JP2019116022A - カレンダー装置 - Google Patents

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坂本 雅之
Masayuki Sakamoto
雅之 坂本
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Abstract

【課題】カレンダーロールの圧延面からエラストマーを容易に剥離し得るカレンダー装置の提供。【解決手段】未加硫のエラストマー2を圧延するための圧延面5を有する一対のカレンダーロール3、3を含むカレンダー装置1である。少なくとも一つのカレンダーロール3には、エラストマー2を圧延面5から剥離させるための高圧気体を吹き出す吹出し手段4が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、カレンダーロールの圧延面からエラストマーを容易に剥離し得るカレンダー装置に関する。
従来、圧延面を有する一対のカレンダーロールを含むカレンダー装置が知られている。このカレンダー装置は、例えば、未加硫のゴムを圧延面で圧延して、タイヤを構成するゴム部材を形成し得る。
しかしながら、従来のカレンダー装置では、例えば、ゴムストリップの粘着性を原因として、ゴムストリップが圧延面から剥離せずにカレンダーロールに巻き付いてしまうという問題があった。
特開2000−254980号公報
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出なされたもので、圧延面から高圧気体を吹き出すための吹出し手段を設けることを基本として、圧延面からエラストマーを容易に剥離し得るカレンダー装置を提供することを主たる目的としている。
本発明は、未加硫のエラストマーを圧延するための圧延面を有する一対のカレンダーロールを含むカレンダー装置であって、少なくとも一つの前記カレンダーロールには、前記エラストマーを前記圧延面から剥離させるための高圧気体を吹き出す吹出し手段が設けられている。
本発明に係るカレンダー装置は、前記吹出し手段が、第1流路と、圧力供給部とを有し、前記第1流路は、前記圧延面で開口する吹出口と、前記圧延面以外で開口する入口とを有し、前記圧力供給部は、前記第1流路の前記入口に前記高圧気体を供給するのが望ましい。
本発明に係るカレンダー装置は、前記吹出口が、前記カレンダーロールの円周方向に複数設けられるように、前記第1流路が複数設けられているのが望ましい。
本発明に係るカレンダー装置は、前記入口が、前記カレンダーロールの円周方向に複数設けられるように、前記第1流路が複数設けられているのが望ましい。
本発明に係るカレンダー装置は、前記一対のカレンダーロールが、前記エラストマーを第1の方向に向けて送り出すとともに、前記圧力供給部は、前記吹出口が、他方のカレンダーロールの前記圧延面と最も接近した位置から第1の方向へ90°の中心角の範囲の位置するときに、前記第1流路に前記高圧気体を供給するのが望ましい。
本発明に係るカレンダー装置は、前記吹出し手段が、一対のカレンダーロールの両方に設けられているのが望ましい。
本発明のカレンダー装置は、未加硫のエラストマーを圧延するための圧延面を有する一対のカレンダーロールを含んでいる。少なくとも一つのカレンダーロールには、エラストマーを圧延面から剥離させるための高圧気体を吹き出す吹出し手段が設けられている。これにより、エラストマーが圧延面からスムーズに剥離されるので、エラストマーがカレンダーロールに巻き付くという製造トラブルを回避することができる。
本発明の一実施形態のカレンダー装置の斜視図である。 図1のカレンダー装置の正面図である。 図1のカレンダーロールの側面図である。 図1の圧力供給部の拡大断面図である。 (a)、(b)は、他の実施形態の圧力供給部の拡大断面図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本発明の一実施形態を示す未加硫のエラストマー2を圧延するためのカレンダー装置(以下、単に「装置」ということがある)1の斜視図である。図2は、装置1の正面図である。エラストマー2は、本明細書では、ゴム又は樹脂等を含みゴム弾性を有するものである。本実施形態の装置1は、エラストマー2として、タイヤを構成するゴム部材2aを圧延成形するためのものである。
装置1は、その上流側には、例えば、帯状のゴム部材2aを連続して押し出すゴム押出機(図示省略)等が設けられている。装置1の下流側には、例えば、圧延成形されたゴム部材2aを巻き付けるための成形フォーマ(図示省略)等が設けられている。なお、本実施形態の装置1の上流側又は下流側に設けられる装置は、このような態様に限定されるものではない。
