JP2019131060A - パドルシフト装置 - Google Patents

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充弘 河田
Mitsuhiro Kawada
充弘 河田
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Abstract

【課題】切換操作を容易にできる。【解決手段】パドルシフト装置26では、ステアリングホイール12にパドルレバー36が設けられており、パドルレバー36が操作位置に操作されることで、自動変速モードから手動変速モードに切換えられ、パドルレバー36がシフト操作されることで、自動変速機が変速される。このため、ステアリングホイール12のパドルレバー36によって自動変速モードと手動変速モードとを切換操作でき、切換操作を容易にできる。【選択図】図1

Description

本発明は、パドルシフト装置に関する。
特許文献1に記載のパドルスイッチでは、ステアリングホイールにパドルが回動可能に支持されており、パドルが回動されることで、自動変速機の変速位置が手動で変更される。
ここで、このパドルスイッチでは、ステアリングホイールが設けられたステアリング装置とは別の位置において、自動変速機の手動変速と自動変速との切換操作を行う必要がある。
特開2013−086595号公報
本発明は、上記事実を鑑みて成されたものであり、切換操作を容易にできるパドルシフト装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様のパドルシフト装置は、ステアリング体が操作されて車両を操舵するステアリング装置に設けられ、シフト操作されて変速位置が変更可能にされるパドルと、前記パドルが切換操作されることで前記パドルのシフト操作による変速位置の変更を可能にする切換手段と、を含む。
第2の態様のパドルシフト装置は、第1の態様のパドルシフト装置において、前記パドルのシフト操作方向と切換操作方向とが異なる。
第3の態様のパドルシフト装置は、第1又は第2の態様のパドルシフト装置において、前記パドルが切換操作されない際に前記パドルのシフト操作が規制される。
第4の態様のパドルシフト装置は、第1から第3の何れか1つの態様のパドルシフト装置において、前記ステアリング体に設けられ、操作者が把持すると共に、前記パドルが切換操作されて接近するリム部を有する。
第1の態様のパドルシフト装置では、ステアリング装置のステアリング体が操作されて、ステアリング装置が車両を操舵する。また、パドルがシフト操作されて、変速位置が変更可能にされる。
ここで、ステアリング装置にパドルが設けられており、パドルが切換操作されることで、切換手段がパドルのシフト操作による変速位置の変更を可能にする。このため、ステアリング装置において切換操作でき、切換操作を容易にできる。
第2の態様のパドルシフト装置では、パドルのシフト操作方向と切換操作方向とが異なる。このため、切換操作をより容易にできる。
第3の態様のパドルシフト装置では、パドルが切換操作されない際に、パドルのシフト操作が規制される。このため、パドルが不要にシフト操作されることを抑制できる。
第4の態様のパドルシフト装置では、ステアリング体のリム部を操作者が把持する。
ここで、パドルが切換操作されて、リム部に接近する。このため、操作者がパドルを容易にシフト操作できる。
本実施の形態に係るパドルシフト装置が設けられたステアリングホイールの正面図である。 (A)及び(B)は、ステアリングホイールの主要部を示す断面図であり、(A)はパドルレバーの格納位置を示し、(B)はパドルレバーの操作位置を示している。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
本実施の形態に係るステアリング装置10(操舵装置)は、ステアリング体としてのステアリングホイール12を備えている。図1には、ステアリングホイール12の概略構成が正面図にて示されている。また、図2(A)及び図2(B)には、ステアリングホイール12の主要部が径方向外側から見た断面図にて示されている。なお、図面では、ステアリングホイール12の径方向が矢印Rにて示され、ステアリングホイール12の周方向が矢印Lにて示され、車両前方が矢印FRにて示され、車幅方向が矢印Wにて示されている。
