JP2019110383A - Imaging apparatus and control method of the same - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、撮像装置及び撮像装置の制御方法に関する。 The present invention relates to an imaging device and a control method of the imaging device.
一般的に、撮影時に画像に書き込む画像データ及びメタデータをメモリ上に一時保持し、画像再生時にメモリ上に保持された画像データ及びメタデータを再利用して処理効率の向上を図っている。画像のフォーマットによっては、撮影時に画像に書き込むメタデータが断片化されてメモリ上に一時保持されることがある。そのために、撮影シーケンス上の撮影画像がメモリ上にある場合は、撮影データと関連情報に基づいて記録する順番に変換した場合のアドレスを計算して断片化されたメタデータを参照する撮像装置がある(特許文献1参照)。 Generally, image data and metadata to be written into an image at the time of shooting are temporarily held on a memory, and image data and metadata held on the memory at the time of image reproduction are reused to improve processing efficiency. Depending on the format of the image, metadata to be written to the image at the time of shooting may be fragmented and temporarily stored on a memory. Therefore, when the photographed image on the photographing sequence is in the memory, the imaging device which calculates the address in the case of conversion in the recording order based on the photographing data and the related information and refers to the fragmented metadata (See Patent Document 1).
このような撮像装置では、画像解析時にメタデータのアドレスを算出するために、メモリ上に一時保持されたメタデータを含むファイルフォーマット形式を記録媒体から読み出して解析する。しかし、形式の異なる断片化された撮影時の形式で保持されているメタデータは、形式が異なるために解析できないという課題がある。 In such an imaging apparatus, in order to calculate an address of metadata at the time of image analysis, a file format including metadata temporarily held on a memory is read out from a recording medium and analyzed. However, there is a problem that metadata held in different types of fragmented shooting formats can not be analyzed because the formats are different.
本発明は、撮影時にメモリ上に展開された撮影情報、又は記録媒体に記録されている撮影情報を効率的に読み出すことができるようにすることを目的とする。 An object of the present invention is to make it possible to efficiently read shooting information expanded on a memory at the time of shooting or shooting information recorded in a recording medium.
本発明の撮像装置は、撮影指示により、撮影された画像データ及び撮影情報をメモリ上に展開し、前記画像データ及び前記撮影情報を含む画像ファイルを記録媒体に書き込むとともに、前記撮影情報のアドレスを含むファイル情報を登録する撮影処理手段と、再生指示により、記録媒体内の画像ファイルに対応するファイル情報が登録されている場合には、前記ファイル情報の前記撮影情報のアドレスを基に前記メモリ上の撮影情報を読み出し、記録媒体内の画像ファイルに対応するファイル情報が登録されていない場合には、前記記録媒体から画像ファイルの少なくとも一部をメモリ上に読み出し、前記画像ファイルの少なくとも一部を解析することにより前記撮影情報のアドレスを取得し、前記撮影情報のアドレスを基に前記撮影情報をメモリから読み出す再生処理手段とを有する。 The imaging apparatus according to the present invention expands the photographed image data and photographing information on the memory according to the photographing instruction, writes the image data and the image file including the photographing information into the recording medium, and addresses the photographing information. If file information corresponding to the image file in the recording medium is registered by the photographing processing means for registering the file information including the file information and the reproduction instruction, on the memory based on the address of the photographing information of the file information If the file information corresponding to the image file in the recording medium is not registered, at least a part of the image file is read from the recording medium onto the memory and at least a part of the image file is read out. The address of the shooting information is acquired by analyzing, and the shooting information is obtained based on the address of the shooting information. And a reproduction processing means for reading from the memory.
