JP2019105168A - Inlet duct structure - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ラジエータサポートカバーに設けられる単一の開口窓にインレットダクトの吸気口を連結するインレットダクト構造に関する。 The present invention relates to an inlet duct structure in which an inlet of an inlet duct is connected to a single opening window provided in a radiator support cover.
例えば特許文献1には、外部の空気をクールエアダクトおよびインレットダクトを介してエアクリーナボックスに取り込む構成の吸気装置が開示されている。前記クールエアダクトの吸気口は楕円形に形成されている。
For example,
上記特許文献1に示すクールエアダクトなどの吸気部材は、その吸気口の形状や開口面積が使用対象となるエンジンの型式毎の専用設計となるために、前記エンジンの型式毎で前記吸気口の形状や開口面積が異なる。
The intake member such as the cool air duct shown in
そのため、例えば前記吸気部材を車体に設置する際に、例えば前記吸気部材の吸気口を例えばラジエータサポートカバー等に設けられる開口窓に連結するように構成している場合には、当該開口窓の形状や開口面積を前記エンジンの型式毎に異なる吸気部材の吸気口に合わせる必要があるので、当該開口窓の形状や開口面積も前記吸気部材の吸気口毎に専用設計する必要がある。 Therefore, for example, when the intake member is installed in a vehicle body, for example, when the intake port of the intake member is connected to an opening window provided in a radiator support cover, for example, the shape of the opening window Since it is necessary to match the opening area to the intake port of the intake member which differs depending on the model of the engine, the shape and the opening area of the opening window also need to be specially designed for each intake port of the intake member.
このような理由により、前記車体に型式の異なる数種類のエンジンを搭載するような場合には、前記ラジエータサポートカバーを数種類用意する必要が生じる等、車両の製造コストが嵩む結果となる。 For this reason, when several types of engines of different types are mounted on the vehicle body, it becomes necessary to prepare several types of radiator support covers, resulting in an increase in the manufacturing cost of the vehicle.
これに対し、車両の製造コストを低減するためには、前記エンジンの型式に関係なく前記吸気部材の吸気口の形状や開口面積を1種類にし、ラジエータサポートカバーの開口窓を1つにすることが考えられる。 On the other hand, in order to reduce the manufacturing cost of the vehicle, the shape and the opening area of the intake port of the intake member are made one type regardless of the type of the engine, and the opening window of the radiator support cover is made one Is considered.
しかしながら、その場合、例えば定格吸気量が多いエンジンへの使用を前提として前記吸気口の形状や開口面積を設定すると、その吸気部材を定格吸気量が少ないエンジンに使用した場合には吸気音が悪化するおそれがある。それの対策として前記吸気部材に吸音材を追加することが考えられるが、コストアップにつながる。 However, in this case, for example, if the shape and opening area of the intake port are set on the assumption that the intake port is used for an engine having a large intake capacity, the intake noise is deteriorated when the intake member is used for an engine having a small intake capacity. There is a risk of Although it is conceivable to add a sound absorbing material to the air intake member as a countermeasure, it leads to an increase in cost.
このような事情に鑑み、本発明は、ラジエータサポートカバーに設けられる単一の開口窓にインレットダクトの吸気口を連結するインレットダクト構造において、使用対象となるエンジンの型式に関係なく前記ラジエータサポートカバーを共用可能とすることを目的としている。 In view of such circumstances, the present invention provides an inlet duct structure in which an inlet of an inlet duct is connected to a single opening window provided in a radiator support cover, regardless of the type of engine to be used. The purpose is to make it possible to share
本発明は、ラジエータサポートカバーに設けられる単一の開口窓にインレットダクトの吸気口を連結するインレットダクト構造であって、前記インレットダクトは、定格吸気量が異なる複数種類のエンジン毎に用意されるものであり、当該複数のインレットダクトは、その吸気口それぞれの外形形状が同一にされていて、当該吸気口それぞれの開口面積が、前記各インレットダクトの周壁部の内面を内側へ張り出させる量を調整することにより異なるように設定されている、ことを特徴としている。 The present invention is an inlet duct structure in which an inlet of an inlet duct is connected to a single opening window provided in a radiator support cover, and the inlet duct is prepared for each of a plurality of types of engines having different rated intake amounts. The external shape of the respective inlets of the plurality of inlet ducts is the same, and the opening area of each of the inlets is such that the inner surface of the peripheral wall portion of each inlet duct projects inward. It is characterized in that it is set differently by adjusting.
