JP2019121209A - 情報提供システム、情報提供サーバ、情報提供方法およびプログラム - Google Patents

情報提供システム、情報提供サーバ、情報提供方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザにマッチングする求人情報のみを効率的に提供する情報提供システム、情報提供サーバ、情報提供方法およびプログラムを提供すること。【解決手段】情報提供システム3は、信号発信装置113と、ユーザ端末装置121と、情報提供サーバ131とを備える。信号発信装置113は、所定の無線通信規格に準拠した第一信号を発信する。ユーザ端末装置121は、信号発信装置113から発信された第一信号を受信し、第一信号に含まれている信号発信装置113を示す固有情報を含む第二信号を送信する。情報提供サーバ131は、ユーザ端末装置121から第二信号を受信し、予め記憶している複数の求人情報の中から、第二信号に含まれる固有情報から特定される位置情報の履歴を含む第1のユーザ情報と、ユーザの属性を示す第2のユーザ情報とにマッチングする求人情報を抽出して、ユーザ端末装置121に送信する。【選択図】図12

Description

本開示は、情報提供システム、情報提供サーバ、情報提供方法およびプログラムに関する。
ユーザ端末装置が通知対象エリア内に存在しているときに、そのユーザ端末装置に対して情報提供者からの通知メッセージを送信する技術が知られている。
例えば、特許文献1には、求職者(ユーザ)に関連のある場所に存在する職場の求人情報を、その求職者のユーザ端末装置に提供する求人情報処理システムが開示されている。具体的には、ユーザ端末装置は、店舗から所定の範囲内の領域に入った場合に、その店舗の求人情報を近距離無線通信によって受信する。ユーザ端末装置は、受信した求人情報の中からユーザの希望条件に合致する求人情報を抽出して、ユーザに通知する。
特開2016−91444号公報
特許文献1において、ユーザ端末装置は、ユーザの希望条件に合致しない求人情報も受信する。この場合、ユーザにマッチングしない情報も受信するため、ユーザ端末装置の受信データが増加する。また、ユーザ端末装置が求人情報の適否を判別するため、ユーザ端末装置の負荷が大きくなり、情報提供の効率が低下してしまう。
ところで、ユーザの生活圏は、一般的に、年齢、性別、社会的地位等のユーザ属性によって異なる。例えば、ユーザが高齢者、学生、主婦又はパートタイマー等であれば狭く、ユーザが普通の会社員やフルタイムの就職先を探す求職者等であれば広い。特に、高齢者は学生や主婦に比べて生活圏が狭い。このように、ユーザの生活圏は、高齢者、学生、主婦、会社員、フルタイムの求職者等のユーザ属性に応じて異なる。また、一般的に、ユーザが希望する職種もユーザ属性に応じて異なる。
この点、特許文献1において、求人情報が通知される領域は、ユーザ属性に関係なく設定されている。そのため、職場がユーザの生活圏から離れた位置であっても、その職場の求人情報がユーザに通知される虞がある。また、ユーザが希望しない職種であっても、その求人情報がユーザに通知される虞がある。すなわち、このような構成では、ユーザにマッチングしない求人情報がユーザに通知され得る。
そこで、本開示では、ユーザにマッチングする求人情報のみを効率的に提供する情報提供システム、情報提供サーバ、情報提供方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本開示の一態様における情報提供システムは、所定の無線通信規格に準拠した第一信号を発信する信号発信装置と、信号発信装置から発信された第一信号を受信し、第一信号に含まれている信号発信装置を示す固有情報を含む第二信号を送信するユーザ端末装置と、ユーザ端末装置から第二信号を受信し、予め記憶している複数の求人情報の中から、第二信号に含まれる固有情報から特定される位置情報の履歴を含む第1のユーザ情報と、ユーザの属性を示す第2のユーザ情報とにマッチングする求人情報を抽出して、ユーザ端末装置に送信する情報提供サーバと、を備える。
本開示の一態様における情報提供サーバは、ユーザ端末装置から、所定の無線通信規格に準拠した第一信号を発信する信号発信装置を示す固有情報を含む第二信号を受信する通信部と、複数の固有情報と、複数の求人情報とを関連付けて記憶する提供情報記憶部と、提供情報記憶部に記憶されている複数の求人情報の中から、通信部が受信した第二信号に含まれる固有情報から特定される位置情報の履歴を含む第1のユーザ情報と、ユーザの属性を示す第2のユーザ情報とにマッチングする求人情報を抽出する抽出部と、を備え、通信部は、抽出部が抽出した求人情報をユーザ端末装置に送信する。
本開示の一態様における情報提供方法は、ユーザ端末装置から、所定の無線通信規格に準拠した第一信号を発信する信号発信装置を示す固有情報を含む第二信号を受信する受信ステップと、複数の固有情報と、複数の求人情報とを関連付けて記憶する提供情報記憶部に記憶されている求人情報の中から、受信ステップにおいて受信した第二信号に含まれる固有情報から特定される位置情報の履歴を含む第1のユーザ情報と、ユーザの属性を示す第2のユーザ情報とにマッチングする求人情報を抽出する抽出ステップと、抽出ステップにおいて抽出された求人情報をユーザ端末装置に送信する送信ステップと、を含む。
本開示の一態様におけるプログラムは、コンピュータを、ユーザ端末装置から、所定の無線通信規格に準拠した第一信号を発信する信号発信装置を示す固有情報を含む第二信号を受信する受信手段、複数の固有情報と、複数の求人情報とを関連付けて記憶する提供情報記憶部に記憶されている求人情報の中から、受信手段が受信した第二信号に含まれる固有情報から特定される位置情報の履歴を含む第1のユーザ情報と、ユーザの属性を示す第2のユーザ情報とにマッチングする求人情報を抽出する抽出手段、抽出手段が抽出した求人情報をユーザ端末装置に送信する送信手段、として機能させる。
本開示によれば、ユーザにマッチングする求人情報のみを効率的に送信することができる。
第1の実施形態の概要を示す図である。 第1の実施形態に係る情報提供システムの構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る位置情報テーブルの一例を示す図である。 第1の実施形態に係る求人情報テーブルの一例を示す図である。 第1の実施形態に係る情報提供システムの動作の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る情報提供システムの構成の一例を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る情報提供システムの動作の一例を示すフローチャートである。 第3の実施形態の概要を示す図である。 第3の実施形態に係るグループテーブルの一例を示す図である。 第4の実施形態の概要を示す図である。 第4の実施形態に係る位置情報テーブルの一例を示す図である。 第5の実施形態に係る情報提供システムの構成の一例を示すブロック図である。 地図上でユーザの移動経路の一例(その1)を示す図である。 第5の実施形態に係る第1のユーザ情報の一例を示す図である。 地図上でユーザの移動経路の一例(その2)を示す図である。
以下、本開示の実施形態に係る情報提供システム、情報提供サーバ、情報提供方法およびプログラムについて図面を参照しながら説明する。なお、実施形態を説明する全図において、共通の構成要素には同一の符号を付し、繰り返しの説明を省略する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本開示の内容を不当に限定するものではない。また本実施形態で説明される構成の全てが、本開示の必須構成要件であるとは限らない。
(第1の実施形態)
<全体概要>
まず、図1を参照しながら、本実施形態の概要について説明する。この図において、店舗111aには信号発信装置113aが設置され、店舗111bには信号発信装置113bが設置され、店舗111cには信号発信装置113cが設置されている。ユーザAはユーザ端末装置121aを携帯し、ユーザBはユーザ端末装置121bを携帯している。
以下の説明において、店舗111a、店舗111b、店舗111cは、特に区別をしない場合には店舗111と記載する。また、信号発信装置113a、信号発信装置113b、信号発信装置113cは、特に区別をしない場合には信号発信装置113と記載する。また、ユーザ端末装置121aとユーザ端末装置121bは、特に区別をしない場合にはユーザ端末装置121と記載する。
ユーザ端末装置121aを持ったユーザAは、店舗111aの前を通りかかった場合に信号発信装置113aから発信された信号をユーザ端末装置121aが受信する。また、ユーザ端末装置121bを持ったユーザBは、店舗111bの店内に入った場合に信号発信装置113bから発信された信号をユーザ端末装置121bが受信する。信号発信装置113は定期的に信号を発信する。そのため、店舗111cに設置された信号発信装置113cは、ユーザ端末装置が信号の受信可能エリアにいるか否かにかかわらず、信号を発信している。
