JP2019097160A - サーバおよびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】クルーズの来訪に対する配信者のその時々の意思をクルーズの行先の決定に反映させる。【解決手段】本発明の一態様によれば、サーバは、観客に複数の生配信コンテンツを巡回させるクルーズサービスのために観客端末へ配信する生配信コンテンツを制御する。このサーバは、決定部と、生成部とを含む。決定部は、観客端末へ配信する生配信コンテンツを決定する。生成部は、クルーズサービスによる観客の来訪を拒否するためのユーザ入力を受け付けるGUI部品を配信者端末に表示させるための制御情報を生成する。決定部は、第1の生配信コンテンツの配信元である第1の配信者端末からGUI部品が選択されたことを示すユーザ入力情報が受信されると、少なくとも1回に亘って、第1の生配信コンテンツを観客端末へ配信する生配信コンテンツとして決定しない。【選択図】 図2
Description
本発明は、動画共有システムにおける動画の生配信に関する。
近年、一部の動画共有システムでは、ユーザ(以降、単に配信者と呼ぶ)が撮影した動画を多数の観客へインターネット経由で生配信(生放送とも呼ばれる)することが可能である。生配信コンテンツは、その性質上、観客が例えばキーワード検索などにより好みのものを見つけるのが困難である。このため、観客の生配信コンテンツに対する視聴行動は、典型的には、自らの好みの配信者の生配信コンテンツを選択的に視聴するか、生配信コンテンツのランキングを参照して面白そうなものをザッピングするかのどちらかになりがちである。
生配信コンテンツの楽しみ方の1つとして、「クルーズ」と呼ばれるサービスも既に運用されている(非特許文献1参照)。非特許文献1に記載の従来型のクルーズ(正式名称は、ニコ生クルーズ)は、複数の生配信コンテンツを例えば数十秒程度のサイクルで観客に次々と視聴(以下、巡回と呼ぶ)させるサービスであり、巡回する生配信コンテンツはサービス提供者によって決定される。クルーズを利用中(乗船中)の観客は、次の生配信コンテンツに進むか、現在の生配信コンテンツに留まる(降船する)かを選択することができる。
クルーズは、観客には、能動的にコンテンツを探さなくても様々な生配信コンテンツを視聴できるというメリットがあり、配信者には、大量の観客に自己の生配信コンテンツを一時的に視聴してもらえる機会が与えられ、新規フォロワー、例えばチャンネル入会者の獲得を期待できるというメリットがある。
特許文献1には、所定の放送局装置を巡回して、各放送局装置からストリーミングデータを順次受信して、下位装置に接続された受信装置に配信可能な巡回配信装置[0009]が開示されており、接続すべき特定配信装置と接続順序を、巡回配信装置の操作者が自由に設定できること[0090]が記載されている。また、第2の実施形態では、ノード装置により構成された巡回再生装置[0092]が開示されており、当該ノード装置の操作者が巡回対象放送局と巡回対象放送局の接続時間および接続順を自由に設定できること[0134]が記載されている。
また、特許文献2には、リアルタイム放送番組等の多様なソースから動画コンテンツを組み合わせユーザの嗜好に合う番組編成で配信する動画配信システムが開示されている。この動画配信システムは、ユーザの嗜好に最も合う複数の番組候補を決定し、ユーザの視聴端末に送信し、当該番組候補から選択を行えるようにしている。
「ニコ生クルーズとは」、[online]、[2017年11月5日検索]、インターネット、<URL:http://live.nicovideo.jp/s/cruise>
クルーズは配信者にとって上述のメリットがあるものの、自己のフォロワーでない大量の観客が来訪して場が荒れることもあるため、クルーズを好まない配信者も存在する。そこで、従来のクルーズでは、配信者は、コンテンツのタグ、カテゴリなどのメタデータを適切に編集することで、自己の生配信コンテンツにクルーズが全く来ないようにすることができる。
しかしながら、例えばクルーズが来ても構わないと思っている配信者であっても、マイクテスト中、離席したい時、内輪ネタで盛り上がっている時、番組企画の途中などには、クルーズが来て欲しくないと思うかもしれないし、逆に、持ちネタを披露する前など、ここぞという場面では、クルーズにすぐに来て欲しいと思うかもしれない。従来のクルーズは、行先の決定において、このような配信者のその時々の意思を反映していなかった。
本発明は、クルーズの来訪に対する配信者のその時々の意思をクルーズの行先の決定に反映させることを目的とする。
本発明の一態様によれば、サーバは、観客に複数の生配信コンテンツを巡回させるクルーズサービスのために観客端末へ配信する生配信コンテンツを制御する。このサーバは、決定部と、生成部と、送信部と、受信部とを含む。決定部は、観客端末へ配信する生配信コンテンツを決定する。生成部は、クルーズサービスによる観客の来訪を拒否するためのユーザ入力を受け付ける第1のGUI(Graphical User Interface)部品を表示するための第1の制御情報を生成する。送信部は、第1の制御情報を第1の生配信コンテンツの配信元である第1の配信者端末へ送信する。受信部は、第1のGUI部品が選択されたことを示す第1のユーザ入力情報を受信する。決定部は、第1の配信者端末から第1のユーザ入力情報が受信されると、少なくとも1回に亘って、第1の生配信コンテンツを観客端末へ配信する生配信コンテンツとして決定しない。
