JP2019125048A - 需要予測プログラム、需要予測方法および需要予測装置 - Google Patents

需要予測プログラム、需要予測方法および需要予測装置 Download PDF

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Abstract

【課題】高精度な需要予測を行う。【解決手段】実施形態の需要予測プログラムは、コンピュータに、学習を行う処理と、重み付け情報を生成する処理と、需要予測を行う処理とを実行させる。学習を行う処理は、販売実績データによる需要予測を行う複数の予測モデルそれぞれについて、対象商品に関する商品情報、および、第1の期間の販売実績データによる各予測モデルの予測結果に基づき、各予測モデルの予測誤差をそれぞれ推定する複数の誤差予測モデルの学習を行う。重み付け情報を生成する処理は、第1の期間より後の期間である第2の期間の販売実績データ、および、商品情報に基づき複数の誤差予測モデルを用いて生成された複数の予測モデルの複数の予測値の予測誤差から、複数の予測モデルの重み付け情報を生成する。需要予測を行う処理は、重み付け情報により組み合わせた複数の予測モデルの予測結果に基づき、需要予測を行う。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、需要予測プログラム、需要予測方法および需要予測装置に関する。
高精度な需要予測の実現はSCM(サプライチェーンマネジメント)最適化の要であることから、従来、過去の販売実績データを用いて、今後の需要を予測する需要予測が行われている。
この需要予測は、複数の予測手法(種々のモデル)を、需要予測データに適用して行われる。複数の予測手法を用いる需要予測については、予測誤差を最小とする、複数の需要予測モデル毎のブレンド比率を算出する。そして、算出されたブレンド比率に基づいて、複数の予測手法を用いて予測需要量を算出する総合需要予測装置が知られている。
特開2009−104408号公報 特開2013−131259号公報 特開2010−122825号公報
しかしながら、上記の従来技術では、商品特性、ライフサイクル特性等、販売に関する種々の情報が予測誤差に適用されておらず、結果として予測精度が低下する場合が生じ得た。
例えば、過去の販売実績に特定の要因による大きな変動が存在する場合、過去の販売実績に対する複数の予測手法それぞれの誤差は、大きな変動が存在しない場合の複数の予測手法それぞれの誤差とは異なる分布となる場合がある。上記の従来技術では、過去の誤差に基づき複数の予測手法をブレンドすることになるため、過去の販売実績で特定の要因による変動が存在する場合に適切なブレンドが行われず、予測精度が低下することがある。
1つの側面では、高精度な需要予測を行うことを可能とする需要予測プログラム、需要予測方法および需要予測装置を提供することを目的とする。
第1の案では、需要予測プログラムは、コンピュータに、学習を行う処理と、重み付け情報を生成する処理と、需要予測を行う処理とを実行させる。学習を行う処理は、販売実績データによる需要予測を行う複数の予測モデルそれぞれについて、対象商品に関する商品情報、および、第1の期間の販売実績データによる各予測モデルの予測結果に基づき、各予測モデルの予測誤差をそれぞれ推定する複数の誤差予測モデルの学習を行う。重み付け情報を生成する処理は、第1の期間より後の期間である第2の期間の販売実績データ、および、商品情報に基づき複数の誤差予測モデルを用いて生成された複数の予測モデルの複数の予測値の予測誤差から、複数の予測モデルの重み付け情報を生成する。需要予測を行う処理は、重み付け情報により組み合わせた複数の予測モデルの予測結果に基づき、需要予測を行う。
本発明の1実施態様によれば、高精度な需要予測を行うことができる。
図1は、実施形態にかかる需要予測装置の機能構成例を示すブロック図である。 図2は、第1の学習フェーズを例示するフローチャートである。 図3は、複数の予測モデルの学習を説明する説明図である。 図4は、平均予測誤差の算出を説明する説明図である。 図5は、第2の学習フェーズを例示するフローチャートである。 図6は、誤差予測モデルの学習を説明する説明図である。 図7は、予測フェーズを例示するフローチャートである。 図8は、各フェーズに用いるデータの期間を説明する説明図である。 図9は、予測値の比較結果を説明する説明図である。 図10は、予測値の比較結果を説明する説明図である。 図11は、予測値の比較結果を説明する説明図である。 図12は、予測値の比較結果を説明する説明図である。 図13は、プログラムを実行するコンピュータの一例を示す説明図である。