後述する情報提供サーバ131は、店舗111からの求人情報がユーザにマッチングするか否かの判定を行う。情報提供サーバ131は、判定の結果、マッチングする場合にはユーザ端末装置121に対して当該求人情報を送信し、マッチングしない場合は当該求人情報を送信しない。ユーザ端末装置121は、受信した求人情報を表示することができる。なお、ユーザ端末装置121は、受信した求人情報についてさらにユーザとのマッチングの判定を行い、求人情報を絞り込み、絞り込んだ求人情報のみを表示する構成であってもよい。
店舗111は、コンビニエンスストア等の商業的な活動を行うための建物に限られず、工場やオフィスであっても構わない。ユーザ端末装置121は、スマートフォン、タブレット、携帯電話、PHS、コンピュータ、ゲーム装置、PDA、携帯型ゲーム機、腕時計、スマートウォッチ、画像生成装置等の情報処理装置である。信号発信装置113は、無線LAN、赤外線、Bluetooth(登録商標)等を用いてユーザ端末装置121に対して無線信号を発信可能な装置である。また、求人情報は、情報提供事業者によって提供される情報であり、店舗111からの求人情報であってもよいし、店舗111以外の求人情報であってもよい。
ユーザ端末装置121のユーザは、ユーザ端末装置121にインストールされた求人情報を得るための専用のアプリケーションソフトウェアによって、求職情報の登録や求人情報の閲覧を行う。
<構成>
以下、図2を参照しながら、本実施形態に係る情報提供システム1の構成及びその概要について説明する。情報提供システム1は、店舗装置112と、ユーザ端末装置121と、情報提供サーバ131とを備える。店舗装置112、ユーザ端末装置121と、情報提供サーバ131とは、例えばインターネットなどのネットワークNに接続可能に構成されている。
店舗装置112は、信号発信装置113と店舗端末装置114から構成される。
信号発信装置113は、Bluetoothによるビーコン(Beacon)装置である。信号発信装置113は、それぞれに固有情報としてのビーコンID情報が付与されたビーコン信号(第一信号)を数秒に一回程度発信する。
ビーコン信号はBluetoothによる電波で発信されるため、信号発信装置113の設置された店舗111の店内または店舗111を中心にして半径数メートルから数十メートルの領域に放射領域が限定される。つまり、ユーザ端末装置121がビーコン信号を受信した場合には、当該ユーザ端末装置121がビーコン信号の放射領域内に侵入したことになる。ユーザ端末装置121がビーコン信号を受信した場合、そのビーコン信号に付与されたビーコンID情報から、ユーザ端末装置121のおおよその位置を特定することができる。
店舗端末装置114は、ネットワークNに接続可能に構成されるコンピュータ、スマートフォン、タブレット、携帯電話等の情報処理装置である。店舗端末装置114は、信号発信装置113にその位置を特定するための位置情報を含むビーコンID情報を設定し、それを情報提供サーバ131に送信することができる。
位置情報は、住所を示す情報であってもよいし、緯度経度を示す情報であってもよい。店舗端末装置114は、店舗端末装置114の管理者の入力に応じて位置情報を取得してもよいし、GPS(Global Positioning System)によって位置情報を取得しても構わない。また、店舗端末装置114の管理者は、店舗端末装置114に求人情報を入力し、情報提供サーバ131に送信することができる。例えば店舗111の経営者は、店舗111の求人情報を店舗端末装置114に入力し、情報提供サーバ131に送信することができる。
次に、ユーザ端末装置121の構成と動作について説明する。なお、ユーザ端末装置121はネットワークNに携帯電話回線や無線LANを用いて接続することができる。また、ユーザ端末装置121は、OS(Operating System)に実装された機能によって、信号発信装置113から発信される信号を受信することができる。また、ユーザ端末装置121は、インストールされた専用のアプリケーションソフトウェアによって、信号発信装置113から発信される信号を受信することができる。また、ユーザ端末装置121は、インストールされた専用のアプリケーションソフトウェアによって情報提供サーバ131にアクセスできる。
例えば、ユーザ端末装置121は、Bluetooth機能がONにされた状態で、ビーコン信号を受信する。ユーザ端末装置121は、ビーコン信号を受信すると、その旨を情報提供サーバ131に通知する。また、ユーザ端末装置121には、情報提供サーバ131からユーザにマッチングする求人情報がプッシュで送信される。
具体的には、ユーザ端末装置121は、信号発信装置113からビーコンID情報を含むビーコン信号(第一信号)を受信する。ユーザ端末装置121は、受信したビーコン信号に含まれるビーコンID情報に、ユーザ端末装置121を特定するためのユーザ端末装置ID情報を付加して第二信号を生成し、その第二信号を情報提供サーバ131へ送信する。
また、ユーザ端末装置121は、インストールされた専用アプリケーションソフトウェアに登録されたユーザの求職情報を希望条件情報として情報提供サーバ131へ送信する。ユーザの求職情報は、例えば、希望職種、希望勤務時間帯、待遇条件等の情報である。第二信号は、ユーザ個人を特定するためのユーザID情報を更に含んでいてもよい。
情報提供サーバ131は、通信部132と、位置情報記憶部133と、提供情報記憶部134と、抽出部135とを備える。
通信部132は、ネットワークNを介して店舗装置112やユーザ端末装置121等と通信を行う通信インタフェースである。通信部132は、例えばユーザ端末装置121から送信された第二信号を受信し、そのユーザ端末装置121に対して、後述するマッチング求人情報を送信する。
位置情報記憶部133には、図3に示すように、ビーコンID情報に店舗コードと店舗位置情報等のデータが関連付けられた位置情報テーブルが記憶されている。なお、位置情報テーブルの詳細については後述する。
提供情報記憶部134には、図4に示す求人情報テーブルが記憶される。求人情報テーブルは、情報提供サーバ131又は店舗端末装置114の管理者によって入力された求人情報と、店舗装置112が設置された店舗を特定するための店舗コードとが関連付けられた情報テーブルである。なお、求人情報テーブルの詳細については後述する。
抽出部135は、位置情報記憶部133に記憶されている位置情報テーブルを参照して、ユーザ端末装置121から受信したビーコンID情報が示すIDに対応する店舗コードを特定する。また、抽出部135は、提供情報記憶部134に記憶されている求人情報テーブルを参照して、特定された店舗コードに対応する求人情報を抽出する。さらに、抽出部135は、ユーザ端末装置121から取得している希望条件情報に基づいて、抽出された求人情報から希望条件に合致するマッチング求人情報の抽出を行う。
<処理の流れ>
以下、図5に示すフローチャートを参照しながら、本実施形態に係る情報提供システム1の動作の一例を説明する。この図は、信号発信装置113からビーコン信号を受信したユーザ端末装置121がその旨を情報提供サーバ131に通知し、情報提供サーバ131からマッチング求人情報をユーザ端末装置121に送信する際の処理の流れを示している。
ステップS101において、店舗装置112の信号発信装置113は、信号発信装置113を特定するための固有情報であるビーコンID情報を含むビーコン信号(第一信号)の発信を行う。ビーコン信号は、数秒間隔で繰り返し発信される。
ステップS102において、ユーザ端末装置121は、受信した第一信号に含まれるビーコンID情報に、ユーザ端末装置121を特定するユーザ端末装置ID情報と、インストールされた専用のアプリケーションソフトウェアに登録された希望条件情報とを付加情報として追加した信号(第二信号)を情報提供サーバ131へ送信する。
ステップS103において、情報提供サーバ131の抽出部135は、位置情報記憶部133に記憶された位置情報テーブルを参照し、第二信号に含まれるビーコンID情報から、ユーザ端末装置121がどの店舗111に位置しているのかを解析(特定)する。抽出部135は、解析結果により、ユーザ端末装置121が位置している店舗111の店舗コードを決定する。位置情報テーブルは、図3に示すように、複数のビーコンID情報に対して、それぞれの信号発信装置113が設置されている店舗111の店舗コード、店舗位置情報からなる。
店舗住所の情報は、緯度、経度情報であってもよい。また、抽出部135は、解析結果により、ユーザ端末装置121が位置している店舗111の近隣の店舗を決定する構成であってもよい。例えば、抽出部135は、ユーザ端末装置121aが店舗111aに位置しているかを特定した解析結果から、店舗111aの近隣の店舗111bの店舗コードを決定してもよい。