本発明の別の態様によれば、サーバは、観客に複数の生配信コンテンツを巡回させるクルーズサービスのために観客端末へ配信する生配信コンテンツを制御する。このサーバは、決定部と、生成部と、送信部と、受信部とを含む。決定部は、観客端末へ配信する生配信コンテンツを決定する。生成部は、クルーズサービスによる観客の来訪を要求するためのユーザ入力を受け付ける第1のGUI(Graphical User Interface)部品を表示するための第1の制御情報を生成する。送信部は、第1の制御情報を第1の生配信コンテンツの配信元である第1の配信者端末へ送信する。受信部は、第1のGUI部品が選択されたことを示す第1のユーザ入力情報を受信する。決定部は、第1の配信者端末から第1のユーザ入力情報が受信されると、少なくとも1回に亘って、第1の配信者端末から第1のユーザ入力情報が受信されなかった場合に比べて高い確率で、第1の生配信コンテンツを観客端末へ配信する生配信コンテンツとして決定する。
本発明によれば、クルーズの来訪に対する配信者のその時々の意思をクルーズの行先の決定に反映させることができる。
以下、図面を参照しながら実施形態の説明を述べる。なお、以降、説明済みの要素と同一または類似の要素には同一または類似の符号を付し、重複する説明については基本的に省略する。例えば、複数の同一または類似の要素が存在する場合に、各要素を区別せずに説明するために共通の符号を用いることがあるし、各要素を区別して説明するために当該共通の符号に加えて枝番号を用いることもある。
(実施形態)
実施形態に係る制御サーバは、図1に示される、動画の生配信システムに組み込むことができる。この生配信システムは、配信者端末100−1,100−2,・・・と、動画配信サーバ200と、観客端末300−1,300−2,・・・と、制御サーバ400とを含む。
実施形態に係る制御サーバは、図1に示される、動画の生配信システムに組み込むことができる。この生配信システムは、配信者端末100−1,100−2,・・・と、動画配信サーバ200と、観客端末300−1,300−2,・・・と、制御サーバ400とを含む。
図1の例では、動画配信サーバ200は、基本的に、配信者端末100から逐次送信される生配信コンテンツ(以降の説明では便宜上、生番組とするが、生配信コンテンツはこれに限られない)を観客端末300へ配信する。ここで、観客には、自らが選択した生番組を視聴する者(通常の観客)と、クルーズを利用して制御サーバ400によって決定された生番組を視聴する者(クルーズ利用者)とに大別される。以降の説明では便宜上、原則として観客とはクルーズ利用者を指すこととし、観客端末300とはクルーズ利用者の使用する端末を指すこととする。
動画配信サーバ200は後述される制御サーバ400と協同して、観客端末300にクルーズを提供することができる。クルーズでは、制御サーバ400が観客端末300へ次に配信する生番組(すなわち、クルーズの行先)を決定し、動画配信サーバ200は決定された生番組を観客端末300へ例えば数十秒程度に亘って配信し、そして再び制御サーバ400が観客端末300へ次に配信する生番組を決定する。
制御サーバ400は、配信者端末100へ制御情報を送ることで、クルーズによる観客の来訪を一時的に拒否するためのユーザ入力を受け付けるGUI(Graphical User Interface)部品、またはクルーズによる観客の速やかな来訪を要求するためのユーザ入力を受け付けるGUI部品を当該配信者端末100に表示させる。そして、制御サーバ400は、配信者がかかるGUI部品を選択するユーザ入力をなした場合には、当該配信者の生番組をクルーズの行先から一時的に除外したり、当該生番組を優先して次のクルーズの行先を決定したりする。これにより、配信者がクルーズの来訪を望んでいない時にはその意思を表明することで当該配信者の生番組にクルーズが来なくなり、配信者がクルーズの速やかな来訪を望んでいる時にはその意思を表明することで当該配信者の生番組にクルーズが来やすくなる。
動画配信サーバ200は、配信者端末100、観客端末300および制御サーバ400とネットワーク経由で接続しており、データを互いに送受信できる。同様に、制御サーバ400は、配信者端末100および動画配信サーバ200とネットワーク経由で接続している。制御サーバ400は、配信者端末100へ後述されるGUI部品を表示するための制御情報を送信したり、配信者端末100から配信者がGUI部品を選択したことを示すユーザ入力情報を受信したり、観客端末300へ配信すべき生番組、すなわちクルーズの行先を動画配信サーバ200に指示したりする。
なお、図1において示される各装置の数は、例示に過ぎない。例えば、配信者端末100および観客端末300の数は、時々刻々と変化するので、0となることがあり得るし、数百、数千となることもあり得る。また、図1に示されない、Webサーバまたはコメント配信サーバがさらに設けられてもよいし、これらの機能が動画配信サーバ200に組み込まれてもよい。また、動画配信サーバ200および制御サーバ400は統合されてもよい。
配信者端末100は、例えばビデオカメラなどの動画ソースに接続されたコンピュータなどの電子デバイス、例えば、テレビ受像機(インターネットテレビを含む)、PC(Personal Computer)、モバイル端末(例えば、タブレット、スマートフォン、ラップトップ、フィーチャーフォン、ポータブルゲーム機、デジタルミュージックプレイヤー、電子書籍リーダなど)、VR(Virtual Reality)端末、AR(Augmented Reality)端末などであり得るが、これらに限られない。配信者端末100は、動画ソースから出力されるエンコード済みの動画データを動画配信サーバ200へ逐次送信する。
