JP2019114071A - 画像形成システム、画像形成装置及び携帯端末 - Google Patents

画像形成システム、画像形成装置及び携帯端末 Download PDF

Info

Publication number
JP2019114071A
JP2019114071A JP2017247229A JP2017247229A JP2019114071A JP 2019114071 A JP2019114071 A JP 2019114071A JP 2017247229 A JP2017247229 A JP 2017247229A JP 2017247229 A JP2017247229 A JP 2017247229A JP 2019114071 A JP2019114071 A JP 2019114071A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
setting
setting information
portable terminal
image forming
mfp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017247229A
Other languages
English (en)
Inventor
丸橋 賢
Masaru Maruhashi
賢 丸橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2017247229A priority Critical patent/JP2019114071A/ja
Publication of JP2019114071A publication Critical patent/JP2019114071A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】画像形成装置の設定に関して、作業効率を向上させる技術を提供する。【解決手段】画像形成システム1は、MFP10と、そのMFP10の設定を変更する機能を備えた携帯端末50とを有し、それらは近距離無線通信による通信が可能である。携帯端末50は、MFP10の設定情報を変更するとともに、設定できない設定情報が選択された場合に、設定不可能である旨をユーザー99に通知する。また、変更した設定情報の保持期間を設け、MFP10はその保持期間だけ変更された設定情報を反映させる。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成システム、画像形成装置及び携帯端末に係り、例えば、携帯端末で設定を行うことが可能となっている画像形成システム、画像形成装置及びそのような携帯端末に関する。
MFP等の画像形成装置は、多数の機能を有することから、利便性の観点でPCや携帯端末で各種の機能に関する設定を可能とした技術がある(例えば、特許文献1参照)具体的には、画像形成装置の利用に先立って、非接触ICモジュールを内蔵した携帯端末でその画像形成設定情報を入力して記憶しておく。操作者は、画像形成装置の利用時に、その設置場所に出向いて携帯端末から記憶しておいた画像形成設定情報を画像形成装置へ転送して、自動的に設定させる。
特開2007−274268号公報
ところで、線速やネットワーク設定、省エネ設定などのマシンよりの設定を行うことができず、ユーザーが各自で使用したい設定に変更する際にはマシン操作部での操作が必要であった。また、近年のMFPはマシン設定が複雑化しており、設定項目も多く、そのため一度設定すると前の状態に戻すのに手間がかかってしまい、ユーザーはこのように自分の使用したい設定への変更を行いにくくなっているという課題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、上記課題を解決できる技術を提供することを目的とする。
本発明は、画像形成装置と、前記画像形成装置の設定を変更する機能を備えた携帯端末とを有する画像形成システムであって、前記携帯端末は、前記画像形成装置の設定情報を変更するとともに、設定できない設定情報が選択された場合に、設定不可能である旨をユーザーに通知する制御部を備える。
また、前記携帯端末及び前記画像形成装置は、近距離無線通信による通信が可能であって、前記携帯端末の前記制御部は、変更された前記設定情報を、前記近距離無線通信により送信し、前記画像形成装置は、前記携帯端末から受信した前記設定情報を反映させてもよい。
また、前記携帯端末の前記制御部は、前記画像形成装置の前記設定情報を変更する際に、変更した設定情報の保持期間を設け、前記画像形成装置は、前記保持期間において、変更された前記設定情報を反映させてもよい。
また、前記画像形成装置は、前記設定不可能な前記設定情報を取得した場合に、前記設定情報に近い設定情報を用いて設定に反映させてもよい。
本発明は、画像形成装置の設定を変更する機能を備えた携帯端末であって、前記画像形成装置の設定情報を変更するとともに、設定できない設定情報が選択された場合に、設定不可能である旨をユーザーに通知する制御部を備える。
また、前記携帯端末及び前記画像形成装置は、近距離無線通信による通信が可能であって、前記携帯端末の前記制御部は、変更された前記設定情報を、前記近距離無線通信により送信してもよい。
