JP2019113945A - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】提供するコンテンツの多様性を高めることができる情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供すること。【解決手段】本発明の一態様は、ネットワークを介して配信される候補となる複数のコンテンツの各々に対応するベクトルデータを生成する第1生成部と、前記第1生成部により生成された複数のベクトルデータに基づいて、コンテンツの多様性を高めるように、前記複数のコンテンツの中から、配信対象のコンテンツを決定する決定部と、を備える情報処理装置である。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
従来、ウェブページに掲載される記事や広告等のコンテンツに対してユーザが行動(例えば、クリック操作)を起こす可能性を高めるための方法が知られている。例えば、ユーザのクリック率等のアクセス履歴情報に基づいて、所定数の広告の組み合わせの内、過去に行動を起こした重複ないユーザの数が最も多くなるように広告を選択する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−89080号公報
あるウェブページにおいて、内容が互いに類似するコンテンツが多く掲載されていると、このウェブページ全体におけるコンテンツのクリック率が低下する傾向があることが知られている。このため、クリック率を向上させるためには、ウェブページに掲載されるコンテンツに多様性を持たせることが重要となる。
また、特許文献1に開示されている方法において、配信対象のコンテンツを決定するためにはユーザのアクセス履歴情報が必要となる。このため、ユーザによるアクセスの実績がない新たなコンテンツは、配信対象として選択されにくくなる場合や、全く選択されない場合があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、提供するコンテンツの多様性を高めることが可能な情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供することを目的の一つとする。
本発明の一態様は、ネットワークを介して配信される候補となる複数のコンテンツの各々に対応するベクトルデータを生成する第1生成部と、前記第1生成部により生成された複数のベクトルデータに基づいて、コンテンツの多様性を高めるように、前記複数のコンテンツの中から、配信対象のコンテンツを決定する決定部と、を備える情報処理装置である。
本発明の一態様によれば、提供するコンテンツの多様性を高めることが可能である。
実施形態に係るコンテンツの多様性を説明する図である。 実施形態に係るサービス提供装置20の機能構成を示す機能ブロック図である。 実施形態に係る記事ベクトル生成部25の処理の内容を概念的に示す図である。 実施形態に係る配信記事情報33の内容の一例を示す図である。 実施形態に係る記事ベクトル情報35の内容の一例を示す図である。 実施形態に係るサービス提供装置20の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 実施形態における第3候補記事のベクトル空間上での位置と、第1および第2記事ベクトルにより構成される部分空間との距離を説明する図である。 実施形態における第4候補記事のベクトル空間上での位置と、第1から第3記事ベクトルにより構成される部分空間との距離を説明する図である。
以下、図面を参照して、本発明の情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムの実施形態について説明する。
[概要]
実施形態の情報処理装置(サービス提供装置)は、ユーザにより操作される端末装置からのリクエストに対応するウェブページを提供するウェブサーバ装置、アプリケーションが起動された端末装置と通信を行って各種情報の受け渡しを行ってアプリページを提供するアプリケーションサーバ装置等である。これらのウェブページおよびアプリページは、検索サイト、ニュースサイト、ショッピングサイト、オークションサイト、天気予報サイト、SNS(Social Networking Service)サイト、ゲームサイト等を構成するページである。
上述のウェブページ或いはアプリページは、各種ジャンルのニュース等の記事、広告(電子広告)等のコンテンツを複数含む。記事とは、インターネット等のネットワークを介して提供される電子的な記事であり、テキスト情報を含むものである。情報処理装置は、コンテンツに含まれる内容の多様性が保たれるように複数のコンテンツを選択し、選択した複数のコンテンツを含むウェブページ或いはアプリページを生成する。以下においては、コンテンツが、記事である例について説明する。
[多様性]
