JP2019113014A - 圧縮機 - Google Patents

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俊 澄川
Takashi Sumikawa
俊 澄川
裕己 永原
Yuki Nagahara
裕己 永原
永井 宏幸
Hiroyuki Nagai
宏幸 永井
深沼 哲彦
Tetsuhiko Fukanuma
哲彦 深沼
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Abstract

【課題】吸油部材に吸収された潤滑油が飛散してしまうことを抑制しつつも、吸油部材における潤滑油の吸収効率を向上させること。【解決手段】吸油部材50がカバー60によって覆われている。このため、吸油部材50がフロントハウジング13の外周面13bに配置されていても、吸油部材50に水がかかったり、風が当たったりすることが、カバー60によって回避される。また、吸油部材50は、回転軸17の周方向において隣り合うボルト44同士の所定ピッチ間隔に相当する長さ分だけ少なくとも延びている。よって、吸油部材50が、例えば、回転軸17の周方向において隣り合うボルト44同士の所定ピッチ間隔に相当する長さよりも短い場合に比べると、吸油部材50の配置領域が拡大する。【選択図】図6

Description

本発明は、外部駆動源からの動力が動力伝達機構を介して回転軸に伝達されることにより回転軸が回転する圧縮機に関する。
圧縮機のハウジングには、回転軸が回転可能に支持されている。回転軸の一部はハウジング内から突出している。回転軸の突出端部には、動力伝達機構を介して外部駆動源が連結されている。そして、回転軸は、外部駆動源からの動力が動力伝達機構を介して回転軸に伝達されることにより回転する。また、ハウジングにおける回転軸の軸方向端部には、回転軸の突出端部側を取り囲む筒状のボス部が突設されている。ボス部は動力伝達機構を支持する。さらに、ハウジングと回転軸との間には、ハウジング内の潤滑油がボス部からハウジング外へ洩れ出すことを抑制する軸封装置が介在されている。
このような圧縮機においては、回転軸と軸封装置との間の摩擦により軸封装置のシール機能が低下していく。すると、ハウジング内の潤滑油が軸封装置を通過してボス部からハウジング外へ洩れ出して、動力伝達機構に付着してしまう虞がある。動力伝達機構に潤滑油が付着すると、動力伝達機構の動力伝達効率が低下してしまう場合がある。そこで、軸封装置を通過した潤滑油がボス部からハウジング外へ洩れ出すことを抑制する手段を備えたものが、例えば特許文献1に開示されている。
特許文献1の圧縮機では、ボス部の内周面において軸封装置よりもボス部の開口側の部位にフェルトリングが嵌入されている。そして、軸封装置を通過した潤滑油は、フェルトリングに吸収される。これにより、軸封装置を通過した潤滑油がボス部から洩れ出し、動力伝達機構に付着することが抑制されている。
特開2007−162536号公報
ところで、例えば、ボス部内において軸封装置よりもボス部の開口側の部位にせき止め部材を配置するとともに、せき止め部材によってせき止められた潤滑油をハウジングの外周面に配置された吸油部材に導く導油通路をハウジングに形成することが考えられる。これによれば、軸封装置を通過した潤滑油は、せき止め部材にせき止められて、導油通路によって吸油部材に導かれ、吸油部材に吸収されるため、軸封装置を通過した潤滑油がボス部から洩れ出し、動力伝達機構に付着することが抑制される。
しかしながら、吸油部材がハウジングの外周面に配置されている場合、吸油部材に、例えば、水がかかったり、風が当たったりすると、吸油部材に吸収された潤滑油が飛散する場合がある。吸油部材に吸収された潤滑油が飛散すると、飛散した潤滑油が周囲の塵埃等の異物と共にハウジングの外面に付着してしまい、ハウジングの外面が汚れてしまう虞がある。また、吸油部材における潤滑油の吸収効率を向上させることが望まれている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、吸油部材に吸収された潤滑油が飛散してしまうことを抑制しつつも、吸油部材における潤滑油の吸収効率を向上させることができる圧縮機を提供することにある。
