JP2019128963A - 情報管理システム、情報管理方法及び情報管理プログラム - Google Patents

情報管理システム、情報管理方法及び情報管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの個人情報を用いて取引を行なうための情報管理システム、情報管理方法及び情報管理プログラムを提供する。【解決手段】情報管理サーバ20は、登録者の個人情報を記憶する登録者情報記憶部22と、個人情報の提供履歴を記憶する提供履歴記憶部23と、購入者端末50に接続される制御部21とを備える。そして、制御部21が、購入者端末50から、情報取得条件を取得し、情報取得条件に基づいて、登録者情報記憶部22から個人情報を抽出し、購入者端末50に対して、抽出した個人情報を提供し、個人情報の提供履歴を提供履歴記憶部23に記録し、提供履歴記憶部23に記録された提供履歴に基づいて、提供代金を回収するとともに、提供代金に基づいて、個人情報を提供した登録者に対して対価を還元する。【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザの個人情報を用いて取引を行なうための情報管理システム、情報管理方法及び情報管理プログラムに関する。
市場ニーズの動向を把握することがマーケティングにおいて有用である。このため、個人属性に関連付けられた購買情報やサービス利用情報をマーケティングに利用することが考えられる。
そこで、クレジットカード会社等によって蓄積され、データベースに保管されている個人情報を活用するための技術が検討されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された技術においては、第三者機関は依頼者から特定の個人の個人情報に対する要求を受け取り、その個人情報の販売に関連する方針を規定する。また、個人情報は第三者機関によって有効性を検査される。第三者機関は、依頼者から要求された個人情報を依頼者に渡してよいか、この個人に対価の支払を条件に許可を求める。許可された場合には要求された個人情報をその依頼者に提供する。
また、個人情報を一元管理するための技術も検討されている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2に記載された技術においては、個人の情報を管理する個人情報バンクと、個人情報の入力・検索・参照などを行なう顧客側クライアントおよびサービス提供者側クライアントとを用いる。個人情報バンクに個人情報を一元管理することで、サービス提供者側、顧客側の双方が情報を登録・更新・削除・照会可能であり、他の情報をキーにして顧客を識別することを可能とする。
また、最近では、金融機関における本人確認手順(KYC:Know Your Customer)の効率化も検討されている(例えば、非特許文献1参照)。この文献では、ブロックチェーン技術を用いて、本人確認手順(KYC)を、金融機関が共通利用できるプラットフォームが検討されている。
また、パーソナルデータを活用した情報銀行も検討されている(例えば、非特許文献2参照)。この文献では、属性情報や、趣味や嗜好、健康情報等のパーソナルデータを情報銀行に預託し、預託した情報の内容や量、承諾した開示先企業に応じ、その対価としてブロックチェーンの分散台帳で管理された企業内仮想コインを付与する。パーソナルデータ利用企業は、入手データに基づいて各人に対応した趣味、嗜好、行動パターンに合わせた情報提供を行なう。
特開2001−290956号公報 特開2009−187229号公報
デロイトトーマツグループ、2017年7月21日「ブロックチェーン技術を活用した本人確認(KYC)高度化プラットフォーム構築の実証を開始」、[online]、デロイトトーマツグループホームページ、[平成27年11月20日検索]、インターネット<https://www2.deloitte.com/content/dam/Deloitte/jp/Documents/about-deloitte/news-releases/jp-nr-nr20170721.pdf> 富士通株式会社、イオンフィナンシャルサービス株式会社、2017年7月14日「パーソナルデータを活用した情報銀行の実証実験を開始」、[online]、富士通株式会社ホームページ、[平成27年11月19日検索]、インターネット<http://pr.fujitsu.com/jp/news/2017/07/14.html>
個人情報は、状況に応じて変化する。従って、管理している個人情報を、状況に応じて更新できなければ、的確な情報を提供することができない。
上記課題を解決する情報管理システムは、登録者の個人情報を記憶する登録者情報記憶部と、前記個人情報の提供履歴を記憶する提供履歴記憶部と、情報利用システムに接続される制御部とを備える。そして、前記制御部が、前記情報利用システムから、情報取得条件を取得し、前記情報取得条件に基づいて、前記登録者情報記憶部から個人情報を抽出し、前記情報利用システムに対して、前記抽出した個人情報を提供し、前記個人情報の提供履歴を前記提供履歴記憶部に記録し、前記提供履歴記憶部に記録された提供履歴に基づいて提供代金を回収するとともに、前記提供代金に基づいて、前記個人情報を提供した登録者に対して対価を還元する。
