JP2019101576A - 表示制御方法、表示制御プログラムおよび端末装置 - Google Patents

表示制御方法、表示制御プログラムおよび端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】コンテンツごとの表示制御を実現することを課題とする。【解決手段】ユーザ端末は、端末が受け付けた操作を特定する操作情報に応じてコンテンツサーバがコンテンツごとに生成した該コンテンツの表示制御に関する表示制御情報を受信する。そして、ユーザ端末は、いずれかのコンテンツの表示指示を受け付けると、受信した表示制御情報のうち、いずれかのコンテンツに応じた表示制御情報に基づき、いずれかのコンテンツのユーザ端末における表示態様を制御する。【選択図】図2

Description

本発明は、表示制御方法、表示制御プログラムおよび端末装置に関する。
パーソナルコンピュータだけではなく、スマートフォンやタブレットなどの通信端末を用いても、インターネットなどのネットワークに接続できるようになった。この結果、幅広い年齢層、幅広い用途で、ネットワークを用いてコンテンツなどを利用するモバイルアプリケーションが使用されている。
モバイルアプリケーションを使用するユーザは、欲しい情報をリアルタイムに取得したいし、コンテンツなどを提供する企業は、ユーザの欲しい情報をリアルタイムに提供して顧客満足度を向上させ、購買などへ繋げたい。このようなことから、近年では、コンテンツを提供するコンテンツサーバが、ユーザ端末から取得したログ情報を用いて提供するコンテンツを動的に生成して提供する技術や、ユーザ端末が、コンテンツサーバから取得したコンテンツのレイアウトを動的に変更して表示する技術が知られている。また、ユーザ端末が、コンテンツサーバからコンテンツを取得し、ユーザ端末の向きやコンテンツの表示位置に応じてコンテンツの表示優先度を決定する技術が知られている。
特開2004−343288号公報 特開2005−148779号公報 特表2007−528618号公報 特開平8−237249号公報
しかしながら、上記技術では、コンテンツサーバ側またはユーザ端末側の一方の設定内容に応じたコンテンツの表示制御しかできない。例えば、コンテンツサーバが重要なコンテンツをユーザ端末に送信した場合でも、ユーザ端末側で優先度低と判断されて表示されない場合がある。このため、コンテンツの提供側が今一番提供したい情報をユーザに提供できず、ユーザ側は重要な情報を見落とす可能性がある。
一つの側面では、コンテンツごとの表示制御を実現することができる表示制御方法、表示制御プログラムおよび端末装置を提供することを目的とする。
第1の案では、情報処理装置と通信可能な端末におけるコンテンツの表示制御方法は、前記端末が受け付けた操作を特定する操作情報に応じて前記情報処理装置がコンテンツごとに生成した該コンテンツの表示制御に関する表示制御情報を受信する処理を、前記端末が実行する。表示制御方法は、いずれかのコンテンツの表示指示を受け付けると、受信した前記表示制御情報のうち、前記いずれかのコンテンツに応じた表示制御情報に基づき、前記いずれかのコンテンツの前記端末における表示態様を制御する処理を前記端末が実行する。
一実施形態によれば、コンテンツごとの表示制御を実現することができる。
図1は、実施例1にかかるシステムの全体構成例を示す図である。 図2は、実施例1にかかるシステムの機能構成を示す機能ブロック図である。 図3は、分析結果DBに記憶される情報を示す図である。 図4は、コンテンツサーバが生成する表示制御情報のフォーマット例を示す図である。 図5は、表示制御情報の具体例を示す図である。 図6は、ユーザ端末Aにおけるコンテンツの編集例を示す図である。 図7は、ユーザ端末Bにおけるコンテンツの編集例を示す図である。 図8は、全体的な処理の流れを示すフローチャートである。 図9は、コンテンツの遷移イメージを説明する図である。 図10は、コンテンツサーバの設定のみを用いた配信例を示す図である。 図11は、ユーザ端末の設定のみを用いた配信例を示す図である。 図12は、コンテンツサーバのハードウェア構成例を説明する図である。 図13は、ユーザ端末のハードウェア構成例を示す図である。
以下に、本願の開示する表示制御方法、表示制御プログラムおよび端末装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、各実施例は、矛盾のない範囲内で適宜組み合わせることができる。
[全体構成]
図1は、実施例1にかかるシステムの全体構成例を示す図である。図1に示すように、このシステムは、コンテンツサーバ10と複数のユーザ端末50とがネットワークNを介して相互に通信可能に接続される。ネットワークNは、有線や無線を問わず、インターネットなどの各種ネットワークを採用することができる。
コンテンツサーバ10は、会員に対して、天気予報、交通情報、セールなどのお得情報、会員規約の改定など会員に通知する重要なお知らせ情報などのコンテンツを提供する情報処理装置の一例である。コンテンツサーバ10は、ネットワークN上の他のサーバが提供するコンテンツを定期的に取得して保持する。また、コンテンツサーバ10は、名前、年齢、所在地などの会員情報(属性情報)を保持する。
