例1では、数字(連番)を用いている。店舗番号及びは広告情報を配信する店舗を特定するための識別情報であり、実施例1では、「店舗」の文字と数字(連番)とを組み合わせて用いている。店舗名は店舗番号に対する店舗の名称であり、実施例1では文字列を用いている。配信期間は、広告情報を配信する期間であり、実施例1では、月日を用いているが、年月日を用いることもできるし、時間を含めることもできる。
広告情報は、ユーザの携帯端末200に配信してディスプレイ220に表示させる配信情報であり、実施例1では文字列を用いているが、表示の際の属性等を含めることができる。また、広告情報として携帯端末200のディスプレイ220に表示させる画像や写真、スピーカ112から発する音声情報等を設定することもできる。
なお、配信情報送信部35は、広告情報を携帯端末200に配信する際に、この広告情報テーブル37aから取得した配信期間を参照し、この配信期間内であることを確認してから広告情報を配信する。配信方法として、広告情報と配信期間とを配信する方法もあるが、広告情報だけにすることで、少ない情報量で必要事項を配信することができるとともに、ユーザの誤解を排除することができる。また、図7に示す実施例1の広告情報テーブル37aでは、配信期間として、日付を登録しているが、時間や分など自由に指定することができる。
スピーカ位置情報DB38は、スピーカ位置、スピーカID、配信優先順位が格納されたスピーカ位置情報テーブル38aを有している。図8は、実施例1に係るスピーカ位置情報テーブル38aのテーブル構造の一例を示す。
図8に示すスピーカ位置は、音波発信装置100のスピーカ112が設置される位置を数字で示したもので、スピーカ112のスピーカ位置とスピーカIDとが関連付けられて登録されている。配信優先順位は、最寄の店舗に配信する広告情報がない場合に、他の店舗の広告情報を配信する際の優先順位を決めるもので、店舗番号と不等号「>」とで表されている。
したがって、施設管理者は、どのスピーカ112のスピーカ位置にどのスピーカIDを割り振るかを事前に決め、その上で、店舗関係者と広告配信業者とで広告配信優先順位を決め、スピーカ位置情報テーブル38aの配信優先順位のデータを設定する。なお、配信優先順位という形で、1つの広告を配信するようにすることもできるが、複数の広告情報を配信することもできる。その場合は、例えば、同時に配信する複数の店舗番号をカンマ「,」で区切って配信優先順位に設定することができる。
また、配信優先順位は、音波発信装置100の近隣の店舗の広告情報を配信するほうが効果的である。例えば、遠くの店舗の広告情報を流したとしても、そこまでユーザを移動させるにはかなりの効果的な広告が必要となるが、近くの店舗であれば、容易に行くことができるため、ユーザが移動する可能性は高くなる。そのため、音波発信装置100の設置された店舗の近隣の店舗に設置されたスピーカ112のスピーカ位置を、事前に決められた優先順位に従って設定する。実施例1では、配信優先順位を、「最寄の店舗>反対側の店舗>両横の店舗>斜め前の店舗」という順番とした。
[情報配信サービス]
以下、上述のような本願の実施例1に係る情報配信システム1による情報配信処理(情報配信サービス)の動作について、図面を参照しながら説明する。
<スピーカID登録>
まず、情報配信サービスを実行するに際して、以下のような事前準備を行う。まず、前述したように、施設管理者は、施設の店舗T内に音波発信装置100をそれぞれ設置する。図9は、百貨店、ショッピングセンター、商店街等の施設Aの各店舗Tの位置と、音波発信装置100のスピーカ112の位置とを対応づけた図である。この図9は、店舗T(店舗T1〜T30)の配置と音波発信装置100のスピーカ112の配置を示している。店舗Tの末尾の数値が「店舗番号」を示しており、各店舗Tのスピーカ112に付した数値は「スピーカ位置」を表している。
次に、音波発信装置100のスピーカ位置に対してスピーカIDと配信優先順位を決め、情報配信サーバ300にアクセスして、スピーカ位置情報DB38に保存する。図8のスピーカ位置情報テーブル38aに、スピーカ位置とスピーカIDと配信優先順位とを対応づけて保存した一例が示されている。
この図8に示すように、例えば、スピーカ位置「1」の場所に設定したスピーカ112のスピーカIDを「SP000001」に設定している。また、配信優先順位は、前述したように、あるスピーカIDを受信した携帯端末200に広告を配信する場合に、どの店舗の広告情報を配信するかを決めるために用いられる。