本発明によれば、撮影時にメモリ上に展開された撮影情報、又は記録媒体に記録されている撮影情報を効率的に読み出すことができる。 According to the present invention, it is possible to efficiently read out the shooting information expanded on the memory at the time of shooting or the shooting information recorded in the recording medium.
図1は、本発明の実施形態による撮像装置100の外観の一例を示す図である。撮像装置100は、例えばデジタルカメラであり、静止画像撮影及び動画像撮影が可能である。表示部28は、画像及び各種情報を表示する。電源スイッチ72は、電源オン/電源オフを切り替えるためのスイッチである。シャッターボタン61は、撮影を指示するためのボタンである。モード切替スイッチ60は、各種モードを切り替えるためのスイッチである。接続ケーブル111は、撮像装置100と外部機器とを接続するためのケーブルである。コネクタ112は、接続ケーブル111と撮像装置100とを接続するためのコネクタである。操作部70は、ユーザーからの各種操作を受け付ける。記録媒体200は、メモリカード又はハードディスク等である。記録媒体スロット201は、記録媒体200を格納して通信するためのスロットである。
FIG. 1 is a view showing an example of the appearance of an
図2は、本実施形態による撮像装置100及び記録媒体200の構成例を示すブロック図である。バリア102は、レンズ103及び撮像部22等を覆うことにより、レンズ103及び撮像部22等の汚れや破損を防止する。撮影レンズ103は、光学像を撮像部22上に結像する。シャッター101は、絞り機能を備える。撮像部22は、光学像を電気信号に変換するCCD素子又はCMOS素子等を有する。A/D変換器23は、撮像部22が出力するアナログ信号をデジタル信号に変換する。また、A/D変換器23は、音声のアナログ信号をデジタル信号に変換し、デジタルデータを出力する。
FIG. 2 is a block diagram showing a configuration example of the
タイミング発生部12は、撮像部22、A/D変換器23及びD/A変換器13に対して、クロック信号及び制御信号を供給する。タイミング発生部12は、メモリ制御部15及びシステム制御部50により制御される。画像処理部24は、A/D変換器23又はメモリ制御部15からのデータに対して、所定の画素補間、縮小等のリサイズ処理、及び色変換処理を行い、画像データを生成する。また、画像処理部24は、撮像した画像データを用いて所定の演算を行う。システム制御部50は、画像処理部24の演算の結果に基づいて、露光制御及び測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。また、画像処理部24は、撮像した画像データを用いて所定の演算を行い、その演算の結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理を行う。
The
メモリ制御部15は、画像処理部24が出力する画像データをメモリ32に書き込む。また、メモリ制御部15は、A/D変換器23が出力する画像データをメモリ32に書き込む。メモリ32は、所定枚数の静止画像、所定時間の動画像及び音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
The
圧縮/伸張部16は、適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮又は伸張する。圧縮/伸張部16は、シャッター101の動作をトリガにしてメモリ32に格納された撮影画像を読み込んで圧縮処理を行い、処理を終えたデータをメモリ32に書き込む。また、圧縮/伸張部16は、記録部19などからメモリ32に読み込まれた圧縮画像を読み込んで伸張処理を行い、処理を終えたデータをメモリ32に書き込む。システム制御部50は、圧縮/伸張部16によりメモリ32に書き込まれたデータをファイル化し、インターフェース18を介して記録媒体200に記録する。
The compression /
メモリ32は、画像表示用のメモリを兼ねている。メモリ制御部15は、メモリ32内の表示用画像を読み出し、D/A変換器13に出力する。D/A変換器13は、表示用画像をデジタル信号からアナログ信号に変換して画像表示部28に出力する。画像表示部28は、液晶ディスプレイ(LCD)等を有し、画像を表示する。システム制御部50は、撮像装置100全体を制御する。システムメモリ52は、システム制御部50の動作用の定数、変数及びプログラム等を記憶する。不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
The
第1のシャッタースイッチSW1、第2のシャッタースイッチSW2及び操作部70は、システム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを、静止画撮影モード、連続撮影(連写)モード、動画モード、再生モード等のいずれかに切り替えることができる。第1のシャッタースイッチSW1は、シャッターボタン61の操作途中(半押し)でオンとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、及びEF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。第2のシャッタースイッチSW2は、シャッターボタン61の操作完了(全押し)でオンとなり、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮像処理の動作開始を指示する。
The first shutter switch SW1, the second shutter switch SW2, and the
操作部70は、各種ボタン及びタッチパネル等を有する。具体的には、操作部70は、消去ボタン、メニューボタン、SETボタン、十字に配置された4方向キー、コネクタ112に接続されたプリンタに対する印刷機能を実現する印刷予約ボタン、及び消去ボタンなどを有する。メニューボタンが押されると、各種設定が可能なメニュー画面が画像表示部28に表示される。ユーザーは、画像表示部28に表示されたメニュー画面と、4方向キーと、SETボタンとを用いて、直感的に各種設定を行うことができる。電源スイッチ72は、電源オン/電源オフを切り替えるためのスイッチである。
The
電源制御部39は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、及び通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等を有し、電池の装着の有無、電池の種類、及び電池残量の検出を行う。また、電源制御部39は、検出結果及びシステム制御回路17の指示に基づいて、DC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池、NiCd電池やNiMH電池やLi電池等の二次電池、又はACアダプター等である。コネクタ33及び34は、電源部30と電源制御部39とを接続する。
The power
RTC(Real Time Clock)40は、電源制御部39とは別に内部に電源部を有し、電源部30が落ちた状態であっても、時計動作状態を続ける。システム制御部50は、起動時にRTC40より取得した日時を用いてタイマー制御する。インターフェース18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。コネクタ35は、記録媒体200とインターフェース18とを接続のためのコネクタである。記録媒体着脱検知部98は、コネクタ35に記録媒体200が装着されているか否かを検知する。
