JP2019108828A - 電磁振動型ダイヤフラムポンプ及び電磁振動型ダイヤフラムポンプシステム - Google Patents
電磁振動型ダイヤフラムポンプ及び電磁振動型ダイヤフラムポンプシステム Download PDFInfo
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Abstract
Description
以下、図面を参照して第一実施形態に係る電磁振動型ダイヤフラムポンプ1(以後、単に「ダイヤフラムポンプ1」と示す。)について説明する。図面の説明において、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。以下、図1に示されるように、振動子4の延在方向(往復運動方向)をX軸方向と定義して、板バネ51の延在方向をY軸方向と定義して、また、図2に示されるように、磁石4B,4Bと電磁石3とが互いに対向する方向(鉛直方向)をZ軸方向と定義して、第一実施形態の説明を行う。なお、X軸、Y軸、及びZ軸は互いに直交する直交座標系を構成する。
以下、主に図8〜図10を参照して第二実施形態に係る電磁振動型ダイヤフラムポンプ1について説明する。なお、ここでは、第一実施形態に係る電磁振動型ダイヤフラムポンプ1と同じ構成の部分については説明を省略する。第一実施形態に係る電磁振動型ダイヤフラムポンプ1では、図5に示されるように、支点部FPと電磁石3とはZ軸方向(支点部FPと動点部Mとを結ぶ直線方向)に振動子4を挟んで配置されているのに対し、第二実施形態に係る電磁振動型ダイヤフラムポンプ1では、図10に示されるように、支点部FPと電磁石3とが振動子4に対してZ軸方向において同じ側に配置されている。以下、詳細に説明する。
上記第一又は第二実施形態では、図7に示されるように、振動子支持部50を構成する複数の板バネ51として、支点部FPを支点とし、動点部MPに対しX軸方向に力Fを作用させた場合に、一対の延在部51A,51BにおけるX軸方向への変形量が互いに等しくなるように形成されている板バネを採用した例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。支点部FPと動点部MPとが、板バネ51の厚み方向(第一方向)及び板バネ51の延在方向(第二方向)に直交する方向に一直線上に配置されてさえいれば、振動子4に往復運動を作用させる場合のエネルギーをより少なくすることができるので、エネルギー効率に優れたダイヤフラムポンプ1を提供することができる。
上記第一実施形態、第二実施形態、又は変形例では、図4に示されるように、六枚の板バネ51におけるそれぞれの支点部FPと動点部MPとは、振動子4の停止時(ダイヤフラムポンプ1が稼働していない時)に、X軸方向(第一方向)及びY軸方向(第二方向)に直交する方向、すなわち、Z軸方向(鉛直方向)に一直線上に配置されている例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。上述のように支点部FPと動点部MPとが一直線上に配置されていなくても、振動子支持部50を構成する複数の板バネ51が、X軸方向一対の延在部51A,51BにおけるX軸方向への変形量が互いに等しくなるように形成されてさえいれば、振動子4に往復運動を作用させる場合のエネルギーをより少なくすることができるので、エネルギー効率に優れたダイヤフラムポンプ1を提供することができる。
上記第一実施形態、第二実施形態、又は変形例の構成に加えて、図12に示されるように、ダイヤフラムポンプ1は、動点部MP近傍及び支点部FP近傍の一方に設けられる電流の入力部91と、動点部MP近傍及び支点部FP近傍の他方に設けられる電流の出力部92と、板バネ51における入力部91と出力部92との間に流れる電流を検知する電流検知部93と、電流検知部93における電流の検知の有無に基づいて、板バネ51の損傷の有無を判定する判定装置(判定部)94と、を備えていてもよい。
上記第一実施形態、第二実施形態、又は変形例では、板バネ51における動点部MPが、第二固定部17を介して振動子4の平板部材4Cに固定されている例を挙げて説明したが、例えば、図13に示されるように、振動子4の軸部材4A,4Aに固定される構成であってもよい。
Claims (15)
- 磁石が固定された振動子と、前記振動子の磁石と対向して設けられると共に前記振動子を第一方向に往復運動させる電磁石と、前記振動子の前記第一方向における少なくとも一端部に設けられるダイヤフラムと、前記振動子、前記電磁石及び前記ダイヤフラムを収容する筐体と、を備える、電磁振動型ダイヤフラムポンプであって、
前記振動子を支持する板状部材からなる板バネを備え、
前記板バネは、
前記板バネの厚み方向が前記第一方向と一致するように配置されており、
前記第一方向から見たときに、前記第一方向に直交する第二方向に延在すると共に互いに平行に配置された一対の延在部と、前記一対の延在部における一方の端部同士を接続する折返部と、
前記一対の延在部のうち一方の延在部における前記一方の端部とは反対側の端部に設けられ、前記筐体に固定される支点部と、
前記一対の延在部のうち他方の延在部における前記一方の端部とは反対側の端部に設けられ、前記振動子に固定される動点部と、を有し、
前記支点部と前記動点部とは、前記第一方向及び前記第二方向に直交する方向に一直線上に配置されている、電磁振動型ダイヤフラムポンプ。 - 前記板バネは、前記支点部を支点とし、前記動点部に対し前記第一方向の力を作用させた場合に、前記一対の延在部における前記第一方向へのそれぞれの変形量が互いに等しくなるように形成されている、請求項1記載の電磁振動型ダイヤフラムポンプ。
- 磁石が固定された振動子と、前記振動子の磁石と対向して設けられると共に前記振動子を第一方向に往復運動させる電磁石と、前記振動子の前記第一方向における少なくとも一端部に設けられるダイヤフラムと、前記振動子、前記電磁石及び前記ダイヤフラムを収容する筐体と、を備える、電磁振動型ダイヤフラムポンプであって、
前記振動子を支持する板状部材からなる板バネを備え、
前記板バネは、
前記板バネの厚み方向が前記第一方向と一致するように配置されており、
