JP2019096097A - サーバー装置、車載機およびデータ通信方法 - Google Patents
サーバー装置、車載機およびデータ通信方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 本発明の目的は、取得するデータ量が多い場合であっても、円滑にデータを取得することにある。【解決手段】本発明に係るサーバー装置は、外部の装置へ提供する所定の情報を記憶する記憶部と、外部の装置から通信を介して該外部の装置の記憶可能残量を特定する情報を受け付けて、所定の情報を該記憶可能残量に応じたサイズに略等分したデータセットを複数作成する分割データ作成部と、データセットを記憶可能残量に応じた数だけ外部の装置へ送信するデータ送信制御部と、を備えることを特徴とする。【選択図】図1
Description
本発明は、サーバー装置、車載機およびデータ通信方法の技術に関するものである。
「カーナビゲーション装置によるカーナビゲーション地図を更新する方法であって、携帯端末と接続を確立するステップと、確立した接続によってナビゲーション地図に係る地図データの属する地域情報及び前記地域情報に対応する地図データのバージョン情報を含むプロファイルを前記携帯端末に送信するステップと、前記携帯端末が前記プロファイルに基づいて取得した最新の地図データを前記携帯端末から受信し、前記カーナビゲーション装置における前記最新の地図データの属する地域である相応地域の地図データを更新するステップと、を含むカーナビゲーション地図を更新する方法」に係る技術が、特許文献1に記載されている。
上記のような技術では、携帯端末とサーバー間の通信により、カーナビゲーション装置の相応地域の地図データを更新することができる。しかし、地図データ量が多い場合には、通信に時間を要し更新に時間がかかる場合がある。
本発明の目的は、取得するデータ量が多い場合であっても、円滑にデータを取得できるサーバー装置、車載機およびデータ通信方法を提供することにある。
本発明は、上記課題の少なくとも一部を解決する手段を複数含んでいるが、その例を挙げるならば、以下のとおりである。上記課題を解決すべく、本発明に係るサーバー装置は、外部の装置へ提供する所定の情報を記憶する記憶部と、上記外部の装置から通信を介して該外部の装置の記憶可能残量を特定する情報を受け付けて、上記所定の情報を該記憶可能残量に応じたサイズに略等分したデータセットを複数作成する分割データ作成部と、上記データセットを上記記憶可能残量に応じた数だけ上記外部の装置へ送信するデータ送信制御部と、を備えることを特徴とする。
本願発明によれば、取得するデータ量が多い場合であっても、円滑にデータを取得することが可能となる。上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
以下に、本発明に係るサーバー装置を含むデータ通信システムについて、図面を参照して説明する。なお、図1〜図7は、データ通信システム1の全ての構成を示すものではなく、理解容易のため、適宜、構成の一部を省略して描いている。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。また、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、「Aからなる」、「Aよりなる」、「Aを有する」、「Aを含む」と言うときは、特にその要素のみである旨明示した場合等を除き、それ以外の要素を排除するものでないことは言うまでもない。同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。
図1に、本発明に係る実施形態を適用したデータ通信システムの構造を示す。本発明に係る実施形態を適用したデータ通信システム1においては、車載機100、スマートフォン200およびサーバー装置300の制御の一部に、アプリケーションソフトウェアによる制御が含まれる。また、車載機100においては、ナビゲーションを行うアプリケーションの機能は、車載機100のOS(Operating System)等の管理下で動作するアプリケーションソフトウェアにより実現されるものとする。一方で、サーバー装置300においては、POI(Point Of Interest)検索アプリケーションあるいは目的地設定の機能等のナビゲーション装置関連機能と、データ配信機能等の付加機能は、サーバー装置300のOS(Operating System)等の管理下で動作するアプリケーションソフトウェアにより実現されるものとする。
車載機100は、各種のソフトウェアを実行可能な情報処理装置であり、具体的にはナビゲーション装置である。車載機100は、本実施形態においては、OSを備え、複数のソフトウェア等のコンテンツを使用可能であり、並列してアプリケーションソフトウェア等のコンテンツを実行することも可能である。車載機100は、車載の状態で使用される専用の装置に限られず、パーソナルコンピューターやスマートフォン、タブレット端末等の各種の独立動作可能な装置であればよい。なお、本実施形態にかかわらず、すべての実施形態において、アプリケーションソフトウェアとは、画面表示の有無、音声出力の有無にかかわらず、一つのことがらについて利用者に便益を与えるものであり、ソフトウェアの管理に係る処理、静的画面、動的画面、写真、音声、等を含む。
