JP2019094185A - Transport device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、紙などの記録媒体を搬送する搬送装置に関する。 The present invention relates to a transport apparatus for transporting a recording medium such as paper.
記録媒体に画像を記録する記録装置には、画像の記録を行う記録位置に記録媒体を搬送する搬送ローラと、その搬送ローラと接圧するピンチローラとを備えているものがある。このような記録装置の場合、記録を行わない待機状態では、記録媒体は、通常、搬送ローラとピンチローラとで挟まれた待機位置で停止される。このため、記録装置では、記録媒体が待機位置で正確に停止するように、記録媒体を搬送することが望まれている。
記録媒体を待機位置で正確に停止させるためには、搬送モータの回転量のような駆動パラメータを適切に調整する必要がある。このような駆動パラメータの適切な値は、記録媒体の幅によって異なるため、記録媒体を待機位置まで搬送させる搬送装置では、記録媒体の幅を検出することが望まれている。
特許文献1には、圧力を検知する圧力センサを搬送ローラ上に設けた記録装置が開示されている。この記録装置は、記録媒体が搬送ローラを通過する際に、圧力センサを用いて記録媒体からの圧力が印加される搬送ローラ上の領域を検出し、その検出結果に基づいて記録媒体の幅を検出している。
Some recording apparatuses that record an image on a recording medium include a conveyance roller that conveys the recording medium to a recording position where the image is recorded, and a pinch roller that contacts the conveyance roller. In the case of such a recording apparatus, in the standby state where recording is not performed, the recording medium is normally stopped at a standby position sandwiched between the conveyance roller and the pinch roller. For this reason, in the recording apparatus, it is desired to transport the recording medium so that the recording medium accurately stops at the standby position.
In order to accurately stop the recording medium at the standby position, it is necessary to appropriately adjust drive parameters such as the amount of rotation of the transport motor. Since the appropriate values of such drive parameters differ depending on the width of the recording medium, it is desirable for the conveyance device that conveys the recording medium to the standby position to detect the width of the recording medium.
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、搬送ローラ上に設けた圧力センサを用いて、記録媒体の幅を検出しているため、記録媒体が搬送ローラに到達する前に記録媒体の幅を検出することができない。このため、記録媒体を搬送ローラとピンチローラとで挟まれた待機位置で正確に停止させることが困難である。
However, in the technology described in
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、記録媒体の幅に応じた制御を適切に実行することが可能な搬送装置を提供することである。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object thereof is to provide a transport apparatus capable of appropriately executing control according to the width of a recording medium.
本発明による搬送装置は、中空状の巻芯部を有するロール状の記録媒体を支持するスプール部材を有する搬送装置において、前記スプール部材は、前記巻芯部に挿入される本体部と、前記本体部における前記記録媒体の位置を決める一対のフランジと、前記本体部に印加された圧力を検知する圧力センサと、前記スプール部材によって支持されている前記記録媒体の幅に基づく制御を実行する制御部と、を有し、前記一対のフランジは、前記本体部に対して固定されている第1のフランジと、前記本体部に対して取り外し可能であり、前記本体部に圧着することで、前記本体部に固定される第2のフランジと、を有し、前記圧力センサは、前記第2のフランジが前記本体部に固定された場合、前記第2のフランジが前記本体部に圧着することにより前記本体部に印加される圧力を検知し、前記制御部は、前記圧力センサによって検知された圧力に基づく制御を実行することを特徴とする。 A transport apparatus according to the present invention is a transport apparatus having a spool member for supporting a roll-shaped recording medium having a hollow core portion, wherein the spool member is a main body portion inserted into the core portion, and the main body Control unit for performing control based on the width of the recording medium supported by the spool member, a pair of flanges that determine the position of the recording medium in the recording unit, a pressure sensor that detects the pressure applied to the main body , And the pair of flanges is removable from the first flange fixed to the main body and the main body, and the main body is crimped to the main body. A second flange fixed to the part, and the pressure sensor crimps the second flange onto the main body when the second flange is fixed to the main body Detecting the pressure that is more applied to the body portion, the control unit, and executes a control based on the pressure detected by said pressure sensor.
本発明によれば、記録媒体の幅に応じた制御を適切に実行することが可能になる。 According to the present invention, it is possible to appropriately execute control according to the width of the recording medium.