図1に示すステアリングホイール12は、車両(図示省略)を運転操作する操作者としての乗員(運転者)が着座する座席(運転席)の車両前側に配置されており、ステアリングホイール12は、乗員による車両の操舵に用いられる。図1では、車両直進状態(直進操舵位置)におけるステアリングホイール12が示されている。
ステアリングホイール12は、円環状のリム部14、リム部14の軸心部に設けられたボス部16、及び各々がステアリングホイール12の径方向に配置された複数のスポーク部18を備えている。スポーク部18は、各々がボス部16から車幅方向の外側に延設された2本のスポーク部18A、及びボス部16から下方に延設されたスポーク部18Bを有している。ステアリングホイール12では、スポーク部18A、18Bの延設先端部がリム部14に連結されて、リム部14、ボス部16及びスポーク部18(18A、18B)が一体にされている。
ステアリング装置10は、ステアリングシャフト20を備えており、ステアリングシャフト20は、ステアリングコラム(図示省略)内に収容されると共に、乗員側において軸方向が略車両前後方向に向けられている。ボス部16内には、ボス芯金(図示省略)が設けられており、ボス芯金がステアリングシャフト20の車両後側端部に固定されている。ボス部16は、ステアリングシャフト20の軸周りに一体回転するように支持されており、ステアリングホイール12は、ステアリングシャフト20の軸周りにステアリングシャフト20と一体回転可能に支持されている。
車両には、自動変速装置22が設けられており、自動変速装置22は、シフトレバー装置24、本実施の形態に係るパドルシフト装置26、及び自動変速機(図示省略)を備えている。また、自動変速装置22は、シフトバイワイヤ式とされており、自動変速装置22は、制御部としてのシフトECU28を備えている。
シフトレバー装置24には、シフトレバー30が設けられており、シフトレバー30がシフト方向及びセレクト方向に操作可能とされている。シフトレバー30は、シフト方向の一側から他側に向けて操作されることで、シフト位置がP(パーキング)位置、R(リバース)位置、N(ニュートラル)位置、及び特定シフト位置としてのD(ドライブ)位置に順に変更される。また、シフトレバー30は、D位置においてセレクト方向に操作されることで、シフト位置がM(マニュアル)位置に変更され、M位置からシフト方向の一側(+側)及び他側(−側)に操作可能とされている。
シフトレバー装置24には、シフト位置検出手段としてのシフト位置センサ(図示省略)が設けられており、シフト位置センサがシフトレバー30のシフト位置を検出する。
シフトECU28には、シフトレバー装置24(シフト位置センサ)及び自動変速機が電気的に接続されており、シフトレバー30のシフト位置がシフトECU28に入力される。これにより、シフトレバー30のシフト位置が、P位置、R位置、N位置、及びD位置に変更されることで、自動変速機のシフトレンジが、P(パーキング)レンジ、R(リバース)レンジ、N(ニュートラル)レンジ、及びD(ドライブ)レンジに変更される。
シフトECU28は、シフトレバー30がD位置とされることで、自動変速モードで動作する。自動変速モードでは、自動変速機の変速位置が、車両の車速や駆動源(エンジン)の回転数に応じて変更される(変速操作される)。また、シフトECU28は、シフトレバー30がM位置とされることで、手動変速モードで動作する。手動変速モードでは、シフトレバー30が操作されることで、自動変速機の変速位置が変速可能範囲で変更される。この際、自動変速機は、シフトレバー30が+側に操作されることでシフトアップ(アップ方向への変速操作)され、シフトレバー30が−側に操作されることでシフトダウン(ダウン方向への変速操作)される。なお、シフトECU28は、インストルメントパネル(図示省略)の表示部において自動変速機のシフトポジション、変速モード(自動変速モード又は手動変速モード)を表示することで、シフトレンジ(変速位置を含んでもよい)及び変速モードを乗員に報知する。
一方、パドルシフト装置26は、操作部としてのパドルスイッチ32を備えており、パドルスイッチ32は、ステアリングホイール12のボス部16の車両前側(乗員から見てステアリングホイール12の裏側)において車幅方向に対で配置されている。パドルスイッチ32は、直進操舵位置のステアリングホイール12においてボス部16の車両左側部分にシフトダウン用のパドルスイッチ32Lが配置され、ボス部16の車両右側部分にシフトアップ用のパドルスイッチ32Rが配置されている。なお、パドルスイッチ32L、32Rは、基本的構成が同様とされており、以下では、パドルスイッチ32L、32Rを区別しない場合に、パドルスイッチ32として説明する。
