JP2019094982A - Drive unit and image formation apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、駆動装置及び画像形成装置に関するものである。 The present invention relates to a drive device and an image forming apparatus.
従来、駆動源と、駆動部材に前記駆動源の駆動力を伝達する複数の駆動伝達部材と、駆動源を保持する駆動源保持部材と、少なくとも一つ駆動伝達部材を挟んで駆動源保持部材に対向する対向部材と、駆動源保持部材と前記対向部材との間に配置され、前記駆動源保持部材および前記対向部材の少なくとも一方に位置決めされ、複数の前記駆動伝達部材のうちのひとつを有する中間部材とを備えた駆動装置が知られている。 Conventionally, a drive source, a plurality of drive transmission members for transmitting the drive force of the drive source to the drive member, a drive source holding member for holding the drive source, and a drive source holding member sandwiching at least one drive transmission member An opposing member disposed between the opposing member, a drive source holding member and the opposing member, positioned on at least one of the drive source holding member and the opposing member, and having one of a plurality of the drive transmission members A drive comprising a member is known.
特許文献1には、上記駆動装置として、駆動源たるモータを保持する駆動源保持部材たるモータ取り付けプレートと、太陽歯車や内歯歯車などの複数の駆動伝達部材で構成された遊星歯車機構を挟んでモータ取り付けプレートに対向する対向部材たる出力軸エンドプレートと、モータ取り付けプレートと出力軸エンドプレートとに位置決めされ内歯歯車を有する中間部材たる円筒状のハウジングとを備えたものが記載されている。モータ取り付けプレートには、外径がハウジングの内径とほぼ同径の筒状の位置決め凸部を有している。モータ取り付けプレートの位置決め凸部が、ハウジングのモータ取り付けプレート側端部に嵌合することによりハウジングがモータ取り付けプレートに位置決めされる。また、出力軸エンドプレートにも、外径がハウジングの内径とほぼ同径の筒状の位置決め凸部を有しており、この位置決め凸部が、ハウジングの出力軸エンドプレート側端部に嵌合することによりハウジングが出力軸エンドプレートに位置決めされる。そして、出力軸エンドプレートのハウジングの外側に設けられたモータ取り付けプレートが締結される締結部に、モータ取り付けプレートを締結することにより、ハウジングが、モータ取り付けプレートと出力軸エンドプレートとに狭持されるような形で固定される。これにより、モータ取り付けプレートと出力軸エンドプレートとハウジングとが互いに固定される。また、出力軸エンドプレートのモータ取り付けプレートが締結される締結部よりも外側には、本体装置に締結するための本体締結部が設けられている。
In
しかしながら、特許文献1に記載の駆動装置においては、装置が大型化するおそれがあった。
However, in the drive device described in
上述した課題を解決するために、本発明は、駆動源と、駆動部材に前記駆動源の駆動力を伝達する複数の前記駆動伝達部材と、前記駆動源を保持する駆動源保持部材と、少なくとも一つ駆動伝達部材を挟んで前記駆動源保持部材に対向する対向部材と、前記駆動源保持部材と前記対向部材との間に配置され、前記駆動源保持部材および前記対向部材の少なくとも一方の部材に位置決めされ、複数の前記駆動伝達部材のうちのひとつを有する中間部材とを備えた駆動装置において、前記中間部材と前記一方の部材とを位置決めする位置決め部を締結部材が貫通し、前記駆動源保持部材と前記中間部材と前記対向部材とが共締めで前記本体装置に締結されることを特徴とするものである。 In order to solve the problems described above, the present invention comprises at least a drive source, a plurality of drive transmission members for transmitting the drive force of the drive source to the drive member, a drive source holding member for holding the drive source, One of the opposing members facing the drive source holding member with the drive transmission member interposed therebetween, and disposed between the drive source holding member and the opposing member, at least one of the drive source holding member and the opposing member And an intermediate member including one of the plurality of drive transmission members, wherein a fastening member passes through a positioning portion for positioning the intermediate member and the one member, and the drive source The holding member, the intermediate member, and the opposing member are fastened together to the main body device.
本発明によれば、駆動装置の小型化を図ることができる。 According to the present invention, the drive device can be miniaturized.
以下、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式で画像を形成する電子写真プリンタ(以下、単にプリンタという)について説明する。
図1は、実施形態に係るプリンタを示す概略構成図である。
図1に示すプリンタは、モノクロプリンタである。その装置本体100には、着脱ユニットとしてのプロセスカートリッジ1が着脱可能に装着されている。プロセスカートリッジ1は、表面に画像を担持する像担持体としての感光体2と、感光体2の表面を帯電させる帯電手段としての帯電ローラ3と、感光体2上の潜像を可視画像化する現像手段としての現像装置4と、感光体2の表面をクリーニングするクリーニング手段としてのクリーニングブレード5等を備える。また、感光体2の周囲には表面を露光する露光手段としてのLEDヘッドアレイ6が配設されている。
Hereinafter, as an image forming apparatus to which the present invention is applied, an electrophotographic printer (hereinafter, simply referred to as a printer) which forms an image by an electrophotographic method will be described.
FIG. 1 is a schematic configuration view showing a printer according to the embodiment.
The printer shown in FIG. 1 is a monochrome printer. A
また、プロセスカートリッジ1には、現像剤収容器としてのトナーカートリッジ7が着脱可能に設けられている。トナーカートリッジ7は、その容器本体22に、現像装置4へ補給する現像剤であるトナーを収容する現像剤収容部8を有する。さらに、本実施形態のトナーカートリッジ7は、クリーニングブレード5で除去されたトナー(廃トナー)を回収する現像剤回収部9も一体的に有している。
Further, in the
また、プリンタは、転写材としてのシート材に画像を転写する転写ユニット10と、シート材を供給する給紙装置11と、シート材に転写された画像を定着させる定着装置12と、シート材を装置外へ排出する排紙装置13とを備える。
The printer also includes a
転写ユニット10は、転写フレーム30に回転自在に支持された転写部材としての転写ローラ14を備える。転写ローラ14は、プロセスカートリッジ1を装置本体100に装着した状態で感光体2と当接しており、両者の当接部において転写ニップが形成されている。また、転写ローラ14は、電源に接続されており、所定の直流電圧(DC)及び/又は交流電圧(AC)が印加されるようになっている。
The
給紙装置11は、シート材Pを収容した給紙カセット15や、給紙カセット15に収容されているシート材Pを給送する給紙ローラ16を備える。また、給紙ローラ16に対してシート材搬送方向下流側には、搬送タイミングを計ってシート材を二次転写ニップへ搬送するタイミングローラとしての一対のレジストローラ17が設けてある。なお、シート材Pには、厚紙、はがき、封筒、普通紙、薄紙、塗工紙(コート紙やアート紙等)、トレーシングペーパ、OHPシート、OHPフィルム等を挙げることができる。
The
定着装置12は、定着ローラ18と、加圧ローラ19とを備える。定着ローラ18は、定着ローラ内部に設置された赤外線ヒータ23によって加熱されるようになっている。加圧ローラ19は、定着ローラ18側へ加圧されて定着ローラ18に当接し、その当接箇所において定着ニップが形成されている。
The
排紙装置13は、一対の排紙ローラ20を備える。排紙ローラ20によって装置外に排出されたシート材は、装置本体100の上面を凹ませて形成された排紙トレイ21上に積載されるようになっている。
The
続いて、図1を参照して、本実施形態に係るプリンタの基本的動作について説明する。作像動作が開始されると、プロセスカートリッジ1の感光体2が図1の時計回りに回転駆動され、帯電ローラ3によって感光体2の表面が所定の極性に一様に帯電される。外部の機器から入力される画像情報に基づいて、LEDヘッドアレイ6から感光体2の帯電面に光が照射されて、感光体2の表面に静電潜像が形成される。
Subsequently, the basic operation of the printer according to the present embodiment will be described with reference to FIG. When the image forming operation is started, the
このように感光体2上に形成された静電潜像に、現像装置4によってトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー画像として顕像化(可視像化)される。