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、各図面において同じ機能を有するものには同じ符号を付け、その説明を省略する場合がある。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る記録装置の構成を模式的に示す模式図である。図1に示す記録装置1000は、記録媒体を搬送する搬送装置100と、搬送装置100にて搬送された記録媒体に画像を記録する記録部200と、記録媒体を搬送装置100から記録部200まで案内する搬送ガイド300とを有する。図1(a)〜図1(c)では、それぞれ記録媒体の搬送状態が異なる記録装置1000が示されている。
搬送装置100は、記録媒体としてロール紙1を支持するスプール部材2と、スプール部材2に支持されたロール紙1を押圧する搬送補助機構3と、ロール紙1の先端を検出する先端検知センサ4とを有する。ロール紙1は、ロール状の記録媒体である。より具体的には、ロール紙1は、中空状の巻芯部である紙管1aを有し、紙管1aに対してロール状に巻回された長尺な記録媒体である。
スプール部材2は、正逆回転が可能なように軸支されている。スプール部材2は、ロール駆動モータ(不図示)からの駆動力により回転する。スプール部材2がロール紙1の紙管1aに挿入され、そのスプール部材2が搬送装置100に充填されることで、ロール紙1が搬送装置100に装着される。
搬送補助機構3は、スプール部材2に支持されたロール紙1と当接するコロ3aと、コロ3aを付勢してロール紙1に押圧させる付勢機構3bとを有する。コロ3aは、図の例では、2つあるが、コロ3aの数には特に限定はない。スプール部材2が回転することで、コロ3aに押圧されたロール紙1が搬送ガイド300に沿って搬送される。
先端検知センサ4は、スプール部材2の回転によって搬送されるロール紙1の先端が搬送装置100内の第1の検出位置に到達した際に、ロール紙1の先端を検出する。
記録部200は、ロール紙1を搬送する搬送ローラ5と、搬送ローラ5と接圧するピンチローラ6と、ロール紙1の先端を検出する先端検知センサ7および10と、ロール紙1を支持するプラテン8と、記録ヘッド(図示せず)を備えたキャリッジ9とを有する。
搬送ローラ5は、正逆回転が可能なように軸支されている。搬送ローラ5は、搬送モータ(不図示)からの駆動力により回転する。ピンチローラ6は、搬送ローラ5の回転に従って従動回転する。
先端検知センサ7は、搬送装置100から搬送されるロール紙1の先端が記録部200内の第2の検出位置に到達した際に、ロール紙1の先端を検出する。第2の検出位置は、ロール紙1が搬送される搬送路における搬送ローラ5よりも搬送装置100側の位置である。
プラテン8は、画像が記録される記録位置に設けられ、搬送ローラ5にて搬送されたロール紙1を支持する。なお、ロール紙1を搬送ローラ5から記録位置に向かわせる搬送ローラ5の回転を正回転、ロール紙1を記録位置から搬送ローラ5に向かわせる搬送ローラ5の回転を逆回転と呼んでいる。
キャリッジ9は、プラテン8と対向する位置に設けられる。キャリッジ9に搭載された記録ヘッドは、プラテン8に支持されたロール紙1に対して画像を記録する。記録ヘッドは、例えば、インクなどの液体を記録媒体に吐出する液体吐出ヘッドである。
先端検知センサ10は、キャリッジ9の近傍に設けられ、ロール紙1の先端がプラテン8上の第3の検出位置に到達した際に、ロール紙1の先端を検出する。
なお、本実施形態の記録装置は、パーソナルコンピュータ(PC)やスマートフォンなどの外部装置から、印刷データを受信する。そして、受信した印刷データに基づく画像を、記録部200によって印刷する。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In the drawings, components having the same function may be denoted by the same reference numerals, and the description thereof may be omitted.
First Embodiment
FIG. 1 is a schematic view schematically showing a configuration of a recording apparatus according to a first embodiment of the present invention. The
The
The
The
The leading edge detection sensor 4 detects the leading edge of the
The
The
The leading
The
The
The leading
Note that the recording apparatus of the present embodiment receives print data from an external apparatus such as a personal computer (PC) or a smartphone. Then, the
次に、ロール紙1の先端を目標停止位置まで搬送する給紙動作について説明する。目標停止位置は、記録を行わない待機状態においてロール紙1の先端を停止させておく待機位置であり、本実施形態では、搬送ローラ5およびピンチローラ6で挟まれたニップ位置である。
給紙動作では、先ず、搬送装置100のスプール部材2がロール駆動モータの駆動によって正回転し、ロール紙1の搬送が開始される。図1(a)に示すように、ロール紙1の先端が記録部200内の搬送ローラ5まで到達していない場合、ロール紙1はロール駆動モータの駆動力のみで搬送される。
ロール紙1が記録部200まで搬送されると、記録部200の先端検知センサ7にてロール紙1の先端が検出され、その後、図1(b)に示すように搬送ローラ5およびピンチローラ6で挟まれた目標停止位置にロール紙1の先端が挿入される。これにより、ロール紙1を、搬送ローラ5を駆動する搬送モータの駆動力で搬送できる状態となる。
このとき、ロール駆動モータは目標停止位置で停止するように、ロール紙1を搬送することが望ましい。しかしながら、ロール駆動モータの駆動量(回転量)のような記録媒体を搬送するための搬送パラメータが適切な値からずれると、ロール紙1の先端を目標停止位置で停止されることができない。
