JP2019105311A - 動力配分装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】軸線方向長さを可能な限り短縮し、ミッションケースに収容可能とし、小型化及び低コスト化を図ることができる動力配分装置を提供する。【解決手段】本発明による動力配分装置1は、第1及び第2ピニオンギヤP1、P2から成る2連ピニオンギヤ14と、第1ピニオンギヤP1に噛み合うピニオンギヤPと、2連ピニオンギヤ14及びピニオンギヤPを回転自在に支持するキャリア部材13と、ピニオンギヤPに噛み合うサンギヤSと、第1及び第2ピニオンギヤP1、P2に噛み合い、右出力軸SFR及び左出力軸SFLに連結された第1及び第2リングギヤR1、R2と、キャリア部材13及びサンギヤSを制動する第1及び第2ブレーキ11、12と、差動装置Dと、を備える。第1及び第2ピニオンギヤP1、P2は、互いに異なる径及び同じ歯数を有し、ギヤ歯21a、22a同士が隙間のない状態で一体に形成されている。【選択図】図5

Description

本発明は、動力源に変速機を介して連結され、互いに差回転が可能な2つの回転軸に動力を配分するための動力配分装置に関する。
従来、この種の動力配分装置として、例えば特許文献1に開示されたものが知られている。この従来の動力配分装置は、四輪車両に適用されたものであり、内燃機関のトルクを左右の出力軸に配分する差動装置と、左出力軸の周りに回転自在に設けられたキャリア部材と、キャリア部材に回転自在に支持された3連ピニオンギヤと、油圧式の増速用クラッチ及び減速用クラッチを備えている。左右の出力軸は、左右の駆動輪にそれぞれ連結されている。また、3連ピニオンギヤは、互いに異なるピッチ円径を有する第1ピニオンギヤ、第2ピニオンギヤ及び第3ピニオンギヤで構成されており、これらの第1〜第3ピニオンギヤは、一体に形成されている。第1ピニオンギヤは、右出力軸と一体の第1サンギヤと噛み合っており、第2ピニオンギヤは左出力軸と一体の第2サンギヤと噛み合っている。また、第3ピニオンギヤは、回転自在に設けられた第3サンギヤと噛み合っている。さらに、増速用クラッチによって、第3サンギヤと不動のケーシングの間が接続・遮断され、減速用クラッチによって、キャリア部材とケーシングの間が接続・遮断される。
以上の構成の従来の動力配分装置では、車両の左右の旋回時、増速用及び減速用クラッチの締結力を制御することによって、左右の出力軸へのトルクの配分が制御される。例えば車両の右旋回時には、増速用クラッチの解放により第3サンギヤとケーシングの間を遮断するとともに、減速用クラッチの締結によりキャリア部材とケーシングの間を接続することによって、キャリア部材を減速させる。これにより、右出力軸のトルクの一部が、第1サンギヤ、第1ピニオンギヤ、第2ピニオンギヤ及び第2サンギヤを介して左出力軸に伝達される結果、左出力軸に配分されるトルクが、右出力軸に対して増大する。この場合、減速用クラッチの締結度合を制御することによって、左出力軸に配分されるトルクが制御される。
特開平8−114255号公報
上述したように、従来の動力配分装置では、左右の出力軸へのトルクの配分制御のために、3連ピニオンギヤ及び3列サンギヤが用いられており、3連ピニオンギヤの第1〜第3ピニオンギヤと、第1〜第3ピニオンギヤにそれぞれ噛み合う3列サンギヤの第1〜第3サンギヤが、左右の出力軸の軸線方向(以下、単に「軸線方向」という)に並ぶように配置されている。
