JP2019125280A - 通信端末、コンピュータープログラム、および制御方法 - Google Patents

通信端末、コンピュータープログラム、および制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】正常な状態に無いユーザーによる意図しない操作からユーザーを保護する。【解決手段】通信端末30が、オンラインでの手続きを行うユーザーが使用するアプリケーション50を実行可能な制御部48を有する。制御部48は、手続きを行う際にアプリケーションからユーザーに対してなされる操作の要求を検出する操作要求検出部52と、要求された操作に対応する手続きが、ユーザーにとって重要であるか否かを判定する重要手続判定部56と、手続きが重要であると判定された場合に、ユーザーの現在状態が正常であるか否かを判定する現在状態判定部58と、ユーザーの現在状態が正常ではないと判定された場合に、操作を完了するための難易度を高める操作難易度変更部60と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、アプリケーションを実行可能な通信端末、通信端末を機能させるコンピュータープログラム、およびアプリケーションを制御する制御方法に関する。
パーソナルコンピューターやスマートフォンに代表される種々の通信端末が多くのユーザーに利用されている。ユーザーは、インターネットに接続された通信端末を使用することにより、様々なウェブサイトやオンラインサービスにアクセスして情報を入手することが可能である。
インターネットの発展に伴って、従来は対面や電話、郵送等によって(すなわち、オフラインで)行われていた様々な活動が、インターネットを介して(すなわち、オンラインで)手軽に行えるようになっている。例示すると、インターネットバンキングによる銀行取引、オンラインショッピングによる商品購入、その他のオンラインベースの契約手続き等である。
オンラインでの契約手続きの例として挙げると、特許文献1に記載の電子フォーム処理システムでは、手続きに関連する重要書類を利用者が確認して同意したことが、システム側で記録され管理される。
特開2003−157339号公報
通信端末のモバイル化が進むに連れて、従来と比して様々な状況下でユーザーがインターネットにアクセスすることが可能となっている。また、ユーザーインターフェイスの発達に伴い、ユーザーは簡易な操作で様々な手続きを行うことが可能となっている。
以上のことは、ユーザーの利便性を増す一方で、新たな課題も招来している。例えば、酩酊していて正常な判断ができない状態のユーザーが、意図せずに、締結すべきでない契約の承諾操作(例えば、承諾ボタンの押下)を行ってしまうことがある。
以上の事情を考慮して、本発明は、正常な状態に無いユーザーによる意図しない操作からユーザーを保護することを目的とする。
上記した目的を達成するため、本発明による通信端末は、オンラインでの手続きを行うユーザーが使用するアプリケーションを実行可能な制御部を有する通信端末であって、前記制御部は、前記手続きを行う際に前記アプリケーションから前記ユーザーに対してなされる操作の要求を検出する操作要求検出部と、要求された前記操作に対応する前記手続きが、前記ユーザーにとって重要であるか否かを判定する重要手続判定部と、前記手続きが重要であると判定された場合に、前記ユーザーの現在状態が正常であるか否かを判定する現在状態判定部と、前記ユーザーの現在状態が正常ではないと判定された場合に、前記操作を完了するための難易度を高める操作難易度変更部と、を備える。
好適には、前記制御部は、前記操作の要求が検出されると実行中の前記アプリケーションに割り込んでロックすると共に、前記重要手続判定部によって前記手続きが前記ユーザーにとって重要ではないと判定された時、または前記現在状態判定部によって前記ユーザーの現在状態が正常であると判定された時に、前記アプリケーションのロックを解除するアプリケーション規制部を備える。
好適には、前記操作難易度変更部は、前記操作よりも優先して操作されるべき状態確認操作を前記ユーザーに要求することにより前記難易度を高める。
好適には、前記アプリケーション規制部は、前記状態確認操作において前記ユーザーの状態が正常であると確認された時に前記アプリケーションのロックを解除する。
