JP2019131207A - 商品提供システム - Google Patents

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JP2019131207A JP2018013112A JP2018013112A JP2019131207A JP 2019131207 A JP2019131207 A JP 2019131207A JP 2018013112 A JP2018013112 A JP 2018013112A JP 2018013112 A JP2018013112 A JP 2018013112A JP 2019131207 A JP2019131207 A JP 2019131207A
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Tadashi Miki
匡 三木
幸 田岡
Miyuki Taoka
幸 田岡
將太 中島
Shota Nakajima
將太 中島
伴 泰浩
Yasuhiro Ban
泰浩 伴
基 神
Motoi Jin
基 神
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Abstract

【課題】任意の時間で洗浄の準備の確認を行うと共に洗浄を開始することができ、かつ省手間を実現することができる商品提供システムを提供する。【解決手段】商品提供システム1は、商品を提供するノズル部12と、制御部102と、撮像部15とを備える。制御部102は、商品の提供に係る配管とノズル部12とを含む提供経路を洗浄する洗浄モードと、商品を提供する商品提供モードとを切り替える制御を行う。撮像部15は、ノズル部12の下方の位置に置かれた容器を撮像する。制御部102は、撮像部15が撮像した容器が洗浄に用いられる洗浄用容器である場合には、商品提供モードから洗浄モードへと切り替える。【選択図】図1

Description

本開示は、一般に商品提供システムに関し、より詳細には商品の提供経路の洗浄が行われる商品提供システムに関する。
管路内を自動洗浄することができる飲料製造装置(商品提供システム)が知られている(特許文献1参照)。
特許文献1で記載された装置では、装置の使用が少ない期間を自動洗浄を行う期間として時間入力される。これにより、定期的に決まった期間に自動洗浄を行うことができる。
また、特許文献1の記載の装置の他、飲料を提供するモードと洗浄を行うモードとを切り替える飲料提供装置も知られている。この装置では、例えば保守員が装置を所定の手順に従って飲料を提供するモードから洗浄を行うモードへとモードを切り替える。
特表2008−531162号公報
特許文献1の装置では、定期的に飲料を提供するモードから洗浄を行うモードへとモードを切り替えて洗浄を行うことができる。しかしながら、特許文献1の装置では、常に決まった時間に洗浄が開始されるので、当該時間までに洗浄を行う準備を行う必要がある。そのため、保守員が準備を忘れていた場合には、洗浄が実行できずに洗浄のタイミングを逃してしまうことになる。また、上述した飲料提供装置では、飲料を提供するモードから洗浄を行うモードへとモードを切り替える操作を保守員が行う必要があるので、保守員の手間がかかる。
そこで、本開示は上記事由に鑑みてなされており、任意の時間で洗浄の準備の確認を行うと共に洗浄を開始することができ、かつ省手間を実現することができる商品提供システムを提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る商品提供システムは、商品を提供するノズル部と、制御部と、撮像部とを備える。前記制御部は、前記商品の提供に係る配管と前記ノズル部とを含む提供経路を洗浄する洗浄モードと、前記商品を提供する商品提供モードとを切り替える制御を行う。前記撮像部は、前記ノズル部の下方の位置に置かれた容器を撮像する。前記制御部は、前記撮像部が撮像した前記容器が洗浄に用いられる洗浄用容器である場合には、前記商品提供モードから前記洗浄モードへと切り替える。
本開示によると、任意の時間で洗浄の準備の確認を行うと共に洗浄を開始することができ、かつ省手間を実現することができる。
図1は、実施形態1に係る飲料ディスペンサの構成を説明するブロック図である。 図2は、同上の飲料ディスペンサの洗浄時の使用体系の一例を説明する図である。 図3A〜図3Cは、同上の飲料ディスペンサの洗浄時に表示されるメッセージの一例を説明する図である。 図4は、同上の飲料ディスペンサの一部を切り欠いた正面図である。 図5は、同上の飲料ディスペンサの動作を説明する流れ図である。 図6は、実施形態2に係る飲料ディスペンサの構成を説明するブロック図である。 図7A〜図7Eは、同上の飲料ディスペンサが洗浄用容器として判別する容器の一例を説明する図である。 図8は、実施形態3に係る飲料ディスペンサの構成を説明するブロック図である。 図9は、同上の飲料ディスペンサの動作を説明する流れ図である。
以下に説明する各実施形態及び変形例は、本開示の一例に過ぎず、本開示は、実施形態及び変形例に限定されない。この実施形態及び変形例以外であっても、本開示に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(実施形態1)
以下、実施形態1に係る商品提供システム1としての飲料ディスペンサ10について、図1〜図5を用いて説明する。なお、本実施形態で商品提供システム1が提供する商品は、一例として飲料(コーヒー)である。もちろん、コーヒー以外の紅茶、緑茶、その他アルコール飲料を提供するシステムでも構わない。
(1)構成
まず、飲料ディスペンサ10の構成について説明する。飲料ディスペンサ10は、飲食店、コンビニエンスストア等の店舗に設置され、複数の飲料(商品)から利用者が選択した1つの飲料を提供する装置(システム)である。飲料ディスペンサ10は、複数種類の粉末原料を格納しており、利用者が選択した飲料に応じた粉末原料とお湯とを混合して当該飲料(商品)を提供する。もちろん、ミルしたコーヒー粉をドリップする構成や、生乳を混合する構成を備え、洗浄対象はコーヒー粉や生乳の配管経路であっても構わない。
図2に、実施形態1に係る飲料ディスペンサ10の外観の概略図を示す。飲料ディスペンサ10は、図2に示すように、ノズル部12と、吐出ボタン13と、タッチパネルディスプレイ14(以下、単に「タッチパネル14」という)と、撮像部15とを備える。
ノズル部12は、飲料を吐出する。吐出ボタン13は、ノズル部12へ飲料の吐出を指示するために押されるボタンである。
飲料ディスペンサ10は、筐体11を備えている。筐体11は、扉11aと本体11bとを含んでいる。
飲料ディスペンサ10の保守員(店舗の従業員)は、飲料ディスペンサ10の保守として、筐体11の内部に設けられた配管、及びノズル部12の洗浄を行う。洗浄を行う場合には、保守員は、扉11aを開いて内部に設けられたお湯を溜めたタンクからお湯を供給する配管30を本体11bの側面に設けられた開口部11cから引き出す(図2参照)。保守員は、さらに、ノズル部12へ飲料等を供給する配管31(例えば、ミルクを供給する配管)を本体11bの側面に設けられた開口部11dから引き出す(図2参照)。
飲料ディスペンサ10の洗浄時には、飲料ディスペンサ10の側に、洗浄剤が入れられた容器21が置かれる。容器21内に、本体11bの側面から引き出された配管30,31が入れられる。飲料ディスペンサ10が配管30を通してタンクのお湯を容器21に供給することで、洗浄剤と混ざり洗浄水が生成される。飲料ディスペンサ10が配管31を通して洗浄水を吸い上げてノズル部12から吐出することで、配管31及びノズル部12の洗浄が行われる。