本発明によれば、個人情報を利用して、効率的に取引を行なうことができる。
本実施形態の情報管理システムの説明図。 本実施形態のハードウェア構成の説明図。 本実施形態の登録者情報記憶部の説明図。 本実施形態の提供履歴記憶部の説明図。 本実施形態の購入者情報記憶部の説明図。 本実施形態の処理手順の説明図。 本実施形態の処理手順の説明図。 本実施形態の処理手順の説明図。 本実施形態の処理手順の説明図。
以下、図1〜図9に従って、情報管理システム、情報管理方法及び情報管理プログラムを具体化した一実施形態を説明する。本実施形態では、金融機関の顧客(ユーザ)の個人情報を提供して取引を行なう場合を想定する。ここでは、分散型台帳技術(ブロックチェーン)を利用して、個人情報を管理し、この個人情報の売買取引を行なう場合を想定する。ここでは、ユーザ個人の同意の下に、情報を管理し、同意の下に売買を行なう。
図1に示すように、ネットワークを介して接続されたユーザ端末10、情報管理サーバ20、照合サーバ30、サービスプロバイダサーバ40、購入者端末50を用いる。
(ハードウェア構成)
図2を用いて、ユーザ端末10〜購入者端末50を構成する情報処理装置H10のハードウェア構成を説明する。情報処理装置H10は、通信インタフェースH11、入力装置H12、表示装置H13、記憶部H14、プロセッサH15を備える。なお、このハードウェア構成は一例であり、他のハードウェアにより実現することも可能である。
通信インタフェースH11は、他の装置との間で通信経路を確立して、データの送受信を実行するインタフェースであり、例えばネットワークインタフェースカードや無線インタフェース等である。
入力装置H12は、利用者等からの入力を受け付ける装置であり、例えばマウスやキーボード等である。表示装置H13は、各種情報を表示するディスプレイ等である。タッチパネルディスプレイ等は、入力装置H12、表示装置H13として機能する。
記憶部H14は、ユーザ端末10〜購入者端末50の各種機能を実行するためのデータや各種プログラムを格納する記憶装置である。記憶部H14の一例としては、ROM、RAM、ハードディスク等がある。
プロセッサH15は、記憶部H14に記憶されるプログラムやデータを用いて、ユーザ端末10〜購入者端末50における各処理を制御する。プロセッサH15の一例としては、例えばCPUやMPU等がある。このプロセッサH15は、ROM等に記憶されるプログラムをRAMに展開して、各サービスのための各種プロセスを実行する。
(システム構成)
次に、図1を用いて、ユーザ端末10〜購入者端末50の機能を説明する。
ユーザ端末10は、金融機関に口座を開設したユーザが用いるコンピュータ端末である。このユーザ端末10は、売買対象の個人情報を登録する場合に用いられる。
照合サーバ30は、ユーザの本人性を確認するためのサービスを提供するコンピュータシステムである。照合サーバ30は、ユーザ毎に、本人識別情報、本人認証情報を記憶している。
サービスプロバイダサーバ40は、各ユーザに対して各種サービスを提供する事業者のコンピュータシステムである。このサービスプロバイダには、ソーシャルネットワークサービス(SNS)、販売事業者、行政機関、旅行会社、宿泊施設、交通機関等が含まれる。本実施形態では、照合サーバ30、サービスプロバイダサーバ40に記録された各種データがブロックチェーンにより分散型台帳に記録される。例えば、各ユーザについて、各サーバから提供される一連の各種データを、ユーザIDで関連付けてブロックチェーンで繋げることにより、各種データは改竄できない状態で管理される。
購入者端末50は、ユーザの個人情報を購入する購入者が用いるコンピュータ端末(情報利用システム)である。
情報管理サーバ20は、ユーザの個人情報を用いて取引を管理する金融機関のコンピュータシステムである。この情報管理サーバ20は、制御部21、登録者情報記憶部22、提供履歴記憶部23、購入者情報記憶部24を備える。
制御部21は、後述する処理(アクセス認証段階、ユーザ登録段階、情報管理段階、取引管理段階等の各処理等)を行なう。そのため、情報管理プログラムを実行することにより、制御部21は、アクセス認証部210、ユーザ登録部211、情報管理部212、取引管理部213として機能する。
アクセス認証部210はアクセス者を認証する処理を実行する。
ユーザ登録部211は、個人情報を提供するユーザの登録処理を実行する。このユーザ登録部211は、購入希望者に提供する個人情報の項目を記録した情報項目リストを保持している。
情報管理部212は、購入希望者に提供する個人情報の管理処理を実行する。
取引管理部213は、個人情報を売買する取引の管理処理を実行する。
図3に示すように、登録者情報記憶部22には、個人情報を提供するユーザについての登録者管理レコード220が記録される。この登録者管理レコード220は、ユーザの個人情報を取得した場合に記録される。この登録者管理レコード220は、基本レコード、プロバイダレコード、情報管理レコードから構成される。
基本レコードには、個人情報用いて取引を行なうユーザの基本情報が記録される。基本レコードには、ユーザID、連絡先、口座識別子、端末IDに関するデータが記録される。
ユーザIDデータ領域には、各ユーザを特定するための識別子に関するデータが記録される。
