JP2019093362A - 散水板 - Google Patents
散水板 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019093362A JP2019093362A JP2017226940A JP2017226940A JP2019093362A JP 2019093362 A JP2019093362 A JP 2019093362A JP 2017226940 A JP2017226940 A JP 2017226940A JP 2017226940 A JP2017226940 A JP 2017226940A JP 2019093362 A JP2019093362 A JP 2019093362A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water spray
- shape
- board
- plate
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
- Nozzles (AREA)
Abstract
Description
なお、この欄及び特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
[1.構成]
図1に示す散水板10は、材質はステンレス製で、外形が円形平面状の板であり、シャワーヘッドの先端に取り付けられる。シャワーヘッドは、シャワーホースから供給される湯水などの液体を、散水板10を通して放出する。なお、散水板10の形状は円形平面状に限られず、楕円形状又は四角形状などの多角形状といった種々の平面形状であってもよい。また、以下では、シャワーヘッドから供給される湯水などの液体をシャワー水ともいう。
以下では散水板10が有する円形形状の中心を散水板中心ともいい、散水板中心に近い側を散水板10の内側、散水板中心から遠い側を散水板10の外側ともいう。同様に、流入面21、流出面22において、それぞれ散水板中心に相当する位置を流入面中心、流出面中心ともいう。そして、流入面21において流入面中心に近い側を流入面内側、流入面21において流入面中心から遠い側を流入面外側ともいい、同様に、流出面22において流出面中心に近い側を流出面内側、流出面22において流出面中心から遠い側を流出面外側ともいう。本実施形態では、散水板中心、流入面中心及び流出面中心の位置は一致してもよい。
また、同一の仮想円33上の散水孔30の配置間隔もあらかじめ決められた間隔に配置される。ここで、あらかじめ決められた間隔とは、上記の隣接する仮想円33同士の間隔と同様、それぞれの散水孔30の開口部分がそれぞれ互いに重ならないような適度な間隔である。また、あらかじめ決められた間隔は等間隔であってもよい。
また、各散水孔30の開口形状について、流入面21に対して直交する向きに、流入部31側から見た図である図2を用いて説明する。
流出部32は例えば、円形形状に開口される。以下、流出部32の円形形状の中心位置を第二中心32aとする。すなわち、流出部32の開口形状の重心位置は第二中心32aの位置と一致する。
弓形部分31bの弓形状は、基準円31fに含まれる基準弦と基準弧とに囲まれる部分の形状である。
基準弦は、基準円31fの円周上の2点を第一基準点31fa、第二基準点31fbとして、第一基準点31fa及び第二基準点31fbを結ぶ線分である。
流入部31の形状は、弓形部分31bの基準弦の部分と三角部分31aの一辺とが当接した形状である。以下では、三角部分31aにおいて、弓形部分31bの直線部分と当接する一辺を底辺ともいう。第一中心31dの位置から端点31cまでの長さを以下では形成幅D1といい、形成幅D1は、弓形状の円弧部分の半径よりも長く形成される。また、三角部分31aの形状は、端点31cが丸まった形状であってもよい。
次に散水孔30の第一中心31dを通る長手方向に沿った断面の形状について、図4を用いて説明する。
[2.作用]
図5の散水孔30の長手方向に沿った断面の形状を表した断面図を用いて、散水孔30を通過するシャワー水の流れについて説明する。
ここで、流入部31から流入するシャワー水は、三角部分31aから流入するシャワー水の流れである第一流方向41aと、弓形部分31bから流入するシャワー水の流れである第二流方向41bとの合成された方向である第三流方向42cに流出部32から流出する。
[3.効果]
本実施形態によれば、散水孔30の傾斜した開口形状により、流入部31から流出部32に向かうシャワー水が流れる方向が制御される。ここで、散水孔30の開口形状は、エッチングにより調整することができる。そのため、傾斜をプレス加工により形成する必要が無い。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
さらに、ずれ角度は、散水板10中に設定される仮想円33ごとに異なる角度が設定されてもよく、例えば、散水板中心に近い流入部31ほどずれ角度が大きくなるように設定されてもよく、反対に、散水板中心に近い流入部31ほどずれ角度が小さくなるように設定されてもよい。また、流入部31の長手方向は、任意の方向に形成されてもよい。シャワー水は長手方向に沿った方向に流出する。
Claims (21)
- 液体が流れる流路に設けられる板状の散水板(10)であって、
前記散水板は、
前記液体が流入する面である流入面(21)と、
前記液体を流出させる面である流出面(22)と
前記流出面から前記流入面へと貫通するように開口された散水孔(30,50,60,70,80)と、
を有し、
前記散水孔は、
前記流入面側の開口部である流入部(31,51,61,71,81)と、
前記流出面側の開口部である流出部(32,52,62,72,82)と、
を有し、
前記流入部の開口面積は、前記流出部の開口面積よりも大きく形成され、
前記流入部の開口形状は、前記流入部に外接する仮想的な矩形形状を構成し、互いに隣接する辺の長さがそれぞれ異なる不均一形状を有し、
前記流入部の重心位置と、前記流出部の重心位置とが、前記散水板に対して異なる位置となる、散水板。 - 請求項1に記載の散水板であって、