「多様性」とは、複数の記事が存在する場合において、記事の内容が幅広いカテゴリに亘っている度合いをいう。あるウェブページに複数の記事が掲載される場合、記事の多様性が高いほど、これらの記事に関心を持つユーザの範囲が広くなることが推定される。一方、記事の多様性が低いほど、すなわち、記事の内容が同じようなカテゴリに集中しているほど、これらの記事に関心を持つユーザの範囲が狭くなることが推定される。
多様性は、例えば、記事のベクトルに基づいて定量化される。図1は、多様性を説明する図である。ここで、記事の内容に関する特徴を表すために、複数の観点で定義された多次元のベクトルデータを用いる。図1においては、2次元のベクトルを構成する要素1および要素2により記事の特徴が表されるものとして説明する。要素1および要素2は、互いに異なる観点の特徴を示すものである。要素1および要素2は、例えば、記事がニュースである場合に「即時性」という観点の特徴や、「野球」または「サッカー」といったスポーツの「種別」という観点の特徴をベクトルで表現したものである。
図1において、U1は第1のカテゴリに属する記事を参照したユーザの集合を示しており、U2は第2のカテゴリに属する記事を参照したユーザの集合を示している。集合U1と集合U2とは、範囲R1の部分において互いに重なっている。ウェブページに掲載される記事として2つの記事を選択する場合には、このような重なりの範囲R1が小さくなるように記事を選択する。これにより、ウェブページ全体としての記事の多様性を高めることができる。
次に、ウェブページに掲載される記事として、第1のカテゴリに属する記事と、第2のカテゴリに属する記事とが選択されている場合において、3つ目の記事を選択する場合を考える。第1のカテゴリに属する記事と、第2のカテゴリに属する記事とは、要素1の方向に並んで配置されている。すなわち、第1のカテゴリに属する記事と、第2のカテゴリに属する記事とにおいて、要素1に関する記事の多様性(バリエーション)が確保されている。ここで、3つ目の記事を選択する場合、要素1の方向に位置する記事(例えば、集合U3に属するユーザによって参照された第3のカテゴリに属する記事)よりも、この要素1とは異なる要素2の方向に位置する記事(例えば、集合U4に属するユーザによって参照された第4のカテゴリに属する記事)を選択した方が、ウェブページ全体としての多様性が高くなる。すなわち、多様性は、記事の重なりの範囲だけでなく、基準とした要素における重なりが既に出現している場合、他の要素の方向に関して重なっている方が高いと評価される。情報処理装置は、このように多様性を高めるように複数の記事を選択する。
[全体構成]
図2は、サービス提供装置20の機能構成を示す機能ブロック図である。サービス提供装置20は、ネットワークNWに接続される。ネットワークNWには、サービス提供装置20の他、例えば、少なくとも1つの端末装置10が接続される。ネットワークNWは、例えば、インターネット、WAN(Wide Area Network)やLAN(Local Area Network)、プロバイダ装置、無線基地局、専用回線等のうち一部または全部を含む。
端末装置10は、サービス提供装置20によって提供されるウェブページ等のサービスを利用するユーザによって操作される。端末装置10は、例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン等の携帯電話やタブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)等である。
例えば、端末装置10は、ユーザから所定の操作を受け付けると、予めインストールされたブラウザによって、サービス提供装置20によって提供されるウェブページを表示する。このウェブページには、複数の記事(例えば、少なくとも3つの記事)が含まれる。また、端末装置10は、ユーザから所定の操作を受け付けると、予めインストールされたアプリケーションを介してサービス提供装置20と通信を行い、アプリケーション上で表示或いは再生するコンテンツを取得する。コンテンツは、例えば、動画データや、画像データ、音声データ、テキストデータ等であり、複数の記事が含まれる。これによって、端末装置10には、アプリケーションを介して、上述した各種ウェブページにより提供されるサービスと同様のサービスが提供される。以下においては、サービス提供装置20が、端末装置10にウェブページを提供する例について説明する。
サービス提供装置20は、例えば、通信部21と、候補記事抽出部23と、記事ベクトル生成部25(第1生成部)と、記事決定部27(算出部、決定部)と、ページ生成部29(第2生成部)と、記憶部31とを備える。通信部21は、例えば、NIC等の通信インターフェースを含む。通信部21は、ネットワークNWを介して、端末装置10等と通信する。