以下、図面を参照して、実施形態にかかる需要予測プログラム、需要予測方法および需要予測装置を説明する。実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下の実施形態で説明する需要予測プログラム、需要予測方法および需要予測装置は、一例を示すに過ぎず、実施形態を限定するものではない。また、以下の各実施形態は、矛盾しない範囲内で適宜組みあわせてもよい。
(構成について)
図1は、実施形態にかかる需要予測装置の機能構成例を示すブロック図である。図1に示すように、需要予測装置1は、入力部10、学習部20、予測部50および出力部60を有し、入力された販売実績データ11を用いる、複数の予測モデル30を利用した需要予測を行う装置である。
入力部10は、需要予測にかかる指示データ(予測期間や予測対象の商品など)や販売実績データ11などを入力データとして受け付け、受け付けた入力データを学習部20および予測部50へ出力する。販売実績データ11は、商品ごとの販売実績を示すデータであり、例えば各売上日における商品ごとの売上数が記述されたデータである。入力部10は、販売実績データ11について、第1の期間の売上日に該当する商品ごとの売上数が記述されたデータを学習部20へ出力する。また、入力部10は、販売実績データ11について、第1の期間より後の期間である第2の期間の売上日に該当する商品ごとの売上数が記述されたデータを予測部50へ出力する。
なお、需要予測の対象となる商品については、経済活動において生産・流通・交換される財物などであればいずれであってもよい。例えば本実施形態では、スーパー等の店舗における食品や生活用品などへの適用例を例示しているが、電力会社が供給する電力や、郵便配達などのサービスの提供であってもよい。
学習部20は、販売実績データ11をもとに、予測手法ごとの複数の予測モデル30と、複数の予測モデル30それぞれについて、予測モデル30の予測誤差を推定する複数の誤差予測モデル40との学習を行う。
予測部50は、需要予測にかかる指示データ(予測期間や予測対象の商品など)に基づいて、予測対象となる商品の需要予測(売上日ごとの売上数の予測)を行う。具体的には、予測部50は、第2の期間における直近の販売実績データ11をもとに複数の予測モデル30と、複数の予測モデル30それぞれについての複数の誤差予測モデル40とを用いることで、予測期間において予測対象となる商品の需要予測を行う。
出力部60は、予測部50の予測結果(需要予測)について、ディスプレイへの表示出力、紙媒体等への印字出力またはファイル出力などを行う。
(学習について)
学習部20は、予測モデル学習部21、予測誤差算出部22、特性算出部23および誤差予測モデル学習部24を有する。
予測モデル学習部21は、販売実績データ11の一部を学習用データとして異なる複数の予測手法での学習を行い、予測手法ごとに予測モデル30A、30B…30Nを構築(生成)する。なお、予測モデル30A、30B…30Nについては、予測手法ごとに直近の販売実績から商品の需要予測を算出するために構築された回帰式などのモデルであり、特に区別しない場合は予測モデル30と称するものとする。
予測モデル学習部21における複数の予測手法については、多様な商品特性に対応するために予め用意された公知の予測手法であってよい。例えば、予測手法には、ナイーブ予測(例えば前週同一曜日の値と同値と予測)、指数平滑法、ARIMA(Auto Regressive Integrated Moving Average(自己回帰和分移動平均モデル))、ARIMAX(ARIMA+回帰)、重回帰、一般化線形モデル(例えばGamma、Poissonなど)、動的線形モデルなどがある。
予測誤差算出部22は、販売実績データ11の一部(学習用データと重複しない)を計算用データ(重み計算用データ)として複数の予測モデル30の予測誤差を算出する。
具体的には、予測誤差算出部22は、予測モデル30を適用し、重み計算用データの期間について複数の予測モデル30それぞれについての予測値(需要予測の値)を算出する。次いで、予測誤差算出部22は、予測モデル30それぞれについての予測値と、重み計算用データ(正解)とを比較することで、複数の予測モデル30それぞれの予測誤差を算出する。
特性算出部23は、過去の販売実績データ11における一部の学習用データをもとに、誤差予測モデル学習部24において誤差予測モデル40を学習する際に説明変数として用いる特性情報を算出する。具体的には、特性算出部23は、説明変数として用いる特性情報として、予測特性、静的な商品特性、動的な商品特性、ライフサイクル特性および直近の誤差などを学習用データから数量化する。
予測特性は、予測を行う際の予測期間等の予測要件から求められる特性であり、例えば予測期間、モデル期間などがある。特性算出部23は、予測を行う際に設定された予測期間(N日後など)を数値として利用することで、予測期間についての予測特性を得る。また、特性算出部23は、複数の予測モデル30に使用する学習データ期間(N日間など)を数値として利用することで、モデル期間についての予測特性を得る。