The RTC (Real Time Clock) 40 has a power supply unit inside separately from the power
記録媒体200は、メモリカード又はハードディスク等である。記録媒体200は、記録部19、インターフェース37及びコネクタ36を有する。記録部19は、半導体メモリ又は磁気ディスク等である。インターフェース37は、撮像装置100とのインターフェースである。コネクタ36は、記録媒体200と撮像装置100とを接続するためのコネクタである。
The
通信部110は、RS232C、USB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信、等の各種通信処理を行う。コネクタ(無線通信の場合はアンテナ)112は、通信部110を介して撮像装置100を他の機器と接続する。コネクタ112には、プリンタ等が接続される。プリンタがコネクタ112に接続された場合、記録媒体200に記録された画像ファイルがプリンタに転送されることで、パーソナルコンピュータ(PC)等を介さず直接プリンタを用いて画像印刷を行うことができる。また、記録媒体200に画像ファイルとともに印刷予約管理ファイル(DPOF指定ファイル)が存在する場合、その管理ファイルに指定された予約情報に基づく印刷も実現可能である。DPOF指定ファイルについては後述する。
The
図3は、本実施形態による撮像装置100の全体的な動作を説明するためのフローチャートである。ステップS301では、電源スイッチ72が操作され、電源がオンに切り替わると、システム制御部50は、フラグ及び制御変数等を初期化する。次に、ステップS303では、システム制御部50は、モード切替スイッチ60が撮影モードに設定されているか否かを判定する。システム制御部50は、撮影モードに設定されている場合にはステップS304に進み、撮影モードに設定されていない場合にはステップS305に進む。ステップS304では、システム制御部50は、撮影モード処理を行い、ステップS308に進む。ステップS304の撮影モード処理の詳細は、後に図4を参照しながら説明する。
FIG. 3 is a flowchart for explaining the overall operation of the
ステップS305では、モード切替スイッチ60が再生モードに設定されているか否かを判定する。システム制御部50は、再生モードに設定されている場合には、再生指示により、ステップS306に進み、再生モードに設定されていない場合にはステップS307に進む。ステップS306では、システム制御部50は、再生モード処理を行い、ステップS308に進む。ステップS306の再生モード処理の詳細は、後に図11を参照しながら説明する。ステップS307では、システム制御部50は、設定されたその他のモードに応じた処理を実行し、ステップS308に進む。その他のモードには、記録媒体200に格納されたファイルの送受信を行う通信モードが含まれる。
In step S305, it is determined whether the
ステップS308では、システム制御部50は、電源スイッチ72がオフに設定されているか否かを判定する。システム制御部50は、電源スイッチ72がオンに設定されている場合にはステップS303に戻り、電源スイッチ72がオフに設定されている場合にはステップS309に進む。ステップS309では、システム制御部50は、終了処理を行う。終了処理には、以下の処理が含まれる。システム制御部50は、画像表示部28の表示を終了状態に変更し、バリア102を閉じてレンズ103及び撮像部22を保護する。また、システム制御部50は、フラグ及び制御変数等を含むパラメータ、設定値、並びに設定モードを不揮発性メモリ56に記録する。また、システム制御部50は、電源供給が不要な部分への電源を遮断する。次に、ステップS310では、システム制御部50は、処理を終了する。
In step S308, the
図4は、図3のステップS304の撮影モード処理の詳細を示すフローチャートである。ステップS401では、システム制御部50は、撮影モードが開始されると、スルー表示処理を行い、撮像部22により撮像された画像を逐次、画像表示部28に表示する。次に、ステップS402では、システム制御部50は、記録媒体200に記録可能な撮影可能枚数を計算し、画像表示部28の撮影可能枚数の表示を更新する。
FIG. 4 is a flowchart showing details of the shooting mode process of step S304 in FIG. In step S401, when the imaging mode is started, the
次に、ステップS404では、システム制御部50は、電源部30の電池等の残容量が閾値より多く、かつ、記録媒体200が接続されており、かつ、ステップS402で計算した撮影可能枚数が閾値より多いことの条件を満たすか否かを判定する。システム制御部50は、上記の条件を満たさない場合にはステップS403に進み、上記の条件を満たす場合にはステップS405に進む。ステップS403では、システム制御部50は、画像表示部28を用いて、画像表示や音声により警告を行い、ステップS401に戻る。
Next, in step S404, the
ステップS405では、システム制御部50は、第1のシャッタースイッチSW1がオンになるまで待機し、第1のシャッタースイッチSW1がオンになると、ステップS406に進む。ステップS406では、システム制御部50は、測距処理を行って撮影レンズ103の焦点を被写体に合わせ、測光処理を行ってシャッター101の絞り値及びシャッター時間を決定する。システム制御部50は、測光処理において、必要であればフラッシュの設定を行う。
In step S405, the
次に、ステップS407では、システム制御部50は、第2のシャッタースイッチSW2がオンであるか否かを判定する。システム制御部50は、第2のシャッタースイッチSW2がオンである場合には、撮影指示により、ステップS409に進み、第2のシャッタースイッチSW2がオフである場合にはステップS408に進む。ステップS408では、システム制御部50は、第1のシャッタースイッチSW1がオンである場合にはステップS407に戻り、第1のシャッタースイッチSW1がオフである場合にはステップS405に戻る。
Next, in step S407, the
ステップS409では、システム制御部50は、画像表示部28の表示状態を固定色表示状態に設定する。次に、ステップS410では、システム制御部50は、露光処理及び現像処理を含む撮影処理を行う。露光処理では、システム制御部50は、撮像部22、A/D変換器23、画像処理部24、及びメモリ制御回路15を介して、或いはA/D変換器23から直接メモリ制御回路15を介して、メモリ32に対して撮影した画像を書き込む。現像処理では、システム制御部50は、メモリ制御回路15及び必要に応じて画像処理部24を用いて、メモリ32に書き込まれた画像を読み出して各種処理を行う。ステップS410の撮影処理の詳細は、後に図5を参照しながら説明する。
In step S409, the
次に、ステップS411では、システム制御部50は、画像表示部28に対して、撮影画像のクイックレビュー表示を行う。次に、ステップS412では、システム制御部50は、次の記録処理を行う。システム制御部50は、撮影処理で得られた画像データを画像ファイルとして記録媒体200に対して書き込む。ステップS412の記録処理の詳細は、後に図6を参照しながら説明する。
Next, in step S411, the
次に、ステップS413では、システム制御部50は、画像表示部28におけるクイックレビュー表示を継続する。次に、ステップS414では、システム制御部50は、第2のシャッタースイッチSW2がオンである場合にはステップS413に戻り、第2のシャッタースイッチSW2がオフである場合にはステップS415に進む。第2のシャッタースイッチSW2がオフになるまで、画像表示部28におけるクイックレビュー表示が継続され、ユーザーは撮影画像の確認を入念に行うことができる。
