JP2019129894A - 抽出装置及び抽出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】抽出原料から抽出成分を効率的に抽出する装置及び方法を提供する。【解決手段】抽出装置100は、抽出原料7を収容する抽出器10と、処理液8を供給する供給部1と、抽出液9を排出させる排出部2と、抽出液9を抽出器10の外部で循環させる循環部3と、制御部Cとを備える。当該制御部Cは、循環部3を作動してから一定時間が経過した後、循環部3の作動を停止させると共に、供給部1と排出部2とを作動させる。【選択図】図9

Description

本発明は、抽出装置及び抽出方法に関する。
特許文献1には、抽出原料に処理液を注いで抽出液を生成する抽出機本体と、抽出液を加熱する加熱装置を備え、抽出機本体と加熱装置が互いに接続されて密閉式の循環経路が形成された抽出装置が開示されている。抽出機本体から排出される抽出液を加熱装置により加熱して抽出機本体に循環させて、抽出が行われる。抽出完了後の抽出液は、配管から排出され、冷却された後に払い出される。
特開2010−213790号公報
上記の抽出装置では、抽出液が払い出された後の抽出原料(抽出粕)には、抽出完了後の抽出液が付着又は染み込んだ状態となる。すなわち、抽出完了後の抽出原料に、相当量の抽出成分が残留してしまう。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、抽出原料から抽出成分を効率的に抽出する装置及び方法を提供することにある。
(1) 本発明に係る抽出装置は、抽出原料を収容する抽出器と、上記抽出器に処理液を供給する供給部と、抽出原料と供給された処理液とによって生成された抽出液を上記抽出器の外部に排出する排出部と、上記抽出器から排出された抽出液を上記抽出器に供給することにより、抽出液の循環を行う循環部と、制御部と、を備える。当該制御部は、上記循環部を作動させてから所定時間が経過した後に、上記循環部の作動を停止させると共に、上記供給部と上記排出部とを作動させる。
上記構成によれば、循環部の作動が停止され、供給部と上記排出部とが作動するので、排出部による排出ポートからの抽出液の排出と、流入ポートへの処理液の供給とが行われる。従って、抽出器内部において、抽出原料の周囲の液体の抽出成分の濃度は低下する。その結果、抽出完了後の抽出原料に付着又は染み込んだ液体における抽出成分が少なくなるので、抽出原料への抽出成分の残留を抑制することができる。加えて、抽出原料の周囲の液体の抽出成分の濃度が低下することにより、抽出成分が抽出原料から周囲の液体へ溶出する。その結果、抽出原料への抽出成分の残留を抑制することができる。よって、抽出原料から抽出成分を効率的に抽出することができる。
(2) 上記制御部は、上記循環部の作動を停止させ、上記供給部と上記排出部とを作動させた後に、上記供給部に第1の量の処理液を上記抽出器に供給させたことに応じて、上記供給部の作動を停止させる。
上記構成によれば、第1の量の処理液が抽出器に供給される。従って、排出される抽出液の総量が所定の範囲内となる。その結果、排出される抽出液の濃度を所定の範囲内に制御することができる。
(3) 上記制御部は、上記供給部と上記排出部を作動させる際、上記供給部による処理液の単位時間当たりの供給量が、上記排出部による抽出液の単位時間当たりの排出量以下となるようにする。
上記構成によれば、処理液の単位時間当たりの供給量が抽出液の単位時間当たりの排出量以下となる。従って、抽出器の内部の液体の量が増加しない。その結果、排出される抽出液の総量の増加を抑制し、排出される抽出液の濃度低下を抑制することができる。
(4) 上記制御部は、上記循環部を作動させる前に、上記供給部を作動させて上記抽出器に第2の量の処理液を供給させる。
上記構成によれば、循環部を作動させる前に、抽出器に第2の量の処理液が供給される。従って、循環部が作動するときの処理液の量を、所定の量に制御することができる。その結果、循環部による抽出液の循環を、抽出原料及び処理液の特徴に合わせた処理液の量にて行うことができる。
(5) 上記第2の量は、上記抽出器における処理液の液面高さが上記抽出原料の上端よりも低くなるような量である。
上記構成によれば、循環部の作動が、処理液の液面高さが抽出原料の上端よりも低い状態、すなわち処理液が比較的少ない状態で行われる。その結果、抽出成分の濃度が比較的高い抽出液を生成することができる。
(6) 上記第2の量は、上記抽出器における処理液の液面高さが、上記抽出原料の上端以上となるような量である。
上記構成によれば、循環部の作動が、処理液の液面高さが抽出原料の上端と同じ高さの状態、すなわち全ての抽出原料が処理液に浸った状態で行われる。その結果、抽出原料から抽出成分を確実に抽出することができる。
(7) 上記抽出装置は、上記抽出液を加熱する第1加熱部を更に備え、上記制御部は、上記循環部を作動させるときに上記第1加熱部を動作させる。
上記構成によれば、循環部が作動するときに第1加熱部が作動する。従って、抽出液が循環するとき、抽出液が加熱される。その結果、抽出原料から抽出成分を効率的に抽出することができる。
(8) 上記制御部は、上記循環部を作動してから上記所定時間が経過し、且つ、上記抽出液の温度が第1の温度に達した後に、上記循環部の作動を停止させると共に、上記供給部と上記排出部とを作動させる。
上記構成によれば、所定時間が経過し、且つ、抽出液の温度が第1の温度に達した後に循環部が停止する。従って、循環部が作動する間に、抽出液の温度が第1の温度に到達する。その結果、抽出原料から抽出成分を効率的に抽出することができる。
(9) 上記抽出器は、内部の抽出液の温度を検知する第1温度センサを備え、上記第1加熱部は、上記抽出器に設けられている。上記制御部は、上記循環部を作動させる際に、上記第1温度センサから受信した温度が第2の温度以下となるように、上記第1加熱部に処理液を加熱させる。
上記構成によれば、抽出器に第1加熱部と第1温度センサが設けられ、第1温度センサから受信した抽出液の温度が第2の温度以下となるように第1加熱部が制御される。従って、循環部が作動するときの抽出器の内部の抽出液の温度が、第2の温度以下に制御される。その結果、抽出液の過熱を抑制し、抽出液の生成を抽出原料及び処理液に適した温度で行うことが可能となる。
(10) 抽出装置は、上記排出部によって排出された抽出液の温度を検知する第2温度センサを備える。上記供給部は、上記抽出器へ供給する処理液を加熱する第2加熱部を備える。上記制御部は、上記供給部と上記排出部とを作動させる際、上記第2温度センサから受信した抽出液の温度が所定温度範囲内となるように、上記第2加熱部により処理液を加熱させる。