The toner is supplied by the developing device 4 to the electrostatic latent image formed on the
また、作像動作が開始されると、転写ローラ14が回転駆動し、転写ローラ14に、所定の直流電圧(DC)及び/又は交流電圧(AC)が印加されることによって、転写ローラ14と感光体2との間において転写電界が形成される。
Further, when the image forming operation is started, the
装置本体100の下部では、給紙ローラ16が回転駆動を開始し、給紙カセット15からシート材Pが送り出される。送り出されたシート材Pは、レジストローラ17によって搬送を一旦停止される。
At the lower portion of the apparatus
その後、所定のタイミングでレジストローラ17の回転駆動を開始し、感光体上のトナー画像が転写ニップに達するタイミングに合わせて、シート材Pを転写ニップへ搬送する。そして、上記転写電界によって、感光体2上のトナー画像が転写体たるシート材P上に一括して転写される。また、シート材Pに転写しきれなかった感光体上の残留トナーは、クリーニングブレード5でによって除去され、除去されたトナーは、現像剤回収部9へ搬送され回収される。
Thereafter, rotational driving of the
その後、トナー画像が転写されたシート材Pは、定着装置12へと搬送され、定着装置12においてシート材P上のトナー画像が当該シート材Pに定着される。そして、シート材Pは、一対の排紙ローラ20によって装置外に排出され、排紙トレイ21上にストックされる。
Thereafter, the sheet material P to which the toner image has been transferred is conveyed to the fixing
また、装置本体100の給紙側の側面(図中右側側面)には、図中矢印方向に開閉可能な開閉カバー37が設けられている。この開閉カバー37を開けることで、開いた開口部から、着脱ユニットであるプロセスカートリッジ1が装置本体100から取り出される。
Further, an opening /
図2は、定着装置12の斜視図であり、図3は、定着装置12が備える加圧調整機構40の要部構成図である。図4は、定着装置12の奥側端部の軸方向に直交する断面図であり、図5は、定着装置12の奥側端部のシート材Pの搬送方向に直交する断面図である。
定着装置12は、内部に赤外線ヒータ23を配置し、この赤外線ヒータ23により加熱される被加熱部材たる定着ローラ18と、定着ローラ18に圧接してニップ部としての定着ニップを形成する移動部材たる加圧ローラ19と、加圧ローラ19を、定着ローラ18に対して移動させ、加圧ローラ19の定着ローラ18に対する加圧力を調整する加圧調整機構40とを備えている。
FIG. 2 is a perspective view of the fixing
The fixing
加圧調整機構40は、加圧ローラ19の定着ローラ18に対する加圧力を調整可能に支持する一対のレバー部材41、レバー部材41を介して加圧ローラ19を定着ローラ18に向けて付勢する付勢手段たる一対のスプリング43、レバー部材41を介して加圧ローラ19をスプリング43の付勢力に抗して定着ローラ18から離間する方向に移動させる一対のカム部材44、このカム部材44を駆動する駆動手段たる駆動部50などを有している。
The
定着ローラ18は、軸方向両側が、一対の側板47に回転自在に支持されている。加圧ローラ19の軸方向両側は、それぞれ加圧調整機構40のレバー部材41に回転自在に支持されている。各レバー部材41は、図3に示すように、一端に支持軸41aが設けられており、側板47に回転自在に支持されている。各レバー部材41の他端には、バネ受け41bが設けられており、このバネ受け41bにスプリング43の一端が取り付けられており、スプリング43の他端は、図2に示すように、側板47に設けられたバネ受け47aに取り付けられている。レバー部材41の他端側には、カム受け42が形成されており、カム部材44は、このカム受け42と当接している。
The fixing
一対のカム部材44は、カムシャフト44aと一体的に回転するように平行ピン44c(図5参照)によりカムシャフト44aに取り付けられている。カムシャフト44aの奥側端部(図2の右側端部)には、駆動部50の第二出力ギヤ54と噛み合うカムギヤ55が、カムシャフト44aと一体的に回転するように平行ピン55aによりカムシャフト44aに取り付けられている。
The pair of
また、このカムギヤ55には、カム部材44の回転角度を検出する回転角度検知機構45のフィラー45aが形成されている。また、奥側の側板47には、回転角度検知機構45の上記フィラー45aを検知する光学センサ45bが取り付けられている。フィラー45aは、半円形状であり、光学センサ45bは、フォトインタラプタ(透過型光学センサ)である。
Further, the
図6(a)は、加圧ローラ19が加圧状態のときの様子を示す図であり、図6(b)は、加圧ローラ19が脱圧状態のときの様子を示す図である。図6(a)、図6(b)の図中左側は、回転角度検知機構45の加圧状態のときの様子と、脱圧状態のときの様子とを示している。
図6に示すように、レバー部材41は、加圧ローラ19の軸19aを受ける軸受46に当接している。この軸受46は、図中矢印K方向に往復移動可能に側板47に保持されている。また、回転角度検知機構45のフィラー45aは、半円形状であり、回転方向の一端側には、開口部45cを有している。
FIG. 6 (a) is a diagram showing the
As shown in FIG. 6, the
図6(a)に示すように、加圧状態のときは、フィラー45aが光学センサ45bの発光素子と受光素子との間に入り込んで両者間の光路を遮断している。また、加圧状態のときは、カム部材44の下死点が、カム受け42に当接している。
As shown in FIG. 6A, in the pressurized state, the
加圧状態から脱圧状態に移行するべく、駆動部50を駆動させると、カム部材44およびフィラー45aが図中反時計回りに回動する。すると、図6(a)に示す状態からカム部材44が、カム受け42を、スプリング43の付勢力に抗して図中下側に押し込む。これにより、レバー部材41が、支持軸41aを支点にして図中反時計回りに回動し、移動部材たる加圧ローラ19が、定着ローラ18からの反力により、定着ローラ18から離間する方向へ移動して、加圧ローラ19の定着ローラ18への加圧力が低下していく。
When the
そして、図6(b)に示すように、カム部材44の上死点が、カム受け42に当接すると、開口部45cが光学センサ45bの発光素子と受光素子との間に位置し、光学センサ45bの受光素子が、発光素子の光を検知する。これにより、加圧ローラ19が脱圧位置まで退避したことを検知することができる。
Then, as shown in FIG. 6B, when the top dead center of the
本実施形態においては、定着装置12で紙詰まりが発生した場合、加圧調整機構40により脱圧状態とする。これにより、定着ニップ部に詰まった紙の除去作業を行いやすくすることができる。
In the present embodiment, when a paper jam occurs in the fixing
また、プリンタが待機状態からスリープモードに移行した場合や、電源OFFした場合、加圧調整機構40により加圧ローラ19の定着ローラ18への加圧力を低減することで、ニップ部におけるクリープの発生を防止することができる。また、封筒等の厚紙を通紙する際にも、加圧調整機構40により加圧ローラ19の定着ローラ18への加圧力を低減することで、シワを発生させることなく定着処理を行うことができる。
Further, when the printer shifts from the standby state to the sleep mode or when the power is turned off, the
脱圧状態から加圧状態に移行するときは、加圧状態から脱圧状態に移行するときの回転方向とは逆方向に駆動モータ51を駆動する。すると、カム部材44が図中計回りに回動し、スプリング43の付勢力によりレバー部材41が支持軸41aを支点にして図中時計回りに回動し、加圧ローラ19が定着ローラ18を加圧していく。また、フィラー45aが、光学センサ45bの受光素子と発光素子との間に入り込んで、受光素子が光を検知しなくって所定時間経過したら、規定の加圧力に達したと判断し、駆動モータ51の駆動を停止する。
When shifting from the depressurized state to the pressurized state, the
図7は、加圧調整機構40の駆動部50の分解斜視図であり、図8は、軸方向と平行に切った駆動部50の断面図である。また、図9は、第二ハウジング56を取り外した駆動部50を、図8の左側から見た正面図であり、図10は、図9の状態から、さらに、ウォームホイール75、第一ハウジング66、ドライブシャフト73、第一出力ギヤ53および第二出力ギヤ54を取り外した正面図である。
本実施形態の駆動部50は、主に駆動モータ51、ウォームギヤ60、遊星歯車機構70および負荷付与部80で構成されており、ウォームギヤ60、負荷付与部80、遊星歯車機構70の順に駆動力が伝達される。
FIG. 7 is an exploded perspective view of the
The
駆動モータ51として、ブラシレスモータに比べて安価で小型なブラシモータを用いている。駆動モータ51は、モータ保持部材たるブラケット52に保持されている。具体的には、ブラケット52には、遊星歯車機構70の回転軸方向に平行なモータ保持面155を有している。モータ保持面155には、駆動モータ51の軸が貫通する切り欠き155aを有している。また、モータ保持面155には、駆動モータ51をネジ止めするためのネジが貫通する2つのネジ貫通孔155bが、切り欠き155aを挟んで設けられている。駆動モータ51のモータ保持面155と対向する面には、2つのネジ穴51aがモータ軸を挟んで形成されている。駆動モータ51のネジ穴51aにモータ保持面155のネジ貫通孔を貫通させたネジをネジ止めすることで、駆動モータ51がブラケット52に保持される。
As the
駆動モータ51のモータ軸には、ウォームギヤ60のウォーム61が、モータ軸と一体的に回転するように取り付けられている。このウォーム61には、ウォームホイール75が噛み合っている。ウォームホイール75は、軸受154を介してブラケット52に回転自在に支持されたドライブシャフト73に支持されている。
The
図11は、負荷付与部80の分解斜視図であり、図12は、図8のA−A断面図であり、図13は、図8のB−B断面図である。
負荷付与部80は、主に、駆動側カップリング75a、従動側カップリング71b、ドライブシャフト73、負荷付与手段としてのトルクリミッタ72で構成されている。上記駆動側カップリング75aは、ウォームホイール75に設けられている。駆動側カップリング75aの内周面には、180°の間隔を開けて、駆動側係合突起175が設けられている。ウォームホイール75は、ドライブシャフト73に一体的に回転するように取り付けられている。具体的には、ドライブシャフト73は、断面略Dカット形状の圧入部73aを有しており、ウォームホイール75は、樹脂などのある程度弾性変形可能な材料からなり、圧入部73aに圧入される断面略Dカット形状の圧入穴75cを有している。この圧入穴75cを、弾性変形(拡径)させながらドライブシャフト73の圧入部73aに圧入することにより、ウォームホイール75は、ドライブシャフト73と一体的に回転するように、ドライブシャフト73に取り付けられる。
