JP2019129376A - 電子機器およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ネットワークの識別情報の規則性を機器が利用することと、識別情報をユーザが変更することとを両立可能な電子機器およびその制御方法を提供すること。【解決手段】無線ネットワークを形成する機能を有する電子機器である。電子機器は、無線ネットワークに送信する信号に含める無線ネットワークの識別情報を編集するためのユーザインタフェースを提供する。ここで、ユーザインタフェースによる識別情報の編集は、識別情報の規則性を変更しない範囲に制限される。【選択図】図5

Description

本発明は、電子機器およびその制御方法に関し、特には通信機能を有する電子機器およびその制御方法に関する。
近年、ネットワークを通じて他の電子機器からの遠隔利用を実現するため、ネットワーク通信機能を有する電子機器が広く知られている。例えば、IEEE 802.11a, b, g, n, acなどの規格に準拠した無線LANに対応したネットワーク通信機能は、様々な電子機器に搭載されている。
無線LANのインフラストラクチャーモードでは、無線LANアクセスポイント(AP)が形成する無線ネットワークに無線LANクライアント(クライアント)が接続することにより、ネットワーク上の機器間での通信が可能になる。
AP機能を有する電子機器は、自身が形成するネットワークの識別情報(ネットワークID。無線LAN規格ではSSID(Service Set ID)とも呼ばれる)を含んだビーコン信号を定期的に送信する。クライアント機能を有する電子機器は、各チャンネルでビーコン信号をスキャンして、通信可能な範囲に存在するAPを把握することができる。
クライアント機器では通信可能な範囲に存在するAPを一覧表示し、ユーザに接続先を選択させるのが一般的である。この際、一覧表示されるAPの数が多くなると、ユーザが希望する接続先のネットワークIDを見つけるのが困難になる。そのため、APが特定の文字列を含んだネットワークIDを生成したり、クライアントが特定の文字列を含んだネットワークIDだけを一覧表示させたりすることにより、希望する接続先との通信を支援する機能が知られている。
例えば、特許文献1では、充電スタンドが自動車のナンバープレートに記載された登録番号に基づくネットワークIDで無線ネットワークを生成し、自動車が自身の登録番号を有するネットワークIDを探索して自動接続する構成が開示されている。
特開2017―127124号公報
このように、特定の文字列をネットワークIDに含めることにより、クライアント機器の利便性を高めることができるが、一方でネットワークIDをユーザが変更可能とすることへの要望も存在する。
通常、ネットワークIDは専らユーザにとって意味の無い英数字の羅列であり、有用な情報はせいぜい機種名といったところである。たとえネットワークIDに機種名が含まれていても、通信可能範囲に同機種が複数ある場合、ネットワークIDから機器を特定することはできない。ネットワークIDをユーザが変更可能であれば、ユーザは管理に有用な情報(例えば機器の設置場所など)を含むようにネットワークIDを変更することで、接続先の選択や機器の管理を容易にすることができる。
しかし、クライアント機器やクライアント機器で稼働するアプリケーションが、ネットワークIDに含まれる特定の文字列を利用するように構成されている場合、ユーザがそれを知らずに特定の文字列を変更すると問題が生じる。
本発明はこのような従来技術の課題に鑑みなされたものである。本発明は、ネットワークの識別情報の規則性を機器が利用することと、識別情報をユーザが変更することとを両立可能な電子機器およびその制御方法の提供を目的とする。
上述の目的は、無線ネットワークを形成する機能を有する電子機器であって、無線ネットワークに送信する信号に含める無線ネットワークの識別情報を編集するためのユーザインタフェースを提供する制御手段を有し、制御手段は、識別情報の編集を、識別情報の規則性を変更しない範囲に制限したユーザインタフェースを提供することを特徴とする電子機器によって達成される。
本発明によれば、ネットワークの識別情報の規則性を機器が利用することと、識別情報をユーザが変更することとを両立可能な電子機器およびその制御方法を提供できる。
本実施形態に係る電子機器の一例であるプロジェクタと、外部機器の一例であるPCとの機能構成例を示すブロック図 実施形態におけるプロジェクタとPCとの動作に関するシーケンス図 実施形態においてPCが表示するユーザインタフェースの例を示す図 実施形態におけるプロジェクタの動作に関するフローチャート 実施形態においてプロジェクタが表示するユーザインタフェースの例を示す図
以下、図面を参照して本発明の例示的な実施形態を詳細に説明する。なお、以下では本発明を、アクセスポイント機能を有する電子機器の一例としての投写装置(プロジェクタ)と、クライアント機能を有する電子機器の一例としてのパーソナルコンピュータ(PC)とに適用した実施形態を説明する。しかし、本発明はアクセスポイント機能およびクライアント機能の少なくとも一方を有する任意の電子機器に適用可能である。このような電子機器には、プリンタ(複合機を含む)、コピー機、デジタルカメラ、ゲーム機、携帯電話機(スマートフォンを含む)、家電製品、ロボット、ドローンなどが含まれるが、これらに限定されない。また、以下ではネットワークIDを用いる無線通信の一例として無線LAN(IEEE802.11)規格に準拠した無線通信を想定した実施形態を説明するが、他の無線通信規格に準拠した無線通信にも本発明を適用可能である。
