JP2019112947A - パルセーションダンパ、及び燃料供給システム - Google Patents

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暁琳 郭
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Abstract

【課題】ダイアフラムの共振に起因する低圧燃料の脈動振幅の増大を好適に抑制できる制御装置、及び燃料供給システムを提供する。【解決手段】燃料を周期的に吸入及び吐出する燃料ポンプ(20)を備える燃料供給システム(10)に適用され、前記燃料ポンプに低圧燃料を供給する供給経路から分岐する連通経路に設けられるパルセーションダンパ(40)であって、前記連通経路に連通する内部空間を有するケーシング(50)と、ダイアフラム(61、62)を含み、前記内部空間を、前記連通経路側の第1領域と、前記連通経路とは反対側の第2領域と、に区画するダイアフラム部(60)と、を備え、前記第1領域に配置され、前記第1領域に供給される前記低圧燃料に含まれる泡を捕集する泡捕集部(70)を備える。【選択図】 図2

Description

本発明は、パルセーションダンパを備える燃料供給システムにおいて低圧燃料の脈動振幅の増大を抑制可能な制御装置、及び燃料供給システムに関する。
従来、プランジャの往復動により加圧室の容積を変化させ、燃料を周期的に吸入及び吐出する燃料ポンプが知られている。特許文献1に開示された高圧ポンプでは、高圧ポンプに低圧燃料を供給する供給経路に対して分岐して設けられるパルセーションダンパを備える。パルセーションダンパは、ダイアフラムを含み、該ダイアフラムが低圧燃料の圧力変動に応じて変形することにより、低圧燃料の圧力脈動を低減する。
低圧燃料の圧力脈動の周波数がダイアフラムの固有振動数に一致すると、ダイアフラムの振幅が大きくなる現象、すなわち共振が生じる。ダイアフラムの共振が生じると、低圧燃料の圧力脈動の振幅(以下、脈動振幅という)が増大する。特許文献1では、ダイアフラムを構成する2枚の金属板により区画形成されるダンパ室内に、両方の金属板に接触する弾性部材を設けることにより、ダイアフラムが共振する際における低圧燃料の脈動振幅の増大を抑制している。
特開2013−213488号公報
上記のパルセーションダンパでは、ダンパ室内に弾性部材が設けられることによりダンパ室内の容積が減少し、ダイアフラムが共振する際における低圧燃料の脈動振幅の増大を十分に抑制することができない。ダンパ室内の容積は、ダイアフラムを大型化することにより大きくすることが可能であるが、パルセーションダンパが他の部材と干渉する場合には、ダイアフラムを大型化してダンパ室内の容積を大きくすることができない。このように、ダンパ室内の容積を大きくすることができない場合でも、ダイアフラムが共振する際における低圧燃料の脈動振幅の増大を抑制できる技術が求められている。
本発明は、上記実情に鑑み、ダイアフラムの共振に起因する低圧燃料の脈動振幅の増大を好適に抑制できる制御装置、及び燃料供給システムを提供することを目的とする。
本発明は、燃料を周期的に吸入及び吐出する燃料ポンプを備える燃料供給システムに適用され、前記燃料ポンプに低圧燃料を供給する供給経路から分岐する連通経路に設けられるパルセーションダンパであって、前記連通経路に連通する内部空間を有するケーシングと、ダイアフラムを含み、前記内部空間を、前記連通経路側の第1領域と、前記連通経路とは反対側の第2領域と、に区画するダイアフラム部と、を備え、前記第1領域に配置され、前記第1領域に供給される前記低圧燃料に含まれる泡を捕集する泡捕集部を備える。
本発明のパルセーションダンパは、第1領域に供給される低圧燃料に含まれる泡を捕集する泡捕集部を備える。そのため、第1領域には、泡捕集部に泡が捕集されており、この泡は、低圧燃料の圧力変動に応じて変形する弾性体として機能する。従って、泡捕集部を備えることで、泡捕集部を備えない場合に比べて、ダイアフラムの共振に起因する低圧燃料の脈動振幅の増大を好適に抑制することができる。
また、本発明は、上記のパルセーションダンパを含む燃料供給システムを提供する。本発明の燃料供給システムは、燃料を周期的に吸入及び吐出する燃料ポンプと、前記燃料ポンプに低圧燃料を供給する供給経路から分岐する連通経路に設けられ、前記燃料ポンプと一体に、または、前記燃料ポンプと別体に設けられた上記のパルセーションダンパと、を備える。