飲料ディスペンサ10の筐体11は、ノズル部12から吐出される飲料及び洗浄水を受けるための容器を置くための架台11eを、ノズル部12の下方に有している。
タッチパネル14は、表示部120と操作部121としての機能を有している(図1参照)。表示部120は、提供可能な複数の商品(飲料)に関する情報(例えば複数の飲料の名称からなる飲料メニュー)を表示する。表示部120は、さらに、洗浄時の開始に係るメッセージ等の洗浄時におけるガイダンスを表示する。操作部121は、飲料メニューが表示されている場合には、利用者の選択操作を受け付ける。操作部121は、洗浄時において、保守員からの洗浄の作業に係る操作を受け付ける。
タッチパネル14は、マトリクス型の液晶ディスプレイ上に、格子状に配列された電極パターンが構成されている。タッチパネル14は、利用者によるタッチ位置を検出できる。タッチパネル14の表示部120では、利用者が選択可能な商品メニュー(ここでは、飲料メニュー)が表示される。利用者がタッチパネル14に表示された商品メニューから1つの商品(飲料)を選択し、吐出ボタン13を押下することにより、選択された商品(飲料)がノズル部12から一定時間吐出される。
撮像部15は、例えば、レンズ等からなる光学部材と、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)やCCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子からなるカメラである。撮像部15は、架台11eに置かれた容器、及び洗浄水又はお湯の吐出状況が撮像されるように、筐体11の側壁11fに設けられている。例えば、撮像部15の光軸がノズル部12の吐出方向と略直交するように、撮像部15は筐体11の側壁11fに設けられている。つまり、撮像部15は、架台11eに置かれた容器、及び洗浄水又はお湯の吐出状況を側面から撮像する。
飲料ディスペンサ10は、上述した構成の他、洗浄ボタン16、記憶部101及び制御部102を、さらに備える(図1参照)。
記憶部101は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、又はEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等から選択されるデバイスで構成される。記憶部101は、洗浄時に洗浄水を受けるために架台11eに置かれた洗浄用容器20(図2参照)の画像(基準画像)の画像データを記憶している。本実施形態では、洗浄用容器20は、四角柱形状の容器であって、上面には当該面よりも小さい円形状の突出した開口部を有している容器である。記憶部101は、基準画像の画像データとして、洗浄用容器20の特徴成分を表すデータを記憶している。
制御部102は、例えばプロセッサ及びメモリを有するマイクロコンピュータで構成されている。そして、プロセッサがメモリに格納されているプログラムを実行することにより、マイクロコンピュータが制御部102として機能する。プロセッサが実行するプログラムは、ここではマイクロコンピュータのメモリに予め記録されているが、メモリカード等の記録媒体に記録されて提供されてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて提供されてもよい。
制御部102は、飲料(商品)を提供する商品提供モードと、飲料(商品)の提供に係る配管(例えば配管31)とノズル部12とを含む提供経路を洗浄する洗浄モードとを切り替える制御を行う。制御部102は、モードが商品提供モードである場合には、複数の飲料(商品)のうち1つの飲料を利用者に選択させ、選択された飲料をノズル部12が吐出するように、ノズル部12及び飲料の提供に係る機構を制御する。
制御部102は、モードが洗浄モードである場合には、洗浄に係るガイダンスを表示部120が表示するように表示部120を制御する。
さらに、制御部102は、モードが洗浄モードである場合には、お湯を配管30を通して容器21に供給し、お湯と洗浄剤とが混合された洗浄水を配管31を通してノズル部12に供給され、ノズル部12が洗浄水を吐出するように、ノズル部12及び洗浄に係る機構を制御する。ここで、洗浄時において容器21に供給されるお湯の量は予め定められている。
制御部102は、さらに洗浄水による洗浄が終了すると、すすぎを行うようにすすぎに係る機構を制御する。具体的には、制御部102は、お湯を配管30を通して容器21に供給し、供給されたお湯を配管31を通してノズル部12に供給され、ノズル部12がお湯を吐出するように、すすぎに係る機構を制御する。制御部102は、すすぎ終了後、エアポンプ、又は蒸気等により配管31及びノズル部12に残った水分を取り除く。ここで、すすぎ時において容器21に供給されるお湯の量は予め定められている。
制御部102は、図1に示すように、特徴抽出部110、容器判別部111、モード切替部112、洗浄処理部113、洗浄状態判別部114及び吐出制御部115を有している。
特徴抽出部110は、撮像部15が撮像した容器の画像を用いて、画像に含まれる容器の特徴成分を抽出する。具体的には、特徴抽出部110は、画像における各画素の画素値を基に、撮像された容器の外形の特徴を抽出する。
特徴抽出部110は、洗浄モード時において、撮像部15が撮像した洗浄水の画像を用いて、ノズル部12から吐出される洗浄水の滴下排水幅を洗浄状態の特徴成分として抽出する。
特徴抽出部110は、洗浄モードでのすすぎ時において、撮像部15が撮像したお湯の画像を用いて、すすぎ時にノズル部12から吐出されるお湯の滴下排水幅をすすぎ状態の特徴成分として抽出する。
容器判別部111は、撮像部15が撮像した容器の画像を基に、架台11eに置かれた容器が洗浄用容器20であるか否かを判別する。具体的には、容器判別部111は、特徴抽出部110が抽出した容器の特徴成分(架台11eに置かれた容器の外形)と、記憶部101が記憶している基準画像の画像データ(洗浄用容器20の外形)とを比較する。容器判別部111は、比較結果により、特徴抽出部110が抽出した容器の特徴成分と、記憶部101が記憶している基準画像の画像データとが一致する場合には、架台11eに置かれた容器は洗浄用容器20であると判別する。ここで、一致の概念は、完全一致だけでなく、許容される誤差の範囲も含む。容器判別部111は、比較結果により、特徴抽出部110が抽出した容器の特徴成分と、記憶部101が記憶している基準画像の画像データとが一致しない場合には、架台11eに置かれた容器が洗浄用容器20でない、つまり飲料を提供する飲料用容器であると判別する。
モード切替部112は、洗浄モードと商品提供モードとを切り替える制御を行う。モード切替部112は、モードが商品提供モードである場合に、容器判別部111が架台11eに置かれた容器は洗浄用容器20であると判別すると、モードを商品提供モードから洗浄モードへと切り替える。
モード切替部112は、モードが商品提供モードから洗浄モードへと切り替えられると、洗浄の準備を促すメッセージ(第1メッセージ)を表示部120が表示するように、表示部120を制御する。モード切替部112は、モードが商品提供モードから洗浄モードへと切り替えられると、洗浄ボタン16が備える後述の発光部材が発光するように、発光部材を制御する。このとき、表示部120は、タッチパネル14の表示領域130に、第1メッセージとして、“洗浄を開始します。準備が完了しましたら、本体内部の洗浄ボタンを押して下さい。”というメッセージを表示する(図3A参照)。
モード切替部112は、洗浄モードでの作業が終了すると、保守員の所定の操作により、モードを洗浄モードから商品提供モードへと切り替える。
