JP2019103232A - 電子部品ユニット - Google Patents

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良平 西崎
Ryohei Nishizaki
良平 西崎
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アントニー ガフ
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Abstract

【課題】適正にノイズを抑制することができる電子部品ユニットを提供することを目的とする。【解決手段】電子部品ユニット1は、電子部品4と、絶縁性を有する樹脂材料によって形成され電子部品4を被覆するモールド部材6と、導電性を有する金属材料によって形成されモールド部材6に設けられ電磁波を遮蔽するシールド部材7とを備えることを特徴とする。この構成により、電子部品ユニット1は、モールド部材6が電子部品4とシールド部材7との間に介在して位置する。この結果、電子部品ユニット1は、適正にノイズを抑制することができる、という効果を奏する。【選択図】図1

Description

本発明は、電子部品ユニットに関する。
従来の電子部品ユニットとして、例えば、特許文献1には、非接触充電装置が開示されている。この非接触充電装置は、ソレノイドコイルと、シールド部材とを備える。シールド部材は、ソレノイドコイルから発生する電磁力を遮蔽するものである。そして、このシールド部材は、ソレノイドコイルの巻線のある領域を、当該巻線の中心軸と交差する垂直方向へ投影した空間内に備えられる。
WO2014/147985号公報
ところで、上述の特許文献1に記載の非接触充電装置は、例えば、シールド部材によっていわゆるノイズを抑制した上で、さらに電子部品の放熱性能を向上させる等、更なる改善の余地がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、適正にノイズを抑制することができる電子部品ユニットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る電子部品ユニットは、電子部品と、絶縁性を有する樹脂材料によって形成され前記電子部品を被覆するモールド部材と、導電性を有する金属材料によって形成され前記モールド部材に設けられ電磁波を遮蔽するシールド部材とを備えることを特徴とする。
また、上記電子部品ユニットでは、前記シールド部材は、前記モールド部材の表面に設けられるものとすることができる。
また、上記電子部品ユニットでは、前記シールド部材は、前記モールド部材の内部に埋設されるものとすることができる。
また、上記電子部品ユニットでは、非接触で電力を伝送する電力伝送コイルと、前記電子部品が実装され前記電力伝送コイルが電気的に接続される基板とを備え、前記モールド部材は、前記電子部品、前記基板、及び、前記電力伝送コイルの全体を被覆し、前記シールド部材は、板状に形成され主面が前記電子部品、前記基板、及び、前記電力伝送コイル側を向いて位置するものとすることができる。
また、上記電子部品ユニットでは、前記電子部品が実装される基板を備え、前記基板は、前記モールド部材によって前記電子部品と共に被覆された被覆部、及び、前記モールド部材から露出した露出部を含んで構成されるものとすることができる。
また、上記電子部品ユニットでは、前記モールド部材は、前記電子部品の外形に応じて表面位置が異なる複数の部位を含み、前記シールド部材は、前記複数の部位にそれぞれ設けられるものとすることができる。
本発明に係る電子部品ユニットは、モールド部材によって電子部品が被覆される。その上で、電子部品ユニットは、当該モールド部材にシールド部材が設けられる。この構成により、電子部品ユニットは、モールド部材が電子部品とシールド部材との間に介在して位置する。この結果、電子部品ユニットは、適正にノイズを抑制することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態1に係る電子部品ユニットの概略構成を表す模式的な断面図である。 図2は、実施形態2に係る電子部品ユニットの概略構成を表す模式的な断面図である。 図3は、実施形態3に係る電子部品ユニットの概略構成を表す模式的な斜視図である。 図4は、実施形態4に係る電子部品ユニットの概略構成を表す模式的な斜視図である。 図5は、実施形態5に係る電子部品ユニットの概略構成を表す模式的な斜視図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。なお、以下で説明する図1、図2は、一対の電子部品ユニットの一方を実線で図示し、一対の電子部品ユニットの他方を二点鎖線で省略して図示している。