上記構成によれば、排出される抽出液の温度が所定の範囲内となるよう、抽出器に供給する処理液を加熱する第2加熱部が制御される。従って、排出される抽出液の温度低下を抑制することができる。加えて、抽出原料から周囲の液体への抽出成分の溶出が促進される。その結果、抽出原料への抽出成分の残留を更に抑制し、抽出原料から抽出成分を効率的に抽出することができる。
(11) 上記循環部へ気体を送出する気体供給部を更に備える。上記制御部は、上記循環部の作動を停止した後、かつ、上記排出部を作動させる前に、上記気体供給部を作動させる。
上記構成によれば、循環部が停止した後、排出部が動作する前に、循環部へ気体が送出される。従って、循環部の内部の抽出液を循環部から排出させることができる。その結果、抽出原料から抽出された抽出成分を無駄なく利用することができる。
(12) 本発明に係る抽出方法は、抽出原料を収容する抽出器と、上記抽出器に処理液を供給する供給部と、抽出原料と供給された処理液とによって生成された抽出液を上記抽出器の外部に排出する排出部と、上記抽出器から排出された抽出液を上記抽出器に供給することにより、抽出液の循環を行う循環部と、を備える抽出装置で行われる抽出方法であって、上記循環部を作動させてから所定時間が経過した後に、上記循環部の作動を停止させると共に、上記供給部と上記排出部とを作動させることを特徴とする。
上記構成によれば、循環部の作動が停止され、供給部と上記排出部とが作動するので、排出部による排出ポートからの抽出液の排出と、流入ポートへの処理液の供給とが行われる。従って、抽出器内部において、抽出原料の周囲の液体の抽出成分の濃度は低下する。その結果、抽出完了後の抽出原料に付着又は染み込んだ液体における抽出成分が少なくなるので、抽出原料への抽出成分の残留を抑制することができる。加えて、抽出原料の周囲の液体の抽出成分の濃度が低下することにより、抽出成分が抽出原料から周囲の液体へ溶出する。その結果、抽出原料への抽出成分の残留を抑制することができる。よって、抽出原料から抽出成分を効率的に抽出することができる。
本発明によれば、抽出完了後の抽出原料に付着又は染み込んだ液体における抽出成分が少なくなるので、抽出原料から抽出成分を効率的に抽出することができる。
図1は、抽出装置100の構成を示すフローシートである。 図2は、抽出装置100で行われる処理を示すフローチャートである。 図3は、処理液供給処理におけるスチーム及び処理液8の流れを示すフローシートである。 図4は、処理液供給処理における制御ブロック図である。 図5は、循環加熱処理におけるスチーム及び抽出液9の流れを示すフローシートである。 図6は、循環加熱処理における制御ブロック図である。 図7は、気体送出処理における圧縮空気及び抽出液9の流れを示すフローシートである。 図8は、気体送出処理における制御ブロック図である。 図9は、排出処理におけるスチーム、処理液8及び抽出液9の流れを示すフローシートである。 図10は、排出処理における制御ブロック図である。 図11は、変形例の循環加熱処理におけるスチーム及び抽出液9の流れを示すフローシートである。 図12は、変形例の循環加熱処理における制御ブロック図である。 図13は、変形例の気体送出処理における圧縮空気及び抽出液9の流れを示すフローシートである。 図14は、変形例の気体送出処理における制御ブロック図である。
以下、本発明の好ましい実施形態が、適宜図面が参照されつつ説明される。なお、本実施形態は、本発明の一態様にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で実施態様が変更されてもよいことは言うまでもない。
[抽出装置100]
図1が示す抽出装置100は、抽出器10と、熱交換器20(特許請求の範囲に記載された「第1加熱部」及び「第2加熱部」の一例)と、処理液タンク30と、スチーム入口70と、エア入口80と、抽出液出口90と、配管L1〜L14と、制御部Cと、を備える。本実施形態の特徴とするところは、抽出装置100において、後述する処理液供給処理、循環加熱処理、気体送出処理、及び排出処理が行われる点である。
[抽出器10]
図1が示す抽出器10は、内部の収容室10aに抽出原料7を収容して、供給された処理液8によって抽出液9を生成する。抽出原料7としては、コーヒー豆、鰹の削り節、椎茸等の食品や、漢方薬などが用いられる。処理液8としては、抽出原料7及び抽出される抽出成分の種類により、適当な液体が用いられる。例えば、処理液8として水やエタノールが用いられる。例えば、コーヒー豆を抽出原料7とし、水を処理液8として、抽出液9としてコーヒーが生成される。
抽出器10は、抽出原料投入口11と、下蓋12と、ならし羽根13と、回転シャワーノズル14と、スプレーボール15と、ジャケット16(特許請求の範囲に記載された「第1加熱部」の一例)と、温度計S1(特許請求の範囲に記載された「第1温度センサ」の一例)と、レベル計S2と、を備える。
抽出原料投入口11は、抽出器10の上部に設けられている。抽出原料投入口11から、抽出器の10内部の収容室10aに、抽出原料7が投入される。下蓋12は、抽出器10の下部に設けられている。下蓋12は、図1に二点鎖線で示されるように、下方に開くことが可能である。抽出液9の生成及び排出が完了した後、下蓋12が開かれて、抽出器10から抽出原料7が取り出される。下蓋12は、収容室10aと抽出器の外部とを連通する排出口12aを備える。排出口12aは、収容室10aに連通し抽出液が排出される排出ポート6として機能する。
ならし羽根13は、水平方向に延びる板状の部材であって、収容室10aの内部に配置されている。ならし羽根13は、モータM1によって鉛直軸の周りに回転可能であり、モータM2によって鉛直方向に移動可能である。
回転シャワーノズル14は、水平方向に延びる管状の部材であって、収容室10aの内部に配置されている。回転シャワーノズル14は、配管L4から供給された液体を、水平方向に延びる管から下方へ放出可能なように構成されている。回転シャワーノズル14は、ならし羽根13と共に、モータM1によって鉛直軸の周りに回転し、モータM2によって鉛直方向に移動する。回転シャワーノズル14は、収容室10aに連通し処理液が供給される流入ポート5として機能する。
スプレーボール15は、球状の部材であって、収容室10aの内部に配置されている。スプレーボール15は、配管L5から供給された液体を周囲に放出可能なように構成されている。スプレーボール15は、収容室10aに連通し処理液が供給される流入ポート5として機能する。
ジャケット16は、抽出器10の側面に接触して配置されている。ジャケット16は、配管L11から供給されるスチームを熱源として、抽出器10の内部の抽出原料7、処理液8及び抽出液9を加熱可能なように構成されている。