好適には、前記操作難易度変更部は、前記操作に関するパラメーターを変更することにより前記難易度を高める。
好適には、前記アプリケーション規制部は、前記操作難易度変更部によって前記難易度が高められた時に前記アプリケーションのロックを解除する。
好適には、前記制御部は、常時稼働して周期的にユーザー状態を取得し記憶部に記憶するユーザー状態取得部を備え、前記現在状態判定部は、前記記憶部に記憶された複数の前記ユーザー状態の代表値と、現時点で取得した前記ユーザーの現在状態とを比較することによって、前記ユーザーの現在状態が正常であるか否かを判定する。
好適には、前記現在状態判定部は、前記ユーザーの現在状態が正常であると判定した後の一定期間において、判定のための処理を実行せずに前記ユーザーの現在状態を正常であると見做す。
また、本発明によるコンピュータープログラムは、オンラインでの手続きを行うユーザーが使用するアプリケーションを実行可能な通信端末を、前記手続きを行う際に前記アプリケーションから前記ユーザーに対してなされる操作の要求を検出する操作要求検出部と、要求された前記操作に対応する前記手続きが、前記ユーザーにとって重要であるか否かを判定する重要手続判定部と、前記手続きが重要であると判定された場合に、前記ユーザーの現在状態が正常であるか否かを判定する現在状態判定部と、前記ユーザーの現在状態が正常ではないと判定された場合に、前記操作を完了するための難易度を高める操作難易度変更部として機能させる。
また、本発明による制御方法は、オンラインでの手続きを行うユーザーが使用するアプリケーションを制御する制御方法であって、前記手続きを行う際に前記アプリケーションから前記ユーザーに対してなされる操作の要求を検出することと、要求された前記操作に対応する前記手続きが、前記ユーザーにとって重要であるか否かを判定することと、前記手続きが重要であると判定された場合に、前記ユーザーの現在状態が正常であるか否かを判定することと、前記ユーザーの現在状態が正常ではないと判定された場合に、前記操作を完了するための難易度を高めることと、を備える。
本発明によれば、正常な状態に無いと判定されたユーザーに対して操作の難易度が高められるので、正常な状態に無いユーザーによる意図しない操作からそのユーザーが保護される。
本発明の第1実施形態に係る通信システムを示す全体構成図である。 本発明の第1実施形態に係る通信端末の電気的構成のブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る通信端末の論理的構成のブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る動作の概略を示す画面イメージ図である。 本発明の第1実施形態に係る難易度変更処理のシーケンス図である。 本発明の第2実施形態に係る難易度変更処理のシーケンス図である。 本発明の変形例に係る通信端末の論理的構成のブロック図である。 本発明の変形例に係る通信システムを示す全体構成図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。以下の実施形態は、本発明の好適な具体例であって、種々の好ましい技術を開示しているが、本発明の技術範囲はこれらの態様に限定されるものではない。
1.第1実施形態
1−1.通信システムの全体構成
図1を参照して、第1実施形態による通信端末30が属する通信システム1の全体構成を説明する。通信システム1は、サーバー10とネットワーク20と通信端末30とを備える。通信システム1に含まれる装置は、所定のプロトコル(TCP/IP等)に従って通信を実行する。
サーバー10は、ネットワーク20に接続された通信端末30等のノードに対してサービスを提供する。サーバー10は、CPU(Central Processing Unit)等の演算装置と、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の主記憶装置と、HDD(Hard Disk Drive)またはSSD(Solid State Drive)等のストレージ装置と、NIC(Network Interface Card)等のネットワークインターフェイスとを備えるコンピューター装置である。なお、複数のコンピューター装置がサーバー10を構成してもよい。本実施形態において、サーバー10は、契約手続きが含まれる取引サービスを通信端末30に提供するものとする。