この構成では、車体に搭載されるエンジンの定格吸気量毎に吸気口の開口面積の異なる複数のインレットダクトが使い分けられるようになっていて、総ての種類のインレットダクトの吸気口を1種類のラジエータサポートカバーにおける単一の開口窓に取り付けることが可能になっている。 In this configuration, a plurality of inlet ducts having different opening areas of the intake ports can be used properly for each rated intake capacity of the engine mounted on the vehicle body, and the inlet ducts of all types of inlet ducts are one type. It is possible to attach to a single open window in the radiator support cover.
つまり、前記ラジエータサポートカバーは、車体に搭載されるエンジンの定格吸気量に関係なく共通使用できるので、車両の製造コストの低減に貢献できるようになる。 That is, since the radiator support cover can be used in common regardless of the rated intake amount of the engine mounted on the vehicle body, it is possible to contribute to the reduction of the manufacturing cost of the vehicle.
しかも、前記各インレットダクトの各吸気口の開口面積が前記エンジンの定格吸気量毎に応じて異なるように設定されているから、余分な部品を追加することなく吸気性能と吸気に伴う音や振動などのNV(Noise Vibration)性能とを共に高めるように両立できるようになる。 Moreover, since the opening area of each intake port of each inlet duct is set to be different depending on the rated intake capacity of the engine, noise and vibration accompanying intake performance and intake can be achieved without adding extra parts. Etc. can be compatible to enhance both NV (Noise Vibration) performance and the like.
本発明に係るインレットダクト構造は、使用対象となるエンジンの型式に関係なく前記ラジエータサポートカバーを共用することが可能になる。これにより、車両の製造コストを低減することに貢献できるようになる。 The inlet duct structure according to the present invention can share the radiator support cover regardless of the type of engine to be used. This can contribute to reducing the manufacturing cost of the vehicle.
以下、本発明を実施するための最良の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。 Hereinafter, the best mode for carrying out the present invention will be described in detail with reference to the attached drawings.
図1から図11に、本発明の一実施形態を示している。図中、1はラジエータサポートカバー、2はエアクリーナ、3は第1インレットダクト、4は第2インレットダクトである。また、Frは車両前側、Lhは車両左側、Rhは車両右側、Upは車両上側をそれぞれ示している。 1 to 11 show an embodiment of the present invention. In the figure, 1 is a radiator support cover, 2 is an air cleaner, 3 is a first inlet duct, and 4 is a second inlet duct. Further, Fr indicates the front side of the vehicle, Lh indicates the left side of the vehicle, Rh indicates the right side of the vehicle, and Up indicates the upper side of the vehicle.
第1インレットダクト3および第2インレットダクト4は、ラジエータサポートカバー1の開口窓11とエアクリーナ2とを連通するものである。
The
開口窓11は、図3に示すように、ラジエータサポートカバー1の段上部12と段下部13との段差により斜め上向きに開放されるようになっている。
As shown in FIG. 3, the
この開口窓11の後側には、筒状部14が車両後部へ向けて突出するように設けられている。この筒状部14の後端には第1、第2インレットダクト3,4が取り付けられるようになっていて、その吸気口35,45が筒状部14の内孔に連通されるようになっている。
A