複数のユーザ端末50は、コンテンツサーバ10に対して会員登録済みのユーザが使用するスマートフォンなどの端末装置の一例である。各ユーザ端末50は、Webサービスなどのアクセス履歴などであるログ情報を保持し、コンテンツサーバ10に送信する。そして、各ユーザ端末50は、コンテンツサーバ10から提供されたコンテンツを、ディスプレイなどの表示部に表示する。
このようなシステムにおいて、各ユーザ端末50は、端末が受け付けた操作を特定する情報に応じてコンテンツサーバ10がコンテンツごとに生成した該コンテンツの表示制御に関する情報を受信する。そして、各ユーザ端末50は、いずれかのコンテンツの表示指示を受け付けると、受信した情報のうち、いずれかのコンテンツに応じた情報に基づき、いずれかのコンテンツの端末における表示態様を制御する。
具体的は、コンテンツサーバ10は、各ユーザ端末50から収集したログ情報を分析し、コンテンツサーバ10が保持している各ユーザの属性に基づき、コンテンツと端末側で調整可能な表示制御に関する指示(以降、「表示制御情報」)を端末側に送信する。一方、各ユーザ端末50は、端末側でコンテンツの表示制御の定義を保持し、コンテンツサーバ10からコンテンツと「表示制御情報」を受信する。そして、各ユーザ端末50は、ログ情報や端末が保持している情報(端末情報、センサー、固有設定等)から表示制御の定義に沿って、コンテンツのレイアウトを変更する。
したがって、このシステムは、コンテンツごとの表示制御を実現することができる。具体的には、サービスを提供する側、利用者側双方のニーズにあった情報を、ユーザ端末50の画面に表示することができる。
[機能構成]
次に、図1に示したコンテンツサーバ10とユーザ端末50の機能構成について説明する。図2は、実施例1にかかるシステムの機能構成を示す機能ブロック図である。
(コンテンツサーバ10の機能構成)
図2に示すように、コンテンツサーバ10は、通信部11、記憶部12、制御部20を有する。通信部11は、他の装置の間の通信を制御する処理部であり、例えば通信インタフェースなどである。例えば、通信部11は、ユーザ端末50から、ログ情報、現在地や移動方向や移動速度などのセンサ情報などを受信する。また、通信部11は、コンテンツや表示制御情報などをユーザ端末50に送信する。
記憶部12は、プログラムやデータなどを記憶する記憶装置の一例であり、例えばメモリやハードディスクなどである。この記憶部12は、コンテンツDB13や分析結果DB14を記憶する。なお、記憶部12は、これらのDB以外にも、例えば氏名、勤め先、住所、メールアドレス、家族構成などの各ユーザの会員情報(属性情報)を記憶する。
コンテンツDB13は、コンテンツサーバ10が他のサーバ等から取得したコンテンツやコンテンツサーバ10が生成したコンテンツを記憶するデータベースである。例えば、コンテンツDB13は、ユーザ端末や地域ごとにコンテンツのURL(Uniform Resource Locator)を記憶することもできる。
分析結果DB14は、コンテンツサーバ10が各ユーザ端末50から取得したログ情報等を分析した分析結果を記憶するデータベースである。図3は、分析結果DB14に記憶される情報を示す図である。図3には、一例として、ユーザAの端末に対する分析結果を示す。図3に示すように、分析結果DB14は、ユーザ端末ごとに、「サーバに送信される操作履歴、端末情報、センサ情報」を対応付けて記憶する。
ここで記憶される「サーバに送信される操作履歴」は、ユーザ端末50のログ情報から解析される操作履歴などである。「端末情報」は、ユーザ端末50が端末上で設定している設定情報である。「センサ情報」は、ユーザ端末50のセンサ情報から得られる解析情報である。図3の例では、「サーバに送信される操作履歴」として「天気予報は朝にチェックする、お知らせはこまめにチェックする」が分析され、「端末情報」として「端末の文字サイズを変更している」が分析され、「センサ情報」として「サーバ側でおすすめしたい特定の店の近くをよく通る」が分析されたことを示す。
制御部20は、コンテンツサーバ10全体を司る処理部であり、例えばプロセッサなどである。この制御部20は、取得部21、分析部22、生成部23、提供部24を有する。例えば、取得部21、分析部22、生成部23、提供部24は、プロセッサが有する電子回路の一例やプロセッサが実行するプロセスの一例などである。
取得部21は、他のサーバが提供するコンテンツを取得し、各ユーザ端末50からログ情報やセンサ情報などを取得する処理部である。例えば、取得部21は、定期的に、または、ユーザからコンテンツを要求された場合に、他のサーバが提供するコンテンツを取得してコンテンツDB13に格納する。
また、取得部21は、定期的にユーザ端末50からログ情報、端末情報、センサ情報などを取得して記憶部12に格納したり、ユーザ端末50から送信されるログ情報やセンサ情報などを受信して記憶部12に格納したりする。
分析部22は、ユーザ端末50から取得したログ情報、端末情報、センサ情報などを分析する処理部である。具体的には、分析部22は、取得したログ情報を分析して、「サーバに送信される操作履歴、端末情報、センサ情報」などを分析結果DB14に格納する。