また、前記制御部は、前記画像形成装置の前記設定情報を変更する際に、変更した設定情報の保持期間を設けてもよい。
本発明によると、画像形成装置に対して携帯端末を用いて設定可能とし、その設定後の振る舞いを考慮した技術を実現できる。例えば、携帯端末において、画像形成装置に対して設定不可能な機能設定を行った際に、その時点でユーザーに通知するため、画像形成装置を操作する際に設定不可能であったことを気づくといったことを回避でき、ユーザーの作業効率を向上させることができる。
実施形態に係る、画像形成システムの概略構成を示すブロック図である。 実施形態に係る、MFPの概略構成を示すブロック図である。 実施形態に係る、携帯端末の概略構成を示すブロック図である。 実施形態に係る、アプリ表示ホーム画面の例を示す図である。 実施形態に係る、アプリ変更保持設定画面の例を示す図である。 実施形態に係る、アプリ設定保持項目表示画面の例を示す図である。 実施形態に係る、携帯端末においてMFPの設定情報を設定する処理を示すフローチャートである。 実施形態に係る、携帯端末においてMFPの設定情報を設定する処理を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る画像形成システム1の概略構成を示す。図示のように、画像形成システム1は、MFP10と、携帯端末50とがネットワーク回線2または近距離通信にて接続される。
また、ネットワーク回線2にはアプリケーション提供サーバー90が接続されている。アプリケーション提供サーバー90は、携帯端末50に対して、MFP10の設定を実行するためのアプリケーション(以下、「設定用アプリケーション」という。)を提供する。すなわち、ユーザー99は、携帯端末50に設定用アプリケーションを導入し、そのアプリケーションを用いてMFP10の所定の設定を行うことができる。
携帯端末50は、アプリケーションで設定したMFP10の設定情報を、MFP10に対して近距離無線通信やUSB通信を介して送信する。MFP10では、携帯端末50から受信した設定情報を反映する。これによって、ユーザーが各自で使用したい設定へ変更可能となる。また、対象のMFP10では不可能な設定をする際に事前に通知することで、ユーザーがやり直す手間は省く。また、前の設定に容易に戻す方法および他ユーザーへの通知機能を備えて、各ユーザーがMFP10の設定を気軽に変更できるようにする。
図2は、MFP10の概略構成を示すブロック図であって、主に携帯端末50による設定機能に着目して示している。したがって、表示パネルや操作パネル等のユーザーIFやHDDの記憶装置等については省略している。画像形成装置10は、制御部20と、通信部12と、機能実行処理部30とを備える。
通信部12は、通信IFとして、有線LANや無線LANによりネットワーク回線2に接続するLAN通信部13と、ブルートゥース(登録商標)等の近距離通信により携帯端末50と接続する近距離無線通信部14と、USB通信により携帯端末50と接続するUSB通信部16と、電話回線IF(図示せず)とを備える。
機能実行処理部30は、MFP10に実装されている各種機能を実行するもので、印刷実行処理部31と、スキャン実行処理部32と、FAX実行処理部33とを備える。
印刷実行処理部31は、一般的な印刷実行機能を有し、制御部20からの指示により印刷動作を実行する。スキャン実行処理部32は、一般的な構成であって、スキャナー、プラテンガラス、原稿読取スリット等を備え、原稿の読み取り処理を実行する。FAX実行処理部33は、同様に一般的な構成によって、電話回線IFを介して外部とFAX通信を行う。
制御部20は、MPU(Micro-Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備え、各構成要素を統括的に制御することで、印刷出力処理や、原稿等の読み取り処理、構成要素の動作のステータス監視処理や動作制御等を行う。
制御部20は、本実施形態で特徴的な処理を実現する構成として、機能制御部22と、設定制御部24と、設定記憶部26と、端末認証部28とを備える。
機能制御部22は、設定制御部24に登録されている設定(初期設定や変更後の既設定)に応じて、機能実行処理部30(印刷実行処理部31、スキャン実行処理部32、FAX実行処理部33)と協働で、各種機能を実行する。
設定制御部24は、MFP10のユーザーIFに対する操作や、携帯端末50から設定情報を取得する。また、設定制御部24は、必要に応じてMFP10の情報、例えば機種情報や既に設定されている設定情報を携帯端末50に通知する。さらに、設定制御部24は、ある携帯端末50により設定情報が変更された場合、必要に応じて(例えば通知設定がなされている場合に)別の携帯端末50に対して変更内容を通知する。
設定記憶部26は、初期設定に係る設定情報や、ユーザーIFに対する操作や携帯端末50から設定情報を記録する。なお、携帯端末50から設定情報を取得する場合であって、その設定情報の使用に上限(回数や時間)がある場合には、上限に関する情報も関連付けて記録される。
端末認証部28は、携帯端末50との通信において認証を必要とする場合、例えばセキュリティの観点から接続可能な携帯端末50を制限したい場合に、認証情報の登録やその認証情報に基づく認証処理を行う。