連絡先データ領域には、このユーザに連絡するための連絡先(例えばメールアドレス)に関するデータが記録される。
口座識別子データ領域には、このユーザの口座を特定するための識別子(本支店コード、口座種別、口座番号)に関するデータが記録される。
端末IDデータ領域には、このユーザのユーザ端末を特定するための識別子に関するデータが記録される。
プロバイダレコードには、プロバイダ、アカウントに関するデータが記録される。
プロバイダデータ領域には、このユーザが利用するサービスのプロバイダを特定するための識別子に関するデータが記録される。
アカウントデータ領域には、各プロバイダにおいて、このユーザを特定するためのアカウントIDに関するデータが記録される。
情報管理レコードには、情報項目、項目値、状況、提供条件に関するデータが記録される。
情報項目データ領域には、購入者に提供する個人情報の項目を特定するための識別子に関するデータが記録される。
項目値データ領域には、情報項目の内容に関するデータが記録される。なお、このユーザについて、項目値を取得できなかった場合には、空欄となる。
状況データ領域には、この情報項目のステータスを特定するためのフラグが記録される。例えば、ユーザの確認を要する場合には注意喚起フラグが記録され、ユーザに対して登録を提案している場合には提案フラグが記録される。
提供条件データ領域には、この個人情報を購入希望者に提供する場合の条件に関するデータが記録される。本実施形態では、この提供条件として、提供可能な業種、提供価格が記録される。
図4に示すように、提供履歴記憶部23には、個人情報を購入者に提供した取引履歴についての提供履歴管理レコード230が記録される。この提供履歴管理レコード230は、個人情報を購入希望者に提供した場合に記録される。この提供履歴管理レコード230は、取引ID、提供日時、購入者ID、ユーザID、情報項目、金額に関するデータを含んで構成される。
取引IDデータ領域には、各取引を特定するための識別子に関するデータが記録される。
提供日時データ領域には、この取引が行なわれた年月日及び時刻に関するデータが記録される。
購入者IDデータ領域には、この取引において個人情報の購入者を特定するための識別子に関するデータが記録される。
ユーザIDデータ領域には、この取引において個人情報を提供したユーザを特定するための識別子に関するデータが記録される。
情報項目データ領域には、購入者に提供した個人情報の項目を特定するための識別子に関するデータが記録される。
金額データ領域には、この取引において個人情報の提供金額に関するデータが記録される。
図5に示すように、購入者情報記憶部24には、ユーザの個人情報を購入する購入者についての購入者管理レコード240が記録される。この購入者管理レコード240は、個人情報の購入を希望する購入者が登録された場合に記録される。この購入者管理レコード240は、購入者ID、認証情報、属性、口座識別子に関するデータを含んで構成される。
購入者IDデータ領域には、各購入者を特定するための識別子に関するデータが記録される。
認証情報データ領域には、この購入者を認証するための情報に関するデータが記録される。
属性データ領域には、この購入者の属性(例えば業種)に関するデータが記録される。
口座識別子データ領域には、この購入者の口座を特定するための識別子(本支店コード、口座種別、口座番号)に関するデータが記録される。
(基本登録処理)
図6を用いて、基本登録処理を説明する。この処理は、個人情報を用いた取引を希望するユーザがユーザ登録を行なう場合に実行される。個人情報の取引を希望するユーザは、ユーザ端末10を用いて情報管理サーバ20にアクセスする。
まず、情報管理サーバ20の制御部21は、基本情報の取得処理を実行する(ステップS1−1)。具体的には、制御部21のユーザ登録部211は、ユーザ端末10のディスプレイに基本情報入力画面を出力する。この基本情報入力画面には、公的機関において、ユーザを照合するための本人識別情報、本人認証情報、口座識別子、連絡先の入力欄が含まれる。そして、ユーザ登録部211は、基本情報入力画面に入力された各種情報を取得する。
次に、情報管理サーバ20の制御部21は、本人照合処理を実行する(ステップS1−2)。具体的には、制御部21のユーザ登録部211は、照合サーバ30にアクセスし、ユーザ端末10から取得した本人識別情報、本人認証情報を用いて、ユーザの本人確認を行なう。そして、ユーザ登録部211は、ユーザの本人確認ができた場合に、ユーザIDを付与し、登録者管理レコード220を生成し、基本レコードにユーザID、連絡先、口座識別子を記録する。
次に、情報管理サーバ20の制御部21は、ユーザ端末の登録処理を実行する(ステップS1−3)。具体的には、制御部21のユーザ登録部211は、ユーザ端末10から、端末IDを取得し、登録者管理レコード220の基本レコードに記録する。
次に、情報管理サーバ20の制御部21は、結果通知処理を実行する(ステップS1−4)。具体的には、制御部21のユーザ登録部211は、ユーザ端末10に対して、ユーザ登録を行なったことを通知する。
(情報登録処理)
図7を用いて、情報登録処理を説明する。この処理は、ユーザ登録の通知を受けたユーザが、ユーザ端末10を用いて、情報管理サーバ20にアクセスした場合に行なわれる。
