JP2019124773A - イレーザー - Google Patents

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中村 洋一
Yoichi Nakamura
洋一 中村
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Abstract

【課題】本発明は、マイクロカプセル磁気泳動表示シートの表面に表示された文字を完全に消去できるイレーザーを提供する。【解決手段】利用者によって把持されるケースと、該ケースの内部に保持される複数の磁石と、を備え、該複数の磁石のうち隣り合った磁石は、磁力線が異なる様に配置されている。これにより、バッテリーを使用しない方法でマイクロカプセルに作用させる磁力線を変化させ、マイクロカプセル磁気泳動表示シートの表面に表示された文字を完全に消去できる。【選択図】図1

Description

本発明は、マイクロカプセル磁気泳動表示シートの表面に表示された文字を表面から消去可能なイレーザーに関する。
従来からマイクロカプセル磁気泳動表示シートの表面に表示された文字を表面から消去できるイレーザーは知られている。例えば、特許文献1には、マイクロカプセル磁気泳動表示シートと磁石との間にクリアランスを設けるために磁石に非磁性体を配置し、磁石を固定して磁力線を変化させないイレーザーが開示されている。このイレーザーの磁石の磁力線を、マイクロカプセル磁気泳動表示シート内のマイクロカプセルに水平に作用させることができる。これにより、表面側に集まったマイクロカプセル内の黒色の磁性粒子を泳動させ、分散させ、白色顔料の非磁性粒子を表面に多く集めることで、表面に表示された文字を消去させることができる。
また、特許文献2には、筐体内部にモータと磁石とを備え、磁石を回転可能にして磁力線を変化させるイレーザーが開示されている。
特開2008−122989号公報 特許第6213886号公報
しかしながら、特許文献1のイレーザーは、水平の磁力線のみをマイクロカプセルに作用させるには、クリアランスを大きく取る必要があり、マイクロカプセルと磁石とのクリアランスが大きくなればなるほど、マイクロカプセルに作用させる磁力線が弱まり、表面に表示された文字を完全に消去できない事があった。
また、引用文献2のイレーザーは、モータを駆動するためにバッテリーを必要とし、使用したいときにバッテリー切れで使用できない事があった。
また、本出願人は、モータ及びバッテリーを使用しない方法でマイクロカプセルに作用させる磁力線を変化させることで黒色の磁性粒子を大きく泳動させることを見出した。
本発明は、モータ及びバッテリーを使用せずに、マイクロカプセル磁気泳動表示シートの表面に表示された文字を完全に消去できるイレーザーを提供する事を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明に係るイレーザーは、利用者によって把持されるケースと、該ケースの内部に保持される複数の磁石と、を備え、該複数の磁石のうち隣り合った磁石は、磁力線が異なる様に配置されている。
請求項2に記載の発明に係るイレーザーにおいて、前記ケースの中心に位置する第1磁石と、該第1磁石に隣り合った第2磁石とは、磁力線が所定の角度異なる様に配置されている。
請求項3に記載の発明に係るイレーザーにおいて、前記第1磁石側とは反対側に配置されると共に前記第2磁石に隣り合った第3磁石の磁力線は、前記第2磁石の磁力線に対して所定の角後及び前記第1磁石の磁力線に対して90度異なるように配置されている。
請求項4に記載の発明に係るイレーザーにおいて、前記第2磁石及び第3磁石は、前記第1磁石を中心に360度取り囲むように配置されている。
本発明によれば、ケースは、利用者によって把持される。複数の磁石は、該ケースの内部に保持される。該複数の磁石のうち隣り合った磁石は、磁力線が異なる様に配置されている。この結果、モータ及びバッテリーを使用せずに、マイクロカプセル磁気泳動表示シートの表面に表示された文字を完全に消去できる。また、利用者がイレーザーを前後左右方向に摺動させた場合、第1磁石21の磁力線で、マイクロカプセル内の磁性粒子を表面に対して垂直方向へ泳動させ、次に、第2磁石22及び第3磁石23の磁力線で、磁性粒子を表面に対して水平方向に泳動させることにより、磁性粒子の状態に依らず安定して消去できる。