図3は、携帯端末50の概略構成を示すブロック図である。ここでは、MFP10との通信により設定情報を送信し遠隔設定を行う機能に着目して示している。したがって、それ以外の一般的な機能については適宜省略している。
携帯端末50は、主制御部60と、表示部62と、操作部64と、通信部80と、遠隔設定部70と、を備える。
主制御部60は、携帯端末50の各機能を統括的に制御する。表示部62は、液晶パネル等の表示パネルであって画像を表示する。操作部64は、ユーザーの操作を受け付けるユーザーIFの一つである。表示部62と操作部64とが一体に構成されたタッチパネルであってもよい。
通信部80は、LAN通信部81と、近距離無線通信部82と、USB通信部83とを備える。LAN通信部81は、無線LANによりネットワーク回線2と接続する。近距離無線通信部82は、例えば、ブルートゥース等の近距離通信によりMFP10(近距離無線通信部14)と接続する。USB通信部83は、USB通信によりMFP10(USB通信部16)と接続する。
遠隔設定部70は、アプリケーション提供サーバー90やUSB接続される外部メモリ等から提供されるアプリケーションとして実現されるものであって、遠隔設定制御部71と、遠隔設定情報記憶部72と、機器情報取得部73とを備える。
遠隔設定制御部71は、MFP10に関する設定情報を登録するための入力画面を表示部62にユーザー操作可能に表示する。また、遠隔設定制御部71は、MFP10に近づいた場合に、近距離無線通信部82による近距離通信を用いて、登録した設定情報をMFP10に送信する。
遠隔設定情報記憶部72は、遠隔設定制御部71によって登録されたMFP10の設定情報を記録する。
機器情報取得部73は、必要に応じて、MFP10の機器情報(機種情報や仕向地情報)やMFP10に設定されている設定情報を取得する。また、機器情報取得部73は、別の携帯端末50がMFP10に対して設定情報を変更した場合に、MFP10から変更内容(変更後の設定情報)を取得する。
つづいて、図4〜図6に示す携帯端末50の設定画面例及び図7のフローチャートを参照して、具体的な設定動作について説明する。
まず、図7に示すように、ユーザーが携帯端末50で設定変更を行うための専用のアプリケーション(遠隔設定部70)を起動する(S10)。起動によって、図4に示すアプリ表示ホーム画面A10が表示部62に表示される。アプリ表示ホーム画面A10には、モデル名欄A11と、線速設定ボタンA21と、ネットワーク設定ボタンA22と、省エネモード設定ボタンA23と、FAX設定ボタンA24と、印刷環境設定ボタンA25と、連動実行ボタンA30が選択可能に表示される。
モデル名欄A11には、携帯端末50によって遠隔設定対象のモデル名(機種名)が表示される。
線速設定ボタンA21は、MFP10における印刷時の線速(印刷速度)を設定する際に使用される。すなわち、ユーザーが線速設定ボタンA21を押下すると、選択可能な線速の一覧が表示される。ユーザーは、その一覧から所望の線速を選択する。選択結果は遠隔設定情報記憶部72に記録される。
ネットワーク設定ボタンA22は、有線LANの設定や無線通信(無線LAN、ブルートゥース等)を設定する際に使用される。省エネモード設定ボタンA23は、省エネモードの設定(例えば、待機時間の設定)に使用される。FAX設定ボタンA24は、FAX機能の設定に用いられる。印刷環境設定ボタンA25は、印刷環境の設定(印字濃さ、色味等)の設定に用いられる。当然に、設定変更の為のボタンとして、これらのボタンに限らず、他の機能に関するボタンが選択可能に表示されてもよい。
ユーザーがモデル名欄A11を押下すると、選択可能な機種名の一覧が表示され、ユーザーは、その一覧から所望の機種を選択する(S12)。その結果、選択機種の初期設定情報が表示される(S14)。その表示内容を図示しない所定のボタンで確定すると、アプリケーション(遠隔設定部70)において該当モデルの設定情報が初期設定として設定され遠隔設定情報記憶部72に記録される。
ユーザーが、MFP10の設定を変更しない場合は(S16のNo)、アプリケーション(遠隔設定部70)を終了させる。MFP10の設定を変更する場合は(S16のYes)、ユーザーは、上述の線速設定ボタンA21、ネットワーク設定ボタンA22、省エネモード設定ボタンA23、FAX設定ボタンA24及び印刷環境設定ボタンA25を操作して、所望の設定に変更する(S18)。
設定変更終了すると、ユーザーは、図5のアプリ変更保持設定画面B10の画面を表示させ、全設定変更を保持するか否かを選択する(S20)。全設定変更を保持する場合は(S20のYes)、ユーザーは全設定保持ボタンB20を選択する。その結果、後の処理において、携帯端末50からMFP10に対して変更する設定情報が送信された場合、他の設定変更処理がなされない限り、無期限でその設定情報が反映される。
全設定変更を保持しない場合は(S20のNo)、すなわち、設定変更に回数や時間の上限を設けたい場合、ユーザーは上限設定ボタンB30を選択し保持期間(変更継続期間)の設定を行う(S22)。設定結果は、送信要求回数欄B31や保持時間欄B32に表示される。例えば保持印刷回数を1回、保持時間を5分に設定した場合、MFP10において設定が変更された後、1回印刷もしくは5分経過後に前回設定に戻る。再起動が必要な設定の場合、MFP10は、再起動する。