例えば、搬送パラメータが適切な値よりも大きいと、ロール紙1の先端が搬送ローラ5を超えてしまうことがある。この場合、図1(c)に示すように搬送ローラ5を用いてロール紙1を、先端検知センサ10にて先端が検出される第3の検出位置よりも先に搬送する。その後、搬送ローラ5を逆回転させながら、先端検知センサ10にてロール紙1の先端を検出する。目標停止位置と先端検知センサ10にて先端が検出される第3の検出位置との位置関係は予め決まっているため、先端検知センサ10の検出後に搬送ローラ5を一定量逆回転させることで、ロール紙1の先端を目標停止位置に戻すことができる。
しかしながら、上記の方法では、給紙動作に時間がかかり、ユーザの利便性を損なってしまう恐れがある。以下では、上記の方法を用いなくてもロール紙1の先端を正確に目標停止位置で停止させることが可能な構成および動作についてより詳細に説明する。
Next, the sheet feeding operation for conveying the leading end of the
In the sheet feeding operation, first, the
When the
At this time, it is desirable to transport the
For example, if the transport parameter is larger than an appropriate value, the leading end of the
However, in the above method, it takes time for the sheet feeding operation, which may impair the convenience of the user. In the following, the configuration and operation that can accurately stop the leading end of the
図2は、搬送装置100に装填されるスプール部材2を模式的に示す斜視図である。図2では、ロール紙1が装着されたスプール部材2が示されている。
図2に示すようにスプール部材2は、ロール紙1の紙管1aに挿入する本体部20と、本体部20に取り付けられた一対のフランジである基準側フランジ21および可動フランジ22とを有する。
本体部20は、断面の半径が等しい円柱形状を有する部材であり、挿入したロール紙1を支持する。基準側フランジ21および可動フランジ22は、本体部20に支持されたロール紙1を挟んで、本体部20上のロール紙1の位置を決める位置決め部材である。
基準側フランジ21は、本体部20の一方の端部付近に固定された第1のフランジである。以下、基準側フランジ21が設けられた側の本体部20端部を基準側端部と称し、基準側端部の反対側の端部を非基準側端部と称する。
可動フランジ22は、本体部20に対して取り外し可能な第2のフランジである。可動フランジ22は、本体部20に固定するためのロック機構を有する。本実施形態のロック機構は、可動フランジ22の内径を拡縮させる機構であり、内径を縮めて可動フランジ22を本体部20に圧着させることで、可動フランジ22を本体部20に固定する。
ロール紙1をスプール部材2に装着する装着動作では、先ず、可動フランジ22が取り外された状態の本体部20を、非基準側端部からロール紙1の紙管1aに挿入し、ロール紙1の一方の端部を基準側フランジ21と当接させる。その後、内径を本体部20の外径よりも広げた可動フランジ22を、非基準側端部から本体部20に挿入し、可動フランジ22をロール紙1の他方の端部と当接させる。そして、ロック機構を用いて内径を縮めることで、可動フランジ22を本体部20に圧着させて固定する。これにより、ロール紙1は本体部20の延在方向Xへの移動を制限された状態でスプール部材2に支持される。
FIG. 2 is a perspective view schematically showing the
As shown in FIG. 2, the
The
The
The
In the mounting operation of mounting the
図3は、スプール部材2のより詳細な構成を示す透視斜視図である。図3に示すようにスプール部材2の本体部20の表面には、スプール部材2の本体部20における可動フランジ22が固定された固定位置を検出するための位置検出部30が設けられている。位置検出部30は、本実施形態では、本体部20に印加された圧力を検知する圧力センサを含む。より具体的には、位置検出部30は、長さがそれぞれ異なる複数の圧力センサが本体部20の延在方向Xに沿って設置された構成を有する。図の例では、複数の圧力センサとして、4つの圧力センサ31〜34が一定間隔で本体部20に貼り付けられている。
圧力センサ31〜34は、基準側フランジ21が固定された位置から可動フランジ22が固定される向きに延在する長さがそれぞれ異なる。また、圧力センサ31〜34は、長い方から順に圧力センサ31、32、33、34である。
圧力センサ31〜34は、スプール部材2の本体部20における当該圧力センサの設置位置に対する圧力を検出する。圧力センサ31〜34は、本実施形態では、圧力に応じて抵抗値が変化する可変抵抗を用いたセンサであり、圧力が印加されると、抵抗値が大きくなる。圧力センサ31〜34のそれぞれには、圧力を測定するための電流である測定用電流が供給される端子35〜38が設けられている。端子35〜38は、本体部20の基準側端部と基準側フランジ21との間に設けられる。
圧力センサ31〜34は、測定用電流が供給されている間、本体部20における当該圧力センサの設置位置に対する圧力に応じた電圧を測定電圧として出力する。
基準側フランジ21は、本体部20上の圧力センサ31〜34に対して圧力(荷重)を印加しないように本体部20に固定されている。可動フランジ22は、本体部20に固定されていない状態では、圧力センサ31〜34に対して圧力を印加せず、本体部20に固定された状態では、圧力センサ31〜34のうち、その固定位置に設けられた圧力センサに圧力を印加するように構成される。
本体部20における非基準側端部には、スプール部材2を回転させるためのギア25が設けられている。ギア25には、スプール部材2を回転させるロール駆動モータから駆動力が伝達される。