図2(A)及び図2(B)に示すように、パドルスイッチ32(32L、32R)は、規制部を構成する筐体34を備えると共に、パドルを構成する操作部材としての略T字形状のパドルレバー36(図1参照)を備えており、筐体34にパドルレバー36が移動可能に取付けられている。
図1に示すように、パドルレバー36では、略帯板状(略棒状でもよい)の基部38の先端部に略帯板状の操作板40が形成されており、パドルレバー36では、基部38がボス部16側とされて、操作板40がスポーク部18Aの車両前側に配置されている。また、パドルレバー36の操作板40は、リム部14の周方向に沿って延伸されており、操作板40の両端部がパドル部40Aとされて、パドル部40Aが乗員によって操作される。パドル部40Aは、スポーク部18Aに対しリム部14の周方向に突出されており、パドル部40Aは、乗員によって視認可能とされている。
パドルレバー36は、ステアリングホイール12の径方向に移動可能となっており、パドルレバー36は、ステアリングホイール12の径方向外側が切換操作方向とされている。パドルレバー36は、操作板40がリム部14に接近した位置(図1の実線参照)が操作位置とされ、操作板40がボス部16側に接近した位置(図1の二点鎖線参照)が格納位置とされており、パドルレバー36は、操作位置と格納位置との間を移動可能となっている。また、パドルレバー36は、操作位置及び格納位置の各々において保持可能とされている(ラッチされてもよい)。
パドルレバー36の操作位置では、操作板40がリム部14に接近されて、リム部14を把持した乗員の手(人差し指)によって操作板40のパドル部40Aが操作可能とされている。また、パドルレバー36の格納位置では、操作板40がリム部14から離れて、リム部14を把持した乗員の手から離れる。
パドルレバー36の基部38には、操作板40とは反対側の端部に支持部42が連結されており、支持部42には、支持ピン42Aが設けられている。支持ピン42Aは、軸方向が操作板40の弦方向と略平行とされており、基部38は、操作板40とは反対側の端部に支持ピン42Aが挿入されて、支持ピン42Aを軸に回動可能とされている。これにより、パドルレバー36は、支持ピン42Aを軸にして支持部42に対して回動可能とされている。
図2(A)には、パドルレバー36が格納位置に移動された状態が示され、図2(B)には、パドルレバー36が操作位置に移動された状態が示されている。
筐体34は、ボス部16(図1参照)の車両前側に取付けられており、筐体34には、ステアリングホイール12の径方向外側(リム部14側)に向けて開口されたガイド孔34Aが形成されている。また、筐体34には、ガイド孔34Aの開口外側に非干渉部34Bが連続して形成されている。パドルレバー36は、支持部42側が筐体34のガイド孔34Aに嵌合されて、ステアリングホイール12の径方向に移動可能とされている。
パドルレバー36は、車両後側(乗員側)がシフト操作方向とされている。筐体34の非干渉部34Bは、車両後側(シフト操作方向側)に向けてガイド孔34Aの開口が広げられており、非干渉部34Bは、パドルレバー36が車両後側に回動される際に、筐体34がパドルレバー36に干渉するのを抑制している。
図2(A)に示すように、パドルレバー36は、格納位置に移動されることで、支持ピン42Aがガイド孔34A内に配置されて、支持ピン42A周りの回動が規制される。これにより、格納位置において、パドルレバー36のシフト操作方向への操作が規制される。また、図2(B)に示すように、パドルレバー36は、操作位置に移動されることで、支持ピン42Aが非干渉部34B内に配置される。これにより、パドルレバー36は、操作位置において、支持ピン42A軸周りのシフト操作方向に回動可能となり、パドルレバー36のシフト操作方向への操作(シフト操作)が可能となる。
図1に示すように、パドルシフト装置26には、自動変速モードと手動変速モードとを切換える切換手段としての切換スイッチ44が設けられている。また、パドルスイッチ32Lには、ダウン操作を検出するダウンスイッチ46が設けられ、パドルスイッチ32Rには、アップ操作を検出するアップスイッチ48が設けられている。切換スイッチ44、ダウンスイッチ46及びアップスイッチ48の各々は、シフトECU28に電気的に接続されている。
