JP2019117448A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】情報に対するユーザの閲覧履歴及び操作履歴の中の少なくとも1つの履歴に基づき、次に提供する情報の表示内容を変更する情報処理装置、及びプログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置における解析装置10は、ユーザ毎に、コンテンツに対するユーザの閲覧履歴や操作履歴を解析する解析部20と、解析部20による解析結果に基づいて、端末装置に提供するコンテンツの内容を変更する制御部22における反映部24と、を備える。【選択図】図2
Description
本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
特許文献1には、商品販売サイトにおける参照数、クリック数、成約数、成約率等の情報記録ファイルを作成し、その情報記録ファイルを解析し、商品販売サイトの見直しや改善に繋げる装置が記載されている。
特許文献2には、自然文をベースとした対話型の情報提供システムが記載されている。
特許文献3には、企業ホームページのログ情報に基づいて顧客毎のウェブ行動履歴を蓄積し、顧客データベースに含まれるデータに基づいて顧客のニーズ特性を分析し、ウェブ行動履歴から顧客に対する働きかけタイミングを判断するシステムが記載されている。
特許文献4には、特殊なタグをインターネット広告に埋め込み、当該インターネット広告のアクセスログを解析することで、インターネット広告毎の広告効果を測定するシステムが記載されている。
本発明の目的は、情報に対するユーザの閲覧履歴及び操作履歴の中の少なくとも1つの履歴に応じた情報を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、第1コンテンツに対するユーザの閲覧履歴及び操作履歴の中の少なくとも1つの履歴に基づき、第2コンテンツの表示内容を制御する制御手段を有する情報処理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記ユーザが、前記第2コンテンツとしての第2ウェブサイトを閲覧し、次に、前記第1コンテンツとしての第1ウェブサイトを閲覧した場合、前記制御手段は、前記第1ウェブサイトでの前記履歴を前記第2ウェブサイトの表示内容に反映させる、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記ユーザが、前記第2ウェブサイトを閲覧し、次に、前記第1ウェブサイトを閲覧し、次に、前記第2ウェブサイトを閲覧した場合、前記制御手段は、前記第1ウェブサイトでの前記履歴を前記第2ウェブサイトの表示内容に反映させる、ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記制御手段は、更に、前記履歴が前記第2ウェブサイトの表示内容に反映された旨を前記ユーザに通知する、ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の情報処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記制御手段は、前記ユーザが前記第1ウェブサイトを閲覧しているときに、前記履歴が前記第2ウェブサイトの表示内容に反映された旨を前記ユーザに通知する、ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記制御手段は、更に、前記ユーザが前記第1ウェブサイトを閲覧した時間の長さ、前記ユーザが前記第1ウェブサイトにて閲覧した内容、前記第1ウェブサイト内での前記ユーザの操作、及び、前記ユーザが前記第1ウェブサイトを閲覧しているときの前記ユーザの身体情報の中の少なくとも1つの要素に基づいて、前記ユーザの関心対象を特定する、ことを特徴とする請求項2から請求項5何れかに記載の情報処理装置である。
請求項7に記載の発明は、前記制御手段は、更に、複数の第1ウェブサイトでの前記履歴の組み合わせに基づいて、前記関心対象を特定する、ことを特徴とする請求項2から請求項5何れかに記載の情報処理装置である。
請求項8に記載の発明は、前記制御手段は、前記第2ウェブサイトの表示内容に対する反映として、前記第2ウェブサイトにおいて、前記関心対象に関する情報を優先的に表示する、ことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の情報処理装置である。
請求項9に記載の発明は、前記制御手段は、ユーザ毎に、前記第2ウェブサイトの表示内容に対する反映を変える、ことを特徴とする請求項2から請求項8何れかに記載の情報処理装置である。
請求項10に記載の発明は、前記制御手段は、更に、前記第1ウェブサイトにて発生したイベントに応じて、前記第2ウェブサイトにおけるイベントの発生を制御する、ことを特徴とする請求項2から請求項9何れかに記載の情報処理装置である。
請求項11に記載の発明は、前記制御手段は、前記第2ウェブサイトでのイベントの時期を、前記第1ウェブサイトでのイベントの時期と異ならせる、ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置である。
請求項12に記載の発明は、前記履歴は、解析期間中の履歴である、ことを特徴とする請求項2から請求項11何れかに記載の情報処理装置である。
請求項13に記載の発明は、前記第1ウェブサイトは複数のウェブページを含む階層構造を有し、前記ユーザが、前記第1ウェブサイトにてn階層目(nは1以上の自然数)のウェブページにアクセスした場合、前記制御手段は、前記第1ウェブサイトでの前記履歴を前記第2ウェブサイトの表示内容に反映させる、ことを特徴とする請求項2から請求項12何れかに記載の情報処理装置である。
請求項14に記載の発明は、前記第1ウェブサイトは複数のウェブページを含む階層構造を有し、前記ユーザが、前記第1ウェブサイトにて、予め定められた閾値以上の数のウェブページにアクセスした場合、前記制御手段は、前記第1ウェブサイトでの前記履歴を前記第2ウェブサイトの表示内容に反映させる、ことを特徴とする請求項2から請求項12何れかに記載の情報処理装置である。
請求項15に記載の発明は、前記ユーザが、前記第1ウェブサイトにおいて、前記第2ウェブサイトにおけるユーザの閲覧内容に関連する内容が記載されたウェブページを閲覧した場合、前記制御手段は、前記履歴を前記第2ウェブサイトの表示内容に反映させる、ことを特徴とする請求項2から請求項12何れかに記載の情報処理装置である。
請求項16に記載の発明は、前記ユーザが、前記第1ウェブサイトにおいて、特定操作を予め定められた回数以上、行った場合、前記制御手段は、前記履歴を前記第2ウェブサイトの表示内容に反映させる、ことを特徴とする請求項2から請求項12何れかに記載の情報処理装置である。
請求項17に記載の発明は、前記制御手段は、前記第2ウェブサイトの表示内容に対する反映として、前記第1ウェブサイトにおいて前記ユーザによって入力された情報に応じて、前記第2ウェブサイトの表示内容を変更する、ことを特徴とする請求項2から請求項16何れかに記載の情報処理装置である。
請求項18に記載の発明は、前記制御手段は、更に、前記第2ウェブサイトに表示されている内容と、その表示に関連する実際の内容との間に差異がある場合、前記差異の通知を制御する、ことを特徴とする請求項2から請求項17何れかに記載の情報処理装置である。
請求項19に記載の発明は、コンピュータを、第1コンテンツに対するユーザの閲覧履歴及び操作履歴の中の少なくとも1つの履歴に基づき、第2コンテンツの表示内容を制御する制御手段、として機能させるプログラムである。
請求項1,19に記載の発明によれば、情報に対するユーザの閲覧履歴及び操作履歴の中の少なくとも1つの履歴に応じた情報が提供される。
請求項2,3に記載の発明によれば、第1ウェブサイトに対するユーザの履歴が反映された第2ウェブサイトがユーザに提供される。
請求項4,5に記載の発明によれば、ユーザは、履歴が第2ウェブサイトに反映されたことを認識することができる。
請求項6,7に記載の発明によれば、ユーザの嗜好が特定され得る。
請求項8に記載の発明によれば、ユーザの嗜好に適合する情報が当該ユーザに提供される。
請求項9に記載の発明によれば、個々のユーザ毎に、ユーザの嗜好に適合する情報が当該ユーザに提供される。
請求項10に記載の発明によれば、第1ウェブサイトにてイベントが発生した場合に、第2ウェブサイトでもイベントを発生させることができる。
請求項11に記載の発明によれば、第1ウェブサイトでのイベントとは異なる時期に、第2ウェブサイトにてユーザにイベントを提供することができる。
請求項12に記載の発明によれば、解析期間中の履歴に応じた情報がユーザに提供される。
請求項13に記載の発明によれば、ユーザがn階層目のウェブページを閲覧した場合に、履歴が反映された第2ウェブサイトがユーザに提供される。
請求項14に記載の発明によれば、ユーザが閾値以上の数のウェブページを閲覧した場合に、履歴が反映された第2ウェブサイトがユーザに提供される。
請求項15に記載の発明によれば、第1ウェブサイトにおいて、第2ウェブサイトでの閲覧内容に関連する内容がユーザによって閲覧された場合、履歴が反映された第2ウェブサイトがユーザに提供される。
請求項16に記載の発明によれば、予め定められた回数以上の特定操作が行われた場合、履歴が反映された第2ウェブサイトがユーザに提供される。
請求項17に記載の発明によれば、ユーザによって入力された情報に応じた第2ウェブサイトが、ユーザに提供される。
請求項18に記載の発明によれば、第2ウェブサイトの表示内容と実際の内容との間の差異の有無を確認することができる。