静的な商品特性は、例えば商品分類、売価など、販売前から決まっている変化しない商品特性である。特性算出部23は、販売実績データ11における各商品の分類コードなどをダミー変数化することで、商品分類についての商品特性を得る。また、特性算出部23は、各商品の売価(X円など)をそのまま数値として利用する、または階級分け(X円〜Y円など)することで、売価についての商品特性を得る。
動的な商品特性は、例えば販売間隔、平均販売数量など、販売後に変化する商品特性である。特性算出部23は、学習用データにおける販売間隔(N日ごとなど)を計算して利用することで、販売間隔についての商品特性を得る。また、特性算出部23は、学習用データにおける1日当たりの販売数量(N個など)を計算して利用することで、平均販売数量についての商品特性を得る。
ライフサイクル特性は、商品フェーズ(導入期/成長期/成熟期/衰退期)など、商品のライフサイクルに応じて変化する商品特性である。特性算出部23は、学習用データにおける商品の発売日情報と、その商品の売上変化から商品フェーズ(導入期/成長期/成熟期/衰退期)を推定することで、ライフサイクル特性を得る。
直近の誤差は、直近の指定された期間における平均的な予測誤差などである。特性算出部23は、直近の指定された期間の学習用データにおける平均絶対誤差または平均絶対誤差率を予測モデル30を用いて計算することで、直近の誤差を得る。
予測特性や静的な商品特性は、時間とともに変化しない特性である。したがって、予測特性や静的な商品特性を誤差予測モデル40を学習する際の説明変数とすることで、例えば統計的なブレによる影響を低減する回帰モデルを生成することができる。
また、動的な商品特性やライフサイクル特性は、各商品のライフサイクル(時間)に応じて徐々に変化する特性である。したがって、動的な商品特性やライフサイクル特性を誤差予測モデル40を学習する際の説明変数とすることで、ライフサイクルに応じた商品特性の変化を捉えた回帰モデルを生成することができる。
また、直近の誤差は、予測特性や商品特性では説明することが困難なトレンドなどの外的要因を示す特性である。したがって、直近の誤差を誤差予測モデル40を学習する際の説明変数とすることで、トレンドなどの外的要因を捉えた回帰モデルを生成することができる。
誤差予測モデル学習部24は、複数の予測モデル30それぞれについて、予測手法ごとの予測モデル30の予測誤差を推定する誤差予測モデル40A、40B…40Nを学習する。なお、誤差予測モデル40A、40B…40Nについては、直近の販売実績から予測手法ごとの予測誤差を算出するために構築された回帰式などのモデルであり、特に区別しない場合は誤差予測モデル40と称するものとする。
具体的には、誤差予測モデル学習部24は、ランダムフォレストなどの公知の機械学習技術を用いて、全商品を合わせて、特性算出部23が算出した特性情報を説明変数とし、予測誤差算出部22が算出した予測誤差を目的変数とする回帰モデルである誤差予測モデル40を学習する。
ここで、学習部20における学習(第1の学習フェーズおよび第2の学習フェーズ)の詳細を説明する。まず、複数の予測モデル30の構築と、予測モデル30についての予測誤差の算出とを行う第1の学習フェーズについて説明する。図2は、第1の学習フェーズを例示するフローチャートである。
図2に示すように、第1の学習フェーズが開始されると、学習部20は、過去の一定期間の販売実績データ11を学習用データと重み計算用データとに分割する(S11)。このデータ分割は、学習用データと重み計算用データとの組み合わせにおいて、互いのデータ期間が重複しないように行う。
次いで、予測モデル学習部21は、学習用データを用いて各手法(ナイーブ予測、指数平滑法、ARIMA、ARIMAX、重回帰、一般化線形モデル、動的線形モデルなど)での予測モデル30を構築する(S12)。
次いで、予測誤差算出部22は、予測モデル学習部21で得られた予測モデル30を適用し、重み計算用データの期間について、各手法における予測値(需要予測の値)を算出する(S13)。
次いで、予測誤差算出部22は、重み計算用データ(正解)と、各手法における予測値とを比較することで、複数の予測モデル30それぞれの予測手法における予測誤差を算出する(S14)。
次いで、学習部20では、販売実績データ11の期間をずらしてS11〜S14の処理を繰り返すことで、複数期間分の予測誤差を求める(S15)。次いで、予測誤差算出部22は、複数の予測モデル30それぞれの予測手法における予測誤差について、複数期間分の予測誤差から平均予測誤差を算出し(S16)、処理を終了する。