パドルスイッチ32Lとパドルスイッチ32Rとの間では、パドルレバー36の支持部42同士が図示しないリンク機構によって連結されている。リンク機構は、一方のパドルレバー36がステアリングホイール12の径方向外側(操作位置)に移動されることで、他方のパドルレバー36をステアリングホイール12の径方向外側(操作位置)に移動させる。また、リンク機構は、一方のパドルレバー36がステアリングホイール12の径方向内側(格納位置)に移動されることで、他方のパドルレバー36をステアリングホイール12の径方向内側(格納位置)に移動させる。これにより、パドルシフト装置26では、パドルスイッチ32L、32Rのパドルレバー36が同期されて操作位置と格納位置とに移動される。
切換スイッチ44は、リンク機構に連結されており、パドルレバー36が操作位置に配置されることでオンされる。また、ダウンスイッチ46は、パドルスイッチ32Lのパドルレバー36がシフト操作されることでオンされ、アップスイッチ48は、パドルスイッチ32Rのパドルレバー36がシフト操作されることでオンされる。なお、ダウンスイッチ46及びアップスイッチ48は、モーメンタリスイッチとされており、パドルレバー36から指が離れることで、パドルレバー36が操作前の位置に復帰される。
シフトECU28は、切換スイッチ44によりパドルスイッチ32が操作可能とされたか否かを検出し、パドルスイッチ32が操作可能とされた際に、ダウンスイッチ46及びアップスイッチ48により、パドルレバー36がシフト操作されたか否かを検出する。シフトECU28は、切換スイッチ44がオンされると、自動変速モードから手動変速モードに切換え、切換スイッチ44がオフされると、手動変速モードから自動変速モードに切換える。また、シフトECU28は、手動変速モードにおいて、ダウンスイッチ46がオンされると、自動変速機をシフトダウンさせ、アップスイッチ48がオンされると、自動変速機をシフトアップさせる。
以下に、本実施の形態の作用を説明する。
自動変速装置22では、シフトレバー装置24のシフトレバー30がシフト方向に操作されてシフト位置が変更されると、自動変速機のシフトレンジが変更される。自動変速装置22では、シフトレバー30がD位置とされることで、自動変速モードとされて、自動変速機が自動で変速操作される。
また、自動変速装置22では、シフトレバー30がD位置からM位置に変更されると、手動変速モードとされる。手動変速モードでは、シフトレバー30が+側に操作されることで、自動変速機がシフトアップされ、シフトレバー30が−側に操作されることで、自動変速機がシフトダウンされる。
一方、パドルシフト装置26は、シフトレバー30がD位置において用いられる。ステアリングホイール12には、パドルスイッチ32L、32Rが設けられている。パドルスイッチ32L、32Rでは、筐体34のガイド孔34Aにパドルレバー36の支持部42側が嵌合されており、パドルレバー36がボス部16側の格納位置に配置されていると、基部38及び支持部42がガイド孔34A内に配置されて、支持ピン42Aがガイド孔34A内に配置される。このため、パドルレバー36の支持部42に対する支持ピン42A周りの回動が規制されて、パドルレバー36のシフト操作方向への操作が規制される。
パドルスイッチ32L、32Rでは、一方のパドルレバー36をリム部14側の操作位置に移動する(引出す)ことで、他方のパドルレバー36も操作位置に移動されると共に、切換スイッチ44がオンされる。
これにより、パドルレバー36の基部38が非干渉部34B側に移動されて、支持ピン42Aが非干渉部34B内に配置されることで、パドルレバー36が、支持ピン42A周りの車両後側に回動可能となり、シフト操作方向に操作可能となる。また、シフトECU28は、切換スイッチ44がオンされると、自動変速モードから手動変速モードに切換える。これにより、パドルスイッチ32L、32Rを用いたシフト操作が可能となる。
ここで、乗員がステアリングホイール12(リム部14)を把持している左手の指先で、パドルレバー36のパドル部40Aを手前側に操作すると、ダウンスイッチ46がオンされる。また、乗員が右手の指先で、パドル部40Aを手前側に操作すると、アップスイッチ48がオンされる。シフトECU28は、手動変速モードにおいて、ダウンスイッチ46がオンされると、自動変速機をシフトダウンする。また、シフトECU28は、アップスイッチ48がオンされると、自動変速機をシフトアップする。
