JP2019121816A - 信号同期方法 - Google Patents

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Yoshitaka Uratani
佳孝 浦谷
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Abstract

【課題】音源に対して移動している装置において取得された音信号を用いて、対象信号をより精度よく同期する。【解決手段】一実施形態に係る信号同期方法は、音源に対し移動している第1装置において取得された第1音信号を取得するステップと、前記第1音信号との時間差が既知の第1対象信号を取得するステップと、前記第1装置と異なる第2装置において取得された第2音信号を取得するステップと、前記第2音信号との時間差が既知の第2対象信号を取得するステップと、前記第1音信号及び前記第2音信号の各々から第1ビート信号及び第2ビート信号を検出するステップと、前記第1ビート信号及び第2ビート信号を用いて、前記第1対象信号及び前記第2対象信号を同期するステップとを有する。【選択図】図6

Description

本発明は、複数の信号を同期する技術に関する。
映像又は音声等、各種の信号を同期する技術が知られている。特許文献1には、音響及び動画を含む素材データを収録する端末装置から無線通信により素材データを受信し、複数の素材データを編集することによりコンテンツを生成する映像処理装置が記載されている。
特開2017−17423号公報
特許文献1に記載の技術においては、音源に対して移動している装置によって記録された音信号を用いて信号の同期をしようとすると、ドップラーシフトによってピッチ(音高)が変化してしまい、信号が正確に同期できないおそれがあった。
これに対し本発明は、音源に対して移動している装置において取得された音信号を用いて、対象信号をより精度よく同期する技術を提供する。
本発明は、音源に対し移動している第1装置において取得された第1音信号を取得するステップと、前記第1音信号との時間差が既知の第1対象信号を取得するステップと、前記第1装置と異なる第2装置において取得された第2音信号を取得するステップと、前記第2音信号との時間差が既知の第2対象信号を取得するステップと、前記第1音信号及び前記第2音信号の各々から第1ビート信号及び第2ビート信号を検出するステップと、前記第1ビート信号及び第2ビート信号を用いて、前記第1対象信号及び前記第2対象信号を同期するステップとを有する信号同期方法を提供する。
本発明によれば、音源に対して移動している装置において取得された音信号を用いて、対象信号の同期精度を向上させることができる。
一実施形態に係る信号同期システム1の概要を例示する図。 信号同期装置10の機能構成を例示する図。 信号同期装置10のハードウェア構成を例示する図。 装置20の機能構成を例示する図。 装置20のハードウェア構成を例示する図。 信号同期装置10の動作を例示するフローチャート。 本実施形態に係る同期処理の例。
1.構成
図1は、一実施形態に係る信号同期システム1の概要を例示する図である。信号同期システム1は、信号St[1]及び信号St[2]を同期するためのシステムである。装置20[1]及び装置20[2]は、第1装置及び第2装置の一例である。信号St[1]及び信号St[2]は同期の対象となる、第1対象信号及び第2対象信号の一例である。信号St[1]及び信号St[2]はそれぞれ、装置20[1]及び装置20[2]において取得される。装置20[1]は、信号St[1]に加え、信号Sr[1]を取得する。装置20[2]は、信号St[2]に加え、信号Sr[2]を取得する。信号Sr[1]及び信号Sr[2]は、それぞれ信号St[1]及び信号St[2]との時間差が既知(例えば同時)の音信号であり、第1音信号及び第2音信号の一例である。信号同期装置10は、装置20[1]から信号St[1]及び信号Sr[1]の入力を受け付け、装置20[2]から信号St[2]及び信号Sr[2]の入力を受け付ける。信号同期装置10は、信号Sr[1]から得られるビート信号Sb[1](第1ビート信号の一例)及び信号Sr[2]から得られるビート信号Sb[2](第2ビート信号の一例)の相互相関に基づいて、信号St[1]及び信号St[2]を同期する。なお、信号St[1]及びSt[2]を互いに区別しないときは単に信号Stと表記する。信号Sr及び装置20についても同様である。