保持期間の設定後、さらに、ユーザーは、図6に示すアプリ設定保持項目表示画面C10を表示させ、保持期間経過後の設定チェックを行う(S24)。
図6の画面例では、全変更保持チェック欄C20、線速チェック欄C31、ネットワークチェック欄C41(有線通信チェック欄C42、無線通信チェック欄C43)、省エネモードチェック欄C51、FAX設定チェック欄C61、印刷環境設定チェック欄C71が設けられている。各チェック欄の左側の四角にチェックが入っている項目については、保持期間経過後においても、MFP10で継続して設定が保持される。ここでは、線速チェック欄C31、無線通信チェック欄C43及び省エネモードチェック欄C51にチェックが入っているため、それらに関する設定は、保持期間後も継続して設定され、ネットワークチェック欄C41、有線通信チェック欄C42、FAX設定チェック欄C61及び印刷環境設定チェック欄C71については、チェックが入っていないため、携帯端末50による設定情報の変更前の状態に戻ることになる。なお、上記チェック欄の表示においては、設定変更を行った項目のみをリストアップすることで、選択を適切に行うことができる。
設定入力後、変更時にMFP10の再起動が必要な設定があるかいないかを判断する(S26)。不要であれば(S26のNo)、本フローによる設定処理は終了する。再起動が必要であれば(S26のYes)、所定の確認画面で再起動必要の確認が行われる(S28)。ユーザーが再起動を承認すれば(S30のYes)、本フローによる設定処理は終了する。ユーザーが再起動を承認しない場合(S30のNo)、設定変更はキャンセルされ(S32)、S14の処理に戻る。
設定変更がなされると、ユーザーは表示部62に設定確認画面を表示させることができる。具体的には図示していないが、例えば図4で示したアプリ表示ホーム画面A10の各ボタンと隣接する領域(直下の領域)に変更内容を表示させる。そして、図4の連動実行ボタンA30を押下して、携帯端末50を持ったユーザーがMFP10に近づくと、近距離通信によりMFP10と携帯端末50が接続し通信を開始し、設定情報の同期処理が行われる。なお、USB通信により有線で接続されてもよい。
MFP10では、機能制御部22が携帯端末50から設定情報を取得すると、既存の設定情報を再度利用可能な状態で保持しつつ、携帯端末50から取得した設定情報を設定記憶部26に記憶し反映させる。なお、既存の設定情報については、携帯端末50に送信してもよい。
このとき、MFP10は、設定不可能な設定があれば、その旨を携帯端末50に通知する。不可能の通知を受けた携帯端末50では、遠隔設定制御部71は表示部62にその旨を表示させる。同時にMFP10は、自身の表示パネルにその旨を表示させてもよい。携帯端末50では、例えば、設定不可能な項目だけ変更キャンセルし他は変更を反映させることや全変更をキャンセルすることを選択可能に表示してもよい。その場合は、ユーザーの選択結果がMFP10に通知さる。その結果、MFP10では、その通知に従った設定変更処理を行う。なお、MFP10は、設定不可能な設定については、自動的に最も近しい設定に変更して反映させてもよい。反映結果は携帯端末50に通知する。その際にその箇所だけ変更前のままにするか変更を中止するかを選択する。なお、設定変更の最終的なMFP10への反映は、MFP10の操作パネルや携帯端末50の操作部64からの指示を受けて行ってもよいし、自動的に処理が実行されてもよい。再起動が必要な設定変更であれば、再起動を行う。
図8に示すフローチャートは、図7の処理の変形例であって、前もってMFP10に設定されている設定情報を取得し、それに基づき設定情報の変更を行うものである。ここでは、図7のS12〜S14の処理の代わりに、S11a〜S13aの処理を行うものであり、S16以降の処理については、説明を省略する。
ユーザーが携帯端末50で設定変更を行うための専用のアプリケーション(遠隔設定部70)を起動する(S10)。ここで携帯端末50のユーザーは、MFP10から設定情報を取得するモードを実行する。MFP10と携帯端末50が近距離無線やUSB通信で通信を確立し設定情報の要求がなされると(S11a)、MFP10は携帯端末50に対して設定情報を送信する(S12a)。
携帯端末50では、MFP10から取得した設定情報が表示部62に表示されるとともに遠隔設定情報記憶部72(または所定の作業領域)に自動的に保存される(S13a)。この処理後は、MFP10と携帯端末50の接続解除可能である。以降、図7で説明した処理と同様に、必要に応じて設定変更処理がなされる。
なお、図7及び図8の処理において、対象となるMFP10では設定不可能な設定を実施する場合、図8で示したように事前にMFP10の設定情報を入手していれば、携帯端末50の遠隔設定部70(アプリケーション)の設定の選択時に、表示部62に『設定不可能』と表示する。また、図7で示したように、事前にMFP10に設定済みの設定情報が無い場合、MFP10と携帯端末50の同期時に、MFP10及び携帯端末50の両方で、その旨を表示し、その箇所の設定を「再設定」、「前回設定のまま」、「設定中止」の3つから選択するといった処理とする。