例えば、分析部22は、9:00から11:00までに天気予報へアクセスしたログが存在すると、「天気予報は朝にチェックする」と分析する。また、分析部22は、1日に所定回数(例えば5回)以上お知らせをチェックしたログが存在する場合、「お知らせはこまめにチェックする」と分析する。また、分析部22は、ユーザ端末50側でデフォルト設定の文字サイズが変更されている場合、「端末の文字サイズを変更している」と分析する。また、分析部22は、センサ情報で得られるユーザ端末50の位置情報とコンテンツサーバが提供するお店情報とにしたがって、「サーバ側でおすすめしたい特定の店の近くをよく通る」などと分析する。
生成部23は、コンテンツとともにユーザ端末50に提供する、コンテンツと端末側で調整可能なコンテンツの表示制御に関する指示である表示制御情報を生成する処理部である。具体的には、生成部23は、ユーザ端末50の属性情報と、分析結果DB14に記憶される該当ユーザに対応する分析結果とを用いて、表示制御情報を生成して、提供部24に出力する。
図4は、コンテンツサーバ10が生成する表示制御情報のフォーマット例を示す図である。図4に示すように、表示制御情報は、例えば「order−x、font、fix、store num=n near,time」から構成される。
「order−x」は、コンテンツの重要度、コンテンツを参照する参照時間帯、コンテンツを参照する参照回数、コンテンツを表示する位置情報などであり、xによって表示順を設定する領域である。「font」は、コンテンツを示す文字に関する設定情報であり、ユーザによってアクセスされていない未読状態ならBoldで表示し、重要なコンテンツの場合は文字サイズを大きくし、コンテンツとして知らせる情報の期限が近い場合は文字色を赤にするなどのフォント情報を決定(設定)する領域である。「fix」は、広告位置など、ユーザ端末50(エージェント)で変更できない項目を指定する領域である。「store num=n near,time」は、ユーザ端末50の位置情報から近く(所定距離以内)にあり、本日これからタイムセールを行う店をn件近い順に表示することを設定する領域である。
ここで、表示制御情報の具体例を説明する。図5は、表示制御情報の具体例を示す図である。図5に示す例では、分析結果として、「サーバに送信される操作履歴=天気予報は朝にチェックする、お知らせはこまめにチェックする」、「端末情報=端末の文字サイズを変更している」、「センサ情報=サーバ側でおすすめしたい特定の店の近くをよく通る」が分析されたとする。
この場合、生成部23は、天気予報が朝にチェックされていることから、午前中は天気予報のコンテンツの重要度高くして提供すると決定する。また、生成部23は、お知らせがこまめにチェックされていることから、お知らせのコンテンツの重要度を高くして提供すると決定し、おすすめしたい店をよく通ることから、おすすめ情報のコンテンツを提供すると決定する。さらに、生成部23は、ユーザ端末50側でフォントサイズを変更していることから、コンテンツの文字サイズの変更を可能にする。
この結果、生成部23は、図5に示す表示制御情報を生成する。具体的には、表示制御情報には、「6:00−12:00」の間は、「天気予報」のコンテンツを重要度A(高い)で表示し、お知らせのコンテンツを重要度Aで表示するとともに、お知らせのコンテンツとして重要度Z(低い)で「重要なお知らせ、おすすめ情報、セール情報」の各コンテンツを表示し、フォントサイズを設定する規定値に設定する一方で、ユーザ端末50側で変更可能に設定される。
提供部24は、ユーザ端末50にコンテンツを提供する処理部である。具体的には、提供部24は、分析部22で分析された結果やユーザ端末50の属性情報などに対応するコンテンツ(URL)と、生成部23によって生成された表示制御情報とをあわせて、ユーザ端末50に送信する。
上記例で説明すると、提供部24は、表示制御情報に設定された「天気予報、重要なお知らせ、おすすめ情報、セール情報」の各コンテンツを取得する。このとき、提供部24は、ユーザ端末50のセンサ情報にしたがって、ユーザ端末50の現在位置の天気予報と目的地の天気予報の各コンテンツを取得する。同様に、提供部24は、ユーザ端末50のセンサ情報にしたがって、ユーザ端末50の現在位置や目的地のおすすめ情報やセール情報の各コンテンツを取得する。そして、提供部24は、取得した各コンテンツと表示制御情報とをあわせて、ユーザ端末50に送信する。
(ユーザ端末50の機能構成)
図2に示すように、ユーザ端末50は、通信部51、記憶部52、制御部60を有する。通信部51は、他の装置の間の通信を制御する処理部であり、例えば通信インタフェースなどである。例えば、通信部51は、コンテンツサーバ10に対して、ログ情報、現在地や移動方向や移動速度などのセンサ情報、ユーザ端末50で設定している端末情報(設定情報)などを送信する。また、通信部51は、コンテンツや表示制御情報などをコンテンツサーバ10から受信する。
記憶部52は、プログラムやデータなどを記憶する記憶装置の一例であり、例えばメモリやハードディスクなどである。この記憶部52は、ログ情報DB53、設定情報DB54、コンテンツDB55を記憶する。なお、記憶部52は、これらのDB以外にも、例えば氏名、勤め先、住所、メールアドレス、家族構成などの各ユーザの会員情報(属性情報)を記憶する。また、記憶部52は、例えば現在地、移動方向、目的地などリアルタイムに取得可能なセンサ情報を記憶する。