例えばスピーカID「SP000001」の場合は、「1>6>2>7」が設定されている。これは、まず「店舗1」(つまり、スピーカ位置「1」のスピーカ112が店舗前の通路等に設置された店舗)の広告情報を選択して配信するが、もし、「店舗1」の広告情報がない場合は、「店舗6」(つまり、スピーカ位置「6」のスピーカ112が店舗前の通路等に設置された店舗、以下同様)の広告情報を選択し、次に「店舗2」の広告情報を選択するという順番で、配信する広告の優先順位を決めたものである。
同様に、スピーカID「SP000002」の場合は、「2>7>1,3>6,8」が設定されている。この場合、「店舗2」の広告情報、次に「店舗7」の広告情報、次に「店舗1」及び「店舗3」の広告情報、最後に「店舗6」及び「店舗8」の広告情報という順番で選択して配信する配信優先順位を決めている。
次に、情報配信サーバ300は音波発信装置100と接続し、各音波発信装置100のスピーカ112に対して登録したスピーカIDを送信する。音波発信装置100は受信したスピーカIDをスピーカID記憶部14に保存する。なお、図9に情報配信サーバ300で各音波発信装置100のスピーカ112に対して設定したスピーカIDの結果を、「ID=SP0001」のように示した。
<配信情報登録>
次に、各店舗Tのオーナー等の店舗関係者は、店舗TのPC端末等を用いて広告情報DB37にアクセスして、広告情報(配信内容、配信期間など)を登録する。図7に、広告情報の一例を示す。広告番号は、登録した順に付される。例えば、「店舗1」では、8/20〜8/27の配信期間に、「全品20%OFF」の情報を配信することが登録されている。なお、広告情報の登録は、店舗関係者が登録することに限定されることはなく、例えば、施設管理者や業者等が店舗関係者の申請を受けて登録するように構成することもできる。
<利用アプリのダウンロード及びインストール>
一方、情報配信サービスを利用するユーザは、携帯端末200のタッチパネル222等を操作して、情報配信サーバ300等にアクセスして、情報配信サービスの利用アプリをダウンロードし、インストールする。この利用アプリは、RAM203にインストールされ、CPU201によって実行され、CPU201の命令によって上述した各機能が動作する。
<広告情報の取得>
以下、情報配信サービスを利用した広告情報の取得の動作の一例を、図14のシーケンス図を用いて説明する。
まず、ユーザは情報配信サービスに対して広告を提供している施設Aに移動し、インストールした利用アプリを立ち上げる(ステップS1)。一方、施設A内の各店舗Tの前の通路等に設置されたスピーカ112からは、スピーカIDが送信される(ステップS2)。ユーザが施設A内を移動し、いずれかの店舗Tに近づくと、ユーザが保持する携帯端末200の音声送受信部21がスピーカ112からの音波を受信し、音声変換部22がスピーカIDに変換する(ステップS3)。なお、取得したスピーカIDは、スピーカID記憶部26に記憶される。
そして、携帯端末200の情報送受信部23が、電話回線やネットワーク400を介してスピーカIDと携帯端末IDとを情報配信サーバ300に送信する(ステップS4)。図10に、携帯端末200から送信される通信情報のデータ構造の一例を示す。
情報配信サーバ300は、携帯端末200から送信されたスピーカIDと携帯端末IDとを受信(取得)すると(ステップS5)、取得時刻を加えた上で、図6に示すように、端末位置情報DB36に追記(記憶)する(ステップS6)。
端末位置情報DB36は、逐次、複数のユーザの携帯端末200の情報が追記されるため、情報配信サーバ300の端末数算出部33が、所定の間隔(例えば3分間)ごとにスピーカIDを取得した携帯端末200の数を数える。なお、このとき、重複した携帯端末を削除する。
この処理を図14のシーケンス図に従ってより具体的に説明すると、前回の集計時刻と現時刻との差を計算する(ステップS7)。この差が例えば3分間等、所定の時間(所定の期間)以内か判定し(ステップS8)、所定の時間以内ならステップS5に戻ってスピーカID及び携帯端末IDの受信と、ステップS6の端末位置情報DB36への追記を繰り返す。
ステップS8で所定の時間を経過したと判定された場合、ステップS9に進み、端末位置情報DB36から、所定の時間内に追記したデータを抽出する。次に、抽出したデータをスピーカIDごとに検索し(ステップS10)、重複する携帯端末IDが存在する場合、つまり同じ携帯端末IDと同じスピーカIDのデータが複数回送信されてきた場合は、その重複したデータを端末位置情報DB36から削除する(ステップS11)。