図1を参照して、本発明の実施形態に係る情報処理システムについて説明する。図1には、本実施形態に係る情報処理システムの一例が示されている。
本実施形態に係る情報処理システムは、一例として、解析装置10と、ウェブサーバ12と、端末装置14とを含む。図1に示す例では、解析装置10、ウェブサーバ12及び端末装置14は、ネットワーク等の通信経路Nを介して互いに通信する機能を有する。もちろん、解析装置10、ウェブサーバ12及び端末装置14は、通信経路Nを利用せずに、それぞれ異なる通信経路を介して他の装置と通信してもよいし、直接的に他の装置と通信してもよい。なお、複数のウェブサーバ12や複数の端末装置14が、情報処理システムに含まれてもよい。また、その他のサーバ等の装置が、情報処理システムに含まれてもよい。
解析装置10は、コンテンツに対するユーザの閲覧や操作等を解析し、その解析結果に基づいて、コンテンツの表示内容を制御する装置である。コンテンツは、例えば、ウェブサイト(Webサイト)、文書、画像(静止画像や動画像)、音声、等である。また、解析装置10は、他の装置との間でデータを送受信する機能を有する。
ウェブサーバ12(Webサーバ12)は、要求(例えばHTTPリクエスト)に応じて、HTML文書や画像や音声等の情報を提供する装置である。例えば、ウェブサーバ12は、通信プロトコルの一例であるHTTPを用いて、情報を送受信する機能を有する。より詳しく説明すると、ウェブサーバ12は、外部装置(例えば端末装置14)のウェブブラウザ(Webブラウザ)から要求を受けると、その要求に応じたHTML文書や画像や音声等の情報を当該外部装置に送信する。ウェブサーバ12から外部装置に送信されたHTML文書や画像は、当該外部装置のウェブブラウザによって、コンテンツの一例に相当するウェブサイトとして表示される。また、ウェブサーバ12から外部装置に音声情報が送信された場合、当該外部装置において、その音声情報に基づく音声が発生させられる。
ウェブサーバ12は、例えば、CPU等のプロセッサ、ハードディスクドライブやメモリ等の記憶装置、及び、他の装置と通信するための通信インターフェースを含む。記憶装置には、例えば、HTML文書や画像や音声等の情報や、ウェブサーバ12の機能を実現するためのプログラム、等が記憶されている。ウェブサーバ12は、上記の構成以外の構成によって構築されてもよい。なお、ウェブサーバ12は、解析装置10に設けられていてもよい。
端末装置14は、パーソナルコンピュータ(PC)、タブレットPC、スマートフォン、携帯電話、等の装置であり、他の装置との間でデータを送受信する機能を有する。端末装置14は、ウェアラブル端末(腕時計型端末、リストバンド型端末、眼鏡型端末、指輪型端末、コンタクトレンズ型端末、体内埋め込み型端末、ヒアラブル端末等)であってもよい。
端末装置14には、ウェブサイトを閲覧するためのウェブブラウザ(Webブラウザ)を実現するためのプログラムが格納されている。そのプログラムが実行されることで、ウェブブラウザが起動する。ウェブブラウザは、要求(例えばHTTPリクエスト)をウェブサーバ12に送信し、その要求に応じてウェブサーバ12から送信されてきた情報を受信する。ウェブブラウザは、ウェブサーバ12から送信されてきた情報を解析することで、HTML文書や画像等の情報を含むウェブサイトを構築し、そのウェブサイトを、端末装置14に設けられている表示装置に表示させる。また、ウェブサーバ12から端末装置14に音声情報が送信されてきた場合、端末装置14は、その音声情報に基づく音声を発生させる。
端末装置14は、例えば、CPU等のプロセッサ、ハードディスクドライブやメモリ等の記憶装置、他の装置と通信するための通信インターフェース、及び、UI装置(ユーザインターフェース装置)を含む。記憶装置には、各種の情報や、ウェブブラウザ(Webブラウザ)を実現するためのプログラム、等が格納されている。UI装置は、例えば、液晶ディスプレイ等の表示装置と、タッチパネルやキーボード等の操作装置とを含む。UI装置は、表示装置と操作装置とを兼ねた装置(例えば、タッチ式のディスプレイや、ディスプレイ上に電子的にキーボード等を表示する装置等)であってもよい。また、UI装置は、マイク等の集音装置や、スピーカ等の音声発生装置等を含んでいてもよい。この場合、情報が音声によって端末装置14に入力されてもよいし、情報が音声として発せられてもよい。また、表示装置は、ヘッドマウントディスプレイやフレキシブルディスプレイであってもよい。端末装置14は、上記の構成以外の構成によって構築されてもよい。
以下、図2を参照して、解析装置10の構成について詳しく説明する。図2には、解析装置10の構成が示されている。
通信部16は通信インターフェースであり、他の装置にデータを送信する機能、及び、他の装置からデータを受信する機能を有する。通信部16は、無線通信機能を有する通信インターフェースであってもよいし、有線通信機能を有する通信インターフェースであってもよい。通信部16は、1又は複数の通信規格(方式)に対応している。通信部16は、通信相手に適した通信規格(つまり、通信相手が対応している通信規格)に従って通信相手と通信してもよい。通信規格(方式)は、例えば、赤外線通信、可視光通信、Wi−Fi(登録商標)通信、近接無線通信(例えばNFC(Near Field Communication)等)、等である。近接無線通信としては、Felica(登録商標)、Bluetooth(ブルートゥース)(登録商標)、RFID(Radio Frequency Identifier)等が用いられる。もちろん、別の方式の無線規格が近接無線通信として用いられてもよい。通信部16は、通信相手に応じて通信規格や周波数帯域を切り替えてもよいし、周囲の環境に応じて通信規格や周波数帯域を切り替えてもよい。
記憶部18はハードディスクドライブやメモリ(例えばSSD等)等の記憶装置である。記憶部18には、例えば、各種の情報、各種のプログラム(例えば、OS(Operating System)や各種のアプリケーションプログラム等)等が記憶されている。それらは別々の記憶装置に記憶されてもよいし、1つの記憶装置に記憶されてもよい。記憶部18には、コンテンツに対するユーザの閲覧履歴や操作履歴を示す情報が記憶されてもよい。また、記憶部18には、後述する解析部20による解析結果を示す情報が記憶されてもよい
解析部20は、ユーザ毎に、コンテンツに対するユーザの閲覧や操作を解析する機能を有する。例えば、解析部20は、ユーザ毎に、ウェブサイトへのアクセス、ウェブサイトへの来訪のパターン、ウェブサイト内での操作、等を追跡(トラッキング)することで、ユーザ毎の閲覧や操作を解析する。その追跡技術には、公知の技術が用いられる。例えば、クッキー(cookie)やトラッキングコード等を用いることで、上記の追跡が行われる。解析部20は、例えば、端末装置14のウェブブラウザから、閲覧や操作を示す情報を取得する。また、端末装置14が、ウェブサイトに対するユーザの閲覧履歴や操作履歴を管理し、解析部20は、その閲覧履歴や操作履歴を示す情報を端末装置14から取得してもよい。例えば、端末装置14は、ユーザが表示装置の画面上で行った操作の履歴を管理し、解析部20は、その操作履歴を示す情報を端末装置14から取得する。また、解析部20は、商品販売サイトでのユーザの購入履歴を示す情報や、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)情報等を取得し、それらの情報に基づいて、ユーザの操作を解析してもよい。解析結果を示す情報(例えば、閲覧履歴や操作履歴を示す情報)は、後述する反映部24による反映処理に用いられる。解析部20は、各ユーザの解析結果情報に、ユーザを識別するためのユーザ識別情報(例えばユーザアカウント情報)を紐付けて、各ユーザの解析結果情報を管理する。例えば、解析結果情報は、記憶部18に記憶される。なお、解析部20は、端末装置14からユーザアカウント情報等のユーザ識別情報を取得してもよいし、端末装置14自体の識別情報(例えばMACアドレス等の情報)をユーザ識別情報として端末装置14から取得してもよい。解析部20は、端末装置14の識別情報をユーザ識別情報として解析結果情報に紐付けてもよい。
制御部22は、解析装置10の各部の動作を制御する機能を有する。例えば、制御部22は、各種のプログラムの実行、通信部16による通信の制御、記憶部18への情報の書き込み、記憶部18からの情報の読み出し、等を行う。また、制御部22は、反映部24を含む。
反映部24は、解析部20による解析結果に基づいて、端末装置14に提供されるコンテンツの内容を変更する機能を有する。例えば、反映部24は、第1コンテンツでのユーザの閲覧履歴及び操作履歴の中の少なくとも1つの履歴を、第2コンテンツの内容に反映させる。
以下、解析装置10による処理について詳しく説明する。以下では、コンテンツの一例としてウェブサイトが端末装置14に表示されるものとする。
図3には、ウェブサイトの一例が示されている。図3に示されている画面26は、ユーザAの端末装置14の表示装置に表示される。画面26には、ウェブサイト28が表示されている。例えば、端末装置14に格納されているウェブブラウザプログラムが実行されると、ウェブブラウザが起動する。ウェブブラウザは、ユーザAによって指定されたアドレス(URL)や予め定められたアドレスにアクセスして、ウェブサーバ12からHTML文書や画像や音声等の情報を取得し、その情報をウェブサイト28として表示部に表示させる。