ログ情報DB53は、Webサーバやインターネットなどへアクセスしたときのログ情報を記憶するデータベースである。例えば、ログ情報DB53は、「アクセス時間、アクセス先」などを対応付けたアクセス履歴など記憶する。これに限らず、ログ情報DB53は、公知の様々な手法で解析されたアクセス履歴の解析結果などを記憶することもできる。例えば、ログ情報DB53は、「午前中(6:00−12:00)、天気予報アプリを起動する」、「お知らせコンテンツはいつも全部閲覧」などのログ情報を記憶することもできる。
設定情報DB54は、ユーザ端末50側で設定された、コンテンツの表示に関する設定情報を記憶するデータベースである。例えば、設定情報DB54は、GPS(Global Positioning System)などで測定された位置情報、フォントを大きくするやフォントの色を変えるなどのフォント情報などを記憶する。なお、フォントを大きくするなどが設定されている場合は、コンテンツサーバ10の表示制御情報で設定される文字サイズ(フォントサイズ)から、例えば2などの一定値分を大きくする。また、設定情報は、具体的な数値を設定することもできる。
コンテンツDB55は、コンテンツサーバ10から受信したコンテンツを記憶するデータベースである。例えば、コンテンツDB55は、コンテンツのURLなどを記憶する。また、コンテンツDB55は、最新のコンテンツのみを記憶することもでき、受信順の時系列で記憶することもできる。
制御部60は、ユーザ端末50全体を司る処理部であり、例えばプロセッサなどである。この制御部60は、操作実行部61、要求部62、編集部63、表示制御部64を有する。例えば、要求部62、編集部63、表示制御部64は、プロセッサが有する電子回路の一例やプロセッサが実行するプロセスの一例などである。
操作実行部61は、Webサーバやコンテンツなどへのアクセスを実行する処理部である。例えば、操作実行部61は、ユーザの操作にしたがって、Webサーバやコンテンツなどへアクセスして、該当コンテンツなどをディスプレイ等に表示する。また、操作実行部61は、アクセス履歴やアクセス履歴の解析結果などをログ情報DB53に格納する。
要求部62は、コンテンツサーバ10にコンテンツを要求する処理部である。例えば、要求部62は、ユーザから要求指示を受け付けた場合、予め指定した時刻に到達した場合など、任意のタイミングでコンテンツサーバ10にコンテンツ要求を送信する。また、要求部62は、コンテンツ要求とともに、ログ情報DB53に記憶されるログ情報や設定情報DB54に記憶される設定情報なども送信することができる。
編集部63は、ユーザの要求に応じて、コンテンツサーバ10から受信したコンテンツの表示形式を編集する処理部である。具体的には、編集部63は、要求部62によるコンテンツ要求の応答として、コンテンツおよび表示制御情報をコンテンツサーバ10から受信する。そして、編集部63は、受信したコンテンツおよび表示制御情報を、コンテンツDB55に格納する。
その後、編集部63は、受信したコンテンツの表示形式を、受信した表示制御情報にしたがって決定する。このとき、編集部63は、ログ情報DB53に記憶されるログ情報や設定情報DB54に記憶される設定情報などにしたがって、表示制御情報を用いて決定したコンテンツの表示形式を編集する。編集部63は、コンテンツおよび編集された表示形式を表示制御部64に出力する。なお、表示制御情報の編集の詳細は後述する。
表示制御部64は、コンテンツを表示する処理部である。具体的には、表示制御部64は、編集部63によって生成された表示形式にしたがって、コンテンツDB55に記憶される各コンテンツをディスプレイなどに表示する。
[コンテンツの表示形式の編集例(ユーザ端末A)]
図6は、ユーザ端末Aにおけるコンテンツの編集例を示す図である。ここでは、コンテンツサーバ10からユーザ端末Aに、コンテンツ(お知らせ、天気予報、交通情報、お得情報、○○セール、TODOリスト)と、図5に示す表示制御情報が送信されたとする。また、ユーザ端末Aのログ情報として、「(1)天気予報のアプリは、毎朝一番にチェックされる。(2)お知らせは全て閲覧済の状態。(3)○○がセールの場合に主に夜利用する。(4)F市に向かう交通機関を今日の日時で検索した」が登録されている。また、ユーザ端末Aの設定情報として「(5)E市にいる。(6)端末の文字サイズを大きくする設定をしている」が登録されており、ユーザ端末Aのセンサ情報として「(7)移動中(Y店の近くを通過中)」が登録されているとする。
この場合、編集部63は、コンテンツ「天気予報」については、(1)、(4)、(5)の情報および表示制御情報として「fixなどに文字サイズの変更が設定されていない」ことから、「朝であれば天気予報アプリを、サーバ指定よりも1ランク大きく表示するが、他の時間帯はサーバ指定に従った表示にする。E市にいるので、E市の天気を優先的に表示。今日の日時でF市に向かう交通機関を検索したため、F市の天気も表示。」と決定する。