燃料供給システムを示す概略図。 第1実施形態に係るダンパを示す図。 ポンプ回転速度Rと圧力ピーク値Pとの関係を示すグラフ。 第2実施形態に係るダンパを示す図。 第3実施形態に係るダンパを示す図。 第4実施形態に係るダンパを示す図。 第5実施形態に係るダンパを示す図。 他の実施形態に係るダンパを示す図。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態に係るパルセーションダンパ(以下、単にダンパという)が適用される燃料供給システム10について、図面を参照しつつ説明する。燃料供給システム10は、ディーゼルエンジン(以下、エンジンという)に適用される燃料供給システムである。
図1に示すように、本実施形態に係る燃料供給システム10は、燃料タンク11と、低圧ポンプ12と、低圧配管13と、燃料フィルタ14と、接続コネクタ15と、高圧ポンプ20と、高圧配管30と、回収配管31と、制御装置32と、を備えている。
低圧ポンプ12は、電動式のポンプであり、燃料タンク11の内部に配置されている。低圧ポンプ12は、燃料タンク11に蓄えられた燃料(軽油)を吸入し、低圧配管13に低圧燃料を吐出する。低圧配管13は、低圧ポンプ12と高圧ポンプ20とを接続する金属製の配管であり、低圧ポンプ12から吐出された低圧燃料を高圧ポンプ20に供給する供給経路を形成している。燃料フィルタ14は、低圧配管13における低圧ポンプ12と高圧ポンプ20との中間位置に配置されるフィルタであり、低圧配管13内を搬送される低圧燃料を濾過する。接続コネクタ15は、プラスチック製のコネクタであり、高圧ポンプ20と低圧配管13とを接続する。接続コネクタ15は、金属製の低圧配管13に比べて強度が低く、低圧燃料の圧力における限界のピーク値は、限界圧力Pg(図4参照)に設定されている。
高圧ポンプ20は、エンジンの回転により燃料を周期的に吸入及び吐出するポンプである。高圧ポンプ20は、シリンダボディ21と、開閉弁23と、吸入弁24と、プランジャ25と、バネ26と、吐出弁27と、カム28と、回転軸29と、ダンパ40と、を備えている。高圧ポンプ20は、燃料ポンプの一例である。
シリンダボディ21には、加圧室22が形成されている。低圧配管13により高圧ポンプ20に供給された低圧燃料は、シリンダボディ21に形成された供給経路21aを介して加圧室22に供給される。開閉弁23は、供給経路21aを開閉する電磁弁であり、加圧室22に供給される低圧燃料の量を調整する。吸入弁24は、加圧室22内に配置された弾性弁であり、加圧室22から低圧配管13への低圧燃料の逆流を防止する。
プランジャ25は、シリンダボディ21により往復動自在に支持されている。プランジャ25は、エンジンの回転により回転軸29周りを回転するカム28により駆動される。また、プランジャ25は、プランジャ25の拡張部25aと干渉するバネ26の弾性力により移動が規制される。プランジャ25は、カム28の駆動力とバネ26の弾性力により、往復動する。プランジャ25の往復動により、加圧室22の容積が増加すると、低圧配管13から加圧室22内へ低圧燃料が吸入される。また、プランジャ25の往復動により、加圧室22の容積が減少すると、加圧室22内の低圧燃料が加圧される。加圧室22内で加圧された燃料は、高圧配管30に吐出され、高圧配管30を介してエンジンへと供給される。吐出弁27は、加圧室22内に配置された弾性弁であり、高圧配管30から加圧室22への燃料の逆流を防止する。回収配管31は、エンジン停止時に低圧配管13及び加圧室22に残存する供給経路の残存燃料を、燃料タンク11に回収するための配管である。
制御装置32は、高圧ポンプ20に低圧燃料を供給する供給量を制御するECU(Electronic Control Unit)であり、CPU、ROM、RAM、入出力インターフェース等を含むマイコンにより構成されている。制御装置32は、カム28の単位時間当たりの回転数を測定することにより高圧ポンプ20の回転速度(以下、ポンプ回転速度という)Rを取得し、取得したポンプ回転速度Rにより開閉弁23の開閉を制御する。
ダンパ40は、高圧ポンプ20に供給される低圧燃料の圧力脈動を低減するものである。ダンパ40は、供給経路21aから分岐する連通経路21bの一端に設けられている。連通経路21bは、シリンダボディ21に形成されており、開閉弁23よりも上流側に位置する分岐点Bにおいて供給経路21aから分岐している。
図2(a)に示すように、ダンパ40は、ケーシング50と、ダイアフラム部60と、泡捕集部70と、を備える。
まず、ケーシング50について説明する。ケーシング50は略円柱状をしており、ケーシング50の内部には、連通経路21bを介して供給経路21aに連通する内部空間51が形成されている。ケーシング50の軸方向(以下、単に軸方向という)Xにおける一方の端面52には、連通経路21bに連結するための連結部53が設けられている。連結部53は、中空の円筒状をしており、端面52の略中央から軸方向Xに延びている。連結部53には、連通経路21bと連結するためのねじ山(図示されない)が形成されている。