ウェブサイト28は、ウェブページの集合体であり、例えば、WWW(World Wide Web)上の特定のドメインによって管理、運営されているウェブページ全体を指し示す。ウェブページは、その特定のドメインで運営されているウェブサイトに含まれる個々のページである。例えば、ウェブサイトは、複数のウェブページによって構成された階層構造を有する。具体的には、ウェブサイトは、最上位の階層に属するトップページと、そのトップページよりも下位の階層に属する1又は複数のウェブページとによって構成されている。例えば、トップページには、下位の階層に属するウェブページにアクセスするためのリンク(アドレス)が設けられており、ユーザが、そのリンクを指定することで、ウェブブラウザは、そのリンクに紐付けられているウェブページにアクセスして、そのウェブページを表示装置に表示させる。また、トップページ以外のウェブページにも、トップページや他のウェブページにアクセスするためのリンクが設けられており、ユーザが、そのリンクを指定した場合、そのリンクに紐付けられているウェブページが表示されてもよい。以下に説明する他のウェブサイトについて同様である。
図3には、ウェブサイト28に含まれるトップページ、又は、その他のウェブページが示されている。そのウェブページには、矢印30で示すように、各種の情報(例えば、文字列や画像等)が表されている。
ウェブサイト28は、「第2コンテンツ」としての「第2ウェブサイト」の一例に相当する。例えば、ウェブサイト28の管理者が、ウェブサイト28を第2ウェブサイトとして指定した場合、解析部20は、ウェブサイト28を、第1ウェブサイトに対するユーザAの閲覧履歴や操作履歴が反映される第2ウェブサイトとして識別する。ウェブサイト28の管理者は、例えば、ウェブサイト28の提供者や運営者等である。例えば、ウェブサイト28がショッピングサイトである場合、そのショッピングサイトの提供者や運営者(より具体的には、そのショッピングサイトで商品やサービス等を販売している販売者等)が、ウェブサイト28の管理者に該当する。
ユーザAが第2ウェブサイトとしてのウェブサイト28にアクセスして、ウェブサイト28が端末装置14に表示された場合、それ以降、解析部20は、第2ウェブサイト以外のウェブサイト(第1ウェブサイトに相当する)に対するユーザAの閲覧や操作をトラッキングする。制御部22は、トラッキングを許可するか否かをユーザAに問い合わせてもよい。例えば、その問い合わせを示すメッセージが、解析装置10から端末装置14に送信され、端末装置14の表示装置に表示される。ユーザAが、トラッキングを許可した場合、その旨を示す情報が、端末装置14から解析装置10に送信される。解析部20は、トラッキングの許可を示す情報を受けると、以降、第2ウェブサイト以外のウェブサイトに対するユーザAの閲覧や操作をトラッキングする。一方、ユーザAが、トラッキングを許可しなかった場合、その旨を示す情報が、端末装置14から解析装置10に送信される。解析部20は、トラッキングの不許可を示す情報を受けると、ウェブサイトに対するユーザAの閲覧や操作をトラッキングしない。
図4には、別のウェブサイトが示されている。画面26には、ウェブサイト32が表示されている。ウェブサイト32は、第2ウェブサイトとしてのウェブサイト28とは異なるドメインによって管理、運営されているウェブサイトである。つまり、ウェブサイト32は、ウェブサイト28とは異なるウェブサイトである。ウェブサイト32は、「第1コンテント」としての「第1ウェブサイト」の一例に相当する。
図4には、ウェブサイト32に含まれるトップページ、又は、その他のウェブページが示されている。そのウェブページには、矢印34で示すように、各種の情報(例えば、文字列や画像等)が表示されている。
例えば、ユーザAが、端末装置14を用いて、第2ウェブサイトとしてのウェブサイト28を閲覧した後、第1ウェブサイトとしてのウェブサイト32にアクセスしてウェブサイト32を閲覧しているものとする。解析部20は、ユーザAの閲覧や操作をトラッキングすることで、ウェブサイト32に対するユーザAの閲覧や操作を解析する。このように、解析部20は、ユーザ毎の閲覧や操作等を解析する。解析部20は、ユーザ毎に、ユーザアカウント情報等のユーザ識別情報と、閲覧履歴や操作履歴を示す情報とを互いに紐付けて、それらの情報を記憶部18に記憶させる。なお、解析部20は、第2ウェブサイトとしてのウェブサイト28に対するユーザAの閲覧や操作をトラッキングすることで、ウェブサイト28に対するユーザAの閲覧や操作を解析してもよい。この場合、上記の閲覧履歴や操作履歴を示す情報には、ウェブサイト28に対するユーザAの閲覧や操作を示す情報が含まれる。
反映部24は、ウェブサイト32に対するユーザAの閲覧履歴及び操作履歴の中の少なくとも1つの履歴を、第2ウェブサイトとしてのウェブサイト28の内容に反映させる。例えば、反映部24は、ウェブサイト32の内容に基づいて、ウェブサイト28の内容を変える。反映部24は、ウェブサイト32の内容に基づいて、ウェブサイト28に含まれる1又は複数のウェブページの全体又は部分を変更してもよいし、ウェブサイト28の表示レイアウトを変更してもよい。このように、反映部24は、ユーザ毎に、閲覧履歴や操作履歴を第2ウェブサイトの内容に反映させる。こうすることで、ユーザ毎に異なる第2ウェブサイトが提供される。
例えば、反映部24は、第2ウェブサイトとしてのウェブサイト28において、ユーザが最後に閲覧していたウェブページの内容を変更してもよい。別の例として、反映部24は、ウェブサイト28において、ユーザが第1ウェブサイトとしてのウェブサイト32において閲覧したウェブページの内容と関連する内容が記載されているウェブページの内容を変更してもよい。例えば、ユーザがウェブサイト32において、ある商品に関する情報が表示されているウェブページを閲覧した場合、反映部24は、ウェブサイト28において、当該商品に関する情報が表示されているウェブページの内容を変更する。
ユーザAが、端末装置14を用いて、ウェブサイト32を閲覧した後、ウェブサイト28にアクセスしたものとする。この場合、第1ウェブサイトとしてのウェブサイト32に対する閲覧履歴や操作履歴が反映されたウェブサイトが、第2ウェブサイトとして画面26に表示される。
図5には、閲覧履歴や操作履歴が反映された第2ウェブサイトの一例が示されている。ウェブサイト36は、第1ウェブサイトとしてのウェブサイト32に対するユーザの閲覧履歴や操作履歴が元のウェブサイト28に反映されることで作成された第2ウェブサイトである。ウェブサイト36には、矢印38で示すように、各種の情報(例えば、文字列や画像等)が表示されている。
以下、解析部20及び反映部24による処理について詳しく説明する。解析部20は、例えば、ユーザAが第1ウェブサイト(例えばウェブサイト32)を閲覧している時間の長さ、ユーザAが第1ウェブサイトにて閲覧している内容、第1ウェブサイト内でのユーザAの操作、及び、ユーザAが第1ウェブサイトを閲覧しているときのユーザAの身体情報の中の少なくとも1つの要素に基づいて、ユーザAの関心対象を特定する。
解析部20は、ユーザAが第1ウェブサイトを閲覧している時間の長さに基づいて、ユーザAの関心対象を特定してもよい。例えば、ユーザAが同一の第1ウェブサイトを閲覧している時間の長さが、時間閾値以上となった場合、解析部20は、その第1ウェブサイトに表示されている情報(例えば商品の情報等)を、ユーザAの関心対象として特定する。解析部20は、第1ウェブサイトに対して自然言語処理を適用することで、第1ウェブサイトに表示されている情報を識別してもよい。時間閾値は、予め定められた値であってもよいし、ユーザAや管理者等によって定められてもよい。
別の例として、解析部20は、ユーザAが同一の第1ウェブサイトを閲覧している時間が長いほど、その第1ウェブサイトに表示されている情報に対するユーザAの関心度は高いと推定してもよい。ユーザAが閲覧している第1ウェブサイトの関心度が、関心度閾値以上となった場合、解析部20は、その第1ウェブサイトに表示されている情報を、ユーザAの関心対象として特定する。関心度閾値は、予め定められた値であってもよいし、ユーザAや管理者等によって定められてもよい。
なお、第1ウェブサイトに表されている情報の量によって閲覧時間が変わる場合があるため(例えば、情報量が多いほど、閲覧時間が長くなると推測されるため)、閲覧時間が長いからといって、関心度が高いとは限らない。そこで、解析部20は、第1ウェブサイトに表されている情報の量に応じた重み付け処理を実行してもよい。例えば、解析部20は、情報量が多いほど重み係数を小さくして閲覧時間に乗算し、重み付け処理が適用された閲覧時間に基づいて関心度を演算してもよい。
解析部20は、ユーザAが第1ウェブサイトにて閲覧している内容に基づいて、ユーザAの関心対象を特定してもよい。例えば、解析部20は、第1ウェブサイト内にてユーザAが閲覧している箇所を特定し、ユーザAがその箇所を閲覧している時間の長さを特定する。その時間の長さが時間閾値以上となった場合、解析部20は、その箇所に表示されている情報を、ユーザAの関心対象として特定する。例えば、端末装置14にカメラが設けられており、そのカメラによって、ユーザAが第1ウェブサイトを閲覧しているときの目線が撮影される。解析部20は、ユーザAの目線を表す画像を端末装置14から取得し、その画像を解析することで、第1ウェブサイトにおいてユーザAが閲覧している箇所を特定する。例えば、解析部20は、第1ウェブサイトにおいて、ユーザAの目線の先の箇所を、ユーザAが閲覧している箇所として特定する。目線は、ユーザの身体情報の一例に相当する。解析部20は、ユーザAが閲覧している箇所に対して自然言語処理を適用することで、その箇所に表示されている情報を識別してもよい。
別の例として、解析部20は、第1ウェブサイトにおいてユーザAが閲覧している時間が長い箇所ほど、その箇所に表されている情報(例えば商品の情報等)に対するユーザAの関心度が高いと推測してもよい。ユーザAが閲覧している箇所の関心度が、関心度閾値以上となった場合、解析部20は、その箇所に表示されている情報を、ユーザAの関心対象として特定する。