このため、動力配分装置の軸線方向長さ(軸長)が大きくなることで、変速機を収容するミッションケースに動力配分装置を収容できないことがあり、その場合には、動力配分装置専用の別体のケースが必要になる。その結果、動力配分装置を潤滑するためのオイルポンプやストレーナを変速機と共用できず、専用のオイルポンプやストレーナが必要になり、装置全体の大型化と高コスト化を招く。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、軸線方向長さを可能な限り短縮し、ミッションケースに収容可能とすることによって、小型化及び低コスト化を図ることができる動力配分装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1に係る発明は、動力源(実施形態における(以下、本項において同じ)エンジン3)に変速機4を介して連結され、互いに差回転が可能な2つの回転軸(左右の出力軸SFL、SFR)に動力を配分するための動力配分装置1であって、互いに一体に設けられた第1ピニオンギヤP1及び第2ピニオンギヤP2で構成された2連ピニオンギヤ14と、第1ピニオンギヤP1に噛み合うピニオンギヤPと、2連ピニオンギヤ14及びピニオンギヤPを回転自在に支持する、回転自在のキャリア部材13と、ピニオンギヤPに噛み合う、回転自在のサンギヤSと、第1ピニオンギヤP1に噛み合うとともに、2つの回転軸の一方(右出力軸SFR)に連結された、回転自在の第1リングギヤR1と、第2ピニオンギヤP2に噛み合うとともに、2つの回転軸の他方(左出力軸SFL)に連結された、回転自在の第2リングギヤR2と、キャリア部材13を制動するための第1ブレーキ11と、サンギヤSを制動するための第2ブレーキ12と、互いに差回転が可能な第1回転要素(サンギヤSD)、第2回転要素(キャリアCD)及び第3回転要素(リングギヤRD)を有する差動装置Dと、を備え、第1回転要素は、第1リングギヤR1と一方の回転軸(右出力軸SFR)との間の動力の伝達経路(フランジ17)に連結され、第2回転要素は、第2リングギヤR2と他方の回転軸(左出力軸SFL)との間の動力の伝達経路上に設けられ、第3回転要素は、変速機4に連結されており、2連ピニオンギヤ14の第1ピニオンギヤP1及び第2ピニオンギヤP2は、互いに異なる径及び同じ歯数を有し、ギヤ歯21a、22a同士が隙間のない状態で一体に形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、動力配分装置は、互いに一体の第1ピニオンギヤ及び第2ピニオンギヤで構成された2連ピニオンギヤを有する。2連ピニオンギヤ及びピニオンギヤは、キャリア部材に回転自在に支持され、2連ピニオンギヤの第1ピニオンギヤはピニオンギヤに噛み合っている。ピニオンギヤはサンギヤに噛み合っており、2連ピニオンギヤの第1及び第2ピニオンギヤは、第1及び第2リングギヤにそれぞれ噛み合っている。また、キャリア部材及びサンギヤは、第1及び第2ブレーキによってそれぞれ制動され、第1及び第2リングギヤは、互いに差回転可能な回転軸の一方の及び他方にそれぞれ連結されている。
また、差動装置の第1〜第3回転要素は、互いに差回転が可能に構成されている。第1回転要素は、第1リングギヤと一方の回転軸との間の動力の伝達経路に連結され、第2回転要素は、第2リングギヤと他方の回転軸との間の動力の伝達経路上に設けられるとともに、第3回転要素は、変速機を介して動力源に連結されている。
以上の連結関係から、キャリア部材、第1リングギヤ、差動装置の第3回転要素、第2リングギヤ及びサンギヤの回転数は、いわゆる共線関係にあり、共線図において一つの直線上に並ぶ。また、この共線図において、差動装置の第3回転要素は中央に位置し、キャリア部材及びサンギヤは、両外側にそれぞれ位置するとともに、第1及び第2リングギヤは、第3回転要素とキャリア部材の間、及び第3回転要素とサンギヤの間に、それぞれ位置する。
以上の構成により、動力源から変速機及び第3回転要素を介して差動装置に入力された動力を、第1回転要素及び第2回転要素をそれぞれ介して一方及び他方の回転軸に伝達し、両回転軸を駆動することができる。また、第1及び第2ブレーキでキャリア部材及びサンギヤを制動し、制動力を加えることによって、2つの回転軸への動力の配分を適切に制御することができる。
