JP2019096592A - 電極部材、電極ユニット及び充電電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】導電能力を向上させた、絶縁基体を有する電極部材の提供。【解決手段】電極部材であって、電極本体1を備え、前記電極本体1は、絶縁基体10と、前記絶縁基体10の表面に設けられる導電層11とを備え、前記導電層11は、第1部と、前記第1部から延在する第2部を有し、前記第1部に活物質12が塗布され、前記第2部に活物質12が塗布されず、前記絶縁基体10の第2部に対応する部分に厚さ方向を貫通する第1スルーホール13aが設けられていることを特徴とする、電極部材。【選択図】図3

Description

本発明は、充電電池技術分野に関し、特に電極部材、電極ユニット及び充電電池に関する。
リチウムイオン電池は、充電電池の一種として、大きなエネルギー密度及びパワー密度、多い循環使用回数および長い記憶時間等のメリットを持つもので、携帯電話やノートパソコン等の携帯型電子機器と、電動自動車や電動自転車等の電動交通手段とに広く応用されてきている。
リチウムイオン電池の電極部材は、一般的に金属材質を採用する。例えば、正電極部材が一般的にアルミニウム箔を採用する一方で、負電極部材が一般的に銅箔を採用する。しかし、釘刺し実験において、アルミニウム箔(銅箔)が釘の突き刺し中にバリを生じ、そのバリが直接負電極部材(正電極部材)に搭載されているので、正電極部材及び負電極部材の内部短絡を引き起こし、リチウムイオン電池の発火や爆発にも繋がる。
釘刺し実験の課題を解決するために、アルミニウム箔または銅箔を採用しない新型の電極部材が開発されてきた。図1〜2に示すように、このような新型の電極部材1’は、絶縁基体10’と、絶縁基体10’の表面に設けられる導電層11’とを備える。導電層11’は、活物質12’が塗布された第1部と、活物質12’が塗布されていない第2部とを有する。第2部は、第1部から延在する。記述の便宜上、第1部と絶縁基体10’の第1部に対応する部分は、電気生成部14’と呼称され、第2部と絶縁基体10’の第2部に対応する部分は、電気案内部13’と呼称される。使用時には、電気生成部14’における活物質12’が電解液等と電化反応を行って充放電過程を発生させる一方、電気案内部13’が電流収集部材に接続されており、発生した電流を外部へ導き出す。導電層11’は、絶縁基体10’の表面に設けられるものであり、その厚さが従来使用されている銅箔、アルミニウム箔よりも遥かに小さいため、針刺し使用中にバリを生じないので、釘刺し実験を安全に通すことが可能である。
しかし、このような新型の電極部材は、巻き付けや堆積により電極ユニットを形成する際に複数の電気案内部13’を生成する。複数の電気案内部13’が電流収集部材に接続されているが、絶縁基体10’の存在により、複数の電気案内部13’の間の導電層11’は、直接接触することができない。これにより、導電性能が悪くなり(ひいては互いに絶縁となる)、電気案内部13’と電流収集部材との接続箇所での電気抵抗が大きすぎで、充放電中に温度上昇が急に増えてくる。また、電極部材と電流収集部材とが一般的に溶接(例えば、超音波溶接)方式により接続されるが、このような新型の電極部材が絶縁基体を有し、溶接エネルギーが絶縁基体を通り抜けることが困難であるため、それと電流収集部材との溶接の難易度が大きくて、引いては溶接が不可能になる恐れもある。
上記事情を鑑みて、本発明が解決しようとする技術課題の1つは、絶縁基体を有する電極部材の導電能力を向上させることにある。
上記技術課題を解決すべく、本発明の一態様は、電極部材を提供する。当該電極部材は、電極本体を備える。電極本体は、絶縁基体と、絶縁基体の表面に設けられる導電層とを備える。導電層は、第1部と、第1部から延在する第2部とを有し、第1部に活物質が塗布され、第2部に活物質が塗布されていない。絶縁基体における第2部に対応する部分に厚さ方向を貫通する第1スルーホールが設けられている。
好ましくは、第1スルーホール内には、導電媒体が充填されている。
好ましくは、第1スルーホールは、少なくとも2つあり、当該少なくとも2つの第1スルーホールは、行に配列され、及び/又は列に配列される。
好ましくは、第2部の厚さ範囲は、1nm〜2μmであり、より好ましくは、500nm〜1000nmである。
好ましくは、第1スルーホールの直径範囲は、10nm〜1000μmであり、より好ましくは、25nm〜800nmである。
好ましくは、第2部には、厚さ方向を貫通する第2スルーホールが設けられ、第2スルーホールは、第1スルーホールに対応して設けられ、且つ第1スルーホールに連通する。
好ましくは、電極部材は、第2部に接続される導電構造をさらに備える。
好ましくは、導電構造は、第1スルーホールを被覆する。
好ましくは、導電構造は、第2部に溶接される。
好ましくは、導電層は、絶縁基体の対向する両側の表面に設けられ、導電構造は、第1導電部品を備え、第1導電部品は、絶縁基体の一方側の表面に位置する第2部に接続されている。
好ましくは、導電構造は、第2導電部品をさらに備え、第2導電部品は、絶縁基体の他方側の表面に位置する第2部に接続されている。
好ましくは、導電構造の厚さ範囲は、5μm〜20μmであり、より好ましくは、6μm〜10μmである。
本発明の別の態様は、電極ユニットをさらに提供する。当該電極ユニットは、本発明の電極部材を備える。
本発明のさらに別の態様は、充電電池を提供する。当該充電電池は、電流収集部材を備え、本発明の電極ユニットをさらに備える。電極ユニットの電極部材の第2部が電流収集部材に電気的に接続されている。
好ましくは、第2部は、電流収集部材に溶接される。