[実施形態1]
本実施形態の電子部品ユニット1は、図1に示すように、種々の電子部品4、モールド部材6、及び、シールド部材7等を一体構造としたユニットを構成するものである。典型的には、電子部品ユニット1は、この構成により、ノイズ対策と放熱対策との両立を図っている。本実施形態の電子部品ユニット1は、2つが一対となって非接触給電システムSを構成する。非接触給電システムSは、電源からの電力を種々の電気負荷に伝送する際に、少なくとも一部分をワイヤレス化し、非接触電力伝送とするワイヤレス給電システムである。非接触給電システムSは、一対の電子部品ユニット1の一方が送電ユニットS1を構成し、一対の電子部品ユニット1の他方が受電ユニットS2を構成する。送電ユニットS1は、電源からの電力を受電ユニットS2に非接触で送電する。受電ユニットS2は、送電ユニットS1から送電される電力を非接触で受電する。本実施形態の非接触給電システムSは、送電ユニットS1、及び、受電ユニットS2の双方がそれぞれ電子部品ユニット1によって構成される。以下、各図を参照して電子部品ユニット1の各構成について詳細に説明する。
具体的には、電子部品ユニット1は、図1に示すように、電力伝送コイル2と、フェライト部材3と、電子部品4と、基板5と、モールド部材6と、シールド部材7とを備える。
電力伝送コイル2は、非接触で電力を伝送するコイルである。電力伝送コイル2は、送電ユニットS1を構成する電子部品ユニット1においては電力を送電する送電コイルを構成する。一方、電力伝送コイル2は、受電ユニットS2を構成する電子部品ユニット1においては電力を受電する受電コイルを構成する。ここでは、電力伝送コイル2は、例えば、いわゆるスパイラル型の導体コイルによって構成される。スパイラル型の導体コイルは、導電性を有する素線2aが中心軸線Cを中心として当該中心軸線C周りに渦巻状に巻き回されて形成される。電力伝送コイル2は、軸線方向Xに沿って互いに対向する他の電力伝送コイル2との間で、電磁誘導方式、電磁界共鳴方式等、種々の方式によって非接触で電力を伝送することができる。ここで、軸線方向Xとは、中心軸線Cに沿った方向である。ここでは、軸線方向Xは、電力伝送コイル2、フェライト部材3、基板5、及び、シールド部材7の並び方向に相当する。なお、電力伝送コイル2は、例えば、いわゆるソレノイド型の導体コイルによって構成されてもよい。ソレノイド型の導体コイルは、導電性を有する素線2aが中心軸線Cを中心として当該中心軸線C周りに螺旋状に巻き回されて形成される。
フェライト部材3は、電力伝送コイル2が発生させる磁束を通過させて当該磁束の損失を抑制するものである。フェライト部材3は、例えば、酸化鉄を主成分にコバルト、ニッケル、マンガン等の金属材料を混合焼結した磁性体である。フェライト部材3は、板状に形成される。フェライト部材3は、軸線方向Xに対して電力伝送コイル2の一方側に当該電力伝送コイル2と隣接して設けられる。フェライト部材3は、板厚方向が軸線方向Xとなるように設けられる。
電子部品4は、基板5に実装され種々の機能を発揮する素子である。電子部品4は、複数設けられる。複数の電子部品4は、種々の機能部品を含んで構成される。電子部品4は、例えば、コンデンサ、抵抗、トランジスタ、リレー、ヒューズ、IPS(Intelligent Power Switch)、ECU(Electronic Control Unit)・マイコン等を含む電子制御ユニット等である。