解析部20は、第1ウェブサイト内でのユーザAの操作に基づいて、ユーザAの関心対象を特定してもよい。例えば、端末装置14によって、画面26上の指示子(例えば、マウスのポインタ、ユーザAの指、スタイラス等)の位置が検知されてもよい。解析部20は、その検知結果を示す情報を端末装置14から取得し、その情報に基づいて、第1ウェブサイトにおいてユーザAが操作している箇所を特定する。例えば、第1ウェブサイトが表示されている箇所にて指示子が検知された場合、解析部20は、その箇所がユーザAによって操作されていると推測する。解析部20は、ユーザAによって操作されていると推測される箇所に表示されている情報を、ユーザAの関心対象として特定する。解析部20は、ユーザAが操作している箇所に対して自然言語処理を適用することで、その箇所に表されている情報を識別してもよい。
また、第1ウェブサイトに入力欄が表示されており、ユーザAが、端末装置14を用いて、その入力欄に情報(例えば文字列や画像等)を入力した場合、端末装置14は、ユーザAによって情報が入力された入力欄を検知してもよい。解析部20は、その検知結果を示す情報を端末装置14から取得し、その情報に基づいて、第1ウェブサイトにおいてユーザAが情報を入力した箇所を、ユーザAが操作している箇所として推測する。そして、解析部20は、ユーザAによって操作されていると推測される箇所に表示されている情報を、ユーザAの関心対象として特定する。
解析部20は、ユーザAの表情に基づいて、ユーザAの関心対象を特定してもよい。ユーザAの表情は、ユーザAの身体情報の一例に相当する。例えば、端末装置14に設けられているカメラによって、ユーザAが第1ウェブサイトを閲覧しているときの表情が撮影される。解析部20は、ユーザAの表情を表す画像を端末装置14から取得し、その画像を解析することで、当該第1ウェブサイトに表されている情報(例えば、文字列や画像等)に対してユーザAが関心を有しているか否かを判断する。例えば、にこやかな表情や、和やかな表情や、うれしそうな表情等が、画像に表されている場合、解析部20は、そのような画像が得られた第1ウェブサイトに表されている情報を、ユーザAの関心対象として特定する。一方、無表情や、不満そうな表情等が、画像に表されている場合、解析部20は、そのような画像が得られた第1ウェブサイトに表されている情報に対するユーザAの関心度が低いと推定する。解析部20は、公知の画像解析技術を適用することで、画像から表情を検出する。
解析部20は、閲覧時間の長さ、閲覧箇所、ユーザAの操作、及び、ユーザAの表情の中の複数の要素の組み合わせに基づいて、ユーザAの関心対象を特定してもよい。例えば、解析部20は、要素毎の関心度を演算し、更に、その関心度の合計を演算する。解析部20は、関心度の合計が閾値以上となった第1ウェブサイトに表示されている情報や、特定の箇所に表示されている情報を、ユーザAの関心対象として特定する。別の例として、解析部20は、関心度の合計が最大となった第1ウェブサイトに表示されている情報や、特定の箇所に表示されている情報を、ユーザAの関心対象として特定してもよい。
上記のようにして関心対象が特定されると、反映部24は、その関心対象に関する情報が優先的に(例えば上位に)表示されるように、第2ウェブサイト(例えばウェブサイト28)の内容を変更することで、新たな第2ウェブサイト(例えばウェブサイト36)を作成する。端末装置14のウェブブラウザが、第2ウェブサイト(例えばウェブサイト28)のアドレスにアクセスした場合、ウェブブラウザは、その新たな第2ウェブサイト(例えばウェブサイト36)を画面26に表示させる。
例えば、第2ウェブサイトとしてのウェブサイト28と第1ウェブサイトとしてのウェブサイト32が、ショッピングサイトであるものとする。解析部20は、上記の解析処理(関心対象を特定するための処理)を実行することで、ウェブサイト32にてユーザAが閲覧した商品や値段等の情報を識別する。例えば、解析部20は、ウェブサイト32に表示されている商品や値段等の情報を、ユーザAの関心対象として特定したものとする。反映部24は、その商品が優先的に(例えば上位に)表示されるように、第2ウェブサイトの内容を変更することで、新たな第2ウェブサイトとしてのウェブサイト36を作成する。また、解析部20は、ウェブサイト32にてユーザAが閲覧していた各商品の関心度を演算し、反映部24は、各商品の関心度に基づいて各商品が表示されるように、第2ウェブサイトの内容を変更する。具体的には、反映部24は、関心度の高い商品ほど優先的に(例えば上位に)表示されるように、第2ウェブサイトの内容を変更することで、新たな第2ウェブサイトとしてのウェブサイト36を作成する。端末装置14のウェブブラウザが、第2ウェブサイトのアドレスにアクセスした場合、ウェブサイト36を画面26に表示させる。
具体例を挙げて説明する。ユーザAが、第1ウェブサイトとしてのウェブサイト32にて、あるブランドのバッグAAAに関する情報を閲覧しており、そのバッグAAAに対する関心度が最も高いものとする。第2ウェブサイトとしてのウェブサイト28にも、そのバッグAAAに関する情報が表されている場合、反映部24は、そのバッグAAAに関する情報が最優先で(例えば最上位に)表示されるように、第2ウェブサイトの内容を変更することで、新たな第2ウェブサイトとしてのウェブサイト36を作成する。こうすることで、端末装置14のウェブブラウザが、第2ウェブサイトのアドレスにアクセスした場合、バッグAAAに関する情報が最優先で表示されるウェブサイト36が、画面26に表示される。
また、ユーザAが、第1ウェブサイトとしてのウェブサイト32にて、他の商品よりも相対的に値段の安い商品に関する情報を閲覧しており、値段の安い商品に関する関心度が最も高いものとする。この場合、反映部24は、値段の安い商品が優先的に(例えば上位に)表示されるように、第2ウェブサイトの内容を変更することで、新たな第2ウェブサイトとしてのウェブサイト36を作成する。こうすることで、端末装置14のウェブブラウザが、第2ウェブサイトのアドレスにアクセスした場合、ウェブサイト36が画面26に表示され、そのウェブサイト36には、値段の安い商品に関する情報が最優先で表示される。
また、第2ウェブサイトとしてのウェブサイト28と第1ウェブサイトとしてのウェブサイト32が、宿泊予約サイトであるものとする。ユーザAが、端末装置14を用いて、ウェブサイト28にてホテルBBBに関する情報を見ていたが、ホテルBBBの予約をせずに、ウェブサイト32にアクセスし、ウェブサイト32にて、別のホテルCCCに関する情報を参照しているものとする。解析部20は、ウェブサイト32にてユーザAが閲覧している箇所を解析する。ここでは、ホテルCCCに対するユーザAの関心度が最も高いものとする。この場合、反映部24は、ホテルCCCに関する情報が優先的に(例えば上位に)表示されるように、第2ウェブサイトの内容を変更することで、新たな第2ウェブサイトとしてのウェブサイト36を作成する。こうすることで、端末装置14のウェブブラウザが、第2ウェブサイトのアドレスにアクセスした場合、ウェブサイト36が画面26に表示され、そのウェブサイト36には、ホテルCCCに関する情報が最優先で表示される。
また、第2ウェブサイトとしてのウェブサイト28と第1ウェブサイトとしてのウェブサイト32が、宿泊予約サイトであるものとする。ユーザAが、端末装置14を用いて、ウェブサイト28にてホテルBBBに関する情報を見ていたが、ホテルBBBの予約をせずに、ウェブサイト32にアクセスし、ウェブサイト32にて、ホテルBBBに関する情報を参照しているものとする。例えば、解析部20は、ウェブサイト28,32にてユーザAが閲覧している箇所を解析することで、ユーザAの関心対象がホテルBBBであることを識別する。また、解析部20は、ウェブサイト28にてホテルBBBを予約した場合の宿泊費と、ウェブサイト32にてホテルBBBを予約した場合の宿泊費とを識別する。そして、ウェブサイト32にてホテルBBBを予約した場合の宿泊費が、ウェブサイト28にてホテルBBBを予約した場合の宿泊費よりも安い場合、解析部20は、ユーザAの関心対象が宿泊費であることを識別する。この場合、反映部24は、ホテルBBBの宿泊費が、ウェブサイト32での宿泊費と同一又は安くなるように、第2ウェブサイトの内容を変更する。こうすることで、新たな第2ウェブサイトとしてのウェブサイト36には、新たな宿泊費で宿泊可能なホテルBBBに関する情報が表示される。なお、反映部24は、第2ウェブサイトの管理者の許可を受けた場合に、第2ウェブサイトにおける宿泊費を変更してもよい。
解析部20は、ユーザAのSNS情報(例えば、ユーザAのアカウント情報に紐付けられているSNS情報)を取得し、そのSNS情報を解析することで、ユーザAの関心対象を特定してもよい。ユーザAのSNS情報は、ユーザAがSNSを利用して発言した情報を含んでおり、解析部20は、そのSNS情報に含まれるユーザAの発言内容に基づいて、ユーザAの関心対象を特定してもよい。
解析部20は、第1ウェブサイト(例えばウェブサイト32)と第2ウェブサイト(例えばウェブサイト28)の両方に対するユーザの閲覧履歴や操作履歴に基づいて、当該ユーザの関心対象を特定してもよい。
以上のように、本実施形態によれば、第1ウェブサイトに対するユーザの閲覧履歴や操作履歴に応じて、当該ユーザに対して提供される第2ウェブサイトの内容が変更される。こうすることで、第2ウェブサイトにて、当該ユーザが関心を有すると推測される情報が優先的に表示される。また、ユーザ毎に関心対象を特定することで、個々のユーザの嗜好に適合する情報が、各ユーザに個別的に提供される。