動画配信サーバ200は、配信者端末100から逐次送信される、エンコード済みの動画データを受信する。そして、動画配信サーバ200は、この動画データを、当該動画データを配信または視聴している配信者端末100および観客端末300へ配信する。観客端末300は、配信者端末100と同様の電子デバイスであり得るが、配信者端末100とは異なり動画ソースに接続される必要はない。また、動画配信サーバ200は、クルーズ利用者の観客端末300に対しては、制御サーバ400によって決定された行先に対応する動画データを配信する。
制御サーバ400は、現在配信可能な複数の生番組から、観客端末300へ次に配信する生番組(クルーズの次の行先)を決定する。制御サーバ400は、クルーズの次の行先を決定する前に、配信者端末100へ前述の制御情報を送信している。そして、制御サーバ400は、この制御情報に基づいて表示されたGUI部品が選択されたことを示すユーザ入力情報を受信すると、配信者の意思(クルーズの来訪を一時的に拒否したい、またはクルーズに速やかに来訪して欲しい)を考慮して、クルーズの行先を決定する。制御サーバ400は決定した生番組を観客端末300へ配信するように動画配信サーバ200に指示する。なお、制御サーバ400は、クルーズの行先を、所定のアルゴリズムにより決定してもよいし、観客の選択に委ねてもよいし、両者を併用してもよい。クルーズの行先を観客の選択に委ねる場合には、制御サーバ400は観客端末300とネットワーク経由で必要なデータをやり取りしてよい。
以下、図1中の制御サーバ400の構成および動作について順に図面を用いて説明する。
制御サーバ400は、コンピュータであって、制御情報の生成、クルーズの行先の決定、などを行うプロセッサと、かかる処理を実現するために当該プロセッサによって実行されるプログラムおよび当該プロセッサによって使用されるデータなどを一時的に格納するメモリとを含んでいる。
制御サーバ400は、さらに、ネットワークに接続するための通信装置を利用可能である。通信装置は、制御サーバ400に内蔵されてもよいし、制御サーバ400に外付けされてもよい。
通信装置は、ネットワーク経由で、配信者端末100および動画配信サーバ200と通信をする。例えば、通信装置は、動画配信サーバ200から現在配信可能な生番組の情報を受信したり、動画配信サーバ200へクルーズの次の行先を指示したり、配信者端末100へGUIを表示するための制御情報を送信したり、配信者端末100から配信者がGUIを選択したことを示すユーザ入力情報を受信したりする。
次に、図2を用いて制御サーバ400の構成例の説明を続ける。図2の制御サーバ400は、生番組情報取得部401と、制御情報生成部402と、送信部403と、受信部404と、行先決定部405とを含む。
生番組情報取得部401は、現在配信可能な、すなわちクルーズの行先として選択可能な生番組の情報を取得する。生番組情報取得部401は、例えば動画配信サーバ200からネットワーク経由で生番組の情報を受信してもよい。生番組情報取得部401は、前述の通信装置であってもよいし、当該通信装置とのインターフェースであってもよい。
生番組の情報は、例えば、生番組および/またはその配信者を識別する情報、生番組の時間枠を示す情報、生番組に付与されたメタデータ(例えば、動画タグ(キーワード)、スポンサー名、番組カテゴリ)、配信者コメント、説明文、生番組および/または配信者の属性情報、生番組の観客数および/またはコメント数、生番組のサムネイル画像データ、生番組の動画データ、生番組に投稿されたコメントなどであり得る。
生番組情報取得部401は、生番組の情報を制御情報生成部402および行先決定部405へ送る。なお、生番組の情報は、例えば図示されない記憶部に保存され、これを制御情報生成部402および行先決定部405が適宜参照してもよい。また、制御サーバ400が動画配信サーバ200に組み込まれる場合には、生番組情報取得部401は不要となり得る。
制御情報生成部402は、生番組情報取得部401から現在配信可能な生番組の情報を受け取る。制御情報生成部402は、現在配信可能な生番組の一部、または全部の配信元である配信者端末100に、後述されるGUI部品を表示させるための制御情報を生成する。ここで、制御情報を生成することとは、図示されない記憶部に予め格納されている制御情報の1つを読み出すことも含み得る。制御情報生成部402は、この制御情報を送信部403へ送る。制御情報生成部402は、前述のプロセッサおよびメモリであってよい。
例えば、制御情報生成部402は、クルーズによる観客の来訪を一時的に拒否するためのユーザ入力を受け付けるGUI部品を配信者端末100に表示させるための制御情報を生成してもよい。以降の説明では、このGUI部品は、「今は来ないでボタン」と呼ぶこともあるが、このGUI部品は当該名称とは異なる名称のボタンであってもよいし、ボタンとは異なるGUI部品であってもよい。
また、制御情報生成部402は、クルーズによる観客の速やかな来訪を要求するためのユーザ入力を受け付けるGUI部品を配信者端末100に表示させるための制御情報を生成してもよい。以降の説明では、このGUI部品は、「すぐ来てボタン」と呼ぶこともあるが、このGUI部品は当該名称とは異なる名称のボタンであってもよいし、ボタンとは異なるGUI部品であってもよい。
制御情報生成部402は、これらの制御情報の一方のみを生成してもよいし、両方を生成してもよい。また、制御情報生成部402は、これらのいずれとも異なる制御情報を生成してもよい。
なお、制御情報生成部402が、現在配信可能な生番組の一部の配信元である配信者端末100を対象に制御情報を生成する場合には、当該生番組は以下のように選択され得る。