基板5は、実装面5aに種々の電子部品4が実装され、これらを電気的に接続する電子回路を構成するものである。また、本実施形態の基板5は、上述した電力伝送コイル2も種々の導線を介して電気的に接続される。基板5は、例えば、いわゆるプリント回路基板(Printed Circuit Board:PCB)を用いることができる。プリント回路基板は、絶縁基材(絶縁層)の表面に、回路体として、銅等の導電性を有する材料によって配線パターンが印刷されたものである。ここで、絶縁基材は、例えば、エポキシ樹脂、ガラスエポキシ樹脂、紙エポキシ樹脂やセラミック等の絶縁性の樹脂材料からなる。基板5は、板状に形成され一方の主面(板厚方向と交差する面)が実装面5aを構成する。基板5は、軸線方向Xに対してフェライト部材3の電力伝送コイル2側とは反対側に設けられる。言い換えれば、上述のフェライト部材3は、軸線方向Xに対して電力伝送コイル2と基板5との間に位置する。基板5は、軸線方向Xに対してフェライト部材3と間隔をあけて設けられる。基板5は、板厚方向が軸線方向Xとなり、かつ、軸線方向Xに沿ってフェライト部材3と対向するように設けられる。ここでは、基板5は、実装面5aがフェライト部材3側を向くような位置関係で設けられる。基板5は、電子部品4のリード線や端子が回路体にハンダ付け等によって電気的に接続されることで実装面5aに当該電子部品4が実装される。基板5の回路体は、電力伝送コイル2や複数の電子部品4等を電気的に接続し、要求される機能に応じた回路系統を構成する。なお、基板5は、例えば、配線パターンが印刷された絶縁基材を複数枚積層させ多層化された多層基板であってもよい。また、基板5は、例えば、導電性の金属材料からなる回路体としてのバスバを絶縁性の樹脂材料で被覆し基板化したバスバプレート等であってもよい。
モールド部材6は、主として、放熱対策部品として機能するものである。モールド部材6は、絶縁性を有する樹脂材料によって形成され、少なくとも電子部品4を被覆する。本実施形態のモールド部材6は、電力伝送コイル2、フェライト部材3、電子部品4、及び、基板5の全体を被覆する。モールド部材6は、例えば、インサート成形用の金型内に、電力伝送コイル2、フェライト部材3、電子部品4、及び、基板5を上述したような位置関係でセットし、金型内に樹脂材料を充填、固化した後に離型されることで形成される。つまり、モールド部材6は、電力伝送コイル2、フェライト部材3、電子部品4、及び、基板5がインサート成形されこれら電力伝送コイル2、フェライト部材3、電子部品4、及び、基板5が内蔵され一体化される。モールド部材6を形成する樹脂材料は、例えば、加熱により軟化し冷却することで固化する熱可塑性樹脂、加熱により硬化する熱硬化性樹脂等の絶縁性材料を用いることができる。モールド部材6を形成する樹脂材料は、典型的には、熱伝導率が空気の熱伝導率より高い樹脂材料を用いることが好ましい。モールド部材6を形成する樹脂材料は、一例として、エポキシ樹脂、ナイロン樹脂、ウレタン樹脂等の樹脂材料を用いることができる。ここでは、モールド部材6は、例えば、略直方体状に形成される。そして、モールド部材6は、電力伝送コイル2、フェライト部材3、電子部品4、及び、基板5を上述の位置関係で固定してこれら電力伝送コイル2、フェライト部材3、電子部品4、及び、基板5の全体を被覆する。モールド部材6は、内部に空気層を含まないように、樹脂材料が密実に充填され、電力伝送コイル2、フェライト部材3、電子部品4、及び、基板5を封止する。
シールド部材7は、主として、ノイズ対策部品として機能するものである。シールド部材7は、導電性を有する金属材料によって形成されモールド部材6に設けられ電磁波(電磁力)を遮蔽する。シールド部材7は、板状に形成され、一方側から他方側への電磁波を遮蔽する遮蔽板を構成する。シールド部材7は、ノイズ等の原因となる不要な電磁波(不要電磁波)を遮蔽しノイズを抑制する。すなわち、シールド部材7は、ノイズ対策対象部位への電磁波の侵入やノイズ対策対象部位からの電磁波の漏洩を防ぐ。これにより、シールド部材7は、ノイズ対策対象部位が発生させた電気的ノイズやノイズ対策対象部位に影響を与える電気的ノイズを遮蔽する。この結果、シールド部材7は、ノイズ対策対象部位からの電気的ノイズの放射やノイズ対策対象部位への電気的ノイズの影響を抑制する。
本実施形態のシールド部材7によるノイズ対策対象部位は、電力伝送コイル2、電子部品4、基板5等を含む。シールド部材7は、主面(板厚方向と交差する一方の面)が軸線方向Xに沿って電力伝送コイル2、フェライト部材3、電子部品4、及び、基板5側を向いて位置する。シールド部材7は、軸線方向Xに対して基板5のフェライト部材3側とは反対側に設けられる。言い換えれば、上述の基板5、及び、電子部品4は、軸線方向Xに対してフェライト部材3とシールド部材7との間に位置する。シールド部材7は、板厚方向が軸線方向Xとなり、かつ、軸線方向Xに沿って基板5の実装面5a側とは反対側の面と対向するように設けられる。シールド部材7は、軸線方向Xに沿って視た軸線方向視にて、電力伝送コイル2、フェライト部材3、電子部品4、及び、基板5の全面を覆う大きさに形成される。