次に、ダイアフラム部60について説明する。ダイアフラム部60は、内部空間51内に設けられており、内部空間51を、連通経路21b側、つまり連結部53側の第1領域R1と、連通経路21bとは反対側の第2領域R2と、に区画している。ダイアフラム部60は、第1ダイアフラム61と、第2ダイアフラム62と、第1支持部材65と、第2支持部材66と、波型ワッシャ67と、を備える。第1ダイアフラム61と第2ダイアフラム62とは、ダイアフラムの一例である。
第1ダイアフラム61は金属製の薄板であり、その中央部61aが連通経路21b側に突出した皿状をしている。第2ダイアフラム62は金属製の薄板であり、その中央部62aが連通経路21bとは反対側に突出した皿状をしている。第1ダイアフラム61の外縁部61bと第2ダイアフラム62の外縁部62bとは、全周に亘って互いに固定されている。これにより、第1ダイアフラム61と第2ダイアフラム62との間には、内部空間51に対し隔離されたダンパ室63が区画形成される。なお、ダンパ室63には、所定圧の不活性ガスが封入されている。
第1支持部材65は金属製の平板であり、その中央部65aが連通経路21b側に突出した皿状をしている。第2支持部材66は金属製の平板であり、その中央部66aが連通経路21bとは反対側に突出した皿状をしている。第1支持部材65の外縁部65bと第2支持部材66の外縁部66bとは、全周に亘って互いに固定されている。これにより、第1支持部材65と第2支持部材66との間には収容室68が形成される。第1支持部材65の中央部65aと第2支持部材66の中央部66aとには、内部空間51と収容室68とを連通する貫通孔69が形成されている。
第1ダイアフラム61と第2ダイアフラム62とは、収容室68に収容されており、その外縁部65b、66bが、第1支持部材65の外縁部65bと第2支持部材66の外縁部66bとにより挟持されている。第1支持部材65と第2支持部材66とは、波型ワッシャ67によりケーシング50に固定されている。
第1ダイアフラム61と第2ダイアフラム62とは、収容室68の圧力に応じて変形可能である。例えば、収容室68の圧力がダンパ室63の不活性ガスの圧力よりも大きくなると、第1ダイアフラム61の中央部61aと第2ダイアフラム62の中央部62aとは、その間の距離が短くなるように変形する。これによりダンパ室63の容積が小さくなると、内部空間51に収容可能な低圧燃料の容積が大きくなり、低圧燃料の圧力の上昇が抑制される。
また、収容室68の圧力がダンパ室63の不活性ガスの圧力よりも小さくなると、第1ダイアフラム61の中央部61aと第2ダイアフラム62の中央部62aとは、その間の距離が長くなるように変形する。これによりダンパ室63の容積が大きくなると、内部空間51に収容可能な低圧燃料の容積が小さくなり、低圧燃料の圧力の低下が抑制される。これにより、低圧燃料の圧力脈動が低減される。
つまり、ダイアフラム部60では、ダンパ室63の容積の変動により、低圧燃料の圧力脈動が低減される。そのため、ダンパ室63の容積は大きいことが望まれる。しかし、ダンパ40が他の部材と干渉する場合にはダンパ室63の容積を大きくすることができないため、低圧燃料の脈動振幅が増大する。これにより、低圧配管13の圧力のピーク値(以下、圧力ピーク値という)Pが接続コネクタ15の限界圧力Pgを超えた場合、接続コネクタ15に不具合が生じることが懸念される。
本実施形態のダンパ40は、上記問題を解決するために、泡捕集部70を備える。泡捕集部70は、第1領域R1内に配置され、第1領域R1に供給される低圧燃料に含まれる泡を捕集する。本実施形態のダンパ40では、泡捕集部70を備えることで、泡捕集部70が捕集した泡を、低圧燃料の圧力脈動を低減させるための弾性体として使用することができ、圧力ピーク値Pが接続コネクタ15の限界圧力Pgを超えないように制御することが可能である。
次に、泡捕集部70について説明する。図2に示すように、泡捕集部70は、対向部71を備える。対向部71は、円環状をなす金属製の平板である。対向部71は、軸方向Xに略直交する向きに配置されており、ダイアフラム部60に対向して設けられている。対向部71の外縁部71aは、全周に亘ってケーシング50に固定されている。
対向部71には、第1領域R1のうち、連通経路21b側の第3領域R3と、ダイアフラム部60側の第4領域R4とを連通する貫通孔73が形成されている。貫通孔73は、対向部71の略中央に配置されており、連通経路21bに対向する位置に設けられている。貫通孔73は、開口部の一例である。
