JP2019095946A - システム運用操作チェック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のチェック観点から複数種類ある運用操作の実行可否を判定する。【解決手段】予定操作とチェックリストを入力としてチェック部品を実行して予定操作及び関連要素をチェックし、チェック部品の実行結果を統合して予定操作の実行可否を判定するチェッカ構成・実行部140と、チェッカ構成・実行部140による予定操作の実行可否の判定結果を出力するチェック結果出力部150を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、システム運用操作チェック装置に関する。
システム運用において、ジョブ、タスクと呼ばれるようなプログラムの実行時又は実行前に、システムで既に稼動している別のプログラムとの競合の観点から、該プログラムの実行可否を機械的に判定する必要がある。
このようなプログラムの実行可否を機械的に判定する技術として、例えば、特許文献1がある。
特許文献1は、事前に設定されたジョブ運用方式に応じてジョブと該ジョブがアクセスする資源との対応関係及び動作状況の管理情報を含む排他管理ファイルを用意しておき、ジョブの開始前に排他管理ファイルを検索して該ジョブの実行可能の可否をチェックする。これにより、コンピュータシステムの利用者によるジョブ又はファイルの排他管理を行うことを不要とする。
特開平9−319599号公報
ところで、システムの運用現場においては、例えば、OS、ミドルウェア、アプリケーションに実装されている機能のコマンド実行、該コマンドを纏めたバッチ(ジョブ)の実行、設定値の変更、ファイルのコピーや移動等の多種多様な運用操作が実行される。
これらの運用操作の失敗はシステム全体に影響を与え、障害事故を発生させる可能性がある。そのため、操作を実行する前には、操作が誤っていないか、他の実行中の操作やシステムの構成要素と互いに悪影響を与え合わないか、操作を実行する前提条件が全て満たされているか等、多くの事柄を事前に確認して操作の実行可否をチェックする必要がある。
このような運用操作チェック方法においては、チェックの数や種類が多いことや、個々のチェックに要するコストの観点から、チェックの機械化や効率化が必要となっている。
例えば、運用操作を実行する上では、操作同士の競合に限らず、操作の入力となるデータの存在の有無、操作がアクセスする外部機器の稼動状況等、様々な観点のチェックが必要となる。
特許文献1は、プログラムの競合という限定的なチェックの観点において運用操作をチェックしている。しかし、複数種類ある運用操作を対象にして、複数のチェック観点に則って操作の実行可否を判定することについては言及されていない。
本発明の目的は、複数のチェック観点から複数種類ある運用操作の実行可否を判定することにある。
本発明の一態様のシステム運用操作チェック装置は、システムで実行する運用操作の情報を予定操作として記憶する予定操作記憶部と、前記予定操作と、前記予定操作の関連要素と、前記予定操作及び前記関連要素のチェックに用いるチェック部品との対応関係を指定した情報を有するチェックリストを記憶するチェックリスト記憶部と、前記チェック部品を記憶するチェック部品記憶部と、前記予定操作記憶部から前記予定操作を取得し、前記チェックリスト記憶部から前記チェックリストを取得し、前記チェック部品記憶部から前記チェック部品を取得し、前記予定操作と前記チェックリストを入力として前記チェック部品を実行して前記予定操作及び前記関連要素をチェックし、前記チェック部品の実行結果を統合して前記予定操作の実行可否を判定するチェッカ構成・実行部と、前記チェッカ構成・実行部による前記予定操作の前記実行可否の判定結果を出力するチェック結果出力部とを有することを特徴とする。
本発明の一態様によれば、複数のチェック観点から複数種類ある運用操作の実行可否を判定することができる。
実施例1におけるシステム運用操作チェック装置の構成図である。 予定操作の一例を示す図である。 チェックリストの一例を示す図である。 チェック部品の一例を示す図である。 チェック部品インデックスの一例を示す図である。 チェッカ構成・実行部の内部構成の一例を示す図である。 チェック結果出力の一例を示す図である。 実施例2におけるシステム運用操作チェック装置の構成図である。 クラス指定チェックリストの一例を示す図である。 チェック部品特定ルールの一例を示す図である。 クラス定義・階層情報の一例を示す図である。 チェック部品特定部によるチェック部品特定の一例を示す図である。 実施例3におけるシステム運用操作チェック装置の構成図である。 クラス未指定チェックリストの一例を示す図である。 クラス特定ルールの一例を示す図である。 クラス・ID対応情報の一例を示す図である。 クラス特定部の出力するクラス指定チェックリストの一例を示す図である。 実施例1におけるシステム運用操作チェック装置の処理の一例を示すフローチャートである。 実施例2におけるチェック部品特定処理の一例を示すフローチャートである。 実施例3におけるクラス特定処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を用いて実施例について詳細に説明する。
図1〜図7、図18を参照して、実施例1のシステム運用操作チェック装置の構成について説明する。
<実施例1におけるシステム運用操作チェック装置の構成>
図1は、実施例1のシステム運用操作チェック装置100の構成図である。
図1に示すように、システム運用操作チェック装置100は、予定操作記憶部110と、チェックリスト記憶部120と、チェック部品記憶部130と、チェッカ構成・実行部140と、チェック結果出力部150とを有する。
予定操作記憶部110、チェックリスト記憶部120およびチェック部品記憶部130は、RAMやROM等の揮発性記憶素子や、HDDやSSD等の不揮発性記憶素子から成る記憶装置で構成される。