図3は、複数の予測モデル30の学習を説明する説明図である。図3に示すように、予測モデル学習部21は、販売実績データ11における学習用データを用いることで、予測手法リスト(m1、m2…)における予測手法ごとに、予測モデル30を構築(学習)する。具体的には、期間(1)、期間(2)…のように販売実績データ11の期間をずらして学習することで、商品(p1、p2…)における各期間の需要予測(売上数など)求めるための予測モデル30を学習する。
図4は、平均予測誤差の算出を説明する説明図である。図4に示すように、予測誤差算出部22は、予測手法ごとの予測モデル30を適用して求めた重み計算用データの期間における予測値と、正解とを比較することで、予測手法ごとに各期間の予測誤差Y1を得る。次いで、予測誤差算出部22は、期間(1)、期間(2)…の予測誤差Y1より平均値を求めることで、予測手法ごとの平均予測誤差Y2を得る。
次に、複数の予測モデル30それぞれについての複数の誤差予測モデル40を学習する第2の学習フェーズについて説明する。図5は、第2の学習フェーズを例示するフローチャートである。
図5に示すように、第2の学習フェーズが開始されると、特性算出部23は、過去の販売実績データ11における一部の学習用データをもとに、特性情報を算出する(S21〜S24)。
具体的には、特性算出部23は、あらかじめ決められた予測要件(例えば予測期間、モデル期間など)に応じて予測特性を計算する(S21)。また、特性算出部23は、販売実績データ11から静的な商品特性(例えば商品分類、売価など)を計算する(S22)。また、特性算出部23は、販売実績データ11から動的な商品特性(例えば販売間隔、平均販売数量など)を計算する(S23)。また、特性算出部23は、販売実績データ11から得られる商品の発売日情報と、その商品の学習期間における売上変化からライフサイクル特性(商品フェーズ(導入期/成長期/成熟期/衰退期)など)を計算する(S24)。
次いで、誤差予測モデル学習部24は、特性算出部23が算出した特性情報を説明変数とし、予測誤差算出部22が算出した予測誤差を目的変数とする回帰モデルである誤差予測モデル40を学習する(S25)。
図6は、誤差予測モデル40の学習を説明する説明図である。図6に示すように、誤差予測モデル学習部24は、各商品(p1、p2…)について、特性算出部23が算出した予測特性(モデル期間、予測期間)、静的な商品特性(売価)、動的な商品特性(販売数量)、ライフサイクル特性(販売後日数)、平均予測誤差を説明変数X1とする。また、誤差予測モデル学習部24は、各商品(p1、p2…)について、予測誤差算出部22が算出した重み計算用データにおける平均予測誤差を目的変数X2とする。そして、誤差予測モデル学習部24は、この説明変数X1および目的変数X2による、ランダムフォレストなどの公知の機械学習技術を用いた回帰分析により、誤差予測モデル40の学習を行う。
次いで、学習部20では、上記のS21〜S25の処理を需要の予測対象となる全商品を合わせて予測モデル30の予測手法ごとに繰り返し実施する。これにより、学習部20では、複数の予測モデル30それぞれについて、予測手法ごとの予測誤差を推定する複数の誤差予測モデル40を学習する(S26)。
(予測について)
図1に戻り、予測部50は、予測値算出部51、予測誤差算出部52、重み生成部53および需要予測部54を有する。
予測値算出部51は、需要予測の対象商品として指示された商品について、直近の販売実績データ11に複数の予測モデル30を適用することで、予測手法ごとの予測値(需要予測の値)を算出する。
予測誤差算出部52は、需要予測の対象商品として指示された商品について、直近の販売実績データ11に複数の誤差予測モデル40を適用することで、複数の予測モデル30における予測手法ごとの予測誤差を算出する。
重み生成部53は、複数の予測モデル30における予測手法ごとの予測誤差をもとに、複数の予測モデル30それぞれの予測値に対する重み付けを行う重み付け情報を生成する。具体的には、重み生成部53は、予測誤差の大きい予測モデル30の予測値については、複数の予測モデル30それぞれの予測値を統合する際に寄与する度合いが小さくなるような重み付け値とする。また、重み生成部53は、予測誤差の小さい予測モデル30の予測値については、複数の予測モデル30それぞれの予測値を統合する際に寄与する度合いが大きくなるような重み付け値とする。また、重み付け値については、予測誤差の正負に依存する値であってもよく、また例えばペナルティとなる負の量を設定してもよい。
需要予測部54は、重み生成部53が生成した重み付け情報により組み合わせた複数の予測モデル30の予測結果に基づき、需要予測を行う。具体的には、需要予測部54は、予測値算出部51が算出した複数の予測モデル30それぞれの予測値について、重み生成部53が生成した重み付け情報をもとに選択あるいは合成する重み付き加算を行う。そして、需要予測部54は、重み付き加算した結果を需要予測の対象商品についての予測結果(例えば売上数)として出力する。