対向部71には、ダイアフラム部60に対して略直交する向きに延びる第1部分74と第2部分75とが繰り返し配置されている。第1部分74は、ダイアフラム部60側に突出した部分であり、第2部分75は、連通経路21b側に突出した部分である。第1部分74と第2部分75とは、突出部の一例である。
第1部分74と第2部分75とは、対向部71における貫通孔73の周りに設けられており、具体的には、貫通孔73を取り囲むように円環状に設けられている。詳細には、第1部分74と第2部分75とは、貫通孔73を中心とした同心円状に設けられており、対向部71の径方向において交互に配置されている。第1部分74と第2部分75とは、対向部71を構成する円環状の平板が、対向部71の面方向に交差する方向に複数回に亘って折れ曲げられることにより形成されている。
そのため、対向部71の第3領域側の表面71bには、第1部分74の連通経路21b側に第1凹部74aが形成されている。また、対向部71の第4領域側の表面71cには、第2部分75のダイアフラム部60側に第2凹部75aが形成されている。つまり、対向部71には、第1部分74と第2部分75とにより第1凹部74aと第2凹部75aとが形成されている。第1凹部74aと第2凹部75aとは、収容部の一例である。
図2に示すように、低圧燃料には、泡ARが含まれることがある。例えば、低圧ポンプ12が低圧燃料を吸入する際に、低圧燃料に泡ARが混入することがある。また、供給経路21aや連通経路21bには、低圧燃料が流れる方向に垂直な方向における断面積が、狭い部分と広い部分とが隣接して存在することがある。低圧燃料が、断面積の狭い部分から広い部分に流れ込む際に、低圧燃料に僅かに溶け込んでいた空気が集合して、低圧燃料内に泡ARが発生することがある。例えばケーシング50では、供給経路21aから内部空間51に低圧燃料が流入する場合、連通経路21bが絞りの役割を果たし、連通経路21bよりも拡径しているケーシング50に低圧燃料が流入する際に、低圧燃料内に泡ARが発生することがある。
低圧燃料に含まれる泡(以下、単に泡という)ARは、連通経路21bを介して内部空間51に供給されると、浮力により内部空間51内を上昇する。また、泡ARは、ダイアフラム部60により第2領域R2への移動が規制されている。そのため、泡ARは、第1領域R1のうち、ダンパ40が連通経路21bに取り付けられた状態で、連通経路21bよりも上側に位置する上側領域50aに一時的に集められる。従来のダンパでは、上側領域50aに集められた泡ARが連通経路21bへ戻ることを抑制するために、泡ARを第1領域R1に捕集する構成が存在しなかった。そのため、上側領域50aに集められた泡ARは、低圧燃料の対流により連通経路21bに移動し、連通経路21bを介して内部空間51から放出されていた。
本実施形態のダンパ40では、対向部71に第1凹部74aと第2凹部75aとが形成されており、第1凹部74aと第2凹部75aとに泡ARを収容することができる。以下では、第1凹部74aと第2凹部75aとのうち、第2凹部75aに泡ARが収容される原理について説明する。
図2に拡大して示すように、内部空間51に供給された泡ARは、対向部71の貫通孔73を通過後、浮力により対向部71の表面71cに沿って上昇する。第2凹部75aは、上側と下側と連通経路21b側との3方向が対向部71により仕切られた構造をしている。そのため、第2凹部75a内には、低圧燃料の対流により渦Yが発生している。従って、第2凹部75aに対応する位置まで上昇した泡ARは、第2凹部75a内に発生する渦Yにより、第2凹部75a内に収容される。
第2凹部75a内に収容された泡ARは、渦Yにより第2凹部75a外に流出することが抑制される。また、第2凹部75aと連通経路21bとの間には、対向部71が存在しているため、第2凹部75a内に収容された泡ARが、第2凹部75aと連通経路21bとを結ぶ直線経路に沿って連通経路21bに移動することが抑制される。この結果、第2凹部75a内に収容された泡ARは、第2凹部75aに留められる。この結果、泡ARは内部空間51に第2凹部75aに収容された状態で維持される。
以上説明した本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
ダンパ40は、内部空間51に供給された泡ARを捕集する泡捕集部70を備える。