一方、パドルスイッチ32L、32Rにおいて、一方のパドルレバー36が操作位置から格納位置に移動されると、他方のパドルレバー36も操作位置から格納位置に移動されると共に、切換スイッチ44がオフされる。これにより、パドルスイッチ32L、32Rでは、パドルレバー36のシフト操作方向への操作が規制される。また、シフトECU28は、切換スイッチ44がオフされると、手動変速モードから自動変速モードに切換わり、自動変速機は自動変速モードで変速操作される。
このように、パドルシフト装置26では、ステアリングホイール12に設けたパドルレバー36の操作によって、自動変速モードから手動変速モードに切換えられると共に、パドルレバー36を用いたシフト操作が可能となる。これにより、乗員は、自動変速モードから手動変速モードへの切換えるために、ステアリングホイール12から手を離して、シフトレバー30を操作して手動変速モードに切換える必要がない。また、パドルレバー36に対する操作のみで自動変速モードから手動変速モードへの切換えを行うことができて、乗員の操作を容易にできる。しかも、手動変速モードを終了する際にも、パドルレバー36に対する操作を行うのみでよいので、乗員の操作がより容易になる。
また、パドルスイッチ32L、32Rでは、一方のパドルレバー36を操作位置又は格納位置に移動されることで、他方のパドルレバー36が操作位置又は格納位置に移動する。このため、シフトダウン及びシフトアップを別々のパドルレバー36によって行うための乗員の操作を容易にできる。しかも、パドルレバー36の操作位置では、パドル部40Aがリム部14に接近しパドルレバー36の格納位置では、パドル部40Aがリム部14から離れる。このため、パドルレバー36を用いてシフト操作を行う場合には、シフト操作が容易になり、シフト操作を行わない場合には、パドル部40Aがステアリングホイール12の操作に干渉するのを抑制できる。
また、パドルレバー36が格納位置にあるか操作位置にあるかが容易に判別できるので、自動変速機の変速モードが自動変速モードか手動変速モードかの識別が容易になり、乗員が変速モードを誤認するのを抑制できる。
さらに、パドルスイッチ32L、32Rでは、パドルレバー36を格納位置に配置することで、パドルレバー36のシフト操作方向への操作が規制される。これにより、パドルレバー36が誤って操作されてしまうのを抑制できる。
また、パドルスイッチ32L、32Rでは、パドルレバー36のシフト操作方向と切換操作方向とが異なっている。このため、シフト操作と切換操作とが間違えられるのを抑制できて、切換操作及びシフト操作を適正に行うことができる。
なお、以上の説明では、シフトレバー30がD位置においてパドルスイッチ32の操作によって変速モードを切換えるように説明したが、パドルスイッチ32は、シフトレバー30のM位置において操作されてもよい。この場合、パドルレバー36による変速モードの切換えが不要であるが、パドルレバー36を操作位置に引出すことでシフト操作を可能とし、パドルレバー36を格納位置に戻すことで、パドルレバー36(パドルスイッチ32)を用いたシフト操作を終了すればよい。
なお、パドルスイッチ32のパドルレバー36を操作することで、自動変速モードから手動変速モードへの切換え、及び手動変速モードから自動変速モードへの切換えが行われる際、シフトレバー装置24のシフトレバー30のシフト位置がD位置とM位置との間で変更されてもよい。この場合、シフトレバー装置24にシフトレバー30をセレクト方向に移動させるためのアクチュエータを設け、シフトECU28がパドルスイッチ32による変速モードの切換えに合せて、シフトレバー30のシフト位置を変更すればよい。これにより、変速モードとシフトレバー30のシフト位置との間にずれが生じるのを抑制できる。
以上説明した本実施の形態では、シフトダウン操作に用いるパドルレバー36(パドルスイッチ32L側)とシフトアップ操作に用いるパドルレバー36(パドルスイッチ32R側)とを設けた。しかしながら、二つのパドルの各々が、シフトダウン操作及びシフトアップ操作に用いられるようにしてもよい。この場合、パドルを手前側(乗員側)に操作することでシフトアップされ、パドルを奥側(乗員とは反対側、車両前側)に操作することでシフトダウンされてもよい。また、パドルのステアリングホイール12周方向の一側がシフトアップ側とされ、ステアリングホイール12周方向の他側がシフトダウン側とされてもよい。