ここで、予測部50における予測(予測フェーズ)の詳細を説明する。図7は、予測フェーズを例示するフローチャートである。
図7に示すように、予測フェーズが開始されると、予測値算出部51は、需要予測の対象商品に対して直近の販売実績データ11を用いて予測手法ごとの予測値を算出する(S31)。
次いで、予測誤差算出部52は、需要予測の対象商品に対して直近の販売実績データ11を用いて誤差予測モデル40に適用するための説明変数(対象商品の特性情報)を計算する(S32)。この説明変数の計算では、特性算出部23と同様にして行うことで、例えば予測特性、静的な商品特性、動的な商品特性、ライフサイクル特性および直近の誤差などを求める。
次いで、予測誤差算出部52は、複数の誤差予測モデル40に計算した説明変数を適用し、予測手法ごとの予測誤差を予測(算出)する(S33)。重み生成部53は、算出した予測手法ごとの予測誤差をもとに、複数の予測モデル30それぞれの予測値に対する重み付けを行う重み付け情報を生成する。
需要予測部54は、生成された重み付け情報をもとに、予測誤差の予測値の逆数を重みとして予測手法ごとの予測値を重み付け加算する(S34)。これにより、需要予測部54は、重み付き加算した結果を需要予測の対象商品についての予測結果として出力し、処理を終了する。
なお、重み付き加算については、複数の予測モデル30それぞれの予測値について、重み付け情報における予測誤差の逆数を重み付け値として掛け合わせた上で統合する上記の手法に限定しない。例えば、複数の予測モデル30それぞれの予測値について、重み付け情報における重み付け値が所定の閾値以上の場合に1を、閾値以下の場合に0を掛け合わせた上で統合してもよい。
図8は、各フェーズに用いるデータの期間を説明する説明図である。図8に示すように、第1の学習フェーズ(S1)および第2の学習フェーズ(S2)については、対となる学習用データと重み計算用データとの期間が互いに重複しないものとなる。また、予測フェーズ(S3)については、第1、第2の学習フェーズの後の、データのある期間の中で予測したい期間に直近のデータを用いて予測手法ごとの予測値と誤差の予測値(重み)とを求める。そして、予測フェーズでは、予測手法ごとの予測値を重み付き加算することで統合した予測値を求める。
(効果について)
以上のように、需要予測装置1は、学習部20と、重み生成部53と、需要予測部54とを有する。学習部20は、販売実績データ11による需要予測を行う複数の予測モデル30それぞれについて、対象商品に関する商品情報、および、第1の期間の販売実績データ11による各予測モデル30の予測結果に基づき、各予測モデル30の予測誤差をそれぞれ推定する複数の誤差予測モデル40の学習を行う。重み生成部53は、第1の期間より後の期間である第2の期間の販売実績データ11、および、商品情報に基づき複数の誤差予測モデル40を用いて生成された複数の予測モデル30の予測値の予測誤差から、複数の予測モデル30の重み付け情報を生成する。需要予測部54は、重み生成部53の重み付け情報により組み合わせた複数の予測モデル30の予測結果に基づき、需要予測を行う。
このように、需要予測装置1では、需要予測の対象とする商品に関する商品情報および販売実績データに基づき、複数の予測モデル30それぞれについて、予測誤差を推定する複数の誤差予測モデル40の学習を行う。これにより、学習後の誤差予測モデル40では、販売実績データ11が示す商品特性、ライフサイクル特性等、販売に関する種々の情報が予測誤差に適用されることとなる。そして、需要予測を行う際に、需要予測装置1は、複数の誤差予測モデル40による予測誤差から複数の予測モデル30の予測結果に対する重み付けを行って需要予測を行うので、高精度な需要予測を行うことが可能となる。
図9、図10は、予測値の比較結果を説明する説明図である。具体的には、図9は、横軸を予測範囲、縦軸を予測値の誤差率とするグラフG、G1〜G6を示す図である。また、図10は、横軸を予測平均数量、縦軸を誤差率とするグラフG、G1〜G6を示す図である。
ここで、グラフGは、本実施形態にかかる需要予測装置1の予測値を示すものである。グラフG1は、ARIMAXによる予測値を示すものである。グラフG2は、ARIMAによる予測値を示すものである。グラフG3は、指数平滑法による予測値を示すものである。グラフG4は、重回帰による予測値を示すものである。グラフG5は、動的線形モデルによる予測値を示すものである。グラフG6は、ナイーブ予測による予測値を示すものである。