温度計S1は、収容室10aの内部の抽出液9の温度を検知する。詳しくは温度計S1
は、抽出器10の内壁の近傍であって、ジャケット16の近傍の抽出液9の温度を検知する。温度計S1は、検知した抽出液9の温度に応じた信号を、制御部Cへ出力する。
レベル計S2は、収容室10aの内部の液体の液面高さを検知する。例えばレベル計S2は、差圧発信機である。レベル計S2は、検知した液面高さに応じた信号を、制御部Cへ出力する。
[熱交換器20]
熱交換器20は、配管L2を通流する流体と、配管L12を通流する流体とを熱交換させる熱交換器である。
[処理液タンク30]
処理液タンク30は、抽出器10へ供給される処理液8を貯留するタンクである。処理液タンク30は、配管L1の上流側の端部と接続されている。処理液タンク30は、配管L1へ処理液8を供給する。
[スチーム入口70]
スチーム入口70は、配管L11の上流側の端部と接続されている。スチーム入口70は、抽出装置100の外部から配管L11へスチームを供給する。なおスチームに代えて湯水等を用いることも可能である。
[エア入口80]
エア入口80は、配管L11の上流側の端部と接続されている。エア入口80は、抽出装置100の外部から配管L11へ高圧の圧縮空気を供給する。なお圧縮空気に代えて窒素ガス等を用いることも可能である。
[抽出液出口90]
抽出液出口90は、配管L8の下流側の端部と接続されている。抽出液出口90は、配管L8から流入した抽出液9を抽出装置100の外部へ払い出す。
[配管L1]
配管L1は、上流側の端部が処理液タンク30に接続され、下流側の端部が逆止弁V2を介して配管L2に接続されている配管である。逆止弁V2は、流体が配管L1から配管L2への向きにのみ流れることができる弁である。配管L1には、上流側から順に、送液ポンプP1と、流量コントロールバルブV1と、流量計S3と、が配置されている。
送液ポンプP1は、制御部Cから受信した起動及び停止の指令に従って起動及び停止し、制御部Cから受信したポンプ回転数指令に従って回転し、液体を下流側へ送出する。流量コントロールバルブV1は、制御部Cから受信したバルブ開度指令にて指定された開度で開弁し、配管L1を通流する流体の流量を制御する。流量計S3は、配管L1を通流する流体の瞬時流量(単位時間当たりの流量)を検知して、検知した流量に応じた信号を制御部Cへ出力する。
[配管L2]
配管L2は、上流側の端部が逆止弁V2を介して配管L1に接続され、熱交換器20を通り、下流側の端部が逆止弁V3を介して配管L3に接続されている配管である。熱交換器20は、配管L2を通流する流体と、配管L12を通流する流体とを熱交換させる。逆止弁V3は、流体が配管L2から配管L3への向きにのみ流れることができる弁である。
配管L2には、熱交換器20と逆止弁V3との間に、温度計S4が配置されている。温度計S4は、熱交換器20から流出し配管L2を通流する流体の温度を検知して、検知した温度に応じた信号を制御部Cへ出力する。
[配管L3]
配管L3は、上流側の端部が逆止弁V3を介して配管L2に接続され、下流側の端部が閉止弁V4を介して配管L4に接続されている配管である。閉止弁V4は、制御部Cから受信した開閉指令に従って開閉する。
[配管L4]
配管L4は、上流側の端部が閉止弁V4を介して配管L3に接続され、下流側の端部が抽出器10の回転シャワーノズル14に接続されている配管である。
[配管L5]
配管L5は、上流側の端部が閉止弁V5を介して配管L3の逆止弁V3と閉止弁V4との間に接続され、下流側の端部が抽出器10のスプレーボール15に接続されている配管である。閉止弁V5は、制御部Cから受信した開閉指令に従って開閉する。
[配管L6]
配管L6は、上流側の端部が抽出器10の排出口12aに接続され、下流側の端部が切替弁V7を介して配管L7及び配管L9に接続されている配管である。配管L6には、上流側から順に、閉止弁V6と、温度計S5(特許請求の範囲に記載された「第2温度センサ」の一例)と、循環排出ポンプP2と、流量計S6と、が配置されている。
閉止弁V6は、制御部Cから受信した開閉指令に従って開閉する。温度計S5は、抽出器10から流出し配管L6を通流する流体の温度を検知して、検知した温度に応じた信号を制御部Cへ出力する。循環排出ポンプP2は、制御部Cから受信した起動及び停止の指令に従って起動及び停止し、制御部Cから受信したポンプ回転数指令に従って回転し、液体を下流側へ送出する。流量計S6は、配管L6を通流する流体の瞬時流量(単位時間当たりの流量)を検知して、検知した流量に応じた信号を制御部Cへ出力する。切替弁V7は、制御部Cから受信した開閉指令に従って、配管L6の接続先を、配管L7と配管L9との間で切り替える。
[配管L7]
配管L7は、上流側の端部が切替弁V7を介して配管L6に接続され、下流側の端部が切替弁V8を介して配管L8及び配管L10に接続されている配管である。切替弁V8は、制御部Cから受信した開閉指令に従って、配管L7の接続先を、配管L8と配管L10との間で切り替える。
[配管L8]
配管L8は、上流側の端部が切替弁V8を介して配管L7に接続され、下流側の端部が抽出液出口90に接続されている配管である。
[配管L9]
配管L9は、上流側の端部が切替弁V7を介して配管L6に接続され、下流側の端部が逆止弁V9を介して配管L3の逆止弁V3と閉止弁V5との間に接続されている配管である。逆止弁V9は、流体が配管L9から配管L3への向きにのみ流れることができる弁である。
[配管L10]
配管L10は、上流側の端部が切替弁V8を介して配管L7に接続され、下流側の端部が逆止弁V10を介して配管L2の逆止弁V2と熱交換器20との間に接続されている配管である。逆止弁V10は、流体が配管L10から配管L2への向きにのみ流れることができる弁である。
[配管L11]
配管L11は、上流側の端部がスチーム入口70に接続され、下流側の端部が抽出器10のジャケット16に接続されている配管である。配管L11には、閉止弁V11が配置されている。閉止弁V11は、制御部Cから受信した開閉指令に従って開閉する。
[配管L12]
配管L12は、上流側の端部が配管L11のスチーム入口70と閉止弁V11との間に接続され、下流側の端部が熱交換器20に接続されている配管である。配管L12には、流量コントロールバルブV12が配置されている。流量コントロールバルブV12は、制御部Cから受信したバルブ開度指令にて指定された開度で開弁し、配管L12を通流する流体の流量を制御する。
[配管L13]
