JP2019092430A - おにぎり製造装置 - Google Patents

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JP2019092430A
JP2019092430A JP2017224506A JP2017224506A JP2019092430A JP 2019092430 A JP2019092430 A JP 2019092430A JP 2017224506 A JP2017224506 A JP 2017224506A JP 2017224506 A JP2017224506 A JP 2017224506A JP 2019092430 A JP2019092430 A JP 2019092430A
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雄三 中野
Yuzo Nakano
雄三 中野
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Nk Eng Kk
NK ENGINEERING KK
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Nk Eng Kk
NK ENGINEERING KK
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Abstract

【課題】量目ケーシングの下部に形成された予備成形体を型崩れが生じない様にして間欠駆動ベルトコンベア上に移動させる。【解決手段】エアーピストン装置81のピストンロッド811を上方に伸長させるとそれに固着されているスライド板61は上方に持ち上げられ、その上にある上側ベルト641を開閉シャッター34の方に接近させる。開閉シャッター34と上側ベルト641との落差を少なくすれば予備成形体Bの変形や破損を防止することができる。下側回転ローラー82はU字フレーム84、ガイド棒83を介してスライド板61に固着されているので、スライド板61が上昇すれば下側回転ローラー82も上昇する。その結果、上側ベルト641の上昇によるベルト64にかかるテンションを吸収することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、おにぎりの製造装置、特に、おにぎりを連続して製造するためのおにぎり製造
装置に関する。
おにぎりを連続して製造するための装置は既に実用化され多くの製品が市販されている。
その一例として、特開2003−250472公報には、ホッパーから挿入された米飯の
塊を1対の米飯送出ローラーで圧縮して連続したシート状に成形して下方に送り込み、出
口においてシャッターで切断して、矩形板状の米飯塊を形成する。この矩形板状の米飯塊
を、コンベアで搬送してターンテーブル上の成形型によりおにぎり状に成形する装置が開
示されている。
特開2003−250472公報
上記の特開2003−250472公報記載のおにぎり製造器では、圧延ローラー対31
,32で圧延してシート状にして圧延ローラー32から押し出し成形型内に押し込み一定
量の米飯シートが成形型内に投入された時、圧延ローラー32を逆回転させてシート状米
飯を切断している。この際、米飯シートの量目は圧延ローラーの回転数で制御している。
所が、圧延されながらホッパーから圧延ローラーを下降してゆく米飯の塊は、必ずしも密
度が均一ではないので、圧延ローラーの回転数によって圧延された米飯シートの長さを一
定にして切断しても、密度が不均一の場合、切り出された米飯シートの重量は不均一とな
る。その結果、製造されたおにぎりの重量に差が出るという問題があった。
また、上記発明では、1対の圧延ローラーの回転軸の間隔が順次狭くなる圧延ローラーを
2対使用して米飯をシート状に圧延しているので、押し出された米飯シートは可なり固く
なっており、しかも、そのシート状米飯をさらに2つ割りの押型で圧縮しているので、出
来上がったおにぎりは固くてふっくら感がないという欠点があった。
本発明者は、上記の欠点を改良し、常に1個分のおにぎりの重量が一定し、しかもふっく
り感のあるおにぎりを連続して製造できる製造装置を開発して、特願2016−9585
5として出願した。
特願2016−95855のおにぎり製造装置は、おにぎり1個分の米飯を圧力を加えず