本実施形態のシールド部材7は、モールド部材6の表面に設けられる。この構成により、シールド部材7は、軸線方向Xに対して基板5と間隔をあけて位置し、基板5とシールド部材7との間にモールド部材6の一部が介在する。言い換えれば、モールド部材6は、基板5とシールド部材7との隙間を満たすように設けられている。シールド部材7は、モールド部材6の表面に貼り付けられてもよい。あるいは、シールド部材7は、モールド部材6の表面に露出するように、電力伝送コイル2、フェライト部材3、電子部品4、及び、基板5と共にモールド部材6にインサート成形されて一体化されてもよい。
シールド部材7を構成する金属材料は、例えば、少なくとも銅、アルミニウム、又は、鉄のいずれか1つを含むものが好ましい。この場合、シールド部材7は、銅、アルミニウム、又は、鉄の単一の金属元素からなる純金属板として形成されてもよいし、これらの金属元素を含む合金板として形成されてもよい。シールド部材7は、合金板として形成される場合、例えば、銅に亜鉛等の元素を加えた合金である黄銅板、鉄に炭素、クロム、ニッケル等の元素を加えた合金である鋼板、ステンレス板等として形成されてもよい。シールド部材7は、電力伝送コイル2が電磁誘導方式によって非接触で電力を伝送する場合、例えば、非磁性金属であるアルミニウム板、又は、銅板を用いることが好ましい。この場合、シールド部材7は、ノイズ抑制と、電力伝送コイル2による電力伝送効率の低下抑制とを両立することができる。
以上で説明した電子部品ユニット1は、モールド部材6によって電子部品4が被覆される。その上で、電子部品ユニット1は、当該モールド部材6にシールド部材7が設けられる。この構成により、電子部品ユニット1は、モールド部材6が電子部品4とシールド部材7との間に介在して位置する。そして、電子部品ユニット1は、シールド部材7によって電磁波を遮蔽することでノイズ対策対象部位である電子部品4が発生させた電気的ノイズや電子部品4に影響を与える電気的ノイズを抑制することができる。その上で、電子部品ユニット1は、電子部品4等、モールド部材6の内部で発生した熱を、電子部品4とシールド部材7との間に介在するモールド部材6を介して、モールド部材6の表面側に伝熱し外部側に放熱することができる。ここでは、電子部品ユニット1は、典型的には、モールド部材6が空気の熱伝導率より高い熱伝導率を有する樹脂材料によって形成される。この構成により、電子部品ユニット1は、例えば、電子部品4とシールド部材7との間に空気層が介在する場合と比較して、モールド部材6の内部の電子部品4等で発生した熱をモールド部材6によって好適にモールド部材6の表面側に伝熱し外部側に放熱することができる。これにより、電子部品ユニット1は、電子部品4とシールド部材7との間に、モールド部材6の内部の電子部品4等で発生した熱がこもることを抑制することができる。この結果、電子部品ユニット1は、ノイズ抑制と放熱性能向上とを両立することができ、適正にノイズを抑制することができる。また、電子部品ユニット1は、モールド部材6に直接、シールド部材7が設けられることから、当該シールド部材7の取り付け構造を不要とすることができる。これにより、電子部品ユニット1は、例えば、大型化抑制、重量増加抑制、製造コスト抑制等を実現することができる。この点でも、電子部品ユニット1は、適正にノイズを抑制することができる。また、電子部品ユニット1は、例えば、シールド部材7として薄膜の金属箔等を用いることで更なる重量増加抑制を図ることもできる。
また、以上で説明した電子部品ユニット1は、シールド部材7がモールド部材6の表面に設けられる。つまり、電子部品ユニット1は、熱伝導率が相対的に高い金属材料によって形成されたシールド部材7がモールド部材6の表面に露出した状態となっている。この構成により、電子部品ユニット1は、モールド部材6の内部の電子部品4等で発生した熱の外部側への放熱を、当該シールド部材7によって促進することができる。この結果、電子部品ユニット1は、放熱性能をさらに向上することができ、より適正にノイズを抑制することができる。また、電子部品ユニット1は、モールド部材6の表面積を広げなくても、シールド部材7によって放熱を促進することができるので、この点でも大型化抑制を図ることができる。
