JP2019094277A - スクラブ剤およびスクラブ含有洗浄剤 - Google Patents

スクラブ剤およびスクラブ含有洗浄剤 Download PDF

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Abstract

【課題】優れたスクラブ感を有し、かつ肌に痛感を感じない等の低い刺激性、洗浄剤への配合安定性、水溶媒系で反応可能な製造性を有する、生分解性のある天然素材を用いたスクラブ剤の提供すること、ならびに前記スクラブ剤を含有する良好な使用感を有する洗浄剤を提供することを課題とする。【解決手段】糊化澱粉を含有し、かつ糊化度が10〜90%であることを特徴とする粒子状のスクラブ剤、および前記スクラブ剤の使用方法、ならびに前記スクラブ剤を含有する洗浄剤。【選択図】なし

Description

本発明は、水との接触により粒子が適度に吸水膨潤し、表面が軟らかく滑らかになることにより、皮膚などへの刺激性が軽減されたスクラブ剤に関する。さらに詳しくは、糊化澱粉を含有する粒子状のスクラブ剤およびスクラブ含有洗浄剤に関する。
工業用手洗い洗浄剤や洗顔剤、歯磨き粉のスクラブ剤として使用されているマイクロプラスチックビーズ(ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン等のビーズ状物)について、環境や生態系への悪影響が報告されており、代替素材の需要が高まっている。この問題に関し、近年、生分解性のある天然素材を用いたスクラブ剤の開発が進んでいる。
天然素材を原料としたスクラブ剤の製造方法は、大きく分けて3種類に分類される。
(1)粉砕法
素材をミルやハンマーなどによって粉砕し、スクラブ剤を得る方法。代表的なものとしては、クルミの殻やトウモロコシの穂軸などの植物素材の粉砕物などが挙げられる。
(2)造粒法
撹拌造粒機や流動層造粒機を用いて、素材に対して水溶性結合剤の水溶液を噴霧することで造粒し、スクラブ剤を得る方法。特許文献1および特許文献2には、澱粉やセルロース等の粉状物質を造粒することにより、使用時の圧力や水によって崩壊する使用感の良好なスクラブ粒子が記載されている。
(3)液相法
素材を一度溶解させ、生成した溶液が特定の溶媒や架橋剤の存在下で不溶化することを利用して、スクラブ剤を得る方法。特許文献3にはグルコマンナンゲルを用いた、歯や皮膚への刺激性の低いスクラブ粒子が開示されている。特許文献4には、ゼラチン,寒天等の熱可逆性を有するゲルを形成する水溶性高分子を、アルギン酸塩,ペクチン等の多価金属イオンにより架橋,増粘する水溶性高分子とともに固化させることにより得られる球状造粒物が記載されている。
特開2002−053459公報 特開2000−302630号公報 特開2006−169300号公報 特開平9−143046号公報
しかしながら、従来の製法で製造させるスクラブ剤には、次のような問題点があった。
(1)粉砕法によって得られるスクラブ剤は、十分なマッサージ効果や汚れの除去効果が認められるが、スクラブ剤表面の形状が滑らかではなく、かつ強度が硬すぎるため、皮膚へ過度の刺激を与える。
(2)造粒法によって得られるスクラブ剤は、崩壊性が高く、皮膚への刺激性が低い反面、その崩壊性のために使用初期しか十分なスクラブ感が得られない点や、水溶性結合剤を用いることから、洗浄剤配合した際に洗浄剤に含まれる水分により、造粒が崩れるという問題がある。
(3)液相法によって得られるスクラブ剤は、粒子の形状や硬度などが改善され、良好なスクラブ感が得られるが、製造時にエタノールや流動パラフィンなど有機溶媒を必要とするため、有機溶媒の回収設備が必要になることや、製造コストの上昇などの問題がある。