予定操作記憶部110は、これから実行しようとしている運用操作である予定操作200(図2参照)の情報を記憶する。チェックリスト記憶部120は、予定操作200の実行可否を判定する上で必要なチェック観点をチェックレコード310(図3参照)として列挙したチェックリスト300の情報を記憶する。
チェック部品記憶部130は、予定操作200の実行可否を様々な観点からチェックする部品としてチェック部品400(図4参照)を記憶する。
なお、予定操作200、チェックリスト300およびチェック部品400は、それぞれ複数個記憶しても良いが、以降の説明においては予定操作200およびチェックリスト300は1個、チェック部品400は複数個記憶するものとする。
チェッカ構成・実行部140は、予定操作記憶部110が記憶する予定操作200の情報とチェックリスト記憶部120が記憶するチェックリスト300の情報を入力として、チェック部品記憶部130が記憶するチェック部品400を制御して予定操作200の実行可否を判定する。チェッカ構成・実行部140は、例えば、予定操作200の実行可否を判定する一連の機能に対して、該機能のアルゴリズムを記憶する記憶装置と、該機能を制御するCPU等の演算装置で構成される。
なお、チェッカ構成・実行部140の有する記憶装置は、予定操作記憶部110、チェックリスト記憶部120およびチェック部品記憶部130の記憶装置と同一のものを用いてもよい。
チェック部品記憶部130は、チェック部品400を一意に識別するIDを示すチェック部品ID340とチェック部品400の実体を紐付ける情報として、チェック部品インデックス500を有してもよい(図5参照)。チェック部品400の実体の例としては、例えば、チェックのアルゴリズム又はアルゴリズムの実行ファイル等がある。
なお、チェック部品インデックス500は、チェッカ構成・実行部140の記憶装置が有してもよいが、以降の説明においては、チェック部品記憶部130がチェック部品インデックス500を有するものとする。
チェック結果出力部150は、ディスプレイ等の出力装置で構成され、システム運用操作チェック装置100による予定操作200の実行可否の判定結果等の情報を、チェック結果出力700(図7参照)の様な形式で出力する。なお、ディスプレイ上に結果画面として表示する他にも、結果内容を印刷した帳票を出力しても良い。
<予定操作>
図2は、予定操作200の一例を示す図である。
図2に示すように、予定操作200は、該操作を一意に識別するIDを示す予定操作ID210を有する。予定操作ID210は、予定操作200を一意に識別するIDとして、例えばバッチプログラムを識別するプログラム名やプログラムIDに当たる「BATCH_I0300」という文字列情報を有する。
その他の予定操作ID210の例としては、OS、ミドルウェア、アプリケーション等に実装されている機能を実行するためのコマンド文字列情報、各運用現場で個別に定義している運用操作の識別名称等がある。
なお、IDの識別性を確保する為に、例えばプログラム実行ファイルのファイル名をIDとして用いる場合には、システム上における該ファイルの絶対パスの文字列をIDとして指定することが必要となる可能性もある。しかし、本実施例では簡単の為、以降は、「BATCH_I0300」の様な短い文字列をIDとして用いて説明する。
予定操作200は、該操作の属性情報を示す予定操作属性情報220を有してもよい。予定操作属性情報220は、属性項目221と属性値222から構成される。属性項目221は、予定操作200の属性項目として、例えば、予定操作200の実行環境サーバに当たる「実行サーバ」という文字列情報や、予定操作200の実行予定時刻に当たる「実行時刻」という文字列情報を有する。その他の属性項目221の例としては、例えば、予定操作200が何かしらのコマンド実行である場合には、オプションパラメタ等がある。
属性値222は、属性項目221に対応する属性値として、例えば、属性項目221「実行サーバ」に対しては「サーバA」という文字列情報、属性項目221「実行時刻」に対しては「2017/6/26 20:00」という文字列情報を有する。
以上のように、予定操作200を、運用操作やその属性情報を一意に識別可能なIDを指定するという形式とすることで、運用操作の種別を制限せずに済む。
<チェックリスト>
図3は、チェックリスト300の一例を示す図である。
図3に示すように、チェックリスト300は、1つ以上のチェックレコード310から構成される。各チェックレコード310は、予定操作指定項目320と、関連要素指定項目330と、チェック部品ID340とを有する。
予定操作指定項目320は、チェックレコード310のチェック対象となる予定操作200を指定する情報を有する。
関連要素指定項目330は、チェックレコード310のチェック対象となる予定操作200に関連し共にチェック対象となるシステム要素を指定する情報を有する。システム要素は、例えば、予定操作200以外の他の運用操作や、予定操作200が利用するデータやマシンリソースなどのシステム資源、予定操作200がアクセスする機器や外部システム等がある。
予定操作指定項目320は、チェックレコード310のチェック対象となる予定操作200を識別するためのID項目を有する。ID項目は、例えばバッチプログラムを識別する「BATCH_I0300」という文字列情報を有する。
同様にして、関連要素指定項目330は、予定操作200の関連要素を識別するためのID項目を有する。ID項目は、例えばファイルを識別する「DBbackup.log」という文字列情報を有する。
チェック部品ID340は、チェックレコード310のチェックを実行するチェック部品400を識別するID項目を有する。ID項目は、例えば、関連要素指定項目330で関連要素として指定されたファイルのサイズをチェックするチェック部品400を示す「ファイルサイズチェック部品」という文字列を有する。