また、第2ウェブサイトの管理者は、第1ウェブサイトに対するユーザの閲覧履歴や操作履歴を参照することで、当該ユーザの嗜好を把握することができる。例えば、第2ウェブサイトを介して商品やサービス等を販売している販売者は、第2ウェブサイトや商品やサービス等の短所や長所を把握することができ、また、ユーザに対する事後のアンケート(例えば、商品の購入後のアンケートやサービス提供後のアンケート等)のみからでは得られない情報を事前に得ることもできる。また、第2ウェブサイトでは、ユーザの関心度に応じた広告やクーポン等が表示されてもよい。例えば、関心対象に関する広告やクーポン等が表示されてもよい。
なお、上記の例では、ユーザが、先に第2ウェブサイトを閲覧し、次に第1ウェブサイトを閲覧したときに、第1ウェブサイトに対する閲覧履歴や操作履歴が、第2ウェブサイトに反映されている。別の例として、ユーザが、先に第1ウェブサイトを閲覧し、次に第2ウェブサイトを閲覧したときに、第1ウェブサイトに対する閲覧履歴や操作履歴が、第2ウェブサイトに反映されてもよい。
ユーザが、新たな第2ウェブサイトにアクセスした場合、端末装置14のウェブブラウザは、第1ウェブサイト(例えばウェブサイト32)に代えて、当該新たな第2ウェブサイト(例えばウェブサイト36)を画面26に表示させてもよいし、第1ウェブサイトと共に、第2ウェブサイトを画面26に表示させてもよい。例えば、いわゆるタブブラウザが用いられている場合、第1ウェブサイトと新たな第2ウェブサイトが、それぞれ別々のタブを用いて表示されてもよい。
解析部20は、複数の第1ウェブサイトに対するユーザAの閲覧履歴や操作履歴に基づいて、ユーザAの関心対象を特定してもよい。例えば、ユーザAが閲覧した複数の第1ウェブサイトに共通の内容が記載されていた場合、解析部20は、当該共通の内容をユーザAの関心対象として特定する。共通の内容は、例えば、共通のカテゴリに属する商品やサービス等である。具体例を挙げて説明すると、ユーザAが、ある第1ウェブサイトにてゲームのハードウェアに関する情報を閲覧しており、別の第1ウェブサイトにてゲームのソフトウェアに関する情報を閲覧したものとする。この場合、解析部20は、ゲームを、ユーザAの関心対象として特定する。反映部24は、ゲームに関する情報が優先的に(例えば上位に)表示されるように、第2ウェブサイトの内容を変更する。こうすることで、ユーザの関心対象がより正確に特定されて、その内容が第2ウェブサイトに反映される。
なお、解析部20は、解析期間中、第1ウェブサイトに対するユーザの閲覧履歴や操作履歴を解析し、反映部24は、その解析期間中の閲覧履歴や操作履歴を、第2ウェブサイトに反映させてもよい。解析期間は、予め定められた期間であってもよいし、ウェブサイトを閲覧するユーザによって指定されてもよい。
ユーザが、第1ウェブサイトにおいて、第2ウェブサイトにおけるユーザの閲覧内容に関連する内容を閲覧した場合、反映部24は、第1ウェブサイトでのユーザの閲覧履歴や操作履歴を、第2ウェブサイトに反映させてもよい。例えば、ユーザが、第1ウェブサイトにて、第2ウェブサイトにてユーザが閲覧した商品と同じ商品、又は、同じ種類の商品を閲覧している場合(つまり、その商品が表示されているウェブページが表示された場合)、反映部24は、第2ウェブサイトにて、当該商品に関する情報を変更する。例えば、反映部24は、当該商品に関する情報が優先的に(例えば上位に)表示されるように、第2ウェブサイトの内容を変更してもよいし、第2ウェブサイトにて、当該商品の値段を下げてもよい。また、第2ウェブサイトの内容が変更された旨を示すメッセージが、端末装置14の表示装置に表示されてもよい。
また、反映部24は、第1ウェブサイトの内容と第2ウェブサイトの内容との間の関連性の有無に応じて、第2ウェブサイトへの閲覧履歴や操作履歴の反映の必要性が判断してもよい。例えば、第1ウェブサイトに表示されている商品やサービスの種類と、第2ウェブサイトに表示されている商品やサービスの種類とが同一の場合、反映部24は、第1ウェブサイトに対するユーザの閲覧履歴や操作履歴を、第2ウェブサイトに反映させてもよい。また、第1ウェブサイトに表示されている商品やサービスを提供する業者の種類(例えば業種)と、第2ウェブサイトに表示されている商品やサービスを提供する業者の種類とが同一の場合、反映部24は、第1ウェブサイトに対するユーザの閲覧履歴や操作履歴を、第2ウェブサイトに反映させてもよい。具体例を挙げて説明すると、第1ウェブサイトには賃貸マンションに関する情報が表示されており、第2ウェブサイトにおいても賃貸マンションに関する情報が表示されている場合、両情報は、同一のサービスに関する情報であるため、反映部24は、第1ウェブサイトに対するユーザの閲覧履歴や操作履歴を、第2ウェブサイトに反映させる。一方、第1ウェブサイトには賃貸マンションに関する情報が表示されており、第2ウェブサイトにはスーパーの食品情報が表示されている場合、両情報は、同一の商品やサービスに関する情報ではないため、反映部24は、第1ウェブサイトに対するユーザの閲覧履歴や操作履歴を、第2ウェブサイトに反映させない。こうすることで、第2ウェブサイトに表示されている情報とは関連性が無い又は低い情報が、第2ウェブサイトに反映されることを防止又は抑制することができる。
以下、変形例について説明する。
<変形例1>
図6を参照して、変形例1について説明する。図6には、ウェブサイトの一例が示されている。第1ウェブサイトに対するユーザAの閲覧履歴や操作履歴が、第2ウェブサイトに反映されて、新たな第2ウェブサイトが作成された場合、制御部22は、その反映が行われた旨をユーザに通知してもよい。例えば、ユーザAが、端末装置14を用いて、第1ウェブサイトとしてのウェブサイト32にアクセスしており、新たな第2ウェブサイトとしてのウェブサイト36が作成された場合、制御部22は、その旨を示すメッセージ40を端末装置14に送信する。これにより、画面26には、そのメッセージ40が表示される。例えば、ユーザAが、第1ウェブサイトとしてのウェブサイト32を閲覧しているときに、メッセージ40が画面26に表示される。メッセージ40には、例えば、ウェブサイト28(図6に示す例では、「XXサイト」に相当する)が更新されたという内容が含まれる。メッセージ40は、例えば、ポップアップによって表示されてもよい。
図6を参照して、変形例1について説明する。図6には、ウェブサイトの一例が示されている。第1ウェブサイトに対するユーザAの閲覧履歴や操作履歴が、第2ウェブサイトに反映されて、新たな第2ウェブサイトが作成された場合、制御部22は、その反映が行われた旨をユーザに通知してもよい。例えば、ユーザAが、端末装置14を用いて、第1ウェブサイトとしてのウェブサイト32にアクセスしており、新たな第2ウェブサイトとしてのウェブサイト36が作成された場合、制御部22は、その旨を示すメッセージ40を端末装置14に送信する。これにより、画面26には、そのメッセージ40が表示される。例えば、ユーザAが、第1ウェブサイトとしてのウェブサイト32を閲覧しているときに、メッセージ40が画面26に表示される。メッセージ40には、例えば、ウェブサイト28(図6に示す例では、「XXサイト」に相当する)が更新されたという内容が含まれる。メッセージ40は、例えば、ポップアップによって表示されてもよい。
変形例1によれば、ユーザは、第2ウェブサイトの内容が変更されたことを認識することができる。また、ユーザが第1ウェブサイトを閲覧しているときにメッセージ40を通知することで、ユーザは、第1ウェブサイトの閲覧中に、第2ウェブサイトの内容が変更されたことを認識することができる。
<変形例2>
変形例2について説明する。変形例2では、第1ウェブサイトにてイベントが発生した場合、反映部24は、第2ウェブサイトにおいてイベントを発生させる。つまり、反映部24は、イベントの発生が反映された第2ウェブサイトを作成する。以下、図7及び図8を参照して、変形例1について詳しく説明する。図7には、第1ウェブサイトとしてのウェブサイト42が示されている。図8には、第2ウェブサイトとしてのウェブサイト44が示されている。
変形例2について説明する。変形例2では、第1ウェブサイトにてイベントが発生した場合、反映部24は、第2ウェブサイトにおいてイベントを発生させる。つまり、反映部24は、イベントの発生が反映された第2ウェブサイトを作成する。以下、図7及び図8を参照して、変形例1について詳しく説明する。図7には、第1ウェブサイトとしてのウェブサイト42が示されている。図8には、第2ウェブサイトとしてのウェブサイト44が示されている。
例えば、ユーザAが、端末装置14を用いて、第2ウェブサイト(例えば、図3に示されているウェブサイト28)にアクセスし、その後、第1ウェブサイトとしてのウェブサイト42にアクセスしたものとする。図7に示すように、画面26には、ウェブサイト42が表示されている。ウェブサイト28,42は、ショッピングサイトであるものとする。
図7に示すように、ウェブサイト42にて、イベントとしてのタイムセールが行われている場合、解析部20は、ウェブサイト42の内容を解析することで、そのタイムセールの発生を検知する。この場合、反映部24は、第2ウェブサイトにも、第1ウェブサイトと同じイベントを発生させる。つまり、反映部24は、タイムセールが反映された新たな第2ウェブサイトを作成する。なお、タイムセールは、例えば、予め定められた期間の間、商品の価格を通常価格よりも値下げするイベントである。
ユーザが、端末装置14を用いて、第2ウェブサイトのアドレスにアクセスした場合、画面26には、タイムセールが反映された新たな第2ウェブサイトとしてのウェブサイト44が表示される。
反映部24は、例えば、自動的にタイムセールを第2ウェブサイトに反映させる。つまり、反映部24は、タイムセールが反映される前のウェブサイト28に表示されている商品の価格を、予め定められた値下げ率に従って、値下げする。新たな第2ウェブサイトとしてのウェブサイト44には、価格が値下げされた各商品に関する情報が表示される。