上記課題を解決する圧縮機は、第1ハウジング構成体と第2ハウジング構成体とが複数のボルトで連結されたハウジングと、前記ハウジングに回転可能に支持されるとともに一部が前記ハウジング内から突出する回転軸と、前記ハウジングにおける前記回転軸の軸方向端部に突設されるとともに前記回転軸の突出端部側を取り囲む筒状のボス部と、前記ハウジングと前記回転軸との間に設けられるとともに前記ハウジング内の潤滑油が前記ボス部から前記ハウジング外へ洩れ出すことを抑制する軸封装置と、前記ボス部内において前記軸封装置よりも前記突出端部側の前記ボス部の開口側に配置されるせき止め部材と、前記ハウジングの外周面に配置される吸油部材と、前記ハウジングに形成されるとともに前記ハウジングの外周面に開口し、前記せき止め部材によってせき止められた潤滑油を前記吸油部材に導く導油通路と、を備え、前記回転軸の突出端部には、前記ボス部に支持される動力伝達機構を介して外部駆動源が連結されており、前記外部駆動源からの動力が前記動力伝達機構を介して前記回転軸に伝達されることにより前記回転軸が回転する圧縮機であって、前記複数のボルトは、前記回転軸の周方向に所定ピッチ間隔で配置されており、前記吸油部材は、前記回転軸の周方向において隣り合うボルト同士の前記所定ピッチ間隔に相当する長さ分だけ少なくとも延びており、前記吸油部材がカバーによって覆われている。
これによれば、吸油部材がカバーによって覆われているため、吸油部材がハウジングの外周面に配置されていても、吸油部材に水がかかったり、風が当たったりすることを、カバーによって回避することができる。したがって、吸油部材に吸収された潤滑油が飛散してしまうことを抑制することができる。また、吸油部材は、回転軸の周方向において隣り合うボルト同士の所定ピッチ間隔に相当する長さ分だけ少なくとも延びている。よって、吸油部材が、例えば、回転軸の周方向において隣り合うボルト同士の所定ピッチ間隔に相当する長さよりも短い場合に比べると、吸油部材の配置領域を拡大することができ、吸油部材における潤滑油の吸収効率を向上させることができる。以上のことから、吸油部材に吸収された潤滑油が飛散してしまうことを抑制しつつも、吸油部材における潤滑油の吸収効率を向上させることができる。
上記圧縮機において、前記第1ハウジング構成体は、前記ボス部と、前記導油通路と、前記導油通路が開口する前記外周面と、前記外周面よりも外径が大きい大径外周面と、前記外周面と前記大径外周面とを連結する端面とを有し、前記複数のボルトの頭部は、前記端面から突出しており、前記吸油部材には、前記各ボルトの頭部が内側に配置される孔が形成されているとよい。
これによれば、吸油部材を、各ボルトの頭部の周囲に配置し易くすることができるため、吸油部材の配置領域をさらに拡大することができ、吸油部材における潤滑油の吸収効率をさらに向上させることができる。
上記圧縮機において、前記ハウジングは、前記カバーを固定する固定部を有しているとよい。
これによれば、カバーがハウジングの固定部に固定されることにより、カバーがハウジングに対して振動してしまうことが抑制される。よって、カバーがハウジングに対して振動することによりカバーとハウジングとが接触して振動音が発生してしまうことを抑制することができる。
上記圧縮機において、前記吸油部材は、前記動力伝達機構を構成する構成部材の一部に一体形成された前記カバーによって覆われているとよい。
これによれば、カバーを固定するための固定部をハウジングに設ける必要が無いため、ハウジングの構成を簡素化することができる。
この発明によれば、吸油部材に吸収された潤滑油が飛散してしまうことを抑制しつつも、吸油部材における潤滑油の吸収効率を向上させることができる。
実施形態における可変容量型斜板式圧縮機を示す側断面図。 可変容量型斜板式圧縮機の正面図。 吸油部材の斜視図。 吸油部材がハウジングに配置されている状態を示す正面図。 カバーがハウジングに固定されている状態を示す正面図。 可変容量型斜板式圧縮機の一部を示す斜視図。 別の実施形態における可変容量型斜板式圧縮機の一部を示す側断面図。
以下、圧縮機を可変容量型斜板式圧縮機に具体化した一実施形態を図1〜図6にしたがって説明する。なお、本実施形態の可変容量型斜板式圧縮機は、車両に搭載されるとともに車両空調装置に用いられる。
図1に示すように、可変容量型斜板式圧縮機10のハウジング11は、シリンダブロック12と、シリンダブロック12の一端(前端)に連結されたフロントハウジング13と、シリンダブロック12の他端(後端)に弁・ポート形成体14を介して連結されたリヤハウジング15と、を有している。ハウジング11内において、シリンダブロック12とフロントハウジング13とで囲まれた空間には斜板室16が区画されている。また、ハウジング11内には、ハウジング11に回転可能に支持される回転軸17が収容されている。斜板室16内において、回転軸17にはラグプレート18が一体的に回転可能に設けられている。