そして、編集部63は、コンテンツ「お知らせ」については、(2)にしたがって、「お知らせは全て閲覧済なので、優先度を下げて表示。」と決定する。また、編集部63は、コンテンツ「○○セール」については、(3)にしたがって、「主に夜利用しているので、他の時間帯は優先度を下げて表示。」と決定する。また、編集部63は、コンテンツ「交通情報」については、「今日の日時で交通機関を検索したことがあるため、関連する交通情報を大きく表示。特に検索したxx線は運休情報が出ているため、文字をBoldにして最上位で表示。」と決定する。また、編集部63は、(6)にしたがって、「端末の設定に従い、全体的に文字サイズを大きく表示。」と決定する。また、編集部63は、コンテンツ「お得情報」については、(7)にしたがって、「Y店の近くを通っているので、お得情報としてY店のタイムセール情報を表示。Y店に近く、タイムセールの時間も間近なので大きく、全体をBold表示。」と決定する。
これらの結果、表示制御部64は、朝の時間帯では、図6に示すコンテンツを表示する。すなわち、全コンテンツを表示制御情報で指定される文字サイズよりも大きく表示するとともに、優先度が高く設定されたコンテンツ「天気予報、交通情報、お得情報」を上位部分に表示し、それ以外のコンテンツを下位部分に表示する。
[コンテンツの表示形式の編集例(ユーザ端末B)]
図7は、ユーザ端末Bにおけるコンテンツの編集例を示す図である。ここでは、コンテンツサーバ10からユーザ端末Bに、コンテンツ(お知らせ、天気予報、交通情報、お得情報、○○セール、TODOリスト)と、図5等に示す表示制御情報が送信されたとする。また、ユーザ端末Bのログ情報として、「(1)天気予報のアプリは、毎日夜にチェックされる(2)重要なお知らせが閲覧されていない状態。(3)○○がセールの場合に、主に朝利用する。」が登録されている。また、ユーザ端末Bの設定情報として「(4)G村にいる。(5)端末の文字サイズを大きくする設定はしていない」が登録されており、ユーザ端末Bのセンサ情報として「(6)移動中でない」が登録されているとする。
この場合、編集部63は、コンテンツ「天気予報」については、(1)と(4)の情報および表示制御情報として「fixなどに文字サイズの変更が設定されていない」ことから、「夜であれば天気予報アプリを、サーバ指定よりも1ランク大きく表示するが、他の時間帯はサーバ指定に従った表示にする。G村にいるので、G村の天気を表示。」と決定する。そして、編集部63は、コンテンツ「お知らせ」については、(2)にしたがって、「お知らせに未読があるため、優先度を上げて表示。また、重要なお知らせが閲覧されていないため、最上位にBoldで表示。」と決定する。
また、編集部63は、コンテンツ「○○セール」については、(3)にしたがって、「主に朝利用しているので、朝は優先度を上げて表示。」と決定する。また、編集部63は、コンテンツ「交通情報」については、端末側で特に指定がないので、提供された情報をそのまま表示すると決定する。また、編集部63は、(5)にしたがって、「端末の設定に従い、全体的に文字サイズを通常の大きさで表示。」と決定する。また、編集部63は、コンテンツ「お得情報」については、(6)にしたがって、「移動中でないため、店のお得情報などは小さく表示し、代わりに期限が間近のTODOリストを大きく表示。」と決定する。
これらの結果、表示制御部64は、朝の時間帯では、図7に示すコンテンツを表示する。すなわち、全コンテンツを表示制御情報で指定される文字サイズで表示するとともに、優先度が高く設定されたコンテンツ「お知らせ、○○セール、TODOリスト」を上位部分に表示し、それ以外のコンテンツを下位部分に表示する。
[処理の流れ]
次に、図8と図9を用いて、システムで実行される処理の流れについて説明する。図8は、全体的な処理の流れを示すフローチャートである。図9は、コンテンツの遷移イメージを説明する図である。
図8に示すように、ユーザ端末50がコンテンツサーバ10にコンテンツ要求を送信すると(S101)、コンテンツサーバ10は、ログ情報、設定情報、センサ情報なども受信して、これらを分析する(S102)。続いて、コンテンサーバ10は、解析結果に基づいて、提供対象のコンテンツを取得し(S103)、表示制御情報を生成する(S104)。そして、コンテンツサーバ10は、コンテンツと表示制御情報とをユーザ端末50に送信する(S105)。
例えば、コンテンツサーバ10は、未読のお知らせがある場合は、重要なお知らせを強調表示するように設定し、未読のお知らせがない場合は、お知らせの重要度を下げるとともに詳細は表示しないように設定する。また、コンテンツサーバ10は、天気予報アプリの起動頻度の高い時間帯、交通機関の検索情報などを特定する。
この結果、コンテンツサーバ10は、図9の(a)に示す表示制御情報を生成し、図9の(b)に示すコンテンツとともに、ユーザ端末50に送信する。具体的には、コンテンツサーバ10は、表示制御情報については図9の(a)に示すように、朝(6:00−12:00)の時間帯はコンテンツ(天気予報)を拡大表示し、端末の文字サイズ設定に合わせるように「font size set」を「on」に設定し、現在地に関する情報を強調表示するように「font place check」を「on」に設定する。また、コンテンツサーバ10は、コンテンツについては図9の(b)に示すように、大きな見出し(天気予報、お知らせ)のフォントサイズを「16」に設定し、詳細な情報のフォントサイズを「12」に設定する。