FIG. 3 is a transparent perspective view showing a more detailed configuration of the
The
The
While the measurement current is being supplied, the
The
A
図4は、スプール部材2を基準側端部から見た側面図である。図4では、基準側フランジ21および可動フランジ22は省略されている。また、図4では、スプール部材2の周囲に配置される搬送装置100の構成が示されている。
図4に示すように搬送装置100は、スプール部材2の回転に応じて、端子35〜38との接触と非接触とが切り替わる接触部材であるバネ部材40を備える。バネ部材40は、圧力センサ31〜34を制御するセンサ制御部41と電気的に接続される。
センサ制御部41は、バネ部材40が端子35〜38と接触している間に、バネ部材40および端子35〜38を介して圧力センサ31〜34を通電させ、圧力センサ31〜34に対して測定用電流を供給する。また、センサ制御部41は、圧力センサ31〜34から、本体部20に印加された圧力に応じた測定電圧を検出し、その検出結果を示す検出信号を出力する。なお、検出信号は、アナログ信号である。
また、搬送装置100は、本体部20のギア25と連結する駆動部42を有する。駆動部42は、ロール駆動モータと連結され、ロール駆動モータからの駆動力をギア25を介してスプール部材2の本体部20に伝達して、スプール部材2を回転させる。このとき、ロール駆動モータはスプール部材2が等速度で回転するように制御される。これにより、一定時間間隔で圧力センサの端子35〜38が順番にバネ部材40と接触し、その接触した端子を介して圧力センサ31〜34に対して順番に測定電流が供給される。このため、センサ制御部41は、各圧力センサ31〜34からの測定電圧を順番に検出することができる。
FIG. 4 is a side view of the
As shown in FIG. 4, the
While the
Further, the
図5は、スプール部材2を備えた記録装置1000の外観を示す斜視図である。図の例では、ロール紙1がスプール部材2に支持された状態で記録装置1000に充填されている。
図5に示すように記録装置1000は、スプール部材2を回転可能に軸支する支持部材51および52を有する。支持部材51は、スプール部材2の基準側端部を軸支し、支持部材52は、スプール部材2の非基準側端部を軸支する。支持部材51には、図4に示したバネ部材40およびセンサ制御部41が内蔵されている。また、支持部材52には、図4に示した駆動部42と、駆動部42を介してスプール部材2のギア25と連結するロール駆動モータとが内蔵されている。
FIG. 5 is a perspective view showing the appearance of the
As shown in FIG. 5, the
図6は、圧力センサ31〜34を用いてロール紙1の幅を検出する検出動作を説明するための図である。図6(a)および図6(b)は、本体部20に設けられた圧力センサ31〜34を平面上に展開した図である。
図6(a)では、装着可能な最大長に近い長さを有するロール紙1をスプール部材2に装着した場合における可動フランジ22の固定位置が示されている。この状態では、可動フランジ22は、圧力センサ31〜34のうち最も長い圧力センサ31を加圧している。
図6(b)では、図6(a)の例よりも短い中程度の長さを有するロール紙1をスプール部材2に装着した場合における可動フランジ22の固定位置が示されている。この状態では、可動フランジ22は、圧力センサ31〜34のうち、最も短い圧力センサ34以外の圧力センサ31〜33を加圧している。
図6(c)は、図4に示したセンサ制御部41にて検出される測定電圧を示す図である。図6(c)において、測定電圧60は、図6(a)に示した状態のスプール部材2を回転させた場合における測定電圧の時間変化(波形)を示し、測定電圧61は、図6(b)に示した状態のスプール部材2を回転させた場合における測定電圧の時間変化を示す。
スプール部材2が回転すると、図4に示したバネ部材40が圧力センサ31〜34の端子35〜38と一定時間間隔で順番に接触する。測定電圧60および61は、バネ部材40が端子35〜38と接触していない非接触期間では、一定値Aとなる。
バネ部材40が端子35〜38と接触すると、圧力センサ31〜34内の抵抗によって電圧降下が発生するため、測定電圧60および61には、一定値Aよりも低くなる降下部62が生じる。本実施形態では、圧力センサは4つあるため、スプール部材2の1回転周期Tにおいて降下部62が4回生じる。
また、圧力センサ31〜34内の可変抵抗の値は、圧力センサ31〜34に対する圧力によって異なるため、降下部62は、降下量が互いに異なる第1の降下部62aと第2の降下部62bとに分かれる。第1の降下部62aは、圧力が印加された圧力センサの端子とバネ部材40が接触した際に生じる。第2の降下部は62bは、圧力が印加されていない圧力センサの端子とバネ部材40が接触した際に生じる。本実施形態では、圧力センサ31〜34内の可変抵抗の値は、圧力が印加されると大きくなるため、第1の降下部62aの降下量は、第2の降下部62bの降下量よりも大きい。
図6(a)の状態では、圧力センサ31にのみ圧力が印加されているので、測定電圧60では、1回転周期T内で1つの第1の降下部62aと3つの第2の降下部62bが生じる。一方、図6(b)の状態では、圧力センサ31〜33に圧力が印加されているので、測定電圧61では、1回転周期T内で3つの第1の降下部62aと1つの第2の降下部62bが生じる。
このように1回転周期T内の第1の降下部62aの数、つまり圧力を検知した圧力センサの数を検出することで、可動フランジ22の固定位置を特定することができ、その固定位置に基づいてロール紙1の幅を検出することができる。本実施形態では、第1の降下部62aの数に応じて、ロール紙1の幅を4段階で検出することができる。
なお、本実施形態では、スプール部材2に設けられたそれぞれ異なる長さを持つ複数の圧力センサの数が、4つであるものとしたが、この形態に限定されず、任意の数が設けられて良い。本実施形態では、ロール紙1の幅を、圧力センサの数に応じた段階で検出することができるため、より高精度な検出を行う場合は、圧力センサの数を増やせばよい。