11 is an exploded perspective view of the
The
ドライブシャフト73の一端は、軸受154を介してブラケット52に回転自在に支持されている。ドライブシャフト73の他端には、第二ハウジング56に回転自在に支持される支持部73bを有している。この支持部73bは、圧入部73aよりも短径となっている。
One end of the
このドライブシャフト73には、負荷付与手段としてのトルクリミッタ72と、駆動連結部材71とが取り付けられている。トルクリミッタ72のウォームホイール75側端部には、軸方向に延びる切り欠き部72aが回転方向に180°の間隔を開けて2つ設けられている。ドライブシャフト73には、平行ピン74が嵌め込まれており、この平行ピン74が、トルクリミッタ72の切り欠き部72aに入り込んでいる。
A
また、トルクリミッタ72の駆動連結部材側端部には、軸方向に延びる係合突起部72bが、回転方向に180°の間隔を開けて2つ設けられている。これら係合突起部72bが、駆動連結部材71のトルクリミッタ72と対向する対向面に設けられた係合孔部71cに入り込んでいる。
Further, at the drive connecting member side end of the
駆動連結部材71は、ドライブシャフト73に回転自在に支持されており、従動側カップリング71bと、ギヤ部71aとを有している。従動側カップリング71bは、駆動側カップリング内に入り込む外径となっており、その外周面には、従動側係合突起171が、回転方向に180°の間隔を開けて2つ設けられている。
The
図7、図8に示すように遊星駆動伝達部材62は、ブラケット52にカシメ固定された第一支持軸152に回転自在に支持されている。遊星駆動伝達部材62は、遊星歯車機構70の太陽歯車62bが形成されている。
As shown in FIGS. 7 and 8, the planetary
遊星歯車機構70は、上述の太陽歯車62b、この太陽歯車62bと噛み合う3個の遊星歯車65、これら遊星歯車65を回転自在に支持するキャリア64、これら遊星歯車65と噛み合う内歯歯車66aを有している。また、遊星歯車機構70は、遊星歯車65をキャリア64に保持させるキャリアホルダ63も備えている。
The
遊星歯車65は、回転方向に等間隔でキャリア64に設けられた遊星支持部64cに回転自在に支持されている(図8、図10参照)。キャリアホルダ63には、キャリア64に取り付けるためのスナップフィット部63aが設けられている。このスナップフィット部63aを弾性変形させながらスナップフィット部先端の爪部をキャリア64の係合穴部64bを通すことで、キャリアホルダ63が、キャリア64に取り付けられる。これにより、遊星歯車65がキャリア64に保持される。
The planet gears 65 are rotatably supported by planet supports 64 c provided on the
内歯歯車66aは、第一ハウジング66に設けられている。第一ハウジング66は、ブラケット52や第二ハウジング56に組み合わせることで、ウォームギヤ60、遊星歯車機構70および負荷付与部80を覆うものである。
The
キャリア64には、図7、図8、図10に示すように、第一支持軸152に支持されるための筒状の被支持部64aを有しており、被支持部64aを第一支持軸152に嵌め込むことでキャリア64が、回転自在に第一支持軸152に支持されている。また、この被支持部64aの外周面には、第一支持軸152に回転自在に支持された第一出力ギヤ53と駆動連結する駆動連結凸部164が、120°の間隔を開けて3つ設けられている。一方、第一出力ギヤ53のキャリア64との対向面には、被支持部64aが挿入される筒状部を有しており、この筒状部の内周面には、上記駆動連結凸部164が嵌合する溝部が120°の間隔を開けて3つ設けられている。これにより、キャリア64から第一出力ギヤ53に駆動力が伝達される。
As shown in FIGS. 7, 8 and 10, the
第一出力ギヤ53には第二出力ギヤ54が噛み合っており、第二出力ギヤ54は、ブラケット52にカシメ固定された第二支持軸153に回転自在に支持されている。第二出力ギヤ54は、カムギヤ55(図2参照)と噛み合っている。
The
駆動モータ51が回転駆動すると、ウォームギヤ60により減速されて、駆動側カップリング75aとドライブシャフト73とが回転駆動する。駆動側カップリング75aの駆動側係合突起175が、従動側係合突起171に当接していないときは、ドライブシャフト73を介して駆動モータ51の駆動トルクがトルクリミッタ72に加わる。駆動トルクがトルクリミッタ72に加わると、トルクリミッタ72が作動し、トルクリミッタ72から駆動連結部材71への駆動力の伝達が遮断され、駆動連結部材71は回転しない。
When the
駆動側カップリング75aの駆動側係合突起175が、従動側係合突起171に当接すると、駆動側カップリング75aから従動側カップリング71bへ駆動力が伝達され、駆動連結部材71が回転駆動する。そして、駆動連結部材71のギヤ部71aから遊星駆動伝達部材62の入力ギヤ62aに駆動力が伝達され、遊星歯車機構70の太陽歯車62bが回転駆動する。
When the drive
太陽歯車62bが回転駆動すると、太陽歯車62bに噛み合う遊星歯車65が、自転しながら、太陽歯車62bの周りを公転する。遊星歯車65が太陽歯車62bの周りを公転することで、キャリア64が回転し、キャリア64と係合している第一出力ギヤ53がキャリア64とともに回転する。そして、第一出力ギヤ53と噛み合う第二出力ギヤ54に駆動力が伝達され、カムギヤ55(図2参照)を介してカム部材44が回転駆動する。
When the
上述したように、加圧ローラ19の定着ローラ18への加圧力を低減するとき、スプリング43の付勢力に抗して、カム部材44によりレバー部材41を押し込む必要があり、カム部材44の負荷トルクが大きくなる。また、レバー部材41の他端を、図3に示す下方へ押し込む結果、スプリング43が伸び、スプリング43の付勢力が増加し、カム部材44の負荷トルクが増加する。よって、加圧ローラ19の定着ローラ18への加圧力を低減させるほど、カム部材44の負荷トルクが増加することになる。
As described above, when the pressing force of the
駆動部50の駆動モータ51の駆動力をカム部材44に伝達する駆動伝達機構を、複数の外歯ギヤの噛み合いにより駆動伝達を行うギヤ列で構成した場合、十分な減速比が得られない。したがって、駆動モータ51として、駆動トルクの大きいモータを用いることで、カム部材44に出力される出力トルクを負荷トルクよりも大きくする。これにより、スプリング43の付勢力に抗して、レバー部材41を回動させることができる。しかし、駆動トルクの大きいモータは、大きく、高価である。その結果、装置の大型化、装置のコストアップに繋がるという課題がある。
When the drive transmission mechanism for transmitting the drive force of the
そこで、本実施形態の駆動部50は、ウォームギヤ60と遊星歯車機構70とを用いて、高い減速比が得られるように構成している。このように、高い減速比を得ることができるので、駆動モータ51の駆動トルクが低いモータを用いても、カム部材44への出力トルクを、カム部材44の負荷トルクよりも大きくすることができる。これにより、駆動モータ51として、駆動トルクが低い安価で小型のブラシモータを用いても、良好にカム部材44をスプリング43の付勢力に抗して回転駆動させることができ、加圧ローラ19の定着ローラ18に対する加圧力を調整することができる。
Therefore, the
また、ウォームギヤ60と遊星歯車機構70とを用いることで、大口径ギヤを用いずとも、大きな減速比を得ることができ、ギヤ列で大きな減速比を得る場合に比べて、装置の大型化を抑制することができる。
In addition, by using the worm gear 60 and the
また、本実施形態においては、高い減速比を得ることができるので、駆動モータ51の駆動量に対するカム部材44の回転角度を小さくすることができる。これにより、細かくカム部材44の回転角度の調整が可能となり、細かい加圧力の調整を行うことができる。
Further, in the present embodiment, since a high reduction ratio can be obtained, the rotation angle of the
また、本実施形態の遊星歯車機構70は、太陽歯車62bが入力、内歯歯車66aが固定、キャリア64が出力ととなっている。太陽歯車62b入力、内歯歯車66a固定、キャリア64出力とすることで、最も大きい減速比を得ることができる。
In the
また、定着装置12を装置本体100に組み付ける際に、定着装置12に設けられたカムギヤ55の歯先が装置本体100に設けられた第二出力ギヤ54の歯先にぶつかるおそれがある。このように、カムギヤ55の歯先が装置本体100に設けられた第二出力ギヤ54の歯先にぶつかった際に、第二出力ギヤ54が回転して、第二出力ギヤ54とカムギヤ55とが噛み合うようにする必要がある。本実施形態の駆動部50は、上述したように、高い減速比が得られるように構成しているため、出力側から力を伝達して、停止している駆動モータ51を回転させるには、大きな力が必要である。このため、停止した駆動モータ51を回転させることなく、第二出力ギヤ54がある程度回転するように駆動部50を構成する必要がある。
In addition, when the fixing
そこで、本実施形態においては、図12に示すように、従動側係合突起171と駆動側係合突起175とを回転方向に180°の間隔を開けて2つ設け、駆動連結部材71がウォームホイール75に対して略180°回動可能となっている。これにより、ウォームホイール75を回転させて停止中の駆動モータ51を回転させずに、駆動連結部材71が略半回転するまで、ウォームホイール75よりも駆動伝達方向下流側の駆動伝達部材(第二出力ギヤ54、第一出力ギヤ53、遊星歯車機構70の各部材)を回転させることができる。これにより、定着装置12を装置本体100に組み付ける際に、カムギヤ55の歯先が第二出力ギヤ54の歯先にぶつかった際に、停止中の駆動モータ51を回転させることなく、第二出力ギヤ54が回転して第二出力ギヤ54とカムギヤ55とが噛み合わせることができる。これにより、定着装置12の組み付け時に大きな力が必要となることがなく、定着装置12を容易に組み付けることができる。
Therefore, in the present embodiment, as shown in FIG. 12, two driven
図14は、加圧ローラ19を脱圧状態(加圧力なし)から加圧状態へ移行させるときの様子を示す図である。
加圧ローラ19が脱圧状態のときは、先の図6(b)に示したように、カム部材44の回転軸中心から外周面までの距離が最大となるカム部材44の上死点がカム受け42に当接している。この状態から、カム部材44を図14の矢印A方向に回転させると、カム受け42とカム面44bとの接点S1とカム部材44の回転中心O1とを結ぶ線Bに対して、カム部材44がカム受け42から受けるスプリング43の付勢方向Fが回転方向にずれる。その結果、カム部材44の回転方向にスプリング43の付勢力がカム部材44に働き、カム部材44が回転方向に押し込まれ、カム部材44が、駆動モータ51から駆動力を受けて回転する回転駆動速度よりも速く回転してしまう。
FIG. 14 is a diagram showing how the
When the
図15は、カム部材44がスプリング43の付勢力で駆動モータ51から駆動力を受けて回転する回転速度よりも速く回転したときの駆動部50の各ギヤの動きについて説明する図である。