また、本発明の動力配分装置は、従来の動力配分装置の3連ピニオンギヤよりもピニオンギヤ数の少ない2連ピニオンギヤを採用しているので、軸線方向長さを短縮することができる。さらに、2連ピニオンギヤの第1及び第2ピニオンギヤは、互いに異なる径及び同じ歯数を有し、ギヤ歯同士が隙間のない状態で一体に形成されている。これにより、軸線方向長さをさらに短縮でき、動力配分装置の小型化を図ることができる。さらに、キャリア部材及びサンギヤに制動力を加えるデバイスとして、比較的コンパクトな第1及び第2ブレーキを用いるので、例えば電気モータを用いる場合と比較して、動力配分装置を小型化することができる。
また、以上のような動力配分装置の小型化により、その収容性が向上し、ミッションケース内に変速機とともに収容することが可能になり、それにより、変速機及び動力配分装置を含む装置全体の小型化と低コスト化を図ることができる。
また、2連ピニオンギヤの第1及び第2ピニオンギヤのギヤ歯同士が隙間のない状態で一体に形成されているので、それぞれのギヤ歯に作用する曲げ荷重を、それによる応力集中を緩和しながら、両ギヤ歯が協働して良好に支持することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の動力配分装置において、第1ブレーキ及び第2ブレーキは、回転軸の軸線方向に互いにオーバーラップした状態で配置されていることを特徴とする。
この構成によれば、第1及び第2ブレーキが回転軸の軸線方向に互いにオーバーラップしているので、このオーバーラップの分、動力配分装置の軸線方向長さをさらに短縮でき、動力配分装置の小型化をさらに促進することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の動力配分装置において、動力配分装置が全体として、変速機を収容するミッションケース内に収容されていることを特徴とする。
この構成によれば、動力配分装置が全体として、ミッションケース内に変速機とともに収容されており、動力配分装置を収容するための別体のケースが不要になる。また、動力配分装置を潤滑するためのオイルポンプやストレーナを変速機と共用することが可能になる。以上により、変速機及び動力配分装置を含む装置全体の小型化と低コスト化を実現することができる。
本発明の実施形態による動力配分装置を、これを適用した車両の左右の駆動輪などとともに概略的に示す図である。 動力配分装置を制御するECUなどを示すブロック図である。 動力配分装置における各種の回転要素の間の回転数の関係及びトルクの釣り合い関係を、車両の直進状態について示す共線図である。 動力配分装置における各種の回転要素の間の回転数の関係及びトルクの釣り合い関係を、車両の右旋回状態について示す共線図である。 動力配分装置に用いられる2連ピニオンギヤを示す(a)平面図、及び(b)X−X線に沿う断面図である。 図5に対する比較例である2連ピニオンギヤを示す(a)平面図、及び(b)Y−Y線に沿う断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。図1に示す動力配分装置1は、四輪の車両(図示せず)の前部に搭載されており、左右の出力軸SFL、SFRに動力を配分するためのものである。左右の出力軸SFL、SFRは、互いに同軸状に配置され、駆動輪である左右の前輪WFL、WFRにそれぞれ連結されている。また、車両の前部には、動力源としての内燃機関(以下「エンジン」という)3と変速機4が搭載されており、エンジン3の動力は、変速機4で変速された状態で、その出力軸4aを介して動力配分装置1に入力される。
動力配分装置1は、歯車装置GS、第1ブレーキ11及び第2ブレーキ12と、差動装置Dを備えている。これらの差動装置D、歯車装置GS、第1及び第2ブレーキ11、12は、左右の出力軸SFL、SFRと同軸状に、かつ左側からこの順に並んで配置されるとともに、それらの全体が、変速機4を収容するミッションケ−スMC内に収容されている。
歯車装置GSは、入力されたエンジン3の動力を左右の出力軸SFL、SFRに配分するためのものであり、キャリア部材13、2連ピニオンギヤ14、サンギヤS、ピニオンギヤP、第1リングギヤR1及び第2リングギヤR2などで構成されている。これらの構成要素はいずれも、左右の出力軸SFL、SFRと同軸状に配置されている。