各商品の最低価格が予め定められていてもよい。その最低価格は、例えば、第2ウェブサイトの管理者によって定められる。タイムセールが反映される前のウェブサイト28に表示されている商品の価格が、その最低価格よりも高い価格である場合、反映部24は、ウェブサイト44において、各商品の価格を最低価格に設定する。そのウェブサイト44には、価格が最低価格に設定された各商品に関する情報が表示される。なお、反映部24は、時間の経過と共に、段階的に各商品の価格を下げてもよいし、第1ウェブサイトとしてのウェブサイト42に表示されている各商品の価格に応じて、第2ウェブサイトに表示されている各商品の価格を設定してもよい。例えば、反映部24は、第2ウェブサイトに表示されている各商品の価格を、ウェブサイト42に表示されている各商品の価格よりも低い価格に設定してもよい。
制御部22は、第1ウェブサイトにてタイムセールが実行されている旨を示す情報を、第2ウェブサイトの管理者(例えば販売者等)に紐付く端末装置に送信してもよい。こうすることで、第2ウェブサイトの管理者は、第1ウェブサイトにてタイムセールが実行されていることを認識することができる。第2ウェブサイトの管理者が、自身の端末装置を用いて、タイムセールの実行を許可した場合、反映部24は、タイムセールを第2ウェブサイトに反映させてもよい。
また、反映部24は、第1ウェブサイトにおけるタイムセールの期間と同一の期間、又は、重複する期間にわたって、タイムセールを第2ウェブサイトに反映させてもよい。こうすることで、第2ウェブサイトでは、第1ウェブサイトにおけるタイムセールの期間と同一の期間、又は、重複する期間にわたって、タイムセールが実行される。
別の例として、反映部24は、第1ウェブサイトにおけるタイムセールの期間が終了した後に、タイムセールを第2ウェブサイトに反映させてもよい。こうすることで、第2ウェブサイトでは、第1ウェブサイトにおけるタイムセールの期間が終了した後に、タイムセールが実行される。
更に別の例として、第1ウェブサイトにてタイムセールが予告されており、タイムセールが実行されていない場合、反映部24は、第1ウェブサイトにおけるタイムセールの期間よりも先に、タイムセールを第2ウェブサイトに反映させてもよい。こうすることで、第2ウェブサイトでは、第1ウェブサイトにてタイムセールが開始する前に、タイムセールが開始される。
第2ウェブサイトにてタイムセールを発生させる時期は、第2ウェブサイトの管理者によって指定されてもよい。
また、変形例1と同様に、制御部22は、第2ウェブサイトにてタイムセールが発生した旨をユーザに通知してもよい。例えば、ユーザが、第1ウェブサイトとしてのウェブサイト42を閲覧しているときに、第2ウェブサイトにてタイムセールが発生した旨を示すメッセージが画面26に表示されてもよい。こうすることで、第1ウェブサイトを閲覧しているユーザは、第2ウェブサイトにてタイムセールが発生したことを認識することができる。
変形例2によれば、第1ウェブサイトにて発生したイベントが、第2ウェブサイトに反映される。こうすることで、例えば、第2ウェブサイトの管理者は、イベントが反映された第2ウェブサイトを、ユーザに提供することができる。
<変形例3>
変形例3について説明する。変形例3では、ユーザが、端末装置14を用いて、第1ウェブサイトにてn階層目(nは1以上の自然数)のウェブページにアクセスした場合、反映部24は、第1ウェブサイトでの閲覧履歴や操作履歴を、第2ウェブサイトに反映させる。値nは、予め定められた値であってもよいし、第2ウェブサイトの管理者によって定められた値であってもよいし、ウェブサイトを閲覧するユーザによって定められた値であってもよい。以下、図9を参照して、変形例3について詳しく説明する。
変形例3について説明する。変形例3では、ユーザが、端末装置14を用いて、第1ウェブサイトにてn階層目(nは1以上の自然数)のウェブページにアクセスした場合、反映部24は、第1ウェブサイトでの閲覧履歴や操作履歴を、第2ウェブサイトに反映させる。値nは、予め定められた値であってもよいし、第2ウェブサイトの管理者によって定められた値であってもよいし、ウェブサイトを閲覧するユーザによって定められた値であってもよい。以下、図9を参照して、変形例3について詳しく説明する。
図9には、第1ウェブサイトに属するウェブページ46が示されている。ウェブページ46には、例えば、ユーザが商品の購入を指示するための購入ボタン48が表されている。購入ボタン48がユーザによって押された場合、商品の発注が確定する。
解析部20は、当該第1ウェブサイトの階層構造を解析することで、当該第1ウェブサイトに含まれる1又は複数のウェブページを識別する。また、解析部20は、ユーザがアクセスして画面26に表示されているウェブページ46を識別し、そのウェブページ46の階層を特定する。
ウェブページ46は、それが属する第1ウェブサイトのn階層目のウェブページに該当する場合、反映部24は、当該第1ウェブサイトでのユーザの閲覧履歴や操作履歴を、第2ウェブサイト(例えば図3に示されているウェブサイト28)に反映させる。例えば、上述した実施形態と同様に、反映部24は、関心対象に関する情報が優先的に(例えば上位に)表示されるように、第2ウェブサイトの内容を変更する。また、図6に示す例と同様に、第2ウェブサイトの内容が変更された旨を示すメッセージが、画面26に表示されてもよい。
例えば、ショッピングサイトは、以下のような階層構造を有する場合がある。つまり、商品のカテゴリ等を選択するためのウェブページが、トップページとして表示される。そのトップページにて、ユーザによってカテゴリが選択された場合、そのカテゴリに関する下位層のウェブページが表示される。その下位層のウェブページにて、ユーザによって商品が選択された場合、更に下位層のウェブページであって最終的な購入指示を与えるためのウェブページ46が表示される。このように、ユーザが最終アクション(例えば、購入ボタンを押す動作)を実行するためのウェブページは、下位層に設けられていることがある。そこで、そのような最終アクションを実行するためのウェブページであると推測されるウェブページを、n階層目のウェブページとして設定しておくことで、ユーザが最終アクションを実際に実行する前に(例えば、ユーザが購入ボタン48を実際に押す前に)、第2ウェブサイトの内容が変更されて、第2ウェブサイトへのアクセスをユーザに促すことができる。
また、解析部20は、ユーザが、第1ウェブサイトにて閲覧(アクセス)したウェブページの数をカウントし、その数が閾値以上になった場合、反映部24は、第1ウェブサイトでのユーザの閲覧履歴や操作履歴を、第2ウェブサイトに反映されてもよい。この場合も、第2ウェブサイトの内容が変更された旨を示すメッセージが、画面26に表示されてもよい。上記の閾値は、予め定められた値であってもよいし、第2ウェブサイトの管理者によって定められた値であってもよいし、ウェブサイトを閲覧するユーザによって定められた値であってもよい。第1ウェブサイトにて、閾値以上の数のウェブページがユーザによって閲覧された場合、ユーザによって最終アクションが実行される可能性が高いと推測される。そこで、そのような場合に、第2ウェブサイトの内容を変更することで、ユーザが最終アクションを実行する前に、第2ウェブサイトへのアクセスをユーザに促すことができる。
<変形例4>
変形例4について説明する。変形例4では、ユーザが、第1ウェブサイトにおいて、特定操作を予め定められた回数以上(閾値としての回数以上)、行った場合、反映部24は、第1ウェブサイトでのユーザの閲覧履歴や操作履歴を、第2ウェブサイトに反映させる。特定操作は、例えば、第2ウェブサイトの運営者によって指定されてもよいし、ウェブサイトを閲覧するユーザによって指定されてもよい。また、回数は、第2ウェブサイトの管理者によって変更されてもよいし、ウェブサイトを閲覧するユーザによって変更されてもよい。以下、図10を参照して、変形例4について詳しく説明する。
変形例4について説明する。変形例4では、ユーザが、第1ウェブサイトにおいて、特定操作を予め定められた回数以上(閾値としての回数以上)、行った場合、反映部24は、第1ウェブサイトでのユーザの閲覧履歴や操作履歴を、第2ウェブサイトに反映させる。特定操作は、例えば、第2ウェブサイトの運営者によって指定されてもよいし、ウェブサイトを閲覧するユーザによって指定されてもよい。また、回数は、第2ウェブサイトの管理者によって変更されてもよいし、ウェブサイトを閲覧するユーザによって変更されてもよい。以下、図10を参照して、変形例4について詳しく説明する。
図10には、第1ウェブサイトとしてのウェブサイト50が示されている。例えば、ウェブサイト50はショッピングサイトであり、そのウェブサイト50には、商品指定ボタン52や個数指定欄54や購入ボタン等が表示されている。ウェブサイト50では、例えば、商品指定、個数の入力、及び、購入ボタンの押下、の3つの作業(ステップ)で、商品を購入することができるものとする。例えば、「商品指定」と「個数入力」という操作が、特定操作として指定されており、閾値としての回数として「2回」が指定されているものとする。解析部20は、「商品指定」と「個数入力」という特定操作を検知した場合、つまり、2回の特定操作を検知した場合、反映部24は、ウェブサイト50でのユーザの閲覧履歴や操作履歴を、第2ウェブサイトに反映させる。例えば、反映部24は、ウェブサイト50にてユーザが購入しようとしている商品に関する情報が優先的に(例えば上位に)表示されるように、第2ウェブサイトの内容を変更する。また、その変更を示すメッセージが、画面26に表示されてもよい。
