JP2019099160A5 - - Google Patents

Description

上述した目的を達成するために本発明では、容器本体と蓋体からなる包装用容器であって、前記容器本体は、底面と、この底面の周囲から立ち上がる壁面と、この壁面に対して外側に向けた蓋体嵌合用フランジ部と、この蓋体嵌合用フランジ部から垂直方向には周壁が立下がっており、前記蓋体嵌合用フランジ部から延長して設けられる容器側逆テーパ面と、前記周壁の下端部からは前記容器本体の外周の一部から外側に向かって膨出する受け片とを有し、前記蓋体は、天板と、この天板の周縁から下向きに連続する蓋体壁と、この蓋体壁の下縁部から外側に向けて拡開する蓋体フランジ部と、この蓋体フランジ部から延長して設けられる蓋体逆テーパ面と、前記蓋体の外周の一部には前記受け片に対応する摘み部とを有し、前記受け片は、前記摘み部の外周よりも大きい外周で上下方向に屈曲可能なものであり、さらにこの受け片は、前記摘み部に対応する平面と、当該平面の外周部の容器本体の外周縁を除いた部分の内側の一部分で、且つ、前記摘み部の外周よりも外側に前記摘み部の厚さよりも高い突状部を有し、前記蓋体逆テーパ面の深さを前記容器本体の逆テーパ面の深さに対応させ、前記突状部は、前記容器本体の前記周壁の前記下端部を除く前記平面に前記摘み部の外周に沿って形成されて、前記受け片を前記周壁の前記下端部に沿って変形可能とするという手段を用いる。

Claims (1)

1. 容器本体と蓋体からなる包装用容器であって、
   前記容器本体は、
   底面と、
   この底面の周囲から立ち上がる壁面と、
   この壁面に対して外側に向けた蓋体嵌合用フランジ部と、
   この蓋体嵌合用フランジ部から垂直方向には周壁が立下がっており、
   前記蓋体嵌合用フランジ部から延長して設けられる容器側逆テーパ面と、
   前記周壁の下端部からは前記容器本体の外周の一部から外側に向かって膨出する受け片とを有し、
   前記蓋体は、
   天板と、
   この天板の周縁から下向きに連続する蓋体壁と、
   この蓋体壁の下縁部から外側に向けて拡開する蓋体フランジ部と、
   この蓋体フランジ部から延長して設けられる蓋体逆テーパ面と、
   前記蓋体の外周の一部には前記受け片に対応する摘み部とを有し、
   前記受け片は、
   前記摘み部の外周よりも大きい外周で上下方向に屈曲可能なものであり、
   さらにこの受け片は、
   前記摘み部に対応する平面と、
   当該平面の外周部の容器本体の外周縁を除いた部分の内側の一部分で、且つ、前記摘み部の外周よりも外側に前記摘み部の厚さよりも高い突状部を有し、
   前記蓋体逆テーパ面の深さを前記容器本体の逆テーパ面の深さに対応させ、
   前記突状部は、
   前記容器本体の前記周壁の前記下端部を除く前記平面に前記摘み部の外周に沿って形成されて、前記受け片を前記周壁の前記下端部に沿って変形可能とした、
   ことを特徴とする包装用容器。