●(第1実施形態)
図1は、本実施形態に係るPC100とプロジェクタ200の機能構成例を示すブロック図である。
まず、PC100について説明する。CPU101は、例えばROM104やハードディスクドライブ105に記憶されたプログラムをRAM102にロードして実行することにより、PC100や外部機器の動作などを制御する。
RAM102は、CPU101が実行するプログラムやプログラムの実行に必要な変数など、様々なデータを格納する記憶装置である。VRAM103は表示部106に表示する画像データを格納するためのビデオメモリである。なお、RAM102のリード/ライト速度が十分高速であれば、RAM102の一部をVRAM103として用いてもよい。
ROM104は、CPU101がPC100の起動時に実行するブートプログラムや、ファームウェア(BIOSなど)を記憶する不揮発性記憶装置である。なお、ブートプログラムの実行により、CPU101は、ハードディスクドライブ105に格納されているOSをRAM102にロードし、起動処理を実行する。
ハードディスクドライブ(HDD)105は、OSやアプリケーションプログラム等のプログラムや、各種のデータを格納する不揮発性記憶装置の一例である。本実施形態においてHDD105は、プロジェクタ200と無線LAN接続を確立して、無線LAN経由でプロジェクタ200の動作を制御するプロジェクタ制御プログラムを格納している。
表示部106は例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイである。表示制御部107は、VRAM103に格納された画像データを読み出し、表示部106が表示可能な型式の信号に変換して表示部106に供給する。これにより、表示部106にはVRAM103に格納された画像データに対応する画像が表示される。
操作部108は例えばキーボード、マウス、タッチパネルなどの入力デバイスを有し、ユーザの操作に応じた信号をCPU101に供給する。したがって、CPU101は、操作部108に対する操作を検出することができる。なお、タッチパネルは表示部106に組み込まれていても、表示部106と別個に設けられてもよい。
無線LANインタフェース(IF)109は、無線LAN規格におけるクライアント機能を提供する。つまり、PC100は、無線LANのインフラストラクチャモードにおける無線LAN子機として動作することが可能である。具体的には、PC100は、周囲のアクセスポイント(無線LAN親機またはAP)が発行するビーコン信号を受信し、アクセスポイントが形成する無線LANに参加することができる。これによってPC100は無線LAN上の外部装置(AP機能を有する機器を含む)と通信可能である。内部バス110は、各機能ブロック間を通信可能に接続する。
PC100は、CPU101がプロジェクタ制御プログラムを実行することにより、無線LANIF109の動作を制御してアクセスポイント機能を有するプロジェクタ200との接続を確立し、ネットワーク経由でプロジェクタ200の制御を行うことができる。なお、プロジェクタ200との通信確立およびプロジェクタ200の動作制御は、プロジェクタ制御プログラム(アプリケーション)だけで実現される必要はなく、例えばOSが提供する機能(無線LANIFドライバ、APIなど)の実行を伴ってもよい。
プロジェクタ200の動作制御の例としては、プロジェクタ200のランプの入切、入力切り替え、画像処理パラメータ(明るさ、コントラスト、シャープネス、色味等)の取得や変更などであってよい。なおプロジェクタ制御プログラムはGUIを有し、CPU101はVRAM103にGUIデータを格納することによってプロジェクタ制御プログラムのGUIを表示部106に表示させる。CPU101は、操作部108を通じたGUIに対する操作を検出することができる。
次に、プロジェクタ200に関して説明する。CPU201は、例えばROM203に記憶されたプログラムをRAM202にロードして実行することにより、プロジェクタ200の動作を制御する。
RAM202は、CPU201が実行するプログラムやプログラムの実行に必要な変数など、様々なデータを格納する記憶装置である。
ROM203は、CPU201が実行するプログラムや各種の設定値を記憶する不揮発性記憶装置である。
VRAM204は、投写部205で投写する画像データを格納するビデオメモリである。VRAM204に格納される画像データは、映像IF210を通じて受信した映像信号や、CPU201が実行するプログラムが有するOSDメニューの画像データである。
映像IF210はプロジェクタ200に表示させる映像信号を入力するインタフェースである。代表的にはHDMI(登録商標)インタフェースであるが、他の規格に準拠したインタフェースであってもよい。一般には映像IF210は複数設けられる。映像信号は任意の映像ソースから供給される。映像ソースはPC100であってもよいし、他の機器(映像再生機器やストリーミングサーバなど)であってもよい。