図9、10におけるグラフG1〜G6を比較しても明らかなように、販売に関する種々の状況(予測範囲、予測平均数量)によって、精度の高い予測手法が異なる。例えば、予測範囲が短い場合にはグラフG3の指数平滑法の精度がよい。予測範囲が長くなると、グラフG6のナイーブ予測は、誤差が大きく増大する一方、グラフG1のARIMAXなどは予測範囲が長くなっても高精度(低い誤差率)を維持している。また、予測平均数量が少ない場合には比較的精度の高いグラフG2のARIMAは、予測平均数量が多い場合にはそれ以外の手法に比べ誤差率が高くなる。
このように、予測範囲の長短、予測平均数量の多少により、それぞれ精度の高い予測手法が異なる。例えば、予測範囲が短く予測平均数量が少ない場合、グラフG1のARIMAXとグラフG3の指数平滑法のどちらを選ぶべきだろうか。このように、予測範囲と、予測平均数量とのどちらを主とするかによっても、選ぶべき予測手法が異なってくる。
本実施形態では、複数の予測モデル30それぞれについて、予測誤差を推定する複数の誤差予測モデル40の学習を行うことで、上記の販売に関する種々の状況がそれぞれの予測誤差に適用される。したがって、複数の誤差予測モデル40による予測誤差から複数の予測モデル30の予測結果に対する重み付けを行って需要予測を行うことで、グラフGに示すように誤差率の低い需要予測を行うことが可能となる。
また、学習部20は、商品情報、および、第1の期間の販売実績データ11に基づく需要予測の対象とする商品の商品特性およびライフサイクル特性を少なくとも説明変数とし、予測モデル30の予測誤差を目的変数として誤差予測モデル40の学習を行う。このように説明変数にライフサイクル特性を含めることで、需要予測装置1では、商品特性の動的な変化を予測誤差に含め、より高精度な需要予測を行うことができる。
図11、12は、予測値の比較結果を説明する説明図である。具体的には、図11は、横軸を予測範囲、縦軸を予測値の誤差率とするグラフG11、G12、G21、G22を示す図である。また、図12は、横軸を予測平均数量、縦軸を誤差率とするグラフG11、G12、G21、G22を示す図である。
ここで、グラフG11、G12は、重回帰による予測値を示すものであり、グラフG11はモデル期間が34日、グラフG12はモデル期間が69日である。また、グラフG21、G22は、ARIMAXによる予測値を示すものであり、グラフG21はモデル期間が34日、グラフG22はモデル期間が69日である。
図11、12のグラフG11とグラフG12、または、グラフG21とグラフG22を比較しても明らかなように、モデル期間が異なることで、予測手法ごとの誤差率に違いが生じる。例えば、モデル期間が短いほど誤差率が大きくなる。また、グラフG11、G12における重回帰よりもグラフG21、G22におけるARIMAXの方が、モデル期間の違いによる誤差率への影響が少なく、ライフサイクルに影響されにくい予測手法といえる。この例はライフサイクルの変化の少ない商品であり、モデル期間が短い場合に誤差率が大きくなっているが、ライフサイクルの変化が速い商品においては、モデル期間を長くとると誤差率が低下することもある。
本実施形態では、複数の誤差予測モデル40を学習する際の説明変数にライフサイクル特性を含めることで、商品特性の動的な変化を予測誤差に適用できる。したがって、複数の予測モデル30の予測結果に対してライフサイクルに応じた重み付けを行うことで、より高精度な需要予測を行うことができる。
(他の実施形態など)
なお、図示した各装置の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
需要予測装置1で行われる各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよい。また、各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行されるプログラム上、またはワイヤードロジックによるハードウエア上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよいことは言うまでもない。また、需要予測装置1で行われる各種処理機能は、クラウドコンピューティングにより、複数のコンピュータが協働して実行してもよい。
ところで、上記の実施形態で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することで実現できる。そこで、以下では、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータ(ハードウエア)の一例を説明する。図13は、プログラムを実行するコンピュータの一例を示す説明図である。
図13に示すように、コンピュータ2は、各種演算処理を実行するCPU101と、データ入力を受け付ける入力装置102と、モニタ103と、スピーカ104とを有する。また、コンピュータ2は、記憶媒体からプログラム等を読み取る媒体読取装置105と、各種装置と接続するためのインタフェース装置106と、有線または無線により外部機器と通信接続するための通信装置107とを有する。また、コンピュータ2は、各種情報を一時記憶するRAM108と、ハードディスク装置109とを有する。また、コンピュータ2内の各部(101〜109)は、バス110に接続される。