なお、予定操作指定項目320及び関連要素指定項目330は、ID項目に加えて、属性項目、比較式、比較値、等の情報を有しても良い。例えば、#4のチェックレコード310は、予定操作200「BATCH_I0300」の関連要素であるファイル「DBbackup.log」の属性項目として「サイズ」という文字列情報を有し、比較式として「<」という文字列情報を有し、比較値として「10MB」という文字列情報を有する。
予定操作指定項目320及び関連要素指定項目330に指定される情報は、チェッカ構成・実行部140によって、チェック部品ID340で指定されるチェック部品400に送信されることになる。
なお、実施例1では、チェックレコード310は予定操作指定項目320と関連要素指定項目330を1つずつ有しているが、それぞれ2つ以上有してもよい。
以上のように、チェックリスト300において、チェック対象や、チェック対象が満たすべき条件等を、予定操作指定項目320及び関連要素指定項目330に指定し、チェックを機械的に実施するために必要なチェック部品400をチェック部品ID340に指定する。これにより、予定操作200の実行可否を判定する上で事前確認が必要な様々なチェック観点を、共通的な様式で表現することができる。
<チェック部品>
図4は、チェック部品400の一例を示す図である。
図4に示すように、チェック部品400は、入力パラメータ410と、出力パラメータ420と、チェック処理内容430とから構成される。実施例1では、チェック対象となるファイルのサイズが比較式や比較値で構成される条件を満たすかチェックする実行ファイル「FileSizeChecker.exe」を、チェック部品400の一例として説明する。
チェック部品400は、対象ファイル、比較式、比較値を入力パラメータ410として与えられると、チェック処理内容430に従って、チェック処理を実行する。チェック処理内容430の最初の処理ステップとして、対象ファイルのサイズを実測値として取得する。ファイルサイズの取得方法としては、例えば、OSのファイルサイズ取得コマンドや、市販のファイル管理アプリケーションの機能を用いてよい。
チェック部品400は、取得した実測値を、比較式と比較値を用いて評価し、評価結果をチェック判定結果として実測値と共に、出力パラメータ420として出力する。
以上のように、チェック対象や、チェック対象が満たすべき条件等を入力として、必要に応じてチェック対象の情報をシステムや関連機器から取得し、それらを基にチェック判定結果を出力として返すチェック部品400を複数使い分ける。これにより、多様な運用操作やチェック観点を対象としたチェックが可能となる。
<チェック部品インデックス>
図5は、チェック部品インデックス500の一例を示す図である。
図5に示すように、チェック部品インデックス500は、チェック部品ID510と、チェック部品実体520と、入力パラメータインタフェース530とから構成される。チェック部品インデックス500は、チェッカ構成・実行部140が、チェックレコード310のチェック部品ID340で指定されたチェック部品400の実体と、チェック部品400に入力すべき入力パラメータ410を特定するために使用する。
チェック部品ID510は、チェック部品400を識別するためのIDである。IDは、例えば、チェックリスト300のチェック部品ID340の例と同様に、「ファイルサイズチェック部品」という文字列情報を有する。
チェック部品実体520は、チェック部品400の実体を示す。例えば、チェック部品実体520は、「FileSizeChecker.exe」という実行ファイル名を有する。
入力パラメータインタフェース530は、チェック部品400に入力すべき入力パラメータ410を、予定操作200やチェックリスト300の構成要素を用いて指定するものである。
例えば、図5のチェック部品インデックス500の#1の例では、「FileSizeChecker.exe」の入力パラメータ410において、対象ファイルとして関連要素指定項目330のIDを、比較式として関連要素指定項目330の比較式を、比較値として関連要素指定項目330の比較値を、それぞれ指定している。
なお、実施例1においては、入力パラメータインタフェース530にチェック部品400の入力パラメータ410を全て明記している。しかし、チェック部品400が、プログラミング言語の関数の引数指定のように、入力パラメータ410の順番を、例えば(対象ファイル、比較式,比較値)といった形で定義している場合には、入力パラメータインタフェース530には、(関連要素.ID、関連要素.比較式、関連要素.比較値)という情報だけ指定するようにしてもよい。
以上のように、チェック部品インデックス500として、チェック部品400の実体とインタフェース情報を、チェック部品400を識別するためのIDと関連付けて記憶しておくことで、チェックリスト300にはIDのみをチェック部品ID340として指定すればよい。この結果、チェックリスト300の作成者は、チェック部品400の実体やインタフェースを意識せずに、チェックリスト300を作成することが可能となる。
<チェッカ構成・実行部>
図6は、チェッカ構成・実行部140の内部構成の一例を示す図である。
図6に示すように、チェッカ構成・実行部140は、チェックレコードフィルタリング部610と、チェック部品取得部620と、チェック部品実行部630と、チェック結果統合部640とから構成される。
チェックレコードフィルタリング部610は、始めに、予定操作記憶部110から予定操作200を、チェックリスト記憶部120からチェックリスト300をそれぞれ取得する。そして、チェックリスト300から、予定操作200の予定操作ID210が予定操作指定項目320のIDと一致するチェックレコード310を抽出し、一致しないチェックレコード310は破棄する。