フロントハウジング13には、回転軸17が貫通する貫通孔13aが形成されている。回転軸17は、その一部が貫通孔13aを介してフロントハウジング13から外部へ突出している。回転軸17の突出端部側には段差部17dが設けられている。そして、回転軸17における段差部17dよりも突出端部側は、段差部17dに連続する回転軸17の突出端部側とは反対側の部位よりも外径が小さくなっている。
フロントハウジング13における回転軸17の軸方向端部には、回転軸17の突出端部側を取り囲む筒状のボス部13fが突設されている。回転軸17の突出端部には、ボス部13fに支持される動力伝達機構としての電磁クラッチ30を介して外部駆動源としての車両のエンジンEが連結されている。そして、エンジンEからの動力が電磁クラッチ30を介して回転軸17に伝達されることにより回転軸17が回転する。
電磁クラッチ30は、ボス部13fの外周面にアンギュラベアリング31を介して回転可能に支持されるロータ32と、ロータ32の外周に巻き掛けられたベルト33と、ブッシュ34aを介して回転軸17の突出端部に止着されたハブ34と、円環状の緩衝ゴム35を介してハブ34に固定されたアーマチャ36と、を有している。ブッシュ34aはハブ34に一体形成されている。緩衝ゴム35は、ハブ34とアーマチャ36との間の動力伝達経路上に位置し、その弾性力によってロータ32を介してベルト33に伝達される駆動トルクの周期的な変動を抑える。また、ロータ32内には、コイル37が収容されている。
そして、コイル37への電力の供給が行われると、コイル37が励磁されることにより、アーマチャ36が緩衝ゴム35のばね力に抗してロータ32と圧接し、エンジンEの駆動力が回転軸17に伝達される。また、コイル37への電力の供給が停止すると、コイル37が消磁されることにより、アーマチャ36が緩衝ゴム35のばね力によりロータ32から離間して、エンジンEから回転軸17への駆動力の伝達が遮断される。
斜板室16には、回転軸17から駆動力を得て回転するとともに、回転軸17の回転軸線Lに直交する方向に対して傾動可能な斜板19が収容されている。斜板19は、斜板室16内において、スライド移動可能に回転軸17に支持されている。ラグプレート18と斜板19との間には、回転軸17の回転軸線Lに直交する方向に対する斜板19の傾斜角度(斜板19の傾角)を減少させる方向へ斜板19を付勢する付勢ばね20が配設されている。さらに、ラグプレート18と斜板19との間には、ヒンジ機構21が介在されている。そして、斜板19は、付勢ばね20の付勢力、ヒンジ機構21を介したラグプレート18との間でのヒンジ連結、及び回転軸17の支持により、ラグプレート18及び回転軸17と同期して回転可能であるとともに、回転軸17の軸方向へのスライド移動を伴いながら回転軸17に対し傾動可能となっている。
シリンダブロック12には、シリンダブロック12の軸方向に貫通形成されるシリンダボア12aが回転軸17の周囲に複数(図1では1つのシリンダボア12aのみ図示)配列されている。各シリンダボア12aにはピストン22が往復動可能にそれぞれ収納されている。各シリンダボア12aの両開口は、弁・ポート形成体14及びピストン22によって閉塞されている。そして、各シリンダボア12a内にはピストン22の往復動に応じて体積変化する圧縮室23が区画されている。各ピストン22は、一対のシュー24を介して斜板19の外周部に係留されている。そして、回転軸17の回転にともなう斜板19の回転運動が、シュー24を介してピストン22の往復直線運動に変換される。よって、シュー24は、斜板19の回転運動をピストン22の往復直線運動に変換させる変換機構である。
リヤハウジング15と弁・ポート形成体14との間には、吐出室25が環状に区画されるとともに、吐出室25の内側に、吸入室26が区画されている。また、弁・ポート形成体14には、吐出室25に連通する吐出ポート25h、及び吐出ポート25hを開閉する吐出弁25vが形成されるとともに、吸入室26に連通する吸入ポート26h、及び吸入ポート26hを開閉する吸入弁26vが形成されている。
そして、吸入室26の冷媒は、ピストン22の上死点から下死点への移動により、吸入ポート26h及び吸入弁26vを介してシリンダボア12aに吸入される。シリンダボア12aに吸入された冷媒は、ピストン22の下死点から上死点への移動により所定の圧力にまで圧縮されるとともに、吐出ポート25hから吐出弁25vを押し退けて吐出室25に吐出される。
リヤハウジング15には、吐出室25に連通する吐出通路25aが形成されるとともに、吸入室26に連通する吸入通路26aが形成されている。吐出通路25aと、吸入通路26aとは図示しない外部冷媒回路により接続されている。