また、本実施の形態では、2つのパドルレバー36を設けた。しかしながら、パドルは、一つであってもよい。この場合、パドルの操作方向及び操作位置によってシフトダウン操作とシフトアップ操作とが分けられればよい。
また、本実施の形態では、ステアリングホイール12の径方向外側を切換操作方向とし、車両後方向をシフト操作方向とした。しかしながら、シフト操作方向と切換操作方向とは、互いに異なる方向であればよく、これにより、パドルに対する乗員の誤操作を抑制できる。
さらに、本実施の形態では、切換スイッチ44を用いて、自動変速モードから手動変速モードに切換えた。しかしながら、自動変速モードから手動変速モードに切換える切換手段は、2つのパドルレバー36(ダウンスイッチ46及びアップスイッチ48)の一方の操作が用いられてもよい。
この場合、例えば、自動変速モードにおいて2つのパドルレバー36の一方がシフト操作方向に操作されて、ダウンスイッチ46及びアップスイッチ48の一方がオンされることで、手動変速モードに切換える。手動変速モードに切換えた後は、各パドルレバー36によるシフト操作(シフトダウン操作及びシフトアップ操作)を受付ける。また、変速モード(自動変速モード又は手動変速モード)は、インストルメントパネルに設けた表示部に表示されればよい。これにより、切換手段及びパドルを切換操作方向に移動する構成を不要にできて、装置の構成の簡略化、部品数の削減及び低コスト化を図ることができる。また、操作モードをインストルメントパネル等に表示することで、操作モードを明確にできる。
また、本実施の形態では、パドルレバー36をステアリングホイール12径方向に移動することで、パドルレバー36が格納位置及び操作位置にラッチされる(保持される)ようにした。しかしながら、パドルレバー36は、モーメンタリ式とされて、パドルレバー36が、ステアリングホイール12径方向(径方向内側又は径方向外側)に移動されることで、切換スイッチ44がオン/オフが切換えられる(変速モードが切換えられる)と共に、パドルレバー36が元の位置(移動前の位置)に復帰されてもよい。これにより、二つのパドルレバー36を連結するリンク機構を不要にできる。
この場合、変速モード(自動変速モードと手動変速モード)は、パドルレバー36がステアリングホイール12径方向内側又は外側に操作されるごとに切換えられてもよく、パドルレバー36がステアリングホイール12径内側及び径外側の一方に移動されることで、手動変速モードに切換え、パドルレバー36がステアリングホイール12径内側及び径外側の他方に移動されることで自動変速モードに切換えられてもよい。また、変速モードは、インストルメントパネル等に設けた表示部にフィードバックさせて表示させればよい。
また、本実施の形態では、ステアリングホイール12にパドルレバー36(パドルスイッチ32L、32R)を設けた。しかしながら、パドルは、ステアリングコラムに設けられてもよい。これにより、回転操作されるステアリングホイールの構造を簡略化できる。
10 ステアリング装置
12 ステアリングホイール
14 リム部
26 パドルシフト装置
28 シフトECU(切換手段)
36 パドルレバー(パドル)
40A パドル部
44 切換スイッチ(切換手段)

Claims (4)

  1. ステアリング体が操作されて車両を操舵するステアリング装置に設けられ、シフト操作されて変速位置が変更されるパドルと、
    前記パドルが切換操作されることで前記パドルのシフト操作による変速位置の変更を可能にする切換手段と、
    を含むパドルシフト装置。
  2. 前記パドルのシフト操作方向と切換操作方向とが異なる請求項1に記載のパドルシフト装置。
  3. 前記パドルが切換操作されない際に前記パドルのシフト操作が規制される請求項1又は請求項2に記載のパドルシフト装置。
  4. 前記ステアリング体に設けられ、操作者が把持すると共に、前記パドルが切換操作されて接近するリム部を有する請求項1から請求項3の何れか1項に記載のパドルシフト装置。
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