Next, in step S413, the
ステップS415では、システム制御部50は、ミニマムレビュー時間が経過するまで待機し、ミニマムレビュー時間が経過すると、ステップS416に進む。ステップS416では、システム制御部50は、画像表示部28の表示状態をスルー表示状態に設定する。スルー表示状態では、システム制御部50は、撮像部22により撮像された画像を逐次、画像表示部28に表示する。ユーザーが、画像表示部28のクイックレビュー表示によって撮影画像を確認した後に、システム制御部50は、次の撮影のために撮像した画像を逐次表示するスルー表示状態にする。
In step S415, the
次に、ステップS417では、システム制御部50は、記録媒体200に記録可能な撮影可能枚数を再度計算し、画像表示部28に対して撮影可能枚数の表示を更新する。次に、ステップS418では、システム制御部50は、第1のシャッタースイッチSW1がオンである場合にはステップS407に戻り、第1のシャッタースイッチSW1がオフである場合にはステップS405に戻る。
Next, in step S417, the
図5は、図4のステップS410の撮影処理の詳細を示すフローチャートである。ステップS501では、システム制御部50は、撮影開始時に、その日時をRTC40より取得し、システムメモリ52に記憶する。次に、ステップS502では、システム制御部50は、システムメモリ52又はメモリ32に記憶される測光データに従い、シャッター101を絞り値に応じて開放する。次に、ステップS503では、撮像部22は、露光を開始する。
FIG. 5 is a flowchart showing details of the photographing process of step S410 in FIG. In step S501, the
次に、ステップS504では、システム制御部50は、測光データに従って、撮像部22の露光が終了するまで待機し、露光が終了すると、ステップS505に進む。ステップS505では、システム制御部50は、シャッター101を閉じる。次に、ステップS506では、撮像部22は、光学像を電気のアナログ信号に変換し、A/D変換器23は、アナログ信号をデジタル信号に変換し、画像処理部24は、デジタル信号を画像処理する。メモリ制御部15は、画像処理部24又はA/D変換器23が出力する撮影画像データをメモリ32に書き込む。
Next, in step S504, the
次に、ステップS507では、システム制御部50は、メモリ32に記憶されている未処理撮影画像の枚数C1を撮影枚数だけ増やす。この未処理撮影画像の枚数C1は、撮影後かつ画像処理前でサイズが確定していない画像データの枚数である。この未処理撮影画像のサイズは、撮影後でサイズが確定する前におおよその予測サイズS5で計算するために必要である。本実施形態では、基準サイズS3を予測サイズS5として撮影可能枚数を計算するために使用している。このように、基準サイズS3を予測サイズS5として後述する撮影可能枚数計算で用いることで、画像サイズが確定していない撮像した画像データを考慮して、次の撮影可能枚数を精度よく計算することができる。システム制御部50は、画像表示部28に表示している撮影可能枚数を更新する。
Next, in step S507, the
次に、ステップS508では、システム制御部50は、次の画像処理を行う。システム制御部50は、メモリ制御回路15及び必要に応じて画像処理部24を用いて、メモリ32に書き込まれた画像データを読み出し、圧縮伸張部16を用いて、圧縮処理を行う。メモリ制御部15は、圧縮処理された画像データをメモリ32に書き込む。
Next, in step S508, the
次に、ステップS509では、システム制御部50は、ステップS508にて画像処理した画像データのサイズを、メモリ32にて保持している最後に画像処理した画像データのサイズに更新する。次に、ステップS510では、システム制御部50は、そのサイズを、メモリ32にて保持している書き込み待ち合計サイズに加算する。この書き込み待ち合計サイズは、実際に書き込み処理を実施していないが、予め書き込み済みのサイズとして見積もり、撮影可能枚数を計算するために使用される。この書き込み待ち合計サイズは、空きサイズから引かれる。このように画像処理した画像データを書き込む前に考慮することで、画像データの書き込み処理よりも以前に撮影可能枚数を計算することができる。また、システム制御部50は、撮像した画像データが画像処理されたので、メモリ32に記憶している未処理の撮影画像枚数を画像処理した枚数だけ減らす。次に、ステップS511では、システム制御部50は、画像表示部28に表示している撮影可能枚数を再度更新する。
Next, in step S509, the
次に、ステップS512では、システム制御部50は、メモリ32から画像データを読み出し、メモリ制御回路15を介して表示画像データをD/A変換器13に転送する。その後、システム制御部50は、図5の処理を終了する。
Next, in step S512, the
上記のように、撮像装置100は、撮像画像データをメモリ32に書き込む直後のステップS507、及び画像処理した画像データをメモリ32に書き込む直後のステップS511で、撮影可能枚数更新を実施することで、撮影可能枚数表示の精度向上を図る。更には、撮像装置100は、連写撮影処理において、ステップS509にて更新する画像データサイズを用いて、ステップS511にて撮影可能枚数更新を実施することで、より精度を向上させることができる。
As described above, the
図6は、図4のステップS412の記録処理の詳細を示すフローチャートである。ステップS601では、システム制御部50は、記録処理が開始されると、ファイル名生成ルールに則り、ファイル名を生成する。次に、ステップS602では、システム制御部50は、図5のステップS501においてシステムメモリ52に記憶した日時情報を取得する。次に、ステップS603では、システム制御部50は、図5のステップS506においてシステムメモリ52に書き込んだ画像データのサイズを取得する。
FIG. 6 is a flowchart showing details of the recording process of step S412 in FIG. In step S601, when the recording process is started, the
次に、ステップS604では、システム制御部50は、生成したファイルを格納するディレクトリが記録媒体200に存在するか否かを判定する。システム制御部50は、ディレクトリが存在する場合にはステップS606に進み、ディレクトリが存在しない場合にはステップS605に進む。ステップS605では、システム制御部50は、記録媒体200にディレクトリを作成し、ステップS606に進む。
Next, in step S604, the
ステップS606では、システム制御部50は、ステップS601において生成したファイル名及びステップS602で取得した日時情報を用いて、ディレクトリエントリを作成する。続いて、システム制御部50は、図5の撮影処理においてメモリ32に格納された画像データ及びファイルヘッダから構成される記録データを作成する。ステップS606の記録データ作成処理の詳細は、後に図9を参照しながら説明する。
In step S606, the
次に、ステップS607では、システム制御部50は、ステップS607で作成した記録データを再利用できるように登録する。ステップS607の記録データ登録処理の詳細は、後に図10を参照しながら説明する。次に、ステップS608では、システム制御部50は、記録データを画像ファイル701として記録媒体200に書き込む。次に、ステップS609では、システム制御部50は、書き込み待ちサイズをクリアし、記録処理を終了する。