ネットワーク20は、サーバー10、通信端末30等のノード同士を接続する通信ネットワークであり、複数のリピーター、ブリッジ、ルーター、ゲートウェイ、基地局、交換局等の通信機器を備える。ネットワーク20は、サーバー10が属するローカルエリアネットワーク、通信端末30が属するモバイル通信網、およびインターネットを含む。
通信端末30は、ユーザーがネットワーク20を介して種々のサービスにアクセスするのに用いられる装置であり、例えばスマートフォンやパーソナルコンピューターである。通信端末30は、上記したサーバー10が提供する取引サービスを利用するのに用いられるアプリケーション50(例えば、ネイティブアプリケーションまたはブラウザーアプリケーション)を実行可能である。
なお、通信端末30は、ユーザーが身に付けるウェアラブル端末(例えば、ユーザーの脈拍および血圧を計測する機能を有する腕時計型端末)と相互に通信してもよい。通信端末30の詳細については後述される。
1−2.通信端末の構成
次いで、図2および図3を参照して、通信端末30の構成について説明する。通信端末30は、ユーザーがオンラインでの手続きを行う際に使用するアプリケーション50を実行可能な情報端末である。
図2は、通信端末30の電気的構成を示すブロック図である。図2に示す通り、通信端末30は、バス44によって相互に接続される、通信インターフェイス32とタッチパネル34とCPU36とRAM38とROM(Read Only Memory)40とフラッシュメモリー42とを備える。
通信インターフェイス32は、ネットワーク20を介して他の装置と通信を実行する。タッチパネル34は、ユーザーからの入力を受け付けて電気信号に変換する入力装置として機能すると共に、処理結果を映像として出力する出力装置として機能する。CPU36は、主記憶装置であるRAM38及びROM40に記憶されているプログラムを実行することにより、種々の演算および制御を行う。フラッシュメモリー42は、RAM38上に展開可能なプログラム及びデータを記憶する補助記憶装置である。
図3は、通信端末30の論理的構成を示すブロック図である。通信端末30は、アプリケーション50を実行する制御部48を、機能ブロックとして備える。制御部48は、操作要求検出部52とアプリケーション規制部54と重要手続判定部56と現在状態判定部58と操作難易度変更部60とを、それぞれ機能ブロックとして備える。以上の機能ブロックは、通信端末30の主記憶装置に記憶されているコンピュータープログラムをCPU36が実行することにより実現される。
アプリケーション50は、サーバー10が提供する取引サービスをユーザーが利用するのに用いられるソフトウェアであり、ユーザーに対して情報を提示すると共に、必要に応じてユーザーからの操作(承認のためのボタン押下等)を要求する。操作要求検出部52は、サーバー10が提供する取引サービスにおける手続きを行う際にアプリケーション50からユーザーに対してなされる操作の要求を検出する。アプリケーション規制部54は、アプリケーション50の動作を規制する。重要手続判定部56は、アプリケーション50から要求された操作に対応する手続きが、ユーザーにとって重要であるか否かを判定する。現在状態判定部58は、ユーザーの現在状態が正常であるか否かを判定する。操作難易度変更部60は、ユーザーがアプリケーション50から要求された操作を完了するための難易度を高める。
アプリケーション50以外の制御部48に含まれる上記した機能ブロックは、保護部70を構成する。保護部70は、アプリケーション50と連携して動作する別のアプリケーションソフトウェア(セキュリティソフトウェア)として実装されてもよいし、通信端末30が備えるオペレーティングシステムの一機能として実装されてもよいし、ブラウザーとしてのアプリケーション50のアドイン機能として実装されてもよい。
1−3.通信端末の動作
次いで、図4および図5を参照して、通信端末30の動作について説明する。図4は本実施形態による動作の概略を示す画面イメージ図であり、図5は本実施形態による通信端末30の難易度変更処理のシーケンス図である。