そこで、本発明においては、優れたスクラブ感を有し、かつ低刺激性、洗浄剤への配合安定性、簡易な製造性を有するスクラブ剤を提供することを目的とする。
本発明者は前記の目的を達成すべく種々検討した結果、糊化澱粉を含有し、かつ糊化度が10〜90%である粒子状のスクラブ剤を使用したところ、使用時に水分を吸収して膨潤し、適度な硬さとなり、優れた使用感が得られることを見出して、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、下記の通りである。
1.糊化澱粉を含有し、かつ糊化度が10〜90%である、粒子状のスクラブ剤。
2.膨潤崩壊率が1.0〜5.0である、1に記載のスクラブ剤。
3.メディアン径が50〜1000μmである、1〜2のいずれかに記載のスクラブ剤。
4.スクラブ剤を洗浄剤に配合時またはスクラブ剤配合洗浄剤を使用時に水と接触させ、スクラブ剤を吸水膨潤させることを特徴とする1〜3のいずれかに記載のスクラブ剤の使用方法。
5.1〜3のいずれかに記載のスクラブ剤を含有する洗浄剤。
本発明により得られるスクラブ剤は、乾燥状態において硬度は高いが、洗浄剤への配合時や使用時には粒子が適度に吸水膨潤して軟らかく、更には表面が滑らかになり、全体としてスクラブ剤としてのピーリング機能やマッサージ効果を維持しつつ、軟らかい表面によって皮膚などへの刺激性を軽減することができる。また、有機溶媒などを用いることなく製造できることから、水溶媒で製造可能なスクラブ剤を提供することができる。
以下、本発明について詳細に説明する。本発明におけるスクラブ剤は、糊化澱粉を含有し、糊化度が10〜90%であることを特徴とする。
本発明のスクラブ剤に使用できる澱粉としては、馬鈴薯澱粉、コーンスターチ、ハイアミロースコーンスターチ、ワキシーコーンスターチ、豌豆澱粉、緑豆澱粉、甘藷澱粉、タピオカ澱粉、ワキシータピオカ澱粉、サゴ澱粉、米澱粉、モチ米澱粉、アマランサス澱粉、葛澱粉、小麦澱粉等の天然澱粉、それらの加工澱粉(酸分解澱粉、酸化澱粉、エーテル化、エステル化、架橋等の澱粉誘導体等)が挙げられる。前記澱粉は単独で用いてもよく、また2種以上を組み合わせて用いてもよい。中でも、馬鈴薯澱粉、コーンスターチ、豌豆澱粉、緑豆澱粉、甘藷澱粉が本発明には好適に用いられる。
(1)糊化
天然の結晶状態にある未糊化澱粉を水存在下で加熱すると、澱粉粒は徐々に膨潤を始め、粘度が発現する。この現象は糊化の一例であり、水素結合によって結晶構造をとっている澱粉分子鎖が、加熱により水素結合が切れて結晶構造が緩み、分子鎖間に水分子が入り込み、水和するによって起こる。この糊化が開始する温度は糊化開始温度といい、示差走査熱量測定(DSC)の吸熱ピークが現れる点と定義される。糊化澱粉は、未糊化澱粉と比較して、偏光顕微鏡下で観察される澱粉の複屈折の部分/完全消失が確認される。また、このような糊化状態にある澱粉をドラムドライヤーやエクストルーダー等の乾燥装置により、高温状態のまま急速乾燥することによって得られる粉末は、冷水で糊化状態を再現できることから、様々な用途で利用されている。
(2)老化
一方、糊化澱粉を冷却すると、時間経過に伴い、白濁や離水が起こる。この現象は老化と呼ばれ、澱粉分子鎖間に再び水素結合が構成され、再結晶化して凝集することによって起こる。このような状態の澱粉は、老化澱粉と呼ばれ、未糊化澱粉とは異なる結晶構造を有しており、未糊化澱粉と比較すると、結晶化度の変化や複屈折の消失などが確認することが出来る。老化は高温状態(70℃以上)ではほとんど起こらないが、温度の低下と共に老化進行が加速し、水が凍結する直前の2〜4℃で最大に達する。老化澱粉は前述した特徴から、水への溶解性の低下や酵素分解に対して抵抗性を示し、代表例である春雨や冷ご飯などはレジスタントスターチ(RS)を含む食品として認知されている。