駆動部50のギヤの噛み合い部など、駆動伝達部材間の係合部は、バックラッシュなどの所定の遊びがある。そのため、スプリング43の付勢力によりカム部材44が回転駆動速度よりも速く回転すると、カムシャフト44aが、カム部材44と共に回転駆動速度よりも速く回転する。その結果、図中矢印A2に示すように、カムシャフト44aに取り付けられたカムギヤ55が回転駆動速度よりも速く回転する。カムギヤ55が、第二出力ギヤ54との遊び(バックラッシュ)分速く回転すると、カムギヤ55の歯が、第二出力ギヤ54の歯に当たり、第二出力ギヤ54を回転方向に押し込む。すると、第二出力ギヤ54が図中矢印A3に示すように、第一出力ギヤ53との遊び分、速く回転した後、第一出力ギヤ53を押し込んで、第一出力ギヤ53を、図中矢印A4に示すように、第一出力ギヤ53を回転駆動速度よりも速く回転させる。
FIG. 15 is a view for explaining the movement of each gear of the
The engagement portion between the drive transmission members, such as the meshing portion of the gear of the
そして、上述と同様にして、第一出力ギヤ53から遊星歯車機構70、駆動連結部材71にスプリング43の付勢力(以下、バックトルクという)が伝達され、駆動連結部材71が、上記回転駆動速度よりも速く回転する。
Then, in the same manner as described above, the biasing force (hereinafter referred to as back torque) of the
図16(a)は、駆動連結部材71が、回転駆動速度よりも速く回転する前の様子を示す図であり、(b)は、駆動連結部材71が、バックトルクにより回転駆動速度よりも速く回転した様子を示す図である。
図16(a)に示すように、駆動連結部材71が、駆動モータ51から駆動力を受けて回転駆動速度で回転しているときは、駆動側係合突起175が、回転方向上流側から従動側係合突起171に当接し、駆動連結部材71に駆動力を伝達する。これにより、ウォームホイール75と駆動連結部材71とが一体となって回転している。
FIG. 16 (a) is a view showing a state before the
As shown in FIG. 16A, when the
図16(b)の矢印A6に示すように、駆動連結部材71が、バックトルクにより上記回転駆動速度よりも速く回転すると、従動側係合突起171が駆動側係合突起175から離れように回転方向に移動する。
As shown by arrow A6 in FIG. 16 (b), when the
本実施形態では、上述したように、定着装置12の組み付けを容易にするため、駆動連結部材71の従動側係合突起171と駆動側係合突起175との間の遊びが、略180°ある。そのため、バックトルクにより駆動連結部材71が加速していき、従動側係合突起171が略180°回転方向に移動した後、回転方向上流側から駆動側係合突起175に勢いよく衝突し、衝突音が発生するおそれがある。
In the present embodiment, as described above, the play between the driven
このため、本実施形態では、負荷付与手段として、トルクリミッタ72を設けて、バックトルクによる駆動連結部材71の回転に負荷を付与している。具体的には、駆動連結部材71にバックトルクが伝達され、駆動連結部材71が、回転駆動速度よりも速く回転すると、駆動連結部材71を介してトルクリミッタ72にバックトルクが入力される。トルクリミッタ72が作動するトルクは、上記バックトルク未満に設定されており、トルクリミッタ72にバックトルクが入力されると、トルクリミッタ72が作動して、駆動連結部材71とドライブシャフト73との間の駆動伝達が遮断される。
For this reason, in the present embodiment, a
トルクリミッタ72が作動して駆動伝達を遮断しているときは、所定の回転負荷が生じる。例えば、トルクリミッタ72が摩擦式の場合、トルクリミッタ72のドライブシャフト73に取り付けられた第一部材と、駆動連結部材71に取り付けられた第二部材との間の静止摩擦力よりもトルクリミッタ72に加わるトルクが大きいと、第一部材に対し、第二部材が相対的に回転し、駆動伝達を遮断する仕組みである。従って、第一部材に対し、第二部材が相対的に回転し、駆動伝達を遮断している状態のとき、第一部材と第二部材との間には、所定の摩擦力が生じており、負荷が発生する。また、トルクリミッタ72が磁気式の場合は、第一部材に対し、第二部材が相対的に回転し、駆動伝達を遮断している状態のとき、第一部材と第二部材との間には、所定の磁気力が生じており、負荷が発生する。このように、トルクリミッタ72が作動して、駆動伝達を遮断している状態のときは、回転負荷が発生する。よって、駆動連結部材71にバックトルクが伝達され、回転駆動速度よりも速く回転し、トルクリミッタ72が作動すると、トルクリミッタ72に負荷が発生し、駆動連結部材71の回転にブレーキをかける。これにより、駆動連結部材71の回転が十分減速されたうえで、従動側係合突起171が、駆動側係合突起175に衝突することになり、衝突音の発生を抑制することができる。
When the
また、カム部材44が駆動モータ51の駆動力で回転駆動しているときは、トルクリミッタ72には、トルクがかからずトルクリミッタ72は作動せず、カム部材44がスプリング43の付勢力で回転するときのみ、トルクリミッタ72が作動して負荷を与える。これにより、カム部材44が駆動モータ51の駆動力で回転駆動しているときの負荷を低減することができ、出力トルクの低い安価なモータを用いることができる。
Further, when the
また、本実施形態においては、カム部材44の回転速度を、検知センサなどを用いて検知せずとも、カム部材44がスプリング43の付勢力で速く回転すると負荷を与えることができる。また、カム部材44が規定の速度よりも速く回転したときに、摩擦抵抗部材を移動させて、駆動連結部材71に押し当てて、負荷を当てるようにするものに比べて、簡単な構成で、負荷を与えることができる。これにより、安価な構成で、負荷付与部80を形成することができ、装置のコストダウンを図ることができる。さらには、トルクリミッタ72を、駆動側カップリング75aと従動側カップリング71bとにより内包する構成とすることで、負荷付与部80の大型化するのを抑制することができる。
Further, in the present embodiment, even if the rotational speed of the
また、本実施形態では、駆動モータ51の回転軸方向を、遊星歯車機構70の太陽歯車62bの回転軸方向と直交するように、駆動モータ51を配置している。これにより、駆動モータ51の回転軸方向を、太陽歯車62bの回転軸方向と平行となるように駆動モータ51を配置した場合に比べて、軸方向の大型化を抑制することができる。
Further, in the present embodiment, the
図17は、装置本体を奥側から見た図であり、図18は、奥側側板101を装置の内側から見た図である。
図17、図18に示すように着脱ユニットたる定着装置12は、装置本体に対して着脱可能に設けられている。奥側側板101には、定着装置12を装置本体に対して着脱する際に、定着装置12をガイドするとともに、装置本体に装着された定着装置12を保持する定着ガイド110が設けられている。この定着ガイド110は樹脂材であり、図18に示すように、定着装置12をガイドするガイド溝114を有している。また、装置本体の手前側側板にも、同様なガイド溝を有する定着ガイドを有している。
FIG. 17 is a view of the apparatus main body from the back side, and FIG. 18 is a view of the
As shown in FIGS. 17 and 18, the fixing
定着装置12の両側面には、ガイド突起部12aが形成されている。このガイド突起部12aが、両側板に設けられた定着ガイドのガイド溝114に案内されることにより、定着装置12が案内されて、装置本体に装着される。定着装置12が装置本体に装着されると、定着装置12は、定着ガイドに保持される。すなわち、本実施形態においては、定着ガイドが、定着装置12を介してカムギヤ55などの本体側駆動伝達部材を保持している。
また、図17に示すように、駆動部50は、定着ガイド110と奥側側板101とにネジ止めされている。
Further, as shown in FIG. 17, the
次に、ブラケット52と第一ハウジング66と第二ハウジング56の組み付けについて説明する。
図19は、ブラケット52と第一ハウジング66と第二ハウジング56とを、第二ハウジング56側から見た分解斜視図であり、図20は、ブラケット52と第一ハウジング66と第二ハウジング56と、装置本体の奥側側面とを装置奥側から見た図である。
モータ保持部材であるブラケット52は、板金からなり、第一〜第四外側共締め部158a〜158dを有している。第一外側共締め部158aには、装置本体に駆動部50を締結するための第一本体固定用ネジ91aが貫通する第一外側ネジ貫通孔151aが形成されている。また、第二外側共締め部158bには、第二本体固定用ネジ91bが貫通する第二外側ネジ貫通孔151b、第三外側共締め部158cには、第三本体固定用ネジ91cが貫通する第三外側ネジ貫通孔151c、第四外側共締め部158dには、第四本体固定用ネジ91dが貫通する第四外側ネジ貫通孔151dが形成されている。
Next, assembly of the
FIG. 19 is an exploded perspective view of the
The
また、ブラケット52には、中間部材である第一ハウジング66が位置決めされる2つの位置決め突起52a,52bを有している。また、第二出力ギヤ54が回転自在に支持される第二支持軸153には、対向部材である第二ハウジング56をブラケット52に締結するためのハウジング取り付け用ネジ92がネジ止めされるネジ穴153aが形成されている。
Further, the
第二ハウジング56は、樹脂材からなり、第一〜第三内側共締め部157a〜157cを有している。第一内側共締め部157aには、第一ハウジング66を位置決めし、かつ、第一本体固定用ネジ91aが貫通する第一位置決めネジ貫通孔156aが形成されており、第二内側共締め部157bには、第一ハウジング66を位置決めし、かつ、第二本体固定用ネジ91bが貫通する第二位置決めネジ貫通孔156bが形成されている。第二位置決めネジ貫通孔156bの内径は、後述する第二ハウジング56の第二位置決め凸部66b1の外径とほぼ同径であり、位置決めの主基準となっており、第一位置決めネジ貫通孔156aは、上下に長い長穴となっており、位置決めの従基準となっている。また、第三内側共締め部157cには、第四本体固定用ネジ91dが貫通する内側ネジ貫通孔156cを有している。
The
また、第二ハウジング56には、奥側側板101に設けられた第一本体位置決め突起102aが嵌る本体位置決め部たる第一本体位置決め孔56a1と、奥側側板101に設けられた第二本体位置決め突起102bが嵌る本体位置決め部たる第二本体位置決め孔56a2とを有している。第一本体位置決め孔56a1の内径は、第一本体位置決め突起102aの外径とほぼ同径であり、位置決めの主基準となっており、第二本体位置決め孔56a2は、水平方向に延びる長穴形状であり、位置決めの従基準となっている。また、第二ハウジング56には、ハウジング取り付け用ネジ92が貫通する取り付け用ネジ貫通孔56bも有している。
Further, in the