ここでは、以上で説明した電子部品ユニット1は、ノイズ対策対象部位、及び、熱源として、電子部品4に加えて、電力伝送コイル2、及び、基板5を含んで構成される。この場合、電子部品ユニット1は、モールド部材6によって電子部品4に加えて、電力伝送コイル2、及び、基板5が被覆され、シールド部材7によってシールドされる。この結果、電子部品ユニット1は、電力伝送コイル2、電子部品4、及び、基板5において、ノイズ抑制と放熱性能向上とを両立することができ、適正にノイズを抑制することができる。
なお、以上で説明した電子部品ユニット1は、さらに、送電ユニットS1と受電ユニットS2との間で相互に通信を行うための通信アンテナを備えていてもよい。
また、以上の説明では、非接触給電システムSは、送電ユニットS1、及び、受電ユニットS2の双方がそれぞれ電子部品ユニット1によって構成されるものとして説明したがこれに限らない。非接触給電システムSは、少なくとも送電ユニットS1、又は、受電ユニットS2の一方が電子部品ユニット1によって構成されればよい。
また、以上の説明では、基板5は、実装面5aがフェライト部材3側を向くような位置関係で設けられるものとして説明したがこれに限らない。基板5は、実装面5aがフェライト部材3側とは反対側を向くような位置関係で設けられてもよい。また、基板5は、両側の主面がそれぞれ実装面5aを構成するものであってもよい。
また、以上で説明した電子部品ユニット1は、さらに、モールド部材6全体を収容する筐体を備えていてもよい。
[実施形態2]
実施形態2に係る電子部品ユニットは、シールド部材の位置が実施形態1とは異なる。以下では、上述した実施形態と同様の構成要素には共通の符号が付されるとともに、共通する構成、作用、効果については、重複した説明はできるだけ省略する(以下同様)。
図2に示す本実施形態に係る電子部品ユニット201は、シールド部材7にかえてシールド部材207を備える点で上述の電子部品ユニット1と異なる。電子部品ユニット201のその他の構成は、当該電子部品ユニット1と略同様の構成である。シールド部材207は、設けられる位置が上述のシールド部材7と異なる。シールド部材207のその他の構成は、当該シールド部材7と略同様の構成である。
本実施形態のシールド部材207は、モールド部材6の内部に埋設される。つまり、シールド部材207は、モールド部材6の内部に内蔵される。より詳細には、シールド部材207は、軸線方向Xに対して基板5と間隔をあけて位置し、基板5とシールド部材207との間にモールド部材6の一部が介在する。言い換えれば、モールド部材6は、基板5とシールド部材207との隙間を満たすように設けられている。そしてさらに、シールド部材207は、軸線方向Xの基板5側とは反対側もモールド部材6に被覆されている。ここでは、シールド部材207は、全体がモールド部材6に被覆されている。シールド部材207は、例えば、電力伝送コイル2、フェライト部材3、電子部品4、及び、基板5と共にモールド部材6にインサート成形されて一体化される。モールド部材6は、電力伝送コイル2、フェライト部材3、電子部品4、基板5、及び、シールド部材207を所定の位置関係で固定してこれら電力伝送コイル2、フェライト部材3、電子部品4、基板5、及び、シールド部材207の全体を被覆する。
以上で説明した電子部品ユニット201は、ノイズ抑制と放熱性能向上とを両立することができ、適正にノイズを抑制することができる。
さらに、以上で説明した電子部品ユニット201は、シールド部材207がモールド部材6の内部に埋設され全体がモールド部材6に被覆されている。この構成により、電子部品ユニット201は、モールド部材6によってシールド部材207の腐食や錆を防止することができる。この結果、電子部品ユニット201は、適正にノイズを抑制することができ、その上で、耐久性を向上することができる。
[実施形態3]
実施形態3に係る電子部品ユニットは、適用対象等が実施形態1とは異なる。
図3に示す本実施形態に係る電子部品ユニット301は、電力伝送コイル2、フェライト部材3を備えない点で上述の電子部品ユニット1と異なる。以上で説明した電子部品ユニット1、201は、2つが一対となって非接触給電システムSを構成するものとして説明したが、本実施形態の電子部品ユニット301は、非接触給電システムSを構成するものではない。本実施形態の電子部品ユニット301は、例えば、コネクタのハウジング、制御ボックス、電気接続箱等の内部や車両のエンジンルーム、室内、トランクルーム等の各種設置スペースに設けられ、種々の機能を発揮するものである。またさらに、本実施形態の電子部品ユニット301は、基板5、モールド部材6、シールド部材7にかえて基板305、モールド部材306、シールド部材307を備える点でも上述の電子部品ユニット1と異なる。電子部品ユニット301のその他の構成は、当該電子部品ユニット1と略同様の構成である。