図1及び図2に示されるように、装置1は、本実施形態では、未加硫のゴム部材2aを圧延する一対のカレンダーロール3、3と、カレンダーロール3によって圧延されたゴム部材2aに高圧気体を吹き出す吹出し手段4とを含んでいる。
カレンダーロール3は、本実施形態では、ドラム状をなし、カレンダーロール3の円周方向に連続してのびる圧延面5と、圧延面5の両側に設けられる一対の側面6、6とを含んでいる。両側の側面6、6には、例えば、カレンダーロール3の軸方向外側に突出する回転軸3cが設けられている。
カレンダーロール3の回転軸3cは、本実施形態では、その軸方向の両側で架台Kに取付けられた軸受7を介して回転自在に支持されている。一対のカレンダーロール3、3は、例えば、電動機8aを含む周知の動力手段8によって、同時に回転駆動される。
一対のカレンダーロール3、3間には、ゴム部材2aが通過するためのギャップGが設けられている。一対のカレンダーロール3、3は、ゴム部材2aを、第1の方向(図1に矢印で示す)Xに向けて送り出す。第1の方向Xは、本明細書では、カレンダーロール3の回転中心3kよりも下流側の方向である。
吹出し手段4は、少なくともいずれか一方のカレンダーロール3に設けられている。本実施形態では、吹出し手段4は、両方のカレンダーロール3、3に設けられている。
吹出し手段4は、本実施形態では、高圧気体が流れる第1流路9と、第1流路9に高圧気体を供給する圧力供給部10とを有している。高圧気体は、本明細書では、大気圧よりも高圧な気体であれば良く、例えば、圧力供給部10で0.01〜0.10MPa(ゲージ圧)程度の空気が望ましい。
第1流路9は、本実施形態では、圧延面5で開口する吹出口12、圧延面5以外で開口する入口13、吹出口12と入口13とを連通し高圧気体が流れる風導管14を有している。
吹出口12及び入口13は、例えば、円形の開口形状を有している。なお、吹出口12及び入口13は、このような開口形状に限定されるものではなく、例えば、三角形状や矩形状でも良い。吹出口12には、高圧気体の風量や風向を調節するためのシャッター等が設けられても良い。
吹出口12は、本実施形態では、カレンダーロール3の円周方向に複数設けられている。また、吹出口12は、本実施形態では、カレンダーロール3の軸方向に複数設けられている。吹出口12は、例えば、カレンダーロール3の円周方向及び軸方向に、それぞれ等ピッチで設けられるのが望ましい。
入口13は、本実施形態では、両側の側面6、6で開口している。本実施形態の入口13は、カレンダーロール3の円周方向に複数設けられている。入口13は、例えば、カレンダーロール3の円周方向に等ピッチで設けられるのが望ましい。
風導管14は、本実施形態では、カレンダーロール3の内部に配されている。風導管14は、例えば、入口13からカレンダーロール3の軸方向内側向かってのび、吹出口12に向かって屈曲する屈曲状で形成されている。なお、風導管14は、このような形状に限定されるものではない。
図3に示されるように、風導管14は、本実施形態では、入口13毎に1つ設けられている。即ち、風導管14は、入口13と同数設けられている。各風導管14は、本実施形態では、カレンダーロール3の円周方向で同じ位置に設けられた吹出口12と入口13とに連通している。
図1及び図2に示されるように、風導管14は、本実施形態では、一方の側面6aからのびる複数の第1風導管14aと、他方の側面6bからのびる複数の第2風導管14bとに区分される。第1風導管14a及び第2風導管14bは、例えば、同数の吹出口12に連通している。
圧力供給部10は、例えば、周知のコンプレッサーやブロア等の高圧気体を発生させる高圧気体源18、高圧気体源18で発生した高圧気体を入口13側へ供給する供給管19、及び、供給管19と入口13とを連通するチャンバー20を含んでいる。
チャンバー20は、本実施形態では、側面6上に配され、回転軸3c廻りで回転するカレンダーロール3とともに回転することなく固定保持されている。
図4に示されるように、本実施形態のチャンバー20は、側面6側を向く開口部21と、開口部21を囲む周縁部22と、供給管19が接続される接続口23とを有するカップ形状で形成されている。
開口部21は、少なくとも1つの入口13を覆い得る開口形状を有し、本実施形態では、2つの入口13、13を同時に覆い得る開口形状を有している。これにより、チャンバー20内の高圧気体が、同時に、2つの入口13、13に供給され、カレンダーロール3の円周方向に異なる吹出口12、12から吹き出される。
図3に示されるように、開口部21は、本実施形態では、円形状で形成されている。開口部21は、例えば、カレンダーロール3の回転に伴って移動する入口13を覆うような形状であれば、特に限定されるものではない。