洗浄処理部113は、洗浄の準備が完了したか否かを判別する。具体的には、洗浄処理部113は、洗浄ボタン16が押されたか否かを判別する。洗浄処理部113は、洗浄ボタン16が押されたことを判別すると、洗浄の準備が完了したと判別する。洗浄処理部113は、洗浄の準備が完了したと判別すると、洗浄を実施する。具体的には、洗浄処理部113は、配管30を通してお湯を容器21に供給し、お湯と洗浄剤とが混合された洗浄水を配管31を通してノズル部12に供給され、ノズル部12が洗浄水を吐出するように、ノズル部12及び洗浄に係る機構を制御する。
洗浄処理部113は、さらに、洗浄水による洗浄が終了すると、すすぎを行うようにすすぎに係る機構を制御する。具体的には、洗浄処理部113は、お湯を配管30を通して容器21に供給し、供給されたお湯を配管31を通してノズル部12に供給され、ノズル部12がお湯を吐出するように、すすぎに係る機構を制御する。さらに、洗浄処理部113は、お湯の吐出が終了すると、エアポンプ、又は蒸気等により配管31及びノズル部12に残った水分を取り除く。
洗浄状態判別部114は、洗浄が終了したか否か、ここでは洗浄水の吐出が終了したか否かを判別する。具体的には、特徴抽出部110が抽出した洗浄状態の特徴成分を用いて、洗浄水の滴下排水幅が所定の幅以下となった場合、又は洗浄水の滴下排水幅が喪失(滴下排水が無くなった)した場合に、洗浄水の吐出が終了したと判別する。洗浄状態判別部114は、洗浄水の吐出が終了したと判別すると、すすぎの準備を促すメッセージ(第2メッセージ)を表示部120が表示するように、表示部120を制御する。このとき、表示部120は、タッチパネル14の表示領域131に、第2メッセージとして、“洗浄が終了しました。次に、すすぎを行います。”というメッセージを表示する(図3B参照)。また、表示部120は、第2メッセージを表示する場合には、領域132にすすぎ開始を指示する第1ボタン133を表示する(図3B参照)。保守員が第1ボタン133を押すと、洗浄処理部113によるすすぎが開始される。具体的には、予め定められた量のお湯が配管30を通して容器21に供給される。そして、給されたお湯を配管31を通してノズル部12に供給され、ノズル部12がお湯を吐出する。
洗浄状態判別部114は、すすぎが終了したか否か、ここではお湯の吐出が終了したか否かを判別する。具体的には、特徴抽出部110が抽出したすすぎ状態の特徴成分を用いて、お湯の滴下排水幅が所定の幅以下となった場合、又はお湯の滴下排水幅が喪失(滴下排水が無くなった)した場合に、すすぎが終了したと判別する。洗浄状態判別部114は、すすぎが終了したと判別すると、すすぎが終了した旨を洗浄処理部に通知する。このとき、洗浄処理部113は、エアポンプ、又は蒸気等により配管31及びノズル部12に残った水分を取り除く。
洗浄状態判別部114は、エアポンプ、又は蒸気等により配管31及びノズル部12に残った水分が取り除かれると、作業が終了した旨のメッセージ(第3メッセージ)を表示部120が表示するように、表示部120を制御する。このとき、表示部120は、タッチパネル14の表示領域134に、第3メッセージとして、“作業が終了しました。商品提供モードに移行します。”というメッセージを表示する(図3C参照)。また、表示部120は、第3メッセージを表示する場合には、領域135にモードを洗浄モードから商品提供モードへの移行を指示するための第2ボタン136を表示する(図3C参照)。保守員が第2ボタン136を押すと、モード切替部112は、モードを洗浄モードから商品提供モードへと移行する。
吐出制御部115は、操作部121で選択された飲料がノズル部12から吐出されるように、ノズル部12を制御する。
洗浄ボタン16は、筐体11の内部、特に本体11bの内側面に設けられている(図4参照)。洗浄ボタン16は、透明又は半透明の樹脂で形成されており、洗浄ボタン16の内部には、発光ダイオード等の発光部材が設けられている。洗浄ボタン16は透明又は半透明の樹脂で形成されているので、発光ダイオードが発光すると保守員は、扉11aを開くことで、その発光を視認することができる。そのため、保守員は、洗浄時にどのボタンを押せばよいかを容易に知ることができる。
(2)動作説明
ここでは、飲料ディスペンサ10の動作について、図5を用いて説明する。
撮像部15は、架台11eに容器が置かれると、容器の撮像を行う(ステップS1)。架台11eは図示しない荷重センサを有している。容器が置かれたことを荷重センサが検知すると、撮像部15は、容器の撮像を開始する。
特徴抽出部110は、撮像部15が撮像した容器の画像を用いて、容器の特徴成分(容器の外形)を抽出する(ステップS2)。
容器判別部111は、架台11eに置かれた容器が洗浄用容器20であるか否かを判別する(ステップS3)。具体的には、容器判別部111は、架台11eに置かれた容器の外形と、洗浄用容器20の外形とを比較する。容器判別部111は、架台11eに置かれた容器の外形と、洗浄用容器20の外形とが一致する場合には、架台11eに置かれた容器は洗浄用容器20であると判別する。
モード切替部112は、モードが商品提供モードである場合に容器判別部111が架台11eに置かれた容器が洗浄用容器20であると判別すると(ステップS3における「Yes」)、モードを商品提供モードから洗浄モードへと切り替える(ステップS4)。
表示部120は、モードが商品提供モードから洗浄モードへと切り替えられると、第1メッセージを表示する(ステップS5)。このとき、モード切替部112は、洗浄ボタン16が備える発光部材が発光するように、発光部材を制御する。
洗浄処理部113は、洗浄の準備が完了したか否かを判別する(ステップS6)。具体的には、洗浄処理部113は、洗浄ボタン16が押されたか否かを判別する。洗浄処理部113は、洗浄ボタン16が押されたことを判別すると、洗浄の準備が完了したと判別する。
洗浄ボタン16が押されていないと洗浄処理部113が判別する場合(ステップS6における「No」)、ステップS5において表示部120は第1メッセージの表示を継続する。
洗浄ボタン16が押されたと洗浄処理部113が判別する場合(ステップS6における「Yes」)、洗浄処理部113は洗浄を実施する(ステップS7)。
洗浄状態判別部114は、洗浄が終了したか否かを判別する(ステップS8)。具体的には、特徴抽出部110が抽出した洗浄状態の特徴成分を用いて、洗浄水の滴下排水幅が所定の幅以下となった場合、又は洗浄水の滴下排水幅が喪失(滴下排水が無くなった)した場合に、洗浄水の吐出が終了したと判別する。
洗浄状態判別部114が洗浄水の吐出が終了していないと判別すると(ステップS8における「No」)、洗浄処理部113は、洗浄を継続する。
洗浄状態判別部114が洗浄水の吐出が終了したと判別すると(ステップS8における「Yes」)、表示部120は、第2メッセージを表示する(ステップS9)。
第2メッセージ表示中に第1ボタン133が押されると、洗浄処理部113は、すすぎを実施する(ステップS10)。
洗浄状態判別部114は、すすぎが終了したか否かを判別する(ステップS11)。具体的には、洗浄水の吐出の終了の判別と同様に、特徴抽出部110がすすぎ状態の特徴成分(お湯の滴下排水幅)を用いて、お湯の滴下排水幅が所定の幅以下となった場合、又はお湯の滴下排水幅が喪失(滴下排水が無くなった)した場合に、すすぎが終了したと判別する。
洗浄状態判別部114がすすぎは終了したと判別し(ステップS11における「Yes」)、かつエアポンプ、又は蒸気等により配管31及びノズル部12に残った水分が取り除かれると、表示部120は、第3メッセージを表示する(ステップS12)。第3メッセージが表示されている間に、第2ボタン136が押されると、モード切替部112は、モードを洗浄モードから商品提供モードへと切り替える。