基板305は、被覆部305A、及び、露出部305Bを含んで構成される点で上述の基板5と異なる。基板305のその他の構成は、当該基板5と略同様の構成である。被覆部305Aは、基板305において、モールド部材306によって電子部品4と共に被覆された部分である。一方、露出部305Bは、基板305において、モールド部材306が設けられておらずモールド部材306から露出した部分である。ここでは、基板305は、実装面5aの一部がモールド部材306によって被覆されて被覆部305Aを構成する一方、残りの部分が露出し露出部305Bを構成する。つまり、本実施形態の被覆部305Aは、モールド部材306によって電子部品4と共に被覆された実装面5aの一部によって構成される。一方、露出部305Bは、モールド部材306から露出した実装面5aの残りの部分、実装面5aの背面、及び、基板305の各端面によって構成される。
そして、本実施形態のモールド部材306は、上述したように、基板305に実装された複数の電子部品4、及び、当該基板305の一部を被覆し残りの部分を露出させる点で上述のモールド部材6と異なる。モールド部材306のその他の構成は、当該モールド部材6と略同様の構成である。つまり、モールド部材306は、複数の電子部品4、及び、当該基板305の全体ではなく、基板305の実装面5a上の一部に設けられる。
そして、本実施形態のシールド部材307は、上記モールド部材306に設けられる点でシールド部材7と異なる。シールド部材307のその他の構成は、当該シールド部材7と略同様の構成である。シールド部材307は、上記モールド部材306の表面に設けられる。本実施形態のシールド部材307によるノイズ対策対象部位は、複数の電子部品4のうちの一部(図3の例では1つ)、及び、基板305の被覆部305Aである。シールド部材307は、主面(板厚方向Yと交差する一方の面)が板厚方向Yに沿って、ノイズ対策対象部位である電子部品4、及び、基板305の被覆部305A側を向いて位置する。なおここでは、基板305とシールド部材307とは、板厚方向Yが一致している。シールド部材307は、板厚方向Yに対して電子部品4の基板305側とは反対側に設けられる。言い換えれば、ノイズ対策対象部位である電子部品4は、板厚方向Yに対して基板305とシールド部材307との間に位置する。シールド部材307は、板厚方向Yに沿って、ノイズ対策対象部位である電子部品4、及び、基板305の被覆部305Aにおける実装面5aと対向するように設けられる。シールド部材307は、板厚方向Yに沿って視た板厚方向視にて、ノイズ対策対象部位である電子部品4、及び、基板305の被覆部305Aにおける実装面5aの全面を覆う大きさに形成される。シールド部材307は、板厚方向Yに対してノイズ対策対象部位である電子部品4、及び、基板305の被覆部305Aにおける実装面5aと間隔をあけて位置し、当該ノイズ対策対象部位とシールド部材307との間にモールド部材306の一部が介在する。言い換えれば、モールド部材306は、ノイズ対策対象部位である電子部品4、及び、基板305の被覆部305Aにおける実装面5aとシールド部材307との隙間を満たすように設けられている。
以上で説明した電子部品ユニット301は、ノイズ抑制と放熱性能向上とを両立することができ、適正にノイズを抑制することができる。
ここでは、以上で説明した電子部品ユニット301は、基板305が被覆部305A、及び、露出部305Bを含んで構成される。この構成により、電子部品ユニット301は、基板305、及び、当該基板305に実装された複数の電子部品4において、ノイズ対策対象部位として必要とされる部位に選択的にモールド部材306、及び、シールド部材307を設けることができる。この結果、電子部品ユニット301は、ノイズ抑制と放熱性能向上とを両立した上で、モールド部材306、及び、シールド部材307を設ける部位を必要最小限にすることができるので、更なる大型化抑制、重量増加抑制、製造コスト抑制等を実現することができる。