候補記事抽出部23は、記憶部31に記憶された配信記事情報33の中から、所定数の候補記事を抽出する。例えば、サービス提供装置20により提供されるサービスが、ユーザIDおよびパスワードを入力しログインすることで個別のユーザに対してカスタマイズされたサービスとして提供されるものである場合、候補記事抽出部23は、ユーザの過去のアクセス履歴情報等に基づいて、ユーザが関心および興味のある内容と推定される記事を、候補記事として抽出してよい。或いは、候補記事抽出部23は、配信記事情報33の中から、ランダムに記事を候補記事として抽出してもよい。
記事ベクトル生成部25は、例えば、候補記事抽出部23により抽出された候補記事に対応する記事ベクトル(特徴情報)を生成する。記事ベクトルは、例えば、記事に含まれる単語を形態素解析等によって抽出した後、word2vec等の手法により分散表現化した単語ベクトルをモデルに入力することで生成されるベクトルデータである。
図3は、記事ベクトル生成部25の処理の内容を概念的に示す図である。記事ベクトル生成部25には、候補記事抽出部23により抽出された候補記事の内容(テキスト)が入力される。
記事ベクトル生成部25は、まず、記事の内容に対して形態素解析等を行って、単語(形態素)に分割する。次に、記事ベクトル生成部25は、各単語に対してword2vec等の手法を適用して、分散表現化された単語ベクトルを取得する。形態素解析とword2vecとのうち一方または双方は、記事ベクトル生成部25が自ら処理を行うのではなく、外部装置に処理を依頼することで実現されてもよい。
次に、記事ベクトル生成部25は、記事から取得された一以上の単語ベクトルを予め定義されたモデルに入力することで、記事ベクトルを生成する。このモデルは、例えば、機械学習によって生成されるモデルである。このモデルは、例えば、ディープラーニング等の手法により、既知の単語ベクトルと記事ベクトルとの関係が再現できるような、隠れ層の活性化関数のパラメータを求めることで生成される。尚、上記の定義に拘わらず、第1モデルとは、word2vecの特定、すなわち、どのようなコーパスをword2vecに与えるか、までを含んでもよい。記事ベクトル生成部25は、生成した記事ベクトルを、記事ベクトル情報35として、記憶部31に記憶させる。
記事決定部27は、記事ベクトル生成部25によって生成された候補記事の各々の記事ベクトルに基づいて、配信対象とする複数の記事(例えば、少なくとも3つの記事)を決定する。記事決定部27は、所定数の記事の組み合わせの内、記事の多様性を高めるように、記事を決定する。記事決定部27は、既に選択された記事の記事ベクトルにより構成される部分空間との距離が最大である記事を優先的に配信対象として決定する。
ページ生成部29は、記事決定部27により決定された複数の記事を含むウェブページを生成する。すなわち、ページ生成部29は、記事決定部27により決定された配信対象のコンテンツを表示装置に表示させるための表示用情報を生成する。ページ生成部29は、生成したウェブページを、通信部21を介して、端末装置10に送信する。
サービス提供装置20の上記の各機能部は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。また、これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)等のハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
記憶部31は、例えば、配信記事情報33と、記事ベクトル情報35とを記憶する。図4は、配信記事情報33の内容の一例を示す図である。配信記事情報33は、例えば、記事の識別情報である記事IDに対し、記事データが対応付けられた情報である。記事データは、例えば、テキストデータ、画像データ、またはこれらの組み合わせ、或いはURL(Uniform Resource Locator)等の参照情報である。
図5は、記事ベクトル情報35の内容の一例を示す図である。記事ベクトル情報35は、例えば、記事の識別情報である記事IDに対し、記事ベクトルが対応付けられた情報である。
記憶部31は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ、またはこれらのうち複数が組み合わされたハイブリッド型記憶装置等により実現される。また、記憶部31は、NASや外部のストレージサーバ等、サービス提供装置20がアクセス可能な外部装置であってもよい。
[サービス提供装置20の動作]
以下、サービス提供装置20の動作について説明する。図6は、サービス提供装置20の処理の流れの一例を示すフローチャートである。以下においては、サービス提供装置20が3つの記事を含むウェブページを生成して、端末装置10に送信する例について説明する。
まず、サービス提供装置20は、端末装置10から送信されたウェブページを要求するリクエストを受信する(S101)。