変形例4によれば、第1ウェブサイトにて閾値回数の特定操作が検知された場合、第2ウェブサイトの内容が変更される。こうすることで、第1ウェブサイトにて、その特定操作の後の操作がユーザによって実行される前に、第2ウェブサイトへのアクセスをユーザに促すことができる。上記の例では、「購入ボタン」を押すという最終アクションがユーザによって実行される前に、第2ウェブサイトへのアクセスをユーザに促すことができる。
<変形例5>
変形例5について説明する。変形例5では、反映部24は、第1ウェブサイトにてユーザによって入力された情報に応じて、第2ウェブサイトの内容を変更する。ユーザによって入力された情報は、ユーザによって選択や指定された情報を含む概念であってもよい。以下、図11及び図12を参照して、変形例5について詳しく説明する。図11には、第1ウェブサイトの一例が示されており、図12には、第2ウェブサイトの一例が示されている。
変形例5について説明する。変形例5では、反映部24は、第1ウェブサイトにてユーザによって入力された情報に応じて、第2ウェブサイトの内容を変更する。ユーザによって入力された情報は、ユーザによって選択や指定された情報を含む概念であってもよい。以下、図11及び図12を参照して、変形例5について詳しく説明する。図11には、第1ウェブサイトの一例が示されており、図12には、第2ウェブサイトの一例が示されている。
例えば、第1ウェブサイトと第2ウェブサイトは、それぞれ別々の美容院のウェブサイトであるものとする。ユーザは、端末装置14を用いて、第2ウェブサイトとしてのAAA美容院のウェブサイトを閲覧し、その後、第1ウェブサイトとしてのBBB美容院のウェブサイト56にアクセスしてウェブサイト56を閲覧しているものとする。
図11に示すように、ウェブサイト56には、髪型のデザインやスタイル等を選択するためのメニューが表示されている。例えば、ユーザが、ウェブサイト56上で、メニューに含まれるデザインやスタイルを選択した場合、選択されたデザインやスタイルに関する詳細な情報(例えば、料金、時間、予約の状況等に関する情報)を表すウェブページが、画面26に表示される。ユーザが、ウェブサイト56上で好みのデザインやスタイルに関する情報を入力した場合、解析部20は、その情報を検知し、反映部24は、その情報に基づいて、第2ウェブサイトの内容を変更する。
ウェブサイト56においては、チェックボックスを指定することで、好みのデザインやスタイルを選択することができるようになっている。例えば矢印58で示すように、ユーザが、好みのスタイルとして「パーマ」を選択した場合、解析部20は、「パーマ」が好みのスタイルとして選択されたことを検知する。反映部24は、その検知結果を第2ウェブサイトに反映させる。
図12に示されているウェブサイト60は、上記の検知結果が反映された第2ウェブサイトである。反映部24は、ユーザによって選択された「パーマ」に関する情報が優先的に(例えば上位に)表示されるように、第2ウェブサイトの内容を変更する。図12に示す例では、AAA美容院における「パーマ」に関する情報(例えば、料金、時間、予約の情報等に関する情報)が、優先的に表示されている。また、AAA美容院にてパーマを得意とする担当者に関する情報が表示されてもよい。また、反映部24は、SNS等を利用することで、AAA美容院における「パーマ」に関する情報を収集し、その情報を第2ウェブサイトに反映させてもよい。例えば、担当者の評判や口コミ等の情報が、第2ウェブサイトに表示されてもよい。
第2ウェブサイトの内容が変更された場合、その変更を示すメッセージが画面26に表示されてもよい。
第1ウェブサイトにてユーザによって入力された情報は、当該ユーザが関心を有する物事であると推測されるので、その情報に応じて第2ウェブサイトの内容を変えることで、第2ウェブサイトにおいても、当該ユーザが関心を有する物事に関する情報を表示することができる。
上記以外の具体例について説明する。例えば、ユーザが、第1ウェブサイトにて、パーマが得意な担当者を閲覧している場合(つまり、当該担当者が表示されたウェブページが表示されている場合)、解析部20はその閲覧を検知する。反映部24は、その検知結果に基づいて、パーマが得意な担当者に関する情報が優先的に(例えば上位に)表示されるように、第2ウェブサイトの内容を変更してもよい。反映部24は、SNS等を利用することで、AAA美容院に属する各担当者の評判に関する情報を取得し、その情報に基づいて、第2ウェブサイトにおいて、パーマが得意な担当者に関する情報を優先的に表示してもよい。
<変形例6>
変形例6について説明する。図13には、変形例6に係る解析装置10Aの構成が示されている。解析装置10Aは、解析装置10に含まれる制御部22に代えて、制御部22Aを含む。制御部22Aは、反映部24と管理部62を含む。反映部24は、解析装置10に含まれる反映部24と同じ機能を有する。以下、管理部62について詳しく説明する。
変形例6について説明する。図13には、変形例6に係る解析装置10Aの構成が示されている。解析装置10Aは、解析装置10に含まれる制御部22に代えて、制御部22Aを含む。制御部22Aは、反映部24と管理部62を含む。反映部24は、解析装置10に含まれる反映部24と同じ機能を有する。以下、管理部62について詳しく説明する。
管理部62は、第2ウェブサイトに表示されている内容に関連する実際の内容を管理し、第2ウェブサイトに表示されている内容と実際の内容との間の差異を検知する機能を有する。その差異が管理部62によって検知された場合、制御部22Aは、その差異が発生したことを、当該実際の内容を管理している管理者に通知する。例えば、制御部22Aは、差異が発生したことを示す情報を、その管理者に紐付く端末装置に送信する。上記の管理者が、第2ウェブサイトの管理者である場合、制御部22Aは、差異が発生したことを、第2ウェブサイトの管理者に通知する。
例えば、第2ウェブサイトがショッピングサイトであり、その第2ウェブサイトに商品に関する情報が表示されている場合、管理部62は、その商品を実際に管理している管理者(例えば、その商品の販売者等)が、現在において実際に管理している商品を管理する。具体的には、管理部62は、その商品の現在の在庫数や値段等の商品属性情報を管理する。例えば、第2ウェブサイトに表示されている商品の商品属性情報が、サーバや、管理者に紐付く装置等に記憶されている。管理部62は、そのサーバや装置等から商品属性情報を取得し、その商品の現在の在庫数や値段等を検知する。
管理部62は、第2ウェブサイトに表示されている商品の在庫数と、商品属性情報が示す当該商品の現在の実際の在庫数との間の差異を検知する。第2ウェブサイトに表示されている商品の在庫数と、現在の実際の在庫数とが異なれば、その差異が検知される。例えば、第2ウェブサイトや商品属性情報の更新のタイミングによっては、第2ウェブサイトに表示されている商品の在庫数が、実際の在庫数と異なる場合がある。つまり、実際の在庫が減少又は増加したにも関わらず、第2ウェブサイトの更新タイミングによっては、その減少又は増加が第2ウェブサイトに反映されない場合がある。管理部62は、そのような差異を検知する。差異が検知された場合、その差異が、その商品の管理者(例えば、その商品の販売者や、第2ウェブサイトの管理者等)に通知される。
なお、第2ウェブサイトに表示されている商品の値段と、管理者が管理している実際の商品の値段とが異なる場合も、上記と同様に、その差異が管理部62によって検知され、その差異が管理者に通知される。
また、第2ウェブサイトが賃貸不動産(家屋、土地、部屋等)の紹介サイトであり、その第2ウェブサイトに不動産に関する情報が表示されている場合、管理部62は、その不動産を実際に管理している管理者(例えば、その不動産を管理する不動産業者等)が、現在において実際に管理している不動産を管理する。具体的には、管理部62は、その不動産の現在の賃貸状況(その不動産の空き状況等)や現在の賃料等の不動産属性情報を管理する。例えば、第2ウェブサイトに表示されている不動産の不動産管理情報が、サーバや、管理者に紐付く装置等に記憶されている。管理部62は、そのサーバや装置等から不動産属性情報を取得し、その不動産の現在の賃貸状況や賃料等を管理する。
管理部62は、第2ウェブサイトに表示されている不動産の賃貸状況と、物件属性情報が示す当該不動産の現在の賃貸状況との間に差異を検知する。第2ウェブサイトに表示されている不動産の賃貸状況と、現在の実際の賃貸状況とが異なれば、その差異が検知される。例えば、第2ウェブサイトや不動産属性情報の更新のタイミングによっては、第2ウェブサイトに表示されている不動産の賃貸状況が、実際の賃貸状況と異なる場合がある。つまり、実際には不動産が賃貸されているにも関わらず、第2ウェブサイトの更新タイミングによっては、その賃貸状況が第2ウェブサイトに反映されない場合がある。管理部62は、そのような差異を検知する。差異が検知された場合、その差異が、その不動産の管理者(例えば、不動産業者や、第2ウェブサイトの管理者等)に通知される。
なお、第2ウェブサイトに表示されている賃料と、管理者が管理している実施の不動産の賃料とが異なる場合も、上記と同様に、その差異が管理部62によって検知され、その差異が管理者に通知される。
変形例6によれば、ウェブサイトに表示されている内容と実際の内容との間に差異が発生した場合には、その差異が管理者に通知されるので、管理者は、その差異を認識することができる。例えば、管理者は、第2ウェブサイトの内容を修正することで、その差異を解消することができる。
<その他の実施形態>
以下、その他の実施形態について説明する。端末装置14において、互いに関連する複数のコンテンツが表示されている場合において、新たなコンテンツの表示指示が与えられた場合、制御部22は、当該複数のコンテンツに関連する新たなコンテンツの表示を制御してもよい。