図3には、本実施形態におけるポンプ回転速度Rと圧力ピーク値Pとの関係を示すグラフF1(実線)を示す。図3には、比較として、泡捕集部70を備えない場合におけるポンプ回転速度Rと圧力ピーク値Pとの関係を示すグラフF2(破線)が示されている。グラフF2に示すように、泡捕集部70を備えない場合、ポンプ回転速度Rが、第1ダイアフラム61と第2ダイアフラム62との固有振動数に対応する固有回転速度Rfと等しくなると、圧力ピーク値Pが接続コネクタ15の限界圧力Pgを超える。
本実施形態では、泡捕集部70を備え、内部空間51に供給された泡ARを泡捕集部70で捕集する。そのため、内部空間51に捕集された泡ARが弾性体として機能する。これにより、グラフF1に示すように、第1ダイアフラム61と第2ダイアフラム62との固有回転速度Rfが、泡ARの固有振動数の影響により、合成固有回転速度Rcに変化する。また、泡ARの脈動低減機能により、ポンプ回転速度Rが合成固有回転速度Rcと等しくなる場合の圧力ピーク値Pが減少する。この結果、ポンプ回転速度Rが合成固有回転速度Rcと等しくなる場合において、圧力ピーク値Pが接続コネクタ15の限界圧力Pgを超えて増大することを抑制することができ、第1ダイアフラム61と第2ダイアフラム62との共振に起因する低圧燃料の脈動振幅の増大を、好適に抑制することができる。
泡捕集部70は対向部71を備え、その対向部71に第1凹部74aと第2凹部75aとが形成されている。そのため、第1領域R1に供給された泡ARを、第1凹部74aと第2凹部75aとに収容した状態で捕集することで、第1凹部74aと第2凹部75aとに収容した泡ARを弾性体として機能させることができる。
第1凹部74aと第2凹部75aとは、対向部71に第1部分74と第2部分75とが形成されることにより形成されている。そのため、対向部71に泡ARが収容される部分を簡易に構成することができる。
特に本実施形態では、第1部分74と第2部分75とが、対向部71を構成する円環状の平板を、対向部71の面方向に交差する方向に折れ曲げられることにより形成されている。そのため、対向部71に泡ARが収容される部分を容易に形成することができる。
対向部71には連通経路21bに対向する位置に貫通孔73が形成されており、第1凹部74aと第2凹部75aとは、その周りに設けられている。そのため、連通経路21bから流入する低圧燃料をダイアフラム部60に対して供給しつつ、その低圧燃料に含まれる泡ARを好適に捕集することができる。
第1凹部74aと第2凹部75aとは、貫通孔73を囲むように環状に設けられている。内部空間51に供給された泡ARは、浮力により上昇するため、第1部分74と第2部分75とは、ダンパ40が連通経路21bに取り付けられた状態で、連通経路21bの上側に形成されればよい。しかし、例えばダンパ40が連通経路21bに対してねじ込んで取り付けられる場合には、連通経路21bに取り付けられた状態のダンパ40の向きが特定できないことがある。第1部分74と第2部分75とが、貫通孔73を囲むように環状に設けられていることで、ダンパ40の向きに関係なく、第1部分74と第2部分75とに泡ARを好適に捕集することができる。
第1凹部74aは、対向部71のダイアフラム部60とは反対側の表面71bに設けられている。そのため、連通経路21bから供給される泡ARを第1凹部74aに好適に収容することができる。
第2凹部75aは、対向部71のダイアフラム部60側の表面71bに設けられている。そのため、第2凹部75aと連通経路21bとを結ぶ直線経路上に対向部71が存在していることになるため、第2凹部75aに収容された泡ARを第2凹部75aに好適に留めることができる。
(第2実施形態)
次に第2実施形態に係るダンパ140について図4を用いて説明する。第2実施形態に係るダンパ140は、第1実施形態に係るダンパ40と比べて、泡捕集部の構成が異なる。そのため、以下では、第2実施形態に係るダンパ140の泡捕集部170について説明する。なお図4において、先の図2で説明した内容と同一の内容については、説明を省略する。
図4に示すように、泡捕集部170は、ダイアフラム部60に対向して設けられた第1対向部71と第2対向部171とを備える。第1対向部71は、第1実施形態に係る対向部71と同一である。第2対向部171は、第1対向部71のダイアフラム部60側に配置されており、第1対向部71と略平行に配置されている。
第2対向部171は、第1対向部71を軸方向Xに反転させたものである。そのため、第1対向部71と第2対向部171とでは、第1部分と第2部分との配置が逆転しており、第1対向部71の第1部分74は、第2対向部171の第2部分175と対向して配置されている。また、第1対向部71の第2部分75は、第2対向部171の第1部分174と対向して配置されている。なお、第2対向部171は、軸方向Xに反転させた以外は、第1対向部71と略同一の構造をしているため、第1対向部71の符号に「100」を加えた符号を伏して、その説明を省略する。