Next, in step S607, the
図7は、図6の記録処理により生成される画像ファイル701の構成例を示す図である。システム制御部50は、図6の処理により、記録媒体200に画像ファイル701を記録する。画像ファイル701は、静止画像データの画像ファイルである。以下で例示するファイルフォーマットは、ISO/IEC14496-12で規定されているISOベースメディアファイルフォーマットである。そのため、ファイルフォーマットは、木構造を有し、ボックスと呼ばれる各ノードを持っている。また、各ボックスは、複数のボックスを子要素として持つことができる。
FIG. 7 is a view showing a configuration example of an
画像ファイル701は、先頭にファイルタイプの記述のためのボックス(ftyp)702、全てのメタデータを含むボックス(moov)703、及びトラックのメディアデータ本体のボックス(mdat)708、その他のボックス707を有する。ボックス(moov)703は、子要素として、メタデータ(MetaData)705を格納するボックス(uuid)704と、ボックス(trak)706とを有する。メタデータ(MetaData)705は、画像の撮影情報であり、例えば画像の撮影日時(撮影時間)、撮影条件、その他の撮影情報を有する。ボックス(mdat)708は、子要素として、撮影した静止画像データ(ImageData)709を有する。上記の画像ファイル701のファイルフォーマットは、一例であり、必要に応じて他のボックスを有しても良い。
The
図8は、画像ファイル701及び画像ファイル701を作成する元となる撮影時にメモリ801上に保持するデータを説明するための図である。メモリ801は、例えばDRAMであり、メモリ32に対応する。メモリ801は、ファイル情報802と、メタデータ803と、画像データ804を記憶する。ファイル情報802は、モードフラグ805と、メタデータ情報806と、画像データ情報807とを有する。モードフラグ805は、図11の再生処理にて画像ファイル701作成時の情報を持つファイル情報802かどうかを判断するためのフラグである。モードフラグ805が「REC」状態である場合は、画像ファイル701作成時の情報を持つと判断される。メタデータ情報806は、画像ファイル701を作成する時に計算したメタデータ705のアドレス及びサイズをそれぞれ持つ管理情報である。画像データ情報807は、画像データ709のファイルオフセット及びサイズをそれぞれ持つ管理情報である。メタデータ803は、メタデータ705に対応する。画像データ804は、画像データ709に対応する。
FIG. 8 is a view for explaining data held on the
図9は、図6のステップS606の記録データ作成処理の詳細を示すフローチャートである。ステップS901では、システム制御部50は、メモリ801上にファイル情報802を生成する。なお、ファイル情報802のモードフラグ805は、画像ファイル701の作成時の情報を持つため「REC」として設定される。なお、モードフラグ805は、再生処理にて記録媒体200からファイルヘッダを新規に読み出す場合には「PLAY」として設定され、記録媒体200からファイルヘッダを読み出して解析済みの場合には「PARCE」として設定される。
FIG. 9 is a flowchart showing details of the recording data creation process of step S606 in FIG. In step S 901, the
次に、ステップS902では、システム制御部50は、記録データに記載する画像のメタデータを取得し、メモリ801上のファイル情報802に連続する領域にメタデータ803を展開する。次に、ステップS903では、システム制御部50は、図7のファイルフォーマットの形式になるように各ボックス構造を作成し、ファイルオフセットを計算し、メタデータ705に展開し、ファイルヘッダを生成する。なお、システム制御部50は、展開元のメタデータ803のアドレス及びメタデータ803のサイズを、ファイル情報802のメタデータ情報806としてメモリ801に登録する。
Next, in step S 902, the
次に、ステップS904では、システム制御部50は、図5の撮影処理においてメモリ32に格納された画像データ804のアドレスを取得する。次に、ステップS905では、システム制御部50は、画像データ709のファイルオフセットを計算し、メモリ801上のそのファイルオフセットに画像データ804を展開し、記録データを生成する。記録データは、メタデータ705及び画像データ709を含む画像ファイル701である。システム制御部50は、メタデータ803の場合と異なり、計算した画像データ709のファイルオフセット及びサイズを、ファイル情報802の画像データ情報807としてメモリ801に登録する。画像データ709のファイルオフセットは、記録媒体200に記録されている画像ファイル701の先頭から画像データ709の先頭までの長さである。
Next, in step S904, the
以上のように、システム制御部50は、メタデータ705及び画像データ709を含む画像ファイル701を記録データとして生成し、ファイル情報802内のメタデータ情報806及び画像データ情報807を登録する。これにより、システム制御部50は、該当する画像ファイルのファイル情報802を取得することで、メタデータ803を参照するために、画像ファイル701のファイル構造を解析しないで済む。また、システム制御部50は、画像データ709を記録媒体200から読み直す場合においても、ファイル情報802の画像データ情報807のファイルオフセットを取得することで、画像ファイル701のファイル構造を解析しないで済む。
As described above, the
図10は、図6のステップS607の記録データ登録処理の詳細を示すフローチャートである。ステップS1001では、システム制御部50は、メモリ801上のファイル情報802を取得する。次に、ステップS1002では、システム制御部50は、メモリ801上のメタデータ803を取得する。次に、ステップS1003では、システム制御部50は、メモリ801上の画像データ804を取得する。次に、ステップS1004では、システム制御部50は、表示画像データを再利用できるようにするため、ファイル情報802とメタデータ803と画像データ804を画像データの再利用リストに登録する。システム制御部50は、記録データのメタデータとしてファイル情報802とメタデータ803を登録し、表示画像データとして画像データ804を登録する。この再利用リストは、メモリ801上で保持できる記録データのメタデータと表示画像データと連動している。再利用リストの保持可能な所定量まで達した場合には、一番古い情報及びメモリ801上の記録データのメタデータと表示画像データが破棄され、再利用リストからも当該データが破棄される。以上のように、システム制御部50は、記録データのメタデータとしてメモリ801上のファイル情報802とメタデータ803を登録し、表示画像データとしてメモリ801上の画像データ804を登録する。
FIG. 10 is a flowchart showing details of the recording data registration process of step S 607 of FIG. In step S1001, the