斜板室16と吸入室26とは、シリンダブロック12及び弁・ポート形成体14を貫通する抽気通路28により接続されている。抽気通路28は絞りを有する。また、吐出室25と斜板室16とは、リヤハウジング15、弁・ポート形成体14及びシリンダブロック12を貫通する給気通路29により接続されている。リヤハウジング15には、電磁式の容量制御弁29vが取り付けられている。容量制御弁29vは、給気通路29に設けられている。本実施形態の容量制御弁29vは、吸入室26から容量制御弁29vに供給される冷媒の圧力(吸入圧力)を感知することで弁開度が調整されている。
可変容量型斜板式圧縮機10において、エアコンスイッチがOFFされて、容量制御弁29vへの通電が停止されている状態では、容量制御弁29vは、給気通路29を開放する開弁状態となる。そして、給気通路29を介した吐出室25から斜板室16への冷媒の供給が行われて、斜板室16の圧力が吐出室25の圧力に近づく。これにより、斜板19の傾角が小さくなって、ピストン22のストロークが小さくなり、吐出容量が減少する。
一方、エアコンスイッチがONされて、容量制御弁29vへの通電が行われると、容量制御弁29vは、給気通路29を閉鎖する閉弁状態となる。これにより、給気通路29を介した吐出室25から斜板室16への冷媒の供給が行われなくなり、斜板室16内の冷媒が、抽気通路28を介して吸入室26に排出され、斜板室16の圧力が吸入室26の圧力に近づく。その結果、斜板19の傾角が大きくなって、ピストン22のストロークが大きくなり、吐出容量が増大する。
貫通孔13a内におけるフロントハウジング13と回転軸17との間には、冷媒に含まれる潤滑油が貫通孔13aを介してボス部13fからハウジング11外へ洩れ出すことを抑制する軸封装置40が設けられている。軸封装置40は、例えば、メカニカルシールである。
回転軸17には、回転軸17の軸方向に沿って延びる第1軸内通路17aと、回転軸17の径方向に沿って延びる第2軸内通路17bとが形成されている。第1軸内通路17aの一端は第2軸内通路17bに連通しているとともに、他端は回転軸17の他端の端面に開口している。第2軸内通路17bは、貫通孔13a内における軸封装置40よりも斜板室16寄りに連通している。
シリンダブロック12における弁・ポート形成体14側の端面には、回転軸17の他端が内側に配置される開口部12hが形成されている。また、開口部12hの内側には、回転軸17を軸方向において位置決めする円筒状の位置決め部材27が配置されている。位置決め部材27は、回転軸17の他端部の外周部に圧入されている。位置決め部材27の内側は、第1軸内通路17aに連通している。さらに、弁・ポート形成体14には、吸入室26と位置決め部材27の内側とを連通する連通孔14hが形成されている。
フロントハウジング13には、斜板室16における重力方向の上方と、貫通孔13a内における軸封装置40が収容された空間とを連通する供給通路13dが形成されている。そして、斜板室16における重力方向の下方である底部に溜まっている冷媒に含まれる潤滑油が、斜板19やラグプレート18の回転によって冷媒と共に巻き上げられ、フロントハウジング13の内壁面全体に付着し、重力によって供給通路13dに流れ込む。供給通路13dに流れ込んだ潤滑油は、供給通路13dから軸封装置40に供給される。そして、潤滑油は、第2軸内通路17b、第1軸内通路17a、位置決め部材27の内側及び連通孔14hを介して吸入室26に還流する。
ボス部13f内において軸封装置40よりも回転軸17の突出端部側のボス部13fの開口側には、リング状のせき止め部材41が配置されている。せき止め部材41はゴム製であるとともに、その外周面がボス部13fの内周面に圧接された状態でボス部13fの内周面に嵌め込まれている。また、ボス部13f内において、回転軸17の軸方向における軸封装置40とせき止め部材41との間には、ワッシャ42が配置されている。ワッシャ42は、その内周面が回転軸17の外周面に圧接された状態で回転軸17の外周面に嵌め込まれている。ワッシャ42は、回転軸17の軸方向において、回転軸17の段差部17dとハブ34のブッシュ34aとによって挟み込まれている。
フロントハウジング13は、ボス部13fに連続するとともにボス部13fの外周面よりも回転軸17の径方向外側に位置する外周面13bを有する。さらに、フロントハウジング13は、外周面13bよりも外径が大きい大径外周面13Bと、外周面13bと大径外周面13Bとを連結する端面13cとを有する。端面13cは、回転軸17の軸方向において外周面13bにおけるボス部13fとは反対側の端縁に連続するとともに外周面13bから回転軸17の径方向外側に延びる環状である。また、端面13cは平坦面状である。大径外周面13Bは、端面13cにおける外周面13bとは反対側の外周縁に連続している。