投写部205はキセノンランプや半導体レーザなどの光源、光学変調素子の一例としての液晶パネル、投写光学系を形成するレンズを有する。投写部205は液晶パネルの透過光または反射光をレンズで投写することにより、液晶パネルに表示された画像に対応する光学像を投写面に形成する。
投写制御部206は、VRAM204に格納された画像データを読み出し、投写部205の液晶パネルに表示させる。また、投写制御部206は、CPU201の制御に従い、投写部205が有するレンズの倍率、合焦位置を制御する。
操作部207は、プロジェクタ200の筐体に設けられたボタンやスイッチなどの入力デバイスや、リモコンから送信される信号を受信する受信部などを有する。操作部207に対する操作や、リモコンに対する操作は、CPU201が検出する。ユーザは、CPU201が映像IF210から入力される映像に重畳して表示するOSD(On Screen Display)を操作部207によって操作し、プロジェクタ200の設定値の表示や変更を行うことができる。
無線LANIF208は、無線LAN規格に準拠したアクセスポイント機能を提供する。したがって、無線LANIF208は、ネットワークIDによって特定可能な無線LANネットワークを生成することができる。また、無線LANIF208は、ビーコンの送信、接続要求に対する認証処理や、IPアドレスの割り当て処理などを行う。これによって、プロジェクタ200は、無線LANクライアント機器と通信を行うことができる。
内部バス209は、各機能ブロック間を通信可能に接続する。
なお、本実施形態におけるプロジェクタ200は、CPU201がROM203に格納されたプログラムを実行することによって無線LANIF208を制御して無線ネットワークを形成し、クライアント機器(PC100)からの接続要求を待機する。接続要求を受信すると、CPU201はクライアント機器と接続確立のための処理を実行し、接続確立後は、無線LANIF208を通じてクライアント機器から受信する制御指示に応じた処理を実行する。
次に、図2と図3を用いて、PC100がプロジェクタ200との間で無線LAN接続を確立して、PC100からプロジェクタ200を制御する際の処理手順について説明する。
図2は、上述した処理手順に関するシーケンス図である。図2では、PC100(無線LANクライアント)の通信可能範囲にアクセスポイント機能を有する電子機器が3台(プロジェクタ200a、200bおよび(プロジェクタではない)外部アクセスポイント300が存在する状況を想定している。
図3は、PC100においてCPU101がプロジェクタ制御プログラムの実行中に表示部106に表示させるGUIの一例を示す図である。ユーザはPC100の操作部108を操作することにより、GUIの操作(ボタン押下操作、テキスト入力操作、スクロール操作など)を行うことができる。
なお、説明および理解を容易にするため、PC100ではプロジェクタ制御プログラムが稼働中であり、プロジェクタ200aおよび200bの無線LANアクセスポイント機能が有効であるものとする。したがって、プロジェクタ200aおよび200bは、それぞれがネットワークを形成している。また、外部アクセスポイント300も有効であり、無線ネットワークを形成しているものとする。したがって、プロジェクタ200a,200bおよび外部アクセスポイント300は、自身が形成している無線ネットワークの識別情報(ネットワークID)としてのSSIDを含んだビーコン信号を定期的に送信している。また、プロジェクタ200aおよび200bのアクセスポイント機能および外部アクセスポイント300のセキュリティ設定は「オープンシステム」(認証なし)になっているものとする。
S211でプロジェクタ200aのCPU201は、自身が形成する無線LANのネットワークID(SSID)を含んだビーコン信号を、無線LANIF208を通じて送信する。送信は特定の無線チャネル上で定期的に行われる。ここで、ビーコン信号に含まれるSSIDは、クライアント機器で稼働するプロジェクタ制御プログラムがプロジェクタ200aを制御可能なプロジェクタであることを認識できるよう、所定のルールに従って生成されている。所定のルールに従ったSSIDは、CPU201が実行するプログラムによって生成されてもよいし、ROM203に予め記憶されていてもよい。少なくとも、現在のSSIDはROM203に記憶されているものとする。
ここで所定のルール(もしくはデータフォーマット)とは、例えばプロジェクタ制御プログラムが制御可能なプロジェクタに共通する特定の文字列で始まり、その後、プロジェクタごとに異なる識別情報(ID)が続く、といったルールであってよい。ここでは一例として、プロジェクタに共通する(固有情報でない)プレフィックスとして「GanonPJ−」、プロジェクタのIDとして無線LANIF208のMACアドレスの第4、第5、第6オクテットを繋げた文字列を用いるものとする。なおIDにはプロジェクタ固有の他の任意の情報(例えば製品のシリアル番号など)も用いてもよい。シリアル番号は例えばROM203から読み出すことができる。ここでは、無線LANIF208のMACアドレスの第4、第5、第6オクテットが”AA”、”BB”、”00”であるものとする。この場合、プロジェクタ200aのCPU201(プロジェクタ制御プログラム)は、SSID「GanonPJ−AABB00」を有する無線LANを形成し、S211で送信するビーコン信号にSSID「GanonPJ−AABB00」を含める。
