JP2019108909A5 - - Google Patents
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Description
回転軸を鉛直方向とする立形回転電機において、回転子等の回転部分は、上部軸受部と下部軸受部によって回転可能に支持されている。通常、上部軸受部は、回転電機の回転部分の自重を支持するスラスト軸受と、径方向の荷重を支持するすべり軸受けであるジャーナル軸受を有する。また、下部軸受部は、ジャーナル軸受を有する。
下部軸受部40は、上部軸受構造体100とともに、回転子10を回転可能に支持している。下部軸受部40は、軸方向に垂直な方向、すなわち径方向の荷重を支持する。下部軸受部40は、フレーム底板50bとともに潤滑油108を貯留する下部油槽41と、下部油槽41中にあってロータシャフト11の下部の径方向荷重を支持するジャーナル軸受42とを有する。
複数の台板131は、それぞれ、径方向に延びたほぼ直方体形状である。複数の台板131は油槽底板105c上に、周方向に互いに間隔をあけて、放射状に取り付けられている。それぞれの台板131の径方向内側面131a(図2)と、油槽径方向内側筒105bの径方向外側面間には、間隙が形成されている。
以上のような台板131およびパッド支持部材132の構成により、互いに隣接する台板131間には、パッド支持部材132と油槽底板105c(図2)とに上下を挟まれて、径方向外側から径方向内側に向かう流路131fが、それぞれ形成される。この流路は、パッド支持部材132と油槽径方向内側筒105b間に形成され上方への環状流路となるギャップ132bに連通している。また、さらには、ランナ円筒部112に形成された連通孔114にも連通し、上部油槽105内での循環流路を形成する。
パッド支持部材132上にはジャーナル軸受140(図2)が取り付けられている。ジャーナル軸受140は、ランナ110の径方向外側に配される中央に開口を有するジャーナル軸受円板部141およびジャーナル軸受円板部141の外縁に接続して下方に延びるジャーナル軸受円筒部142を有する。ジャーナル軸受円板部141およびジャーナル軸受円筒部142は一体に形成されている。ジャーナル軸受円板部141の開口部分は、ランナ円筒部112と接触し、ランナ円筒部112からの径方向の荷重を受けながら、ランナ円筒部112を回転可能に支持する。ジャーナル軸受円筒部142の下端は、パッド支持部材132と結合している。ジャーナル軸受円筒部142には、径方向外側に貫通する少なくとも一つの連通孔142aが形成されている。
潤滑油ポンプ200(図2)は、潤滑油ポンプ回転部210と、潤滑油ポンプ回転部210の径方向の外側に配された潤滑油ポンプ静止部220とを有する。潤滑油ポンプ回転部210と潤滑油ポンプ静止部220とは互いに機械的に分離されている。潤滑油ポンプ静止部220は、上部油槽105をリークタイトに貫通して外部に連通する吐出管224を有する。吐出管224の外側の端部には、冷却器入口配管420の端部に設けられた油槽出口フランジ421と接続するためのフランジ224fが設けられている。
静止部容器220aは、上部環状板221、下部環状板222、および静止部円筒部材223を有する。
上部環状板221と下部環状板222は、同形状、同寸法であり、互いに同心で上下に対向している。両者の外縁部は、静止部円筒部材223により結合されている。すなわち、潤滑油ポンプ静止部220は、径方向内側が開放され、静止部内部空間225を形成する環状の箱型である。なお、図6で示す潤滑油ポンプ静止部220は、静止部内部空間225の断面が、矩形形状であるが、これに限定されない。たとえば、円形あるいは楕円形、あるいは、四角形以外の多角形でもよい。
潤滑油ポンプ静止部320は、潤滑油ポンプ回転部310を囲むように形成された静止部容器320aおよび吐出管326を有する。静止部容器320aは、下部環状板321、上部環状板322、および下部環状板321の外縁および上部環状板322の外縁を接続する静止部円筒部材323を有する。上部環状板322の上部には、環状の出口空間室325が形成されている。吐出管326は、出口空間室325内の空間と上部油槽105の外部とを連通する。吐出管326の油槽径方向外側筒105aをリークタイトに貫通している。
潤滑油ポンプ静止部320の上部には、環状の出口空間室325が形成されている。出口空間室325は、冷却器410側に潤滑油を送る際の潤滑油ポンプ300の出口プレナムとなっており、第1の実施形態における潤滑油ポンプ200の潤滑油ポンプ静止部220内の空間と同様に、動圧を静圧に変換する部分である。なお、出口空間室325内の下方に、周方向に互いに間隔をおいて複数の案内羽根(図示せず)を設けて、出口空間室325に流入する潤滑油108の乱れによる圧力損失の増加を抑制する構成でもよい。
図9は、潤滑油ポンプの第1の変形例を示す部分立断面図である。本第1の変形例では、スパイラル流路314の断面形状は、第2の実施形態におけるスパイラル流路313の断面形状より、径方向外側に拡がった形状である。径方向最外面312の面積が狭くなっている分、第2の実施形態におけるスパイラル流路313より流路断面積が大きくなっている。また、断面が径方向外側に拡がっている分、切削加工がしやすい形状である。
図10は、潤滑油ポンプの第2の変形例を示す部分立断面図である。本第2の変形例では、スパイラル流路315の断面形状は、第2の実施形態におけるスパイラル流路313の断面形状に比べて、径方向内側が丸い曲面状になっている。滑らかな凹曲面状のスパイラル流路315であるため、切削加工がしやすい形状である。
10…回転子、11…ロータシャフト、12…回転子鉄心、20…固定子、21…固定子鉄心、22…固定子巻線、40…下部軸受部、41…下部油槽、42…ジャーナル軸受、50…フレーム、50a…フレーム筒部、50b…フレーム底板、50c…フレーム上板、100…上部軸受構造体、105…上部油槽、105a…油槽径方向外側筒、105b…油槽径方向内側筒、105c…油槽底板、105d…上部カバー蓋、105h…戻り管、108…潤滑油、110…ランナ、111…ランナ上部円板部、112…ランナ円筒部、112a…ランナ上部円筒部、112b…ランナ下部円筒部、114…連通孔、130…スラスト軸受、131…台板、131a…径方向内側面、131f…流路、132…パッド支持部材、132a…内側面、132b…ギャップ、133…スラストパッド、133a…突起、140…ジャーナル軸受、141…ジャーナル軸受円板部、142…ジャーナル軸受円筒部、142a…連通孔、200…潤滑油ポンプ、210…潤滑油ポンプ回転部、211…羽根(潤滑油駆動要素)、212…下部環状板、212a…回転部入口開口、213…上部環状板、214…潤滑油ポンプ入口開口、220…潤滑油ポンプ静止部、220a…静止部容器、221…上部環状板、222…下部環状板、223…静止部円筒部材、224…吐出管、224f…フランジ、225…静止部内部空間、300…潤滑油ポンプ、310…潤滑油ポンプ回転部、311…回転部円筒部材、312…径方向最外面、312a…ギャップ、313、314、315…スパイラル流路(潤滑油駆動要素)、320…潤滑油ポンプ静止部、320a…静止部容器、321…下部環状板、322…上部環状板、323…静止部円筒部材、323a…内面、324…入口開口、325…出口空間室、326…吐出管、410…冷却器、420…冷却器入口配管、421…油槽出口フランジ、422…冷却器入口弁、430…冷却器出口配管、431…油槽入口フランジ、432…冷却器出口弁、500…立形回転電機、600…立形回転電機システム
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