なお、以上で説明したシールド部材307は、実施形態2で説明したように、モールド部材306の内部に埋設されてもよい。
[実施形態4]
実施形態4に係る電子部品ユニットは、ノイズ対策対象部位が複数に分かれている点で実施形態3とは異なる。
図4に示す本実施形態に係る電子部品ユニット401は、基板305、モールド部材306、シールド部材307にかえて基板405、モールド部材406、シールド部材407を備える点で上述の電子部品ユニット301と異なる。電子部品ユニット401のその他の構成は、当該電子部品ユニット301と略同様の構成である。
基板405は、被覆部305Aを複数含んで構成される点で上述の基板305と異なる。基板405のその他の構成は、当該基板305と略同様の構成である。本実施形態の被覆部305Aは、複数設けられる。
そして、本実施形態のモールド部材406は、複数の被覆部305Aに応じて複数の部位に設けられる点で上述のモールド部材306と異なる。モールド部材406のその他の構成は、当該モールド部材306と略同様の構成である。言い換えれば、被覆部305Aは、複数の部位に設けられたモールド部材406に応じて複数設けられる。ここでは、モールド部材406は、被覆する電子部品4の外形に応じて表面位置406aが異なる複数の部位を含む。複数のモールド部材406は、板厚方向Yに沿った基板405の実装面5aからの高さが、被覆する電子部品4の外形に応じて異なるように設けられる。これにより、モールド部材406は、表面位置406aが異なる複数の部位、ここでは2つの部位が形成される。
そして、本実施形態のシールド部材407は、モールド部材406において表面位置406aが異なる複数の部位にそれぞれ設けられる点でシールド部材307と異なる。シールド部材407のその他の構成は、当該シールド部材307と略同様の構成である。各シールド部材407は、上記モールド部材406の各表面に設けられる。本実施形態のシールド部材407によるノイズ対策対象部位は、複数の電子部品4のうちの一部(図4の例では3つ)、及び、基板305の各被覆部305Aである。
以上で説明した電子部品ユニット401は、ノイズ抑制と放熱性能向上とを両立することができ、適正にノイズを抑制することができる。
ここでは、以上で説明した電子部品ユニット401は、モールド部材406において電子部品4の外形に応じて表面位置406aが異なる複数の部位に対してそれぞれシールド部材407が設けられる。この構成により、電子部品ユニット401は、電子部品4の外形にあわせて任意の形状で適正にモールド部材406、及び、シールド部材407を設けることができる。この結果、電子部品ユニット401は、ノイズ抑制と放熱性能向上とを両立した上で、更なる大型化抑制、重量増加抑制、製造コスト抑制等を実現することができる。
[実施形態5]
実施形態5に係る電子部品ユニットは、基板が露出部を含まない点で実施形態4とは異なる。
図5に示す本実施形態に係る電子部品ユニット501は、基板405、モールド部材406、シールド部材407にかえて基板505、モールド部材506、シールド部材507を備える点で上述の電子部品ユニット401と異なる。電子部品ユニット501のその他の構成は、当該電子部品ユニット401と略同様の構成である。
基板505は、露出部305Bを含まない点で上述の基板405と異なる。基板505のその他の構成は、当該基板405と略同様の構成である。本実施形態の基板505は、実装面5aの全体が被覆部305Aを構成する。
そして、本実施形態のモールド部材506は、基板505の実装面5aの全体を被覆する点で上述のモールド部材406と異なる。モールド部材506のその他の構成は、当該モールド部材406と略同様の構成である。モールド部材506は、基板505の実装面5aの全体を被覆した上で、モールド部材406と同様に、被覆する電子部品4の外形に応じて表面位置506aが異なる複数の部位を含む。複数のモールド部材506は、板厚方向Yに沿った基板505の実装面5aからの高さが、被覆する電子部品4の外形に応じて異なるように設けられる。これにより、モールド部材506は、表面位置506aが異なる複数の部位、ここでは3つの部位が形成される。
