JP2019106127A - バックアップ制御装置、バックアップシステム、バックアップ制御方法及びバックアップ制御プログラム - Google Patents

バックアップ制御装置、バックアップシステム、バックアップ制御方法及びバックアップ制御プログラム Download PDF

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徹哉 木下
勝男 榎原
Katsuo Enohara
勝男 榎原
伸幸 平島
Nobuyuki Hirashima
伸幸 平島
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Takuya Kurihara
拓弥 栗原
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貴明 大和
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陽介 臼田
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Abstract

【課題】データの過剰バックアップを防ぎ、バックアップ処理の性能低下を防ぐこと。【解決手段】仮想テープシステム2の制御装置4は、アンマウント部62と、キャッシュオフ部64とを有する。アンマウント部62は、論理ボリュームをアンマウントする際に論理ボリュームのデータを1つの物理ボリュームだけに書き込む。そして、キャッシュオフ部64は、アンマウントされた論理ボリュームをオフキャッシュする際に論理ボリュームのデータを他の物理ボリュームに書き込む。【選択図】図1

Description

本発明は、バックアップ制御装置、バックアップシステム、バックアップ制御方法及びバックアップ制御プログラムに関する。
仮想テープシステムは、ディスクアレイをキャッシュ装置として用いてテープ装置を論理ボリュームでエミュレーションする仮想テープ装置と、テープ装置であるテープライブラリとを有する。仮想テープシステムがデータのバックアップ装置として用いられる場合、最終的なデータ退避先は物理ボリューム(テープカートリッジ)であるが、物理ボリュームに格納される前にデータはキャッシュ装置の論理ボリュームに記憶される。
図8は、論理ボリュームのデータの物理ボリュームへの保存を説明するための図である。図8(a)は単一データ保存を示し、図8(b)はデュアルセーブを示す。図8(a)に示すように、単一データ保存では、論理ボリュームがアンマウントされる際に、キャッシュ装置上にある論理ボリュームのデータAは1つの物理ボリュームのみに保存される。
一方、デュアルセーブでは、図8(b)に示すように、論理ボリュームがアンマウントされる際に、キャッシュ装置上にある論理ボリュームのデータAは2つの物理ボリュームに保存される。物理ボリュームには、経年劣化や書き込み時のヘッド汚れの影響等により、データを読み出した時にエラーが発生し、データが読み出せなくなる可能性がある。このため、バックアップデータの二重化が行われ、デュアルセーブが用いられる。
なお、従来技術として、少ないテープ巻数でデータの保全性を高めることができるデータライブラリのデータ二重化制御方法がある。このデータ二重化制御方法は、ホストサーバからのデータと該データの書き込み指示を受信するステップと、前記データをディスクアレイに書き込むステップとを含む。また、このデータ二重化制御方法は、テープライブラリ内のテープドライブにテープを装填するステップと、前記ディスクアレイから前記テープにデータを書き込むステップとを含む。また、このデータ二重化制御方法は、前記テープまたは前記データ内容が所定の条件に該当する場合には、前記テープライブラリ内のテープドライブに予備テープを装填するステップと、前記予備テープにも前記データを書き込むステップとを含む。
特開2011−108091号公報 特開2006−139664号公報 特開2000−347811号公報