図8に戻り、ユーザ端末50は、コンテンツサーバ10から受信したコンテンツのレイアウトを表示制御情報にしたがって生成し、さらに、端末内のログ情報や設定情報等を用いて当該レイアウトを編集する(S106)。そして、ユーザ端末50は、編集後のレイアウトで、受信したコンテンツを表示する(S107)。その後、ユーザ端末50は、コンテンツへのアクセスログなどをコンテンツサーバ10に送信する(S108)。
例えば、ユーザ端末50は、設定情報を参照して、端末の文字サイズが設定されている場合は、文字サイズを修正する。具体的には、ユーザ端末50は、「端末の文字サイズを大きく」が設定されている場合、図9の(c)に示すように、図9の(b)に示すフォントサイズをすべて「2サイズ」大きくする。
そして、ユーザ端末50は、コンテンツの要求時が朝であれば、表示制御情報に従い天気予報の文字サイズを修正する。具体的には、ユーザ端末50は、図9の(d)に示すように、図9の(c)に示すフォントサイズから「天気予報」に関する各コンテンツのフォントサイズを「2サイズ」大きくする。
また、ユーザ端末50は、表示制御情報に従いお知らせの詳細は表示しない。さらに、ユーザ端末50は、現在地(E市)をチェックして現在地の天気を強調表示する。具体的には、ユーザ端末50は、図9の(e)に示すように、「E市、雨のち晴れ」を強調表示する。
[効果]
上述したように、ユーザがモバイルアプリによってコンテンツサーバ10上のコンテンツをダウンロードする時、コンテンツサーバ10側で各ユーザ端末50のログやユーザ属性に基づいてコンテンツを作成し、「表示制御情報」を付加してアプリ側に送信する。ユーザ端末50のアプリ側は、コンテンツサーバ10から受け取った「表示制御情報」と端末固有の情報に基づいて、コンテンツの表示位置、順番、サイズを判断してコンテンツを更新することによって、ユーザとサービス提供側双方にとって有益なコンテンツを表示することができる。
ここで、従来の一般的な手法と実施例1による手法とを比較する。なお、ユーザ端末50の状態は、図6と同様とする。図10は、コンテンツサーバ10の設定のみを用いた配信例を示す図である。図10に示すように、コンテンツサーバ10は、ユーザ端末50のログ情報(図6の上記(1)から(4))と、ユーザ端末50のユーザ情報(G市在住)を保持していることから、これらの情報に適したコンテンツをユーザ端末50に配信する。すなわち、コンテンツサーバ10は、ユーザ端末50のログから、ユーザが所望するコンテンツを特定して配信する。
具体的には、コンテンツサーバ10は、コンテンツ「天気予報」については、現在ユーザはE市にいるが、G市在住の情報しかないため、G市の天気を優先的に表示するとともに、今日の日時でF市に向かう交通機関を検索したため、F市の天気も表示すると決定する。また、コンテンツサーバ10は、コンテンツ「お知らせ」については、全て閲覧済だが特に指定がないため通常通り表示すると決定する。また、コンテンツサーバ10は、コンテンツ「○○セール」については、主に夜利用しているが、特に指示がないため通常通り表示すると決定する。また、コンテンツサーバ10は、コンテンツ「交通情報」については、今日の日時で交通機関を検索したことがあるため、関連する交通情報を大きく表示すると決定し、特に検索したxx線は運休情報が出ているため、文字をBoldにして最上位で表示すると決定する。また、コンテンツサーバ10は、全コンテンツについて、端末の設定に従わず、サーバで指定された文字サイズで表示すると決定する。また、コンテンツサーバ10は、コンテンツ「お得情報」については、Y店の近くを通っているが、利用者が一番多いZ店のタイムセール情報を優先表示すると決定する。
これらの結果、ユーザ端末50は、コンテンツサーバ10の表示指示にしたがってそのまま表示するので、図10の(A)に示すコンテンツ画面を表示することとなる。したがって、図6と比較すると、ユーザ端末50の現在地(E市)の天気予報が表示されず、すでに確認済みのお知らせが表示されるので、ユーザ端末50のユーザにとっては有益な情報が少ない。
図11は、ユーザ端末50の設定のみを用いた配信例を示す図である。図11に示すように、コンテンツサーバ10は、ユーザ端末50のログ情報(図6の上記(1)から(4))と、ユーザ端末50のユーザ情報(G市在住)を保持していることから、これらの情報に適したコンテンツをユーザ端末50に配信する。その後、ユーザ端末50は、コンテンツサーバ10から受信したコンテンツを、コンテンツサーバ10の設定を無視して、自身の設定情報のみで書き換えて表示する。