本発明において、厚さ方向に沿って導電層における活物質が塗布されていない第2部に対応する絶縁基体上の第1スルーホールにより、絶縁基体が第1スルーホールで電流通路を便利に形成可能であるため、導電部品の導電能力の向上に有利である。
以下では、本発明の例示的な実施例について図面を参照しながら詳細に説明する。本発明の他の特徴およびそのメリットは、説明とともに明瞭になる。
本発明の実施例または従来技術における技術案をより明瞭に説明するために、実施例または従来技術の記述に必要な図面を以下で簡単に説明する。明らかに、後述する図面は、本発明の幾つかの実施例に係る。当業者であれば、進歩性に値する労働をしなくてもこれらの図面から他の図面を得ることができる。
従来技術における絶縁基体を含む電極部材の構造を示す模式図である。 図1の側面図である。 本発明の第1実施例の電極部材の構造を示す模式図である。 図3の側面図である。 図3に示す電極部材に基づく電極ユニットの局所分解模式図である。 図5に示す電極ユニットと電流収集部材との溶接を示す模式図である。 図6に基づく電池の立体構造を示す模式図である。 本発明の第2実施例の電極部材の構造を示す模式図である。 図8の側面図である。 図8に示す電極部材の電極ユニットと電流収集部材との溶接を示す模式図である。
以下では、本発明の実施例における図面を参照し、本発明の実施例における技術案を明瞭で完全に記述する。明らかに、記述された実施例は、単に本発明の一部の実施例に過ぎず、全部の実施例ではない。以下では、少なくとも1つの例示的な実施例の記述が実際に説明的なものであり、本発明およびその応用や使用に対するなんの制限にもならない。本発明における実施例に基づくと、当業者が進歩性に値する労力をしないで取得されたあらゆる他の実施例も、本発明の保護範囲に含まれる。
当業者に周知されている既知の技術、方法及び機器は、詳細に議論しない。適切な場合に、前記技術、方法及び機器は、特許査定される明細書の一部として見なされるべきである。
本発明の記述において、理解すべきことは、方位用語、例えば、「前、後、上、下、左、右」、「横方向、縦方向、垂直、水平」及び「頂、底」等で指示された方位または位置関係が一般的に図面に示す方位または位置関係に基づくものであり、単に本発明の記述及び記述の簡素化を便利にさせるためである。反対に説明しない場合に、これらの方位用語は、必ずしもかかる装置または素子が特定の方位を有するかそれとも特定の方位で構成及び操作されるかを指示や示唆するとは限らない。これによって、本発明の保護範囲に対する制限とは理解され得ない。方位用語「内、外」は、各部品自身の輪郭に対する内外を指す。
本発明の記述において、理解すべきことは、「第1」、「第2」等の用語を使用して部品を限定することが単にかかる部品を区別しやすくするためである。別途声明しない限り、上記用語は、特別な意義を有さない。これにより、上記用語は、本発明の保護範囲に対する制限とは理解され得ない。
理解しやすくなるように、まず、図5及び図7を参照して充電電池の基本的な構造を説明する。図7を参照すると、充電電池は、主にケース(図示せず)、電極ユニット100、電流収集部材200、トップカバー300及び電極端子400を備える。ケースは、電極ユニット100を収容して電極ユニット100に対して保護するための、先端が開口されたキャビティを有する。電極ユニット100は、ケースに収容され、充電電池が充放電機能を実現するコア部品である。トップカバー300は、ケースの開口をカバーしている。電極端子400は、トップカバー300に設けられてトップカバー300の外に露出する。電流収集部材200は、電極ユニット100と電極端子400の間に接続されて、電極ユニット100と電極端子400との間の電気接続を実施する。
図5を参照すると、電極ユニット100は、正電極部材103と、負電極部材101と、正電極部材103及び負電極部材101の間に設けられるセパレータ102とを巻き付けや堆積することで構成される。正電極部材103及び負電極部材101は、通常、シート状の構造とするため、両者が通常正電極シート及び負電極シートとも呼ばれる。図4に示すように、正電極部材103及び負電極部材101が何れも電気生成部14及び電気案内部13を備え、電気生成部14が活物質12を有するが、電気案内部13が活物質12を有さない。巻き付けや堆積により電極ユニットが形成された後、同極性である複数の電気案内部13を積層してタブを形成する。電極ユニットは、タブを介して電流収集部材200に接続されている。正電極部材103は、正タブに対応する。負電極部材101は、負タブに対応する。電流収集部材200を介して正タブに接続する電極端子400は、正極端子と呼ばれる。電流収集部材200を介して負タブに接続する電機端子400は、負極端子と呼ばれる。
図1〜2に示す電極部材を正電極部材103及び/又は負電極部材101として巻き付けや堆積することで電極ユニット100を形成する際、電極ユニット100のタブの任意の2つの隣り合う電気案内部13の間が絶縁基体10’によって隔てられるため、隣り合う2つの電気案内部13の間での電流伝達が困難、引いては不可能になる。電流は、殆どタブの最外側の電気案内部13の、電流収集部材200に直接接続される導電層11’を介して外部へ伝達するしかない。これにより、導電能力が悪くなり、充放電効率が低くなり、局所過熱を引き起こしやすく、各部品の使用寿命が短縮される。
上記技術課題を解決するために、本発明は、図1〜2に示す絶縁基体を有する電極部材を改良することで、新型の電極部材を提供する。
図3〜図10は、本発明の2つの実施例を示す。図3〜10を参照すると、本発明に係る電極部材は、電極本体1を備える。電極本体1は、絶縁基体10及び絶縁基体10の厚さ方向の対向する両側の表面に設けられる導電層11を備える。導電層11は、第1部及び第1部から延在する第2部を有する。第1部に活物質12が塗布されており、第2部に活物質12が塗布されていない。そして、絶縁基体10の第2部に対応する部分には、厚さ方向を貫通する第1スルーホール13aが設けられている。