本発明における糊化澱粉とは、部分的または完全に糊化した澱粉のことを言い、より詳しくは、糊化度が10%以上である状態を指す。糊化方法としては、加熱糊化法、アルカリ糊化法、圧力・剪断力による糊化法等が挙げられ、特に限定されない。好ましい糊化方法の1つは加熱糊化法であり、加熱糊化を用いる場合の糊化手段としては、ドラムドライヤー,エクストルーダー,ジェットクッカー等の加熱装置を用いる方法や、懸垂式または押出式により麺状で熱水中に投入する方法、シート状に成型し金属板上や蒸気などで加熱する方法などが挙げられる。次に糊化工程の一例を挙げる。まず澱粉と水を混錬して、澱粉スラリー(またはドウ)を得る。この混合物の水分率としては澱粉の種類やその他増粘剤の配合量に応じて調整されるが、成形性や生産効率を考慮すると、水分率25%〜75%程度が好ましい。また、澱粉の一部や、カルボキシメチルセルロースやキサンタンガムなどの増粘多糖類を溶解したものをキャリア糊として混合し、成形性を向上させても良い。続いて、糊化開始温度以上の加熱を行い、前記澱粉スラリー(またはドウ)を糊化させる。加熱温度や加熱時間は、求めるスクラブ剤の物性に応じて適宜調整することが好ましい。
本発明のスクラブ剤の水分としては、特に限定されないが、スクラブ剤の保存性や使用時の作業性を考慮すると、30質量%以下が好ましく、20質量%以下がより好ましい。乾燥方法としては、天日干しや風乾に加えて、ドラムドライヤー、エクストルーダー、噴霧乾燥機、凍結乾燥機、棚段式乾燥機、ベルト乾燥機、流動床乾燥機、マイクロウェーブ乾燥機などの乾燥装置を使用することができる。
本発明のスクラブ剤は、必要に応じて粉砕することが好ましい。粉砕方法としては、特に限定されないが、例えば、ハンマーミル、ローラーミル、ピンミル、ジェットミル、ボールミル、ビーズミル、カッターミルなどが挙げられ、必要に応じて整粒機や分級機を用いることができる。粉砕は、水中で行ってもよく、乾燥前または乾燥後に行ってもよい。
本発明のスクラブ剤は、粒子状であれば形状は特に限定されないが、皮膚や眼への刺激性の観点から、より球状に近い形状であることが好ましい。
本発明におけるスクラブ剤は、実施例に記載の方法により測定した糊化度が10〜90%であることを特徴とする。更には、より優れた使用感および使用時の持続性や洗浄剤への配合安定性が得られる点から、糊化度が20〜50%であることがより好ましい。糊化度が90%以上では、水への溶解性が高くなるため、また糊化度が10%未満では、澱粉が十分に糊化しておらず吸水性に劣るため、本発明の効果が十分に得られない。
所望の糊化度を得るため方法としては、(1)糊化度が10%以上になってから所望の糊化度で糊化を停止する方法(部分糊化法)、(2)所望の糊化度以上に糊化させた後、冷却によって所望の糊化度にする方法(冷却法)、の2つが挙げられる。これらの方法は単独で行ってもよく、また両者を併用して行ってもよい。好ましい方法は冷却法であり、所望の糊化度以上の糊化度とした後、70℃以下に冷却する方法が挙げられる。冷却方法としては特に限定されないが、自然放冷や冷水中での冷却などが挙げられ、必要に応じて、冷蔵や冷凍工程を経てもよい。冷却工程は、乾燥前に行っても、乾燥後に行ってもよい。冷却時の温度としては、−20〜70℃が好ましく、−10〜30℃が更に好ましく、−5℃〜10℃が特に好ましい。また、冷却時間を調節することでも糊化度をコントロールすることができる。
本発明のスクラブ剤の効果は、膨潤崩壊率によって判断できる。実施例に記載の方法により測定した、膨潤崩壊率が1.0以上であるスクラブ剤は、水との接触により吸水し膨潤していることを表しており、肌への刺激性が低減される。一方、膨潤崩壊率が1.0未満であるスクラブ剤は、粒子の崩壊が起こるため、使用時のスクラブ感の持続性や洗浄剤への配合安定性に劣る。本発明におけるスクラブ剤の膨潤崩壊率は、1.0〜5.0であることが好ましい。中でも強いスクラブ感を求める用途においては、1.0〜1.3が好ましい。一方、柔らかいスクラブ感を求める用途においては、1.3〜5.0が好ましく、1.3〜3.0がより好ましく、1.3〜2.1が特に好ましい。