ステップS104において、抽出部135は、ステップS103で決定された店舗コードの情報に基づいて、提供情報記憶部134に記憶された求人情報テーブルから、店舗コードに該当する求人情報を抽出する。求人情報テーブルは、図4に示すように求人情報として、店舗コード、店舗位置情報、店舗名称、情報の提供期間、求人募集日、求人募集時間、求人募集職種、待遇条件の情報からなる。
ステップS105において、抽出部135は、第二信号に含まれる希望条件情報に基づいて、ステップS104で抽出された求人情報からユーザにマッチングした求人情報(以下、「マッチング求人情報」と言う。)の抽出を行う。例えば、求人情報の待遇条件と、希望条件情報の待遇条件が一致または含まれる条件であるような場合、マッチングしたものと判定し、当該求人情報をマッチング求人情報として抽出する。求人情報と希望条件情報にはそれぞれいくつかの項目があるため、そのすべてがマッチングした場合に抽出を行っても構わないし、所定数の条件がマッチングした場合に抽出を行っても構わない。
ステップS106において、抽出部135は、マッチング求人情報が有るかどうかについて判別する。「有」の場合、すなわち(Y)の場合はステップS107へ処理を進める。(N)の場合は処理を終了する。
ステップS107において、通信部132は、抽出されたマッチング求人情報をユーザ端末装置121へ送信する。
ステップS108において、ユーザ端末装置121は、情報提供サーバ131から受信したマッチング求人情報を表示する。なお、ユーザ端末装置121は、インストールされた専用のアプリケーションソフトウェアでマッチング求人情報を表示してもよい。
また、ユーザ端末装置121は、ユーザ端末装置121からのWEBのアクセス履歴からユーザの興味や関心を抽出し、抽出した情報に基づいてマッチングの判定をし、表示するか否かを決定してもよい。これにより、ユーザ端末装置121は、受信したマッチング求人情報をさらに絞り込み、マッチングの精度が高いマッチング求人情報を表示することができる。
<効果の説明>
以上のように、本実施形態に係る情報提供システム1によれば、情報提供サーバ131は、店舗111の内部または店舗111の近隣に位置するユーザ端末装置121に対して、記憶している求人情報の中から、ユーザにマッチングするマッチング求人情報を抽出して送信する。そのため、情報提供システム1によれば、ユーザにとって関係のない求人情報をユーザ端末装置121に送信せず、店舗位置に関連付けられている求人情報の中から、ユーザにマッチングする情報のみを効率的に送信することができる。ユーザにとっては、関心の高い情報が抽出されて表示されるため、求人情報を積極的に閲覧する動機となる。
また、求人情報テーブルを構成する要素は、図4に示す要素に限定されない。例えば、求人情報テーブルを構成する要素は、会社名、会社コードなどを含んでいてもよい。また、情報提供サーバ131は、店舗111aとその近隣にある店舗111bが別の会社の店舗であった場合、店舗111bに来店したユーザのユーザ端末装置121に対して、求人情報テーブルに基づいて店舗111bとは別の会社の店舗であって、店舗111bの近隣の店舗111aに対応づけられている情報を送信する構成でもよい。
(第2の実施形態)
<構成>
以下、図6を参照しながら、本実施形態に係る情報提供システム2の構成及びその概要を説明する。情報提供システム2は、ユーザ端末装置121にインストールされる求人情報を得るための専用のアプリケーションソフトウェアが不要な点で、第1の実施形態の情報提供システム1とは異なる。また、第1の実施形態に係る情報提供システム1と共通する構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
情報提供システム2は、店舗装置112と、ユーザ端末装置121と、情報提供サーバ131と、SNSサーバ141とを備える。店舗装置112と、ユーザ端末装置121と、情報提供サーバ131と、SNSサーバ141とは、インターネットなどのネットワークNに接続可能に構成される。
ユーザ端末装置121の構成と動作について説明する。ユーザ端末装置121は携帯電話回線や無線LAN等を用いてネットワークNに接続される。
ユーザ端末装置121は、OS(Operating System)に実装された機能によって、信号発信装置113から発信される信号を受信することができる。また、ユーザ端末装置121は、インストールされたSNS(Social Networking Service)アプリケーションソフトウェアによって、信号発信装置113から発信される信号を受信することができる。また、ユーザ端末装置121は、インストールされたSNSアプリケーションソフトウェアや、WEBブラウザソフトウェアによって情報提供サーバ131にアクセスすることができる。また、情報提供サーバ131や、別途サーバが提供する動作環境(API(アプリケーションプログラミングインタフェース)、プラットフォーム等)を利用して、情報提供サーバ131にアクセスしてもよい。SNSの代表例としては、例えばFacebook(登録商標)や、Twitter(登録商標)、LINE(登録商標)等がある。
ユーザ端末装置121は、信号発信装置113からビーコンID情報を含むビーコン信号(第一信号)を受信し、ビーコンID情報に、ユーザ端末装置121を特定するためのユーザ端末装置ID情報と、ユーザ個人を特定するためのユーザID情報を付加した信号を生成し(第二信号)、情報提供サーバ131へ送信する。また、ユーザ端末装置121は、後述するWEBブラウザのクッキー情報を情報提供サーバ131へ送信する。
情報提供サーバ131は、通信部132と、位置情報記憶部133と、提供情報記憶部134と、抽出部135と、希望条件生成部136と、ユーザ管理記憶部137とを備える。
抽出部135は、位置情報記憶部133に記憶されている位置情報テーブルを参照して、ユーザ端末装置121から受信したビーコンID情報から当該ユーザ端末装置121の現在位置に対応する店舗コードを特定する。また、抽出部135は、提供情報記憶部134に記憶されている求人情報テーブルを参照して、抽出された店舗コードに対応する求人情報を抽出する。さらに、抽出部135は、後述する希望条件情報を参照して、抽出された求人情報からマッチング求人情報の抽出を行う。
希望条件生成部136は、ユーザ端末装置121を使用するユーザのWEBサイトへの訪問履歴やSNSアプリケーションソフトウェアにおけるユーザの行動履歴を閲覧履歴として収集して、ユーザ管理記憶部137に記憶する。具体的には、希望条件生成部136は、WEBブラウザのクッキー(Cookie)より閲覧履歴に関する情報と、SNSのユーザID情報とを併せて収集する。
希望条件生成部136は、収集した閲覧履歴に関する情報とユーザID情報とを関連付けてユーザ管理記憶部137に記憶させる。ここで、閲覧履歴は、WEBブラウザのクッキーを使用せずにユーザの閲覧履歴を取得できる方法によって収集されてもよい。また、希望条件生成部136は、ユーザID情報の他に、ユーザの性別や年齢等のユーザ属性情報を収集してもよい。
また、希望条件生成部136は、ユーザ管理記憶部137に記憶された閲覧履歴を、サイトの訪問回数や検索キーワードに基づいてAI(人工知能)などにより解析処理し、ユーザ端末装置121を使用するユーザの興味や関心を抽出しユーザ管理記憶部137に記憶させる。さらに、希望条件生成部136は、ユーザ管理記憶部137に記憶されたユーザの興味や関心と、提供情報記憶部134に記憶された求人情報テーブルとに基づいて、AI(人工知能)などにより解析処理し、求人情報に関する希望条件情報を推定し生成する。
ユーザ管理記憶部137は、生成された希望条件情報を閲覧履歴及びユーザID情報と関連付けて記憶する。
SNSサーバ141は、SNS環境を提供するサーバである。情報提供サーバ131は、マッチング求人情報を、SNSサーバ141を介してユーザ端末装置121に送信してもよい。
<処理の流れ>
以下、図7を参照しながら、本実施形態に係る情報提供システム2の動作について説明する。この図は、信号発信装置113からビーコン信号を受信したユーザ端末装置121がその旨を情報提供サーバ131に通知し、情報提供サーバ131からSNSサーバ141を介してマッチング求人情報をユーザ端末装置121に送信する際の動作を示している。
ステップS201において、店舗装置112の信号発信装置113は、信号発信装置113を特定するための固有情報であるビーコンID情報を含むビーコン信号(第一信号)の発信を行う。信号発信装置113は、ビーコン信号を数秒間隔で繰り返し発信する。
ステップS202において、ユーザ端末装置121は、受信した第一信号に含まれるビーコンID情報に、ユーザ端末装置121を特定するユーザ端末装置ID情報と、ユーザを特定するユーザID情報と、WEBブラウザのクッキーとを付加情報として追加した信号(第二信号)を情報提供サーバ131へ送信する。なお、WEBブラウザのクッキーは、ユーザ端末装置121にインストールされたSNSアプリケーションソフトウェアにURLを送信してアクセスさせること等により取得される。