そして、スピーカIDごとの携帯端末IDの数(携帯端末200の数)を算出する(ステップS12)。図11に、スピーカIDとスピーカIDごとの携帯端末IDのカウント数とを対応づけたリストを示す。店舗の下又は上に記載した数字がカウント数である。図11のリストにおいて、例えば、「店舗1」のスピーカID「SP000001」では、25個の携帯端末IDが算出(カウント)された。算出された携帯端末IDの数、図11及び以下で説明する図12のリストの内容は、RAM303に一時的に保存することもできるし、HD304、記録メディア306等に保存することもできる。
次に、配信情報取得部34が、携帯端末IDの数が所定の数以上(例えば20以上)のスピーカIDを抽出する(ステップS13)。抽出した各スピーカIDに対して、スピーカ位置情報DB38にアクセスして、事前に決められた配信優先順位(店舗Tの番号が優先順位で示されたもの)抽出する。またこの配信優先順位に基づいて、広告情報DB37にアクセスして、配信優先順位の各店舗Tに対応する広告情報の配信期間を抽出する(以上、ステップS14)。次いで、抽出した配信優先順位と配信期間に基づいて、配信する広告情報を抽出する(ステップS15)。つまり、配信期間を確認し、現時刻が配信期間内であれば当該店舗Tの広告情報を当該スピーカIDで配信する広告情報として選択し、配信期間外であれば、次の優先順位の店舗Tの広告情報の配信期間を確認し、配信期間内であれば当該店舗Tの広告情報を選択する。
図12に、スピーカIDごとの広告情報の抽出結果のリストを示す。この図12に示すように、スピーカID「SP000001」、「SP000027」についてはこれらが設置された店舗1、店舗27の広告情報が抽出され、「SP000024」については店舗24の広告情報がないため、配信優先順位に従って近隣の店舗29の広告情報が抽出された。配信情報送信部35は、各スピーカIDに対応して抽出した広告情報を、ネットワーク400を介して該スピーカIDを送信した携帯端末200に送信する(ステップS16)。
情報配信サーバ300から送信された広告情報を、携帯端末200の情報送受信部23が受信し、配信情報表示部24が表示画像を生成してディスプレイ220に広告情報を表示する(ステップS17)。図13に、ディスプレイ220に表示された広告情報の一例を示す。このディスプレイ220に表示される広告情報は、ユーザがその前を歩行中の店舗T又は近隣の店舗Tの広告情報であるため、広告情報を見たユーザがそのまま当該店舗T内に足を踏み入れ易くなり、集客効果を向上させることができる。
なお、実施例1では、広告情報の送信は、携帯端末200に直接送信しているが、変形例として、音波発信装置100を経由して音波で携帯端末200に送信することもできる。前者は複数の携帯端末200の各々に広告情報を送信するのに対して、後者の場合は、1つの音波発信装置100に広告情報を送信するだけなので、通信負荷の低減には効果的である。
後者のように情報配信サーバ300から音波発信装置100に広告情報を送信する場合は、図5に点線で示すように音波発信装置100が広告情報を受信し(ステップS18)、広告情報を音波に変調して携帯端末200に送信する(ステップS19)。この場合、例えば、音波発信装置100の識別情報受信部11で配信情報を受信し、識別情報変調部12で広告情報を音波に変調し、音声送信部13から広告情報を音声で送信する。そして、音波発信装置100からの音波を受信した携帯端末200は、音波を広告情報に変換して、上記と同様に表示画像を生成し、ディスプレイ220に表示する。
以上、本願の実施例1では、スピーカ112から音波でスピーカIDを携帯端末200に送信し、携帯端末200が受信したスピーカIDと携帯端末IDとを情報配信サーバ300に送信している。これを受信した情報配信サーバ300は、所定の期間、スピーカIDごとに、携帯端末200の数をカウントし、該カウント数が所定数に達したスピーカIDを送信した携帯端末200に対して広告情報を配信している。
したがって、実施例1によれば、音波を用いて顧客であるユーザの位置を特定し、ユーザが集まっているところに、近隣の店舗の広告を流すことができる。そのため、ユーザ側では近隣の店舗の広告を取得して効率的に店舗を回ることができる。さらに店舗側でも店舗の近隣にいるユーザに的を絞って広告情報を提供することができるため、効率的かつ適切にユーザに広告情報を配信することが可能となる。