配管L13は、上流側の端部がエア入口80に接続され、下流側の端部が配管L9の切替弁V7と逆止弁V3との間に逆止弁V15を介して接続されている配管である。逆止弁V15は、流体が配管L13から配管L9への向きにのみ流れることができる弁である。配管L13には、上流側から順に、除湿フィルタF1と、減圧弁V13と、フィルタF2と、閉止弁V14と、が配置されている。
除湿フィルタF1は、エア入口80から供給される圧縮空気から水分及び油分を除去するフィルタである。減圧弁V13は、エア入口80から供給される圧縮空気を所定の圧力以下に減圧する弁である。フィルタF2は、エア入口80から供給される圧縮空気から塵芥等を除去するフィルタである。閉止弁V14は、制御部Cから受信した開閉指令に従って開閉する。
[配管L14]
配管L14は、上流側の端部が配管L13のフィルタF2と閉止弁V14との間に接続され、下流側の端部が配管L10の切替弁V8と逆止弁V10との間に逆止弁V17を介して接続されている配管である。逆止弁V17は、流体が配管L14から配管L10への向きにのみ流れることができる弁である。
[制御部C]
制御部Cは、抽出装置100の動作を制御する。制御部Cは、メモリに記憶されたプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)によって実現されてもよいし、ハードウェア回路によって実現されてもよいし、これらの組み合わせであってもよい。 本実施形態では、制御部Cは、ユーザからの操作入力を受け付ける操作部を有する制御盤(図示なし)に設けられる。
制御部Cは、温度計S1、レベル計S2、流量計S3、温度計S4、温度計S5及び流量計S6から出力される各種信号を取得する。また制御部Cは、取得した各種信号に基づいて、送液ポンプP1、循環排出ポンプP2、流量コントロールバルブV1、閉止弁V4、閉止弁V5、閉止弁V6、切替弁V7、切替弁V8、閉止弁V11、流量コントロールバルブV12、閉止弁V14、モータM1及びモータM2を制御して、後述する処理液供給処理と、循環加熱処理と、気体送出処理と、排出処理と、を実行する。
以下、図2〜図10を参照しながら、抽出装置100で行われる処理液供給処理、循環加熱処理、気体送出処理、及び排出処理を説明するとともに、抽出装置100で行われる抽出液の抽出方法の各工程について説明する。
[抽出原料投入工程]
まず、ユーザによって抽出原料投入口11から所定量の抽出原料7が抽出器10の内部に投入される(S21)。ユーザの操作入力に応じて、制御部Cは、モータM2を作動させて、ならし羽根13を抽出原料7の上面近傍に位置させる。ユーザの操作入力に応じて、制御部Cは、モータM1を作動させて、ならし羽根13を抽出原料7の上面近傍で回転させる。ならし羽根13が回転して、抽出原料7の上面が平坦となる。
[処理液供給工程]
次に、制御部Cは、閉止弁V4を開き、閉止弁V5を閉じ、閉止弁V6を閉じ、閉止弁V11を閉じる。制御部Cは、流量コントロールバルブV1及び流量コントロールバルブV12を、予め設定された開度で開弁させる。制御部Cは、送液ポンプP1を起動させて、予め設定された回転数で回転させる。制御部Cは、モータM1を起動させる。なお、処理液供給工程におけるスチーム及び処理液8の流れが図3に示され、制御ブロック図が図4に示される。
図3が示すように、処理液タンク30に貯留された処理液8が、配管L1、配管L2、配管L3、及び配管L4を通じて、回転する回転シャワーノズル14から抽出器10の内部に供給される(S22)。スチーム入口70から供給されたスチームが、配管L11及び配管L12を通じて、熱交換器20に供給される。配管L2を通流する処理液8が、熱交換器20にてスチームと熱交換して、加熱される。
制御部Cは、温度計S4から取得した信号に基づいて、該信号が示す配管L2の処理液8の温度が予め設定された第1温度範囲となるよう、流量コントロールバルブV12の開度を制御する。例えば、処理液8の温度が第1温度範囲より低い場合は、流量コントロールバルブV12の開度を大きくして、熱交換器20に供給されるスチームの流量を大きくし、処理液8の温度を上昇させる。処理液8の温度が第1温度範囲より高い場合は、流量コントロールバルブV12の開度を小さくして、熱交換器20に供給されるスチームの流量を小さくし、処理液8の温度を下降させる。
制御部Cは、流量計S3から取得した信号に基づいて、該信号が示す処理液8の瞬時流量を積算して、抽出器10へ供給された処理液8の供給総量を計算する。制御部Cは、計算された供給総量が予め設定された第1設定供給総量に達したことに応じて(S23:Yes)、処理液供給工程を終了する。制御部Cは、閉止弁V4を閉じ、流量コントロールバルブV1及び流量コントロールバルブV12を閉弁させる。制御部Cは、送液ポンプP1及びモータM1を停止させる(S24)。第1設定供給総量は、特許請求の範囲に記載された「第2の量」の一例である。
本実施形態では、上述した第1設定供給総量は、ユーザによって、抽出器10における処理液8の液面高さが抽出原料7の上端よりも低くなるように設定される。従って、後述する循環加熱工程が、処理液8の液面高さが抽出原料7の上端よりも低い状態、すなわち処理液8が比較的少ない状態で行われる。
以上述べたとおり、処理液供給工程では、処理液8が、配管L1〜L4を通じて、流入ポート5である回転シャワーノズル14へ供給される。本実施形態では、配管L1と、配管L2と、配管L3と、配管L4と、によって、供給部1が構成されている。供給部1は、回転シャワーノズル14を通じて抽出器10に処理液8を供給する。制御部Cは、後述する循環加熱処理の前に、供給部1を作動させて抽出器10に所定量の処理液8を供給させる処理液供給処理を実行する。
[循環加熱工程]
次に、制御部Cは、閉止弁V5を開き、閉止弁V6を開き、閉止弁V11を開く。制御部Cは、切替弁V7における配管L6の接続先を、配管L7に切り替える。制御部Cは、切替弁V8における配管L7の接続先を、配管L10に切り替える。制御部Cは、流量コントロールバルブV12を、予め設定された開度で開弁させる。制御部Cは、循環排出ポンプP2を起動させて、予め設定された回転数で回転させる。なお、循環加熱工程におけるスチーム及び抽出液9の流れが、図5において太線で示され、制御ブロック図が図6に示される。
図5が示すように、抽出器10の内部の抽出液9が、配管L6へ流入し、配管L7、配管L10、配管L2、配管L3及び配管L5を通じて、スプレーボール15から抽出器10の内部へ戻される。すなわち、抽出器10の内部の抽出液9が、抽出器10、配管L6、配管L7、配管L10、配管L2、配管L3、及び配管L5を循環する。スチーム入口70から供給されたスチームが、配管L11を通じて、ジャケット16に供給される。抽出器10の内部の抽出液9が、ジャケット16により加熱される。スチーム入口70から供給されたスチームが、配管L11及び配管L12を通じて、熱交換器20に供給される。配管L2を通流する処理液8が、熱交換器20にてスチームと熱交換して、加熱される(S25)。