まず、情報管理サーバ20の制御部21は、ユーザ認証処理を実行する(ステップS2−1)。具体的には、制御部21のアクセス認証部210は、アクセスしたユーザ端末10から端末IDを取得する。そして、アクセス認証部210は、端末IDが登録者管理レコード220の基本レコードに記録されている場合には、ユーザ認証を完了する。なお、端末IDが登録者管理レコード220の基本レコードに記録されていない場合には、アクセス認証部210は、アクセスを拒否する。
次に、情報管理サーバ20の制御部21は、ユーザ情報の登録処理を実行する(ステップS2−2)。具体的には、制御部21のユーザ登録部211は、ユーザ端末10のディスプレイに登録情報入力画面を出力する。この登録情報入力画面には、購入希望者に提供する情報項目について、情報項目リストに記録された入力欄が設けられている。更に、登録情報入力画面には、ユーザが利用しているサービスプロバイダと、各サービスプロバイダでのアカウントの入力欄が設けられている。この場合、ユーザは、提供可能な情報項目の項目値を入力する。更に、ユーザ自身が利用しているサービスプロバイダのアカウントを入力する。そして、ユーザ登録部211は、登録情報入力画面に入力された各種情報を取得する。そして、ユーザ登録部211は、取得した情報項目の項目値を情報管理レコードに記録する。更に、ユーザ登録部211は、取得したサービスプロバイダのアカウントをプロバイダレコードに記録する。
次に、情報管理サーバ20の制御部21は、提供条件設定処理を実行する(ステップS2−3)。具体的には、制御部21のユーザ登録部211は、ユーザ端末10のディスプレイに提供条件設定画面を出力する。この提供条件設定画面には、登録情報入力画面において項目値が入力された各情報項目について、項目値、ユーザの個人情報を購入希望者に提供する場合の提供条件を設定する。本実施形態では、情報項目毎に、提供条件として、購入希望者の業種、販売価格を設定する場合を想定する。そして、ユーザ登録部211は、提供条件設定画面に設定された情報項目に対して、項目値、提供条件を情報管理レコードに記録する。なお、提供条件設定画面に選択されなかった情報項目については、情報管理レコードの項目値、提供条件データ領域は空欄にしておく。
(登録情報確認処理)
図8を用いて、登録情報確認処理を説明する。この処理は、情報管理サーバ20において、個人情報を最新に維持するために、定期的に実行される。この処理は、登録者毎に繰り返して実行される。
ここでは、情報管理サーバ20の制御部21は、登録者管理レコード220のプロバイダレコードに記録されているプロバイダ毎に以下の処理を実行する。
まず、情報管理サーバ20の制御部21は、サービス利用情報の取得処理を実行する(ステップS3−1)。具体的には、制御部21の情報管理部212は、確認対象のユーザの登録者管理レコード220に記録されているプロバイダのサービスプロバイダサーバ40にアクセスし、このユーザのアカウントのサービス利用情報を取得する。そして、情報管理部212は、サービスプロバイダサーバ40から取得したサービス利用情報から、情報管理レコードに記録された情報項目に関連する個人情報(項目値)を特定する。
次に、情報管理サーバ20の制御部21は、登録情報との照合処理を実行する(ステップS3−2)。具体的には、制御部21の情報管理部212は、サービスプロバイダサーバ40から新たに特定した個人情報(項目値)と、登録者管理レコード220に記録されている項目値とを比較する。
次に、情報管理サーバ20の制御部21は、不整合の可能性があるかどうかについての判定処理を実行する(ステップS3−3)。具体的には、制御部21の情報管理部212は、新たに特定した個人情報(項目値)と、登録者管理レコード220に記録されている項目値とが異なる場合には不整合の可能性があると判定する。
不整合の可能性があると判定した場合(ステップS3−3において「YES」の場合)、情報管理サーバ20の制御部21は、注意喚起処理を実行する(ステップS3−4)。具体的には、制御部21の情報管理部212は、このユーザの情報項目について、状況データ領域に注意喚起フラグを記録する。一方、不整合の可能性がないと判定した場合(ステップS3−3において「NO」の場合)、情報管理サーバ20の制御部21は、注意喚起処理(ステップS3−4)をスキップする。
次に、情報管理サーバ20の制御部21は、未登録情報があるかどうかについての判定処理を実行する(ステップS3−5)。具体的には、制御部21の情報管理部212は、登録者管理レコード220の項目値データ領域が空欄の情報項目を特定する。そして、情報管理部212は、サービスプロバイダサーバ40から取得した情報において、空欄の情報項目に対応する個人情報(項目値)があるかどうかを確認する。空欄の情報項目に対応する個人情報(項目値)を取得し、登録可能な場合には、未登録情報があると判定する。
未登録情報があると判定した場合(ステップS3−5において「YES」の場合)、情報管理サーバ20の制御部21は、登録提案処理を実行する(ステップS3−6)。具体的には、制御部21の情報管理部212は、この情報項目について、状況データ領域に提案フラグを記録する。一方、未登録情報がないと判定した場合(ステップS3−5において「NO」の場合)、情報管理サーバ20の制御部21は、登録提案処理(ステップS3−6)をスキップする。