例えば、行先決定部405が、図4に例示されるように、現在配信可能な生番組から行先の複数の候補を選出し、当該複数の候補の中から所定のアルゴリズムにより、または観客の意思により行先を決定するとする。この場合に、制御情報生成部402は、現に複数の候補として選出された生番組の配信元である配信者端末100を対象に、今は来ないでボタンを表示するための制御情報を生成してもよい。この場合に、例えば図3に示されるように、配信者端末100の画面には、今は来ないでボタンに加えて、「もうすぐクルーズが来るかもしれません!」などの配信者にクルーズによる観客の来訪を予告するコメントが自動表示されてもよい。これにより、クルーズの行先として決定される可能性が高い生番組の配信元に限って制御情報および後述されるユーザ入力情報のやり取りが生じるので、制御サーバ400における処理負荷が低くなると共に配信者も無駄な入力を行わなくて済む。また、今は来ないでボタンが、当該ボタンを使用する必要のない配信者の配信者端末100の画面を遮ることで当該配信者に悪印象を与えることもない。同様の観点から、配信者端末100では、今は来ないでボタンが使用されると、当該ボタンの表示が一時的にまたは恒久的に画面から消されてもよい。
また、制御情報生成部402は、現在配信可能な生番組、またはその配信者もしくは観客が所定の条件を満足した場合に、当該生番組の配信元である配信者端末100を対象に、すぐ来てボタンを表示するための制御情報、例えばコマンドを生成してもよい。これにより、多数の配信者が同時期にすぐ来てボタンを選択してしまい、その効果が希釈されるのを防ぐことができる。
具体的には、制御情報生成部402は、例えばコメント数または観客数が急激に伸びている生動画、配信者が課金に応じた生動画、などの限られた生動画の配信元となる配信者端末100を対象に制御情報を生成してもよい。これにより、盛り上がりを見せている生動画の配信者やプロモーションに積極的な配信者に、クルーズによる観客を呼び込むチャンスを優先的に与えることができる。
或いは、制御情報生成部402は、すぐ来てボタンの効果の希釈化を防ぐために、制御情報を生成する対象となる配信者端末100をランダムに絞り込んでもよい。この手法では、すぐ来てボタンが利用可能となる配信者を選ぶことはできないが、すぐ来てボタンが表示される配信者端末100が制限されるので当該ボタンの効果の希釈化を防ぐことはできる。例えば図示されない抽選部が現在配信可能な生番組またはその配信者を対象に抽選を行い、制御情報生成部402は当選した生番組の配信元、または当選した配信者の配信者端末100を対象に制御情報を生成してもよい。この場合に、例えば図7に示されるように、配信者端末100の画面には、すぐ来てボタンに加えて、「すぐ来てボタンが当たりました!」などのコメントが自動表示されてもよい。
このほか、すぐ来てボタンの効果の希釈化を防ぐために、当該ボタンの使用回数または使用インターバルが制限されてもよい。このようなすぐ来てボタンの使用回数または使用インターバルの制限は、制御サーバ400によって行われてもよいし、各配信者端末100によって行われもよい。例えば、すぐ来てボタンの使用回数が上限に達した、または使用インターバルが終わっていない場合に、配信者端末100の画面からすぐ来てボタンの表示が消えてもよいし、非アクティブ状態に切り替わってもよい。
送信部403は、現在配信可能な生番組の一部、または全部の配信元である配信者端末100を対象とする制御情報を制御情報生成部402から受け取り、これをネットワーク経由で当該配信者端末100へ送信する。送信部403は、前述の通信装置であってもよいし、当該通信装置とのインターフェースであってもよい。
また、送信部403は、行先決定部405からクルーズの行先を示す情報、例えば行先としての生番組の識別情報、URL(Uniform Resource Locator)などを受け取り、これをネットワーク経由で動画配信サーバ200へ送信する。
受信部404は、ネットワーク経由で配信者端末100から、送信部403によって送信された制御情報に基づいて表示されたGUI部品が選択されたことを示すユーザ入力情報を受信する。なお、いずれの配信者端末100でもGUI部品が選択されなければ、受信部404はユーザ入力情報を受信しないことになる。受信部404は、ユーザ入力情報を行先決定部405へ送る。受信部404は、前述の通信装置であってもよいし、当該通信装置とのインターフェースであってもよい。
行先決定部405は、観客端末300へ配信する生配信コンテンツ、すなわちクルーズの行先、を決定する。後述するように行先決定部405は、クルーズの行先を、所定のアルゴリズムにより決定してもよいし、観客の選択に委ねてもよいし、両者を併用してもよい。いずれの場合であっても、行先決定部405は、受信部404から、GUI部品が選択されたことを示すユーザ入力情報を受け取ると、このユーザ入力情報を考慮してクルーズの行先を決定する。行先決定部405は、決定した行先を示す情報を送信部403へ送る。行先決定部405は、前述のプロセッサおよびメモリであってよい。
例えば、行先決定部405は、図4に例示されるように、現在配信可能な生番組から行先の複数の候補(生番組A、生番組Bおよび生番組C)を選出し、当該複数の候補の中から行先(生番組A)を決定することができる。ただし、図4の例は、行先を決定する手法の1つに過ぎず、行先決定部405は、所定のアルゴリズムにより、複数の候補の選出を経ずに、行先(生番組A)を直接決定してもよい。
行先決定部405は、所定のアルゴリズムにより、複数の候補を選出してもよい。具体的には、行先決定部405は、ランダムに複数の候補を選出してもよいし、生番組の情報に含まれる要素、例えば生番組および/または配信者の属性、生番組に付与されたメタデータ、生番組の観客数および/またはコメント数などに応じて、選出のされやすさを異ならせてもよい。そして、観客がこれら複数の候補のいずれを選んだかに依存して、行先決定部405はクルーズの行先を決定してもよい。複数の候補は例えば観客端末300に選択肢として提示され得、観客が選んだ選択肢は例えばユーザ入力情報として受信部404によって受信され得る。行先決定部405は、受信部404から観客の選んだ選択肢を示す情報を受け取り、この情報に基づいて、例えば、全観客共通で1つの行先を決定してもよいし、観客毎に行先を決定してもよい。