モードが商品提供モードである場合に容器判別部111が架台11eに置かれた容器が洗浄用容器20でないと判別すると(ステップS3における「No」)、商品(飲料)の提供に係る制御を行う。例えば、利用者が複数の飲料のうち1つの飲料を選択すると、選択された飲料がノズル部12から吐出されるように、ノズル部12を制御する。
(4)変形例
(4.1)変形例1
実施形態1では、記憶部101は、洗浄用容器20の特徴成分(外形)の画像データを記憶する構成としたが、この構成に限定されない。
記憶部101は飲料用容器の特徴成分(外形)の画像データを記憶する構成であってもよい。この場合、容器判別部111は、特徴抽出部110が抽出した容器の特徴成分と、記憶部101が記憶している基準画像の画像データ(飲料用容器の外形)とが一致しない場合には、架台11eに置かれた容器は洗浄用容器20であると判別する。
(4.2)変形例2
実施形態1では、特徴抽出部110は、架台11eに置かれた容器の特徴成分として容器の外形を抽出する構成としたが、この構成に限定されない。
特徴抽出部110は、架台11eに置かれた容器の特徴成分として容器の大きさを抽出してもよい。この場合、記憶部101は、基準画像の画像データとして、洗浄用容器20の大きさに係るデータ、又は飲料用容器の大きさに係るデータを記憶する。記憶部101が洗浄用容器20の大きさに係るデータを記憶している場合には、容器判別部111は、架台11eに置かれた容器の大きさと、洗浄用容器20の大きさとが一致すると、架台11eに置かれた容器は洗浄用容器20であると判別する。記憶部101が飲料用容器の大きさに係るデータを記憶している場合には、容器判別部111は、架台11eに置かれた容器の大きさと、飲料用容器の大きさとが一致しないときには、架台11eに置かれた容器は洗浄用容器20であると判別する。
または、特徴抽出部110は、架台11eに置かれた容器の特徴成分として容器の色を抽出してもよい。この場合、記憶部101は、基準画像の画像データとして、洗浄用容器20の色に係るデータ、又は飲料用容器の色に係るデータを記憶する。記憶部101が洗浄用容器20の色に係るデータを記憶している場合には、容器判別部111は、架台11eに置かれた容器の色と、洗浄用容器20の色とが一致すると、架台11eに置かれた容器は洗浄用容器20であると判別する。記憶部101が飲料用容器の色に係るデータを記憶している場合には、容器判別部111は、架台11eに置かれた容器の色と、飲料用容器の色とが一致しないときには、架台11eに置かれた容器は洗浄用容器20であると判別する。
または、特徴抽出部110は、架台11eに置かれた容器の特徴成分として容器に付与されたマークを抽出してもよい。この場合、記憶部101は、基準画像の画像データとして、洗浄用容器20に付与されるマークに係るデータ、又は飲料用容器に付与されるマークに係るデータを記憶する。記憶部101が洗浄用容器20に付与されるマークに係るデータを記憶している場合には、容器判別部111は、架台11eに置かれた容器に付与されたマークと、洗浄用容器20に付与されるマークとが一致すると、架台11eに置かれた容器は洗浄用容器20であると判別する。記憶部101が飲料用容器に付与されるマークに係るデータを記憶している場合には、容器判別部111は、架台11eに置かれた容器に付与されるマークと、飲料用容器に付与されるマークとが一致しないときには、架台11eに置かれた容器は洗浄用容器20であると判別する。
または、特徴抽出部110は、架台11eに置かれた容器の外形、大きさ、色及び付与されるマークのうち少なくとも1つを、当該容器の特徴成分として抽出してもよい。
(4.3)変形例3
実施形態1では、洗浄状態判別部114は、洗浄水の滴下排水幅が所定の幅以下となった場合、又は洗浄水の滴下排水幅が喪失(滴下排水が無くなった)した場合に、洗浄が終了したと判別する構成とした。しかしながら、この構成に限定されない。洗浄状態判別部114は、ノズル部12から吐出される洗浄水の色の変化を基に、洗浄が終了したか否かを判別してもよい。この場合、特徴抽出部110は、ノズル部12から吐出される洗浄水の色を特徴成分として抽出する。洗浄状態判別部114は、特徴抽出部110が抽出した洗浄水の色が変化した場合に、例えば有色から無色に変化した場合に、洗浄が終了したと判別する。
(4.4)変形例4
実施形態1において、制御部102は、洗浄用容器20における洗浄水の蓄積を監視する構成を有してもよい。この場合、洗浄用容器20は、透明又は半透明の容器である。例えば、特徴抽出部110は、洗浄時に撮像部15が撮像した洗浄用容器20の画像を用いて、洗浄用容器20における洗浄水の水位を表す水位線を抽出する。制御部102(例えば、洗浄状態判別部114)は、特徴抽出部110が抽出した水位線を基に洗浄用容器20の底部から水位線までの長さを求めて、求めた長さが所定値以上である場合には洗浄用容器20は洗浄水で満杯になったと判別する。洗浄処理部113は、制御部102(洗浄状態判別部114)が洗浄用容器20は洗浄水で満杯になったと判別すると、洗浄を一旦停止する。
または、洗浄処理部113は、制御部102(洗浄状態判別部114)が洗浄用容器20は洗浄水で満杯になったと判別すると、洗浄用容器20は洗浄水で満杯になった旨のメッセージを表示部120が表示するように、表示部120を制御する。なお、飲料ディスペンサ10がスピーカを備えている場合には、洗浄処理部113は、洗浄用容器20は洗浄水で満杯になった旨の音をスピーカから出力してもよい。または、洗浄処理部113は、制御部102(洗浄状態判別部114)が洗浄用容器20は洗浄水で満杯になったと判別すると、洗浄ボタン16の発光部材を発光させてもよい。または、洗浄処理部113は、制御部102(洗浄状態判別部114)が洗浄用容器20は洗浄水で満杯になったと判別すると、その旨のメッセージを表示部120に表示させてもよい。
(4.5)変形例5
実施形態1では、飲料ディスペンサ10は、洗浄の開始時に、第1メッセージの表示及び洗浄ボタン16の発光部材の発光により、保守員に通知する構成としたが、この構成に限定されない。
飲料ディスペンサ10は、第1メッセージの表示、及び洗浄ボタン16の発光部材の発光のうち一方のみで保守員に通知してもよい。つまり、飲料ディスペンサ10は、洗浄の開始時に、第1メッセージの表示による通知、及び洗浄ボタン16の発光部材の発光のよる通知のうち少なくとも1つの通知を行えばよい。
(4.6)変形例6
実施形態1では、飲料ディスペンサ10の洗浄状態判別部114は、洗浄が終了したと判別した場合、表示部120に第2メッセージを表示させる構成としたが、この構成に限定されない。洗浄状態判別部114は、洗浄が終了したと判別した場合、洗浄ボタン16を発光させて保守員に通知(報知)してもよい。または、洗浄状態判別部114は、洗浄が終了したと判別した場合、表示部120に第2メッセージを表示させ、かつ洗浄ボタン16を発光させてもよい。
(5)効果
以上説明したように、本実施形態の飲料ディスペンサ10は、基準画像の画像データが表す洗浄用容器20の外形(又は飲料用容器の外形)と、架台11eに置かれた容器の外形とを比較することで、架台11eに置かれた容器は洗浄用容器20であるか否かを判別する。これにより、洗浄用容器20を架台11eに置くことで、モードを商品提供モードから洗浄モードへと切り替えることができるので、保守員の都合に合わせて洗浄を行うことができる。
なお、上述したように、表示部120はメッセージを表示することで、及び洗浄ボタン16は発光することで、保守員に洗浄作業に係る報知を行っている。つまり、表示部120及び洗浄ボタン16は、本開示における報知部に相当している。
(実施形態2)