チェック部品取得部620は、チェックレコードフィルタリング部610で抽出したチェックレコード310のチェック部品ID340を用いて、チェック部品記憶部130に記憶されるチェック部品インデックス500を走査し、チェック部品ID340と一致するチェック部品ID510に対応するチェック部品実体520と入力パラメータインタフェース530の情報を取得する。
チェック部品実行部630は、取得した入力パラメータインタフェース530に指定された情報を予定操作200とチェックレコード310から取得し、該情報を入力パラメータ410として、チェック部品実体520で指定されたチェック部品400に与えてチェック部品400を実行する。
チェック結果統合部640は、まず、チェックレコードフィルタリング部610で抽出した全てのチェックレコード310に対応するチェック部品実行部630で実行したチェック部品400の出力パラメータ420を取得する。そして、それら全てを統合することで予定操作200の実行可否を判定して実行可否の判定結果をチェック結果出力部150に送信する。
予定操作200の実行可否の判定においては、例えば、全てのチェック部品400の出力パラメータ420が、OK、NGいずれか2値を取り得るパラメータをチェックレコード310のチェック判定結果として含むとするならば、チェック結果統合部640が取得した全てのチェック判定結果がOKであれば予定操作200は実行可能と判定する。チェック判定結果の内、一つでもNGを含むのであれば実行不可と判定する。
なお、実行可否判定結果に加えて、例えば、チェック判定結果がNGとなったチェックレコード310の情報をチェック結果出力部150に送信してもよい。また、その時に、チェックレコード310に対応するチェック部品400の出力パラメータ420を併せてチェック結果出力部150に送信してもよい。さらに、チェック判定結果に関わらず、チェックレコードフィルタリング部610で抽出した全てのチェックレコード310と、チェック部品実行部630で実行した全てのチェック部品400の出力パラメータ420を併せてチェック結果出力部150に送信してもよい。
以上のように、チェッカ構成・実行部140が、予定操作200とチェックリスト300の情報を基に、複数種類のチェック部品400を制御することで、同一装置上での複数観点の運用操作チェックが可能となる。
<チェック結果出力部>
図7は、チェック結果出力部150が出力するチェック結果出力700の一例を示す図である。
図7に示すように、チェック結果出力700は、予定操作ID710と予定操作実行可否判定結果720を有する。
予定操作ID710は、チェッカ構成・実行部140が実行可否を判定した予定操作200を識別するIDである。予定操作実行可否判定結果720は、チェッカ構成・実行部140による予定操作200の実行可否判定結果である。例えば、図7の例では、予定操作ID710が「BATCH_I0300」であるバッチプログラムの実行を示す予定操作200は、予定操作実行可否判定結果720として実行不可と判定されている。
なお、チェック結果出力部150が、チェッカ構成・実行部140から、チェックレコードフィルタリング部610で抽出した全てのチェックレコード310と、チェック部品実行部630で実行した全てのチェック部品400の出力パラメータ420を受信するならば、チェック結果出力700は、個別チェック結果730を有してもよい。
個別チェック結果730は、例えば、チェックレコードフィルタリング部610で抽出した全てのチェックレコード310に加えて、チェックレコード310に対応するチェック部品400の出力パラメータ420の内、チェック判定結果と実測値を有してもよい。
以上のように、チェック結果出力部150が、予定操作実行可否判定結果720を表示することで、システム運用者の予定操作200の実行に関する意思決定を支援することが可能となる。
また、チェック結果出力部150が個別チェック結果730を表示することで、仮に予定操作実行可否判定結果720が実行不可となっていても、システム運用者が予定操作200を実行可とするための気づきを与えることが可能となる。
<処理フロー>
図18は、システム運用操作チェック装置100の処理の一例を示すフローチャートである。
最初に、予定操作記憶部110から予定操作200を、チェックリスト記憶部120からチェックリスト300を、それぞれ取得する(S1801)。
次に、予定操作200の予定操作ID210をキーとして前記チェックリスト300を走査し、前記チェックリスト300の予定操作指定項目320のIDが予定操作ID210と一致するチェックレコード310を抽出し、一致しないチェックレコード310はフィルタリングして破棄する(S1802)。
次に、S1803:抽出した前記チェックレコード310のチェック部品ID340をキーとしてチェック部品記憶部130に記憶されるチェック部品インデックス500を走査し、チェック部品インデックス500のチェック部品ID510がチェック部品ID340と一致した場合、チェック部品ID510と対応付けられたチェック部品実体520と入力パラメータインタフェース530の情報を取得する。
次に、取得した前記入力パラメータインタフェース530に指定された情報を予定操作200とチェックレコード310から取得し、該情報を入力パラメータ410として、チェック部品実体520で指定されたチェック部品400に与えてチェック部品400を実行する(S1804)。
次に、抽出した全てのチェックレコード310に対して、実行したチェック部品400の出力パラメータ420を取得し、それら全てを統合することで予定操作200の実行可否を判定する(S1805)。
次に、予定操作200の実行可否判定結果を含むチェック結果を出力し(S1806)、本処理を終了する。