本発明におけるスクラブ剤の粒径は、使用用途や求めるスクラブ感によって異なるが、実施例に記載の方法により測定した、エタノール中でのメディアン径が、50μm〜1000μmであることが好ましい。特に、肌触りや感触の観点から、100μm〜500μmがより好ましい。一方、メディアン径が50μm未満では、十分なスクラブ感やマッサージ効果が得られない。
本発明のスクラブ剤は、澱粉単体でも本発明の特徴であるスクラブ感や洗浄剤への配合安定性を得ることが可能だが、澱粉以外の成分を添加してもよく、本実施の形態の効果に影響を与えない範囲で、必要に応じて、スクラブ剤中に増粘剤、界面活性剤、色素、香料、油分、防腐剤、および保湿剤、ビタミン類などの機能性成分などを添加してもよい。例えば、カルボキシメチルセルロースやキサンタンガムなどの多糖類やミョウバン、ポリ乳酸や酢酸セルロースなどの生分解性のプラスチックなどを添加することにより、製造時の作業性の向上や、スクラブ剤の強度および膨潤性、洗浄剤への配合安定性を向上することができる。また、酸化鉄などの有機/無機顔料や色素を用いて着色スクラブ剤とすることや、界面活性剤や美容液などの各種薬剤を添加することで機能性スクラブ剤とすることもできる。
本発明のスクラブ剤は、洗浄剤に添加して使用する。本発明の洗浄剤は、化粧品用途だけでなく、工業(産業)用途にも用いることができる。化粧品用途としては、洗顔剤、手洗い洗剤、クレンジング剤、石鹸、シャンプー、ボディソープ、リンス、マッサージ剤、パック剤、歯磨き剤、美爪除去剤、入浴剤などに用いることができる。工業(産業)用途としては、工場の作業員が用いる、ヒトの手指や肌用の洗浄剤や機械部品などの洗浄に用いる洗浄剤などが挙げられる。製品形態としては、クリーム状、ペースト状、ジェル状、ゲル状、液状、固形状あるいは粉末状などが挙げられる。
本発明のスクラブ剤は、皮膚などへの刺激性をより軽減できることから、スクラブ剤を吸水膨潤させて使用することが好ましい。吸水膨潤させる時期としては、特に限定されないが、スクラブ剤含有製品の配合時や保存時、製品の使用時などが挙げられる。
本発明のスクラブ剤を洗浄剤に用いる場合、製品によって配合量を適宜変えることができるが、スクラブ剤の配合量は、洗浄剤全体を100質量%としたとき、0.03〜20質量%であることが好ましく、0.3〜10質量%がより好ましい。また、スクラブ剤の洗浄剤への配合方法は、既に知られている公知の配合方法を用いて行うことができ、予め水中に本発明のスクラブ剤を含浸させ、所望の硬度や膨潤度合に調整した後に配合してもよい。
本発明の洗浄剤は、水を含むことが好ましい。前記水は、洗浄剤に用いられる水であれば特に限定されず、界面活性剤などの洗浄剤に使用される成分に、予め含まれる水でもよい。水の配合量は、洗浄剤全体を100質量%としたとき、1質量%以上であることが好ましく、5質量%以上であることがより好ましく、8質量%以上であることが特に好ましい。水を含むことで、スクラブ剤が適度に吸水膨潤し、表面が軟らかく滑らかになることにより、皮膚などへの刺激性が軽減される。
本発明の洗浄剤には、洗浄剤で使用される成分、アニオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、多価アルコール、水溶性高分子、水溶性酸またはその塩、炭化水素、液体油脂、固体油脂、ロウ類、高級アルコール、合成エステル油、シリコーン樹脂、シリコーン油、低級アルコール、金属イオン封鎖剤、粉末成分、紫外線吸収剤、酸化防止剤、pH調整剤、有機アミン、防腐剤、殺菌剤、消炎剤、収斂剤、美白剤、ビタミン類、アミノ酸、血行促進剤、賦活剤、賦形剤、清涼剤、各種抽出物、香料等を、本発明の効果を損なわない範囲で用いることができる。