本発明の実施形態に係るイレーザーの全体形状図である。 本実施形態に係るイレーザーの図1のA−A断面図である。 本実施形態に係るイレーザーの図1のB−B断面図である。
本発明のイレーザーに係る実施形態について、図面を参照して説明する。
[実施形態]
本発明の実施形態に係るイレーザーについて、説明する。イレーザーを説明するために、図1に示す矢印Zの奥方向を「前」及び手前方向を「後」と、矢印Yの上方向を「上」及び下方向を「下」と、矢印Xの左方向を「左」及び右方向を「右」と、表現して説明する。
図1に示すように、イレーザーは、ケース1を備え、ケース1の下側に位置する底面が、マイクロカプセル磁気泳動表示シートの表面に配置される。このケース1を利用者が手で掴み、表面に記載された文字等を消去するために、表面上を摺動させる。
図2は、図1のA−A断面図であり、図3は、図1のB−B断面図である。図2及び図3を用いて、イレーザーを詳細に説明する。
イレーザーは、ケース1と、第1磁石21と、第2磁石22と、第3磁石23と、蓋3と、を備える。
ケース1は、プラスチック等の非磁性材料である材質から形成されており、筐体を兼ねている。ケース1の上の部分は、利用者が手で持つ部分であり、利用者が握りやすい形状が望ましい。ケース1の下側に位置する底面には、開口を有する凹部が形成されている。この凹部に磁石が配置される。また、その磁石と凹部との空隙に、樹脂が充填されており、磁石が固着される。
第1磁石21は、ケース1の凹部の中心に配置される。第1磁石21の磁極のうちN極の面が、マイクロカプセル磁気泳動表示シートの表面に対面する位置及び水平となる位置に配置される。これにより、第1磁石21に対面するマイクロカプセル磁気泳動表示シートのマイクロカプセルに対し、第1磁石21の磁力線が垂直に作用する。
第2磁石22は、第1磁石21と同一の形状及び大きさで形成されている。第2磁石22は、図3に示すように第1磁石21を360度取り囲むようにケース1の凹部に配置される。また第2磁石22の磁極のうちN極の面が、マイクロカプセル磁気泳動表示シートの表面に対して45度の角度となる位置に配置される。これにより、第2磁石22に対面するマイクロカプセル磁気泳動表示シートのマイクロカプセルに対して、第2磁石22の磁力線が45度の角度で作用する。
第3磁石23は、第1磁石21と同一の形状及び大きさで形成されている。第3磁石23は、図3に示すように第1磁石21及び第2磁石22を取り囲むようにケース1の凹部に配置される。また第3磁石23の磁極のうちN極の面が、マイクロカプセル磁気泳動表示シートの表面に対して垂直となる位置に配置される。これにより、第3磁石23に対面するマイクロカプセル磁気泳動表示シートのマイクロカプセルに対して、第3磁石23の磁力線が、水平方向で作用する。
蓋3は、プラスチック等の非磁性材料である材質から形成されており、ケース1の凹部の開口を塞ぐ大きさを有している。また蓋3には、マイクロカプセル磁気泳動表示シートの表面を摺動し易くするために、摩擦係数の小さい材質でコーティングされている。例えば、フッ素コーティングなどが望ましい。
<本実施形態の使用形態>
次に、本実施形態の使用形態について説明する。本使用形態は、イレーザーの摺動方向を変化させたときの使用形態である。
利用者が、マイクロカプセル磁気泳動表示シートの表面に記載された文字のうち、消したい文字の部分に、本実施形態のイレーザーを配置し、消したい文字の表面上を、前後左右自在に摺動させることができる。利用者が前方向にイレーザーを摺動させると、マイクロカプセル磁気泳動表示シートの1のマイクロカプセルには、第1磁石21のN極からの垂直方向の磁力線が作用し、次に第2磁石のN極からの45度の角度で磁力線が作用し、さらに第3磁石23のN極から水平方向に磁力線が作用する。これにより、1のマイクロカプセルに異なった磁力線を作用させることができる。
<本実施形態の効果>
本実施形態によれば、モータ等で駆動させる必要がないために、バッテリーが不要となる事から、利用者は使用したいときにバッテリー切れ等を気にする事なく、本発明のイレーザーを使用する事ができる
本実施形態によれば、第1磁石21を中心に360度取り囲むように第2磁石22及び第3磁石23を配置している。このため、利用者が摺動方向に束縛されず、前後左右自在にイレーザーを摺動する事ができる。