制御部Cは、温度計S4から取得した信号に基づいて、該信号が示す配管L2の抽出液9の温度が予め設定された第2温度範囲となるよう、流量コントロールバルブV12の開度を制御する。例えば、抽出液9の温度が第2温度範囲より低い場合は、流量コントロールバルブV12の開度を大きくして、熱交換器20に供給されるスチームの流量を大きくする。抽出液9の温度が第2温度範囲より高い場合は、流量コントロールバルブV12の開度を小さくして、熱交換器20に供給されるスチームの流量を小さくする。
制御部Cは、温度計S1から取得した信号に基づいて、該信号が示す抽出器10の抽出液9の温度が予め設定された設定温度以下となるよう、閉止弁V11を制御する。例えば、抽出液9の温度が設定温度を越えた場合は、閉止弁V11を閉弁して、ジャケット16へのスチームの供給を停止する。抽出液9の温度が設定温度以下となった場合は、閉止弁V11を開弁して、ジャケット16へのスチームの供給を再開する。設定温度は、特許請求の範囲に記載された「第2の温度」の一例である。
制御部Cは、温度計S5から取得した信号に基づいて、該信号が示す配管L6の抽出液9の温度を監視する。併せて制御部Cは、循環加熱工程を開始してからの経過時間を監視する。制御部Cは、配管L6の抽出液9の温度が予め設定された終了温度を越えたと判断し(S26:Yes)、かつ、経過時間が予め設定された終了時間を越えたと判断した(S27:Yes)ことに応じて、循環加熱工程を終了する。制御部Cは、閉止弁V5を閉じ、閉止弁V6を閉じ、閉止弁V11を閉じる。制御部Cは、流量コントロールバルブV12を閉弁させる。制御部Cは、循環排出ポンプP2を停止させる(S28)。終了時間は、特許請求の範囲に記載された「所定時間」の一例である。終了温度は、特許請求の範囲に記載された「第1の温度」の一例である。
以上述べたとおり、循環加熱工程では、抽出器10の抽出液9が、配管L6、配管L7、配管L10、配管L2、配管L3、及び配管L5を循環する。本実施形態では、配管L6と、配管L7と、配管L10と、配管L2と、配管L3と、配管L5と、によって、循環部3が構成されている。循環部3は、排出口12aを通じて抽出器10から排出された抽出液9を、スプレーボール15を通じて抽出器10に供給することにより、抽出液9の循環を行う。制御部Cは、循環部3と、第1加熱部である熱交換器20及びジャケット16とを作動させる循環加熱処理を実行する。
[気体送出工程]
次に、制御部Cは、閉止弁V5を開き、閉止弁V6を閉じ、閉止弁V16を開く。なお、気体送出工程における圧縮空気及び抽出液9の流れが、図7において太線で示され、制御ブロック図が図8に示される。
図7が示すように、エア入口80から供給された圧縮空気が、配管L13と、配管L14と、を通じて、配管L10へ供給される。配管L10と、配管L2と、配管L3と、配管L5と、に滞留している抽出液9が、配管L14からの圧縮空気に押されて、スプレーボール15から抽出器10の内部へ送り出される(S29)。
制御部Cは、気体送出工程を開始してからの経過時間を監視する。制御部Cは、経過時間が予め設定された終了時間を越えたと判断した(S30)ことに応じて、気体送出工程を終了する。制御部Cは、閉止弁V5を閉じ、閉止弁V16を閉じる(S31)。
以上述べたとおり、気体送出工程では、圧縮空気が、配管L13と、配管L14と、を通じて、配管L10へ供給される。本実施形態では、配管L13と、配管L14と、によって、循環部3へ気体を送出する気体供給部4が構成されている。制御部Cは、循環加熱処理の後に、かつ、後述する排出処理の前に、気体供給部4を作動させる気体送出処理を実行する。
[排出工程]
制御部Cは、気体送出処理の次に、抽出器10から抽出液9を排出する排出工程を実行する。本実施形態の排出工程では、単に抽出器10からの抽出液9の排出を行うのではなく、2段階に分けて排出が行われる。具体的には、まず、制御部Cは、供給部1を作動させて抽出器10へ処理液8を供給しながら、排出部2(後述)を作動させて抽出器10からの抽出液9の排出を行う。そして、所定の量の処理液8の供給が行われた後に、供給部1による処理液8の供給を停止し、以降は排出部2による抽出液9の排出のみを行う。以下、排出工程について詳細に説明する。
制御部Cは、閉止弁V4を開き、閉止弁V6を開き、閉止弁V11を閉じる。制御部Cは、切替弁V7における配管L6の接続先を、配管L7に切り替える。制御部Cは、切替弁V8における配管L7の接続先を、配管L8に切り替える。制御部Cは、流量コントロールバルブV1及び流量コントロールバルブV12を、予め設定された開度で開弁させる。制御部Cは、送液ポンプP1及び循環排出ポンプP2を起動させて、予め設定された回転数で回転させる。制御部Cは、モータM1を起動させる。なお、処理液供給工程におけるスチーム、処理液8、及び抽出液9の流れが、図9において太線で示され、制御ブロック図が図10に示される。
図9が示すように、処理液タンク30に貯留された処理液8が、配管L1、配管L2、配管L3、及び配管L4を通じて、回転する回転シャワーノズル14から抽出器10の内部に供給される。スチーム入口70から供給されたスチームが、配管L11及び配管L12を通じて、熱交換器20に供給される。配管L2を通流する処理液8が、熱交換器20にてスチームと熱交換して、加熱される。抽出器10の内部の抽出液9が、配管L6へ流入し、配管L7、及び配管L8を通じて、抽出液出口90から抽出装置100の外部へ払い出される(S32)。
制御部Cは、配管L1の流量計S3から取得した信号に基づいて、該信号が示す配管L2の処理液8の瞬時流量が予め設定された設定流量となるよう、流量コントロールバルブV1の開度を制御する。例えば、瞬時流量が設定流量よりも大きい場合は、流量コントロールバルブV1の開度を小さくして、瞬時流量を小さくする。瞬時流量が設定流量よりも小さい場合は、流量コントロールバルブV1の開度を大きくして、瞬時流量を大きくする。
制御部Cは、配管L2の温度計S4から取得した信号に基づいて、該信号が示す配管L2の処理液8の温度が予め設定された設定処理液温度となるよう、流量コントロールバルブV12の開度を制御する。例えば、処理液8の温度が設定処理液温度より低い場合は、流量コントロールバルブV12の開度を大きくして、熱交換器20に供給されるスチームの流量を大きくし、処理液8の温度を上昇させる。処理液8の温度が設定処理液温度より高い場合は、流量コントロールバルブV12の開度を小さくして、熱交換器20に供給されるスチームの流量を小さくし、処理液8の温度を下降させる。