図20に示すように、奥側側板101に取り付けられた定着ガイド110は、樹脂材からなり、第一本体固定用ネジ91aが締結される第一ネジ穴111aが形成された第一締結ボス111と、第二本体固定用ネジ91bが締結される第二ネジ穴112aが形成された第二締結ボス112と、第三本体固定用ネジ91cが締結される第三ネジ穴113aが形成された第三締結ボス113とを有している。
As shown in FIG. 20, the fixing
奥側側板101は、板金からなり、第二ハウジング56が位置決めされる2つの本体位置決め突起102a,102bと、第四本体固定用ネジ91dが締結される第四ネジ穴103が形成されている。
The
図21は、第一ハウジング66を、第二ハウジング側から見た斜視図であり、図22は、図21のE−E断面図である。
中間部材である第一ハウジング66は、樹脂材からなり、中央に内歯歯車66aを有している。また、第一ハウジング66には、第一〜第三中間共締め部166a〜166cを有している。第一中間共締め部166aには、第二ハウジング側(図中手前側)に延び第一本体固定用ネジ91aが貫通する第一中間ネジ貫通孔161aを有する筒状の第一位置決め凸部66b1が形成されている。また、第二中間共締め部166bには、第二ハウジング側(図中手前側)に延び第一本体固定用ネジ91aが貫通する第二中間ネジ貫通孔161bを有する筒状の第二位置決め凸部66b1が形成されている。また、第三中間共締め部166cには、第三本体固定用ネジ91cが貫通する第三中間ネジ貫通孔161cが形成されている。
FIG. 21 is a perspective view of the
The
また、第一ハウジング66は、ブラケット52の位置決め突起52aが嵌合する第一位置決め孔66c1(図20参照)と、位置決め突起52bが嵌合する第二位置決め孔66c2とを有している。第一位置決め孔66c1の内径は、位置決め突起52aの外径とほぼ同径であり、位置決めの主基準となっており、合する第二位置決め孔66c2は、水平方向に延びる長穴であり、位置決めの従基準となっている。また、第一ハウジング66は、第二支持軸153が貫通する軸貫通孔66dを有している。
Further, the
図23は、駆動部50を装置本体に締結した状態を示す図であり、図24は、図23のA−A断面図であり、図25は、図23のB−B断面図であり、図26は、図23のC−C断面図であり、図27は、図23のD−D断面図である。
駆動部50は、図25に示すように、第二ハウジング56が、ハウジング取り付け用ネジ92により第二支持軸153に締結された状態で、装置本体100に締結される。
本実施形態においては、駆動モータ51の回転軸方向を、遊星歯車機構70の太陽歯車62bの回転軸方向と直交するように駆動モータ51を配置し、駆動モータ51の回転軸方向を、図23に示すように、奥側側板101と平行にしている。これにより、駆動モータ51の回転軸方向が、奥側側板101と直交する場合に比べて、奥側側板101とプリンタの外装カバーとの隙間を狭くすることができ、プリンタの小型化を図ることができる。
23 is a view showing a state in which the
The
In this embodiment, the
図25のB1拡大図に示すように、第二支持軸153の先端は、小径となっており、第二ハウジング56は、第二支持軸153の段差とハウジング取り付け用ネジ92の頭部とに挟まれる形で締結される。このように、第二ハウジング56を第二支持軸153を介してブラケット52に留めた状態で、駆動部50を装置本体100に締結することで、第二支持軸153や第一支持軸152に回転自在に支持された駆動伝達部材(第二出力ギヤ54、第一出力ギヤ53など)が、駆動部50を装置本体100に組み付ける際に、第二支持軸153や第一支持軸152から抜け出すのを防止することができる。これにより、容易に駆動部50を装置本体100に締結することができる。
As shown in the B1 enlarged view of FIG. 25, the tip end of the
また、第二ハウジング56を第二支持軸153を介してブラケット52に留めることで、図26のC3拡大図に示すように、ブラケット52の位置決め突起52aが第一ハウジング66の位置決め孔66c1に嵌合し、図25のB2拡大図に示すように、位置決め突起52bが位置決め孔66c2に嵌合し、第一ハウジング66がブラケット52に位置決めされる。第一ハウジング66がブラケット52に位置決めされることで、第一ハウジングに設けられた内歯歯車66aの軸中心と、ブラケット52の第一支持軸152に支持された複数の遊星歯車65を支持するキャリアの軸中心とを一致させることができる。これにより、内歯歯車66aと複数の遊星歯車とを精度よく噛み合せることができる。
Further, by fastening the
また、図26のC1拡大図、C2拡大図に示すように、第一ハウジング66の位置決め凸部66b1,66b2が第二ハウジング56の位置決めネジ貫通孔156a,156bに嵌り、第一ハウジング66と第二ハウジング56とが位置決めされる。これにより、ブラケット52が、第一ハウジング66を介して第二ハウジング56に位置決めされる。
Further, as shown in the C1 enlarged view and the C2 enlarged view of FIG. 26, the positioning convex portions 66b1 and 66b2 of the
このように、ブラケット52、第一ハウジング66および第二ハウジング56が位置決めされることで、ブラケット52の各外側ネジ貫通孔151a,151b,151c,151dと、第一ハウジング66の各中間ネジ貫通孔161a,161b,161cと、第二ハウジング56の各ネジ貫通孔156a,156b,156cとを重ね合わせることができる。これにより、各本体固定用ネジ91a,91b,91c,91dで容易に駆動部50を装置本体100に締結することができる。
Thus, by positioning the
なお、ハウジング取り付け用ネジ92による第二ハウジング56の締結は、駆動部50の装置本体への組み付け時に、第二支持軸153や第一支持軸152に回転自在に支持された駆動伝達部材(第一出力ギヤ53、第二出力ギヤ54など)が抜け出すのを防止し、かつ、ブラケット52、第一ハウジング66および第二ハウジング56が互いに位置決めされた状態を維持するために行なうものである。よって、第二ハウジング56を完全に軸方向に移動不能に留めておく必要がなく、ある程度軸方向にガタがある状態であってもよい。そのため、第二支持軸153の先端に形成される小径部の軸方向長さは、ラフでよく第二支持軸153の先端が取り付け用ネジ貫通孔56bから多少飛び出していても構わない。また、第二支持軸153の先端に小径部を設けなくてもよい。第二支持軸153の先端に小径部を設けなくても、軸方向に多少移動可能な状態で、ハウジング取り付け用ネジ92により第二ハウジング56をブラケット52に留めることができる。また、切削加工などのより第二支持軸153の先端に小径部を形成する必要がなくなるため、製造コストを下げることができる。
The drive transmission member rotatably supported by the
また、本実施形態では、ハウジング取り付け用ネジ92により第二ハウジング56を留めているが、これに限られず、スナップフィット等で第二ハウジング56をブラケット52に留めてもよい。
Further, in the present embodiment, the
このように、ブラケット52、第一ハウジング66および第二ハウジング56を、ハウジング取り付け用ネジ92によって互いに位置決め組み付けた状態の駆動部50を装置本体100に締結する。具体的には、まず、第二ハウジング56の本体位置決め孔56a1,56a2を、奥側側板101に設けた本体位置決め突起102a,102bにはめ込んで、駆動部50を装置本体に対して位置決めする(図24のA1拡大図、図27のD1拡大図参照)。第二出力ギヤ54などを保持するブラケット52は、第一ハウジング66を介して第二ハウジング56に位置決めされている。よって、第二ハウジング56の本体位置決め孔56a1,56a2で駆動部50を装置本体に位置決めすることで、第二出力ギヤ54を、装置本体の狙いの位置に位置させることができる。これにより、本体側駆動伝達部材であるカムギヤ55に第二出力ギヤ54を精度よく噛み合せることができる。
In this manner, the
また、第二出力ギヤ54を保持するブラケット52を直接、装置本体100に位置決めすることでも第二出力ギヤ54を、装置本体の狙いの位置に位置させることができる。しかし、以下の理由からブラケット52を直接、装置本体100に位置決めする構成とすると、駆動部50が大型化してしまうという不具合が発生する。すなわち、本実施形態の駆動部50は、遊星歯車機構70を備えており、複数の遊星歯車および太陽歯車を内包する内歯歯車66aは、どうしても大型化してしまう。その結果、内歯歯車66aを有する第一ハウジング66も大きくなってしまう。そのため、ブラケット52を直接装置本体に位置決めする構成とした場合、ブラケット52と装置本体とを位置決めする位置決め構造は、第一ハウジング66の外側に設ける必要があり、駆動部50が大型化してしまうのである。
The
一方、本実施形態のように、ブラケット52と第一ハウジング66とを位置決めし、第一ハウジング66と第二ハウジング56とを位置決めして、第二ハウジング56に設けた本体位置決め孔56a1,56a2で駆動部50を装置本体に位置決めすることで、駆動部50の大型化を抑制して、第二出力ギヤ54を、装置本体の狙いの位置に位置させることができる。
On the other hand, as in the present embodiment, the
このように、駆動部50を装置本体に位置決めしたら、本体固定用ネジ91a〜91dにより駆動部50を装置本体100に締結する。具体的には、第一本体固定用ネジ91aを、第一締結ボス111の第一ネジ穴111aにねじ込む。これにより、ブラケット52の第一外側共締め部158aと第一ハウジング66の第一中間共締め部166aと第二ハウジング56の第一内側共締め部157aとが、第一本体固定用ネジ91aにより定着ガイド110に共締めされる。また、第二本体固定用ネジ91bを、第二締結ボス112の第二ネジ穴112aにねじ込む。これにより、ブラケット52の第二外側共締め部158bと第一ハウジング66の第二中間共締め部166bと第二ハウジング56の第二内側共締め部157bとが、第二本体固定用ネジ91bにより定着ガイド110に共締めされる。また、第三本体固定用ネジ91cを、第三締結ボス113の第三ネジ穴113aにねじ込む。これにより、ブラケット52の第三外側共締め部158cと第一ハウジング66の第三中間共締め部166cとが、第一本体固定用ネジ91aにより定着ガイド110に共締めされる。さらに、第四本体固定用ネジ91dを、奥側側板101の第四ネジ穴103にねじ込む。これにより、ブラケット52の第四外側共締め部158dと第二ハウジング56の第三内側共締め部157cとが、第四本体固定用ネジ91dにより奥側側板101に共締めされる。
As described above, when the
このように、共締めでブラケット52、第一ハウジング66、第二ハウジング56を締結することで、第一ハウジング66をブラケット52に締結し、第二ハウジング56を第一ハウジング66に締結して、ブラケット52、第一ハウジング66および第二ハウジング56のいずれかを装置本体に締結する従来構成に比べて、駆動部50の大型化を抑制し、部品点数の削減によるコストダウン、組み付け工数の低減による製造コストダウンを図ることができる。以下、その理由について述べる。
Thus, the