図11は、図3のステップS306の再生モード処理の詳細を示すフローチャートである。ステップS1101では、システム制御部50は、記憶媒体200から最新画像情報を取得する。次に、ステップS1102では、システム制御部50は、最新画像情報を参照し、記録媒体200内に画像が存在するか否かを判定する。例えば、システム制御部50は、最新画像情報を正しく取得できたか否かを判定する。システム制御部50は、最新画像情報を正しく取得できた場合、記録媒体200に少なくとも1枚の画像が存在するので、ステップS1103に進む。また、システム制御部50は、最新画像情報を正しく取得できなかった場合、記録媒体200に画像が1枚も存在しない状態、又はメディア不良によって最新画像情報を取得できない状態であるので、ステップS1107に進む。ステップS1107では、システム制御部50は、「画像がありません」等のメッセージを画像表示部28に表示する。次に、ステップS1103では、システム制御部50は、画像データ解析処理を行い、画像データのファイルオフセット及びメタデータのアドレスを取得する。ステップS1103の画像データ解析処理の詳細は、後に図12を参照しながら説明する。
FIG. 11 is a flowchart showing details of the reproduction mode process of step S306 of FIG. In step S1101, the
図12は、図11のステップS1104の画像データ解析処理の詳細を示すフローチャートである。ステップS1201では、システム制御部50は、図11のステップS1101で取得した画像情報を取得する。次に、ステップS1202では、システム制御部50は、読み込み中の画像がファイル情報802に解析結果を保持する対象フォーマットであるか否かを判定する。対象フォーマットは、例えば図7に示すフォーマットであるが、その他の画像フォーマットでもよい。システム制御部50は、画像ファイルの拡張子又はカタログファイルを基に、読み込み中の画像が対象フォーマットであるか否かを判定してもよい。システム制御部50は、対象フォーマットである場合にはステップS1203に進み、対象フォーマットでない場合には、ステップS1218に進む。
FIG. 12 is a flowchart showing details of the image data analysis process of step S1104 of FIG. In step S1201, the
ステップS1203では、システム制御部50は、画像データの再利用リストを参照する。次に、ステップS1204では、システム制御部50は、再利用リスト上で、現在解析中の記録媒体内の画像ファイルのファイル情報802とメタデータ803が保持(登録)されているか否かを判定する。システム制御部50は、再利用リスト上で保持されている場合には、ステップS1205に進む。また、システム制御部50は、再利用リスト上で保持されていない場合には、新規に記録媒体200から読み出す必要があるので、ステップS1215に進む。
In step S1203, the
ステップS1215では、システム制御部50は、図13に示すようにメモリ1301上にファイル情報1302を生成する。メモリ1301は、例えばDRAMであり、メモリ32に対応する。ファイル情報1302は、モードフラグ1305と、メタデータ情報1306と、画像データ情報1307とを有する。なお、モードフラグ1305の内容は、後にステップS1216で設定され、メタデータ情報1306と画像データ情報1307の内容は、後にステップS1210で設定される。
In step S1215, the
次に、ステップS1216では、システム制御部50は、ファイル情報1302のモードフラグ1305を「PLAY」として設定する。これにより、システム制御部50は、後述のステップS1209のファイル構造解析処理において、ファイルヘッダを解析し、ファイル情報1302として解析結果を保持することができる。次に、ステップS1207では、システム制御部50は、図13に示すように、記録媒体200からファイルヘッダ1303を読み出す。ファイルヘッダ1303は、画像ファイル701のうちの画像データ709以外の情報であり、メタデータ705を含む。この際、システム制御部50は、ファイルヘッダ1303をメモリ1301上にファイルフォーマット形式で保持する。このファイルフォーマット形式は、図13の画像ファイル701に示すような形式であり、ファイル構造を解析することで、メタデータ705又は画像データ709を参照可能な形式である。ファイルヘッダ1303は、図13の点線部分で囲まれた領域のように、ボックス(ftyp)702からボックス(mdat)708までのうちの画像データ709以外の領域である。また、ファイルヘッダ1303は、後述するステップS1209においてファイル構造解析するために使われる。図13は、記録媒体200から読み出した際のメモリ1301上に保持するデータを示す。その後、システム制御部50は、ステップS1208に進む。
Next, in step S1216, the
なお、上記のステップS1204において、後述するように、再利用リスト上で、現在解析中の画像ファイルのファイル情報1302とファイルヘッダ1303が保持(登録)されている場合がある。その場合、ステップS1204では、システム制御部50は、ステップS1205に進む。
In step S 1204 described above, file
ステップS1205では、システム制御部50は、再利用リストを参照し、メモリ801上のファイル情報802又はメモリ1301上のファイル情報1302を取得する。次に、ステップS1206では、システム制御部50は、ファイル情報802又は1302のモードフラグ805又は1305が「REC」であるか否かを判定する。システム制御部50は、モードフラグ805が「REC」である場合にはステップS1217に進み、モードフラグ1305が「PARSE」である場合にはステップS1221に進む。ステップS1221では、システム制御部50は、モードフラグ1305が「PARSE」であり、後述するように、図13のメモリ1301上にファイルヘッダ1303が展開されているので、そのファイルヘッダ1303を取得する。その後、システム制御部50は、ステップS1208に進む。
In step S1205, the
ステップS1208では、システム制御部50は、ファイル情報1302のモードフラグ1305が「PARSE」であるか否かを判定する。システム制御部50は、モードフラグ1305が「PARSE」である場合には、ステップS1212に進む。また、システム制御部50は、モードフラグ1305が「PLAY」である場合には、ステップS1209に進む。
In step S1208, the
ステップS1209では、システム制御部50は、ファイルヘッダ1303を基に、画像ファイル701のファイル構造を解析する。具体的には、システム制御部50は、画像ファイル701内のボックス構造を解析し、読み込んだファイルヘッダ1303内におけるメタデータ705のアドレスやファイルヘッダ1303内に記述されている表示画像データ709のファイルオフセットを解析する。
In step S1209, the
次に、ステップS1210では、システム制御部50は、その解析結果をファイル情報1302として設定し、ファイル情報1302をメモリ1301上に保持(登録)する。ファイル情報1302は、モードフラグ1305と、メタデータ情報1306と、画像データ情報1307とを有する。モードフラグ1305は、ステップS1216で、「PLAY」に設定されている。メタデータ情報1306は、ファイルヘッダ1303内のメタデータ705のアドレスとサイズを有する。画像データ情報1307は、画像データ709のファイルオフセットとサイズを有する。画像データ709のファイルオフセットは、記録媒体200に記録されている画像ファイル701の先頭から画像データ709の先頭までの長さである。ステップS1210では、システム制御部50は、ファイル情報1302内のメタデータ情報1306と画像データ情報1307を登録する。そして、システム制御部50は、ファイル情報1302及びファイルヘッダ1303を再利用リストに保持させる。
Next, in step S1210, the