車載機100は、記憶部110と、制御部120と、通信部130と、タッチパネル140と、ディスプレイ150と、を含んで構成される。記憶部110には、アプリケーション利用情報111と、分割データ受信バッファ112と、車載機プロファイル情報113と、が含まれる。制御部120には、入力制御部121と、画面制御部122と、データ利用部123と、データ統合部124と、データ取得部125と、の処理部が含まれる。
アプリケーション利用情報111は、データ利用部123が処理に用いる情報である。アプリケーション利用情報111には、例えば、地図データや、画面表示用のグラフィックデータ、音声出力用の音データ等が含まれる。
分割データ受信バッファ112は、データ取得部125が受信した分割されたデータセットである。
車載機プロファイル情報113は、車載機100の機種や固有番号等を含む車載機のバージョン等を示す情報であり、車載機100の機種特定情報を主として示し、その他には、車載機100のハードウェアの仕様(例えば、画面の描画範囲や、グラフィック表示能力、演算速度、使用可能メモリ、通信速度等)を示す情報も含まれるものであってもよい。
入力制御部121は、タッチパネル140あるいは図示しないハードウェアキーからの入力を受け付ける。画面制御部122は、ディスプレイ150への画面表示を制御する。データ利用部123は、データ統合部124が統合して得たアプリケーション利用情報111を用いて各種処理を行う。データ利用部123は、例えば地図データであるアプリケーション利用情報111を用いてナビゲーション画面を出力するナビゲーション処理部である。
データ統合部124は、データ取得部125が取得した分割されたデータセットを統合して、分割前のデータを生成する。具体的には、分割データ受信バッファ112に格納されたデータセットを結合処理し、アプリケーション利用情報111として生成する。
データ取得部125は、サーバー装置300との通信において中継装置となるスマートフォン200から、分割されたデータセットを受信して分割データ受信バッファ112に格納する。また、データ取得部125は、車載機プロファイル情報113をスマートフォン200に送信して、分割されたデータセットを要求する。
通信部130は、スマートフォン200と通信を行う。その通信方式は、近距離通信経由となり、Bluetooth(登録商標)、USB(Universal Serial Bus)(登録商標)あるいはWiFi(登録商標)等であるが、これらに限られるものではない。また、通信部130は、スマートフォン200を介してインターネット等へ接続することもできる。タッチパネル140は、静電式あるいは感圧式のセンサを用いて、タッチ入力されたパネル上の位置を特定することができる。ディスプレイ150は、例えば有機EL(Electro Luminescence)や液晶等の表示デバイスである。ディスプレイ150上にタッチパネル140を組み込むことで、表示画面上の表示物へのタッチ入力を検出することが可能となっている。
スマートフォン200は、無線電話網や無線データ通信網を介して通信を行うことができる情報処理装置である。通常、スマートフォン200には、所定のバージョンのOS(Operating System)が搭載され、所定のバージョンのアプリケーションソフトウェアが実行される。スマートフォン200には、記憶部210と、制御部220と、通信部230と、が含まれる。
記憶部210には、記憶領域管理情報211と、分割データ中継バッファ212と、車載機プロファイル複製情報213と、が含まれる。記憶領域管理情報211には、スマートフォン200が管理可能な記憶領域の管理情報が含まれる。そのような管理情報には、記憶領域のデータ種類ごとの占有割合等の利用状況や、記憶可能残量を特定する情報が含まれる。
分割データ中継バッファ212は、サーバー装置300から取得した分割されたデータセットを、車載機100に受け渡すまで一時的に記憶するバッファである。
車載機プロファイル複製情報213は、車載機100から得た車載機プロファイル情報113の複製である。なお、スマートフォン200は異なる車載機100とも接続することができるため、車載機プロファイル複製情報213は、直近に接続した車載機100の車載機プロファイル情報113の複製であるといえる。
制御部220には、外部機器連動制御部221と、分割データ中継制御部222と、の処理部が含まれる。外部機器連動制御部221は、外部機器との連動を制御する。具体的には、外部機器連動制御部221は、車載機100との協調動作、音楽データのシェア、通信の中継、カレンダー情報のシェア等にかかる処理を制御する。また、外部機器連動制御部221は、外部機器である車載機100から車載機プロファイル情報113を取得し、車載機プロファイル複製情報213として記憶部210に格納する。