例えば、行先決定部405は、各観客の行先を、当該観客の選んだ選択肢に関連付けられた生番組に決定してもよい。何れの選択肢も選ばなかった観客の行先は任意に決定されてよいが、例えば最も多くの観客から選ばれた選択肢に関連付けられた生番組としてもよい。
また、観客から選ばれた数が極端に少ない選択肢については、ストリーミング数の増加を抑制する観点から無視されてもよい。かかる選択肢を選んだ観客の行先は、何れの選択肢も選ばなかった観客の行先と同様に決定されてよい。観客から選ばれた数が極端に少ないか否かは、例えばその数、または全選択肢の中でその選択肢が選ばれた割合、などと閾値との比較により判定されてよい。
さらに、行先決定部405は、選択肢の数が行先の上限数よりも少ない場合、例えば3択の選択肢が提示されたにも関わらず行先が最大2つと定められている場合には、観客から選ばれた数の降順に当該上限数まで選択肢を抽出し、抽出された選択肢に関連付けられた生番組を行先として決定してもよい。抽出された選択肢を選ばなかった観客の行先は、何れの選択肢も選ばなかった観客の行先と同様に決定されてもよい。
行先決定部405は、配信者端末100から今は来ないでボタンが選択されたことを示すユーザ入力情報が受信されると、少なくとも1回に亘って当該配信者端末100を配信元とする生番組をクルーズの行先として決定しない。
例えば、生番組Aの配信元である配信者端末100から今は来ないでボタンが選択されたことを示すユーザ入力情報が受信されたとする。この場合に、行先決定部405は、図5に例示されるように、現在配信可能な生番組から生番組Aを除外したうえで、行先の複数の候補(生番組B、生番組Cおよび生番組D)を選出し、当該複数の候補の中から行先(生番組B)を決定してもよい。或いは、行先決定部405は、図6に例示されるように、現在配信可能な生番組から行先の複数の候補(生番組A、生番組Bおよび生番組C)を選出し、当該複数の候補の中から生番組Aを除外したうえで、行先(生番組B)を決定してもよい。このようにして行先決定部405は、生番組Aを少なくとも1回はクルーズの行先として決定しない。
なお、行先決定部405は、上記ユーザ入力情報の受信タイミング次第では、複数の候補の選出または行先の決定をやり直してもよい。具体的には、図5の例において、複数の候補(生番組A、生番組Bおよび生番組C)を選出した後に上記ユーザ入力情報が受信された場合には、行先決定部405は生番組Aの代わりに生番組Dを繰り上げてもよい。これにより、観客に提示される選択肢の数が維持できると共に、観客が実際には行先となり得ない生番組Aの選択肢を選ぶ事態を避けることができる。同様に、図6の例において行先(生番組A)を決定した後に上記ユーザ入力情報が受信された場合には、行先決定部405は生番組Aの代わりに生番組Bを繰り上げてもよい。これにより、配信者が今は来ないでボタンを選択するタイミングが遅れたとしても、その意思を汲み取り当該配信者の生番組をクルーズの行先から除外することができる。
以下、図8を用いて、今は来ないでボタンに関する制御サーバ400の動作例を説明する。なお、図8の動作例では、すぐ来てボタンは考慮されていないが、図9を用いて後述する説明を参酌することで、両方のボタンに関する制御サーバ400の動作を把握することが可能である。
制御サーバ400は、クルーズが終了するまで、クルーズの行先を決定する度に以下に説明するステップS501乃至ステップS506を繰り返す。
まず、ステップS501では、生番組情報取得部401は配信可能な生番組の情報を取得し、処理はステップS502へ進む。なお、前述のようにクルーズの終了までステップS501乃至ステップS506は繰り返されるが、過去のステップS501の実行時に取得した生番組の情報を更新する必要がない場合には、ステップS501の実行はスキップされてよい。
まず、ステップS501では、生番組情報取得部401は配信可能な生番組の情報を取得し、処理はステップS502へ進む。なお、前述のようにクルーズの終了までステップS501乃至ステップS506は繰り返されるが、過去のステップS501の実行時に取得した生番組の情報を更新する必要がない場合には、ステップS501の実行はスキップされてよい。
ステップS502では、制御情報生成部402は、現在配信可能な生番組の一部、または全部の配信元である配信者端末100に、今は来ないでボタンを表示させるための制御情報を生成する。ここで、ステップS502は、必ずしもクルーズの行先を決定する度に行われなくてもよい。例えば、過去のステップS502の実行時に配信可能な生番組の全部の配信元である配信者端末100のための制御情報を生成している場合には、配信可能な生番組に変更があるまでステップS502の実行はスキップされてよい。また、ステップS502の前に、行先決定部405が行先の複数の候補を選出し、制御情報生成部402は選出された複数の候補を対象に制御情報を生成してもよい。
次に、送信部403は、ステップS502において生成された制御情報を、対象となる配信者端末100へ送信する(ステップS503)。ステップS503において送信された制御情報を受信した配信者端末100は、当該制御情報に基づいて今は来ないでボタンを画面に表示する。
行先決定部405がクルーズの次の行先を決定するまでに、受信部404が今は来ないでボタンを示すユーザ入力情報を受信すると処理はステップS505へと進み、そうでなければ処理はステップS506へと進む。