また、変形例のように広告情報をスピーカ112から送信することもでき、これによって、携帯端末200は情報配信サーバ300からの受信回数を減らすことができる。また、この場合、音波による情報送信はビットレートが低いため、従来のようにすべての広告情報を送信すると、スピーカIDの送信頻度が減少し、ユーザの位置特定の精度に影響が出る場合がある。しかし、本願では、携帯端末200の数をカウントして、ユーザが集まったところだけに広告情報を送信することで、スピーカIDの送信頻度の減少を抑制して、効率よく広告情報を配信することが可能となる。
(実施例2)
次に、本願の実施例2に係る情報配信システムについて、図面を参照して説明する。実施例2の情報配信システムの基本構成は、実施例1の情報配信システム1と同様であるため、詳細な説明は省略する。以下では、実施例1とは異なる機能について主に説明する。
上記実施例1では、移動中のユーザ、すなわち店舗Tの近くを歩いているユーザもカウントすることになるが、移動中のユーザは携帯端末200を操作しておらず、広告情報に気づかない場合が想定される。一方、移動していないユーザ、つまり立ち止まっているユーザは、その間、携帯端末200を操作している場合が多く見られ、このようなユーザに対して広告情報を配信するほうが効果的である。
そこで、実施例2では、所定の期間に立ち止まっているユーザに対して広告情報を配信することが可能な情報配信システムを構築している。その実現のため、ある期間にスピーカIDを取得した携帯端末200の数に加え、その前の所定の期間で取得した携帯端末200数を算出し、さらに、2つの期間で、同じスピーカIDを取得した携帯端末200数をカウントする。これによって、所定の期間に立ち止まっているユーザの数がわかる。
次に、実施例2の情報配信サービスの動作について説明する。スピーカ位置情報DB38への登録、音波発信装置100へのスピーカIDの登録、広告情報DB37の登録、利用アプリのダウンロード及びインストール等は、上述した実施例1と同様であるため、以下では、図18のシーケンス図を参照しながら広告情報の取得の動作について説明する。
<実施例2における広告情報の取得>
図18は、実施例2における情報配信サービスを利用した広告情報の取得の動作の一例を示すシーケンス図である。実施例1と同様の処理については、簡略に説明する。
この図18に示すように、まずユーザがインストールした利用アプリを立ち上げ(ステップS21)、各店舗Tに設置されたスピーカ112からスピーカIDを送信する(ステップS22)。ユーザが保持する携帯端末200がスピーカ112からの音波を受信し、スピーカIDに変換した後(ステップS23)、スピーカIDと携帯端末IDとを情報配信サーバ300に送信する(ステップS24)。
情報配信サーバ300は、スピーカIDと携帯端末IDとを受信し(ステップS25)、取得時刻を加えた上で、端末位置情報DB36に追記(記憶)する(ステップS26)。
次に、情報配信サーバ300は、前回の集計時刻と現時刻との差を計算し(ステップS27)、この差が所定の時間(例えば3分間)以内なら(ステップS28)、ステップS25〜S27を繰り返す。所定の時間が経過したら、端末位置情報DB36から、所定の時間内に追記したデータを抽出し(ステップS29)、抽出したデータをスピーカIDごとに検索し(ステップS30)、重複する携帯端末IDのデータを端末位置情報DB36から削除する(ステップS31)。
以上までは実施例1と同様の処理であり、実施例2では、さらに以下のステップS32〜S34を実施する。これらの処理は、端末数算出部33や配信情報取得部34で行うことができる。
次に、実施例2では、端末数算出部33で、スピーカIDごとの携帯端末IDのリストを作成する(ステップS32)。例えば、ある期間とその1つ前の期間でスピーカID=「SP000001」を取得した携帯端末200の携帯端末IDのリストを図15に示す。図15において、網掛けされた携帯端末IDに対応する15台の携帯端末200が、2つの期間にまたがって「SP000001」を取得しているため、この15台の携帯端末200のユーザが「SP000001」の取得エリアで立ち止まっていたと考えられる。