分割データ中継制御部222は、サーバー装置300から車載機100へ送信されるデータの中継を制御する。具体的には、分割データ中継制御部222は、アプリケーションソフトウェアが用いる情報に分割データセットがある場合には、スマートフォン200の記憶可能残量を考慮して分割データセットの取得量を制御し、効率よく通信できるよう中継を行う。
例えば、スマートフォン200の記憶可能残量が200MB(メガバイト)である状態において車載機100が地図データ300MBをサーバー装置300から取得する場合には、サーバー装置300から得た地図データ300MBを記憶部210にすべて格納することは記憶可能残量不足のため不可能である。分割データ中継制御部222は、このような場合には、100MB単位で分割された地図のデータセット二つ(計200MB)を分割データ中継バッファ212に一部先行して取得しておき、車載機100と接続次第、分割データ中継バッファ212に先行して取得しておいた分割された地図のデータセットを一つ(つまり100MB分)車載機100へ送信し、送信が正常に行われると送信済みのデータを削除して記憶可能残量を100MB増加させ、サーバー装置300から未取得の分割された地図のデータセットを一つ(つまり100MB分)インターネット経由で取得する。
並行して、分割データ中継制御部222は、二つ目の分割された地図のデータセット(つまり100MB分)を近距離通信経由で車載機100へ送信する。これにより、車載機100とスマートフォン200が接続された時点でサーバー装置300からデータの取得を開始するよりも速やかに地図データ300が利用可能となる。
通信部230は、車載機100と通信を行う。その通信方式は、近距離通信経由となり、Bluetooth(登録商標)、USB(登録商標)あるいはWiFi(登録商標)等であるが、これらに限られるものではない。また、通信部230はインターネットに接続されている他の装置とも通信を行う。その通信方式は、インターネット経由となり、LTE(登録商標)あるいはWiFi(登録商標)等であるが、これらに限られるものではない。
サーバー装置300は、インターネット等のネットワークを介してスマートフォン200と通信可能に接続される。サーバー装置300は、いわゆるコンピューターサーバー装置であり、記憶部310と、制御部320と、通信部330と、を備える。
記憶部310には、アプリケーション利用情報(マスタ)311と、分割データバッファ312と、が格納される。制御部320には、データ送信制御部321と、分割データ作成部322と、改ざん判定部323と、プロファイル管理部324と、が含まれる。
アプリケーション利用情報(マスタ)311は、車載機100のデータ利用部123が処理に用いる情報である。アプリケーション利用情報(マスタ)311には、例えば、地図データや、画面表示用のグラフィックデータ、音声出力用の音データ等、スマートフォン200に限らず外部の装置である車載機100にて用いられるデータが含まれる。
分割データバッファ312は、アプリケーション利用情報(マスタ)311をスマートフォン200毎に略均等のサイズとなるよう分割されたデータセットである。なお、そのデータセットのサイズは、例えばスマートフォン200の記憶可能残量の半分以下となるのが望ましい。
データ送信制御部321は、分割データバッファ312に格納された、アプリケーション利用情報(マスタ)311が分割されたデータセットを、外部の装置の一つであるスマートフォン200の記憶可能残量に応じた数だけスマートフォン200へ送信する。例えば、スマートフォン200の記憶可能残量が200MBの場合に、データ送信制御部321は、スマートフォン200の記憶可能残量がゼロ以上となるように、200MBのデータ量となるデータセット(データセット一つが100MBであれば、データセット二つ分)を送信する。
分割データ作成部322は、外部の装置の一つであるスマートフォン200の記憶可能残量を特定する情報を受け付けて、アプリケーション利用情報(マスタ)311を該記憶可能残量に応じたサイズに略等分したデータセットを複数作成する。例えば、分割データ作成部322は、スマートフォン200の記憶可能残量が200MBであるとの情報を受け付けると、300MBのアプリケーション利用情報(マスタ)311を記憶可能残量200MBの半分以下である100MBのサイズになるよう均等に分割する。そして、分割データバッファ312へ分割したデータセットを格納する。
改ざん判定部323は、外部の装置の一つであるスマートフォン200において車載機100から受信したデータセットの改ざん検知のためのハッシュ情報を、スマートフォン200から通信を介して受信すると、対応するデータセットのハッシュ情報と比較して改ざんの有無を判定する。そして、改ざんの有無を車載機100へ送信する。
プロファイル管理部324は、車載機のプロファイルとアプリケーション利用情報(マスタ)311の対応付けを管理する。すなわち、車載機のプロファイルには車載機の機種情報等が含まれ、例えば地図データについても機種が異なると別のマスタを用いる場合があるため、機種に応じた地図データを引き当てるための対応づけの処理を行う。
通信部330は、スマートフォン200と通信を行う。また、通信部330はインターネットに接続されている他の装置とも通信を行う。