以下、本発明を実施例にて更に詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
[製造例1]
馬鈴薯澱粉4質量部(以下、部とする)を水50部の中に分散し、沸騰浴中にて糊化させキャリア糊とした。このキャリア糊に馬鈴薯澱粉96部と水70部を加えた後、十分に混錬し澱粉スラリー(水分率約62%)とした。ステンレストレイに澱粉スラリーを厚さ1cm程度となるように流し込み、90℃の蒸し器中で15分間糊化を行った後、冷水中にて粗熱をとり、糊化澱粉を得た。更に、前記糊化澱粉を4℃にて冷却して所望の糊化度とした後、棚式乾燥機 (50℃)で水分が20質量%以下になるまで乾燥後、小型粉砕機(柴田科学器機工業株式会社製、SCM−40A型)にて粉砕、篩により分級し、粒度の異なる粒子状のスクラブ剤(A1〜A3)を得た。
[製造例2]
製造例1において、4℃を−20℃に変更して冷却させた以外は同様の方法で製造を行い、粒度の異なる粒子状のスクラブ剤(A4,A5)を得た。
[製造例3]製造例1において、馬鈴薯澱粉を豌豆澱粉に変更した以外は同様の方法で製造を行い、粒度の異なる粒子状のスクラブ剤(A6〜A9)を得た。
[製造例4]製造例1において、馬鈴薯澱粉を緑豆澱粉に変更した以外は同様の方法で製造を行い、粒度の異なる粒子状のスクラブ剤(A10,A11)を得た。
[製造例5]
カルボキシメチルセルロース0.5部およびミョウバン0.5部を水50部の中に分散し、加温溶解させキャリア糊とした。このキャリア糊に馬鈴薯澱粉70部と甘藷澱粉30部および水120部を加えた後、十分に混錬し、澱粉スラリーとした。ステンレストレイに澱粉スラリーを厚さ1cm程度となるように流し込み、90℃の蒸し器中で15分間糊化を行った後、冷水中にて粗熱をとり、糊化澱粉含有組成物を得た。更に、前記糊化澱粉含有組成物を4℃にて冷却して所望の糊化度とした後、棚式乾燥機 (50℃)で水分が20質量%以下になるまで乾燥後、小型粉砕機にて粉砕、篩により分級し、粒度の異なる粒子状のスクラブ剤(A12,A13)を得た。なお、カルボキシメチルセルロースおよびミョウバンを添加せず、馬鈴薯澱粉70部と甘藷澱粉30部のみで同様の方法を用いて得られる糊化澱粉の糊化度は、10%以上であった。
[製造例6]
カルボキシメチルセルロース0.5部およびキサンタンガム0.5部を水50部の中に分散し、加温溶解させキャリア糊とした。このキャリア糊に馬鈴薯澱粉70部とコーンスターチ30部および水120部を加えた後、十分に混錬し澱粉スラリーとした。ステンレストレイに澱粉スラリーを厚さ1cm程度となるように流し込み、90℃の蒸し器中で15分間糊化を行った後、冷水中にて粗熱をとり、糊化澱粉含有組成物を得た。更に、前記糊化澱粉含有組成物を4℃にて冷却して所望の糊化度とした後、棚式乾燥機 (50℃)で水分が20質量%以下になるまで乾燥後、小型粉砕機にて粉砕、篩により分級し、粒度の異なる粒子状のスクラブ剤(A14,A15)を得た。なお、カルボキシメチルセルロースおよびキサンタンガムを添加せず、馬鈴薯澱粉70部とコーンスターチ30部のみで同様の方法を用いて得られる糊化澱粉の糊化度は、10%以上であった。
[製造例7]
ワキシーコーンスターチ4部を水50部の中に分散し、沸騰浴中にて糊化させキャリア糊とした。このキャリア糊にワキシーコーンスターチ96部と水70部を加えた後、十分に混錬し澱粉スラリーとした。ステンレストレイに澱粉スラリーを厚さ1cm程度となるように流し込み、90℃の蒸し器中で15分間糊化を行い、糊化澱粉を得た。更に、前記糊化澱粉を常温で放冷して所望の糊化度とした後、棚式乾燥機 (50℃)で水分が20質量%以下になるまで乾燥後、小型粉砕機にて粉砕、篩により分級し、粒度の異なる粒子状のスクラブ剤(A16,A17)を得た。