一例において、信号St[1]、信号St[2]、信号Sr[1]、及び信号Sr[2]は、センサから出力される信号である。センサは、例えば、映像センサ(撮像素子)、音センサ(マイクロフォン)、加速度センサ、又は温度センサである。好的な例としては、信号St[1]及び信号St[2]は、映像センサから出力される映像信号である。また、信号Sr[1]及び信号Sr[2]は、マイクロフォンから出力される音信号である。装置20[1]及び装置20[2]は、これらのセンサを搭載した装置、例えば、スマートフォン、カメラ、又はボイスレコーダである。
図2は、信号同期装置10の機能構成を例示する図である。信号同期装置10は、取得部11、同期部12、記憶部13、制御部14、通信部15、及びビート検出部16を有する。取得部11は、装置20[1]から、信号St[1]及び信号Sr[1]を取得し、装置20[2]から信号St[2]及び信号Sr[2]を取得する。取得部11は、信号St[1]及び信号Sr[1]を同時に取得してもよいし、異なるタイミングで取得してもよい。信号St[2]及び信号Sr[2]についても同様である。記憶部13は、各種のデータを記憶する。制御部14は、各種の制御を行う。
ビート検出部16は、信号Srからビートを検出する。ここで、ビートとは、音信号における音楽的な強弱(いわゆる拍)をいう。ビート検出部16は、例えば、音信号における音量レベルの変化に基づいてビートを抽出する(例えば、急激に音量レベルが大きくなる部分をビートとして検出する)。なお音信号からビートを検出する具体的な技術としては、例えば特開2008−233812号公報に記載の技術等があげられるが、どのような技術が用いられてもよい。信号Sr[1]から検出されたビートを示す信号をビート信号Sb[1]といい、信号Sr[2]から検出されたビートを示す信号をビート信号Sb[2]という。同期部12は、信号Sb[1]及び信号Sb[2]の相互相関に基づいて、信号St[1]及び信号St[2]を同期する。
図3は、信号同期装置10のハードウェア構成を例示する図である。この例において、信号同期装置10は、CPU(Central Processing Unit)101、メモリ102、ストレージ103、及び通信IF104を有するコンピュータ装置である。CPU101は、プログラムに従って各種の演算を行い、信号同期装置10の他のハードウェア要素を制御する制御装置である。メモリ102はCPU101が処理を実行する際のワークエリアとして機能する主記憶装置であり、例えばROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を含む。ストレージ103は各種のデータ及びプログラムを記憶する補助記憶装置であり、例えばHDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)を含む。通信IF104は、所定の通信規格に従って他の装置と通信を行うための装置であり、例えばNIC(Network Interface Card)を含む。
一例において、信号同期装置10は、ネットワーク(例えばインターネット)上において動作するサーバ装置である。ストレージ103は、コンピュータ装置を信号同期システム1における信号同期装置10として機能させるためのプログラム(以下「同期プログラム」)を記憶する。CPU101がストレージ103から同期プログラムを読み出し、メモリ102にて処理を実行することにより、図2に示した機能がコンピュータ装置に実装される。CPU101が同期プログラムを実行している状態において、通信IF104は取得部11の一例である。CPU101は同期部12及び制御部14の一例である。メモリ102及びストレージ103の少なくとも一方は記憶部13の一例である。通信IF104は、通信部15の一例である。
図4は、装置20の機能構成を例示する図である。装置20は、生成部21、取得部22、記憶部23、送信部24、UI部25、及び制御部26を有する。生成部21は、信号Stを生成する。取得部22は、信号Srを取得する。記憶部23は、各種のデータを記憶する。記憶部23が記憶するデータには、信号Stをサンプリングしたデータ及び信号Srをサンプリングしたデータが含まれる。以下、信号StをサンプリングしたデータをデータDtといい、信号SrをサンプリングしたデータをデータDrという。送信部24は、データDt及びデータDrを信号同期装置10に送信する。UI部25は、装置20のユーザに対する情報の出力、及びそのユーザから指示の入力を行う。制御部26は、各種の制御を行う。