上述したように、遊星歯車機構70の内歯歯車66aは、大径である。第一ハウジング66をブラケット52に締結し、第二ハウジング56を第一ハウジング66に締結する従来構成においては、この大径の内歯歯車66aを有する第一ハウジング66に、ブラケット52に締結するための締結部、第二ハウジング56が締結される締結部がそれぞれ設けられることになる。さらに、第一ハウジング66には、ブラケット52に位置決めする位置決め部、第二ハウジング56が位置決めされる位置決め部も設ける必要がある。その結果、大径の内歯歯車66aを有する大きな第一ハウジング66がさらに大きくなり、装置が大きくなってしまうのである。また、第一ハウジング66をブラケット52に締結するためのネジ、第二ハウジング56を第一ハウジング66に締結するためのネジ、駆動部50を装置本体に締結するためのネジが必要となり、部品点数が多くなる。さらに、第一ハウジング66をブラケット52に締結する工程、第二ハウジング56を第一ハウジング66に締結する工程、駆動部50を装置本体に締結する工程があり、組み付け工数が多い。
As described above, the
一方、本実施形態においては、第一ハウジング66に、3つの中間共締め部166a,166b,166cと、ブラケット52に位置決めする位置決め部(位置決め孔66c1,66c2)と、第二ハウジング56が位置決めされる位置決め部(位置決め凸部66b1,66b2)とを設けることで、ブラケット52、第一ハウジング66、第二ハウジング56を互いに位置決めし、かつ、締結することができる。これにより、上述した従来構成に比べて、第一ハウジング66の大型化を抑制することができ、駆動部50の大型化を抑制できる。
On the other hand, in the present embodiment, three intermediate
また、本実施形態においては、第一〜第四本体固定用ネジ91a〜91dの4本のネジにより、ブラケット52、第一ハウジング66および第二ハウジング56を締結することができ、従来構成に比べて、ネジの本数を削減することができる。また、4本の本体固定用ネジ91a〜91dで、駆動部50を装置本体に締結することで、ブラケット52と、第一ハウジング66と、第二ハウジング56とを互いに締結することができ、従来構成に比べて組み付け工数を削減することができる。
Further, in the present embodiment, the
また、第一ハウジング66は、図21等に示すように、内歯歯車66aを挟んで両側で締結されるる。これにより、第一ハウジング66ががたつくことなく安定的に締結され、内歯歯車66aを良好に複数の遊星歯車65に噛み合せることができる。
Further, as shown in FIG. 21 and the like, the
また、第四本体固定用ネジ91dは、金属からなり、板金からなる奥側側板101に締結される。これにより駆動モータ51が、板金からなるブラケット52、第四本体固定用ネジ91d、板金からなる奥側側板101を介して接地することができる。これにより、駆動モータ51の動作に悪影響が生じるのを抑制することができる。
Further, the fourth main
また、本実施形態においては、第一ハウジング66に第二支持軸153が貫通する軸貫通孔66dを有しており、図25に示すように、第一ハウジング66を、第二支持軸153に支持された第二出力ギヤ54と対向させている。これにより、第二出力ギヤ54が、ブラケット側へ移動するのを、第一ハウジング66により規制することができ、第二出力ギヤ54をカムギヤ55に良好に噛み合せることができる。
Further, in the present embodiment, the
また、本実施形態においては、第二ハウジング56が位置決めされる位置決め凸部66b1,66b2を、筒状にして位置決め凸部66b1,66b2に、本体固定用ネジ91a,91bが貫通するネジ貫通孔を設けている。これにより、第二ハウジング56が位置決めされる位置決め凸部66b1,66b2と、本体固定用ネジ91a,91bが貫通するネジ貫通孔とを、互いに異なる位置に設けるものよりも、第一ハウジング66の小型化を図ることができ、駆動部50の小型化を図ることができる。
Further, in the present embodiment, the positioning convex portions 66b1 and 66b2 in which the
また、第一ハウジング66とブラケット52との位置決め部のいずれか一方を、第二ハウジングとの位置決め部と同様、本体固定用ネジ91a,91bが貫通するネジ貫通孔を有する筒形状にしてもよい。これにより、第一ハウジング66の大径化をより抑制することができ、駆動部50の小型化をさらに図ることができる。
Further, either one of the positioning portions of the
また、本実施形態においては、第一ハウジング66と第二ハウジング56との位置決めにおいて、第一ハウジング66に筒状の位置決め凸部を設け、第二ハウジング56に位置決め凸部が嵌合する位置決めネジ貫通孔を設けているが、第二ハウジング56に筒状の位置決め凸部を設け、第一ハウジング66に位置決めネジ貫通孔を設けてもよい。
Further, in the present embodiment, in positioning of the
図28は、ブラケット52の変形例である。
図28に示す変形例では、第四外側共締め部158dを、駆動モータ51の回転軸中心よりも下側に設けている。このように、第四外側共締め部158dを、駆動モータ51の回転軸中心よりも下側に設けることで、ブラケット52が、駆動モータ51の回転軸中心を挟んで一方側、他方側の両方で締結される。例えば、駆動モータ51の回転軸中心を挟んで一方側でのみブラケット52が締結される場合、ブラケット52の他方側が片持ち支持のような形態となり、駆動モータ51の振動により他方側が振動するおそれがある。
FIG. 28 shows a modification of the
In the modification shown in FIG. 28, the fourth outer
一方、図28に示すように、駆動モータ51の回転軸中心を挟んで一方側、他方側の両方でブラケット52を締結することで、駆動モータ51の振動でブラケット52が振動するのを抑制することができる。
On the other hand, as shown in FIG. 28, by fastening the
また、図28に示す例では、ブラケット52は、4箇所締結されているが、駆動モータ51の回転軸中心を挟んで一方側に2箇所、他方側に一箇所の3箇所でブラケット52を締結してもよい。
Further, in the example shown in FIG. 28, the
以上に説明したものは一例であり、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様1)
駆動モータ51などの駆動源と、カム部材44などの駆動部材に前記駆動源の駆動力を伝達する複数の駆動伝達部材(本実施形態では、ウォームギヤ60、ウォームホイール75、遊星歯車機構70の各歯車、第一出力ギヤ53および第二出力ギヤ54)と、駆動源を保持するブラケット52などの駆動源保持部材と、少なくとも一つ駆動伝達部材を挟んで駆動源保持部材に対向する第二ハウジング56などの対向部材と、駆動源保持部材と対向部材との間に配置され、駆動源保持部材および対向部材の少なくとも一方の部材に位置決めされ、複数の前記駆動伝達部材のうちのひとつを有する第一ハウジング66などの中間部材とを備えた駆動部50などの駆動装置において、前記中間部材と前記一方の部材(本実施形態では第二ハウジング56)とを位置決めする位置決め部を本体固定用ネジ91a,91bなどの締結部材が貫通し、前記駆動源保持部材と前記中間部材と前記対向部材とが共締めで前記本体装置に締結される。
これによれば、駆動源保持部材および対向部材の少なくとも一方の部材と中間部材との位置決めと、駆動源保持部材と対向部材と中間部材との固定と、本体装置への固定とが同軸上で行なわれる。これにより、駆動源保持部材および対向部材の少なくとも一方の部材と中間部材との位置決め部の外側で、駆動源保持部材と対向部材と中間部材との固定が行なわれ、さらに外側で本体装置への固定が行われる特許文献1に記載の駆動装置に比べて装置の小型化を図ることができる。
The above-described one is an example, and each mode has the unique effect.
(Aspect 1)
A drive source such as the
According to this, the positioning of at least one of the drive source holding member and the opposing member and the intermediate member, the fixing of the drive source holding member, the opposing member and the intermediate member, and the fixation to the main device are coaxial. It takes place. As a result, the drive source holding member, the opposing member, and the intermediate member are fixed outside the positioning portion between the intermediate member and at least one member of the driving source holding member and the opposing member, and further to the main device at the outside. As compared with the drive device described in
(態様2)
態様1において、前記位置決め部は、第一ハウジング66などの中間部材および前記一方の部材(本実施形態では第二ハウジング56)の一方に設けられ、本体固定用ネジ91a,91bなどの締結部材が貫通する中間ネジ貫通孔161a,161bなどの貫通孔を有する筒形状の位置決め凸部66b1,66b2と、他方に設けられ、前記位置決め凸部が嵌合する位置決めネジ貫通孔156a,156bなどの位置決め貫通孔とを有する
これによれば、実施形態で説明したように、本体固定用ネジ91a,91bなどの締結部材を、位置決め部を貫通させることができる。
(Aspect 2)
In the first aspect, the positioning portion is provided on one of the intermediate member such as the
(態様3)
態様1または2において、第二ハウジング56などの対向部材は、ブラケット52などの駆動源保持部材に留められている。
これによれば、実施形態で説明したように、プリンタなどの本体装置に駆動部50などの駆動装置を取り付けるときに、駆伝達部材が駆動装置から外れてしまうのを防止することができる。これにより、駆動装置の本体装置への組み付け作業を容易に行なうことができる。
(Aspect 3)
In the
According to this, as described in the embodiment, when the drive device such as the
(態様4)
態様1乃至3いずれかにおいて、第二ハウジング56などの対向部材は、本体装置に対して位置決めされる本体位置決め孔56a1,56a2などの本体位置決め部を有する。
これによれば、カムギヤなどの本体装置の駆動伝達部材と良好に噛み合せることができる。
(Aspect 4)
In any one of the
According to this, it can mesh | engage favorably with the drive transmission members of main body apparatuses, such as a cam gear.