図2は、車載機100のハードウェア構造例を示す図である。車載機100は、入力受付装置101と、演算装置102と、通信装置103と、主記憶装置104と、外部記憶装置105と、音声出力装置106と、表示装置107と、これらをつなぐバス109と、を含んで構成される。
入力受付装置101は、ハードウェアボタンやタッチパネル等の各種入力装置である。演算装置102は、例えばCPU(Central Processing Unit)などの演算装置である。
通信装置103は、近距離通信等を介して、他の装置と通信経路を確立し情報を送受信する通信モジュール等の装置である。
主記憶装置104は、例えばRAM(Random Access Memory)などのメモリ装置である。
外部記憶装置105は、例えばハードディスクやSSD(Solid State Drive)、その他各種の不揮発性記憶媒体に情報を書き込み、あるいは不揮発性記憶媒体から所定の情報を読み出す装置である。
音声出力装置106は、音声情報を受け付けて音声に変換して出力する、いわゆるスピーカーである。
表示装置107は、例えば液晶ディスプレイや、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の表示出力を行う装置である。
上記した制御部120の各機能部、すなわち入力制御部121、画面制御部122、データ利用部123、データ統合部124、データ取得部125は、演算装置102が所定のプログラムを読み込み実行することにより構築される。そのため、主記憶装置104には、各機能部の処理を実現するためのプログラムが記憶されている。
また、上記した記憶部110は、主記憶装置104あるいは外部記憶装置105により、タッチパネル140は、入力受付装置101により、ディスプレイ150は、表示装置107により、それぞれ実現される。
なお、上記した各構成要素は、車載機100の構成を、理解を容易にするために、主な処理内容に応じて分類したものである。そのため、構成要素の分類の仕方やその名称によって、本願発明が制限されることはない。車載機100の構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。
また、制御部120の各処理部は、CPUに限らずハードウェア(ASIC、GPU(Graphics Processing Unit)など)により構築されてもよい。また、各機能部の処理が一つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。
図3は、スマートフォン200のハードウェア構造例を示す図である。スマートフォン200は、主記憶装置201と、演算装置202と、通信装置203と、外部記憶装置204と、これらをつなぐバス205と、を含んで構成される。
主記憶装置201は、例えばRAMなどのメモリ装置である。
演算装置202は、例えばCPUなどの演算装置である。通信装置203は、携帯電話網や、近距離通信等を介して、携帯電話基地局、あるいは他の装置である車載機100と通信経路を確立し情報を送受信するネットワークモジュール等の装置である。
外部記憶装置204は、例えばSSDその他各種の不揮発性記憶媒体に情報を書き込み、あるいは不揮発性記憶媒体から所定の情報を読み出す装置である。
上記した制御部220の各処理部、すなわち外部機器連動制御部221と、分割データ中継制御部222は、演算装置202が所定のプログラムを読み込み実行することにより構築される。そのため、主記憶装置201には、各機能部の処理を実現するためのプログラムが記憶されている。
また、上記した記憶部210は、主記憶装置201あるいは外部記憶装置204により実現される。
なお、上記した各構成要素は、スマートフォン200の構成を、理解を容易にするために、主な処理内容に応じて分類したものである。そのため、構成要素の分類の仕方やその名称によって、本願発明が制限されることはない。スマートフォン200の構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。
また、制御部220の各機能部は、CPUに限らずGPU等のハードウェアにより構築されてもよい。また、各機能部の処理が一つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。
図4は、サーバー装置300のハードウェア構造例を示す図である。サーバー装置300は、主記憶装置301と、演算装置302と、通信装置303と、外部記憶装置304と、これらをつなぐバス305と、を含んで構成される。
主記憶装置301は、例えばRAMなどのメモリ装置である。
演算装置302は、例えばCPUなどの演算装置である。通信装置303は、ネットワーク等を介して、外部の装置すなわちスマートフォン200やスマートフォン200を介した車載機100との通信経路を確立し、情報を送受信するネットワークモジュール等の装置である。
外部記憶装置304は、例えばハードディスク、SSD、その他各種の不揮発性記憶媒体に情報を書き込み、あるいは不揮発性記憶媒体から所定の情報を読み出す装置である。