FIG. 6 is a diagram for explaining a detection operation for detecting the width of the
FIG. 6A shows the fixed position of the
6B shows the fixed position of the
FIG. 6C is a diagram showing the measured voltage detected by the
When the
When the
In addition, since the value of the variable resistance in the
In the state of FIG. 6A, pressure is applied only to the
As described above, by detecting the number of first falling
In the present embodiment, although the number of the plurality of pressure sensors provided in the
図7は、記録装置1000の制御系の構成を示すブロック図である。図7に示すように記録装置1000は、操作パネル70と、スプール検知センサ71と、先端検知センサ72と、駆動制御回路73と、エンコーダセンサ74と、ADC(Analog to Digital Converter)回路75とを有する。また、記録装置1000は、ROM(Read Only Memory)76と、RAM(Random access memory)77と、CPU(Central Processing Unit)78とを有する。また、記録装置1000は、図3に示したセンサ制御部41を有する。
操作パネル70は、例えば、タッチパネルであり、記録装置1000を使用するユーザからの種々の情報を受け付ける入力部の機能と、ユーザに対して種々の情報を通知する通知部の機能とを有する。操作パネル70は、例えば、ユーザから給紙動作の実行を指示する給紙開始指示を受け付ける。
スプール検知センサ71は、記録装置1000にスプール部材2が充填されているか否かを検出し、その検出結果を示す充填検出信号をCPU78に出力する。先端検知センサ72は、ロール紙1の先端を検出し、その検出結果を示す先端検出信号をCPU78に出力する。先端検知センサ72は、図1に示した先端検知センサ4、7および10を含む。
駆動制御回路73は、スプール部材2を回転させるロール駆動モータを制御する。エンコーダセンサ74は、ロール駆動モータの駆動量(回転量)を検出し、その駆動量を示す駆動量信号をCPU78に出力する。ADC回路75は、センサ制御部41からの検出信号をデジタル信号に変換してCPU78に出力する。
ROM76は、CPU78にて読み取り可能なプログラムを記録する記録媒体である。RAM77は、ROM76に記録されたプログラムによる演算処理のワーク領域として使用される。CPU78は、ROM76に記録されたプログラムを読み取り、その読み取ったプログラムを実行することで、装置全体を制御する制御部である。
CPU78は、例えば、ADC回路75からの検出信号に基づいて、圧力センサ31〜34のうち、可動フランジ22からの圧力を検出した圧力センサの数を押圧数として算出する。CPU78は、その押圧数に基づいて、ロール紙1の先端が目標停止位置で停止するように、記録媒体を搬送するための搬送パラメータの値を決定する。CPU78は、搬送パラメータの値を決定すると、駆動制御回路73を用いて、決定した駆動パラメータの値に応じてスプール部材2を回転させる。
このとき、CPU78は、圧力を検出した圧力センサの数がゼロ、つまり圧力センサ31〜34のいずれでも圧力が検出されなかった場合、未ロック情報を操作パネル70を介してユーザに通知する。未ロック情報は、可動フランジ22が固定されていないことを示すエラー情報である。これにより、操作パネル70は、圧力センサ31〜34によって得られる出力に基づいて、エラー情報を通知する通知部として機能する。
FIG. 7 is a block diagram showing the configuration of the control system of the
The
The
The
The
The
At this time, when the number of pressure sensors that have detected pressure is zero, that is, no pressure is detected by any of the
図8は、記録装置1000の動作を説明するためのフローチャートである。なお、このフローチャートが示す処理は、CPU78が、ROM76などに記録されている制御プログラムをRAM77にロードし、その制御プログラムを実行することで実現される。
先ず、ユーザは、スプール部材2にロール紙1を装着し、そのロール紙1を装着したスプール部材2を記録装置1000に装填する。その後、操作パネル70がユーザからの給紙開始指示を受け付けると(ステップS1)、CPU78は、スプール検知センサ71からの充填検出信号を確認して、スプール部材2が充填されたか否かを判定する(ステップS2)。スプール部材2が充填されていない場合、CPU78は、操作パネル70を介して、ロール紙1が装填されていないことを示す未装填情報をユーザに通知する(ステップS3)。
スプール部材2が充填されている場合、CPU78は、駆動制御回路73を用いてロール駆動モータを駆動して、スプール部材2を1回転以上回転させる(ステップS4)。
CPU78は、ADC回路75からの検出信号およびエンコーダセンサ74からの駆動量信号に基づいて、スプール部材2が1回転する回転周期T内の第1の降下部62aの数を押圧数として算出する。例えば、CPU78は、回転周期T内の測定電圧が閾値以下となる回数を押圧数として算出する。そして、CPU78は、押圧数が1以上か否かを判断する(ステップS5)。
押圧数が0の場合、CPU78は、スプール部材2において可動フランジ22が固定されていないと判断する。そして、CPU78は、操作パネル70を介して未ロック情報(スプール部材2において可動フランジ22が固定されていないことを示す情報)をユーザに通知する(ステップS6)。