に所定の形状に切り出して予備成形体を形成する予備成形体切出機、上記予備成形体を圧
縮成形しながら具穴を形成して中間成形体を形成する一次成形機および上記中間成形体を
圧縮成形して最終製品のおにぎりの形状にする二次成形機を一列に配列し、その下に各成
形体を間欠的に搬送する間欠駆動ベルトコンベアを備え、上記予備成形体切出機は、米飯
搬送器から搬送される米飯を受け入れる断面が長方形で最終製品のおにぎりの表面面積よ
りも広い形状をした胴体を持つ量目ケーシングを有し、該量目ケーシングの下部排出口を
開閉する開閉シャッター及び該開閉シャッターの上部に一定量の米飯を切り取り長方形の
板状をした予備成形体を形成する切断シャッターとを設けたものである。
この製造装置によれば、殆ど米飯に圧力を加えないで予備成形体を形成することができ、
ふっくらとした予備成形体を形成することができる。
この予備成形体を一次成形機で長手の両端から中心方向に向けて凹面移動押型で圧縮して
ゆけば、予備成形体は約2倍の高さまで盛り上がって行き、具穴成形型の周りを取り囲み
、具穴を有する中間成形体が形成できる。元々この予備成形体は、量目ケーシングで切り
出されてふっくらとしているので、その状態を保ったまま、具穴を有する中間成形体が形
成される。
最終工程の二次成形機は、具穴に具を挿入した中間成形体を4方面から中心方向に圧縮し
て最終形状のおにぎりを形成する成形ユニットを備えているので、具穴に具を挿入したふ
っくらとした中間成形体を四方から丁度手でおにぎりを結ぶように順次、力を加えて行く
ので、ふっくらとししかも型崩れしないおにぎりを成形することができる。
ところが、この発明では 量目ケーシングの下部に設けた一定量の米飯を切り取る切断シ
ャッターによって長方形の板状をした予備成形体を形成し、これを量目ケーシングの下部
開口部の開閉シャッターを開いて間欠駆動ベルトコンベアに上に落下させているが、開口
部の開閉シャッターと間欠駆動ベルトコンベアとの間の距離は、ベルトコンベアに予備成
形体を載せた状態で、次の工程に搬送するので、最低限、予備成形体の厚さ以上の長さを
必要とする。従って、開閉シャッターを開くと予備成形体は、開閉シャッターとベルトコ
ンベアとの間の落差を落下することになるので、その落下の衝撃で予備成形体が型崩れを
生じるという問題が発生した。特に、予備成形体が斜めになって落下する場合は型崩れの
程度が大きくなることが判明した。
本発明は、量目ケーシングの下部に形成された予備成形体の型崩れを生じない様にして間
欠駆動ベルトコンベア上に移動させる装置を開発することをその目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明のおにぎり製造装置は、開閉シャッターが全開する
直前に、間欠駆動ベルトコンベアの上側ベルトが開閉シャッターの下面近傍まで上昇し、
開閉シャッターが全開して、予備成形体が間欠駆動ベルトコンベアの上側ベルト上に排出
された後、間欠駆動ベルトコンベアの上側ベルトが正常位置に下降するように構成された
間欠駆動ベルトコンベアのベルト昇降装置を備えたことを特徴とする。
上記ベルト昇降装置は、機枠に固定されたピストン装置、該ピストン装置のピストンロッ
ドにその下面が固着され、間欠駆動ベルトコンベアの上側ベルトを下から支承するスライ
ド板および該スライド板と共に上下動して上記間欠駆動ベルトコンベアの下側ベルトを支
承する回転ローラーを備えている。
さらに、上記間欠駆動ベルトコンベアは上記ベルト昇降装置の下流に、上側ベルトを正常
位置に戻して、次工程以降の一次成形機、二次成形機の作動を妨げないようにするための
ベルト浮上防止ローラーを設けている。
本発明のおにぎり製造装置は、開閉シャッターが全開する直前に、間欠駆動ベルトコンベ
アの上側ベルトが開閉シャッターの下面近傍まで上昇し、開閉シャッターが全開して、予
備成形体が間欠駆動ベルトコンベアの上側ベルト上に排出された後、間欠駆動ベルトコン
ベアの上側ベルトが正常位置に下降するように構成された間欠駆動ベルトコンベアのベル
ト昇降装置を備えているので、開閉シャッターが全開して予備成形体がベルトコンベアの
ベルトの上に排出される時の落差を最低限にすることができるので、予備成形体の型崩れ
を防止することができる。
上記ベルト昇降装置は、機枠に固定されたピストン装置、該ピストン装置のピストンロッ
ドにその下面が固着され、間欠駆動ベルトコンベアの上側ベルトを下から支承するスライ