このユーザの登録者管理レコード220のプロバイダレコードに記録されているすべてのプロバイダについて繰り返す。
そして、情報管理サーバ20の制御部21は、メッセージ出力処理を実行する(ステップS3−7)。具体的には、制御部21の情報管理部212は、登録者管理レコード220に注意喚起フラグ又は提案フラグが記録されている情報項目がある場合には、登録者管理レコード220の連絡先に対して、メッセージを送信する。このメッセージには、情報項目の内容の確認や、未登録情報の登録提案が含まれる。
この場合、再度、図7に示す情報登録処理が行なわれる。ここでは、注意喚起フラグが記録されている情報項目について、ユーザ端末10からユーザの確認情報を取得した場合、ユーザ登録部211は、状況データ領域の注意喚起フラグを削除する。また、未登録フラグが記録されている情報項目については、ユーザ登録部211は、ユーザ端末10から提供条件を取得し、登録者管理レコード220を更新する。この場合も、提案フラグを削除する。
そして、情報管理サーバ20の制御部21は、すべての登録者についての処理を終了するまで繰り返す。
(取引処理)
図9を用いて、取引処理を説明する。この処理は、個人情報の購入希望者から購入要求を取得した場合に実行される。
まず、情報管理サーバ20の制御部21は、ユーザ認証処理を実行する(ステップS4−1)。具体的には、制御部21のアクセス認証部210は、アクセスした購入者端末50に認証画面を出力し、認証画面に入力された購入者ID、認証情報を取得する。そして、アクセス認証部210は、購入者ID、認証情報が購入者情報記憶部24に記録されている場合には、ユーザ認証を完了する。なお、購入者ID、認証情報が購入者情報記憶部24に記録されていない場合には、アクセス認証部210は、アクセスを拒否する。
次に、情報管理サーバ20の制御部21は、購入希望の取得処理を実行する(ステップS4−2)。具体的には、制御部21の取引管理部213は、購入者端末50から購入希望情報を取得する。この購入希望情報には、情報取得条件が含まれる。情報取得条件としては、購入希望条件の情報項目、購入数範囲、購入上限単価等の情報取得条件が含まれる。
次に、情報管理サーバ20の制御部21は、情報取得条件に基づいて検索処理を実行する(ステップS4−3)。具体的には、制御部21の取引管理部213は、購入者端末50から取得した情報取得条件に基づいて、対応する登録者管理レコード220を検索する。ここでは、取引管理部213は、情報取得条件の情報項目の項目値が記録されている登録者管理レコード220を抽出する。次に、取引管理部213は、購入者管理レコード240に記録されている業種が、提供条件として提供可能業種として記録されている登録者管理レコード220を絞り込む。次に、取引管理部213は、各登録者管理レコード220において、提供条件として記録されている提供価格が購入上限単価以下の登録者管理レコード220に絞り込む。
次に、情報管理サーバ20の制御部21は、個人情報を提供可能かどうかについての判定処理を実行する(ステップS4−4)。具体的には、制御部21の取引管理部213は、絞り込んだ登録者管理レコード220のレコード数が購入希望数範囲の下限数以上の場合には、提供可能と判定する。
レコード数が購入希望数範囲の下限数未満であり、個人情報を提供不可と判定した場合(ステップS4−4において「NO」の場合)、情報管理サーバ20の制御部21は、提供謝絶処理を実行する(ステップS4−5)。具体的には、制御部21の取引管理部213は、購入者端末50に対して、提供不可メッセージを送信する。この提供不可メッセージには、購入希望数範囲のレコード数を抽出できなかったことを示すメッセージを含める。
一方、個人情報を提供可能と判定した場合(ステップS4−4において「YES」の場合)、情報管理サーバ20の制御部21は、購入確認処理を実行する(ステップS4−6)。具体的には、制御部21の取引管理部213は、提供条件としての提供価格が安価な順番で、購入希望数範囲の上限数に達するまで、登録者管理レコード220を抽出する。次に、取引管理部213は、登録者管理レコード220の提供価格の総額を算出する。そして、取引管理部213は、購入者端末50に対して、購入確認メッセージを送信する。この購入確認メッセージには、抽出した登録者管理レコード220のレコード数、算出した総額に関するデータを含める。
次に、情報管理サーバ20の制御部21は、購入申込処理を実行する(ステップS4−7)。具体的には、制御部21の取引管理部213は、購入者端末50から、購入確認メッセージに対応する返信メッセージを取得する。
次に、情報管理サーバ20の制御部21は、情報取得条件に応じた個人情報の抽出処理を実行する(ステップS4−8)。具体的には、取引管理部213は、抽出した登録者管理レコード220の情報項目及び項目値を含めた個人情報リストを作成する。この場合、登録者を特定できないように編集する。
次に、情報管理サーバ20の制御部21は、個人情報の提供処理を実行する(ステップS4−9)。具体的には、制御部21の取引管理部213は、作成した個人情報リストを、購入者端末50に送信する。この場合、取引管理部213は、取引IDを付与し、提供日時(現在日時)、購入者IDを記録した提供履歴管理レコード230を生成し、提供履歴記憶部23に記録する。更に、取引管理部213は、提供履歴管理レコード230に、個人情報を提供した各ユーザのユーザID、情報項目、提供金額に関するデータを記録する。