本実施形態では、基準画像の画像データを記憶していない点が、実施形態1とは異なる。以下、実施形態1とは異なる点を中心に説明する。実施形態1と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を適宜省略する。
本実施形態に係る商品提供システム1としての飲料ディスペンサ10aは、実施形態1の飲料ディスペンサ10と同様に、ノズル部12と、吐出ボタン13と、タッチパネル14と、撮像部15と、洗浄ボタン16とを備える。飲料ディスペンサ10aは、さらに、制御部102aを備える。本実施形態のタッチパネル14は、実施形態1と同様に、表示部120と、操作部121とを有する。
ノズル部12、吐出ボタン13、タッチパネル14、撮像部15、洗浄ボタン16、表示部120及び操作部121の機能については、実施形態1と同様であるので、ここでの説明は省略する。
制御部102aは、例えばプロセッサ及びメモリを有するマイクロコンピュータで構成されている。そして、プロセッサがメモリに格納されているプログラムを実行することにより、マイクロコンピュータが制御部102aとして機能する。プロセッサが実行するプログラムは、ここではマイクロコンピュータのメモリに予め記録されているが、メモリカード等の記録媒体に記録されて提供されてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて提供されてもよい。
制御部102aは、商品提供モードと、洗浄モードとを切り替える制御を行う。制御部102aは、モードが商品提供モードである場合には、複数の飲料(商品)のうち1つの飲料を利用者に選択させ、選択された飲料をノズル部12が吐出するように、ノズル部12及び飲料の提供に係る機構を制御する。制御部102aは、モードが洗浄モードである場合には、洗浄に係るガイダンスを表示部120が表示するように表示部120を制御する。さらに、制御部102aは、モードが洗浄モードである場合には、ノズル部12及び洗浄に係る機構を制御する。制御部102aは、さらに、すすぎを行うようにすすぎに係る機構を制御する。制御部102aは、エアポンプ、又は蒸気等により配管31及びノズル部12に残った水分を取り除く。
制御部102aは、図6に示すように、特徴抽出部110、容器判別部200、モード切替部112、洗浄処理部113、洗浄状態判別部114及び吐出制御部115を有している。
容器判別部200は、撮像部15が撮像した容器の画像を基に、架台11eに置かれた容器が洗浄用容器20であるか否かを判別する。具体的には、容器判別部200は、特徴抽出部110が抽出した容器の特徴成分(架台11eに置かれた容器の外形)を基に、架台11eに置かれた容器が、飲料用に適さない特定形状の特徴を有しているか否かを判別する。容器判別部200は、架台11eに置かれた容器が特定形状の特徴と有していると判別する場合には、架台11eに置かれた容器は洗浄用容器20であると判別する。
特定形状の特徴と有している容器は、例えば、実施形態1の洗浄用容器20のように、四角柱形状の容器であって、上面には当該面よりも小さい円形状の突出した開口部を有している容器である。
容器判別部200は、特徴抽出部110が抽出した容器の特徴成分を基に、架台11eに置かれた容器が四角柱形状であって、上面に当該面よりも小さい円形状の突出した開口部を有していると判別する場合には、架台11eに置かれた容器は洗浄用容器20であると判別する。
ここで、特定形状の特徴と有している容器としての他の例を、図7A〜図7Eに示す。
図7Aは、外観が四角形状であり、かつ開口部23の形状も四角形状であることを特徴とする容器20aを示す。この場合、容器判別部200は、特徴抽出部110が抽出した特徴成分が、外観が四角形状であり、かつ開口部23の形状も四角形状であることを表している場合には、架台11eに置かれた容器は洗浄用容器20であると判別する。
図7Bは、円形の開口部24に嘴25が設けられていることを特徴とする容器20bを示す。この場合、容器判別部200は、特徴抽出部110が抽出した特徴成分が、開口部24に嘴25が設けられていることを表している場合には、架台11eに置かれた容器は洗浄用容器20であると判別する。
図7Cは、開口部26が円形であって、かつ取っ手27を有していることを特徴とする容器20cを示す。この場合、容器判別部200は、特徴抽出部110が抽出した特徴成分が、開口部26が円形であり、取っ手27を有していることを表している場合には、架台11eに置かれた容器は洗浄用容器20であると判別する。
図7Dは、開口部28が四角形状であって、かつ取っ手29を有していることを特徴とする容器20dを示す。この場合、容器判別部200は、特徴抽出部110が抽出した特徴成分が、開口部28が四角形状であり、取っ手29を有していることを表している場合には、架台11eに置かれた容器は洗浄用容器20であると判別する。
図7Eは、飲料用容器と比較して容量が多いと外観から推定される特徴を有する容器20eを示す。この場合、容器判別部200は、特徴抽出部110が抽出した特徴成分が飲料用容器と比較して容量が多いことを表している場合には、架台11eに置かれた容器は洗浄用容器20であると判別する。
以上説明したように、基準画像の画像データを予め記憶していなくても、洗浄用容器20が架台11eに置かれたか否かを自動に判別することができる。
なお、本実施形態に、上述した変形例2〜6のうち少なくとも1つの変形例を適用してもよい。
(実施形態3)
本実施形態では、扉11aの開閉を制御する電気錠装置としてのロック部を有する点が、実施形態1とは異なる。以下、実施形態1とは異なる点を中心に説明する。実施形態1と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を適宜省略する。
本実施形態に係る商品提供システム1としての飲料ディスペンサ10bは、実施形態1の飲料ディスペンサ10と同様に、ノズル部12と、吐出ボタン13と、タッチパネル14と、撮像部15と、洗浄ボタン16とを備える。飲料ディスペンサ10bは、さらに、記憶部101と、制御部102bと、ロック部300とを備える。本実施形態のタッチパネル14は、実施形態1と同様に、表示部120と、操作部121とを有する。
撮像部15は、架台11eに置かれた容器、及び洗浄水又はお湯の吐出状況の撮像に加えて、洗浄に行う認証に用いる認証情報の撮像も行う。例えば、認証情報はバーコードである。つまり、撮像部15は、バーコードリーダとして機能する。
記憶部101は、基準画像の画像データの他、認証に用いる許可情報を予め記憶している。
ロック部300は、例えば、電気錠装置であり、扉11aに設けられており、扉11aの錠(電気錠)の開閉動作(解錠及び施錠の動作)を行う。
制御部102bは、例えばプロセッサ及びメモリを有するマイクロコンピュータで構成されている。そして、プロセッサがメモリに格納されているプログラムを実行することにより、マイクロコンピュータが制御部102bとして機能する。プロセッサが実行するプログラムは、ここではマイクロコンピュータのメモリに予め記録されているが、メモリカード等の記録媒体に記録されて提供されてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて提供されてもよい。
制御部102bは、商品提供モードと、洗浄モードとを切り替える制御を行う。制御部102bは、モードが商品提供モードである場合には、複数の飲料(商品)のうち1つの飲料を利用者に選択させ、選択された飲料をノズル部12が吐出するように、ノズル部12及び飲料の提供に係る機構を制御する。制御部102bは、モードが洗浄モードである場合には、洗浄に係るガイダンスを表示部120が表示するように表示部120を制御する。さらに、制御部102bは、モードが洗浄モードである場合には、ノズル部12及び洗浄に係る機構を制御する。制御部102bは、さらに、すすぎを行うようにすすぎに係る機構を制御する。制御部102bは、エアポンプ、又は蒸気等により配管31及びノズル部12に残った水分を取り除く。