そこで、端末数算出部33は、ステップS32で得られたリストに対して、1つ前の所定期間でのリストを読み出す(ステップS33)。そして、図15に例示されるように、この2つのリストにおいて同じスピーカIDを受信した携帯端末の数(2つの期間に共通して出現する携帯端末IDの数)を算出する(ステップS34)。以上の手順をすべてのスピーカIDに関して実施した結果のリストを図16に示す。
以上の処理を実施したら、次に、図16のリストに基づいて、配信情報取得部34が、携帯端末IDの数が所定の数以上(例えば5以上)のスピーカIDを抽出する(ステップS35)。配信情報取得部34は、抽出した各スピーカIDに対して、スピーカ位置情報DB38から配信優先順位を取得し、この配信優先順位に基づいて広告情報DB37から広告情報の配信期間を抽出する(ステップS36)。次いで、抽出した配信優先順位と配信期間に基づいて、配信する広告情報を抽出する(ステップS37)。
図17に、スピーカIDごとの広告情報の抽出結果のリストを示す。実施例2でも図17に示すように、配信優先順位及び配信期間に基づいてスピーカ112が設置された店舗Tの広告情報が最優先で取得され、当該店舗Tの広告情報がない場合は、配信優先順位及び配信期間に基づいて近隣の店舗Tの広告情報が取得される。配信情報送信部35は、抽出した広告情報を、ネットワーク400を介して携帯端末200に送信する(以上、ステップS38)。
なお、上記実施例1で説明したように、実施例2でも広告情報を携帯端末200に直接送信するだけでなく、変形例として、音波発信装置100を経由して音波で携帯端末200に送信することもできる。この場合、情報配信サーバ300は、ステップS37で広告情報を音波発信装置100に送信する。音波発信装置100は、この広告情報を受信し(ステップS40)、広告情報を音波に変調して携帯端末200に送信する(ステップS41)。
携帯端末200は、情報配信サーバ300又は音波発信装置100から送信される広告情報を受信し、変換や表示画像の生成を行った後、ディスプレイ220に広告情報を表示する(ステップS39)。
以上、実施例2によっても、音波を用いて顧客であるユーザの位置を特定し、ユーザが集まっているところに、近隣の店舗の広告を流すことができ、効率的かつ適切にユーザに広告情報を配信することが可能となる。さらに実施例2では、所定の期間にスピーカIDを取得した携帯端末200と、1つ前の所定の期間にスピーカIDを取得した携帯端末200とを比較し、両期間でスピーカIDを取得した携帯端末200の数をカウントしている。そして、このカウント数が所定数に達したとき、該スピーカIDを送信した携帯端末200に対して広告情報を送信している。したがって、所定の期間に立ち止まって携帯端末200を操作しているユーザに対して広告情報を配信することができ、より効率的かつ適切にユーザに広告情報を配信することが可能となる。
なお、実施例2では、所定の期間とその1つ前の所定の期間とで、スピーカIDを取得した携帯端末200を比較しているが、過去の所定の期間が1つ前の所定の期間に限定されることはない。過去の所定の期間であれば、2つ前の所定の期間又はそれ以上前の所定の期間を選択することができ、所定の期間の長さやユーザが立ち止まっている時間を何分に想定するか等で、適宜の過去の所定の期間と比較することができる。また、実施例2では、携帯端末IDの数が所定の数以上のスピーカIDを送信した携帯端末200に広告情報を送信しているが、携帯端末IDの数に関わらず、1台であっても広告情報を送信するようにすることもできる。この場合でも、立ち止まっているユーザのみに広告情報を配信するため、効率的な配信が可能となる。
(実施例3)
次に、本願の実施例3係る情報配信システムについて、図面を参照して説明する。実施例3の情報配信システムの基本構成は、図5に一点鎖線で示すように、広告配信済端末情報DB39をさらに設けたこと以外は、実施例1の情報配信システム1と同様である。そのため、詳細な説明は省略する。以下では、実施例1とは異なる機能について主に説明する。
まず、上記実施例1では、所定の時間内で同じ携帯端末IDと同じスピーカIDとが複数回送信されてきた場合は、重複データを削除している(実施例1のステップS11等参照)。これにより、所定の時間内で同じ携帯端末200に同じ広告情報を複数回送信するのを防いでいる。実施例2も同様である。しかし、所定の時間を過ぎて、再度同じ携帯端末IDとスピーカIDとが送信された場合、例えば、ユーザが時間を変えて同じ店舗Tの近くを何度も行き来した場合等は、同じ携帯端末200に同じ広告情報が複数回送信される場合がある。このような状態が頻繁に続くと、広告情報やそのサービスに対するユーザの関心が薄れる場合がある。