前記流入部の前記不均一形状は楕円形状である、散水板。 - 請求項1に記載の散水板であって、
前記流入部の前記不均一形状は長方形状である、散水板。 - 請求項1に記載の散水板であって、
前記流入部の前記不均一形状は、弓形状(31b)及び当該弓形状の直線部分と三角形状(31a)の一辺とが当接するような形状に形成された、散水板。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の散水板であって、
前記流出面は平面形状を有する、散水板。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の散水板であって、
前記流出面は曲面形状を有する、散水板。 - 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の散水板であって、
前記散水板の外形は円形形状に形成される、散水板。 - 請求項7に記載の散水板であって、
前記流入部の前記不均一形状は、
当該不均一形状の開口幅が最も広くなっている方向を長手方向として
前記散水板の中心を散水板中心として、
前記長手方向は、前記散水板中心を向くように構成された、散水板。 - 請求項7に記載の散水板であって、
前記流入部の前記不均一形状は、
当該不均一形状の開口幅が最も広くなっている方向を長手方向とし、
前記散水板の中心を散水板中心として、
前記散水板中心を中心とする同心円状に複数の互いに半径の異なる仮想円を設定し、
前記長手方向は、前記仮想円の接線方向に沿った方向を向くように構成された、散水板。 - 請求項7に記載の散水板であって、
前記流入部の不均一形状は、
当該不均一形状の開口幅が最も広くなっている方向を長手方向とし
前記散水板の中心を散水板中心として、
前記散水板中心を中心とする同心円状に複数の互いに半径の異なる仮想円を設定し、
前記長手方向は、前記仮想円の接線方向に対して、あらかじめ決められた角度であるずれ角度だけずれた方向を向くように構成された、散水板。 - 請求項10に記載の散水板であって、
前記ずれ角度は、前記散水板中心に近いほど大きくなるように構成された、散水板。 - 請求項10に記載の散水板であって、
前記ずれ角度は、前記散水板中心に近いほど小さくなるように構成された、散水板。 - 請求項7に記載の散水板であって、
前記流出面の中心から遠い側を流出面外側として、
前記流入部の開口形状の重心位置が前記流出部の開口形状の重心位置に対して前記流出面外側に、前記長手方向にずれた位置である、散水板。 - 請求項7に記載の散水板であって、
前記流出面の中心に近い側を流出面内側として、
前記流入部の開口形状の重心位置が前記流出部の開口形状の重心位置に対して前記流出面内側に、前記長手方向にずれた位置である、散水板。 - 請求項7に記載の散水板であって、
前記流出面は、当該流出面の中心からの距離が異なる位置に複数の前記散水孔を有し、
前記流入部の前記長手方向の開口幅は前記流出面の中心からの距離に応じて変化するように構成された、散水板。 - 請求項15に記載の散水板であって、
前記流入部の前記長手方向の開口幅は、前記散水板の中心からの距離が長くなるほど長くなるように構成された、散水板。 - 請求項15に記載の散水板であって、
前記流入部の前記長手方向の開口幅は、前記散水板の中心からの距離が長くなるほど短くなるように構成された、散水板。 - 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の散水板であって、
前記散水板の外形は楕円形状に形成される、散水板。 - 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の散水板であって、
前記散水板の外形は四角形状に形成される、散水板。 - 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の散水板であって、
前記散水板の外形は多角形状に形成される、散水板。 - 請求項1から請求項20までのいずれか1項に記載の散水板であって、
前記散水板の材質がステンレスである、散水板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017226940A JP6523410B1 (ja) | 2017-11-27 | 2017-11-27 | 散水板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017226940A JP6523410B1 (ja) | 2017-11-27 | 2017-11-27 | 散水板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6523410B1 JP6523410B1 (ja) | 2019-05-29 |
JP2019093362A true JP2019093362A (ja) | 2019-06-20 |
Family
ID=66655800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017226940A Active JP6523410B1 (ja) | 2017-11-27 | 2017-11-27 | 散水板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6523410B1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020158669A1 (ja) * | 2019-01-31 | 2020-08-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 散水板およびシャワー装置 |
JP7478955B2 (ja) | 2020-07-08 | 2024-05-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | シャワー装置 |