図8〜図12、図19を参照して、実施例2のシステム運用操作チェック装置の構成について説明する。
実施例2は、実施例1のチェックリスト300のチェックレコード310におけるチェック部品ID340を、チェックレコード310の予定操作指定項目320と関連要素指定項目330の情報を基に特定することで、チェックリスト300を効率良く生成するものである。以降は、実施例1と同じ構成や入出力情報に関しては説明を省略し、変更店及び追加点のみ説明する。
<実施例2におけるシステム運用操作チェック装置の構成>
図8は、本実施例におけるシステム運用操作チェック装置800の構成図である。
図8に示すように、システム運用操作チェック装置800は、実施例1で説明したシステム運用操作チェック装置100の構成に加えて、クラス指定チェックリスト記憶部810と、チェック部品特定ルール記憶部820と、クラス定義・階層情報記憶部830と、チェック部品特定部840とを有する。
クラス指定チェックリスト記憶部810、チェック部品特定ルール記憶部820およびクラス定義・階層情報記憶部830は、RAMやROM等の揮発性記憶素子や、HDDやSSD等の不揮発性記憶素子から成る記憶装置で構成される。なお、記憶装置は、実施例1で説明したシステム運用操作チェック装置100の構成部品と同一の記憶装置を用いてもよい。
クラス指定チェックリスト記憶部810は、チェックリスト300における予定操作や関連要素のクラスを指定するクラス指定チェックリスト900を記憶する。クラスとは、システム要素の種別を意味し、例えば、操作であれば「コマンド」や「バッチ」、システム資源であれば「ファイル」や「DBテーブル」等がある。
チェックリスト300では、システム要素の具体としてIDを指定しているが、システム運用操作チェック装置800では、各システム要素のクラスも合わせて指定する。
チェック部品特定ルール記憶部820は、クラス指定チェックリスト900の情報から各チェックレコードに対応するチェック部品400を特定するためのルールとして、チェック部品特定ルール1000を記憶する。
クラス定義・階層情報記憶部830は、クラスの階層関係情報を保持するクラス定義・階層情報1100を記憶する。
チェック部品特定部840は、クラス指定チェックリスト記憶部810が記憶するクラス指定チェックリスト900の情報と、チェック部品特定ルール記憶部820が記憶するチェック部品特定ルール1000の情報と、クラス定義・階層情報記憶部830が記憶するクラス定義・階層情報1100の情報とを入力してチェックリスト300を生成する。
チェックリスト300を生成する機能は、該機能のアルゴリズムを記憶する記憶装置と、該機能を制御するCPU等の演算装置で構成される。なお、該記憶装置と該演算装置は、実施例1で説明したシステム運用操作チェック装置100の構成部品と同一の記憶装置及び演算装置を用いてもよい。
チェック部品特定部840が生成したチェックリスト300はチェックリスト記憶部120が記憶し、実施例1で説明した通り、チェッカ構成・実行部140の入力として用いる。
<クラス指定チェックリスト>
図9は、クラス指定チェックリスト900の一例を示す図である。
図9に示すように、クラス指定チェックリスト900は、チェックリスト300のチェックレコード310の構成要素の内、予定操作指定項目320と関連要素指定項目330を基本として、それぞれにクラス指定項目940を追加した予定操作指定項目920と関連要素指定項目930から成るクラス指定チェックレコード910を有する。なお、全て、または一部のクラス指定チェックレコード910が、チェックリスト300のチェックレコード310と同様にチェック部品ID340を有してもよい。
クラス指定項目940には、予定操作指定項目920や関連要素指定項目930で指定する予定操作および関連要素のIDに対して、該IDにより識別されるシステム要素のクラスを指定する。
例えば、図9のクラス指定チェックリスト900における#4のクラス指定チェックレコード910では、予定操作指定項目920には、クラスが「バッチ」であり、IDが「BATCH_I0300」であるバッチを指定し、関連要素指定項目930には、クラスが「ファイル」であり、IDが「DBbackup.log」であるファイルを指定している。
<チェック部品特定ルール>
図10は、チェック部品特定ルール1000の一例を示す図である。
図10に示すように、チェック部品特定ルール1000は、予定操作指定項目パターン1010と、関連要素指定項目パターン1020と、チェック部品ID1030とを有する。
予定操作指定項目パターン1010と関連要素指定項目パターン1020の各項目は、クラス指定チェックレコード910の予定操作指定項目920と関連要素指定項目930とそれぞれ対応している。これらの項目はチェック部品特定部840にて、クラス指定チェックレコード910とチェック部品特定ルール1000の間で照合するが、詳細はチェック部品特定部840の説明にて後述する。
なお、図10で、予定操作指定項目パターン1010と関連要素指定項目パターン1020に用いられている「*」はワイルドカードを示しているが、この表現方法に限定されるものではない。また、正規表現のようなパターン文字列を指定してもよい。
チェック部品ID1030は、予定操作指定項目パターン1010と関連要素指定項目パターン1020にマッチするクラス指定チェックレコード910に対応するチェック部品400を識別するID項目を有する。
<クラス定義・階層情報>
図11は、クラス定義・階層情報1100の一例を示す図である。
図11に示すように、クラス定義・階層情報1100は、クラス間の階層関係情報を有する。例えば、図11の例では、「業務系バッチ」クラスは「バッチ」クラスに属しており、「バッチ」クラスは「操作」クラスに属する。
<チェック部品特定部>
図12は、チェック部品特定部840によるチェック部品特定の一例を示す図である。