そして、本実施形態のシールド部材507は、モールド部材506に設けられる数がシールド部材407と異なる。シールド部材507のその他の構成は、当該シールド部材407と略同様の構成である。シールド部材507は、モールド部材506において表面位置506aが異なる複数の部位、ここでは3つの部位にそれぞれ設けられる。本実施形態のシールド部材507によるノイズ対策対象部位は、基板505に実装された全ての電子部品4、及び、基板505の実装面5aの全面である。
以上で説明した電子部品ユニット501は、ノイズ抑制と放熱性能向上とを両立することができ、適正にノイズを抑制することができる。
ここでは、以上で説明した電子部品ユニット501は、電子部品4の外形にあわせて適正にモールド部材506、及び、シールド部材507を設けることができる。この結果、電子部品ユニット501は、ノイズ抑制と放熱性能向上とを両立した上で、更なる大型化抑制、重量増加抑制、製造コスト抑制等を実現することができる。
なお、上述した本発明の実施形態に係る電子部品ユニットは、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。
以上で説明した電子部品ユニット1、201、301、401、501は、車両に適用される場合に限らず、種々の装置に適用されてもよい。
また、以上の説明では、シールド部材7、207、307、407、507は、板状に形成されるものとして説明したがこれに限らない。シールド部材7、207、307、407、507は、板状の部分の縁部から立ち上がる側壁部を含んで構成され、板状の部分、及び、側壁部によってノイズ対策対象部位の一部又は全部を囲うようにしてもよい。またこの場合、シールド部材7、207、307、407、507は、シールド部材7、207、307、407、507とノイズ対策対象部位との間に確実にモールド部材6、306、406、506を位置させるために、樹脂材料を充填するための連通口が形成されていてもよい。
また、以上で説明した電子部品ユニット1、201、301、401、501は、それぞれ少なくとも電子部品4、モールド部材6、306、406、506、シールド部材7、207、307、407、507を備えていればよい。電子部品ユニット1、201、301、401、501は、電力伝送コイル2、フェライト部材3、基板5、305、405、505を備えていなくてもよい。
1、201、301、401、501 電子部品ユニット
2 電力伝送コイル
4 電子部品
5、305、405、505 基板
6、306、406、506 モールド部材
7、207、307、407、507 シールド部材
305A 被覆部
305B 露出部
406a、506a 表面位置

Claims (6)

  1. 電子部品と、
    絶縁性を有する樹脂材料によって形成され前記電子部品を被覆するモールド部材と、
    導電性を有する金属材料によって形成され前記モールド部材に設けられ電磁波を遮蔽するシールド部材とを備えることを特徴とする、
    電子部品ユニット。
  2. 前記シールド部材は、前記モールド部材の表面に設けられる、
    請求項1に記載の電子部品ユニット。
  3. 前記シールド部材は、前記モールド部材の内部に埋設される、
    請求項1に記載の電子部品ユニット。
  4. 非接触で電力を伝送する電力伝送コイルと、
    前記電子部品が実装され前記電力伝送コイルが電気的に接続される基板とを備え、
    前記モールド部材は、前記電子部品、前記基板、及び、前記電力伝送コイルの全体を被覆し、
    前記シールド部材は、板状に形成され主面が前記電子部品、前記基板、及び、前記電力伝送コイル側を向いて位置する、
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電子部品ユニット。
  5. 前記電子部品が実装される基板を備え、
    前記基板は、前記モールド部材によって前記電子部品と共に被覆された被覆部、及び、前記モールド部材から露出した露出部を含んで構成される、
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電子部品ユニット。
  6. 前記モールド部材は、前記電子部品の外形に応じて表面位置が異なる複数の部位を含み、
    前記シールド部材は、前記複数の部位にそれぞれ設けられる、
    請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の電子部品ユニット。
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