設定変更中においては、他のユーザーからの印刷要求が来ないように、設定変更中はネットワークを切断し、設定変更後(再起動後)再度ネットワークを接続するといったことができる。また、他のユーザーからのジョブを一旦受け付けるが直ぐには実行せずに、前回の設定に戻ったタイミングでジョブを実行してもよい。その場合は、その旨をジョブを送信した他ユーザー99に対して通知する。
設定変更後については、登録しているユーザー99に対して設定変更された旨の通知を行う。通知内容は、設定の変更内容と保持時間と保持印刷回数である。通知を受けたユーザー99は、その通知内容を確認し、必要に応じて前の設定に戻るまでジョブ実行を待つことができる。また、MFP10は、保持時間と保持印刷回数について、ユーザー99は残り期間がどの程度あるか認識できるように、定期的に携帯端末50に通知してもよい。
以上、本実施形態の画像形成システム1における特徴を簡単に纏めると次の通りである。MFP10(画像形成装置)と、そのMFP10の設定を変更する機能を備えた携帯端末50とを有する画像形成システム1である。
携帯端末50は、MFP10の設定情報を変更するとともに、設定できない設定情報が選択された場合に、設定不可能である旨をユーザー99に通知する遠隔設定部70(制御部)を備える。これによって、例えば、携帯端末50において、MFP10に対して設定不可能な機能設定を行った際に、その時点でユーザー99に通知するため、MFP10を操作する際に設定不可能であったことを気づくといったことを回避でき、ユーザーの作業効率を向上させることができる。
また、MFP10及び携帯端末50は、近距離無線通信による通信が可能であって、携帯端末50の遠隔設定部70は、変更された設定情報を、近距離無線通信(ブルートゥース等)により送信する。そして、MFP10は、携帯端末50から受信した設定情報を反映させる。近距離無線通信の通信圏内となったタイミングで、設定情報が同期されるため、ユーザー99がMFP10を操作するときには、設定情報が既に反映されている。したがって、ユーザー99は直ぐに所望の作業を行うことができる。
また、携帯端末50の遠隔設定部70は、MFP10の設定情報を変更する際に、変更した設定情報の保持期間を設ける。MFP10は、保持期間において、変更された設定情報を反映させる。したがって、ユーザー99が必要な期間だけ、設定変更を行え、それ以降の作業への影響を排除できる。また、他のユーザー99への影響を抑えることができる。
MFP10は、設定不可能な設定情報を取得した場合に、設定情報に近い設定情報を用いて設定に反映させる。したがって、ユーザー99がMFP10の設定に関して不案内な場合であっても、ユーザー99が望む設定に近い状態にすることができる。
以上、本発明を実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。例えば、上記の技術は、画像形成装置10だけでなく、多機能テレビ等のように複数の機能を備える装置についても適用することができる。
1 画像形成システム
2 ネットワーク回線
10 MFP(画像形成装置)
12 通信部
13 LAN通信部
14 近距離無線通信部
16 USB通信部
20 制御部
22 機能制御部
24 設定制御部
26 設定記憶部
28 端末認証部
30 機能実行処理部
31 印刷実行処理部
32 スキャン実行処理部
33 FAX実行処理部
50 携帯端末
60 主制御部
62 表示部
64 操作部
70 遠隔設定部
71 遠隔設定制御部
72 遠隔設定情報記憶部
73 機器情報取得部
80 通信部
81 LAN通信部
82 近距離無線通信部
83 USB通信部
90 アプリケーション提供サーバー

Claims (7)

  1. 画像形成装置と、前記画像形成装置の設定を変更する機能を備えた携帯端末とを有する画像形成システムであって、
    前記携帯端末は、前記画像形成装置の設定情報を変更するとともに、設定できない設定情報が選択された場合に、設定不可能である旨をユーザーに通知する制御部を備えることを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記携帯端末及び前記画像形成装置は、近距離無線通信による通信が可能であって、
    前記携帯端末の前記制御部は、変更された前記設定情報を、前記近距離無線通信により送信し、
    前記画像形成装置は、前記携帯端末から受信した前記設定情報を反映させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記携帯端末の前記制御部は、前記画像形成装置の前記設定情報を変更する際に、変更した設定情報の保持期間を設け、
    前記画像形成装置は、前記保持期間において、変更された前記設定情報を反映させることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置は、前記設定不可能な前記設定情報を取得した場合に、前記設定情報に近い設定情報を用いて設定に反映させることを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の画像形成システム。