図12に示すように、チェック部品特定部840は、クラス指定チェックリスト記憶部810からクラス指定チェックリスト900を取得し、クラス指定チェックリスト900の各クラス指定チェックレコード910に対応するチェック部品400を特定する。なお、クラス指定チェックレコード910に既にチェック部品ID340が指定されている場合は、該クラス指定チェックレコード910に対してチェック部品400の特定は実施しない。
チェック部品特定部840は、クラス指定チェックレコード910に対応するチェック部品400を特定するために、クラス指定チェックレコード910の予定操作指定項目920及び関連要素指定項目930の有する各項目が、予定操作指定項目パターン1010及び関連要素指定項目パターン1020に全てマッチするチェック部品特定ルール1000を特定する。
なお、上記マッチング時には、値の完全一致に加えて、ワイルドカードや正規表現でのマッチングを用いてもよい。
また、チェック部品特定部840は、クラス定義・階層情報記憶部830からクラス定義・階層情報1100を取得し、上記マッチングに活用してもよい。例えば、クラス指定チェックレコード910に指定されたクラスに対して、該クラスが属する上位クラスがチェック部品特定ルール1000に指定されている場合は、該クラス項目はマッチしているとみなしてもよい。
例えば、図12の例では、クラス指定チェックレコード910は、チェック部品特定ルール1000の#1とマッチしている。予定操作指定項目パターン1010のクラス「操作」は、予定操作指定項目920のクラス「バッチ」の上位クラスであることがクラス定義・階層情報1100に定義されている。
予定操作指定項目920のID、関連要素指定項目930のID、比較式、比較値は、ワイルドカード「*」によって、チェック部品特定ルール1000の#1の各項目とマッチしているとみなしている。残りの項目は値が完全一致している。
チェック部品特定部840は、マッチングの結果特定したクラス指定チェックレコード910に対応するチェック部品400のチェック部品ID1030をクラス指定チェックレコード910と結合し、チェックレコード310を生成する。生成した全てのチェックレコード310と、初めからチェック部品ID340が指定されていた全てのクラス指定チェックレコード910を統合し、チェックリスト300としてチェックリスト記憶部120に記憶する。
<チェック部品特定処理フロー>
図19は、チェック部品特定処理の一例を示すフローチャートである。
最初に、クラス指定チェックリスト記憶部810からクラス指定チェックリスト900を、チェック部品特定ルール記憶部820からチェック部品特定ルール1000を、クラス定義・階層情報記憶部830からクラス定義・階層情報1100をそれぞれ取得する(S1901)。
次に、クラス指定チェックリスト900の各クラス指定チェックレコード910に対して、予定操作指定項目920及び関連要素指定項目930の有する各項目が、前記チェック部品特定ルール1000の予定操作指定項目パターン1010及び関連要素指定項目パターン1020に全てマッチするチェック部品特定ルール1000を特定する(S1902)。パターンのマッチングには、前記クラス定義・階層情報1100に指定されるクラス間の階層関係も適用する。
次に、マッチングの結果特定したチェック部品特定ルール1000のチェック部品ID1030を、クラス指定チェックレコード910と結合し、チェックレコード310を生成した後、これらのレコードを全て統合してチェックリスト300としてチェックリスト記憶部120に記憶し(S1903)、処理を終了する。
図13〜図17、図20を参照して、実施例3のシステム運用操作チェック装置の構成について説明する。
実施例3は、実施例2のクラス指定チェックリスト900に指定するクラスを、システム要素の具体を示すID項目を基に特定することで、クラス指定チェックリスト900を効率良く生成するものである。以降は、実施例1および実施例2と同じ構成や入出力情報に関しては説明を省略し、変更点及び追加点のみ説明する。
<実施例3におけるシステム運用操作チェック装置の構成>
図13は、実施例3におけるシステム運用操作チェック装置1300の構成図である。
システム運用操作チェック装置1300は、実施例2で説明したシステム運用操作チェック装置800の構成に加えて、クラス未指定チェックリスト記憶部1310と、クラス特定情報記憶部1320と、クラス特定部1330とを有する装置である。
クラス未指定チェックリスト記憶部1310及びクラス特定情報記憶部1320は、RAMやROM等の揮発性記憶素子や、HDDやSSD等の不揮発性記憶素子から成る記憶装置で構成される。なお、記憶装置は、実施例1で説明したシステム運用操作チェック装置100や実施例2で説明したシステム運用操作チェック装置800の構成部品と同一の記憶装置を用いてもよい。
クラス未指定チェックリスト記憶部1310は、クラスの情報を除いてはクラス指定チェックリスト900と同様の項目を有するクラス未指定チェックリスト1400を記憶する。
クラス特定情報記憶部1320は、クラス未指定チェックリスト1400で指定されるシステム要素の具体を示すID項目を基に、該システム要素に対応するクラスを特定するための情報として、クラス特定ルール1500やクラス・ID対応情報1600を記憶する。
クラス特定部1330は、クラス未指定チェックリスト1400と、クラス特定ルール1500またはクラス・ID対応情報1600を入力として、クラス指定チェックリスト900を生成する。クラス指定チェックリスト900を生成する機能は、該機能のアルゴリズムを記憶する記憶装置と、該機能を制御するCPU等の演算装置で構成される。
なお、該記憶装置と該演算装置は、実施例1で説明したシステム運用操作チェック装置100や実施例2で説明したシステム運用操作チェック装置800の構成部品と同一の記憶装置及び演算装置を用いてもよい。