ステップS505では、行先決定部405は、今は来ないでボタンが押された生番組を除外して、クルーズの次の行先を決定する。他方、ステップS506では、行先決定部405は、クルーズの次の行先を決定する。ステップS505およびステップS506において、行先決定部405は、クルーズの行先を、所定のアルゴリズムにより決定してもよいし、観客の選択に委ねてもよいし、両者を併用してもよい。
ステップS505またはステップS505の終了後、制御サーバ400はクルーズが終了するまで次の行先を決定する機会を待ち受ける(ステップS507)。機会が到来すると処理はステップS501に戻る。
行先決定部405は、配信者端末100からすぐ来てボタンが選択されたことを示すユーザ入力情報が受信されると、少なくとも1回に亘って、当該配信者端末100を配信元とする生番組を優先的にクルーズの行先として決定する。ここで、優先的とは、配信者がすぐ来てボタンを選択することで、選択しなかった場合に比べて、当該配信者の生番組がクルーズの行先として決定されやすくなる、例えば高確率で行先として決定されることを意味し得る。
例えば、行先決定部405は、すぐ来てボタンを選択した配信者の生番組から行先の複数の候補を選出し、枠が余った場合にそれ以外の現在配信可能な生番組から残りの候補を選出してもよい。或いは、候補を選出するためのスコア(例えば生番組情報に基づいて算出される値であり得る)または当選確率(ランダム選出の場合)について、行先決定部405は、すぐ来てボタンを選択した配信者の生番組のスコアまたは当選確率が当該ボタンを選択肢しなかった場合に比べて高くなるように調整してもよい。また、行先決定部405は、すぐ来てボタンを選択した配信者の生番組から行先を決定し、枠が余った場合にそれ以外の現在配信可能な生番組から残りの行先を決定してもよい。或いは、行先を決定するためのスコア(例えば、観客による選択数であり得る)について、行先決定部405は、すぐ来てボタンを選択した配信者の生番組のスコアが当該ボタンを選択肢しなかった場合に比べて高くなるように調整してもよい。
以下、図9を用いて、すぐ来てボタンに関する制御サーバ400の動作例を説明する。なお、図9の動作例では、今は来ないでボタンは考慮されていないが、前述のように、図8を用いた説明を参酌することで、両方のボタンに関する制御サーバ400の動作を把握することが可能である。
制御サーバ400は、クルーズが終了するまで、クルーズの行先を決定する度に以下に説明するステップS601乃至ステップS606を繰り返す。
まず、ステップS601では、生番組情報取得部401は配信可能な生番組の情報を取得し、処理はステップS602へ進む。なお、前述のようにクルーズの終了までステップS601乃至ステップS606は繰り返されるが、過去のステップS601の実行時に取得した生番組の情報を更新する必要がない場合には、ステップS601の実行はスキップされてよい。
まず、ステップS601では、生番組情報取得部401は配信可能な生番組の情報を取得し、処理はステップS602へ進む。なお、前述のようにクルーズの終了までステップS601乃至ステップS606は繰り返されるが、過去のステップS601の実行時に取得した生番組の情報を更新する必要がない場合には、ステップS601の実行はスキップされてよい。
ステップS602では、制御情報生成部402は、現在配信可能な生番組の一部、または全部の配信元である配信者端末100に、すぐ来てボタンを表示させるための制御情報を生成する。ここで、ステップS602は、必ずしもクルーズの行先を決定する度に行われなくてもよい。例えば、過去のステップS602の実行時に配信可能な生番組の全部の配信元である配信者端末100のための制御情報を生成している場合には、配信可能な生番組に変更があるまでステップS602の実行はスキップされてよい。
次に、送信部403は、ステップS602において生成された制御情報を、対象となる配信者端末100へ送信する(ステップS603)。ステップS603において送信された制御情報を受信した配信者端末100は、当該制御情報に基づいてすぐ来てボタンを画面に表示する。
行先決定部405がクルーズの次の行先を決定するまでに、受信部404がすぐ来てボタンを示すユーザ入力情報を受信すると処理はステップS605へと進み、そうでなければ処理はステップS606へと進む。
ステップS605では、行先決定部405は、すぐ来てボタンが押された生動画を優先してクルーズの次の行先を決定する。他方、ステップS606では、行先決定部405は、クルーズの次の行先を決定する。ステップS605およびステップS606において、行先決定部405は、クルーズの行先を、所定のアルゴリズムにより決定してもよいし、観客の選択に委ねてもよいし、両者を併用してもよい。
ステップS605またはステップS605の終了後、制御サーバ400はクルーズが終了するまで次の行先を決定する機会を待ち受ける(ステップS607)。機会が到来すると処理はステップS601に戻る。
今は来ないでボタンおよびすぐ来てボタンの効果は、一時的であってよく、例えば将来の所定回数、例えば5回分の行先の決定に亘って持続してもよいし、所定時間、例えば5分先迄に行われる行先の決定に亘って持続してもよい。また、すぐ来てボタンの効果は、当該ボタンを選択した配信者の生番組がクルーズの行先として決定された場合にはその目的を達したとみなして消滅させてもよい。
ところで、同じ配信者が、同じ生番組の中で、今は来ないでボタンおよびすぐ来てボタンの両方を選択する可能性がある。例えば、配信者は、離席のために今は来ないでボタンを選択し、戻ってきた後にすぐ来てボタンを選択するかもしれない。或いは、配信者は、持ちネタ披露の前にすぐ来てボタンを選択したが中々クルーズが来ないので、クルーズを待たずに持ちネタを披露し尽くしてしまい、クルーズが今更来ても困ると思い今は来ないでボタンを選択するかもしれない。