本実施形態によれば、第1磁石21、第2磁石22、及び第3磁石23の磁極の角度を異ならせて配置させている。これにより、利用者がイレーザーを摺動すると、マイクロカプセル磁気泳動表示シートの1のマイクロカプセルには、異なった磁力線が作用するためにマイクロカプセル内で磁性粒子の動きが活発となり、表面から遠ざかる方向に磁性粒子が動き、消去性を高めることができる。
本発明の実施形態について以上説明したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、当業者であれば種々の変更を加える事ができる。
(変形例1)
本実施形態において、第1磁石21を中心に取り囲むように第2磁石22及び第3磁石23を配置している。この実施形態に代えて、第1磁石21を中心に左右方向に一直線に並ぶように第2磁石22及び第3磁石23を配置させるのみで、第1磁石21を取り囲まないようにしても良い。
(変形例2)
本実施形態において、第1磁石21、第2磁石22、及び第3磁石23は同一の形状及び大きさを有する。この実施形態に代えて、第1磁石21、第2磁石22、及び第3磁石23は、異なる形状及び大きさであっても良い。
(変形例3)
本実施形態において、図2に示すように第1磁石21は、N極の面がマイクロカプセル磁気泳動表示シートの表面に対面する位置及び水平となる位置に配置される。第2磁石22は、N極の面がマイクロカプセル磁気泳動表示シートの表面に対して45度の角度となる位置に配置される。第3磁石23は、N極の面がマイクロカプセル磁気泳動表示シートの表面に対して垂直となる位置に配置される。この実施形態に代えて、図2のN極とS極との配置位置を変えても良い。例えば、第1磁石21は、S極の面がマイクロカプセル磁気泳動表示シートの表面に対面する位置及び水平となる位置に配置され、第2磁石22及び第3磁石も同様にS極の面が図2に示すN極の面に配置される。
(変形例4)
本実施形態において、イレーザーは、ケース1と、第1磁石21と、第2磁石22と、第3磁石23と、を備える。この実施形態に代えて、第1磁石、第2磁石、第3磁石に加えて第4磁石を備えても良い。例えば、第1磁石は、ケース1の凹部の中心、かつN極の面がマイクロカプセル磁気泳動表示シートの表面に対面する位置及び水平となる位置に配置される。第2磁石は、第1磁石を360度取り囲むように、かつN極の面が表面に対して30度の角度になる位置に配置される。第3磁石は、第1磁石、第2磁石及び後述の第4磁石を360度取り囲むように、かつN極の面が表面に対して垂直となる位置に配置される。第4磁石は、第1磁石、第2磁石を360度取り囲むように、かつN極の面が表面に対して60度の角度になる位置に配置される。
(変形例5)
本実施形態において、第2磁石は、N極の面がマイクロカプセル磁気泳動表示シートの表面に対して30度の角度になる位置に配置される。この実施形態に代えて、角度は水平である0度、垂直である90度以外であれば、何度であっても良い。また、第4磁石を加えた場合にも、第2磁石及び第4磁石の角度は不等間隔の角度で配置されても良い。
1・・・ケース、21・・・第1磁石、22・・・第2磁石、23・・・第3磁石、3・・・蓋

Claims (4)

  1. 利用者によって把持されるケースと、
    該ケースの内部に保持される複数の磁石と、を備え、
    該複数の磁石のうち隣り合った磁石は、磁力線が異なる様に配置されている事を特徴とするイレーザー。
  2. 前記ケースの中心に位置する第1磁石と、該第1磁石に隣り合った第2磁石とは、磁力線が所定の角度異なる様に配置されている事を特徴とする請求項1に記載のイレーザー。
  3. 前記第1磁石側とは反対側に配置されると共に前記第2磁石に隣り合った第3磁石の磁力線は、前記第2磁石の磁力線に対して所定の角度度、及び前記第1磁石の磁力線に対して90度異なるように配置されている事を特徴とする請求項2に記載のイレーザー。
  4. 前記第2磁石及び第3磁石は、前記第1磁石を中心に360度取り囲むように配置されている事を特徴とする請求項3に記載のイレーザー。
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