(態様5)
態様1乃至4いずれか一項において、前記一方の部材が、第二ハウジングなどの対向部材である。
これによれば、第一ハウジング66などの中間部材を第二ハウジング56に位置決めすることができる。
(Aspect 5)
In any one of the
According to this, an intermediate member such as the
(態様6)
態様1乃至5いずれかにおいて、第一ハウジング66などの中間部材は、ブラケット52などの駆動源保持部材および第二ハウジング56などの対向部材に位置決めされる。
これによれば、第一ハウジング66などの中間部材とブラケット52などの駆動源保持部材と駆動源保持部材および第二ハウジング56などの対向部材とを互いに位置決めすることができる。
(Aspect 6)
In any one of the first to fifth aspects, an intermediate member such as the
According to this, it is possible to position the intermediate member such as the
(態様7)
態様1乃至6いずれかにおいて、第一ハウジング66などの中間部材が保持する駆動伝達部材が、内歯歯車である。
実施形態で説明したように、内歯歯車を備える第一ハウジング66などの中間部材においては、内歯歯車の外郭に位置決め部や、締結部を設ける必要があり、中間部材が大型化し、それに伴い駆動部の駆動装置が大型化するおそれがある。
しかし、本態様においては、態様1の構成を備えているので、中間部材の大型化を効果的に抑制することができる。
(Aspect 7)
In any one of the
As described in the embodiment, in the intermediate member such as the
However, in the present aspect, since the configuration of
(態様8)
態様1乃至7いずれかにおいて、遊星歯車機構70を有する。
これによれば、駆動部50の駆動装置の大型化を抑制して、大きな減速比を得ることができる。また、駆動モータ51などの駆動源としてトルクの低い安価な駆動源を用いても、カム部材44などの駆動部材を良好に駆動することができる。
(Aspect 8)
In any one of the
According to this, the enlargement of the drive device of the
(態様8)
態様7において、遊星歯車機構70の太陽歯車62bと、複数の遊星歯車65を保持するキャリア64とは、第一支持軸152などの駆動源保持部材の軸に支持され、遊星歯車機構70の内歯歯車66aは、第一ハウジング66などの中間部材に設けられている。
実施形態で説明したように、遊星歯車機構70の内歯歯車66aは、複数の遊星歯車65および太陽歯車62bを内包するため、大径化してしまい、それに伴い第一ハウジング66も大型化してしまう。しかし、本態様では、態様1の構成を備えているので、効果的に中間部材の大型化を抑制でき、駆動部50などの駆動装置の大型化を抑制できる。
(Aspect 8)
In the seventh embodiment, the
As described in the embodiment, since the
(態様9)
態様7または8において、遊星歯車機構70の太陽歯車62bの回転軸方向と、駆動モータ51などの駆動源の回転軸方向とが直交している。
これによれば、実施形態で説明したように、駆動モータ51などの駆動源の回転軸方向が、太陽歯車62bの回転軸方向と平行な場合に比べて、駆動部50などの駆動装置の太陽歯車62bの回転軸方向の大型化を抑制することができる。
(Aspect 9)
In
According to this, as described in the embodiment, compared with the case where the rotation axis direction of the drive source such as the
(態様10)
態様9において、駆動モータ51などの駆動源の回転軸方向が、本体装置の当該駆動装置が締結される奥側側板101などの側板と平行である。
これによれば、実施形態で説明したように、駆動モータ51などの駆動源の回転軸方向が、本体装置の当該駆動装置が締結される奥側側板101などの側板と直交するものに比べ、駆動装置の側板と直交する方向を短くすることができる。これにより、プリンタなどの本体装置の外装カバーと奥側側板101との隙間を狭くすることができ、本体装置の小型化を図ることができる。
(Aspect 10)
In aspect 9, the rotational axis direction of the drive source such as the
According to this, as described in the embodiment, the rotational axis direction of the driving source such as the driving
(態様11)
態様1乃至10いずれかにおいて、第一ハウジング66などの中間部材は、共締めのみで固定されている。
これによれば、ネジなどの締結部材などの削減を図ることができ、駆動装置のコストダウンを図ることができる。
(Aspect 11)
In any of the first to tenth aspects, the intermediate member such as the
According to this, it is possible to reduce the number of fastening members such as screws, and to reduce the cost of the drive device.
(態様12)
態様1乃至11いずれかにおいて、第二ハウジング56などの対向部材と第一ハウジング66などの中間部材とブラケット52などの駆動源保持部材は、本体装置に配置された駆動伝達部材を保持する定着ガイド110などの部材に共締めされる。
これによれば、駆動部50などの駆動装置の本体装置に配置されたカムギヤ55などの駆動伝達部材と噛み合う第二出力ギヤ54などの駆動伝達部材を、本体装置に配置された駆動伝達部材に良好に噛み合せることができる。
(Aspect 12)
In any one of the first to eleventh aspects, the fixing guide for holding the drive transmission member disposed in the main device, the opposing member such as the
According to this, the drive transmission member such as the
(態様13)
態様1乃至12いずれかにおいて、ブラケット52などの前記駆動源保持部材は、金属からなり、前記本体装置の金属部材(本実施形態では、奥側側板101)に締結される第四外側共締め部158dなどの締結部を有する。
これによれば、実施形態で説明したように駆動モータ51などの駆動源を、ブラケット、締結部材、本体装置の金属部材を介して電気的に接地することができる。
(Aspect 13)
In any one of the first to twelfth aspects, the drive source holding member such as the
According to this, as described in the embodiment, the driving source such as the driving
(態様14)
態様1乃至13いずれかにおいて、ブラケット52などの駆動源保持部材は、3つ以上の外側共締め部などの締結部を有し、複数の締結部のうち一つは、前記駆動源の回転軸中心を挟んで他の締結部が設けられた側と反対側に設けた。
これによれば、図28を用いて説明したように、駆動モータ51の駆動源の駆動時の振動によって、ブラケット52などの駆動源保持部材が振動するのを抑制することができる。
(Aspect 14)
In any one of the first to thirteenth aspects, the drive source holding member such as the
According to this, as described with reference to FIG. 28, it is possible to suppress that the drive source holding member such as the
(態様15)
カム部材44などの駆動部材と、駆動部材を駆動する駆動装置とを備え、シート材Pなどの記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、駆動装置として態様1乃至14いずれか一項に記載の駆動装置を用いた。
これによれば、画像形成装置の小型化を図ることができる。
(Aspect 15)
An image forming apparatus including a driving member such as a
According to this, it is possible to miniaturize the image forming apparatus.
(態様16)
態様15において、カム部材44などの駆動部材を有し、装置本体に対して着脱可能な定着装置12などの着脱ユニットと、前記着脱ユニットを着脱するときに、前記着脱ユニットをガイドするガイド溝114などのガイド部を有し、前記着脱ユニットを保持する定着ガイド110などのガイド保持部材とを備え、ガイド保持部材に、前記対向部材と前記中間部材と前記駆動源保持部材とが共締めされる。
これによれば、定着装置12などの着脱ユニットが有するカム部材44などの駆動部材に良好に駆動モータ51などの駆動源の駆動力を伝達することができる。
なお、着脱ユニットとしては、定着装置12に限らず、プロセスカートリッジ1、転写装置など、装置本体に対して着脱可能に構成されたものであればよい。
(Aspect 16)
In the fifteenth embodiment, the drive unit such as the
According to this, the driving force of the driving source such as the driving
The mounting / demounting unit is not limited to the fixing
(態様17)
態様16において、前記着脱ユニットが、定着装置12である。
これによれば、定着装置12が有するカム部材44などの駆動部材に良好に駆動力を伝達することができる。
(Aspect 17)
In the sixteenth aspect, the attaching / detaching unit is the fixing
According to this, the driving force can be favorably transmitted to the driving member such as the
1 :プロセスカートリッジ
2 :感光体
3 :帯電ローラ
4 :現像装置
5 :クリーニングブレード
6 :LEDヘッドアレイ
7 :トナーカートリッジ
8 :現像剤収容部
9 :現像剤回収部
10 :転写ユニット
11 :給紙装置
12 :定着装置
12a :ガイド突起部
13 :排紙装置
14 :転写ローラ
15 :給紙カセット
16 :給紙ローラ
17 :レジストローラ
18 :定着ローラ
19 :加圧ローラ
19a :軸
20 :排紙ローラ
21 :排紙トレイ
22 :容器本体
23 :赤外線ヒータ
30 :転写フレーム
37 :開閉カバー
40 :加圧調整機構
41 :レバー部材
41a :支持軸
41b :バネ受け
42 :カム受け
43 :スプリング
44 :カム部材
44a :カムシャフト
44b :カム面
44c :平行ピン
45 :回転角度検知機構
45a :フィラー
45b :光学センサ
45c :開口部
46 :軸受
47 :側板
47a :バネ受け
50 :駆動部
51 :駆動モータ
51a :ネジ穴
52 :ブラケット
52a :位置決め突起
52b :位置決め突起
53 :第一出力ギヤ
54 :第二出力ギヤ
55 :カムギヤ
55a :平行ピン
56 :第二ハウジング
56a1 :第一本体位置決め孔
56a2 :第二本体位置決め孔
56b :取り付け用ネジ貫通孔
60 :ウォームギヤ
61 :ウォーム
62 :遊星駆動伝達部材
62a :入力ギヤ
62b :太陽歯車
63 :キャリアホルダ
63a :スナップフィット部
64 :キャリア
64a :被支持部
64b :係合穴部
64c :遊星支持部
65 :遊星歯車
66 :第一ハウジング
66a :内歯歯車
66b1 :第一位置決め凸部
66b2 :第二位置決め凸部
66c1 :第一位置決め孔
66c2 :第二位置決め孔
66d :軸貫通孔
70 :遊星歯車機構
71 :駆動連結部材
71a :ギヤ部
71b :従動側カップリング
71c :係合孔部
72 :トルクリミッタ
72a :切り欠き部
72b :係合突起部
73 :ドライブシャフト
73a :圧入部
73b :支持部
74 :平行ピン
75 :ウォームホイール
75a :駆動側カップリング
75c :圧入穴
80 :負荷付与部
91a :第一本体固定用ネジ
91b :第二本体固定用ネジ
91c :第三本体固定用ネジ
91d :第四本体固定用ネジ
92 :ハウジング取り付け用ネジ
100 :装置本体
101 :奥側側板
102a :第一本体位置決め突起
102b :第二本体位置決め突起
103 :第四ネジ穴
110 :定着ガイド
111 :第一締結ボス
111a :第一ネジ穴
112 :第二締結ボス
112a :第二ネジ穴
113 :第三締結ボス
113a :第三ネジ穴
114 :ガイド溝
151a :第一外側ネジ貫通孔
151b :第二外側ネジ貫通孔
151c :第三外側ネジ貫通孔
151d :第四外側ネジ貫通孔
152 :第一支持軸
153 :第二支持軸
153a :ネジ穴
154 :軸受
155 :モータ保持面
155a :切り欠き
155b :ネジ貫通孔
156a :第一位置決めネジ貫通孔
156b :第二位置決めネジ貫通孔
156c :内側ネジ貫通孔
157a :第一内側共締め部
157b :第二内側共締め部
157c :第三内側共締め部
158a :第一外側共締め部
158b :第二外側共締め部
158c :第三外側共締め部
158d :第四外側共締め部
161a :第一中間ネジ貫通孔
161b :第二中間ネジ貫通孔
161c :第三中間ネジ貫通孔
164 :駆動連結凸部
166a :第一中間共締め部
166b :第二中間共締め部
166c :第三中間共締め部
171 :従動側係合突起
175 :駆動側係合突起
P :シート材
1: Process cartridge 2: Photoconductor 3: Charging roller 4: Development device 5: Cleaning blade 6: LED head array 7: Toner cartridge 8: Developer storage unit 9: Developer collection unit 10: Transfer unit 11: Paper feeding device 12: fixing device 12a: guide projection 13: paper discharge device 14: transfer roller 15: paper feed cassette 16: paper feed roller 17: registration roller 18: fixing roller 19: pressure roller 19a: shaft 20: paper discharge roller 21 A discharge tray 22: container main body 23: infrared heater 30: transfer frame 37: opening / closing cover 40: pressure adjusting mechanism 41: lever member 41a: support shaft 41b: spring receiver 42: cam receiver 43: spring 44: cam member 44a : Cam shaft 44 b: Cam surface 44 c: Parallel pin 45: Rotation angle detection mechanism 45 a: F Roller 45b: Optical sensor 45c: Opening 46: Bearing 47: Side plate 47a: Spring receiver 50: Drive unit 51: Drive motor 51a: Screw hole 52: Bracket 52a: Positioning projection 52b: Positioning projection 53: First output gear 54: Second output gear 55: Cam gear 55a: Parallel pin 56: Second housing 56a1: First main body positioning hole 56a2: Second main body positioning hole 56b: Mounting screw through hole 60: Worm gear 61: Worm 62: Planetary drive transmission member 62a : Input gear 62b: Sun gear 63: Carrier holder 63a: Snap fit portion 64: Carrier 64a: Supported portion 64b: Engagement hole 64c: Planet support portion 65: Planet gear 66: First housing 66a: Internal gear 66b1 : First positioning projection 66b 2: Second positioning projection 66 c1: first positioning hole 66c2: second positioning