ステップS203において、情報提供サーバ131の抽出部135は、位置情報記憶部133に記憶された位置情報テーブルを参照し、第二信号に含まれるビーコンID情報から、ユーザ端末装置121がどの店舗111に位置しているのかを解析(特定)する。抽出部135は、解析結果により、ユーザ端末装置121が位置している店舗111の店舗コードを決定する。
ステップS204において、抽出部135は、ステップS203で決定された店舗コードの情報に基づいて、提供情報記憶部134に記憶された求人情報テーブルから、店舗コードに該当する求人情報を抽出する。
ステップS205において、希望条件生成部136は、ステップS202でユーザ端末装置121から送信されたWEBブラウザのクッキーによるユーザの閲覧履歴を解析し、ユーザの興味や関心から希望条件情報を生成する。
ステップS206において、抽出部135は、ステップS205で生成された希望条件情報に基づいて、ステップS204で抽出された求人情報からユーザにマッチングしたマッチング求人情報の抽出を行う。例えば、求人情報の職種条件と、希望条件情報の職種が一致または含まれる条件であるような場合、マッチングしたものと判定し、当該求人情報をマッチング求人情報として抽出する。求人情報とユーザ希望条件情報はそれぞれいくつかの項目があるため、そのすべてがマッチングした場合に抽出を行ってもよいし、所定数の条件がマッチングした場合に抽出を行ってもよい。
ステップS207において、抽出部135は、マッチング求人情報が有るかどうかについて判別する。「有」の場合、すなわち(Y)の場合はステップS208へ処理を進める。(N)の場合は処理を終了する。
ステップS208において、通信部132は、抽出されたマッチング求人情報をユーザID情報とともにSNSサーバ141へ送信する。
ステップS209において、SNSサーバ141は、受信したマッチング求人情報を、ユーザ端末装置121の使用者のユーザID情報のSNSへプッシュ送信する。
ステップS210において、ユーザ端末装置121は、情報提供サーバ131からプッシュ送信されたマッチング求人情報の表示を行う。ユーザ端末装置121は、インストールされたSNSアプリケーションソフトウェアでマッチング求人情報の表示を行ってもよい。例えば、SNSのタイムライン表示中にマッチング求人情報の表示を行ってもよい。
<効果の説明>
以上のように、本実施形態に係る情報提供システム2によれば、情報提供サーバ131は、例えばユーザ端末装置121に予めインストールされたSNSアプリケーションソフトウェアを利用して、SNSサーバ141を介してユーザ端末装置121に対するマッチング求人情報の送信を行う。情報提供サーバ131は、店舗111の内部または店舗111の近隣に位置するユーザ端末装置121に対して、記憶している求人情報の中から、ユーザにマッチングする情報のみを抽出して送信する。ユーザが求人情報を得るための専用のアプリケーションソフトウェアを導入する必要もない。
情報提供サーバ131は、店舗位置に関連付けられている求人情報の中から、ユーザにマッチングする情報のみを効率的に送信することができる。ユーザにとっては、ユーザ端末装置121の通常使用時の閲覧履歴などに基づいて潜在的に希望している求人情報が抽出されて表示されるため、求人情報を積極的に閲覧する動機となる。
なお、ユーザ端末装置121は、ビーコンID情報に、ユーザ端末装置121を特定するためのユーザ端末装置ID情報のみを付加した信号を生成し(第二信号)、情報提供サーバ131へ送信してもよい。その場合、情報提供サーバ131は、ユーザを特定せずにユーザ端末装置121を特定することで、マッチング求人情報を提供してもよい。
(第3の実施形態)
以下、図8及び図9を参照しながら、本実施形態の概要について説明する。説明には、第2の実施形態に係る情報提供システム2を用いる。
図8は、信号発信装置113d(不図示)が設置された店舗111dと、店舗111dとは遠隔の地にある信号発信装置113e(不図示)が設置された店舗111eと、ユーザ端末装置121cを持ったユーザCとを地図上で示している。例えば、店舗111dは札幌にあるコンビニエンスストアであり、店舗111eは東京にあるコンビニエンスストアである。ここでは、ユーザCが札幌在住で普段は店舗111dを利用しており、東京への旅行で店舗111eを利用した場合を説明する。
図9は、情報提供サーバ131に記憶されている複数のビーコンID情報が一定条件下にグルーピングされたグループテーブルを示す図である。例えば、グループAには、複数のコンビニエンスストアが関連付けられており、グループBには、複数のペットショップが関連付けられており、グループCには、複数の自動車用品店が関連付けられている。このように店舗の種別や事業者によって分類してグルーピングされる。
ユーザCが、東京の店舗111eに立ち寄ると、店舗111eに設置された信号発信装置113eから発信されたビーコン信号(第一信号)を、ユーザ端末装置121cが受信する。ユーザ端末装置121cは、ビーコン信号に含まれるビーコンID情報に、ユーザ端末装置ID情報やユーザID情報を付与した信号(第二信号)を情報提供サーバ131へ送信する。
例えば、札幌の店舗111dに設置された信号発信装置113dのビーコンID情報を「0x45AC」とする。情報提供サーバ131は、位置情報テーブルに基づき、ビーコンID情報から店舗の位置情報を特定することができる。
ユーザCは札幌在住であるため、ユーザCのユーザ端末装置121が、店舗111dに設置された信号発信装置113dからのビーコン信号、すなわちビーコンID情報「0x45AC」を多く受信すると考えられる。情報提供サーバ131は、このようなビーコン信号の受信履歴に基づいて、ユーザCが普段札幌の店舗111dを利用していると推定し、情報提供サーバ131の位置特定部は、ビーコン信号の受信履歴からユーザCが札幌在住であることを特定する。この場合、情報提供サーバ131は、旅行先の求人情報よりも在住先の求人情報を優先的に提供するため、ユーザと求人情報のマッチングを高めることができる。
情報提供サーバ131には、各店舗のビーコンID情報に店舗位置情報と求人情報が関連付けられたテーブルが記憶されている。ユーザ端末装置121cは、ユーザCが東京の店舗111eに立ち寄った場合に、信号発信装置113eから発信されたビーコン信号(第一信号)を受信する。ユーザ端末装置121cは、ビーコン信号を受信したことをトリガとして、情報提供サーバ131にビーコンID情報とユーザ端末装置ID情報を付加した第二信号を送信する。第二信号を受信した情報提供サーバ131は、ユーザ端末装置ID情報から特定されるユーザ端末装置121cのビーコン信号の受信履歴によって、札幌近郊の求人情報がマッチングすることを判定する。
例えば、ユーザ端末装置121が、東京の店舗111eに設置された信号発信装置113eのビーコンID情報「0x5A0F」を受信した場合、情報提供サーバ131は図9のグループテーブルに基づいて、ユーザ端末装置121がグループAに属するコンビニエンスストアに来店していることを特定する。情報提供サーバ131は、同じグループAとして、ビーコンID情報「0x5A0F」に関連付けられているビーコンID情報「0x45AC」を抽出する。
また、情報提供サーバ131は、図3に示す位置情報テーブルに基づいて、ビーコンID情報「0x45AC」の店舗コードを特定する。情報提供サーバ131は、特定された店舗コードに基づいて、第1の実施形態や第2の実施形態で説明したように、ユーザが登録した求職情報である希望条件情報や、情報提供サーバ131で生成された希望条件情報を参照して、札幌近郊の求人情報からユーザCにマッチング求人情報を抽出する。情報提供サーバ131は、抽出されたマッチング求人情報をユーザ端末装置121cへ送信する。
以上から、情報提供システム2によれば、遠隔地の訪問先での信号発信装置からの信号をトリガとして、ユーザの在住地でのマッチングする情報のみを効率的に送信することができる。よって、情報提供システム2は、同一グループの店舗へ訪れるユーザに対して情報を送信することにより、当該同一グループの店舗への関心のあるユーザに絞った情報を送信することになり、マッチングの可能性を高めることができる。なお、グループはコンビニエンスストアやペットショップといった業種だけでなく、フランチャイズのグループや地域によるグループであってもよい。
なお、ユーザの在住場所は、求人情報を得るための専用のアプリケーションソフトウェアに在住場所を登録することによって特定されてもよいし、他の方法で特定されてもよい。求人情報は、特定の店舗の近くだけでなく、近郊エリアで抽出されてもよい。例えば、ユーザの在住場所が札幌市である場合に、情報提供サーバ131は、その札幌市より広範囲である石狩支庁全体をユーザの在住場所と特定し、石狩支庁内にある、他の系列店舗の求人情報を送信してもよい。