ド板および該スライド板と共に上下動して上記間欠駆動ベルトコンベアの下側ベルトを支
承する回転ローラーを備えているので、上記スライド板によって、上側ベルトを開閉シャ
ッターの近傍まで持ち上げることができると共に、下側ベルトを支承する回転ローラーも
その分上方に移動するので、間欠駆動ベルトコンベアにかかるテンションを少なくするこ
とができる。
さらに、上記間欠駆動ベルトコンベアはベルト昇降装置の下流に、上側ベルトを正常位置
に戻すためのベルト浮上防止ローラーを設けているので、開閉シャッターのある部分のベ
ルトが上下運動しても、次工程以降の一次成形機、二次成形機の作動を妨げることが無く
なる。このベルト浮上防止ローラーは上側ベルト上に運ばれてくる中間成形体等の邪魔に
ならないようにベルトの両側または中央に設けるのが良い。
本発明の実施例におけるおにぎり製造装置の概略構成を示す正面図。 図1の要部を示す平面図。 ベルト昇降装置の正面図。 図3の側面図。 ベルト昇降装置の上側ベルトを上昇させた場合の正面図。 ベルト移動装置の作動を示す説明図。 エアーピストンの作動を制御する制御盤の説明図
本発明を実施するための最良の形態を実施例によって説明する。
図1は本発明の一実施例におけるおにぎり製造装置の概略構成を示す正面図であって、機
枠11の上に、予備成形体切出機1、一次成形機4及び二次成形機5が一列に配列されて
いる。
予備成形体切出機1は米飯搬送器2及び量目ケーシング3より構成されている。米飯搬送
器2は、炊飯した米飯を投入する米飯投入ホッパー21、該ホッパー21内の米飯を掻き
上げてほぐすほぐしホイール22、ほぐされた米飯を受け入れる搬送ケーシング25、搬
送ケーシング25の底に設けられたフィードコンベア24、フィードコンベア24上の米
飯の高さを均す均しホイール23を含み、搬送ケーシング25の末端の底には投入口28
が開けられている。なお、29はフィードコンベア24上に残った残飯などを回収する残
飯回収容器である。
量目ケーシング3は、上記搬送ケーシング25の投入口28から供給される米飯の塊Aを
受け入れるホッパー31、量目ケーシング3の底に設けられた排出口36、該排出口36
を開閉する開閉シャッター34、該開閉シャッター34の少し上に位置する切断シャッタ
ー32を備えている。
搬送ケーシング25の末端の壁にはレベルセンサー26が取り付けられている。 この
レベルセンサー26は量目ケーシング3内に投入された米飯の高さを測定し、その出力に
応じてフィードコンベア24の回転速度をフィードバック制御して、常に量目ケーシング
3内の米飯の量を一定の高さに保つ。
レベルセンサー26の傍に曇り止めのエアーブロー27を取り付け、レベルセンサー26
の計測窓が米飯の湯気で曇るのを防止している。
量目ケーシング3内の米飯は、開閉シャッター34を閉じ、切断シャッター32を開いた
時、開閉シャッター34まで下降する。次の時点で切断シャッター32を閉じて米飯の底
の部分を切り取り、予備成形体Bを形成する。次の時点で開閉シャッター34を開くと予
備成形体Bは間欠駆動ベルトコンベア6の上に落下する。
間欠駆動ベルトコンベア6は、駆動用ホイール63と調節用ホイール62に懸架したベル
ト64がおにぎり製造工程に合わせて間欠的に駆動される。
一次成形機4は、機枠11に昇降ピストン装置を介して取り付けられていて、間欠駆動ベ
ルトコンベア6で運ばれてきた予備成形体Bの位置まで降下させた後、予備成形体Bの表
面に接する位置までポケットプラグ46の具孔成形型463を降下させる。次いで、成形
ユニット42によって長方形の予備成形体Bの長手の方向から圧縮して行くと、予備成形
体は盛り上がり、その高さは2倍程になり、具穴成形型463を包み込んで具穴47が形
成された中間成形体Cが形成される。
具穴47が形成された中間成形体Cは、間欠駆動ベルトコンベア6で次の位置に運ばれて
、手作業によって具Gが具穴47内に挿入された中間成形体C1は、間欠駆動ベルトコン
ベア6で次の工程の位置に運ばれる。
具が梅干しや鮭の身のように固まっているものであれば、具孔47の周辺は盛り上がって
いるので、具Gの上に補填用の米飯Hを載せる必要はないが、海苔の佃煮のように柔らか
いものは成形ユニット52で圧縮すると飛び出してしまう恐れがあるので、具Gの上に手
作業によって具穴閉鎖用の米飯Hが乗せられる(C2)。