制御部Cは、配管L6の温度計S5から取得した信号に基づいて、該信号が示す配管L6の抽出液9の温度が予め設定された第3温度範囲となるよう、上述した設定処理液温度を変更する。例えば、抽出液9の温度が第3温度範囲より低い場合は、設定処理液温度を高く変更する。そうすると、配管L4から抽出器10に供給される処理液8の温度が上昇する。その結果、配管L6の抽出液9の温度が上昇する。例えば、抽出液9の温度が第3温度範囲より高い場合は、設定処理液温度を低く変更する。そうすると、配管L4から抽出器10に供給される処理液8の温度が下降する。その結果、配管L6の抽出液9の温度が下降する。第3温度範囲は、特許請求の範囲に記載された「所定温度範囲」の一例である。
制御部Cは、抽出器10のレベル計S2から取得した信号に基づいて、該信号が示す抽出器10の内部の液体の液面高さが予め設定された設定高さで一定となるよう、循環排出ポンプP2の回転数を制御する。例えば、液面高さが設定高さよりも低い場合には、循環排出ポンプP2の回転数を減少させて抽出器10からの抽出液9の単位時間当たりの排出量を減少させる。液面高さが設定高さよりも高い場合には、循環排出ポンプP2の回転数を増加させて抽出器10からの抽出液9の単位時間当たりの排出量を増加させる。液面高さが設定高さで一定となっているとき、配管L4等を通じた抽出器10への処理液8の単位時間当たりの供給量が、配管L6等を通じた抽出器10からの抽出液9の単位時間当たりの排出量と等しくなっている。
以上述べたように、排出工程において処理液8を供給しながら抽出液9を排出することで、抽出器10内の抽出液の濃度を徐々に低くすることができる。そのため、抽出液9の排出のみを行う場合において発生し得る抽出原料7における抽出成分の残留を抑制し、効率的に抽出成分を抽出することが可能となる。
なお、上述した、抽出器10の液面高さを一定とする制御は、レベル計S2からの信号に代えて、配管L6の流量計S6及び配管L1の流量計S3からの信号に基づいて行われてもよい。制御部Cは、流量計S6から取得した信号が示す配管L6の抽出液9の瞬時流量が、流量計S3から取得した信号が示す配管L1の処理液8の瞬時流量と等しくなるよう、循環排出ポンプP2の回転数を制御する。例えば、配管L6の抽出液9の瞬時流量が、配管L1の処理液8の瞬時流量よりも小さい場合には、循環排出ポンプP2の回転数を増加させて配管L6の抽出液9の瞬時流量を増加させる。配管L6の抽出液9の瞬時流量が、配管L1の処理液8の瞬時流量よりも大きい場合には、循環排出ポンプP2の回転数を減少させて配管L6の抽出液9の瞬時流量を減少させる。流量計S6から取得した信号が示す配管L6の抽出液9の瞬時流量が、流量計S3から取得した信号が示す配管L1の処理液8の瞬時流量と等しいとき、配管L4等を通じた抽出器10への処理液8の単位時間当たりの供給量が、配管L6等を通じた抽出器10からの抽出液9の単位時間当たりの排出量と等しくなっている。
制御部Cは、配管L1の流量計S3から取得した信号に基づいて、該信号が示す処理液8の瞬時流量を積算して、抽出器10へ供給された処理液8の供給総量を計算する。制御部Cは、計算された供給総量が予め設定された第2設定供給総量に達したことに応じて(S33:Yes)、抽出器10への処理液8の供給を終了する。制御部Cは、閉止弁V4を閉じ、流量コントロールバルブV1及び流量コントロールバルブV12を閉弁させる。制御部Cは、送液ポンプP1及びモータM1を停止させる(S34)。第2設定供給総量は、特許請求の範囲に記載された「第1の量」の一例である。なお、これ以降は抽出液9の排出のみが行われることになるため、抽出器10の内部の液体の液面高さは低くなっていくことになる。
制御部Cは、抽出器10のレベル計S2から取得した信号に基づいて、該信号が示す抽出器10の内部の液体の液面高さを監視する。制御部Cは、液面高さがゼロになったと判断したことに応じて(S35:Yes)、排出工程を終了する。制御部Cは、閉止弁V6を閉じ、循環排出ポンプP2を停止させる(S36)。
なお、前項の、排出工程の終了に係る制御は、レベル計S2からの信号に代えて、配管L6の流量計S6からの信号に基づいて行われてもよい。制御部Cは、配管L6の流量計S6から取得した信号に基づいて、該信号が示す配管L6の抽出液9の瞬時流量を監視する。制御部Cは、瞬時流量がゼロになったと判断したことに応じて、抽出工程を終了する。制御部Cは、閉止弁V6を閉じ、循環排出ポンプP2を停止させる。
以上述べたとおり、排出工程では、抽出器10内部の抽出液9が、配管L6と、配管L7と、配管L8と、を通じて、抽出液出口90へ排出される。本実施形態では、配管L6と、配管L7と、配管L8と、によって排出部2が構成されている。排出部2は、抽出原料7と供給された処理液8とによって生成された抽出液9を抽出器10の外部に排出する。制御部Cは、循環加熱処理及び気体送出処理の後に、供給部1と排出部2とを作動させる排出処理を実行する。なお、熱交換器20は、排出処理において、特許請求の範囲に記載された「第2加熱部」として機能する。
以上述べた本実施形態では、抽出器10への処理液8の単位時間当たりの供給量が、抽出器10からの抽出液9の単位時間当たりの排出量と等しくなっている。従って、排出工程において、供給部1が処理液8を供給するときに、抽出器10内部の液体の量は一定となり、抽出原料8の周囲の液体の抽出成分の濃度が確実に低下する。その結果、抽出完了後の抽出原料8に付着又は染み込んだ液体における抽出成分が少なくなるので、抽出原料8への抽出成分の残留を更に抑制し、抽出原料8から抽出成分を効率的に抽出することができる。
<変形例1>
上記の実施形態では、循環加熱工程(S25)において、熱交換器20により抽出液9の加熱を行う例が説明された。本変形例では、循環加熱工程において、抽出器10のジャケット16により抽出液9の加熱を行う例が説明される。以下の変形例の説明では、実施形態と同様の構成については同一の符号が付され、説明が省略される。
[循環加熱工程]
制御部Cは、閉止弁V5を開き、閉止弁V6を開き、閉止弁V11を開く。制御部Cは、切替弁V7における配管L6の接続先を、配管L9に切り替える。制御部Cは、循環排出ポンプP2を起動させて、予め設定された回転数で回転させる。なお、循環加熱工程におけるスチーム及び抽出液9の流れが、図11において太線で示され、制御ブロック図が図12に示される。