(第4の実施形態)
以下、図10を参照しながら、本実施形態の概要について説明する。説明には、第2の実施形態に係る情報提供システム2を用いる。
図10は、商品分野毎の販売のブースとして、乳幼児用品売り場のブース115f、自動車用品売り場のブース115g、ペット用品売り場のブース115h、カメラ売り場のブース115iが配置されている店舗111fを示している。各ブースには、信号発信装置113fから信号発信装置113iが設置されている。ユーザDは、ユーザ端末装置121dをもって店舗内を移動している。
信号発信装置113としてBluetoothによるビーコン装置を使用した場合、ビーコン信号の届く領域が半径数メートルから数十メートルに限られる。そのため、情報提供サーバ131は、ユーザ端末装置121dがどの信号発信装置からのビーコン信号を受信したかをビーコンID情報から判定することによって、ユーザDがどのブースに立ち寄っているのかを特定することができる。また、情報提供サーバ131は、そのビーコン信号の受信回数から、ユーザDがそのブースにどのくらいの時間だけ滞在していたかも推定できる。
例えば、図10において、ユーザDは、乳幼児用品売り場のブース115fに立ち寄っている。情報提供サーバ131の位置特定部は、例えば、ビーコン信号の受信回数が連続して多い場合には、ユーザDがブース115fに長く滞在しているものとしてユーザDの位置情報を特定することができる。
情報提供サーバ131には、図11に示す位置情報テーブルが記憶されている。位置情報テーブルは、複数のビーコンID情報に対して、それぞれのビーコンである信号発信装置113が設置されている店舗の店舗コード、備考情報として売り場情報から構成される。
情報提供サーバ131の個人特性推定部は、位置情報テーブルのビーコンID情報、売り場情報と、位置特定部によってユーザが長く滞在している場所として特定された位置情報とから、ユーザの個人特性を推定することができる。例えば、乳幼児用品売り場に長く滞在しているユーザは、乳幼児を持つ親世代であるものと推定する。情報提供サーバ131の抽出部135は、ビーコンID情報から抽出された求人情報と、推定された個人特性から、求人情報からユーザに対するマッチング求人情報の抽出を行う。抽出されたマッチング求人情報は、ユーザ端末装置121dに表示される。
以上から、情報提供システム2は、同一店舗内に複数の信号発信装置113を設置することで店舗内でのユーザの位置を特定することができる。情報提供システム2は、特定された位置から、ユーザの個人特性を推定してマッチング求人情報を送信することができる。
なお、複数の信号発信装置113は、同一店舗内に設置する場合に限られず、ショッピングモールのような複数のテナントの入った複合商業施設に設置されてもよい。
(第5の実施形態)
<構成>
以下、本実施形態に係る情報提供システム3の構成及びその概要を説明する。なお、第2の実施形態に係る情報提供システム2と共通する構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
情報提供システム3は、後述する第1のユーザ情報及び第2のユーザ情報にマッチングするマッチング求人情報をユーザ端末装置121に提供する点で、第2の実施形態の情報提供システム2とは異なる。
図12に示すように、情報提供システム3は、店舗装置112と、ユーザ端末装置121と、情報提供サーバ131と、SNSサーバ141とを備える。店舗装置112と、ユーザ端末装置121と、情報提供サーバ131と、SNSサーバ141とは、インターネットなどのネットワークNに接続可能に構成される。
情報提供サーバ131の構成と動作について説明する。情報提供サーバ131は、通信部132と、位置情報記憶部133と、提供情報記憶部134と、抽出部135と、希望条件生成部136と、ユーザ管理記憶部137と、第1のユーザ情報記憶部138と、第2のユーザ情報記憶部139とを備える。
第1のユーザ情報記憶部138には、第1のユーザ情報が記憶される。第1のユーザ情報は、情報提供サーバ131がユーザ端末装置121から受信した第二信号に含まれるビーコンID情報(固有情報)から特定される位置情報の履歴を含む情報である。例えば、図14は、第1のユーザ情報の一例を示している。
第1のユーザ情報における位置情報は、位置情報記憶部133が記憶する位置情報テーブルに含まれる店舗位置情報と同じである。ただし、上述のように、店舗装置112は、店舗内に設置される場合に限られない。本実施形態では、店舗装置112が駐車場等の屋外に設置される場合も含む。そのため、図14では、店舗位置情報ではなく、店舗装置の設置場所を位置情報(住所)として示している。
備考は、その設置場所がどのような場所かを示している。受信時刻は、ユーザ端末装置121がビーコン信号(第一信号)を受信した時刻である。なお、受信時刻は、情報提供サーバ131が、ユーザ端末装置121を特定するためのユーザ端末装置ID情報を付加した信号(第二信号)を、ユーザ端末装置121から受信した時刻であってもよい。第1のユーザ情報記憶部138は、ビーコンID情報と、位置情報と、備考と、受信時刻とを関連付けて第1のユーザ情報として記憶する。
第1のユーザ情報は、移動時間帯と移動経路とを推定する場合に使用される。なお、第1のユーザ情報記憶部138は、第1のユーザ情報をユーザID情報とも関連付けて記憶する。
第2のユーザ情報記憶部139は、情報提供サーバ131が取得した第2のユーザ情報を記憶する。なお、第2のユーザ情報記憶部139は、第2のユーザ情報をユーザID情報と関連付けて記憶する。
第2のユーザ情報は、ユーザ端末装置121を使用するユーザの属性を示す情報である。本実施形態において、ユーザの属性は、年齢、性別、社会的地位等を意味する情報である。例えば、ユーザは、高齢者、学生、主婦、会社員、フルタイム、パートタイマー、フリーター等の少なくともいずれか一つのユーザの属性に該当する。このようなユーザの属性は、ユーザの生活圏、希望職種等に影響しやすいため、求人情報を抽出する際にも利用される。
情報提供サーバ131は、SNSサーバ141に登録されているユーザのプロフィール情報を取得することによって第2のユーザ情報を取得してもよい。情報提供サーバ131は、ユーザの年齢、性別、職歴、学歴、保有資格等のいずれか一つ以上の情報に基づいてユーザの属性を推定してもよい。情報提供サーバ131は、希望条件生成部136が収集したユーザの性別や年齢等のユーザ属性情報に基づいて第2のユーザ情報を取得してもよい。
情報提供サーバ131は、ユーザ端末装置121にインストールされている専用のアプリケーションソフトウェアに登録された情報に基づいて第2のユーザ情報を取得してもよい。情報提供サーバ131は、第1のユーザ情報から推定される移動履歴に基づいて、第2のユーザ情報を取得してもよい。
例えば、情報提供サーバ131は、第1のユーザ情報において、病院に向かう移動履歴が多ければ、そのユーザは高齢者であると推定することができる。情報提供サーバ131は、第1のユーザ情報において、幼稚園、保育園、小児科等に向かう移動履歴が多ければ、そのユーザは子供を育てる親であると推定することができる。情報提供サーバ131は、第1のユーザ情報において、学校に向かう移動履歴が多ければ、そのユーザは学生であると推定することができる。
なお、第2のユーザ情報は、第二信号に含まれていてもよく、情報提供サーバ131は、第二信号を受信することによって、第2のユーザ情報を取得してもよい。この場合、情報提供サーバ131は、第二信号を受信するたびに、その第二信号に含まれる第2のユーザ情報を求人情報の抽出に使用してもよいため、第2のユーザ情報記憶部139は無くてもよい。
抽出部135は、位置情報記憶部133に記憶されている位置情報テーブルを参照して、ユーザ端末装置121から受信したビーコンID情報から当該ユーザ端末装置121の現在位置に対応する店舗コードを特定する。また、抽出部135は、提供情報記憶部134に記憶されている求人情報テーブルを参照して、抽出された店舗コードに対応する求人情報を抽出する。さらに、抽出部135は、後述する希望条件情報を参照して、抽出された求人情報からマッチング求人情報の抽出を行う。
希望条件生成部136は、第1のユーザ情報記憶部138に記憶されている第1のユーザ情報を参照して、ユーザ端末装置121の移動経路と移動時間帯とを推定する。移動経路と移動時間帯との具体的な推定方法については後述する。
さらに、希望条件生成部136は、ユーザ管理記憶部137に記憶されている情報と、第1のユーザ情報から推定した移動経路及び移動時間帯と、第2のユーザ情報記憶部139に記憶されている第2のユーザ情報とに基づいて、求人情報に関する希望条件を推定し、希望条件情報を生成する。希望条件生成部136は、生成した希望条件情報をユーザID情報と関連付けてユーザ管理記憶部137に記憶させる。