[製造例8]
ハイアミロースコーンスターチ20部を水50部の中に分散し、沸騰浴中にて糊化させキャリア糊とした。このキャリア糊にハイアミロースコーンスターチ80部と水70部を加えた後、十分に混錬し澱粉スラリーとした。ステンレストレイに澱粉スラリーを厚さ1cm程度となるように流し込み、90℃の蒸し器中で15分間糊化を行った後、冷水中にて粗熱をとり、糊化澱粉を得た。更に、前記糊化澱粉を−5℃で冷却して所望の糊化度とした後、棚式乾燥機 (50℃)で水分が20質量%以下になるまで乾燥後、小型粉砕機にて粉砕、篩により分級し、粒度の異なる粒子状のスクラブ剤(A18,A19)を得た。
[比較製造例1]
馬鈴薯澱粉100部に水120部を加え、澱粉スラリーを調製した。得られた澱粉スラリーを、常法に従ってダブルドラムドライヤー(蒸気内圧:6.0kg/cm、ドラム径φ0.4m、ドラム長さ0.5m、回転数1.2rpm)で糊化および急速乾燥を行い、糊化澱粉を得た。得られた糊化澱粉を、小型粉砕機にて粉砕し、篩により分級し、フィルム状のスクラブ剤(B1)を得た。
[比較製造例2]
2軸型エクストルーダーに、豌豆澱粉をフィード量22.0g/minで連続的に供給するとともに、3〜5g/minで水を投入し、バレル温度150℃、ダイ出口温度130〜140℃、圧力60〜80kgf/cmで押出すことにより、糊化および急速乾燥を行い、糊化澱粉を得た。得られた糊化澱粉を、小型粉砕機にて粉砕し、篩により分級し、粒子状のスクラブ剤(B2,B3)を得た。
[比較製造例3]
流動層造粒コーティング装置を用いて、常法に従い、コーンスターチ100部に対してポリビニルアルコール5部を水200部に分散した溶液をバインダー液として造粒を行い、篩により分級し、顆粒状のスクラブ剤(C1)を得た。
[比較製造例4]
流動層造粒コーティング装置を用いて、球形細粒状澱粉「グラフローM」(日澱化學株式会社製)100部に対してアルギン酸Na3部を水100部に分散した溶液を球形細粒状澱粉表面にコーティングした。続いて、塩化カルシウム3部を水100部に分散した溶液をコーティングし耐水化を行った。得られた耐水性造粒物を篩により分級し、顆粒状のスクラブ剤(C2)を得た。
表1にスクラブ剤A1〜A19の粒子径、膨潤崩壊率および糊化度を示す。また、比較例として未糊化馬鈴薯澱粉原料(N1)、比較製造例にて作成したスクラブ剤B1〜B3およびC1〜C2、市販のとうもろこし穂軸の粉砕物(D1)、グルコマンナンスクラブ(E1)の粒子径、膨潤崩壊率および糊化度を表2に示す。表1,2に記載の各物性値は、以下の方法により測定した。
[粒子径の測定]
レーザ回折式粒子径分布測定装置(SALD−2200 : 株式会社島津製作所製、回分セル使用)を使用して測定を行い、エタノール中および水中にスクラブ剤を分散し、1分後におけるメディアン径を測定値とした。
[膨潤崩壊率]
下記の式に従い、スクラブ剤の水中における膨潤崩壊率を算出した。
膨潤崩壊率=(水中におけるスクラブ剤のメディアン径)÷(エタノール中におけるスクラブ剤のメディアン径)
[糊化度の測定]
A1、A4、A6、A10、A12、A14、A16、A18およびN1、B1、B2のスクラブ剤について、必要に応じて各スクラブ剤を小型粉砕機にて精粉し、100mesh篩を通したものを測定サンプルとする。糊化度は以下の方法により測定を行った。
(試薬)
・ 0.8M酢酸緩衝液(pH 6.0)
・ 2M酢酸液
・ 酵素液 (1mL中にプルラナーゼ3.4単位,β-アミラーゼ0.8単位を含む)