第1インレットダクト3および第2インレットダクト4は、この実施形態において、それぞれアッパ31,41とロア32,42とに分割されており、それらが結合されるように構成されている。
The
この結合は、第1インレットダクト3および第2インレットダクト4の各アッパ31,41側に設けられている係止部33,43と、第1インレットダクト3および第2インレットダクト4の各ロア32,42側に設けられている被係止部34,44とで行うようになっている。
This connection is achieved by the
なお、図10および図11に示すように、係止部33,43は舌片状に形成されており、また、被係止部34,44は前記舌片状の係止部33,43が挿入されて係止される凹部とされている。
As shown in FIGS. 10 and 11, the
なお、前記とは逆に、各アッパ31,41側に被係止部34,44を設けて、各ロア32,42側に係止部33,43を設けるようにしてもよい。
In contrast to the above, the locked
そして、第1インレットダクト3および第2インレットダクト4の各吸気口35,45の開口端は、図4から図7に示すように、径方向外向きに延出するような形状に形成されている。この開口端部は、アッパ31,41とロア32,42の両方に形成されているので、アッパ31,41の開口端部に符号31a,41aを付し、ロア32,42の開口端部に符号32a,42aを付している。
The open ends of the
第1インレットダクト3および第2インレットダクト4の各ロア32,42には、ラジエータサポートカバー1に取り付けるための取付片36,46が設けられている。
第1インレットダクト3および第2インレットダクト4の各吸気口35,45の開口端部31a,32a,41a,42aの外形形状は同一とされているが、第1インレットダクト3の吸気口35の開口面積は定格吸気量の多いエンジンへの使用に適するように設定されているのに対し、第2インレットダクト4の吸気口45の開口面積は定格吸気量の少ないエンジンへの使用に適するように設定されている。
The outer shapes of the
具体的に、第2インレットダクト4の吸気口45の開口面積が第1インレットダクト3の吸気口35の開口面積よりも小さくなるように設定されている。
Specifically, the opening area of the
そのようにするために、第2インレットダクト4の吸気口45側における左側壁部41b,42bおよび右側壁部41c,42cを中空構造にし、当該左側壁部41b,42bの各内面41d,42dおよび右側壁部41c,42cの各内面41e,42eがそれぞれ内側へ所定量張り出されるようになっている。この張り出している内面41d,42d,41e,42eは、アッパ41とロア42とにそれぞれ設けられている。
In order to do so, the left
一方、第1インレットダクト3の吸気口35側における左右側壁部(符号省略)は中空構造にせずに、当該左右側壁部の各内面(符号省略)を内側へ張り出させないようにしている。つまり、第1インレットダクト3の吸気口35側における左右側壁部の各内面の内側張り出し量はゼロに設定されている。
On the other hand, the left and right side wall portions (reference numeral omitted) on the
このようにして、第2インレットダクト4の吸気口45の開口面積を第1インレットダクト3の吸気口35の開口面積よりも小さくするように設定している。なお、第2インレットダクト4の吸気口45の開口面積は、前記張り出し量を適宜に調整することにより変更することができる。
In this way, the opening area of the
その一方で、上述したように第1インレットダクト3および第2インレットダクト4の各吸気口35,45の外形形状つまり各吸気口35,45の開口端部31a,41a,32a,42aの外形形状を同一にしているので、第1インレットダクト3と第2インレットダクト4との両方を、1種類のラジエータサポートカバー1の単一の開口窓11に個別にジャストフィットさせた状態で取り付けることが可能になっている。
On the other hand, as described above, the outer shapes of the
これにより、1種類のラジエータサポートカバー1を、定格吸気量の多いエンジンを搭載する車体と、定格吸気量の少ないエンジンを搭載する車体との両方に、共通して使用することができるようになる。
As a result, one type of
そして、第1インレットダクト3および第2インレットダクト4の胴部の形状ならびに第1インレットダクト3および第2インレットダクト4におけるエアクリーナ2側の開口の形状については、互いに異なるように形成されている。
The shapes of the body portions of the
その理由は、第1インレットダクト3の使用対象となる定格吸気量の多いエンジンで使用するエアクリーナ2と、第2インレットダクト4の使用対象となる定格吸気量の少ないエンジンで使用するエアクリーナ2とを専用設計する必要がある。その関係より、当該各エアクリーナ2に合わせて第1インレットダクト3および第2インレットダクト4の胴部の形状ならびにエアクリーナ2側の開口の形状については個別に設計されるようになっているのである。
The reason is that the
ところで、第2インレットダクト4においてアッパ41の中空構造の左側壁部41bの内面41d側とロア42の中空構造の左側壁部42bの内面42d側との結合位置、第2インレットダクト4においてアッパ41の中空構造の右側壁部41cの内面41e側とロア42の中空構造の右側壁部42cの内面42e側との結合位置は、図9の一点鎖線の円で示すように、それぞれ2つずつ計4つとされている。