なお、希望条件生成部136は、第2の実施形態の場合と同様に、ユーザ端末装置121を使用するユーザのWEBサイトへの訪問履歴やSNSアプリケーションソフトウェアにおけるユーザの行動履歴を閲覧履歴として収集して、それらをユーザID情報と関連付けてユーザ管理記憶部137に記憶させてもよい。
また、希望条件生成部136は、第2の実施形態の場合と同様に、ユーザID情報の他に、ユーザの性別、年齢等のユーザ属性情報を収集してもよいし、ユーザの興味や関心を抽出してもよい。希望条件生成部136は、これらの情報をユーザ管理記憶部137に記憶させてもよい。
<希望条件情報の生成>
以下、希望条件生成部136による希望条件情報の生成について具体的に説明する。希望条件情報は、上記のように第1のユーザ情報と第2のユーザ情報に基づいて生成される。
以下、希望条件生成部136が、位置情報の履歴を示す第1のユーザ情報から、どのように移動経路と移動時間帯とを推定するかを説明する。図13は、地図上でユーザの移動経路の一例を示している。ここでは、ユーザが幼稚園Aに子供を送る主婦である場合を説明する。
図13において、ユーザは、子供を幼稚園Aに送る場合、実線矢印で示すように自宅からA駅まで徒歩で向い、点線矢印で示すようにA駅からC駅まで電車で移動し、実線矢印で示すようにC駅から幼稚園Aに徒歩で向かう。送った後に自宅まで戻る移動経路は、この反対である。なお、ユーザは、ユーザ端末装置121を携帯しながら移動する。
A駅の付近には、信号発信装置113jが設置されたペットショップA駅前店がある。B駅の付近には、信号発信装置113kが設置された喫茶店のB駅前店がある。C駅の東口には、信号発信装置113lが設置されている。これらの信号発信装置113j、113k、113lは、それぞれ所定の無線通信規格に準拠したビーコン信号(第一信号)を周辺に発信する。
ユーザが自宅からペットショップA駅前店を横切ってA駅まで移動すると、ユーザ端末装置121は、信号発信装置113jから第一信号を受信する。ユーザ端末装置121は、信号発信装置113jから第一信号を受信した場合、第一信号に含まれている信号発信装置113jを示す固有情報を含む第二信号を情報提供サーバ131に送信する。
ユーザがA駅からC駅まで電車で移動し、C駅の東口を通過すると、ユーザ端末装置121は、信号発信装置113lから第一信号を受信する。ユーザ端末装置121は、信号発信装置113lから第一信号を受信した場合、第一信号に含まれている信号発信装置113lを示す固有情報を含む第二信号を情報提供サーバ131に送信する。
ユーザが幼稚園Aに子供を預けて、再びC駅の東口を通過すると、ユーザ端末装置121は、信号発信装置113lから第一信号を受信する。ユーザ端末装置121は、信号発信装置113lから第一信号を受信した場合、第一信号に含まれている信号発信装置113lを示す固有情報を含む第二信号を情報提供サーバ131に送信する。
ユーザがC駅からA駅まで電車で移動し、A駅からペットショップA駅前店を横切って自宅まで移動すると、ユーザ端末装置121は、信号発信装置113jから第一信号を受信する。ユーザ端末装置121は、信号発信装置113jから第一信号を受信した場合、第一信号に含まれている信号発信装置113jを示す固有情報を含む第二信号を情報提供サーバ131に送信する。
以上のように、情報提供サーバ131は、ユーザ端末装置121から受信した第二信号に基づいて、ユーザの位置情報の履歴を示す第1のユーザ情報(図14参照)を取得する。
情報提供サーバ131の希望条件生成部136は、第1のユーザ情報を参照し、その移動パターンの規則性からユーザの移動経路とその移動経路を移動する時間帯である移動時間帯とを推定する。例えば、図14では、ユーザは8:30〜9:00にA駅からC駅に向かうパターンが繰り返されている。また、その後に、C駅からA駅に引き返している。この場合、移動時間帯が8:30〜9:00と推定され、移動経路がA駅からC駅と推定される。
なお、図14には、一度、喫茶店のB駅前店に立ち寄っている移動パターンも示されている。希望条件生成部136は、このような規則性から外れた移動パターンは、移動経路と移動時間帯との推定から除外してもよい。
すなわち、希望条件生成部136は、同じ移動経路又は移動時間帯が繰り返されている周期的な移動パターンに基づいて推定を行う。もっとも喫茶店のB駅前店に立ち寄ることが多い場合、それが移動経路と移動時間帯との推定に用いられてもよい。
このように、希望条件生成部136は、ユーザの位置情報の履歴に基づいて、頻度が高い移動経路又は定期的に繰り返される移動経路のみをユーザの移動経路として推定する。また、希望条件生成部136は、ユーザの位置情報の履歴に基づいて、頻度が高い移動時間帯又は定期的に繰り返される移動時間帯のみをユーザの移動時間帯として推定する。
例えば、頻度が高い移動経路又は移動時間帯と推定される条件として、所定の頻度を超えることを条件としてもよい。所定の頻度は、例えば、毎月1回以上に設定されてもよいし、毎週1回以上に設定されてもよい。これを下回る頻度で就業することは想定しにくいためである。所定の頻度は、ユーザが本サービスの配信設定において設定してもよいし、店舗装置112の管理者が設定してもよい。また、求人情報のそれぞれの就業頻度に応じて、求人情報ごとに所定の頻度が設定され、情報提供サーバ131がその頻度に該当するか否かを判別してもよい。
また、頻度が高い移動経路又は移動時間帯と推定される条件として、ユーザの位置情報の履歴において最も頻度が高い移動パターンであることを条件としてもよいし、頻度が高い移動パターンの上位3番以内であることを条件としてもよい。このような推定方法により、単発的な移動パターンではなく習慣的(周期的)な移動パターンのみが求人情報の抽出に使用される。
希望条件生成部136は、移動時間帯を8:30〜9:00と推定し、移動経路をA駅からC駅と推定した場合に、例えば、以下のような希望条件情報を生成する。
希望条件生成部136は、推定した移動経路から所定範囲内の距離に位置する職場を有する求人情報を抽出部135に抽出させるための希望条件情報を生成する。この希望条件情報は、職場の位置によって求人情報を絞り込むための情報である。
例えば、C駅から近い職場Xを有する求人情報を抽出できるように、希望情報条件情報を生成する。例えば、職場XがC駅から300mの距離に位置する場合、所定範囲内の距離が500m以内に設定されていれば、職場Xを有する求人情報が抽出される。基準となる位置は、移動経路全体ではなく、厳密には移動経路上のいずれかの箇所(例えばC駅)からの距離である。
所定範囲内の距離は、第2のユーザ情報に応じて異なる距離に設定されてもよい。例えば、所定範囲内の距離は、ユーザが高齢者、学生、主婦又はパートタイマー等であれば短く設定され、ユーザが普通の会社員やフルタイムの就職先を探す求職者等であれば長く設定されてもよい。例えば、短く設定される場合が300m以内で、長く設定される場合が600m以内である。特に、高齢者は学生や主婦に比べて生活圏が狭いため、さらに短く設定され、所定範囲内の距離は、200m以内に設定されてもよい。このように、ユーザ属性に応じて異なるユーザの生活圏に応じて、所定範囲内の距離が設定される。
また、希望条件生成部136は、推定した移動時間帯に基づいて、抽出部135に求人情報を抽出させるための希望条件情報を生成する。この希望条件情報は、就業時間帯で求人情報を絞り込むための情報である。
例えば、希望条件生成部136は、推定した移動時間帯より前に終業時刻を有する求人情報又は推定した移動時間帯より後に始業時刻を有する求人情報を抽出できるように、希望情報条件情報を生成する。
この場合において、さらに、希望条件生成部136は、推定した移動時間帯から終業時刻又は始業時刻までの時間が所定時間以内の求人情報を抽出できるように、希望情報条件情報を生成してもよい。
「所定時間以内で」とは、移動時間帯と終業時刻又は始業時刻とが近い(例えば1時間以内)ことを意味する。これにより、移動時間帯とは無関係な始業時刻又は終業時刻を有する求人情報が除外される。例えば、移動時間帯が8:30〜9:00である場合に、就業時間が6:00〜12:00の求人情報が通知された場合、ユーザはそれまでの習慣的な移動時間帯と移動経路とを維持できない。このような求人情報が除外される。
また、希望条件生成部136は、さらに、推定した移動時間帯から終業時刻又は始業時刻までの時間が推定した移動経路からその職場までの移動に必要な時間より長い、求人情報を抽出できるように、希望情報条件情報を生成してもよい。
「推定した移動経路からその職場までの移動に必要な時間より長い」とは、移動経路と職場との間の移動時間を確保することを意味する。これにより、移動時間を確保できない求人情報が除外される。例えば、移動経路の移動時間帯が8:30〜9:00であり、その移動経路から職場までの移動に必要な時間が20分であるとする。この場合、終業時刻8:25からその移動経路にその移動時間帯に行くことはできない。その移動時間帯のその移動経路から職場に始業時刻9:05に行くことはできない。すなわち、ユーザはそれまでの習慣的な移動時間帯と移動経路とを維持できない。このような求人情報が除外される。