押圧数が1以上の場合、CPU78は、押圧数に応じて駆動パラメータを決定する(ステップS7)。ここでは、駆動パラメータは、ロール駆動モータの駆動量である。CPU78は、押圧数が大きいほど、スプール部材2に装着したロール紙1の幅が短いと判断し、ロール駆動モータの駆動量を小さくする。
その後、CPU78は、所定時間内に、先端検知センサ72内の先端検知センサ4にてロール紙1の先端が検出された否かを判断する(ステップS8)。所定時間内にロール紙1の先端が検出されていない場合、CPU78は、ロール紙1の先端が先端検知センサ4の検出位置(第1の検出位置)を超えていると判断する。そして、CPU78は、駆動制御回路73を用いてスプール部材2を先端検知センサ4にて先端が検出されるまで逆回転させる(ステップS9)。
ステップS8またはステップS9でロール紙1の先端が検出された場合、CPU78は、駆動制御回路73を用いて、ステップS7で決定した駆動パラメータの値に応じてスプール部材2を回転させる。これにより、ロール紙1は、搬送ローラ5およびピンチローラ6で挟まれた目標停止位置まで搬送される(ステップS10)。
FIG. 8 is a flowchart for explaining the operation of the
First, the user mounts the
When the
The
When the pressing number is 0, the
If the number of presses is one or more, the
Thereafter, the
When the leading edge of the
以上説明したように本実施形態によれば、スプール部材2は、ロール紙1の紙管1aに挿入される本体部20を有する。また、スプール部材2は、本体部20におけるロール紙1の位置を決める基準側フランジ21および可動フランジ22と、本体部20に印加された圧力を検知する圧力センサ31〜34とを有する。基準側フランジ21は、本体部20に対して固定されている。可動フランジ22は、本体部20に対して取り外し可能であり、本体部20に圧着することで、本体部20に固定される。
したがって、紙管1aが本体部20に挿入されたロール紙1を基準側フランジ21と可動フランジ22とで挟んで可動フランジ22を本体部20に圧着させることで、ロール紙1の幅に応じた圧力を検知することが可能になる。このため、ロール紙1を搬送ローラ5まで搬送する前に、ロール紙1の幅を検出することができるため、その幅に応じて駆動パラメータを適切に調整することが可能になる。したがって、ロール紙1を正確に待機位置で停止させることが可能になる。
また、本実施形態では、圧力センサ31〜34は、本体部20の基準側端部と基準側フランジ21との間に、圧力センサ31〜34を通電させるための端子35〜38を有する。この場合、圧力センサ31〜34を通電させる構造を単純化することが可能になる。
また、本実施形態では、バネ部材40は、スプール部材2の回転に応じて、圧力センサ31〜34との接触と非接触とが切り替わる。センサ制御部41は、バネ部材40と圧力センサ31〜34とが接触している間に、バネ部材40を介して圧力センサ31〜34を通電させ、圧力センサ31〜34を駆動する。このため、圧力センサ31〜34とセンサ制御部41とを繋ぐ接点構造を単純化することが可能になり、紙粉による接点不良や、装置部材の高コスト化を抑制することが可能になる。
また、本実施形態では、本体部20に長さがそれぞれ異なる圧力センサ31〜34が設けられている。この場合、圧力を検出した圧力センサの数である押圧数に基づいてロール紙1の幅を検出することができるため、可動フランジ22による圧力センサ31〜34を加圧する機構を単純化することが可能になる。
また、本実施形態では、それぞれ異なる圧力センサ31〜34から得られる出力値によって、ロール紙1の幅の検出だけでなく、スプール部材2において可動フランジ22が固定されているか否かの検出を行っている。このように、本実施形態では、同一の構成で2つの機能を実現しているため、2つの機能を実現するための構成をそれぞれ用意する形態と比較して、装置部材の高コスト化を抑制することが可能になる。
なお、上述では、図3においてX方向右側(スプール部材2における基準側フランジ21側)に可動フランジ22が位置するほど、検出される押圧数が多くなるように、圧力センサが配置されている構成を説明したが、この形態に限定されない。すなわち、図3においてX方向左側(スプール部材2における基準側フランジ21側の反対側)に可動フランジ22が位置するほど、検出される押圧数が多くなるように、圧力センサが配置されている構成であっても良い。この場合は、例えば、CPU78は、S7において、押圧数が小さいほど、スプール部材2に装着したロール紙1の幅が短いと判断し、ロール駆動モータの駆動量を小さくする。
As described above, according to the present embodiment, the
Therefore, the width of the
Further, in the present embodiment, the
Further, in the present embodiment, the
Further, in the present embodiment, the
Further, in the present embodiment, not only detection of the width of the
In the above description, the pressure sensor is arranged such that the number of detected pressure increases as the
(第2の実施形態)
本実施形態では、第1の実施形態と比べて、スプール部材2の構成が異なる。図9は、本実施形態のスプール部材2の構成を示す透視斜視図である。図9に示すスプール部材2は、図3に示した本体部20の代わりに本体部20aを備える。
本体部20aは、太さ(断面の半径)が延在方向Xに沿って変化する円錐台形状を有する。より具体的には、本体部20aは、基準側端部の直径L1が非基準側端部の直径L2よりも大きい形状を有する。つまり、本体部20aは、基準側端部から非基準側端部に向かって徐々に細くなる構成を有する。また、本体部20aには、1本の圧力センサ31が本体部20aの延在方向Xに沿って設けられている。