hole 66d: shaft through hole 70: planetary gear mechanism 71: drive connecting member 71a: gear portion 71b: driven side coupling 71c: engagement hole 72: torque limiter 72a: cut Notched part 72b: Engaging projection 73: Drive shaft 73a: Press fit part 73b: Support part 74: Parallel pin 75: Worm wheel 75a: Drive side coupling 75c: Press fit hole 80: Load applying part 91a: For fixing the first main body Screw 91b: Second main body fixing screw 91c: Third main body fixing screw 91d: Fourth main body fixing screw 92: Housing mounting screw 100: Device main body 101: Back side plate 102a: First main body positioning projection 102b: First Two main body positioning projection 103: fourth screw hole 110: fixing guide 111: first fastening boss 111a: first Screw holes 112: second fastening boss 112a: second screw hole 113: third fastening boss 113a: third screw hole 114: guide groove 151a: first outer screw through hole 151b: second outer screw through hole 151c: third Outer screw through hole 151d: fourth outer screw through hole 152: first support shaft 153: second support shaft 153a: screw hole 154: bearing 155: motor holding surface 155a: notch 155b: screw through hole 156a: first positioning Screw through hole 156b: second positioning screw through hole 156c: inner screw through hole 157a: first inner joint tightening portion 157b: second inner joint tightening portion 157c: third inner joint tightening portion 158a: first outer joint tightening portion 158b : Second outer joint tightening portion 158c: third outer joint tightening portion 158d: fourth outer joint tightening portion 161a: first middle screw through hole 161b: first Middle screw through hole 161c: third middle screw through hole 164: drive connection convex portion 166a: first middle joint tightening portion 166b: second middle joint tightening portion 166c: third middle joint tightening portion 171: follower side engagement protrusion 175 : Drive side engagement protrusion P: Sheet material
Claims (18)
駆動部材に前記駆動源の駆動力を伝達する複数の駆動伝達部材と、
前記駆動源を保持する駆動源保持部材と、
少なくとも一つ駆動伝達部材を挟んで前記駆動源保持部材に対向する対向部材と、
前記駆動源保持部材と前記対向部材との間に配置され、前記駆動源保持部材および前記対向部材の少なくとも一方の部材に位置決めされ、複数の前記駆動伝達部材のうちのひとつを有する中間部材とを備えた駆動装置において、
前記中間部材と前記一方の部材とを位置決めする位置決め部を締結部材が貫通し、前記駆動源保持部材と前記中間部材と前記対向部材とが共締めで本体装置に締結されることを特徴とする駆動装置。 Driving source,
A plurality of drive transmission members for transmitting the drive force of the drive source to the drive member;
A drive source holding member for holding the drive source;
An opposing member facing the drive source holding member with at least one drive transmission member interposed therebetween;
An intermediate member disposed between the drive source holding member and the opposite member, positioned on at least one of the drive source holding member and the opposite member, and having one of a plurality of the drive transmission members; In the drive provided,
A fastening member passes through a positioning portion for positioning the intermediate member and the one member, and the drive source holding member, the intermediate member, and the opposing member are fastened together to the main device by tightening. Drive device.
前記位置決め部は、前記中間部材および前記一方の部材の一方に設けられ、前記締結部材が貫通する貫通孔を有する筒形状の位置決め凸部と、他方に設けられ、前記位置決め凸部が嵌合する位置決め貫通孔とを有することを特徴とする駆動装置。 In the drive device according to claim 1,
The positioning portion is provided on one of the intermediate member and the one member, and is provided on the other of a cylindrical positioning convex portion having a through hole through which the fastening member passes, and the positioning convex portion is fitted And a positioning through hole.
前記対向部材は、前記駆動源保持部材に留められていることを特徴とする駆動装置。 In the drive device according to claim 1 or 2,
The said opposing member is clamped by the said drive source holding member, The drive device characterized by the above-mentioned.
前記対向部材は、本体装置に対して位置決めされる本体位置決め部を有することを特徴とする駆動装置。 The drive device according to any one of claims 1 to 3.
The said opposing member has a main body positioning part positioned with respect to a main body apparatus, The drive device characterized by the above-mentioned.
前記一方の部材が、前記対向部材であることを特徴とする駆動装置。 The drive device according to any one of claims 1 to 4.
The driving device according to claim 1, wherein the one member is the opposing member.
前記中間部材は、前記駆動源保持部材および前記対向部材に位置決めされることを特徴とする駆動装置。 In the drive device according to any one of claims 1 to 5,
The driving device is characterized in that the intermediate member is positioned on the drive source holding member and the opposing member.
前記中間部材が有する駆動伝達部材が、内歯歯車であることを特徴とする駆動装置。 In the drive device according to claim 6,
A drive unit characterized in that the drive transmission member of the intermediate member is an internal gear.
遊星歯車機構を有することを特徴とする駆動装置。 The drive device according to any one of claims 1 to 7.
A driving device having a planetary gear mechanism.
前記中間部材が有する駆動伝達部材が、前記遊星歯車機構の内歯歯車であることを特徴とする駆動装置。 In the drive device according to claim 8,
A drive device characterized in that a drive transmission member of the intermediate member is an internal gear of the planetary gear mechanism.
前記遊星歯車機構の太陽歯車の回転軸方向と、前記駆動源の回転軸方向とが直交していることを特徴とする駆動装置。 In the drive device according to claim 8 or 9,
A driving device characterized in that a rotation axis direction of a sun gear of the planetary gear mechanism and a rotation axis direction of the drive source are orthogonal to each other.
前記駆動源の回転軸方向が、前記本体装置の当該駆動装置が締結される側板と平行であることを特徴とする駆動装置。 In the drive device according to claim 10,
A driving device characterized in that a rotation axis direction of the driving source is parallel to a side plate to which the driving device of the main device is fastened.
前記中間部材は、共締めのみで固定されていることを特徴とする駆動装置。 The driving device according to any one of claims 1 to 11.
The driving device according to claim 1, wherein the intermediate member is fixed only by co-tightening.
前記駆動源保持部材と前記中間部材と前記対向部材は、前記本体装置に配置された駆動伝達部材を保持する部材に共締めされることを特徴とする駆動装置。 The driving device according to any one of claims 1 to 12.
A driving device characterized in that the driving source holding member, the intermediate member, and the opposing member are fastened together by a member for holding a driving force transmission member disposed in the main body device.
前記駆動源保持部材は、金属からなり、前記本体装置の金属部材に締結される締結部を有することを特徴とする駆動装置。 The drive device according to any one of claims 1 to 13.
The drive source holding member is made of metal and has a fastening portion to be fastened to a metal member of the main body device.
前記駆動源保持部材は、3つ以上の締結部を有し、複数の締結部のうち一つは、前記駆動源の回転軸中心を挟んで他の締結部が設けられた側と反対側に設けたことを特徴とする駆動装置。 In the drive device according to any one of claims 1 to 14,
The drive source holding member has three or more fastening parts, and one of the plurality of fastening parts is opposite to the side on which the other fastening part is provided with the rotation axis center of the drive source interposed therebetween. A driving device characterized in that it is provided.
前記駆動部材を駆動する駆動装置とを備え、記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、
前記駆動装置として請求項1乃至15いずれか一項に記載の駆動装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。 A driving member,
An image forming apparatus for forming an image on a recording medium, comprising: a driving device for driving the driving member;
An image forming apparatus using the driving device according to any one of claims 1 to 15 as the driving device.
前記駆動部材を有し、装置本体に対して着脱可能な着脱ユニットと、
前記着脱ユニットを着脱するときに、前記着脱ユニットをガイドするガイド部を有し、前記着脱ユニットを保持するガイド保持部材とを備え、
前記ガイド保持部材に、前記対向部材と前記中間部材と前記駆動源保持部材とが共締めされることを特徴とする画像形成装置。 In the image forming apparatus according to claim 16,
An attachable / detachable unit having the drive member and attachable to and detachable from the apparatus main body;
It has a guide portion for guiding the mounting and demounting unit when mounting and demounting the mounting and demounting unit, and includes a guide holding member for holding the mounting and demounting unit,
2. The image forming apparatus according to claim 1, wherein the facing member, the intermediate member, and the drive source holding member are fastened together to the guide holding member.
前記着脱ユニットが、定着装置であることを特徴とする画像形成装置。 In the image forming apparatus according to claim 17,
The image forming apparatus, wherein the mounting and demounting unit is a fixing device.
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