次に、サービス提供装置20は、記憶部31に記憶された配信記事情報33の中から、2つの候補記事(以下、「第1候補記事」および「第2候補記事」と呼ぶ)を抽出する(S103)。例えば、サービス提供装置20は、ユーザの過去のアクセス履歴情報等に基づいて、ユーザが関心および興味のある内容と推定される第1候補記事および第2候補記事を抽出する。また、サービス提供装置20は、抽出した第1および第2候補記事を、ウェブページに掲載する第1および第2記事として決定する。
次に、サービス提供装置20は、決定した第1記事および第2記事の各々と対応する記事ベクトルを生成する(S105)。例えば、サービス提供装置20は、第1記事の内容に対して形態素解析等を行って、単語に分割する。次に、サービス提供装置20は、各単語に対してword2vec等の手法を適用して、分散表現化された単語ベクトルを取得する。次に、サービス提供装置20は、取得した一以上の単語ベクトルを予め定義されたモデルに入力することで、記事ベクトル(以下、「第1記事ベクトル」と呼ぶ)を生成する。サービス提供装置20は、第2記事に対しても同様な処理を行い、記事ベクトル(以下、「第2記事ベクトル」と呼ぶ)を生成する。
尚、記憶部31の記事ベクトル情報35に、予め、配信記事情報33に含まれる記事の各々と対応する記事ベクトルが記憶されている場合、サービス提供装置20は、抽出した第1記事および第2記事の各々と対応する記事ベクトルを記事ベクトル情報35から読み出してもよい。
次に、サービス提供装置20は、記憶部31に記憶された配信記事情報33の中から、第1記事および第2記事以外の第3候補記事を抽出する(S107)。次に、サービス提供装置20は、抽出した第3候補記事と対応する記事ベクトル(以下、「第3記事ベクトル」と呼ぶ)を生成する(S109)。次に、サービス提供装置20は、第3候補記事のベクトル空間上での位置と、第1および第2記事ベクトルにより構成される部分空間との距離を算出する(S111)。例えば、サービス提供装置20は、配信記事情報33に含まれる第1記事および第2記事以外の全ての記事に対して上述の処理を繰り返す。或いは、サービス提供装置20は、配信記事情報33に含まれる記事のうち、ユーザが関心および興味のある内容と推定される所定のカテゴリに属する記事に対して上述の処理を行ってもよい。
図7は、第3候補記事のベクトル空間上での位置と、第1および第2記事ベクトルにより構成される部分空間との距離を説明する図である。図7においては、各記事が要素1および要素2による2次元のベクトル空間内で表されている。第1記事ベクトルおよび第2記事ベクトルにより構成される部分空間は、一次元の部分空間P1である。第3候補記事は、この部分空間P1の外部の空間に位置する記事から選択される。このため、部分空間P1内に位置する記事A0は、第3候補記事として選択されない。
サービス提供装置20は、この2次元のベクトル空間内において、第3候補記事のベクトル空間上での位置と、部分空間P1との間の最短距離を算出する。例えば、第3候補記事の一つである第3候補記事A1と部分空間P1との距離D1は、第3候補記事A1から部分空間P1に下した垂線の長さに相当する。また、第3候補記事の他の一つである第3候補記事A2と部分空間P1との距離D2は、第3候補記事A2と第2記事との間の距離に相当する。また、第3候補記事のさらに他の一つである第3候補記事A3と部分空間P1との距離D3は、第3候補記事A3から部分空間P1に下した垂線の長さに相当する。
次に、サービス提供装置20は、算出した部分空間との距離が最も長い第3候補記事を、ウェブページに掲載する第3記事として決定する(S113)。図7に示す例においては、算出された距離D1からD3の中で、距離D1が最も長い。この場合、サービス提供装置20は、第3候補記事A1を第3記事として決定する。
次に、サービス提供装置20は、決定した第1から第3記事を含むウェブページを生成し、生成したウェブページを端末装置10に送信する(S115)。端末装置10は、ウェブブラウザの機能により、サービス提供装置20から受信した第1から第3記事を含むウェブページを表示する。以上により、サービス提供装置20は、本フローチャートの処理を終了する。
尚、上述の実施形態においては、3個の記事を決定する例について説明したが、この3個の記事に加えて、4個目の記事(以下、「第4候補記事」と呼ぶ)を決定する場合にも同様な処理を適用することができる。図8は、第4候補記事のベクトル空間上での位置と、第1から第3記事ベクトルにより構成される部分空間との距離を説明する図である。第1から第3記事ベクトルにより構成される部分空間は、2次元の部分空間P2である。第4候補記事は、この部分空間P2の外部の空間に位置する記事から選択される。このため、部分空間P2内に位置する記事A0は、第4候補記事として選択されない。