次の工程で二次成形機5の下に具Gが挿入され、その上に補填用米飯Hが被せられた米飯
補充中間成形体C2が運ばれてくる。二次成形機5は機枠に昇降ピストン装置を介して取
り付けられている。昇降ピストン装置によって中間成形体の位置に降下された二次成形機
5の成形ユニット52によって二次成形体Dが形成される。次の時点で、プレス部材53
のプレス盤535が降下して、二次成形体Dの表面をプレスして完成品のおにぎりEが形
成される。
次の工程で、二次成形機5は上昇し、間欠駆動ベルトコンベア6が回動しておにぎりEが
取り出される。このおにぎりは必要に応じて次の工程で、海苔を巻き、包装される。
図1に示す、おにぎり製造装置は、図2に示すように、2連並列して設けられている。左
側のレーンは丸いおにぎりを作る第1レーンI、右側のレーンは三角のおにぎりを作る第
2レーンIIである。第1レーンI及び第2レーンIIのそれぞれに設けられた量目ケーシン
グ3、3’の下部に切断シャッター32と開閉シャッター34がそれぞれ取り付けられて
いる。なお、実際の生産時には、需要に応じて第1レーンI、第2レーンIIとも丸いおに
ぎりのみまたは三角のおにぎりのみを製造するように改装することは可能である。
図2では一次成形機が2連並列している状態を示している。第1レーンIの一次成形機4
には凹面移動押型を421と凹面移動押型を422とが対向して設けられ、それに直角に
平面固定押型423と平面固定押型423が対向して設けられている。
第2レーンIIの一次成形機4’にも凹面移動押型と421’と凹面移動押型を422’と
が対向して設けられ、それに直角に平面固定押型423’と平面固定押型423’が対向
して設けられている。
第1レーンIの一次成形機4で中間成形体Cを成形するには、まず、一次成形機4の下に
予備成型体Bを移動させた後、一次成形機4を昇降ピストン装置によって下降させ、予備
成型体Bの位置に固定する。
次に、ピストン装置でポケットプラグ46をその具穴成形型463が予備成型体Bの表面
に接する位置まで降下させる。この状態で1対の凹面移動押型421、422を予備成形
体Bの中心方向に向かって前進させる。この時、平面固定押型423、423は凹面移動
押型421,422の幅の位置に立設されているので、予備成型体Bは横方向に動くこと
が規制され、必然的に盛り上がりつつ中心方向にかき寄せられる。その結果、盛り上がっ
た米飯は予備成型体Bの高さの約2倍になるほど盛り上がり、ポケットプラグ46の具穴
成形型463の周りを囲む。この状態で1対の凹面移動押型421,422で両側から圧
縮されるので、具穴47を有する中間成形体Cが形成される。この様にして具孔は形成さ
れるので、従来のようにスタンプを押し込んで具孔を形成した場合のように具孔の周囲や
下の米飯が固くなるのを防止することができる。
凹面移動押型421,422と平面固定押型423、423とは八角形の形状をしている
ので成形された中間成形体Cは図示のように八角形となる。
第2レーンIIの一次成形機4’においては、凹面移動押型421’,422’ 平面固定
押型423’、423’は六角形の形状をしてるので成形された中間成形体C’は図示の
ように六角形となる。
第1レーンIの二次成形機5の成形ユニット52は、1対の凹型の圧縮面を持った凹面移
動押型521、522と1対の平面の圧縮面を持った平面移動押型523、523がそれ
ぞれ相対向して設けられている。
まず、平面移動押型523、523を前進させて中間成形体Dを凹面移動押型521、5
22の幅まで圧縮する。次に凹面移動押型521、522を両者が接触する位置まで前進
させて円形のおにぎりを作る。この円形のおにぎりは具Gを入れ、その上に補填用米飯H
を載せてあるので、表面が平らになっていない。そこで、プレス部材53をピストン装置
で下降させ、その下端にある円盤状のプレス盤535でおむすびDの表面をプレスして最
終製品の二次成形体Eを形成し、次の工程で間欠駆動ベルトコンベア6を移動させて二次
成形体Eを取り出す。
第2レーンIIの二次成形機5’の凹面移動押型521’、522’と平面移動押型523
’、523’とはおむすび状をしているので、まず、平面移動押型523’、523’を
前進させ、次に三角形状に凹んだ凹面移動押型521’、522’ 前進させると、中間
成形体は三角形になる。最後にプレス部材53のプレス盤535でおにぎりの上面をプレ