図8(b)に示したように、デュアルセーブでは論理ボリュームのデータAが2つの物理ボリュームに保存されるため、論理ボリュームがキャッシュ装置上からオフキャッシュされるまで、データAは、3か所に存在し、過剰にバックアップされる。また、過剰なバックアップのために2つの物理ボリュームへの書き込みが行われることから、書き込みリソース(例えば物理ドライブ)待ち等により性能低下が発生するという問題がある。
本発明は、1つの側面では、データの過剰バックアップを防ぎ、バックアップ処理の性能低下を防ぐことを目的とする。
1つの態様では、バックアップ制御装置は、データを不揮発性記憶装置の2つの物理ボリュームにバックアップするバックアップシステムを制御する装置である。バックアップ制御装置は、アンマウント部とキャッシュオフ部とを有する。アンマウント部は、論理ボリュームをアンマウントする際にキャッシュ装置上の該論理ボリュームのデータを第1の物理ボリュームだけに書き込む。キャッシュオフ部は、前記論理ボリュームを前記キャッシュ装置からオフキャッシュする際に該論理ボリュームのデータを第2の物理ボリュームに書き込む。
1つの側面では、本発明は、バックアップ処理の性能低下を防ぐことができる。
図1は、実施例に係る仮想テープシステムの構成を示す図である。 図2は、I/Oカウントテーブル及びI/Oカウント当日テーブルの例を示す図である。 図3は、LRU管理部による論理ボリューム情報の管理を説明するための図である。 図4は、論理ボリューム管理テーブルの一例を示す図である。 図5は、カウント部による処理のフローを示すフローチャートである。 図6は、オフキャッシュ処理のフローを示すフローチャートである。 図7は、制御装置のハードウェア構成を示す図である。 図8は、論理ボリュームのデータの物理ボリュームへの保存を説明するための図である。
以下に、本願の開示するバックアップ制御装置、バックアップシステム、バックアップ制御方法及びバックアップ制御プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例は開示の技術を限定するものではない。
まず、実施例に係る仮想テープシステムの構成について説明する。図1は、実施例に係る仮想テープシステムの構成を示す図である。図1に示すように、仮想テープシステム2は、ホストサーバ1とLAN(Local Area Network)、及び、OCLINK(Optical Channel LINK)又はFCLINK(Fiber Channel LINK)で接続される。
ホストサーバ1では、業務バッチジョブ11及び仮想テープ制御ソフト12が動作する。業務バッチジョブ11は、業務処理を行うソフトウェアである。業務バッチジョブ11は、ホストサーバ1によりバッチ処理される。業務バッチジョブ11は、仮想テープ制御ソフト12を介して仮想テープシステム2にOCLINK又はFCLINKを使ってデータのリード及びライトを行う。
仮想テープシステム2は、ディスクアレイ3と、制御装置4と、テープライブラリ5とを有する。ディスクアレイ3は、キャッシュ装置として用いられ、論理ボリュームにデータを記憶する。図1では、3つの論理ボリュームのそれぞれにデータA、データB及びデータCが記憶される。論理ボリュームへのデータの書き込みは論理ドライブにより行われる。
制御装置4は、仮想テープシステム2を制御する。テープライブラリ5は、物理ボリュームにデータを記憶する。物理ボリュームへのデータの書き込みは物理ドライブ51により行われる。図1では、物理ドライブ#1により物理ボリューム#1にデータAが書き込まれ、物理ドライブ#2により物理ボリューム#2にデータAが書き込まれる。
ディスクアレイ3と制御装置4、及び、制御装置4とテープライブラリ5は、FCで接続される。制御装置4は、チャネル制御部41と、中央制御部42と、デバイス制御部43とを有する。
チャネル制御部41は、ホストサーバ1とのインタフェースであり、ホストサーバ1からI/O要求を受け取って中央制御部42に渡す。また、チャネル制御部41は、I/O処理結果を中央制御部42から受け取ってホストサーバ1へ応答する。I/O要求には、データの書き込み要求、データの読み出し要求、論理ボリュームのマウント要求及びアンマウント要求等がある。