説明の便宜上、本発明では、相変わらず第1部及び絶縁基体10の第1部に対応する部分が電気生成部14と呼ばれ、第2部及び絶縁基体10の第2部に対応する部分が電気案内部13と呼ばれる。換言すれば、本発明では、電極本体1は、電気生成部14及び電気案内部13を備える。電気生成部14及び電気案内部13は、何れも絶縁基体10、及び絶縁基体10の表面に設けられる導電層11を備える。その区別は、電気生成部14の導電層11に活物質12が塗布されており、電気案内部13の導電層11に活物質12が塗布されていないことにある。電気生成部14は、活物質12にて電解液と電化反応を行うにより充放電過程を実施する。電気案内部13は、充電電池の電流収集部材200に接続されて、電気生成部14で発生された電流を外部へ導出する。
本発明では、導電層11に活物質が塗布されていない第2部に対応する絶縁基体10に厚さ方向を貫通する第1スルーホール13aが設けられていることにより、第1スルーホール13aに導電媒体を設けるかそれとも絶縁基体10の対向する両側の表面上の第2部に対して溶接・溶融等を行って、絶縁基体10に電流通路を形成する。これにより、厚さ方向における電流の伝達が実現され、電極部材の導電能力に対する絶縁基体10の制約が減少され、電極部材の巻き付けや堆積によって電極ユニット100が形成された後で隣り合う電気案内部13の間での電気導通が便利になる。したがって、導電能力の向上に有利である。
また、第1スルーホール13aにより、溶接のエネルギーが絶縁基体10をより容易に通り抜けるため、本発明は、電極部材と電流収集部材200との溶接の難易度の低減にも有利である。また、溶接時に第2部が熱を受けて第1スルーホール13a内に流動可能であるため、本発明は、電極部材の電気案内部13が溶接時に熱を受けて皺になることを防止することができる。
第1スルーホール13aの数が1つ、2つまたは複数であってもよい。第1スルーホール13aの数が少なくとも2つであるとき、これらの少なくとも2つの第1スルーホール13aは、行に配列され、及び/又は列に配列されてもよい。好ましくは、絶縁基体10の第2部に対応する部分には、複数の第1スルーホール13aが設けられ、且つこれらの複数の第1スルーホール13aは、絶縁基体10の第2部に対応する部分全体に間隔を隔てて分布してもよい。これにより、第1スルーホール13aで形成された電流通路の数がより多く、分布が広いため、導電効率がより有効的に向上することができる。
本発明では、更に、第2部に厚さ方向を貫通する第2スルーホール13cが設けられてもよい。第2スルーホール13cは、第1スルーホール13aに対応して設けられ、且つ第1スルーホール13aに連通する。これにより、電気案内部13の厚さ方向全体が第2スルーホール13cと第1スルーホール13aとに貫通され、溶接エネルギーが電気案内部13を貫通することがより容易になり、電気案内部13と電流収集部材200等の他の構造部件との溶接をより便利で効果的に実現する。
また、本発明において、電極部材は、第2部に接続される導電構造2を更に備えてもよい。絶縁基体10を有する電気案内部13に導電構造2を増設することで、電極部材の巻き付けや堆積によって電極ユニット100が形成された後で、隣り合う電気案内部13の間は、第1スルーホール13aで形成された電流通路によって電気導通を実現可能であるとともに、導電構造2を介して電気導通を実現可能である。これにより、電極部材の導電能力をより効果的に向上することができる。
本発明では、導電層11は、絶縁基体10の一方側の表面に設けられてもよく、絶縁基体10の対向する両側の表面に設けられてもよい。導電層11が絶縁基体10の対向する両側の表面に設けられているとき、導電構造2は、第1導電部品21aを備えてもよい。当該第1導電部品21aは、絶縁基体10の一方側の表面に位置する第2部に接続されている。または、さらに、導電構造2は、第2導電部品21bも備えてもよい。当該第2導電部品21bは、絶縁基体10の他方側の表面に位置する第2部に接続されている。第1導電部品21a及び第2導電部品21bの構造及び材料は、同じまたは異なってもよい。
導電構造2が第1導電部品21a及び第2導電部品21bを含むとき、第1導電部品21aと第2導電部品21bとは、直接接続され、または、導電構造2は、導電接続部22を更に備えてもよい。導電接続部22が第1導電部品21aと第2導電部品21bの間に接続されることにより、第1導電部品21aと第2導電部品21bとは、導電接続部22を介して接続される。
また、導電構造2は、第1スルーホール13aを被覆するように設けられることが好ましい。こうして、溶接時に、電気案内部13の両側に位置する導電部品が第1スルーホール13aを介して互いに接続可能であり、導電能力を更に向上させ、構造の強固性を向上させる。電気案内部13の両側に位置する導電部品は、同一の電気案内部13の両側に接続される第1導電部品21aと第2導電部品21b(その際、電気案内部13における導電構造2が電気案内部13の両側に位置する第1導電部品21aと第2導電部品21bを含む)であってもよく、電極ユニット100が形成された後で1つの電気案内部13の一方側の第1導電部品21aと隣り合う電気案内部13の同じ側の第1導電部品21a(その際、各電気案内部13における導電構造2が電気案内部13の一方側に位置する第1導電部品21aのみを含む)であってもよい。
以下では、図3〜10に示す2つの実施例を結合して本発明をさらに説明する。これらの2つの実施例では、何れも電極部材の巻き付けにより電極ユニット100を形成することを例として説明する。