以下、その他の実施形態について説明する。端末装置14において、互いに関連する複数のコンテンツが表示されている場合において、新たなコンテンツの表示指示が与えられた場合、制御部22は、当該複数のコンテンツに関連する新たなコンテンツの表示を制御してもよい。
例えば、互いに関連する情報(例えば、同一又は類似の画像)が表示されている複数のウェブサイトが画面26に表示されている場合において、ユーザが、端末装置14を用いて、新たなウェブサイトの表示指示を与えた場合、解析部20は、当該複数のウェブサイトの内容を解析する。制御部22は、その解析結果に基づいて、当該複数のウェブサイトの内容と関連する内容が表示されている新たなウェブサイトを検索する。端末装置14においては、ウェブブラウザは、その検索された新たなウェブサイトを画面26に表示させる。例えば、タブブラウザを用いることで、複数のタブによって複数のウェブサイトが画面26に表示されている場合において、ユーザが、新たなタブの起動を指示した場合、新たなタブによって当該新たなウェブサイトが表示される。
図14には、具体例が示されている。例えば、美容院に関する複数のウェブサイト(例えばウェブサイト64,66)が画面26に表示されている場合において、ユーザによって新たなウェブサイトの表示指示が与えられた場合、制御部22は、別の美容院に関するウェブサイト68を検索する。端末装置14においては、ウェブブラウザは、当該別の美容院に関するウェブサイト68を画面26に表示させる。
なお、複数の画像がウェブサイトに表示されている場合、解析部20は、当該複数の画像の中の主画像(メインとなる画像)を解析対象として、複数のウェブサイトの関連性を特定してもよい。例えば、各画像の大きさや、ウェブページ内における各画像の位置等によって、主画像が決定される。
解析部20と制御部22は、端末装置14に設けられていてもよい。この場合、端末装置14にて、上記の処理が実行されて、表示中の複数のウェブサイトに関連する内容が記載された他のウェブサイトが、端末装置14の表示装置に表示される。
更に別の実施形態として、例えば、店舗に設置されたカメラ等の撮影装置によって、客(ユーザの一例に相当する)の表情等が撮影され、その撮影結果に応じて、他の店舗にて提供されている広告(例えばデジタルサイネージ等)等の内容が変更されてもよい。
上記の実施形態と変形例では、コンテンツの一例としてウェブサイトを例に挙げて説明したが、ユーザが文書や画像を閲覧した場合も、ウェブサイトを閲覧した場合と同様の処理が実行されてもよい。つまり、ユーザが、第1コンテンツとしての第1文書を閲覧した場合、第1文書に対するユーザの閲覧履歴が、第2コンテンツとしての第2文書に反映されてもよい。第1文書に対してユーザが操作を行った場合も同様に、その操作履歴が、第2文書に反映されてもよい。ユーザが画像を閲覧した場合も、同様の処理が実行されてもよい。
上記の解析装置10、ウェブサーバ12及び端末装置14のそれぞれは、一例としてハードウェアとソフトウェアとの協働により実現される。具体的には、解析装置10、ウェブサーバ12及び端末装置14のそれぞれは、図示しないCPU等の1又は複数のプロセッサを備えている。当該1又は複数のプロセッサが、図示しない記憶装置に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、解析装置10、ウェブサーバ12及び端末装置14のそれぞれの各部の機能が実現される。上記プログラムは、CDやDVD等の記録媒体を経由して、又は、ネットワーク等の通信経路を経由して、記憶装置に記憶される。別の例として、解析装置10、ウェブサーバ12及び端末装置14のそれぞれの各部は、例えばプロセッサや電子回路やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア資源により実現されてもよい。その実現においてメモリ等のデバイスが利用されてもよい。更に別の例として、解析装置10、ウェブサーバ12及び端末装置14のそれぞれの各部は、DSP(Digital Signal Processor)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等によって実現されてもよい。
10 解析装置、12 ウェブサーバ、14 端末装置、20 解析部、22 制御部、24 反映部。
Claims (19)
- 第1コンテンツに対するユーザの閲覧履歴及び操作履歴の中の少なくとも1つの履歴に基づき、第2コンテンツの表示内容を制御する制御手段を有する情報処理装置。
- 前記ユーザが、前記第2コンテンツとしての第2ウェブサイトを閲覧し、次に、前記第1コンテンツとしての第1ウェブサイトを閲覧した場合、前記制御手段は、前記第1ウェブサイトでの前記履歴を前記第2ウェブサイトの表示内容に反映させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記ユーザが、前記第2ウェブサイトを閲覧し、次に、前記第1ウェブサイトを閲覧し、次に、前記第2ウェブサイトを閲覧した場合、前記制御手段は、前記第1ウェブサイトでの前記履歴を前記第2ウェブサイトの表示内容に反映させる、
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記制御手段は、更に、前記履歴が前記第2ウェブサイトの表示内容に反映された旨を前記ユーザに通知する、
ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の情報処理装置。 - 前記制御手段は、前記ユーザが前記第1ウェブサイトを閲覧しているときに、前記履歴が前記第2ウェブサイトの表示内容に反映された旨を前記ユーザに通知する、
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記制御手段は、更に、前記ユーザが前記第1ウェブサイトを閲覧した時間の長さ、前記ユーザが前記第1ウェブサイトにて閲覧した内容、前記第1ウェブサイト内での前記ユーザの操作、及び、前記ユーザが前記第1ウェブサイトを閲覧しているときの前記ユーザの身体情報の中の少なくとも1つの要素に基づいて、前記ユーザの関心対象を特定する、
ことを特徴とする請求項2から請求項5何れかに記載の情報処理装置。 - 前記制御手段は、更に、複数の第1ウェブサイトでの前記履歴の組み合わせに基づいて、前記関心対象を特定する、
ことを特徴とする請求項2から請求項5何れかに記載の情報処理装置。 - 前記制御手段は、前記第2ウェブサイトの表示内容に対する反映として、前記第2ウェブサイトにおいて、前記関心対象に関する情報を優先的に表示する、
ことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の情報処理装置。 - 前記制御手段は、ユーザ毎に、前記第2ウェブサイトの表示内容に対する反映を変える、
ことを特徴とする請求項2から請求項8何れかに記載の情報処理装置。 - 前記制御手段は、更に、前記第1ウェブサイトにて発生したイベントに応じて、前記第2ウェブサイトにおけるイベントの発生を制御する、
ことを特徴とする請求項2から請求項9何れかに記載の情報処理装置。 - 前記制御手段は、前記第2ウェブサイトでのイベントの時期を、前記第1ウェブサイトでのイベントの時期と異ならせる、
ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。 - 前記履歴は、解析期間中の履歴である、
ことを特徴とする請求項2から請求項11何れかに記載の情報処理装置。 - 前記第1ウェブサイトは複数のウェブページを含む階層構造を有し、
前記ユーザが、前記第1ウェブサイトにてn階層目(nは1以上の自然数)のウェブページにアクセスした場合、前記制御手段は、前記第1ウェブサイトでの前記履歴を前記第2ウェブサイトの表示内容に反映させる、
ことを特徴とする請求項2から請求項12何れかに記載の情報処理装置。 - 前記第1ウェブサイトは複数のウェブページを含む階層構造を有し、
前記ユーザが、前記第1ウェブサイトにて、予め定められた閾値以上の数のウェブページにアクセスした場合、前記制御手段は、前記第1ウェブサイトでの前記履歴を前記第2ウェブサイトの表示内容に反映させる、
ことを特徴とする請求項2から請求項12何れかに記載の情報処理装置。 - 前記ユーザが、前記第1ウェブサイトにおいて、前記第2ウェブサイトにおけるユーザの閲覧内容に関連する内容が記載されたウェブページを閲覧した場合、前記制御手段は、前記履歴を前記第2ウェブサイトの表示内容に反映させる、
ことを特徴とする請求項2から請求項12何れかに記載の情報処理装置。 - 前記ユーザが、前記第1ウェブサイトにおいて、特定操作を予め定められた回数以上、行った場合、前記制御手段は、前記履歴を前記第2ウェブサイトの表示内容に反映させる、
ことを特徴とする請求項2から請求項12何れかに記載の情報処理装置。 - 前記制御手段は、前記第2ウェブサイトの表示内容に対する反映として、前記第1ウェブサイトにおいて前記ユーザによって入力された情報に応じて、前記第2ウェブサイトの表示内容を変更する、
ことを特徴とする請求項2から請求項16何れかに記載の情報処理装置。 - 前記制御手段は、更に、前記第2ウェブサイトに表示されている内容と、その表示に関連する実際の内容との間に差異がある場合、前記差異の通知を制御する、
ことを特徴とする請求項2から請求項17何れかに記載の情報処理装置。 - コンピュータを、
第1コンテンツに対するユーザの閲覧履歴及び操作履歴の中の少なくとも1つの履歴に基づき、第2コンテンツの表示内容を制御する制御手段、
として機能させるプログラム。
Priority Applications (1)
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