JP7478956B2 (ja) | 2020-07-30 | 2024-05-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 散水板の製造方法 |
-
2017
- 2017-11-27 JP JP2017226940A patent/JP6523410B1/ja active Active
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020158669A1 (ja) * | 2019-01-31 | 2020-08-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 散水板およびシャワー装置 |
JPWO2020158669A1 (ja) * | 2019-01-31 | 2021-05-20 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 散水板およびシャワー装置 |
JP6990887B2 (ja) | 2019-01-31 | 2022-01-12 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 散水板およびシャワー装置 |
JP7478955B2 (ja) | 2020-07-08 | 2024-05-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | シャワー装置 |
JP7478956B2 (ja) | 2020-07-30 | 2024-05-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 散水板の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6523410B1 (ja) | 2019-05-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6523410B1 (ja) | 散水板 | |
JP5741886B2 (ja) | デスケーリング噴射ノズルアセンブリ | |
US9528778B2 (en) | Refrigerant guiding pipe and heat exchanger having refrigerant guiding pipe | |
US9417014B2 (en) | Refrigerant guiding pipe and heat exchanger having refrigerant guiding pipe | |
RU2469797C2 (ru) | Распылительная насадка | |
EP2827998B1 (en) | Shower head | |
US20140001287A1 (en) | Dual flow path drip irrigation apparatus and methods | |
US20130213627A1 (en) | Refrigerant guiding pipe and heat exchanger having refrigerant guiding pipe | |
JP2000505539A (ja) | 蒸気分配方法及び装置 | |
JP2013148345A (ja) | タービン・システムのマイクロミキサ | |
KR101749047B1 (ko) | 정적 믹서 | |
JP6594547B2 (ja) | 噴射穴ディスクおよびバルブ | |
CN111841910B (zh) | 淋浴头 | |
JP5191683B2 (ja) | 冷却装置 | |
JP5405865B2 (ja) | 噴射ノズル | |
CN109174483A (zh) | 一种灌溉用螺旋喷头 | |
JP3898464B2 (ja) | 液膜生成用スリットノズル | |
EP2723911B1 (en) | Device for generating a gas jet in processes for coating metal strips | |
JP5580565B2 (ja) | デフレクタを備えた噴霧ノズル | |
JPH07185204A (ja) | 熱・物質交換装置用の液体分配器、そのような分配器を有する精留塔、及びそのような精留塔の空気の精留への利用 | |
TW202202082A (zh) | 淋浴裝置 | |
KR20190017922A (ko) | 노즐 및 격리판 | |
EP3501664B1 (en) | Insert for hydraulic nozzles and hydraulic nozzle including said insert | |
JP2020511624A (ja) | 形状が改良された開口部を有する液体/気体混合装置を備えた熱交換器 | |
US7578905B2 (en) | Method and apparatus for transverse distribution of a flowing medium |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171127 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190108 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190222 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190402 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190425 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6523410 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |