JP2019114098A - 商品管理システム、商品情報取得装置、及び商品管理方法 - Google Patents
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Abstract
Description
[商品管理システムSの概要]
商品管理システムSは、ゲート内を通行するユーザが購入する商品の商品情報を取得して、取得した商品情報に基づいて請求額を決定する商品管理システムである。図1は、商品管理システムSの概要を説明するための図である。商品管理システムSは、ゲート内を通過する商品の商品情報を取得する商品情報取得装置1、及び取得した商品情報に基づいて請求額を決定する請求額決定装置2を備える。
以下、図1及び図2を参照しながら商品管理システムSの機能構成を具体的に説明する。図2は、商品管理システムSの機能構成を示す図である。
まず、商品情報取得装置1の機能構成について説明する。
識別情報取得部131は、ユーザから識別センサ15が取得したユーザ識別情報を取得する。
続いて、請求額決定装置2の機能構成について説明する。請求額決定装置2は、通信部21と、記憶部22と、制御部23とを備える。
請求額決定部232は、商品情報取得装置1が取得した電波の強度が所定の読取強度以上の商品情報に対応する商品をゲート内を通過した商品であると判定し、読取強度未満の商品情報に対応する商品を陳列棚に陳列された商品であると判定してもよい。そして、請求額決定部232は、商品情報取得装置1が取得した電波の強度が所定の読取強度以上の商品情報に対応する商品の金額を請求額として決定する。所定の読取強度は、無線タグがゲート内を通過するときに取得される電波の強度より小さい電波の強度である。このように、商品管理システムSは、取得した電波の強度が、無線タグがゲート内を通過するときに取得される電波の強度より小さい商品情報に対応する商品を陳列棚に陳列された商品であると判定するので、商品の誤検出を低減することができる。
請求額決定部232は、位置情報が示すユーザの位置が所定の範囲内に含まれているときに受信した商品情報に対応する商品の金額を請求額として決定してもよい。所定の範囲は、複数の商品情報に関連付けて送信された店舗情報に示される店舗の店内を示す店舗範囲である。なお、店舗範囲は、店舗内に設置されたゲート内としてもよい。このようにすることで、商品管理システムSは、店舗情報が示す店内にユーザがいることを確認できるので、誤ったユーザに対して請求額を決定してしまうことを抑制できる。
例えば、商品管理システムSは、商品情報を取得した店舗において販売される商品を請求対象の商品であると判定し、商品情報を取得した店舗において販売されていない商品を請求対象の商品ではないと判定する。具体的には、まず、記憶部22は、店舗を示す店舗情報と、店舗が販売する商品の商品情報とを関連付けた販売商品情報を記憶する。次に、送信制御部133は、商品情報取得装置1が設置された店舗を示す店舗情報を商品情報に関連付けて請求額決定装置2に送信する。そして、請求額決定部232は、受信制御部231が受信した商品情報と店舗情報との組み合わせが、販売商品情報として記憶部22に記憶された商品情報と店舗情報との組み合わせと一致する場合、商品情報に対応する商品の金額を請求額として決定する。
ユーザ端末3は、例えばスマートフォンである。ユーザ端末3は、通信部31と、表示制御部32と、表示部33とを備える。通信部31は、無線通信回線を用いてネットワークに接続する通信モジュールである。表示部33は、例えば液晶ディスプレイである。
以下、図5を参照しながら、商品管理システムSが実行する、商品の決済を行う処理の流れを説明する。図5は、商品の決済を行う処理のシーケンス図である。
以下、図6を参照しながら、請求額決定装置2が実行する、請求額を決定する処理の流れを説明する。図6は、ユーザに対する請求額を決定する処理のフローチャートである。
以上の説明においては、送信制御部133は、ユーザ識別情報と複数の商品情報とを関連付けて送信したが、ユーザ識別情報と複数の商品情報とを関連付けずに送信してもよい。例えば、送信制御部133は、ユーザ識別情報を請求額決定装置2に送信した後、複数の商品情報を請求額決定装置2に送信する。請求額決定装置2は、ユーザ識別情報を受信した後に受信した複数の商品情報を、受信したユーザ識別情報に関連付けて記憶する。具体的には、請求額決定装置2は、退出情報を受信するまでの間に受信した複数の商品情報をユーザ識別情報に関連付けて記憶する。請求額決定装置2は、ユーザ識別情報に関連付けて記憶された複数の商品情報に対応する商品の金額を請求額として決定する。
以上説明したように、商品管理システムSは、ゲート内におけるユーザが歩く方向に配列された複数のアンテナに、商品に取り付けられた無線タグを読み取る電波を送信させることにより、複数の商品情報を取得する。商品管理システムSは、取得した回数が多い商品情報をゲート内を通過した商品の商品情報であると判定し、取得した回数が少ない商品情報を陳列棚に陳列された商品の商品情報であると判定する。このようにすることで、商品管理システムSは、陳列棚に陳列された商品を、ゲート内を通過した商品であると誤検出してしまうことを低減できる。
第2の実施形態に係る商品情報取得装置1の商品情報取得部132は、複数のアンテナ10に出力させる電波の状態を変更する。例えば、商品情報取得部132は、請求額決定部232が陳列棚に陳列された商品であると判定した商品の商品情報を取得する回数がより少なくなるようにアンテナ10に出力させる電波の状態を変更する。以下、商品情報取得部132が複数のアンテナ10に出力させる電波の状態を変更することについて具体的に説明する。
以上説明したように、第2の実施形態に係る商品管理システムSは、商品情報を受信した回数が所定の回数未満の商品の商品情報を取得する回数をより少なくするように、複数のアンテナ10に送信させる電波の状態を変更する。このようにすることで、商品管理システムSは、陳列棚に陳列された商品の商品情報を取得する回数を減らすことができるので、ゲート内の商品のみを検出する検出精度を向上することができる。
第3の実施形態に係る商品管理システムSは、店舗で販売される商品にそれぞれ異なる複数の無線タグを取り付けて、複数の無線タグのそれぞれに対応する商品情報を受信した回数を特定する。具体的には、まず、第3の実施形態に係る商品情報取得装置1の商品情報取得部132は、商品に設けられた複数の無線タグのそれぞれから複数の商品情報を取得する。次に、受信制御部231は、複数の無線タグのそれぞれと、複数の無線タグのそれぞれに対応する商品情報を受信した回数とを特定する。
以上説明したように、第3の実施形態に係る商品管理システムSは、店舗で販売される商品にそれぞれ異なる複数の無線タグを取り付けて、複数の無線タグのそれぞれに対応する商品情報を受信した回数を特定する。そして、商品管理システムSは、複数の無線タグのそれぞれと、複数の無線タグのそれぞれに対応する商品情報を受信した回数とを関連付けて商品管理システムSを運営する事業者の端末に送信する。このようにすることで、商品管理システムSを運営する事業者は、商品情報を取得できない位置を避けて、より多く商品情報を取得できる位置に無線タグを取り付けることができる。そのため、商品管理システムSは、商品に取り付けられた無線タグの商品情報を取得できない取得漏れを低減することができる。
商品管理システムSは、ユーザが、店舗において使用される買い物カゴに商品を入れると、買い物カゴに設けられた表示部に商品名と金額とを表示してもよい。例えば、買い物カゴは、アンテナと、商品情報取得部と、表示部とを備える。商品情報取得部は、アンテナに、商品に取り付けられた無線タグを読み取るための電波を買い物カゴの内部に向けて送信させる。表示部は、商品情報取得部が商品情報を取得すると、商品情報に対応する商品の商品名と金額とを表示する。
2 請求額決定装置
3 ユーザ端末
10 アンテナ
11 通信部
12 記憶部
13 制御部
14 表示部
15 識別センサ
16 フラッパーゲート
17 人感センサ
21 通信部
22 記憶部
23 制御部
31 通信部
32 表示制御部
33 表示部
131 識別情報取得部
132 商品情報取得部
133 送信制御部
231 受信制御部
232 請求額決定部
Claims (10)
- ゲート内を通行するユーザが購入する商品の商品情報を取得する商品情報取得装置と、前記商品情報に基づいて請求額を決定する請求額決定装置と、を備え、
前記商品情報取得装置は、
前記ユーザからユーザ識別情報を取得する識別情報取得部と、
前記ゲート内における前記ユーザが歩く方向に配列された複数のアンテナと、
前記識別情報取得部が前記ユーザ識別情報を取得した後に、前記商品に取り付けられた無線タグを読み取るための電波を前記複数のアンテナに送信させることにより複数の前記商品情報を取得する商品情報取得部と、
前記ユーザ識別情報と前記複数の商品情報とを関連付けて前記請求額決定装置に送信する送信制御部と、
を有し、
前記請求額決定装置は、
前記ユーザ識別情報と前記複数の商品情報とを受信する受信制御部と、
前記ユーザ識別情報に関連付けられた前記複数の商品情報に対応する前記商品の金額を前記ユーザ識別情報に対応する前記ユーザに対する請求額として決定する請求額決定部と、
を有する商品管理システム。 - 前記請求額決定部は、前記商品情報を受信した受信回数、前記商品情報を受信した電波の電波強度、又は前記商品情報を受信したときの前記ユーザに対応する位置情報の少なくともいずれか1つに対応する前記商品の金額を前記請求額として決定する、
請求項1に記載の商品管理システム。 - 前記送信制御部は、前記ユーザが前記ゲート内を通行していた時間を示す通行時間情報を前記請求額決定装置に送信し、
前記請求額決定部は、前記通行時間情報が示す時間が短いほど前記受信回数を少なくする、
請求項2に記載の商品管理システム。 - 前記請求額決定装置は、店舗を示す店舗情報と、前記店舗が販売する商品の商品情報とを関連付けた販売商品情報を記憶する記憶部をさらに有し、
前記送信制御部は、前記商品情報取得装置が設置された店舗を示す店舗情報を前記商品情報に関連付けて送信し、
前記請求額決定部は、前記受信制御部が受信した前記商品情報と前記店舗情報との組み合わせが、前記販売商品情報として前記記憶部に記憶された前記商品情報と前記店舗情報との組み合わせと一致する場合、前記商品情報に対応する前記商品の金額を前記請求額として決定する、
請求項1から3のいずれか一項に記載の商品管理システム。 - 前記記憶部は、商品の賞味期限又は消費期限を前記販売商品情報に関連付けて記憶し、
前記請求額決定部は、前記受信制御部が受信した前記複数の商品情報に対応する前記販売商品情報に関連付けられた賞味期限又は消費期限を経過している場合、期限が経過していることを示す情報を所定の端末に送信する、
請求項4に記載の商品管理システム。 - 前記受信制御部は、前記複数の商品情報のうち、受信した回数が所定の回数未満である前記商品情報を前記商品情報取得装置に送信し、
前記商品情報取得部は、受信した回数が所定の回数未満である前記商品情報を取得する回数が少なくなるように前記アンテナに出力させる電波の状態を変更する、
請求項4又は5に記載の商品管理システム。 - 前記商品情報取得部は、前記電波の放射角度、前記電波の強度、及び前記電波の放射時間の少なくともいずれかを変更する、
請求項6に記載の商品管理システム。 - 前記商品にそれぞれ異なる複数の前記無線タグが取り付けられており、
前記商品情報取得部は、前記商品に取り付けられた複数の無線タグのそれぞれから前記複数の商品情報を取得し、
前記受信制御部は、前記複数の無線タグのそれぞれの前記商品情報を受信した回数が、相対的に少ない前記商品情報に対応する無線タグを示す情報を所定の端末に送信する、
請求項1から7のいずれか一項に記載の商品管理システム。 - 商品を購入するユーザが歩く方向を誘導するゲートと、
前記ユーザからユーザ識別情報を取得する識別情報取得部と、
前記ゲート内を通行する前記ユーザが歩く方向に配列された複数のアンテナと、
前記識別情報取得部が前記ユーザ識別情報を取得した後に、前記商品に取り付けられた無線タグを読み取るための電波を前記複数のアンテナに送信させることにより複数の商品情報を取得する商品情報取得部と、
前記ユーザ識別情報と、前記複数の商品情報とを前記商品情報を管理する情報処理装置に送信する送信制御部と、
を備える商品情報取得装置。 - コンピュータが実行する、
ゲート内を通行するユーザからユーザ識別情報を取得するステップと、
前記ユーザ識別情報を取得した後に、商品に取り付けられた無線タグを読み取るための電波を、前記ゲート内における前記ユーザが歩く方向に配列された複数のアンテナに送信させることにより複数の商品情報を取得するステップと、
前記ユーザ識別情報と前記複数の商品情報とを関連付けて出力するステップと、
前記ユーザ識別情報に関連付けられた複数の商品情報に対応する前記商品の金額を前記ユーザ識別情報に対応する前記ユーザに対する請求額として決定するステップと、
を有する商品管理方法。
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2017
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