JP2019088035A - 配電盤 - Google Patents
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実施の形態1.
図1は、本発明に係る実施の形態1の配電盤の概略を示す斜視図である。図1において、配電盤100は、電気機器(図示せず)を内蔵する箱体1、一方がヒンジ3で回動する開閉自在な扉2を有し、箱体1の任意の高さの位置の折り曲げ部11に、回転部材5が取付けられ、扉2の回転部材5に対応する位置に扉水平保持具41が取付けられる。
回転部材5は、箱体1の折り曲げ部11によって、箱体1の任意の高さの位置に、特殊加工不要で取付けでき、配電盤が設置された後でも容易に取付けできる。
扉水平保持具41は、扉2に特殊加工不要で取付けでき、配電盤が設置された後でも容易に取付けできる。
これらによって、扉2に傾きが生じた場合であっても、扉2は軽く押されるだけで、扉2の傾きは解消され、扉2は水平に保持されて閉じられる。
ここで、回転部材5は、折り曲げ部11によって、箱体1の任意の高さの位置に、扉が複数枚であっても、特殊加工をすることなく取付けできる。また、配電盤が設置された後でも容易に取付けできる。これらによって、内蔵する電気機器の保守又は点検の作業性を向上できる。また、回転部材5及び扉水平保持具41の高さの差は、回転部材5の径が異なる回転体52の選択によって容易に調整できる。
以下、本発明の実施の形態2の配電盤について図を用いて実施の形態1と異なる点を説明する。その他の構成は同様である。
図12は、本発明に係る実施の形態2の配電盤を示す概略断面図である。図12は扉2を閉じた状態であり、箱体1、折り曲げ部11、回転部材5、扉2、扉水平保持具41及び取付け金具16の位置関係を示す。
以下、本発明の実施の形態3の配電盤について図を用いて実施の形態1と異なる点を説明する。その他の構成は同様である。
図13は、本発明に係る実施の形態3の扉水平保持具42の概略を示す斜視図である。図13において、扉水平保持具42は実施の形態1における扉水平保持具41に相当し、実施の形態1と同様に、扉2は水平に保持される。
これによって、扉2が閉められた際の跳ね返りを防ぐ。また仮に、扉2をロックし忘れても自然に扉2が開くことを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態4の配電盤について図を用いて実施の形態2及び3と異なる点を説明する。その他の構成は同様である。
実施の形態4における扉水平保持具42は、実施の形態2における扉水平保持具41に相当し、その形状は、実施の形態3における扉水平保持具42と同様、回転部材保持部13を備える。
実施の形態4の配電盤においては、扉水平保持具42の回転部材保持部13によって、扉2が閉じられた場合、回転部材5を回転部材保持部13の位置に保持でき、実施の形態3と同様の効果を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態5の配電盤について図を用いて実施の形態1と異なる点を説明する。その他の構成は同様である。
図14は、本発明に係る実施の形態3の扉水平保持具43の概略を示す斜視図である。図14において、扉水平保持具43は実施の形態1における扉水平保持具41に相当し、実施の形態1と同様に、扉2が閉じられた際、回転部材5の上端が扉水平保持具43の水平部9が支持されるため、扉2の傾きが解消され、扉2を水平に保持できる。
例えば図15に示すように、扉水平保持具43は、取付け金具7の取付け部71に設けられた取付け穴72に、ボルト73及びナット74で取り付けられる。扉傾き調整部14の形状は長円穴であるためボルト73及びナット74で取り付ける位置を変えることにより位置関係が調整できる。
なお、扉傾き調整部14の形状は、取付け面8の垂直方向に並べて明けられた多数の円形穴であっても良い。又は、多数の円形穴が重なり合った形状でも良い。
以下、本発明の実施の形態6の配電盤について図を用いて実施の形態2及び5と異なる点を説明する。その他の構成は同様である。
実施の形態6における扉水平保持具43は、実施の形態2における扉水平保持具41に相当し、その形状は、実施の形態5における扉水平保持具43と同様、扉傾き調整部14を有する。
実施の形態6の配電盤においては、扉水平保持具43は、折り曲げ部11に取り付けられ、配電盤設置後、扉2の傾きに変化があった場合、折り曲げ部11との位置関係が調整されることによって扉2の傾きの変化に対応でき、実施の形態5と同様の効果を得ることができる。
Claims (5)
- 電気機器を内蔵する箱体と、
前記箱体に取り付けられ、ヒンジで回動する側の他方側が開閉自在となる扉と、
前記扉の開閉自在な側と接触する前記箱体の少なくとも一部を折り曲げて設けられた折り曲げ部と、
前記折り曲げ部に取付けられた回転部材と、
前記回転部材と相対して前記扉に設けられ、前記回転部材を案内する傾斜部及び前記回転部材に支持される水平部を有する扉水平保持具と
を備える配電盤。 - 電気機器を内蔵する箱体と、
前記箱体に取り付けられ、ヒンジで回動する側の他方側が開閉自在となる扉と、
前記扉の開閉自在な側に取付けられた回転部材と、
前記扉の開閉自在な側と接触する前記箱体の少なくとも一部を折り曲げて設けられた折り曲げ部と、
前記回転部材と相対して前記箱体の前記折り曲げ部に設けられ、前記回転部材を案内する傾斜部及び前記回転部材を支持する水平部を有する扉水平保持具と
を備える配電盤。 - 回転部材は、扉の傾きを調整する径を有する回転体を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の配電盤。
- 扉水平保持具は、回転部材に支持される状態を保持する回転部材保持部を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の配電盤。
- 扉水平保持具は、扉の傾きを調整する扉傾き調整部を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の配電盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017211838A JP6890525B2 (ja) | 2017-11-01 | 2017-11-01 | 配電盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017211838A JP6890525B2 (ja) | 2017-11-01 | 2017-11-01 | 配電盤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019088035A true JP2019088035A (ja) | 2019-06-06 |
JP6890525B2 JP6890525B2 (ja) | 2021-06-18 |
Family
ID=66763510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017211838A Active JP6890525B2 (ja) | 2017-11-01 | 2017-11-01 | 配電盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6890525B2 (ja) |
-
2017
- 2017-11-01 JP JP2017211838A patent/JP6890525B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6890525B2 (ja) | 2021-06-18 |
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