前記第一方向から見たときに、前記第一方向に直交する第二方向に延在すると共に互いに平行に配置された一対の延在部と、前記一対の延在部における一方の端部同士を接続する折返部と、
前記一対の延在部のうち一方の延在部における前記一方の端部とは反対側の端部に設けられ、前記筐体に固定される支点部と、
前記一対の延在部のうち他方の延在部における前記一方の端部とは反対側の端部に設けられ、前記振動子に固定される動点部と、を有し、
前記板バネは、前記支点部を支点とし、前記動点部に対し前記第一方向の力を作用させた場合に、前記一対の延在部における前記第一方向へのそれぞれの変形量が互いに等しくなるように形成されている、電磁振動型ダイヤフラムポンプ。 - 前記振動子と前記電磁石とは、前記第一方向及び前記第二方向に直交する方向において互いに対向している、請求項1〜3の何れか一項記載の電磁振動型ダイヤフラムポンプ。
- 前記板バネの前記第一方向から見た形状は、前記第二方向に対して線対称である、請求項1〜4の何れか一項記載の電磁振動型ダイヤフラムポンプ。
- 前記板バネは、前記第一方向に複数配列されている、請求項1〜5の何れか一項記載の電磁振動型ダイヤフラムポンプ。
- 互いに隣接する前記板バネの間に配置され、互いの折返部のそれぞれにおける少なくとも一部に固着されている保持部を更に備えており、
複数の前記板バネは、前記保持部によって一体化している、請求項6記載の電磁振動型ダイヤフラムポンプ。 - 前記保持部は、弾性部材である、請求項7記載の電磁振動型ダイヤフラムポンプ。
- 複数の前記板バネは、前記支点部及び前記動点部において、互いの間隔を保持する間隔保持部材を介して配置されている、請求項6〜8の何れか一項記載の電磁振動型ダイヤフラムポンプ。
- 前記支点部と前記電磁石とは、前記第一方向及び前記第二方向に直交する方向において前記振動子を挟んで配置されている、請求項1〜9の何れか一項記載の電磁振動型ダイヤフラムポンプ。
- 前記筐体は、前記第一方向及び前記第二方向に直交する方向の一方に開口部を有する本体部と、前記開口部を覆う蓋部と、を有しており、
前記第一方向及び前記第二方向に直交する方向は鉛直方向であり、前記開口部は前記筐体の鉛直方向上方に開口を有し、
前記板バネと前記振動子と前記蓋部とは、振動ユニットとして一体的に構成されており、
前記蓋部には、前記板バネの支点部が固定されている、請求項1〜10の何れか一項記載の電磁振動型ダイヤフラムポンプ。 - 前記支点部と前記電磁石とは、前記第一方向及び前記第二方向に直交する方向において前記振動子に対して同じ側に配置されている、請求項1〜9の何れか一項記載の電磁振動型ダイヤフラムポンプ。
- 前記第一方向及び前記第二方向に直交する方向は鉛直方向であり、
前記電磁石及び前記動点部は、前記振動子の下方に配置されている、請求項12記載の電磁振動型ダイヤフラムポンプ。 - 前記動点部及び前記支点部の一方に設けられる電流の入力部と、
前記動点部及び前記支点部の他方に設けられる電流の出力部と、
前記板バネにおける前記入力部と前記出力部との間に流れる電流を検知する電流検知部と、
前記電流検知部における前記電流の検知の有無に基づいて、前記板バネの損傷の有無を判定する判定部と、
を更に備えている、請求項1〜13の何れか一項記載の電磁振動型ダイヤフラムポンプ。 - 前記動点部及び前記支点部の一方に設けられる電流の入力部と、
前記動点部及び前記支点部の他方に設けられる電流の出力部と、
前記板バネにおける前記入力部と前記出力部との間に流れる電流を検知する電流検知部と、を更に備えている、請求項1〜13の何れか一項記載の電磁振動型ダイヤフラムポンプと、
前記電流検知部における前記電流の検知の有無に基づいて、前記板バネの損傷の有無を判定する判定部と、
を備えている、電磁振動型ダイヤフラムポンプシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017241552A JP6543325B2 (ja) | 2017-12-18 | 2017-12-18 | 電磁振動型ダイヤフラムポンプ及び電磁振動型ダイヤフラムポンプシステム |
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JP2017241552A JP6543325B2 (ja) | 2017-12-18 | 2017-12-18 | 電磁振動型ダイヤフラムポンプ及び電磁振動型ダイヤフラムポンプシステム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2019108828A true JP2019108828A (ja) | 2019-07-04 |
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JP2017241552A Active JP6543325B2 (ja) | 2017-12-18 | 2017-12-18 | 電磁振動型ダイヤフラムポンプ及び電磁振動型ダイヤフラムポンプシステム |
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JP (1) | JP6543325B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102167568B1 (ko) * | 2020-03-11 | 2020-10-20 | 톈진 나가르 메커니컬 인더스트리 리미티드 컴퍼니 | 고압 플런저 방식 더블 다이아프램 펌프 |
-
2017
- 2017-12-18 JP JP2017241552A patent/JP6543325B2/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR102167568B1 (ko) * | 2020-03-11 | 2020-10-20 | 톈진 나가르 메커니컬 인더스트리 리미티드 컴퍼니 | 고압 플런저 방식 더블 다이아프램 펌프 |
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JP6543325B2 (ja) | 2019-07-10 |
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