そこで、実施例3では、過去に配信済みの広告情報を送信しないようにするか、又は過去に配信した場合はその後一定期間、同じ広告情報を送信しないようにする。これにより、ユーザの関心が薄れるのを防ぎ、より適切に広告情報の配信を行うことが可能な情報配信システム1を提供しようとするものである。
これを可能とするため、実施例3では、端末位置情報DB36、広告情報DB37、スピーカ位置情報DB38に加えて、図5に一点鎖線で示すように、広告配信済携帯端末情報DB39を備えている。広告配信済携帯端末情報DB39は、図4のHD304によって実現され、スピーカID、当該スピーカIDを取得した携帯端末200の携帯端末ID、携帯端末200からの識別情報の取得時刻、過去に配信した広告番号、その配信時刻が格納された広告配信済端末情報テーブル39aを有している。図20は、実施例31に係る広告配信済携帯端末情報テーブル39aのテーブル構造の一例を示す。
次に、実施例3の情報配信サービス1の動作について説明する。スピーカ位置情報DB38への登録、音波発信装置100へのスピーカIDの登録、広告情報DB37の登録、利用アプリのダウンロード及びインストール等は、上述した実施例1と同様である。そのため、以下では、図22のシーケンス図を参照しながら広告情報の取得の動作について説明する。
<実施例3における広告情報の取得>
図22は、実施例3における情報配信サービスを利用した広告情報の取得の動作の一例を示すシーケンス図である。ステップS51〜ステップS65までの処理は、上述した実施例1のステップS1〜ステップS15までの処理と同様であるため、説明を省略する。ただし、実施例3では、スピーカID及び携帯端末IDを受信する所定の時間を2分とする。
以下、2014年8月26日の15:00時点で、情報配信サーバ300が携帯端末200からスピーカID及び携帯端末IDを受信した場合を想定して説明する。実施例3の情報配信システム1では、ステップS65までの処理で、携帯端末200数が所定数以上のスピーカIDに対して、配信すべき告情報が抽出される(図12に示す実施例1の抽出結果のリスト参照)。
実施例3でも、実施例1等と同様に、端末位置情報DB36にはスピーカIDごとに、そのスピーカIDを送信した携帯端末の携帯端末IDと取得時刻とが追記されている。その中で例えば、2014年8月26日の15:00時点でスピーカID:SP000001を取得した携帯端末200のリストを図19の左図に示す。このリスト中の携帯端末200において、当該スピーカIDに対応する広告情報が過去に配信済みであった場合、広告情報が重複して配信されないように、以下の処理を行う。
まず、配信情報取得部34が、広告配信済携帯端末情報DB39にアクセスして、広告配信済携帯端末情報を取得し、過去に広告情報を配信した携帯端末200のリスト(広告配信済携帯端末情報リスト)を作成する(ステップS66)。図20に、2014年8月26日の15:00時点において、広告配信済携帯端末情報DB39に記憶されていたデータを示す。このデータに基づく広告配信済携帯端末情報リストから、広告番号1の広告情報を過去に配信した携帯端末IDを取得することができる。
次に、広告配信済携帯端末情報リストの携帯端末IDと、図19の携帯端末IDとを比較する。両リストで重複する携帯端末IDがある場合は、すでに広告番号1の広告情報を配信しているとして、当該携帯端末IDを、図19の携帯端末IDのリストから削除する(ステップS67)。この削除後の状態を、図19の右図に示す。
図19の右図に示される携帯端末IDのリストに残った携帯端末200に対して、配信情報送信部35はステップS65で抽出した広告情報を送信する(ステップS68)。携帯端末200は、情報配信サーバ300から送信される広告情報を受信し、変換や表示画像の生成を行った後、ディスプレイ220に広告情報を表示する(ステップS69)。
この場合も、変形例として、配信情報送信部35が音波発信装置100に広告情報を送信し、ステップS70で広告情報を受信した音波発信装置100が、ステップS71で携帯端末200に広告情報を音波で送信することもできる。
広告情報の送信が完了すると、配信情報取得部34が配信結果を広告配信済携帯端末情報DB39に保存する(ステップS69)。この場合、スピーカID、携帯端末ID、取得時間とともに、配信した広告番号(ここでは広告番号1)及び配信時刻(ここでは、15:02時点)を保存する。これにより、今回追加して保存された携帯端末IDの携帯端末200に対しても、8月26日中に広告番号1の広告情報が重複して配信されることがないものとなる。