いずれの場合にも、行先決定部405は、受信タイミングの新しいユーザ入力情報が配信者の現在の意思に最も近いとして、受信タイミングの古いユーザ入力情報を無視すればよい。すなわち、行先決定部405は、配信者端末100から今は来ないでボタンを選択したことを示すユーザ入力情報が受信された後に当該配信者端末100からすぐ来てボタンを選択したことを示すユーザ入力情報が受信されると、先に受信したユーザ入力情報、すなわち今は来ないでボタンが選択されたことを無視すればよい。同様に、行先決定部405は、配信者端末100からすぐ来てボタンを選択したことを示すユーザ入力情報が受信された後に当該配信者端末100から今は来ないでボタンを選択したことを示すユーザ入力情報が受信されると、先に受信したユーザ入力情報、すなわちすぐ来てボタンが選択されたことを無視すればよい。
以上説明したように、実施形態に係る制御サーバは、クルーズの来訪を一時的に拒否する今は来ないでボタン、および/またはクルーズの速やかな来訪を要求するためのユーザ入力を受け付けるすぐ来てボタンを配信者端末に表示させるための制御情報を生成し、観客端末へ送信する。そして、制御サーバは、これらボタンが選択されたことを示すユーザ入力情報が受信されると、当該ユーザ入力情報を考慮してクルーズの行先を決定する。具体的には、制御サーバは、すぐ来てボタンが押された生番組をクルーズの行先の対象から一時的に除外し、今は来ないでボタンが押された生番組を優先的にクルーズの行先として決定する。故に、この制御サーバによれば、クルーズの来訪に関する配信者のその時々の意思をクルーズの行先の決定にタイムリーに反映させることができる。すなわち、配信者がクルーズの来訪を望んでいない時にはクルーズが来なくなり、配信者がクルーズの来訪を望んでいる時にはクルーズが来やすくなる。
上述の実施形態は、本発明の概念の理解を助けるための具体例を示しているに過ぎず、本発明の範囲を限定することを意図されていない。実施形態は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、様々な構成要素の付加、削除または転換をすることができる。
上記各実施形態において説明された種々の機能部は、回路を用いることで実現されてもよい。回路は、特定の機能を実現する専用回路であってもよいし、プロセッサのような汎用回路であってもよい。
上記各実施形態の処理の少なくとも一部は、汎用のコンピュータを基本ハードウェアとして用いることでも実現可能である。上記処理を実現するプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納して提供されてもよい。プログラムは、インストール可能な形式のファイルまたは実行可能な形式のファイルとして記録媒体に記憶される。記録媒体としては、磁気ディスク、光ディスク(CD−ROM、CD−R、DVD等)、光磁気ディスク(MO等)、半導体メモリなどである。記録媒体は、プログラムを記憶でき、かつ、コンピュータが読み取り可能であれば、何れであってもよい。また、上記処理を実現するプログラムを、インターネットなどのネットワークに接続されたコンピュータ(サーバ)上に格納し、ネットワーク経由でコンピュータ(クライアント)にダウンロードさせてもよい。
100・・・配信者端末
200・・・動画配信サーバ
300・・・観客端末
400・・・制御サーバ
401・・・生番組情報取得部
402・・・制御情報生成部
403・・・送信部
404・・・受信部
405・・・行先決定部
200・・・動画配信サーバ
300・・・観客端末
400・・・制御サーバ
401・・・生番組情報取得部
402・・・制御情報生成部
403・・・送信部
404・・・受信部
405・・・行先決定部
Claims (10)
- 観客に複数の生配信コンテンツを巡回させるクルーズサービスのために観客端末へ配信する生配信コンテンツを制御するサーバであって、
前記観客端末へ配信する生配信コンテンツを決定する決定部と、
前記クルーズサービスによる前記観客の来訪を拒否するためのユーザ入力を受け付ける第1のGUI(Graphical User Interface)部品を表示するための第1の制御情報を生成する生成部と、
前記第1の制御情報を第1の生配信コンテンツの配信元である第1の配信者端末へ送信する送信部と、
前記第1のGUI部品が選択されたことを示す第1のユーザ入力情報を受信する受信部と
を具備し、
前記決定部は、前記第1の配信者端末から前記第1のユーザ入力情報が受信されると、少なくとも1回に亘って、前記第1の生配信コンテンツを前記観客端末へ配信する生配信コンテンツとして決定しない、
サーバ。 - 前記決定部は、前記第1のユーザ入力情報が受信されると、所定時間または所定回数に亘って、前記第1の生配信コンテンツを前記観客端末へ配信する生配信コンテンツとして決定しない、請求項1に記載のサーバ。
- 前記決定部は、前記観客端末へ配信する生配信コンテンツについて複数の候補を選出し、当該複数の候補の中から前記観客端末へ配信する生配信コンテンツを決定し、
前記送信部は、選出された前記複数の候補に含まれる少なくとも1つの生配信コンテンツの配信者端末へ前記第1の制御情報を送信する、
請求項1または請求項2に記載のサーバ。 - 前記生成部は、さらに、前記クルーズサービスによる前記観客の来訪を要求するためのユーザ入力を受け付ける第2のGUI部品を表示するための第2の制御情報を生成し、
前記送信部は、さらに、前記第2の制御情報を第2の生配信コンテンツの配信元である第2の配信者端末へ送信し、