図5は、装置20のハードウェア構成を例示する図である。装置20は、CPU201、メモリ202、ストレージ203、移動体通信部204、無線LAN通信部205、カメラ206、マイクロフォン207、及びタッチスクリーン209を有するコンピュータ装置である。CPU201は、プログラムに従って各種の演算を行い、装置20の他のハードウェア要素を制御する制御装置である。メモリ202はCPU201が処理を実行する際のワークエリアとして機能する主記憶装置であり、例えばROM及びRAMを含む。ストレージ203は各種のデータ及びプログラムを記憶する補助記憶装置であり、例えばSSD又はHDDを含む。移動体通信部204は、所定の移動体通信規格(例えばLTE)に従って他の装置と通信を行うための装置であり、例えばその通信規格に準拠したアンテナ及びチップセットを含む。無線LAN通信部205は、所定の無線LAN通信規格(例えばWiFi(登録商標))に従って他の装置と通信を行うための装置であり、例えばその通信規格に準拠したアンテナ及びチップセットを含む。カメラ206は、対象を撮影した映像信号を出力する。マイクロフォン207は、対象から得られた音信号を出力する。カメラ206及びマイクロフォン207は、対象の状況を検知し、その結果を示す信号を出力するセンサの一例である。タッチスクリーン209は、情報を表示する表示装置(例えばLCD)及びその表示装置の上に形成されたタッチセンサを有する。
一例において、装置20は、信号同期装置10が接続されたネットワークにアクセスする機能を有する装置、例えばスマートフォンである。信号Stは、スマートフォンで撮影された動画を示す映像信号である。ストレージ203は、コンピュータ装置を信号同期システム1における装置20として機能させるためのプログラム(データ取得プログラム)を記憶する。CPU201がデータ取得プログラムを実行している状況において、カメラ206は、生成部21の一例である。メモリ202及びストレージ203の少なくとも一方は、記憶部23の一例である。移動体通信部204又は無線LAN通信部205は、送信部24の一例である。タッチスクリーン209は、UI部25の一例である。CPU201は、制御部26の一例である。
一例において、データ取得プログラムを実行している装置20は、録画ボタンを含むUI画面(図示略)をタッチスクリーン209に表示する。録画ボタンは、録画開始の指示を受け付けるためのUI要素である。ユーザがタッチスクリーン209において録画ボタンに相当する位置をタッチすると、CPU201は、信号St及び信号Srの記録を開始する。信号St及び信号Srの記録中、装置20は停止ボタンを含むUI画面(図示略)をタッチスクリーンに表示する。停止ボタンは、録画開始の指示を受け付けるためのUI要素である。ユーザがタッチスクリーン209において停止ボタンに相当する位置をタッチすると、CPU201は、信号St及び信号Srをデータ化したデータDt及びデータDrに、タイムスタンプ等の属性情報を付与してストレージ203に記憶する。ストレージ203は、複数のデータDt及び複数のデータDrが存在する場合においても、データDtとデータDrの対応関係を特定するための情報を記憶する。この情報は、例えば、データDtを特定する識別子である。データDt及びデータDrのファイル名にこの識別子が含まれる。なおこの例において、CPU201は、信号St及び信号Srの記録を同時に開始し、同時に終了する。なお、信号St及び信号Srを記録するタイミングは、その時間差が既知であればよく、同時に記録される必要はない。
2.動作
図6は、信号同期装置10の動作(信号同期方法)を例示するフローチャートである。図4のフローを開始する前において、装置20[1]はデータDt[1]及びデータDr[1]を、装置20[2]はデータDt[2]及びデータDr[2]を、それぞれ取得済みである。以下の説明において、取得部11等の機能要素を処理の主体として記載する場合があるが、これは、同期プログラム等のソフトウェアを実行しているCPU101等のハードウェア要素が、他のハードウェア要素と協働して処理を実行することを意味する。