プルラナーゼ,β-アミラーゼを0.8 mol/L 酢酸緩衝液(pH 6.0)に溶解し、不溶性部分をNo.2のろ紙でろ過する。
・ 銅試液
A液:15%硫酸銅液(CuSO・5HO 15g/100mL)
B液:無水炭酸ソーダ25g, ロッセル塩25g, 炭酸水素ナトリウム20g,無水硫酸ソーダ200gをイオン交換水で1Lとする。
A液 1.0mL,B液 25mLの割合で混じ銅試薬として用いる。
・ ネルソン試液
モリブデン酸アンモニウム25gを900mLのイオン交換水にとかし、これに濃硫酸42gおよびひ酸水素二ナトリウム七水和物3gを加える。さらにイオン交換水を加えて全量1Lとする。
(測定方法)
1.試料100mgをガラス製ホモジナイザー(テフロン(登録商標)ペストル付き)にとり、10mLのイオン交換水を加え、ホモジナイザーを上下して十分に分散を行う。この後、4mLずつを2本の50mLメスフラスコにとる。
2.1本は0.8M酢酸緩衝液(pH6.0)で定容し、(A)試料用サンプルとする。他の1本には0.4mLの10M 水酸化ナトリウム水溶液(NaOH) を加えて、3〜5分50℃の温浴中で完全に糊化させる。その後、2mLの2M酢酸を加えて中和する。0.8M酢酸緩衝液(pH 6.0)で定容し(B)完全糊化試料とする。
3.試験管に(A)(B)それぞれについて4mL採取し、酵素液1mLを加え、40℃で30分間振とう恒温槽中で反応を行う。同時に(a)ブランク試験用として、試料用サンプル4mLと失活酵素(10分間煮沸、沈殿物をNo.2のろ紙でろ過)1mLを加えた区分をつくる。
4.反応終了後、5分間沸騰浴中で酵素を失活させ、5倍に希釈する。これより1mL採取し、ソモジー-ネルソン(Somogyi−Nelson法)に準じて還元力を測定する。
<ソモジー-ネルソン法に準じた方法>
5.ネジ付試験管に試料1mLと銅試薬1mLを加えて栓をし、沸騰浴中で10分間加熱する。
6.その後急冷し、ネルソン試薬1mLを加えて混合し酸化銅(I)(CuO)を溶かして発色させる。イオン交換水を20mL加えて希釈する。
7.15分後500nmの吸光度を測定する。
8.次式に従い、糊化度を測定する。
糊化度(%)=((A)試料用サンプルの吸光度 ―(a)ブランクの吸光度))÷((B)完全糊化試料の吸光度 ―(a)ブランクの吸光度))×100
Figure 2019094277
Figure 2019094277
[実施例1〜19]
市販の洗顔フォーム(花王株式会社製:ビオレスキンケア洗顔料 リッチモイスチャー、成分に水を含む)95部にスクラブ剤A1〜A19を5部添加し、十分に混合分散した。スクラブ剤単独および得られたスクラブ剤配合洗顔フォームを使用した際の官能評価を行った。評価項目及び評価方法は以下の通りとし、結果を表3に示す。
(使用感の評価)
(試験区A)乾燥状態のスクラブ剤1g、(試験区B)スクラブ剤配合洗顔フォーム1g、(試験区C)スクラブ剤配合洗顔フォーム1gに水10gを添加したもの、以上の3つに関して、手のひらで擦り合わせた際のスクラブ感(粒子感)を評価した。
+3:スクラブ感がかなり強い
+2:スクラブ感が強い
+1:適度なスクラブ感(0よりもやや強い)
0:適度なスクラブ感
−1:適度なスクラブ感(0よりもやや弱い)
−2:スクラブ感が弱い
−3:スクラブ感がかなり弱い、或いはスクラブ感を感じない
(持続性の評価)
試験区Bにおいて、継続して1分間手のひらで擦り合わせを行う。1分後のスクラブ感(粒子感)に関して、持続性を評価した。
◎:1分後も使用直後と同等のスクラブ感を感じる
○:1分後もスクラブ感を感じる
×:スクラブ感を感じない
(刺激性の評価)
試験区Cにおいて、手のひらで擦り合わせを行った際の刺激性を評価した。
◎:痛感などの刺激性がない
○:痛感などの刺激性がほとんどない