前記受信部は、さらに、前記第2のGUI部品が選択されたことを示す第2のユーザ入力情報を受信し、
前記決定部は、前記第2の配信者端末から前記第2のユーザ入力情報が受信されると、前記第2の配信者端末から前記第2のユーザ入力情報が受信されなかった場合に比べて高い確率で、前記第2の生配信コンテンツを前記観客端末へ配信する生配信コンテンツとして決定する、
請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のサーバ。 - 前記送信部は、さらに、前記第1の制御情報を前記第2の配信者端末へ送信し、
前記決定部は、(1)前記第2の配信者端末から前記第1のユーザ入力情報が受信された後に当該第2の配信者端末から前記第2のユーザ入力情報が受信されると、当該第1のユーザ入力情報を無視し、(2)前記第2の配信者端末から前記第2のユーザ入力情報が受信された後に当該第2の配信者端末から前記第1のユーザ入力情報が受信されると、当該第2のユーザ入力情報を無視する、
請求項4に記載のサーバ。 - 観客に複数の生配信コンテンツを巡回させるクルーズサービスのために観客端末へ配信する生配信コンテンツを制御するサーバであって、
前記観客端末へ配信する生配信コンテンツを決定する決定部と、
前記クルーズサービスによる前記観客の来訪を要求するためのユーザ入力を受け付ける第1のGUI(Graphical User Interface)部品を表示するための第1の制御情報を生成する生成部と、
前記第1の制御情報を第1の生配信コンテンツの配信元である第1の配信者端末へ送信する送信部と、
前記第1のGUI部品が選択されたことを示す第1のユーザ入力情報を受信する受信部と
を具備し、
前記決定部は、前記第1の配信者端末から前記第1のユーザ入力情報が受信されると、少なくとも1回に亘って、前記第1の配信者端末から前記第1のユーザ入力情報が受信されなかった場合に比べて高い確率で、前記第1の生配信コンテンツを前記観客端末へ配信する生配信コンテンツとして決定する、
サーバ。 - 前記決定部は、前記第1のユーザ入力情報が受信されると、所定時間または所定回数に亘って、前記第1のユーザ入力情報が受信されなかった場合に比べて高い確率で、前記第1の生配信コンテンツを前記観客端末へ配信する生配信コンテンツとして決定する、請求項6に記載のサーバ。
- 前記送信部は、前記第1の生配信コンテンツ、当該第1の生配信コンテンツの配信者または前記第1の生配信コンテンツの観客が所定の条件を満足した場合に、前記第1の制御情報を前記第1の配信者端末へ送信する、請求項6または請求項7に記載のサーバ。
- 生配信コンテンツまたは当該生配信コンテンツの配信者を対象に抽選を行う抽選部をさらに具備し、
前記送信部は、前記第1の生配信コンテンツまたは前記第1の生配信コンテンツの配信者が前記抽選に当選した場合に、前記第1の制御情報を前記第1の配信者端末へ送信する、請求項6乃至請求項8のいずれか1項に記載のサーバ。 - コンピュータに、観客に複数の生配信コンテンツを巡回させるクルーズサービスのために観客端末へ配信する生配信コンテンツを制御させるプログラムであって、
前記コンピュータを、
前記観客端末へ配信する生配信コンテンツを決定する手段、
前記クルーズサービスによる前記観客の来訪を拒否するためのユーザ入力を受け付ける第1のGUI(Graphical User Interface)部品を表示するための第1の制御情報を生成する手段、
前記第1の制御情報を第1の生配信コンテンツの配信元である第1の配信者端末へ送信する手段、
前記第1のGUI部品が選択されたことを示す第1のユーザ入力情報を受信する手段
として機能させ、
前記決定する手段は、前記第1の配信者端末から前記第1のユーザ入力情報が受信されると、少なくとも1回に亘って、前記第1の生配信コンテンツを前記観客端末へ配信する生配信コンテンツとして決定しない、
プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018200251A JP2019097160A (ja) | 2018-10-24 | 2018-10-24 | サーバおよびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018200251A JP2019097160A (ja) | 2018-10-24 | 2018-10-24 | サーバおよびプログラム |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017226543A Division JP6426257B1 (ja) | 2017-11-27 | 2017-11-27 | サーバおよびプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019097160A true JP2019097160A (ja) | 2019-06-20 |
Family
ID=66973175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018200251A Pending JP2019097160A (ja) | 2018-10-24 | 2018-10-24 | サーバおよびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2019097160A (ja) |
-
2018
- 2018-10-24 JP JP2018200251A patent/JP2019097160A/ja active Pending
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