本実施形態のチャンバー20は、吹出口12が他方のカレンダーロール3の圧延面5と最も接近した位置P1と、前記位置P1から第1の方向Xへ90°の中心角αの位置P2との間で、開口部21が入口13を覆うように配されている。中心角αは、位置P1から第1の方向Xへ75°がより望ましい。
図4に示されるように、本実施形態の周縁部22には、開口部21を囲うシール材25と、シール材25の位置ずれを抑制する溝状かつ開口部21に沿って環状にのびる位置ずれ防止部26とが設けられている。シール材25としては、例えば、Oリング等のゴムパッキンが望ましい。このような、シール材25は、カレンダーロール3のスムーズな回転を妨げることなく、チャンバー20と側面6との間の隙間を防いで高圧気体が漏れるのを抑制し得る。本実施形態では、シール材25は位置ずれ防止部26に配されている。
このように、本実施形態の装置1は、高圧気体源18で発生された高圧気体をチャンバー20から入口13に供給し、風導管14を介して吹出口12から吹き出す。チャンバー20は、側面6上の位置P1と位置P2との間に固定して配されているため、カレンダーロール3で圧延された後の位置P1と位置P2との間でゴム部材2aに高圧気体が供給される。また、本実施形態の装置1は、カレンダーロール3の円周方向の異なる位置の吹出口12から高圧気体を同時に吹き出し得る。このため、本実施形態の装置1は、カレンダーロール3の圧延面5からゴム部材2aを容易に剥離し得るので、カレンダーロール3へのゴム部材2aの巻き付けが抑制される。
図5には、他の実施形態の圧力供給部10Aが示される。本実施形態の構成と同じ構成は、同じ符号を付して、その説明が省略される。この実施形態の圧力供給部10Aは、高圧気体源(図示省略)、供給管19、及び、供給管19と入口13とを連通するチャンバー30を含んでいる。
この実施形態のチャンバー30は、開口部21と、周縁部22と、接続口23と、開口部21側に向かって先細りとなる弁座31と、弁座31に当接しシールを有する弁軸32と、弁軸32に押圧力を付与する加圧部33とを有している。
加圧部33は、本実施形態では、周知の押しバネ33aと、弁軸32を進退させる周知のシリンダー33bとで構成されている。
このような圧力供給部10Aは、例えば、図5(a)に示されるように、開口部21と入口13とが対向しているときには、弁軸32を弁座31から離間させて、高圧気体を第1流路9に供給することができる。また、図5(b)に示されるように、開口部21と入口13とが円周方向に位置ずれしているときには、弁軸32を弁座31に当接させることにより、チャンバー20と側面6との間の隙間から高圧気体が漏れるのを、より効果的に抑制する。弁軸32の移動は、例えば、カレンダーロール3の回転に伴って移動する入口13の位置を測定しうる測定手段を含む周知構造の制御装置(図示省略)で制御されるのが望ましい。
以上、本発明のタイヤについて詳細に説明したが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されることなく種々の態様に変更して実施しうるのは言うまでもない。
1 カレンダー装置
2 エラストマー
3 カレンダーロール
4 吹出し手段
5 圧延面

Claims (6)

  1. 未加硫のエラストマーを圧延するための圧延面を有する一対のカレンダーロールを含むカレンダー装置であって、
    少なくとも一つの前記カレンダーロールには、前記エラストマーを前記圧延面から剥離させるための高圧気体を吹き出す吹出し手段が設けられているカレンダー装置。
  2. 前記吹出し手段は、第1流路と、圧力供給部とを有し、
    前記第1流路は、前記圧延面で開口する吹出口と、前記圧延面以外で開口する入口とを有し、
    前記圧力供給部は、前記第1流路の前記入口に前記高圧気体を供給する請求項1記載のカレンダー装置。
  3. 前記吹出口が、前記カレンダーロールの円周方向に複数設けられるように、前記第1流路が複数設けられている請求項2記載のカレンダー装置。
  4. 前記入口が、前記カレンダーロールの円周方向に複数設けられるように、前記第1流路が複数設けられている請求項2又は3記載のカレンダー装置。
  5. 前記一対のカレンダーロールは、前記エラストマーを第1の方向に向けて送り出すとともに、
    前記圧力供給部は、前記吹出口が、他方のカレンダーロールの前記圧延面と最も接近した位置から第1の方向へ90°の中心角の範囲の位置するときに、前記第1流路に前記高圧気体を供給する請求項1乃至4のいずれかに記載のカレンダー装置。
  6. 前記吹出し手段は、一対のカレンダーロールの両方に設けられている請求項1乃至5のいずれかに記載のカレンダー装置。
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