まず、図3〜7を参照して本発明の第1実施例を説明する。図3及び図4は、本発明の第1実施例の電極部材を示す。図5〜6及び図7は、それぞれ当該第1実施例に基づく電極部材の電極ユニット及び充電電池を示す。
図3及び図4に示すように、当該第1実施例では、電極部材が電極本体1を備え、電極本体1が絶縁基体10及び導電層11を備える。導電層11は、絶縁基体10の対向する両側の表面に設けられる。即ち、絶縁基体10の対向する両側の表面の何れにも、導電層11が設けられている。絶縁基体10は、2つの導電層11の間に位置する。また、導電層11は、活物質12が塗布された第1部(図3では、下部)と、活物質12が塗布されていない第2部(図3では、上部)とを有する。第2部は、第1部から延在する(図3では、上方へ延在)。
絶縁基体10は、PP、PE、PETまたはPI等の、電解液の腐食に耐える高分子ポリマー材料を採用可能である。導電層11は、アルミニウムまたは銅等の金属基材を採用可能である。好ましくは、電極部材が正電極部材として用いられるときに、導電層11にアルミニウム基材が採用され、電極部材が負電極部材として用いられるときに、導電層11に銅基材が採用される。導電層11は、メッキ、電気泳動、塗装またはディップコーティング等の方式にて絶縁基体10の表面に加工されてもよい。
記述の便宜上、図3に示すT方向は、厚さ方向と呼ばれる。当該厚さ方向Tは、絶縁基体10における、導電層11が設置される対向する両側の表面の所在する方向である。即ち、当該実施例の2つの導電層11は、絶縁基体10の厚さ方向における2つの対向する表面に設けられている。図3に示すH方向は、高さ方向と呼ばれる。当該高さ方向Hは、第1部及び第2部の対向配置される方向であり、即ち、第1部及び第2部が対向に延在する方向である。同時に、図4に示すW方向は、幅方向と呼ばれる。当該幅方向Wは、厚さ方向T及び高さ方向Hに垂直な方向である。
図3と図4に示すように、当該実施例において、絶縁基体10の第2部に対応する部分に、厚さ方向を貫通する複数の第1スルーホール13aが設けられ、両側の第2部のいずれにも厚さ方向を貫通する複数の第2スルーホール13cが設けられ、且つ各第2部での複数の第2スルーホール13cが何れも複数の第1スルーホール13aに一対一で設けられ、且つ、対応する第1スルーホール13aに連通する。第1スルーホール13aと第2スルーホール13cが第2部及び絶縁基体10の対応する部分に設けられて互いに連通するため、第1スルーホール13aと2つの第2スルーホール13cにより、電気案内部13の厚さ全体が貫通される。電気案内部13に複数グループの第1スルーホール13aと第2スルーホール13cが設けられているため、電気案内部13全体は、何れも厚さ方向においてこれらの複数グループの第1スルーホール13aと第2スルーホール13cとによって貫通される。
第1スルーホール13aと第2スルーホール13cを形成する際、導電層11が塗布される前に絶縁基体10の第2部に対応する部分に第1スルーホール13aを開けて、そして、絶縁基体10に導電層11を塗布して両側の導電層11に第2スルーホール13cをそれぞれ開ける。または、絶縁基体10の両側に導電層11を塗布した後で直接厚さ方向に沿ってスルーホールを開けて、第1スルーホール13aと第2スルーホール13cとを一度で形成してもよい。このように、従来の電極部材の電気案内部13に直接スルーホールを開けることで当該実施例の電極部材を取得することが可能であり、プロセスがより簡単になり、コストがより低くなる。
当該実施例に基づく電極部材で形成された電極ユニット100は、溶接方式により、電流収集部材200と組み立てられる。図6に示すように、電極ユニット100は、電極部材の第2部によって電流収集部材200と溶接し、第2部と電流収集部材200の間に溶接部(溶接印)1aが形成される。
第1スルーホール13aが設けられているため、溶接中において、絶縁基体10の両側の導電層11が溶融して第1スルーホール13a内に進入する。これにより、第1スルーホール13aにも導電材料があり、電流通路を形成し、絶縁基体10の両側の導電層11を連通する。これにより、電流が一方側の導電層11から第1スルーホール13aを経由して他方側の導電層11へ流れ込み、両側の導電層11に対する絶縁基体10による遮断を減少し、両側の導電層11の導電性を強くさせ、電気案内部13の厚さ方向に沿う電流伝達を実施し、導電効率を向上させる。これから分かるように、当該実施例では、導電層11における、活物質が塗布されていない第2部に対応する絶縁基体10に厚さ方向を貫通する第1スルーホール13aが設けられることにより、絶縁基体10の厚さ方向における対向する両側の表面上での第2部が溶接時に第1スルーホール13aによって互いに溶融し、電流通路を形成可能であるため、導電部品の導電能力の向上に有利である。
第2部の対応位置に設けられる第2スルーホール13cが第1スルーホール13aと共同で電気案内部13の厚さ全体を貫通するため、両側の導電層11の間でのより効果的な電流伝達が実現可能であり、電極部材の導電能力が更に向上する。
また、電気案内部13の溶接時、溶接で発生した熱が第2部に対応する絶縁基体10に伝達される。第1スルーホール13aが設置されないと、絶縁基体10の第2部に対応する部分は、熱を受けて皺になる。当該実施例で設置された第1スルーホール13aは、絶縁基体10が溶接中に受けた応力を解放する作用を果たすことができ、絶縁基体10が溶接中に熱を受けて皺になることを有効的に防止することができる。