クラス特定部1330が生成したクラス指定チェックリスト900はクラス指定チェックリスト記憶部810が記憶し、以降、実施例2で説明した通り、チェック部品特定部840の入力として用いる。
<クラス未指定チェックリスト>
図14は、クラス未指定チェックリスト1400の一例を示す図である。
図14に示すように、クラス未指定チェックリスト1400は、1つ以上のクラス未指定チェックレコード1410を有する。クラス未指定チェックレコード1410は、予定操作指定項目1420及び関連要素指定項目1430から構成される。予定操作指定項目1420及び関連要素指定項目1430が有する項目については、予定操作指定項目320及び関連要素指定項目330と同様のため、その説明を省略する。
なお、全て、または一部のクラス未指定チェックレコード1410が、チェックリスト300のチェックレコード310と同様にチェック部品ID340を有してもよい。同様にして、全て、または一部のクラス未指定チェックレコード1410が、クラス指定チェックリスト900のクラス指定チェックレコード910と同様にクラスを指定する項目を有してもよい。
<クラス特定ルール>
図15は、クラス特定ルール1500の一例を示す図である。
図15に示すように、クラス特定ルール1500は、クラス1510及びクラス1510に対応するマッチングルール1520から構成される。クラス1510は、前述のように、システム要素の種別を示す情報である。あるシステム要素を識別するIDがマッチングルール1520に記載された条件を満たす場合、該システム要素のクラスは、該マッチングルール1520に対応するクラス1510として特定される。
図15を用いて説明すると、例えば、「BATCH_I0300」というIDを持つシステム要素があるとすると、該IDはクラス特定ルール1500の#1のマッチングルール1520に記載された正規表現とマッチングするため、該システム要素のクラス1510は「基盤系バッチ」として特定される。
なお、クラス特定ルール1500におけるルールの記法は、上述の例に限定しない。例えば、クラス特定の判断材料として、IDに加えて属性情報を用いてもよい。
<クラス・ID対応情報>
図16は、クラス・ID対応情報1600の一例を示す図である。
図16に示すように、クラス・ID対応情報1600は、クラス1610及びクラス1610に分類されるシステム要素のシステム要素ID1620を有する。例えば、「Setting.txt」というIDを持つシステム要素のクラス1610は「環境設定ファイル」として特定される。
<クラス特定部>
図17は、クラス特定部1330の出力するクラス指定チェックリスト900の一例を示す図である。
図17に示すように、クラス特定部1330は、クラス未指定チェックリスト記憶部1310からクラス未指定チェックリスト1400を取得し、各クラス未指定チェックレコード1410の予定操作指定項目1420及び関連要素指定項目1430に指定されるシステム要素のクラスを特定する。
なお、クラス未指定チェックレコード1410に既にクラスが指定されている場合は、クラス未指定チェックレコード1410に対してクラスの特定は実施しない。
クラス特定部1330は、クラス特定情報記憶部1320から、クラス特定ルール1500又はクラス・ID対応情報1600を取得し、これらの情報を基に各クラス未指定チェックレコード1410の予定操作指定項目1420及び関連要素指定項目1430に指定されるシステム要素に対して、クラスを特定する。
例えば、図17の例では、クラス特定部1330は、図14に記載のクラス未指定チェックリスト1400を入力として、#3のクラス未指定チェックレコード1410の関連要素ID「RDB01」と、#4のクラス未指定チェックレコード1410の関連要素ID「DBbackup.log」に対して、クラス・ID対応情報1600により、それぞれのクラスを「DBサーバ」と「ログファイル」として特定する。それ以外のシステム要素のIDについては、クラス特定ルール1500によって、「基盤系バッチ」または「業務系バッチ」としてクラスを特定する。
クラス特定部1330は、特定した各クラスの情報を、クラス未指定チェックレコード1410の予定操作指定項目1420と関連要素指定項目1430に結合し、クラス指定チェックリスト900としてクラス指定チェックリスト記憶部810に記憶する。
<クラス特定処理フロー>
図20は、クラス特定処理の一例を示すフローチャートである。
最初に、クラス未指定チェックリスト記憶部1310からクラス未指定チェックリスト1400を、クラス特定情報記憶部1320からクラス特定ルール1500とクラス・ID対応情報1600をそれぞれ取得する(S2001)。
次に、クラス特定ルール1500に指定されたIDのパターン情報や、クラス・ID対応情報1600に指定された対応情報を基に、クラス未指定チェックリスト1400の各クラス未指定チェックレコード1410の予定操作指定項目1420及び関連要素指定項目1430に指定されるシステム要素に対してクラスを特定する(S2002)。
次に、特定した各クラスの情報を、クラス未指定チェックレコード1410に結合し、クラス指定チェックレコード910を生成した後、これらのレコードを全て統合してクラス指定チェックリスト900としてクラス指定チェックリスト記憶部810に記憶し(S2003)、処理を終了する。
なお、実施例においては、説明を簡単にするために、チェックリスト300、クラス指定チェックリスト900、クラス未指定チェックリスト1400、そして、チェックリスト記憶部120、クラス指定チェックリスト記憶部810、クラス未指定チェックリスト記憶部1310をそれぞれ区別しているが、区別せずに同一のチェックリスト300を参照して更新する形式としてもよい。