上記した制御部320の各機能部、すなわちデータ送信制御部321、分割データ作成部322、改ざん判定部323、プロファイル管理部324は、演算装置302が所定のプログラムを読み込み実行することにより構築される。そのため、主記憶装置301には、各機能部の処理を実現するためのプログラムが記憶されている。
また、上記した記憶部310は、主記憶装置301あるいは外部記憶装置304により実現される。
なお、上記した各構成要素は、サーバー装置300の構成を、理解を容易にするために、主な処理内容に応じて分類したものである。そのため、構成要素の分類の仕方やその名称によって、本願発明が制限されることはない。サーバー装置300の構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。
また、制御部320の各処理部は、CPUに限らずGPU等のハードウェアにより構築されてもよい。また、各機能部の処理が一つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。
[動作の説明]次に、データ通信に関する先行中継処理の流れの動作について説明する。図5は、先行中継処理および先行サーバー処理の流れを示す図である。先行中継処理は、スマートフォン200において要求を受け付けると開始する。
まず、分割データ中継制御部222は、スマートフォン200の記憶可能残量を取得する(ステップS001)。具体的には、分割データ中継制御部222は、記憶領域管理情報211からスマートフォン200の記憶可能残量を読み取る。
そして、分割データ中継制御部222は、車載機プロファイル情報を取得する(ステップS002)。具体的には、分割データ中継制御部222は、車載機プロファイル複製情報213を読み出す。
そして、分割データ中継制御部222は、スマートフォン記憶可能残量、車載機プロファイル複製情報をサーバー装置300へ送信する(ステップS003)。
そして、データ送信制御部321は、スマートフォン200から記憶可能残量と車載機プロファイル複製情報とを受信する(ステップS004)。
そして、プロファイル管理部324は、プロファイルに合致する車載機のアプリケーション利用情報を特定する(ステップS005)。具体的には、プロファイル管理部324は、受信した車載機プロファイル複製情報に応じたアプリケーション利用情報(マスタ)311を特定する。
そして、分割データ作成部322は、特定したアプリケーション利用情報(マスタ)311を記憶可能残量に応じて均等分割し分割データバッファ312に格納する(ステップS006)。具体的には、分割データ作成部322は、記憶可能残量の半分以下であって、かつ、アプリケーション利用情報(マスタ)311を3つ以上に均等分割可能な最大のサイズを分割データセットのサイズとして設定し、特定したアプリケーション利用情報(マスタ)311を当該サイズで均等に分割し分割データバッファ312に格納する。
なお、記憶可能残量が著しく小さい場合(例えば、10MB以下の場合)には、先行中継処理の効果が低いため、分割データ作成部322は、分割を行わず処理を終了させるようにしてもよい。また、記憶可能残量が特定したアプリケーション利用情報(マスタ)311のサイズよりも十分に大きい場合には、分割データ作成部322は、アプリケーション利用情報(マスタ)311を分割しないで分割データセットとして扱い、分割データバッファ312に格納するようにしてもよい。また、アプリケーション利用情報(マスタ)311のサイズが記憶可能残量の二倍未満の場合には、分割データ作成部322は、アプリケーション利用情報(マスタ)311を2つに均等に分割しバッファに格納するようにしてもよい。
そして、データ送信制御部321は、分割データ総数と分割データサイズとをスマートフォン200へ送信する(ステップS007)。ここで、分割データ総数とは、ステップS006において分割した結果得られたデータセットの総数であり、分割データサイズとは、ステップS006において設定した分割データセットのサイズである。
そして、分割データ中継制御部222は、サーバー装置300から分割データ総数と分割データサイズとを受信する(ステップS008)。
そして、分割データ中継制御部222は、分割データを一単位として記憶可能残量を超えない範囲で要求・取得する(ステップS009)。具体的には、分割データ中継制御部222は、記憶可能残量を分割データサイズで割った商(整数)の数だけ、分割データセットをサーバー装置300に要求し取得する。
データ送信制御部321は、分割データを要求に応じて送信し、送信した分割データを送信済みとして記録する(ステップS010)。
以上が、先行中継処理および先行サーバー処理の流れである。先行中継処理および先行サーバー処理によれば、スマートフォン200は、サーバー装置300から、アプリケーション利用情報を記憶領域に記憶可能な量だけ先行して取得することができる。そのため、アプリケーション利用情報が記憶可能残量を超える場合でも、車載機100が接続されていない状態、例えば出発前であって車両に乗り込んでいない状態において予めデータを取得することができ、車載機100との接続後に取得するデータ量を最小限に低減させることができる。すなわち、取得するデータ量が多い場合であっても、円滑にデータを取得できる。