キャリア部材13は、ドーナツ板状の第1基部13a及び第2基部13bと、両基部13a、13bの間に設けられた、例えば4つの第1支軸13c及び第2支軸13d(各2つのみ図示)で構成されている。また、キャリア部材13の内側には、後述する第1回転軸15と右出力軸SFRが、相対的に回転自在に配置されている。
第1及び第2基部13a、13bは、互いに同軸状に配置されており、左右の出力軸SFL、SFRの軸線方向(以下、単に「軸線方向」という)に互いに対向している。第1及び第2支軸13c、13dは、第1及び第2基部13a、13bと一体に設けられ、軸線方向に延びている。また、第1支軸13cは第1基部13aの径方向の外端部に、第2支軸13dは内端部に、それぞれ配置されている。さらに、4つの第1支軸13cは、第1基部13aの周方向に互いに等間隔に位置しており、このことは、4つの第2支軸13dについても同様である。
前記2連ピニオンギヤ14は、互いに一体に形成された第1ピニオンギヤP1及び第2ピニオンギヤP2で構成されている。2連ピニオンギヤ14は、上述した4つの第1支軸13cにそれぞれ回転自在に支持されている(2つのみ図示)。第1及び第2ピニオンギヤP1、P2は、第1支軸13cの左部及び右部にそれぞれ配置されるとともに、互いに異なる径(ピッチ円直径)を有しており、本例では第1ピニオンギヤP1の方が小さい。また、第1及び第2ピニオンギヤP1、P2の歯数は互いに同じに設定されている。なお、2連ピニオンギヤ14の構成の詳細については後述する。
また、前記サンギヤS、ピニオンギヤP及び2連ピニオンギヤ14の第1ピニオンギヤP1は、径方向の内側からこの順で並び、互いに噛み合っており、サンギヤSは、中空の第1回転軸15に一体に取り付けられている。この第1回転軸15の内側には右出力軸SFRが、外側にはキャリア部材13が、それぞれ相対的に回転自在に配置されている。ピニオンギヤPは、キャリア部材13の4つの第2支軸13dにそれぞれ回転自在に支持されている(2つのみ図示)。
前記第1リングギヤR1は、いわゆる内歯歯車で構成され、サンギヤSの外周に設けられており、第1ピニオンギヤP1に噛み合っている。また、第1リングギヤR1は、中空の第2回転軸16とフランジ17を介して右出力軸SFRに連結されており、右出力軸SFRと一体に回転自在である。第2回転軸16の内側には、キャリア部材13及び第1回転軸15が、相対的に回転自在に配置されている。
前記第2リングギヤR2は、第1リングギヤR1と同様の内歯歯車で構成されており、2連ピニオンギヤ14の第2ピニオンギヤP2に噛み合っている。また、第2リングギヤR2は、中空の第3回転軸18とフランジ19を介して左出力軸SFLに連結されており、左出力軸SFLと一体に回転自在である。第3回転軸18の内側には、第2回転軸16、キャリア部材13、第1回転軸15及び右出力軸SFRが、相対的に回転自在に配置されている。
前記第1ブレーキ11は、例えば湿式多板クラッチで構成されており、それぞれ複数のクラッチ板から成るリング状のインナー11a及びアウター11bと、アウター11bを駆動するためのアクチュエータ(図示せず)などを有し、アクチュエータはECU(電子制御ユニット)2に接続されている。インナー11aの複数のクラッチ板とアウター11bの複数のクラッチ板は、軸線方向に交互に配置されている。インナー11aは、キャリア部材13に連結されており、これと一体に回転する。また、アウター11bは、ミッションケースMC内の不動部CAに、軸線方向に移動可能にかつ回転不能に設けられている。
第1ブレーキ11の動作は、ECU2によりアクチュエータを介して制御され、インナー11aとアウター11bが互いに遮断された解放状態(図1の状態)では、キャリア部材13の自由な回転を許容し、互いに締結された締結状態(図示せず)では、キャリア部材13を制動する。また、このときの制動トルクは、第1ブレーキ11の締結度合を調整することによって、制御される。