×:痛感などの刺激性があり、不快感がある
(配合安定性の評価)
調整したスクラブ剤配合洗顔フォームを50℃の恒温機中に1週間保存した。1週間後、試験区Bと同様に試験を行い、配合安定性を評価した。
◎:1週間後も調製直後と同程度のスクラブ感を有している
○:1週間後もスクラブ感を有している(◎よりやや劣る)
×:1週間後、調製直後よりもスクラブ感が大きく低下、或いは消失している
(総合評価)
S:使用感(試験区B、C)の評価が±1または0であり、かつ、持続性・刺激性・配合安定性のうち、×を含まず◎が2個以上である場合
A:使用感(試験区B、C)の評価が±1または0であり、かつ、持続性・刺激性・配合安定性のうち、×を含まず◎が1個である場合
B:使用感(試験区B、C)の評価が±1または0であり、かつ、持続性・刺激性・配合安定性の全てが○である場合
C:使用感(試験区B、C)の評価が±2または±3である、または、持続性・刺激性・配合安定性のうち、×が1個以上である場合
[比較例1〜8]
スクラブ剤A1をスクラブ剤N1、B1〜B3、C1〜C2、D1、E1に変更した以外は実施例1と同様の方法でスクラブ剤配合洗顔フォーム作成し、官能評価を行った。結果を表4に示す。
Figure 2019094277
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表1〜4の結果からわかるように、糊化度が10〜90%であるスクラブ剤(A1〜A19)は、乾燥粒子状態では高い硬度を有しているため、強いスクラブ感があり、やや刺激性を感じる。しかし、洗浄剤への配合時や使用時において、水分を吸収することにより粒子の膨潤や表面の軟化が起こり、結果として使用時の刺激性が低下している。更に、水の存在下においても溶解や崩壊が起こらず、粒子形状を保つため、良好な持続性や洗浄剤への配合安定性が得られる。
一方、糊化度が90%以上であるスクラブ剤(B1〜B3)を使用した場合、上記A1〜A19と同様に粒子の膨潤は起こるが、本発明の特徴であるスクラブ感や洗浄剤への配合安定性が得られない。
(処方例1〜7)
以下に本発明のスクラブ剤を含有する洗浄剤の処方例を示すが、処方例は各製品の製造における常法により製造したもので、剤中の含有量のみを示した。又、本発明はこれらの処方に限定されるわけではない。なお、各表に記載の数値は、組成物全体を100とした時の質量%である。
Figure 2019094277
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処方例1〜7に記載のスクラブ含有洗浄料は、いずれも使用時に痛感などの不快感がなく、かつ長期保存後も良好な使用感を有しており、更には洗浄性および/またはマッサージ効果に優れるものであった。
本発明のスクラブ剤は、糊化澱粉を含有することを特徴とするものである。前記スクラブ剤は優れたスクラブ感を有し、かつ肌に痛感を感じない等の低い刺激性、洗浄剤への配合安定性を併せ持つ。

Claims (5)

  1. 糊化澱粉を含有し、かつ糊化度が10〜90%である、粒子状のスクラブ剤。
  2. 膨潤崩壊率が1.0〜5.0である、請求項1に記載のスクラブ剤。
  3. メディアン径が50〜1000μmである、請求項1〜2のいずれかに記載のスクラブ剤。
  4. スクラブ剤を洗浄剤に配合時またはスクラブ剤配合洗浄剤を使用時に水と接触させ、スクラブ剤を吸水膨潤させることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスクラブ剤の使用方法。
  5. 請求項1〜3のいずれかに記載のスクラブ剤を含有する洗浄剤。
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