図6は、分割情報取得処理およびスマートフォン処理の流れを示す図である。分割情報取得処理は、車載機100がスマートフォン200との通信の開始を検出すると、開始される。
まず、データ取得部125は、車載機プロファイルを取得し送信する(ステップS101)。具体的には、データ取得部125は、車載機プロファイル情報113を記憶部110から取得し、スマートフォン200に送信する。
そして、スマートフォン200の分割データ中継制御部222は、受信した車載機プロファイルに応じた分割データ総数を送信する(ステップS102)。具体的には、分割データ中継制御部222は、受信した車載機プロファイルが車載機プロファイル複製情報213と同一であれば、先行中継処理のステップS008において受信した分割データ総数を車載機100に送信する。受信した車載機プロファイルが車載機プロファイル複製情報213と同一でない場合には、分割データ中継制御部222は、先行中継処理のステップS001〜ステップS008までの処理を再度行い、受信した分割データ総数を車載機100に送信する。
そして、データ取得部125は、後述するステップS103〜ステップS108の処理を、分割データごとに実施する。すなわち、分割データセット一つに対して後述するステップS103〜ステップS108の処理を行うことで、分割データセットの数だけ繰り返し処理を行う。
データ取得部125は、未保有の分割データをスマートフォン200に要求する(ステップS103)。例えば、データ取得部125は、保有する分割データの続きの分割データをスマートフォン200に要求する。
分割データ中継制御部222は、分割データセットを要求に応じて送信し、送信した分割データセットを送信済みとして記録する(ステップS104)。
そして、データ取得部125は、分割データセットのハッシュをサーバー装置300に向けて送信する(ステップS105)。具体的には、データ取得部125は、受信した分割データセットのハッシュ値を所定の方法で算出する。そして、分割データセットの識別情報とそのハッシュ値を、スマートフォン200を経由してサーバー装置300へ送信する。
サーバー装置300の改ざん判定部323は、ハッシュの整合チェックを行う(ステップS106)。具体的には、改ざん判定部323は、分割データセットの識別情報から分割データバッファ312の送信済みの分割データセットを特定し、当該分割データセットのハッシュ値を車載機100が適用した所定の方法と同じ方法により得る。そして、改ざん判定部323は、受信したハッシュ値と比較して、同一か否かにより正常か異常かを判定する。正常であれば、すなわちハッシュ値が一致すれば、改ざん判定部323は、車載機100へ向けてスマートフォン200を経由して「正常」の判定結果を送信する。ハッシュ値が一致しない場合には、改ざん判定部323は、車載機100へ向けてスマートフォン200を経由して「異常」の判定結果を送信する。
データ取得部125は、「正常」の判定結果を受信したか否か判定する(ステップS107)。「正常」の判定結果を受信しなかった場合(ステップS107において「No」の場合)には、データ取得部125は、ステップS103に制御を戻す。その際、データ取得部125は、「正常」の判定結果を得られなかった分割データを指定してデータを要求する。
「正常」の判定結果を受信した場合(ステップS107において「Yes」の場合)には、データ取得部125は、正常の判定結果を得た分割データセットの削除依頼をスマートフォン200に送信する(ステップS108)。
分割データ中継制御部222は、削除を依頼された送信済みの分割データセットの削除を行う(ステップS109)。具体的には、分割データ中継制御部222は、分割データ中継バッファ212に含まれる送信済み分割データセットのうち、削除を依頼された送信済みの分割データセットの削除を行う。
そして、分割データ中継制御部222は、スマートフォン200の記憶可能残量を取得する(ステップS110)。具体的には、分割データ中継制御部222は、記憶領域管理情報211からスマートフォン200の記憶可能残量を読み取る。これは、ステップS109により分割データセットの削除が行われるため、記憶可能残量を把握しなおすための処理である。
そして、分割データ中継制御部222は、分割データを一単位として記憶可能残量を超えない範囲で要求・取得する(ステップS111)。具体的には、分割データ中継制御部222は、記憶可能残量を分割データサイズで割った商(整数)の数だけ、分割データセットをサーバー装置300に要求し取得する。
データ送信制御部321は、分割データを要求に応じて送信し、送信した分割データを送信済みとして記録する(ステップS112)。
一方で、分割データを取得した車載機100では、データ統合部124が分割データを統合する(ステップS113)。具体的には、データ統合部124は、取得した分割データセットを所定の方法で結合させて、分割前のアプリケーション利用情報を得る。
そして、データ統合部124は、統合完了通知をサーバー装置300に向けて送信する(ステップS114)。