チャネル制御部41は、カウント部41aと、I/Oカウントテーブル41bと、I/Oカウント当日テーブル41cとを有する。カウント部41aは、ホストサーバ1から受け取ったI/O要求をカウントし、I/Oカウントテーブル41b及びI/Oカウント当日テーブル41cを更新する。
I/Oカウントテーブル41bは、時間帯毎のI/O要求数の平均値を記憶するテーブルである。I/Oカウント当日テーブル41cは、当日の時間帯毎のI/O要求数を記憶するテーブルである。
図2は、I/Oカウントテーブル41b及びI/Oカウント当日テーブル41cの例を示す図である。図2に示すように、I/Oカウントテーブル41bは、0時台から23時台まで1時間毎のI/O要求数の平均値を記憶する。例えば、0時台のI/O要求数の平均値は10である。また、I/Oカウント当日テーブル41cは、0時台から23時台まで1時間毎の当日のI/O要求数を記憶する。例えば、当日の10時台のI/O要求数は200である。
カウント部41aは、I/O要求を受け取ると、I/Oカウント当日テーブル41cのI/O要求を受け取った時刻に対応する時間帯のI/O要求数を1増加する。また、カウント部41aは、日付が変わると、I/Oカウントテーブル41b及びI/Oカウント当日テーブル41cを用いて各時間帯のI/O要求数の平均値を計算し、I/Oカウントテーブル41bに格納する。そして、カウント部41aは、I/Oカウント当日テーブル41cをクリアする。
中央制御部42は、チャネル制御部41からI/O要求を受け取って処理する。中央制御部42は、書き込み要求を受け取ると、ディスクアレイ3にデータを書き込む。中央制御部42は、読み出し要求を受け取ると、ディスクアレイ3からデータを読み出す。ディスクアレイ3にデータがない場合には、中央制御部42は、デバイス制御部43を介してテープライブラリ5からデータを読み出してディスクアレイ3にキャッシュするとともに読み出したデータを応答する。
中央制御部42は、LRU(Least Recently Used)管理部61aと、論理ボリューム管理テーブル61bと、アンマウント部62と、監視部63と、キャッシュオフ部64とを有する。
LRU管理部61aは、ディスクアレイ3の空き領域が不足した場合にオフキャッシュされる論理ボリュームの順番を管理する。図3は、LRU管理部61aによる論理ボリューム情報の管理を説明するための図である。図3に示すように、LRU管理部61aは、論理ボリューム情報のリストを用いて、使われていない時間が長い順に論理ボリュームを管理する。図3では、論理ボリューム情報#1に対応する論理ボリュームの使われていない期間が最も長い。論理ボリューム情報には論理ボリューム名及び使われていない時間が含まれる。
LRU管理部61aは、使用された論理ボリュームの論理ボリューム情報をリストの最後に移動する。また、LRU管理部61aは、キャッシュオフ部64からオフキャッシュする論理ボリュームの名前の問合せを受け取ると、一定時間以上使われていない論理ボリュームの名前を応答する。
論理ボリューム管理テーブル61bは、論理ボリュームに関する情報の管理に用いられるテーブルである。図4は、論理ボリューム管理テーブル61bの一例を示す図である。図4に示すように、論理ボリューム管理テーブル61bは、論理ボリューム名と、マウント状態と、物理ボリューム名#1と、物理ボリューム名#2とを論理ボリューム毎に対応付ける。
論理ボリューム名は、論理ボリュームを識別する名前である。マウント状態は、論理ボリュームがマウント(M)されているかアンマウント(U)されているかを示す。物理ボリューム名#1及び物理ボリューム名#2は、論理ボリュームのデータを記憶する2つの物理ボリュームを識別する名前である。
例えば、名前が「LV#1」である論理ボリュームはアンマウントの状態にあり、そのデータは、名前が「PV#1」及び「PV#2」である物理ボリュームに記憶される。
なお、論理ボリュームがアンマウントされディスクアレイ3に論理ボリュームのデータがある場合には、物理ボリューム名#1の物理ボリューム(物理ボリューム#1)にデータが記憶される。そして、論理ボリュームがディスクアレイ3からオフキャッシュされると、物理ボリューム名#2の物理ボリューム(物理ボリューム#2)にもデータが記憶される。