具体的には、ユーザ端末50は、コンテンツ「天気予報」については、E市にいるので、E市の天気を優先的表示し、今日の日時でF市に向かう交通機関を検索したため、F市の天気も表示すると決定する。また、ユーザ端末50は、コンテンツ「お知らせ」については、全て閲覧済なので優先度を下げて表示すると決定する。また、ユーザ端末50は、コンテンツ「○○セール」については、いつも閲覧しないので優先度を下げて表示する(もしくは表示しない)と決定する。また、ユーザ端末50は、コンテンツ「交通情報」については、今日の日時で交通機関を検索したことがあるため、関連する交通情報を大きく表示すると決定し、特に検索したxx線は運休情報が出ているため、文字をBoldにして最上位で表示すると決定する。また、ユーザ端末50は、全コンテンツについて、端末の設定のみにしたがって、サーバで指定された文字サイズよりも大きく表示すると決定する。また、ユーザ端末50は、コンテンツ「お得情報」については、サーバ側でお勧めしたいY店の近くを通っているが、よく利用するX店の情報を表示と決定する。
これらの結果、ユーザ端末50は、コンテンツサーバ10の表示指示を無視し、自身の設定のみにしたがってそのまま表示するので、図11の(A)に示すコンテンツ画面を表示することとなる。したがって、図6と比較すると、コンテンツサーバ10が、ユーザの移動等を考慮して有益と判断したY店の情報が表示されず、ユーザ端末50のユーザにとっては有益な情報の取りこぼしが発生する。
上述したように、コンテンツサーバ10は、サーバ上のデータだけでなく、端末固有の情報も利用することで、顧客は今欲しい情報をリアルタイムに取得することができる。サービスを提供する側についても、顧客が欲しい情報をリアルタイムに提供することで、顧客満足度を向上させ、購買などへ繋げることができる。また、コンテンツに変更がない場合でも、端末の環境によってコンテンツの表示を切り替えることができる。オフラインでも、端末の環境によってコンテンツの表示を切り替えることができる。サーバ側で収集できるログ情報には限界があるが、端末側でコンテンツの表示制御を行うことで、サーバで管理したくないまたはサーバで管理できない個人情報であっても利用することができる。アプリで保持している情報だけでなく、端末で保持している情報をフルに活用することで、利用者の興味や癖、傾向(生活リズムやアクセスする時間帯)等も利用した制御ができる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下に異なる実施例を説明する。
[表示制御情報]
上述した表示制御情報のフォーマットなどは一例であり、任意に設定変更することができる。また、コンテンツサーバ側で端末による設定を許可しない項目や端末による設定を許可する項目などは、上記例に限らず、任意に設定変更することができる。また、表示制御情報を生成するときに用いる情報は、任意に選択することができる。また、ユーザ端末50は、コンテンツサーバ10が生成した表示制御情報のみを用いて、コンテンツの表示態様を制御することもできる。
[コンテンツ]
また、上記コンテンツはあくまで一例であり、例えば地図情報や動画配信など他のコンテンツを採用することができる。また、表示形式や表示例もあくまで一例であり、任意に設定変更することができる。
[システム]
上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られない。つまり、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
[ハードウェア構成]
図12は、コンテンツサーバ10のハードウェア構成例を説明する図である。図12に示すように、コンテンツサーバ10は、通信インタフェース10a、HDD(Hard Disk Drive)10b、メモリ10c、プロセッサ10dを有する。
通信インタフェース10aは、他の装置の通信を制御するネットワークインタフェースカードなどである。HDD10bは、プログラムやデータなどを記憶する記憶装置の一例である。
メモリ10cの一例としては、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等のRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等が挙げられる。プロセッサ10dの一例としては、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、PLD(Programmable Logic Device)等が挙げられる。
また、コンテンツサーバ10は、プログラムを読み出して実行することでコンテンツの提供方法を実行する情報処理装置として動作する。つまり、コンテンツサーバ10は、取得部21、分析部22、生成部23、提供部24と同様の機能を実行するプログラムを実行する。この結果、コンテンツサーバ10は、取得部21、分析部22、生成部23、提供部24と同様の機能を実行するプロセスを実行することができる。なお、この他の実施例でいうプログラムは、コンテンツサーバ10によって実行されることに限定されるものではない。例えば、他のコンピュータまたはサーバがプログラムを実行する場合や、これらが協働してプログラムを実行するような場合にも、本発明を同様に適用することができる。
図13は、ユーザ端末50のハードウェア構成例を示す図である。図13に示すように、ユーザ端末50は、無線装置50a、センサ50c、表示装置50d、記憶装置50e、プロセッサ50fを有する。
無線装置50aは、アンテナ50bを用いて、他の装置と通信を実行する。センサ50cは、加速度、位置情報、速度、地磁気などを測定するセンサである。表示装置50dは、ディスプレイなどであり、アプリケーションの画面やWeb画面など様々な情報を表示する。