前記第2ブレーキ12は、第1ブレーキ11と同様の構成を有し、例えば湿式多板クラッチで構成されており、それぞれ複数のクラッチ板から成るリング状のインナー12a及びアウター12bと、アウター12bを駆動するためのアクチュエータ(図示せず)などを有し、アクチュエータはECU2に接続されている。インナー12aの複数のクラッチ板とアウター12bの複数のクラッチ板は、軸線方向に交互に配置されている。インナー12aは、前記サンギヤSに連結されており、これと一体に回転する。また、アウター12bは、ミッションケースMC内の不動部CAに、軸線方向に移動可能にかつ回転不能に設けられている。
第2ブレーキ12の動作は、ECU2によりアクチュエータを介して制御され、その解放状態(図1の状態)では、サンギヤSの自由な回転を許容し、締結状態(図示せず)では、サンギヤSを制動する。このときの制動トルクは、第2ブレーキ12の締結度合を調整することによって、制御される。
また、図1に示すように、第1ブレーキ11と第2ブレーキ12は、軸線方向に互いにオーバーラップした状態で配置されている。
また、差動装置Dは、いわゆるダブルピニオン式の遊星歯車装置で構成されており、サンギヤSDと、サンギヤSDの外周に設けられたリングギヤRDと、サンギヤSDに噛み合う複数の第1ピニオンギヤPD1と、第1ピニオンギヤPD1及びリングギヤRDに噛み合う複数の第2ピニオンギヤPD2と、第1及び第2ピニオンギヤPD1,PD2を回転自在に支持するキャリアCDを有している。
差動装置DのリングギヤRDの外周部には、外歯ギヤGが形成されており、この外歯ギヤGは、変速機4の出力軸4aに一体に設けられたギヤ4bに噛み合っている。これにより、エンジン3の動力が、変速機4で変速された状態で、出力軸4a及びリングギヤRDを介して、差動装置Dに入力される。
さらに、差動装置DのサンギヤSDは、前述したフランジ17及び第2回転軸16を介して、第1リングギヤR1に一体に連結され、フランジ17を介して、右出力軸SFRに一体に連結されている。このように、サンギヤSDは、第1リングギヤR1と右出力軸SFRとの間の動力の伝達経路に連結されている。
また、差動装置DのキャリアCDの右端部は、前述したフランジ19及び第3回転軸18を介して、第2リングギヤR2に一体に連結され、キャリアCDの左端部は、左出力軸SFLに一体に連結されている。このように、キャリアCDは、第2リングギヤR2と左出力軸SFLとの間の動力の伝達経路上に設けられている。
以上の構成の差動装置Dでは、エンジン3から変速機4を介してリングギヤRDに伝達されたトルクは、第2及び第1ピニオンギヤPD2,PD1を介して、サンギヤSD及びキャリアCDに、1:1のトルク配分比で配分される。
以上の構成から、動力配分装置1における各種の回転要素の間の回転数の関係は、以下のとおりである。まず、第2リングギヤR2及びキャリアCDは、第3回転軸18及びフランジ19を介して互いに連結されており、キャリアCDは、左出力軸SFLに直結されている。したがって、第2リングギヤR2、キャリアCD及び左出力軸SFLの回転数は互いに等しい。第1リングギヤR1は、第2回転軸16及びフランジ17を介して右出力軸SFRに連結されており、差動装置DのサンギヤSDは、フランジ17を介して右出力軸SFRに連結されている。したがって、第1リングギヤR1、サンギヤSD及び右出力軸SFRの回転数は互いに等しい。
また、キャリア部材13及び第1ブレーキ11のインナー11aは、互いに直結されているので、両者13、11aの回転数は互いに等しい。サンギヤS及び第2ブレーキ12のインナー12aは、互いに直結されているので、両者S、12aの回転数は互いに等しい。
さらに、歯車装置GSが前述したように構成されていること、及び差動装置Dがダブルピニオン式の遊星歯車装置であることから、動力配分装置1における回転要素の間の回転数の関係は、例えば図3に示す共線図のように表される。すなわち、歯車装置GSのサンギヤS、第2リングギヤR2(差動装置DのキャリアCD)、差動装置DのリングギヤRD、第1リングギヤR1(差動装置DのサンギヤSD)、及びキャリア部材13によって、回転数が互いに共線関係にある5つの回転要素が構成される。また、図3から明らかなように、左右の出力軸SFL、SFRは、互いに差回転が可能である。