本実施形態の泡捕集部170は、第1対向部71と第2対向部171との2つの対向部を備える。そのため、泡捕集部170が1つの対向部のみを備える場合に比べて、泡捕集部170の泡捕集機能を向上させることができ、泡捕集部170に多くの泡ARを捕集することができる。
第1対向部71の第2部分75は、第2対向部171の第1部分174と対向して配置されている。そのため、第1対向部71の第2凹部75aは、上側と下側と連通経路21b側との3方向が第1対向部71により仕切られるとともに、ダイアフラム部60側が第2対向部171により仕切られる。そのため、ダイアフラム部60側が第2対向部171により仕切られない場合に比べて、第2凹部75a内に収容された泡ARが第2凹部75a外に流出することを抑制することができる。
また、第2対向部171の第1部分174と第1対向部71の第2凹部75aとの間には、比較的広い収容空間が形成される。そのため、この収容空間に泡ARを好適に収容することができる。
第1対向部71の第1部分74は、第2対向部171の第2部分175と対向して配置されている。そのため、第1対向部71の第1部分74と第2対向部171の第2部分175との間には、比較的狭い流路が形成される。そのため、第2凹部75a内に収容された泡ARを第2凹部75aに好適に留めることができる。
(第3実施形態)
次に第3実施形態に係るダンパ240について図5を用いて説明する。第3実施形態に係るダンパ240は、第1実施形態に係るダンパ40と比べて、泡捕集部の構成が異なる。そのため、以下では、第3実施形態に係るダンパ240の泡捕集部270について説明する。なお図5において、先の図2で説明した内容と同一の内容については、説明を省略する。
図5に示すように、泡捕集部270は、ダイアフラム部に対向して設けられた第3対向部271と第4対向部272とを備える。第3対向部271と第4対向部272とは、互いに対向して配置されている。第3対向部271は円環状をなす金属製の平板であり、その中央部271aが連通経路21b側に突出した皿状をしている。第3対向部271の中央部271aには、第3領域R3と第4領域R4とを連通する貫通孔273が形成されている。貫通孔273は、第3対向部271の略中央に配置されており、連通経路21bに対向する位置に配置されている。
第4対向部272は円環状をなす金属製の平板であり、その中央部272aがダイアフラム部60側に突出した皿状をしている。第4対向部272の中央部272aは、第3対向部271の中央部271aと略平行に配置されている。第4対向部272の中央部272aには、第3領域R3と第4領域R4とを連通する貫通孔274が形成されている。貫通孔274は、第4対向部272の略中央に配置されており、軸方向X視で貫通孔273と重なる位置に配置されている。
第3対向部271の外縁部271bと第4対向部272の外縁部272bとは、全周に亘って互いに連結されている。つまり、第3対向部271は、ダンパ40が連通経路21bに取り付けられた状態で、貫通孔273よりも上側に位置する上側部分271dを含む貫通孔273の全周に亘って、第4対向部272に連結されている。また、第4対向部272は、ダンパ40が連通経路21bに取り付けられた状態で、貫通孔274よりも上側に位置する上側部分272dを含む貫通孔274の全周に亘って、第3対向部271に連結されている。
そのため、第3対向部271と第4対向部272との間には、貫通孔273、274の全周に亘って凹部275が形成されている。第3対向部271の外縁部271bと第4対向部272の外縁部272bとは、全周に亘ってケーシング50に固定されている。凹部275は、収容部の一例である。
本実施形態の泡捕集部270では、第3対向部271と第4対向部272との間に凹部275が形成されている。そのため、この凹部275に泡ARを収容することができ、第3対向部271と第4対向部272とに泡ARが収容される部分を簡易に構成することができる。
(第4実施形態)
次に第4実施形態に係るダンパ340について図6を用いて説明する。第4実施形態に係るダンパ340は、第1実施形態に係るダンパ40と比べて、泡捕集部の構成が異なる。そのため、以下では、第4実施形態に係るダンパ340の泡捕集部370について説明する。なお図5において、先の図2で説明した内容と同一の内容については、説明を省略する。