By the way, in the
以上説明したように、この実施形態では、車体に搭載されるエンジンの定格吸気量によって吸気口35の開口面積の大きい第1インレットダクト3と吸気口45の開口面積の小さい第2インレットダクト4とを使い分けるようにしたうえで、第1インレットダクト3および第2インレットダクト4の両方の吸気口35,45を1種類のラジエータサポートカバー1における単一の開口窓11に共通に取り付けることを可能にしている。
As described above, in this embodiment, the
つまり、ラジエータサポートカバー1は、車体に搭載されるエンジンの定格吸気量に関係なく共通使用できるので、車両の製造コストの低減に貢献できるようになる。
That is, since the
しかも、第1、第2インレットダクト3,4については、それら各吸気口35,45の開口面積をエンジンの定格吸気量毎に応じて異ならせるように設定しているから、余分な部品を追加することなく、第1、第2インレットダクト3,4双方の吸気性能と吸気に伴う音や振動などのNV(Noise Vibration)性能とを両立できるようになる。
Moreover, for the first and
なお、本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内および当該範囲と均等の範囲内で適宜に変更することが可能である。 In addition, this invention is not limited only to the said embodiment, It is possible to change suitably within the range of a claim, and the range equivalent to the said range.
(1)上記実施形態では、第2インレットダクト4の吸気口45の開口を車両左右方向の中間に配置した例を挙げているが、本発明はこれのみに限定されるものではない。
(1) In the above embodiment, an example is described in which the opening of the
例えば第2インレットダクト4の吸気口45の開口を車両左右方向のいずれか一方に片寄らせるように配置することが可能である。
For example, the opening of the
例えば図12から図15に示すように、第2インレットダクト4の吸気口45の開口をエアクリーナ2から遠ざかる側に片寄せるように配置することができる。
For example, as shown in FIG. 12 to FIG. 15, the opening of the
具体的に、第2インレットダクト4の吸気口45側においてアッパ41の左側壁部41bおよびロア42の左側壁部42bを中空構造にし、当該アッパ41の左側壁部41bおよびロア42の左側壁部42bの各内面41d,42dのみを内側に張り出すように構成している。
Specifically, the
一方、第2インレットダクト4の吸気口45側においてアッパ41の右側壁部41cおよびロア42の右側壁部42cは中空構造にせずに、当該右側壁部41c,42cの各内面(符号省略)を内側へ張り出させないようにしている。つまり、第2インレットダクト4の吸気口45側においてアッパ41の右側壁部41cおよびロア42の右側壁部42cの各内面の内側張り出し量はゼロに設定されている。
On the other hand, the
但し、図示していないが、第2インレットダクト4の吸気口45側においてアッパ41の右側壁部41cおよびロア42の右側壁部42cの各内面(符号省略)のみを内側に張り出すように構成することも可能である。
However, although not shown, only the inner surfaces (reference numerals omitted) of the
そして、第2インレットダクト4の吸気口45の開口面積は、前記張り出し量を適宜に調整することにより変更することができる。
And the opening area of the
ところで、この実施形態では、第2インレットダクト4においてアッパ41の中空構造の左側壁部41bの内面側とロア42の中空構造の左側壁部42bの内面側との結合位置を、図14の一点鎖線の円で示すように、2つとしている。
In this embodiment, in the
このように前記結合位置の数を上記実施形態の半数にできるので、当該アッパ41とロア42とを結合するときの組付性が上記実施形態に比べて向上するという効果が得られる。 As described above, since the number of coupling positions can be set to half that of the above embodiment, the effect of improving the assemblability when the upper 41 and the lower 42 are coupled can be obtained compared to the above embodiment.
その他は、この実施形態でも上記実施形態と同様の作用、効果が得られるので、ここでの詳細な説明は割愛する。 The other functions and effects are the same as those of the above-described embodiment, and thus the detailed description thereof will be omitted.