次に、情報管理サーバ20の制御部21は、入金処理を実行する(ステップS4−10)。具体的には、制御部21の取引管理部213は、購入者情報記憶部24に記録されている購入者の口座から提供価格の総額(提供代金)を引き落とす。
次に、情報管理サーバ20の制御部21は、対価の分配処理を実行する(ステップS4−11)。具体的には、制御部21の取引管理部213は、登録者情報記憶部22の登録者管理レコード220を用いて、個人情報を提供したユーザの口座識別子を特定する。そして、取引管理部213は、提供価格に応じた金額を、各ユーザの口座に入金(還元)する。
以上、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)本実施形態では、情報管理サーバ20の制御部21は、基本情報の取得処理(ステップS1−1)、本人照合処理(ステップS1−2)を実行する。これにより、公的機関の照合結果に基づいてユーザを登録することができる。更に、各ユーザについて、各サーバから提供される一連の各種データを、ユーザIDで関連付けてブロックチェーンで繋げることにより、個人情報の改竄を抑制できる。
(2)本実施形態では、情報管理サーバ20の制御部21は、ユーザ情報の登録処理(ステップS2−2)、提供条件設定処理(ステップS2−3)を実行する。これにより、ユーザの希望に応じて提供可能な情報項目や提供条件を設定することができる。
(3)本実施形態では、情報管理サーバ20の制御部21は、サービス利用情報の取得処理(ステップS3−1)、登録情報との照合処理(ステップS3−2)を実行する。そして、不整合の可能性があると判定した場合(ステップS3−3において「YES」の場合)、情報管理サーバ20の制御部21は、注意喚起処理を実行する(ステップS3−4)。これにより、サービス利用状況に基づいて、購入者に提供する個人情報を修正することができる。
(4)本実施形態では、未登録情報があると判定した場合(ステップS3−5において「YES」の場合)、情報管理サーバ20の制御部21は、登録提案処理を実行する(ステップS3−6)。これにより、提供可能な情報項目を、サービス利用状況に基づいて抽出し、提案することができる。
(5)本実施形態では、情報管理サーバ20の制御部21は、情報取得条件に基づいて検索処理を実行する(ステップS4−3)。個人情報を提供可能と判定した場合(ステップS4−4において「YES」の場合)、情報管理サーバ20の制御部21は、購入確認処理(ステップS4−6)、情報取得条件に応じた個人情報の抽出処理(ステップS4−8)、個人情報の提供処理(ステップS4−9)を実行する。これにより、購入者の希望に応じた個人情報を提供することができる。
(6)本実施形態では、情報管理サーバ20の制御部21は、入金処理(ステップS4−10)、対価の分配処理(ステップS4−11)を実行する。これにより、個人情報の提供の対価を分配することができる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態では、情報管理サーバ20の制御部21は、ユーザ情報の登録処理を実行する(ステップS2−2)。この場合、ユーザ端末10から取得した情報に基づいて個人情報を登録する。ここで、サービスプロバイダサーバ40からサービス利用情報を取得するようにしてもよい。そして、サービス利用情報に基づいて特定した情報項目に対する項目値をユーザに提案し、ユーザが設定した提供条件に基づいて登録者情報記憶部22に記録する。
・上記実施形態では、登録者情報記憶部22の登録者管理レコード220には、提供条件に関するデータが記録される。ここで、提供条件としては、提供可能業種、提供価格を用いる。提供条件は、これらに限定されるものではない。例えば、情報項目に対して、提供可能期間を設定できるようにしてもよい。
また、提供可能業種毎に提供価格を設定できるようにしてもよい。この場合、登録者情報記憶部22に、提供可能業種に関連付けて提供価格を記録する。
また、提供価格は、すべての登録者について同一価格として、提供可否を識別するための情報を記録するようにしてもよい。
また、情報管理サーバ20の制御部21が、提供価格を設定するようにしてもよい。この場合、情報管理サーバ20に、予め情報項目に関連付けた提供価格を記録した価格リストを記憶させおく。
・上記実施形態では、サービスプロバイダには、ソーシャルネットワークサービス(SNS)、販売事業者、行政機関、旅行会社、宿泊施設、交通機関等が含まれる。個人情報を取得するサーバは、これらに限定されるものではない。例えば、GPS機能と位置情報を登録するようにしてもよい。
・上記実施形態では、登録者情報記憶部22の登録者管理レコード220の情報管理レコードには、情報項目、項目値、提供条件に関するデータが記録される。そして、情報管理サーバ20の制御部21は、情報取得条件に応じた個人情報の抽出処理を実行する(ステップS4−8)。具体的には、取引管理部213は、抽出した登録者管理レコード220の情報項目及び項目値を含めた個人情報リストを作成する。この場合、情報管理サーバ20の制御部21が、サービスプロバイダサーバ40から、ユーザのアカウントを用いて、情報項目に対する項目値を取得するようにしてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