ハードディスク装置109には、上記の実施形態で説明した入力部10、学習部20、予測部50および出力部60等の機能部における各種処理を実行するためのプログラム111が記憶される。また、ハードディスク装置109には、プログラム111が参照する予測モデル30や誤差予測モデル40等の各種データ112が記憶される。入力装置102は、例えば、コンピュータ2の操作者から操作情報の入力を受け付ける。モニタ103は、例えば、操作者が操作する各種画面を表示する。インタフェース装置106は、例えば印刷装置等が接続される。通信装置107は、LAN(Local Area Network)等の通信ネットワークと接続され、通信ネットワークを介した外部機器との間で各種情報をやりとりする。
CPU101は、ハードディスク装置109に記憶されたプログラム111を読み出して、RAM108に展開して実行することで、入力部10、学習部20、予測部50および出力部60等にかかる各種の処理を行う。なお、プログラム111は、ハードディスク装置109に記憶されていなくてもよい。例えば、コンピュータ2は、読み取り可能な記憶媒体に記憶されたプログラム111を読み出して実行するようにしてもよい。コンピュータ2が読み取り可能な記憶媒体は、例えば、CD−ROMやDVDディスク、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、ハードディスクドライブ等が対応する。また、公衆回線、インターネット、LAN等に接続された装置にプログラム111を記憶させておき、コンピュータ2がこれらからプログラム111を読み出して実行するようにしてもよい。
以上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)コンピュータに、
販売実績データによる需要予測を行う複数の予測モデルそれぞれについて、対象商品に関する商品情報、および、第1の期間の販売実績データによる各予測モデルの予測結果に基づき、各予測モデルの予測誤差をそれぞれ推定する複数の誤差予測モデルの学習を行い、
前記第1の期間より後の期間である第2の期間の販売実績データ、および、前記商品情報に基づき前記複数の誤差予測モデルを用いて生成された前記複数の予測モデルの複数の予測値の予測誤差から、前記複数の予測モデルの重み付け情報を生成し、
前記重み付け情報により組み合わせた前記複数の予測モデルの予測結果に基づき、需要予測を行う、
処理を実行させる需要予測プログラム。
(付記2)前記学習を行う処理は、前記商品情報、および、前記第1の期間の販売実績データに基づく前記対象商品の商品特性およびライフサイクル特性を少なくとも説明変数とし、前記予測モデルの予測誤差を目的変数として前記誤差予測モデルの学習を行う、
ことを特徴とする付記1に記載の需要予測プログラム。
(付記3)前記生成する処理は、前記複数の予測モデルの複数の予測値の予測誤差の逆数をもとに前記複数の予測モデルの重み付け情報を生成する、
ことを特徴とする付記1または2に記載の需要予測プログラム。
(付記4)コンピュータが、
販売実績データによる需要予測を行う複数の予測モデルそれぞれについて、対象商品に関する商品情報、および、第1の期間の販売実績データによる各予測モデルの予測結果に基づき、各予測モデルの予測誤差をそれぞれ推定する複数の誤差予測モデルの学習を行い、
前記第1の期間より後の期間である第2の期間の販売実績データ、および、前記商品情報に基づき前記複数の誤差予測モデルを用いて生成された前記複数の予測モデルの複数の予測値の予測誤差から、前記複数の予測モデルの重み付け情報を生成し、
前記重み付け情報により組み合わせた前記複数の予測モデルの予測結果に基づき、需要予測を行う、
処理を実行する需要予測方法。
(付記5)前記学習を行う処理は、前記商品情報、および、前記第1の期間の販売実績データに基づく前記対象商品の商品特性およびライフサイクル特性を少なくとも説明変数とし、前記予測モデルの予測誤差を目的変数として前記誤差予測モデルの学習を行う、
ことを特徴とする付記4に記載の需要予測方法。
(付記6)前記生成する処理は、前記複数の予測モデルの複数の予測値の予測誤差の逆数をもとに前記複数の予測モデルの重み付け情報を生成する、
ことを特徴とする付記4または5に記載の需要予測方法。
(付記7)販売実績データによる需要予測を行う複数の予測モデルそれぞれについて、対象商品に関する商品情報、および、第1の期間の販売実績データによる各予測モデルの予測結果に基づき、各予測モデルの予測誤差をそれぞれ推定する複数の誤差予測モデルの学習を行う学習部と、
