JP2019093832A - 機能部品取付台座及びタイヤ - Google Patents

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剛 真砂
賢 甘利
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Abstract

【課題】タイヤ径方向に沿った大きな衝撃力がタイヤに入力された場合でも、小型で形状が簡素な機能部品の機能を損なうことなく、より確実に機能部品をタイヤ内面に取り付けることができる機能部品取付台座及びタイヤを提供する。【解決手段】機能部品取付台座100は、タイヤ内面30からタイヤ径方向内側に延び、機能部品200の側面を包囲する包囲壁部110と、包囲壁部110に連なり、機能部品200のタイヤ径方向外側の周縁部(223)を係止する鍔部(下面部120)と、鍔部に対向し、機能部品200のタイヤ径方向内側の面(上面部230)を覆う対向部(上面部130)と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、タイヤ内面に機能部品を取り付ける機能部品取付台座及びタイヤに関する。
車両などに装着される空気入りタイヤ(以下、タイヤと適宜省略する)では、路面と接するトレッドの内側面などのタイヤ内面に、温度、内圧または加速度などを測定するセンサなどの機能部品が装着される場合がある。このようなタイヤには、機能部品をタイヤ内面に取り付ける機能部品取付台座が設けられる。
機能部品取付台座には、タイヤが路面上の凹凸などを通過した場合に発生するタイヤの変形に対する十分な耐久性が求められる。そこで、機能部品取付台座の底面に、円環状の機能部品取付部の凸部と係合する凹部を形成した構造が知られている(例えば、特許文献1)。
このような構造の機能部品取付台座によれば、機能部品の脱落を防止しつつ、特定の部位への歪や応力の集中を緩和できるため、機能部品取付台座の耐久性が向上する。
特開2015−160512号公報
ところで、近年、上述したセンサなどの機能部品は、さらに多機能化及び小型化が進んでいる。具体的には、温度、内圧及び加速度を測定可能なセンサ(機能部品)のサイズは、重量抑制及び資源削減の観点から、直径2〜3センチ程度にまで小型化され、形状も簡素化されている。
車両が走行する道路には、舗装路であっても、路面が荒れて凹凸が形成されている場合がある。特に、寒冷地の融雪期に多く発生する、いわゆるポットホールを車両が通過すると、タイヤ径方向に沿った大きな衝撃力(突き上げ)がタイヤに入力される。このようなタイヤ径方向に沿った大きな衝撃力がタイヤに入力されると、機能部品が機能部品取付台座から脱落し易くなることが確認されている。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、タイヤ径方向に沿った大きな衝撃力がタイヤに入力された場合でも、小型で形状が簡素な機能部品の機能を損なうことなく、より確実に機能部品をタイヤ内面に取り付けることができる機能部品取付台座及びタイヤの提供を目的とする。
本発明に係る機能部品取付台座は、タイヤ内面からタイヤ径方向内側に延び、機能部品の側面を包囲する包囲壁部と、包囲壁部に連なり、機能部品のタイヤ径方向外側の周縁部を係止する鍔部と、鍔部に対向し、機能部品のタイヤ径方向内側の面を覆う対向部と、を備える。
本発明によれば、タイヤ径方向に沿った大きな衝撃力がタイヤに入力された場合でも、小型で形状が簡素な機能部品の機能を損なうことなく、より確実に機能部品をタイヤ内面に取り付けることができる。
図1は、空気入りタイヤのタイヤ幅方向及びタイヤ径方向に沿った断面図である。 図2は、機能部品取付台座及び機能部品のタイヤ幅方向及びタイヤ径方向に沿った断面図である。 図3は、機能部品取付台座を下から見た平面図である。 図4は、機能部品を下から見た平面図である。 図5Aは、タイヤ径方向に沿った大きな衝撃力が空気入りタイヤに入力された際の比較例の動作を説明する図である。 図5Bは、タイヤ径方向に沿った大きな衝撃力が空気入りタイヤに入力された際の動作を説明する図である。 図6は、本発明のその他の実施形態を説明する図である。 図7は、本発明のさらにその他の実施形態を説明する図である。 図8は、本発明のさらにその他の実施形態を説明する図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図面の記載において同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
(1)空気入りタイヤの構成
図1を参照して、本実施形態に係る空気入りタイヤ10の構成を説明する。