〔a〕登録者の個人情報及び前記登録者が利用するサービスプロバイダのアカウント情報を記憶する登録者情報記憶部と、
前記個人情報の提供履歴を記憶する提供履歴記憶部と、
情報利用システムに接続される制御部とを備える情報管理システムであって、
前記制御部が、
前記サービスプロバイダのサーバから、登録者のアカウントの個人情報を取得し、前記アカウントの個人情報と、前記登録者情報記憶部に登録された個人情報とを情報項目毎に比較し、前記比較において相違する情報項目がある場合には不整合の可能性があると判定し、前記情報項目に関連付けて注意喚起フラグを前記登録者情報記憶部に記録し、前記注意喚起フラグが記録された情報項目について、前記登録者のユーザ端末から確認情報を取得した場合に前記注意喚起フラグを削除し、
前記情報利用システムから、情報取得条件を取得し、
前記情報取得条件に基づいて、前記登録者情報記憶部から個人情報を抽出し、
前記情報利用システムに対して、前記抽出した個人情報を提供し、
前記個人情報の提供履歴を前記提供履歴記憶部に記録し、
前記提供履歴記憶部に記録された提供履歴に基づいて提供代金を回収するとともに、前記提供代金に基づいて、前記個人情報を提供した登録者に対して対価を還元することを特徴とする情報管理システム。
〔b〕前記登録者情報記憶部に、登録者の情報項目に関連付けて注意喚起フラグが記録されている場合、前記登録者情報記憶部に記録された前記登録者の連絡先に確認メッセージを送信し、前記確認メッセージに応じた確認情報を前記登録者のユーザ端末から取得することを特徴とする〔a〕に記載の情報管理システム。
〔c〕前記登録者情報記憶部には、個人情報の情報項目に対して、提供可否情報が記録されており、
前記提供可否情報に基づいて、前記情報利用システムに対して提供する個人情報を抽出することを特徴とする〔a〕又は〔b〕に記載の情報管理システム。
〔d〕前記制御部が、
前記サービスプロバイダのサーバから、前記アカウントの個人情報を取得し、前記登録者情報記憶部に個人情報として記録することを特徴とする〔a〕〜〔c〕の何れか一項に記載の情報管理システム。
〔e〕登録者の個人情報及び前記登録者が利用するサービスプロバイダのアカウント情報を記憶する登録者情報記憶部と、
前記個人情報の提供履歴を記憶する提供履歴記憶部と、
情報利用システムに接続される制御部とを備える情報管理システムを用いて、情報管理を行なうための方法であって、
前記制御部が、
前記サービスプロバイダのサーバから、登録者のアカウントの個人情報を取得し、前記アカウントの個人情報と、前記登録者情報記憶部に登録された個人情報とを情報項目毎に比較し、前記比較において相違する情報項目がある場合には不整合の可能性があると判定し、前記情報項目に関連付けて注意喚起フラグを前記登録者情報記憶部に記録し、前記注意喚起フラグが記録された情報項目について、前記登録者のユーザ端末から確認情報を取得した場合に前記注意喚起フラグを削除し、
前記情報利用システムから、情報取得条件を取得し、
前記情報取得条件に基づいて、前記登録者情報記憶部から個人情報を抽出し、
前記情報利用システムに対して、前記抽出した個人情報を提供し、
前記個人情報の提供履歴を前記提供履歴記憶部に記録し、
前記提供履歴記憶部に記録された提供履歴に基づいて提供代金を回収するとともに、前記提供代金に基づいて、前記個人情報を提供した登録者に対して対価を還元することを特徴とする情報管理方法。
〔f〕登録者の個人情報及び前記登録者が利用するサービスプロバイダのアカウント情報を記憶する登録者情報記憶部と、
前記個人情報の提供履歴を記憶する提供履歴記憶部と、
情報利用システムに接続される制御部とを備える情報管理システムを用いて、情報管理を行なうためのプログラムであって、
前記制御部を、
前記サービスプロバイダのサーバから、登録者のアカウントの個人情報を取得し、前記アカウントの個人情報と、前記登録者情報記憶部に登録された個人情報とを情報項目毎に比較し、前記比較において相違する情報項目がある場合には不整合の可能性があると判定し、前記情報項目に関連付けて注意喚起フラグを前記登録者情報記憶部に記録し、前記注意喚起フラグが記録された情報項目について、前記登録者のユーザ端末から確認情報を取得した場合に前記注意喚起フラグを削除し、
前記情報利用システムから、情報取得条件を取得し、
前記情報取得条件に基づいて、前記登録者情報記憶部から個人情報を抽出し、
前記情報利用システムに対して、前記抽出した個人情報を提供し、
前記個人情報の提供履歴を前記提供履歴記憶部に記録し、
前記提供履歴記憶部に記録された提供履歴に基づいて提供代金を回収するとともに、前記提供代金に基づいて、前記個人情報を提供した登録者に対して対価を還元する手段として機能させることを特徴とする情報管理プログラム。
10…ユーザ端末、20…情報管理サーバ、21…制御部、210…アクセス認証部、211…ユーザ登録部、212…情報管理部、213…取引管理部、22…登録者情報記憶部、23…提供履歴記憶部、24…購入者情報記憶部、30…照合サーバ、40…サービスプロバイダサーバ、50…購入者端末。

Claims (6)