Second Embodiment
The present embodiment differs from the first embodiment in the configuration of the
The
図10は、圧力センサ31を用いてロール紙1の幅を検出する検出動作を説明するための図である。
図10(a)および図10(b)は、本体部20aに設けられた圧力センサ31を平面上に展開した図である。
図10(a)では、装着可能な最大長に近い長さを有するロール紙1をスプール部材2に装着した場合における可動フランジ22の固定位置が示されている。図6(b)では、図6(a)の例よりも短い中程度の長さを有するロール紙1をスプール部材2に装着した場合における可動フランジ22の固定位置が示されている。
図10(c)は、センサ制御部41にて検出される測定電圧を示す図である。図10(c)において、測定電圧80は、図10(a)に示した状態のスプール部材2を回転させた場合における測定電圧の時間変化を示し、測定電圧81は、図10(b)に示した状態のスプール部材2を回転させた場合における測定電圧の時間変化を示す。
本実施形態では、圧力センサは一つだけであるため、測定電圧80および81において、電圧値が一定値Aよりも小さくなる降下部62は一つだけである。また、本体部20aが基準側端部から非基準側端部に向かって徐々に細くなる構成を有するため、可動フランジ22を固定した際に本体部20aに印加される圧力は、可動フランジ22の固定位置に応じて異なる。このため、降下部62の大きさも可動フランジ22の固定位置に応じて異なる。
具体的には、可動フランジ22の固定位置が直径の小さい非基準側端部に近いほど、本体部20aに印加される圧力が小さくなるため、圧力センサ31の可変抵抗の抵抗値が小さくなり、降下部62の硬化量も小さくなる。したがって、測定電圧80の降下部60は、測定電圧81の降下部60よりも小さい。
このように本実施形態では、降下部60の降下量、つまり圧力センサ31が検出した圧力の値に応じて、可動フランジ22の固定位置を特定することができ、その固定位置に基づいてロール紙1の幅を検出することができる。したがって、本実施形態では、CPU78は、ADC回路75からの検出信号に基づいて、圧力センサ31にて検出した圧力の値に基づいて、ロール紙1の先端が目標停止位置で停止するように、記録媒体を搬送するための搬送パラメータの値を決定する。
なお、スプール部材2において可動フランジ22が固定されていなければ、測定電圧の降下が生じない。そのため、測定電圧の効果が生じているか否かを判定することで、スプール部材2において可動フランジ22が固定されているか否かの検出を行うことも可能である。
FIG. 10 is a diagram for explaining a detection operation for detecting the width of the
FIGS. 10A and 10B are diagrams in which the
FIG. 10A shows the fixed position of the
FIG. 10C is a diagram showing a measurement voltage detected by the
In the present embodiment, since there is only one pressure sensor, in the
Specifically, as the fixed position of the
As described above, in the present embodiment, the fixed position of the
In addition, if the
以上説明したように本実施形態によれば、本体部20aが延在方向Xに沿って太さが変化するため、本体部20aに印加される圧力の値を可動フランジ22の固定位置に応じて変化させることが可能になる。しがたって、圧力センサ31が検出した圧力の値に応じて搬送パラメータの値を決定することが可能になるため、圧力センサを複数設けなくてもよくなる。このため、装置の構成を簡単化するとともに、複数の圧力センサを順番に駆動する必要なくなるため、搬送パラメータの値を決定するまでの時間を短縮することが可能になる。
また、本実施形態では、圧力センサ31から得られる出力値によって、ロール紙1の幅の検出だけでなく、スプール部材2において可動フランジ22が固定されているか否かの検出を行っている。このように、本実施形態では、第1実施形態と同様、同一の構成で2つの機能を実現しているため、2つの機能を実現するための構成をそれぞれ用意する形態と比較して、装置部材の高コスト化を抑制することが可能になる。
As described above, according to the present embodiment, the thickness of the
Further, in the present embodiment, not only detection of the width of the
以上説明した各実施形態において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
(その他の実施形態)
上述では、圧力センサを介して検出されたロール紙1の幅に関する情報を用いた制御が、記録媒体の搬送制御である形態について説明したが、この形態に限定されない。すなわち、本発明のようにして検出されたロール紙1の幅に基づく制御は、どのような制御であっても良い。例えば、印刷データに基づく画像の幅と、検出されたロール紙1の幅とを比較し、印刷データに基づく画像を印刷可能か否かを特定する制御であっても良い。
本発明は、圧力センサから得られる出力値に基づいてロール紙1の幅を検出し、検出したロール紙1の幅に基づく制御を実行する形態であっても良い。また、圧力センサから得られる出力値に基づいてロール紙1の幅を検出するプロセスを省略し、圧力センサから得られる出力値に直接基づいて制御を実行する形態であっても良い。
In each embodiment described above, the illustrated configuration is merely an example, and the present invention is not limited to the configuration.