図6に示すように、泡捕集部370は対向部371を備える。対向部371は円環状をなす金属製の平板であり、その連通経路21b側の表面371bが、ケーシング50における連通経路21b側の端面52の内壁52aに固定されている。対向部371の中央部371aには、貫通孔373が形成されている。貫通孔373は、対向部371の略中央に配置されており、連通経路21bに対向する位置に配置されている。
対向部371では、貫通孔373の周辺部分に傾斜部371dが設けられている。傾斜部371dは、貫通孔373に近づくのに伴って、連通経路21bとは反対側に傾斜している。
突出部372は、対向部371の連通経路21bとは反対側の表面371cに突出部372が設けられている。突出部372は、対向部371の表面371cから内部空間51に突出するように設けられている。そのため、対向部371の傾斜部371dと突出部372との間には凹部375が形成されている。凹部375は、収容部の一例である。
本実施形態の泡捕集部370では、対向部371の傾斜部371dと突出部372との間に凹部375が形成されている。そのため、この凹部375に泡ARを収容することができ、対向部371に泡ARが収容される部分を簡易に構成することができる。
特に本実施形態の泡捕集部370では、対向部371がケーシング50における連通経路21b側の端面52に設けられている。そのため、連通経路21bから供給される泡ARを凹部375に好適に収容することができる。
(第5実施形態)
次に第5実施形態に係るダンパ440について図7を用いて説明する。第5実施形態に係るダンパ440は、第1実施形態に係るダンパ40と比べて、泡捕集部がケーシングに設けられている点が異なる。そのため、以下では、第5実施形態に係るダンパ440のケーシング450について説明する。
図7に示すように、第5実施形態のケーシング450が第1実施形態のケーシング50と異なる点は、凸部454が形成されている点である。なお図7において、先の図2で説明した内容と同一の内容については、説明を省略する。
凸部454は、連結部53が設けられたケーシング450の一方の端面52に設けられており、ダイアフラム部60に対して略直交する向きに延びている。凸部454は、連結部53、つまり連通経路21bを囲むように環状に形成されている。凸部454は、突出部の一例である。
本実施形態のケーシング450では、凸部454が形成されることにより、凸部454とケーシング450の側面456との間に凹部455が形成されている。凹部455は、収容部の一例である。
本実施形態のケーシング450では、凸部454と側面456との間に凹部455が形成されている。そのため、この凹部455に泡ARを収容することができ、凹部455に収容した泡ARを弾性体として機能させることができる。
凹部455は、ケーシング450に凸部454が形成されることにより形成されている。そのため、ケーシング450に泡ARが収容される部分を簡易に構成することができる。
凹部455は、連通経路21bを囲むように環状に設けられている。そのため、ダンパ40の向きに関係なく、凹部455に泡ARを好適に捕集することができる。
(他の実施形態)
ダイアフラム部60の形状を図2に例示したが、これに限定されず、公知の形状のダイアフラムに適用することができる。
泡ARを捕集する形態として、凹部に泡を収容する形態を例示したが、これに限られない。泡が表面に付着することで泡ARを捕集してもよい。
対向部71、171、271、272の形状を図2、4、5に例示したが、これに限定されない。例えば、図2に示すように、1つの対向部が設けられる場合において、対向部の連通経路21b側とダイアフラム部60側との両方の表面に凹部が形成される例を示したが、対向部のダイアフラム部60側の表面のみに凹部が形成されてもよい。また、凹部の形成方法も限定されない。例えは、対向部の少なくとも一方の表面から、串場状に対向部の面方向に対して交差する方向に延びる複数の突出部が設けられており、凹部がその複数の壁部の間に形成されていてもよい。
また、図4に示すように、2つの対向部が設けられており、かつ、2つの対向部に第1部分と第2部分とが形成されている場合において、第1部分と第2部分との配置についても限定されない。第1対向部の第2部分が、第2対向部の第1部分と第2部分との少なくとも一方と対向して配置されていればよい。そのため、第1対向部の第2部分が第2対向部の第2部分と対向して配置されていてもよい。
また、図5に示すように、2つの対向部の外縁部が連結されている場合において、各対向部の形状も限定されない。例えば、図8に示すダンパ540における泡捕集部570のように、連通経路21b側に配置された第3対向部571が、波状に湾曲しつつ、全体として連通経路21b側に凸状に湾曲していてもよい。また、ダイアフラム部60側に配置された第3対向部572が、波状に湾曲しつつ、全体としてダイアフラム部60側に凸状に湾曲していてもよい。また、連結される対向部の数も限定されない。3つの対向部の外縁部が連結されていてもよければ、4つ以上の対向部の外縁部が連結されていてもよい。