そして、第1スルーホール13aと第1スルーホール13aに連通する第2スルーホール13cとを設置することにより、電極部材を電流収集部材200に溶接する際に、溶接エネルギーが電気案内部13を通り抜けることがより容易になり、溶接の利便性が改善され、溶接の難易度が低減され、溶接効率が向上し、省エネになる。別の側面から言うと、それは、略同じな溶接エネルギーに基づいて、より大きな厚さの溶接を実現可能である。特に電極部材と電流収集部材200とが超音波溶接方式によって接続される際、超音波エネルギーは、第1スルーホール13aとそれに対応する第2スルーホール13cとを経由して電気案内部13を効果的に貫通することができ、電極部材と電流収集部材200との超音波溶接を完成させる。
当該実施例の電極部材を正電極部材103として使用し、当該電極部材をセバレータ102及び負電極部材101と巻き付けることで、図5に示す電極ユニット100を形成可能である。図5から分かるように、当該電極ユニット100は、複数の電気案内部13を有し、これらの複数の電気案内部13は、積層して設けられている。積層された複数の電気案内部13は、電極ユニット100のタブを形成する。厚さT方向に沿って、タブの2つずつの隣り合う電気案内部13の間が、絶縁基体10の一方側の導電層11に位置する第2スルーホール13cと、第1スルーホール13aと、絶縁基体10の他方側の導電層11に位置する第2スルーホール13cとで形成された電流通路によって電気連通可能であるため、タブの隣り合う電気案内部13の間での電流伝達が絶縁基体10に遮断されない。電気生成部14で発生された電流を導出する際、タブの電流収集部材200に直接接続される最外側の電気案内部13が自身の導電層11を介して外部へ電流を伝達可能であるとともに、タブの最外側の電気案内部13の間に積層された各電気案内部13も形成された電流通路によって電気導通を実施して外部へ電流を伝達可能である。これにより、導電能力が有効的に向上し、より効果的な充放電過程が実現可能である。
図5に示す電極ユニット100は、正電極部材103に当該実施例の電極部材が採用され、負電極部材101に当該実施例の電極部材が採用されていない。理解すべきことは、代替方式として、当該実施例の電極部材が負電極部材101に採用され、正電極部材103に採用されていないことであってもよい。または、正電極部材103及び負電極部材101の何れにも当該実施例の電極部材が採用されてもよい。実際に、本発明の電極部材は、正電極部材103として用いられてもよく、負電極部材101として用いられてもよい。即ち、電極ユニット100の正電極部材103及び/又は負電極部材101は、本発明の電極部材を採用可能である。
図5に示す電極ユニット100を充電電池の電流収集部材200、ケース、トップカバー300及電極端子400等に組み立てると、図7に示す充電電池を形成可能である。当該実施例において、電極ユニット100と電流収集部材200の間は、溶接(例えば、超音波溶接または抵抗溶接)接続を使用して、電極ユニット100と電流収集部材200の間の電気接続を実現する。
以下では、図8〜10を参照して第2実施例を説明する。記述の簡素化のために、以下では、当該第2実施例と第1実施例との相違点のみを主に紹介し、記述されていない部分は、第1実施例を参照して理解すればよい。
図8に示すように、当該第2実施例において、電気案内部13に配置されたスルーホール(第1スルーホール13aと第2スルーホール13c)をもとに、第2部に導電構造2をさらに設ける。導電構造2は、第2部に接続されている。換言すれば、導電構造2は、電気案内部13の導電層11に接続されている。これにより、電極部材は、導電層11を介して直接電流収集部材200に接続することなく、導電構造2を介して電流収集部材200に接続することで、電流の導出を実施することができる。作動中に、電流が活物質12から導電層11の第1部を経由して導電層11の第2部へ流れ込み、絶縁基体10の両側の第2部が第1スルーホール13aで形成された電流通路を介して電流を伝達可能であり、また、電流が導電層11の第2部から当該第2部に接続される導電構造2へ流れ込み可能である。これにより、導電構造2は、電流を当該導電構造2に接続される充電電池の電流収集部材200へ導出し、さらに電流収集部材200から導出し、例えば、充電電池の電極端子400まで導出する。これからわかるように、導電構造2の増設により、電極部材の導電性能が更に向上可能であり、電極部材の電流通過能力が向上する。
導電構造2は、銅またはアルミニウム等の金属材料から製造されてもよい。好ましくは、電極部材が正電極部材として用いられるときに、導電構造2にアルミニウム材料が採用され、電極部材が負電極部材として用いられるときに、導電構造2に銅材料が採用される。
当該実施例において、導電構造2は、第1スルーホール13aを被覆可能に設けられる。具体的に、図8から分かるように、導電構造2は、第1スルーホール13aと絶縁基体10の両側の導電層11における第2スルーホール13cとを被覆する。このように設置するメリットとしては、導電構造2が導電層11(具体的に、第2部)を介して第1スルーホール13aで形成された電流通路に接触可能であり、第1スルーホール13aで形成された電流通路を介して伝達された電流が効果的に導電構造2に伝達されて導電構造2から導出可能である。したがって、導電効率がより高くなる。また、図8に示すように、当該実施例において、導電構造2は、第1導電部品21a及び第2導電部品21bを備える。第1導電部品21a及び第2導電部品21bは、それぞれ電気案内部13の厚さ方向の両側に設けられ、電気案内部13の絶縁基体10の両側の表面における導電層11にそれぞれ接続されている。即ち、第1導電部品21aは、絶縁基体10の一方側の表面に位置する第2部に接続され、第2導電部品21bは、絶縁基体10の他方側の表面に位置する第2部に接続されている。