  5. 画像形成装置の設定を変更する機能を備えた携帯端末であって、
    前記画像形成装置の設定情報を変更するとともに、設定できない設定情報が選択された場合に、設定不可能である旨をユーザーに通知する制御部を備えることを特徴する携帯端末。
  6. 前記携帯端末及び前記画像形成装置は、近距離無線通信による通信が可能であって、
    前記携帯端末の前記制御部は、変更された前記設定情報を、前記近距離無線通信により送信することを特徴とする請求項5に記載の携帯端末。
  7. 前記制御部は、前記画像形成装置の前記設定情報を変更する際に、変更した設定情報の保持期間を設けることを特徴とする請求項5または6に記載の携帯端末。
JP2017247229A 2017-12-25 2017-12-25 画像形成システム、画像形成装置及び携帯端末 Pending JP2019114071A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017247229A JP2019114071A (ja) 2017-12-25 2017-12-25 画像形成システム、画像形成装置及び携帯端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017247229A JP2019114071A (ja) 2017-12-25 2017-12-25 画像形成システム、画像形成装置及び携帯端末

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019114071A true JP2019114071A (ja) 2019-07-11

Family

ID=67223212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017247229A Pending JP2019114071A (ja) 2017-12-25 2017-12-25 画像形成システム、画像形成装置及び携帯端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019114071A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10582066B2 (en) Image processing device and image processing system
US11025794B2 (en) Method of controlling a multifunction peripheral via a network with use of an information processing apparatus
US9459816B2 (en) Information processing apparatus, method, computer-readable storage medium, and information processing system
GB2529023A (en) Communication apparatus, control method and program
JP6179778B2 (ja) 画像形成システム、画像形成装置、端末、プログラム
US10168966B2 (en) Information processing apparatus, control method for the information processing apparatus, and storage medium
JP6504907B2 (ja) 通信装置、通信装置の制御方法及びプログラム
JP2011238006A (ja) 画像形成システムおよびサーバー装置
JP6242178B2 (ja) 情報処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP5302747B2 (ja) 印刷システム、並びに、印刷システムにおいて実行されるプリンタドライバのユーザインタフェースの画面作成方法
JP2019114071A (ja) 画像形成システム、画像形成装置及び携帯端末
JP6635769B2 (ja) 通信装置、通信装置の制御方法及びプログラム
JP2019089336A (ja) 画像形成装置、端末装置、エラー画面提供方法、およびコンピュータプログラム
JP7334530B2 (ja) 情報処理装置およびプログラム
JP6790162B2 (ja) 通信装置、通信装置の制御方法及びプログラム
JP2023082794A (ja) 情報処理システム、情報処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP6322970B2 (ja) 遠隔操作システム、画像形成装置およびプログラム
JP2022031328A (ja) 通信端末、通信端末の制御方法及びプログラム
JP2020205524A (ja) 情報処理装置およびプログラム
JP2019070947A (ja) 機器管理システム及び機器管理プログラム
JP2016131301A (ja) 画像処理装置、同装置における操作受付制御方法及び操作受付制御プログラム