S212でプロジェクタ200bのCPU201(プロジェクタ制御プログラム)も同様のルールに従ったSSIDを含んだビーコン信号を無線LANIF208を通じて送信する。ここではプロジェクタ200bが生成する無線LANのSSIDが「GanonPJ−EEFF22」であるものとする。
S213で外部アクセスポイント300は、設定されているSSIDを含んだビーコン信号を送信する。ここで外部アクセスポイント300には、「ExternalAP」というSSIDが設定されているものとする。
S211、S212、S213で各アクセスポイント(プロジェクタおよび外部AP)送信したビーコン信号には、SSIDの他に暗号化方式などの識別情報が含まれている。これによりビーコン信号の電波到達内に存在する無線LANクライアント機器は接続可能なアクセスポイントとしてプロジェクタ200a、200b、外部アクセスポイント300を認識することができる。
S214にて、PC100の無線LANIF109は、無線チャネルをスキャンしてビーコン信号を受信し、ビーコン信号をCPU101に供給する。CPU101(プロジェクタ制御プログラム)は、ビーコン信号に含まれるSSIDを解析する。そして、CPU101(プロジェクタ制御プログラム)は、所定のルール(プレフィックスが「GanonPJ−」であること)に従った型式のSSIDを有するビーコン信号のみから情報を取得する。CPU101(プロジェクタ制御プログラム)は、さらに、取得した情報に基づいて、アクセスポイントの一覧画面を生成し、表示部106に表示させる。
図3(a)に、アクセスポイントの一覧画面300の例を示す。図2の例では、プロジェクタ200aおよび200bが送信するビーコン信号は所定のルールに従ったSSIDを含んでいる。一方、外部アクセスポイント300が送信するビーコン信号は所定のルールに従ったSSIDを含んでいない。そのため、CPU101(プロジェクタ制御プログラム)は、外部アクセスポイント300から受信したビーコン信号に含まれる情報はアクセスポイントの一覧画面300に表示しない。このように、プロジェクタ制御プログラムの制御対象とならない電子機器は、無線LANIF109の通信可能範囲で無線ネットワークを形成していてもアクセスポイントの一覧画面には表示されない。そのため、無線LANIF109の通信可能範囲に多数のアクセスポイントが存在する場合であっても、必要なアクセスポイントだけをユーザに提示することができる。
一覧表示画面300は、プロジェクタ制御プログラムが制御可能なプロジェクタを選択可能に表示する一覧表示領域301を有する。一覧表示領域301には、プロジェクタの識別情報としてのSSIDとラジオボタンとを対応付けて表示する。ユーザは、ラジオボタンを選択することにより、対応付けられたSSIDを有するネットワークを形成しているプロジェクタを選択することができる。なお、ここでは省略しているが、一般的な一覧表示画面で実現されるような、ソート機能や絞り込み機能などを一覧表示領域301で提供してもよい。
また、一覧表示画面300は、ユーザが探索したいSSIDを入力するためのSSID指定領域302を有する。例えば、ユーザは、プロジェクタのSSID編集機能によって、所定のルールに従わないSSIDに変更されたプロジェクタと無線通信したい場合、そのSSIDの全部または一部をSSID指定領域302に入力する。CPU101(プロジェクタ制御プログラム)は、SSID指定領域302に入力された文字列を含むSSIDを含むビーコン信号を受信していれば、そのビーコン信号から取得したSSIDを一覧表示領域301に追加表示する。
接続ボタン303の操作を検出すると、CPU101(プロジェクタ制御プログラム)は、選択状態のラジオボタンに対応するSSIDを含んだビーコン信号を送信したプロジェクタ(アクセスポイント)に、無線LANIF109を通じて接続要求を送信する。一方、終了ボタン304の操作を検出すると、CPU101は、一覧表示画面300の表示を終了したのち、プロジェクタ制御プログラムの実行を終了する。
図2に戻り、S215でCPU101(プロジェクタ制御プログラム)は、一良表示画面300の接続ボタン303の操作を待機する。ここでは、図3(a)に示したように、プロジェクタ200aのSSID「GanonPJ−AABB00」に対応するラジオボタンが選択状態のときに接続ボタン303の押下操作が検出されたものとする。
S216で、CPU101(プロジェクタ制御プログラム)とCPU201とが認証処理を実施する。この認証処理はオープンシステム認証でも行われる。具体的には、CPU101(プロジェクタ制御プログラム)が、接続先のアクセスポイント(プロジェクタ200a)に対し、無線LANIF109を介してオーセンティケーション要求を発行する。そして、プロジェクタ200aのCPU201が、オーセンティケーション要求に対する応答を無線LANIF208を通じてPC100へ送信する。