図4は、上記した取引サービスを使用中の通信端末30の画面(タッチパネル34)を示している。ユーザーにとって重要な手続きの一例である契約手続きにおいて、ユーザーが正常な状態であれば、契約画面に遷移すると承諾ボタンが押下可能な状態となる。一方で、契約手続きにおいて、ユーザーが正常な状態になければ、契約画面に遷移する際に、画面に表示された文字を入力させる状態確認画面を提示し(すなわち、操作の難易度を高め)、文字が正しく入力された場合に契約画面に遷移する。以上のようなユーザー状態に応じた難易度変更を実現するための動作について、以下、より詳細に説明する。
図5は、第1実施形態の難易度変更処理の代表的な動作を示す。図5では、タッチパネル34による処理と、契約手続きに用いられるアプリケーション50による処理と、アプリケーション50を使用するユーザーを保護する保護部70による処理とが並列的に示されている。
ユーザーがタッチパネル34を用いて電子契約書を開く指示を行うと(ステップS100)、アプリケーション50は、電子契約書の文面を含む契約画面をタッチパネル34に表示させる処理を実行する(ステップS102)。契約画面には、ユーザーの承諾を求める(すなわち、ユーザーに操作を要求する)承諾ボタンが含まれている。なお、ユーザーへの操作の要求の他の例としては、決済操作や銀行振込操作が挙げられる。
操作要求検出部52は、ステップS102においてアプリケーション50からユーザーに対してなされる操作の要求を示す承諾ボタンを検出する(ステップS104)。操作の要求である承諾ボタンが検出されると、アプリケーション規制部54は、実行中のアプリケーション50に割り込んでロックする(ステップS106)。
重要手続判定部56は、アプリケーション50から提示された承諾ボタンに対応する電子契約手続きが、ユーザーにとって重要であるか否かを判定する(ステップS108)。重要手続判定部56は、例えば、上記した契約画面に予め付与されたフラグに基づいて手続きが重要であると判定してもよいし、上記した契約画面に含まれる文言(契約、承諾等)に基づいて手続きが重要であると判定してもよいし、他のパターン認識手法(例えば、ディープニューラルネットワークを用いた機械学習によるパターン認識)に基づいて手続きが重要であると判定してもよい。すなわち、重要手続判定部56は、任意の手法によって電子契約手続きがユーザーにとって重要であるかを判定することが可能である。
手続きが重要であると判定されると(S108:YES)、現在状態判定部58は、ユーザーの現在状態が正常であるか否かを判定する(ステップS110)。なお、ステップS108とステップS110とは逆の順序で実行されてもよい。以下、ステップS110における現在状態の判定手法について、5つの例を列挙する。
(1)現在状態判定部58は、ユーザーの操作ミスの頻度(例えば、操作のやり直しの頻度や、押下可能な場所以外の場所を押下する頻度)が標準的な値よりも高い場合に、現在状態が正常ではないと判定してもよい。
(2)通信端末30が加速度センサーを有するケースにおいて、現在状態判定部58は、加速度センサーの出力の変動幅が標準的な値よりも大きい場合に(すなわち、通信端末30を持つユーザーの手がふらついている場合に)、現在状態が正常ではないと判定してもよい。
(3)通信端末30がカメラを有するケースにおいて、現在状態判定部58は、ユーザーの顔画像から取得した彩度/明度/色相を示す値が標準的な値と乖離している場合に(すなわち、ユーザーの顔色が普通でない場合に)、現在状態が正常ではないと判定してもよい。
(4)通信端末30がマイクロフォンを有するケースにおいて、現在状態判定部58は、マイクロフォンによって取得されるユーザーの呼吸動作の音量が標準的な値よりも大きい場合に(すなわち、ユーザーの息づかいが荒い場合に)、現在状態が正常ではないと判定してもよい。
(5)通信端末30がユーザーの脈拍および血圧を計測する機能を有する腕時計型のウェアラブル端末と連携しているケースにおいて、現在状態判定部58は、ウェアラブル端末に検出されたユーザーの血圧や脈拍数が標準的な値と乖離している場合に、現在状態が正常ではないと判定してもよい。
なお、上述した例において、「ある値が標準的な値よりも大きい(高い)」とは、「ある値から標準的な値を減算した差分値が所定の閾値よりも大きい」ことを意味してよく、「ある値が標準的な値と乖離している」とは、「ある値と標準的な値との差分値の絶対値が所定の閾値よりも大きい」ことを意味してよい。