データ送信制御部321は、統合完了通知のあった送信済みの分割データセットの削除を行う(ステップS115)。具体的には、データ送信制御部321は、分割データ中継バッファ212に含まれる送信済み分割データセットのうち、統合完了が通知された送信済みの分割データセットの削除を行う。
以上が、分割情報取得処理とスマートフォン処理の流れである。分割情報取得処理とスマートフォン処理とによれば、車載機100はスマートフォン200から先行中継処理により保持されている分割データを高速に取得することが可能となり、スマートフォン200は、車載機100に分割データを中継する処理に並行してサーバー装置300から未取得の分割データを取得できる。
図7は、データの移動の例を示す図である。ここでは、図上部から図下部にかけて時間の経過を示し、図左に車載機100、図中央にスマートフォン200、図右にサーバー装置300の記憶領域のイメージを示す。データセット(ファイル等、一定のデータの塊)を四角等の図形で表示し、矢印はデータの遷移を示す。また、データが消去された場合には、データセットの枠が点線で示され、その後は図から図形を消滅させている。
まず、先行中継処理および先行サーバー処理が実施される先行中継フェーズについて説明する。データPは車載機プロファイル複製情報213を示し、スマートフォン200からサーバー装置300へ移動する。これによりサーバー装置ではアプリケーション利用情報(マスタ)311が特定されるが、これをデータZと示している。また、データQはスマートフォン200の記憶可能残量を特定する情報であり、スマートフォン200からサーバー装置300へ移動する。記憶可能残量を特定する情報に応じて分割データセットのサイズXが特定される。そして、データZはサイズXの均等分割データセットA、B、Cに分けられ、そのうちの均等分割データセットAとBはスマートフォン200の記憶可能残量未満となるためにスマートフォン200へ通信を介して複製される。
次に、車載機100と、スマートフォン200と、が接続された状態において分割情報取得処理が実施されるバッファ取得フェーズについて説明する。バッファ取得フェーズでは、車載機100にスマートフォン200の均等分割データセットの一部(均等分割データセットA)が通信を介して複製される。正常に複製された均等分割データセットについてはその後スマートフォン200に車載機100から削除依頼が出されると、削除される。
そして、車載機100と、スマートフォン200と、が接続された状態において分割情報取得処理が実施される並列取得フェーズについて説明する。並列取得フェーズでは、スマートフォン200から車載機100へ均等分割データセットBの通信を介した複製がなされつつ、均等分割データセットAの削除により記憶可能残量が増加したことによる新たな均等分割データセットCのサーバー装置300からの通信を介した複製がなされる。
そして、サーバー装置300からすべての均等分割データセットがスマートフォン200により取得されると、再び車載機100とスマートフォン200との間の通信を介した複製であるバッファ取得フェーズが開始される。この例では、車載機100にスマートフォン200の均等分割データセットの一部(均等分割データセットC)が通信を介して複製される。
すべての均等分割データが車載機100により取得されると、復元フェーズが開始され、均等分割データセットA、B、Cを用いて車載機100がアプリケーション利用情報(マスタ)311に相当するデータZへの統合処理を行う。復元が正常に完了すると、サーバー装置300では均等分割データセットが削除される。
車載機100が復元フェーズで統合されたデータZを利用するフェーズが、利用フェーズである。利用フェーズでは、データZが例えば地図情報であれば、車載機100の既存の地図データの更新処理や、地図情報を読み出して利用する処理がなされる。データZがソフトウェアそのものであれば、車載機100によって読み出され実行される。
以上が、実施形態に係るデータ通信システム1、車載機100、スマートフォン200、サーバー装置300である。上記の実施形態によれば、取得するデータ量が多い場合であっても、円滑にデータを取得するデータ通信システム1、車載機100、スマートフォン200、サーバー装置300を実現できる。
ただし、本発明は、上記の実施形態に制限されない。上記の実施形態は、本発明の技術的思想の範囲内で様々な変形が可能である。
例えば、上記の実施形態においては、車載機100がスマートフォン200を介してサーバー装置300と通信してアプリケーション利用情報を得る例を示したが、これに限られない。例えば、上記実施形態に記載した車載機100がスマートフォン200と同一筐体で実装されるものであってもよい。