S217で、CPU101(プロジェクタ制御プログラム)とCPU201とがアソシエーション処理を実施する。具体的には、CPU101(プロジェクタ制御プログラム)が、S216で認証処理を行ったアクセスポイント(プロジェクタ200a)に対して、無線LANIF109を通じてアソシエーション要求(接続要求)を送信する。そして、プロジェクタ200aのCPU201が、アソシエーション要求に対する応答(接続許可)を無線LANIF208を通じてPC100へ送信する。アソシエーション処理により、フレーム交換、パラメータネゴシエーション、AID(Association ID)の割り当てなどが行われ、PC100とプロジェクタ200aとの無線接続が確立する。WEP以外のセキュリティ認証が設定されている場合には、この後に認証処理が行われる。
S218にて、プロジェクタ200aのCPU201は、自身と通信するためにPC100に対して付与するIPアドレスを算出し、これを、無線LANIF208を制御して、PC100に通知する。CPU101(プロジェクタ制御プログラム)は、無線LANIF109を通じて受信したIPアドレスを、無線LANIF108に設定する。これにより、PC100とプロジェクタ200aは、確立した無線接続上で、上位プロトコル(ここではTCP/IP)を用いた通信が可能となる。
S219にて、CPU101(プロジェクタ制御プログラム)は、接続が確立したプロジェクタ200aをPC100から遠隔制御するための遠隔制御画面を表示部106に表示させる。図3(b)は、一例としての遠隔制御画面310を示す。ユーザは、操作部108を通じて遠隔制御画面310のGUIパーツを操作することにより、プロジェクタ200aを遠隔制御することができる。
遠隔制御画面310には、接続先(制御対象)のプロジェクタの識別情報として、接続中のネットワークのSSID311が表示される。ここでは、プロジェクタ200aがアクセスポイントとして形成している無線ネットワークのSSID、「GanonPJ−AABB00」が表示されている。
制御領域312は、制御対象のプロジェクタについて、遠隔制御画面310を通じて遠隔制御可能な項目の名称と制御内容を指定するGUIパーツとが対応付けて表示される。なお、制御領域312の表示内容は制御対象のプロジェクタの現在の状態を反映している。ここでは、ランプの点灯・消灯(Lamp Power)、表示する映像信号の入力切り替え(Input)、映像の明るさ、コントラスト、およびシャープネスが制御可能な項目として表示されている。なお、制御可能な項目の種類と、項目ごとの詳細(例えば調整可能範囲)は、制御対象のプロジェクタの機種に応じてプロジェクタ制御プログラムが変更してもよい。
なお、遠隔制御画面310には、SSID311や、制御領域312に表示される項目以外に、制御対象のプロジェクタの情報(例えば機種名などの静的な情報や、現在の設定値などの動的な情報)を表示するようにしてもよい。
図3(b)の例では、制御対象のプロジェクタ(プロジェクタ200a)が、現在、ランプが点灯状態であり、表示中の映像信号はHDMIインタフェースから入力されていることを示している。また、映像の明るさが±0(基準値)、コントラストが+2、シャープネスが−1に設定されていることを示している。ユーザは、制御項目312に表示されるGUIパーツを操作部108を通じて操作することにより、各項目に関して遠隔制御することができる。例えば、Lamp PowerのOFFボタンを押下する操作を行うことで、プロジェクタ200aの光源を消灯させることができる。また、InputのプルダウンメニューからHDMI以外の入力先(あるいは別のHDMI入力)を選択する操作を行うことで、プロジェクタ200aが表示する映像を切り替えることができる。
切断ボタン313の操作が検出されると、CPU101(プロジェクタ制御プログラム)は、現在無線接続が確立している制御対象のプロジェクタ(SSID311に対応するプロジェクタ)との接続の終了処理を開始する。具体的には、CPU101(プロジェクタ制御プログラム)は、割り当てられたIPアドレスを無効にし、制御対象のプロジェクタとの無線LAN接続を切断し、遠隔制御画面310の表示を終了する。
なお、CPU101(プロジェクタ制御プログラム)は、遠隔制御画面310の表示を終了すると、一覧表示画面300を表示部106に表示させてもよい。これによってユーザは例えば別のプロジェクタ200bを遠隔制御することができる。終了ボタン314の操作を検出すると、CPU101は、切断ボタン313の操作が検出された際と同様の処理を行ったのち、一覧表示画面300の表示することなく、プロジェクタ制御プログラムの実行を終了する。
なお、PC100がプロジェクタ200aの現在の状態を取得する方法やタイミングには特に制限はない。例えば、S216で遠隔制御画面310を表示する前にCPU101(プロジェクタ制御プログラム)から情報を要求するコマンドをプロジェクタ200aに送信することができる。CPU201はコマンドを受信すると、要求された情報をPC100に送信する。CPU201は要求された情報を例えば投写制御部206、RAM202、ROM203などから取得することができる。CPU101(プロジェクタ制御プログラム)は、受信した情報を反映した遠隔制御画面310を生成し、表示部106に表示させることができる。