ユーザーの現在状態が正常ではないと判定されると(S110:NO)、操作難易度変更部60は、承諾ボタンの押下よりも優先して操作されるべき状態確認操作をユーザーに要求する(ステップS112)。このステップS112によって操作の難易度が高められる。操作難易度変更部60は、例えば、図4に示したような歪んだ文字列とこれらの文字列の入力欄とを含む状態確認画面を、承諾ボタンを含む契約画面に優先して(例えば、ポップアップ画面として)タッチパネル34に表示させる。
ユーザーは、タッチパネル34を用いて状態確認操作を行う(ステップS114)。前述した例によれば、ユーザーは、タッチパネル34に表示された歪んだ文字列を読んで、状態確認画面内の入力欄に入力し、送信ボタンを押下する。
アプリケーション規制部54は、ステップS112にてユーザーに要求された状態確認操作の結果を受領して、ユーザーの状態を確認する(ステップS116)。前述した例によれば、アプリケーション規制部54は、ステップS114にてユーザーが入力した文字列と、ステップS112にて表示された歪んだ文字列の元となる文字列とが一致するか否かを確認し、一致すればユーザーの状態が正常であると判定し、不一致であればユーザーの状態が非正常であると判定する。
ステップS116において、ユーザーの状態が正常であると確認されると(S116:YES)、アプリケーション規制部54は、ステップS106で掛けたアプリケーション50に対するロックを解除する(ステップS118)。
なお、重要手続判定部56によって手続きが重要でないと判定された時(S108:NO)、アプリケーション規制部54は、ステップS106で掛けたアプリケーション50に対するロックを解除してもよい(ステップS118)。もしユーザーが間違って承諾ボタンを押下しても、ユーザーにとって重要でない手続きであるので問題が小さいと考えられるからである。
また、現在状態判定部58によってユーザーの現在状態が正常であると判定された時(S110:YES)、アプリケーション規制部54は、ステップS106で掛けたアプリケーション50に対するロックを解除してもよい(ステップS118)。ステップS110での判定よりもステップS118での判定の方がよりユーザーの状態を反映していると考えられるからである。
ステップS118によってアプリケーション50のロックが解除されると、電子契約書に付与されている承諾ボタンが押下可能になる(ステップS120)。ユーザーは、タッチパネル34を操作して承諾ボタンを押下し、電子契約書を承諾する(ステップS122)。その後、アプリケーション50は、図5の一連の契約手続きに関する処理を終了する(ステップS124)。
他方、ステップS116において、ユーザーの状態が正常ではないと確認されると(S116:NO)、アプリケーション規制部54は、ステップS106で掛けたアプリケーション50に対するロックを解除しないまま、図5の一連の契約手続きに関する処理を終了する(ステップS124)ようにアプリケーション50を制御する(ステップS126)。結果として、正常でない状態のユーザーが重要な手続きに対応する承諾ボタンを押下することが回避される。
1−4.本実施形態の効果
上記した本実施形態の構成においては、通信端末30を用いるユーザーが行おうとする手続きが重要であり、かつ、ユーザーの現在状態が正常ではない場合に、手続きのための操作の難易度が高められる(ステップS112)。したがって、正常な状態に無いユーザーによる意図しない操作からそのユーザーが保護される。
また、本実施形態の構成によれば、ユーザーに対する操作の要求が検出された場合に、アプリケーション50に割込みがなされアプリケーション50がロックされる(ステップS106)。以上のように、重要な手続きに関する操作の要求が発生した可能性のある段階でアプリケーション50がロックされるので、正常な状態にない可能性のあるユーザーが操作を行ってしまうことが回避される。
さらに、手続きがユーザーにとって重要ではないと判定された時(S108:NO)、またはユーザーの現在状態が正常であると判定された時(S110:YES)、アプリケーション50のロックが解除される(ステップS118)。以上のように、ロック解除条件が充足されるとロックが解除されるので、ユーザーを不必要に待たせることがない。