図1に戻って、アンマウント部62は、アンマウント要求を受け取ると、論理ドライブから論理ボリュームをアンマウントし、デバイス制御部43を介して論理ボリュームのデータを物理ボリュームに書き込む。ここで、アンマウント部62は、物理ボリューム#1だけに論理ボリュームのデータを書き込む。
監視部63は、一定時間毎に起動され、I/Oカウントテーブル41bに基づいてホストサーバ1が閑散期にあるか否かを判定し、ホストサーバ1が閑散期にある場合にキャッシュオフ部64を起動する。監視部63は、I/Oカウントテーブル41bの現在時刻に対応する時間帯のI/O要求数が所定の閾値以下である場合にホストサーバ1が閑散期にあると判定する。
通常、オフキャッシュは、キャッシュ上に空き領域がなくなった場合に行われるため、ホストサーバ1が繁忙期に行われる。しかしながら、繁忙期にデータ二重化のための物理ボリュームへの書き込みを行うと、他のI/O動作への影響が大きい。このため、監視部63は、ホストサーバ1の閑散期を特定し、キャッシュオフ部64を起動する。
キャッシュオフ部64は、LRU管理部61aにオフキャッシュする論理ボリュームの問合せを行い、応答として論理ボリューム名を受け取ると、論理ボリューム管理テーブル61bを参照し、論理ボリュームがアンマウント状態にあるか否かを判定する。そして、論理ボリュームがアンマウント状態にある場合には、キャッシュオフ部64は、論理ボリュームのデータを物理ボリューム#2に書き込み、論理ボリュームをオフキャッシュする。
キャッシュオフ部64は、一定時間以上使用されていない全ての論理ボリュームについて、オフキャッシュするか否かの判定、オフキャッシュすると判定した場合の論理ボリュームのデータの物理ボリュームへの書き込み及びオフキャッシュを行う。
デバイス制御部43は、中央制御部42の指示に基づいてテープライブラリ5へのデータの書き込み、テープライブラリ5からのデータの読み出しを行う。
次に、カウント部41aによる処理のフローについて説明する。図5は、カウント部41aによる処理のフローを示すフローチャートである。なお、カウント部41aは、チャネル制御部41がI/O要求を受信すると起動される。図5に示すように、カウント部41aは、現在日付が日付情報を超えたか否かを判定し(ステップS1)、超えない場合には、ステップS4へ進む。
一方、現在日付が日付情報を超えた場合には、カウント部41aは、I/Oカウントテーブル41b及びI/Oカウント当日テーブル41cに基づいて各時間帯のI/O要求数の平均値を算出し、I/Oカウントテーブル41bに格納する(ステップS2)。そして、カウント部41aは、現在日付に日付情報を更新し、I/Oカウント当日テーブル41cをクリアする(ステップS3)。
そして、カウント部41aは、I/Oカウント当日テーブル41cの該当時間帯のI/O要求数に1を加算する(ステップS4)。ここで、該当時間帯とは、現在時刻の時間帯である。
このように、カウント部41aが各時間帯のI/O要求数の平均値を算出し、I/Oカウントテーブル41bに格納するので、監視部63は、ホストサーバ1が閑散期であるか否かをI/Oカウントテーブル41bに基づいて判定することができる。
次に、オフキャッシュ処理のフローについて説明する。図6は、オフキャッシュ処理のフローを示すフローチャートである。図6に示すように、監視部63は、I/Oカウントテーブル41bに基づいてホストサーバ1の閑散期か否かを判定する(ステップS11)。
そして、ホストサーバ1の閑散期である場合には、キャッシュオフ部64は、オフキャッシュすべき論理ボリュームがあるか否かを判定する(ステップS12)。ここで、オフキャッシュすべき論理ボリュームとは、一定時間以上使用されることなく、かつ、アンマウントされて1つの物理ボリュームにデータが書き込まれた論理ボリュームである。
そして、オフキャッシュすべき論理ボリュームがある場合には、キャッシュオフ部64は、対象論理ボリュームのデータを物理ボリューム#2に書き込む(ステップS13)。そして、キャッシュオフ部64は、対象論理ボリュームをオフキャッシュし(ステップS14)、ステップS12へ戻る。