記憶装置50eは、各種データやプログラムを記憶するハードディスクやメモリなどの記憶装置の一例である。記憶装置50dの一例としては、SDRAM等のRAM、ROM、フラッシュメモリ等が挙げられる。プロセッサ50dの一例としては、CPU、DSP、FPGA、PLD等が挙げられる。
また、ユーザ端末50は、プログラムを読み出して実行することでコンテンツの表示方法を実行する情報処理装置として動作する。つまり、ユーザ端末50は、操作実行部61、要求部62、編集部63、表示制御部64と同様の機能を実行するプログラムを実行する。この結果、ユーザ端末50は、操作実行部61、要求部62、編集部63、表示制御部64と同様の機能を実行するプロセスを実行することができる。なお、この他の実施例でいうプログラムは、ユーザ端末50によって実行されることに限定されるものではない。例えば、他のコンピュータまたはサーバがプログラムを実行する場合や、これらが協働してプログラムを実行するような場合にも、本発明を同様に適用することができる。
これらのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。また、このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MO(Magneto−Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disc)などのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することができる。
10 コンテンツサーバ
11 通信部
12 記憶部
13 コンテンツDB
14 分析結果DB
20 制御部
21 取得部
22 分析部
23 生成部
24 提供部
50 ユーザ端末
51 通信部
52 記憶部
53 ログ情報DB
54 設定情報DB
55 コンテンツDB
60 制御部
61 操作実行部
62 要求部
63 編集部
64 表示制御部

Claims (6)

  1. 情報処理装置と通信可能な端末におけるコンテンツの表示制御方法において、
    前記端末が受け付けた操作を特定する操作情報に応じて前記情報処理装置がコンテンツごとに生成した該コンテンツの表示制御に関する表示制御情報を受信し、
    いずれかのコンテンツの表示指示を受け付けると、受信した前記表示制御情報のうち、前記いずれかのコンテンツに応じた表示制御情報に基づき、前記いずれかのコンテンツの前記端末における表示態様を制御する、
    処理を前記端末が実行することを特徴とする表示制御方法。
  2. 前記端末がコンテンツごとの表示態様を設定した設定情報、前記端末を使用するユーザの属性情報、前記端末によってリアルタイムに検出されるセンサ情報の少なくともいずれか一つと、前記表示制御情報とを用いて、前記いずれかのコンテンツの前記端末における表示態様を制御する、ことを特徴とする請求項1に記載の表示制御方法。
  3. 前記いずれかのコンテンツの前記端末における表示サイズ、表示順、文字サイズを制御する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の表示制御方法。
  4. 前記端末側で変更不可能なコンテンツの指定、および、前記コンテンツごとの優先度と前記コンテンツごとの文字情報と前記端末の現在位置に関するコンテンツの指定とを含む前記端末側で変更可能なコンテンツの指定、を含む前記表示制御情報を受信し、
    前記変更不可能なコンテンツについては、前記表示制御情報で指定される表示態様で表示し、前記変更可能なコンテンツについては、前記端末側の状況に応じて前記表示態様を変更して表示する、処理を実行することを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の表示制御方法。
  5. 情報処理装置と通信可能な端末におけるコンテンツの表示制御プログラムにおいて、
    前記端末が受け付けた操作を特定する操作情報に応じて前記情報処理装置がコンテンツごとに生成した該コンテンツの表示制御に関する表示制御情報を受信し、
    いずれかのコンテンツの表示指示を受け付けると、受信した前記表示制御情報のうち、前記いずれかのコンテンツに応じた表示制御情報に基づき、前記いずれかのコンテンツの前記端末における表示態様を制御する、
    処理を前記端末に実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
  6. 情報処理装置と通信可能な端末装置において、
    前記端末装置が受け付けた操作を特定する操作情報に応じて前記情報処理装置がコンテンツごとに生成した該コンテンツの表示制御に関する表示制御情報を受信する受信部と、
    いずれかのコンテンツの表示指示を受け付けると、受信した前記表示制御情報のうち、前記いずれかのコンテンツに応じた表示制御情報に基づき、前記いずれかのコンテンツの前記端末における表示態様を制御する表示制御部と、
    を有することを特徴とする端末装置。
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