なお、図3におけるα及びβはそれぞれ、第1レバー比及び第2レバー比である。また、図3では、歯車装置GSのサンギヤSと差動装置DのサンギヤSDを区別するために、両者S、SDの符号をカッコ書きで表記している。
また、図2に示すように、ECU2には、操舵角センサ31から車両のハンドル(図示せず)の操舵角θを表す検出信号が、車速センサ32から車両の車速VPを表す検出信号が、アクセル開度センサ33から車両のアクセルペダル(図示せず)の操作量(以下「アクセル開度」という)APを表す検出信号が、それぞれ入力される。
ECU2は、I/Oインターフェース、CPU、RAM及びROMなどから成るマイクロコンピュータで構成されている。ECU2は、上述した各種のセンサ31〜33からの検出信号に応じ、ROMに記憶された制御プログラムに従って、第1及び第2ブレーキ11、12を制御する。これにより、動力配分装置1によるトルク配分動作が行われる。以下、車両の直進時及び旋回時における動力配分装置1の動作について説明する。
車両の直進時には、第1及び第2ブレーキ11、12をいずれも解放状態に制御する。図3は、この場合における各種の回転要素の間の回転数の関係及びトルクの釣り合い関係を示している。同図において、TEは、エンジン3から変速機4を介してリングギヤRDに伝達されるトルクであり、RLE及びRREは、エンジン3からリングギヤRDへのトルクの伝達に伴って左出力軸SFL及び右出力軸SFRにそれぞれ作用する反力トルクである。
前述したように、リングギヤRDに伝達されたトルクは、キャリアCD及びサンギヤSDに1:1のトルク配分比で配分される。このため、これらの反力トルクRLE及びRREは互いに等しい。また、この場合に左出力軸SFLに伝達されるトルク(以下「左出力軸伝達トルク」という)及び右出力軸SFRに伝達されるトルク(以下「右出力軸伝達トルク」という)は、それぞれ上記の反力トルクRLE及びRRELEで表される。その結果、左出力軸伝達トルク及び右出力軸伝達トルクが互いに等しい状態で、車両の直進走行が行われる。
車両の右旋回時には、第1ブレーキ11を締結状態に制御し、その締結度合を検出された操舵角θや車速VPなどに応じて制御するとともに、第2ブレーキ12を解放状態に制御する。図4は、この場合における各種の回転要素の間の回転数の関係及びトルクの釣り合い関係を示している。同図において、TG1は第1ブレーキ11による制動トルクである。また、RLG1及びRRG1はそれぞれ、第1ブレーキ11による制動に伴って左出力軸SFL及び右出力軸SFRに作用する反力トルクである。
この場合、左出力軸伝達トルクは、RLE+RLG1で表されるとともに、右出力軸伝達トルクは、RRE−RRG1で表され、左出力軸伝達トルクが右出力軸伝達トルクよりも大きくなる。その結果、車両の右回りのヨーモーメントが増大した状態で、右旋回走行が行われる。
また、図示しないが、車両の左旋回時には、上記の右旋回時とは左右逆に、第1ブレーキ11を解放状態に制御するとともに、第2ブレーキ12を締結状態に制御し、その締結度合を制御する。この場合の動力配分装置1の動作は、図4に示した右旋回時の動作と左右まったく逆の関係になるので、その詳細な説明については省略する。
次に、図5を参照しながら、歯車装置GSの2連ピニオンギヤ14の構成について詳細に説明する。前述したように、2連ピニオンギヤ14の第1及び第2ピニオンギヤP1、P2は、互いに異なる径(ピッチ円直径)と互いに同じ歯数を有している。第1及び第2ピニオンギヤP1、P2は、それぞれ平歯車で構成されており、同じ所定数のギヤ歯21a、22a及びギヤ溝21b、22bを有する。
図5に示すように、各ギヤ歯21a、22aは、周方向の互いに同じ位置に、それらの中心位置が一致するように配置されるとともに、互いに隙間のない状態で一体に形成されている。また、第1ピニオンギヤP1のギヤ歯21aは第2ピニオンギヤP2のギヤ歯22aと比較して、歯先の高さ、ピッチ円直径及び歯厚がいずれも小さい。以上の構成の2連ピニオンギヤ14は、例えば精密鍛造によって作製されている。