また、本実施形態の構成によれば、操作の難易度を高める際に、その操作よりも優先して操作されるべき状態確認操作をユーザーに要求する(ステップS112)。状態確認操作が手続き操作に優先するので、状態確認がなされないまま重要な手続きに関する操作が行われることを回避できる。
また、本実施形態の構成によれば、上記した状態確認操作においてユーザーの状態が正常であると確認された時に、アプリケーション50のロックが解除される(ステップS118)。ステップS110にてユーザーの現在状態が正常でないと判定された後に、さらにステップS112からS116にてユーザーの状態を確認するので、より精度良くユーザーの状態を把握することが可能である。
また、本実施形態の構成によれば、上記した通信端末30の制御部48を保護部70として機能させるコンピュータープログラムと、オンラインでの手続きを行うユーザーが使用するアプリケーション50を制御する制御方法とが実現される。
2.第2実施形態
次いで、図6を参照して、第2実施形態に係る通信端末30の動作について説明する。なお、以下の説明では、第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略することがある。
第1実施形態では、状態確認操作をユーザーに要求することにより操作の難易度が高められる。第2実施形態では、操作に関するパラメーターを変更することにより操作の難易度が高められる。
2−1.通信端末の動作
図6は、第2実施形態の難易度変更処理の代表的な動作を示す。ステップS200からS210までの処理は、第1実施形態の図5のステップS100からS110までの処理と同様であるから、説明を省略する。
ユーザーの現在状態が正常ではないと現在状態判定部58が判定すると(S210:NO)、操作難易度変更部60は、重要手続きに対応する操作に関するパラメーターを変更するようにアプリケーション50を制御する(ステップS212)。このステップS212によって操作の難易度が高められる。
例えば、操作難易度変更部60は、契約画面に表示される承諾ボタンのサイズを正常時よりも小さくするようにアプリケーション50を制御してもよいし、パスワードの自動入力機能をオフにしてユーザーに契約画面でのパスワードの入力を要求するようにアプリケーション50を制御してもよいし、契約画面に表示される歪んだ文字列の文字数を正常時よりも増加させるようにアプリケーション50を制御してもよいし、契約画面に表示される歪んだ文字列を通常時よりも歪ませて表示させるようにアプリケーション50を制御してもよい。通常より歪ませる手法として、フラッシュメモリー42に予め記憶されている通常より歪んだ画像を表示させてもよいし、所定のアルゴリズムに基づいて歪み度を高めてもよい。
操作難易度変更部60による難易度変更に基づいて、アプリケーション50はタッチパネル34に契約画面を再描画する(ステップS214)。そして(好適には、同時に)、アプリケーション規制部54はステップS206にて掛けられたアプリケーション50のロックを解除する(ステップS216)。
ステップS216によってアプリケーション50のロックが解除されると、電子契約書を含む契約画面が操作可能になる(ステップS218)。ユーザーは、タッチパネル34を操作して、必要に応じて契約画面内の入力欄に要求された文字列(パスワードや、歪んだ文字列に対応する文字列等)を入力し、承諾ボタンを押下する(ステップS220)。
アプリケーション50は、ステップS220における入力内容に基づいて、承諾の可否を判定する(ステップS222)。アプリケーション50は、ステップS220において適切に(例えば、所定時間内に)承諾ボタンが押下された場合に承諾可と判定してもよいし、ステップS220において入力欄に入力された文字列がマッチング対象の文字列と一致した場合に承諾可と判定してもよい。
アプリケーション50が承諾可と判定すると(S222:YES)、承諾操作が有効なものとして受け入れられ(ステップS224)、図6の一連の契約手続きに関する処理が終了する(ステップS226)。他方、アプリケーション50が承諾否と判定すると(S222:NO)、承諾操作は有効なものとして受け入れられないまま、図6の一連の契約手続きに関する処理が終了する(ステップS226)