フロントハウジング13は、第1取付脚部38及び第2取付脚部39を有している。第1取付脚部38及び第2取付脚部39は、大径外周面13Bにおける端面13c側の端部に突設されている。第1取付脚部38及び第2取付脚部39は、回転軸17を挟んだ回転軸17の径方向両側にそれぞれ位置している。
フロントハウジング13には、導油通路43が形成されている。導油通路43は、フロントハウジング13の外周面13bに開口する外周側開口部43aと、ボス部13f内に開口する内周側開口部43bとを有する。内周側開口部43bは、回転軸17の軸方向におけるせき止め部材41と軸封装置40との間でボス部13f内に開口し、回転軸17の径方向においてワッシャ42と対向配置されている。
フロントハウジング13の外周面13bには吸油部材50が配置されている。吸油部材50は、弾性変形可能なフェルト製である。そして、導油通路43は、フロントハウジング13の外周面13bに開口し、せき止め部材41によってせき止められた潤滑油を吸油部材50に導く。
フロントハウジング13は、ボス部13f、導油通路43、及び導油通路43が開口する外周面13bを有する第1ハウジング構成体である。リヤハウジング15は、フロントハウジング13に対して複数のボルト44(図1では1つのボルト44のみ図示)によって回転軸17の軸方向に連結される第2ハウジング構成体である。複数のボルト44は、フロントハウジング13の端面13cから挿通されるとともに斜板室16内を通過し、シリンダブロック12及び弁・ポート形成体14を貫通してリヤハウジング15にねじ込まれている。リヤハウジング15は、複数のボルト44の軸力によって、フロントハウジング13と共にシリンダブロック12及び弁・ポート形成体14を挟み込んだ状態で、フロントハウジング13に対して連結されている。
図2に示すように、回転軸17の軸方向から見たときに、複数のボルト44は、回転軸17の周方向に所定ピッチ間隔で配置されている。複数のボルト44の頭部44aは、フロントハウジング13の端面13cから突出している。複数のボルト44の頭部44aは、フロントハウジング13の外周面13bの周囲に配置されている。複数のボルト44の頭部44aは、回転軸17の軸方向からフロントハウジング13の端面13cを見たときに、回転軸17の軸心を中心とする仮想円上に配置されている。本実施形態において、リヤハウジング15は、9つのボルト44を用いて、フロントハウジング13に対して連結されている。
図3に示すように、吸油部材50は、略U字状である。吸油部材50の外周面50a及び内周面50bは、円弧状である。吸油部材50の厚み方向に位置する両端面50cは、平坦面状である。吸油部材50の周方向の両端部50dは、平坦面状である。吸油部材50の両端部50dは、吸油部材50の周方向において互いに離間している。
吸油部材50には、各ボルト44の頭部44aが内側に配置される孔51が形成されている。本実施形態において、吸油部材50には、孔51が7つ形成されている。各孔51は、吸油部材50を、吸油部材50の厚み方向に貫通している。各孔51は、円孔状である。
図4に示すように、吸油部材50は、フロントハウジング13の端面13c上であって、フロントハウジング13の外周面13bの周囲に配置されている。吸油部材50の外周面50aは、回転軸17の軸方向から見たとき、フロントハウジング13の大径外周面13Bに沿って延びている。吸油部材50の内周面50bは、フロントハウジング13の外周面13bに沿って延びている。吸油部材50の内周面50bは、フロントハウジング13の外周面13bに密着している。吸油部材50の両端面50cの一方は、フロントハウジング13の端面13cに密着している。
吸油部材50は、各孔51の内側に各ボルト44の頭部44aが配置された状態で、フロントハウジング13の外周面13bに配置されている。そして、各ボルト44の頭部44aが各孔51の内側に配置されていることにより、吸油部材50における回転軸17の周方向への移動が規制されている。
吸油部材50は、回転軸17の周方向に所定ピッチ間隔で配置された複数のボルト44のうちの7つのボルト44に跨って回転軸17の周方向に延びており、回転軸17の周方向の半周以上に亘って延びている。よって、吸油部材50は、回転軸17の周方向において隣り合うボルト44同士の所定ピッチ間隔に相当する長さ分だけ少なくとも延びている。複数のボルト44のうち、吸油部材50の孔51の内側に配置されていない2つのボルト44の頭部44aは、回転軸17の周方向において、吸油部材50の両端部50dの間に配置されている。
図1に示すように、吸油部材50の厚み方向の長さは、回転軸17の軸方向におけるフロントハウジング13の外周面13bの長さよりも短い。吸油部材50の一部は、導油通路43の外周側開口部43aを塞いでいる。各ボルト44の頭部44aにおけるフロントハウジング13の端面13cからの突出長さは、吸油部材50の厚み方向の長さよりも短い。