図6は、上述した2連ピニオンギヤ14に対する比較例として、第1及び第2ピニオンギヤの径同士及び歯数同士がいずれも異なる2連ピニオンギヤを示す。この場合には、第1ピニオンギヤP1’と第2ピニオンギヤP2’の間で歯数が異なるため、同図(a)に示すように、ギヤ歯111a、112a同士、及びギヤ溝111b、112b同士が、周方向に互いに一致しない(ずれる)部位が必然的に生じる。
このため、ギヤ歯111a、112aをそれぞれ個別に形成することが必要になり、そのためには、精密鍛造では困難であり、例えば切削加工によらざるを得ない。この切削加工では、2連ピニオンギヤの外周面の全体にわたって逃げ溝113が形成され、その後、ギヤ歯111a、112aがそれぞれ形成される。その結果、作製されたギヤ歯111a、112aの間に逃げ溝113が残されるので、その幅Wの分、2連ピニオンギヤの軸線方向の全体幅が増大してしまう。
また、ギヤ歯111a、112aが逃げ溝113によって互いに分離されていて、ギヤ歯111a、112aに互いに反対方向に作用する曲げ荷重F1、F2を、ギヤ歯111a、112aで個別に支持することになるため、ギヤ歯111a、112aの歯底(図6の矢印B部分)に応力集中が生じやすく、それによる悪影響を回避できない。
これに対し、本実施形態の2連ピニオンギヤ14は、第1及び第2ピニオンギヤP1、P2の歯数が互いに同じであり、ギヤ歯21a、22aが周方向の同じ位置に配置されているため、切削加工によらず、精密鍛造によって作製されるとともに、ギヤ歯21a、22aが互いに隙間のない状態で一体に形成されている。このため、比較例の場合の逃げ溝113が不要になり、その幅Wの分、2連ピニオンギヤ14の軸線方向の全体幅が短縮される。
また、互いに一体のギヤ歯21a、22aにより、ギヤ歯21a、22aに反対方向に作用する曲げ荷重F1、F2を相殺するように支持するとともに、ギヤ歯21a、22aの境界部分(図5の矢印A部分)における応力集中を緩和することができる。
以上のように、本実施形態の動力配分装置1によれば、従来の動力配分装置の3連ピニオンギヤよりもピニオンギヤ数の少ない2連ピニオンギヤ14を採用しているので、その分、軸線方向長さが短縮される。また、2連ピニオンギヤ14の第1及び第2ピニオンギヤP1、P2が、互いに異なる径及び同じ歯数を有し、ギヤ歯21a、22a同士が隙間のない状態で一体に形成されているので、2連ピニオンギヤ14の全体幅が短縮され、その分、軸線方向長さがさらに短縮される。さらに、第1及び第2ブレーキ11、12が軸線方向に互いにオーバーラップした状態で配置されているので、このオーバーラップの分、軸線方向長さがさらに短縮される。以上のような軸線方向長さの短縮によって、動力配分装置1を小型化することができる。
さらに、キャリア部材13及びサンギヤSに制動力を加えるデバイスとして、比較的コンパクトな第1及び第2ブレーキ11、12を用いるので、例えば電気モータを用いる場合と比較して、動力配分装置1を小型化することができる。
また、上述したように小型化された動力配分装置1が、全体として、ミッションケースMC内に変速機4とともに収容されている。これにより、動力配分装置1を収容するための別体のケースが不要になるとともに、動力配分装置1を潤滑するためのオイルポンプやストレーナを変速機4と共用することが可能になる。以上により、変速機4及び動力配分装置1を含む装置全体の小型化と低コスト化を実現することができる。
なお、本発明は、説明した実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、実施形態では、第1及び第2ピニオンギヤP1、P2を、精密鍛造によって一体に形成するものとして説明したが、これに限らず、互いに別個に形成した後に一体に連結してもよい。
また、実施形態では、第1及び第ブレーキ11、12は、湿式多板クラッチで構成されているが、締結/解放の切り替えが可能で、かつ締結時に制動トルクを制御できるものである限り、他のタイプのブレーキを採用することが可能である。