なお、本実施形態のアプリケーション規制部54は、アプリケーション50が有するAPI(Application Programming Interface)を介して割込みロック(ステップS106)およびロック解除(ステップS216)の指示をアプリケーション50に伝達すると好適である。以上の構成によれば、既存のインターフェイスを活用して確実に割込みロックおよびロック解除が実現される。
2−2.本実施形態の効果
上記した本実施形態の構成によれば、第1実施形態と同様の技術的効果が実現される。
また、操作に関するパラメーターを変更することにより難易度が高められる本実施形態の構成によれば、タッチパネル34に表示された画面の操作難易度が変更されるので、第1実施形態と比較して画面遷移の回数が少なくて済む。
また、操作難易度変更部によって難易度が高められた時にアプリケーション50のロックが解除される本実施形態の構成によれば、ロック時間の長さを短くできる。
3.変形例
以上の実施形態は多様に変形される。具体的な変形の態様を以下に例示する。以上の実施の形態および以下の例示から任意に選択された2以上の態様は、相互に矛盾しない限り適宜に併合され得る。
3−1.変形例1
図7に示すように、通信端末30の制御部48が機能ブロックであるユーザー状態取得部62をさらに備えてもよい。本例において、ユーザー状態取得部62は、常時稼働して周期的に(例えば、1時間おきに)ユーザー状態を取得し、フラッシュメモリー42(記憶部)に記憶するとよい。現在状態判定部58は、フラッシュメモリー42に記憶された複数のユーザー状態の代表値(例えば、1時間おきに取得された1分当たり心拍数の平均値)と、現時点で取得したユーザーの現在状態(例えば、現在の1分当たりの心拍数)とを比較することによって、ユーザーの現在状態が正常であるか否かを判定してもよい(例えば、図5のステップS116)。以上の構成によれば、一般的な標準値とユーザーの現在状態とを比較して正常か否かを判定する構成と比較して、よりそのユーザーに適合した正常/異常判定を実現することが可能である。
3−2.変形例2
現在状態判定部58は、ユーザーの現在状態が正常であると判定(例えば、図5のステップS116)した後の一定期間において、判定のための処理を実行せずにユーザーの現在状態を正常であると見做してもよい。以上の構成によれば、ユーザーの正常/異常判定を都度実行する構成と比較して、演算量の負荷を抑制できるのに加えて、ユーザー操作量の低減も実現できる。
3−3.変形例3
現在状態判定部58がユーザーの現在状態の正常度を段階的に判定し、判定された正常度の段階に応じて操作難易度変更部60が難易度を高める構成も採用可能である。以上の構成によれば、ユーザーの正常度に応じてより詳細に操作の難易度を設定することが可能である。
3−4.変形例4
アプリケーション規制部54は、実行中のアプリケーション50に割り込んでロックする際に(例えば、図5のステップS106)、既に行われたユーザーからの操作(例えば、承諾操作)がある場合、その操作をキャンセルしてもよい。以上の構成によれば、正常な状態に無い可能性のあるユーザーからの操作がキャンセルされるので、意図しない操作からユーザーが一層保護される。
3−5.変形例5
通信端末30は、通信機能を備える画像形成装置80であってもよい。図8は、本変形例による画像形成装置80が属する通信システム1の全体構成図である。画像形成装置80は、コピー機能、プリント機能、スキャン機能、およびファクス機能等を複合的に備える複合機である。上記した通信端末30に関する記載は、画像形成装置80にも適用することが可能である。上記した発明を画像形成装置80に適用することにより、ユーザーの状態が正常でない場合の誤操作(例えば、ファックスの誤送信)を未然に防ぐことが可能である。
3−6.変形例6
上記した実施形態における通信端末30を実現するのに用いられるコンピュータープログラムは、非一過性の記録媒体に記憶されて提供されてもよいし、ネットワーク20を介してダウンロードされてもよい。
30 通信端末
48 アプリケーション
50 制御部
52 操作要求検出部
54 アプリケーション規制部
56 重要手続判定部
58 現在状態判定部
60 操作難易度変更部
62 ユーザー状態取得部

Claims (10)