図1に示すように、空気入りタイヤ10は、リムホール50に組み付けられて使用される。リムホール50に組み付けられた空気入りタイヤ10の内側空間には、空気などの気体が充填される。
路面と接するトレッド20の裏側には、機能部品200が取り付けられている。機能部品200としては、温度、内圧または加速度などを測定するセンサなどが挙げられる。また、機能部品200は、センサに限定されず、無線通信デバイス(無線機)などであってもよい。
機能部品200は、機能部品取付台座100を介して、空気入りタイヤ10の内側の表面、具体的には、タイヤ内面30に取り付けられている。つまり、機能部品取付台座100は、機能部品200をタイヤ内面30に取り付けるための台座である。
機能部品取付台座100は、ゴム製であり、タイヤ内面30に固定されている。機能部品取付台座100のタイヤ内面30への固定方法は、特に限定されない。接着剤で別体の機能部品取付台座100が接着されてもよいし、可能であれば、空気入りタイヤ10の加硫時に一体として成形されてもよい。このようにして、空気入りタイヤ10には、機能部品取付台座100を備えられる。
なお、空気入りタイヤ10の種類も特に限定されないが、本実施形態では、主に通常の舗装路(一般道及び高速道)を走行する乗用自動車、トラック、バスなどの自動車に装着されることを前提とする。
(2)機能部品取付台座及び機能部品の構造
図2に示すように、機能部品取付台座100は、包囲壁部110、上面部130及び下面部120を有する。また、機能部品200は、側面部210、上面部230及び底面部220を有する。上面部230には、電波の送信に用いられるアンテナ部231が形成される。
機能部品200は、ある程度の厚みがあるボタン電池と同様の形状である。つまり、機能部品200の平面形状は、円形である。機能部品200は、センサを含む電池及び基板をポッティング材で包み込んだものである。
図3に示すように、下面部120の中央には、機能部品200を挿入できるように、開口部140が形成されている。機能部品200は、開口部140から機能部品取付台座100に押し込まれることによって機能部品取付台座100に装着される。つまり、機能部品200は、機能部品取付台座100に着脱可能に取り付けられる。また、開口部140は、機能部品200より少しだけ小さい。
機能部品取付台座100は、ゴム部材によって形成されている。機能部品取付台座100を形成するゴム部材は、特に限定されず、ジエン系ゴムまたは非ジエン系ゴムなどを用い得る。
図2に示すように、包囲壁部110は、タイヤ内面30に接する下面部120からタイヤ径方向内側に延びる。包囲壁部110は、機能部品200の側面部210を包囲する。具体的には、包囲壁部110は、タイヤ内面30からタイヤ径方向内側に向けて立ち上がっている。
包囲壁部110の内側の側面(内側側面111)は、機能部品200の側面部210と接する。包囲壁部110は、平面形状が円形である機能部品200の側面部210を包囲するように、平面視において円形である。側面部210の径方向サイズは、内側側面111の径方向サイズよりも少しだけ大きく、側面部210は、内側側面111と一定の圧力が掛かった状態で接触する。
下面部120は、タイヤ内面30と接している部分である。図3に示すように、下面部120も包囲壁部110と同様に円形である。
下面部120の内側の底面(内側底面121)は、機能部品200のタイヤ径方向外側の底面部220と接する。図2に示すように、内側底面121には、複数の底面凸部122,123が形成される。底面凸部122,123は、内側底面121の一部に形成され、互いに連通しない。また、図2及び図4に示すように、底面部220には、複数の底面凹部221,222が形成される。底面凹部221,222は、底面部220の一部に形成され、互いに連通しない。底面凹部221,222は、それぞれ、底面凸部122,123と係合する。これにより、機能部品200が、機能部品取付台座100内で回転することを防止し得る。
上面部130は、下面部120に対向する位置に形成され、機能部品200の上面を覆う。換言すれば、上面部130は、下面部120に対向し、機能部品200のタイヤ径方向内側の面(上面部230)を覆う対向部である。上面部130の内側の上面(内側上面132)は、機能部品200の上面部230と接する。内側上面132には、アンテナ部231と係合するための上面凹部133が形成される。このため、上面部130の中央は、少しだけ突出している。
なお、下面部120は、換言すれば、図2に示すように、包囲壁部110に連なり、機能部品200のタイヤ径方向外側の周縁部223を係止する鍔部である。