1・・・データ通信システム、100・・・車載機、110・・・記憶部、111・・・アプリケーション利用情報、112・・・分割データ受信バッファ、113・・・車載機プロファイル情報、120・・・制御部、121・・・入力制御部、122・・・画面制御部、123・・・データ利用部、124・・・データ統合部、125・・・データ取得部、130・・・通信部、140・・・タッチパネル、150・・・ディスプレイ、200・・・スマートフォン、210・・・記憶部、211・・・記憶領域管理情報、212・・・分割データ中継バッファ、213・・・車載機プロファイル複製情報、220・・・制御部、221・・・外部機器連動制御部、222・・・分割データ中継制御部、230・・・通信部、300・・・サーバー装置、310・・・記憶部、311・・・アプリケーション利用情報(マスタ)、312・・・分割データバッファ、320・・・制御部、321・・・データ送信制御部、322・・・分割データ作成部、323・・・改ざん判定部、324・・・プロファイル管理部、330・・・通信部
Claims (15)
- 外部の装置へ提供する所定の情報を記憶する記憶部と、
前記外部の装置から通信を介して該外部の装置の記憶可能残量を特定する情報を受け付けて、前記所定の情報を該記憶可能残量に応じたサイズに略等分したデータセットを複数作成する分割データ作成部と、
前記データセットを前記記憶可能残量に応じた数だけ前記外部の装置へ送信するデータ送信制御部と、
を備えることを特徴とするサーバー装置。 - 請求項1に記載のサーバー装置であって、
前記データ送信制御部は、前記外部の装置から要求を受けると、未送信の前記データセットの一部または全部を前記外部の装置へ送信する、
ことを特徴とするサーバー装置。 - 請求項1に記載のサーバー装置であって、
前記分割データ作成部は、前記所定の情報を前記記憶可能残量の半分以下のサイズに略等分したデータセットを複数作成する、
ことを特徴とするサーバー装置。 - 請求項1に記載のサーバー装置であって、
前記外部の装置において受信した前記データセットの改ざん検知のための情報を、外部の装置から通信を介して受信すると、改ざんの有無を判定する改ざん判定部、
を備えることを特徴とするサーバー装置。 - 請求項1に記載のサーバー装置であって、
前記外部の装置は車載機と通信可能な中継装置であって、
前記中継装置は前記データセットを受信すると前記車載機へ送信する、
ことを特徴とするサーバー装置。 - 請求項1に記載のサーバー装置であって、
前記データ送信制御部は、統合完了の通知を受け付けるまで前記データセットを保持し、前記統合完了の通知を受け付けると、前記データセットの削除を行う、
ことを特徴とするサーバー装置。 - 車載機であって、
記憶部と、
外部の中継装置から複数のデータセットを受信するデータ取得部と、
前記データ取得部が取得した前記複数のデータセットを統合するデータ統合部と、
前記データ統合部が統合したデータを用いて前記記憶部に記憶されている所定のデータを更新するデータ利用部と、
を備えることを特徴とする車載機。 - 請求項7に記載の車載機であって、
前記データ取得部は、
受信した前記データセットについて、改ざん検知のための情報を生成して前記中継装置へ送信する、
ことを特徴とする車載機。 - 請求項7に記載の車載機であって、
前記データ取得部は、正常に取得した前記データセットの削除依頼を前記外部の中継装置に送信し、前記外部の中継装置は前記データセットを削除する、
ことを特徴とする車載機。 - サーバー装置を用いたデータ通信方法であって、
前記サーバー装置は、
外部の装置へ提供する所定の情報を記憶する記憶部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記外部の装置から通信を介して該外部の装置の記憶可能残量を特定する情報を受け付けて、前記所定の情報を該記憶可能残量に応じたサイズに略等分したデータセットを複数作成する分割データ作成ステップと、
前記データセットを前記記憶可能残量に応じた数だけ前記外部の装置へ送信するデータ送信制御ステップと、
を実行することを特徴とするデータ通信方法。 - 請求項10に記載のデータ通信方法であって、
前記制御部は、前記データ送信制御ステップにおいて、前記外部の装置から要求を受けると、未送信の前記データセットの一部または全部を前記外部の装置へ送信する、
ことを特徴とするデータ通信方法。 - 請求項10に記載のデータ通信方法であって、
前記制御部は、前記分割データ作成ステップにおいて、前記所定の情報を前記記憶可能残量の半分以下のサイズに略等分したデータセットを複数作成する、
ことを特徴とするデータ通信方法。 - 請求項10に記載のデータ通信方法であって、
前記制御部は、
前記外部の装置において受信した前記データセットの改ざん検知のための情報を、外部の装置から通信を介して受信すると、改ざんの有無を判定する改ざん判定ステップ、
を実行することを特徴とするデータ通信方法。 - 請求項10に記載のデータ通信方法であって、
前記外部の装置は車載機と通信可能な中継装置であって、
前記中継装置は前記データセットを受信すると前記車載機へ送信する、
ことを特徴とするデータ通信方法。 - 請求項10に記載のデータ通信方法であって、
前記制御部は、前記データ送信制御ステップにおいて、統合完了の通知を受け付けるまで前記データセットを保持し、前記統合完了の通知を受け付けると、前記データセットの削除を行う、
ことを特徴とするデータ通信方法。
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