電気案内部13の厚さ方向の両側に第1導電部品21a及び第2導電部品21bがそれぞれ設けられているため、当該電極部材を備える電極ユニット100は、タブの任意の2つの隣り合う電気案内部13の間にも電気案内構造2があり、且つ任意の2つの隣り合う電気案内部13の間がスルーホールで形成された電流通路を介して電気連通可能であるだけではなく、1つの電気案内部13での第1導電部品21aを介してもう1つの電気案内部13での第2導電部品21bに電気連通可能である。これにより、電流は、スムーズで十分にタブの積層された各電気案内部13の間で伝達可能である。最終的に電極ユニット100で発生された電流は、比較的に十分で効率的に電流収集部材200に伝達される。導電構造2により、タブの隣り合う電気案内部13の間に対する絶縁基体10による遮断が更に回避可能であり、電流通過面積が増大するため、充電電池の充放電効率がより有効的に向上可能であり、充放電過程における充電電池の過熱のリスクが低減され、充電電池の使用寿命の延長にも有利である。
そして、当該実施例の第1導電部品21aと第2導電部品21bが何れも電気案内部13の厚さ全体を貫通する第2スルーホール13cと第1スルーホール13aとに被覆されるため、電気案内部13に溶接される際、第1導電部品21aと第2導電部品21bは、各自に対応する導電層11(具体的には、第2部)にそれぞれ接続可能であるとともに、第2スルーホール13cと第1スルーホール13aを通り抜けて互いな接続を実現可能である。これにより、絶縁基体10の対向する両側に設けられる第1導電部品21aと第2導電部品21bも電流通路を介して厚さ方向の電流伝達を実現可能であり、第1導電部品21aと第2導電部品21bの電流伝達経路を増加し、電極部材の導電能力を更に向上させる。一方で、第1導電部品21aと第2導電部品21bが電気案内部13におけるスルーホールの設けられる位置に互いに直接溶接可能であり、第1導電部品21aと第2導電部品21bがそれぞれ薄い第2部のみと溶接する場合に比べ、第1導電部品21aと第2導電部品21bとの溶接強度が更に向上可能であり、電極部材の構造信頼性が向上する。
当該実施例の第1導電部品21a及び第2導電部品21bがそれぞれ電気案内部13の厚さ方向における対向する両側に設けられていることにより、図8に示すように、第1導電部品21a及び第2導電部品21bの間に隙間Gがある。また、図8から分かるように、当該実施例において、第1導電部品21a及び第2導電部品21bの上端が何れも電気案内部13の上端よりも高い。即ち、高さ方向Hに沿って、導電構造2の第1部から離間する縁は、第2部の第1部から離間する縁からはみ出すまで延在する。これにより、電極本体1(具体的には、電気案内部13)は、第1導電部品21aと第2導電部品21bの間の隙間Gの部分のみを充填する。
電極本体1が第1導電部品21aと第2導電部品21bの間の隙間Gの部分のみを充填するため、第1電極部材21aと第2電極部材21bとの高さ方向Hに沿う少なくとも一部の間が絶縁基体10に隔てられていない。これにより、絶縁基体10の厚さT方向における両側の表面上の導電層11が第1電極部材21a及び第2電極部材21bを介して電気導通を実施することに有利であり、電流導出がさらに便利になり、導電性能が向上する。一方で、電極部材で形成される電極ユニット100を充電電池の電流収集部材200に接続する際、さらに、第1導電部品21a及び第2導電部品21bを便利に押圧することで隙間Gを減少可能である。こうして、第1導電部品21a及び第2導電部品21bを密着させる。これにより、タブが積層された各電気案内部13の電流を電流収集部材200へ伝達することが便利になり、導電能力が更に向上するとともに、タブの占める組立空間の減少にも有利であり、電極ユニット100の空間利用率が向上し、電極ユニット100と電流収集部材200との組立が便利になる。
また、図8に示すように、当該実施例の導電構造2は、導電接続部22を更に備える。当該導電接続部22は、第1導電部品21aと第2導電部品21bの間に接続されている。具体的に、図3では、第1導電部品21aと第2導電部品21bとの下端がそれぞれ絶縁基体10の厚さ方向における対向する両側の表面に位置する第2部に接続され、第1導電部品21aと第2導電部品21bとの上端が導電接続部22を介して接続されているため、導電構造2は、略逆U型のように電気案内部13に接続されている。
導電接続部22の設置により、第1導電部品21a及び第2導電部品21bを一体として接続可能である。こうして、第1導電部品21a及び第2導電部品21bを緊密に押圧しなくても、第1導電部品21a及び第2導電部品21bの間で電流の伝達も可能である。これにより、電極ユニット100の形成後で積層された隣り合う電気案内部13の間が絶縁基体10の影響を受けずに互いに電気導通が容易になり、タブの導電性能の更なる改善に有利である。
説明すべきことは、導電接続部22の設置により、第1導電部品21a及び第2導電部品21bを一体として接続可能である他に、第1導電部品21a及び第2導電部品21bを直接接続して二者を一体として接続可能である。即ち、第1導電部品21aの第1部から離間する一端(図8では、上端)及び第2導電部品21bの第1部から離間する一端(図8では、上端)は、直接接続可能である。例えば、1枚の銅箔またはアルミニウム箔を導電構造2として採用し、銅箔またはアルミニウム箔を中部から折り曲げた後で電気案内部13の対向する両側の導電層11に接続してもよい。このような場合に、銅箔またはアルミニウム箔の対向して折り曲げた両部分は、それぞれ第1導電部品21a及び第2導電部品21bである。その際、第1導電部品21aと第2導電部品21bとが直接逆V字型のように接続されることにより、導電構造2は、略逆V型になるように電気案内部13に接続されている。