上記実施例によれば、運用操作やチェック観点の種類が各運用現場で異なっている場合や、時間の経過と共にそれらが変化していく場合においても、運用者は、各運用操作・チェック観点毎に専用のチェック装置又はチェック手法をそれぞれ使い分けたり、新たに使い方を学習したりする必要はない。様式が共通化されているチェックリストを作成・編集することで、多様な運用操作やチェック観点を対象としたチェックを機械的に行うことができる。
このようにして、運用操作やチェック観点の種類を限定せず、汎用性・拡張性に富んだシステム運用操作チェック装置を実現できる。
100 システム運用操作チェック装置
110 予定操作記憶部
120 チェックリスト記憶部
130 チェック部品記憶部
140 チェッカ構成・実行部
150 チェック結果出力部
800 システム運用操作チェック装置
810 クラス指定チェックリスト記憶部
820 チェック部品特定ルール記憶部
830 クラス定義・階層情報記憶部
840 チェック部品特定部
1300 システム運用操作チェック装置
1310 クラス未指定チェックリスト記憶部
1320 クラス特定情報記憶部
1330 クラス特定部

Claims (8)

  1. システムで実行する運用操作の情報を予定操作として記憶する予定操作記憶部と、
    前記予定操作と、前記予定操作の関連要素と、前記予定操作及び前記関連要素のチェックに用いるチェック部品との対応関係を指定した情報を有するチェックリストを記憶するチェックリスト記憶部と、
    前記チェック部品を記憶するチェック部品記憶部と、
    前記予定操作記憶部から前記予定操作を取得し、前記チェックリスト記憶部から前記チェックリストを取得し、前記チェック部品記憶部から前記チェック部品を取得し、前記予定操作と前記チェックリストを入力として前記チェック部品を実行して前記予定操作及び前記関連要素をチェックし、前記チェック部品の実行結果を統合して前記予定操作の実行可否を判定するチェッカ構成・実行部と、
    前記チェッカ構成・実行部による前記予定操作の前記実行可否の判定結果を出力するチェック結果出力部と、
    を有することを特徴とするシステム運用操作チェック装置。
  2. 前記予定操作の集合を表す予定操作指定項目パターンと、前記関連要素の集合を表す関連要素指定項目パターンと、前記予定操作指定項目パターン及び前記関連要素指定項目パターンの組合せに対応する前記チェック部品とを指定するチェック部品特定ルールを記憶するチェック部品特定ルール記憶部と、
    前記チェック部品特定ルールに基づいて、前記チェックリストに指定された前記予定操作と前記関連要素に対して、対応する前記チェック部品を特定し紐付けるチェック部品特定部と、
    を更に有することを特徴とする請求項1に記載のシステム運用操作チェック装置。
  3. 前記チェックリストにおける指定要素の内、前記予定操作及び前記関連要素に対してそれぞれの種別を表すクラスの情報を追加指定するクラス指定チェックリストを記憶するクラス指定チェックリスト記憶部を更に有し、
    前記チェック部品特定部は、
    前記予定操作指定項目パターン及び前記関連要素指定項目パターンの指定に前記クラスの情報を使用し、前記クラスの情報を含む前記チェック部品特定ルールに基づいて、前記クラス指定チェックリストに指定された前記予定操作と前記関連要素に対して、対応する前記チェック部品を特定し紐付けることにより前記チェックリストを生成し、生成された前記チェックリストを前記チェックリスト記憶部に記憶することを特徴とする請求項2に記載のシステム運用操作チェック装置。
  4. 前記クラスの間の階層関係としてクラス定義・階層情報を記憶するクラス定義・階層情報記憶部を更に有し、
    前記チェック部品特定部は、
    前記クラス定義・階層情報に基づき、前記クラス指定チェックリストに指定された前記予定操作と前記関連要素に対して指定された前記クラスが、前記予定操作指定項目パターン及び前記関連要素指定項目パターンに指定された前記クラス又は前記クラスの下位階層に属するクラスと一致する場合に、対応する前記チェック部品を特定し紐付けることを特徴とする請求項3に記載のシステム運用操作チェック装置。
  5. 前記予定操作及び前記関連要素と前記クラスとの対応関係を有するクラス特定情報を記憶するクラス特定情報記憶部と、
    前記クラス特定情報に基づいて、前記クラス指定チェックリストに指定された前記予定操作と前記関連要素に対して、対応する前記クラスを特定し紐付けるクラス特定部と、
    を更に有することを特徴とする請求項3に記載のシステム運用操作チェック装置。
  6. 前記チェックリストにおける指定要素の内、前記クラスを除く前記予定操作及び前記関連要素を記憶するクラス未指定チェックリスト記憶部を更に有し、
    前記クラス特定部は、
    前記クラス未指定チェックリスト記憶部から前記予定操作と前記関連要素を取得することを特徴とする請求項5に記載のシステム運用操作チェック装置。
  7. 前記チェック結果出力部は、
    前記チェッカ構成・実行部が実行した少なくとも一つの前記チェック部品の実行結果と、前記実行可否の前記判定結果を出力することを特徴とする請求項1に記載のシステム運用操作チェック装置。
  8. 前記チェック部品記憶部は、
    前記チェック部品を識別するためのチェック部品IDと、前記チェック部品の実体と、前記チェック部品のインタフェース情報とを紐付けた情報としてチェック部品インデックスを記憶することを特徴とする請求項1に記載のシステム運用操作チェック装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020094951A (ja) * 2018-12-14 2020-06-18 三菱電機株式会社 半導体装置の試験装置

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