  1. 登録者の個人情報及び前記登録者が利用するサービスプロバイダのアカウント情報を記憶する登録者情報記憶部と、
    前記個人情報の提供履歴を記憶する提供履歴記憶部と、
    情報利用システムに接続される制御部とを備える情報管理システムであって、
    前記制御部が、
    前記サービスプロバイダのサーバから、登録者のアカウントの個人情報を取得し、前記アカウントの個人情報と、前記登録者情報記憶部に登録された個人情報とを情報項目毎に比較し、前記比較において相違する情報項目がある場合には不整合の可能性があると判定し、前記情報項目に関連付けて注意喚起フラグを前記登録者情報記憶部に記録し、前記注意喚起フラグが記録された情報項目について、前記登録者のユーザ端末から確認情報を取得した場合に前記注意喚起フラグを削除し、
    前記情報利用システムから、情報取得条件を取得し、
    前記情報取得条件に基づいて、前記登録者情報記憶部から個人情報を抽出し、
    前記情報利用システムに対して、前記抽出した個人情報を提供し、
    前記個人情報の提供履歴を前記提供履歴記憶部に記録し、
    前記提供履歴記憶部に記録された提供履歴に基づいて提供代金を回収するとともに、前記提供代金に基づいて、前記個人情報を提供した登録者に対して対価を還元することを特徴とする情報管理システム。
  2. 前記登録者情報記憶部に、登録者の情報項目に関連付けて注意喚起フラグが記録されている場合、前記登録者情報記憶部に記録された前記登録者の連絡先に確認メッセージを送信し、前記確認メッセージに応じた確認情報を前記登録者のユーザ端末から取得することを特徴とする請求項1に記載の情報管理システム。
  3. 前記登録者情報記憶部には、個人情報の情報項目に対して、提供可否情報が記録されており、
    前記提供可否情報に基づいて、前記情報利用システムに対して提供する個人情報を抽出することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報管理システム。
  4. 前記制御部が、
    前記サービスプロバイダのサーバから、前記アカウントの個人情報を取得し、前記登録者情報記憶部に個人情報として記録することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の情報管理システム。
  5. 登録者の個人情報及び前記登録者が利用するサービスプロバイダのアカウント情報を記憶する登録者情報記憶部と、
    前記個人情報の提供履歴を記憶する提供履歴記憶部と、
    情報利用システムに接続される制御部とを備える情報管理システムを用いて、情報管理を行なうための方法であって、
    前記制御部が、
    前記サービスプロバイダのサーバから、登録者のアカウントの個人情報を取得し、前記アカウントの個人情報と、前記登録者情報記憶部に登録された個人情報とを情報項目毎に比較し、前記比較において相違する情報項目がある場合には不整合の可能性があると判定し、前記情報項目に関連付けて注意喚起フラグを前記登録者情報記憶部に記録し、前記注意喚起フラグが記録された情報項目について、前記登録者のユーザ端末から確認情報を取得した場合に前記注意喚起フラグを削除し、
    前記情報利用システムから、情報取得条件を取得し、
    前記情報取得条件に基づいて、前記登録者情報記憶部から個人情報を抽出し、
    前記情報利用システムに対して、前記抽出した個人情報を提供し、
    前記個人情報の提供履歴を前記提供履歴記憶部に記録し、
    前記提供履歴記憶部に記録された提供履歴に基づいて提供代金を回収するとともに、前記提供代金に基づいて、前記個人情報を提供した登録者に対して対価を還元することを特徴とする情報管理方法。
  6. 登録者の個人情報及び前記登録者が利用するサービスプロバイダのアカウント情報を記憶する登録者情報記憶部と、
    前記個人情報の提供履歴を記憶する提供履歴記憶部と、
    情報利用システムに接続される制御部とを備える情報管理システムを用いて、情報管理を行なうためのプログラムであって、
    前記制御部を、
    前記サービスプロバイダのサーバから、登録者のアカウントの個人情報を取得し、前記アカウントの個人情報と、前記登録者情報記憶部に登録された個人情報とを情報項目毎に比較し、前記比較において相違する情報項目がある場合には不整合の可能性があると判定し、前記情報項目に関連付けて注意喚起フラグを前記登録者情報記憶部に記録し、前記注意喚起フラグが記録された情報項目について、前記登録者のユーザ端末から確認情報を取得した場合に前記注意喚起フラグを削除し、
    前記情報利用システムから、情報取得条件を取得し、
    前記情報取得条件に基づいて、前記登録者情報記憶部から個人情報を抽出し、
    前記情報利用システムに対して、前記抽出した個人情報を提供し、
    前記個人情報の提供履歴を前記提供履歴記憶部に記録し、
    前記提供履歴記憶部に記録された提供履歴に基づいて提供代金を回収するとともに、前記提供代金に基づいて、前記個人情報を提供した登録者に対して対価を還元する手段として機能させることを特徴とする情報管理プログラム。
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