対向部371の形状を図6に例示したが、これに限定されない。突出部372の形状についても同様である。また、図6に示すように、対向部371に突出部372が設けられている例を示したが、突出部は必ずしも設けられていなくてもよい。
凸部454の形状を図7に例示したが、これに限定されない。また、凸部の数も限定されない。2つの凸部が形成されていてもよければ、3つ以上の凸部が形成されていてもよい。
上記実施形態では、泡ARが収容される凹部が、貫通孔の全周に亘って形成される例を示したが、これに限定されない。凹部は、少なくとも、パルセーションダンパが連結経路に取り付けられた状態で、貫通孔や連通経路よりも上側に位置する上側部分に形成されていればよい。
ダンパ40が高圧ポンプ20との内部に配置され、高圧ポンプ20と一体に形成されている形態を例示したが、これに限定されず、ダンパ40が高圧ポンプ20の外部に配置され、高圧ポンプ20と別体に形成されていてもよい。
10…燃料供給システム、13…低圧配管、20…高圧ポンプ、23…開閉弁、32…制御装置、40…ダンパ、50…ケーシング、51…内部空間、60…ダイアフラム部、70…泡捕集部、71…対向部、73…貫通孔、74…第1部分、74a…第1凹部、75…第2部分、75a…第2凹部、AR…泡、P…圧力ピーク値、R…ポンプ回転速度、Rc…合成固有回転速度、Rf…固有回転速度。

Claims (12)

  1. 燃料を周期的に吸入及び吐出する燃料ポンプ(20)を備える燃料供給システム(10)に適用され、前記燃料ポンプに低圧燃料を供給する供給経路から分岐する連通経路に設けられるパルセーションダンパ(40)であって、
    前記連通経路に連通する内部空間を有するケーシング(50)と、
    ダイアフラム(61、62)を含み、前記内部空間を、前記連通経路側の第1領域と、前記連通経路とは反対側の第2領域と、に区画するダイアフラム部(60)と、を備え、
    前記第1領域に配置され、前記第1領域に供給される前記低圧燃料に含まれる泡を捕集する泡捕集部(70)を備えるパルセーションダンパ。
  2. 前記泡捕集部は、前記ダイアフラム部に対向して設けられた対向部を有し、
    前記対向部には、前記泡を収容する収容部が形成されている請求項1に記載のパルセーションダンパ。
  3. 前記対向部には、前記ダイアフラム部に対して直交する向きに延びる突出部を有し、前記突出部により前記収容部が形成されている請求項2に記載のパルセーションダンパ。
  4. 前記対向部は、前記連通経路に対向する位置に開口部を有しており、前記開口部の周りに前記収容部が設けられている請求項2または請求項3に記載のパルセーションダンパ。
  5. 前記対向部には、前記開口部を囲むように環状に前記収容部が設けられている請求項4に記載のパルセーションダンパ。
  6. 前記対向部において、前記ダイアフラム部側に前記収容部が設けられている請求項2から請求項5までのいずれか一項に記載のパルセーションダンパ。
  7. 前記対向部において、前記ダイアフラム部側とは反対側に前記収容部が設けられている請求項2から請求項5までのいずれか一項に記載のパルセーションダンパ。
  8. 前記泡捕集部は、互いに対向配置される複数の前記対向部を有し、前記複数の対向部の間が前記収容部となっている請求項2から請求項5までのいずれか一項に記載のパルセーションダンパ。
  9. 前記ケーシングには、前記泡捕集部として、前記泡を収容する収容部が形成されている請求項1に記載のパルセーションダンパ。
  10. 前記ケーシングには、前記ダイアフラム部に対して直交する向きに延びる突出部を有し、前記突出部により前記収容部が形成されている請求項9に記載のパルセーションダンパ。
  11. 前記ケーシングには、前記連通経路を囲むように環状に前記突出部が設けられている請求項10に記載のパルセーションダンパ。
  12. 燃料を周期的に吸入及び吐出する燃料ポンプ(20)と、
    前記燃料ポンプに低圧燃料を供給する供給経路から分岐する連通経路に設けられ、前記燃料ポンプと一体に、または、前記燃料ポンプと別体に設けられた請求項1から請求項11までのいずれか一項に記載のパルセーションダンパ(40)と、
    を備える燃料供給システム。
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