(Other embodiments)
Although the control using the information on the width of the
The present invention may be configured to detect the width of the
2 スプール部材
21 基準側フランジ(第1のフランジ)
22 可動フランジ(第2のフランジ)
2
22 Movable flange (second flange)
Claims (12)
前記スプール部材は、前記巻芯部に挿入される本体部と、前記本体部における前記記録媒体の位置を決める一対のフランジと、前記本体部に印加された圧力を検知する圧力センサと、
前記スプール部材によって支持されている前記記録媒体の幅に基づく制御を実行する制御部と、を有し、
前記一対のフランジは、前記本体部に対して固定されている第1のフランジと、前記本体部に対して取り外し可能であり、前記本体部に圧着することで、前記本体部に固定される第2のフランジと、を有し、
前記圧力センサは、前記第2のフランジが前記本体部に固定された場合、前記第2のフランジが前記本体部に圧着することにより前記本体部に印加される圧力を検知し、
前記制御部は、前記圧力センサによって検知された圧力に基づく制御を実行することを特徴とする搬送装置。 In a conveying device having a spool member for supporting a roll-shaped recording medium having a hollow core portion,
The spool member includes a main body inserted into the winding core, a pair of flanges which determine the position of the recording medium in the main body, and a pressure sensor detecting a pressure applied to the main body.
A control unit that executes control based on the width of the recording medium supported by the spool member;
The pair of flanges is removable with respect to the first flange fixed to the main body and the main body, and is fixed to the main body by pressure bonding to the main body. With 2 flanges,
The pressure sensor detects a pressure applied to the main body by pressing the second flange against the main body when the second flange is fixed to the main body.
The conveyance device, wherein the control unit executes control based on a pressure detected by the pressure sensor.
前記圧力センサは、前記本体部の端部と前記第1のフランジとの間に、当該圧力センサを通電させるための端子を有する、請求項2に記載の搬送装置。 The first flange is fixed at a position where the pressure sensor is installed without being crimped to the main body,
The conveyance device according to claim 2, wherein the pressure sensor has a terminal for energizing the pressure sensor between an end of the main body and the first flange.
前記スプール部材の回転に応じて、前記端子の接触と非接触とが切り替わる接触部材と、
前記接触部材と前記端子とが接触している間に、前記接触部材を介して前記圧力センサを通電させ、前記圧力センサを駆動するセンサ制御部と、をさらに有することを特徴とすることを特徴とする請求項3に記載の搬送装置。 A driving unit that rotates the spool member;
A contact member that switches between contact and non-contact of the terminal according to rotation of the spool member;
The pressure sensor may be energized through the contact member while the contact member and the terminal are in contact with each other, and the sensor control unit may drive the pressure sensor. The transport apparatus according to claim 3, wherein
前記複数の圧力センサは、長さがそれぞれ異なることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載の搬送装置。 There are a plurality of pressure sensors,
The conveyance device according to any one of claims 2 to 4, wherein the plurality of pressure sensors have different lengths.
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