制御部102bは、図8に示すように、特徴抽出部110、容器判別部111、モード切替部112、洗浄処理部113、洗浄状態判別部114、吐出制御部115及び認証部116を有している。
認証部116は、撮像部15が読み取った認証情報と、記憶部101が記憶している許可情報とを比較し、比較結果に基づいて認証が成功したか否かを判別する。具体的には、認証部116は、認証情報が表す内容と許可情報が表す内容とが一致する場合には認証が成功したと判別し、一致しない場合には認証は失敗したと判別する。
認証部116は、認証が成功したと判別する場合には、ロック部300が扉11aの錠を解錠するように、ロック部300を制御する。認証部116は、認証が失敗したと判別する場合には、ロック部300に扉11aの錠の解錠は行わせない。つまり、認証部116は、ロック部300に施錠状態を維持させる。
次に、飲料ディスペンサ10bの動作について、図9を用いて説明する。
撮像部15は、架台11eに容器が置かれると、容器の撮像を行う(ステップS21)。本実施形態では、実施形態1と同様に、容器が置かれたことを荷重センサが検知すると、撮像部15は、容器の撮像を開始する。
特徴抽出部110は、撮像部15が撮像した容器の画像を用いて、容器の特徴成分(容器の外形)を抽出する(ステップS22)。
容器判別部111は、架台11eに置かれた容器が洗浄用容器20であるか否かを判別する(ステップS23)。容器判別部111は、架台11eに置かれた容器の外形と、洗浄用容器20の外形とが一致する場合には、架台11eに置かれた容器は洗浄用容器20であると判別する。
モード切替部112は、モードが商品提供モードである場合に容器判別部111が架台11eに置かれた容器が洗浄用容器20であると判別すると(ステップS23における「Yes」)、モードを商品提供モードから洗浄モードへと切り替える(ステップS24)。
認証部116は、認証処理を行う(ステップS25)。具体的には、認証部116は、保守員が所持するカードであって認証情報が付与された(バーコードが張り付けられた)認証カードを、撮像部15にかざす旨のメッセージを表示部120に表示させる。撮像部15は、認証カードに付与された認証情報を読み取る。認証部116は、撮像部15が読み取った認証情報と、記憶部101が記憶している許可情報とを比較する。
認証部116は、比較結果に基づいて認証が成功したか否かを判別する(ステップS26)。
認証が成功したと認証部116が判別する場合(ステップS26における「Yse」)、ロック部300は、解錠処理を行い、扉11aの錠を解錠する(ステップS27)。
扉11aの錠の解錠後、表示部120は、第1メッセージを表示する(ステップS28)。このとき、モード切替部112は、実施形態1と同様に、洗浄ボタン16が備える発光部材が発光するように、発光部材を制御する。
洗浄処理部113は、洗浄の準備が完了したか否かを判別する(ステップS29)。具体的には、洗浄処理部113は、洗浄ボタン16が押されたか否かを判別する。洗浄処理部113は、洗浄ボタン16が押されたことを判別すると、洗浄の準備が完了したと判別する。
洗浄ボタン16が押されていないと洗浄処理部113が判別する場合(ステップS29における「No」)、ステップS28において表示部120は第1メッセージの表示を継続する。
洗浄ボタン16が押されたと洗浄処理部113が判別する場合(ステップS29における「Yes」)、洗浄処理部113は洗浄を実施する(ステップS30)。
洗浄状態判別部114は、洗浄が終了したか否かを判別する(ステップS31)。具体的には、特徴抽出部110が抽出した洗浄状態の特徴成分を用いて、洗浄水の滴下排水幅が所定の幅以下となった場合、又は洗浄水の滴下排水幅が喪失(滴下排水が無くなった)した場合に、洗浄水の吐出が終了したと判別する。
洗浄状態判別部114が洗浄水の吐出が終了していないと判別すると(ステップS31における「No」)、洗浄処理部113は、洗浄を継続する。
洗浄状態判別部114が洗浄水の吐出が終了したと判別すると(ステップS31における「Yes」)、表示部120は、第2メッセージを表示する(ステップS32)。
第2メッセージ表示中に第1ボタン133が押されると、洗浄処理部113は、すすぎを実施する(ステップS33)。
洗浄状態判別部114は、すすぎが終了したか否かを判別する(ステップS34)。具体的には、洗浄水の吐出の終了の判別と同様に、特徴抽出部110がすすぎ状態の特徴成分(お湯の滴下排水幅)を用いて、お湯の滴下排水幅が所定の幅以下となった場合、又はお湯の滴下排水幅が喪失(滴下排水が無くなった)した場合に、すすぎが終了したと判別する。
洗浄状態判別部114がすすぎは終了したと判別し(ステップS34における「Yes」)、かつエアポンプ、又は蒸気等により配管31及びノズル部12に残った水分が取り除かれると、表示部120は、第3メッセージを表示する(ステップS35)。第3メッセージが表示されている間に、第2ボタン136が押されると、モード切替部112は、モードを洗浄モードから商品提供モードへと切り替える。また、制御部102bは、扉11aを閉めることを促すメッセージを表示部120に表示させる。制御部102bは、扉11aが閉められると、ロック部300が扉11aの錠を施錠するように、ロック部300を制御する。
モードが商品提供モードである場合に容器判別部111が架台11eに置かれた容器が洗浄用容器20でないと判別すると(ステップS23における「No」)、商品(飲料)の提供に係る制御を行う。
また、認証部116が認証に失敗したと判別する場合(ステップS26における「No」)、処理は終了する。
以上説明したように、認証を行い、認証結果に応じて扉11aの開閉を制御することで、洗浄作業を行うことを許可された人(保守員)のみが作業を行うことができる。これにより、保守(洗浄作業)に対するセキュリティを強化することができる。
なお、本実施形態では、認証情報(バーコード)は認証カードに付与されている構成としたが、この構成に限定されない。認証情報は、洗浄用容器20に付与されてもよいし、洗浄剤の容器等に付与されてもよい。
また、本実施形態のロック部300及び認証部116は、実施形態2の飲料ディスペンサ10aに適用してもよい。
また、本実施形態に、上述した変形例1〜6のうち少なくとも1つの変形例を適用してもよい。
(その他の変形例)
以下に、その他の変形例について列記する。なお、以下に説明する変形例は、上記各実施形態及び変形例1〜6と適宜組み合わせて適用可能である。
上記各実施形態において、洗浄ボタン16は筐体11の内部に設ける構成としたが、この構成に限定されない。飲料ディスペンサ10(10a、10b)は、タッチパネル14の表示部120に洗浄ボタンを表示する構成であってもよい。この場合、保守員が表示部120に表示された洗浄ボタンを押すと、飲料ディスペンサ10(10a、10b)の洗浄処理部113は、洗浄を開始する。
上記各実施形態において、撮像部15は、撮像部15の光軸がノズル部12の吐出方向と略直交するように、筐体11の側壁11fに設けられている構成としたが、この構成に限定されない。撮像部15は、容器が架台11eに置かれた場合、当該容器を斜め上方向から撮像可能となるように、筐体11に設けられてもよい。要は、実施形態1,2においては、架台11eに置かれた容器、及び洗浄水又はお湯の吐出状況が撮像可能な位置に設けられていればよい。実施形態3においては、架台11eに置かれた容器、洗浄水又はお湯の吐出状況、及び認証情報が撮像可能な位置に設けられていればよい。また、実施形態1の変形例4で説明した洗浄用容器20における水位線を抽出する機能を有し、かつ架台11eに置かれた容器を斜め上方向から撮像する場合には、洗浄用容器20は、非透明な容器であってもよい。