図5及び図6に示すように、吸油部材50の外面全体は、カバー60によって覆われている。カバー60は、金属製(例えば鉄製)である。カバー60は、吸油部材50の外周面50aに沿って延びる外周壁61と、吸油部材50の両端面50cの他方に沿って延びる平板状の端壁62と、を有している。
端壁62は、正面視すると、略U字状である。端壁62の内周縁62aは、吸油部材50の内周面50bに沿って延びている。端壁62の内周縁62aは、フロントハウジング13の外周面13bに沿って延びている。端壁62における周方向の両端縁62cは、端壁62の周方向において互いに離間している。
外周壁61は、端壁62の外周縁62bに連続している。また、外周壁61における周方向の両端縁61eは、外周壁61の周方向において互いに離間している。外周壁61の両端縁61eの一方と端壁62の両端縁62cの一方とは連続するとともに、外周壁61の両端縁61eの他方と端壁62の両端縁62cの他方とは連続している。外周壁61及び端壁62の周方向の長さ、つまり、カバー60の周方向の長さは、吸油部材50の周方向の長さよりも長い。
カバー60は、第1取付脚部38に取り付けられる板状の第1取付部63と、第2取付脚部39に取り付けられる板状の第2取付部64と、を有している。第1取付部63及び第2取付部64は、外周壁61における端壁62とは反対側の周縁から端壁62とは反対側へ突出している。第1取付部63及び第2取付部64は、端壁62と平行に延びている。第1取付部63は、外周壁61における両端縁61eの一方寄りに位置している。第2取付部64は、外周壁61の周方向において、外周壁61における両端縁61eとは反対側に位置している。
第1取付部63は、第1取付部63を貫通する固定ボルト65が第1取付脚部38に形成された雌ねじ孔38a(図4参照)にねじ込まれることにより第1取付脚部38に取り付けられる。第2取付部64は、第2取付部64を貫通する固定ボルト66が第2取付脚部39に形成された雌ねじ孔39a(図4参照)にねじ込まれることにより第2取付脚部39に取り付けられる。カバー60は、第1取付部63が第1取付脚部38に取り付けられるとともに第2取付部64が第2取付脚部39に取り付けられることにより、フロントハウジング13に固定されている。よって、フロントハウジング13の第1取付脚部38及び第2取付脚部39は、カバー60を固定する固定部として機能している。したがって、フロントハウジング13は、カバー60を固定する固定部を有している。
カバー60がフロントハウジング13に固定された状態において、カバー60は、回転軸17の軸方向において、フロントハウジング13と電磁クラッチ30との間に配置されている。そして、外周壁61の両端縁61eの一方及び端壁62の両端縁62cの一方は、回転軸17の周方向において、吸油部材50の両端部50dの一方よりも吸油部材50の両端部50dの他方寄りに位置している。また、外周壁61の両端縁61eの他方及び端壁62の両端縁62cの他方は、回転軸17の周方向において、吸油部材50の両端部50dの他方よりも吸油部材50の両端部50dの一方寄りに位置している。さらに、カバー60の外周壁61は、吸油部材50の外周面50a全体を覆うとともに、カバー60の端壁62は、吸油部材50の両端面50cの他方全体を覆っている。これにより、カバー60は、吸油部材50の外面全体を覆っている。
図1に示すように、コイル37からは導線37aが引き出されている。図1、図5及び図6に示すように、導線37aは、端壁62の両端縁62cの間、吸油部材50の両端部50dの間、及びカバー60の外周壁61の両端縁61eの間を通過してフロントハウジング13外へ引き出されている。導線37aにおけるコイル37とは反対側の端部は、図示しない給電端子に接続されている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
ハウジング11内の潤滑油が軸封装置40を通過したとしても、軸封装置40を通過した潤滑油は、せき止め部材41にせき止められて、導油通路43を介して吸油部材50に導かれる。そして、吸油部材50に導かれた潤滑油が吸油部材50に吸収される。これにより、軸封装置40を通過した潤滑油がボス部13fから洩れ出し、アーマチャ36とロータ32との吸着面に潤滑油が付着し、アーマチャ36とロータ32との間に滑りが生じて、動力伝達効率が低下してしまうことが抑制される。