(2)図12から図15に示す実施形態では、第2インレットダクト4のアッパ41およびロア42の左右側壁部のうちの一方側壁部の内面を内側に張り出すようにした例を挙げているが、本発明はこれのみに限定されるものではない。
(2) In the embodiment shown in FIGS. 12 to 15, an example is given in which the inner surface of one side wall portion of the upper 41 and the left and right side wall portions of the lower 42 of the
例えば図16に示すように、第2インレットダクト4のロア42の下壁部421における車両左右方向のいずれか片半分の領域422の内面をアッパ41側つまり上向きに張り出す形態とすることが可能である。以下では、前記領域422を張り出し領域と言うことにする。
For example, as shown in FIG. 16, the inner surface of the
そして、アッパ41の上壁部411の内面については内側に張り出すようにはせずに、第1インレットダクト3のアッパ31と同一形状にして共通使用できるようにしている。
The inner surface of the
このようにした場合も、第2インレットダクト4の吸気口45の開口面積は、前記張り出し量を適宜に調整することにより変更することができる。
Also in this case, the opening area of the
この実施形態での第2インレットダクト4のアッパ41とロア42との結合形態について説明する。
The connection form of the
アッパ41の上壁部411には係止部43が設けられており、また、ロア42の下壁部421における張り出し領域422には被係止部44が設けられている。
A locking
係止部43は下向きに突出するピンとされている。この係止部43としてのピンは、その軸状部分の先端側がその他の部位よりも幅広に形成されていて、かつ先細りとなるように形成されている。被係止部44は貫通孔とされている。
The locking
このようなピンからなる係止部43を被係止部44である貫通孔に挿入すると、係止部43としてのピンの幅広部分が被係止部44としての貫通孔の開口縁に引っ掛かることになって、抜け出なくなる。
When the locking
ところで、図12から図15に示す実施形態では、左側壁部41b,42bを中空にしていて、アッパ41の左側壁部41bと上壁部との連接部分およびロア42の左側壁部42bと上壁部との連接部分をそれぞれ付け根側へ向けて幅広にしているために、アッパ41およびロア42を合成樹脂で成形している場合には前記付け根側でヒケが発生しやすくなって、意匠性が低下するおそれがある。
In the embodiment shown in FIGS. 12 to 15, the left
これに対し、この実施形態の場合には、ロア42の下壁部421における張り出し領域422が下壁部421から一定の肉厚になっているから、ロア42を合成樹脂で成形している場合でも前記のようなヒケの発生を抑制または防止することが可能になり、意匠性の低下を回避できるようになる。
On the other hand, in the case of this embodiment, since the overhanging
その他は、この実施形態でも上記実施形態と同様の作用、効果が得られるので、ここでの詳細な説明は割愛する。 The other functions and effects are the same as those of the above-described embodiment, and thus the detailed description thereof will be omitted.
(3)図16に示す実施形態における第2インレットダクト4のアッパ41とロア42との結合形態を変更した実施形態を図17から図19に示して説明する。
(3) An embodiment in which the coupling form of the upper 41 and the lower 42 of the
例えば図16に示す実施形態では、第2インレットダクト4のロア42の下壁部421における張り出し領域422の内面とアッパ41の上壁部411の内面との間に製造ばらつきによる隙間ができる可能性が無いとは言い切れない。
For example, in the embodiment shown in FIG. 16, there is a possibility that a gap may be formed between the inner surface of the
そこで、この実施形態では、第2インレットダクト4のロア42の下壁部421における張り出し領域422の天板部分を、下向きに凹むように湾曲させている。この湾曲部分を凹状湾曲部と称することにして、符号423を付す。
So, in this embodiment, the top plate portion of the
そして、前記凹状湾曲部423の凹み代は、第2インレットダクト4のアッパ41に設けている係止部43としてのピンの付け根から幅広部分までの長さよりも大きく設定している。これにより、アッパ41の係止部43としてのピンをロア42の被係止部44としての貫通孔に挿入して係止させることによって、ロア42の凹状湾曲部423を図17および図19の二点鎖線で示すように弾性的に撓ませる状態にすることができる。
The recess margin of the concave
このような状態にした場合には、凹状湾曲部423が常時において弾性的に復元しようとする復元力によって張り出し領域422において凹状湾曲部423の開口周縁部424がアッパ41の上壁部411の内面に押し付けられることになってアッパ41とロア42とが隙間無く結合されることになる。
In such a state, the opening
以上説明したように、この実施形態では、図16に示す実施形態と同様の作用、効果が得られることに加えて、図16に示す実施形態における上記懸念を払拭できるようになる。 As described above, in this embodiment, in addition to obtaining the same operation and effect as the embodiment shown in FIG. 16, the concern in the embodiment shown in FIG. 16 can be wiped out.