前記第1の期間より後の期間である第2の期間の販売実績データ、および、前記商品情報に基づき前記複数の誤差予測モデルを用いて生成された前記複数の予測モデルの複数の予測値の予測誤差から、前記複数の予測モデルの重み付け情報を生成する重み生成部と、
前記重み付け情報により組み合わせた前記複数の予測モデルの予測結果に基づき、需要予測を行う予測部と、
を有することを特徴とする需要予測装置。
(付記8)前記学習部は、前記商品情報、および、前記第1の期間の販売実績データに基づく前記対象商品の商品特性およびライフサイクル特性を少なくとも説明変数とし、前記予測モデルの予測誤差を目的変数として前記誤差予測モデルの学習を行う、
ことを特徴とする付記7に記載の需要予測装置。
(付記9)前記重み生成部は、前記複数の予測モデルの複数の予測値の予測誤差の逆数をもとに前記複数の予測モデルの重み付け情報を生成する、
ことを特徴とする付記7または8に記載の需要予測装置。
1…需要予測装置
2…コンピュータ
10…入力部
11…販売実績データ
20…学習部
21…予測モデル学習部
22…予測誤差算出部
23…特性算出部
24…誤差予測モデル学習部
30、30A〜30N…予測モデル
40、40A〜40N…誤差予測モデル
50…予測部
51…予測値算出部
52…予測誤差算出部
53…重み生成部
54…需要予測部
60…出力部
G、G1〜G6、G11〜G22…グラフ
X1…説明変数
X2…目的変数
Y1…予測誤差
Y2…平均予測誤差
101…CPU
102…入力装置
103…モニタ
104…スピーカ
105…媒体読取装置
106…インタフェース装置
107…通信装置
108…RAM
109…ハードディスク装置
110…バス
111…プログラム
112…各種データ

Claims (5)

  1. コンピュータに、
    販売実績データによる需要予測を行う複数の予測モデルそれぞれについて、対象商品に関する商品情報、および、第1の期間の販売実績データによる各予測モデルの予測結果に基づき、各予測モデルの予測誤差をそれぞれ推定する複数の誤差予測モデルの学習を行い、
    前記第1の期間より後の期間である第2の期間の販売実績データ、および、前記商品情報に基づき前記複数の誤差予測モデルを用いて生成された前記複数の予測モデルの複数の予測値の予測誤差から、前記複数の予測モデルの重み付け情報を生成し、
    前記重み付け情報により組み合わせた前記複数の予測モデルの予測結果に基づき、需要予測を行う、
    処理を実行させる需要予測プログラム。
  2. 前記学習を行う処理は、前記商品情報、および、前記第1の期間の販売実績データに基づく前記対象商品の商品特性およびライフサイクル特性を少なくとも説明変数とし、前記予測モデルの予測誤差を目的変数として前記誤差予測モデルの学習を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の需要予測プログラム。
  3. 前記生成する処理は、前記複数の予測モデルの複数の予測値の予測誤差の逆数をもとに前記複数の予測モデルの重み付け情報を生成する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の需要予測プログラム。
  4. コンピュータが、
    販売実績データによる需要予測を行う複数の予測モデルそれぞれについて、対象商品に関する商品情報、および、第1の期間の販売実績データによる各予測モデルの予測結果に基づき、各予測モデルの予測誤差をそれぞれ推定する複数の誤差予測モデルの学習を行い、
    前記第1の期間より後の期間である第2の期間の販売実績データ、および、前記商品情報に基づき前記複数の誤差予測モデルを用いて生成された前記複数の予測モデルの複数の予測値の予測誤差から、前記複数の予測モデルの重み付け情報を生成し、
    前記重み付け情報により組み合わせた前記複数の予測モデルの予測結果に基づき、需要予測を行う、
    処理を実行する需要予測方法。
  5. 販売実績データによる需要予測を行う複数の予測モデルそれぞれについて、対象商品に関する商品情報、および、第1の期間の販売実績データによる各予測モデルの予測結果に基づき、各予測モデルの予測誤差をそれぞれ推定する複数の誤差予測モデルの学習を行う学習部と、
    前記第1の期間より後の期間である第2の期間の販売実績データ、および、前記商品情報に基づき前記複数の誤差予測モデルを用いて生成された前記複数の予測モデルの複数の予測値の予測誤差から、前記複数の予測モデルの重み付け情報を生成する重み生成部と、
    前記重み付け情報により組み合わせた前記複数の予測モデルの予測結果に基づき、需要予測を行う予測部と、
    を有することを特徴とする需要予測装置。
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