また、職場までの移動に必要な時間は徒歩による移動時間に限らず、バスや電車等の交通機関を利用した場合の移動時間であってもよい。例えば、図13において職場Zは、C駅から離れた場所にある。職場ZはC駅から所定範囲内の距離(例えば、0〜200m、0〜600m等)ではなく、C駅から800mの距離である。この場合でも、移動時間帯の後にバス停P1からバス停P2に向かうバスがあり、バスを利用すれば移動に必要な時間が15分程度で済む可能性がある。そのため、このような移動に必要な時間が短い場合には、移動経路からの距離があっても、職場Zの求人情報が抽出されてもよい。
希望条件生成部136は、第1のユーザ情報から第2のユーザ情報を取得してもよい。例えば、図14に示す第1のユーザ情報では、ユーザがA駅からC駅に向かった後にすぐC駅からA駅に戻っていることがわかる。また、図13において、C駅の近くには幼稚園Aがある。この場合、幼稚園Aに子供を預ける主婦だとユーザの属性が推定される。これにより、第2のユーザ情報を取得することができる。
図15は、図13とは異なる移動経路の例として、地図上でユーザの移動経路の一例を示している。ここでは、ユーザがA大学に通学する学生である場合を説明する。なお、ユーザは、ユーザ端末装置121を携帯しながら移動する。
A大学は、教育学部と工学部とを有する大学であり、付近には、コンビニのA大学前店がある。A大学の教育学部の隣にはE銀行があり、A大学の工学部の向かい側には駐車場がある。
コンビニのA大学前店には、信号発信装置113oが設置され、E銀行には、信号発信装置113mが設置され、駐車場には信号発信装置113nが設置されている。これらの信号発信装置113m、113n、113oは、それぞれ所定の無線通信規格に準拠したビーコン信号(第一信号)を周辺に発信する。
ユーザがコンビニA大学前店の前を通過すると、ユーザ端末装置121は、信号発信装置113oから第一信号を受信する。ユーザ端末装置121は、信号発信装置113oから第一信号を受信した場合、第一信号に含まれている信号発信装置113oを示す固有情報を含む第二信号を情報提供サーバ131に送信する。
この場合、情報提供サーバ131の希望条件生成部136は、ユーザがA大学の学生であると推定し、第2のユーザ情報を取得したり、希望条件情報を生成したりしてもよい。例えば、希望条件生成部136は、学生に人気がある求人情報を抽出するための希望条件情報を生成してもよい。
ユーザがE銀行の前を通過すると、ユーザ端末装置121は、信号発信装置113mから第一信号を受信する。ユーザ端末装置121は、信号発信装置113mから第一信号を受信した場合、第一信号に含まれている信号発信装置113mを示す固有情報を含む第二信号を情報提供サーバ131に送信する。
この場合、情報提供サーバ131の希望条件生成部136は、ユーザがA大学の教育学部の学生であると推定し、第2のユーザ情報を取得したり、希望条件情報を生成したりしてもよい。例えば、希望条件生成部136は、教育学部の学生に人気がある学習塾の講師や家庭教師などの求人情報を抽出するための希望条件情報を生成してもよい。
ユーザがA大学工学部と駐車場の間の通路を移動すると、ユーザ端末装置121は、信号発信装置113nから第一信号を受信する。ユーザ端末装置121は、信号発信装置113nから第一信号を受信した場合、第一信号に含まれている信号発信装置113nを示す固有情報を含む第二信号を情報提供サーバ131に送信する。
この場合、情報提供サーバ131の希望条件生成部136は、ユーザがA大学の工学部の学生であると推定し、第2のユーザ情報を取得したり、希望条件情報を生成したりしてもよい。例えば、希望条件生成部136は、工学部の学生に人気がある工場スタッフやプログラマーなどの求人情報を抽出するための希望条件情報を生成してもよい。
なお、工学部の学生か教育学部の学生かは、例えば、分岐点P3からどちらに向かうかによって判別される。そのため、分岐点P3からの分岐ルートに沿って信号発信装置113m、113nが配置されることが好ましい。コンビニA大学前店を通過しただけでは、学部までは推定できない。そのため、ユーザ端末装置121が信号発信装置113oから第一信号を受信しただけの場合、学部は推定されず、A大学の学生であることだけが推定される。
また、ユーザの専攻は、推定した周期的な移動パターン(移動経路又は移動時間帯)に基づいて推定されてもよい。例えば、ユーザが大学生であれば、異なる学部、専攻等の授業に出席したり、部活動、サークル活動等により自己の専攻以外の大学内の場所(校舎など)に立ち寄る可能性がある。そこで、希望条件生成部136は、例えば、所定の頻度以上で繰り返される移動経路又は移動時間のみに基づいて、ユーザの専攻の推定を行ってもよい。この場合、所定の頻度を下回る移動パターンは、専攻の推定に使用されない。
このように、希望条件生成部136は、ユーザの移動経路に基づいて、ユーザが学生であることやユーザの専攻等を推定して希望条件情報を生成することができる。また、情報提供サーバ131の抽出部135は、希望条件情報に応じた職種の求人情報を抽出して、ユーザ端末装置に送信することができる。
また、情報提供サーバ131の抽出部135は、ユーザが学生である場合に、夏季休暇、春季休暇及び冬期休暇のいずれか一つ以上の長期休暇を就業期間とする求人情報を抽出して、ユーザ端末装置に送信してもよい。長期休暇の情報には、一般的に学生に共通する期間が設定されてもよいし、その大学の休暇情報を取得してその期間が設定されてもよい。
このように、情報提供サーバ131は、ユーザ端末装置121から第二信号を受信し、予め記憶している複数の求人情報の中から、第二信号に含まれる固有情報(例えばビーコンID情報)から特定される位置情報の履歴を含む第1のユーザ情報と、ユーザの属性を示す第2のユーザ情報とにマッチングするマッチング求人情報を抽出して、ユーザ端末装置に送信する。そのため、ユーザにマッチングする求人情報のみを効率的に提供することができる。
以上で実施形態の説明を終了するが、上記実施形態は一例に過ぎない。そのため、情報提供システム1、2、3及び情報提供サーバ131の具体的な構成、処理内容等は上記実施形態で説明したものに限られない。以下、上記実施形態の変形例について説明する。
<変形例>
上記実施形態において、第二信号は、ユーザ端末装置121を特定する端末ID情報又はそのユーザを特定するためのユーザID情報を示す付加情報を含み、情報提供サーバ131は、その付加情報に関連付けられたユーザの閲覧履歴又は入力データから、前記ユーザの希望条件を示す希望条件情報を取得し、希望条件情報が示す条件にマッチングする求人情報を抽出して、ユーザ端末装置121に送信してもよい。
また、第二信号は、ユーザによって設定されたユーザが提供を希望する条件を示す希望条件情報を示す付加情報をさらに含み、情報提供サーバ131は、その希望条件情報が示す条件にマッチングする求人情報を抽出して、ユーザ端末装置121に送信してもよい。
情報提供サーバ131は、複数の求人情報において、ユーザによって設定された希望条件情報が示す条件にマッチングしなくても、第2のユーザ情報にマッチングする場合には、マッチングするマッチング求人情報として抽出して、ユーザ端末装置121に送信してもよい。
情報提供サーバ131の抽出部135は、ユーザによって設定された主婦、学生、バイト、高齢者、年齢、性別などの個人情報に応じて、求人情報を抽出してもよい。希望条件生成部136は、位置情報の履歴に基づいて、通学経路、通院経路、子供の送迎経路等の移動経路を推定してもよい。また、平日の昼間に銀行とスーパーに向かうことが多いユーザは、主婦又は高齢者であると推定されてもよい。ユーザが学生である場合、学生の就職が前提となるアルバイトや研修又はOJTとしてのインターンシップ等のアルバイトを示す求人情報が抽出されてもよい。移動速度や移動頻度に基づいて求人情報が抽出されてもよい。
上記実施形態では、主に情報提供サーバ131の抽出部135が求人情報の抽出を行っている。しかし、その抽出処理の一部がユーザ端末装置121によって行われ、ユーザ端末装置121が情報提供サーバ131と協働して抽出処理を行ってもよい。ただし、この場合、ユーザ端末装置121の負荷が過大にならない程度であることが好ましい。
<プログラム>
情報提供サーバ131を構成する各機能を実現するためのプログラムをコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。
例えば、当該プログラムは、コンピュータを、ユーザ端末装置から、所定の無線通信規格に準拠した第一信号を発信する信号発信装置を示す固有情報を含む第二信号を受信する受信手段、複数の前記固有情報と、複数の求人情報とを関連付けて記憶する提供情報記憶部に記憶されている求人情報の中から、受信手段が受信した第二信号に含まれる前記固有情報から特定される位置情報の履歴を含む第1のユーザ情報と、ユーザの属性を示す第2のユーザ情報とにマッチングする求人情報を抽出する抽出手段、抽出手段が抽出した求人情報を前記ユーザ端末装置に送信する送信手段、として機能させるためのプログラムである。