(4)図16に示す実施形態における第2インレットダクト4の一部を変更した実施形態を図20に示して説明する。
(4) An embodiment in which a part of the
この実施形態では、第2インレットダクト4のロア42における張り出し領域422の天板部分が、第2インレットダクト4の長手方向に波打つ形状とされている。この波打ち形状の天板部分には、第2インレットダクト4の長手方向に2つの下向きの凹状湾曲部423a,423bが設けられるように設定されている。
In this embodiment, the top plate portion of the
そして、前記凹状湾曲部423a,423bの凹み代は、第2インレットダクト4のアッパ41に設けている係止部43としてのピンの付け根から幅広部分までの長さよりも大きく設定している。これにより、アッパ41の係止部43としてのピンをロア42の被係止部44としての貫通孔に挿入して係止させることによって、ロア42の凹状湾曲部423a,423bを図19の二点鎖線で示すように弾性的に撓ませる状態にすることができる。
The recess margin of the concave
このような状態にした場合には、凹状湾曲部423a,423bが常時において弾性的に復元しようとする復元力によって張り出し領域422において2つの凹状湾曲部423a,423bの各開口周縁部424がアッパ41の上壁部411の内面に押し付けられることになってアッパ41とロア42とが隙間無く結合されることになる。
In such a state, the opening
以上説明したように、この実施形態では、図16に示す実施形態と同様の作用、効果が得られることに加えて、図16に示す実施形態における上記懸念を払拭できるようになる。 As described above, in this embodiment, in addition to obtaining the same operation and effect as the embodiment shown in FIG. 16, the concern in the embodiment shown in FIG. 16 can be wiped out.
本発明は、ラジエータサポートカバーに設けられる開口窓にインレットダクトの吸気口を連結するインレットダクト構造に好適に利用することが可能である。 The present invention can be suitably used for an inlet duct structure in which an inlet of an inlet duct is connected to an opening window provided in a radiator support cover.
1 ラジエータサポートカバー
11 開口窓
12 段上部
13 段下部
14 筒状部
2 エアクリーナ
3 第1インレットダクト
31 アッパ
31a 開口端部
32 ロア
32a 開口端部
33 係止部
34 被係止部
35 吸気口
36 取付片
4 第2インレットダクト
41 アッパ
41a 開口端部
41b 左側壁部
41c 右側壁部
41d 左側壁部の内面
41e 右側壁部の内面
42 ロア
42a 開口端部
42b 左側壁部
42c 右側壁部
42d 左側壁部の内面
42e 右側壁部の内面
43 係止部
44 被係止部
45 吸気口
46 取付片
DESCRIPTION OF
32a
41a open end
41b left side wall
41c right side wall
41d Inner surface of left side wall
41e Inner surface of the
42a open end
42b left side wall
42c right side wall
42d Inner surface of left side wall
42e Inner surface of
Claims (1)
前記インレットダクトは、定格吸気量が異なる複数種類のエンジン毎に用意されるものであり、
当該複数のインレットダクトは、その吸気口それぞれの外形形状が同一にされていて、当該吸気口それぞれの開口面積が、前記各インレットダクトの周壁部の内面を内側へ張り出させる量を調整することにより異なるように設定されている、ことを特徴とするインレットダクト構造。 An inlet duct structure connecting an inlet of an inlet duct to a single opening window provided in a radiator support cover,
The inlet duct is provided for each of a plurality of types of engines having different rated intake capacities,
The plurality of inlet ducts have the same outer shape of the respective inlets, and the opening area of each of the inlets adjusts the amount by which the inner surface of the peripheral wall portion of each inlet duct protrudes inward. The inlet duct structure is characterized by being set differently.
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- 2017-12-08 JP JP2017236367A patent/JP2019105168A/en active Pending
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