次に、ステップS1211では、システム制御部50は、ファイル情報1302のモードフラグ1305を「PARSE」に変更し、ステップS1212に進む。ここで、システム制御部50が、再度、この画像ファイル701に対して、図12の処理を行う場合を説明する。その場合、システム制御部50は、ファイル情報1302及びファイルヘッダ1303を再利用リスト上に保持されているので、ステップS1205に進む。ステップS1206では、システム制御部50は、モードフラグ1305が「PARSE」であるので、ステップS1221に進む。ステップS1208では、システム制御部50は、モードフラグ1305が「PARSE」であるので、ステップS1212に進み、ステップS1209のファイル構造解析を行わない。このように、システム制御部50は、再度、同一の画像ファイル701を解析する際には、再度、画像ファイル701のファイル構造を解析しなくてすむ。システム制御部50は、ステップS1209の解析結果を再利用することで、何度もファイルヘッダ1303を解析しなくて済むようにしている。
Next, in step S1211, the
ステップS1217では、システム制御部50は、図9のステップS901〜S905の解析結果をファイル情報802としてメモリ801上に保持しているので、ファイル情報802からファイル構造解析結果を取得し、ステップS1212に進む。この場合、システム制御部50は、ステップS1209のファイル構造解析を行わず、ステップS1212に進む。このように、システム制御部50は、記録データのファイル情報802を再利用することで、ファイルヘッダを解析しなくて済むようにしている。
In step S1217, the
ステップS1218では、システム制御部50は、画像ファイルのファイルヘッダを読み出す。次に、ステップS1219では、システム制御部50は、ファイルヘッダを基に、画像ファイルのファイル構造を解析する。次に、ステップS1220では、システム制御部50は、ファイル情報802又は1302を再利用リスト上に保持していないので、その解析結果を所定の領域に保持し、ステップS1212に進む。
In step S1218, the
ステップS1212では、システム制御部50は、解析結果から、画像データ709のファイルオフセットを取得する。具体的には、システム制御部50は、モードフラグ1305が「PLAY」又は「PARSE]である場合には、ファイル情報1302内の画像データ情報1307を基に、画像データ709のファイルオフセットを取得する。また、システム制御部50は、モードフラグ805が「REC」である場合には、ファイル情報802内の画像データ情報807を基に、画像データ709のファイルオフセットを取得する。また、システム制御部50は、画像ファイルが対象フォーマットでない場合には、ステップS1220の解析結果を基に、画像データ709のファイルオフセットを取得する。
In step S1212, the
次に、ステップS1213では、システム制御部50は、解析結果から、メタデータ705のアドレスを取得する。具体的には、システム制御部50は、モードフラグ1305が「PLAY」又は「PARSE]である場合には、ファイル情報1302内のメタデータ情報1306を基に、メモリ1301上のメタデータ705のアドレスを取得する。また、システム制御部50は、モードフラグ805が「REC」である場合には、ファイル情報802内のメタデータ情報806を基に、メモリ801上のメタデータ803のアドレスを取得する。また、システム制御部50は、画像ファイルが対象フォーマットでない場合には、ステップS1220の解析結果を基に、メモリ32上のメタデータのアドレスを取得する。
Next, in step S1213, the
次に、ステップS1214では、システム制御部50は、ステップS1213のメタデータのアドレスを基にメタデータを読み出し、メタデータを解析し、画像の撮影日時、及びAv値やTv値などの撮影条件等の撮影情報を抽出し、画像データ解析処理を終了する。
Next, in step S1214, the
このように、メモリ801又は1301上では、撮影時のファイルフォーマット形式により保持されたメタデータ803と、記録媒体200から読み出されたファイルフォーマット形式のファイルヘッダ1303とが混在して保持されている場合がある。そのような場合でも、撮像装置100は、ファイル情報のモードフラグ805又は1305に応じて、ファイル構造の解析が必要であるか否かを判定し、メタデータのアドレス及び画像データのファイルオフセットを取得することができる。また、撮像装置100は、モードフラグ1305を参照し、解析済み(PARSE)と判断された場合には、重複する解析を回避することができる。
As described above, in the
図11に戻り、ステップS1104では、システム制御部50は、メモリ801又は1301上に画像データ804又は1304を読み込み済みであるか否かを判定する。システム制御部50は、画像データ804又は1304を読み込み済みでない場合にはステップS1105に進み、画像データ804又は1304を読み込み済みである場合にはステップS1106に進む。
Referring back to FIG. 11, in step S1104, the
ステップS1105では、システム制御部50は、ステップS1101で取得した最新画像情報と、ステップS1212で取得した画像データ709のファイルオフセットとを基に、記憶媒体200から画像データ709を読み出す。そして、システム制御部50は、読み出した画像データ709と、図13の画像データ1304としてメモリ1301上に展開し、再利用リストに保持させる。
In step S1105, the
次に、ステップS1106では、システム制御部50は、メモリ801又は1301上の画像データ804又は1304と、ステップS1214で抽出したメタデータ内の撮影情報とを画像表示部28に表示する。撮影情報は、画像の撮影日時、及びAv値やTv値などの撮影条件等を含む。また、システム制御部50は、ステップS1103の画像データ解析結果に応じて、ファイルの一部が壊れているなどの不正なデータである場合には、画像表示部28にエラー表示を行う。
Next, in step S1106, the
なお、撮像装置100は、デジタルカメラ、ビデオカメラの他、スマートフォン、タブレット、工業用カメラ、医療用カメラ等に適用可能である。
The
上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。 The above-described embodiments are merely examples of implementation for carrying out the present invention, and the technical scope of the present invention should not be interpreted in a limited manner by these. That is, the present invention can be implemented in various forms without departing from the technical concept or the main features thereof.
100 撮像装置、28 画像表示部、32 メモリ、50 システム制御部、200 記録媒体
Claims (9)
再生指示により、記録媒体内の画像ファイルに対応するファイル情報が登録されている場合には、前記ファイル情報の前記撮影情報のアドレスを基に前記メモリ上の撮影情報を読み出し、記録媒体内の画像ファイルに対応するファイル情報が登録されていない場合には、前記記録媒体から画像ファイルの少なくとも一部をメモリ上に読み出し、前記画像ファイルの少なくとも一部を解析することにより前記撮影情報のアドレスを取得し、前記撮影情報のアドレスを基に前記撮影情報をメモリから読み出す再生処理手段と