  1. オンラインでの手続きを行うユーザーが使用するアプリケーションを実行可能な制御部を有する通信端末であって、
    前記制御部は、
    前記手続きを行う際に前記アプリケーションから前記ユーザーに対してなされる操作の要求を検出する操作要求検出部と、
    要求された前記操作に対応する前記手続きが、前記ユーザーにとって重要であるか否かを判定する重要手続判定部と、
    前記手続きが重要であると判定された場合に、前記ユーザーの現在状態が正常であるか否かを判定する現在状態判定部と、
    前記ユーザーの現在状態が正常ではないと判定された場合に、前記操作を完了するための難易度を高める操作難易度変更部と、を備えることを特徴とする通信端末。
  2. 前記制御部は、
    前記操作の要求が検出されると実行中の前記アプリケーションに割り込んでロックすると共に、前記重要手続判定部によって前記手続きが前記ユーザーにとって重要ではないと判定された時、または前記現在状態判定部によって前記ユーザーの現在状態が正常であると判定された時に、前記アプリケーションのロックを解除するアプリケーション規制部を備える、ことを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記操作難易度変更部は、前記操作よりも優先して操作されるべき状態確認操作を前記ユーザーに要求することにより前記難易度を高める、ことを特徴とする請求項2に記載の通信端末。
  4. 前記アプリケーション規制部は、前記状態確認操作において前記ユーザーの状態が正常であると確認された時に前記アプリケーションのロックを解除する、ことを特徴とする請求項3に記載の通信端末。
  5. 前記操作難易度変更部は、前記操作に関するパラメーターを変更することにより前記難易度を高める、ことを特徴とする請求項2に記載の通信端末。
  6. 前記アプリケーション規制部は、前記操作難易度変更部によって前記難易度が高められた時に前記アプリケーションのロックを解除する、ことを特徴とする請求項5に記載の通信端末。
  7. 前記制御部は、常時稼働して周期的にユーザー状態を取得し記憶部に記憶するユーザー状態取得部を備え、前記現在状態判定部は、前記記憶部に記憶された複数の前記ユーザー状態の代表値と、現時点で取得した前記ユーザーの現在状態とを比較することによって、前記ユーザーの現在状態が正常であるか否かを判定する、ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の通信端末。
  8. 前記現在状態判定部は、前記ユーザーの現在状態が正常であると判定した後の一定期間において、判定のための処理を実行せずに前記ユーザーの現在状態を正常であると見做す、ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の通信端末。
  9. オンラインでの手続きを行うユーザーが使用するアプリケーションを実行可能な通信端末を、
    前記手続きを行う際に前記アプリケーションから前記ユーザーに対してなされる操作の要求を検出する操作要求検出部と、
    要求された前記操作に対応する前記手続きが、前記ユーザーにとって重要であるか否かを判定する重要手続判定部と、
    前記手続きが重要であると判定された場合に、前記ユーザーの現在状態が正常であるか否かを判定する現在状態判定部と、
    前記ユーザーの現在状態が正常ではないと判定された場合に、前記操作を完了するための難易度を高める操作難易度変更部として機能させることを特徴とするコンピュータープログラム。
  10. オンラインでの手続きを行うユーザーが使用するアプリケーションを制御する制御方法であって、
    前記手続きを行う際に前記アプリケーションから前記ユーザーに対してなされる操作の要求を検出することと、
    要求された前記操作に対応する前記手続きが、前記ユーザーにとって重要であるか否かを判定することと、
    前記手続きが重要であると判定された場合に、前記ユーザーの現在状態が正常であるか否かを判定することと、
    前記ユーザーの現在状態が正常ではないと判定された場合に、前記操作を完了するための難易度を高めることと、を備えることを特徴とする制御方法。
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