PC100がプロジェクタ200aを遠隔操作する方法についても同様に、PC100からコマンドを送信し、プロジェクタ200aでコマンドに応じた動作を実行することによって実現できる。一例として明るさの設定値を±0から+3へ変更する場合について説明する。まず、CPU101(プロジェクタ制御プログラム)は、制御項目312のうち、「明るさ」のGUIパーツであるスライダが、「+3」の位置に操作されたことを検出する。すると、CPU101(プロジェクタ制御プログラム)は、「明るさ」の設定を「+3」へ変更するコマンドを生成し、無線LANIF109を通じて、プロジェクタ200aに送信する。CPU101(プロジェクタ制御プログラム)は、プロジェクタ200a(CPU201)が解釈可能な任意の型式のコマンドを生成する。
プロジェクタ200aのCPU201は、無線LANIF208を通じてコマンドを受信すると、受信したコマンドを解析し、コマンドの要求内容を認識する。この例では「明るさ」の設定値を「+3」にする要求であるため、CPU201は、例えばRAM202やROM203内に格納されている「明るさ」の現在設定値を「+3」に変更する。投写制御部206は現在設定値が変更されたことにより、投写部205の光源の明るさを設定値「+3」に対応する明るさに変更する。CPU201は、要求された動作を完了すると、完了結果を表す応答を無線LANIF208を通じてPC100に対して送信する。
以上、PC100から、所望のプロジェクタ200を選択して無線LAN接続を確立し、PC100からプロジェクタ200を遠隔制御するためのPC100およびプロジェクタ200の動作に関して説明した。上述の通り、無線LANクライアント機能を実現するCPU101(プロジェクタ制御プログラム)は、受信したビーコン信号のうち、特定のルールに準拠したSSIDを有するネットワークを形成するアクセスポイントのみを抽出してユーザに提示する。そのため、プロジェクタ制御プログラムの制御対象でない電子機器がアクセスポイントを多数提供している場合であっても、制御対象の電子機器だけをユーザに提示することができる。
次に、本実施形態に係るプロジェクタ200が提供する、ネットワークID(ここではSSID)の編集機能について説明する。プロジェクタ200は、OSDとして表示するGUI画面を通じて、ユーザがプロジェクタ200の設定値を確認したり変更したりする機能を提供する。そして、設定画面を通じてSSIDについても変更可能とする。
図4は、プロジェクタ200が提供する設定画面の1つである、無線LANアクセスポイント設定画面が操作部207を通じて呼び出された際のCPU201の動作に関するフローチャートである。無線LANアクセスポイント設定画面は、例えば表示中の上位メニュー画面から、無線LANアクセスポイント設定を選択する操作が検出された際に呼び出される。
まず、S401でCPU201は、無線LANIF208から、現在のアクセスポイント機能に関する設定値を取得する。そして、S402でCPU201は、S401で取得した設定値に基づいて無線LANアクセスポイント設定画面を生成し、映像データに重畳するようにVRAM204に格納する。これにより、無線LANアクセスポイント設定画面は投写部205を通じてOSDとして投写面に表示される。
図5(a)は、S402でCPU201が生成する無線LANアクセスポイント設定画面500(以下、単に設定画面500ともいう)の一例を示す図である。
設定画面500には、設定可能な項目が一覧表示される設定項目501が含まれる。設定項目501には、設定内容を変更可能な項目と、現在の設定値とが対応付けられて表示される。
本例では、アクセスポイントのセキュリティ設定を選択する項目と、認証のためのキーを設定する項目と、通信に用いるチャンネルを選択する項目と、SSIDを編集(変更)する項目と、SSIDの編集制限を解除するか否かを選択する項目とを含んでいる。
例えば、セキュリティ設定では例えばオープン(Open)、WPA2−PSKなど、公知の認証方法が選択可能である。上述の通り、本実施形態ではオープンシステムが選択されているものとする。
キー設定は、セキュリティ設定でWPA2−PSKを選択した場合に有効となり、Pre Shared Keyを入力することができる。本実施形態においては、セキュリティ設定がオープンシステムであるため、キー設定領域はグレイアウト表示され、入力は無効である。
チャンネル設定は、アクセスポイントが通信に使用するチャンネルの番号を選択可能である。チャンネルとは通信に使用する周波数帯域である。
SSID設定とSSID編集制限解除チェックボックス503とは1組で用いられる。SSID編集制限解除チェックボックス503がチェックされている場合、SSIDに対する編集制限が解除される。一方、SSID編集制限解除チェックボックス503にチェックされていない場合には、SSIDに対する編集は制限される。初期状態ではSSID編集制限解除チェックボックス503がチェックされていないものとする。
SSID編集制限解除チェックボックス503がチェックされていない場合、CPU201は、設定画面500を通じてユーザが編集可能なSSIDの範囲を、SSIDの一部に制限する。例えばCPU201は、図5(a)に示すように、SSIDのうち、プロジェクタのIDに関する部分だけを編集可能としたSSID設定項目502を表示させる。CPU201は現在のSSIDのうち、変更不能な部分はテキストボックス外に表示し、編集可能な部分はテキストボックス内に入力された状態とすることにより、ユーザに対し、SSIDの一部だけが編集可能であることを認識させる。