サービス提供装置20は、要素1および要素2により構成される2次元のベクトル空間内において、配信記事情報33の中から抽出した第4候補記事の位置と、部分空間P2との間の最短距離を算出する。例えば、第4候補記事の一つである第4候補記事A4と部分空間P2との距離D4は、第4候補記事A4から部分空間P2に下した垂線の長さに相当する。また、第4候補記事の他の一つである第4候補記事A5と部分空間P2との距離D5は、第4候補記事A5と第3記事との間の距離に相当する。この場合、サービス提供装置20は、算出した部分空間との距離が最も長い第4候補記事A5を、ウェブページに掲載する第4記事として決定する。
また、サービス提供装置20は、n+1個目の第n+1候補記事を決定する場合、選択済みであるn個の候補により構成される部分空間Pnと、第n+1候補記事との間の距離を算出し、部分空間Pnとの距離が最も長い第n+1候補記事を、ウェブページに掲載する第n+1記事として決定する。
この場合、第n+1候補記事と、第1から第n記事ベクトルにより構成される部分空間Pnとの距離は以下の式によって表される。
Figure 2019113945
上記の式(1)は、選択済みのn個の記事に対応する記事ベクトルを示す。選択済みのn個の記事に対応する記事ベクトルにより構成される部分空間Pnは、これらの記事ベクトルの線形和である式(2)により表される。αはパラメータを示す。部分区間Pnの外部の空間から選択された第n+1候補記事である記事xの位置と部分空間Pnとの距離は、記事xの位置ベクトルから、記事xとの距離が最小となるαが選択された場合の部分空間Pn内の位置ベクトルを減算してノルムを求めた式(3)により表される。これらの式に基づいて、サービス提供装置20は第n+1記事を決定することができる。
本発明の実施形態による情報処理装置は、ネットワークを介して配信される候補となる複数のコンテンツの各々に対応するベクトルデータを生成する第1生成部と、前記第1生成部により生成された複数のベクトルデータに基づいて、コンテンツの多様性を高めるように、前記複数のコンテンツの中から、配信対象のコンテンツを決定する決定部と、を備えることで、提供するコンテンツの多様性を高めることができる。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
10…端末装置
20…サービス提供装置
21…通信部
23…候補記事抽出部
25…記事ベクトル生成部
27…記事決定部
29…ページ生成部
31…記憶部

Claims (7)

  1. ネットワークを介して配信される候補となる複数のコンテンツの各々に対応するベクトルデータを生成する第1生成部と、
    前記第1生成部により生成された複数のベクトルデータに基づいて、コンテンツの多様性を高めるように、前記複数のコンテンツの中から、配信対象のコンテンツを決定する決定部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記決定部により既に決定された前記配信対象のコンテンツと対応する前記ベクトルデータにより構成される部分空間と、配信される候補となるコンテンツとの距離を算出する算出部をさらに備え、
    前記決定部は、前記算出部により算出された距離に基づいて、前記配信対象のコンテンツを決定する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記決定部は、前記算出部により算出された距離が最大であるコンテンツを、前記配信対象のコンテンツとして決定する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記コンテンツは、前記ネットワークを介して配信される記事であり、
    前記ベクトルデータは、前記記事の特徴を示す情報であり、
    前記決定部は、既に決定された記事とは異なる特徴を有する記事を、配信対象の記事として決定する、
    請求項2または3に記載の情報処理装置。
  5. 前記決定部により決定された配信対象のコンテンツを表示装置に表示させるための表示用情報を生成する第2生成部をさらに備える、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. コンピュータが、
    ネットワークを介して配信される候補となる複数のコンテンツの各々に対応するベクトルデータを生成し、
    前記生成された複数のベクトルデータに基づいて、コンテンツの多様性を高めるように、前記複数のコンテンツの中から、配信対象のコンテンツを決定する、
    情報処理方法。
  7. コンピュータに、
    ネットワークを介して配信される候補となる複数のコンテンツの各々に対応するベクトルデータを生成させ、
    前記生成された複数のベクトルデータに基づいて、コンテンツの多様性を高めるように、前記複数のコンテンツの中から、配信対象のコンテンツを決定させる、
    プログラム。
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