図11が示すように、抽出器10の内部の抽出液9が、配管L6へ流入し、配管L9、配管L3及び配管L5を通じて、スプレーボール15から抽出器10の内部へ戻される。すなわち、抽出器10の内部の抽出液9が、抽出器10、配管L6、配管L9、配管L3、及び配管L5を循環する。スチーム入口70から供給されたスチームが、配管L11を通じて、ジャケット16に供給される。抽出器10の内部の抽出液9が、ジャケット16により加熱される(S25)。
制御部Cは、温度計S1から取得した信号に基づいて、該信号が示す抽出器10の抽出液9の温度が予め設定された設定温度以下となるよう、閉止弁V11を制御する。例えば、抽出液9の温度が設定温度を越えた場合は、閉止弁V11を閉弁して、ジャケット16へのスチームの供給を停止する。抽出液9の温度が設定温度以下となった場合は、閉止弁V11を開弁して、ジャケット16へのスチームの供給を再開する。設定温度は、特許請求の範囲に記載された「第2の温度」の一例である。
制御部Cは、温度計S5から取得した信号に基づいて、該信号が示す配管L6の抽出液9の温度を監視する。併せて制御部Cは、循環加熱工程を開始してからの経過時間を監視する。制御部Cは、配管L6の抽出液9の温度が予め設定された終了温度を越えたと判断し(S26:Yes)、かつ、経過時間が予め設定された終了時間を越えたと判断した(S27:Yes)ことに応じて、循環加熱工程を終了する。制御部Cは、閉止弁V5を閉じ、閉止弁V6を閉じ、閉止弁V11を閉じる。制御部Cは、循環排出ポンプP2を停止させる(S28)。終了時間は、特許請求の範囲に記載された「所定時間」の一例である。終了温度は、特許請求の範囲に記載された「第1の温度」の一例である。
以上述べたとおり、本変形例の循環加熱工程では、抽出器10の抽出液9が、配管L6、配管L9、配管L3、及び配管L5を循環する。本変形例では、配管L6と、配管L9と、配管L3と、配管L5と、によって、循環部3が構成されている。循環部3は、排出口12aを通じて抽出器10から排出された抽出液9を、スプレーボール15を通じて抽出器10に供給することにより、抽出液9の循環を行う。制御部Cは、循環部3と、第1加熱部であるジャケット16を作動させる循環加熱処理を実行する。
[気体送出工程]
次に、制御部Cは、閉止弁V5を開き、閉止弁V6を閉じ、閉止弁V14を開く。なお、気体送出工程における圧縮空気及び抽出液9の流れが、図13において太線で示され、制御ブロック図が図14に示される。
図13が示すように、エア入口80から供給された圧縮空気が、配管L13を通じて、配管L9へ供給される。配管L9と、配管L3と、配管L5と、に滞留している抽出液9が、配管L13からの圧縮空気に押されて、スプレーボール15から抽出器10の内部へ送り出される(S29)。
制御部Cは、気体送出工程を開始してからの経過時間を監視する。制御部Cは、経過時間が予め設定された終了時間を越えたと判断した(S30)ことに応じて、気体送出工程を終了する。制御部Cは、閉止弁V5を閉じ、閉止弁V14を閉じる(S31)。
以上述べたとおり、気体送出工程では、圧縮空気が、配管L13を通じて、配管L9へ供給される。本実施形態では、配管L13によって、循環部3へ気体を送出する気体供給部4が構成されている。制御部Cは、循環加熱処理の後に、かつ、後述する排出処理の前に、気体供給部4を作動させる気体送出処理を実行する。
<変形例2>
上記の実施形態では、処理液供給工程において、第1設定供給総量は、ユーザによって、抽出器10における処理液8の液面高さが抽出原料7の上端よりも低くなるように設定された。第1設定供給総量は、抽出器10における処理液8の液面高さが抽出原料7の上端と同じ高さになるように設定されてもよい。この場合、循環加熱工程が、処理液8の液面高さが抽出原料7の上端と同じ高さとなる状態で行われる。また、第1設定供給総量は、抽出器10における処理液8の液面高さが抽出原料7の上端よりも高くなるように設定されてもよい。この場合、循環加熱工程が、処理液8の液面高さが抽出原料7の上端よりも高い状態、すなわち処理液8が比較的多い状態で行われる。
<変形例3>
上記の実施形態では、排出工程において、制御部Cが、抽出器10の内部の液体の液面高さが予め設定された設定高さで一定となるよう、循環排出ポンプP2の回転数を制御する例が説明された。本変形例では、制御部Cが、循環排出ポンプP2の回転数に代えて、配管L2の処理液8の設定流量を変更する例が説明される。本変形例では、循環排出ポンプP2の回転数は一定に制御される。
制御部Cは、抽出器10のレベル計S2から取得した信号に基づいて、該信号が示す抽出器10の内部の液体の液面高さが予め設定された設定高さで一定となるよう、配管L2の処理液8の設定流量を変更する。制御部Cは、変更された設定流量に基づいて、流量コントロールバルブV1の開度を制御する。例えば、液面高さが設定高さよりも低い場合には、設定流量が大きくなるように変更される。これに伴い、制御部Cは、流量コントロールバルブV1の開度を大きくして、配管L2の処理液8の瞬時流量を大きくする。例えば、液面高さが設定高さよりも高い場合には、設定流量が小さくなるように変更される。これに伴い、制御部Cは、流量コントロールバルブV1の開度を小さくして、配管L2の処理液8の瞬時流量を小さくする。
なお、配管L2の処理液8の設定流量が変更された場合に、制御部Cが、流量コントロールバルブV1の開度に代えて、送液ポンプP1の回転数を変更する態様も可能である。
<変形例4>
上記の実施形態では、排出工程において、制御部Cが、配管L6の抽出液9の瞬時流量と、配管L1の処理液8の瞬時流量と、が等しくなるよう、循環排出ポンプP2の回転数を制御する例が説明された。本変形例では、制御部Cが、配管L1の処理液8の瞬時流量が、配管L6の抽出液9の瞬時流量以下となるように、循環排出ポンプP2を制御する例が説明される。
制御部Cは、流量計S3から取得した信号が示す配管L1の処理液8の瞬時流量が、流量計S6から取得した信号が示す配管L6の抽出液9の瞬時流量よりも、予め設定された設定流量差だけ小さくなるように、循環排出ポンプP2の回転数を制御する。例えば、配管L1の処理液8の瞬時流量が、配管L6の抽出液9の瞬時流量から設定流量差を差し引いた流量よりも大きい場合には、循環排出ポンプP2の回転数を減少させて配管L6の抽出液9の瞬時流量を減少させる。例えば、配管L1の処理液8の瞬時流量が、配管L6の抽出液9の瞬時流量から設定流量差を差し引いた流量よりも小さい場合には、循環排出ポンプP2の回転数を増加させて配管L6の抽出液9の瞬時流量を増加させる。制御部Cが上記の制御を行うと、供給部1から抽出器10への処理液8の単位時間当たりの供給量が、排出部2からの抽出液9の単位時間当たりの排出量以下となる。