また、吸油部材50の外面全体がカバー60によって覆われているため、吸油部材50がフロントハウジング13の外周面13bに配置されていても、吸油部材50に水がかかったり、風が当たったりすることが、カバー60によって回避される。その結果、吸油部材50に吸収された潤滑油が飛散してしまうことが抑制される。
上記実施形態では以下の効果を得ることができる。
(1)吸油部材50がカバー60によって覆われているため、吸油部材50がフロントハウジング13の外周面13bに配置されていても、吸油部材50に水がかかったり、風が当たったりすることを、カバー60によって回避することができる。したがって、吸油部材50に吸収された潤滑油が飛散してしまうことを抑制することができる。また、吸油部材50は、回転軸17の周方向において隣り合うボルト44同士の所定ピッチ間隔に相当する長さ分だけ少なくとも延びている。よって、吸油部材50が、例えば、回転軸17の周方向において隣り合うボルト44同士の所定ピッチ間隔に相当する長さよりも短い場合に比べると、吸油部材50の配置領域を拡大することができ、吸油部材50における潤滑油の吸収効率を向上させることができる。以上のことから、吸油部材50に吸収された潤滑油が飛散してしまうことを抑制しつつも、吸油部材50における潤滑油の吸収効率を向上させることができる。
(2)吸油部材50には、各ボルト44の頭部44aが内側に配置される孔51が形成されている。これによれば、吸油部材50を、各ボルト44の頭部44aの周囲に配置し易くすることができるため、吸油部材50の配置領域をさらに拡大することができ、吸油部材50における潤滑油の吸収効率をさらに向上させることができる。
(3)フロントハウジング13は、カバー60を固定する固定部として機能する第1取付脚部38及び第2取付脚部39を有している。これによれば、カバー60がフロントハウジング13の第1取付脚部38及び第2取付脚部39に固定されることにより、カバー60がフロントハウジング13に対して振動してしまうことが抑制される。よって、カバー60がフロントハウジング13に対して振動することによりカバー60とフロントハウジング13とが接触して振動音が発生してしまうことを抑制することができる。
(4)吸油部材50は、回転軸17の周方向に所定ピッチ間隔で配置された複数のボルト44のうちの7つのボルト44に跨って回転軸17の周方向に延びており、回転軸17の周方向の半周以上に亘って延びている。例えば、可変容量型斜板式圧縮機10における車両に対する搭載角度の変化に対応して、導油通路43におけるフロントハウジング13の外周面13bに対する開口位置が変更される場合がある。この場合であっても、吸油部材50におけるフロントハウジング13の外周面13bに対する配置位置を変更することなく、導油通路43から導かれる潤滑油を吸油部材50によって吸収することができる。
(5)吸油部材50に吸収された潤滑油が飛散してしまうことを抑制することができるため、飛散した潤滑油が周囲の塵埃等の異物と共にフロントハウジング13の端面13cに付着して、フロントハウジング13の端面13cが汚れてしまうことを回避することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 図7に示すように、吸油部材50は、電磁クラッチ30を構成する構成部材の一部に一体形成されたカバー60Aによって覆われていてもよい。これによれば、カバー60Aを固定するための固定部をフロントハウジング13に設ける必要が無いため、フロントハウジング13の構成を簡素化することができる。また、固定ボルト65,66が不要になるため、部品点数を削減することができる。
○ 実施形態において、吸油部材50が円環状であってもよい。そして、カバー60が回転軸17の周方向全周に亘って延びていてもよい。
○ 実施形態において、吸油部材50が、回転軸17の周方向に所定ピッチ間隔で配置された複数のボルト44のうち、例えば、3つのボルト44に跨って回転軸17の周方向に延びており、回転軸17の周方向の半周以下の領域で延びていてもよい。要は、吸油部材50は、回転軸17の周方向において隣り合うボルト44同士の所定ピッチ間隔に相当する長さ分だけ少なくとも延びていればよい。
○ 実施形態において、吸油部材50に孔51が形成されていなくてもよく、例えば、吸油部材50が、複数のボルト44の配置位置よりも回転軸17の径方向外側を通過するように回転軸17の周方向に延びていてもよい。
○ 実施形態において、吸油部材50の外面全体がカバー60によって覆われている必要は無く、カバー60から吸油部材50が覆われていない箇所があってもよい。要は、吸油部材50に水がかかったり、風が当たったりしたとしても、吸油部材50に吸収された潤滑油が飛散されない程度に吸油部材50がカバー60に覆われていればよい。