を有することを特徴とする撮像装置。 In accordance with a photographing instruction, the photographed image data and photographing information are expanded on the memory, and the image file including the image data and the photographing information is written to a recording medium, and the file information including the address of the photographing information is registered. Processing means,
When file information corresponding to the image file in the recording medium is registered by the reproduction instruction, the photographing information in the memory is read based on the address of the photographing information in the file information, and the image in the recording medium is read. When file information corresponding to the file is not registered, at least a part of the image file is read from the recording medium onto the memory, and at least a part of the image file is analyzed to obtain the address of the imaging information. And an image processing apparatus including reproduction processing means for reading the photographing information from a memory based on the address of the photographing information.
前記再生処理手段は、記録媒体内の画像ファイルの画像データ及び撮影情報が前記再利用リストに登録されていない場合には、前記記録媒体から画像ファイルの少なくとも一部をメモリ上に読み出し、前記画像ファイルの少なくとも一部を解析することにより前記撮影情報のアドレスを取得し、前記撮影情報のアドレスを基に前記撮影情報をメモリから読み出すことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の撮像装置。 The photographing processing means writes the image file to a recording medium, and registers the image data and the photographing information in a reuse list.
The reproduction processing means reads at least a part of the image file from the recording medium onto the memory when the image data and the photographing information of the image file in the recording medium are not registered in the reuse list, and the image The address of the said imaging | photography information is acquired by analyzing at least one part of a file, The said imaging | photography information is read from memory based on the address of the said imaging | photography information, It is characterized by the above-mentioned. The imaging device of description.
再生指示により、記録媒体内の画像ファイルに対応するファイル情報が登録されている場合には、前記ファイル情報の前記撮影情報のアドレスを基に前記メモリ上の撮影情報を読み出し、記録媒体内の画像ファイルに対応するファイル情報が登録されていない場合には、前記記録媒体から画像ファイルの少なくとも一部をメモリ上に読み出し、前記画像ファイルの少なくとも一部を解析することにより前記撮影情報のアドレスを取得し、前記撮影情報のアドレスを基に前記撮影情報をメモリから読み出す再生ステップと
を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。 In accordance with a photographing instruction, the photographed image data and photographing information are expanded on the memory, and the image file including the image data and the photographing information is written to a recording medium, and the file information including the address of the photographing information is registered. Step and
When file information corresponding to the image file in the recording medium is registered by the reproduction instruction, the photographing information in the memory is read based on the address of the photographing information in the file information, and the image in the recording medium is read. When file information corresponding to the file is not registered, at least a part of the image file is read from the recording medium onto the memory, and at least a part of the image file is analyzed to obtain the address of the imaging information. And a reproduction step of reading the photographing information from a memory based on an address of the photographing information.
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