(3)作用・効果
図5Aに示す機能部品取付台座300は、機能部品400を挿入するために上部に開口部310を有する。このように、上部に開口部310が形成される場合、タイヤ径方向に沿った大きな衝撃力(図5Aの矢印参照)が空気入りタイヤ10に入力されると、機能部品400は、機能部品取付台座300から脱落するおそれがある。
これに対し、本実施形態の機能部品取付台座100は、タイヤ内面30からタイヤ径方向内側に延び、機能部品200の側面を包囲する包囲壁部110と、包囲壁部110に連なり、機能部品200のタイヤ径方向外側の周縁部を係止する鍔部(下面部120)と、鍔部に対向し、機能部品200の上面を覆う上面部130と、を備える。このように、機能部品200の上面部230は、機能部品取付台座100の上面部130によって覆われているため、図5Bに示すように、タイヤ径方向に沿った大きな衝撃力が空気入りタイヤ10に入力されても、機能部品200が機能部品取付台座100から脱落することを効果的に防止する。
また、機能部品取付台座100の内側底面121には、底面凸部122,123(係合凸部)が形成される。一方、機能部品200の底面部220には、複数の底面凹部221,222(係合凹部)が形成される。底面凹部221,222は、それぞれ、底面凸部122,123と係合する。これにより、機能部品200が、機能部品取付台座100内で回転することを防止し得る。特に、機能部品200が加速度センサを含む場合において、機能部品取付台座100内で機能部品200が回転してしまうことによる加速度の方向を誤検出することをより確実に防止し得る。
上記のように、本発明の実施形態を記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
本実施形態では、機能部品取付台座100の内側底面121に、底面凸部122,123を設けたがこれに限定されない。図6に示すように、機能部品取付台座100の内側側面111に、側面凸部124,125を設けてもよい。この場合、機能部品200の側面部210に、対応する凹部を設ければよい。また、図7に示すように、機能部品取付台座100の内側上面132に、上面凸部126,127を設けてもよい。この場合、機能部品200の上面部230に、対応する凹部を設ければよい。図6及び図7に示すように凹凸部を設けた場合でも、機能部品200が、機能部品取付台座100内で回転することを防止し得る。なお、図8に示すように、凹凸部は設けられなくてもよい。
10 空気入りタイヤ
20 トレッド
30 タイヤ内面
50 リムホール
100 機能部品取付台座
110 包囲壁部
111 内側側面
120 下面部
121 内側底面
122、123 底面凸部
124、125 側面凸部
126、127 上面凸部
130 上面部
132 内側上面
133 上面凹部
140 開口部
200 機能部品
210 側面部
220 底面部
221、222 底面凹部
223 周縁部
230 上面部
231 アンテナ部

Claims (5)

  1. タイヤの内側の表面であるタイヤ内面に機能部品を取り付ける機能部品取付台座であって、
    前記タイヤ内面からタイヤ径方向内側に延び、前記機能部品の側面を包囲する包囲壁部と、
    前記包囲壁部に連なり、前記機能部品のタイヤ径方向外側の周縁部を係止する鍔部と、
    前記鍔部に対向し、前記機能部品の前記タイヤ径方向内側の面を覆う対向部と、
    を備えることを特徴とする機能部品取付台座。
  2. 前記機能部品のタイヤ径方向外側の底面には、係合凹部が形成され、
    前記鍔部の内側底面には、前記係合凹部と係合する係合凸部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の機能部品取付台座。
  3. 前記機能部品の側面には、係合凹部が形成され、
    前記包囲壁部の内側側面には、前記係合凹部と係合する係合凸部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の機能部品取付台座。
  4. 前記機能部品のタイヤ径方向内側の面には、係合凹部が形成され、
    前記対向部の内側上面には、前記係合凹部と係合する係合凸部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の機能部品取付台座。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の機能部品取付台座を備えることを特徴とするタイヤ。
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