さらに、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータで読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータで読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短期間で動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
以上、本開示の好ましい実施形態について説明したが、本開示は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、本開示には、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲が含まれる。また、上記実施形態及び変形例で説明した装置の構成は、技術的な矛盾が生じない限り、適宜組み合わせ可能である。
1,2,3 情報提供システム、111,111a〜111f 店舗、112 店舗装置、113,113a〜113o 信号発信装置、114 店舗端末装置、115f〜115i ブース、121,121a〜121c ユーザ端末装置、131 情報提供サーバ、132 通信部、133 位置情報記憶部、134 提供情報記憶部、135 抽出部、136 希望条件生成部、137 ユーザ管理記憶部、138 第1のユーザ情報記憶部、139 第2のユーザ情報記憶部、141 SNSサーバ

Claims (18)

  1. 所定の無線通信規格に準拠した第一信号を発信する信号発信装置と、
    前記信号発信装置から発信された第一信号を受信し、前記第一信号に含まれている前記信号発信装置を示す固有情報を含む第二信号を送信するユーザ端末装置と、
    前記ユーザ端末装置から前記第二信号を受信し、予め記憶している複数の求人情報の中から、該第二信号に含まれる前記固有情報から特定される位置情報の履歴を含む第1のユーザ情報と、ユーザの属性を示す第2のユーザ情報とにマッチングする前記求人情報を抽出して、ユーザ端末装置に送信する情報提供サーバと、
    を備える情報提供システム。
  2. 前記第2のユーザ情報は、前記ユーザ端末装置を使用するユーザの年齢と、該ユーザの性別と、該ユーザの職歴と、該ユーザの学歴と、該ユーザの保有資格とのいずれか一つ以上に基づいて推定されるユーザの属性を示す情報である、
    請求項1に記載の情報提供システム。
  3. 前記情報提供サーバは、
    前記固有情報から特定される位置情報の履歴に基づいて、前記ユーザの移動経路を推定し、
    推定した前記移動経路から所定範囲内の距離に位置する職場を有する前記求人情報を抽出して、ユーザ端末装置に送信する、
    請求項1または2に記載の情報提供システム。
  4. 前記情報提供サーバは、
    前記固有情報から特定される位置情報の履歴に基づいて、前記ユーザが前記移動経路を移動する時間帯である移動時間帯を推定し、
    推定した前記移動時間帯に基づいて、前記求人情報を抽出して、ユーザ端末装置に送信する、
    請求項3に記載の情報提供システム。
  5. 前記情報提供サーバは、
    推定した前記移動時間帯より前に終業時刻を有する、又は推定した前記移動時間帯より後に始業時刻を有する、前記求人情報を抽出して、ユーザ端末装置に送信する、
    請求項4に記載の情報提供システム。
  6. 前記情報提供サーバは、
    推定した前記移動時間帯から前記終業時刻又は前記始業時刻までの時間が、所定時間以内である前記求人情報を抽出して、ユーザ端末装置に送信する、
    請求項5に記載の情報提供システム。
  7. 前記情報提供サーバは、
    推定した前記移動時間帯から前記終業時刻又は前記始業時刻までの時間が、推定した前記移動経路から前記職場までの移動に必要な時間より長い前記求人情報を抽出して、ユーザ端末装置に送信する、
    請求項5または6に記載の情報提供システム。
  8. 前記情報提供サーバは、
    前記位置情報の履歴に基づいて、頻度が高い移動経路又は定期的に繰り返される移動経路のみを前記ユーザの移動経路として推定する、
    請求項3から7のいずれか1項に記載の情報提供システム。
  9. 前記情報提供サーバは、
    前記位置情報の履歴に基づいて、頻度が高い移動時間帯又は定期的に繰り返される移動時間帯のみを前記ユーザの移動時間帯として推定する、
    請求項4から8のいずれか1項に記載の情報提供システム。
  10. 前記所定範囲内の距離は、前記第2のユーザ情報に応じて異なる距離に設定される、
    請求項3から9のいずれか1項に記載の情報提供システム。
  11. 前記情報提供サーバは、
    前記ユーザが学生である場合に、推定した前記移動経路に基づいて、該ユーザの専攻を推定し、
    推定した前記専攻に応じた職種の前記求人情報を抽出して、ユーザ端末装置に送信する、
    請求項3から10のいずれか1項に記載の情報提供システム。
  12. 前記情報提供サーバは、前記ユーザが学生である場合に、夏季休暇、春季休暇及び冬期休暇のいずれか一つ以上の長期休暇を就業期間とする前記求人情報を抽出して、前記ユーザ端末装置に送信する、
    請求項2から11のいずれか1項に記載の情報提供システム。
  13. 前記第二信号は、前記ユーザ端末装置を特定する端末ID情報又は前記ユーザを特定するためのユーザID情報を示す付加情報を含み、
    前記情報提供サーバは、前記付加情報に関連付けられた前記ユーザの閲覧履歴又は入力データから、前記ユーザの希望条件を示す希望条件情報を取得し、該希望条件情報が示す条件にマッチングする前記求人情報を抽出して、前記ユーザ端末装置に送信する、
    請求項1から12のいずれか1項に記載の情報提供システム。
  14. 前記第二信号は、前記ユーザによって設定された該ユーザが提供を希望する条件を示す希望条件情報を示す付加情報をさらに含み、
    前記情報提供サーバは、前記希望条件情報が示す条件にマッチングする前記求人情報を抽出して、前記ユーザ端末装置に送信する、
    請求項1から12のいずれか1項に記載の情報提供システム。
  15. 前記情報提供サーバは、前記複数の求人情報において、前記希望条件情報が示す条件にマッチングしなくても、前記第2のユーザ情報にマッチングする場合には、前記マッチングする求人情報として抽出して、前記ユーザ端末装置に送信する、
    請求項13または14に記載の情報提供システム。
  16. ユーザ端末装置から、所定の無線通信規格に準拠した第一信号を発信する信号発信装置を示す固有情報を含む第二信号を受信する通信部と、
    複数の前記固有情報と、複数の求人情報とを関連付けて記憶する提供情報記憶部と、
    前記提供情報記憶部に記憶されている複数の求人情報の中から、前記通信部が受信した前記第二信号に含まれる前記固有情報から特定される位置情報の履歴を含む第1のユーザ情報と、ユーザの属性を示す第2のユーザ情報とにマッチングする前記求人情報を抽出する抽出部と、を備え、
    前記通信部は、前記抽出部が抽出した求人情報を前記ユーザ端末装置に送信する情報提供サーバ。
  17. ユーザ端末装置から、所定の無線通信規格に準拠した第一信号を発信する信号発信装置を示す固有情報を含む第二信号を受信する受信ステップと、
    複数の前記固有情報と、複数の求人情報とを関連付けて記憶する提供情報記憶部に記憶されている求人情報の中から、前記受信ステップにおいて受信した前記第二信号に含まれる前記固有情報から特定される位置情報の履歴を含む第1のユーザ情報と、ユーザの属性を示す第2のユーザ情報とにマッチングする前記求人情報を抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップにおいて抽出された求人情報を前記ユーザ端末装置に送信する送信ステップと、
    を含む情報提供方法。
  18. コンピュータを、
    ユーザ端末装置から、所定の無線通信規格に準拠した第一信号を発信する信号発信装置を示す固有情報を含む第二信号を受信する受信手段、
    複数の前記固有情報と、複数の求人情報とを関連付けて記憶する提供情報記憶部に記憶されている求人情報の中から、前記受信手段が受信した前記第二信号に含まれる前記固有情報から特定される位置情報の履歴を含む第1のユーザ情報と、ユーザの属性を示す第2のユーザ情報とにマッチングする前記求人情報を抽出する抽出手段、
    前記抽出手段が抽出した求人情報を前記ユーザ端末装置に送信する送信手段、
    として機能させるためのプログラム。
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