スすれば、三角形のおにぎりE’が形成される。
図3はベルト昇降装置の正面図である。
前述のように、量目ケーシング3の開閉シャッター34を開くと、切断シャッター32に
よって形成された予備成形体Bが上側ベルト641の上に落下するが、その落差は30m
mあるので、予備成形体Bが崩れたり変形することがある。そこで、予備成形体Bが落下
する前に上側ベルト641を持ち上げて、その落差を小さくするのがベルト昇降装置8の
役目である。
ベルト昇降装置8はエアーピストン装置81と下側回転ローラー82を備えている。エア
ーピストン装置81は機枠11に固定されている。エアーピストン装置81のピストンロ
ッド811の先端は上側ベルト641の下側でそれを支えているスライド板61の下に固
着されている。
下側回転ローラー82は、図4に示されるように、U字状フレーム84の軸受843に軸
支された回転軸841にボールベアリング842を介し回転自在に支承されている。U字
状フレーム84は2本のガイド棒83を介してスライド板61の下面に固着されている。
ガイド棒83は機枠11に固着された軸受831に摺動自在に支承されている。
従ってエアーピストン装置81にエアーを送り込んでピストンロッド811を上方に伸長
させるとそれに固着されているスライド板61は上方に持ち上げられ、その上にある上側
ベルト641を開閉シャッター34の方に接近させる。開閉シャッター34と上側ベルト
641との落差は15mm以内にすれば、予備成形体Bの変形や破損を防止することがで
きる。
下側回転ローラー82はU字状フレーム84、ガイド棒83を介してスライド板61の下
面に固着されているので、スライド板61が上昇すれば同時に下側回転ローラー82も上
昇する。その結果、上側ベルト641が上昇することによるベルト64にかかるテンショ
ンを吸収することができる。
図5はベルト昇降装置8が駆動されて、上側ベルト641が上昇した状態を示す正面図で
、エアーピストン装置81のピストンロッド811が上方に伸びてスライド板61を持ち
上げた状態を示している。
上側ベルト641は山形に上方に持ち上げられている。それと同時に、下側ローラー82
も上方に移動して、下側ベルト642にかかるテンションを少なくしている。
図中65はベルト浮上防止ローラーであって、上側ベルト641が上下動する影響をベル
ト昇降装置8より下流の上側ベルト641に与えないように、上側ベルト641を正常状
態の位置に維持するためのローラーである。ベルト浮上防止ローラー65は機枠11に横
架された回転軸652に回転自在に支承された円板である。
ベルト浮上防止ローラー65は、図2で示すベルト64の中央に設けられた誘導溝643
にその先端が挿入されてベルト昇降装置8により持ち上げられた上側ベルト641を正常
な位置に戻すように機能する。なお、このベルト浮上防止ローラー65は上側ベルト64
1が蛇行するのを防止する機能も兼ねている。この回転軸652を上側ベルト641上を
横断して設けても、ベルト浮上防止ローラー65の直径は約75mmあるので、上側ベル
ト641上で移動する予備成形体Bの移動を妨げることはない。
図6はベルト昇降装置の動作を説明するための説明図であって、図(a)は、量目ケーシ
ング3の下の開閉シャッター34が閉じられ、米飯Aの塊が投入された状態を示す。この
時、ベルト昇降装置8は作動せず上側ベルト641は正常状態を保っている。
図(b)は量目ケーシング3の上の切断シャッター32が閉じられ、米飯の下部を切り取っ
て予備成形体Bを切り取った状態を示す。この開閉シャッター32の閉鎖動作と同期して
、ベルト昇降装置8のエアーピストン装置81が作動し、ピストンロッド811が上方に
突出してスライド板61持ち上げ上側ベルト641を持ち上げる。
図(c)は、開閉シャッター34を開いて、予備成形体Bを上側ベルト641上に落下させ
た状態を示す。この場合の開閉シャッター34と上側ベルト641との落差は15mm以
下に設定されているので、予備成形体Bの破損や変形は起こらない。
図(d)は、開閉シャッター34を閉じた状態を示す。この開閉シャッター34の閉鎖動作
に連動して、ベルト昇降装置8のエアーピストン装置81が作動して、予備成形体Bを載
せたまま上側ベルト641を下に下げる。
図(e)は、切断シャッター32が開いて次の米飯のかたまりAを下におろすと同時に、ベ
ルト64が駆動されて予備成形体Bを次の工程に送り込む。