以上、実施例3によっても、音波を用いて顧客であるユーザの位置を特定し、ユーザが集まっているところに、近隣の店舗の広告を流すことができ、効率的かつ適切にユーザに広告情報を配信することが可能となる。さらに実施例3では、広告配信済携帯端末情報DB39で、過去に配信した広告情報を携帯端末IDと関連付けて管理し、同じ携帯端末200に同じ広告情報を配信しないようにしている。そのため、ユーザの関心を引き易く、ユーザに無視されにくくなり、ユーザがサービスを積極的に活用するようになり、より効率的かつ適切にユーザに広告情報を配信することが可能となる。
なお、広告配信済携帯端末情報DB39のデータは、施設A等の営業時間が終了した後又は次回の営業開始に初期化してもよい。これにより、同じ営業日には、同じ携帯端末200に同じ広告情報が送信されることはないが、別の営業日には広告情報が一度は配信されることとなり、ユーザの関心を改めて引くことができる。または、あるイベント期間中、累積して広告配信済携帯端末情報DB39にデータを保存することで、当該イベント期間中は、同じ携帯端末200に同じ広告情報が一度のみしか配信されないようにすることもできる。
または、一日のうちで、数十分又は数時間おき、若しくは午前と午後といったように、所定の時間内では同じ携帯端末200に同じ広告情報を配信しないようにし、所定の時間の経過後は、同じ広告情報が配信できるようにすることもできる。この場合、定期的に広告配信済携帯端末情報DB39から所定の時間が経過したデータを削除することもできる。また、データを削除することなく前回の配信時刻を参照して、所定の時間を経過していると判断した場合のみに当該広告情報を配信するようにすることもでき、目的に応じて適宜の形態を採用することができる。いずれの場合でも、同じユーザに同じ広告情報が必要以上に配信されるのを抑制して、効率的な情報配信が可能となる。
また、実施例3では、実施例1と同様に、携帯端末200数が所定数以上のスピーカIDを抽出し、当該スピーカIDを送信した携帯端末200に広告情報を配信しているが、本願がこれに限定されることはない。携帯端末200の数に関わらず、所定の時間に携帯端末IDとスピーカIDとを送信した携帯端末200であって過去に同じ広告情報が配信されていない携帯端末200に配信することもできる。この場合でも、実施例3では同じ携帯端末200に過去に配信した同じ広告情報が所定の期間、配信されないため、ユーザの関心が薄れることなく、効率的かつ適切に広告情報を配信することが可能となる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、上記各実施例は本発明の例示にしか過ぎないものであり、本発明は上記各実施例の構成にのみ限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、本発明に含まれる。
1 情報配信システム 36 端末位置情報DB(記憶部)
37 広告情報DB(記憶部) 38 スピーカ位置情報DB(記憶部)
39 広告配信済携帯端末情報DB(記憶部)
100 音波発信装置 200 携帯端末 300 情報配信サーバ(情報配信装置)
T 店舗(被設置部)
特開2012−227631号公報
上記の目的を達成するため、本願に係る広告情報送信装置は、音波発信装置と、携帯端末と、音波発信装置が設置された場所と対応する広告情報を送信する広告情報送信装置と、を有する広告情報送信システムで用いられる広告情報送信装置であって、音波発信装置の識別情報を送信した携帯端末の数を算出する算出部と、算出された携帯端末の数に応じ、広告情報を音波発信装置に送信する送信部と、を備えたことを特徴とする。

Claims (9)

  1. 音波発信装置と、携帯端末と、情報配信装置とを備え、
    前記音波発信装置は、該音波発信装置を識別する識別情報を送信し、
    前記携帯端末は、前記識別情報を受信し、該識別情報を前記情報配信装置に送信し、
    前記情報配信装置は、前記携帯端末から受信した前記識別情報に関連付けられた前記配信情報を前記携帯端末に送信するよう構成された情報配信システムであって、