ステップS11において、取得部11は、装置20[1]からデータDt[1]を取得する。データDt[1]は、例えば、装置20[1]においてユーザがデータ送信の指示を入力したというイベントを契機として、装置20[1]から信号同期装置10に送信される。装置20[1]は、データDt[1]に属性情報を付加して送付する。属性情報は、データDtに付随する情報である。属性情報は、例えば、装置20の識別子、装置20のユーザの識別子、被写体の説明、タイムスタンプ、及び位置情報(その画像を撮影したときの装置20の緯度及び経度)のうち少なくとも1つを含む。データDr[2]等の他のデータも、同様に属性情報が付加される。ステップS12において、取得部11は、装置20[1]からデータDr[1]を取得する。データDr[1]は、例えば、データDt[1]と同じイベントを契機として装置20[1]から信号同期装置10に送信される。あるいは、データDr[1]は、データDt[1]とは異なるイベントを契機として装置20[1]から信号同期装置10に送信されてもよい。この場合、データDr[1]の属性情報に含まれる識別子により、データDt[1]との関係が特定される。記憶部13は、取得部11が取得したデータDt[1]及びデータDr[1]を記憶する。
ステップS13において、取得部11は、装置20[2]からデータDt[2]を取得する。ステップS14において、取得部11は、装置20[2]からデータDr[2]を取得する。ステップS13及びS14の詳細は、ステップS11及びS12と同様である。記憶部13は、取得部11が取得したデータDt[2]及びデータDr[2]を記憶する。
ステップS15において、ビート検出部16は、信号Sr[1]及び信号Sr[2]のそれぞれからビートを検出する。
ステップS16において、制御部14は、2つのデータを同期する指示(以下「同期指示」という)の入力を受け付ける。ここでいうデータの同期は、データにより示される信号波形の同期を意味するので、信号の同期と同義である。この指示は、例えば、信号同期装置10にアクセス可能な端末装置(図示略。例えば、インターネットにアクセス可能なスマートフォン又はPC)から入力される。この指示は、同期処理の対象となるデータDt[1]及びデータDt[2]を指定する情報を含む。
ステップS17において、同期部12は、同期指示により指定された信号を同期する。ここで、信号を同期するとは、2つの信号の時間領域における位置のずれ(差)を特定することをいう。一例において、信号St[1]及び信号St[2]は、ビート信号Sb[1]及びビート信号Sb[2]の相互相関に基づいて同期される。具体的には、同期部12は、次式(1)に示される相互相関Cij(τ)の絶対値|Cij(τ)|を最大とする時間差τを計算する。
ここで、信号yiはビート信号Sb[1]であり、信号yjはビート信号Sb[2]である。式(1)は、信号yi(t)の始点と信号yj(t)の始点とを時間領域において一致させてから、信号yi(t)に対する信号yj(t)の時間差(時間軸上のシフト量)τを変数として両者間の信号波形の相関の程度を示した数値列を示す。時間差τは、正の値も負の値もとり得る。例えば、ビート信号Sb[2]が時間領域においてビート信号Sb[1]の後方に位置する場合、時間差τは正であり、ビート信号Sb[2]が時間領域においてビート信号Sb[1]の前方に位置する場合、時間差τは負である。なお相互相関は式(1)によって計算されるものに限定されず、例えば次式(2)によって計算されてもよい。
ステップS18において、制御部14は、同期された信号St[1]及び信号St[2]を合成した信号Ssを示すデータDsを生成する。データDsの詳細については後述する。ステップS19において、制御部14は、データDsを出力する。例えば、制御部14は、例えば、同期指示を出力した端末装置に対しデータDsを出力する。あるいは、制御部14は、記憶部13にデータDsを記憶してもよい。
信号Stが映像信号である場合において、データDsは、信号St[1]により示される映像を表示する領域及び信号St[2]により示される映像を表示する領域を1画面中に含む映像を示すデータである。データDsは、この映像に同期する音声として、信号Sr[1]により示される音及び信号Sr[2]により示される音の少なくとも一方を含んでもよい。
図7は、一実施形態に係る同期処理を例示する図である。本実施形態においては、信号Sr[1]及び信号Sr[2]の相互相関により信号St[1]及び信号St[2]が同期されるのではなく、ビート信号Sb[1]及びビート信号Sb[2]の相互相関により信号St[1]及び信号St[2]が同期される。装置20[1]及び装置20[2]の少なくとも一方が音源に対し移動しながら信号Srを取得すると、ドップラーシフト(音高の変化)が生じてしまい、信号Sr[1]及び信号Sr[2]の相互相関による同期が難しい場合がある。ただし、信号Srにおいてドップラーシフトが生じた場合であっても、音信号のビート(非調波構造)は変化しない(又は音高と比較して変化が十分に小さい)ため、ビート信号Sbを用いて同期することにより、信号Srをそのまま用いて同期するよりは同期の精度を向上させることができる。