各実施形態において説明した商品提供システム1は、飲料ディスペンサ10、10a〜10bには限定されない。商品提供システム1は、飲料の基となる粉末を商品(例えば、コーヒーの粉等)として提供してもよい。つまり、商品提供システム1は、粉末の関連する商品を提供する装置(システム)であればよい。
さらに、商品提供システム1は、1又は複数のコンピュータで構成されるシステムであってもよい。つまり、商品提供システム1が飲料ディスペンサ10、10a〜10bで構成されることは必須ではない。例えば、商品提供システム1は、飲料ディスペンサ10、10a〜10bの一部の機能は、例えばクラウド(クラウドコンピューティング)によって実現されてもよい。
(まとめ)
以上説明したように、第1の態様の商品提供システム(1)は、商品を提供するノズル部(12)と、制御部(102,102a,102b)と、撮像部(15)とを備える。制御部(102,102a,102b)は、商品の提供に係る配管(例えば配管31)とノズル部(12)とを含む提供経路を洗浄する洗浄モードと、商品を提供する商品提供モードとを切り替える制御を行う。撮像部(15)は、ノズル部(12)の下方の位置に置かれた容器を撮像する。制御部(102,102a,102b)は、撮像部(15)が撮像した容器が洗浄に用いられる洗浄用容器(20)である場合には、商品提供モードから洗浄モードへと切り替える。
この構成によると、撮像部(15)が撮像した容器が洗浄用容器(20)である場合には、モードが商品提供モードから洗浄モードへと切り替えるので、任意の時間で洗浄の準備の確認を行うと共に洗浄を開始することができる。さらに、洗浄用容器(20)をノズル部(12)の下方の位置に置くことで、モードが商品提供モードから洗浄モードへと切り替えるので、洗浄作業開始時の省手間を実現することができる。
第2の態様の商品提供システム(1)では、第1の態様において、制御部(102,102a,102b)は、撮像部(15)が撮像した容器の画像に含まれる容器の特徴を表す特徴成分を抽出する。制御部(102)は、特徴成分に基づいて撮像部(15)が撮像した容器が洗浄用容器(20)であるか否かを判別する。
この構成によると、撮像部(15)が撮像した容器の特徴成分を基に撮像部(15)が撮像した容器が洗浄用容器(20)であるか否かを判別することができる。
第3の態様の商品提供システム(1)では、第2の態様において、制御部(102,102b)は、容器の特徴を表す特徴成分としての第1特徴成分と、予め記憶している洗浄用容器(20)の特徴を表す第2特徴成分とを比較して、撮像部(15)が撮像した容器が洗浄用容器(20)であるか否かを判別する。
この構成によると、第1特徴成分と、洗浄用容器(20)の第2特徴成分とを比較するとこで、撮像部(15)が撮像した容器が洗浄用容器(20)であるか否かを判別することができる。
第4の態様の商品提供システム(1)では、第2の態様において、制御部(102,102b)は、容器の特徴を表す特徴成分としての第1特徴成分と、予め記憶している商品を提供する際に用いる商品提供用容器の特徴を表す第2特徴成分とを比較し、撮像部(15)が撮像した容器が洗浄用容器(20)であるか否かを判別する。
この構成によると、第1特徴成分と、飲料用容器の第2特徴成分とを比較するとこで、撮像部(15)が撮像した容器が洗浄用容器(20)であるか否かを判別することができる。
第5の態様の商品提供システム(1)では、第2の態様において、制御部(102a)は、容器が特定形状であることを特徴成分が表している場合には、撮像部(15)が撮像した容器は洗浄に用いられる洗浄用容器(20)であると判別する。
この構成によると、特徴成分が容器の特定形状を表している場合には、撮像部(15)が撮像した容器は洗浄に用いられる洗浄用容器(20)であると判別する。
第6の態様の商品提供システム(1)では、第2〜第5のいずれかの態様において、制御部(102,102a,102b)は、容器の外形、大きさ、色及び付与されたマークのうち少なくとも1つを特徴成分として抽出する。
この構成によると、容器の外形、大きさ、色及び付与されたマークのうち少なくとも1つを特徴成分として、撮像部(15)が撮像した容器が洗浄用容器(20)であるか否かを判別することができる。
第7の態様の商品提供システム(1)は、第1〜第6のいずれかの態様において、制御部(102,102a,102b)が商品提供モードから洗浄モードへとモードを切り替えた場合に、洗浄モードの開始を報知する報知部(表示部120、洗浄ボタン16)を、さらに備える。
この構成によると、報知部の報知により保守員はモードが洗浄モードに変更されたことを知ることができる。
第8の態様の商品提供システム(1)では、第7の態様において、報知部は、洗浄モードの開始の報知として、洗浄モードの作業に関連する情報の表示、及び洗浄モードでの作業開始に係る操作部位に対する照明の点灯のうち少なくとも一方を行う。
この構成によると、浄モードの作業に関連する情報の表示、及び洗浄モードでの作業開始に係る操作部位に対する照明の点灯のうち少なくとも一方による報知により、保守員はモードが洗浄モードに変更されたことを知ることができる。
第9の態様の商品提供システム(1)では、第7又は第8の態様において、洗浄モードでは、ノズル部(12)から洗浄水が吐出されている。撮像部(15)は、さらに、洗浄モードにおいて洗浄水の吐出状態を撮像する。制御部(102,102a,102b)は、さらに、撮像部(15)が撮像した洗浄水の滴下排水幅が所定幅以下となった場合、又は滴下排水幅が喪失した場合に、次の作業に関する報知を報知部が行うように、報知部を制御する。
この構成によると、洗浄水の滴下排水幅を基に次の作業に関する報知を行うので、保守員は次作業に移るタイミングを知ることができる。
第10の態様の商品提供システム(1)では、第7又は第8の態様において、洗浄モードでは、ノズル部(12)から洗浄水が吐出されている。撮像部(15)は、さらに、洗浄モードにおいて洗浄水の吐出状態を撮像する。制御部(102,102a,102b)は、さらに、撮像部(15)が撮像した洗浄水の色が変化した場合に、次の作業に関する報知を報知部が行うように、報知部を制御する。
この構成によると、洗浄水の色の変化を基に次の作業に関する報知を行うので、保守員は次作業に移るタイミングを知ることができる。
第11の態様の商品提供システム(1)では、第7又は第8の態様において、洗浄モードでは、ノズル部(12)から洗浄水が吐出されている。撮像部(15)は、さらに、洗浄モードにおいて洗浄水を受ける容器を撮像する。制御部(102,102a,102b)は、さらに、撮像部(15)が撮像した容器における洗浄水の水位が所定位置を超えた場合に、容器において洗浄水の水位が所定位置を超えたことを報知するように、報知部を制御する。
この構成によると、撮像部(15)が撮像した容器における洗浄水の水位を基に当該容器が洗浄水で満杯であるかを保守員は知ることができる。そのため、保守員は、容器を交換するタイミングを知ることができる。
第12の態様の商品提供システム(1)では、第1〜第11のいずれかの態様において、洗浄モードでは、前記ノズル部から洗浄水が吐出されている。撮像部(15)は、さらに、洗浄モードにおいて洗浄水を受ける容器を撮像する。制御部(102,102a,102b)は、さらに、撮像部(15)が撮像した容器における洗浄水の水位が所定位置を超えた場合に、洗浄モードにおける洗浄を停止する。