さらに、実施形態では、第1リングギヤR1を右出力軸SFRに、第2リングギヤR2を左出力軸SFLに、それぞれ連結しているが、これとは逆に、第1リングギヤR1を左出力軸SFLに、第2リングギヤR2を右出力軸SFRに、それぞれ連結してもよい。
また、実施形態では、差動装置Dとして、ダブルピニオン式の遊星歯車装置を用いているが、互いに差回転が可能な第1〜第3回転要素を有する他の装置、例えば、傘歯車式の差動装置や、他のタイプの差動装置を用いてもよい。さらに、実施形態では、動力配分装置1によって、車両の左右の駆動輪WFL、WFRに連結された左右の出力軸SFL、SFRに動力を配分するように構成しているが、車両の前後の駆動輪に連結された前後の出力軸に動力を配分するように構成してもよい。
また、実施形態では、動力配分装置1の動力源として、内燃機関3を用いているが、動力を出力可能な他の装置、例えば、回転電機や油圧モータなどを用いてもよい。さらに、実施形態は、本発明を車両に適用した例であるが、本発明は、これに限らず、例えば船舶や航空機などにも適用可能である。その他、本発明の趣旨の範囲内で、細部の構成を適宜、変更することが可能である。
1 動力配分装置
3 エンジン(動力源)
4 変速機
11 第1ブレーキ
12 第2ブレーキ
13 キャリア部材
14 2連ピニオンギヤ
17 フランジ(第1リングギヤと一方の回転軸との間の動力の伝達経路)
21a 第1ピニオンギヤのギヤ歯
22a 第2ピニオンギヤのギヤ歯
SFR 右出力軸(2つの回転軸の一方)
SFL 左出力軸(2つの回転軸の他方)
P1 第1ピニオンギヤ
P2 第2ピニオンギヤ
P ピニオンギヤ
S サンギヤ
R1 第1リングギヤ
R2 第2リングギヤ
D 差動装置
SD サンギヤ(第1回転要素)
CD キャリア(第2回転要素)
RD リングギヤ(第3回転要素)
MC ミッションケース

Claims (3)

  1. 動力源に変速機を介して連結され、互いに差回転が可能な2つの回転軸に動力を配分するための動力配分装置であって、
    互いに一体に設けられた第1ピニオンギヤ及び第2ピニオンギヤで構成された2連ピニオンギヤと、
    前記第1ピニオンギヤに噛み合うピニオンギヤと、
    前記2連ピニオンギヤ及び前記ピニオンギヤを回転自在に支持する、回転自在のキャリア部材と、
    前記ピニオンギヤに噛み合う、回転自在のサンギヤと、
    前記第1ピニオンギヤに噛み合うとともに、前記2つの回転軸の一方に連結された、回転自在の第1リングギヤと、
    前記第2ピニオンギヤに噛み合うとともに、前記2つの回転軸の他方に連結された、回転自在の第2リングギヤと、
    前記キャリア部材を制動するための第1ブレーキと、
    前記サンギヤを制動するための第2ブレーキと、
    互いに差回転が可能な第1回転要素、第2回転要素及び第3回転要素を有する差動装置と、を備え、
    前記第1回転要素は、前記第1リングギヤと前記一方の回転軸との間の動力の伝達経路に連結され、前記第2回転要素は、前記第2リングギヤと前記他方の回転軸との間の動力の伝達経路上に設けられ、前記第3回転要素は、前記変速機に連結されており、
    前記2連ピニオンギヤの前記第1ピニオンギヤ及び前記第2ピニオンギヤは、互いに異なる径及び同じ歯数を有し、ギヤ歯同士が隙間のない状態で一体に形成されていることを特徴とする動力配分装置。
  2. 前記第1ブレーキ及び前記第2ブレーキは、前記回転軸の軸線方向に互いにオーバーラップした状態で配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の動力配分装置。
  3. 当該動力配分装置が全体として、前記変速機を収容するミッションケース内に収容されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の動力配分装置。
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