    前記情報配信装置は、所定の期間、前記識別情報ごとに、各識別情報を送信する前記携帯端末の数をカウントし、該携帯端末の数が所定数に達した前記識別情報を送信した前記携帯端末に対して前記配信情報を送信することを特徴とする情報配信システム。
  2. 音波発信装置と、携帯端末と、情報配信装置とを備え、
    前記音波発信装置は、該音波発信装置を識別する識別情報を送信し、
    前記携帯端末は、前記識別情報を受信し、該識別情報を前記情報配信装置に送信し、
    前記情報配信装置は、前記携帯端末から受信した前記識別情報に関連付けられた前記配信情報を前記携帯端末に送信するよう構成された情報配信システムであって、
    前記情報配信装置は、前記識別情報ごとに、所定の期間に前記識別情報を送信した前記携帯端末と、該所定の期間よりも過去の所定の期間に前記識別情報を送信した前記携帯端末とを比較し、両期間で同一の前記識別情報を送信した前記携帯端末に対して前記配信情報を送信するように構成されたことを特徴とする情報配信システム。
  3. 前記情報配信装置は、前記所定の期間、前記識別情報ごとに、各識別情報を送信する前記携帯端末の数をカウントし、前記所定の期間と該所定の期間よりも過去の所定の期間の両期間で同一の前記識別情報を送信した前記携帯端末の数が所定数に達したとき、該識別情報を送信した前記携帯端末に対して前記配信情報を送信するように構成されたことを特徴とする請求項2に記載の情報配信システム。
  4. 音波発信装置と、携帯端末と、情報配信装置とを備え、
    前記音波発信装置は、該音波発信装置を識別する識別情報を送信し、
    前記携帯端末は、前記識別情報を受信し、該識別情報を前記情報配信装置に送信し、
    前記情報配信装置は、前記携帯端末から受信した前記識別情報に関連付けられた前記配信情報を前記携帯端末に送信するよう構成された情報配信システムであって、
    前記情報配信装置は、前記識別情報ごとに、所定の期間に前記識別情報を送信した前記携帯端末と、前記所定の期間よりも過去の所定の期間に前記識別情報を送信した前記携帯端末とを比較して、前記過去の所定の期間に前記識別情報を送信していない前記携帯端末に対して前記配信情報を送信するように構成されたことを特徴とする情報配信システム。
  5. 前記情報配信装置は、前記識別情報ごとに、所定の期間に前記識別情報を送信した前記携帯端末と、前記所定の期間よりも過去の所定の期間に前記識別情報を送信した前記携帯端末とを比較して、前記所定の期間と該所定の期間よりも過去の所定の期間の両期間で同一の前記識別情報を送信した前記携帯端末に対して、前記過去の所定の期間に前記識別情報に対応する前記配信情報を送信した時間に応じて前記配信情を送信するか否かを決定するように構成されたことを特徴とする請求項4に記載の情報配信システム。
  6. 前記情報配信装置は、前記識別情報を送信した前記携帯端末に、前記識別情報を有する前記音波発信装置が設置された前記被設置部及び近隣の前記被設置部に関する前記配信情報の少なくとも1つを所定の優先順位に基づいて選択し、送信するように構成されたことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の情報配信システム。
  7. 前記情報配信装置は、前記音波発信装置を経由して前記配信情報を前記携帯端末に送信するように構成されたことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の情報配信システム。
  8. 携帯端末から送信される識別情報に基づいて、前記携帯端末に配信情報を送信する情報配信装置であって、
    所定の期間、前記識別情報ごとに、各識別情報を送信する前記携帯端末の数をカウントする端末数算出部と、
    前記携帯端末の数が所定数に達した前記識別情報に関連する前記配信情報を取得する配信情報取得部と、
    前記識別情報を送信した前記携帯端末に対して、前記配信情報を送信する配信情報送信部と、を備えたことを特徴とする情報配信装置。
  9. コンピュータを、
    所定の期間、識別情報ごとに、各識別情報を送信する携帯端末の数をカウントする端末数算出手段と、
    前記携帯端末の数が所定数に達した前記識別情報に関連する配信情報を取得する配信情報取得手段と、
    前記識別情報を送信した前記携帯端末に対して、前記配信情報を送信する配信情報送信手段として機能させるためのプログラム。
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