図5を参照し、当該実施例の電極部材によって形成された電極ユニット100は、複数の電気案内部13及び複数の導電構造2を備える。複数の電気案内部13は、積層して設けられ、また2つずつの隣り合う電気案内部13の間に導電構造2がある。これにより、タブの隣り合う電気案内部13の間は、更に導電構造2によって電気導通可能である。これにより、電気生成部14で発生された電流の導出時に、タブの電流収集部材200に直接接続される最外側の電気案内部13が自身に対応する導電構造2を介して外部へ電流を伝達可能であるとともに、タブの最外側電気案内部13の間に積層された各電気案内部13も導電構造2を介して電気導通を実施して外部へ電流を伝達可能である。これにより、導電能力が有効的に向上し、より効果的な充放電過程が実現可能である。
当該実施例に基づく電極部材によって形成された電極ユニット100は、溶接方式により電流収集部材200と接続可能であり、両者間の電気的接続を実現する。ここで、電極ユニット100は、電極部材の導電構造2によって電流収集部材200に溶接可能である。溶接時に、まず、導電構造2を第2部に溶接してから、電流収集部材200を導電構造2に溶接する。つまり、二次溶接方式を使用して電極ユニット100と電流収集部材200との接続を実現可能である。しかし、第1実施例に言及されたように、電気案内部13にスルーホールを設けることで、溶接エネルギーが電気案内部13を通り抜けることが便利になり、ほぼ同じ溶接エネルギーにてより大きな厚さの溶接を実現可能である。したがって、当該実施例は、二次溶接方式を採用せず、直接一次溶接方式を採用してもよい。つまり、電流収集部材200と導電構造2の溶接、及び、導電構造2と第2部の溶接を一度で完成することができる。これから分かるように、電気案内部13に設けられるスルーホールにより、電流収集部材200と導電構造2、及び、導電構造2と第2部の接続は、一度の溶接で完成可能である。二次溶接方式に比べ、一次溶接のステップが少なく、手順が簡単で、効率が高い。さらに、タブが折り曲げ可能であるため、タブが折り曲げた後で電流収集部材200に接続されることが便利になり、タブの折り曲げ空間が節約可能であり、エネルギー密度が向上する。
説明すべきことは、導電構造2が図8に示す構造に限定されず、ここで、その中の何種かの変形例を説明する。
図8に示す導電構造2の1つの変形例として、導電構造2は、導電気接続部22を直接省略してもよい。即ち、第1導電部品21aの上端及び第2導電部品21bの上端が導電接続部22を介して接続されず、互いに独立であり、何れもフリーエンドになる。このように設置するメリットとしては、導電接続部22が省略されたため、導電接続部22が第1導電部品21a及び第2導電部品21bを支持しなくなる。したがって、第1導電部品21a及び第2導電部品21bは、外力作用の下で近寄って来て、電極ユニット100と電流収集部材200の接続時に、各導電構造2の第1導電部品21a及び第2導電部品21bをより緊密に押し付ける。これにより、第1導電部品21aと第2導電部品21bの間の隙間Gをより有効的に解消し、導電効率を更に向上させ、組立空間が節約され、電極ユニット100と電流収集部材200とのより有効的な組立を実現する。
図8に示す導電構造2の別の変形例として、高さ方向Hに沿って、電極本体1(具体的には、電気案内部13)が第1導電部品21a及び第2導電部品21bの間の隙間Gの部分のみを充填するだけではなく、隙間Gの全部を充填する。このように、電極本体1が高さ方向Hにおいて第1導電部品21a及び第2導電部品21bの全部を支持可能であり、第1導電部品21a及び第2導電部品21bの折り曲げをより有効的に防止可能である。それは、電極部材の強度を向上しつつ、使用中に第1導電部品21a及び第2導電部品21bが折り曲げて電極ユニット100に突き込むことによって短絡を引き起こすことを防止可能であるため、使用安全性が更に向上する。
図8に示す導電構造2の更に別の変形例として、導電構造2は、第1導電部品21a、第2導電部品21b及び導電接続部22を同時に備えることなく、第2導電部品21b及び導電接続部22を省略して、第1導電部品21aのみを備えてもよい。つまり、導電構造2は、絶縁基体10の厚さ方向の対向する両側の表面の第2部において導電部品をそれぞれ設けず、絶縁基体10の厚さ方向の一方側の表面の第2部のみに導電部品を設ける。また、当該導電構造を有する電極部材の巻き付けにより電極ユニット100を形成する際、採用される複数の電極部材の第1導電部品21aは、何れも各自の絶縁基体10の厚さ方向の同一側の表面の第2部に設けられる。このように、図5から分かるように、積層された各電気案内部13のうち、2つずつの隣り合う電気案内部13の間にも導電構造2(具体的には、第1導電部品21a)があり、且つ1つの電気案内部13の第1導電部品21aが設けられていない側の導電層11がそれに隣接するもう1つの電気案内部13の第1導電部品21aに接触可能である。これにより、タブの任意の隣り合う2つの電気案内部13の間の電気導通を実現可能であり、有効な導電ができる。
また、この場合に、各電気案内部13が何れも厚さ方向の両側に第1導電部品21a(一方側は、自身に対応する第1導電部品21aであり、他方側は、隣り合う電気案内部13に対応する第1導電部品21aである)を備える。そのため、タブを溶接する際、各電気案内部13の厚さ方向の両側に位置する第1導電部品21aは、電気案内部13でのスルーホールを介して互いに接続可能である。これにより、電極ユニットの導電能力を向上可能であるとともに、電極ユニットの構造信頼性を向上可能である。そして、第2導電部品21b及び導電接続部22が省略されたため、十分な電流通過を供給可能であるとともに、導電構造2の厚さ方向Tにおけるサイズを有効的に減少可能である。それは、タブの組立に占められる空間を更に減少し、電極ユニット100の空間利用率を向上させるとともに、電極ユニット100と充電電池の他の構造部品との組立難易度を低減可能である。