なお、本変形例では、排出工程における、抽出器10へ供給された処理液8の供給総量の制御(S33及びS34(図2参照)の処理)が省略されてもよい。処理液8の瞬時流量(供給量)が抽出液9の瞬時流量(排出量)よりも十分に小さければ、処理液8の供給を停止しなくても、抽出器10の内部の液面高さは低くなり、ゼロに近づくからである。
<変形例5>
上記の実施形態では、排出工程において、制御部Cが、抽出器10のレベル計S2が示す液面高さがゼロになったと判断したことに応じて排出工程を終了する例と、配管L6の流量計S6が示す瞬時流量がゼロになったと判断したことに応じて排出工程を終了する例と、が説明された。本変形例では、制御部Cが、抽出器10から排出された抽出液9の総量が設定排出総量を超えたことに応じて排出工程を終了する例が説明される。
制御部Cは、配管L6の流量計S6から取得した信号に基づいて、該信号が示す抽出液9の瞬時流量を積算して、抽出器10から排出された抽出液9の排出総量を計算する。制御部Cは、計算された排出総量が予め設定された設定排出総量を越えたことに応じて、排出工程を終了する。制御部Cは、閉止弁V6を閉じ、循環排出ポンプP2を停止させる。
<その他の変形例>
上記の実施形態では、循環加熱工程において、熱交換器20及びジャケット16により抽出液9の加熱が行う例が説明された。上記の変形例では、循環加熱工程において、ジャケット16により抽出液9の加熱を行う例が説明された。循環加熱工程において、熱交換器20のみにより抽出液の加熱が行われてもよい。
上記の実施形態では、抽出装置100がジャケット16や熱交換器20等を有し、循環部3の作動時に加熱を行う例が説明された(循環加熱工程)。抽出装置100が加熱部を有さず、環境温度下にて循環を行うような形態であっても、本発明と同様の効果を得ることができる。この場合、図2のS25における加熱開始、S26における温度判定、S28における加熱停止の各ステップは省略することができる。また、循環加熱工程を行う形態であっても、抽出液9の温度がある程度高い状態に保たれているのであれば、図2のS26における温度判定のステップは省略してもよい。
1・・・供給部
2・・・排出部
3・・・循環部
4・・・気体供給部
5・・・流入ポート
6・・・排出ポート
7・・・抽出原料
8・・・処理液
9・・・抽出液
10・・・抽出器
16・・・ジャケット(第1加熱部)
20・・・熱交換器(第1加熱部、第2加熱部)
100・・・抽出装置
S1・・・温度計(第1温度センサ)
S5・・・温度計(第2温度センサ)
C・・・制御部

Claims (12)

  1. 抽出原料を収容する抽出器と、
    上記抽出器に処理液を供給する供給部と、
    抽出原料と供給された処理液とによって生成された抽出液を上記抽出器の外部に排出する排出部と、
    上記抽出器から排出された抽出液を上記抽出器に供給することにより、抽出液の循環を行う循環部と、
    制御部と、を備え、
    当該制御部は、上記循環部を作動させてから所定時間が経過した後に、上記循環部の作動を停止させると共に、上記供給部と上記排出部とを作動させることを特徴とする抽出装置。
  2. 上記制御部は、上記循環部の作動を停止させ、上記供給部と上記排出部とを作動させた後に、上記供給部に第1の量の処理液を上記抽出器に供給させたことに応じて、上記供給部の作動を停止させることを特徴とする
    請求項1に記載の抽出装置。
  3. 上記制御部は、上記供給部と上記排出部を作動させる際、上記供給部による処理液の単位時間当たりの供給量が、上記排出部による抽出液の単位時間当たりの排出量以下となるようにすることを特徴とする請求項1又は2に記載の抽出装置。
  4. 上記制御部は、上記循環部を作動させる前に、上記供給部を作動させて上記抽出器に第2の量の処理液を供給させることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の抽出装置。
  5. 上記第2の量は、上記抽出器における処理液の液面高さが上記抽出原料の上端よりも低くなるような量であることを特徴とする請求項4に記載の抽出装置。
  6. 上記第2の量は、上記抽出器における処理液の液面高さが、上記抽出原料の上端以上となるような量であることを特徴とする請求項4に記載の抽出装置。
  7. 上記抽出液を加熱する第1加熱部を更に備え、
    上記制御部は、上記循環部を作動させるときに上記第1加熱部を動作させることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の抽出装置。
  8. 上記制御部は、上記循環部を作動してから上記所定時間が経過し、且つ、上記抽出液の温度が第1の温度に達した後に、上記循環部の作動を停止させると共に、上記供給部と上記排出部とを作動させることを特徴とする請求項7に記載の抽出装置。
  9. 上記抽出器は、内部の抽出液の温度を検知する第1温度センサを備え、
    上記第1加熱部は、上記抽出器に設けられており、
    上記制御部は、上記循環部を作動させる際に、上記第1温度センサから受信した温度が第2の温度以下となるように、上記第1加熱部に処理液を加熱させることを特徴とする請求項7または8に記載の抽出装置。
  10. 上記排出部によって排出された抽出液の温度を検知する第2温度センサを備え、
    上記供給部は、上記抽出器へ供給する処理液を加熱する第2加熱部を備え、
    上記制御部は、上記供給部と上記排出部とを作動させる際、上記第2温度センサから受信した抽出液の温度が所定温度範囲内となるように、上記第2加熱部により処理液を加熱させることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の抽出装置。
  11. 上記循環部へ気体を送出する気体供給部を更に備え、
    上記制御部は、上記循環部の作動を停止した後、かつ、上記排出部を作動させる前に、上記気体供給部を作動させることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の抽出装置。
  12. 抽出原料を収容する抽出器と、
    上記抽出器に処理液を供給する供給部と、
    抽出原料と供給された処理液とによって生成された抽出液を上記抽出器の外部に排出する排出部と、
    上記抽出器から排出された抽出液を上記抽出器に供給することにより、抽出液の循環を行う循環部と、を備える抽出装置で行われる抽出方法であって、
    上記循環部を作動させてから所定時間が経過した後に、上記循環部の作動を停止させると共に、上記供給部と上記排出部とを作動させることを特徴とする抽出方法。
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