確定ボタン504に対する操作が検出されると、CPU201はその時点で設定項目501に表示されている内容に基づいて各設定項目の設定値を変更する。
図4に戻って説明を続ける。
S403でCPU201は、設定画面500のSSID編集制限解除チェックボックス503をチェックする操作(編集制限解除操作)を検出したか否かを判定する。そして、CPU201は、SSID編集制限解除チェックボックス503をチェックする操作を検出したと判定されればS405に、判定されなければS404に処理を進める。
S404でCPU201は、設定画面500のSSID設定項目を、図5(a)に示すように、SSIDの一部だけが編集可能な形態で表示し、処理をS406に進める。なお、初期状態からSSID編集制限解除チェックボックス503が一度もチェックされていない場合には、S404の処理をスキップしてもよい。
S406でCPU201は、設定完了指示の有無(確定ボタン504に対する操作の検出有無)を判定する。確定ボタン504に対する操作が検出されたと判定されれば、CPU201は設定完了指示が入力されたものとして処理をS407に進める。確定ボタン504に対する操作が検出されたと判定されなければ、CPU201は設定完了指示が入力されていないものとして処理をS402に戻す。
なお、設定画面500に関する操作が一定時間検出されない場合や、キャンセル指示に相当する操作が検出された場合、CPU201は設定画面500の表示を終了指せてもよい。
S407でCPU201は、設定項目501それぞれの設定値を読み出し、無線LANIF208に設定し、アクセスポイント機能を再起動させ、処理を終了する。なお、設定項目501の設定値に変更がない場合、CPU201は設定値を無線LANIF208に設定したりアクセスポイント機能を再起動させたりしなくてもよい。
確定ボタン504に対する操作が検出された際、例えば、設定項目501のうち、SSIDのユニークID部分が「AABB00」から「RoomX_Right」に変更されていた場合を考える。この場合、アクセスポイント機能の再起動により、無線LANIF208は、形成するネットワークのSSIDを「GanonPJ−RoomX_Right」に変更する。したがって、プロジェクタ200aから送信されるビーコン信号には、変更後のSSIDを含むようになる。しかし、SSIDは依然としてプレフィックス「GanonPJ−」を含む。そのため、PC100のプロジェクタ制御プログラムでは、図2のS214の処理において、制御対象の機器であると認識され、一覧表示領域301に表示される。
このように、電子機器が形成するネットワークの識別情報のうち、制御装置(PC100)が利用する特定の文字列(または部分)以外を編集可能とすることにより、制御装置を正しく動作させながら、ユーザによる電子機器の管理を容易にすることができる。
次に、S403からS405に処理が進んだ場合について説明する。
S405でCPU201は、設定画面500におけるSSID設定項目を、図5(b)のSSID設定項目505のようにSSID全体を編集可能な状態に変更し、処理をS406に進める。この際、CPU201は、現在設定されているSSID「GanonPJ−AABB00」が、SSID設定項目505の編集可能な領域(テキストボックス)に入力された状態とする。
S411でCPU201はSSID設定項目505のテキストボックスの内容を監視し、特定の文字列(ここでは「GanonPJ−」)が変更されたか否かを判定する。そして、CPU201は、特定の文字列が変更されたと判定された場合にはS412に、判定されない場合にはS406に処理を進める。
S412でCPU201は、制御プログラムの動作に支障が生じる旨の警告メッセージを設定画面500に表示し、処理をS406に進める。図5(b)に、警告メッセージ506の一例を示す。これによりユーザは、SSIDの編集中に、編集後のSSIDによって生じうる状況を把握することができる。
S406以降の処理は上述した通りであるため、説明を省略する。なお、S411およびS412の処理は、S406で確定ボタン504に対する操作が検出されたと判定された際に行ってもよい。この場合、CPU201は、S407に処理を進める前に、ユーザにSSIDの編集をやり直すか、このままでよいか確認する画面をOSDとして表示させる。そしてCPU201は、編集をやり直す旨の指示に相当する操作を検出すれば処理をS402に戻し、このままでよい旨の指示に相当する操作を検出すれば処理をS407に進める。
S407において、新たなSSID「RoomX_Right」が設定された状態でアクセスポイント機能が再起動されると、プロジェクタ200aが送信するビーコン信号に含まれるSSIDには「GanonPJ−」が含まれなくなる。そのため、PC100のプロジェクタ制御プログラムでは、図2のS214の処理において、プロジェクタ200aを制御対象の機器であると認識せず、一覧表示領域301にSSID「RoomX_Right」は表示されない。
この場合ユーザは、図3(a)のSSID指定領域302にSSID「RoomX_Right」を入力することにより、一覧表示領域301にSSID「RoomX_Right」が表示されるようになる。警告メッセージ506を表示することにより、制御プログラムに制御対象の機器として表示させるには手動でSSIDを入力する必要があることをユーザに認識させることができる。