この構成によると、撮像部(15)が撮像した容器における洗浄水の水位を所定位置を超えた場合に洗浄を停止するので、洗浄水が容器から溢れ出る可能性を低くすることができる。
第13の態様の商品提供システム(1)は、第1〜12のいずれかの態様において、扉(11a)と本体(11b)とを備える筐体(11)と、洗浄ボタン(16)と、ロック部(300)とを、さらに備える。洗浄ボタン(16)は、筐体(11)の内部に洗浄の開始を指示する。ロック部(300)は、扉(11a)の施錠、解錠を行う。撮像部(15)は、さらに、商品提供モードから洗浄モードへと切り替えが行われた場合に、洗浄の開始に関する認証情報を読み取る。制御部(102b)は、さらに、認証情報と、予め記憶している許可情報とを比較して認証を行い、当該認証が成功した場合に扉(11a)の解錠を行うようにロック部(300)を制御する。
この構成によると、認証を行い、認証に成功した場合に扉(11a)の解錠が行われる。そのため、認証が成功した場合に洗浄ボタン(16)を操作する(押す)ことができる。これにより、保守(洗浄作業)に対するセキュリティを強化することができる。
1 商品提供システム
10、10a、10b 飲料ディスペンサ
11 筐体
11a 扉
11b 本体
12 ノズル部
15 撮像部
16 洗浄ボタン(報知部)
20 洗浄用容器
31 配管
102、102a、102b 制御部
110 特徴抽出部
111、200 容器判別部
112 モード切替部
113 洗浄処理部
114 洗浄状態判別部
116 認証部
120 表示部(報知部)
300 ロック部

Claims (13)

  1. 商品を提供するノズル部と、
    前記商品の提供に係る配管と前記ノズル部とを含む提供経路を洗浄する洗浄モードと、前記商品を提供する商品提供モードとを切り替える制御を行う制御部と、
    前記ノズル部の下方の位置に置かれた容器を撮像する撮像部とを備え、
    前記制御部は、前記撮像部が撮像した前記容器が洗浄に用いられる洗浄用容器である場合には、前記商品提供モードから前記洗浄モードへと切り替える
    ことを特徴とする商品提供システム。
  2. 前記制御部は、
    前記撮像部が撮像した前記容器の画像に含まれる前記容器の特徴を表す特徴成分を抽出し、前記特徴成分に基づいて前記撮像部が撮像した前記容器が前記洗浄用容器であるか否かを判別する
    ことを特徴とする請求項1に記載の商品提供システム。
  3. 前記制御部は、
    前記容器の特徴を表す前記特徴成分としての第1特徴成分と、予め記憶している前記洗浄用容器の特徴を表す第2特徴成分とを比較して、前記撮像部が撮像した前記容器が前記洗浄用容器であるか否かを判別する
    ことを特徴とする請求項2に記載の商品提供システム。
  4. 前記制御部は、
    前記容器の特徴を表す前記特徴成分としての第1特徴成分と、予め記憶している前記商品を提供する際に用いる商品提供用容器の特徴を表す第2特徴成分とを比較し、前記撮像部が撮像した前記容器が前記洗浄用容器であるか否かを判別する
    ことを特徴とする請求項2に記載の商品提供システム。
  5. 前記制御部は、
    前記容器が特定形状であることを前記特徴成分が表している場合には、前記撮像部が撮像した前記容器は洗浄に用いられる洗浄用容器であると判別する
    ことを特徴とする請求項2に記載の商品提供システム。
  6. 前記制御部は、
    前記容器の外形、大きさ、色及び付与されたマークのうち少なくとも1つを前記特徴成分として抽出する
    ことを特徴とする請求項2〜5のいずれか一項に記載の商品提供システム。
  7. 前記制御部が前記商品提供モードから前記洗浄モードへとモードを切り替えた場合に、前記洗浄モードの開始を報知する報知部を、さらに備える
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の商品提供システム。
  8. 前記報知部は、
    前記洗浄モードの開始の報知として、
    前記洗浄モードの作業に関連する情報の表示、及び前記洗浄モードでの作業開始に係る操作部位に対する照明の点灯のうち少なくとも一方を行う
    ことを特徴とする請求項7に記載の商品提供システム。
  9. 前記洗浄モードでは、前記ノズル部から洗浄水が吐出されており、
    前記撮像部は、さらに、前記洗浄モードにおいて前記洗浄水の吐出状態を撮像し、
    前記制御部は、さらに、前記撮像部が撮像した前記洗浄水の滴下排水幅が所定幅以下となった場合、又は前記滴下排水幅が喪失した場合に、次の作業に関する報知を前記報知部が行うように、前記報知部を制御する
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載の商品提供システム。
  10. 前記洗浄モードでは、前記ノズル部から洗浄水が吐出されており、
    前記撮像部は、さらに、前記洗浄モードにおいて前記洗浄水の吐出状態を撮像し、
    前記制御部は、さらに、前記撮像部が撮像した前記洗浄水の色が変化した場合に、次の作業に関する報知を前記報知部が行うように、前記報知部を制御する
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載の商品提供システム。
  11. 前記洗浄モードでは、前記ノズル部から洗浄水が吐出されており、
    前記撮像部は、さらに、前記洗浄モードにおいて前記洗浄水を受ける前記容器を撮像し、
    前記制御部は、さらに、前記撮像部が撮像した前記容器における前記洗浄水の水位が所定位置を超えた場合に、前記容器において前記洗浄水の水位が所定位置を超えたことを報知するように、前記報知部を制御する
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載の商品提供システム。
  12. 前記洗浄モードでは、前記ノズル部から洗浄水が吐出されており、
    前記撮像部は、さらに、前記洗浄モードにおいて前記洗浄水を受ける前記容器を撮像し、
    前記制御部は、さらに、前記撮像部が撮像した前記容器における前記洗浄水の水位が所定位置を超えた場合に、前記洗浄モードにおける洗浄を停止する
    ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の商品提供システム。
  13. 扉と本体とを備える筐体と、
    前記筐体の内部に洗浄の開始を指示する洗浄ボタンと、
    前記扉の施錠、解錠を行うロック部とを、さらに備え、
    前記撮像部は、さらに、前記商品提供モードから前記洗浄モードへと切り替えが行われた場合に、前記洗浄の開始に関する認証情報を読み取り、
    前記制御部は、さらに、前記認証情報と、予め記憶している許可情報とを比較して認証を行い、当該認証が成功した場合に前記扉の解錠を行うように前記ロック部を制御する
    ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の商品提供システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022027022A1 (en) * 2020-07-29 2022-02-03 The Coca-Cola Company Beverage dispenser with dispensing area cameras
JP7501377B2 (ja) 2021-01-08 2024-06-18 富士電機株式会社 飲料供給装置

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