また、ステップS12においてオフキャッシュすべき論理ボリュームがない場合は、又は、ステップS11においてホストサーバ1の閑散期でない場合には、監視部63は、1時間スリープし(ステップS15)、ステップS11へ戻る。
このように、ホストサーバ1の閑散期に対象論理ボリュームのデータを物理ボリューム#2に書き込むので、制御装置4は、他のI/O動作への影響を少なくすることができる。
次に、制御装置4のハードウェア構成について説明する。図7は、制御装置4のハードウェア構成を示す図である。図7に示すように、制御装置4は、メインメモリ4aと、CPU(Central Processing Unit)4bと、チャネルインタフェース4cと、デバイスインタフェース4dと、CDD(Compact Disc Drive)4eとを有する。
メインメモリ4aは、プログラムやプログラムの実行途中結果などを記憶するメモリである。メインメモリ4aは、I/Oカウントテーブル41b、I/Oカウント当日テーブル41c、論理ボリューム管理テーブル61b、LRU管理のための論理ボリューム情報のリスト等を記憶する。
CPU4bは、メインメモリ4aからプログラムを読み出して実行する中央処理装置である。CPU4bは、メモリコントローラを有するチップセットを含む。カウント部41a、LRU管理部61a、アンマウント部62、監視部63、キャッシュオフ部64の機能は、CPU4bによりプログラムを実行することによって実現される。
チャネルインタフェース4cは、ホストサーバ1とのインタフェースである。デバイスインタフェース4dは、テープライブラリ5とのインタフェースである。チャネル制御部41の機能は、チャネルインタフェース4cとCPU4bにより実行されるプログラムにより実現され、デバイス制御部43の機能は、デバイスインタフェース4dとCPU4bにより実行されるプログラムにより実現される。CDD4eは、CD−Rからプログラムやデータを読み込む装置である。
そして、CPU4bにおいて実行されるプログラムは、CPU4bにより読み出し可能な記録媒体の一例であるCD−Rに記憶され、CDD4eによってCD−Rからメインメモリ4aに読み出される。あるいは、CPU4bにおいて実行されるプログラムは、LANインタフェースを介して接続された他のコンピュータシステムのデータベースなどに記憶され、これらのデータベースからメインメモリ4aに読み出される。
上述してきたように、実施例では、アンマウント部62は、論理ボリュームをアンマウントする際に論理ボリュームのデータを1つの物理ボリュームだけに書き込む。そして、キャッシュオフ部64は、アンマウントされた論理ボリュームをオフキャッシュする際に論理ボリュームのデータを他の物理ボリュームに書き込む。したがって、制御装置4は、データの過剰バックアップを防ぎ、バックアップ処理の性能低下を防ぐことができる。
また、実施例では、監視部63はホストサーバ1が閑散期にあるか否かを判定し、ホストサーバ1が閑散期にある場合に、キャッシュオフ部64はオフキャッシュ処理を行う。したがって、制御装置4は、ホストサーバ1の他のI/O要求への影響を抑えつつバックアップデータの二重化を行うことができる。
また、実施例では、監視部63は、I/Oカウントテーブル41bに基づいてホストサーバ1の閑散期を判定するので、ホストサーバ1の閑散期を正確に判定することができる。
なお、実施例では、テープライブラリ5にデータをバックアップする場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、光ディスク装置等の他の不揮発性記憶装置にデータをバックアップする場合にも同様に適用することができる。また、実施例では、業務バッチジョブ11がテープ装置を使う場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他のアプリケーションがテープ装置を使う場合にも同様に適用することができる。また、実施例では、一定時間以上使用されていない論理ボリュームをオフキャッシュ対象としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、一定時間以上キャッシュ装置に存在する論理ボリュームをオフキャッシュ対象とする場合にも同様に適用することができる。