このように、アクセスポイントのSSIDの全体を編集可能とする場合、ユーザがSSIDの特定の文字列または特定の部分を変更したことが検出されると、ユーザに警告するようにした。これにより、ユーザにSSIDを任意の文字列に変更することを許しつつ、変更が他の機器の動作に影響を与えうることをユーザに認識させることができる。
(その他の実施形態)
なお、本実施形態においては、アクセスポイント機能を有する機器がプロジェクタであるため、OSD画面の操作を通じてSSIDを変更する構成を説明した。しかしながら、アクセスポイント機能を有する機器の種類に応じて、SSIDを変更するためのユーザインタフェースを変更することができる。例えば、アクセスポイント機能を有する機器が有する表示部に表示したメニュー画面を通じてSSIDを編集可能とすることができる。あるいは、アクセスポイント機能を有する機器がWebサーバ機能を有する場合には、通信可能な機器でウェブブラウザアプリケーションを実行し、Webサーバが提供するユーザインタフェースを通じてSSIDを編集可能としてもよい。
また、上述の実施形態では、ネットワークIDの特定の文字列や特定の部分の編集を制限する場合について説明した。しかし、ネットワークIDの規則性を変更する編集を制限してもよい。例えば、特定の文字列を変更することだけでなく、ネットワークID内での特定の文字列の位置を変更する編集も制限の対象としてもよい。あるいは、ネットワークIDを構成する文字や文字の種類の規則性(例えば、特定の文字が特定の間隔で含まれる、英文字と数字が交互に配置される、特定の記号が特定の位置に含まれる)なども編集の制限の対象としてもよい。
また、上述の実施形態では、アクセスポイント機能を有する電子機器を、他の機器から遠隔制御する構成に関して説明した。しかし、アクセスポイント機能を有する電子機器のネットワークIDに含まれる文字列やネットワークIDの規則性を他の機器が何らかの目的で利用する関係にあれば本発明は有用である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100…PC、101、201…CPU、108、207…操作部、109、208…無線LANIF、200…プロジェクタ、205…投写部

Claims (10)

  1. 無線ネットワークを形成する機能を有する電子機器であって、
    前記無線ネットワークに送信する信号に含める前記無線ネットワークの識別情報を編集するためのユーザインタフェースを提供する制御手段を有し、
    前記制御手段は、前記識別情報の編集を、前記識別情報の規則性を変更しない範囲に制限したユーザインタフェースを提供することを特徴とする電子機器。
  2. 前記制御手段は、前記識別情報の編集を、前記識別情報に含まれる特定の文字列または特定の部分を変更しない範囲に制限したユーザインタフェースを提供することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記ユーザインタフェースは、前記編集の制限を解除するための項目を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記制御手段は、前記項目に対する操作により前記編集の制限が解除された場合、前記識別情報の編集を制限しないユーザインタフェースを提供することを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記制御手段は、前記識別情報の編集を制限しないユーザインタフェースを通じて、前記識別情報の規則性を変更する編集が行われた場合、警告を行うことを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記規則性が、前記信号を受信する機器によって利用されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 前記規則性が前記識別情報が特定の文字列から始まることであることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の電子機器。
  8. 前記識別情報が電子機器に固有でない情報と、電子機器に固有の情報とを含み、
    前記制御手段は、前記識別情報の編集を、前記電子機器に固有の情報の編集に制限したユーザインタフェースを提供することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の電子機器。
  9. 無線ネットワークを形成する機能を有する電子機器の制御方法であって、
    制御手段が、前記無線ネットワークに送信する信号に含める前記無線ネットワークの識別情報を編集するためのユーザインタフェースを提供する制御工程を有し、
    前記制御工程では、前記識別情報の編集を、前記識別情報の規則性を変更しない範囲に制限したユーザインタフェースを提供することを特徴とする電子機器の制御方法。
  10. コンピュータを、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の電子機器の制御手段として機能させるためのプログラム。
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