量目ケーシング3の開閉シャッター34用ピストン装置、切断シャッター32用ピストン
装置、一次成形機4の昇降用ピストン装置、成形ユニット42用ピストン装置、ポケット
プラグ46用ピストン装置、二次成形機5の昇降用ピストン装置、2対の成形ユニット5
2用ピストン装置、プレス53用ピストン装置及びベルト昇降装置8用ピストン装置にそ
れぞれ空気圧を使用するエアーピストンを使用している。これらの10個のエアーピスト
ンはエアーパイプによって空気圧縮機に接続されている。これらのエアーパイプの中間に
各エアーピストンの作動を制御するための制御盤7が設けられている。
図7はエアーピストンの作動を制御するための制御盤の説明図である。
制御盤7は、オートブレイカー71、電磁接触器72、パワーサプライ73、シーケンサ
ー74、端子台75、電磁弁配置盤76を備えている。
電磁弁配置盤76は上記の10個のピストン装置を駆動するための手動による電磁弁スイ
ッチ761を備えている。もちろん、これらの電磁弁の開閉はシーケンサー74によって
、おにぎりの製造工程に合わせて自動的に制御することができる。
1 予備成形体切出機
11 機枠
2 米飯搬送器
3 量目ケーシング
32 切断シャッター
34 開閉シャッター
36 排出口
4 一次成形機
42 成形ユニット
421 凹面移動押型左
422 凹面移動押型左
423 平面固定押型
46 ポケットプラグ
463 具穴成形型
47 具穴
5 二次成形機
52 成形ユニット
521 凹面移動押型
522 凹面移動押型
523 平面移動押型
53 プレス部材
6 間欠駆動ベルトコンベア
61 スライド板
62 調節用ホイール
63 駆動用ホイール
64 ベルト
641 上側ベルト
642 下側ベルト
643 誘導溝
65 ベルト浮上防止ローラー
7 制御盤
8 ベルト昇降装置
81 エアーピストン装置
811 ピストンロッド
82 下側回転ローラー
83 ガイド棒
A 米飯の塊
B 予備成形体
C 具入り中間成形体
D 二次成形体
E 二次成形体完成品

Claims (3)

  1. おにぎり1個分の米飯を圧力を加えずに所定の形状に切り出して予備成形体を形成する予
    備成形体切出機、上記予備成形体を圧縮成形しながら具穴を形成して中間成形体を形成す
    る一次成形機および上記中間成形体を圧縮成形して最終製品のおにぎりの形状にする二次
    成形機を一列に配列し、その下に各成形体を間欠的に搬送する間欠駆動ベルトコンベアを
    備え、上記予備成形体切出機は、米飯搬送器から搬送される米飯を受け入れる断面が長方
    形で最終製品のおにぎりの表面面積よりも広い形状をした胴体を持つ量目ケーシングを有
    し、該量目ケーシングの下部排出口を開閉する開閉シャッター及び該開閉シャッターの上
    部に一定量の米飯を切り取り長方形の板状をした予備成形体を形成する切断シャッターと
    を設けたおにぎり製造装置において、
    上記開閉シャッターが全開する直前に、上記間欠駆動ベルトコンベアの上側ベルトが上記
    開閉シャッターの下面近傍まで上昇し、上記開閉シャッターが全開して、上記予備成形体
    が上記間欠駆動ベルトコンベアの上側ベルト上に排出された後、上記間欠駆動ベルトコン
    ベアの上側ベルトが正常位置に下降するように構成された間欠駆動ベルトコンベアのベル
    ト昇降装置を備えたことを特徴とするおにぎり製造装置。
  2. 上記ベルト昇降装置は、機枠に固定されたピストン装置、該ピストン装置のピストンロッ
    ドにその下面が固着され、上記間欠駆動ベルトコンベアの上側ベルトを下から支承するス
    ライド板および該スライド板と共に上下動して上記間欠駆動ベルトコンベアの下側ベルト
    を支承する回転ローラーを備えたことを特徴とする請求項1に記載のおにぎり製造装置。
  3. 上記間欠駆動ベルトコンベアは上記ベルト昇降装置の下流に上記上側ベルトが正常位置を
    維持するためのベルト浮上防止ローラーを設けたことを特徴とする請求項1または請求項
    2に記載のおにぎり製造装置。
JP2017224506A 2017-11-22 2017-11-22 おにぎり製造装置 Pending JP2019092430A (ja)

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