○ 実施形態において、フロントハウジング13にカバー60を固定するための固定部を、第1取付脚部38及び第2取付脚部39とは別にフロントハウジング13に設けてもよい。
○ 実施形態において、複数のボルト44の頭部44aが、フロントハウジング13の端面13cから突出しておらず、例えば、リヤハウジング15の端面から突出していてもよい。この場合、吸油部材50に孔51が形成されていなくてもよい。
○ 実施形態において、導油通路43の外周側開口部43aの一部分が吸油部材50によって塞がれてなくてもよい。
○ 実施形態において、軸封装置として、例えば、リップシール等のシール部材を用いてもよい。
○ 実施形態において、吸油部材50は、潤滑油を吸収することができる材質であればよく、フェルト製以外の材質(例えばスポンジ製等)であってもよい。
○ 実施形態において、圧縮機は、固定容量型の斜板式圧縮機であってもよい。
○ 実施形態において、可変容量型斜板式圧縮機10は、車両空調装置に用いられなくてもよく、その他の空調装置に用いられてもよい。
○ 実施形態において、圧縮機は、可変容量型斜板式圧縮機10に限らず、例えば、スクロール型、ベーン型、又はルーツ式の圧縮機であってもよい。
○ 実施形態において、動力伝達機構として、常時伝達型のクラッチレス機構(例えばベルト及びプーリの組合せ)が用いられている構成であってもよい。
○ 実施形態において、外部駆動源としてエンジンE以外のものを用いてもよい。
E…外部駆動源としてのエンジン、10…圧縮機としての可変容量型斜板式圧縮機、11…ハウジング、13…第1ハウジング構成体であるフロントハウジング、13b…外周面、13B…大径外周面、13c…端面、13f…ボス部、15…第2ハウジング構成体であるリヤハウジング、17…回転軸、30…動力伝達機構としての電磁クラッチ、38…固定部として機能する第1取付脚部、39…固定部として機能する第2取付脚部、40…軸封装置、41…せき止め部材、43…導油通路、44…ボルト、44a…頭部、50…吸油部材、51…孔、60,60A…カバー。

Claims (4)

  1. 第1ハウジング構成体と第2ハウジング構成体とが複数のボルトで連結されたハウジングと、
    前記ハウジングに回転可能に支持されるとともに一部が前記ハウジング内から突出する回転軸と、
    前記ハウジングにおける前記回転軸の軸方向端部に突設されるとともに前記回転軸の突出端部側を取り囲む筒状のボス部と、
    前記ハウジングと前記回転軸との間に設けられるとともに前記ハウジング内の潤滑油が前記ボス部から前記ハウジング外へ洩れ出すことを抑制する軸封装置と、
    前記ボス部内において前記軸封装置よりも前記突出端部側の前記ボス部の開口側に配置されるせき止め部材と、
    前記ハウジングの外周面に配置される吸油部材と、
    前記ハウジングに形成されるとともに前記ハウジングの外周面に開口し、前記せき止め部材によってせき止められた潤滑油を前記吸油部材に導く導油通路と、を備え、
    前記回転軸の突出端部には、前記ボス部に支持される動力伝達機構を介して外部駆動源が連結されており、前記外部駆動源からの動力が前記動力伝達機構を介して前記回転軸に伝達されることにより前記回転軸が回転する圧縮機であって、
    前記複数のボルトは、前記回転軸の周方向に所定ピッチ間隔で配置されており、
    前記吸油部材は、前記回転軸の周方向において隣り合うボルト同士の前記所定ピッチ間隔に相当する長さ分だけ少なくとも延びており、
    前記吸油部材がカバーによって覆われていることを特徴とする圧縮機。
  2. 前記第1ハウジング構成体は、前記ボス部と、前記導油通路と、前記導油通路が開口する前記外周面と、前記外周面よりも外径が大きい大径外周面と、前記外周面と前記大径外周面とを連結する端面とを有し、
    前記複数のボルトの頭部は、前記端面から突出しており、
    前記吸油部材には、前記各ボルトの頭部が内側に配置される孔が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の圧縮機。
  3. 前記ハウジングは、前記カバーを固定する固定部を有していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の圧縮機。
  4. 前記吸油部材は、前記動力伝達機構を構成する構成部材の一部に一体形成された前記カバーによって覆われていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の圧縮機。
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