また、上記各実施例では、電気案内部13と電流収集部材200及び導電構造2等とを溶接してスルーホール中に電流通路を形成する他に、他の方式を採用してスルーホール中に電流通路を形成してもよい。例えば、第1スルーホール13a中に導電媒体を直接設け、第1スルーホール13a中に充填された導電媒体を利用して、電流の厚さT方向に沿う伝達を実現する。または、スルーホールに合わせるネジ接続部品等の金属部品によって、電気案内部13と電流収集部材200および導電構造2等との接続を実施可能であり、スルーホール中に挿入された金属部品を利用しても、電流を厚さ方向に沿って伝達可能である。
また、電極部材の総合性能を向上させるために、上記各実施例では、第2部の厚さ、第1スルーホール13aの直径及び導電構造2の厚さを設計してもよい。ただし、第2部の厚さ範囲は、1nm〜2μmであってもよい。好ましくは、第2部の厚さ範囲は、500nm〜1000nmであってもよい。当該厚さ範囲にあるとき、第2部は、釘刺し実験にバリを生じることが一層困難になり、電気抵抗が小さく、導電能力が強くなる。第1スルーホール13aの直径範囲は、10nm〜1000μmであってもよい。好ましくは、第1スルーホール2aの直径範囲は、25nm〜800nmであってもよい。当該直径範囲内にあると、溶接エネルギーが良好に通ることが可能であるとともに、絶縁基体10が依然として高い強度を有する。導電構造2の厚さ範囲は、5μm〜20μmであってもよい。好ましくは、導電構造2の厚さ範囲は、6μm〜10μmであってもよい。当該厚さ範囲内にあると、導電構造2は、良好な導電能力を有し、電気案内部13の厚さを過剰に増加することなく、電極ユニット100のエネルギー密度の確保にも有利である。
上述したのは、本発明の例示的な実施例に過ぎず、本発明を制限するためのものではない。本発明の精神及び原則内でなされた如何なる変更、等価置換、改良も本発明の保護範囲内に含まれる。
1’ 電極部材
10’ 絶縁基体
11’ 導電層
12’ 活物質
13’ 電気案内部
14’ 電気生成部
1 電極本体
10 絶縁基体
11 導電層
12 活物質
13 電気案内部
14 電気生成部
2 導電構造
21a 第1導電部品
21b 第2導電部品
22 導電接続部
1a 溶接部
13a 第1スルーホール
13c 第2スルーホール
G 隙間
100 電極ユニット
101 負電極部材
102 セパレータ
200 電流収集部材
300 トップカバー
400 電極端子

Claims (15)

  1. 電極部材であって、
    電極本体(1)を備え、
    前記電極本体(1)は、絶縁基体(10)と、前記絶縁基体(10)の表面に設けられる導電層(11)とを備え、前記導電層(11)は、第1部と、前記第1部から延在する第2部とを有し、前記第1部に活物質(12)が塗布され、前記第2部に前記活物質(12)が塗布されず、前記絶縁基体(10)における前記第2部に対応する部分に厚さ方向を貫通する第1スルーホール(13a)が設けられていることを特徴とする電極部材。
  2. 前記第1スルーホール(13a)内には、導電媒体が充填されていることを特徴とする請求項1に記載の電極部材。
  3. 前記第1スルーホール(13a)は、少なくとも2つあり、前記少なくとも2つの第1スルーホール(13a)は、行に配列され、及び/又は列に配列されることを特徴とする請求項1に記載の電極部材。
  4. 前記第2部の厚さ範囲は、1nm〜2μmであり、好ましくは、500nm〜1000nmであることを特徴とする請求項1に記載の電極部材。
  5. 前記第1スルーホール(13a)の直径範囲は、10nm〜1000μmであり、好ましくは、25nm〜800nmであることを特徴とする請求項1に記載の電極部材。
  6. 前記第2部には、厚さ方向を貫通する第2スルーホール(13c)が設けられ、前記第2スルーホール(13c)は、前記第1スルーホール(13a)に対応して設けられ、且つ前記第1スルーホール(13a)に連通することを特徴とする請求項1に記載の電極部材。
  7. 前記電極部材は、前記第2部に接続される導電構造(2)をさらに備えることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の電極部材。
  8. 前記導電構造(2)は、前記第1スルーホール(13a)を被覆することを特徴とする請求項7に記載の電極部材。
  9. 前記導電構造(2)は、前記第2部に溶接されることを特徴とする請求項7に記載の電極部材。
  10. 前記導電層(11)は、前記絶縁基体(10)の対向する両側の表面に設けられ、前記導電構造(2)は、第1導電部品(21a)を備え、前記第1導電部品(21a)は、前記絶縁基体(10)の一方側の表面に位置する前記第2部に接続されていることを特徴とする請求項7に記載の電極部材。
  11. 前記導電構造(2)は、第2導電部品(21b)をさらに備え、
    前記第2導電部品(21b)は、前記絶縁基体(10)の他方側の表面に位置する前記第2部に接続されていることを特徴とする請求項10に記載の電極部材。
  12. 前記導電構造(2)の厚さ範囲は、5μm〜20μmであり、好ましくは、6μm〜10μmであることを特徴とする請求項7に記載の電極部材。
  13. 請求項1から12の何れか一項に記載の電極部材を備えることを特徴とする電極ユニット(100)。
  14. 電流収集部材(200)を備える充電電池であって、
    請求項13に記載の電極ユニット(100)をさらに備え、前記電極部材の第2部が前記電流収集部材(200)に電気的に接続されていることを特徴とする充電電池。
  15. 前記第2部は、前記電流収集部材(200)に溶接されることを特徴とする請求項14に記載の充電電池。
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