本実施形態は、一例としては以下のシーンに利用することができる。装置20[1]及び装置20[2]は、いずれも、マイクロフォンを内蔵したビデオカメラである。撮影の対象は、例えば水泳大会又は陸上競技大会である。プール又はトラックのレーンに沿ってあらかじめレールが設置してあり、装置20[1]はこのレールの上を移動しながら選手を撮影する。装置20[2]はスタート地点又はゴール地点に固定される。音源は、会場に流れているBGM(Background Music)である。あるいは、音源は、撮影される選手であってもよい(この場合、信号Srは、水しぶきの音又は足で地面を蹴る音の信号である)であってもよい。なお本願発明の利用シーンはこれに限定されない。例えば、コンサートにおける演奏者を固定カメラ及び移動カメラを用いて撮影するシーンに本願発明を利用してもよい。あるいは、自動車等の乗り物が被写体であってもよい。
3.変形例
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。以下、変形例をいくつか説明する。以下の変形例のうち2つ以上のものが組み合わされて用いられてもよい。
実施形態においては、信号Stが同期の対象となる対象信号である例を説明した。しかし、対象信号は信号Stに限定されない。ビート信号Sbの元となった信号Sr自身(音信号自身)が、同期の対象となってもよい。この場合、信号Sr[1]及び信号Sr[2]が対象信号である。なお、実施形態のように信号Stが対象信号である場合であっても、信号Srと信号Stとの時間差は既知であるので、信号Stを同期すると、結果として信号Srも同期される。
信号同期システム1の機能を実現するためのハードウェア構成は、実施形態において例示したものに限定されない。要求される機能を実現できるものであれば、信号同期システム1はどのようなハードウェア構成を有していてもよい。また、機能とハードウェアとの対応関係は、実施形態で例示したものに限定されない。例えば、実施形態において信号同期装置10に実装されていた機能を、2台以上の装置に分散して実装してもよい。また、実施形態又は変形例において信号同期装置10に実装されていた機能の少なくとも一部を、装置20に実装してもよい。例えば、装置20自身が信号同期装置10としての機能を有してもよい(単一の装置が、信号同期装置10及び装置20としての機能を兼ね備えていてもよい)。この場合、例えば装置20[1]は、装置20[2]からデータDt[2]及びデータDr[2]を取得し、自身で記憶しているデータDr[1]を用いて、信号St[1]及び信号St[2]を同期する。
実施形態においては2個の信号が同期される例を説明したが、同期される信号の数は2個に限定されない。3個以上の信号が同期されてもよい。
信号同期装置10及び装置20において実行されるプログラムは、光ディスク、磁気ディスク、半導体メモリなどの記憶媒体により提供されてもよいし、インターネット等の通信回線を介してダウンロードされてもよい。また、このプログラムは、実施形態において例示したステップを備える必要はない。これらのステップの一部が省略されてもよい。また、これらのステップの一部の順番が入れ替えられてもよい。
1…信号同期システム、10…信号同期装置、11…取得部、12…同期部、13…記憶部、14…制御部、16…ビート検出部、20…装置、21…生成部、22…取得部、23…記憶部、24…送信部、25…UI部、26…制御部、101…CPU、102…メモリ、103…ストレージ、104…通信IF、201…CPU、202…メモリ、203…ストレージ、204…移動体通信部、205…無線LAN通信部、206…カメラ、207…マイクロフォン、209…タッチスクリーン

Claims (1)

  1. 音源に対し移動している第1装置において取得された第1音信号を取得するステップと、
    前記第1音信号との時間差が既知の第1対象信号を取得するステップと、
    前記第1装置と異なる第2装置において取得された第2音信号を取得するステップと、
    前記第2音信号との時間差が既知の第2対象信号を取得するステップと、
    前記第1音信号及び前記第2音信号の各々から第1ビート信号及び第2ビート信号を検出するステップと、
    前記第1ビート信号及び第2ビート信号を用いて、前記第1対象信号及び前記第2対象信号を同期するステップと
    を有する信号同期方法。
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