1 ホストサーバ
2 仮想テープシステム
3 ディスクアレイ
4 制御装置
4a メインメモリ
4b CPU
4c チャネルインタフェース
4d デバイスインタフェース
4e CDD
5 テープライブラリ
11 業務バッチジョブ
12 仮想テープ制御ソフト
41 チャネル制御部
41a カウント部
41b I/Oカウントテーブル
41c I/Oカウント当日テーブル
42 中央制御部
43 デバイス制御部
51 物理ドライブ
61a LRU管理部
61b 論理ボリューム管理テーブル
62 アンマウント部
63 監視部
64 キャッシュオフ部

Claims (7)

  1. データを不揮発性記憶装置の2つの物理ボリュームにバックアップするバックアップシステムを制御するバックアップ制御装置において、
    論理ボリュームをアンマウントする際にキャッシュ装置上の該論理ボリュームのデータを第1の物理ボリュームだけに書き込むアンマウント部と、
    前記論理ボリュームを前記キャッシュ装置からオフキャッシュする際に該論理ボリュームのデータを第2の物理ボリュームに書き込むキャッシュオフ部と
    を有することを特徴とするバックアップ制御装置。
  2. バックアップされるデータを使用するアプリケーションが動作する情報処理システムが閑散期にあるか否かを判定する判定部をさらに有し、
    前記キャッシュオフ部は、前記判定部により前記情報処理システムが閑散期にあると判定された場合に、オフキャッシュを行うことを特徴とする請求項1に記載のバックアップ制御装置。
  3. 前記判定部は、前記情報処理システムから受信した入出力命令の数に基づいて該情報処理システムが閑散期にあるか否かを判定することを特徴とする請求項2に記載のバックアップ制御装置。
  4. 前記不揮発性記憶装置はテープ装置であり、前記キャッシュ装置はディスクアレイであることを特徴とする請求項1、2又は3に記載のバックアップ制御装置。
  5. データを2つの物理ボリュームにバックアップするバックアップシステムにおいて、
    論理ボリュームにデータを記憶するキャッシュ装置と、
    前記バックアップシステムを制御するバックアップ制御装置と、
    物理ボリュームにデータを記憶する不揮発性記憶装置とを有し、
    前記バックアップ制御装置は、
    論理ボリュームをアンマウントする際にキャッシュ装置上の該論理ボリュームのデータを第1の物理ボリュームだけに書き込むアンマウント部と、
    前記論理ボリュームを前記キャッシュ装置からオフキャッシュする際に該論理ボリュームのデータを第2の物理ボリュームに書き込むキャッシュオフ部と
    を有することを特徴とするバックアップシステム。
  6. データを不揮発性記憶装置の2つの物理ボリュームにバックアップするバックアップシステムを制御するバックアップ制御装置によるバックアップ制御方法において、
    論理ボリュームをアンマウントする際にキャッシュ装置上の該論理ボリュームのデータを第1の物理ボリュームだけに書き込み、
    前記論理ボリュームを前記キャッシュ装置からオフキャッシュする際に該論理ボリュームのデータを第2の物理ボリュームに書き込む
    ことを特徴とするバックアップ制御方法。
  7. データを不揮発性記憶装置の2つの物理ボリュームにバックアップするバックアップシステムを制御するバックアップ制御装置が有するコンピュータで実行されるバックアップ制御プログラムにおいて、
    論理ボリュームをアンマウントする際にキャッシュ装置上の該論理ボリュームのデータを第1の物理ボリュームだけに書き込み、
    前記論理ボリュームを前記キャッシュ装置からオフキャッシュする際に該論理ボリュームのデータを第2の物理ボリュームに書き込む
    処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とするバックアップ制御プログラム。
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